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9代目のまとめ
1偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:45:58 ID:UrS/8mHk
今回は、9代目のレオンのありえない事について語るスレの小説をまとめました。
さーて・・前回は、私が書き込むなと言っても書き込んだ方が居ましたが、本当に、
私が言うまで絶対書き込まないで下さい。非常に迷惑ですので。
余談:またこの名前を使うとは・・

2偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:46:31 ID:???
GOTHさんの作品↓

3偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:47:03 ID:???
ファントムオブスカイ
トレーネ・ヒンメル

早々に相手が撤退し、艦載機が戻ってきて約30分が経つ。
狂気としか言いようの無い精神力を武器にした北朝鮮軍は油断した米軍機を叩き落していった。
実際【カール・ビンソン】もレッドキャッツ隊の2番機と7番機を失い、艦自体も甲板要員が機銃攻撃により3名死んでいる。
それでもアンダーソン艦長は全く動じる事無くブリッジで指揮を取っていた。
CICは色々な電子機器に囲まれ息苦しいからだ。
「アイゼンハワードも相当な被害を被ったらしい」
アンダーソンがブリッジから見える海を見ながら言う。
「我々も同じです。レッドキャッツの隊長のアレックス……相当怒ってましたよ?」
アンダーソンがホッホッホと笑う。
笑い事ではないだろうに……
「隊員のご機嫌取りは私には到底出来ない仕事だよ」
「艦長…冗談になってませんよ?」
「そうか?老いぼれなりに考えたのだがな…」
冗談考えている場合じゃないでしょうに…と、ダグラスは言いそうになる。

「不死身のシルフィードは伊達じゃないってか!?ははは」
「笑う所じゃ無いんですけど……」
日本海軍空母【暁】のブリーフィングルームで圭介の太い笑い声が響く。
村松達【寄せ集め部隊】は戦闘が収まった日本海で空母に着艦し、次の戦闘まで備えている。
その『次の戦闘まで』の時間を使い村松と圭介、葛木で笑いながら話していたのだ。
「もっとも、管制塔に一番近かったのは僕なんですけどね……」
「悪かった、悪かった。それよりも腕は落ちてねぇだろうな?村松?」
「落ちてたらどうするってんですか?」
「片羽で飛ばす!」
「ちょ!もう片羽での帰還は懲り懲りですって!!」
緊張感の欠片すらないこの時間は嵐の前の静けさなのだろうか……
それとも……

4偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:47:42 ID:???
ファントムオブスカイ

慌ただしいドタドタという足音が響いた後木製のドアが弾け飛ぶように勢いよく開く。
やってきたのは中年体系をした男で肩で息をしながらこちらに殺気じみためを向けている。
「浅倉!!」
男が怒声をあげる。
浅倉の表情は全く動かない。
「思ったよりも遅かったな……残念だ」
浅倉の顔は残念と言うよりも当然だと言っているような雰囲気がある。
男は怒りに身体を震わせながら声を荒げる。
「貴様ぁ……!!自分が何をしたか…分かっているのか!!」
「少なくとも貴様以上には理解している」
浅倉はそこで椅子から腰を上げ窓の方向に向かう。
その顔には微かな微笑が刻まれている。
「この国の現状を君はどう思う?軍と言う盾を振りかざし、自信過剰になっているこの国を?」
「現状だと!?」
「子供は大人によりすがり、大人たちはそれを見て甘やかす。必然的に子供達は努力を忘れ、見ず知らずの他人に助けを求める。人間としての必要最低限の活動もせずに政界を批判し、軍を批判し、自らが人の立場となって考えないこの国を」
「だからと言って……日本を売る必要は無いだろう!!」
「国家としての威厳を保てぬ日本に存在する価値は無い!!」
面のような無表情から発せられた怒声は乾燥した部屋に響いた。

『スクランブル!スクランブル!甲板にて待機中のエッジ1,2、レイン1、シルフ1はパイロット搭乗が完了しだい順次発進せよ!』
ちょうど整備を手伝っていた村松と葛木は更衣室でパイロットスーツに着替え、F―4をカタパルトに固定していた。
『カタパルトレールに接続完了。バリアー上げろ!!』
『隊長、エンジン良好、その他全てオールグリーンです』
「了解した、TAKE OFF!」
村松は射出要員にOKサインを送り、クルーも親指を立てて返す。
その瞬間村松はスロットルを最大まで押し込みA/B(アフターバーナー)を点火させた。
F−4の機体が射出され村松達は一瞬の浮遊感を覚えた後、指定された空域に向かった。

「こちらプルコ1、ここからは各機分散してそれぞれ攻撃に移れ」
『プルコ2、ウィルコ』
『プルコ3、了解』
『プルコ4、了解』
海面すれすれを飛行している4機のSu-27フランカーは真っ直ぐに米艦隊の方へ向かっていった。
それぞれのウエポンベイには対艦ミサイルは無く、揃って同じサイドワインダーが取り付けられている。
「我々の任務は敵空戦部隊に一定の損害を出させる事だ。命を惜しむな。」
炎のエンブレムの4機のSu-27の周りには異様な空気が漂っていた……

5偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:48:42 ID:???
ファントムオブスカイ
トレーネ・ヒンメル

目が覚めると視界に入るのは病室の染み一つ無い目が痛くなるほどの白い天井で、消毒液の臭いが鼻を突く。
起き上がろうとするが酷い頭痛と間接が痛い事もあるので上手く起き上がれない。
「起きていたか」
「アスガルド!」
病室の白い扉を開けて透き通るような白い肌のアスガルドが出てきた。
その白い肌はこの世には存在してはいけないのではないか?と一瞬思わせる程だった。
「驚くことは無いだろうに…」
「あぁ、御免」
「それよりも聞きたい事がある」
「何?」
幸村はあまりにもアスガルドが真剣な雰囲気だったので返す言葉も冷たくなっていた。
「微熱と一時的な意識喪失、頭痛と間接の鈍い痛み…この中で当てはまっているものを上げろ」
「全部……だと思う…」
一瞬アスガルドはやはりと言う顔をしたが瞬きをする合間に何時もの鉄仮面に戻っていた。
「何かあるの?」
「私はラクーン事件の後アンブレラに囚われていた。その時にある『特殊』な能力を手にしたと思っていた」
突然何を言い出すのか?と言いたくなるがその真剣な表情に言い出せない。
「しかし違ったのだ。手に入れたのはラクーンでウイルスに感染した時だった」
「まさか……」
「君の症状はまさにラクーンで『能力』を手に入れた私と同じだ」
「能力って……?」
無意識に声が震えてしまう。
「完全にランダムだ。ある種の物理法則を無視するものから千里眼能力などだ」
起き上がれない程動かなかった体が震えていた。
そうか…私は私が思っているほど強くないんだ……

『敵機はSu-27、NATOコード『フランカー』が4機』
「了解、交戦許可を」
『とっくの昔に出てるよ』
ヘルメット内蔵型の無線機から押し殺した笑い声が聞こえてくる。
それを聞く村松も口元に微笑を浮かべる。
『笑ってる暇は無いですよ。F−4とフランカーの性能差は蟻と人間並みなんですからね』
「大袈裟すぎるんだよ葛木」
『ちょうど良いくらいだと思います』
確かに退役目前のファントムⅡと主力戦闘機のフランカーでは圧倒的にファントムⅡが不利だ。
しかし村松はこの空戦を制する秘策があった。
「そうこう言ってる合間に戦闘空域だ。エンゲージ!」
『了解』

「こんなものか、アメリカの空軍は」
林(リン)はSu-27のコックピット内で呟いていた。
キャノピー越しに見えるのはアイゼンハワードを母艦とするジョリーロジャースのF/A-18Eスーパホーネットだった。
操縦桿にあるボタンの一つを軽く押す。
右翼のサイドワインダーの一つがゴシュと音をたてて発射される。
F/A-18Eはサイドワインダーの直撃を受け爆散した。
「雑魚め……」
『少佐、3時方向から敵機、F−4です』
『奴ら俺たちをなめてんのか?』
「私語を慎め、行くぞ」
『『『ウィルコ』』』
四機のフランカーは綺麗なダイヤモンド型の編隊を組みながら低空でF−4に向かっていった。

6偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:49:32 ID:???
ファントムオブスカイ
トレーネ・ヒンメル


『だから言ったんです!無茶だって!』
ヘルメット内臓の無線機から葛木の諦めとも呆れともつかない声が聞こえる。
後ろにはピッタリと四機のフランカーがついており、今にでも機関砲を放ってきそうな雰囲気がある。
「葛木!ポッキリ逝かねぇように力入れとけよ!!」
『はぁ?』
村松はそう言った瞬間操縦桿を手前に思い切り引いた。
F-4は雲を引きながら機首を起こして急上昇した。
すぐにアフタバーナーが点火し上昇スピードに拍車をかける。

『逃がすか!!』
古い通信機越しにノイズ交じりのミン少尉の自信満々な声が聞こえる。
確かに1対4のハンデ、しかも相手は旧式のF-4だからしょうがないと言えばしょうがないが戦場で手を抜いた者には決まって死が待っている。
貴様は何を考えている……?
心の中で目の前の敵に問いかける。
ディスプレイに映った十字の真ん中にF-4が綺麗に収まる。
林は一瞬の迷いを断ち切り人差し指に軽く力を入れようとした。
「何ッ!?」
林は一瞬の事に驚いた。
何せ目の前にいた敵のF-4が…
消えたのだから……

『何ッ!!』
ノイズ交じりの隊長の声が聞こえる。
ミンは辺りを見渡したがF-4の姿は無い。
何処だ!!
そう言おうとした瞬間耳元で飛び切りでかい花火が爆発したような音が聞こえた。
「な――」
それが自分のSu-27にF-4のサイドワインダーが突き刺さった音だとは気づく事も無く、ミンの意識と身体は蒸発した。

7偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:50:12 ID:???
ファントムオブスカイ
トレーネ・ヒンメル

「時間だな……」
浅倉は窓の外を見ながら呟くように言った。
窓の外には雪が降っている東京の町並みが一望できる。
「祖国の政権が転覆するのは些か辛いものがあるがな……」
その口調からは苦痛も祖国への愛着も無い。
ただあるのは『日本』と言う国家への失望だけだった。
「貴様……やはり…」
「時間だといったはずだ」
静かにそう言った浅倉の手には黒光りするグロック17が握られている。
奈落の穴のような銃口は男――工藤宣長の額にポイントされて動かない。
「計画は第三段階に移行した…もはや止めるすべは無い」
鉄仮面の口元が僅かに歪む。
「これが新世界への第一歩だ!!」
工藤の額にポイントされていたグロック17の銃口が浅倉の右側頭部に持っていかれる。
そして浅倉はトリガーに力を込め装填されている9mmパラベラム弾を自分の脳幹目掛けて放った。
反対側の左側頭部からパッと血の華が咲き、床に敷いてある高級絨毯に紫とも桃色ともつかない肉片が飛ぶ。
約2秒にも満たない浅倉の行動に工藤は立ち尽くすしか無かった。

後ろで連続的に2回爆発音が鳴った。
同時にレーダーに表示されていた光点が5つから3つに減り、味方のSu-27が打ち落とされた事を伝えていた。
『隊長!!逃げてください!!』
「お前が逃げろ!!私が奴を――」
そこまで言った林は左後方で弾けたように響いた機関砲の着弾音に口を閉じた。
操縦桿を手前に引き機首を真上から真下に向ける。
Gによって刺激された眼球から涙が出る。
直後にミサイルにロックオンされた事を知らせる耳障りな警戒音が響く。
「クソ!!」
『隊長!!!』
隣を炎のエンブレムに3と書かれたSu-27が飛んでいく。
垂直に飛行していたSu-27は機首を上に向け、急上昇を開始した。
後ろにはさっきまで自分の機体に張り付いていたサイドワインダーが一機。
3番のSu-27とサイドワインダーの差は徐々に狭くなっていく。
「止めろ!!」
そして通信機から3番のSu-27から最期の通信が聞こえてきた。
『隊長――』
そこまで言ったSu-27の女性パイロットは機体と共に爆散した。
「あああああぁぁぁああああああああああ!!!」
部隊を失った隊長に出来るのはただ敵を憎む事だけだった。

『やるならやるって言ってください!!』
「良いじゃんか、どこも折れてないだろ?」
『そうですけど……』
「んじゃ、良いじゃん」
黒煙を吐きながら敗走するSu-27を見下ろしながら言う。
木の葉落としを決めた後サイドワインダーと機関砲を撃ちまくった結果がSu-273機なのだから勲章を貰ってもおかしくない戦績だ。
『こちら米空母カール・ビンソン艦長ジム・アンダーソンだ。艦隊を代表して勝手に礼をする』
「こちら日本空軍村松真二二等空尉、礼なんかいらないからこの戦争をさっさと終わらせられるように頑張ろうぜ」
『隊長!!上官にそんな――』
『いいんだ相棒君、生きの良い奴は嫌いじゃない』
眼下に広がる日本海には炎のエンブレムに3の文字が書かれた戦闘機の残骸が漂っていた。

8偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:50:45 ID:???
―浅倉の計画―

調査書

レベル:3S
閲覧には総理大臣の許可が必要
ROCK………PASS


<第一機密資料>
自決した浅倉一等海佐はアメリカ国防総省と朝鮮民主主義人民共和国との2重の密約をしていた模様。
なお、この際に未確認第三勢力との接触があった模様。
日本防衛省情報局はこの第三勢力については機密文書5S−84に記述する。

ROCK………OK

9偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:51:22 ID:???
ファントムオブスカイ
トレーネ・ヒンメル

「こちらシルフ1、【暁】聞こえるか?」
『来るな!!村松!!』
「圭介さん?どうかしたんですか?」
『日本海軍は…!こいつ等は――ザザッ』
通信はノイズと共に切れ、続いて敵にロックオンされた事をしらせる警報音が鳴った。
『IFFの返答が……』
通信機から葛木の呟く声が聞こえる。
つられてレーダーを見ると味方表示の艦隊が一斉に敵表示の赤に変わっていた。
『すまないな村松二等空尉、我々の理想を邪魔するものはここで消えてもらう』
『味方…敵艦ミサイル発射!!』
「畜生!!」
操縦桿を思い切り手前に引き、天と地が逆さまになったのを見て機体を水平に戻す。
今度はF-4のA/Bが点火し操縦桿が重くなる。
「こちらシルフ1!!米艦隊聞こえるか!!」
通信機からはノイズしか聞こえてこない。
『駄目だ!!避けきれない!!』
「クソがッ!!」
村松は操縦桿をまた手前に引き高度を上げる。
ミサイルの接近を伝える警報音が大きくなる。
ガンッと車が正面衝突したような音が右後方で弾ける。
村松の運が良かったのかミサイルは爆発せずに右翼を半分もぎ取っただけだった。
「クソ!!こんな所で墜ちてたまるか!!」
F-4は肩翼を失いながらもゆっくりと米艦隊に向けて飛んでいった。

10偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:51:54 ID:???
ファントムオブスカイ
トレーネ・ヒンメル

「つまり…反乱に加担しろと?」
『その通りだよアンダーソン』
通信機のスピーカーから流れる太平洋艦隊司令の声には焦りも罪悪感の欠片も無かった。
声も震えてなどいなかったし悪人のように気が狂ったようなしゃべり方でもない。
「ふぅ……冗談も対外にしてほしいものだ」
『これは冗談ではない。我々【スレイプネル】の意思だ』
そこでアンダーソンの目が心の広い小父さんからカール・ビンソン艦長に変わった。
「ならば言おう、我々カール・ビンソンは貴艦らの目的とやらには賛同できない」
『……了解した…残念だよアンダーソン』
「味方艦【シャイロー】【ノーマンディ】【ニミッツ】【チャフィー】他多数がIFFの返答途絶!!」
「艦長、旗艦【ジョージ・ワシントン】から通信です!」
『アンダーソン君か?』
「どうしました?」
『貴艦に命令を下す、他の艦にも今伝えている事だ。我々【ジョージ・ワシントン】以下2艦は囮となり敵を引きつける。貴艦らは日本へ一時帰還し、体制を立て直せ』
「……了解しました」
通信が途切れた後、アンダーセンは一度手で顔を拭くようにした。
そうしなければ死地へ向かった【ジョージ・ワシントン】に申し訳が立たないと思ったからだ。

11偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:52:30 ID:???
ファントムオブスカイ
グッドラック・マイフレンド

『戦闘機発進!!撤退する艦を沈ませるな!!我らアメリカ海軍の希望を守るのだ!!』
【ジョージ・ワシントン】艦長ジェイムズ・ボケットの声は恐怖ではなく自信と誇りに満ち溢れていた。
気づけば退艦しようと脅えていた者達もそれぞれの持ち場に戻り作業を続けていた。
『ランサー1、発艦する。後で会おうぜ戦友!!』
『ランサー1、帰ったら一緒に飲もう』
『おぉよ』
パイロットは長年乗りつづけたF/A-18や配備されたばかりのF-35に乗り込んだ。
射出要員はこれ以上無いであろう重労働に追われながらもその役目を果たしていた。
『ランサー1、エンゲージ!!』
この一声でアメリカ海軍同士の海戦が始まった。

『我らの理想のため…ここで死んでもらう!!』
「祖国の未来の為に貴様らはここで墜ちろ!!」
サイドワインダーやスパローが空に一つのアートを作り出す。
白く尾を引いたミサイルが戦闘機に突き刺さりパイロットと機体を蒸発させる。
赤、黄色、白、黒の4色が戦場に華を咲かせる。
『墜ちろ!!若造!!』
「うああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
『畜生!!アルフレッドが殺られた!!』
『かまうな!!敵を倒すんだ!!』
若い命が一つの華となり消えて行く。
それでも空を舞う鉄の鳥は舞いつづける。
爆音と言う歌を歌いながら……
『アル(アルフレッド)の機体が敵の艦に突っ込んだ!!』
『死んだ奴に負けんな!!撃てぇ!!撃てぇ!!』
『騒ぐな!!雑魚が!!』
『なっ、うあああぁぁぁ!!!』
それでも【ジョージ・ワシントン】は前進を続ける。
敵に向かってひたすらに……
「対艦ミサイル接近!!弾着まで10秒!!」
「弾幕を張れ!!」
「駄目です!!衝撃に備えてください!!」
【ジョージ・ワシントン】が激震する。

12偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:53:21 ID:???
スクラッチファントム
傷物の亡霊

「……えっと…幸村さんはどのような能力を?」
私は話の中に出てきた事を聞いてみた。
「ふふ……知りたい?」
「お前…何時の間に酒を――グボッ!!」
村松の顔面に幸村の拳が叩きこまれる。
当たり前だがかなり痛そうだ。
「能力ってのはねぇ……ふふ」
幸村がテーブルの上にある水の入ったコップに右手の人差し指を入れる。
「これ」
彼女の人差し指が私の額に置かれる。
すると過去の記憶が走馬灯のようによみがえった。
「!?」
「ふふ…どう?面白かったでしょう?」
「つつ……つまりは水などの液体を通して相手の深層意識や記憶を読み取れ――フグッ!!」
幸村がかなりのスピードで村松の胸にツッコミを入れる。
……今人体共通の急所に入った気が…
「そ〜う〜ことなのよぉ」
私が見る限り彼女の酒癖は相・当悪い。
ビールに4,5回口をつけただけでこれなのだから……
「うぅ…じゃぁ話の続きを――とっ」
殴ろうとしていた幸村の腕が村松に掴まれる。
「……ちぇ、良いも〜〜んだ」
そう言ったあと彼女は寝てしまった。
「……ふぅ、すまねぇなホント」
「いえいえ、気にしないで下さい」
「何時までたっても強情だからさ…」
村松は今着ている黒のダウンジャケットを幸村にそっとかけた。
「……で、何処まで話したっけ?」
そして私は想像の中でしか再現できない2009年の日本海に戻るのだった。

13偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:54:22 ID:???
ファントムオブスカイ
グッドラック・マイフレンド

日本時間:12月27日午前4時37分
アメリカ国防総省:通称【ペンタゴン】

無駄に広い会議室でむさ苦しい陸軍中将と言い訳を繰り返す海軍少将の声が響く。
衛星通信で日本海から米艦隊離反の話が流れてきてからすでに3時間。
そして軍のお偉方がペンタゴン入りしたのは30分前。
つまりは直接に関係無い話が30分延々と続いているのだ。
「全く……これだから海軍は甘いのですよ、呆れて物も言えませんな」
「いえ、我々もできる限りの努力を――」
我慢の限界。
そこで私―エブラム・ハーリングは机を思い切り叩いた。
「今ここで謝罪をしている暇はありません。我々の入手している情報では裏でロシアと北が動いていると――」
「その情報すら当てにできんな」
「では、我々に出来る事は無いと?ただ時間を浪費しろと?」
「第20航空師団を出撃させよう……」
会議室の全員が空軍中将を見る。
「まさか……金で動く傭兵部隊を?存在自体隠蔽していたのでぞ!?」
「今は……緊急を要する時と判断した…」
「ならば、我々も韓国に潜伏しているエージェントを動かしましょう」
徐々に動き出した会議室の空気に一先ず安堵の溜息を吐いたエブラムはこれでいいのか?と自問自答した。返ってきたのは良い訳無いだろ、と言う酷くぶっきらぼうな答えだった。


『至急…ベイルアウト……ベイルアウトしろ、だそうです』
雑音交じりのエンジン音に混ざって葛木の声が聞こえる。
徐々に高度を落とすF−4は現在前方を航行中だと思われる米空母【カール・ビンソン】と連絡を取り合っていた。
「極寒の日本海に飛び込めってか?嘘だろ?」
『事実です』
村松はそこで「う〜〜む」と考え込み、こう言った。
「カール・ビンソンに出来るだけ近づく、パラシュートで甲板入りだ」
『またとんでもない事を思いつきますね、了解です』
「おっしゃ、行くぞ!!」
その後F−4は極寒の日本海に沈み、パイロットは無事空母に収容された。

「すべて私の計画通りだ……」
「そうですね…ハンクはどうするの?」
「すでに回収班が向かっている」
「さすがアルバート・ウェスカーと言ったところね」
影では世界を揺るがすほどの計画が動き出していた…
ゆっくりと…ただ確実に……

14偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:55:15 ID:???
ファントムオブスカイ
グッドバイ・マイフレンド

暑苦しい店内に一際目立つ金髪のアメリカ人がいる。俺だ。
一人寂しくラーメンを啜りながらオンボロテレビを眺めていると胸のポケットから携帯の着信音が鳴り出した。
「ん?……もしもし?」
『仕事だ』
全く感情のこもっていない声が聞こえる。
銀行の自動受付の方がまだ良いくらいだ。
一先ず食べ掛けのラーメンを名残惜しそうに見た後、代金を払い店を出る。
すまん店長、心の中で謝るから睨み付けないでくれ
「で?北朝鮮に乗り込めとかですか?」
『そうだ』
予想外の言葉に思い切り噴く。
「冗談だろ?」
『時間の無駄だ。任務内容を簡潔に説明する』
そして銀行の自動受付以下の機械的な電話の向こうの人物は淡々と任務内容を説明していった。
『以上だ。通信終わり』
ブツッと電話が切れる音が飽和状態の頭に響いた。
もし電話の向こうに行けるのなら「お前がやれ!!」と怒鳴りたくなる。
取り合えず今はこう呟く事にする。
「泣けるぜ……」

韓国駐留アメリカ空軍
第20航空師団

甲高いエンジン音に紛れて慌てまくった通信兵の声が途切れ途切れに聞こえる。
「どうか・・・したのか?」
「北の豚さん達が動き出したらしいぜ、それよりF−5の乗り心地はどうだよシン?」
「良い感じだ。ただ操縦桿がちょっと軽いかな…」
「軽戦だからしょうがないだろ?」
「そうだな…」
彼らの後ろには蒼くペイントされたF−5がある。
尾翼にはペガサスをモチーフにしたと思われるマークがペイントされている。
「出撃か……」
「そうらしいな」

『よう相棒、まだ生きてるか?』
通信機越しにガルム2――ラリー・ウォルクの声が聞こえる。
戦闘が終わると絶対にこの言葉をかけられる。
ラリーの一種の口癖である。
「まだ生きてる。まだ…な…」
『ガルム隊、至急基地に帰還せよ、緊急事態だ』
その後第20航空師団全員に離反した米艦隊の掃討が命じられたのである。

15偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:55:52 ID:???
(続き)
   日本海上
米空母【ジョージ・ワシントン】

「総員退艦せよ、これは命令だ」
爆音の中でも冷静に喋るボケットの声は空母内のすべての乗組員に届いているはずだ。
先ほど右舷エレベーターに対艦ミサイルが2発命中し、その後もう一発喰らったのだ。
ダメコンを諦め、退艦するのは賢明な判断である。
「急げ急げ!!生き残るんだ!!早くしろ!!」
「機関長がいないんです!!」
「ほっとけ!!あの人は……兎に角退艦だ!!早くしろ!!」

【ジョージ・ワシントン】
『無理な事を頼んですみません』
「いやいや、私はただ戦闘機を乗っけてないこの艦を全速力でかっ飛ばしたいと思ったから残ったんだよ」
通信機からボケットの声が聞こえる。
これが最期だと思うと視界が霞む。
『では……我々も男としての度胸を見せる事にしましょう』
「そうだな」

米離反軍空母【ニミッツ】
「敵艦速度を上げました」
「無駄なことを……そろそろ終わりにしようか、各艦に伝達、敵艦を撃沈せよ」
フッとニミッツの艦長は微笑した。
今まで【ジョージ・ワシントン】が沈まなかったのは随行していたイージス艦がミサイルを迎撃していたからで、そのイージス艦が沈んだ今【ジョージ・ワシントン】を護る盾はなくなったのだ。
「このコース・・・・・・敵艦の進路はこの【ニミッツ】に重なります!!」
「まさか・・・・・・」
そこで艦長は太平洋戦争時の日本空軍の戦術を呟いた。
「カミカゼだというのか・・・・・・?」

第20航空師団

『こちらグリューン隊、敵艦を視認した。攻撃許可を』
「OKグリューン、攻撃許可」
『ガルム隊エンゲージ、空戦部隊を迎撃する』
『ガルム…!?【円卓の鬼神】と【片羽の妖精】か!?頼りになる!!』
「PJ、私語は慎め」
日本海上
米離反艦隊との戦闘開始

16偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:56:41 ID:???
ファントムオブスカイ
グッドラック・マイフレンド

「日本へは帰れないです……」
葛木の沈んだ声が仕官室に響く。
村松とアンダーソンは互いに目を合わせて「どういうことだ?」と無言で問いかけている。
「どうやら海軍の頭が関係者だったようで…指揮系統に混乱が生じています。ここからは想像ですが、今の海軍の指揮系統は反乱勢力が握っている可能性が高いです」
苦虫を噛み殺して言い切った葛木は珍しく感情を表に出し「クソ!!」と壁を叩いた。
「帰港は無理か……戻るしかないようだな…」
アンダーソンが諦めたように言う。
村松はまたもや「う〜〜む」と言いながら考え込んでいる。
「この艦で一番性能が良いのは何だ?」
村松がいきなりアンダーソンに話しかける。
「総合的に見てF-35だ」
「空戦能力が一番高いのは?」
今度はアンダーソンが「う〜〜む」と考え込む。
「もしかしたらあれが使えるかもしれん」
「何だ?」
「YUF−00…最新鋭機【ヒンメル】の試験機だ。ただし『ニクス』は取り付けられてない。通常のキャノピー式だ」
「OK、そいつで良い。今すぐ戻ろう」
「……しょうがないなぁ、君には敵わんよ村松君」
アンダーソンが老人のように「ふぉっふぉっふぉ」と笑う。
少し疲れたような声だった。


「さて……」
電話から約1時間後。
俺は通信に使用した携帯電話を処理し、指定されたポイントに向かい、早速北朝鮮入りしたのだった……こんなんで大丈夫なのか?俺?
「どうするか……」
「どうもしないほうが身のためよ?」
聞き覚えのある静かな殺気を放った声が後ろから聞こえる。
敵の陣地で後ろを取られた。一生の不覚である。
「エイダ……という事は裏で何かあるんだな?」
「あら?聞こえなかったかしら?『どうもしないほうが身のためよ?』」
殺気が更に大きくなる。
相手が近寄ってこないのは昔の失敗を繰り返させはしないということなのだろう。
「銃を捨てろ」
「「!?」」
俺―レオンとエイダは反射的に振り返った。
気づかなかった事もあるが、それよりも尋常ではない殺気に寒気がさしてだ。
「銃を捨てろと言ったはずだ。早く捨てろ」
殺気を発している張本人が喋る。
ワインレッド色のセミロングで髪型はストレート、服装は肌寒い天気に合わせてジャケットを羽織っている。
その青年がエイダの頭にグロック17の銃口をポイントしながら警告する。
「……ふっ」
エイダが微笑む。
はっ!!として気づいた。
エイダはサングラスをかけているのだ。
「目を――」
そこまで言ったレオンは身に覚えのあるフラッシュに目を覆った。
「レオン、また今度会いましょう」
エイダのものと思われる足音が遠ざかっていく。
「……逃したか…」
青年が言う。
まだ目がチカチカするのか瞬きの回数が少し多いように感じる。
「貴様もエージェントか?」
「あぁ、レオン=S=ケネディだ」
「死亡…」
思わず「は?」と声を上げる。
「エージェントの基本は隠密行動だ。まぁ……【トラブルメーカー】には言っても無駄か…」
「泣けるぜ……」
「まぁ良い、俺はボリス・ケーニッヒだ。宜しくな」
「あぁ、宜しく」
二人は軽く握手した後森の奥に進んでいった。

17偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:57:13 ID:???
ファントムオブスカイ
グッドラック・マイフレンド

「機体の整備と艦隊の移動を含めると結構時間が要ります。ですから仮眠を取っていてください、とのことです」
艦長から伝言を頼まれた水兵はそう言うとすぐに通路を走って行った。
「やっと眠れる……」
「仮眠ですよ、仮眠」
「わ〜ってる、わ〜ってる……zzz………」
絶対に分かってない、と葛木は呟くが完璧に眠った村松に聞こえるわけも無かった。


ザクッザクッザクッと溶けかけの雪を踏む音が無音の森林に響く。
実際は隠密が大原則であるのだが、枯れた樹が密集しているだけのこの森林地帯で隠密にできるはずも無かった。
「なぁ」
「必要が無い質問ならするな」
「いや…せめてペアを組むんだから出身こ――」
「ドイツだ」
「……」
今、この瞬間、俺はこいつから何かを聞こうとするのを諦めた。
これから何が起きるか分からない事は分かるがせめて会話くらいは成立させてほしい。
「誰だ?」
不意にボリスが一本の樹に向かって銃を構える。
すると樹の後ろから手を上げた白人が出てきた。
「オイオイ、味方に銃向けてどうすんだって」
「味方…?…だと?」
「そうそう、味方、名前は……デイモン・ゴルトマンだ、宜しく」
「あぁ、宜しく」
俺はデイモンと軽く握手するが、ボリスはしない。
変わりに「どいつもコイツも…」と呟いている。
絶対に上手くいかない…この編成……

18偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:58:02 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

スリーマンセルという言葉がある。三人寄れば文殊の知恵という言葉がある。三本の弓という言葉がある。
それなのに俺たちエージェント三人はかみ合わない。もう恐ろしいほどに。
「なぁなぁ、もうちっと明るく行こうぜ。んなに神経尖らしてたら疲れんだろ?」
元気と陽気が服を着たように五月蝿いデイモンが冷静沈着が似合うボリスに話しかける。
「疲れない」
「そう言わねぇでさぁ……そうだ、しりとりしようぜ。しりとりのり」
「リボン」
アニメでガクッと前のめりになるキャラクターの心境が今分かりました。
そんな会話が永遠に続く訳も無く、目の前に村が見えてきた。
広場を囲んで数十の家が建っている酷く寂れた村だ。
「ひでぇもんだなぁ、北の村は何処も彼処もこんなのかよ?」
「俺に聞くなよ、ボリス、どうする?」
「避けて通りたいがそうも言ってられないようだ」
ボリスはそう言うとクルッと反転した後グロック17を枯木に放った。
硝煙の臭いが鼻を突き、発砲音が鼓膜を震わせる。同時に自分の中のエージェントレオンが前面に出てくる。
横を見れば陽気なデイモンの横顔から笑みが消え、ガラス玉のようになった感情の無いブルーの目があった。
「さすがエージェントですね……しかも…私の倒したエージェントとは違う…エリートさん達ですか…」
「誰だ…姿を現せ」
ボリスが緊張も興奮も感じられない声で言う。
すぐ近くで「くっ…はは」と女性の笑いを抑える声が聞こえる。
「敵にわざわざ姿を現してご臨終ですか?なかなか面白いジョークを言ってくれますね……いいでしょう、見せてあげますよ」
後ろから落ち葉を踏むザクッと音が鳴る。
戦慄した――
プロ中のプロが集まるエージェントが3人いて全員が後ろに回りこまれたのを察知できなかったのだ。
「私はルルア・シーベント……あなた方を切り殺す者です」
膝まで届くかという黒髪のロングヘヤーの女性が言う。
服装は黒一色で肌はありえないほど白い。
紫色の瞳はスッと細まっていて微かに笑っているのが窺える。
しかしボリスとデイモン、レオン達が見たのはもっと違う物だった。
「隻眼……だと…」
「おいおい嘘だろ…」
そう、彼女の右目は黒いアイパッチで覆われているのだ。
片目で接近戦を演じるのは相当な経験と技術が必要なはずだ。
「私にも時間が無いので……そろそろ始めましょう…」
「油断するなよ」
「へいへいっと、お仕事やりますか」
「泣けるぜ……」
この時逃げていれば……いや、このルルア・シーベントという奴に会わなければ…未来は変わっていたのかもしれない……

19偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:58:40 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

「いいのか?病室を勝手に逃げ出して?」
「いいのいいの、ベットが一つ空いて大助かりだって」
さっきまで本当に不健康そうにベットに横たわっていた幸村が今普通にスタスタと歩いている姿を見て微かに笑った。
彼女の行動を見ていると村松の学生時代を思い出す。
やること成す事全てが滅茶苦茶だが最終的にキチンと結果を出す。
ある種の素質か何かがこの二人にはあるのだろう。
「これからどうするのだ?」
「決まってるって、村松の所に行くんだって」
「ここで反論しても無駄なのだろうな…」
「その通り」
幸村がまだ幼さが残る笑顔を見せる。
空を見れば絵の具の灰色を塗りたくったような色をしている。
「幸村」
「ん?」
「奴にあったら伝えといてくれ『後は頼む』と」
「いいけど……アスガルドは何処に?」
「私は……そうだな………冥府の門を閉じに行く」
風が吹いたかと思うとさっきまでそこにいたアスガルドは消えていた。
そこで幸村はこう思った。
最後まで本当に笑わない人だった
くだらない感情はすぐに流れて消えた。


パンッパンッと言う火薬の爆ぜる音と同時に投げつけられたナイフが頬の皮膚を軽く裂く。
戦闘状態に入って約20分。レオン達は前方の寂れた村に入り、体制を立て直そうとしたが無駄だった。
相手はナイフとワイヤートラップで攻撃してくるだけだが、徐々に押されてきたのは分かりきった事だった。
「クソっ!!……人間業じゃねぇって!!」
デイモンが壁に隠れながら悪態をつく。
「奴は何処だ?レオン」
「分からん、気配が無い」
その瞬間デイモンの上の天井がギィギと音をたてた。
「そこか!!」
銃声。
それに混じって聞こえるのは女性の笑い声。
「よせ!!デイモン!!」
もう遅かった。
天井には穴が開いている。
その穴から覗くのは対人地雷クレイモア。
そして響くのは笑い声。
「まず一人」
爆音。
「うわあああぁぁぁ!!!!」
悲鳴。
人体が鉄に破壊され行く音。
穴だらけの床に落ちるデイモンのクルツ。
「デイモン!!」
レオンは叫ぶ。
応答は無い。
そこに転がっているのはただの物体。
「くっ!!」
ボリスが右手に構えているグロック17のトリガーを引く。
カチ
「弾切れのようですね?」
ボリスの横にはナイフを持ったルルア。
薄ら笑いを浮かべるボリス。
「どうかな?」
また銃声。
ものの倒れる音。
絶叫。

20偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:59:12 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

倒れたのはナイフを構えていたルルアだった。
ボリスの左手には隠し持っていたであろうグロック18が握られている。
「くっ……ぁ…ぅ」
見ればルルアの右手は原型を留めていない。
グロック18のフルオートを喰らったので当たり前の結果だが一瞬でポイントをずらさずに射撃したボリスもさすがとしか言いようが無い。
「………」
何も言わずにボリスはデイモンの持っていたクルツを拾い上げ銃口を倒れているルルアに向けた。
そしてすでに息の無いデイモンを見た後クルツの引き金を引いた。
「ぐあぁぁぁ!!!!」
連続してクルツの発射音が響く。
それに紛れて聞こえるのはルルアの悲鳴だろう。
エージェントや工作兵といえども人間だ。痛覚はある。
「右手首から先と左膝から下……お前が逝きたいと言うのなら逝かせてやる」
「ぁぁ…ぅぅぅ………」
ボリスの投げかける言葉には棘がある。
今も棘がある話し方をしているが表現的にはナイフに近い。
「レオン、コイツの止血をしろ」
「あ、あぁ、分かった」
「それで……お前、何を知っている?」
ボリスが苦痛で顔を歪めるルルアに話しかける。
答えは返ってこない。当然と言えば当然だ。
「この先には何がある?」
「……地下……弾道…」
「何?」
「この先の…地下には……弾道ミサイルの……発射基地が…うぅ」
「何だと!!」
弾道ミサイルの発射基地――
それは多分アメリカのペンタゴンでも予想できなかった事だろう。
実際レオンも止血作業の手を止めていた。
「ミサイルの弾頭には何が入っている?」
「……VXガス………と」
そこで一旦息を吸い込んだルルアはあの言葉を発した。
「Tウイルス………」

21偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 21:59:57 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

「弾道…ミサイル……」
「そうだ……ミサイルの弾頭には…VXガスとTウイルスが入っている。目標は先進国の首都…混乱と共に北の勝利とアンブレラの復活……」
右手と左足に包帯と止血用のロープを巻いたルルアが苦笑する。
何が可笑しいのか分からないが彼女も理想のための捨て駒だったということは理解できた。
「人類最悪の猛毒ガスと悪魔の蘇生ウイルス………」
「泣けるぜ……」
その後、レオンとボリスは敵の弾道ミサイル施設に侵入する上で幾つかのルールを定め、敵陣へと歩いていった。


補足:VXガスとTウイルス
VXガスは人類の開発(または発見)した毒で最強を誇る化学兵器です。
一方Tウイルスは最悪の伝染病エボラの症状と細胞の活性化効果があります。
この二つを併用すればVXガスで人が短時間に死に、ゾンビとなるわけです。
TウイルスとVXガスとで中和が起きなければ(まず起きない)短時間で大都市を死人の都にする事が出来るのです。

22偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:00:28 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

『カタパルトOK、ブルーバード1発艦準備完了』
米空母【カール・ビンソン】の甲板にはF-14そっくりな機体が二機あった。
村松と葛木が乗っている試作機の【スターセイバー】だ。
村松の機体にはトレードマークである妖精のエンブレムがシルエットだけ描かれている。
「OK、ブルーバード1発艦準備完了、射出要員の退去終了後発艦する」
堅苦しいなぁ――村松は内心そう思った。
空軍は何処に行っても堅苦しい。
『ブルーバード……蒼い鳥…かぁ…墜とされる訳にはいかないですね、これ』
「そうだな……ん?アンダーソン艦長が無線で何か……」


『私は……米海軍ニミッツ級空母【カール・ビンソン】艦長、ジム・アンダーソンです。私達は今この瞬間日本海で戦っています』


「何だ?こりゃ?」
日本の軍港に停泊していたブラジル軍空母【サンパウロ】の艦内にはアンダーソンの演説染みた通信が流れている。
全チャンネルに流れているこの通信は威厳と誇りに満ちているようにも聞こえる。
『北朝鮮とでは無く、つい先日まで味方だった者達とです。彼らはこの世界を変えようと行動を開始しています。その行動の先にある物は私には分からない』
「艦長!!艦長!!」
「わかっとる、出航準備急げ!!今から間に合うか分からんが……急ぐんだ!!」

『しかし、我々は誇りあるアメリカ人として……いや…人間として同胞を殺すようなやり方は正しくないと……そう言い切ります』

「何だ……敵の無線?馬鹿か…これ?」
通信兵が何を聞いたのか分からないが、言っている。
私には関係ないことだ。部下を3人も死なせた上にフランカーを三機損失し自分の搭乗機を中破させた自分には。
『ここに日本空軍の……【不死身のシルフィード】と言っておきましょうか……がいます。彼は――』
シルフィード……?妖精……F-4……!!
「シルフィードだとっ!!?」
「うわっ!!……林中尉!!………どうしたんで……?」
「奴が……奴が…奴がこんな近くに……クククッ……今度こそ…」
そうだ…死んだ3人の部下達のために…祖国のために…栄光のために……
「今度こそ!!私がこの手で墜としてやる!!!!」


『味方に裏切られ、傷を負った者は他にも大勢います。この通信を聞いている貴方達に私の意志が伝わったのかは確認できません。』


「不死身のシルフィード……か…」
『どうしたんですか?しみじみと』
「いや……気づかない合間に随分と大物になったんだなって…さ」
『大物ねぇ…僕もなってみたいですねぇ……その前に日本に帰らなきゃいけないんですけど』
「だな」
『ブルーバード、発艦!!急げ!!後がつまってるんだ!!』
「へいへい、ブルーバード1、GO」
『ブルーバード2、GO』


『しかし、私は戦わねばならない。昨日まで肩を並べていた英雄達と……祖国のために…世界の平和のために…戦わねばならない。そんな私達を助けてくれるというのなら、拒みわしません。我々は突き進むだけです。我々の行く先を塞ぐというのなら――』

23偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:00:59 ID:???
ファントムオブスカイ
番外編PART2(2月14日ver)

2月14日、世間で言うバレンタインデー。
村松達は少ない休暇を適当にブラブラと過ごしていた。
時間だけがただ淡々と流れていく。
「やる事無いなぁ……」
「ですねぇ」
「だねぇ…」
村松と幸村の頭の中には勿論バレンタインデーという言葉は無い。
葛木は一応頭の中には入っているものの、中々言い出せない。
「そういえば今日はバレンタインデーでしたね」
葛木がやっと言い出す。夜の7時ではもう手遅れ感があるが。
「……ああああぁぁぁぁ!!!!」
村松がいきなり何か思い出したように言う。
かなりいきなりだったので幸村と葛木が引く。
回りの視線が少し痛い。
「浦部先輩に飲みに行くかって誘われてたんだった!畜生、間に合わなかったら確実に本当に殺されるぅぅ……と、言う事で俺は浦部一等空尉を励ましに行ってくる。まぁ、どうせ愛妻と娘の自慢話ばっかなんだけどさぁ……んじゃ!!」
そう言うと村松は100m12秒前半の俊足を生かして人ごみに走っていった。
幸村と葛木は唖然として、村松の消えていった人ごみを見つめている。
「くっ………ふふ…あははは」
幸村が笑い出す。当然といえば当然だ。
「バレンタインデーで先輩との飲み会思い出す人……はじめてみましたよ」
「私も…ふはは…初めて見る……はは」
葛木はこの後どうするか考えている。このまま解散して家に帰るか、まだ適当にブラブラするかだ。
「あ、そういえば今思い出したんだけど……はい、これ」
そう言ってジャケットのポケットから取り出したのは赤い包み紙とピンク色のリボンが目立つ四角い箱だった。
予想外の事だったのでそれがチョコだと気づくのに数秒掛かった。
「ありがとうございます。素直に嬉しいです」
「言っとくけど義理よ? 義 理 」
「分かってますよ、それくらい」
「な、少しは期待しなさいよ!」
「え、えぇ〜〜…そんな事言われても」
「アンタ男でしょうが!こういう時はね――」
「勘弁してくださいぃ〜」



とある居酒屋

「でなぁ〜…娘の美香(ミカ)がなぁ〜」
「畜生〜…何で今日までオヤジの世話しなきゃ――ウギャ!!」
「だ〜〜れがオヤジだ。このガキ」
「言いやがったな、クソオヤジ!!表出やがれ!!」
「いい度胸だ!!村松!!ボコボコにしてくれんわ!!」

こうしてバンレンタインデーは終わった。
何と言おうと終わった。

24偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:01:30 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

「無人基地……か」
地下の弾道ミサイル発射施設に侵入したレオンとボリスは施設が無人だという事をコントロールルームについてから知った。
中枢であるコントロールルームに人がいない場合。そこは無人だ。
「それより……早くミサイルを止めないと」
「分かっているが……ん?コイツは………」
ミサイルの発射時刻を記録したと思われるコンピュータのページを見たボリスが言う。
「どうした?」
「コイツは………まさか…」
レオンもそのページを見た。
ミサイルの本数は12本。
そのうち11本は同時刻――つまり後5時間後にセットされている。
残りの1本は6時間後にセットされている。
その隣には『Cobalt Bomb』と入力されている。標的はアメリカ、ワシントン。
「コバルト……爆弾だとっ!!」
「北の奴らが……いや、この件は北だけじゃない…ロシアも係わってるのか……しかしTウイルス……レオン…俺たちは世界を託されてしまったようだ」
「くっ…泣けるぜ……」


弾道ミサイル発射まで――
残り  5時間53分


「敵艦隊を確認、米空軍と交戦中と思われる。」
『了解ブルーバード1、生存している【ジョージ・ワシントン】を死守せよ。艦長命令だ』
「ラジャー、ブルーバード2続け」
『ラジャー、ブルーダード2、ダイブ』
離反艦隊は半ば挟まれる形で攻撃を受けていた。
韓国から離陸してきた傭兵部隊と日本海から来た【カール・ヴィンソン】だ。
無線連絡ではブラジル海軍空母【サンパウロ】とフリゲート艦3隻が此方に向かっているらしい。
また、在日米軍の【メビウス中隊】も援軍として来るらしい。
「ロック……発射」
ガコンと言う音と共に機体が少し跳ね上がる。
次にハープーンのジェット点火の音がし、離反した米艦に突き刺さる。
ちょうどブリッジの辺りだ。
『【ジョージ・ワシントン】は……まさか!!』
「言うな!!葛木!!」
そう、レーダーを見た時から気づいていた。
【ジョージ・ワシントン】が敵空母【ニミッツ】に突っ込むという事は……
「今は敵を倒す事だけ考えるんだ、死ぬぞ」
『ラ、ラジャー』
珍しく村松は緊張していた。
遠くから何かプレッシャーのような物を感じているからだ。

何なんだ?この嫌な感覚は?


「こちらプルコ1、同行してくれた貴君らに感謝する。これより我々は
【不死身のシルフィード】というパイロットを陸に墜とす」
『『『ラジャー』』』
今日本海に4機のSu-37が向かっていた。
その先頭にいるのは炎に1と書いてあるエンブレムの林だった。

25偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:02:21 ID:???
ファントムオブスカイ
番外編Part4(2月15日ver)

「あぁ、畜生……いてぇ…」
「はいはい、どうせ浦部空尉の娘の話聞き飽きてオヤジとか言って殴り合ってたんでしょう?」
「き、貴様見ていたな!!ww」
「あ、当たった」
「テメェは預言者かwww!!!!」
「ははは……」
バレンタインデーの翌日――つまり何にも行事が無い普通の日。
村松と葛木、幸村は訓練が終わったので適当なファミレスで夕食を食べていた。
話題は昨日のことである。波乱の予感。
「んじゃ、お前らはどうなんだよ」
「べ〜〜つにぃ、義理チョコ挙げたくらいだけど?」
「まぁ、義理ですしね」
「………俺は義理 は 貰ってないな…」
「へぇ〜そうなんだぁ………………って、『は』って何だ『は』って」
「まさか村松さん……本命貰ったんじゃ…」
「あぁ、もらったよ、管制室の女の子から」
予想外の事に場はフリーズする。
後ろの席の人が「どうせ俺なんてさぁ」と言っているのが聞こえる。
「んじゃ〜このチョコいらないよねぇ〜〜」
幸村がジャケットのポケットから思い切り市販のチョコを取り出す。
「あぁ、いらない」
「う、い、いらないのね?」
「あぁ、本命貰ったわけだし」
「い ら な い の ね ?」
幸村が殺気を放つ。非常に怖い。HELP。
「いります!!貰わせてください!!」
「よろしい」


その後噂が広がり本命チョコを貰った村松はいろんな人から背中を叩かれるのであった。

勿論本気+スナップきかせて で

26偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:03:09 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

『敵艦隊の40%沈黙、残り60%を掃討せよ』
「こちらブルーバード1、敵航空機の攻撃が激しい、増援を求む」
『了解、グール隊をそちらに送る』
「サンクス」
重々しい空気の中で村松は操縦桿を右に倒す。
素早く機体は反応し、海面との距離を縮める。
『此方ブルーバード2、Mig-31を4時方向に確認、エコー8』
「了解、今すぐ迎撃に――」
『ザザッ……メーデー!!メーデー!!敵に喰い付かれた!!振り切れな――ザッ』
『此方ブルーバード2、10時方向にSu-37を確認、エコー4……この編隊の組み方は……』
「北だ!!ブレイク!!」
スロットルを目一杯押し込む。同時に操縦桿を手前に引き急上昇する。
加速Gと旋回による横のGで操縦席に体が押し付けられる。
『クソ!!何だコイツは!!後ろ!?ウ、うわああぁぁぁぁ――ザッ』
『ブレイク!!ブレイク!!散開しろ!!早くし――ザザッ』
『ビッツ!!イクス!!クソッこのスホーイ野朗!!』
『アルヴィン大尉!!単機では……無茶です!!』
すでに混線して訳の分からなくなっている無線から味方の怒声が聞こえる。
なるほど、さっきから心臓が高鳴っていたのはこのせいか……
村松は直感的に考えた。
この編隊飛行は以前米艦隊航空戦力を引き下げた部隊のものだ。

お前なのか?炎の一番機?


『此方ブリッジ……占拠…グッ!!……完了…くぅ…浦部空尉…あとは頼みます』
「……了解」
空母【暁】甲板上のF-2Hのコックピット内で浦部は呟いた。
反乱を反乱で返し脱出する。
つまり自分だけぬけぬけと生き残れと言うのだ。
『カタパルトオールグリーン、浦部空尉………敵討ち…お願いします』
20代半ばの将校がキャノピー越しに笑いかけてくる。
その顔は同士であった者の血で汚れていたが明るく前向きな笑顔だった。
「あぁ……必ず……必ずとる」
『行って下さい!!浦部空尉!!』
「あぁ…行って来る!!」
Gでシートに身体を押し付けられ、一瞬の浮遊感の後空に飛び立った。
「必ず……仇は取る!!」

27偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:03:41 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

閉じていた目をゆっくりと開ける。赤い絨毯を敷いた廊下が続いている。
「ったく……アンタはいっつも突然なんだから…っく」
「すまない、そのことについては謝罪する」
隣には黒いコートを着た20代前半の女性が手をついてしゃがみこんでいる。
連続で能力を使ったのだからしょうがないことだ。
「予定ではもうちっと遅く攻めるはずだったんだけどね……」
「……すまない」
「良いよ、行ってきな、仇なんだろ?アイツが?」
「………あぁ」
そういって私は歩き出す。長いと思っていた廊下は思ったより短くすぐに目的の部屋に辿り着けた。
能力を使い、扉を吹き飛ばす。襲ってくる疲労感は無視した。
部屋に入ると無数のモニターと一つの椅子が目に入った。
「ようこそ……試験体君」
「久しぶりだな、ウェスカー」
椅子が回転し、冷ややかな冷笑を浮かべたウェスカーが見える。
「今は大事な時だが、君が生きていると不都合だな」
「イレギュラーだからな…我々は」
ウェスカーが椅子から腰を上げる。
戦いの合図にはそれで十分だった。


『中尉!!一機出来る奴が……妖精のシルエット?……クソ!!早――ザッ』
レーダーから味方のマーカーが消える。
23歳程の利口そうな青年の機体だ。
『目標を確認しました。絶対にコイツだけは……』
『プルコ3、勘違いするな。敵は周りの戦闘機全てだ』
『分かっています』
そう、我々の目的は一つ。
どんな犠牲を払おうともこの目的を果たさずには死に切れない。
「全機に告ぐ、これより【不死身のシルフィード】を墜とす」

そうこれだけは果たさなくては、部下に見せる顔が無い

28偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:04:22 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

「敵機撃破、残り3機!!行くぞ葛木」
『ラジャー、行きますか』
操縦桿を左に倒し、その後引く。キャノピー越しの景色が目まぐるしく変わり機体が急旋回した事を認識させる。
まだ手は汗ばみ、自分が緊張しているという事を嫌でも分からせる。
エンジン音に混じって聞こえる心臓の音も早い。
レーダーを見れば敵機との距離が予想していたよりも短い。
その時ロックされた事を知らせる警報音が鳴った。
操縦桿をグルリと回し、真正面から来た長距離ミサイルを避ける。
同時にミサイルを撃った張本人のSu-37を避ける。
その時村松は戦闘のSu-37のキャノピーを見た。
一秒未満の瞬間だったが相手の顔が見えたような気がした。


笑ってやがる――――


林(リン)が見た機体はF-14そっくりの機体だったがそんな事はどうでもよかった。
すれ違った瞬間相手の顔を見た。正確には『かもしれない』だが見た。
一秒未満の時間で見えた仇の顔は今の自分と同じだった。


笑ってやがる――――


すべて無意識の事だった

29偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:04:53 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

「パスワード……か」
「在り来たりすぎて泣けるぜ」
パソコンの画面と睨めっこを開始して早20分。何の進展も無くただ時間だけが過ぎてゆく。
今ここに辿り着いたレオンとボリスがパスワードなど知っている訳も無く、ただ画面を見るだけだ。他には何もできない。
「苦戦……か…パスワードか?」
「お前!!何しに来た!!」
「……動くなと言ったはずだ。人の忠告には素直に従った方がいい」
声を出したのはルルアだった。壁に体重を預け肩で息をしている。
原型を保っていない右手首から先と弾丸を何発も受けた左足からはまだ出血している。
「パスワードだな…?」
「あぁ、その通りだ。知ってるのか?」
「まぁな……」
「ならば教えろ。事態は早急を要する」
その後ルルアは淡々と英数字を言った。
時折何か思い出すようにしていた。
レオンにはそれが大切な誰かを思い出しているような目に見えた。



操縦桿を思い切り手前に引っ張る。機体は素直に右旋回する。
しかし相手も執念なのだろうか離れない。
「なら!!」
機体のスイッチを幾つか押す。
機体の可変翼が開き、格納していた車輪が機外にでる。
当然機体は無駄な空気抵抗を受け、減速する。
それが村松の狙いだった。
敵機のSu-37は村松の機体を追い越した。
ロックオンを知らせる音が鳴る
人差し指に力を加えトリガーを引く。
機体下部に設置されているサイドワインダーが燃料を燃やしながら敵機に飛んで行き、突き刺さった。
『グッキル!!グッキル!!』
「油断するな、相当強い」
『ラジャー』



『あああああぁぁぁぁぁ!!!!――ザッ』
また味方のマーカーが消える。
自分の部下の恋人だった女性の機体だ。
コックピットの中で炎に蝕まれながら死んだ。

彼女はミンに会えるだろうか?

不意にそんな事が頭に広がる。
ミンと言うのは私の部下だった24歳の青年だ。
その彼女が今死んだ。
悲しみも怒りも憎しみも無かった。
何も感じない。

そうか――――

私は一つ思い出した。

私の心はあの時――――

最も単純で複雑なことを

【ヤツ】に粉々にされたのではないか――

30偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:05:24 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

「面白くは無いか?アンブレラの復活の為だけに人が死ぬのだ」
ウェスカーが言う。私は答えない。
「たった一つのことをするだけなのに人は死ぬ、なぜだ?」
私は動かない。ウェスカーも動かない。
互いに隙を見せたら負けである。
私は口を開く。
「基準の無い正義で他人を押さえ込むからだ」
思ったままの事を言う。
「ならば何故、基準の無い不完全な正義が生まれる?」
ウェスカーが言う。隙は無い。
「人間が不完全だからだ。人間の生み出す物に完全は無い」
「なるほど……」
ウェスカーが髪を書き上げる。
腕を鋭利な剣に変化させ、切りつける。
金属音が響いた

31偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:06:00 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

「入力……解除……よし、後は残りのコバルト弾頭のだけか……」
敵であったルルアがここまで素直にパスワードを教えてくれるとは思わなかった。最初は警戒していたレオン達も簡単に警戒心を解いた。
「コバルト弾頭?何だそれは?」
「何とは何だ。他のミサイルとは一時間遅れで発射するミサイルだ」
ボリスが簡単に説明するとルルアは目を見開き、驚いた。
「そんな……私は…ミサイルの数は6本だけだと……」
レオン達も驚いた。

発射時間まで残り
―――3時間57分
ターゲット:アメリカ合衆国首都ワシントン


T-4のエンジン音と共に聞こえてくるのは怒声響く無線。
眼下には日本の小松基地が見えるが、どう見ても正常ではない。
「こちら上空のT-4、着陸許可を――」
『――撃しろ!!……そうだ、爆撃でも何でも……ん?何だ?後にしろ!!』
基地からは黒煙が上がっていた。
『こちら松島基地所属のF-2、敵車両の特定が難しい。誰か、レーダーでマーキングしてくれないか?』
『よし、俺がやってやる!!……1、2……ザッ』
『川口が撃たれた!!衛生兵!!衛生兵!!クソッ!!』
混戦状態の無線が拾うのは銃声と悲鳴、爆音だった。

「これだけか?試験体君……いや、アスガルド・アルヘイム?」
鍔迫り合いの中でウェスカーが言う。
剣に変化した腕に力を込め、吹き飛ばす。
「いや…君には本当の名前が無いのだったな……哀れだな」
「私には名前が無いが、私は存在する。今、ここに!!」
5、6m程離れているウェスカーに切りかかる。
又もや鍔迫り合いになる。
「なら、君の存在を私が消してやろう!!」
「戯言を!!」
常人では見えない程のスピードの剣技をウェスカーはすべて防ぐ。
常人離れした二人は【ヒト】ではない

32偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:06:30 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット


「死に急ぐか?アスガルド!!」
甲高い金属音と同時に右腕に衝撃が走る。
剣の様に変化した右手がウェスカーの剣に変化した右手を受け止めたのだ。
「死に恐怖など……」
左手を剣の様に変化させ、ウェスカー目掛けて突き刺す、が。
ウェスカーはそれを予期していたかのように避ける。
「するものか!!」
体は既にボロボロだ。
気を抜けば強烈な疲労感に襲われ倒れてしまう。
「ならば死ぬがいい。恐怖も、目的も、希望も無いのだろう?信じられる人間も、悲しむ家族も、全て無いお前なら簡単に死ねるだろう?」
全て的を射ていた。
家族もいなければ、目的も、恐怖も、感情も、失うものなど一つも無い。
しかし・・・・・・
「私は今死ぬわけにはいかんのだ……奴の目標…目的を達成させるまで……死ぬわけにはな」
ここで私は思った。
つくづく私もバカになったものだ…と、

33偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:07:01 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

『隊長、後り一機です。やりましょう!!』
「あぁ、下もどうやら収まったみたいだからな……行くぞ葛木!!」
確かに下は収まっているみたいだ…が、収まったのは戦闘だけでその後のことを考えれば今だ収まっていないのだろう。
空には戦闘機が飛び、その空を目指して黒煙が昇る。
日常からは離れすぎた光景だ。
『くっ…インゲージ!!』
先に葛木が敵と交戦状態に入ったらしい。
『こ、こいつ……強い』



ギャノピー越しに見える敵機にはエンブレムは無い。
「無印に興味は無い。墜ちろ」
操縦桿を手前に引き、旋回し後ろをとる。
この時点で戦闘は終ったも同然だ。
どうしようもない。
無心でトリガーを引く。
機関砲が高速で弾丸を発射し、敵機を文字通りの蜂の巣にする。



『うああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
「葛木!!葛木っ!!!!畜生っ!!!」
村松は目の前の光景が信じられなかった。
自分の乗っている機体と同じ機体が機関砲を受け、黒煙をたなびかせながら高度を落としながら飛んでいるのだ。
葛木が攻撃を受けた事で村松の中の【何か】が切れた。
「よくも………俺の…俺の部下を……」
村松の目は何時もの無邪気さなど忘れたかのように灼熱の如く殺気で満たされていた。


「そろそろ時間ではないか?皮膚硬化能力は試験体の君には命取りになるはずだが?」
ウェスカーが緊張や恐怖などが一切含まれていない声で言う。
アスガルドは「百も承知」と言った風情で、ただ突っ立っている。
鉄仮面と呼ばれたその顔には怒りと憎しみが深く刻まれている。
「命など……目的が果たせるならば差し出して見せよう」
「ほぉ……君の目的…たかが知れているが、聞かせてもらおうか?」
「ふっ……断る。貴様を切り殺してからゆっくりと聞かせてやるさ」
そう言うとアスガルドは常人離れした筋力でウェスカーに飛び掛り、剣と化した両手と言う凶器を振り切った。
手ごたえは無い。
「死ぬのは君だけだ。残念ながらね」
ウェスカーの声がやけに近くに聞こえた。

34偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:07:31 ID:???
ファントムオブスカイ
破滅へのタイムリミット

「死ぬのは君だけだ。残念ながらね」
グシャと生ものが潰れる音と共に叫びたくなるほどの激痛が襲ってきた。
下を見れば腹から剣が…いや、剣状になったウェスカーの手が【生えていた】。
「くっ!!……まだ…まだだ……私は…」
アスガルドは激痛で薄れそうな意識を引き戻しながら、歯の奥から搾り出すように言った。
次の瞬間アスガルドは剣状に変化した両手を自分の胸に突き刺していた。
そしてそれはアスガルドの体を貫通し、ウェスカーの身体にも突き刺さった。
「……馬鹿な…命が惜しくないのか……?」
ウェスカーが出血している胸を抑えながら言う。
その声は怒りで微かに震えていたが当然胸から出る赤黒い液体を止められるはずも無い。
「世界の……未来に比べたら……私の命など毛ほども無い…ぐっ、ゴバッ!!」
アスガルドの口から血が塊のように吐き出される。
すでにアスガルドの唇は紫色を越え、青白く変色している。
「私は過去の者だ……うぅっ…それ故に、未来を……世界を壊させる訳には……Tウイルスをばら撒かせる訳には……」
全てを知っていた男は歴史に刻まれる事は無い。
しかし、男が残す物はあまりにも綺麗であまりにも醜い世界。
「……いかんのだ!!!!」
それでも男は護ろうとする。
命を懸けて、ただひたすらに、純粋に……
ただ………



         そ れ だ け の 為 に

35偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:08:15 ID:???
ラクーンシティストーリーズ

吐き気がするほどの血の臭いと腐敗臭を嗅ぎながら父の部屋から盗んできたコルト・ガバメントと動く死体がいたガンショップから拝借したS&W M60を目の前にいる死体に向ける。
ボロ雑巾に似た衣服を纏った男の死体は動いていた。
問題点はその死体が物凄く汚く、臭い事と生存者である僕らを捕食しようとする事である。
勿論目の前でフラフラと千鳥足で此方に向かってきている死体も同じだ。
死体は元々僕らと同じ生存者らしかった。
その証拠に右頬の肉が食いちぎられ歯が露出しているし、食い漁られたと思われる腹の左側面からは大腸やら何やらがズルズルと気味の悪い音をたてながら引きずっている。
「気色悪いってんだよ。逝っちまいな」
僕はそう言うと両手の銃の引き金を同時に引いた。
乾いた銃声と湿ったれた気色悪い音が殆ど同時に鳴る。
正直言って耳栓が欲しい。
「さぁ、357マグナム弾と45ACP弾を眉間に喰らいたい野郎はリクエストどうぞ?」
その時背後からガタンと何かが倒れる音がした。
僕は余裕を持ってゆっくりと後ろを向いた。
向かない方が良かった。いや向いてよかったのかもしれない。
倒れたのはドアで倒したのは死体だった。しかも多数。
「……リクエストしろとは言ったけど………」
次の瞬間僕は走り出していた。
「団体客でとは言ってないってのぉ〜!!!!」
そう、僕は実は臆病者であった。
そしてお調子者でもあった。




行方不明者リスト

No,1849
エヴァ=マイク

ラクーン工科大学2年生。
身長167cm 体重43kg 血液型O型Rh-
ラクーンシティ原子力発電所のメルトダウンにより行方不明。
生死は5年経過した現在も確認できず。生存は絶望的であると考える。

追加データ

カール=マイク  行方不明
リサ=マイク   同上
エリック=マイク 同上

36偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:08:48 ID:???
〜異空間!?〜つかの間の休息 第1回『作者への正直な思い』

その1

GOTH「えぇ〜っと、ここは私のキャラが好き勝手に雑談やら破壊活動やら法律違反やらを勝手気ままにやる企画っぽい何かです。以上」


村松「って、言っても別に喋る事ないしなぁ」
幸村「作者がファンスカくらいしか小説出してないから登場人物もかなり少ないしねぇ」
葛木「まぁ、正直言ってしまえば問題は作者に有る訳ですよね」
GOTH「な、何故俺になるっ!!」
村松「確かにな……持ちネタ尽きたから物語を無理矢理進めたり、暴走し様として失敗して、後で見て恥ずかしくなるようなもの書いたり」
幸村「大体、前進翼でマッハ2,7とか行く分けないでしょ?」

GOTH&村松「そ れ は 男 の ロ マ ン だ っ !!!!!」

アスガルド「ロマンで科学を超えるなど……」
GOTH「は〜い、そこぉ。科学無視した能力使える君が言っても説得力無いからねぇ〜」
アスガルド「…………ゴホッ…」
幸村「あっ、黙った」
葛木「結構気にしてるんですね……」

村松「ロマンこそがぁ男のぉぉたった一つの特権んぅぅぅ」

GOTH「……暴走してきた人がいるので今回はこれでお開きに」
カツヤ「ところで、俺達の出番は何時なんだ?」
フェリア「ったく、もう少し待てって言われてただろ」
スタード「隊長はな、じっとしてられないんだよ」


GOTH「貴様らああぁぁぁぁ!!!!登場はファンスカの後のブラッド・グローリー(未定)って、言っただろうおおおぉぉ!!!!」

37偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:09:41 ID:???
ラクーンシティストーリー

 人の死は虚しくも平等ではない
痛みも感じづに死に逝く者もいれば苦痛の上に死んで逝く者もいる
しかし人間は死を恐れてはいない
真に人間が恐れるのは『苦痛』『恐怖』『破壊』である
それ故に人間は『快楽』『自由』『名声』を求める
人間とは面白いものだ
このメモを読んでいる者に意味を理解してもらおうとは思ってはいない
真にこのメモの意味が理解できるものよ
生きたまえ
この醜くも美しいこの世界を

 A=L


「醜くも美しいこの世界……か、理解できた……でも、俺には生けそうにない」
私は1人雲に覆われた空に話しかける。
答えは返ってこないがそれだけで心の癒しにはなる。
「醜いものしか目に入らないここでは……希望が持てない」
手に持っているのは手榴弾と工科大学で拾ったメモだけだ。
「異形の化け物と絶望しかないこの世界では……」
そういうと私は手榴弾のピンを抜いた。

38偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:10:12 ID:???
リードオンリーさんの作品↓

39偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:10:59 ID:???
「Good Night,Lady」

          7

 ジュディが失踪して一週間が過ぎたが、ドンからもスタンフォードからもラッセルからも連絡はなかった。何か行動を起こしたいが、手がかりを与えられなければ何も出来ない。そこで、私は手がかりがなくても出来ることを見つけにオフィスに行った。
 オフィスに入ると、郵便受の穴の下に溜まっている郵便物を拾い上げて机に行き、腰を下ろして机に両足をのせたまま開封した。電話料請求書、依頼人からの感謝の礼状、私に好意を抱くニューヨーク市警の婦人警官からの手紙。彼女に初めて会ったとき、彼女は私の車に駐車違反カードを置こうとしていた。刺激的な出会いだ。
 彼女の手紙を読んでいると、オフィスのドアが開き、靴下のセールスマンでないことが明白な男五人が一人ずつ入って来て、半円形に私の机を取り囲んだ。最後に入って来た男がドアを閉めた。
「お前達はラスタファーの一員で、この次の会合に俺を誘いに来たんだな」私が言った。
 リーダーは明らかにボディビルをやっている。彼を支援している四人もみな大きいが、一対一で私を脅えさせるほどではない。リーダーは黒いジーンズに、黒いボクシング・シューズに袖なしのTシャツを着ている。あまり似合っていないが、この格好でなければ筋肉を見せて私を脅えさせることはできない。
「ワシントン・ハイツの事件から手を引け」彼が言った。
「夫婦が殺された事件?それとも娘が失踪した事件?」私が言った。
「その両方だ」
「どうして引かないといけないんだ?」
「いいか、このクソ野郎」リーダーが言った。「今度、口を開けたらお前の歯を叩き折ってやる」
 私は欠伸をした。長い欠伸だった。
「これは失礼」私が言った。
「机のこっちへ回って来い」リーダーが言った。
「さもないと、お前を引きずり出してやる」
 私は今回の事件のことで機嫌が悪かった。それに彼らの態度も気に食わない。
 私は椅子から立ち上がって机の向こうへ回った。そのまま一連の動きで彼の股間を蹴り上げ、左のストレートを顔にぶちこみ、右手で腋の下の拳銃を引き抜いた。あとの四人が絵の人物のように静止した。
 リーダーのボディービルダーが両膝をつき、両手を脚の間に押し付けていた。
「お前達四人、壁際へ行け」私が言った。「背中を当てて寄りかかるんだ。早く行け」
 四人とも私に言われた通りに壁に寄りかかったので、動くためには両足、両腕を動かして壁から体を押し離さないと立てない。
「さて、お前だ、筋肉。続ける気はあるか?」
 まだ両膝をついていたが顔を上げた。
「どういう意味だ?」痛みで声がこわばっていた。
「事件から手を引くことに関して、俺に警告する用意はできているか?」
「いや」
「では、聞く。誰に頼まれた?」
「言えない」
 右足で顔を蹴り上げた。ボディービルダーが呻いて仰け反った。
「もう一度聞く。誰に頼まれた?」
「言ったら殺される」
「言わなかったらその前に俺が殺す」
 銃口を向けた。
「分かったよ。言うよ。だからそれを向けないでくれ」
 銃口をそむけた。
「誰に頼まれた?」
「女だ。名前は言わなかった。信じてくれ」
「髪の色は赤かったか?」
「ああ」
 たまげたな。シャーリーが私に警告してきたのだ。
「よし、お前も壁際に行け。彼らと同じように」
 痛そうに立ち上がると、半ば項垂れたまま壁際に行った。私は銃を彼らに向けたままスタンフォードに電話をかけた。私が話すと、十分で行くと言って電話を切った。
「俺達はどうなるんだ?」一人が言った。
「お前達はある重大な事件の証人として警察に保護される。だから誰かに殺されることはない」
 十分より早く、スタンフォードが部下を引き連れて中に入って来た。
「彼らがそうか?」スタンフォードが言った。
「そうだ」私が言った。
 スタンフォードが彼らを連れて行った。

40偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:11:31 ID:???
「Good Night,Lady」

          8

 レキシントン・ストリートの西側、東三十七丁目の三階建ての大きな家が、アシュリーのニューヨークでの仕事場兼住居である。彼女は二階と三階を住居として使い、一階は仕事場として使っている。受付デスクに待合室、そして彼女のオフィスといった具合だ。彼女が夕食の支度をしている間、私は居間で本を読んでいた。
 アシュリーの場合、夕食の支度というのは、高級惣菜屋で買ってきた持ち帰り用のグルメ料理を指示通りに温め直すことである。ジェラムズバーグをちびちび飲みながら、杏とピスタチオの詰め物をした鳥の胸肉を、オーヴンで熱するために青いキャセロール皿に載せていた。
「何を読んでるの?」アシュリーが言った。
「コリン・デクスターの<ジェリコ街の女>だよ」
「何それ?」
「ミステリーさ」
「へーえ」
 アシュリーが二つのガラス皿に盛ったサラダをテーブルに置いた。
「もう出来たのかい?」私が言った。
「だいたいはね。後は鳥をオーブンから出すだけ」
 アシュリーがニヤッとした。どうやらオーブンから鳥を出すのは私の仕事のようだ。
「あら、気が利くわね。レオン」
 私がオーヴンから鳥を取り出しているとアシュリーが言った。
「旨そうな鳥だな」
「早くテーブルの上に置いて」
 私達は夕食を終え、アシュリーが私と並んでソファーに座り、<ニューヨーク・タイムズ>を読んでいた。私はテレビでシャレードという映画を見ていた。
「古いわね」アシュリーが私に言った。
「1963年の映画だ」
「ほんと?」
 アシュリーが雑誌を傍のスタンドに置き、画面を見つめた。ケイリー・グラントとオードリー・ヘップバーンが船の上で食事をするシーンだ。
「私も船の上で食事してみたいわ」
「俺もだ」
 映画が終わった頃には、アシュリーは眠っていた。私は屈んで抱き上げ、寝室に運ぼうとした。寝室は三階にあるので、途中の階段が辛かった。外見は変わらないが、また少し太ったのだろう。
 彼女をベッドに寝かし、起こさないように寝室を出て、階段を下りはじめた時、携帯が鳴った。
「やあ、マック。女の居場所が分かったぞ」ドンがやれやれといった感じで言った。
「どこにいるんだ?」
「シェラトン・ホテルの802号室だ」
「ありがとう」
「ちょっと待て、マック」
 電話を切ろうとすると、ドンが言った。
「あんたが言ってたFBIのお尋ね者が、暗殺者を雇ったそうだ。気を付けろよな」
 このくそたわけ野郎め、と私は思った。
 謎の女に、ごろつきが五人。これでも十分なのに次は暗殺者?失踪した少女を見つけようとして、何が悪いんだ?教えてくれよ、シャーリー?
 携帯をポケットに入れ、階段を下りたとき、玄関のドアがソーッと閉まるのが聞こえた。私は凍りついたように立ち止まった。玄関のドアは閉まっていたはずである。私はアドレナリンが体中に広がるのを感じ、ショルダー・ホルスターから銃を引き抜きながら一階に向かった。玄関のドアの鍵は壊されていなかった。受付の隣にあるアシュリーのオフィスのドアを開けるとき、心臓が早鐘のように脈打った。誰かが侵入して来たなら相手はこの中にいる。
 私は銃を構えながらドアを開けた。誰も居なかった。机の上に蓋が外された小さな白い箱が載っているだけだった。
「くそったれ」
 中には使用されていない銃弾が一つ、赤いペンキで塗られて置かれていた。

41偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:12:05 ID:???
偽りの初心者さんの作品↓

42偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:13:48 ID:???
替え歌小劇場『組曲「バイオ動画」』

もっと倒して果てなく 孤島の隅まで 商人から巻き上げたシカタイで
殺しつくして 殺しつくして 殺しつくして 殺しつくして
(ハニガン・・・ハニガン? くそ、なけるぜ・・・・・)
行くぞ!
もっと殺して果てなく 孤島の隅まで 商人から巻き上げたロケランで 飛ばしつくして
ガナード 渦巻くさなかに 落ちてく生首 ボディだけの俺 倒れる 激しく

あるハレた日の事 魔法以上の恐怖が 限り無く降り注ぐ カンベンしてくれよ・・・
明日また会うとき 笑いながら銃撃 PTASを集めよう カンタンなんだよこんなの♪
追いかけてね 捕まえてみて 大きな巨人&巨人 嫌いだぞ!

ロケットランチャー効いてるよ エイダに貰った特殊弾
ロケットランチャー効いてるよ 特殊ロケランだよ

ああ どうしよう 高く振り上げたこのチェンソー
俺の 首をはねる 回転したチェンソー

You are dead You are dead You are dead You dead!
You are dead You are dead You are dead You dead!
You are dead You are dead You are dead You dead!
二人を結んでる 全てを見せる星の 導きに背いて
真っ直ぐに 追いかける 俺の中の幻影へ どこまでも 俺は行くの

何を勘違いしてやがる・・・お前を殺す手段なんていくらでもあるんだぜ!
速攻スキル発動!『リヘナラハメ殺し』(リヘナラハメ殺し!?)
脚を破壊して効果発動! コイツはダウンしたリヘナラに近付き、何度でも斬りつけるスキルだ!
そしてセミオートショットガンのバグ技を使用した時、この技は1段階進化することができる!
(セミショットのバグ・・・ハッ! あの時―――)
俺のターン! ドロー! ナイフ、ナイフ、ナイフ、ナイフ、ナイフ(ry

今こそ立ち上がれ 伝説のエージェントよ 無敵のバク転で 敵を蹴散らせ

Exiting the BIO is super fear
All you do is shoot these pettens
For the rest of shooting star・・・?

今は分からない事ばかりだけど 本国のハニガンに従うだけさ
どんな敵でも 化物でも構わない このまま死亡するもんか 真っ赤な誓い

あの犬コロ何回撃っても倒せない
無限ロケランも試してみたけど 爆風の向こうに立ってる!
だから次は絶対殺る為に 俺は特殊ロケランだけは最後までとっておく

勇敢な瞳光らせ 進化していくレオン
どこまでも真実を 求め

GUNINSTALL GUNINSTALL
この星の無数の人間の 一人だと 今の俺には理解出来ない
GUNINSTALL GUNINSTALL
恐れを知らない商人の ように 振舞うしかない GUNINSTALL
武器商人 いつの間にか死亡した
脚を撃ったら 死んだ いつだって弱くて
あの日から変わらず いつまでも変わらずに 殺せなかったこと 悔しくて商人 殺す

エイダは 今どこで何をしていますか? この空の続く場所に居ますか?
昔のように可憐で居てくれますか? 今はただ それを願い続ける

43偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:14:35 ID:???
(続き)
嫌い キライ Ashley(きゃっ いたっ きゃっ いやっ グシャ!!
誰が ダレガ Can't be clear without Ashley.
どうして なぜなんだ(きゃっ いたっ ドガッ!
Why Why Why Why Don't you escape comes enemy.
知らないぞ そんな娘 敵が来てるのにその場に棒立ち
あんたとは 違うから ハーブまで 簡単に盗まないで

警官の頃 やったことあるぞ 色あせない 記憶だ
ラクーンシティ 走りぬけ バイオハザード バイオハザード 悪夢
警官の頃 懐かしい記憶 エイダとか 落ちた時
ブチ切れて サンプルに 八つ当たり 八つ当たり 悪夢
でも 今も そんなことを忘れずに 何かに追われるように 毎日生きてる
見過ごしてた真実は おっくせんまん☆おっくせんまん
嗚呼 過ぎ去りし悪夢は ラクーンシティ
君がくれた真実は おっくせんまん☆おっくせんまん
嗚呼 過ぎ去りし悪夢は ラクーンシティ

俺は付いていくぞ どんな辛い スパイの闇の中でさえ きっと 君だけは輝いて
超える未来の果て 弱さゆえに You are deadにならないように
My way 重ねるよ今 二人に God bless・・・

買って行け! 最後に笑っちゃうのは俺のはず? 武器商人だからです ←結論
値段にガッツ入れたのに機嫌が良いのなんでだろう?
ぼったくりがいいのです ←な? け! る↓ ぜorz

44偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:15:06 ID:???
(続き)
ガナード全員で 「ツルピカきゅ〜っとハゲ村長」
あっと もっと 大声で みんなで驚きましょう
「村長が殺られただってー!?」

6年前のラクーンシティから愛してるうううううううう
3年が過ぎた頃から もっと恋しくなった
一億と二千年後も愛してるうううううううううう
君が死んだその日から 俺の悪夢に 赤服女は絶えない

エージェント レオン エージェント(わんつー♪
令嬢 アシュリー 足手まとい(ひどい!

エイダ エイダ つるぺったん♪(ぺったん! ペッタン! ペタンコエイダ!
アシュリー アシュリー ボンキュッボン♪

悪夢の中で 出逢った女 あの日の最後に
想い出はやさしいキスでえええええええええええええ
エ〜↑ イ〜↓ ダ〜↓
想い出はやさしいキスでえええええええええええええ

駆ける孤島ステージ 追いつかれるかな?
feeling 近付くチェン男 Cut my neck チェンソーで首斬って

うっ うっ うっ うっ おまw おまいCHIBI(おまいCHIBI
おまいCHIBI(おまいCHIBI
おまいCHIBI(おまいCHIBI
すいません これでも20歳!(`・ω・´)

クラウザーは 俺に エイダに バカにされ
ボコボコとなりて ゴミ捨て場に捨てられる

なけるぜいうんっ! と レオンあっと☆
ヨーロッパに降りたエージェント
止まれそこから動くなよ 戦争 爆闘 いのちがけ!
アレとかコレとか ボケたのか?☆
右腕が 取れるのか?(Fu〜) 俺様には!(Fu〜) 勝てないぜ!(Fu〜)

You are The Knight of Ashley

コレを使ってロケラン! レッツゴー!

エイダです。
本日はトラウマ動画(RaccoonCity)に御アクセス頂き、ありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、この記憶はレオンの都合により、ご覧になる事ができません。
またの御アクセスをお待ちしております。

おまけ
01・エージェントEUを往く
02・ハレ晴レコワイ
03・エイダに貰ってすぐロケラン〜狂気の伝染
04・Help me, ADAAAAAAAA!!
05・Now loading
06・コルミロスの牙
07・GO is NG
08・森のハーブにご用心
09・Puttens-Shoot
10・真赤に近い
11・犬コロが倒せない
12・勇気VSビビリ
13・ガンインストール
14・烏の詩
15・ゆー
16・アシュリーは大変な苦労を強いていきました
17・悪夢は億千万
18・Leon knows...
19・買ってけ!武器商人
20・ツルピカへるつ・ハゲ村長ラジオ
21・創聖のアクバイオン
22・ふたりのモチぺったん
23・ペタンコエイダ
24・Here I go!
25・rial my heart
26・Cut my neck
27・Fuke-chibi
28・序曲(DRAGON HAZARD)
29・FINAL HAZARD
30・なけるぜいうんっ!と・レオン@メイト
31・君こそがアシュリーを守るナイト
32・レッツゴー!ロケラン!

45偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:15:46 ID:???
懐かしの番外小劇場『電人LEONの憂鬱 その後』

あらすじ
ヘタクソなプレイヤーにウンザリしたレオン。彼はある日、プレイヤーから『電人HAL』の記憶を学び取る。
それを初まりに、様々な物語から登場人物の記憶を「データ」として学び取ることに成功するレオン。
しかし、彼がセットしてしまった「データ」は、あの『ディアボロ』の物だった! レオンは永久に死に続ける・・・。


「はっ!・・・・お、俺は・・・確か、アシュリーに窓から古城の外に蹴落とされて・・・・つ、次はどこから襲ってくる!?」
辺りを見回す。・・・・どうやら屋外らしい。多分昼間、天気は快晴。絵に描いたような太陽だ。
―――あれはなんだ? 頭上にレンガのようなものが浮いている。
宙に、謎の立方体がいくつか連なっている。材質は・・・恐らくレンガで間違いないだろう。
だが、あれが何故浮いているのだ? 糸か何かで吊るしているのかと思ったがそうでもない。
プチッ!
その瞬間、後ろから何かが潰れる音が聞こえた。
「・・・だ、誰だお前は!?」
咄嗟にそう叫ぶ。
そこに居たのは、赤い「M」帽子と青いオーバーオール姿の中年の男だった。足元にはなにやら潰れたものがある。
男は何も言わずに、その場で華麗なる跳躍を見せた。
何の助走もつけずに、なのに、20メートルは飛んでいる。なんて脚力だ!・・・・気が付くと、俺はその男の影の中に入っていた。
・・・・・影? 太陽は真上にある。そして、俺が影の中に居るということは・・・・・・
グシャァッ!
     赤い帽子のMの人に踏み潰されて死亡

「はっ!・・・ま、まただ・・また死んだ・・・・ここは・・・?」
辺りを見回す。今回も屋外だ。太陽はなく、代わりに月が出ている。恐らく夜だろう。
・・・夜なのに明るい。すぐ近くのクラブの看板のせいだろうか?
看板には『マリブクラブ』と・・・ん?
ドォン! ドォン! ドォン! ドォン!
     トミー・ベルセッティに強盗され死亡

「うっ・・・・こ、今度はどこから襲って・・・・・」
『くけけけ』
い!?・・・今の笑い声は!?・・・・・周りには誰も居ない。―――しかし、ひたひたと歩くような音がする・・・なんなんだ!?
『うひゃははは!』
「!?」
ドゴォーーン!
     ヘヴンスマイルに爆破されて死亡

気が付くと俺はどこか暗いところにいた。・・・・暗い? いや、違う。何かの影の中だ・・・・上に何が・・・・・!
「あ・・・あ・・あ・・あ・・・・」
ゴシャッ!
     メタルギアREXに踏み潰されて死亡

「うわああああああああ!!!」
かゆい、痒い、カユイ、カユイカユイカユイカユイカユイィィィィィィィイィ!!!!
ガリガリガリガリガリガリガリガリ・・・・ガリ・・・ドサッ
     ノドを掻き毟って死亡

・・・ここは見覚えがある。村だ。あのガナード村だ。
ブルン、ブルン・・・・ブィィィィィィン・・・・
「あ・・あ・・あ・・・」
『テヴォイアマタール!』
「お・・俺のそばに近寄るなああーー!!」
ブィィィィ・・・ブシュゥウ・・・・

46偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:16:33 ID:???
妄想小劇場『NEWキラー9(40)〜究極の能力〜』

流石に今回ばかりはトリックに目星が付かない・・・だが、もしこれが奴の能力なら―――
弾丸の件は・・・・いや、それだけじゃない。『目立った外傷もなく内臓がくりぬかれた死体』の説明もつく。
「ワープ・・・・空間を跳躍するというこの現象・・・聞いたことくらいはあるだろ?―――お前の能力はそれだったんだ。ロベルト。」
もう、常識がどうのこうののレベルじゃない。「ありえない」はもう無いんだ。スレタイ通り俺もありえないんだから。
「てめーは・・・・・なんらかの方法で弾を違う空間に保存し、それを俺に飛ばしたんだ・・・そうなんだろ?」
奴の笑顔がほんの少し歪む。それは、図星を突かれた悔しさからくるものではなく、正解を出した俺を祝福する合図だったようだ。
男は抜き身の日本刀の峰で肩を叩きながら、俺の周囲をぐるりと回るように歩き始めた。
時折、その刃で何も無い空間を斬り裂く。その時の刃の唸り声は、どこかで聞いたことがあった。
「その『解』は半分正解であり、半分不正解だ。・・・だが、オマケで三角をやろう。」
「だろうな・・・やっぱりトリックが分からないんじゃマルは付かないか。」
「違う。そうじゃない。」
「?」
ロベルトが不意に脚を止める。そこは、ロック達から一番遠ざかった場所だった。・・・・この位置はマズい。
俺とロベルトを繋いだ延長線上にロック達が居る! つまり・・・この状態で弾を出されたら、俺は避けられてもロックは避けられない。
奴は、コレを狙って移動していたのか!?
「ときに小僧。貴様の後ろでへばってる役立たずの能力は知ってるな?」
「・・・・ああ。時の速度が早くなったり遅くなったりする・・・ように見せる能力だ。」
ロックが『ハリボテで悪かったな』と言わんばかりの視線を向けてくる。仕方ないだろ。事実なんだから。
「その通り。時間に携わる能力だとしても、所詮は真似事―――

47偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:17:06 ID:???
(続き)
―――本物に敵う道理はあるまい?」
それから起こる現象には全て、突然という表現が一番よく合っていた。
突然声が後ろから聞こえ、突然俺の眼の前から男が消え、突然激しい痛みが体を伝わる。
「ぐッ・・・・・・うッ!」
いつの間に俺は横たわっている?・・・・しかし、この感覚は前にも・・・ッ!
そうだ、あの時の武器庫だ・・・! 奴は今、何をした!?
「私の能力は『ある物についての時間を止めること』だ。
時間を止められている物体はその間、何者にも物理的干渉を受ける事は無く、物体自身も何かを感じることが無い。
また、その物体は時間を止められている間そこから動く事が出来ない。」
ロベルトはそう言うと、ポケットからコインを取り出し、指で弾いた。
空中でコインが踊る。そしてロベルトの眼の高さで『止まった』
完全に何も無いところでコインが停止している。そして奴は、そのコインの面に指を付きたて・・・貫いた。
「あらゆる物は干渉を受ける事がなくなる。だが、時が動き出せば・・・・」
コインが微妙に動いた。ロベルトは、指で貫かれたコインをゆっくりと外し、面に開いた風穴を俺に見せた。
「まさか・・・お前、人間の臓器に!」
「そうだ。私は職業柄、様々な生物を・・・時に生きたまま解剖してきた。
苦痛に歪むあの表情・・・絶望と恐怖に支配され小刻みに震える体・・・しかし、それよりもだ。
己の胴に詰まっている全ての臓器を一挙に失ったあの表情・・・たまらんなァ。くっくっくっくっく・・・・」
イカれたジイさんの哄笑が響く。俺は・・・・そのイカれ加減に―――
「ぬっ!?」
グシャッ!
―――本気で腹が立った。
全体重をかけた俺の拳は奴の顔面にめり込み、自分でも驚くほど遠くまでフッ飛んだ。
俺のどこにこんな力があったのか、自分でも不思議でならない。
しかし、アイツも伊達にキラー9の古株を務めてるわけじゃないらしい。
そりゃそうか。この程度の攻撃で終わるなら、俺はこんなに苦労してない。
「見事なパンチだな。小僧。これなら世界も目指せるだろう。」
「俺もエージェントなんでな。みだりに名を売ってはいけないことになってるんだ。もう手遅れだが。
―――それよりジイさんよぉ・・・もう1つ教えてくれないか? あんたの能力はよく理解できた。だが・・・」
「銃弾が跳ね返った意味が分からない・・・か? くっくっく・・・それが俺の能力のポイントだ。」
さっき風穴をブチ開けたコインを再び弾く。今度は弾いてすぐに空中で停止した。
「このまま解除すれば、コインは上に動く。・・・だが―――」
ロベルトが指を鳴らすと、コインは横に動いた。・・・・・なるほど。そういうことか。
「つまり、止めた物体が運動している状態ならば、運動の向きを変える事が出来ると・・・・そういうことか。」
・・・ダメだ・・・・・弱点が見当たらない! どう戦えば良い!? それが思いつかなければ・・・・死あるのみだ!

48偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:20:58 ID:???
妄想小劇場『NEWキラー9(41)〜綻び〜』

「つまり、止めた物体が運動している状態ならば、運動の向きを変える事が出来ると・・・・そういうことか。」
・・・ダメだ・・・・・弱点が見当たらない! どう戦えば良い!? それが思いつかなければ・・・・死あるのみだ!
時間を止める能力? そんな人知を超えた能力、どう捌けばいいんだ! 銃もダメ、ナイフもダメ、爆発物だと味方も巻き込む。
・・・・万策尽きたようにしか見えん。・・・これが絶体絶命って奴か!
「レオン!」
ロックが叫んだ。
「どんな能力にも必ずほころびは存在する! 能力が強力ならば、尚更だ!」
ほころび・・・か。そういえば俺は最初、アイツは『空間にほころびを作り物体をワープさせる能力』だと思ってたんだな。
・・・・・あれ? ほころび・・・時間を止める・・・・
「ゆっくりと考えている場合ではなかろう。小僧!」
「うおっ・・・!」
ロベルトが中段の横斬りを放ってくる。俺はそれをバックステップで回避した。
・・・・時間、ほころび、何か引っかかった。だが・・・どうやらそれを考える時間は与えてくれないらしい。
ロベルト=ライラス・・・流石キラー9だ。・・・能力だけではない。近接戦闘に関しても十二分な経験を積んでいる!
流れるような連続技、それでいて寸分の狂い無く人体の急所を狙い、わずかな隙にすらつけこませないスピードを持っている。
そして俺は、確実にこの剣技に押されている。・・・・・まずは、この不利な状況を打開する事から初まるらしい。
パンッ!
「・・・なんの真似だ小僧!」
俺は何の関係も無い空間に弾を撃った。それも3発だ。
パンッ! パンッ!
弾は3発とも壁に命中した。なのに、弾痕すら残っていない。相当硬い材質のようだが・・・・でも兆弾は無理っぽいな。
弾は、3発とも壁と『直立』に、不自然な角度で跳ね返った。
「無駄だ。ここの壁は通常の物とは異なる特殊な材質で構成されている。通常通り弾は跳ねないぞ。」
「なるほど・・・確かに特殊な材質だが、なんでそんなもんを? まるでそうじゃなきゃ都合が悪いみたいだ。
・・・・しかも、弾は3発とも完全に勢いを失った。おかしいとは思わないか? 何で『俺に弾を返さなかった』んだ?」
「!!!」
まず1つ読めた・・・ロベルト。お前は・・・・自分の近くの物体でなければ止められない!
「更に推測しよう・・・運動している物体を止める為には、それなりのタイミングが必要なようだな。
だから、壁に細工して弾が直立にしか跳ねないようにしたんだ。」
ロベルトはギリギリと歯を食いしばっている・・・・どうやら正解らしい。
「あ、そうだ! これはまだ仮説だったんだが・・・」
パン、パン、パン!
銃の中の残りの弾を全てロベルトに向けて、若干遅めに連射する。
1発目の弾が止められたことは俺にも理解できた。が、2発目以降は止められず、そのまま奴の後ろの壁にブチ当たった。
「お前は『物体に関する時間を止め』るんじゃなくて、『物体を含む空間の時間を止め』ているんじゃないかと思ったんだ。
最初の3発はバラバラに止められたんじゃない。俺があまりにも連射しすぎたんだ。

49偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:21:54 ID:???
(続き)
1〜2発目を壁にぶつけ、それらと3発目が最も接近した所で時間を止める!
それを自分の体で隠せば、弾丸消失マジックの完成だ。って事は?・・・連射しなければ攻撃を当てられるって事だ。こういう風にな!」
そう言って俺は銃を奴に向かって構えなおした。アイツは既に俺の弾を1発止めている。今なら弾が当たるはずだ!
カチッ・・・
しまった! リロードを忘れていた!!
「未熟者が!!」
そこから反撃が来るまで、大した時間は掛からなかった。
奴は弾を跳ね返し、そこからさっきと同じ、刀による連続技を放ってきた。・・・いや、同じじゃない。さっきとはヤバさが全然違う。
ここまで追い込まれてしまっては・・・・対処は不可能・・・・・死!
・・・そういえば、能力について何か引っかかったことがあった。確か・・ほころびが・・・
ほころび?・・・矛盾・・・矛盾!? あ・・・・そうか!!
俺はどうしてこんなに単純な事に気付かなかったんだ・・・・。奴が本気で俺を始末する気なら、さっさと俺の時間を止めて刀で刺せば良いんだ!
なのにしない。いや、出来ない!
「まずはこの状況を打開しなければ!」
「ぬっ!? 小僧! 正気か!?」
俺は手榴弾のピンを抜き、それをロベルトに突きつけた。奴も流石に怯んだのか、剣を振るのをやめた。
「テメェが時間を止めなきゃ、俺もお前もドカンだ!! あと5秒!」

50偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:22:35 ID:???
妄想小劇場『NEWキラー9(42)〜能力(ちから)〜』

「ぬっ!? 小僧! 正気か!?」
俺は手榴弾のピンを抜き、それをロベルトに突きつけた。
「テメェが時間を止めなきゃ、俺もお前もドカンだ!! あと5秒! そーれ!」
その手榴弾は、俺が投げて1秒も経たない内に空中に固定された。その隙にリロードを完了させる。
「小僧! 自爆する気か!?」
「その通りだよ!『ブシドーとは死ぬ事と見つけたり』だッ!」
俺はパキパキと指を鳴らし、奴に向かって拳をあげ、走り出した。
「や・・やめろ! やめるんだ!!」
半狂乱で振り回される刀を見切り、奴に右ボディブローを入れた。続いて左フック、右アッパーのコンビネーション!
男の体が宙を舞い、鮮やかな放物線を描いて地面に落ちた。そしてその瞬間能力が解除され、手榴弾が飛んでくる。
「あと3秒だ。」
「う・・・うおお!」
ロベルトは必死で爆弾を探し、何とかその時間を止めた。
「おお、なかなかやるな。多分あと1秒だ。」
「こ、小僧! 一時休戦だ!! このグレネードを捨てるまで!」
「その前に、お前の能力がいつまで続くか聞きたい。」
「それは大丈夫だ。私の最高記録は10分。それまでにこの手榴弾が乗っている床を切り抜き、解除と同時に爆弾が下に落ちるように・・・」
「ふむふむ・・・なかなかいいセンスだ。つまり、この床を切り抜いて、下の硫酸浸しの階に落としちまおうってことか?」
「そうだ! それ以外に方法はない! 乗るか? 乗らないか!?」
「・・・まぁ、あと1秒で爆発しちゃうわけだしね。ここで死んじゃうのもみっともないよなァ・・・・・」
「じゃ、じゃあ乗るんだn・・・・」
奴がそのセリフを言いかけた時、にっこりと笑顔で、出来るだけ丁寧に、滑舌よく、
「だが断る。」
とだけ言って、奴の顔面を蹴り飛ばした。ロベルトは錐揉みでフッ飛び、壁に激突する。
そして、能力が解除され、再び時が動き出した手榴弾は・・・・・

パカッ クルッポー クルッポー・・・

手榴弾はパカッと割れ、中からハトが飛び出した。
「な・・・に・・・・?」
「残念! 偽者でした! はっはっはっはっは! その驚きぶり! たまらんなァ・・・くっくっく! ありがとうロック!」
何を隠そう、この偽手榴弾。ロックのお手製だ。腕の良いマジシャンが仲間に居ると何かと便利だ。
「騙したな、小僧!」
「おいおいジイさん、マジックショーまで行ってマジシャンにキレる奴は居ないぞ? 騙された奴がバカだ。
更に、お前はさっき、親切にも俺に情報を与えてくれた。『時間停止の最高記録は10分だ』ってな。」
「ぐっ・・・ぬぬぬッ・・・!」
「それからさ、その時止めの能力。あんまり使えるもんじゃないよな?」
「な・・何を言・・・・」
「本当に! その能力が使えるなら、お前はもう俺にトドメを刺してるはずだ。さっさと俺の時間を止めてブッ殺せば良いんだぜ?
だが出来ない。何故か?『刀じゃ時間が止まってる物体を貫けない』んだろ?」
「!!」
「物理の授業と言うほどでもない。常識の中の常識だ。同じ空間を2つ以上の物質が同時に占有する事はない。
お前の能力は一時的にそれを可能にするが、すり抜けたまま能力を解除した瞬間、矛盾が生まれる。いずれかが消滅しなければなるまい?
優先されるのは『生物』か、『全体の体積がより大きなもの』か・・・その辺だろ?」
「・・・・・・小僧。貴様を侮りすぎたようだ。その通り。重なりあった物が生物と無生物だった場合、優先されるのは『生物』だ。
生物と生物、無生物と無生物の場合、優先されるのは『全体の体積がより大きなもの』だ。」
「認めたな。ジイさん。」
「だがな、小僧。例え対等の状況でも、貴様に競り負けるほど俺は甘くない!!」
ロベルトが刀を構えなおした。
「奇遇だな。俺もジイさん相手に遅れを取るとは思ってないんだ。白黒つけるか?」
俺もナイフを構えた。・・・・恐らく大丈夫だ。どこまでが能力でどこからが生身かが分かれば対処法はある。
「最終ラウンドだジイさん! 来やがれ!」
奴が雄たけびと共に斬りかかって来る。全方位360度に気を配りながら、俺はそれを迎え撃った。

ドスッ!!

勝負は中断された。突然地面に突き刺さった、氷の槍によって・・・・・。

51偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:23:17 ID:???
妄想小劇場『NEWキラー9(43)〜力(ちから)〜』

勝負は中段された。突然地面に突き刺さった、氷の槍によって・・・・・。
「これは・・・・氷・・レニー=ブラウンか!?」
「そうよ・・・・・」
俺達が戦ってる場所より更に上の部分から・・・なんて言うか、怒りに満ちた顔でこちらを睨んでいた。
いや、こちらと言うよりロベルトの方向か・・・?
「ロベルト。コレはどういう事? レオンは私の獲物だって言っておいたよね?・・・・・なのに・・・・・何故横取りするッッ!!」
レニーが再び氷の刃を投げてくる。うわっ! 危ねぇ!!
・・・すんでのところで避けたが、今度の氷の刃はさっきとは違った。着弾地点から半径約1メートルに渡って氷の世界が出来上がった。
いわばコレは・・・・・氷の爆弾・・・・・・・・・狙っているのはロベルトだろうが、こっちまで巻き添えを喰らいそうだ。
シュッ・・・パキパキパキ・・・・
本当に、冗談抜きで危ない。さっさと隠れないと・・・・・・その時、攻撃を回避しているロベルトが言った。
「ま、待てレニー! 話を・・・・」
「何故横取りしようとしたのかと聞いているッ!」
レニーの手から、みるみる内に大きな氷塊が精製されて行く・・・そしてその氷塊が、光る!
段々と光が増す・・・・・・なんだか嫌な予感が・・・
「ロック! 隠れろ!!」
「な、なに!?」
「いいから!!」
動くことが出来ない女性陣2人を掴み、物影に隠れる。
「お、おい! 俺を置いていくんじゃあないッ!」
カサカサとロックが這ってこちらにくる。全員が隠れた時・・・『爆発』は起きた。
「「ぐあああああッ!!」」
眩しい! 世界が白い・・・・光が・・・うッ!
・・・・・・・・・・・・・。
やっと目が見えるようになってきた。・・・・・・酷い。あまりの高熱に壁や床がコゲている。
だが、それにしても理解出来ない・・・さっきの攻撃から言っても、レニーの能力は十中八九『氷』系統だ。
それなのに、この高熱は何だ?
「ぐっ・・・これが・・・あの技か・・・・腕を上げたな・・・レニーよ・・・・」
黒コゲのロベルトが言った。・・・・待てよ? ロベルトの能力は防御には使えないはずだから・・・つまり・・・・それで生きてるってことは?
「モニターの前の諸君。すまなかった。あまりの光に壁が黒ずんで見えたんだ。」
いや、本当にすまない。
・・・だが、高熱を発したのは事実らしい。ロベルトの服が少しコゲている。
服や皮膚はちょっとコゲるだけですむだろうが、目はそうはいかない。服が焼けるほどの高熱を発する光だ・・・ほぼ確実に失明・・・だな。
「これはまだ序の口よ・・・レオン。・・・・レオン・・・レオン・・・・・ふふふ・・・あははははっ♪」

52偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:23:50 ID:???
(続き)
な、何だ・・・
「ごめんなさい。・・・やっとあなたを『私の物に出来る』と思ったら、嬉しくて・・・つい笑っちゃったわ。」
「・・・気持ちは嬉しいが、お断りだ。」
こういう時に使われる『私の物にする』とかってセリフに良い予感はしない。もっとも、レニーが登場する回に良いことは無かったが。
「・・・2人とも、私を除け者n」
ロベルトのセリフをさえぎって、レニーが俺に話しかける。
「どうして?」
「だからな、お前の口からそういう言葉を聞く時は大抵ロクなことがないんだ。」
「・・・・だから、私を無視して話を続けるんじゃn」
「分かった、アンタ、さてはあのアシュリーとか言う女の子が・・・」
「そんなわけないだろ! あんなワガママ女!」
「否定する所が怪しいわね、このロリコン!」
「なにおう! あれでもアイツは大学生だぞ! さっき資料を覗いたらお前は14歳の設定じゃないか!」
「関係ないでしょ!」
「大アリだ! このマセガキ!」
「なんですって!」
「マセガキと言ったんだ! マ・セ・ガ・キ!!」
「言ったわn・・・」

「いい加減にしないか貴様らッッ!!」

ロベルトの一喝が部屋中に響き渡る。そろそろこのお約束の展開も飽きてきた頃だ。
「「なんだよ(なによ)ジイさん(ロベルト)!!」」
「・・・いや、もう喋らなくて良い。敵も、反乱分子も、始末するのみだ!!」
奴が刀を抜く。上等だ。やってやろうじゃないか!!
「1つ言っておこう。その距離ならば・・貴様ら2人とも、俺の能力で止めることが出来る!!」
「なっ・・何ッ!?」
すぐに回避の体勢を取る。・・・だが、少し出遅れた感がある・・・・マズいかもしれない・・・。
「もう遅い! 回避は不可能だ!!」
そして俺は・・・・地面に叩きつけられた・・・・?
体は動く。つまり時を止められては居ないという事だ。
レニー・・レニーはどこに!?
「き・・さま・・・レニー・・・・何を・・・した・・・!」
腹に氷の槍を喰らったロベルトは、その場に跪いた。レニー・・・時が止まってるわけではなさそうだ。
「バカにしないでよね。・・・私の能力をもってすれば、あんたの能力なんてくだらないものよ。」
「ふッ・・ふざけるな! 究極にして至高の能力を持つのはこの俺だ! 俺が誰かに敗れるはずがない!!」
ロベルトは多量の血を撒き散らしながら立ち上がり、剣を振り上げた。
「・・・・何度も学習しない人は嫌いよ・・・・・」
レニーとロベルトの周りを、ダイヤモンドダストが覆った。・・・・寒い寒い! 少しは加減しろ!
・・・・・その内に、ロベルトの姿が見えなくなる・・・・見えなくなるだと? じゃあ何処にいる?
奴は初めから何も動いていなかった。さっきロベルトが立っていた場所には、巨大な球状の氷塊がある。
「あんたが悪いんだからね・・・私とレオンの邪魔をするから・・・! これで終わり。―――Frozen Time!!(凍りついた時間)」
氷塊が崩れ、中から血まみれのロベルトが顔を出した。・・・・いや、その血すら凍りついている。
「やっと邪魔者が居なくなったね・・・・レオン!」

53偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:24:21 ID:???
妄想小劇場『NEWキラー9(44)〜殺害不可能!?〜』

「やっと邪魔者が居なくなったね・・・・レオン!」
避けては通れぬ壁だとは思っていたが、遂にその時が来たらしい。
「あの技・・・Frozen Timeとか言ったか? いいセンスだ。」
俺はそういって銃を構えた。それと同時に、レニーの体がオーラに包まれる・・・オーラじゃなくてただの冷気か。
・・・・いいや、『ただの』冷気じゃない。みるみる内にレニーの周囲が凍りつく。これは、かなり訓練された能力らしい。
「レオン。あなたが飛び道具で来るなら、私も飛び道具で行くわ。あなたにとっては不利だけどね。」
彼女の体の周りに、無数の氷塊が精製されていく。それは、数秒後に俺に向かって放たれた!
「うわっ!」
1発が肩を掠める! 痛みはすぐに和らぐ。・・・・何故だ?―――掠めた箇所が凍っているからだ・・・・・!
なんて事だ! わずかに掠っただけでこれか・・・・直撃すれば氷漬けだ・・・・・・!
パキッ・・・
背後から何か、音が聞こえる。・・・・後ろは壁。その壁は例の『非常に硬い材質』だ。・・・・まさか?
振り返ってそれを確認する。・・・・・・・・・銃弾を跳ね返し、その弾痕すら残さない壁が・・・・・えぐれていた。
「理解した? これがキラー9と一般人との能力の差よ。ただの人間では、私にも、リーダーにも勝てないわ。」
「それはどうかな?・・・・人間はそこまで弱くはないさ。」
その一言がカンに触ったのか、レニーは即座に氷塊を精製する。しかし、流石の能力も俺の早撃ちには勝てない。
当然だろうか。わざわざ氷を作って飛ばすのと、ただ構えて撃つのとじゃ話が全然違う。
パァン!
やはり、速度は俺の方が上だった。・・・・・しかし、命中の手ごたえは無かった。
「だから言ったでしょ・・・・あなたにとっては不利だって。」
カチカチに凍った弾丸が、床を転がった。・・・・・高速で回転し、飛ぶ弾丸を瞬時に凍らせた・・・だと!?
「あらレオン、汗かいてるわよ?・・・・暑いのね。もう少し涼しくしてあげるわ。」
勘違いするんじゃない。ただの冷や汗だ。・・・・・暑い? ああ、その手があったか!
「待て待て。ちょっと暑いくらいでお前の手を煩わせる気はない。ちょっと待ってな。」
「?」
銃をホルスターにしまい込み、そのホルスターを外す。・・・・・そして、シャツのすそに手を掛けた。
「!! ちょ、ちょっと待・・・、・・・・・・・・。」
「ん? どした?」
レニーは顔を真っ赤にしてあっちを向いてしまった。・・・・・人の事を気にしてる場合じゃない。いつまでも上半身裸だったら風邪を引いてしまう。
「よっ・・・と。待たせたな、レニー。」
「・・・服着た? 本当に服着た?」
「ああ、着たとも。」
彼女は恐る恐るこちらを振り返った。・・・・そこまで怪しまなくても。
「・・・・それは?」
俺が服を脱いだのは、ある物を取り出したかったからだ。それは、シャツの裏に仕込んであったこの『紙切れ』だった。
「この紙切れはだな・・・湿り気が無くなり、衝撃が加わると・・・爆発する。」
「!!」
「この間読んでたジャパニーズコミックスからヒントを得たんだ。『カンシャク紙』と呼んでくれ。」
一応、コレの開発もロックが手伝ってくれた。
「そ、そんなの、私の能力で・・・」
「チッチッチ。分かってないな。この紙は、液体窒素で凍らされても爆発する!」
「液体窒素って液体なのに?」
「うっ・・・・細かい事はヌキだ。とにかく、低温状態でもこの紙は爆発する。そろそろ・・・乾いてきた。」
レニーがジリジリと後退しはじめる。今だッ!
「そーらぁ!」
俺はレニーに向かってゴワゴワの紙を投げ、横に転がった!
「甘いわッ!」
レニーが手をかざすと、紙はカチンコチンに凍る。俺はそれを銃で撃ちぬいた!
「くらえ!!」
パァン・・・・・・・・・ドカァン!
爆風は壁の氷をも破壊し、八方に広がった。熱風が頬を撫でる。
「ああっ・・・・うっ!!」
レニーは爆風にフッ飛ばされ、壁に激突した。・・・・・・生存は絶望的だろう。

54偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:24:52 ID:???
(続き)
 「ふふふふ・・・・・あはっ・・・あっはははははははははははは! 面白いよ! 面白いよレオン!」

「!!?」
彼女は・・・・まだ生きていた!
哄笑と共に、血まみれの体がゆっくりと起き上がる!・・・・ニヤリと笑うレニーの顔は、半分が消し飛んでいた・・・・・。
「あなたは、私が紙を凍らせた瞬間、銃であの紙を起爆させるつもりだった。そうすれば、氷の破片で殺傷力はアップ。
上手くやれば、ロベルト爺さんくらいなら『殺せたかも』ね? あはははははははははは!!」
大声を上げて笑い続けるレニー。
「よくまぁ、その大怪我で大笑いできるな。狂ってるのか?」
「・・・その言葉、凄く傷付くわ。・・・・いいから見てなさいよ。」
・・・・・・・・・気のせい・・か? 彼女の顔の傷が・・・急激に塞がっている!?
「!!」
半分が消し飛んでいた顔の形が、段々と整っていく。
巨大な氷塊が刺さっていた箇所の傷も・・・塞がっていく・・・・・・。
やがて、全身の傷は全て塞がり、所々破れた服に多量の血液が付着するのみとなった。
「ジェイソンのこと、覚えてる?」
ジェイソン・・・本部を襲撃し、好き勝手にトラップを貼りやがったあのイカレ野郎か。
―――待てよ? あいつの能力は、確か・・・暗視と・・・・・
「回復力・・・まさか、お前も!?」
「ええ・・・・もっとも、K−8じゃなくて他のウイルスの効果らしいけどね・・・・・まぁ、でも、この能力って便利よ?
女の子にとって、ショック以外の何物でもない顔の傷も、ほら・・・この通り。爆発物は良い線行ってたけど、まだまだね。
私を殺すには、『一瞬の内に私の全身を吹き飛ばす何か』が必要よ。レオン?―――そしてあなたは今、そんな武器を持ってない。
言い換えるなら、あなたは私に勝てない・・・・! 何度痛めつけられようが、何度も再生するッ!
ロベルト爺さんが無敵なんてとんでもないわ・・・・・・さあ、第2ラウンドよ!」
―――――更なる冷や汗が額を流れた。・・・・・断言しよう。これは、俺のエージェント人生きっての難問だ!
さぁ・・・どうする!?

55偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:25:25 ID:???
替歌小劇場『禁じられた真実』

黒い首輪につながれて 未練の鎖に縛られて 今宵も眠れずうなされる あなたが愛おしい
抱きしめてお嘗めよ 甘い夢の雫を あなたの 心に 紅いイリュージョン

過去と云う棺の中 魂はまだ迷ってる 壊れた翅は月光に 溶けていき 消えるわ
闇の中 気付いたら孤独 ふたりの証 焔のそばで 貪りませう

私のこの手にキスをして 賢者の束縛外して 自由になること夢見てる あなたが憎らしい
抱きしめて捧げよ あなたの愛の言葉は 私の 心に 白いトゥルース

罪なのだから 愛さないで 禁断の 真実を

56偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:26:16 ID:???
カイルさんの作品↓

57偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:26:51 ID:???
第16話「治療」
ウェスカーは治療に専念していた・・・
ウ「まずエイダを無視して俺から治療するか・・」

ダン!ダン!ダン!
ウ「グフ!!」
エ「・・・・・・・・」
ウ「しまった・・・・」
どふ!
エ「・・・・・・・・」
そのころクリスは・・
ク「こっちも終わったぜ!」
そのとき!
ド!ド!ド!ド!
ク「なんだ!?」
エ「・・・・フゥ〜・・・・・フゥ〜・・・」
ク「何だエイダかよ・・・・・ってアレ?エイダって殺されたような・・・・」
エ「シャァァァァァッァオ!!!」
ドシュ!!!!!
ク「クッ!」
バタ・・・・・
そのころクレアは・・・
クレ「!?・・・何今の音!」
?A「ウググググ・・・・・」
ク「アレは・・・タイラント!?」
?B「我の名は、・・・・・キッド・・・アンブレラの幹部・・・」
クレ「アンブレラの幹部!?」
キ「いきなりだが力試しといこうか・・」
タ「行くぞ!」
クレ「しゃべったぁー!

58偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:27:25 ID:???
第17話「逃走」
クレ(チッ!)
キ「ウェスカーは我の部下・・・・しょせん雑魚だ・・いけ!タイラントよ」
タ「はっ!て・・・」
キ タ「・・・・いない・・・・」
クレ「いちいち戦っていられるかよ!」
とにかくクレア一行は敵を無視しアンブレラタワーの頂上へ向かった・・・
レ「おっクレア!」
クレ「レオンさん!」
ク「クレア!」
クレ「兄さん!」
ウィーン
?「よくここまでこれましたね・・・」
クレ「あんたは・・・キッド!」
レ ク「キッド?怪○キッド?」
クレア「ちがう・・・アレは、アンブレラの幹部!」
レ ク「へぇ〜」
キ「お前ら我を無視するではない!・・・そう我はアンブレラの・・・」
だだ!だだっ!だだっ!!だだだっ!!だ!だ!
キ「グフゥ!」
味全「雑魚めが!・・・」
キ「不意討ちだとぉ・・・・」
ドシュ!!!
キ「クッ・・・(俺出番無さすぎ・・・)」
ク「終わったね」
レ「雑魚だったね」
クレア「えーーとぉーー・・・」
ク レ「ジィーーーー・・・」
クレア「竜巻旋○拳!」
ク レ「あ〜〜〜〜れ〜〜」
バコォォォン!
味全「!?」

59偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:27:55 ID:???
第18話「終幕」
?「キッドごときで終わりにしてたまるか!」
味方全「お、お前は・・・・誰?」
?「アンブレラの幹部サムだ!あと社長はもういないぞ・・・」
クレア「ならここは用無しね」
レオン「そうだな」
クリス「もうミサイルを呼んどいたぜ」
サ「ちょまッ!」
味方全「ばいばい」
クレアたちは窓から(160階)飛び降りた!
サ「おい!飛び降りとか自殺するつもりかあいつら!」
シューーーーー
サ「何の音?」
バコ!・・・・
サ「えっ・・・もしかしてミサイル?」
ドコーーーーーーーん!!!!
クレアたちは家に帰っていた
レ「いやぁ〜ヘリが着ていたとは知らなかった・・・」
クリス「これで当分ゾンビはいなくなるな・・」
クレア「じゃこれで解散ってことだね」

60偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:28:26 ID:???
第19話「再発」
レ「なぜ?再発した?ってあれ?リリアン(レオンの妻)がいないぞ?
リ「お〜ら!お〜ら!けちらしてやるぅ〜!」
レ「ちょ!マジかよ?」
リ「文句あんのか!」
レ「いえ・・・なにも・・(逃げよう・・)」
ササササササササ・・・・
レ「そうだクレアとクリスを呼ぼう!」
プププププルルルルプルルルルガチャ!
?「はいもしもし?」
レ「クレアか?こっちが大変なんだ!」
クレ「ええこっちもよクリス兄さんが今守ってくれてるの」
レ「そうか・・がんばって生き延びてくれ」
クレ「レオンもがんばってね」
ブツ!ツーツー
レ「どうすればいいんだ・・・町もゾンビだらけだし・・ハンドガンだけだし・・・そうだ!アシュリーに連絡をしてみよう」
プププププルルルルプルルルルガチャ!
ア「大変なのレオン!」
レ「やっぱりか・・・」
ア「やっぱりかって?」
レ「こっちもゾンビがたくさんいるんだ」
ア「え?こっちには・・・」
ブツ!プープー
レ「オイどうした!?アシュリー?・・」

所持品
レオン
ハンドガン ハンドガンの弾×60発

クリス
ハンドガン 猟銃
ハンドガンの弾×70発 猟銃の弾×15発

クレア
コンバットナイフ×1本

リリアン
ショットガン ショットガンの弾×1000発(オイ!
グレネード  全種類100発ずつ

61偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:28:57 ID:???
第20話pa-to1「リリアン最強伝」
リ「ゾンビごときに殺せると思った?」
ゾA(やばいよこの人・・・・)
ゾB(そうだ!)
ゾC(どうした?なんかいい作戦でもあるのか?)
ゾB(ネオタイラントさんを呼ぼう)
リ「??????」
ゾA(そうだな呼ぼう)
ゾ全員(ネオタイラントさ〜ん!)
リ「お前なら何こそこそやってんじゃい!」
チャキン!
バゴーん!
ゾ全「フギゃー!」
ネ「どうかしたか二等兵ぃぃ!?(なんだ奥から感じる殺気は・・・)
リ「あんたがゾンビたちが言ってたリーダーね・・・・クフフフ・・」
ネ「それがどうした言うのだ!しねぇぇい!」
サク・・
リ「え?」
ポタ・ポタ
リ「グフゥ!」
ネ「見たか我の力・・・!」
リ「ナーンテネ♪」
ネ「え?」
リ「忍法変わり身の術!&手裏剣!(T&G&Z&Xウィルス撲滅の毒つき♪)」
ネ「阿賀がガががっがががっがががっががうっぅぅぅ」
バタ
リ「忍の里の長に勝てるわけないでしょ♪」

リリアン
手裏剣(T&G&Z&Xウィルス撲滅の毒つき)
ショットガン 弾×650発
グレネード 弾5発(硫酸)

62偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:29:34 ID:???
第20話pa-to2「アシュリーの危機」
ア「ねぇレオン!・・・切れてる・・・・」
ガーナド「おっ別嬪さん発見!」
ゾンビ「手伝ってやろうか?」
ガ「お願いするぜ!」
ガ「おい姉ちゃん」
ア「何!」
ガ(やっべこいつは・・)
ア「あぁん!てめぇー!あそこで・・・・・」
ガ「さいなら〜」
ゾ「?????」
ア「お前でいいやこっちこいや!」
ゾ「は、はい(なんかいやな予感が・・・)」
ア「真空波動拳!」
ゾ「おげぇぇ!」
ア「真空竜巻旋風脚! 」
ゾ「ぶげぇぇ!」
ア「昇龍裂破!」
ゾ「どぎゃぁぁ!」
ア「神龍拳!」
レ「あうーん」
ア「レオンがいたようなままいいや」
ゾ「このぉぉぉぉ!!!!」
ア「乱れ桜!」
ゾ「うげぇぇぇ!(もうやめて・・・)」
ア「滅殺豪波動!」
ク「あぎゃ!」
ア「滅殺豪昇龍!」
クレ「いぎゃ!!!」
ア「天魔豪斬空!」
ガ「あぁぁぁぁ!」
ア「瞬獄殺!」
武「あうーん」

アシュリー
ストリート○○イターZERO2究極の書

63偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:30:06 ID:???
第21話「救出」
レ「いてーじゃねぇーかアシュリー!」
ア「ごめんなさい・・・」
ク「そうだそうだ!」
ア「・・・ごめんなさい・・・」
クレ「そうよそうよ」
ア「プチ・・ごめんね」
武「It is because of you. !」
ア「何言ってるかわかんねぇよぉ!バコ!ボキ!」
武「Stopping furnace. Is it and Na in」
ア「なんかいいったらわかるんじゃい!止めだ!皇王天翔翼!」
武「..doing... Then, Satssatsts Yabtiri. !」
ア「何べん言ったらわかるんじゃい!浄破滅焼闇!」
武「ぐばぁやるなぁ・・・」
ア「日本語しゃべれんなら最初から使えよ!龍虎滅牙斬!」
武「ちっ!さらば!」
パリーん!」
ア「ふぅーあっごめんね」
レ「・・・・」
ク「・・・・」
クレ「・・・・」

アシュリー
最強の書

レオン
無し

クレア
ショットガン(ナイフつき)
マシンガン

クリス
サンダーキャノン100%
ファイヤーキャノン100%
フリーズキャノン100%

64偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:31:36 ID:???
第22話「入手」
アシュリーの暴走の30分前・・・・・
ク「ゾンビはもういないぜ!」
クレ「あらそう、ありがとう・・・」
ク「どうした・・・クレア?」
クレ「いやぁ・・・・別にただ隠し階段があっただけ・・」
ク「先に行くぞ!」
クレ「うんって早!」
ク「あっ武器発見!」
クレ「何々・・・・あっこれわ!」
ク「えっなに!」
クレ「しらな〜い」
ク「わかった・・・・もって言ってあいつから買ったThe strongest arms bookで調べよう!」
コツコツコツ・・・・
ク「これは・・・・サンダーキャノン、ファイヤーキャノン、アイスキャノンだってさぁー」
クレ「後変わったショットガンだけだったよ・・」

2時間後・・・
?「誰か住んでいた様だな・・・地下倉庫がある・・」
コツコツコツ・・・
?「これは・・・亜空の剣・・・ふっ・・・」


亜空の剣

65偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:32:06 ID:???
第23話「邪空」
?「亜空の剣ともう一つ剣が必要だな・・・・」
バダン!
?「!?」
?2「そこまでだ!邪空!・・・いや亜空の騎士!」
亜「ちっ邪魔だ!バウンティ!」
ズバン!
バ「うグ!」
大丈夫か!
亜「邪魔が入ったようだな!・・・さらば!」
バ「待て!う・・・・・!」
亜「ククク・・・・」

ビジュー!ビジュー!
クリ「ちっ!何だこいつら!」

亜空の騎士
亜空の剣

クリス
サンダーキャノン89%
アイスキャノン100%
ファイヤーキャノン100%

66偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:33:09 ID:???
バイオしてるカイル・デット
「あるショックから立ち上がった・・・・」
カイル・デット「あ、あぁぁぁぁぁぁ!!!ちんだ・・・」
Y「お前雑魚いな・・・」
カ「お前やってみろよ・・・(ヒヒッヒ・・・)」
T「俺がやるのにぃぃぃぃぃ!」

何をしているかとゆうとズバリ!「クラウザーのコマンドの所を目隠ししてやりなさいよ!」
・・・・というのをしていたのであった・・

Y「やってやるぜ・・」
シュー・・ズバ! アぐ!
Y「へ?」
カ「ぶ!」
T「ぶぶ!」
Y「・・・・・・・」
T「ぶ・・つぎ・・・ぶぶぶ・・おれやるわ・・・・・」

シューー・・・ガン!
T「お!」
ーーーーーガン!・・・キン!キン!
レオン「アシュリーは関係ないだろ!」
ーーーーーーダン!(飛び降りた所)
T「おおおお!」
クラウザー「死ねぇぇ!」
だだだだだだだ!
サク・・・
T「え・・・・」
Y「ばーか」
カ「フッ・・・」


この後誰もクリアできないなのであった・・・

67偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:35:07 ID:???
バイオしてるカイル・デットパート2「リベンジ」
ある日の学校・・・・
カ「本当だって!」
Y「うっそだぁ〜」
T「うそつくなって」
カ「目隠し音なしでやってできたってアレ!」
Y「じゃあ今日見せてね」
カ「わかった!」
・・・自宅・・・・
カ「見て・・
T「俺が先だぁーーーーーー!!!!!!」
ぶべ!ガン!
カ「顔にとび蹴りwwww」
T「すまんすまんwwポーションで許してくれ」
カ「全然OK!」
Y(心変わりの早いやつだ・・・)
カ「なんかいった?」
Y「いいえ何も言ってはございません」

カ「よろしい」
T「いくぜぇー」
・・・・・
ダン!(飛び降りた所)
ダダダダダダダダ!(連打音)
バン!
(エイダ登場)
カ&Y「・・・・・・・・ニヤリ」
T「俺すごくネ!」
カ「・・・エイ!」
ポチ・・・
T「へ?」
カ「次俺あと音なし!」
Y「まじでやるのか!」
カ「やるとも!」
T「・・・・俺は・・・・」
カ「やってやろうじゃないか」
ダン!
T&Y(マジかよ・・・)
ダダダダダダダダ!(連打音)
バン!
カ「OK?」
T&Y「OK・・」
カ「セーブっと」

T「やっぱすごい・・・・」

68偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:36:17 ID:???
気ちがいさんの作品↓

69偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:36:54 ID:???
〜孤独〜 8 シーズン3
~Dream is nightmare~

「ほう、ジャック、貴様の信じる力は認めよう。だが生き残った役者はこれだけか。PAAも落ちぶれたもんだな。」
「てめぇ、ジャックに何しやがんだよ!」
ほぼ無酸素状態になっていたカプセル内から助け出されたジャックをキースが必死に揺する。
「す、すまない…」
「ホルダー、あんたももう終わりだ。」
オーウェンがレオンとペスを床に静かに置いて言う。
「面白い。貴様も裏切ったか。では何故この男を差し出した!?」
ジャックを指してホルダーは声を上げた。
「彼には申し訳ないがこうでもしないとホルダー、実験好きのあんたは逃げ回るだろ?」
「そうだ、良い事を教えてやる。ねずみが歩き回っているから刺客を送り込んでおいたぞ。」
だが同様しないキースが一言言ってやった。
「残念ながらその刺客とやらは全滅したぜ。腕の立つ奴らだったらしいじゃないか。」
「笑わせてくれる。あれが刺客に見えるのか? 勘違いも甚だしい。これを見ろ、これが真の刺客だ!」
ホルダーが手にしたボタンのスイッチを押すと何処かでシャッターが開く音がした。
と同時にモニターが現れて二人の男女、アレックスとレンが映る。
シャッターから出てきた緑色のモンスターが二人に爪を立てて奇声を発して背後から飛びかかった。
「ふははは、無様だな。ハンターの餌食になってしまえ。」
モニターには首が転げ落ちた二つの胴体が映っていた。
目を覚ましていたレオンがモニターからホルダーに視点を向けると部屋にまでハンターの奇声が響き渡った。
気づけばレオン以外の者の首は全て落ちている。
ホルダーは危険を察して逃げていった。
だがレオンにはホルダーを追う体力も気力も残されていない。
仲間を失った今、彼は絶望の淵に立たされたのだ。
そして再び奇声が上がり、数秒後には血飛沫が上がった…








「……ン。レ…ン………レオン…レオン!」
何かが呼ぶ声や大きな爆発音が聞こえてレオンは目を覚ました。
目を開けるとそこには首を飛ばされたはずのキースがいた。
どうやら彼が介抱してくれていたらしい。
だがキースが生きているなら他の隊員も生きているはずだが見当たらない。
何処へ行ったのだろうか。
「随分うなされていたようだな。」
「夢か?…いや、俺は…どうなってるんだ? 最期には皆、モンスターに首を飛ばされていたはずなのに…」
「レオン…おれ…たちは…」
何故かキース泣いているかのように思われた。
彼はこんな終わらせ方をしたくなかったのかもしれない。
だがキースの異変にレオンは一切気づかなかった。
「そういえば他の隊員やペスはどうした?」
「……横を見ろ。」
顔を横に向けるとそこには帰らぬ人となったペスの姿があった。
その手にはPAAの証である仕様のM4が握りしめられていた。
彼は最期までPAAの誇りを手放さなかったに違いない。
レオンにはそれ以上は何があったか到底理解できなかったが、ただ自分が殺めてしまったような気がしてならなかった。
「まさか…俺が…?」
キースは何も言わなかった。
いや、言えなかった。
「レオン、すまない。生き残ったのは俺とお前だけだ…あの爆発で助かったのは奇跡に等しい。多分他の奴らは…」
「そうだったのか…やはりあれは夢。最初からそう言ってくれれば良いものを。」
「本当にすまない。」
棚に置かれたM4を持ち、レオンは扉の前に立った。
「ありがとう、キース。でも俺は…俺は夢で終わらせない。」

70偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:38:07 ID:???
〜孤独〜 9 シーズン3
~Reunion and Farewell~

二人が部屋の外に出ると爆発の影響で煙が立ち込めていて視界が悪かった。
そんな中、壁にもたれている男が声を掛けてきた。
「彼は置いていくのか?」
「あんた、無事だったのか! 確かオーウェンって言ったな。ペスはもう死んだんだ…」
悲しみに暮れるキースを無視してオーウェンは部屋に入るなりペスを担いで出てきた。
「たとえ1%でも可能性があるなら諦めない。これが俺のやり方なんでね。なぁ、レオン。」
「俺を知っているのか。名前は教えていなかったはずだが…まあ良い。あんたとは気が合いそうだな。」
「気が合うのは昔からだろ。それはそうとさっきの爆発でこの棟はヤバい。連絡橋へ急ぐぞ!」
意味深な言葉を残してオーウェンは走り出し地下から地上の地点にある連絡橋を渡りヘリポートのある別棟へ向かう。
レオンもそれに続き、そして遅れてキースが続いた。
「ま、待ってくれよ。」
屋上のヘリポートまで上がると逃走用と思われるヘリが視界に入った。
ホルダーが逃走を図ろうとしているかもしれないと思ってレオンがヘリに飛びついたがヘリは離陸しない。
すると中から女が出てきた。
「オーウェン、遅いわよ。」
「無事だったようだな、レン」
レンとオーウェンが再会を喜んでいる間にヘリの中から彼女以外にも数人出てきた。
「アレックス、ジャック、ユイ!」
名前を呼ぶと三人は驚きを隠せないレオンの近くへ歩み寄った。
「驚いたか?」
「隊長のくせに情けない顔しないでくださいよ。」
「…ただいま。」
「お前たち…」
「なぁ、あの爆発でよく生きていたな!」
キースが割って入り感動の再会を盛り上げようとする。
しかしこの彼の行動が感動の再会をぶち壊した。
「…空気読めよ…」
「す、すまん。ところでレイはどうした?」
……
……
……
空白の時間がしばらく過ぎた後、ユイが口を開いた。
「…彼女は多分ホルダーのそばにいます。」
「奴は今何処に?」
「落ち着けって。実は俺たちがあの爆発から逃れられたのはホルダーのお陰なんだ。」

71偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:39:39 ID:???
(続き)
驚いた表情をしているキースをよそにアレックスは続けた。
「爆発が起きる前にホルダーが現れて俺たちを安全だからと言ってこの場まで誘導してくれた。」
「馬鹿な…あいつはアイを殺した! 所詮冷酷な奴だ。」
キースが怒鳴ってアレックスの胸倉を掴むのも無理なかった。
アイを殺しておきながら今回はアレックス、ジャック、ユイを助けたのだから…
「そう、助けたのは私だ。」
突如陰から姿を現したのはホルダーだった。
だがレイの姿は無い。
「てめぇ…よくも!」
ホルダーに飛びかかろうとするキース。
だが何処かから聞こえた声に止められた。
「ダメ、彼に近づいちゃ!」
声の主はレイだった。
彼女は目が見えないながらも自力でヘリポートまで上がってきたようだ。
「ふん、レイ…得意の気でも感じたか。」
「いいえ、光です。闇の中に差し込む光は仲間の気を感じれている証。私は闇に一人で立っている訳ではないんです。そう、振り返ればこんな私を受け入れてくれる仲間がいる。」
レイが振り返るとそこには確かに仲間、いやそれ以上の者たちがいた。
「一度は捨てようとした人生…でも私を変えてくれた仲間の為に私は尽くします。たとえ暗闇の中であろうとも。」
「…笑わせる。レイ、貴様に何が出来る? 自分で何も出来ないような奴が仲間の力になんてなれやしない。」
するとユイはレオンの身につけられていた手榴弾をいくつか奪い取りレイに向かって走った。
レイはユイと目線を合わせて頷く。
「レイ、行こう…」
「見えた…お姉ちゃん、待って。あと少しだけ。」
目の前の景色を取り戻したからには自分を支えてくれた仲間を見ずにはいられなかったレイ。
彼女は振り返って仲間の姿を見渡してからホルダーに向かって歩き出した。
「皆さん、今までありがとうございました。この身をもって制裁を…そして償いを…」
「さようなら…私とレイが全てを終わらせます…」
レオンたちが気づいた時にはもうユイ、レイは手榴弾のピンを抜いてホルダーを掴んでいた。
「よせっ、離せ!」
必死に抵抗するホルダーだが体に力が入らず時間だけが過ぎていく。
「皆伏せろ!」
もう間に合わないと判断したキースの声で呆然としている者たちは我に帰る。
そして彼の言葉に従ってすぐに大爆発が起きた。
だが指示を出した当の彼に衝撃で飛ばされてきたコンクリート片が勢い良くぶつかりヘリポートから叩き落とした。
「ふっ、イワンの保険は私だったが当然私も保険をかけてある。これで終わると思うなよ…」
爆発の音と一緒にホルダーの最期の言葉が聞こえた。

72偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:40:09 ID:???
〜孤独〜 10 シーズン3
~Code X~

「キース…」
今キースがいないことを考えれば恐らく爆風で吹き飛ばされたのだろうと推測できる。
もう悲しむことがレオンにはできなかった。
あまりにも多くの仲間を失いすぎたのだ。
「何勘違いしてるんだか。」
オーウェンの呆れた声が聞こえる。
彼の言葉にレオンはすぐ食いついた。
「どういう事だ?」
「奴は本当のイワンの保険を分かっちゃいない。イワンの保険は奴にとって負、俺たちにとっては正の遺産だ。すなわち、それは抗ウイルス剤。余談だが彼のヘリを落としたのはホルダーもしくはホルダーの保険だと推測される。」
「なぁ…いい加減教えてくれ。俺はあんたを知っている。あんた何者だ?」
察したアレックスとジャックはその場から去り、ヘリの離陸準備にかかる。
一方オーウェンはレオンの一言で黙り込んだ。
「あんただけじゃないぜ。レン、あんたも俺は知っている。」
さすがにレンは言い逃れは出来ないと観念して静かに口を開いた。
「ええ、その通りよ。でもあんまり驚かないで頂戴。」
頭に手を当てて髪をずらすレン。
その下から金髪が露わになった。
次に顔に手を当てる。
顔のマスクが完全にとれるとそこにはかつてレオンがロス=イルミナドス事件で救った少女の姿があった。
「…アシュリーなのか?」
「久しぶりね、レオン。」
「どうして。あの時、君は演説中に撃たれて即死だったはず…」
確かにアシュリーは演説の途中で撃たれてレオンが調べた時には即死だった。
でもアシュリーは目の前にいる。
レオンには何が何だか分からなかった。
「殺されたのは影武者だ。アシュリーの時も俺の時も…あの事件以来影武者を動かしていた。大きな事件に関与してタダで済むとは思っちゃいなかったからな。」
オーウェンが歩み寄ってきてやっと口を開いた。
「それから私とオーウェ…いえ、ジョンはホルダーに雇用話を偶然にも持ち掛けられたから交換条件を突き付けてやったわ。人目のつかない場所を用意してってね。…それより早くここから脱出しましょ。」
「偶然…か。」
ヘリに乗り込んでいたジャックがプロペラを回し始める。
アレックスはヘリの後部にに大量のニトロが積まれているのを今更になって気付きジャックに知らせた。
「このヘリを脱出に使おうなんてクソったれだ。ジャック、来てくれ。」
ヘリが動くかどうか確認していたジャックはそれを済ませるとアレックスのいる後部へ向かった。
そこで彼が目にしたのは山のように積まれているニトロ。
「これは…」
「見ての通りニトロだ。ちょっとでも衝撃を与えてみろ。ドカンだぜ?」
ジャックは呆然と佇む。
やっとの思いでここまで来たのに今までの苦労が崩れていく気がしてならなかった。
そんな中、またしても彼らにとって残念な知らせがヘリの無線機から伝わる。
『全職員に告ぐ。コードX、コードX発令。これにより滅菌及び浄化計画を始動する。直ちにコードX指定地域であるAブロックから退避せよ。繰り返す。コードX…』
「滅菌及び浄化計画って何だ?」
「およそ見当はつきます。急ぎましょう!」
二人は外で話していたレオンに今起ころうとしている事を伝える。
「とりあえずAブロックから離脱するぞ。ヘリは?」
アレックスは首を横に振る。
「ダメだ、ニトロが大量に積まれていて迂闊に動かせない。それにAブロックの範囲が分からないんじゃどうしようもない。」
「くそっ、ホルダーの野郎!」
悪態をついているレオンをよそにAブロックには次々と滅菌及び浄化計画を遂行すべく武装し、全身白い防護服を纏っている集団が迫っていた。
そのうちの一人の男がホルダーカンパニー本社ビルの上部を見てヘリポートにいるレオンたちに気付く。
男は有無を言わずにアンブレラのロゴマークがついている地対空ミサイルをヘリポートのヘリに向けて放った。
「ミサイルが来る…死にたくなければ飛べ! 出来るだけヘリから離れろ!」
その言葉を発したレオン自身も躊躇いはしたがすぐにヘリポートから飛び降りた。
それからジョン、アシュリーが飛び降りる。
だがジャックが飛び降りようとした時にミサイルがヘリを直撃し、ニトロが大爆発を起こした。

73偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:40:45 ID:???
〜孤独〜 11 シーズン3
~Old another friends~

レオンは地上に停まっていた軽自動車の上に落下した。
幸いにも死は免れたが背中を強打して呼吸が出来ない状態が続いている。
それからしばらく経ち、窒息寸前でレオンは呼吸を戻した。
息を荒げながら辺りを見渡すと一緒に飛び降りたはずのジョン、アシュリーが見当たらない代わりに全身白い防護服を纏っている武装集団がレオンを囲んでいた。
レオンは自分が窮地に追い込まれている事を悟り体を起こす。
上半身を起こすまでは良かったが立ち上がろうとした時に右足に激痛が走った。
「…何か違うな。よし、こいつを持ち帰るぞ。」
集団をまとめているような男、班長が言うと白装束の一人がレオンを掴んだ。
レオンも必死に抵抗するが足が使えない以上、掴んできた手を振り解けても逃げる事が出来ない。
結局、必死の抵抗も虚しくレオンは力尽きその場に倒れた。
「よし、我々第二回収班はこれにて撤収する。こいつをトラックまで運べ。」
班長の命令でレオンは白装束の数人によってトラックの荷台に乗せられた。

「痛いわね、もう!」
アシュリーは喚いていたが落下地点に大量のダンボールが敷き詰められていたから酷くても打撲で済んだ。
ジョンもその上に落下し、しばらくして立ち上がりアシュリーに手を差し伸べる。
「さぁレオンを探そう。そう遠くにはいないはずだ。」
アシュリーは素直に差し伸べられた手を掴んで自分も立ち上がった。
「あ、ありがとう。」
アシュリーとジョンが路地から大通りに出ると丁度トラックが正面を横切った。
「あれが滅菌部隊かしら…」
その時は見えなかった為に気付かなかったがトラックが遠く離れて小さくなった時、アシュリーは気付いた。
トラックの荷台に今探しているレオンが乗っていたという事を…
だが待ち伏せていた何者かがタンクローリーで道を塞ぎトラックの行く手を阻んだ。
「ジョン、あのトラックの荷台にレオンが乗っていたわ!」
「……だ!」
ジョンは何か言ったがトラックがタンクローリーにぶつかる音で彼の声はかき消された。
「何? 聞き取れなかったわ。もう一回言って。」
「今がチャンスだ。行くぞ!」
二人は急いでトラックの側まで駆け寄る。
そこではタンクローリーから出てきた男と滅菌部隊が交戦していた。
「ナイフ一本で滅菌部隊を相手にするだと? 奴は何者なんだ…」
ジョンが感心している間にアシュリーはレオンを荷台から降ろしていた。
「すまないなアシュリー。俺は大丈夫だ。」
まだ痛む箇所がいくつかあったがレオンはそれに耐えながら立ち上がりナイフを懐から取り出した。
「何する気よ?」
アシュリーが怪訝そうに問いかけるとレオンは微笑した。
「旧友との共闘だ。アシュリーはジョンを連れてまずはここから離れろ。俺も片づいたら後を追う。」
一瞬戸惑いを見せたアシュリーだったが暫くしてから頷き、ジョンと共に滅菌部隊のトラックに乗り込んだ。
レオンはタンクローリーの男にだけ集中している滅菌部隊を背後から斬りつける。
それだけでも彼の素早い攻撃によって滅菌部隊の半数は失われた。
「よぅ、久しぶりだな。」
男は一瞬立ち止まってレオンにそう言ったかと思うと背後で滅菌部隊の殆どが倒れた。
「腕を上げたようじゃないか。」
「お前もな。」
二人は凄まじいコンビネーションで滅菌部隊を掃討し残るは指で数えられる程しかいない。 滅菌部隊を全滅させた二人の間に暫く沈黙が流れたがやがてタンクローリーの男が口を開いた。
「奴らが…『闇の雲』が動き出した。」
『闇の雲』と聞いてレオンは驚いた。
彼やこのタンクローリーの男クラウザーが組織を潰したはずなのだから無理もない。
「奴らは潰したはず…蘇ったのか?」
「ああ、状況は最悪だ。奴らは拠点をマンチェスターに置いている。そしてなんとも痛ましいことにヨーロッパ地域が殆ど制圧されかけている。」
もっと早く異常を察知していれば…とレオンは後悔した。
今となってはもう遅いが…
「それで、奴らの要求は?」
クラウザーはその質問に答えるのを躊躇ったがすぐに口を開いた。
「…特に無いが報復と言って核弾頭をアメリカ全土に打ち込むつもりらしい。リミットは明日の午前零時。」
レオンが黙り込み路地裏に入ると数分後にハーレーを押して出てきた。
幸い鍵もついていてエンジンもかかる。
そして無言でクラウザーに後ろに乗るよう促して跨がり、アシュリーとジョンの後を追った。

74偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:41:21 ID:???
〜孤独〜 12 シーズン3
~Iwan's insurance~

背後で僅かながら爆発する音をアシュリーは聞いた。
「レオン…」
心配するようなアシュリーをよそにジョンは何事もないような顔をしている。
そう簡単に彼はくたばらないと言わんばかりの顔を…
「奴はそう簡単には死なないさ。アシュリー、それはお前がよく知っているはずだ。…ほら、見ろよ。」
爆発する音が聞こえた方向からバイクのエンジン音が聞こえてレオンが見えてきた。
だがおまけにその後ろから滅菌部隊の残党がジープで追ってきている。
レオンは運転に専念し、彼の後ろに乗っているクラウザーは必死にナイフで弾丸を弾いているがやられるのも時間の問題だった。
複数の放つ銃弾を全て弾ける訳がない。
それはクラウザーにでも無理があった。
「アシュリー、援護するぞ!」
ジョンがトラックの荷台からM4とウージーを持って出てきた。ウージーを渡されたアシュリーはきょとんとしている。
「女に…まさか大統領の娘であろう私に銃を撃たせる気?」
アシュリーの言葉にジョンは表情一つ変えずに言ってみせた。
「あぁ、その通りだ。」
「分かってるわよ。さっきのは冗談。」
ジョンが次第に接近するジープに向けて射撃をするが蛇行運転をしているせいかなかなか当たらない。
「おい、アシュリー。何をしている!」
アシュリーはその場に立ち尽くしている。
『狙いを定めろ』
『一秒先の相手の動きを読め』
『全神経を目標に集中させて引き金を引くんだ』
そして引き金を引いた。
見事にアシュリーの放った銃弾はジープのタイヤを撃ち抜き、ジープは運転の制御ができなくなった。
「凄いぞ、アシュリー!」
ジョンも負けじと制御を失ったジープに向けて次々と銃弾を撃ち込む。
かなりの量の銃弾を受けたジープは遂に煙を上げた。
それからジョンはすぐにハーレーに跨って現れたレオンに並んでトラックを走らせた。
「もう足は大丈夫か?」
皮肉を込めて窓越しにジョンが言った。
「お陰様でこの通りだ。」
異様に曲がっている左足をぶらつかせるレオン。
「お、おい、大丈夫じゃないだろ…」
ジョンは表に出していないとはいえ、一度でも皮肉を込めて言ったことを後悔した。
「なんとか…」
「なんとかなる訳ないでしょ!」
アシュリーだ。
彼の言葉を遮って怒鳴った。
「良いわ、トラックの荷台に乗りなさい。」
だがレオンもそう簡単に折れる訳にはいかなかった。
「心配は無用だ。一刻も早く『闇の雲』を潰さないと…」
突然ハーレーが制御を失う。
だがすぐに異変に気づいたクラウザーがレオンを支えながら制御を取り戻した。
「まったく…何が心配は無用だ。ジョンとか言ったか、その小娘の言うとおりだ。こいつを荷台に頼む。」
トラックを停止させるとジョンはクラウザーの手を借りてレオンを荷台に乗せた。
「ん、おかしいな…くそっ!」
クラウザーがハーレーをいじったきり全く動かない。
時折毒づく様子からきっと何かがあったことは推測できる。
「どうした?」
駆け寄ってきたジョンも理由がすぐに掴めた。ガソリン切れだ。
「あんたも乗るんだ。まあ荷台しか空いていないけどな。」
「すまない。こいつも良いか? 大きな収穫だとは思うんだが…」
クラウザーはハーレーを指して言った。ジョンは頷いて荷台にそれを積んで再びトラックを走らせた。
「それにしても滅菌部隊はもう諦めちゃったのかしらね。」
アシュリーが独り言のように呟く。
だが急に胸が痛み出したジョンはただそれを隠すことで精一杯なのか返事はしない。
やがてサニーから貰った発作を抑える薬を取り出して口に放った。
「…そうだな。あるいはAブロックと指定されている範囲から離脱できたか。もしくは別の方法でくるかもしれないな。」
「別の方法って?」
恐る恐る問いかけてきたアシュリーを怖がらせまいとは思ったが仕方なくジョンは話すことにした。
「核だよ。それならここへ足を運んでまで危険を冒す必要がなくなる。」ジョンは納得したアシュリーを見て安心した。
もう少し怖がるとは思っていたがどうやら平気なようだ。
「おい、二人とも聞こえるか?」
荷台の方から声が声が聞こえる。
アシュリーはすぐに特徴的な低音の声でクラウザーだと分かった。
「どうしたの?」
クラウザーは少し間を開けてからさっきとは違った嬉しそうな声で言った。
「抗ウイルス剤だ。人数分ある。いや余分に幾つもある。」

75偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:41:56 ID:???
〜孤独〜 13 シーズン3
~I wish・・・~

「早速抗ウイルス剤を打とう。」
三人は各自で打ちまだ意識を失っているレオンにはジョンが打った。
「これでウイルスの脅威は無くなったわね。さあ、日本へ行きましょう。」
アシュリーが何故日本へ行くと言い出したのか分からないクラウザーは不思議そうな顔をしている。
それをジョンが察して言った。
「日本に対『闇の雲』組織の拠点がある。そこで仲間と合流して勢力を広めつつある『闇の雲』の侵攻を抑えるんだ。」
一瞬納得したかのように見えたクラウザーの顔。
だが再び何か不満でもあるような表情を取り戻した。
「どうやって日本に行くつもりなんだ。ウイルスでやられたのはラクーンの跡地だけじゃないってことも考えられないか?」
さすがのジョンにも限界がきているようだ。
呆れた表情が手にとって見える。
「それは調査済みでラクーンの跡地以外はウイルスにやられた形跡がない。だから交通機関にも殆ど影響してないはずだ。」
それでも尚、クラウザーの戯言に付き合ってやるのは彼の中の良心のせいかもしれない。

一行はラクーンの跡地から離脱に成功し、日本に発つ前にアシュリーの要望でデパートによることになった。
「ちょっと待ってて。」
そう言い残してアシュリーはデパートの中へと消えていった。
それから数十分後、目を覚ましていたレオンが痺れを切らして中の様子を見にデパートへ入る。
「アシュリー、何してるんだ?」
しばらく沈黙が続いていたがやがて奥から返事が返ってきた。
「今行くから待ってて。」
奥からのろのろと出てきたアシュリーは大きな白い袋を背負っている。
それが何なのかレオンが理解するまで大して時間はかからなかった。
「大丈夫か。ふらついてるぞ。」
自分の足など気にせずにアシュリーに気を遣うレオンだったが言うまでもなくアシュリーもレオンに対して気を遣っている。
「私は大丈夫…でも…」
いつの間にかアシュリーは荷物を下ろしてレオンに飛びついていた。
レオンも黙ってそれを受け入れてしっかりと受け止めた。
「絶対生きて帰ろうね。」
「あぁ。」
いつしかレオンは"エイダ"という名の己の心の中の幻影の存在をすっかり忘れていた。
こうしてアシュリーがそばにいるからだろうか。


夜が明けると同時に一行は日本の地を踏みしめた。
空港を出るとそこには数え切れない程のテントの数。
「ここは私たちの拠点であると同時に『闇の雲』に追われて行き場を失った人々のキャンプにもなってるの。」
アシュリーが解説をしていると恐らく難民ではないであろう若い男がやってきた。
「あんた達を待っていた。俺は【対『闇の雲』対策委員会会長】の久保田俊夫。」
一行もそれに対して軽い自己紹介をしてから現在の状況の報告を受けた。
「奴らは完全にヨーロッパ地域を制圧し終えて現在は我々の部隊とアフリカ地域で交戦している。」
クラウザーは味方がどの程度存在するのか聞こうとはしたものの結局聞かなかった。
知らぬが仏ともいうように知らない方が良いこともある。
「明日の日の出と共に我々の第七陣が出撃する。彼らに同行してもらうから今日は早めに休んだ方が良い。テントは適当に使ってくれ。」
そう言って久保田俊夫は本部のテントに戻っていった。
「お言葉に甘えて明日に備えるとするか。」
ここ最近睡眠不足だったジョンはテントに入り込み大の字になって寝た。
「クラウザー、お前も寝た方が良い。俺はあの後寝ていたから良いけどあれだけの数を相手にして…」
レオンが言い終える前にクラウザーは立ち上がってテントに向かった。
「そうだな。先に失礼するよ。」
アシュリーにも休めと言おうとしたレオンだったが彼女がデパートでしていたことを思い出してやめた。
「レオンも早く休みなさいよ。寝ていたって言うけど意識失っていたんだからね。」
「あ…あぁ。じゃあお先に。アシュリーも早く用を済ませて休めよ。」
レオンもテントに入るのを確認するとアシュリーはあの大きな白い袋をどこからか持ってきた。
それから万が一のことを考えてサンタ衣装に着替えることにした。
そう、今日はクリスマスイブ。そしてもうすぐ日付が変わってクリスマスになろうとしている。
白い袋から小包を幾つも取り出してテントを回り、子供を見る度にその小包を置いた。
「今度は私の番ね…」
最後にレオンの寝ているテントに向かう。
静かに中へと入り、枕元に置き手紙をして本部のテントへと向かった。

76偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:42:27 ID:???
〜孤独〜 14 シーズン3
~Final fight is start now~

日が出かかると静粛に包まれていたキャンプに子供たちの歓喜の声が広がる。
既に目を覚ましていたレオンはアシュリーが子供たちにプレゼントを配っていたことを知っていた。
デパートに寄ったのは少しでも子供たちにクリスマスプレゼントを配って気持ちを解してやろうと思ってのことだった。
彼は自分宛にも贈り物があったがそれに気づいたのは完全に体が起きてからだった。
『贅沢かもしれないけど私がサンタクロースに願う贈り物は二つ。一つは本来の自分を取り戻すこと、もう一つは…あなたとの生活…』
それを読んでレオンはふと気づいた。
アシュリーがいない。
慌ててジョンやクラウザーの寝ているテントに向かうが二人とも知らないという。
「本部のテントに行ってみろよ。何か分かるかもしれない。」
クラウザーはそう言うと再び目を閉じた。
本部のテントに駆け込み、久保田俊夫を探したがしばらくしてやっと自分が場違いな人間だということに気づいた。
周囲の人間は皆、軽蔑の眼差しでレオンを睨んでいる。
見慣れない余所者が何の前触れもなしに入ってきたのだから無理もない。
だが一人だけは彼を睨んではいなかった。
レオンが探している久保田俊夫だ。
「俺抜きで続けてくれ。外へ。」
そう言って外に出るよう促す。
「アシュリーを見なかったか? 昨日一緒にいた少女なんだが」
久保田俊夫は少し考え込んでから再び口を開いた。
「あぁ、大きな白い袋を持っていた彼女か。…そういえば確かに見かけないな。」
そこへ久保田俊夫よりも若い第七陣の隊長が現れた。
「昨晩出撃した第六陣ですがどうも一人多かったようなんです。」
一人多かったと聞いて二人は顔を見合わせた。
それがアシュリーの可能性であるからだ。
「その一人の性別は?」
レオンは早く早くと急かすような回答を待つ。
そしてその答えは予想していたものだった。
「顔は見えなかったんですけど我々と同じ戦闘服を着ていました。見間違えでなければ胸の辺りが膨らんでいるようにも見えましたし女性だったと思います。」
その答えを聞いたレオンは新たにガソリンが補充されているハーレーに跨った。
「第六陣はどこへ向かったんだ?」
「彼らは我々の中心となる部隊で『闇の雲』を直接叩くべくアジトに向かった。」
久保田俊夫が部隊編成の詳細が記されている紙を読み上げる。
それから第七陣隊長に向かって言った。
「これを機に第七陣に出撃命令を出す。矢島透君、第六陣を援護してくれ。」
第七陣隊長の矢島透は頷いて隊員を集めると士気を高めようとしているのか大声で叫んだ。
「この国の…いや、この世界の運命は僕たちのこの手に委ねられている。全員生きて帰ろう!」
隊員たちもそれに続いて歓喜の声を上げて気合いを見せた。

77偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:43:22 ID:???
〜孤独〜 15 シーズン3
~Mission start~

第七陣は五人一組で、百機ある小型の軍用ヘリにそれぞれ乗り込んだ。
レオンは若き隊長、矢島透と同じヘリの中にいる。
「若いな…どうして隊長になろうと思ったんだ?」
レオンが問いかけると矢島透の穏やかな表情が何かを憎むような表情に変わった。
「あいつらは…僕の両親を殺しました。それだけでなく大切な人まで殺そうとしたんです。でも偶然通りかかった俊夫さんに助けられて…その時僕には何もできなかった!」
「だから何もできなかった自分を悔やみ、彼女や罪のない人々を奴らから守る為に自ら志願した訳か。」
矢島透は頷いて窓から外を見た。
所々で燃え上がる炎が戦いの様子を物語っている。
「俺にもな、守るぺき人がいるんだ。だからあんたの気持ちもよく分かる。…そうだ、終わったら一杯やろうな。」
どうして呑気なことを言ってられるんだといったような顔をしている矢島透はレオンに言った。
「どうしてそんなに余裕なんですか? これから死ぬかもしれないのに一杯やろうだなんて…それに正直言うと自信がないんです。彼女や人々を助けられるかどうか…」
「始まる前から死ぬかもなんて思ってると持たないからだ。何事も良い方向に…」
レオンが質問に答えている最中にオペレーターが言った。
『もうすぐ敵アジトに到着します。各自準備を。繰り返します。敵アジトに到着します。各自準備を。』
「良いか、弱音を吐くのは今ので最後にしろ。求める限り不可能は存在しないんだ。分かるか?」
「分かりました。…これよりヘリより地上へ降下する。装備を整え次第降下開始だ。」
だがもう既に皆装備を整えており準備はできていた。
「これで終わりにしましょう隊長!」
「全員生きて帰るんですよね。勿論隊長も例外ではありません。」
「隊長のことですから言っておきます。どんな状況になろうとも馬鹿なことは考えないでくださいよ。」
先程まで黙り込んでいた隊員たちが口々に言う。
一人も弱音を吐かなかったことをレオンは大いに喜んだ。
「信頼してるぜ"隊長"。」
矢島透は外を見渡してから頷き振り返った。
「降下開始!」
降下ポイントからアジトまでは約3km。
あまり遠くないため、待ち伏せされていても排除できるようにと既に降下ポイントには第八陣が配置されている。
第七陣が揃って降下を終えると総員アジトを囲むような形で移動を開始した。
「待ってろよアシュリー。」
第八陣が用意していたハーレーに跨るレオンを先頭に他の隊員たちもジープやトラックに乗り込む。
彼らがアジト包囲網を完成させた時には既に周囲で『闇の雲』と第六陣の戦いが始まっていた。
アジト入口には見張りが数人いるだけで戦力は殆ど外側に回されている。
「ハーレーであの入口へ突っ込む。クラウザー、ジョン、良いか…?」

78偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:44:09 ID:???
(続き)
辺りを見回すレオン。
ジョンの姿は確認できたがクラウザーの姿は確認できなかった。
「クラウザーはどうした?」
「奴なら…」
ジョンが何か言ったが矢島透がそれを遮って言った。
「…彼は縛って地下に幽閉しておきました。」
「幽閉? どういうことだ?」
何が起きたのか矢島透は震えている。
その震えが恐怖に対するものではなく憎しみに対するものだとレオンが気づいたのは空白の時間がしばらく過ぎてからだった。
「彼が『闇の雲』の最高指揮官、クラウディーだったんです。両親を殺した張本人…あの顔は忘れたくても忘れられませんでした。」
「でも縛ってあるなら平気だろ? さっさとここの雑魚共を蹴散らして帰ろうぜ。」
ジョンが余計な口を挟む。
だがこの言葉がレオンに困惑をもたらした。
「そ、そうだな。」
レオンは表に出さなかった。
クラウザーを縛ったところで地下から自力で脱出する可能性は大いにあると。
また、別の方法で脱出した可能性もあると…
「俺があの見張りに向かって手榴弾を投げる。爆発が合図だ。」
三人は二台のハーレーを押しながらアジト入口に近づけるだけ近づく。
そしてジョンが手榴弾のピンを抜いた。
「失敗は…許されないぞ。」
激しい爆音と共に二台のハーレーのエンジン音が響き渡る。
一台はレオン、もう一台は矢島透が運転していて彼の後ろにはジョンが乗っている。
爆音とエンジン音を聞きつけて『闇の雲』隊員がわらわらと駆けつけた。
だがバイクに対して走りで適う訳もなくゆっくり離されていく。
アジトの入口には未だに服が燃えている敵の隊員二人が倒れていた。
ハーレーを停めてアジト入口を抜ける三人。
細長く続く通路は永遠に伸びているように感じられる。
奥へ進むにつれて三人の警戒心が高まり気づけばレオンが前を、矢島透が後ろを、ジョンは前後どちらかに何かが起きた時に対処できるように警戒していた。

79偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:44:41 ID:???
〜孤独〜 16 シーズン3
~Force your way~

それからも通路は先の方へ伸びていたが程無くして扉が見えてきた。
「やけに長かったな。でもいつの間に奴はこんな力を手に入れたんだ…」
「クラウディーについて何か知ってるんですか?」
矢島透が険しい表情でジョンを見つめる。
答えによっては…といったような表情だ。
「俺はな、元々クラウディーの配下だった。」
言うまでもなく矢島透は驚いている。
そんなの気にもせずにジョンは続けた。
「勿論信用し切っていた訳じゃない。それに奴らが裏で何をしていたかなんて階級が下だった俺には教えてくれるはずもなかった。そして『闇の雲』に嫌気が差した頃に…」
「彼と出会った訳ですか。」
「あぁ、救世主様にな。」
そこまで大袈裟に振る舞うジョンに対してレオンは呆れていた。
「…ゆっくりと喋るのは全部片づいてからだ。さあ行こうか。」
ジョンが話を切り上げ矢島透が意を決して扉に手をかけた時、彼が扉にそうしているかのようにレオンが肩に手をかけた。
「すまない。あいつは…信じられないかもしれないが昔はあれでも良い奴だったんだ。」
何を思ったのか矢島透の目から雫がこぼれた。
それが家族を守れなかった悔やしさに対して流した涙なのか、家族を殺した張本人を幽閉はできても殺すことまではできなかった自身に対して悔しくて流した涙なのか、時の流れを恨んで流した涙だったのかは分からない。
「…行きましょう。」
そう言って矢島透は手にかけた扉を押す。
扉の先はまた永遠に伸びているように感じられる細長い通路だった。
矢島透とジョンは何も気づかずに越したがレオンだけは扉を越す時に異変を感じた。
「…マズい、走れ!」
レオンが叫ぶのと警報が鳴り出すのはほぼ同時だった。
所々で点滅する赤いランプが侵入者発見を告げる。
そして何も無かった通路の左右の壁に人一人が入れるぐらいのスペースがいくつも出来上がる。
逃げるかのように三人は奥へ奥へと走るがなかなか扉は見えてこない。
しばらくして壁のスペースから『闇の雲』隊員が何人も姿を現した。
走りながらジョンがM4で応戦し、レオンはナイフで隊員が撃ってくる弾丸を弾く。
「見えてきました、上にシャッターがあります!」
矢島透の声を聞いた二人は応戦するのをやめて全力疾走した。
その際にレオンがシャッターの開閉装置を撃ち、目前に近づくと三人は体勢を低くして中へ滑り込んだ。
後ろでシャッターが閉まり、追撃を振り切ったと思いきや彼らを待ち受けていたのはクラウザーと数え切れない程多い『闇の雲』隊員たちだった。
「レオン、残念だったな。」
レオンの恐れていたことが現実となった。
クラウザーが目の前にいる。
レオンは少し躊躇ってから口を開いた。
「本当にお前がクラウディー…なのか?」
「まあ…」
クラウザーが言いかけた時、隣のシャッターが勢い良く吹き飛んだ。
それを見てすぐにクラウザーは一人で奥へと逃げていった。
「た、隊長、ここは私たちに任せてクラウディーを追ってください!」
吹き飛ばされたシャッターから次々と第七、八陣の面々がなだれ込んでくる。
「すまない…」
「ほら、行くぞ"隊長"!」
ジョンに押されて矢島透は走り出した。
それにレオンも続く。
だが先程までとは違って進んだ先には三つの扉があった。
三人が顔を見合わせる。
少し間が空いて左の扉からレオン、矢島透、ジョンといった形で三人は頷いてそれぞれ扉のノブを引いた。

80偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:45:31 ID:???
〜孤独〜 17 シーズン3
~Dead or Alive 1~

扉を開くとそこは本物のエイダと死別した忘れもしないあの場所だった。
「遅かったわね。」
背後からの声を聞いた俺は躊躇わずにナイフを抜く。
心の中の幻影を消すこの機会を待っていたのだ。
「エイダ・ウォンはここで死んだ。なら…お前は誰だっ!」
俺はすかさずエイダに向かって走った。
だがエイダとの距離は実際は大して長くないはずなのにとても長く感じられた。
俺が近づこうとお構いなしにエイダは全く動かない。
そして勢い良くエイダの腹に突き立てた。
ナイフは柄の部分まで突き刺さっている。
「エイダ…」
倒れ込んできたエイダを支えてその場に寝かす。
彼女の周りには腹からの出血であっという間に血溜まりができた。
「レオン…ありがとう。さようなら…」
笑顔でそう言うと幻影は静かに消えていった。
これで本当に良かったのかという疑問を残して…

幻影が完全に消え去ると今度はキースが姿を現した。
手にはPAAの象徴とも言える組織仕様のM4が握られている。
しかも右目辺りに大きな青痣ができている。
きっとコンクリート片が直撃した時にできたものだろう。
「レオン、覚悟しろ。」
どうしてだ。
どうして俺とお前が殺し合う必要がある?
畜生…
仕方なく俺もM4を取り出して安全装置を外した。
「撃てるのか?」
蘇ったキースが生前と同じ性格じゃなくて良かった。
今の奴の口調はどこかむかつく。
それが俺にとって唯一の救いだった。
「ああ、勿論。」
物陰に隠れた俺に次々と撃ってくるキースだが無駄だということを悟ると横にあったドラム缶を撃ち、爆発を起こした。
あらかじめその行動は予想できていた為に爆発寸前に俺は手を打った。
爆発した方へ向かうキースの後ろから回し蹴りを一発当てる。
「忘れたか? 俺もB.O.Wだったってことを…」
自分でB.O.Wと言うのに普段なら少しは抵抗を感じたが今はそんなことどうでも良かった。
「…レ…オン?」
素早く間合いを詰めて起き上がったキースの後頭部にM4を突きつける。
「お別れはちゃんとしないとな。」
「そうだな。ありがとう、レオン。」
俺はキースが苦しまぬよう一発で片づけた。

81偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:46:48 ID:???
(続き)
エイダに続いてキースが消えると今度はペスが現れた。
「まだお前と話すことは沢山あったんだがな。どうにもこれが最後だ。良いか、クラウディーの目的は…アメリカ全土を核攻撃をすることではない。」
俺は驚いた。
目の前に現れた人間とは対峙しなければいけないものだと思っていたのにペスだけは攻撃してこなかったから…
クラウディーが遺体を回収し、何らかの細工を施してこの場に送る。
ここまでは整理がつく。
だが細工を施したにも関わらずペスのように攻撃してこない人間が存在することに関しては整理がつかない。
単純な推測をすればその答えは自分を取り戻したからといったところだろう。
「世界中を核攻撃し、全てを無に帰すことだ。あ、そうだ。ジャックとアレックスは心配するな。多分お前の前には…くっ…お別れだレオン。」
「ありがとうペス。」
ペスの姿が少しずつ透明になっていく。
「当分こっちに来るなよ。」
そう言ってペスは完全に消えた。
『ジャックとアレックスは心配するな』というのは生き返る心配がないということだろうか。
どっちにしてもまだ終わっちゃいない。

次に姿を現したのは一人ではなく三人だった。
アイ、ユイ、レイの三人だ。
俺はこの三人が本来の自分を取り戻していることを願った。
「レオンさん!」
レイが泣き叫びながら俺の胸に飛びついてくる。
だがその瞬間、腹に激痛が走った。
「くそっ…」
俺はレイを突き飛ばして腹に手を当てた。
案の定出血している。
そしてレイの手にはナイフ…
「あら、呆気ないこと。」
アイだ。
「一思いに殺そうよ…」
こっちはユイか。
「よ、よせっ…」
アイが俺のM4を奪って少しずつ距離を離していく。
「アイ…やめるんだ。俺はこんな…ところで…死ぬ訳には…ユイ…止めてくれよ…」
ユイは何かを恐れているのか全てに背を向けている。
「なぁレイ!…何とか…言ってくれよ…」
アイが足を止めて振り返る。
そして安全装置を外して俺に狙いを定めた。
だが引き金を引く寸前にユイがアイに飛びついた。
それでもアイの指は既に短時間とはいえ引き金を引いていた。
俺に向けて一発の銃弾が飛んでくる。
腹の傷のせいでもはや動くことはできなかった。
「ユイ、ありがとうな。」
この言葉が最期になる…はずだった。
だが銃弾が目の前に迫った時に黒い影が俺を覆った。
「…レイ?」
足元に倒れている黒い影を起こすとそれはレイだった。

82偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:47:20 ID:???
〜孤独〜 18 シーズン3
~Dead or Alive 2~

何があっても僕は死なない。
彼女の為にも隊員の為にも世界の為にも…

扉の先には彼女がいた。
でもどうしてこんな所に…?
「透…透!」
「真理…君なのか?」
「酷い…私を疑うのね。」
真理の頬を伝って雫がこぼれた。
「ごめんよ、そうじゃないんだ。」
それを聞いて安心したのか我慢し切れなくなったのか僕の胸に飛び込んできた。
甘い髪の香りにこのスタイル抜群の体。
もう僕は疑うのをやめた。
真理はいつもと変わらない真理だ。
「心配したんだから…」
僕の体を何度も何度も叩く真理。
僕は申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
と同時に自分の使命を思い出した。
彼女を、隊員たちを、世界を救うと…
「真理、ごめん。僕行かなくちゃ…」
真理は目に溜めていた涙を拭って笑ってみせた。
「私、待ってるから。ずっとずっと待ってるから。帰ってきてね…」
僕は無言のまま真理を抱き寄せて一人奥へと歩き出した。
「きゃあああ!」
後ろから…真理の悲鳴が聞こえた。
そこには真理にナイフを突きつけた俊夫さんの姿があった。
「俊夫さん…どうして?」
「クラウディーを逃がしたのは俺だよ透君。元々『闇の雲』とは繋がっていてね。君は知らなかっただろうけど日本のキャンプから『闇の雲』のアジトまでは地下で結ばれているんだ。」
どうして俊夫さんが『闇の雲』と繋がっているんだ…
僕はそれに大きなショックを受けた。
「じゃあどうしてあの時俊夫さんは僕を助けてくれたんですか?」
「一目で分かったんだ。こいつは優秀な人材になると。だから『闇の雲』とは関係のないように装って助けた。結局は後の実験の為だった訳だ。」
僕はそれを聞いてさっきのショックなんてどこかへ吹き飛んだ気がした。
怒りに耐えかねて一歩踏み出す。
「おっと、動くなよ。真理ちゃんが怪我するぞ。」
俊夫さんは真理の喉にナイフを強く押し当てる。
僕は彼女すら守ることができないのか…
だが何としてでも僕は真理を助けなければいけないと思い、真理を見た。
真理は僕を見ると頷いた。
それからのことは一瞬の出来事だった。
真理が俊夫さんを後ろに突き飛ばしこっちに向かって走ってくる。
その後ろから俊夫さんがナイフを持って追いかけてきている。
それに気づいた真理が僕の後方に飛び込んだのと僕が銃を構えたのはほぼ同時だった。
「さようなら、俊夫さん。」
僕はこれからのことを考えてホルスターに収めてあった拳銃で俊夫さんに向けて一発放った。
俊夫さんを貫いたその銃弾は入ってきた扉の隣にあったドラム缶に当たって爆発した。
後方で倒れている真理を僕は担いで爆発の衝撃で崩れていく部屋を後にした。

83偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:47:51 ID:???
〜孤独〜 19 シーズン3
~Dead or Alive 3~

『闇の雲』…
どうして俺はこんな忌まわしい組織に入ってしまったんだろう。
そのせいで人生の歯車が狂いだしたのは言うまでもない。
そんな思いを巡らせながら俺はノブを引いて部屋へと入った。
部屋の中央に黒い影が見える。
一つは大柄でもう一つは小柄の…
俺は叫んだ。
「レイニー、サニー!」
何か根拠があって決めつけた訳じゃない。
そうであってほしかったからそう叫んだのだ。
俺の声が聞こえたのか二人は手を振っている。
俺は歩く足を速めて走り出し二人のそばに駆け寄った。
「懐かしいなジョン。」
「ジョン、久しぶりね。」
二人は俺の願い通りレイニーとサニーだった。
「私たちが一度死んでるのはジョン、あなたも知っているわね?」
サニーは俺を庇って、レイニーはクラウディーを巻き込んで自爆した…
「ああ。」
「遺体を回収したクラウディーが細工を施して私たちを蘇らせたの。生前と同様にね。」
それなら納得できるが当のクラウディーはどう生き返ったのだろうか。
それは二人にも分からないようだった。
「クラウディーは自分の思い通りに動くよう俺たちを蘇らせたんだがまさか自分を取り戻してしまう人間が中に存在するとは奴も思わなかっただろう。俺たちのようにな。」
俺は嬉しかった。
またレイニーやサニーと一緒に戦える。
悪の立場ではなく正義の立場として…
「行こう。」
二人が奥の扉の前に立った時、俺が振り返ると背後に白い影が舞い降りた。
「お前は…」
レイニーが白い女に問いかけると問答無用と言わんばかりに氷の刃で切りつけてきた。
この女が何なのか俺にはおよそ見当がついている。
主に雪を操りあらゆるものを凍らせる『闇の雲』隊員、スノウィーだ。
他にも見たことはないがライトニングという隊員が存在するということも聞いている。
名前の通り雷を操るらしいが…
「ジョン!」
サニーが俺の名を呼んで目の前の事態が見えてきた。
スノウィーが俺に氷の刃を振り下ろそうとしている。
だが寸前にサニーが俺を庇うようにして前に出た。
手に握られた火の刃で氷の刃を受ける。
俺はサニーにこんな能力が隠されていたのかと驚きながら横へと逃れた。
「あなた何なの?」
それまで口を噤んでいたスノウィーが口を開いた。
「侵入者を排除するだけですっ!」
そこへ再び影が舞い降りてきた。
今度は黒い影…
ライトニングだ。
「あらスノウィー、そんな虫けら共に苦戦してるの?」
ライトニングは男だと思っていたが実際目の前にいるのは女だった。
「スノウィー、あんたは見てなさい。さぁ、虫けら共、行くわよ!」
ライトニングが動き出すと俺の体が痺れて動かなくなった。
どうやらそれはレイニーもサニーも同じらしい。
「まずはあんたからよ。サニー…だったかしら?」
ライトニングの指先から閃光が走って真っ直ぐサニーに向かう。
声にならない叫びを上げてサニーは隣で気絶した。
「呆気なかったわね。さて次はあなたかしら。」
くそ、次は俺か。
何とかしないと…
再びライトニングの指先から閃光が走る。
だが俺の面前でその閃光は逸れて消えた。
「…いくらなんでも酷いですよっ!」
見かねたスノウィーが氷の刃で防いでくれたらしい。
もしかしたらこいつも自分を取り戻しつつあるのかもしれない。
「くっ、敵の肩を持つのかい。」
だがそんな言葉を耳にもせずに氷の刃でライトニングを切りつけている。
「あなたの弱点は武器を出せないことですっ!」
そうか、相手の動きを封じる能力だけで十分だと思ったんだろうな。
サニーやスノウィーのように武器を出す能力まではつけなかった…
クラウディーの考えそうなことだ。
結局ライトニングは成す術もなく氷の刃の前に散った。
「大丈夫ですかっ!?」
スノウィーがサニーに駆け寄る。
俺が駆け寄った時には既に目を開けていたサニー。
「す、すいませんっ。私のせいで…」
サニーが何か言おうとするのを遮って俺が言った。
「いや悪いのはあんたじゃない。」
俺が言わなくてもサニーもきっと同じことを言ったはずだ。
「さて、休んでる暇はない。行こうか。」
レイニーの言葉を最後に四人は後にした。

84偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:48:21 ID:???
〜孤独〜 20 シーズン3
~Dead or Alive 4~

幸いにも銃弾は腕を掠っているだけだ。
「ごめんなさい、私…」
俺を刺したことに対して謝っているのだろうか。
「俺は…大丈夫。アイ…とユイは…」
アイはユイを縛っている最中だった。
これだけやってもまだ自分を取り戻していないというのか。
ユイを縛り終えたアイがこっちに向かってくる。
そして構えたM4で何の前置きもなしにレイを撃った。
「レイ!」
その場に崩れ落ちるレイ。
頭を撃ち抜かれた彼女の息は既になく、消えていった。
「あとはあなただけね。」
しばらくアイが俺に銃を向けたまま動かないという奇妙な光景が続いたがやがてアイは倒れた。
「私にできるのはこれぐらいです。さようなら。」
少しずつ消えていくユイの体がアイのすぐ後ろにあることからユイがアイに何かをしたことは分かった。
でもどうしてユイが消えていくのかは理解できなかった。
どちらにせよ姉妹は姉妹で一緒にいた方がユイも幸せに違いない。
「レオン!」
ユイが立っていた場所にはアシュリーが立っていた。
「アシュリー、無事だったのか。」
「ごめんなさい…私、勝手に…」
しばらくの間、アシュリーは俺の腕の中で泣いていた。
アシュリーが落ち着いてからどうして夜明けを待たずに第六陣とアジトに向かったのかなど問い詰める。
どうやら『闇の雲』隊員リストに父親、つまり大統領の名前が載っていたのが原因らしい。
嘘であってほしいと思い、自分の目で確認する為に向かったという。
残念なことにそれは本当のことでここに来る前に自身の手で『闇の雲』から解放したと、そこまで言うとアシュリーは再び泣き出してしまった。
「アシュリー、時間がないんだ。行こう…うぐっ…」
「レオン! その傷…」
アシュリーが心配そうに見つめる。
「大丈夫…じゃないかも。」
俺はいつもとは違って無理せずに本音を口にしてしまった。
…たまには良いか。
結局アシュリーに肩を借りて静かに部屋から出ていった。

85偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:48:59 ID:???
〜孤独〜 21 シーズン3
~Promise~

それぞれの扉を攻略したレオン一行は扉を抜けた先の広場に集った。
今広場にいるのはレオン、アシュリー、ジョン、レイニー、サニー、スノウィー、矢島透、小林真理の八人だ。
突然ジョンが口を開いた。
「この先はきっとクラウディーがいる。でも全員で突っ込まずに半々に戦力を分けないか? レオンは一人で立つこともままならない。サニーもまだ回復していないし隊長のガールフレンドも…そういった人間と戦える人間を二人ぐらいここに置いていくべきだ。」
彼の意見に誰も反論しなかった。
それぞれ装備を確認してから奥に進むのはアシュリー、ジョン、矢島透で待機するのは動けないレオン、サニー、小林真理、そして万が一の時に彼らを守るレイニーとスノウィーに決定。
彼らは誰一人として犠牲者を出すことなく帰ろうと誓い合って最後の戦いへと踏み出した。

86偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:49:31 ID:???
〜孤独〜 22 シーズン3
~Final fight 1~

待機組と別れて奥の扉へ入ると正方形のエリアが広がり、そこにはやはりクラウディーがいた。
「おや、レオンがいないとは珍しいな。死んだか?」
クラウディーの笑い声が木霊する。
「生憎だったな。奴はそう簡単に死にはせん。」
ジョンの言葉を聞いて少しがっかりしたのか笑うのを止めて三人を睨んだ。
「あんたのせいで…パパが…パパが!」
アシュリーがクラウディーに向かって飛びかかる。
だがクラウディーは軽く横に避けてアシュリーに足を引っ掛けた。
「小娘が生意気な!」
倒れたアシュリーの首を鷲掴みにして持ち上げる。
「い…あっ…っ…うぅ…るしい…ぁ…っ…く、く…しい…」
アシュリーは必死にもがいていたが徐々に視界がぼやけ、力が抜けていき、もはや成す術がなかった。
「この野郎!」
矢島透がクラウディーの左足を目掛けて拳銃を放つ。
そしてクラウディーの手からアシュリーがこぼれ落ちる。
続けてもう一発撃とうとしたが弾が切れてしまっていた。
リロードを始める矢島透の方へクラウディーが左足を引きずりながらゆっくりと近づく。
その隙にジョンは酷く咳込んでうずくまっているアシュリーを抱えて隅に置いた。
「こっちだ、クラウディー!」
ジョンがM4を乱射して矢島透から注意を逸らす。
「助かりました。」
「礼はいらないぜ。」
のろのろと歩くクラウディーに銃弾を浴びせ続けていると突然壊れたように叫び始め、見る見るうちに怪物と化していった。
「ゾンビの強化バージョンか?」
外見はゾンビと全く一緒だった。
だがクラウディーは近くにあった鉄柱を片手でひょいと掴むとそれを二人目掛けて投げた。
矢島透は反射的に屈み、ジョンは高く飛び上がる。
それからバック転をして着地した。
再びジョンがM4を乱射し始めると矢島透が背中に背負っていたポンプアクション式のショットガンを取り出し、クラウディーをギリギリまで引きつけて引き金を引いていた。
ゼロ距離から撃たれたクラウディーは大きく仰け反ったがすぐに復帰し、右手で矢島透を吹き飛ばした。
その際に矢島透のポンプアクション式ショットガンも飛ばされていた。
「うぐっ…」
目の前に転がり込んできたジョンにクラウディーが両手を組んで振り上げる。
それを振り下ろす寸前に回避して矢島透の落としたショットガンを拾った。
矢島透が復帰したのを確認するとジョンはショットガンを投げて渡し、再びM4を構えた。
しかし引き金を引いても肝心の弾が出ない。
「くそっ、弾詰まりか。」
M4しか持っていなかったジョンは仕方なく化け物の右足の太股辺りに付いているナイフを頂戴して応戦することにした。
「奴のナイフを頂戴してくる。今のうちにアシュリーを…」
そう言ってジョンはクラウディーとの間合いを少しずつ詰めていく。
目前まで迫った時、クラウディーが拳を真っ直ぐ出してきた。
ジョンは首を横に倒して回避し、その腕を掴んで捻る。
顔をしかめたクラウディーだが自由だった左手でジョンの腹を殴り、うずくまっているジョンの首元を掴んで反対側にまで投げ飛ばした。
今度は矢島透の方へ歩いていくクラウディー。
徐々に歩くスピードが上がっているのは誰が見ても分かった。
ジョンはマズいと思って腹の痛みを堪えつつクラウディーの元へと走った。

87偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:50:02 ID:???
〜孤独〜 23 シーズン3
~Final fight 2~

クラウディーはいつの間にか駆け出していた。
ジョンも走って追うが間に合わない。
「くそっ!」
矢島透が迫るクラウディーにショットガンを放ち、その場から回避する。
「しまった、アシュリーが!」
ジョンが気づいた時には一人取り残されたアシュリーをクラウディーの両手が捕らえた。
無駄と分かっていてもその場からクラウディー目掛けて先程奪ったナイフを投げるしかなかった。
矢島透も一生懸命注意を引こうとショットガンを頻りに撃っている。
そんなことお構いなしにクラウディーはアシュリーを両手で締め上げる。
「っ…うぅ…あ…ぁ…」
ジョンが投げたナイフが虚しくクラウディーの前に落ちる。
結局矢島透の努力もジョンの努力もクラウディーの前では無力だったのかもしれない。
と、突然入口の扉が勢い良く開いた。
一同が振り返った時にはもうその場に姿は無く、ジョンが投げたナイフをクラウディーの背中に突き立てているところだった。
「アシュリー、遅れてすまない。」
「…レオン?」
クラウディーの両手から逃れたアシュリーを抱えてジョンと矢島透を振り返る。
「二人共、後は任せてくれ。」
レオンの言葉に従い、二人はアシュリーを担いで広場へと引き返していった。
「さて、片づけるか。」
クラウディーの背後に回り込んで背中に刺さったナイフを引き抜き、もう一度突き立てる。
よろめきながら腕を振り回すクラウディーと距離を取りながら隙を窺っては蹴りを入れて時にはナイフを引き抜き、突き立てる。といった一連の動きでさえ今のクラウディーには対処し切れなくなっていた。
「終わりだ。」
自分のナイフとクラウディーの背中に刺さったナイフを両手に構えるとレオンはクラウディー目掛けてそのまま突っ込む。
そして雲を切り裂いた。
「せめてナイフ同士で戦いたかったよ。」
そう言うとレオンはナイフを一つクラウディーの横に突き立ててその場を後にした。

広場に戻ると七人が出迎えてくれた。
「レオン、無事だったようだな。」
「まあな。全員無事でなによりだ。」
静かにアシュリーの元に近づくレオン。
レオンに気づいたのかアシュリーは仰向けのまま目を開けた。
「アシュリー、よく頑張ったな。もう終わったよ。」
顔を覗き込まれているアシュリーは照れくさそうにレオンから視線を逸らす。
しばらくして視線を元に戻した時、アシュリーの目から雫がこぼれ落ちた。
「ありがとう…」そう言って涙を拭い、目を閉じると二人の影が重なった。

「真理…」
矢島透はいつまでも目を閉じたままの目の前の彼女が二度と目を覚まさないのではないかという戦慄を覚えた。
「真理…真理…」
必死に名前を呼びながら体を揺する矢島透。
突然左頬に激痛が走った。
「ちゃっかり私の胸触ったでしょ。透の変態…」
痛みなど気にせず矢島透は安堵の笑みを浮かべた。
さり気なく胸を触ったのがバレたのは誤算だったようだが…
「人聞き悪いなぁ。なんで僕がそんなことするんだよ。」
矢島透が言うと小林真理にも笑みが広がった。
「今回のことは無かったことにしてあげる。…透、格好良かったわよ。ありがとう。」
「そんな改めて言われても…え、ちょっ…」
矢島透に有無を言わせず小林真理は唇を重ねた。

「さっきは何て言うか…ありがとうな。」
ジョンが照れくさそうにサニーに礼を言う。
「良いのよ。気にしないで。」
サニーもなんだか照れくさそうだ。
「なぁ、俺たちって元の関係に戻れるかな?」
ジョンの言葉にサニーは驚きを隠せない。
そして俯いてしまった。
「もう一度やり直さないか?」
サニーは下を向いたまま頷くとジョンの腕の中に飛び込んだ。

「どうしてあんたがここにいるんだ?」
レイニーがふわふわと浮いているスノウィーに問いかけた。
「その言葉、そっくりそのまま返しますよっ。」
「相変わらずだな。その顔といい喋り方といい…」
苦笑いを浮かべるレイニーにスノウィーが向き直った。
「ちょっと、それってどういう意味ですかっ!?」
氷の刃を向けられたレイニーは恐怖に満ちた表情をしている。
「や、やめてくれよ。」
「分かってます。冗談ですよっ。」
本来なら兄の立場が上に来るはずなのにこの兄妹に限っては妹の立場の方が上だった。

88偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:50:33 ID:???
〜孤独〜 Epilogue シーズン3
~After the battle~

「ここでお別れだな。」
レオンたちが矢島透、小林真理に別れを告げる。
「どうもありがとうございました。」
「何言ってんだ。あんたの頑張りのお陰でもあるんだぜ。"隊長"。」
ジョンがそう言って帰りのヘリへと乗り込むとサニーやレイニー、スノウィーも続いた。
「何かあったらいつでも手紙かなんか送ってくれよ。その時はまた…」
「時間よ。行きましょう。」
レオンにとってこの場を去るのは名残惜しかったがアシュリーがヘリへ乗るよう促すとそれに従った。


それから半年後
「レオン、起きて。…起きなさい!」
朝、目を開けるとそこには毎日エプロン姿のアシュリーがいる。
レオンの生活態度を改めるには良い機会だった。
「も…うちょい…あと…少し寝かせて……」
結局アシュリーは大統領になることを諦めて専業主婦をとなりレオンはフリーのエージェントとしてたまに活動している。
「レオン!」
アシュリーの怒声が響く。
それに驚いたレオンは勢い余ってベッドから落ちてしまった。
「依頼が来てるわよ。」
アシュリーに渡された封筒を破るレオン。
中には一枚の写真と手紙が入っていた。



お久しぶりですね。
僕と真理が結婚することになりましたのでここにお知らせ致します。
そこでお願いがあるのですか式に出席していただけないでしょうか。
明後日を予定しているのですがあのメンバーに祝ってもらいたいんです。
無理にとは言いません。
では返事をお待ちしています。
                          小林 透・真理



「私たちの式も一緒に挙げちゃう?」
レオンの顔が一瞬歪んだ。
「い、いや、邪魔になるからやめておこう。」
アシュリーは残念そうな顔をしながらキッチンへと戻っていった。


「おい、見ろよ。隊長が結婚式挙げるから来ないかって。」
ジョンが興奮気味に叫ぶ。
奥から呆れた顔をしたサニーが出てきた。
「そんな大きな声を出さなくたって聞こえてるわ。」
「勿論行くよな?」
特に断る理由もなかったサニーは頷いた。
「若いって良いわね。」
突然変なことを言い出したサニーにジョンが不思議そうな顔をしている。
「何言ってんだよ。俺たちだって…そうだ、サニー。」
「何?」
少し言葉に詰まったジョンだったがやがて口を開いた。
「…結婚しよう。」
頬を赤らめたサニーの目から雫がこぼれた。
「ばか。」


レイニーもスノウィーも一度は死んでいたが互いにそのことだけには口を出さなかった。
「兄ちゃん、あの隊長さんから手紙が来てますよっ。結婚式挙げるとか…」
「本当か!? 見せてくれ!」
手紙を読み終えるとレイニーは旅行用のバッグに色々と詰め込み始めた。
「あのぅ〜式は明後日ですよっ。まだ早いかと…」
「うるさい! 早く準備して何が悪い!」
スノウィーの手にはいつの間にか氷の刃が握られていた。
「覚悟っ!」
「え、ちょっ…ご、ごめんよ。許してくれ!」
「もう許しませんっ!」
こうしてレイニーとスノウィーは長々と危ない鬼ごっこを続けていたとか…

89偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:51:03 ID:???
〜孤独〜 番外編

極秘調査書No1
●クラウザーは何故レオンを助けるような真似をしたか

クラウザーの目的は自分の思い通りに動かせる兵士、いわゆる"駒"を造ることだった。
その為には優れた素材が必要だったのは言うまでもない。
彼は計り知れないサバイバル能力を持ったレオンを素材とすることに決めた。
生かしたまま細工をした方がその能力を保持し易い。
そのことを知っていたクラウザーは再び仲間としてレオンに近づいて機会があれば生け捕りにしようと思っていたらしい。
しかし自分の正体がバレて地下に幽閉されたのは誤算だったようだ。
幸い日本に内通者がいた為に彼は救われたが…


●内通者について

まず上の項目で述べられているクラウザーの脱走を手伝ったという久保田俊夫。
彼は裏でクラウザーと内通していながらも表では『闇の雲』の対策委員会会長を務めていた。
何故そんな彼がクラウザーに協力したか。
やはり彼も単純にクラウザーと同様、"駒"を造りたかったようだ。
まだ幼かった第七陣隊長矢島透を過去に久保田俊夫が救ったとの記録がある。
それは一目で彼の隠された能力を見抜いたからであり、直に"駒"の素材にする為であった。
ではどうして大統領がクラウザーと関わりを持ったか。
全てはクラウザーの脅しから始まった。
"アメリカに核弾頭を落とされたくなければ条件に従え"と。
条件は指定した場所にウイルスを撒けというものだった。
それから彼は興味本位でクラウザーの目的を聞いてしまった。
魅力に惹かれた大統領は自らクラウザーの肩を持ち新世界を造ることを誓い合ったらしい。
本当かどうか定かではないが計画が成功した暁には二人ともクラウザーから"自分とほぼ同等の位"を約束されていたらしい。


●クラウザーの異常

クラウザーがレオンやその仲間、日本の部隊と戦った時の様子がおかしかったのは体内に残っていたプラーガとt-ウイルスの中和によるものとされている。
彼はロス・イルミナドス事件後、プラーガは抑制すれば無いものに等しいという研究結果からプラーガの活動を抑制する薬の研究をしていた。
努力が報われて薬は完成。
これでプラーガを抑制したはずだった。
しかし追い詰められたクラウザーは自らにt-ウイルスを注入。
それが体内に残っていたプラーガと中和して覚醒させてしまい急激的に筋力を増大させたところまでは良かった。
思考回路に異常を与えるとは思わなかったのだろう。
優先順位として何をすれば良いのか冷静に対処できなくなった彼は本来の30%の力も出せなかったとされている。


以上で報告を終了する。
報告者 I.A

90偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:51:34 ID:???
〜孤独〜 挙式編1 再会、そして挙式の始まり

隊長からの朗報を受けたレオン、アシュリー、ジョン、サニー、レイニー、スノウィーの六人は再び日本の地を踏みしめることとなった。
「まだあれから一カ月しか経ってないのに…なんだか懐かしいわね。」
アシュリーが隣で呟くのをレオンは聞き流していた。
「レオン、聞いてる?」
「あ、あぁ。すまない。ちょっと考え事を…おい見ろよ。"隊長"だ!」
レオンが指した方を見ると第七陣隊長の旧姓 矢島、現 小林透が手を振っている。
隣にはロングヘアーのスタイル抜群なアシュリーと同い年ぐらいの女がいた。
小林真理だ。
二人に気づいたのか頭を下げる。
倣って二人も頭を下げる。
前回会った時には一人一人の顔をじっくり見る余裕がなかった為に隊長のガールフレンドがどのようなものか見過ごしていたレオンだったが改めて見るとアシュリーにはない魅力を感じていた。
「なに鼻の下伸ばしてるのよ。」
アシュリーは膨れてレオンの脇腹を肘で突っついている。
だがレオンはそれをすぐに否定した。
「馬鹿なことを。俺にはアシュリーがいるじゃないか。それ以上何を求めるって言うんだい。」
そんなやりとりが続いているとジョンやサニーそれに続いてレイニー、スノウィーが姿を現した。
「皆さんお揃いのようですね。わざわざすいません、たかが僕たちの結婚式の為だけに…さあこちらへ。」
山を越えた先には教会がある。
"隊長"に連れられて一行は教会を目指し、山奥へと入っていった。
「おい、スノウィー。浮いてばっかいないで少しは歩いたらどうだ? 太るぞ。」
レイニーが突然言った。
「嫌ですよっ。これでもダイエットしてるんですからっ。」
スノウィーを見つめながらレオンは吹き出した。
何故クラウザーはあまり役に立たないような浮遊術をスノウィーの身につくよう細工を施したのか疑問に残っていたからだ。
「痛っ!」
一同が振り返るとサニーが地面にうずくまっていた。
ジョンが駆け寄ってみるが特に外傷はない。
「どうした?」
サニーは体を起こしながら少し照れくさそうに言った。
「…足捻っちゃった。」
仕方ないなといったような表情でジョンがしゃがむとサニーを自分の腕に乗せた。
いわゆるお姫様抱っこだ。
「これで満足か?」
サニーが僅かに頷くと一同は再び歩き出した。
「ねぇ真理。まだ着かないの?」
「あと少しよ。透…何か変なこと考えてない?」
小林真理の目つきが一気に変わる。
"隊長"は動揺を隠せない。
「え? べ、別に…」
そんな時、一行の前に大きな教会が姿を現した。
目的の教会に着いたにも関わらず新婚の二人は動かない。
「恥ずかしい話、私たち結婚式の手順が分からないんですよ…」
少し考えてからジョンは言った。
「指輪を交換して愛を誓ってブーケ投げて終わりで良いかと。」
結局ジョンの意見が受け入れられた。
「ではまず、指輪の交換を…」
いつの間にかジョンが神父になっていたがそれはあえて誰も突っ込まなかった。
突っ込む気になれなかっただけかもしれない。
指輪の交換を終えた二人が前へ前へと進む。
「あなたは新婦を永遠に愛し守り続けることを誓いますか?」
「はい。」
「では誓いのキスを…」
新郎新婦が影を重ねた瞬間、六人のものとは思えない大歓声が湧き上がった。

91偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:52:35 ID:???
〜孤独〜 挙式編2 危険なブーケ争奪戦!

そしてジョン曰わく最後の締めであるブーケ投げ。
「行きますよ!」
小林真理が投げたブーケは一直線にジョンの元へと向かう。
しかしレイニーがジョンを投げ飛ばした。
「いただいたぜ!」
と歓喜の声を上げたのもつかの間。
隣にいたアシュリーが高く飛び上がり顔を踏みつけた。
「これは私のもの。」
「いいえ、私のものよ。」
サニーが空中で回し蹴りを決めるとアシュリーは吹き飛んでレオンの腕の中に入った。
「…ナイスキャッチ。」
だが今度はサニーがブーケに触れる瞬間に復帰したレイニーがのしかかった。
興味がないのかずっとスノウィーはふわふわと浮いている。
がら空きになったブーケにレオンが飛ぶ。
しかし背後からアシュリーの魔の手が迫っている。
気づけばレオンはいつの間にか宙を舞っていた。
「どうして…」
「くそったれ!」
もう一度サニーがアシュリーに空中で回し蹴りを決めようとしたが二度も同じ手は通用しなかったようで逆に回し蹴りを決められた。
「やったわ、私のも…」
アシュリーの手からブーケの感触が消える。
首元が引っ張られる感じがしたアシュリーが振り向くとレイニーがいた。
レイニーはそのままアシュリーをひょいと上に上げてボレーシュートを決めた。
「ちょ、皆さんそこまで争わなくても…」
見かねた"隊長"が止めに入ろうとする。
だが小林真理に遮られた。
「これじゃキリがないから三秒持ち続けた人のものってことで。」
それを聞いた六人は益々闘志を燃やした。
レイニーがブーケに近づくとレオン、ジョン、サニーが迫っていることに気づく。
四人が争っている間に入り込んでアシュリーがブーケを再び手にした。
「マズい!」
レオンがスライディングをするとアシュリーは体勢を崩し、ブーケは宙を舞った。
ジョンがレイニーを土台にブーケへ手を伸ばす。
だがその上にサニーが乗った。
「ご愁傷様。」
サニーは土台を一気に蹴り込んでブーケの高さまで舞い上がった。
「やったわ!…1、2…えっ?」
レオンまでもが土台を蹴り込んでサニーと同じ高さにまできていた。
それからサニーの腕を捻る。
案の定ブーケはこぼれ落ちた。
「レオン、ありがとよ。」
下にはジョンが待ち構えていた。
ジョンは周囲の安全を確認し、軽く飛んでブーケをキャッチする。
背後で甘い香りがしたのはそれからだった。

92偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/20(木) 22:53:34 ID:???
(続き)
アシュリーがジョンを羽交い締めにして体中をくすぐる。
「や、やめてくれ。分かった、分かったから!」
くすぐりに弱かったジョンは一秒もしないうちにブーケを落とした。
ジョンが落としたブーケをアシュリーが拾う。
「アシュリー、大人しく…って何を…」
「うふふ。どうしたの?」
アシュリーの誘惑のポーズにレオンは見とれてしまっていた。
危うく三秒経過しそうにはなったがサニーがアシュリーの腕を蹴り上げてブーケを落とした。
「なによその色気のないポーズは。」
「覚悟っ!」
アシュリーにくすぐられる危険が無くなったと判断したジョンがサニーに飛びかかる。
「ジョン…」
「えっ?」
目に涙を浮かべているサニーを見てジョンは躊躇った。
その瞬間ジョンは吹き飛んだ。
「ふふふ、馬鹿ね。」
「馬鹿なのはあんたよ。」
いつの間にかアシュリーがブーケを手にしている。
「いや馬鹿なのはお前だよ。」
背後からレオンの声が聞こえた途端にアシュリーとブーケは反対の方向へ吹き飛んだ。
ブーケは宙に浮きながら寝ているスノウィーの元へ飛んでいった。
「くそっ、ありゃもう届かないな。」
あっという間に三秒経った。
「え、私ですかっ?」
目を開けたスノウィーは驚きの表情を隠せない。
それに対してレイニーが呆れ顔をして言う。
「お前、結婚相手はおろか男だっていないだろ…」
「じゃあこの際本当のこと言いますからねっ。」
「本当の…こと?」
スノウィーは宙で寝そべったまま喋り始めた。
「私たちは兄妹として育てられてきただけであって血は繋がってないんですよっ。」
「どうして黙ってた…?」
表情が暗くなるレイニー。
だがスノウィーは笑顔を作ってレイニーを見つめた。
「あなたは…私を可愛がってくれました。でもそれは兄妹だからであって本当の兄妹じゃないなんて知られたら放り出されるかと思って怖かったんですっ。だったら本当のことは黙っていた方が良いと…私はあなたのことが昔から大好きでしたっ!」
レイニーの頬を伝って涙が流れる。
そして降りてきたスノウィーを抱き寄せた…
またしても六人とは思えないぐらいの大歓声が湧き上がる。
「ありがとう。」

93偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:36:28 ID:???
雅ルルさんの作品↓

94偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:36:59 ID:???
MISSION OF THE DEAD

この物語は二人の傭兵が迫り来る死から逃げ切る物語です。

CHAPTER1 1/2 始まり

1999年 11月30日 午後6時30分 北アメリカ キャストラ山上空
そこに一機のヘリコプターが飛んでいた。
そのヘリコプターの搭乗者はパイロットを除いて二人しか乗っていなかった。
この二人は大手製薬会社アンブレラに雇われた兵士いわゆる傭兵だ。
一人は金髪で痩身の男、初めての任務なのか少し緊張しているようだ。
もう一人は茶髪でガッチリとした男、こちらは腕を束ねて足を組んでつまらなそうに外の景色をみている。
パ「もうすぐ到着ですよ」
傭兵1「あの、もうすぐ到着だそうです」
傭兵2「それぐらいきこえてるよ」
その時 強い衝撃がヘリコプター内に走った。
全員「!!?」

気がついた時にはヘリは墜落していた。
木々にぶつかりブレードとテールローターは折れ、見るも無残な形になっていた。
しかし傭兵二人は無傷で今にも爆発しそうなヘリから飛び出していた。
傭兵1「こ、これは一体どういうことなんだ!?」
傭兵2「知らん!とにかくもっとヘリから離れろ!」
その直後、ヘリコプターは爆発を起こして吹っ飛んだ。
傭兵1「はぁ はぁ」
傭兵2「危なかったな」
傭兵1「なんでヘリコプターがいきなり墜落したんです?」
傭兵2「さっきも言ったが知らん。とにかく目的地はすぐそこだ。歩きながら考えろ」
二人は“目的地”に向かって歩き出した。

95偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:37:32 ID:???
MISSION OF THE DEAD

CHAPTER1 2/2 Bad Start

ガッチリ茶髪の傭兵は、無線機で本部と連絡を取っているようだ。
痩身金髪の傭兵は、なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだろうという顔で、まだ爆発し炎上しているヘリコプターを眺めていた。
ガッチリ茶髪の傭兵は本部との通信が終わったのか、無線機をしまい痩身金髪の傭兵に話しかけた。

傭兵2「ところでお前の名前は?」
傭兵1「あ、そういえば自己紹介がまだでしたね。僕の名前はリンクス、リンクス=ガンドーラです。リックと呼んでください」
傭兵2「リンクスか、いい名前だな。俺の名前はジェイド、ジェイド=スミシー。ジェドと呼んでくれ」
リック「わかりました。ジェドさん」
ジェド「いいかリック、ゾンビどもは動きが遅いがかなりの怪力がある、ゾンビと戦うときは必ず距離をとれ、そして俺から離れるな」
リック「は、はい」
ジェド「それと研究所にはゾンビ以外の化物が出くるはずだ」
リック「え!なぜですか!?」
ジェド「リック、そもそもT-ウィルスとはなにか知ってるか?」
リック「はい、少しは。感染した動物、植物などが巨大化、凶暴化、感覚麻痺、知能低下、耐久性上昇、腐敗などを起こすんですよね。」
ジェド「その通り。じゃあTウィルスH型を知ってるか?」
リック「いいえ、知りません」
ジェド「お前が知らなくて当然だ。このことはアンブレラの中でも一部の人間しか知らん」
リック「そんなことを僕に話していいんですか?」
ジェド「かまいはしないさ。お前が話さなければな」
リックは少し沈黙した。
ジェド「T-ウィルスH型は・・・と、」
ジェドは突然会話をやめ、ガンベルトからコルトパイソンを引き抜いた。
ジェド「おい、リック」
リック「え?な、なんで―」
リックのセリフは獣のうめき声のような音でかき消された。
ジェド「“目的地”まで走れ!!」
ジェドの掛声と同時に何か犬のような獣がジェドに襲い掛かった。
ジェドは飛び掛ってきた獣を撃ち落すと、一目散に“目的地”へと走り出した。
リックは少しパニくっていたが、ジェドよりも少し遅れて“目的地”へと走り出した。
リック「な、何ですか!今のは!?」
ジェド「後で説明してやるから今は走れ!」
後ろには、さっきジェドが撃ち落した獣と同じ種類のやつが5匹ぐらいジェド達を追いかけている。
あの犬のような獣は、犬の皮を引ん剥いたような風貌で、尚且つ血まみれである。
ジェド「見えたぞ!あれだ!」
前方には洋館のような建物がある。

そう――――

その洋館こそが――――

彼らの“目的地”である。

ジェドたちは、到達と同時に正面玄関から館内に侵入した。


ジェイド=スミシー

状態:Fine

コルトパイソン:5

コルトパイソンの弾:54

ハンドガン:15

ハンドガンの弾:45

救急スプレー:2

研究所のカギ

無線機


リンクス=ガンドーラ

ショットガン:7

ショットガンの弾:70

ハンドガン:15

ハンドガンの弾:45

救急スプレー:3

無線機

96偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:38:12 ID:???
MISSION OF THE DEAD(直し)

CHAPTER2 1/2 H-ウィルス

ジェド達が侵入した館は、例えるなら貴族が住んでいるような立派な館だった。
しかし、館内は薄暗く、床には割れたガラスなどが飛び散っており、まるで――
リック「まるでお化け屋敷ですね」
リックは肩で息をしながらこの館の感想を言っていた。
ジェド「その形容詞は嵌り過ぎだな」
ジェドは腕を束ねて館内を見回しながら答えた。
ジェド達は、現在侵入した館の1階ホールにいた。
リック「あの皮を引ん剥いた血塗れ犬はなんだったんですか?」
ジェド「あいつらはケルベロスといって犬がT-ウィルスに感染したやつだ。ありていに言えばゾンビ犬だ」
リック「なんでそんなのが外をうろついてるんですか?」
ジェド「その問いに答える前にさっきの話の続きをしよう」
ジェドは、なにか昔の事を考えているような、そんな顔つきで語りだした。
ジェド「T-ウィルスH型はT-ウィルスと同じ症状を8〜9時間で引き起こす」
リックは驚愕した。
リック「8〜9時間!それは早すぎます!」
ジェド「まぁ、腐るにはもう何時間かかかるがな。1年前は感染力が低く、空気感染できなかったんだが、研究の結果ついに空気感染できるようになるまで完成してきたところで今回の事件がおきたらしい。それで研究中に生物のDNAをいじって感染させたら見たこともない化け物が出来たらしい。DNAをいじるのはH型じゃなくてもやっていたがな」
リック「アンブレラそんなことまでしたんですか。今まではT-ウィルスが世界に広がるのを防ごうとしていたのかと・・・・・」
ジェド「やつらはそんなに優しい連中じゃない。金儲けのためならなんだってする」
ジェド「それに、H型の恐ろしいところは感染力の速さだけじゃない」
リック「え?それだけで十分に恐ろしいのにまだヤバイところがあるんですか?」
ジェド「恐らくこれから出会う事になるだろうだろう脅威から話そう」
ジェド「T-ウィルスH型、もうT-ウィルスの性質上との違いからH-ウィルスといっていいだろう。Hの感染者を普通に倒すと・・・」
先刻に起きた事の繰り返しのようにジェドは突然会話をやめ、ガンベルトからコルトパイソンを引抜き、階段の踊り場に銃口を向けた。
ジェド「おいリック、構えろ」
リックは少し困惑気味だが、ジェドに続いてショットガンを構え、銃口を階段の踊り場に向けた。
上階から何者かが降りてきた。
“そいつは”、人の形をしてはいるが、全身血みどろで爪は獣のように長くとても人とは思えない姿だった。
リックは恐怖からかジェドになんの了解を得ずに“そいつに”向かって発砲した。
が、しかし、“そいつ”は数歩後ろに下がっただけで、またジェド達に向かって歩き出した。
それを見てリックは後ろに数歩下がった。ジェドは微動だにせず銃口をそいつに向けていた。
ジェドと“そいつ”の距離が5メートルを切ったあたりで“そいつ”はスピードを上げてジェドに襲い掛かろうとした。その速度は人間からしてみれば早歩き程度であった。
そして、ジェドと“そいつ”の距離が2メートルを切ったところで、ジェドは“そいつ”の脳天を撃ちぬいた。
“そいつ”の頭はジェドの一発で吹っ飛んだ。そして、そのままよろよろと歩きジェドの一歩手前で倒れた。
リック「ジ、ジェドさん。“こいつ”はいったいなんなんですか?普通のゾンビとは思えないんですが・・・」
ジェド「“こいつ”は通称“クリムゾンヘッド”といって、頭部や部位破壊がおこなわれないで活動停止したゾンビが休眠での細胞の活性化によって、狂暴性と高速性を持って活動再開したゾンビだ」
リック「Tにはそんな効果はないはずじゃ・・・まさかH型の脅威というのは」
ジェド「そうだ。これがHの脅威の一つだ。だがHには高速感染とクリムゾンヘッドともう一つ脅威がある。それは――」
リックは唾を飲んだ。
ジェド「それはHを基に造られたDNA改造を施したバイオ オーガニック ウェポンズ、略してB.O.W.は、Tで造られたB.O.W.とは比べ物にならないほどの知能があるからだ」

97偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:38:50 ID:???
MISSION OF THE DEAD
 
 CHAPTER2 2/2 Haunted Mansion 1

リック「そ、そそそそそんな事って有なんですか?」
ジェド「ありなんだよ。アンブレラの悲願である高知能の生物兵器に最も近いといわれるウィルスだ。だから上の連中は躍起になってHのデータの回収を急がせているんだ」
リック「まさか、そんな事にまでなっていたなんて・・・あしたにでも傭兵を辞めよう」
ジェド「それは無理だ。この任務に参加してしまったことでおまえはアンブレラの最重要機密を知ってしまったんだからな」
リック「そ、そんな。死ぬまでアンブレラから出られないなんて」
リック「てか、そもそも僕は待機中のヘリの護衛が任務だったんですけど」
ジェド「しかたないだろ。途中でヘリが墜落しちまったんだ。」
リック「あ、それで思い出したんですが、ジェドさんはあの時無線でなにを話したんですか?」
ジェド「ああ、あれは本部と連絡を取って迎えのヘリを所望したんだ。あと追加要員するんだそうだ。こんな事態となっちゃしかたないんだが、あまりいい気がしない」
リック「なぜですか?」
ジェド「傭兵の中には俺の地位を嫉む連中が結構いるんだ。こんな組織の地位なんて投げ捨ててやりたいぐらいなのにな」
リック「その気持も分からなくもないですね」
ジェド「俺はお前の気持が分かる、この仕事を始めて10年が経つんだが、できることならさっさとアンブレラから抜けたいよ」
ジェド「だが、今は任務をこなすしかない、だから今から本来俺がこなすはずの任務につき合ってもらうぞ」
リック「は、はい」
リックの顔には、まだ、なんでこんな事になったんだろうなー、と書いてあった。
が、ジェドはそんなことおかまいなしに自分が今回一人でこなすはずだった任務の内容を告げた。

1.T-virus・H-type(以後T-H)および、T-Hのワクチン、T-Hに関する研究資料、H-B.O.W.のDNAサンプルの回収。これらの物は研究所の最深部のウィルス研究室にある。
  任務遂行に余裕があるならば決行当日に調査しに来るリザードシティの特殊警察、S.T.A.R.S.とH-B.O.W.を戦わせ、戦闘能力を調査せよ。

2.生存者の保護。ただしLevel3以上の研究員に限る。が、任務遂行に有益な働きをした場合には、その限りではない。また、Level3以上の研究員であっても任務遂行に支障をきたすようなら射殺を許可する。

3.研究所の爆破。制御室にある端末から起爆コードを入力すればカウント後、研究所は跡形も残らず消飛ぶ。起爆コードは[Chaos]だ

保護した生存者はアンブレラ研究所・リザードシティ支部に引き渡し、回収したT-HおよびT-Hワクチン、T-Hの資料、H-B.O.W.のDNAサンプルはそのままアンブレラ研究所北アメリカ総支部に届けること。

ジェド「――とのことだ」
リックの顔は、驚愕を通り越して呆れていた。
リック「ひどいですね」
ジェド「連中はいつもこんな感じだ」
リック「でも、この任務は一人でこなすのにはきつくないですか?」
ジェド「Hの事を知る傭兵はほとんどいない、俺以外にもいるにはいるんだが疑わしい奴らでな、上の連中はこんな任務を任せれなかったんだろう」
リック「ジェドさん」
ジェド「なんだ?リック」
リック「あなたはHについてやたら詳しいと思ったら、やっぱりHに何か因縁があるんですね」
ジェド「ああ、1年前 Hウィルスの試作型でB.O.W.を生み出した研究所があったんだが、そのB.O.W.が突然暴走を起こしてな、その際に経験と実績がそこそこあるこの俺がそのB.O.W.の討伐を命じられたのさ」

98偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:39:25 ID:???
(続き)
リック「へーー。で、その後どうなったんですか?」
ジェド「まだ試作段階のウィルスで作られたB.O.W.だから簡単に片付くと思っていた・・・だが、その考えは甘かった。そのB.O.W.は戦闘能力もさることながら・・・さっきも言ったが高い知能を持っていたのさ。おかげで俺を合わせて10人の傭兵があっという間に3人まで減らされた。残りの傭兵と力を合わせてなんとか奴を倒したんだが、奴は死に際に『コレデオワリデハナイ』て言いやがった」

リック「そんなに強い奴だったのですか・・・ちょっと待ってください。今なんて言いました?」
リックは聞き捨てならないセリフを聞いたように聞き返した。
ジェド「奴は死に際に『コレデオワリデハナイ』て言いやがった。と、言ったんだが?」
リック「え?つまりそのー・・・B.O.W.が喋ったって事ですか?」
ジェド「ああ、そうだ。俺も最初は耳を疑ったが、間違いなく奴は喋ったんだ」
リック「試作型でそれだけすごいんですから、今あるHウィルスのB.O.W.はどんな戦闘能力と知能を持っているんでしょう?」
リックはB.O.W.が喋ったと言うことに驚くのを忘れたようだ。
ジェド「俺の計り知るところじゃないな。だが、知能向上は直接DNA改造を施したB.O.W.にのみ確認されている。だからこの屋敷にいるような奴は従来のB.O.W.と変わらないだろう」
リック「そうですか・・・」
ジェドは肩を落としているリックを励ましながら話しだした。
ジェド「そう気を落とすな、ここにいるのはゾンビとケルベロスぐらいだってことだぞ」
ジェドの励ましはリックに対して全然効果がなかった。
ジェド「それじゃあ、そろそろこの屋敷の探索を開始するぞ」
リック「は、はい」
ジェド「この屋敷はカラクリ屋敷になっていて、研究所に侵入するにはこの屋敷の仕掛けを解かなきゃならん。その為にはこの屋敷を歩き回る必要がある。」
リック「はぁ・・・」
ジェド「前言撤回することになるが、分かれてこの屋敷を探索する」
リックはそんな事になるだろうと思っていたか、ジェドに対して合いの手を入れなかった。
ジェド「俺が右側2階を探索するからリックは右側1階を探索してくれ」
リック「り、了解しました」
ジェド「あ、注意事項があった」
リック「な、何ですか?」
ジェド「リザードシティの特殊警察、S.T.A.R.S.がこの屋敷に侵入している可能性が極めて高い。出会った場合、事情を知っていなくとも敵とみなされるだろうから、もし遭遇したら先手必勝だ」
リック「は、はぁ・・・」
ジェド「分かったな?」
リック「は、はい」
ジェド「よし、それじゃあ行動開始だ」
ジェドは中央にある階段から2階に上った。リックは一番近いドアの手前に立ったところでジェドが大声で
ジェド「ゾンビはできる限り頭を吹っ飛ばせ」
と言った。
リック「わかりましたー」
リックも大声で答えた。

ジェド達の屋敷探索が始まった。

Status

ジェイド=スミシー
               リンクス=ガンドーラ
状態:Fine
               状態:Fine
コルトパイソン:4
               ショットガン:6
コルトパイソンの弾:54
               ショットガンの弾:70
ハンドガン:15
               ハンドガン:15
ハンドガンの弾:45
               ハンドガンの弾:45
救急スプレー:2
               救急スプレー:3
研究所のカギ
               無線機
無線機

99偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:39:55 ID:???
MISSION OF THE DEAD

CHAPTER3 1/2 生存者

リックの入った部屋は絵画やブロンズ像などが並ぶ美術館のような部屋だ。
リックは美術関係には詳しく、この部屋においてある美術品は全て贋作であることをすぐに見抜いた。
リック「なかなかな贋作だなぁ、小展覧会が開けそう」
リックは場違いなことを言いながら美術品を見回していると中央にあるブロンズ像の上に何か紙みたいな物を見つけた。
リックは近くにあった脚立を使いその紙を取った。
リック「あ、この屋敷の地図だ」
リックが手に入れたのはこの屋敷の1Fの地図だった。
リック「この館ってやっぱり広いな〜」
リックは地図を広げ、隅々まで見回しながら言った。
しかし地図とにらめっこをしても館は縮まりそうもないのでリックは次の扉を開けた。

扉の先はL字型の通路だった。リックは地図で扉の先の場所を確認済みなので何も思わず進んだ。
リックがL字通路の角の一歩手前ぐらいに差し掛かったとき後ろの方からガラスの割れる音がした。
リックが振り返ると、ケルベロスがリックに顔に飛び掛ろうとしていた。
リックはとっさに自分のショットガンで顔面をガードした。
その結果、ケルベロスはショットガンの銃身をくわえる事になったが飛び掛った衝撃でリックは後ろに倒れた。
リック「クソ!」
リックは毒づきながら両手でショットガンを押してマウントポジション取っているケルベロスを押し返そうとするが、そう簡単にはいかなかった。
リック「おりゃぁぁぁ!」
リックは腹筋でケルベロスを突き飛ばし、ハンドガンを取り出し、構えて体勢を直そうとしているケルベロスの眉間を撃ち抜いた。
ケルベロスはその一発で動かなくなった。
リック「ふぅ」
リックは立ち上がり落ちていたショットガンを拾い上げた。
ここでショットガンを背中に回し、ハンドガンに持ち替えた。不意打ちはハンドガンの方が応戦しやすいとの考えだろう。
リックは再び歩き出した。L字の角を曲がって2メートルほど歩いたところで又してもケルベロスが、リックから5メートル手前の窓ガラスを破って侵入してきた。
リックは一瞬体をビク!とさせたがケルベロスが飛び掛る前に、ハンドガンでケルベロスの頭を撃ちぬいた。
リックはまたケルベロスが飛び込んでくるかも知れない、と思い早々と通路を抜けて次の扉を開けた。
次の扉を開けると三つの扉がリックの視界に入った。リックから見て一番右の扉は外に通じているようだが鍵が掛かっているため進めない、左の扉にも鍵が掛かっている。更に左を見るとまだ通路は続いている。真中の扉には鍵が掛かっておらず、リックは真中の扉を開いた。
扉の先はバスルームだった。トイレと一緒に置いてあるタイプで湯船には濁った水が溜まっていた。
リックは鏡の前にある棚の上にあるものをさばくりだした。
リック「お、いいもの発見」
リックが見つけたのはキーピックだった。リックはキーピックを仕舞った。
リック「他には何かないかな〜」
と言いながらさばっくっていると、今度はハンドガンのマガジンが出てきた。
リックがマガジンを仕舞おうとした時、後ろから水の音が聞こえた。
リックが振り返る必要はなかった。何故なら正面にある鏡から、その後ろにいる“奴”が確認できるからだ。

100偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:40:29 ID:???
(続き)
ゾンビだった。
ゾンビはバスタブにつまずきうつ伏せに倒れるも這いずってリックの足にしがみ付こうとした。
リックはこの時点で振り返るとゾンビはリックの足に噛み付こうとしていた。
リックは噛まれまいと足をバタつかせていると、ゾンビの頭を蹴り飛ばしていた。
リックはその瞬間激しい嘔気感に襲われたが、なんとか嘔気感を押さえ込んだ。
その後リックはバスタブ中が気になったのかバスタブの栓を抜いて濁った水を排出した。
バスタブの底にはダガーナイフがあった。リックはそれを回収するとこの部屋を後にした。
リック「あ、ダメか・・・」
リックは外に通じていると思われる扉の鍵をキーピックで外しに掛かるが、鍵穴が複雑で開けることができなかった。
リック「お、開いた」
しかし、右の扉の鍵は簡易的な鍵だったようで開けることができた。
リックは扉を開け、中に入ろうとした、そのとき!
何か棒状の物がリックに襲い掛かった!
リック「うわっと!」
リックはギリギリで躱したが後ろに倒れこんでしまった。
その棒状の物は鉄パイプだった。そしてその鉄パイプを持った“奴”は―――

人だ。

どこも腐っておらず、身長はリックと同じくらいで20代になったばかりのような若者が
鉄パイプを持ったまま仰天していた。

生存者がいた。

ちなみに部屋は医務室のようだった
生存者「んあ?ゾンビじゃなかったのか・・・スマンかった」
生存者はリックに対して詫びを入れた。
リック「いや、それはいいですよ」
リックは立ち上がりながら答えた。
生存者「ん?その服装・・・あんたU.B.C.S.か?」
生存者は立ち上がったばかりのリックに質問した。
リック「あ、はい。その通りです」
リックは正直に答えた。
生存者「て事は生存者の救助に来たのか?」
生存者は特撮物のヒーローが変身するシーンを見る子供のような期待たっぷりの表情でリックに訊ねた。
リック「まぁ、そういう感じです」
生存者「ヤッタ!これで助かるぜ!」
生存者は天に手を伸ばしてガッツポーズとるという動作を何度も繰り返した。
リック「あのー、ちょっとテンション上がってるところスミマセンが・・・」
生存者「なに?」
リック「まだ、無事に助かると決まった訳でもありませんし、今この時点では僕らも助かるかどうかは分かりません」
リックは申し訳なさそうに生存者に言った。
生存者「へ?それどういう意味だ?」
リック「実は行きのヘリが墜落しちゃってケルベロスに追われながらこの屋敷に入ったんです」
リック「迎えのヘリもすぐに来るわけでもなく、数時間後に到着するそうです。だから最低でも研究所にあるヘリポートに向かわなければなりません」
生存者は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた。
生存者「じゃあこのままあんたに付いていっても助かる保証は、無し?」
リック「えーと、まぁ、そういうことになりますね」
リックはこれまた申し訳なさそうに答えた。
生存者「はぁ、やっと助かると思ったのに」
生存者はガクッと肩を落として両膝を床につけていた。
リック「そう気を落とさないでくださいよ、えーと」
リックはまだ自己紹介もしてないことを今気づいた。
生存者「アルスだ。アルス=ミューレンス」
リック「僕はリンクス。リンクス=ガンドーラです。リックと呼んでください、よろしく」
リックは駄目もとで握手をしようと手を伸ばしたらアルスは―――
アルス「よそしく」
手を伸ばしてリックと握手した
リック「ここにいても仕方ありませんから、移動しましょうか」
アルス「それもそうだね」
リック「では、行きましょう」
リックはアルスと共に館探索を再開した。

101偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:41:02 ID:???
MISSION OF THE DEAD

CHAPTER3 2/2 Haunted Mansion 2

ジェドは2階に上がってすぐの扉に入った。
ジェド「フン、さっそくお出迎えか」
ジェドの方はリックと違いすぐに出迎えがいた。
ゾンビがうめき声を上げながらジェドに近づいてくる。ジェドは緩やかにゾンビに近づき、ゾンビとの間合いが50cmを切ったあたりでジェドが物凄いスピードでゾンビの背後に回ったその瞬間――

ゾンビの頭が吹っ飛んだ。

ジェドは背後に回った瞬間にゾンビの頭を両手で掴んでおもいっきりゾンビの頭を“捻じ切った”のである。死神ハンクも裸足で逃げ出すスーパーテクだ。
ゾンビの頭は回転しながら、ジェドが入ってきた扉の手前まで吹っ飛んだ。ゾンビの体はよろよろと歩きそして倒れた。
その場所からすぐそこの扉のノブに手を掛けたが、鍵が掛かっていて開かなかった。
ジェドはすぐに諦め、何事も無かったように歩き出した。
角を曲がったところにまたゾンビが出てきた。
ジェドはさっきのゾンビにやったように、物凄いスピードでゾンビの背後に回りゾンビの頭を捻じ切った。
ジェド「まったく。手応えの無い連中だ」
などと呟きながらすぐ近くの扉を開いた。
その扉の中は、沢山の甲冑が壁際に飾ってある部屋だった。その部屋の奥に大きめの絵が飾ってあった。
ジェドは甲冑を見回しながら部屋の奥にある絵に近づいた。
ジェド「ん?この絵、スライド式のパズルになっている」
部屋の奥に飾ってある絵はジェドの言う通りスライド式のパズルになっており、元の絵は何であったのか分からなくなっている。
ジェドは絵画に対する知識が皆無というわけでもないが、だからといって豊富ともいえない程度だった。
ジェド「どうしようもないな」
ジェドは少しパズルを動かしてそう呟いた。ジェドはそもそもパズルが得意とはいえなく、それ故にジェドはこのパズルの調査を早々にして諦めた。ジェドは周りの甲冑を少し調べたが何も見つからず、甲冑の部屋から出ていった。
調べている途中に下の階から銃声が聞こえたがジェドは気にしない。
ジェドはさっきの部屋から左正面の所にある部屋に入った。
その部屋は倉庫のようになっており、中身の入ったダンボールが積み重なっていたり、よく分からないガラクタなどが転がっている。
ジェドは足元に気をつけながら歩いていると、奥の方からムシャムシャと生肉を食らっているような音が聞こえてきた。
ジェドは忍び足でその音源の元に近づくと、そこには2体のゾンビが一つの屍を食らっていた。屍の方は頭が食いちぎられていた。
ジェドは背後から近づき、お食事中のゾンビの頭を掴み例の如く頭を捻じ切り、もう1体のゾンビがジェドのほうを向いた時にはジェドはそこにはいない。
もう1体のゾンビの背後に回っているからだ。
ジェドは残りの1体のゾンビも頭をねじ切った。
ジェドは食われていた屍を調べだした。屍のすぐ近くに破れた手帳が落ちていて、その手帳をジェドは読んだ。

102偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:41:51 ID:???
(続き)
研究員の手帳 前編

Des 24.1999

ついにこの日、
我々の研究が実を結んだ。
H-ウィルスの完成と同時に間違いなく究極と呼べるB.O.W.が生まれたのだ。
しかし、この研究成果を本部に渡す訳には行かない。
何故ならこの境地に達したのなら、我々全員御払箱だ。
それにこの“実験体”をB.O.W.などと一緒にされたくも無い。
だが、今は我々の研究の成功に素直に喜びたい。
今日は奇しくもクリスマスイヴだ。
これからは何か特別な事が起きたらこの手帳に日記を書くことにした。

Des 31.1999

例の実験体が、たったの1週間で56cmにまで成長した。
そして我々研究員で名前をつけることになった。
どんな名前がいいか考えていると、
既に研究員の数名が名前を考えていた。
デミ、ジョン、マーチン、リゼオの4人が名乗りを上げてきて、
リゼオの出した名前をつけることになった。
その名前は―――

続きのところはインクか何かで塗りつぶしてあって読めない。
一番裏のページに走り書きが記されている。
日付は無い。

せっかく裏に停めてある車のキーを入手したのに、
この地獄と化した館から逃げられると思ったのに
追い詰められてしまった。
もう逃げられない。
だがこのまま食われ、歩く屍と化すのは御免だ。
だから私は死を選ぶ。
我々のHが、神が奪われるのは時間の問題だろう。
それだけが私の――いや、我々の未練だ。

ジェドは研究員の手帳 前半をFileに閉じた。

ジェドは屍のポケットなどを調べていると
ジェド「やっぱりLevel3の研究員か」
Level3のカードキーが出てきた。ジェドはLevel3のカードキーを入手した。
更にポケットを調べると
ジェド「あったあった」
ジェドは車のキーを入手した。
ジェド「これがあれば・・・できるかも知れん」
ジェドはある事を思いつき、今にも鼻歌を歌いだしそうなほど上機嫌となり、この部屋を後にした。

To be Continued

Status

ジェイド=スミシー
               リンクス=ガンドーラ
状態:Fine
               状態:Fine
コルトパイソン:4
               ショットガン:6
コルトパイソンの弾:54
               ショットガンの弾:70
ハンドガン:15
               ハンドガン:13
ハンドガンの弾:45
               ハンドガンの弾:60
救急スプレー:2
               ダガーナイフ:1
研究所のカギ
               救急スプレー:3
Level3のカードキー
               キーピック
無線機

車のキー

アルス=ミューレンス

状態:Fine

unknow

103偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:43:16 ID:???
MISSION OF THE DEAD

CHAPTER4 1/3 スタークレスト

ジェドが何か企んでいる頃。リック達は薄暗い廊下を歩いていた。
リック「ちょっとアルス君」
アルス「ん?なに?」
リック「他に武器を持ってないの?」
アルス「あー無いなぁ。この鉄パイプ以外武器になる物は持ってない」
アルスは唯一の武器を頭の後ろに回して両手を掛けながら答えた。
リック「じゃあ、これを貸してあげるよ」
リックは自分のハンドガンと予備のマガジンをアルスに手渡した。
リック「撃てる?」
アルス「大丈夫・・・多分」
リック「“多分”なんだ・・・」
リックの不安度が4上がった。
ちなみに現在のリックの不安度は22 平常時は4
アルス「あー、アレですよ。アレ」
リック「“アレ”じゃ分かりませんよ」
アルス「えーと、昔ゲームセンターの射撃ゲームでちょっと撃ったんだよ」
リック「へー、ゲーセンで射的ゲーム・・・」
アルス「4,5回やったぐらいでランキングに載ったぜ」
リック「へー、すごいねー・・・」
リックの不安度が更に8上がった。
リック「取り敢えず先に進もう」
アルス「了解」
リック達は薄暗い通路を進んでいった。いくつかの角を曲がった所に扉が在ったが。
アルス「その扉の先はトラップになっていてるから入っちゃダメだぜ」
リック「具体的にどんなトラップが仕掛けられてるんだい?」
アルス「釣天井」
リック「・・・じゃあ反対側の方の扉は?」
リックは恐る恐るアルス曰くトラップドアの反対側にある扉を指差した。
アルス「そっちは普通の通路だ」
リック「じゃあ、そっちへ行こうか」
リックはその扉を開け、奥へと進んで行き、アルスもそれに続いた。
しかし、その扉の奥の通路にはゾンビが2体いた。
リック「ゾンビだ!構えて!!」
アルスはリックの掛声に反応して銃を構える。リックは既にショットガンを構え、一番近いゾンビに照準を合わせていた。
リックとゾンビの距離が1mを切ったところでリックはゾンビの頭を撃ち抜いた。ゾンビはそのまま膝をついて倒れた。

104偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:44:07 ID:???
(続き)
一方アルスは一番後ろのゾンビに狙いを定め、首に3発 頭に2発当てたところでゾンビの頭が吹っ飛んだ。
リック「ふぅ、終わった」
リックが一息つきながら言った。
リック「アルス君やるねぇ」
アルス「こんなもんちょろすぎだよ」
アルスはカッコつけた仕草で銃を仕舞ったところで。
リック「あ、そうだアルス君」
アルス「ん?なに?」
リック「なんでH-ウィルスが流出したのか、知らない?」
リックが思い出したようにアルスに尋ねる。
アルス「んーなんでも研究所の方で事故があったとか、そういう話をきいたよ」
リック「やっぱりそうなのか・・・」
リックが何か考えだしそうなところで。
アルス「ちょいとリックさん」
リック「ん?なんだい?」
アルス「H-ウィルスの“H”て、何の略だか知ってるかい?」
アルスがなにか昔の事でも思い出していそうな顔をしながらリックに尋ねた。
リック「そういえば聞いたこと無いなぁ・・・なんの略なんだい?」
アルス「Heart 『心』だそうだ」
リック「心・・・」
アルス「そう、『心』。なんでもここの研究員達は心を持った生命体を生み出そうとしていたんだ」
リック「高知能でなく、『心』」
アルス「俺にはそれとどう違うかは解んねぇけど、最初から研究員達はB.O.W.を造る気が無かったかもしんねぇ」
リック「ふぅむ・・・『心』ね」
リックが腕を束ねて考え事をしていると。
アルス「ちょいとリックさん」
リック「今度は何?」
アルス「あそこの扉の先は武器庫になってるからよ。他の武器が手に入るかもしれないぜ」
アルスは一番奥にある扉を指差しながら言った。
リック「うん、そうだね。じゃあ行ってみようか」
リック達はその武器庫のドアのノブを回そうとしたが鍵が掛かっていて開かなかった。
リック「ちょっと待っててよ」
と、言いながらリックはキーピックを取り出しドアの鍵を開けよとしたところで。
アルス「そんなまどろっこしい事しなくても開くって」
と、言いながらアルスはリックを扉から離させ、ハンドガンを取り出しそのドアノブを撃って破壊した。
リック「ちょっとアルス君。それってBIOHAZARDの禁じ手じゃね?」
リックは苦笑いしながらアルスに言った。
アルス「別に良いじゃん。むしろ今までこれをやってない方がおかしいって」
などと言いながらリック達は武器庫に入った。

105偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:45:47 ID:???
(続き)
武器庫内は武器庫と言えるほどの武器はほとんど無かった。あるとすれば数丁の拳銃と僅かな弾薬だけだった。
リック「まともな物が全然無いなぁ」
と、言いながらリックはショットガンの弾とコルトパイソンの弾をあるだけ回収した。
リックはショットガンの弾×14とコルトパイソンの弾×12手を入手した
アルス「あ、これ、いただき」
アルスは近くにあった拳銃 デザートイーグル を手に取った。
アルスはデザートイーグルとデザートイーグルの弾×21を入手した。
リック「他に目ぼしい物も無いし、別の部屋を探索しよう」
リック達は武器庫から出ると次にどの部屋を探索するかを話し出した。
リック「あの部屋は?」
リックから見て右側にある扉を指した。
アルス「そこは絵画室だ。いろいろと仕掛けがあるらしいが直接命に関るようなトラップはないぜ」
リック「ふぅん。じゃあ、そっちの部屋は?」
リックから見て左側にある手前の部屋を指差した。
アルス「そっちは誰だかの書斎」
リック「それじゃあ、あっちは?」
リックから見て左側にある奥の扉を指差した。
アルス「あっちは奥が通路になってる」
リック「最後にあそこの扉は?」
リックから見て左にある鉄扉を指差した。
アルス「あそこは中庭に行くための通路になってるぜ」
リック「んーそれじゃあ絵画室に入ろうか」
アルス「おう」
リック達はアルス曰く絵画室の扉を開けて中に入った。

絵画室は文字通りと言うか壁にはいくつもの油絵が飾られている。
が、その部屋の中には沢山のカラスがいろんな所にとまっている。
アルスが扉を閉めた瞬間カラス達はリック達に襲い掛かろうと飛び立った。
リック「アルス君!退いて!」
リックがアルスに後退を促したが。
アルス「ドアが開かねぇ!」
この部屋のトラップか扉に鍵が掛かり開かなかった。アルスが例の如く銃でドアノブを破壊しようとしたときには、時既に遅くカラスがリック達に襲い掛かった。
リック「クソ!」
リックはショットガンを発砲してカラス共に応戦した。
アルス「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!」
アルスはまだ持っていた鉄パイプを振り回して応戦した。
アルスの鉄パイプ振り回しはメチャクチャに振り回しているかのように見えるが、的確にカラス共に当てている。

106偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:46:18 ID:???
(続き)
リックが弾切れになりアルスに見習ってショットガンを振り回そうとしたところでカラス共を殲滅し終えた。
リック「ふぅ。どうやら終わったみたいだね」
アルス「そうッスね」
リック達はこの部屋の探索を開始した。最初に目に入ったのは当然、この部屋にある沢山の絵で。額の裏など隈なく探したところいくつかの額の裏にスイッチらしき物が見つかった。あと仕切りにあるスイッチと壁にあるスイッチは一箇所を除いて形が違っていた。
リック「下手にこのスイッチを押すのは危険だ。その辺にスイッチを押す順番のヒントとかが書かれて無いかな?」
リックの言うスイッチを押す順番のヒントは二つ見つかった。仕切りにある『ゆりかごから墓場まで』と書かれたプレートと、壁にある『Ο? Δ?δεκα Θεο? του Ολ?μπου』と書かれたプレートである。
リック「仕切りの方はなんとなく分かるけど、壁側のは・・・どこの文字だろうね?」
リックは諦めムード全開でアルスに尋ねた。
アルス「俺この文字知ってるぜ」
リック「本当!?それならなんて書いてあるの?」
アルス「コイツは現代ギリシャ語で“オリュンポスの12の神々”て、書いてあるんだよ」
リック「へー。つまり・・・あ!分かった!」
リックは手を叩くと壁に掛かっている絵を歩きながら見回しアルスの場所に戻ってきて。
リック「やっぱりそうだ。壁掛かっている絵は全部オリュンポス12神の絵だ」
リックはとある絵の前に立って。
リック「つまりこのゼウスの絵から順番にヘスティアの絵までスイッチを押していけばいいんだ」
アルス「なるほど。それじゃあ壁側のスイッチを押すのは俺がやるよ。オリュンポス12神の順番と絵は分かるからよ」
リック「じゃあ任せたよ。僕は仕切りに掛けてある絵の仕掛けを解くからね」
それからアルスは順番通りにスイッチを押すことに成功した。その結果扉の鍵が開いた。
リックが仕切りにある絵の仕掛けを解きセツメイフヨウダトオモウカラ、ハブクヨ
ある“アイテム”を入手した。
リック「これ、なにかな?」
アルス「う〜ん、どっかで見たような・・・」
その“アイテム”は金色で、六角形の形をしていて真ん中に星の絵が書かれている。
アルス「あ!思い出した!」
アルスは束ねていた腕を解いて思いっきり手を叩いた。

107偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:46:48 ID:???
(続き)
アルス「“クレスト”だ」
リック「なに?その“クレスト”て?」
アルス「この館はバイオハザードが発生すると中庭に通じる扉に鍵が掛かるようになってるんだ。クレストはその扉を開ける鍵なんだ」
リック「その仕掛けって、意味あるの?」
アルス「感染者を外に出さない為らしいが。俺の個人的な意見を言えば、無駄だね。単にこの館を設計した奴の遊び心だとかいう噂もあるくらいだぜ」
リック「その遊び心とやらのせいで屋敷中を這いずり回らなきゃいけない奴の気持も考えて欲しいね」
リックは呆れた風に言った。
アルス「まったくもって同感だぜ」
アルスもリックの呆れに賛同した。
リック「で、そのクレストとやらをどうするんだい?」
アルス「中庭に行く通路の壁にこれを嵌め込むんだが・・・」
リック「なにか問題でも?」
アルス「クレストはこれの他に三つあるんだ」
リック「う〜む、あと三つか」
リックが腕を束ね、少し考えて。
リック「ここにいても仕方がないし・・・とりあえず別の部屋を探索してみよう」

リック達は絵画室から出ると、アルス曰く誰かの書斎に入った。
中は真っ暗だったが、目が暗順応のしていたおかげで薄っすらと周りが見えていた。
リック「どこかに電灯のスイッチない?」
それでも探索をするには暗く、リック達は電灯のスイッチを探した。
アルスは棚の上に落ちていた破れたメモ帳のような物をリックに気づかれないようにズボンのポケットに仕舞った。と、同時にリックが電灯のスイッチを見つけて明かりを付けた。
リック「これで探索ができるね」
アルス「あ、ああ」
アルスは素早く振り向いて答えた。
リック達はそれから3分ぐらいその部屋を探索した。
リック「手がかりになりそうな物は無いなぁ」
リックが辺りを見回しながら言った。
ちなみにリックはコルトパイソンの弾×6を手に入れた。
リック「そっちはなにか見つかった?」
アルス「いや、何にもねぇ」
リック「そう。それじゃあ次の部屋を探索しようか」
アルス「りょーかい」
リック達は書斎を後にし、アルス曰く奥が通路になっている部屋に入った。

108偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:47:30 ID:???
MISSION OF THE DEAD

CHAPTER4 2/3 計画

アルス曰く奥が通路になっている扉の先には2体のゾンビがいた。
リックが発砲し、ゾンビ2体を倒したが頭を吹っ飛ばすことには失敗した。
アルス「Hに感染したゾンビを普通に倒すと“クリムゾンヘッド”になっちまうんだぜ」
アルスは倒れたゾンビ2体を鉄パイプで突きながら言った。
リック「それは知ってるよ」
リック「でもすぐに復活するわけでも無いから、とりあえず先に進もう」
リック達は倒れている2体のゾンビを避けて前に進むと、階段と横の所に扉があった。
リック「そこの扉は何になってるの?」
アルス「そこは物置になってんだぜ」
リック「じゃあ、調べてみよう。何か役に立ちそうな物があるかもしれない」

物置部屋の中は役に立つかは別にして置いてある物がほとんど無かった。
あるとしたら、小さな机とちょっとした木材とガソリンくらいだ。
リック「何か無いかな?と」
リックは机の上にあったメモを拾った。

死体処理に関する諸注意
内容は↓を参照してね。
http://www.urban.ne.jp/home/norichi/gcbio1/files.html

リック「なるほど。死体を燃やしてもクリムゾンヘッド化を阻止できるのか」
リックが手をあごに当てて感心していると。
アルス「あ、俺ちょうどライター持ってるぞ」
リック「よし。じゃあ、さっき倒したゾンビで試してみよう」
リック達は携帯燃料ボトルを使ってガソリンをできるだけ汲んで先刻倒したゾンビの元へと向かった。リックとアルスは満タンの携帯燃料ボトルを手に入れた。

リック達は死体を重ねてからアルスのガソリンとライターで火を点けた。
死体はボワァと燃えて真っ黒になった。
リック「これでいいのかな?」
アルス「いいじゃねぇの?」
リック「それじゃあ上に行ってみよう」
リックを先頭として2階へと続く階段を上がった。
リックが階段の踊り場に差し掛かったところで―――

ゾンビの頭が降ってきた。

リック「うわぁ!!」
アルス「うお?!」
リックは屈み、アルスは一歩下がった。階段なのでその時アルスはバランスを崩しかけた。
更に数秒遅れてもう一個ゾンビの頭が降ってきた。
アルス「なんだ?なんだ?」
リックはもしやと思い階段を上がっていったら―――

ジェドが腕を組んでそこに立っていた。

リック「ちょっとジェドさん!今のはなんなんですか?!」
ジェド「ああ、ゾンビの首をねじ切ったんだ」
ジェドはおざなりに言った。
リック「ねじ切ったって、そんな簡単に言わないで下さいよ!」
リックとジェドが口論をしていると。
アルス「ちょっと、あんた誰だよ。あんたもU.B.C.S.みたいだけど」
と、アルスはジェドに向かって言った。
ジェド「人の名を訊ねる前に自分の名を名乗るのが先だと思うが?」
ジェドはこれまたおざなりな風に言った。
アルス「アルスだ。アルス=ミューレンス。ここのスタッフだ」
アルスは反抗気味にだがジェドの言う通りに先に名乗った。
ジェド「ジェイドだ。ジェイド=スミシー。察しの通りU.B.C.Sだ。ジェドと呼んでくれ」
自己紹介が終わったところで。
ジェド「おいリック」
リック「はい?」
ジェドはいきなりリックを引張ってアルスから少し離れた場所に移動した。
リック「な、なんですか?」
ジェド「あいつは何者だ」
リック「下の階にいた生存者です」
ジェド「それで?他に分かったことは?」
リック「う〜ん、結構射撃が上手くて、割と博識ですね。あと、鍵の掛かった扉のノブを銃で破壊するというBIOHAZARDの禁じ手を平気でや―――て、なに『ああ、その手があったか』みたいな顔してるんですか!」
ジェド「うん?ああ、悪い悪い。で、お前はあいつがこの任務遂行に有益になると思っていのるか?」
リックはジェドの質問に凄味を感じた。
リック「は、はい」
リックは緊張気味に答えた。
ジェド「お前が有益になると思うならそれでいいだろう。それよりリック、お前はこの仕事辞めたいと言ってたな?」
リック「あ、はい」
ジェド「ちょっといい“計画”があるんだ」

109偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:48:09 ID:???
(続き)
リック「え?“計画”?」
ジェド「俺はさっきこれを見つけたんだ」
ジェドは車のキーを取り出してリックに見せた。
リック「車の鍵のようですが・・・」
ジェド「ああ、そうだ。これを使って―――」
リック「この山を車で下りるんですか?それだとアンブレラに見つかっちゃうんじゃ・・・」
ジェド「早合点をするな。そんな柔な“計画”じゃない」
リック「じゃあ、どんな“計画”なんですか?」
ジェド「まず応援兼迎えのヘリが到着したのを見計らって、制御室で起爆コードを入力し、それから無線で『任務失敗だ。間に合わないから逃げてくれ』と言って、ヘリがここの周辺から離れたら車で山を下りる」
リック「なるほど。そうすれば僕たちは“死んだ”ことになりますね」
ジェド「その通り、それからはどこへでも好きな所に行けばいいさ」
リック「あ、ちょっと待ってください」
ジェド「なんだ?」
リック「アルス君はどうしましょう・・・」
ジェド「先にヘリポートに向かわせておけば問題あるまい。事情聴取が出来る者をその場で殺すとも思えんからな」
リック「なるほど」
ジェド「とりあえず研究所に辿り着けなければ意味が無い。だからしっかり探索するんだぞ」
リック「了解です」
ジェドとリックの密談が終わったところで。
アルス「おい、なにコソコソ話してるんだよ」
ジェド「今後の対応策について話し合っていたんだ」
アルス「で?どうするんだよ?」
ジェド「俺はこっちを探索する」
ジェドはジェド達から見て右側に扉があり、奥の曲がり角に絵が飾ってある方の廊下を指差した。
ジェド「だから君はリックと共にあっちを探索してくれ」
ジェドは曲がり角に扉があり、角を曲がった先に扉がある方の廊下を指差した。
リック「そこの扉ですか?」
リックは曲がり角の扉を指差した。
ジェド「いや、そこの部屋はもう探索した。実を言うとそっち方面には二部屋ほど探索しきれてない部屋があってな。一つは甲冑が並ぶ部屋で、でかいパズルが置いてあるんだが・・・それが解けなかったんだ。もう一つは鍵の掛かった部屋だ」
リック「了解です」
アルス「わかったぜ」
ジェド「それじゃ探索再開だ」
ジェドとリック達はさっきの通りの探索を再開した。

リック達は、ひと悶着あったがジェドが解けなかったパズルがある部屋に入った。
リック「これだね」
アルス「だな」
リックはパズルの前に立って。
リック「あ、このパズルの元絵分かったかもしれない」
リックはシャカシャカとパズルを動かし、数分後一つの絵が完成した。
リック「やっぱりこの絵ゼウスの絵だ」
リックは少し下がって完成したパズルが見やすい位置に移動した。
その時、完成したパズルはゴゴゴという音を立てて上にずれた。そしてパズルの裏には―――

サンクレストがあった。

リックはサンクレストを手に入れた。
リック「これであと二つだっけ?」
アルス「そうだ―――」
アルスが『そうだぜ』と言おうとした時、激しい発砲音が後ろの方から聞こえてくる。
この屋敷内にいる人間はほとんどいない上に発砲音が響いてくるのは、ジェドが向かった方である。
リック「ジェドさんに何かあったんだろうか・・・」
リックが心配口調で言った。
アルス「俺とリックさんが行動している時には、上から発砲音は一切聞こえてこなかったから、なんかヤバイ敵にでも遭遇したんじゃねぇの?」
アルスの言葉でリックは。
リック「それなら加勢に行こう!」
アルス「了解」
リック達は急いでジェドがいるであろう銃声が聞こえてくる所へ走りだした。

110偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:48:45 ID:???
BIⅡ式改さんの作品↓

111偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:49:16 ID:???
伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十一話〜蒼い閃光『ブルー・レザー』と漆黒の刃『ブラック・ソード』〜

ニュージーランド周辺
ジン「何だこれ!?」
ミン「軍艦に軍人に化け物と人間!?」
サラ「あれがエンペラーの手下・・・・・。角があるわ。」
ダーク「超デカイコウモリの中からコウモリをたくさん・・・・・?」
辺りを見るとアンブレラの関係者らしき死体が見つかった。
ダーク「メモがあるわ・・・・。」
「インフィニットバット
これは蝙蝠に改良型t-ウイルスを注入し巨大化した後
さらに巨大化したもので、冷凍保存しないと次々と感染しないが超凶暴な
蝙蝠が横腹から溢れ出る
制御不能になった時、高性能火炎放射器の使用を許可される。」
近くにあったその火炎放射器はすでに破壊されていた。
ミン「アレは私達に任せて目的地に行きな!」
ジン「早くあの仲間達の所へ行け!」
サラ「でも・・・・・・・。」
ミン「あんた達にはまだ帰る所と待ってくれている人がいる。その気持ちを無駄にするんじゃないよ!」
ジン「俺らは一度は死んだも当然。家族ともいえる者達はもういない。」
ダーク「行きましょう。あの人たちの気持ちを無駄にしてはいけないわ。」
サラ「絶対に死なないで!」
ジン「当たり前だ!」
ミン「早く行きな!」
2人は翼を広げ飛びだった。
ミン「さあ、化け物共!まとめて掃除してやるよ!」

112偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:49:48 ID:???
伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十二話〜終わりは楽しく〜

みんながBOWの所へ向かうと既に決着がついていた。。
その場に「死神参上」と書かれていた。
みんなが本拠地にもどると(なぜか戻れた)
レオン「一体誰が?」
ダーク「レオーーン!」
サラ「兄ちゃーん!」
アカツキ「え!」
ハンク「あいつらは死んだはずじゃ・・・・・。」
ダーク「サラが方向音痴で世界中を飛び回っちゃった。」
ルイス「そ、その羽は・・・・・・。」
サラ「これは・・・・。」
その時、エンペラーの軍団が姿を現した。
レオン「やっぱりな死体が無かったから逃げたと思ってたら的中したな。」
ダーク「お祭り騒ぎみたいに派手にね!」
その後は2人の人間しか知らない・・・・・・・・。

113偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:50:18 ID:???
伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十三話〜時空と皇帝〜

デスティニー「ここがあいつの拠点・・・・。」
ヴァース「ああ・・・・。」
ユウ「ってここは『キラー・ファングズ』の拠点ですけど・・・・・。」
レイ「2人ともボケないで。」
ルクス(アーマー)「こういう性格なんだよ。」
リオ(タイム)「ボケないといられない。」
ウィリー(マグネット)「全く・・・・・。」
メルト(マシン)「でも5人でツッコミ入れてたけど。デッド、いやアレックスは・・・・。」
レイ「いいよ。メルト、それは言わなくて。」
ユウ「大阪の人より積極的にボケるんだよな、あの人達・・・・・。」
レイ「そういや通信したときもボケたな。」
ヴァース「みんな、ここに居てくれ。」
ユウ「僕達を信用していないんですか!?」
ヴァース「みんなを信用しているから言っているんだ。」
デスティニー「中はせまい。だからエンペラーとクロノスしかいないはず。」
ヴァース「だからやってくる敵を食い止めてほしい。」
レイ「俺も行く!クロノスをやる!」
ヴァース「何かあったのか?」
レイ「俺の家族はクロノスにやられた!崩壊した家からアンタは俺を助けてくれたな。だから恩返しにクロノスを倒す。相手をすれば2人とエンペラーだけになる。」
ユウ「あれは・・・・・・、クロノス!」
クロノス「おもしろい事をエンペラー様が提案してくれたよ・・・・。フフフフ。」

114偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:51:08 ID:???
伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十四話〜ジークフリード・テラスとユウ・ミツハシ〜

クロノス「ソウル・ファング。君の相手をしたい奴が居る。そこに出来た扉に入ればすぐさ。」
ユウ「面白い。いってやる。」
ユウは中に浮いた扉の中に入った。
クロノス「残りの君達はある男が相手をするそうだ。シャドウ・ファング、君は僕と来い!決着を着けよう。」
クロノスとレイは姿を消した。
ユウは
ペガサス「決着をつけよう。」
ユウ「ジーク、なぜこんな事を?俺たちが争う理由は無いはずだ!」
ペガサス「エンペラー・ウォーリアーは俺を助けてくれた。恩を返すわけにはいかないからな。」
ユウ「もう説得の余地はないか・・・・、じゃあ最後の手段を使うぞ!」
ペガザス「なんだそれは?ハッタリかもしれんしな?」
ユウ「全ての魂は冥府に行く。しかし、俺はそれに逆らっている。」
ペガサス「だからどうしたんだ?」
ユウ「俺はある時、気付いた。キラー・ファングズの攻撃は全くきかない!その上、戦った事のある者の能力まで身につけていた。」
ペガサス「だが俺はキラー・ファングズのメンバーじゃない。」
ユウ「しかしクロノスはどうかな?」
ペガサス「何???もしや・・・・・」
その瞬間、エンペラーとデスティニー達が戦っている部屋にワープされた。
エンペラー「何だと?」
デスティニー「え?」
ヴァース「なぜこんな事に?」
ユウ「2人は逃げて下さい。そして兄のヘブンズヘル・ファングをとめて下さい。」
ヴァース「何を言っている?」
ユウ「この基地をエンペラー共々凍結して封印します!」

115偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:51:39 ID:???
伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十五話〜空へ魂は還る〜

ヴァース「何!?」
ユウ「それにジークも連れて行って下さい。」
エンペラー「ペガサス、ソウル・ファングを止めろ。」
ジーク「・・・・・・・。」
ヴァース「本気か?」
ユウ「凍った後は全てを破壊して下さい。」
ヴァース「ユウ、お前は『キラー・ファングズ』創生の理由を知りたがっていたな。教えよう。
2910年前、17歳だった俺とレジェンドは荒れててな。
いろいろ暴れまわったさ。そして、伝説の洞窟に足を踏み入れた。
そして馬鹿な俺達は暴れまわった。するとありえない物を見た。
若い女だ。しかも足がなかったな。そいつは俺たちに「なぜこんな事をする?」
と聞いて来た。俺は「楽しいからさ」といつもの様に答えた。そいつは怒って
「お前達は歴史の記録人になれ」といいやがった。訳が解らなかった。八つ当たりだな、多分。
そのまま出て行ったさ。金目の物をふんだくって。
3年くらい経ったある日、やっと気付いた。歳を取らないことに。
あの時の言葉がやっと理解できた。そして危険な場所に潜入できるように戦闘技術も訓練した。
そして2人じゃ無理だと判断した時、集団を作ることにした。
これが理由さ。馬鹿馬鹿しいだろ。
でもあれはきっと八つ当たりさ。俺たちが来る前に少し荒らされてたもん。」
ジーク「・・・・・・・・・。」
エンペラー「もう気は済んだか?」
ヴァースにエンペラーが襲いかかろうとしたその時、エンペラーの動きが止まった。
ユウ「お前は僕と共に散れ。」
ヴァース「ユウ、だから一言言わせてくれ。こんな馬鹿な理由でお前のような者たちを巻き込んでしまった。
本当にすまない。だからその役割は俺がやる。」
ユウ「しかし、あなたは歴史の記録人という役割をはたしてはいない。」
ヴァース「君は若い。未来がある。」
ユウ「あなたは永久に歳をとらないのでしょう?」
ヴァース「う・・・・・・・。」
ジーク「ユウの気持ちを無駄にするつもりか?シャイニング・ファング!」
ヴァース「・・・・・・・・・・・わかった。」
エンペラー「何!?ペガサスまで裏切りか!ソウル、シャドウの次はお前か?恩を忘れたのか?」
ペガサス「あんたを見てると、何年も従った俺が馬鹿に見えてくる。」
全く動けないエンペラーを尻目に2人は行った。
エンペラー「俺にはまだやる事がある!ここで貴様を止めてやる!」
少しづつエンペラーが動いてきた。
ユウ「今まで自分がしてきたことを反省しておくんだな!」
ヴァースとジークが脱出した直後に基地は全て凍りついた。
ジーク「ユウの言うとおりあんたが終わらせるんだ。」
ヴァース「・・・・・・・・・ああ。」
ヴァースは手榴弾のピンを抜いて投げ捨てた。

116偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:52:10 ID:???
伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十六話〜不死鳥〜

その頃、ルクス達は
ヘブンズヘル「俺1人にそんな大勢でかかっても敵わないのか?」
ルクス「なぜ勝てない?」
リオ「きっと双子だからユウと強さが同じなんだな。」
もう4人は動けそうには無かった。
ヘブンズ「もう終わりにしようか。」
ヘブンズヘルは普通の数倍はある対戦車ライフルを取り出した。もうそれはライフルとはいえずキャノンと言った方が正しいほどだった。
その時、あの不死鳥の羽が辺りを舞い、一瞬でヘブンズヘルは気絶した。
フェニックス「大丈夫?」
ウィリー「君はデッド、いやアレックスに似ている・・・・・・・・・・・。」
フェニックス「それには答えられない。」
メルト「助けてくれたのは?」
フェニックス「ヘブンズヘルは操られていると知って・・・・・。」
ルクス「よし、行こうか。」
リオ「もう終わりも近いな・・・・・。」

117偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:52:45 ID:???
伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 最終話〜時空の彼方〜

次元の狭間
クロノス「驚いたな・・・・・。お前が僕と互角に戦えるとはな・・・。」
レイ「それほどまでに憎しみの力は凄まじいという事さ。」
2人は素手で戦闘していた。
クロノス「僕にこれを出させるとは・・・・。」
あの某アニメのタイムマシンの移動中の様な背景に穴があいた。
レイ「お前・・・・俺を異次元へ連れ去るつもりか?」
クロノス「お前は飲み込まれれば2度と戻れないが僕は直ぐにでも戻れる。」
その穴はどんどん広がり2人を飲み込んだ。
数分後クロノスはあの基地のすぐ近くの森に出た。
クロノス「やっと勝った・・・・・・・。」
その瞬間、クロノスの胸を銃弾が貫いた。
レイ「俺のコードネームを忘れたのか?」
クロノス「シャドウ・・・・影の牙・・・・・。」
レイ「貴様の影の中に入らせてもらった。」
クロノス「あの空間には・・・・・、影が出来るほどの・・・・・・、光はないかったはず・・・・・・・・。」
レイ「強力な閃光手榴弾を引きずり込まれる瞬間に使ったのさ。」
クロノス「そうか・・・・・・・・・・・。」
クロノスは倒れた。
レイ「終わったか・・・・・・。」
ヴァース「おーい。」
レイ「あ、ヴァースだ。帰るか・・・・・・。」
しかし、クロノスが出て来た時の時空の穴はふさがっていない。これは後に大きな事件を起こすことになる・・・・・・・・・・・・・。

118偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:53:33 ID:???
伝説の英雄達 エピローグ

ある墓の前
ズヴァース「お前達を巻き込んでしまった・・・・・・。」
レイ「・・・・・・・・・・・・。」
レジェンド「・・・・・・・・・・・・・・。」
ジーク「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ズヴァース「アレックス、ユウ・・・・・・。」
サガ「やっと見つけた!」
レガ「あいつらのとこへ行っても全てが終わった後でしたから探したんですよ!?」
ズヴァース「俺たちにはまだやる事があるようだな・・・・。」

あの英雄達は今どこにいるかはわからない。
だがその役割はまだ終わっていない。

119偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:54:04 ID:???
「伝説の英雄達」キャラクター紹介1

キラー・ファングズ(一部を除き平均17歳)
設立2910年
始まりはヴァースとレジェンドが呪われたところから
特に服装は決まっていないがデッドとシャイニングはスーツをいつも着ている。

ウォーター・ブルー・ファング 本名ラーク・Z・サガ 水を操れる

ウィンド・グリーン・ファング 本名ギガース・ベガ 風を操れる

サンダー・ライトニング・ファング 本名ワーカー・ギガ 電気(雷)を操れる
軍にいる人と同じ名だけど、気にしない

ファイヤー・バーニング・レッド・ファング 本名レール・レガ 炎(火)を操れる
異常な程涙もろいが、滅多に人前では泣かない

ミラージュ・ファング 光(正確には光の反射と屈折)を操る 本名リミティア・ミガ
リーダー格の人間がいない間、メンバーをまとめあげていた

サウンド・ファング 音を操る 本名ラミ・フロー
ミラージュと幼馴染

ソウル・ファング 魂を操る 本名ユウ・ミツハシ(三橋 優)
ペガサス(ジーク)とは親友同士 

シャドウ・ファング 影を操る 本名レイ・アシュフォード
あのアレクシアやアルフレッドの親戚にあたる人 元アンブレラのBOW専門研究員だったらしい

キング・ゴールド・ファング 本名ズヴァース・バニングス 2927歳らしい 本来のコードネームはウィルズ・ウィッシュ・シャイニング・ファングで人の『希望』を操れて、『発光』の能力ももつ
2910年前にした事のせいで不老不死にされてしまった。それと同時にこの能力も開花し、レジェンドと共に研究し、能力だけを開花させる方法を発見 本編ではヴァース・ラーニングと名乗った。

デッド・ファング 死を操る ただし自分の周りについては制御不能 本名アレックス・ディア
この能力はカオスに目をつけられ、開花させられた

レジェンド・ファング 能力は謎、2927歳らしい 本当のコードネームはデスティニー・ファングらしい 本名レジェンド・バレル
見た目は幼いが17歳の時より少し身長が縮んだらしい(体重は増えた) 取り巻きがいつも5人近くいた(過去形)らしい

ヘブンズヘル・ファング あの世とこの世、そして別の世界へ移動できる 本名ショウ・キムラ(木村 将) 
ユウの双子の兄で幼い頃、誘拐されて行方不明になった エンペラーに操られていたらしい

アーマー・ファング 強靭な肉体を持っておりそれだけで堅いが特殊な鎧(装甲に近い)を着ている 本名ルクス・レアント
鎧は「オリハルコン」という特殊な金属で作られてる

タイム・ファング 時間を操るが対象は一つまで 本名リオ・アストルト

カオス・ファング その場にいるだけで混沌を呼ぶ(デッドと同じ状態であると言える)悪の黒幕の内1人 本名不明
本編中ではカオス・ウォーリアーと名乗り、他のメンバー数人を操り『ソルジャー』と名乗らせた

エンペラー・ファング 本来のコードネームはダークネス・ファング 本名不明
本編ではエンペラー・ウォーリアーと名乗った。

クロノス・ファング 時空、次元を操る 本名不明
カオスの下に居たときは「クロノス・ソルジャー」だった
この能力は誰から見ても「最強の能力」らしい

120偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:54:35 ID:???
「伝説の英雄達」キャラクター紹介2



ハリス・アース少尉 三章の主人公と言っても過言ではない

ライア・ライラ少尉 本編では語られていないがハリスの幼馴染

ワーカー・トルス准尉 ハリス、ライアの同僚でジョンとは同期 理由があってあまり喋らないらしい

ジョン・フォーン准尉 ワーカーと同期 情報員で元ハッカー

バール大尉 なぜかメタルギアを所有していた悪の黒幕の内1人




メタルギアソリッドシリーズのゲスト!

イワン・ライデノヴィッチ・ライコフ中尉 「メタルギアソリッド3」から かなり謎が多い。正体はあの雷電(メタルギアソリッド2、4から)である!
アメリカ軍にいるのにロシア人の名前なのは気にしない

イロコィ・プリスキン中尉 「メタルギアソリッド2」から やはり正体はオールド・スネークもといソリッド・スネーク(メタルギアほぼ全てから)!
段ボールに異常なまでの愛着を見せる、ビッグボスの伝説に匹敵するほどの英雄

ジョニー・佐々木 「メタルギアソリッド」(1、2)から 持病の下痢は最悪 こいつの親父(または祖父かも)はMGS3に登場!
こいつはギャグ的なキャラクターとしてだした

サイボーグ忍者 「メタルギアソリッド」から! 今回もスネークを手助けする
グレイ・フォックスという名である 作者は2とMPOしか持ってないのでよくわからない

リボルバー・オセロット 「メタルギアソリッド」(1、2、3、4、MPO)というMGSシリーズ総出演キャラ!
4ではリキッド・オセロットだが、今回は秘密がある(リメイク版で明らかに)

デビルメイクライのゲスト!

ダンテ 悪魔と人間の子供 デビルハンターをやっている 
多分本来は本作最強の男だが、忍者と同じレベルに書いたと作者は語る

ネロ・アンジェロ デビルメイクライ1のボス敵。3を持っていれば正体はわかる
今回は2刀流

121偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:55:12 ID:???
「伝説の英雄達」キャラクター紹介3

味方

ミラ・ライオネス ヴァースの雇われ研究員時代の相棒   悲劇にあってしまう・・・・・・・
名前にはちゃんと由来があります・・・・・

ダークネス・F・レミントン レオンの相棒でエージェントをやっていた 愛称ダーク Fはフィンガーの略 悪魔と人間の間の子供 名前の由来は『機動武闘伝Gガンダム』から
食欲がありえないほどあり、『プラーガ達の復活』では34段ちかい弁当を持ってきたがあれでは腹8分にも満たないらしい

ウェルナー・レール・カミングス 武器商人 正体はウェポン・ファング ウェルナーという名前の由来は『機甲戦記ドラグナー』から
本編中では語られていないが本当はエンペラーの部下だったがレオン達を見て考えを変えた

サラ・アカツキ 『キラー・ファングズ』を除けば最強の傭兵 悪魔と人間の間の子供
かなり強靭で覚醒する前から不死身にもっとも近い者と称されていた

キラ・アカツキ サドラーの雇った研究員 戦闘もプロ 苗字は『スプリガン』という漫画を見て思いついた(ガ○ダムではない)

ジン かなり陰湿な面があり恨んだ相手に対しては異常なまでの執念を見せる ホログラムでミサイルに自分の姿を映し出すエリントポッドという武装を持っている 武器と名前の由来は機甲戦記ドラグナー』から 

ミン かなり凶暴でがさつな性格 武器はチェーンソー(正式にはハイブリッド・サージという) 武器と名前の由来は機甲戦記ドラグナー』から



ペガサス・ソルジャー 背中に白鳥の様に優雅な翼がある 本名ジークフリード・テラス 17歳(ユウ達と同い年)
ユウとは親友同士でユウの兄が失踪する少し前から日本に引っ越してきた 脚は事故で使えなくなった。エンペラーに力を授かった今も使えない

ドラゴン・ソルジャー 背中に龍の鱗のような物がある少年 かつては下半身がなかったがエンペラーに力を授かった時再生した
生命力はゴキブリ以上(サラにはかなわないが)

フェニックス・ソルジャー まるで不死鳥の様な翼が4枚ある少女 ソルジャー達の中では(カオス達の方も含め)最強
年齢は11歳 デッドやミラに似ている



B.O.W.(リメイク版で全て紹介する予定)

1グレムリン(人)      
2ベオウルフ(犬)      
3ブラッドバード(カラス)  
4ブレイズスパイダー(蜘蛛) 
5リヴァイアサン(鮫)   
6ビッグ・シェル(貝)    
7デスプラント(植物)    
8セーリングキメラ(ハエ)  
9ラージリッカー(リッカー) 
10コマンドマウス(ネズミ) 
11リフレクトローチ(ゴキブリ)
12スターククロコダイル(ワニ)
13イビルイビー(植物)
14プテラモス(蛾)
15アスピルディモス(ノミ)
16ブレインロック(15の突然変異)
17グレイブタウン(ミミズ?)
18フロッガーギガント(ハンターγ) 
19ガムズスナッチ(バンダースナッチ)
20グランドノイド(サンショウウオ)
21スウィーパーノード(ハンター改)
22スティンガースコーピオン(サソリ)
23ギガントネーター(猿)
24インフィニットバッド(コウモリ)
25セントチュリオン(大ムカデ)
26デッドリーリーチ(ヒル)
27サイエンスワスプ(蜂)


???
オタクガナード(今はオタクサイボーグ) 過去のBIⅡ式、最初の作品『オタクガナードの一日』のキャラクター。オタガナというあだ名はオタコンがつけた。
出演作品は『オタクガナードの一日』『オタクガナードの復活』『オタクガナード改めオタクサイボーグの世界』『伝説の英雄達(番外編含む)』など

122偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:55:44 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド  チャプター0−0〜死神ハンク〜

ここはかつてアンブレラ2番目の拠点であった場所。
そこにはガスマスクを着けた怪しげな男と重要な物と思われる書類に目を通す男がいた。
?「ハンク。任務を頼みたい。」
ガスマスクを着けた男の名はハンク。あのラクーンへ潜入し彼だけが生き残った事でアンブレラでは有名だ。
ハ「了解。内容は?」
?「ある村に潜入し、B.O.W.『プラーガ』のサンプルを入手してほしい。」
ハ「現地の情報は?」
?「少し前にレオン・S・ケネディという合衆国のエージェントが大統領の娘を救出する為に調査に来たらしい。レポートを渡そう。」
ハ「了解。任務の準備へ移行する。」
ハンクはどんな戦場でも生き残る。
今回の彼の任務はある村に潜入し、『プラーガ』のサンプルを入手してくる事。
しかし、それは危険だけではなく世界の破滅さえ伴うものになる事になるとは誰も考えつかない

123偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:56:14 ID:???

プラーガ達の復活 リローデッド  チャプター0−1−1〜死神、潜入開始〜

ここはヘリの中
ヘリのパイロットと死神が短い会話を交わす。
パ「よろしくな死神。アンブレラの仲間とよく話してた時期は『死神は死なず』とまで言われたらしいな。」
ハ「アンブレラがあった時は犠牲も何ともなかったが、今はそうもいかないようだな。」
パ「もう会話は終わりだ。先に帰ってるから、任務を達成したら連絡をわすれずにな。」
ハ「了解。ヘリ堕とすなよ。」
パ「このヘリはミサイルが来ても大丈夫な最新型戦闘ヘリさ。」
死神があの村に降り立つと、ヘリは行った。
ハ「これより、任務を開始。」
死神は現地に武器を売買している武器商人がいるという報告を受け、持ってきたのはショットガンのみだった。
武器商人「ウェルカム。」
死神は武器商人の方に武器を構えた。
ハ「・・・・・・!(少しびっくりした)」
武「愛想がねぇな、兄ちゃん。武器はレオンの旦那が買っちまってこれだけだ。」
ハ「マシンガン・・・・・・。」
武「そいつはストックが最初からついている。客は久しぶりだから、3000ペセタにまけてやる。」
ハ「わかった。買おう。」
武「ヒッヒッヒ、センキュー。俺は次の場所へ旅立つからもうこの地には武器商人はいないぜ。じゃあな。」
ハ「幸運を。」
武「まさにここは戦場だからな、気をつけろよ。」
死神の潜入が始まった。

124偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:56:47 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−1−2〜死神VS村人〜

村人A「(スペイン語で)侵入者だ!殺せ!」
死神は巧みに移動し見つからない様に進んだが敵に遭遇してしまった。
後ろから斧を持った村人が武器を振り下ろすが死神はそれを紙一重で横に軽く飛び、回避する。
死神は冷静にショットガンを構え、その村人の頭に狙いを定めて撃った。
すかさず村人Aをショットガンで吹き飛ばしナイフを投げて止めを刺す。
実は村人がもう1人隠れていて、そいつは上に状況を報告しに逃げていった。
死神はこれに気付くべきだった。
後に襲撃にあってしまうのだから。
死神は先に進んだ。ここはレオンがチェーンソーの襲撃にあった場所である。
スネークの様に敵の視界のはるか外を足音を完全に消して歩いた。
死神は運が悪いのだろうか。またもや運悪く見つかってしまい次は大きな襲撃にあった。
やはり運が悪いのだろう。監視カメラがあらゆる場所に設置してあった。
死神はショットガンを的確に打ち込み、敵を順調に倒していった。
チェーンソーのエンジン音が鳴り響く。しかも単体ではなく、複数らしい。
気付いたときにはショットガンをチェーンソーで破壊され、撤退をせざるをえない状況に置かれたかと常人は思うだろう。
しかし死神は違う。マシンガンをすかさず構え包帯を顔に巻いた女の顔に容赦なく連射する。
そしてよろめいたところに死神は常人には到底出来ない技を繰り出した。
後ろに回りこみ、敵の首を素早く折るというスピードと腕力が必要な技を死神はいとも簡単にやってしまった。
後にこの技は『処刑』として恐れられる事になる。
しかし、チェーンソーは目に見えるだけでもあと5体残っている。
最後に閃光手榴弾を投げ、敵がよろめいている間に『処刑』を繰り出す。
敵が気付いたときにはチェーンソー女は全滅していた。

125偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:57:17 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−1−3〜死神とその愉快な仲間達〜

死神は無線が鳴っているのに気付いた。
ハ「誰だ?」
「あのヘリのパイロットさ。頼れる奴等を連れてきた。」
ハ「仲間などいらない。」
「心配するなって。無線で情報支援と、そうだ。その仲間を紹介しよう。」
ハ「・・・・・・・・・・・・・。」
「まず、俺からだな。名前はサイト。一応いろんな資格を持っている。専門は医学だ。」
ハ「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
サ「一応、コードネームで呼ぶか。アンタも『ハンク』が本名じゃないだろ?」
ハ「ああ・・・・・・・・・・。」
サ「俺はパラメ・・・・・、いや『医者(ドクター)』な。次の奴に無線を代わる。」
「俺はスナイパー・ウ・・・・間違えた、『狙撃者(スナイプ)』だ。よろしくな。ちなみにお前から見て左の山に俺達はいるからな。替わるぞ。」
ハ「(随分と離れた所にいるな・・・・・・・。ゲームで言えば背景の背景だぞ)」
「私はヴァンプ・・・・・・・・じゃなかった『吸血鬼(ヴァンパイア)』。よろしく。」
ハ「(吸血鬼・・・・・・・・・・・・)」
「俺はグレイ・フォ・・・いや『忍者(シノビ)』だ。書類係だから、報告はちゃんとするように。俺が一番困るからな。」
ハ「(本当に忍者の格好をしている・・・・・・・・日本人か?会社が無くなって再就職先が見つからないから来たんじゃないのか?)」
「僕が最後だね。僕はシギン・・・・・・じゃなくて『整備士(メンテナンス)』って言うんだ。銃だけじゃなく、機械類の使い方は任せておいて。」
ハ「(みんなMGSのキャラになりたいのか?じゃ俺は何だ?)」
サ「俺と相棒の漫才かコントは、面白いぞ。」
ハ「(これは場違いだろう・・・・・。今時の言葉で言えばKYだったかな)」
ヴ「ちなみにあなたについてるカメラで見ているものが解るから。」
サ「じゃあな。用がある時は言ってくれ。」

126偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:57:49 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−1end〜蘇る生物兵器〜

死神は城へ渡る橋の前へ着いた。
死神はうるさい仲間達を止めたくなった。
しょっちゅう、お前は死んだことがあるかとか映画の話とかその草は食べれるとか、ファンだとかみんな騒いでいる。
ハ「本当に大人数じゃなくてよかった。」
死神はそう呟いた。
ヴ「聞いたわよ死神。本当は私達全員にMGSのコードネームを与えるくらいいるんだから。あいにく蛇が不在なの。」
ハ「き、吸血鬼?聞いてたのか?」
スネークの様に(?)驚く。
ド「気を付けろ。橋の下に誰かいるぞ。」
死神は医者は本当にKYという言葉にもっとも相応しいと思えた。
そこにはレオンと戦った痛々しい傷跡が残っていていたヴェルデューゴだった。
ハ「情報はあるか?」
シ「そいつはヴェルデューゴ。B.O.W.の中ではサドラーに次ぐ実力と頭脳を持つ。」
ハ「巻いてみる。」
死神はそう言ってヴェルデューゴに向かっていった。
シ「や、やめろ。スネー・・じゃなかった死神!奴はあの強力な爪と尾のおかげで接近戦はクラウザーに勝るとも劣らない、いやそれ以上か!?」
ハ「これを達成しなければアンブレラ復興は難しい。そうだろう?」
死神はもう中年で全盛期は超えているはず、しかしその予想を裏切り2mを越すヴェルデューゴを飛び越し敵の目の前に閃光手榴弾を置く。
爆発する前にヴェルデューゴが棘の付いた尾で死神を襲う。
死神はマトリックスの様に仰け反り回避し、マシンガンを叩き込む。
それと同時に閃光手榴弾が爆発し、ヴェルデューゴが気付けば死神はいなかった。
死神の潜入任務はまだ始まったばかりだ・・・・・・・・。

127偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:58:24 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2−1 〜死神の武器〜

ハ「ここは?」
シ「ここは代々サラザール家が城主を勤めてきた由緒正しき・・・・いや、最後のラモンのせいで今まで築き上げてきた栄光とか崩れ去ったけどな。」
ヴ「ロス・イミルナドスに入ったのが運のつき。」
ハ「吸血鬼っている意味はあるのか?」
ヴ「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ド「ちなみにそこの虫は食えるぞ。焼けばな。」
ハ「場違いだ。静かにしろ。」
シ「早くしようぜ。」
武「ウェルカム。」
ハ「お前か・・・・・・・・・。」
ド「びっくりしたなぁ。」
武「新商品入荷だ。」
リスト:1 AK−74 12000 2 AKS−74u 17000
3 FAMAS 13000   4 P90 85000
ハ「2を頼む。」
武「ヒッヒッヒ。センキュー。サイレンサー付きだからお得だぜ。」
死神は早速武器の扱い方を『整備士』に教わった。
メ「早いな。まだまだ若いんじゃないかい?」
ハ「歳の事は言うな・・・・・・・。」
死神はAKS-74uの使い方を5分でマスターした。
ハ「武器調達完了。任務を再開。」

128偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:58:55 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2−2 〜死神の潜入法〜

死神は邪教徒に見つからないようにサイレンサー付きのAKSを使い、少しづつ『処刑』で敵の数を減らす。
気付けば死神は敵に『処刑人』と呼ばれていた。
邪1「また『処刑人』か・・・・・。一体何人殺せばいいんだ!?」
邪2「気を付けろ、どこに潜んでいるか・・・・・・・ウゥ。」
邪1「どうしたんだ!?ウゥゥ。」
こうして敵を減らしながら確実に少しずつ進む。
シ「これはまさしくにんじ・・・」
ヴ「これぞまさにスネー・・・・」
ド「そこにある雑草は食えるぞ、焼かなくてもいいし、かなり美味い。」
ヴ「ちょっとアンタ!!!」
ハ「(本当に医者は空気が読めないな)」
ド「何か?・・・・グハッ。」
ス「おいおい、そんなにボコボコにするなよ。かわいそうだろ。」
ヴ「うるさい!」
シ「彼女は正に『吸血鬼』だ。血が一番好きらしい。」
ハ「(恐ろしいな)」
死神は油断していた。監視カメラに見つかってしまった。
邪「いたぞ!『処刑人』だ!始末しろ!」

129偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 21:59:27 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2−3 〜死神と段ボール〜

ここはアシュリーを上に上げてクランクを回した所。
ハ「敵に発見された。」
メ「AKSの能力を使えば何とか殲滅は出来るけどあくまで目的は“潜入”。」
シ「今ある装備は?」
ハ「UZIとAKSしかないぞ。」
ド「段ボールがあるはずだ。それを使え。」
ハ「ドクター。何故解る?」
ド「俺がこっそりアンタの装備の中に入れておいたからな。なぜ俺だけ『ドクター』なんだ?」
死神は医者を無視し、仕方なく死神は敵の移動の邪魔にならない位置で段ボールを被って隠れた。
敵はガラドールまで来て探していたが結局見つからずみんな去って行った。
ハ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
死神はこれほどまでに驚いたことはなかった。
ヴ「!!!・・・・・・、これであなたは私達のボス(隊長)よ。おめでとう、ソリッ・・・いや『死神』。」
ス「これほどまでに旨く隠れられる奴は初めてだ。」
メ「これほどまでに正確な位置で隠れられるとは・・・・・。」
ド「帰ったらボス就任パーティーだな。」
ヴ「あと1人か・・・・・・・・。」

130偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:00:21 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2−4 〜舞い降りる死神〜

ここは城で一番高いところ
ヴ「無茶よ、ボス!調子に乗らないで!」
ハ「俺はビッグボスじゃないぜ?それに主役は死なないものさ。」
ス「傘で飛び降りるのは危険だ!」
メ「(死神ってこんなキャラだっけ???)」
城で一番高いところから死神は傘で飛び降りようとしていた。
ド「大丈夫だ。俺が足が折れたときの応急処置を教える。」
ヴ「足が折れるだけじゃすまないでしょ!!」
ドクターはヴァンパイアにボコボコにされていた。
ハ「(今のうちに・・・・・・・)」
ハンクはアンブレラの模様の傘を広げ、飛び降りた。
ヴ「(あーあ。死んだな)」
ハ「着地完了。」
全員「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ド「死神に常識は通用しないのか・・・・・・・・。」
邪「マタロー!」
ハ「いっその事・・・・・殲滅してやる。」
死神対邪教徒の戦いが始まる?

131偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:00:53 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2end1 〜死神の行動〜

ハンクはUZIとAKSをうまく使い分け、『処刑』も組み入れて敵をなぎ払う。
後ろから来ればバックキックで吹っ飛ばし、空高く舞い上がり、宙で逆さになりつつAKSで仕留める。
前から来れば頭を撃ち、よろけた所に『処刑』を繰り出し、さらに前の敵をキックで顔面を蹴り、顔を潰す。
横から来れば、UZIとAKSを片手で持ち、横に発砲する。
もはや人間ではない動きを死神はしていた。
ス「これは吸血鬼よりも強いな。」
ヴ「SEAL2個中隊を簡単に壊滅できる(本当)私より人間離れしているとは・・・・・。」
ド「いいぞ、やっちまえ!」
ガラドール(鎧つき)が2体現れた。
死神はわざと音を立てて一体をおびき出すと、2体目のガラドールに『処刑』を仕掛けた。
しかし、サイズが違いすぎたようでできなかった。
その瞬間、死神にボウガンの矢が背後から一斉に20本ほど放たれた!
ヴ「ボス!後ろ!・・・・・・・あいつらの相手に夢中になってて気付いてないわ。」
死神はやはり運が悪いのか!?

132偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:01:24 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2end2 〜死神とある研究員〜

その瞬間、すべての矢がマシンガンで一度に防がれた。
?「手助けする!」
男は黒いスーツを着ていて(ネクタイも黒だった)、長髪で髪を後ろで結んでいた。手にはP90が両手に一丁ずつ握られていた。
背中にさまざまな武器をつけていて重そうだったが死神と同じスピードで動いていた。
さらに17歳くらい、高校生くらいの若さに見える。
ハ「・・・・・・・いらぬ心配だ。」
2人は背中合わせで戦った。
死神が襲われそうになった時には男がカバーし、男がミスをすれば死神がフォローを忘れずにする。
それは長年組んできた二人の親友のようだった。
ハ「後ろだ!」
?「そっちも左だ!」
最後に2人ともガラドールを飛び越えて、背中にある弱点に容赦なく銃弾を打ち込む。
?「危なかったな。」
ハ「お前は誰だ?」
?「俺はサドラーという男に雇われた研究員だ。ここに忘れ物を取りに来たんだが生憎俺はここの言葉を良く知らなくて襲われた。
ちなみにあの向こうにある島にも用がある。それとお前は何者だ?ガスマスクなんぞ着けて。」
ハ「・・・・・・・・・・・・。」
?「答えられないか。まあ、だいたい想像はつく。例の物なら向こうの島にあるぜ。ついでに送ってやるよ。」
ハ「!!!・・・・・・・・・・・・・・。」
?「怪しがるのも無理は無い。しかし、一度でも組んだ奴を怪しがるのか?」
ハ「仕方ない・・・・・・・・。」
?「最後に名前を聞かせてくれ。」
ハ「ハンク・・・・・・・・『死神』でいい。」
?「両方とも変わったコードネームだな。俺はヴァース。ヴァース・ラーニングだ。」
2人は孤島に向かった。

133偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:01:54 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−3−1 〜死神のP90〜

2人は孤島に着いた。
そこは荒れ果てて目も当てられない。
ヴァ「まあ、ここで機能している基地はほとんど無いな。」
ハ「そうだな・・・・・・・・・。」
ヴァ「俺は用があるんでこっちから行く。それと例の物の場所はすまないが直接伝える事はできない。例の物の行き先の書かれた紙はあの基地にあるはずだ。」
ハ「了解・・・・・・・。」
ヴァ「ついでにこれも持って行くといい。」
ヴァースは死神に一丁のP90を投げた。
ハ「・・・・・・・・礼を言う。」
ヴァ「別にいいさ、全部安物の部品で作った手製の武器だからな。」
ハ「(それであの威力か・・・・・・)」
ヴァ「じゃあな。機会があればまた会おう。」
死神はその基地に向かった。
「ウェルカム。」
ハ「またお前か。武器ならある男にP90を譲って貰ったから別にいいぞ。」
武「それを見せてくれ。」
武器商人が死神のP90を見ると武器商人は感嘆の声を発した。
武「すげぇな。非の打ち所が無い。極限まで発砲音を小さくし、リロードが簡単に出来るようハンドガンと同じ方式にしている。」
ハ「(あの男は若いのにそんな技術を持っていたなんて・・・・・・・・)」
武「ボディは簡単には破壊されないようダイヤ以上の硬度を持つ物を使用・・・・、使用弾も極限まで貫通力を高めている、スコープやストック付き、弱点は重さだけだな。」
ハ「それは改善できるか?」
武「もちろんさ。できなきゃ俺の存在意義が無くなっちまう。」
数分後
武「できたぜ。俺はこれでおさらばさ。」
ハ「じゃあな。礼を言わせてもらう。」
武器商人は夕焼けをバックに去って行った。

134偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:02:24 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−3−2 〜死神VS戦闘員〜

例の基地にハンクは辿り着いた。
ここの司令部にあるとヴァースから聞いた死神はそれを信じ、ここに来た。
「ヘコキ!」
ハ「何!?あいつが敵はいないと言っていたはず・・・・・・・。」
「トオヤマサン!!!」
黒人で巨体のガナード、『ガトリング男』が出現。
ガトリング男は死神の前へ10mほどジャンプした。
その背負った巨大なガトリングを死神へ向けて発砲した。
死神は後ろからスタンロッドを持った戦闘員が居る事を利用し、そいつを踏み台に空高く建物6階分ジャンプした。
戦「!!?」
戦闘員は死神を見失った。
死神はヴァースから譲り受けたP90を上から発砲する。飛んできたボウガンの矢も蹴り飛ばして無力化した。
ガトリング男はいとも簡単に死んだ。
ダイナマイトを持った戦闘員が近づいてくるが死神は火のついたダイナマイトのみを狙撃し、ついでに周りの敵も吹っ飛んだ。
さらにスタンロッドを持った敵が近づくと『処刑』で倒し、スタンロッドを奪った。
「トウヤマサン!!!」
ガトリング男の2体目が出てくればそいつを狙ってスタンロッドを頭に投げつける。
その距離は軽く数百mを越えていただろう。しかし、死神はそれでガトリング男の頭にスタンロッドを突き刺した。
そして死神が司令部らしきところに着くと紙があった。
『例のサンプルはあまりにも重要な為、通称「ウォーターワールド」最強の男2人の内どちらかに持たせてある。』
そして紙飛行機が飛んできた。
『ヴァースだ。敵に襲われた。誤情報を送ってすまない。ウォーターワールドなら地図と共にモーターボートに置いてある。』
ハ「ん?通信か。」

135偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:02:57 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−3−3 〜謎のミスターB〜

?「お前が死神か。」
ハ「貴様、だれだ?」
?「名はない・・・・。貴様と同じだ・・・・。しいて言えばⅡ・・・・、いやミスターV・・・・・すまないミスターBとでも言おうか。」
ハ「なぜ言い直す必要がある?」
B「ここの周波数は全て奴等にジャックされていて外部からは通信が出来ない。」
ハ「(という事はミスターBは内部にいる者・・・・・・)」
B「ヴァースから伝言を預かっている。」
ハ「あいつからか?」
B「『すまないがあのP90は重さ100kgを超えている。よく持てたな。』だ。」
ハ「別にいいと伝えておけ。」
B「最後に言う。最強の男とは二枚の刃があるチェーンソーを持った奴だ。注意が一つだけある。還る準備をしろ。今からお前の仲間たちへつなぐ。会話は短くな。」
ヴ「ボス!ボス!駄目だわ。繋がらない・・・・・・・・。」
ハ「お前か。今、無線はジャックされている。ある男に繋いでもらっているから手短に話そう今から十五分後にPOINT X37Y76Z112へ、ヘリを回せ。」
ド「わかった。」
ヴ「私の台詞をとらないで!」
ド「痛ぇ!やめろ!わかったから!ヘリに乗せてやるから!だれかこいつを止めて・・・」
B「用は済んだようだな。これで通信を切る。」

136偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:03:29 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−3end  〜死神は死なず〜

死神は颯爽と海に基地に乗り込んだ。
早速、戦闘員を1グループ始末し、事を大きくしていた。
あたりに響くチェーンソーのエンジン音。それは『奴』が姿を現した証拠だ。
死神はもうこれ以上戦闘員はいない、というくらいに雑魚は消した。
正真正銘の1対1になるはずが、少し意外な者が乱入してきた。チェーンソーのエンジン音が2つになっていた。
それはもう1人巨大チェーンソーが来た事を意味している。
しかし、来るのが少し遅れると悟った死神は目の前の奴にP90を連射している。
元々防弾チョッキすら貫く銃だ。奴の筋肉だか脂肪だがポッチャリした体を簡単に貫きそして倒す。
2人目は6mほどジャンプし頭上から連射し、あっさりと倒したが、死神は運が悪い。
落下地点にまだ回転しているチェーンソーがあった。
悲しいかな超人的な能力を持つ死神にはただ2つ、弱点があった。
1つは運。『死神』と呼ばれる原因だ。彼と共に出撃した者は誰一人と還ってこれないが、死神は100%帰還する事。
2つ目はかなりのジャンプ力があるが、落下地点修正ができない事だ。
しかも肝心のUZI、AKS、P90は弾切れだった。
死神はこんな時も至って冷静だ。
これがよく奇跡を起こす原因かもしれない。
「危ない!」
頭上のヘリから発砲音が聞こえチェーンソーは破壊された。
ハ「ドクター!スナイプ!ヴァンパイア!」
ド「早く乗れ!」
ハ「誰が操縦している?」
ド「俺だ!」
ハ「わかった。乗るからそこで止まってろ。」
やっと死神の潜入は終わった。死神にもしばしの間休息ができるだろう。
しかし、この先にかつてない任務が待ち構えている・・・・・・・・・・。

137偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:03:59 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0end 〜死神の休息〜

ここはハンクが任務を言い渡された場所
?「還って来たか。」
ハ「はい。」
?「ご苦労。しばらくは休暇だ。次の任務まで休むといい。」
ハ「ありがとうございます。」
?「私は仕事に戻ることにするよ。お、通信か。」
アシュリー「パパ早く帰って来て。今夜は豪華にパーティーやる予定だから。」
大統領「わかっているよ。今行く。」
通信を切ると
大「はははは、私生活の欠片を見られてしまったな。これでおさらばだ。」
ハ「わかりました、グラハム大統領。」
大統領が去ると
ハ「通信・・・・・・・・?」
ヴ「早く!早く!ボス・・・じゃなかった隊長就任パーティーやるよ!」
ハ「わかった、わかった。今行く。」
新たな物語が始まるまで、死神には帰る所ができたようだ。
この幸せが永遠になれるように。

Every day is happy and these days continue forever

138偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:04:39 ID:???
プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0
登場人物(ちなみにサイト以外は本名ではない)

ハンク コードネーム『死神』
超人的な身体能力を持つ。他は説明しなくてもいいね。

サイト コードネーム『医者』(ドクター)
優秀だけど、KY(空気読めない)。いつもヴァンパイアに攻撃されている。
彼女は彼曰く「なんでこの世にあんな恐ろしい奴が生息しているんだ?」

スナイプ コードネーム『狙撃者』
特に見せ場なし。ちなみに狙撃は世界一の腕前。

ヴァンパイア  コードネーム『吸血鬼』
本当に血を吸うらしい。いつもサイトを攻撃しているが、血は吸わない。
理由は彼女曰く「奴は血を吸う価値も無い」

メンテナンス
彼も見せ場なし。とても若いだけ。
知識は相当あるが、あまり役に立たなかった。

シノビ
書類係で本当に忍者の格好をしているが、本人にはコスプレをしている気は全く無い。
忍術などは使えない。

ヴァース
彼については説明不要!
あるとすれば銃は全て自前。

139偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:05:11 ID:???
世界、刻、時空を越えて 0〜かつての英雄達〜

少し前、世界はレオンを初めとする英雄に救われた。
名前を挙げればきりがない。
だが、まだ終わってはいない。

再び、世界に終わりの刻が近づいてきた。


あの世界に危機をもたらした事件から3年後

ここは『キラー・ファングス』旧本部(新本部はもうないため)
シャイニング「人類が滅びない限り、俺達2人は不老不死なんだよなぁ。」
デスティニー「私達、ただの幼馴染なのによくここまで一緒に来れたわねぇ。」
2人はくつろいでたが、フェイを除く者達は事務関係で忙しかった。
タイム「(あいつらも指示出すだけじゃなく働いて欲しいな)」
マシン「(デスティニーって今、フェイと同い年に見えるな)」
アーマー「(休暇は1ヶ月に4〜5回・・・・死んじまうよ)」
フェイ(フェニックス)「これからどうするの?」
シ「俺らが動くほどの出来事は今まで2つあった。」
デ「メタルギアと3年ほど前のアレ。」
フェイは
フ「で、私に仕事ないの?」
シ「まさか、君も言っていたけどあのアレックスとミラの子供だろ?それにまだ12歳だしな(でも彼女は12歳だよな?ミラは21歳、デッドは25歳だったはず。おかしい・・・・)」
デ「来年は中学校に通うの?(あいつの言ってる事は答えじゃないな・・・)」
フ「もちろん。私も来年は中学生だね。」
「(誰かこっちを見て・・・・・・:)」
みんなは見えない何かの気配を感じた。デスティニーは場所までわかったようだ。
シ「誰だ!?」
デ「出てらっしゃい!」
「そんなに怖い顔しないで下さい。僕は・・・・」
みんなの前に姿を現したのはある若者の姿、みんな顔を知っている者だった。
しかし、足が無い上に半透明だった。
シ「ユウ・・・・いやソウル・ファングか?その姿は・・・・・・・」
ソウル「え〜〜〜、簡単に言ってしまえば幽霊とか亡霊ですね。まだこの世に未練があったみたいです。」
フ「始めまして。幽霊さん。」
フェイ以外「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(会った事あるだろ!)」
ソ「いや、名前で呼んで欲しいな。ソウルかユウで・・・(なんでフェニックスが・・・・・?性格も変わってるし)」
フ「亡霊さん、早く来て。はやく遊ぼう。」
ソ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ソウルは少し落ち込んだ顔をしながらフェイに着いて行った。
シ「みんな!今日はもうお終いだ!カラオケ大会と大食い大会しに行くぞ〜!」
デ「そう言うと思って1年前に場所を確保しといたわ。」

140偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:05:42 ID:???
世界、刻、時空を越えて 1〜平和な世の中〜

街中を歩く一行
タ「やたらと人が多いな。俺達以外の時間を緩やかにしちゃいましょうか?」
人ごみにうんざりしたタイムは我慢の限界に達しそうだ。
ア「やめとけ。お前は時間を止めれない。必ず人目に触れる。」
フ「タイムさんって時間を操るのに地球の時間はとめられないんだ〜。できなかったんだ〜。へぇ〜〜。」
フェイの台詞にタイムはひどく落ち込んだ。しばらくは立ち直れそうにない。
ちなみに小声で何か言っていたが、みんなは無視した。
シ「しつこく言うんじゃないぞ。あいつが可哀想だろ。」
なぜか後半の部分は小声だった。
デ「ちなみに今のメンバー全員、会場に呼んであるから。みんなで盛り上がって頂戴。」
シ「サウンドには連絡したか?連絡がつながらないらしいが・・・・。」
デ「重度のインフルエンザが移ったらしいわ。」
シ「誰から?」
デ「相棒のミラージュ・・・・・。彼は治ったみたい。」
彼女は小声で言った。
マ「で、2人は来るんですか?」
デ「もちろん。シャドウが薬を作ってきたらしいの。」
タ「今、疑問に思ったんですが、大会の費用はどこから?」
タイム、アーマー、マシンは不安そうな顔をしていた。
デ「あなた達3人と下っ端の食費と経費。」
1時間後
シ「ここが会場だ。」
一つの大き目の店があった。
デ「店員はしばらくいないわ。」
フ「確か金に物を言わせて手に入れた権力で店を・・・・・」
デスティニーはフェイを睨んだ。
フ「ご、ごめんなさい!」
30分後
店に3人が入ってきた。
シャドウ「久しぶり。」
ミラージュ「元気にしてたか?」
サウンド「ごほ、ごほ。はっくしゅん!み、み、みんなげ、元気き?」
シ「おいおい、お前はどうなんだ。シャドウ、薬は?」
シャ「こいつは薬がだめなんだ。体質というか、飲み薬を使うと危険らしい。」
シ「じゃ、無理しないで寝とけ。」
デ「こっちに仮眠室があるから来て。」
5分後
シ「来てない奴はバーニングとオーシャンとライトニングぐらいか?」
デ「まだいたはず。え〜と誰だっけ?」
フ「ウィンドちゃんを忘れてるよ。名前変えた人だけ覚えてたんだ・・・・・。」
デ「下っ端のメンバーだから。」
デスティニーは吐き捨てるようにこう言った。
ソ「ヘブンズヘルはどこへ?」
いきなりソウルが姿を現す。
シャ「!」
ミ「!」
シ「・・・・・・・俺が説明してやるよ。ソウル、少し待て。」
シャイニングは面倒くさそうに言った。

141偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:06:13 ID:???
世界、刻、時空を越えて 2〜仲間外れの人〜

15分後
ソ「で、ヘブンズヘルは?」
シ「さあな。いつの間にかいなくなってたな。」
ソ「そうですか・・・・。」
ソウルは残念そうな表情をして消えた。
デ「今わかったけど、サウンドはインフルエンザの他に軽い肺炎、全身筋肉痛、若いのになぜか肩が上がらないらしいの。かわいそうね。」
全員「(そんな状態でよく来れたな・・・・・・)」
ミ「いや、俺とシャドウで背負ってきた。」
そこに4人の男達が入ってきた。
1人は子供っぽくさらにまだ冬だというのに半袖短パン、1人はかなりのイケメンで正装らしき服を着ている、1人は髪の毛の色が光り輝く銀で目立って、服は分厚いコートを着ていた。
最後は下手をすれば女の子に見える。服装もスカートではないが、女子に見えて、もうすぐで二十歳になるというのに声変わりもしていなかった。
ウィンド「待たせたな。どう?スネークの真似?」(←女の子みたいな人)
バーニング「その顔で言っても似合わないな。」(←超イケメン)
オーシャン「同感だな。」(←子供っぽい)
ライトニング「ってお前ら上の人たちに挨拶ぐらいしろよ。」(←目立つ人)
ウィンドは女の子みたいな顔で、それがコンプレックスになっているみたいだ。
シ「今日は無礼講だ!お前ら今からタメ口てかまわないぞ!」
フ「ウィンドちゃん。こっち来て。」
ウ「ウィンドちゃんはやめてほしいな。俺だって男だからな。」
フ「いいじゃないの。渡したい物があるんだから。」
ウ「ここでいいか?」
フ「あなたがいいならね。」
フェイはさり気なくウィンドに何かを渡した。
ウ「これはなんだい?」
フ「・・・・・・チョコ。バレンタイン少し過ぎたけど・・・・。」
フェイは言わなくてもいい事まで言っているような気がする。
ウ「え・・・・・。じゃ、これが終わった後、2人で散歩でもしようか。」
フ「ええ。」
幸い、この様子を見ていたのはソウルだけだった。
ウ「そういえば松葉杖はどうしたんだ?最後に会ったときはあったのに。」
フ「羽を使ってバランスをとっているの。」
デ「みんな!集まって!大会を始める前にイベントがあるの。」
シ「今回はビッグなゲストを呼んでいる!そいつを探し出し、ここに連れて来い!」
デ「2人一組になってもらうわ。ソウル、あなたも参加して。」
ソ「わかりましたよ・・・・・・。」
デスティニーはソウルに睨みながら言ったのでソウルは断れなかった。
サウンドは熱だけは下がったので参加し、ミラージュと組んで、シャドウはソウルと、フェイはウィンドと、タイムはマシンと、
アーマーはマシン、オーシャンはライトニングと組んだ。
バーニングは取り残されたようだ。
バ「俺は?余ったぞ!」
デ「ゲストが見つかるまでトイレ掃除でもしてて。あそこはまだ掃除してないから。それと、決められたルートだけなら探してもいいわ。そのかわり」
バ「そのかわり?」
デ「まず、トイレを綺麗にしなさい。」
ソウルとシャドウは遠くでこの様子を笑いながら見ていた。
バ「わかったよ。で、道具は?」
デ「はい。」
デスティニーは掃除用具を投げ捨てるように渡した。それと道具を入れるダンボールが3つ。
偶然、とてもとがったたわし(?)の様なものが当たり、バーニングはとても痛そうに、もがいていた。
中には掃除用具の他に清掃員の服が入っていた。流石に正装で掃除をするなんて事はしないと思ったからだろう。
デ「痛がってないでさっさと行く!」
バ「わかったよ・・・・・。よいしょと」
持った瞬間
バ「重!一つ20kgはいってるな・・・・・・。しかも数が多い。」
デ「文句があるの?ちなみに段ボールは100kg以上よ。」
デスティニーは可愛らしく言ったが、目は笑ってない上に視線には殺気がこもっていた。
バ「わ、わかったよ・・・・・・。(出る杭は打たれるって訳か・・・・とほほ)」
シ「開始!」
しかし、ゲストは以外にも近くに・・・・・・。

142偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:09:37 ID:???
世界、刻、時空を越えて 3〜危険な運命の牙〜

みんながゲストを探し出して1時間後
バーニングはかなり重い着替えに予想以上なほど時間がかかった。
バ「100kg以上の段ボール3つって・・・・。俺1人だし、何でこんなに重くする必要が?」
バーニングは腕に限界を感じ、案の定最初の目的地に着いたときに腕から怪しい音が出て、荷物がそのまま落ちてしまった。
荷物が落ちた直後、「うわっ」という声を2つほど聞いたがあまりの痛みによく聞こえなかった。
バ「なんだよこれ・・・・・・。超痛えし・・・・・、報告するか。その前に用を・・・・」
彼はトイレに行きたかったらしい。
しかしトイレの扉を開けた瞬間、彼は腰を抜かした。
「ウェルカム〜〜〜。よく俺を見つけられたな。」
バ「うわぁ!」
中には武器商人がいた。
すると突然持っていた通信機が鳴り出した。
デ「言うの忘れてたけど(バーニングだけ)、ゲストは3,4人呼んでるわ。全員探し出してちょうだい。」
バ「医務室はどこにある?両腕を怪我をした。」
デ「は?そんな事でいちいち報告するな。軟膏塗るなり絆創膏つけるなりして自分でやれ。こっちは忙しいんだよ。」
デスティニーは何人かの人物をとても嫌っているようだ。
バ「これ、骨や筋肉がいったな・・・・・。おい、武器商人。医療の知識はあるか?
武「怪我ぐらいならわかるさ。・・・・・・・なんだこりゃ!?」
両腕がかなり腫れ上がっており、さらに左腕が制御が利かない様にぶらぶらしていた。
いかにもヤバそうな感じだ。
バ「・・・・・・・・・・・・・・、治るかな?」
武「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・多分、完治は数年以上かかるな・・・・。」
バ「大食い大会とカラオケ大会するだけというか、本命をやる前に俺、体いっちゃったじゃん!」
バーニングはデスティニーを呪いたくなった。
バ「仕方ない・・・・・。とりあえず・・・・」
武器商人を連れ、一歩を歩こうとしたその時、
バ「うわぁぁぁぁぁぁ!」
「ぐおぉぉぉ!」
バーニングは「透明な何か」を踏み、頭を床に叩きつけてしまった。
頭から血が出ててかなり悲惨で痛そうな光景だった。
武「・・・・・・・・・・・・・」
「痛ててててて。」
踏まれた「透明な何か」は姿を現していた。ホフクしていたので頭を踏まれ、痛がっているようだ。
金髪でまあまあかっこいい青年だった。
バ「ら、雷電!!!このやろぉ!」
雷電「す、すまない。ステルス迷彩を着ていたから・・・・・。そう言えばあのときも痛かったなぁ。」
バ「もしかして段ボールの中にいたのか?」
雷「なぜわかった!?」
雷電は驚きを隠せない。
バ「思い出した。声が2つあったなぁ〜〜〜。もう1人、出て来い!」
武「そいつなら多分あの部屋に・・・・・・・。」
武器商人はトイレの隣にある部屋を指差した。
バ「その前に・・・・・」
雷&武「その前に?」
バ「包帯か何かくれ!下を見ろよ!!!」
下には血溜りが出来ていた。頭から出ている血のせいだ。
バーニングはふらふらしていた。
バ「は、早くしろ!」
バーニングは本当に危機感を感じていて、デスティニーを本当に呪い殺したくなった。

143偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:10:09 ID:???
世界、刻、時空を越えて 4〜運命の牙の危険な罠〜

バーニングは傷をその場で縫い、包帯の代わりに雷電からもらった赤いハチマキをしていた。
雷「スネークにもらった物だ。大切に・・・」
バ「そんなの関係ねぇ!!!!!早く部屋に入るぞ!!!」
雷電が言い切らないうちにバーニングは叫んだ。
武「奴は気が立っている。うかつにそんなことを言うなよ。」
雷「ああ、わかっている。」
腕が使えない上、怒っていたので扉を蹴り壊した。
部屋に入るとそこは鎧がきれいに通路に並べられていた。すぐ近くに張り紙があった。
『バーニング・ファングは入るべからず。命の保障はできない。byデスティニー・ファング』
よく見ると、通路の真ん中には壊れたステルス迷彩が捨てられていた。
バ「上等だ!入ってやろうじゃねぇか!」
すると2つの鎧が持っている武器を使い、バーニングに襲い掛かった。
バ「隠れている奴、出て来い!さもないと・・・・・・」
襲ってきた鎧は瞬時に灰燼に帰した。
バ「ここにある全ての鎧を灰にするぞ!それと聞く、お前はスネークか!?」
「わ、わかったよ・・・・・・。それに、俺はスネークじゃない。」
そいつは騎士の鎧を着たままバーニングの前に現れた。背中には騎士の使うランスがあった。
「すまないが、顔を見せたくないんで鎧は脱げない。落ちた衝撃でステルス迷彩は壊れたし・・・・・・・。」
特に関係ないが身長はあまり大きくないようだ。
バ「そんなこと聞いてねぇ。名前は?」
「お、俺は・・・・、名乗るならディープ・スロー・・・・BIⅡいや、ミスターⅡ・・・じゃなくて『ミスターBtypeCUSTOM』だな。」
バ「そんなに訂正すんなよ!早く着いて来い!」
武「諦めて、行くんだな。」
雷「今の奴は、気が立っていて逆らうと殺されるぞ。」
B「な、なんで?」
武「デスティニーの奴のせいで腕がイカれた上、雷電を踏ん付けて転んで、頭蓋骨にヒビが入っている。」
B「・・・・・・・・・・・・・・・。あと1人だからがんばれー。」
バ「そいつををぜってー見つけてやる!」
バーニングは怒りと憎しみに満ちていた。

144偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:10:53 ID:???
世界、刻、時空を越えて 5〜ちょっと抜けている炎の牙〜

なぜかみんなゲストを見つけられなかった。
BI・・・じゃなくてミスターBを加えてバーニングは進んだ。
ここは倉庫
バ「段ボールがいっぱいあるな・・・・・。とりあえず、うわぁぁぁぁぁ!な、なんだこりゃ!!!」
3人「ど、どうした?」
そこにはバーニング段ボールを踏ん付けて、足が本来曲がることの無い方向に曲がっていた。
バ「な、中に人が入ってやがる。」
「バレたか・・・・。待たせたな。」
そいつは段ボールを投げ捨てた。
雷「そ、ソリッド・スネーク!?」
武「来てたのか?」
B「サインください。ファンなんです。」
しかし、スネークは白髪が増えていた。老化が早い体質のようだ。
ス「早くデスティニーのとこに行こうぜ。全く、みんな段ボールの扱いが・・・・・」
バ「段ボールより俺の足の事心配しろよ!!!」
かなり痛そうだが、スネークのインパクトでみんな忘れていた。
B「誰か医療の知識あるか?」
武「俺は元医大生だが、怪我を診るのと応急処置しかできないぞ。」
B「他は?」
雷電とスネークは黙ったままだ。BI・・・・ミスターBも硬直してる。
何とか応急処置は出来たが、バーニングはB・・・・・じゃなかったミスターBと肩を組んで移動しなければならなかった。
バ「・・・・・・・身長的に合わねぇだろ!ミスターB!お前まだ学生だろ!!しかも何でこんな時にも鎧なんだよ!!痛えだろ!」
B「・・・・・・、武器商人代わってやれ。」
バーニングと武器商人は背が近かった。
武「仕方ないな。」
ス「この段ボール、鋼鉄だった。」
バ「デスティニーの奴・・・・・・、給料が良くなきゃこんな仕事・・・・・・。」
雷「確かに、この容姿ならホストでNo.1とれそうだな。」
B「羨ましいな・・・・・・・・・・・・・・・・。」
55分後(ここはかなり広いので多少道に迷った+バーニングの着替え 怪我をしたので時間がかかった)
バ「ここ、どこだ?」
B「・・・・・・・・・・。」
雷「ミスターBのせいだ。」
ス「雷電の言うとおりだ。ミスターBのせいだ。」
方向感覚抜群とうるさいミスターBに着いて行くと迷路的な庭に出た。
B「いや、外に出ればまた入り口から・・・・・・・」
バ「それを先に言え!!!」
ス「俺に任せろ。」
スネークはどこからともなくサイファー(空飛ぶ円盤の形をした無人偵察機)を取り出し、それに?まった。
そして空を飛んだ。(!)
B「さすがスネーク。僕には真似出来ない。」
雷「すごい発想だな・・・・って今『僕』って言わなかったか?」
武「お前、やっぱりBIⅡ・・・・・・。」
B「あ!スネークが還ってきた!!」
武「(話を逸らしやがった)」
雷「で、どこに行けばいい?」
ス「あっちだ。」
30分後
バ「みんな連れて来たぞ!」
デ「あっそ。2日目に射撃大会開くからまた来て。」
バ「俺は用済みか!?」
デ「その前にトイレ掃除した?」
バ「もちろんだ。」
デ「さっさと帰りやがれ!!!早く消えないとクビにするぞ!!」
バ「ったく・・・・・・・。」
バーニングは渋々帰った。

145偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:11:35 ID:???
世界、刻、時空を越えて 5−2〜ミスターBtypeCUSTOMの正体〜

ここはあるバー
バ「ヒック、ったくよ〜。俺がイベントの勝利しゃだっての〜、ヒック。」
マスター「飲み過ぎだぜ、若いの。」
バ「あんただって若いだろ〜〜〜。」
マスターも約20歳のバーニングと同じ歳位だった。
「ここに居たか。」
フードを深く被った男が現れた。
バ「そのこえ・・・・・、お前はびーあいに・・・・・みすたーBじゃないかぁ〜。ヒック、隣に来いよぉ。」
B「保護者代わりになってくれないか?まだ未成年なんだ。」
バ「いいぜ。ヒック、大会はどうだった?」
B「いや、大食いは決勝まで行ったんだが負けた。」
バ「すげぇなぁ〜。で、誰がゆ、優勝したぁ?」
B「フェイ・ライオネス。今、カラオケ大会なんだが、みんな酒が入っちまってる。だからフェイと俺は帰ることにした。」
バ「酒が入ってるのは俺もだけどなぁ〜〜〜、ヒック。」
バーニングはいきなり眠ってしまった。
B「こいつ、苦労が多いんだよ。ありがとよ、マスター。面倒みてくれて。」
マスター「いいんだよ。名前を教えてくれないか?それと金はいいぜ。」
B「金はいいのか、あんたいいやつだな。名前はBIⅡ式改。他の奴に言うなよ。かなり前からミスターBで通ってるんだから。あんたの名前は?」
マスター「ラグナ・メルホール。親友からはみんなラグって言われてる。」
B「じゃあなラグ。」
マスター「じゃあな、Ⅱ式いやミスターB。」
バ「じゃあな、ますたー。」
B「起きたのか?いつからだ?(正体を知られたらまずいぞ)」
バ「いまだよ〜〜〜。」
その後、ミスターBはバーニングを基地まで肩を組みながら帰った。

146偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:12:07 ID:???
世界、刻、時空を越えて 6−1〜射撃大会開始12時間前〜

結局、みんな二日酔いで(もちろんソウル、フェイ、BI・・・もういいやⅡ式を除く)射撃大会は3日目に延期になった。
3日目会場
「みんなおひさ〜〜〜。」
1人の男が入ってきたが一番乗りだったので誰もいなかった。
「流石に朝の5時は早すぎたな。」
そこにサイボーグ忍者(わかるか!MGS1か2持ってなきゃわかんねぇよ!)の格好をしたB・・・・・BIⅡ式が入ってきた。
B「ちぇ。俺が一番だと思ったのに。君、誰?」
「お前こそ誰だよ?しかも今まで見た奴の中で最も怪しいが?俺はジークフリードっていうんだ。」
B「君があのジークか。話は聞いてるけど。俺はミスターbscjいgcs。しまった、舌噛んだ。」
ジーク「いいよ、たしかお前の名前は・・・・BIⅡ」
B「ミスターBだ!ミスターB!覚えとけよ!」
いきなりⅡし・・・ミスターBはキレた。ジークは少し驚いたようだ。
ジ「ん?紙切れがあるぞ。」
不自然に床の上においてある紙を発見した。デスティニーが書いた物みたいだ。
「私が来る前にバーニングが来たら追い払って頂戴。それと射撃練習してていいわよ。byデスティニー」
ジ「だってよ。それじゃ、始めようか。」
B「その前に、銃を持ってるか?」
ジ「ああ、一応な。」
B「見せてくれないか?」
ミスターB(ちゃんと言えたぜ!)は銃に興味があるようだ。
ジ「マカロフとM4A1だ。ちなみに『キラー・ファングズ』武器庫からかっぱらった。」
後半は小声で言った。
B「ほお、それで手入れが行き届いているんだな。ちょっと見てろ。」
ミスターBは慣れた手つきでわずか2秒で2丁の銃(ジークのもの)を解体した。
ジ「!!!!!」
ジークは唖然としている。自分の銃が解体されたからだろう。
B「ちょっと待て。戻すのは解体の倍かかるんだ。」
4秒かかって元に戻った。
ジ「すげぇな・・・・・。で、お前の銃は?」
するとBIⅡ・・・・しまった、ミスターBはどこからかか銃を出してきた。
B「グロック18とFNファイブセブン、SL−9SD、モシン・ナガンM1891/30さらにこいつだ!」
ジ「すげぇ!やばいなこれは!どこからこんな物を!?」
B「秘密さ。」
そのやばい銃の正体がわかるのはもっと先の話である。

147偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:12:40 ID:???
世界、刻、時空を越えて 6−2〜これに注目してほしい→“パトリオット”〜


午後2時
デ「あとはスネークと武器商人だけね。」
ソ「バーニングがいませんよ。」
デ「そこの段ボールの中よ。別にいなくてもいいから放置してるだけ。」
バ「バレてたのかよ。」
段ボールを投げ捨て、バーニングが登場した。
バ「ショウタイムだ!」
デ「そんな意味無いことするなら帰って。」
デスティニーはバーニングを睨みながら言った。
バーニングはビビってたが、一番ビビっていたのはすぐ近くに居たミスターBとソウルだった。
B「(な、何だこの殺気は?こ、怖えぇぇぇ!)」
ソ「(バーニングに向けられてるのになぜこっちまで溢れて来るんだ?)」
体の無いソウルはともかく、Ⅱ式・・・・・やば、ミスターBは汗だくだ。
それに練習中に手ブレも起きているようだ。
ス「待たせたな!」
武「いや、スネークが新しい段ボールを探すって言うから、つきあってやったんだ。」
デ「まあ、いいわ。射撃大会始めるわよ!」
シ「武器は持参らしいな。」
フ「もしかして、シャイニングって武器忘れた?」
シ「やば!武器庫の中だ!自前のP90とアレ、持って来る。」
武器紹介(今回使用する物のみ)
デスティニー パトリオット(レプリカです)
ライトニング 小型レールガン、H&K USP(ハンドガン)
オーシャン デザートイーグル、コルトパイソン、シングル・アクション・アーミー(以下SAA)
バーニング FAMAS(アサルトライフル)、スコーピオン(サブマシンガン)、M16A1(アサルトライフル)
サウンド ガトリング砲(!)、スティンガーミサイル(!!)
ミラージュ ベレッタ92F,M1911A1(ハンドガン) 
シャドウ イングラムMAC11(マシンガン)、イングラムM10(サブマシンガン)
フェイ ベネリM4(ライオットガン)
ソウル(!) ステアーTMP(マシンピストル)
タイム M9、Mk−22
マシン AK‐47、AK−74、AKS−74u
アーマー 
ジーク マカロフ(ハンドガン)、M4A1(アサルトライフル)
スネーク SOCOM、?
雷電 SOCOM、PSG‐1、?
ミスターB グロック18、FNファイブセブン、モシン・ナガン(麻酔銃型)
武器商人 シカゴタイプライター、無限ロケットランチャー(RPG−7型)、ハンドキャノン
シャイニングはP90と「何か」を持ってくるらしい

バ「なあ、サウンドと武器商人は・・・・・」
デ「今回は狙撃、早撃ち、魅せる、暴走など様々な種目があるわ!」
B「魅せるはともかく、暴走って・・・・・・・。」
デ「何か言った?」
B「いえ、なんでもありません。」
こいつ(デスティニー)の目つき、怖かったなぁ・・・・・・・・。
この後、いろいろ大変な事になりそうだった。2日前みたいに酔って他の奴らに裸にされないか心配だ。(by雷電)
この前、くれた鋼鉄段ボール武器にできそうだな(byスネーク)
ゲスト出演だけどほんとにここに居て大丈夫かな?俺も他のゲストも危ないって思ってるぞ、きっと。(byミスターBこと作者)
武器を売る機会がなくて残念だった。(by武器商人)

148偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:13:36 ID:???
世界、刻、時空を越えて 6−3〜とんでもない失敗〜


(今回は、ミスターB視点です)
やっとシャイニングが来たか。P90以外になにを持って来たんだ?
デ「それで、種目の説明をするわ。」
何でにやけてんだよ?怖いじゃないか。
デ「面倒くさいから、暴走だけね。これは、とりあえずストレス発散のつもりでいいわ。」
デ「じゃ、狙撃からね。とりあえず、5kmから。でる人は?」
おいおい、5kmって俺のグロックの射程距離ギリギリじゃないか!?
フェイは文句を言ってるが、他の者は奴が怖いのか、文句をいえない。
だが、俺は自分の腕をよく知らない・・・・・。試してみるか。
B「俺はやる!」
雷電が驚いている。これはコスプレの様だが、ステルス迷彩の役目も果たす上に防弾チョッキ、防塵、無線その他諸々・・・・。
とにかくすごい服で、名前は・・・・・忘れた。ちなみに冷却機能はあるが、暖房の機能だけはない。冬(ちょうど今の時期)はつらいんだ。
雷「に、忍者か!?」
B「ミスターBだ!いまさら気付いたか?」
雷電、なんか茶色のカツラをしているな・・・・・。
意味があるらしいが、聞かないでおこう。

狙撃部門出場者(使用武器)
ミスターB FNファイブセブン(パニッシャー)、モシン・ナガン
デスティニー パトリオット(しつこいけどレプリカ)
雷電 PSG−1、?
武器商人 無限ロケットランチャー
サウンド スティンガーミサイル

・・・・・・・ロケランは反則だろ。スティンガーも追尾性能つきだろ?
・・・・・・・・・パトリオットって弾無限じゃなかったっけ?
雷「お前、どこでその装甲服を手に入れた?」
さすが雷電、装甲だと見破ったか。
B「忘れた。覚えていても多分、教えないだろうな。」
デ「使用するのは5発だけよ。」
すると、遥か向こうに的が出現した・・・・らしい。俺には見えん。
雷「俺からだな。」
デ「ただのライフルで大丈夫かしら?」
デスティニーが冷たく言い放つ。怖いな・・・・。
雷「これを見ろ。」
なんとリモコンミサイルを取り出して来た!反則だろ。
デ「考えたわね。」

・・・・・・・当たり前だが、サウンド、武器商人、雷電は軽々とクリアだ。
ふふふふふ。リモコンミサイルの燃料はいつまでもつかな?馬鹿め、そこまで考えていなかったらしいな。
雷電の顔が楽しみだ。
次は俺の番だな。FNファイブセブンを片手で構える。
後ろで、俺の事を話してるらしい。
シャ「アレってハンドガンだろ?届くのか?」
ジ「奴から聞いたんだが、奴の武器は全て狙撃と貫通力に特化されているらしい。」
ミ「装弾数は?」
ジ「・・・・・普通だった。普段、弾を大量所持しているらしい。今回もあるらしいが・・・・・。」
ウ「片手ってのがすごいよな。多分、調子に乗ってるな。」
・・・・・・・・調子に乗れるぐらい、すごいって見せてやる。
バン!
一発の銃声が鳴り響くと、的は破壊された(らしい)。
後で聞いたんだが、弾は寸分狂わずど真ん中を撃ちぬいた。
周りがざわつく。自分が誇らしげに思えた。
B「次はアンタの番だぜ、デスティニー。」
デ「わかってるわ。見てて頂戴。」
後ろを向いたまま、重火器の様な威力の弾が一発発射される。弾は半分ぐらいのところで急降下を始める。
バ「馬鹿め、調子に乗ってるからだ!」
デスティニーはそこで可愛らしい笑みを浮かべた。
何か企んでるな。そう思ってる内に弾は地面に着いた、と思いきや床に反射した!
なんて奴だ・・・。腕は「俺のリロードはレボリューションだ!」って言ってた人ぐらい、いやそれ以上だろう。
デ「・・・・・棄権するわ。」
な、何で!?当たり前俺以外も
デ「私が狙ってたのは的じゃなくて、あいつ。」
バーニングを指差した。バーニングは「やはりな」とため息をついた。
デ「5発あるから全部当てようと思ったんだけど、失敗したからやめるわ。やる気なくした。」
『キラー・ファングズ』は変わり者が多いな・・・・・。
デ「次は10kmねー。がんばってー。」
こいつにはムカつくが、権力+強大な力を持つので同じ権限のシャイニングでも手が出せないらしい。
見た目は俺より年下なのに・・・・・・・・。

149偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:14:07 ID:???
ゴーヤが怖い人さんの作品↓

150偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:14:43 ID:???
BioHazard~The past tragedy~

作戦報告......
作戦名「サンダーボルト」.....
作戦行動参加部隊....
・第23歩兵師団所属突撃部隊(イギリス)
・08レンジャー大隊(アメリカ)
・特殊作戦用機甲車両大隊(ポーランド)
・コンドル飛行機隊(ドイツ)
作戦目的.....
ロシア東部の制圧、及び敵に関するデータ収集。
その他注意事項.....
・突撃部隊には1小隊つき一人の特殊諜報員を同行、敵のデータ送信担当。
・敵のデータが十分に収集されるまで空爆は要請があろうとも行ってはならない....
作戦終了:5月30日

作戦名:ノトルジクス降下作戦。
作戦参加部隊
・第08歩兵連隊(日本)
・第3連合艦隊(日本)
・第101空挺師団(アメリカ)

151偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:15:37 ID:???
inazuma400さんの作品↓

152偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:16:52 ID:???
時計の針〜番外編
もしも、明の彼女がレイミだったら?

(はじめに)
どうも、inazuma400です。はじめに、勝手に色んな人を出しちゃいます。ごめんなさい。ご了承ください。
世界観は適当です。ごめんなさい。
流れも適当です。ごめんなさい。
とにかく、レイミ×明がなんか書きたくなった。
他にも色んな人が出てきますが、「俺のキャラ違うぜ!」とかあったらごめんなさい。怒らないでお茶をすすってスルーしてくれると幸いです。
だから、はじめに謝っときます。
いかなる問題もスルーするぐらいの気持ちで読んでください。
時期があれですけど、正月はなんか書きずらいんだ
かなり番外編です。かなり番外編です。つまり、本編とかなり関係ないです。進行と関係ないです。マジ関係ないよ?関係ないったら!関係ないっつのッッッッ!!!!
P.S 俺って頭いかれた? はじめからだろ
─────────────────
第一話「あの頃から友人」

今日から本格的に冬休みだ。
クリスマスが終わり、もうすぐお正月だ。とか言ってる人がいるけど、まだクリスマスムードではなかった。
ちょっとは静かに暮らせるかな?
一ヶ月ぐらい前、僕の悲しくも師である400さんに連れられて変な要塞でピンチになって…
まあ、レオンさんも葵さんも全員一緒にボートで脱出できてよかった。核搭載なんて話があったけどハッタリだったらしい。
それに…
あれ?さっきから僕を呼ぶ声がするなぁ?ちょっと窓を覗こうと窓を開いた瞬間に何かが顎にぶつかった。アッパーを喰らった感覚がし、漫画よろしくふんぞり返って転倒。
「おーい?ちゃんと死んだか?」
「そんな簡単に死にませんよ!」
小石を投げつけた犯人に向かって飛び起きて即答。1.5秒ジャスト
小石が部屋に転がってるのを差し詰め小石を思いっきり投げつけてきたのだろう。
「何のようですか?」
「こんなに雪が積ってるんだ。人間様がやることは一つだろ?」
どうせ、葵さんの目でも盗んで来たんだろうな…
葵さん、あの子には優しいけど、他人に対しては冷たいし…。猫でもかぶってる?
「あー、ちょっと待っててください」
机に課題だか宿題が置いてあるが気にせずにジャケットやらマフラーを取り出して急いで階段を駆け下りる。
玄関から急いで飛び出ると滑った。
どうやら雪が固まっていたようだ。そのまま前にダイブしたのか?
気がつくと雪に手をついて、少女が目の前にいた。
5秒硬直
少女の眉間がピクりと動き腹に激痛が走る。そのまま転がされる。
「まったく、何時まで乗っかってるつもりなんだ!?」
「す…すいません」
どうやら腹に拳を入れられたらしい。それにしても恐ろしい怪力である。あの可憐な手からどうやってこの威力が出るんだ?
「言うことは?」
「遅くなってごめんなさい。乗っかってごめんなさい。だから許してくださいレイミさん」
「よろしい。後、敬語とさん付けはやめろ」
この子はレイミ・クリスティア
ひょんなことから知り合ったお嬢様である。…性格は別だが
「敬語は僕のデフォルトなんですって、えーと、じゃあ、レイミさ…レイミ。これでいいですか?」
立ち上がると顔面に冷たいものが飛んでくる。
「余所見してると当たるぜ」
「やったなー!」
明は雪を固めて投げる。しかし、簡単には当たらなかった。
「その程度か?」
レイミはしゃがんで避けて雪玉を作る。その隙を突こうとするがローリングされて避けられて投げられる。また被弾

153偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:17:27 ID:???
(続き)
しかし、レイミの頭に雪がついていた。
「俺も混ぜてくれよ」
そこに居たのは高1ぐらいの青年だった。
「あんたは?」
「偽りの初心者だ。お前は初対面じゃないだろ?」
「偽りさんでしたか!」
僕はこの人を知っている。出会いについては今回は省くとしよう。
「苦戦してるようじゃないか。俺が助っ人としてやろう。お前は下がってろ」
僕は言われるままに下がった。噂では偽りさんはかなりの技師で様々なことに長けてると聞く。
「じゃあ、はじめるぜ!」
レイミはさっきと同じようにしゃがんで玉を作る。しかし、偽りさんは通常では考えられないスピードで玉を作り出し投げつける。
レイミは間一髪のところで避けて、立ち上がって玉を投げた。しかし、かなり小さい玉だ。
「しまった!」
偽りさんは足を止めて体を捻るがなにかにぶつかった。
そう、小さな玉はおとりだったのだ。
「へぇ、やるじゃないか」
しかし、偽りさんはまだまだ小手調べだったらしい。
雪玉を作り出すとそれを片手で持ち、いくつか作り出した後に横投げで玉を投げた。
玉は見事に空中で拡散する。
次の雪玉がレイミに二発ほど当たっていた。腹に一発手に一発…そして
「うがっ!」
バランスを崩したレイミは頭から地面に転んだ。
「ま、こんなもんだな」
偽りさんは誇らしげにレイミのところへ行き、手を差し伸べた。

154偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:17:58 ID:???
時計の針〜番外編
もしも、明の彼女がレイミだったら?
第二話「街に行ってみる」

偽りの差し伸べた手にレイミはつかまり体を起こした。
「じゃ、俺はこれで失礼するよ」
「あ、さようなら〜」
偽りは道路へと歩き出し、突然車に跳ねられた気がするが気にしてはいけない。
気にしたら偽りさんが死んでしまうからだ。
「あ、そうだ。」
「はい?」
「私、まだ日本はあまり見てないんだ。街に行って案内してくれるか?」
「え?ああ、いいですけど」
明は中心街への行き方を思い出しながら歩きだした。
ここは街から少し離れてるため、電車に乗って中心街に行かなければならない。
と、歩き出すと、目の前を遮るように車が来た。
窓ガラスが開くとそこに居たのは見覚えのある顔だった。
「こんにちは?」
「あ!おばはん。さん!」
「あれ?後ろにいる女の子は誰?まさか…?」
おばはん。さんは含み笑いをして明の目をみた。
「そ、そんなんじゃないですよ!これから街へ行って案内しようかと…」
「奇遇だわ。私も丁度中心街で買物するところだったのよ…どう?乗らない?」
「お言葉に甘えるぜ」
レイミは車のドアを開けて乗ってしまう。
明は乗る時に気づいた。助手席にスーパーの袋があることを…
二人はおばはん。の車に乗り、中心街へ行くことにした。
「そういえば、あなたの名前はレイミちゃんでよかったかしら?」
「なんで知ってるんだ?」
「ああ、明君の隣の家の子に聞いたのよ…ねぇ?」
よ、とね、の合間が明の心を揺らす。
「なんでも外国から来たんですって?短いか長いかはわからないけど、ここについて知りたいなら私に聞いてちょうだい。そこのボーイフレンドより知識豊富よ」
「ちょっ、なんで私とこいつが…」
レイミは明を指差して文句を言う。
「そうですよ!誰も付き合ってませんよ!」
明もレイミのことを指して文句を言う。
「はいはい…」
その後に、レイミと明が街につくまでずっと言い合いしてたというのは、おばはん。さんの情報網を使いすぐに広められてしまうのだが…

街につくと、明はとりあいず公園まで行こうとおもった。
「へぇ、ここが日本か…賑やかな場所だぜ。お、あれはなんだ?」
レイミの瞳に写るのはゲームセンターだ。しかし、このゲーセンはある意味曰くつきなのだ。
明がある意味一番来たくなかった場所だ。
「ああ、ここはゲームセンターって言うんだけど、ここはやめといた方が…」
レイミはそんなことを尻目に中へ入っていく、明はそれを追いかけた。
色んな台がある中で、あのコーナーだけには近づかないように誘導したつもりだったが、来てしまったらしい。
「お、なんだあれは」
レイミがその方向へ行った。明はもうお終いだ、とおもった。

155偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:18:30 ID:???
時計の針〜番外編
もしも、明の彼女がレイミだったら?
第三話「何ぞこれ」

台に座ってる二人の男
雰囲気がある程度同じである。
二人がやってるゲームはSTGと呼ばれるゲームである。猛烈なファンも多い。
「いやぁ、グラディウスなんてはじめてだからって全部気合避けは辛いなぁ」
「そうですかね?あ、しまった。やられちゃった。…えーと、100円コインいっこ…」
「これ」
横から手が伸ばされる。手には100円コインが十枚ほどあった。
「あ、ありがとうございます。さて、いれ…」
男がコインを入れようとしたがやめた。画面にはゲームオーバーの文字がある。
「しまった…時間たっちったか…うう…」
「あ〜、その気持ちわかるよ不知火さん。本当、同情します」
「わかりますか〜。400さんも同じ分類ですねぇ」
「いえいえ、私はまだこの道にはいったばっかりですよ」
400の遊んでいる台にもゲームオーバーの文字が出ていた。

「ああ、これ100円ありがとうございます。お名前は・・・って、あれ?なんかどこかで見たことあるような…」
不知火はレイミを見ながらうーんと唸った。
「ん?100円誰かにもらったんですか?あ、あなたでしたか」
400は久しぶりという感じで声をかけた。
「あれ?後ろに明君が?どうしたんですか?」
あの事件以来、明は接触を避けていたが、何故こんな日に会ってしまったのだろうか?
この人と出会ってから不運なことが連続で起きてる気がしてならない。
「あれ?400さんお知り合い?。お若い二人がこんなところにいては・・・って、まさか…」
「おお、明君もついに…!」
明は400の腹に思いっきりフックを入れる。案の定400はもがき苦しんでいる。
「あー、どうも、私の名前は戦艦不知火って言います。400さんからは話は聞いてますよ。」
「不知火って言うのか、私の名前はレイミだ。よろしくな」
「活発なお嬢さんですね。あっはっはっ」
さて、まずはこの400をどうにかしなくてはならない。
彼が現れたらロマンチックとかそういうのがなくなってしまう。…無理か
「さて、改めて聞きますけど、明君はどうしてここに?」
いつ再生したのか400が尋ねてくる。腹をおさえてはいるが
「あー、案内を頼まれましてね」
ああ、成程と不知火と400は頷いた。
「それじゃあ、私たちも行きましょうか。金がなくなって来ましたし。」
400はニヤりと笑う。不知火もその意図に気づいたのか笑みで返した。
明はもう嫌だ。とかおもったが、400を排除して不知火だけ来ればいいんじゃないだろうか?
いや、400はうまく排除すれば不知火もいなくなって二人っきりに…

現実は甘くなかった。さっきから400に仕掛けているが全て避けられてる。もう少しのところでも、不知火のアシストで全て防がれてしまう。
企みすぎだ。
「あれ?もう昼ですか…そろそろ食事にしませんか?」
400が切り出した。
「賛成ですね。私も400さんも全然食べてませんからねぇ」
こいつらは食べてないで何をしていたんだ。
「私はなんか日本特有の料理が食べたいな…」
「あ、じゃあ。うどんとかどうでしょうか?」
「あー、いいですね。そこまで高くないですし。」
案の定すぐ近くに最高のうどん屋と呼ばれている店がある。麺は全て手打ち、スープは秘伝の垂れ。この道15年の親方がやっている店だ。
その秘伝のスープとやらに謎が隠されているのだろうか、値段が高い。しかし、それに見合った、いや、それ以上のうどんを提供してくれる。
「いらっしゃーい!」
店員が迎えてくれる。今思えば明はなにも食べてなかった。
どうやらこの店はアルバイトが2人と親方だけでやっているらしい。
何故か客は少ない。それもその筈だろう。この店を知っているのは極少数しかいないし、だいたい道が入り組んでて見つけるのも難しい。
態々来るのは常連ぐらいしかいないだろう。
「ご注文はなんにします?」
アルバイトの男が伝票を持って尋ねてくる。
「えーと、肉汁うどん大盛り」
「じゃあ、私は天ぷらうどん大盛りで」
「えーと…」
レイミはメニュー表を見ている。
「お、どうやらお客さんはここの人じゃないね?だったら日本の味で天ぷらとか力とかがお勧めだぜ」
奥から親方の威勢のいい声が聞こえてくる。
「そうか、私は力うどんで頼むぜ」
「んー、僕はわかめうどんで」
万が一のことを考えて明は自分の分を安くした。…最悪の展開を恐れて

156偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:19:00 ID:???
時計の針〜番外編
もしも、明の彼女がレイミだったら?
第四話「作戦」

うどんが来て、食べ終えて10秒後の時だった。
さっきの店員が来て、聞いてきた。
「あれ?さっきから不知火さんとか聞こえたんでもしかして…あの、僕気ちがいです」
「ああ!気ちがいさんでしたか!全然気づかなかった!」
不知火が少し大げさなリアクションを取る。
「へぇ、ここで働いてるんですか?」
「実は親方って僕の親戚にあたる人なんです。だから手伝いを…お小遣いももらえますしね」
気ちがいは椅子を別の席から引きずってそこに座る。
「あれ?男三人揃ってナンパですか?」
気ちがいが意地悪な笑みを浮かべていきなり発言した。
「はは、違いますよ。明君がレイミさんとお付き合いしてるところを男二人がちょっかい出してるんですよ」
400が気ちがいに意地悪な笑みを浮かべて返す。無論、その意地悪な笑みの意味は気ちがいへ向けられたものではなかった。
「400さん、私たちってそんな大人気ないことしてましたっけ?あっはっはっ」
不知火がわざとらしく笑った。
明は堪えようとおもったがそうはいかなかった。
「ばっ、別にそんなつもりはないって!なんでわ私がこんなやつと付き合わなきゃならないんだ!?」
男三人はレイミが発言した時の「なんで私が」の部分を聞き逃さなかった。わが一つ多いからだ。
目は純粋に笑っているが、口元だけが一瞬とても異質なものに変わった。
それに少なからずとも感づいた明は戦闘態勢に入った。
下手したら食われる。
「あ、ちょっと私トイレに行ってきますね」
400がそこで抜けた。
7分程同じような空気だった。
しかし、一人のその行動で空気は破られた。
「あ、メールだ」
不知火がポケットを探り携帯を取り出して読み始めた。
「はぁ、また迷惑メールか。ちょっと気ちがいさんみてくださいよコレ」
「どんな迷惑メールなんですか?」
隣の気ちがいがメールを見る。
「こんな悪質な脅迫メールが…全く、世の中いいもんじゃないですね」
残念ながら明とレイミには向こう側の席なので見えない。
丁度不知火がトイレから戻ってきた。
「遅れてすいません。で、今会話はどんな感じですか?」
「相変わらずレイミさんが騒いでますよ。全く、照れなくていいのに、ね?明君」
不知火が明の目をみた。心臓が一回だけ強く波打ったのがわかった。
「あ、そうだ。私が今からレイミさんと明君がどういう経緯でここに来たのか当ててあげますよ。」
気ちがいが手を組み、肘をテーブルについて目をつぶった。
「まず、レイミさんが明君を誘おうと明君の家に行って、呼んだ。そして、明君が急いで扉から出た。
雪合戦をして、遊ぶがレイミさんに負け腰な明君。しかし、そこで偽りさんが来て形勢逆転。勝利。
そして、次に街に案内して欲しい。ま、デートのお誘いですね。
と言われ明君は嬉しそうに街へ案内することにした。そこでばったりおばはん。さんと会う。
おばはん。さんの車に乗って街へ。…で、後は400さんと不知火さんとゲームセンターでばったり遭遇。
こりゃまずいと思った明だが、そのままここへ…違いますか?」
大方当たっていた。
「で、でも、そんなのは…」
「あれ?じゃあ、もっと詳しいところまで言いましょうか?会話の内容大方わかりますよ?」
気ちがいが最高の笑みで言った。
完敗だ。
「あれ?師匠に不知火さんは?」
「ああ、メルブラの大会を見に行くとか言ってどっか行っちゃいましたよ?偽りさんとも待ち合わせしてるから待たせたくないとかなんとか…」
「え…」
「あ、お勘定は忘れないでくださいね?」
「2900円です」
いつのまにか女の店員がカウンターからそう言った。

157偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:19:36 ID:???
時計の針〜番外編
もしも、明の彼女がレイミだったら?
最終話「End」

3000円ほど払った明はぐったりとしていた。
「おいおい、大丈夫か?」
レイミが苦笑しながら心配してくる。しかし、今の明には全てが悲しかった。
「ああ、大丈夫です…」
「はぁ、そろそろ家に帰るか?」
ここで家に帰ることにした。
「さて、私はこれで帰るとするぜ。またよろしくな」
「ああ、こちらこそ」
ぐったりとソファーで寝てしまった明だった。
数日後だった。レイミの忘れ物に気づいたのは
「あ、しまった…どうしよう。連絡先とかわからないし…」
明は悩んだまま一日を過ごした。ずっとレイミのことを考えることになるのだが…

とうとうクリスマスの日になってしまった。
飛行機事故で親達は帰ってこれず、一人で過ごすことになった。
「さて、ケーキも特にないし、あるのはカップラーメンだけと…最後の日だし、贅沢して具でもいれようかな」
ピンポーン
チャイムが鳴った。
「どうぞ〜(こんな時間に誰だろう)」

「よ、待たせたな」
目の前にいたのは同じ年ぐらい?いや、年下なのだろうか?自分より小さな女の子がいた。
そして、その隣には明らかに年上の女性が立っていた。
「レイ…ミ?」
「お嬢様がどうしてもって言うから、ここに来たのよ。はやく入れてくれないかしら?」
葵の目が一瞬静かに光ったのがわかった。今のこの状態の葵には逆らえるものは極少数だ。
何せ、一人の男のために予定を崩されたのだから
「邪魔するか」
レイミがずかずかと入る。
「これ、荷物持ってくれる?」
葵が静かに言った。その声は鋭く、苛立ちを隠しきれなかった。
「はい」
明は荷物を全てとった。
「それと…」
葵のナイフがいきなり明の喉元に突きつけられていた。構える時間さえ、ナイフを出す瞬間さえ見えなかった。いや、見えない。
「変なこと考えたらいつでも殺しますよ」

部屋へとあがり、豪華な料理が並べられていく。レイミの手作りらしい。
と、言っても明が60パーセントは手伝っているのだが…
「あ、忘れ物しちゃいましたわ。ちょっと買出しに行って来ます。」
葵が外へ出ようとする。明に鋭い視線が送られた。明は硬直して5秒間動くことができなかった。
「さて、完成…っと、葵は?」
「買出しに」
「そうか!とりあいず座っててくれるか?クリスマスプレゼントあるから」
レイミが荷物を取りに行った。
明は席に座って待つことにした。

「明…クリスマスプレゼントなんだが…」
「ん、準備できたの…ッッ!?」
後ろを振り向くと恐ろしい光景があった。
レイミの首に赤いリボンがついたいた。
「私…じゃ、だめ…か?」
レイミが頬を赤らめて言う。
「え、えっと…」
鋭い視線を感じる。よく見ると、もじもじしてる後ろに目を光らせた葵がいる。
時が止まった。

この後のことは言うまでもない。

158偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:20:06 ID:???
時計の針〜短編集
アシュリー色々計画

扉を開けるレオン
「誰!?来ないで!ふぅおぉ!」
後ろの棚をメキメキと剥がした
「ぬぅん!」
ブォン!
コマンド ○×
「あ…、あぁん…」
     You're dead..
            CONTINUE? YES/NO
「なんぞこれ…」

扉を開けるレオン
「誰!?来ないで!ふぅおぉ!」
後ろの棚をメキメキと剥がした
「ぬぅん!」
ブォン!
コマンド L1R1
「へあっ!」
近づくレオン
「アシェリー
君を
助けに来た!」
レオンが見たのはとても恐ろしい光景だった。
体が筋肉だった…
それは、二年前事故で死んだはずの友より凄かった。
最近本屋でジャパニーズコミックの「ホクトノケン」というのを見たが、まさにそれに出てくる男達のようだ…
写真とは全く違う。
胸があってスタイルがいい子だとはおもったが、胸は…色んな意味であった。
声は可愛らしい。…せめての救いでもあったが、今はそれがレオンの胸に刺さった。

「なっ、飛び降りるな!うああぁぁぁ!!」
L1R1
「ぬぅん!」
梯子を咄嗟に掴み着地するアシェリー
「危なかった…どうしてくれるのレオン!」
「…結果オーライだぜ」

教団のカリスマであるオズムンド・サドラーの手下である敵がクロスボウを放ってきた。
「走るぞアシェリー!」
手をひくが、いつかすり抜けていた。
「アシェ…!」
ズガーン…
壁を破壊して外に出ていた。レオンもそれに続き普通に窓ガラスを割って出た。
握った手が痛い

トラバサミに引っかかるアシェリー
「キャッ!ハッ!」
バキッ
「はやく助けてよレオン!」
「今度からそうするよ」

159偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:20:39 ID:???
(続き)

ガナードに捕まるアシェリー
「キャッ!ぬぅん!」
ゴキッ!
アシェリーは村人の腰に手を当ててそのまま折ってしまった。いや、割ってしまった。
「泣けるぜ」

「マタロー!」
「オッパイノペラペラソース!」
村人達が迫ってくる。
本当、恐れを知らない戦士のようだ。
きっと本人は真面目なのでセクハラ発言については聞かない方がいいだろう。
「あそこだ!」
橋を渡り、クランクを回す。
「そっちを頼む!」
「合点承知だァ!ぬぅおおぉぉぉぉ!!」
クランクが凄い早さで回っている。レオンはいらなかった。
「ほら、なに休んでるの!?」

ブォー ブォー ズガァン ズガァン !
紅蓮に染まりし人の手により落とされた石が低い咆哮をあげてアシェリーを襲う!
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」
アシェリーは隕石を恐ろしい早さの拳で砕いてしまう。
そして、よってくる。可愛らしい笑顔だ。(多分)
「ちゃんと目をはなさないでよねっ!」
目を離せるわけがない。

「ん?これは開かないな」
大きな城の前の門に立つ。
「大丈夫。任せて」
グォォォ…
扉が痛みに堪えるような咆哮をあげた。
扉はゆっくりと開き、開いた。

吐血するアシェリー
「大丈夫か?!」
近寄るレオン。きっと大丈夫だろう。
「来ないで!」
弾き飛ばされるレオン。
「キャッ!」
捕まってしまうアシェリー。
「…任務は失敗したと伝えよう。」

結局、アシェリーを見つけたレオン。
「今助けてやるからな!」
レオンは武器商人から買った(アシェリーのおかげで半額)のM1ガーランドを構えた。
トリガーを引く。
「キャー!ふぅん!」
ガキィーン!
錠が全て壊された。

160偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:21:12 ID:???
(続き)
「キャー!来ないでー!」
アシェリーを襲う邪教徒
「いやぁぁぁぁ!!」
アシェリーの高速回転する気を纏った拳が敵にのめり込んだ!
「ブロウ●ンマグナァァァァァァァム!!!」
ズガガガガガガガガガガ!!
「マタロー!」
「A.T.フ●ールド展開ッ!」
ピキーン
矢を弾く。
「ラ●ダーキィィック!」
グシャッ!
「アイウエスタ!」
「泣けるぜ…(ガチ泣き)」

「アシェリー!鍵が落ちたぞ!」
アシェリーは扉へ行く
「おい、アシェリー?さすがのお前でも」
「覇王翔●拳を使わざるを得ない」
「…は?」
ズガァァァァン!!
扉愚か壁が破壊される。
「なぜ殺たし」

暗黒の道を行くアシェリー
「道が開かないわね…」
アシェリーはどう行けばいいか迷う。
「覇王翔●拳を」
しかし、さっき覇王翔●拳を使ったおかげでこれは使えない…一体どうすれば
「そうだ…あれをやるしかないわ…はああぁぁぁぁ…」
アシェリーの筋肉が弾けはじめる。
「アンブレラ流奥義…!」
アシェリーが低く構え始める。
「壁破真空突撃!(へきはしんくうとつげき)」
アシェリーがタックルで壁を破壊しつつ進む!仕掛けは全てとかれた!
 説明しよう!
  壁破壊とは、アンブレラに開発された兵器であるタイラントが得意とする技である!
   並の力では体得できず、タイラント以外に体得は不可能とされてきた。
    しかし、アシェリーは隠れた体得者であったのであった!
     体のバネを利用してタックルする。ただのタックルに見えるがタックルする瞬間はその体を取巻くように真空状態が発生する。
      その威力はありとあらゆる壁を破壊するが、何故か対人には威力が格段に下がるため間合いを詰めることにしか使わない。しかし、威力は高い。
「ふぅ…さて、急ぎましょう」
パズルの部屋に行くが、それは省略しよう。

「レオン!」
「アシェリー!」
再開を果たす二人
コマンドL1R1
「ズガッ!」
     You're dead..
            CONTINUE? YES/NO

161偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:21:46 ID:???
(続き)
「レオン!」
「アシェリー!」
再開を果たす二人
コマンド○×
「へあっ!」
「あら、何で避けるの?…まあ、いいわ」

「キャッ!」
「アシェリー!」
虫が落ちた。

孤島にて、監視カメラ
「アシェリー!」
「い、いやっ!こないで!ぬぅん!」
ブォン!
ザー、ザー、
「…泣けるぜ」

孤島にて、アシェリーが監禁されている部屋
遠くから見ると血が散乱していた。
「マタロー!」
デカブツが動き出す。
「覇王翔●拳を使わざるを得ない…」
「アシェリー!」
「覇王翔●拳!」
ズガガガァァァン!!
コマンドL1R1
コマンド入力成功。
「い、イテテ…よし、手間が省けたな」

ブルドーザーで進むシーンにて
「行くわよレオン!」
ウィーン ガッシャーン
進んで行くブルドーザー
そして、前からトラックが来るシーンにて
「(よし、これでアシェリーがヘマをしなければ…)」
トラックは炎上して突っ込んでくる。
「ザ・ワールド!」(アシェリーだけしか動けません)
「ブルドーザーだァァァァァ!」
ズガガガガガガガ!!
「何が…起こったんだ…」

寄生虫除去のシーンにて
「あっ・・・あんっ…ん、ぬぅぬぅおおぉぉぉぉ!!!」
ガッ…ガッガッガッ…ブゥーン…
 除 去 完 了 
「・・・え?」
半壊しました。

「ねぇ、あの女の人は何?」
「さぁな、俺の中の幻影かもな」
ブゥゥーン
ボキッ!
「へぼあっ!」

162偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:22:18 ID:???
時計の針 亡き者へのレクイエム
第一小節「Agnus Dei」

この世の罪を取り除く神の小羊よ



彼らに安息をお与えください



この世の罪を取り除く神の小羊よ



彼らに安息をお与えください


この世の罪を取り除く神の小羊よ


彼らに永久の安息をお与えください


                 (レクイエム典礼文神羊誦より)


「遅いぞ竹内!」
「なんですかこんな朝早くに」
時計の針は3時を刺していた。
「少佐からの召集命令だ」
「…了解」
こんな朝早くから隊員を呼ぶということことは普通の事ではないことがわかった。
この出来事がこれからの人生に大きな損害を与えることを、彼はまだ知る由もなかった…
若き日の、日本の不正規戦闘部隊時代の竹内である。

部屋には何人かの隊員が集っていた。
天賦の才能を持つ者たちだけが集る日本の不正規戦闘部隊である。
その隊員の多くは狙撃能力に長けていたり接近能力に長けていたり…
一人でその倍以上の働きをするような人間ばかりである。
ESP保持者もいる。多種多様な人材がいる不正規部隊。
主な任務は、公にできないような任務…過激な戦闘とサバイバル能力を要求されるようなモノ。
大袈裟かつ大胆に言ってしまえばハンクやレオンみたいな強さを持つ人材が集った部隊である。
と、まあ、不正部隊であるのである。勿論階級はない。
竹内は生まれながらのESP保持者である。
その能力とは、エネルギー体を自分の周囲に纏ったりそのエネルギー体を爆発させるなどの力である。
爆発と言っても打撃的なダメージしか与えない。それも、致命傷にはならない。
一番の利点としては、防御としての能力である。
銃弾を無効化することなども出来る。
そして、今、この部屋に集っている隊員もその例外ではない。
先ほど述べたように、狙撃の天才なんてのもいる。
竹内が知っている隊員も幾つかいる。
「さて、朝早く呼んですまないな」
少佐が椅子に座ったまま話し始めた。
嶋袋隼少佐。この不正規部隊の最高責任者を任された国から派遣された人間である。
「早速だが、ある任務についてもらう。深夜12時に式根島の住人から連絡があった。
はじめは悪戯と思ったのだが、発信位置を特定したところ役場であるところ…
内容は島の人間が皆化け物になった、というものだった。
ちなみに連絡は最後に途切れている。…叫び声を最後にな」
少佐からこのような内容の言葉が出るとは誰も想像できなかった。
「朝早くからそんな冗」
「これは事実だ。内容を録音したテープもある。」
誰も想像ができなかった。
「恐らく、マスコミの報道は避けられない。しかし、このまま何もしないということはできない。
今回君達は陸軍から派遣された人間ということにして島に入る。」
「何故?」
「軍のお偉いさん方は君たちの出撃を推薦している。それに、陸軍のような人間が行って、何かあったら大変だからな」
何かの意味は、隊員達はもう察していた。化け物の存在を広くされてしまっては困るからである。
「なるほど…化け物退治をしてこいと?」
「生存者の救出だ。化け物退治は陸軍が何とかしてくれるだろう。式根島への唯一のルートである新島の船は全て停止、また、新島へ近づくことは一切禁止とするように緊急処置をする。すでに新島の船は全て出港禁止にしている。」
「化け物がいるのを信じてるみたいだな?」
「話は後だ。今は出発の準備をしてくれ。今の時間は4時までには準備を終わらせ第二昇降機のところに集合しろ」
「「了解」」
全員が了解と言った。
ごたごた言ったって仕方が無いからである。

163偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:23:07 ID:???
時計の針 亡き者へのレクイエム
第二小節「準備」

部屋を出る時に紙をもらった。
救出しろとまで言われ、詳しいことは言われなかったメンバーは不満を持ちつつも準備をするため部屋に戻るのであった。
眠いため全員無言であった。
時計の針を見ると三時十分であった。
とりあいずもらった紙を見てみると、そこには作戦内容などが書かれていると思わしき内容が書いてあった。

〜今回の任務について〜

今回の任務は式根島へ行き、生存者を探索し救出し脱出することが目的である。
詳細な情報が掴めてない為自分達の判断で探索をすること。
また、未知の生物との接触が考えられるため、装備品や持ち物の制限をしない。
武器庫などにある装備は独断で任務に使用してもらって構わない。
式根島は断崖絶壁の島である。地形などを考慮しなくてはならない。

未知の生物に関しては裏面に書いておいた。どんな生物が出てくるかはもう察しがついている。
---裏面---
アメリカのラクーンシティで起きたバイオハザードはもう知っているだろうか?
あれの資料は君達も目を通したことがあるはずだ。
それに出てきたT-ウィルスに感染した怪物と戦うことになる。

ゾンビ
活性死者。T-ウイルスに感染した人間の初期段階。症状が進行するとリッカーとなる。(後述)
ウィルスによって思考力は皆無に等しい。従って、ただ三大欲求の一つである「食欲」を満たすため常に新鮮な肉を求めている。
体の組織が幾つもやられてるため鈍い動きしかできないが、体重をかけて少し早く歩くことがあるはずだ。
行動は自分に関わりのある場所を徘徊したり、ドアを開閉する程度しかできない。
考えが単調であるためそれを踏まえた行動を心がけるように。
頭部に強いショックを与えることにより簡単に殲滅することができるが、強い酸性の消化液を吐き出してくる種類もいるため注意が必要。

リッカー
ベースは人間であり、彼らがこの生物となったのはアンブレラ社の「T−ウィルス」の影響によるものである。
体表の皮膚のほとんど全てが剥離し、それに伴って目も失われてしまう為、視力はゼロ。但し、研ぎ澄まされた聴覚で、獲物の立てる僅かな音を頼りに狩りを行なう。
とても素早いクリーチャーである。出くわしたら静かに通り過ぎるか、やむ終えない場合のみ戦闘をした方がいい。
弱点は人間がベースになっているため、頭だろう。

ハンター
人間をベースに爬虫類などの遺伝子を取り込んで強力にしたB.O.W.(Bio Organic Weapon)である。
硬質な外皮を持ち、大型肉食獣と同等の筋力と反射速度を誇る。
類人猿レベルではあるが知能を有しており、指示に従うとのことだ。
こいつが現れた場合はテロの可能性が確実になる。
弱点はやはり頭だが、普通に倒すことも可能だ。
やつの爪の一振りは首をも簡単に切り落としてしまう。十分に距離をとれ

動物がゾンビになった物
大体は生前とほぼ変わらない身体能力を持っている。
つまり、犬などがゾンビになった場合はT-ウィルスを持った犬となる。
また、巨大化する事例もある。
恐らく一番厄介な敵になるであろう。

〜終わり〜

とりあいず竹内は倉庫に行き装備品を整えることにした。

ここには数さえ少ないものの多くの種類の武器がある。
他の隊員達も何人か着ていた。
竹内は自分が一番扱いやすいハンドガンを使うことにした。
いくら強固な敵が出たとしても、頭部を集中的に攻撃すれば勝てる。
ベレッタM92を二挺。その分マガジンを沢山持つ。マガジンポーチやバックサイドホルスターは忘れない。
後は備品程度しか持たないが、とりあいず周りを見回していると興味深い光景を見た。
声をかける
「M4を使わないでAKとは…それにバイヨネット・・・」
「M4はたしかに使いやすいですけど、AK74は性能はM4より少し下か等しいですが、有効射程や装弾数や威力なんかAKの方がずっと上です。
それに、私ってソヴィエト連邦とかロシア軍好きなんですよ」
長髪の男は笑って答えた。
「あなたこそ、ベレッタだけでいいんですか?」
「戦争に行くわけでもないだろ?もしもの時は他のやつに助けてもらえば平気さ」
「ところで、あなたの名前は?」
「竹内宗司だ。あんたは?」
「古林秀夫です。よろしくお願いします」

164偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:23:43 ID:???
時計の針 亡き者へのレクイエム
第三小節「準備2」

「なんでマカロフはないんでしょうか・・・う〜ん、なにかオススメなのあります?」
「ベレッタだな」
「やっぱりそうですよね。じゃあ、ベレッタにしよう・・・ん?あのドラグノフ狙撃銃を持っている人は・・・」
古林が見た男は感づき近くによってきた。
「ドラグノフ狙撃銃は扱いやすく、スマートな形をしている。それに、俺はこいつに一番慣れている」
「お名前は?」
「五十嵐清次郎だ」
「あ、あの五十嵐清次郎・・・!?」
古林が驚いた。
「そっちのあんたは二重人格の古林に二挺拳銃の竹内か・・・そう、いかにも天才スナイパー五十嵐だ」
「現代に蘇ったヴァシリ・ザイツェフとも呼ばれた五十嵐・・・か」
竹内は煙草に火をつけた。
「引火するぞ?」
「そうだったな」
竹内は外に出た。

「う〜ん、見つからないな」
「どうしたんだ?」
「ああ、SCAR-Hが見つからないんだ」
「それならここにあるぞ」
「ああ、助かった。あんたの名前は?」
「俺の名前はアルベルト、アルベルト・アイゼンハワーだ。二つ名は散弾銃のアルベルト。あんたの名前は?」
「俺の名は瀬名佐々世(さざせ)。二つ名は千里眼の佐々世だ」
「ほう、ということは、お前は千里先を?」
「いや、第五感に加え第六感などが通常より発達している」
「ってことは歩くセンサーか・・・なかなか頼りになりそうだ。よろしく頼むぜ」
「あんたのそのレミントンM870…やはり、異名の通りだな」
「ああ、俺は散弾銃の扱いなら誰にも負けない」
「しかし、それだけで入隊したとは思えないな?」
「ああ、俺の身体能力が高いからだ。視力は10.5。持久力や瞬発力はプロのアスリート並ってところだ」
「凄いな・・・俺は視力2.0だ」
「ま、そんなところだ。よろしくな」

そして、今回の任務の隊長である彼と大きな男も話していた。
「あなたが今回の隊長の草壁慶太郎か、俺の名前はジャック・W・オカザキだ。異名は豪傑のジャック」
「そうだ。いかにも俺が隊長の草壁慶太郎だ。二つ名は特に無い。ところでお前の持っているサコーM60軽機関銃…そんな重いものを持って大丈夫なのか?」
「あなたや他の隊員はM14などアサルトライフルを使うが、俺は違う。
この銃があれば火力に困ることもないだろう。」
「そうか…俺は大人しくM4A1カービンを使うがな」
草壁が持っているM4A1カービンは少し重そうであり、高かった。
レーザーポインターやライトなどを変更できる装備まで付いている。
高機能だ。

時間は刻々と迫っている。

165偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:24:28 ID:???
8w(私)の作品↓

166偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:25:03 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (39)乱舞〜

〜船が出発した後〜
俺達が造り出した潜水艦は何の誤動作を見せる事も無く、海に沈んでいった。後は無事に合衆国に上陸できるか・・
取り合えずあっちは大丈夫だろう。此処も起爆装置は作動している・・・
ガタアン!!
激しい揺れが来る。遂に来た様だ・・・。
ダダダダ・・
何人もの人間が駆け出す音がする。そして、時々爆音・・破壊するが良い。此処はもう要らないアジトだ。
「居たぞ!ジャック・クラウザーだ!!」
それに俺も・・・唯で逃げる積もりは無い。
「さあ、来い!俺がお前等の面倒を見てやるよ!!」
マントを翻し、振り向きざまに言うこの台詞・・結構お気に入りだ。奴等、(クリーナと言ったか?)装備はガスマスクに防刃、防弾の軍服に見た事も無い銃・・ファマスに似た形状だ。それに腰には焼夷、通常の二種類の手榴弾が幾つかだ。手始めに左手の奇生体を開放する。俺の戦闘も六ヶ月ぶりだな。走り出して、左手を振上げる・・鮮血と、肉片が舞った。
様々な悲鳴が聞こえ、こっちに人が押し寄せてくる・・俺の舞が、紅に彩られてる。派手なフェスティバルの始まりだ!



一体何人殺したのだろうか・・・?時間はまだ20分しか経っていなかったから、30分は暴れられるだろう。
「クソ・・」
兵士の一人が銃を構えた。左手を前に向けて、駆け出した。奇生体の隙間から、必死に引き金を引く兵士が見えた・・だが、その命も終った。勢いに任せて壁に押し付ける。腰にある愛用のナイフで、首を“狩る”。紅い噴水が、シャワーとなって、俺に降り注いだ・・左向きに掛かる回転を止めようとせず、振り返った勢いで壁を蹴る。前転で体勢を立て直した後に奇生体を伸ばして2人捕らえて、床に叩きつける。背後に居る連中も敵兵を刺したまま振り切って、腹の辺りを切裂いた。そろそろ疲れが出始めた。――敵、一人一人は弱いのに、無数に出てくる。RPGゲームでよく無いか?
こんな鬱陶しい感覚・・。腰の閃光弾を上に放り投げる。ピンは・・抜く暇なんて無い。奇生体を使い、ピンを引き抜いた。
「クウ・・」
周りに閃光が起こり、敵兵は怯んでいる。奇生体と共に敵を蹴散らして、港から出る。(と言っても普通の港の様に屋外ではない、屋内だった。その中に敵兵が流れ込んでいるんだからかなり狭かったのは言うまでもあるまい。)
建物を駆け上がると、森は既に火の海と為っていた・・これだから地球温暖化が広がるんだよ、全く・・。時計は・・
11時41分を指していた。五分しか経っていない・・。
ヒュウルルルル・・・
「!!」
跳躍でその場から立ち退く。この音・・花火でよく聞く音だ!!
「ん?誰か・・(話が違うだろッ!)って言った様な・・空耳か。」
勿論冗談で片付ける気は無い、爆弾だ!これは・・爆弾を落とした音だ!見れば基地は吹っ飛び、瓦礫だけが残っている・・。一応爆弾は地下・・この地表の下に埋めてあるんだから問題は無い。問題は奴等の装備だ。今爆弾を落としたのはハリアーだ・・何てこったい。俺の冗談は通じるレベルではない。でも、俺の力は通じる・・。駆け出して、力の限り跳躍する・・鉄の翼に手を掛けた。そして、馬乗りになる。奇生体で機体を押さえているから俺は振り落とされる事は無い・・。俺は、ある新兵器を試す事にした・・。肩のボタンを外して、マントをコクピットのあるガラスの方へ広げる。そして・・青い光を纏ったナイフをガラスに突き刺す。運転手も・・哀れな物だ。何が起こったか判らずに転落するのだから・・。ハリアーは、薄く、“氷”を貼って堕ちて行った・・。これが俺の、フリーザナイフの力だ。
地面に飛び降りて、体勢を整える。近くにあった壁に隠れる・・・
「さて、どうやって逃げるか・・」
ん?俺がこの島で暴れて散るって思った奴いるの?俺はこの島と心中する気なんて毛頭無いし、死んでると思わせた方が楽だ。それに、敵を欺くには味方からって言うしな・・・
「居た!」
「しまった・・!」
敵兵に見つかった!不味いぞ・・!――不意に、目の前の敵兵が“溶けた”。正に、そのままにだ。その後ろに居たのは・・・
「何だよ、結局逃げる積もりだったのかよ・・クラウザー・・」
「レ・・レオンッ!!?」
俺が、無理やり潜水艦に乗せた男、レオン・S・ケネディが、呆れた様な素振りで俺に笑いかけた・・・。

167偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:25:53 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (40)二人の戦鬼〜

〜船内で〜
俺はエイダに抱えられ、ある部屋に担ぎ込まれた・・・この潜水艦は馬鹿でかいらしく、一部屋辺り2、3人の収容程度でも、部屋が余る程だとか。組織が増員された時の事を考えて、作られたとの事だった。俺の部屋には、ブラウン、エイダ、俺と言う初期のメンバーで一部屋を使う事になった・・。
「なあ、ダンナ、そう気に止める事も無いだろう。アイツは・・自分の意思で残ったんだ。」
ブラウンが慰める様な口調で言ってくる。だが、今の俺にとっては、何の心の支えにも為らない・・・
教官、サドラー、ハニガン、そして、クラウザー・・俺は、自らの命を賭けて護らなければいけない者に結局護られる形となった・・・
「もう、いいんだ・・・」
「ダンナ・・」
「俺は、命の恩人を助ける所か、逆に殺して来た。俺はそれだけしか出来ない、唯の情け無い男だよ・・」
そう、俺は6年前から色んな奴を殺して来た。マービン先輩、ベン、ルイス・・コイツは生きているな・・
俺が、死神と呼ばれるのも無理は無い・・心なしか、肩が重くなった気がした。
「それにしても・・ちょっと息苦しくない?」
エイダが通風口に目をやる。珍しいな・・エイダがいい加減な話に話題を移すとは。様子を見る、と言って彼女は通風口のネジをブラウンから借りたドライバーで手際良く外して行った・・そして、穴に首を突っ込んだ。
「んー・・特に何かが詰まってるって訳では無さそうね。」
エイダが飛び降りて、ブラウンにドライバーを返した・・蓋は、丁寧に閉められている・・俺達はその後に、会話する事も無く、黙々と潜水艦が本土に上陸するのを待った。20分位した頃か・・・
「私、ちょっとトイレ行って来る。」
「あっしもちょっとルイスと話してくる・・」
二人同時に席を立った・・俺を一人にしてやろうって算段か・・中々粋な事を考えてくれる。ありがたいな・・
「ん?」
俺の目に、ドライバーが映った。確かブラウンの物だったが・・帰って来た時に返してやろうと思ったが、俺の頭にある考えが浮かんだ・・・。――イヤ、これは無謀だ・・。どうしようも無い事だ・・
―――精々答でも捜しておけ。自分に最も似合う戦いの過ごし方の、な。―――
「!」
こりゃあ、神の導きって奴か・・?こんなに偶然が重なるなんて・・もう、これしかチャンスは無い!
メモ帳から1ぺ−ジ破りとって、シャーペンを取り出す。『これが俺の答えだ!』と走り書きをして、紙を放る。そしてエイダが行った様に、ドライバーをクルクルと回す・・
「チッ・・」
ちょっときつめに閉めてある。エイダの・・最後の抵抗って所か?と思ったら、逆向きだった。幾ら回しても、取れる筈無いな。・・・・ん?今、「この大ボケ天然野郎」って声が聞えたと思ったが、気のせいだったか・・?
蓋を放り投げて、匍匐で通風口を通る・・スパイの技術を学ぶ際に、いかに狭い中を素早く通るか?そのありとあらゆる方法を俺は身体に叩き込んだ。そのお陰で、俺はすいすいと通路を通っている・・そして、開けた空間に辿り着いた。蓋を叩き落して、飛び降りる。衛兵が居たが、俺の拳で暫く眠ってもらう事にした。潜水艦特有の重厚な扉を開けば、正に何も無い空間に出た。よくある、出入り口だ・・扉を閉めて、丸い蓋を開ける・・水が、入ってくるが、そんな事は気にしない。息を止めて、蓋を閉めてから、海面へ上昇する・・酸素が、俺の肺に入り込んで来た。クロールで泳いで、島に辿り着く・・
「酷いな・・」
そこは、血の惨劇と呼ぶに等しい、空間だった。ある者は下半身と上半身がおさらば、またある者は肩から身体を引裂かれ、またある者は身体にデケえ穴を開けている・・俺だって死体を全く見て来なかった訳ではない。だが、これ程の惨劇は見た事無い・・でも、俺にはクラウザーを助け出すと言う答がある。それを実行する為に、俺は来た。

〜現在〜
「・・・と言う訳で登場したんだよ!」
クラウザーは無表情で俺を見つめていた。・・そして何をするかと思ったら大声で俺に泣き付いていた。
大の大人が見っとも無いな。でも、やっぱり良い奴って事は変わり無かった・・それにしても、図体に似合わず、案外ナイーブだな。
「此処だ!」
おっと、どうやら見つかったらしい・・クラウザーとアイコンタクト。今回の場合の意味は・・・これだ。
『行きますか、相棒!!』
『おう!友よ!!』
俺達は、ナイフを片手に、大軍に向かって行った・・・

168偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:27:04 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (41)腐れ縁〜

ファイヤーナイフを片手に敵を斬りつけて行く・・。俺とクラウザー、背中合わせの陣形を取り、お互いの隙を無くす様にする。敵の抵抗は、特に大した物も無く順調に敵の数は減って行った。
「なあ、お前随分変わったナイフを持っているな。」
「お前こそ、変わっているナイフを持っているじゃないか。」
相手が触れれば溶けるナイフ、そして相手が触れれば 凍 る ナ イ フ ・・変わり過ぎている。
俺のナイフはグリップ内部に内蔵されているモーターの回転による発熱で2000℃の熱を発している。
「俺のナイフは、グリップに内蔵されている冷却装置で空気を昇華させ、刃の部分をドライアイス状にして−200℃の冷気を発している。」
「以心伝心って所か?」
敵の銃弾はクラウザーが自らの奇生体で俺の分まで防いでくれている。ありがたい物だ・・・俺達は、敵を斬りながら、確実にジャングルから脱出の道を歩んでいった。
「なあ、クラウザー・・覚えているか?」
「何を?」
「エージェント時代の俺達の通り名を。」
目の前に急に飛び出して来た兵を溶かす。ナイフを刺して、強く握る。兵は数秒で燃え尽きた。
「勿論覚えている。」
クラウザーはナイフを突き刺して、敵を氷の芸術品に造り変えた。
「『切裂きジャック兄弟』だろ?お互いにナイフをよく使っていたからな・・」
ナイフを振上げた。
「よく覚えているな・・その通りだ!!」
「俺達は・・コインの裏表なんだ。当然だろう!」
彼が背中で俺を押して来た・・“早く進め”と言う合図だ。俺は小走りに走り出した。
「爆発までの残り時間は?」
「後・・16分だ。脱出の時間も差し引いて、残り6分の余裕がある。だがレオン・・」
クラウザーの言いたい事は判る。俺だって感じているんだ・・
「クラウザー、お前何人殺った?」
「大体・・200は行ってる・・。 最 低 でだ!」
「そうか・・コイツ等、多すぎる!ラクーンでのゾンビ並みに・・イヤ、それ以上だ!」
もう、アメリカの人口の半分ぐらいを目にしている。もう、ウンザリだ!クローン並みに多い・・
「クラウザー!」
「・・・そうだな!」
クラウザーは俺の予想を感じ取り、納得した様だ。お互いに別れ、跳躍し森に入り込んだ。
俺は付近のクリーナーの背後に進んで首を絞めた。ガスマスク独特の、篭った様な声が周りに響かない様にすぐさま絞め落す。兵は声を上げずに崩れ落ちた。持っているナイフで腕の付け根の辺りを切裂く。熱が伝わり、顔が溶けないかと思ったが、無事に首の所まで溶けるだけで済んだ。マスクを取り外すと・・
「やっぱりか・・」
マスクの下に有ったのは、 ホ ー ネ ス の 顔 だ っ た ・・コイツ等は、クローン兵だ。
元々、クラウザーと居た位置に戻ると、クラウザーは既にそこに来ていた。首を此方に掲げている・・・。予想通り、奴が持っていたのもホーネスの首だった・・。俺も首を掲げたら、クラウザーは一瞬驚いた様な素振りを見せたが、すぐに苦笑して来た。
「全く・・合衆国の方が技術力、一枚上手だな。」
「イヤ、アンブレラの技術だ。」
「そうだな・・如何する?」
クラウザーは少し考えていた様だったが、すぐに結論を出した様だった・・
「レオン、残り時間は15分、暴れるのは5分と言う計算になるが・・ちょっと余分が必要になった!!」
「クラウザー!?どう言う事だ!?」
普通、俺等が脱出するのに10分はある方が良い・・泳いで脱出するにしろ、隠しボートで脱出するにしろ、時間が必要だ・・クラウザーが俺に時計を渡して来た。そして12時になったら伝えろ、と言って来た・・それから、クラウザー
は何故か駆け出した・・俺がついて行くと崖に出た。――見覚えがある場所と思ったら、そこは俺達が最初に上陸した場所だった・・時間は・・・11時59分を指していた。

169偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:29:36 ID:???
(続き)
「クラウザー・・残り一分だ。」
「残り12・・11・・」
「クラウザー?」
クラウザーは、俺の話を聞かずに必死に何かを数えていた・・
「クラウザー!?」
何度呼びかけても、何も聞いていない様だ・・呼び掛けながら、何分経ったのだろうか?時計を見ると、12時5分を指していた。爆発するのは、6分だ。後1分しかない!
「クラウザー!もう爆発するぞ!」
「後1人、後1人・・」
クラウザーが急に身体を震わせた。痙攣する様に・・クラウザーが急に俺を抱えて、駆け出した。
「オイ、クラウザー!?」
彼は無言だった。
バアアン!!
始まった。地下に仕込まれている爆弾が爆発し始めた。
「ウアアアアア」
「オオオオオオ」
爆風で、俺達は押し出された。地面から浮いて、白い津波が俺達の目の前に迫って来た・・・。

170偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:31:27 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (42)クラウザー〜

「クソッ!」
隣でレオンが叫んでいるが関係無い。俺は海面に向けて手持ちのナイフを突き出した。
「クラウザー・・」
俺の視線をナイフの先に集中させる。奇生体も、何時でも広げられる様にする。・・俺の心の中のストップウォッチが、秒読みを開始した。
「3・・2・・1・・」

『今だッ』

この単語が、俺の喉から大気を震わせて出たかどうか定かでは無い。だが、確かなのは奇生体を広げて、俺とレオンを包み、凍った海面に降り立ったのは確かだった・・。無言で、ナイフを前方の海面に突き立てたまま進む。
海面が凍り、一つの道を形成して行く。レオンはちゃんとついて来ていた・・此処まで来れば大丈夫だろう。ナイフを氷に突き立てて着実に地盤を形成して行く・・。ナイフを離して、俺達は腰を下ろした。レオンは溜息を吐き、口を開いた・・・。


「なあ、クラウザー・・無茶をし過ぎだ。」
俺の口から出た、本音だ。まず、俺に何も言わずに崖からダイブ・・この時点で既に一生分の無茶と言って良い。だがコイツは−200℃の冷気で道を作り出しやがった。・・・もう如何にでも為れと言いたい位、呆れてしまう。
「何を数えていたんだ?」
「敵兵の数だ・・」
「数?」
「ああ、敵兵が中々あの島に全員入ってくれなかったからなあ・・。」
・・OK。時に冗談は辞めて欲しい。島に入った人数を数えていた?そんなの理不尽過ぎる!まず、視覚で確認する事は無理だ。次に、聴覚も無いだろう。あの時は爆音が酷かった・・・嗅覚は論外だ。味覚は・・ってこれは関係無い。
「島に仕掛けてる奇生体の破片で監視をしているんだよ。ネットワーク状にしてな。」
・・味覚で敵の数を数えられる訳無いよな。
「これから・・如何する?」
この台詞、本日2度目と言った所か。クラウザーは、“答えは出ている”って顔で俺を見た。そして、顎で本土の方へ杓って見せた。――判ってる。心の底では、俺のやるべき事が既に出ていた・・。だけど、怖かった。情けない話だが、まだ覚悟が出ていなかった。ホラ、無いか?学園祭とかでいざ本番になると緊張するってヤツ。これで・・アンブレラを潰せる訳じゃ無いが、アンブレラへ近づく事が出来る・・
―――アンブレラを潰したら、如何する積もりなんだ?―――
「!!」
そう言えば、全く考えた事も無かった。俺の頭の中にあったのは、“仕事”、アンブレラの討伐・・それだけだった。

171偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:33:10 ID:???
(続き)
「俺は・・・戦いを降りる積もりだった。」
当然だろう。もうお前は既に現役では無い・・。それに、する事も無いだろうしな。
「そう言う言葉が出て来るとは・・普通に暮らす積もりだったんだよ・・。」
「お前が普通に?まさか・・」
軽く苦笑してしまう。やはりこの図体でナイーブだな・・
「何時から隠居先が決った?」
「俺が・・軽く放浪していた頃かな・・・」
クラウザーの空を見つめる眼には、懐かしさと哀愁が混ざり合っていた・・
〜回想〜
脱走してから、一ヶ月した頃か・・・俺はある村に会った。その頃は特にやる事も感じられずに、やるせなさで俺は構成されていたと言えた。だから、サドラーは何で俺を生き返らせたんだろう、って思ってたんだ。すぐには答えが出ていなかった・・・。
――その村は、よくある内戦に巻き込まれた村だ。村民は、どちらに付けば良いか判らず、唯々地雷と飛んでくる弾に脅えて暮らしていた。俺は、普通に傍観していた。時に、動く事もあったが大した事もしなかった。
その村を見ていて、何日かした時だった。俺の前に、小さい餓鬼が来た。理解不能の、聞いた事も無い言葉で穀物を差し出して来た・・・。少ない収穫からの結構痛い支出だろう、俺は返した。でも・・それでも餓鬼は渡して来た。返す、渡す、返す・・。そのやり取りが何回か続いた時だった。俺はとうとう折れて、その穀物を受け取った。餓鬼は、嬉しそうに帰っていた。軽く尾行すると、村では村長が餓鬼を出迎えた。村長が俺に穀物を渡せと言った様だった・・。
その夜に、村長に会うと、俺がアメリカ人と言う事を悟ったらしく、片言の英語で喋って来た。どうやら“動いた”俺に感謝しているらしい・・その時からだった。
――この村・・良い村だな――
こんな抜け殻の様な奴に、僅かながら感情を与えてくれたんだからな。そこに、留まりたいとも思った・・。
一回村は離れたが、また来ると約束したからな・・。だから、俺は生きている・・。


よくある話だ・・でも、その割には良い話って所だな。
「俺はそろそろ行くぜ・・。元気でな、相棒。」
「これを・・」
クラウザーはナイフを渡して来た。俺は黙って受け取り、右手を軽く振り、歩いて行った・・。

172偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:35:25 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (43)潰せ!!〜

〜翌日〜
俺達は、ホワイトハウスの中庭に居る・・・。そして、テントを張って、準備をしている。
――1時間位前だろうか・・俺達は、本土に上陸した。結局ダンナとクラウザーは戻って来なかったから、俺達でホワイトハウスを叩こうと言う意見に纏まった・・・・。そして、中庭で作戦を立てる事にした。俺と、組織の代表が作戦会議を立てている・・・
「まず、俺達が偽の書類らしき物を持ってホワイトハウスに入る。お前等は、地下から進んで行ってくれ。」
「判った・・・だが無茶はするなよ。一応ステルス迷彩を着た連中を何人か送る。後はお前の言った通りに事を進める・・」
お互いの意見が纏まり、俺達は装備を整えて、外に出た。妨害電波放射装置を起動してあるから、監視カメラは俺達の行動を撮影出来ない。つまり、動き放題って事だ・・・。テントを振り替えれば、ステルス装置特有の薄っすらとした影が見えた。でもはたから見れば、判りやしない。門の前に、ルイス、エイダ、マイク、そして何人かのステルス迷彩兵が立った・・・。
「皆・・ダンナとクラウザーの敵討ちを兼ねて、一気に叩くぞ!」
全員が、サムズアップ。俺は、門を開けた・・。
中に入ると、受付嬢がにこやかに迎えて来た・・・コートを着た男に、派手なチャイナドレスを着た女、ベストを着た男に、防弾ベスト姿の男・・明らかに仮想パーティと言われなきゃ納得出来ないような際どいファッションの行列が来た・・。
「ご用件は何でs」
「ホーネス大統領にお遭いしたい。」
「・・大統領は今お仕事で・・」
「『ボステム』の件・・と言えば判るか?」
受付嬢の、顔が変わり、俺達は黙って通された・・。此処が、この事件の始まりであって、終わりでもある・・・。
地下の部屋に通された・・・


モニターには、4人の人間が映し出されていた・・・
「フン、正義ぶった、負け犬達が・・・」
無駄な努力・・・見ていて、これ程腹が立つ物は無い。正に時間の無駄だ・・・。
「大統領、お客様が・・」
「・・・そうだな。」
グランドが扉を開ける・・・とびっきりの祝福をしてやろう。この世に生まれた事を後悔するぐらい、特大のな・・・


俺達がソファーに座って暫くした頃だった・・・拍手の様な音が聞えて来た。ドアを見ると、ホーネスがさもだるそうに拍手をしながらこっちに向かって来た。テレビで見たよりも、実にだらしなく、だ。
「君達はデビット君のお仲間か・・・んで、デビット君は?」
「死にました。」
「ホーウ・・そうか、死んだか・・」
ああ・・腹が立つ。こんなフニャフニャ野郎の送り込んだ部隊のせいでダンナが死んだと思うと・・腹が立つ。今すぐ、奴を蜂の巣にしたかった。
「で?彼の任務の内容は聞いていたのか?」
「ハイ、合衆国の機密書類を取り返して来い、と・・・」
「そうか、デビットは・・スパイ失格だな。他の連中に任務を明かす等、愚行をして。」
俺の手の爪が、掌に食い込んで血が出て来た・・・やはり、殴りたい。
「・・で?設計図は?」
「ああ・・此処に有るよ!!」
白紙を一気に広げて、ホーネスの前に放る。そして、自らの商品でもあるレミトン870の改造型の引き金を一気に引く。散弾が、紙を突き破る。ポンプアクションを行い、ヒラヒラと落ちて行く紙を見つめた・・・。だが、ホーネスの姿は見当たらなかった。
「此処だ、此処。」
ホーネスは、俺達の後ろに居た・・
「任務は失敗した様だな・・・弱者には、死、有るのみ。」
ホーネスが、壁のスイッチを叩く様に押した。何か、妙な騒音がした・・・。
「・・・団体さん、ご案内〜って所か!」
「畜生!パーティに呼ぶのは50人までって決っているだろう!」
マイクとルイスが叫んでいる・・・扉から見える人数だけでも、120人は居る。ダンナ達敵わない筈だよ・・。
組織の人達は、未だ着いていない様だな・・・。
「皆・・・パーティが始まる様だ!」
もうこうなったら拘り等どうでも良い。コートを引裂いて、動き易い様にする。RPGを構えた・・・。
横に目を向けると、全員がそれぞれに、手持ちの銃器の最終リロードを行っていた。
「俺達のサプライズ・パーティ、楽しんで行ってくれよ!」
皮肉を込めて、トリガーを引き絞った。

173偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:35:57 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (44)計略〜

「(・・これが任務の終わりとは、何とも呆気無い物だ。)」
トンプソンを構えて、私は感じた。最初は大した飾り付けの無い暗殺依頼が、華やかに彩られた割には、本当に呆気無い終わりとなった・・。ターゲットが、義理で戦地に向かい、そして義理で死んで行った。生還でもして、戻って来た所を殺害・・これ位が、グランド・フィナーレとして、相応しい物だと思うが・・。
引き金を引けば、扉の箇所で大量に爆発が起こっていた。この大広間は狭い訳では無い。唯、クリーナーの数が多いのだ。この大広間を埋め尽くす位に。だから、最初の方で削らなければならないのだ。多すぎる人数を。
ブラウンはRPGで扉の辺りごと、吹っ飛ばしている。ルイスは、モーゼルで足止めに一役買っている。
マイクは、手榴弾を投げ込んで、ガバメントで手榴弾を撃ち抜く事で爆発の時間を変則的にしている。時間は掛かるだろうが、壊滅は楽に出来るだろう・・。ホーネスが消えているのが、気掛かりだが。
〜10分後〜
――それまで、ずっと鳴り響いていた轟音が止んだ。クリーナーが全滅した。
「合衆国の証拠隠滅部隊にしては、呆気無い幕切れだな。」
ルイスが呟く様に言うが、どうにも呆気無さ過ぎる。それに、動きも妙だった。手持ちのファマスを、全くこっちに撃って来なかった。弾を撃てるチャンスはあった筈だ。まるで、無抵抗に敗れて行った様だった。
トンプソンを上に向ける。2、3発当たればすぐに天井は崩れた。フックショットを放つ。
「エイダ?」
重力が無くなり、外に出た。空は晴れ渡っている。でも、地上は清々しくも無い様だ。
「・・なけるわね。」
私の眼に飛び込んで来たのは、大型のトレーラー・・更にそこから、クリーナーが大量に出て来ている!荷台の部分から、ガスマスク姿の人間達が、わらわらと出て来ている・・手榴弾をトレーラーのタイヤ部分に向かって投げるが、
ファマスであっさり片付けられた。しかも、位置がバレた。こっちに弾が飛んで来た・・!
穴から飛び降りれば、ブラウン達がアホらしい顔で私を見ていた・・。
「囲まれている・・!しかも大人数に!」
「何ッ!?」
「まだ・・終ってなかったのか!」
マイクの嘆きが終るか終らないかの内に、C4特有の起動音が鳴った。
――10箇所だ。10箇所の壁が、同時に壊れた。イヤ、脆くなった壁を、半ば打ち壊す様にしてクリーナーが入って来た・・と言う方が妥当だ。私達は装備を再び構えた。クリーナーの数は、さっきとは比べ物にならない程だ!私達はすぐに囲まれた・・。
「・・こりゃ、敵わないな。」
マイクが懐から、蒼い物を取り出した。閃光手榴弾だ!目を手で覆ったと同時に、閃光が綯った迸った事を示す独特の音がした。トンプソンを構えたら、敵兵達は目を押さえている。トンプソンで、回りを吹っ飛ばした。
「組織の人員が来るまで、時間を徹底的に稼ぐぞ!」
ブラウンが叫んだ。数では、こっちが圧倒的に不利だが、装備では、こっちが有利だ・・。楽しみはまだまだこれからの様だ・・なけるわね。



私達が居る大広間では、もう混戦状態にあった。仲間達は全員負傷しているが、その事に気付かずに戦闘を行っている・・ブラウンはレミトンを連射しながら、敵を蹴り飛ばしている。時折、RPGを撃ち、効率的に相手を殺している。
ルイスはモーゼルのヘッドショットで、相手を薙ぎ倒している。アッパーカット、肘打ち等の格闘も行っている様だ。
マイクはコルトガバメントと、手榴弾を併用している。ルイスと似た様な戦い方だ・・・。
これでも、結構もっている方だろう。通常なら、疲労と負傷により参っている筈だ。やはり、体力の消耗が激しいのか皆動きが鈍ってる。ルイス達は、プラーガの力でどれ位体力が持つかどうか知らないが、現に私は息切れを起こしている・・・。たまに来る立ち眩みが不安を掻き立てる・・・。
「クッ・・」
ついつい足が縺れて倒れてしまった・・。敵が、ファマスをこちらに向けて来た・・。
『エイダ!』
皆が叫ぶのが聞える・・此処までだろうか・・・?
――でも、私にだって助けてくれる神はいる。ガスマスク姿の男が、ファマスを向けている敵兵を斬り付けた。敵兵は・・溶けた。
「スパイが尻餅をつくかぁ?・・・無様だぞ、エイダ。」
マスクを着ければ、どうしても篭った声になってしまう・・でも、声の聞き分けは出来る。ターゲットは・・無事、生還した様だ。
「フン・・結局生きていたのね・・。デビット!」
彼が、マスクを外して笑いかけて来た・・・・。

174偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:36:28 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (45)ラストへ・・〜

〜1時間前〜
俺は、クラウザーから受け取ったナイフで海を凍らせて、本土へ着いた。タクシーを拾って、俺はワシントンに行った・・この期に及んでイヤな鬼ごっこを申し込んでくるしつこい奴も居たが、タクシーの運転手がノリの良い奴だったお陰で逃げ切れた・・チップを渡して、ホワイトハウスへ向かった。
「何だよ・・コレ。」
ホワイトハウスにはデカイ穴が何個も開いていた・・しかも馬鹿にならない大きさのトレーラーがドンと、置かれている・・トレーラーの下に潜り込んだら、見覚えのある足がドンドン地面に降り立った・・・。ホーネスが生きている限り、無限に生み出される部隊が、ドンドンホワイトハウスに呑み込まれて行く・・
「エイダ達は・・?」
ホワイトハウスに居るのだろうか・・?よくは判らないが、クリーナーが居ると言う事はエイダ達がホワイトハウスに居るのだろう。
――俺の頭の計算機が弾き出した結果は・・・“エイダ達は勝てない”だ。クリーナーの正体を知らなければ、確実に殺される!
「マズイ・・!」
トレーラーから出て、ファイヤーナイフを突き立てる・・・トレーラーは地面に液体状になって、だらしなく、不定形に固まった。クラウザーのナイフで液体を固めたからだ。クリーナー達は気付かずにホワイトハウスへ入って行った・・・。俺も入り込んだ、クリーナーの後ろについて行ってな。
「(案外、気づかれない物だ・・・)」
ガタッ・・
「ン?」
近くの瓦礫に隠れる。そして息を潜めた・・・。
「気のせいか・・」
ついつい溜息を吐く。油断したらすぐコレだ・・・。ステアーの安全装置を外して、最後尾の兵を捕らえた。首を絞め、物陰に連れ込む。兵はファマスを構えてこっちを向いて来たが、顔色を変えた。.40SW弾を吐き出す口径が目の前に有ったからだ。
「ヒッ・・」
手を勢い良く上げて、脅えた様な声を出す敵兵・・マスクを取り外せば、ホーネスが脅えた様な顔を見せた。・・イヤ、正確にはホーネスのクローンがだ。他の敵兵は・・・居ない。銃口を額に近づける。そして、引き金を引いた。軽い銃声が一発・・それだけだ。辺りに鮮血が舞った。ステアーをしまい、迷彩服を脱がす。変装で動き易くする為だ。
ガスマスクを被り、扉の方を向く。扉の方へ駆け出した・・・

〜現在〜
ナイフを握り締め、集団を切裂く・・軽くデジャブが舞い起こった。何人斬ったのだろうか・・・?
唐突に地響きが起こった。
「ブラウン!どう言う事だ!」
「そういやダンナには未だ言ってなかったか・・」
ブラウンは意地悪そうに言った。
「クラウディファミリーの・・・助っ人だよ!」
「何ッ!?」
クラウディファミリー・・今迄居なかったから不思議に思ったが、何処から来るんだ・・?
「・・下からだよ!」
ブラウンが叫んだと同時にカーペットに亀裂が入った。そして・・教団事件の時の、古城での削岩機が、地面から出て来た・・・。ブラウンが微笑している・・。
「ダンナ・・此処はあっしらに任せて、ホーネスを追って下さい。」
「だが・・」
「人数はこっちも負けてないんだ、あいつ等も、証拠隠滅部隊にしては生温い強さだ。それに・・適材適所を護るのも、ケジメって奴だ・・」
「・・・」
そうだな・・此処でブラウン達に任せないと言うのはある種、ブラウン達への無礼とも取れる。それに・・案外俺が居ない方がいいのかも知れない。黙って、行く事にした。
「ダンナ・・生きていてくれて嬉しい。」
俺は右手を軽く振り、応えた・・・。
――広間の奥の扉は、重厚な作りだったがナイフを軽く振る事ですぐに溶けた。その先には、また地下への階段が在った・・・ほぼ、転がり落ちて行く思いで駆け出した。時々、本当に転がり落ちそうになったのは言うまでも無い・・
ん?誰か「いい加減その天然を治せ!」って言わなかったか・・?・・・此処には俺しか居ないから気のせいだろうな。
周りを見渡しても、暗い闇が俺を包んでいるだけだった。ライトのスイッチを点けて、口に銜える。光が行く先を見出したのは、ずっと後だった・・・。
ナイフを振上げ、中に入ると、そこはモニター室の様だった・・。狭い訳ではない。中ぐらいの広さだ・・・
「ホウ・・生きていたか。レオン・S・ケネディ。」
「!!」
声がした方に目を向けると、黒い回転椅子が回り、顔を出したのは・・・
「これでもう終わりにする・・・ホーネス・ジョルーカー!」
奴が、微妙に微笑んだ。

175偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:36:58 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (46)ホーネス・ジョルーカー〜

ホーネスは、相変わらずその頼り無さ気な雰囲気を漂わせていた・・・
「フン・・・仲間を見捨てて此処まで来たか?」
奴が、非常に腹の立つ口調で聞いて来た。どうやらモニターで俺達の行動を監視していたらしい・・。
「お前に言われたくは無い・・・俺は仲間を信じて此処まで来た。それに・・仲間が行けと言っているのに動かないのは、無礼だろう!」
普通のナイフを奴の腹に向けて放つ。だが・・奴は動かない。不意に、奴の左手が動いた。
「この程度のスピード・・遅過ぎr」
タタタタタ!
ステアーが、奴の脚を捕らえた。残念だが、暫くそこに座って貰う・・・。ホーネスは、唸っていた。
「流石に不意を疲れたって所か・・?」
「フン・・大統領には無礼を働くと言うのか?」
「お前みたいな奴に何故気を使わなければならない?・・・アンブレラの目的は何だ?お前は何故手を貸す?」
奴が、地面に倒れながら苦笑して来た・・・。
「その程度の事か・・アンブレラの目的は知らんが、俺が手を貸す理由は教えてやろう・・・」
俺はホーネスに近づき、その場に座り込んだ。

・・・人間程、この世で低脳な生物は居ないと、私は考える・・・。古代と呼ばれる頃の人間は、未だマシだった。だが、人間は進化の過程と言う言い訳の中で、地球を食い潰す知恵を蓄えて来た。だからこそ、本来はある筈の無かった環境問題も、今実際に起こっている。時には他の種族を絶滅させ、時には本来同じ筈の人間を殺す・・。正に、現代の殺戮マシーンだ!人は、夢と言う下らない物を持つ。それは、現実とのギャップを感じさせて、虚しさを倍増させる。
人間の、「情」だ。情は時に人の判断を誤らせ、時に悲惨さを物語る・・・人間は、夢を見過ぎている・・・。
私は、そんな人間の愚かさを常に呪って来た!この様な種類の生物に生まれて来た事を、後悔した!アンブレラは、同じ種同士が争い合う様な世界を造らない、そんな事を感じさせる・・私が望んでいた、本当の神だ!私は、自分の夢を叶える為に、アンブレラに手を貸す・・・

人間を、此処まで否定できるとはな・・・
「まるで、自分は人間なんかよりも遥かに上だ!とでも言いたそうだな・・」
「フン・・言っただろう。人間程低脳な生物は居ないと!・・私を如何する?」
・・・俺は出来ればお前を殺したい。この手で・・、一思いに・・だが、考えはある。
「アンブレラの存在を公表しろ。そして、壊滅へ手を貸せ。」
「つまりは・・・内部告発をしろ、と言う事か?」
そう言う事になるな。
「フ・・フフ、私がわざわざ目的を崩す様な事をすると?答はnoだ!」
そうか・・じゃあ、最終手段だ。
「ホーネス、俺は、クラウザーからお前と、アルバート・ウェスカーの関与を示す書類のコピーを何枚も受け取った。俺はそれを・・公表する!それに、今回の出来事を収録したカセットテープを添えてな!」
ホーネスは、暫く黙っていた。だが、突然狂った様に笑い出した。
「そうか・・・判った!貴様を殺してそのテープを奪い返すしかないな!」
何時の間にか、部屋から吹っ飛ばされた。ドアを突き破り、無理矢理に、更にでかい部屋に押し込まれた。何とか立ち上がり、ホーネスを探す。すると、奴は立ち上がっていた。ステアーの弾を膝に喰らったのに。
「クソ・・やはりB・O・W化できるウイルスを身体に注入していたか!」
奴の両腕が、異様に膨張し、両腕から爪が急速に伸びて行った。身体はその小柄なスーツを引裂いて、左胸に巨大な心臓を覗かせた。背中からは触手が派生して、身体は岩肌の様な装甲に包まれた。まるで、双翼の悪魔の様な風貌だ。
奴は両手を交差させ、暫く止まってた後に、咆哮した・・・。現アメリカ合衆国大統領、ホーネス・ジョルーカーは
傘の、単なる生物兵器へと姿を変えて行った・・・。ゆっくりと、近づいて来る。
「レオン・S・ケネディ・・キサマハナンノタメニタタカウ!?」
奴が、その醜い口を開き聞いて来た。
「お前は人間を否定したが、人間は愚行の為に進化したのではない!人は、暖かい光を求め、それを手に入れる為に進化して来た!確かに愚かな所もある。だが、脆くて儚いからこそ、美しさがある。俺は、それを護る為、何より自分の意思で戦っている!だからこそ、ホーネス!貴様を倒す!」

176偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:38:11 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (47)俺は・・・〜

周りは、殺風景な茶色の部屋だ・・戦闘開始だ。
クラウザーのナイフを左手に逆手の状態で、俺のナイフを右手に上向きの状態で構えた。俺の射程範囲に入ったら何時でも撃ち落す積もりで神経を集中した・・奴はゆっくりと近づいてくる。・・いや、風を感じた。そして・・何時の間にか壁に突きつけられている。・・・何てパワーだ・・。体の感覚が戻って来たら、腹に妙な感覚が奔った。どうやら、爪で腹をぶち抜かれたらしい。口の中に、血の味が広がる・・・。堪らず吐き出せば案の定血だった。背中にも痛みが奔る・・呼吸が苦しくなる。力が抜けて行った・・。
「タダノニンゲンノキリョクガ、ドコマデモツカナ?」
怪物になっても相変わらず腹の立つ口調だ・・。左手を振上げて、心臓に向けて叩きつける。奴の動きが止まり、右腕も振り下ろす。奴が苦悶の表情を浮かべて右腕を押さえた。俺は開放されたから、足を引きずり横を抜けた。奴の右腕は・・・手首から先が消えていた。俺が切り落したからだ。それに、奴の動きが鈍くなったのも、心臓を− 200℃の冷気で冷されたからだ。心臓にクラウザーのナイフが刺さったままだから、暫くはもつだろう・・。ナイフを左手に持ち替えて、右手で腹を探る。皮膚の損傷が激しく、出血も酷い。臓器は奇跡的に無事な様だった。腸は引き裂かれていたが、何とか戦えそうだった。ナイフをしまい、キャリコに持ち替える。目標は奴の左胸、心臓だ。火を噴かせる・・・。
ホーネスは吹っ飛んで、俺がさっき叩きつけられた壁に自らの身を叩きつけるとは、何て皮肉な事だろうか。俺は銃を1回転させてホルスターに仕舞い込んだ。口笛を軽く吹き、ナイフを逆手に持って歩き出した。この手で確実に止めを刺す為に近づいたのは言うまでもあるまい。ホーネスは動かない・・・。残り、5m位の位置に着いた時だった。
――奴の左腕が少し動いた。勘で、バックステップ。奴の爪が空を切った。再びキャリコに持ち替える・・・。
「やはりこの程度じゃくたばらんか・・!?」
「ワタシニチュウニュウサレタウイルスヲナメナイデホシイナ・・t-ウイルスト、ソノハセイガタ・・t-ベロニカヲヒトツノサイボウニキョウセイサセテ、
ソノイデンシソシキヲチュウシュツシタモノヲワタシノイデンシニ“クワエル”。ソシタラ・・クッキョウナB・O・Wノカンセイダ。ワタシノカイフクリョクヲナメルナ・・!」
そう言うと、奴の右腕から糸を引く液体が出て来た。切り口から・・ドロっとした物が出た。それは、形を形成して行く・・右手だ。俺が斬った筈の右手が、ローションまみれで復活していた。奴は手の開閉を繰り返す。それは・・さも自分が健康をだと言う事を示す様に宛てつけてだ。やはり腹が立つ・・・。非常に。
「随分と、健康的な様で。」
「・・ゴシンパイドウモ!」
奴が声を荒げた・・来るな。右へ転がる。隙間からの、狭い視界でも充分に影が通るのは見えた。俺の後ろを素通りだな・・。足を曲げて、飛び出す。左足を前に突き出して、跳躍。右足で奴の脇腹を捉えてから、1回転。左足で奴の顔を前から押さえる。右足を肩に乗せて、心臓に刺さったクラウザーのナイフを引き抜く。俺のナイフをホーネスの首に宛がう。強く握ってな・・・。
「流石に貴様も、首は回復出来ないだろう!終わりだ・・!」
奴の顎から掬い上げる様に斬る。宙に浮いた首にナイフを中てる(あてる)。首は、 蒸 発 の2文字に相応しく、消え去った・・・・。ホーネスの爪が来る前に、離れる。土産がてら、クラウザーのナイフを首の切り口に突き立てる。そして右足での、バックキック。ホーネスの、馬鹿でかい図体がこれまた馬鹿でかい音を立てて倒れた。
「終わりだな。」
俺はホーネスの遺体に背中を向けた。やはり・・終わりは呆気無い物だ。ハニガン・・・仇は、取ったぜ・・

177偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:38:50 ID:???
(続き)
ガクン。
「・・・・」
振動が来て、背中に痛みが奔る。俺の脚が宙に浮き、血が滴る。未だだったのか・・
「ホ・・ホォォォォォネスゥゥウ!」
下に目をやれば、腹から爪が生えていた・・。
「アマインダヨ!」
猛烈な吐き気に誘われる。ホーネスが俺を揺らしている・・堪らずに、口に広がった物を吐き出す。今度は意識が薄まって行く・・・此処までか。
「(良く・・・もったな。)」
此処まで、よくもった。もう、腕がだらしなく垂れ下がった・・。
―――――ダンナァァァァア!!――――
「!!」
もう殆ど、盲目になりかけていたが、今、鮮明に景色が見える。この声は・・・ブラウンか・・。
そうだった。俺は・・・独りじゃないんだ。仲間が居るんだった・・・
 光 が ・ ・ 見 え た 。

178偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:39:40 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (48)最期〜

「オイ・・嘘だろう?」
ダンナの出血が酷いのは見た瞬間に判る。俺が見た限り、腸が完璧に引き裂かれている・・・。だが、何よりも、ホーネスの姿が異常だった。奴は、俺が見た合衆国の極秘資料とやらに書いてあった、バイオハザードの項目で見た、
B・O・W・・タイラント、その物だ!・・・イヤ、酷似点はある。だが、体の色が違う。更に、デカさが違う!通常のタイラントは大体1.9mだが・・・コイツは、2.5・・イヤ、もっとあるかも知れない。巨大なんだ・・・。
「く・・クソ!ダンナを離せ!」
RPG を構え、トリガーを引く。ダンナに当たらない様、爆風でダメージを与える様にしてだ。ホーネスは、その場に倒れた。ダンナはナイフでホーネスの腕を切り落した。ダンナを担いで、俺はホーネスにもう一度RPGを放った。奴は暫く、のた打ち回った後、動かなくなった。ダンナを介抱する・・・
「う・・・・ブラ・・ウ・・ンか?」
「ダンナ・・こりゃ、酷いな・・」
ダンナは軽く苦笑して見せた。血塗れなのに笑っているとは、相変わらずひょうきんっぷりは変わっていない様だった。
「で・・俺・・今、どうなっている?」
「・・・正に、瀕死だ。臓器の損傷がこれまた酷い。腸は・・殆ど原型を留めていない。」
「で・・応急処置は出来るのか・・?」
どうしても、暫く黙ってしまう。答えは・・無理だ。止血のし様が無い。もう死んでもおかしくない程の肉体の損傷の中、意識を保ってる事さえ奇跡に等しかった。如何すれば良いか、判らずに俺は口を開けなかった・・・。
ダンナが先に口を開いた。
「無・・理・・なのか?」
軽く頷く。ダンナを地面に寝かせた。
「ダンナ、喋り過ぎだ。出血が酷すぎる・・。もって、12分だ。きっかり、12分。」
「そうか・・・。じゃあ、仕方が無いな・・。」
ダンナは壁に手をついて立ち上がった。


体の中で、渦巻きが発生した様な気分だ。既に一生分の傷を負った気がする・・。膝が震えるが、何とか身体を支える。
何処が上で、何処が下か、もうよく分からない・・・。だが、サイドパックの位置は判る。手探りで探し当てた。手に力が入らない事から、小刻みに震えているのか?目も見えない。ブラウンの名前を呼んで、握っている物を渡す。
「この、注射器は?」
「サ・・ドラーから・・渡された・・プラーガ・・」
一息吐く。だが、俺の身体に酸素を運ぶ血液は止め処無く流れていたから、殆ど空気を吸った感覚は無かった。
「コレを・・注射をすれば・・・俺は、蘇生出来る。ルイスと・・同じ状態に・・なる。」
ブラウンは、驚愕した様だ。もはや、耳さえ聞えない状態だが、それでも、何とか生きていた。
「た・・のんだ・・ぜ。」
身体に衝撃が奔った。此処までか・・・。結構、此処までの人生、結構楽しかったな・・・。


俺は頭を整理出来なかった。ダンナは俺にプラーガの入った注射器を渡した。そして・・地面に倒れた。首に手を触れる。未だ、生温かかった。だが、生きてる者特有の鼓動は感じられなかった・・・。頭の中の計算機が理解に苦しむ結果を発表した。
「ダンナ・・、ダンナァァァァア」
叫んでも、空気の静けさと、何かが蠢く音が応えた。今迄、形式的に死んだとされる事はあっても、その命を失う事は無かった。悪運の強さを誰にも誇れる様だった・・・だが、その生命は消えた。膝をつき、骸の傍に佇んだ。
右手に目をやると、渡された注射器が一つ。コレを打てば、ダンナは蘇生すると言う・・・迷いは、特に無かった。
左手に針を刺す、死後硬直が始まる前に始まる前に注射器の突起を押し出す。中の、紫の液体が、ダンナの身体に染み込んで行った・・・。注射器を捨てると、音がした。水の中で魚が身体をうねらせている様な音だ。振り返ると、ホーネスが、立ち上がっていた。左腕は、丸々無くなっていたが粘液が出ていた。もうダメージは無さそうだった。
「ケネディハシンダガ・・・」
RPGを構える。・・・今此処で、奴を殴れると思うと、軽く歓喜出来た。俺の今の役目は、時間を徹底的に時間を稼ぐ事だ。出来れば、奴を殺す事・・・。トリガーを引き、空気弾を5連射。奴の身体は吹っ飛ばされた。
「再生中に、悪かったな・・・。」
皮肉をたっぷりと込めて、もう一度トリガーを引いた。

179偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:40:59 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (49)復活〜

轟音が5回鳴り響く。もはや、爆煙でホーネスが死んでいるかどうかも判らない。レミトンに持ち替え、様子を覗きに行く。まだ生きていたら、確実に殺す。散弾で、徹底的に身体を引き裂かせて貰う。歩いて行けば、血溜まりが広がっていた。辺りには、肉片が飛び散っている。中でも、一際大きい肉片に顔が在った。それは、心臓から上が残った物だった。レミトンの銃口を、近づける。ホーネスが口を開いた。
「ココマデソンショウガヒドイトハ・・ジカンガカカル。サイセイニハ、ナガイジカンガ・・。」
「俺がそこまでお前を放って置くと思うか?ここで貴様を殺す。」
ホーネスが苦々しく笑って来た。
「ココデ、ワタシヲコロシテモ、アンブレラハ、シカクヲオクル。・・キサマヲコロスタメニ!」
ここで、ホーネスが一息吐いた。
「イイコトヲオシエテヤロウ。ワタシハ、アルニンゲンノ・・クローンダ。ワタシガウマレテキタコトニヨッテ・・アンブレラノクローンギジュツガカクテイシタ。ダガ、ワタシノノウリョクハホンタイヨリモ、ハルカニヒククナルトイウケッカニナッタガナ・・『クリーナー』ハ、クローンギジュツノ、サイセンタンダ。ワタシト、ホトンドノウリョクハカワッテイナイ・・。カクゴシテオケ、キサマラニ、ショウリハナi」
レミトンの銃口から煙が出ている。ホーネスの顔は、散弾で完璧に引き裂かれている。ダンナの遺体並みに、醜い骸となって、ホーネスは事切れた。
「クローンか・・所詮人形でしかないのか。お前は黙っとけ。」
ポンプアクションを行い、横目で遺体を監視する。もう、再生はさせない。蘇った瞬間にRPG-7を喰らわしてやる。完璧に 焼 き 尽 く す 。
だが、ホーネスが再生する事は無かった。ダンナの下に駆け寄る。ダンナがどうなっているか気掛かりだった。真紅に染まった壁の元へ駆け寄る。
ダンナは、相変わらず死んだ時の状態のままで倒れていた。周りの物も変わっていない。首に触れても、脈は感じられない。生きてる物特有の鼓動は無い。暫くしてもダンナは起きなかった。
――本当に大丈夫だったのか?――
そんな考えが頭に浮かんだ。確かにルイス達はダンナの身体に打ち込まれた物の力で蘇った。だが、それはサドラーが行った。俺は奇生体への知識も無い。人間の体の事もたまに判らなくなる、二流の医者だ。注射だって規定の所に、規定通りに注射しただけだった。プラーガなんて知らん・・だが、待つしかない。目覚めるのを・・・
「!!」
階段を下りてくる音がした。此処からでは、ドアの奥はよく見えない・・。人数は一人ではない・・。
仲間か、クローンの大軍か?RPGを再び構える。人影が、扉から出て来た。
「う・・撃つな。俺だよ・・兄貴。」
RPG をしまう。俺の弟・・ルイス・セラが傷だらけで扉から出て来た。エイダ達も・・・後に続いて、組織の人間達が負傷して、歩いて来た。・・勝ったんだな。マイクが、レオンの方を見て、俺の眼を見た。右手の親指を立て、前に突き出す。全員がホッとした表情で、へたり込んだ。

180偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:41:36 ID:???
(続き)
ルイスから聞いた話では、かなり苦労した様だ。クリーナーは増える事は無かったが、一体一体の強さが増して行ったらしい。クリーナーがクローンだと言う事を話すと、個体数が減ると、能力が増える事になったのかも知れないと言う事で意見は纏まった。簡単に言えば100人中1人減れば、残りの99人に1人の力 ×0.01が加算される事になる。
組織の人間も大半が死んだらしい。生き残ったのは、僅か8人だそうだ。
「レオンは・・如何したんだ?」
考察に耽っていたら、ルイスが聞いて来た。ここでは・・真実を話すべきだろうか?レオンは一度死んだ。体にプラーガを打ち込まれ、今も昏睡状態(と呼べるかどうか判らないが。)だ。迷っているのに、口は開いた・・・。
「ダンナは・・」
轟音が響いた。振り返り、眼に飛び込んで来たのは上半身だけの、人間の姿のジョルーカーが、壁のスイッチを押している。轟音の元は、壁が開く音だ。中から出て来たのは、「教団事件」の、巨人だ。青白い肌の色、やけにデカい頭部、そして、身体の所々に見える機械・・・奴は、生物機械だ。サイボーグ・・。
「サイボーグ化された巨人・・今回は“サイボーグ”って単語を良く聞くわ!」
エイダが嘆いてる。ホーネスが勝ち誇ったように言った。
「彼が手酷く私を損傷させたのでね・・人間の姿でこの短時間、回復出来たのは、上半身だけだった。だが、それでも、兵器を呼び起こせる事に不自由はしない!」
巨人から出た触手が、奴を口の部分へ導く。奴は笑いながら、取り込まれた。
『ハッハッハァ!君達は、ボステムの名が架空の物だと思っている様だが、既にボステムは完成していた!』
ホーネスの笑い声が聞える。
「全く、五月蝿い声だな・・」
懐かしい声が聞えた。どうやらプラーガは無事に効いたみたいだな・・

181偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:43:05 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (50)ファイナルバトル〜

首を回し、神経を解す。この3日間、眠れても仮眠だったが漸くぐっすりと眠る事が出来た。肩を回して、自分の体力が最大限に回復している事が、俺へのモーニングプレゼントである事を確かに感じられた。そして深呼吸・・今迄で、最高の目覚めだ。
「プラーガは無事に効いたみたいだな、ダンナ!」
ブラウンが近づいて来た。右手を振って応えようとしたが、ブラウンの予定は違った様だ。アメリカ風の挨拶・・ブラウンは両手を広げて近づいて来た。サッと交わして、皆を見る。曇り一家の連中も何人か目立つ。此処まで、全員で協力して来たのだろう。中には・・教官の顔が見えた。
『ケネディ、生き返った様だな!生き返ったすぐ後に潰してやる!』
「教団事件」の時の巨人、確かエルヒガンデと言ったか・・。その中から、ホーネスの声がした。
「ありゃ何だ!?」
「・・・メタルギア。」
エイダが答えた。メタルギアって・・ゲームである、核搭載二足歩行戦車だったよな・・ん?ゲーム!?
「メタルギアって・・本当か?」
エイダは無表情に言った。
「冗談。」
まあ、確かに似てない事は無い。それにしても、彼女がTVゲームをやるとは、意外だ・・。
「奴の名前はボステム。ホーネスが奴に吸収されたわ。」
見上げると、ボステムは鈍く輝る装甲を所々に纏っている。右手は、長い棒が伸びている。そして、左手は異様に太い様に見える。背中には、ポッドが見える・・ミサイルを収容している様だ。足の部分は、普通のエルヒガンデとは比べ物にならない程太く、強固そうにこれまた装甲で覆われている。・・弱点は中々見当たらない。
『さあ、アンブレラの技術を見せてやる!』
長い棒が回った・・聞いた事のある音だ。これは、ガトリングの、回転音だ。
「全員散らばれ!」
俺の声が、終るか終らないかの内に、長い棒から弾は吐き出されて行った・・跳躍すれば、あっという間に奴の高さまで辿り着いた。弾は俺等を捕らえる事は無く、空を切って行った・・・・
クラウザーのナイフを奴の額へ向けて放つ。僅かにナイフは刺さった。殺す事は出来なくても、動きを一定時間止める事は可能だ。予想通り奴の動きは鈍行になって来た。ステアーを、奴の目に向けて発砲する。顔は片目が機械・・スコープと呼ぶべきか?恐らくあそこから外部の情報を得ているのだろう。.40SW弾での破壊は望めなかった。
「幾ら改造生物と言えども、怯まない事は無いだろう!・・早めに終らせる。」
奴の右目が装甲化されているから、左目を狙う。白目を剥いてるその面に、弾を集中させる。ステアーは弾速が速いのが特徴だから、あっという間に弾倉は空になった。予備の弾倉をセットし、地面に降り立った。顔を上げると・・
派手な機械音を上げ、ボステムはいかにも「俺は健康だ」と言う風に両手を動かして見せた。
『甘いぞ、ケネディ!ボステムをその程度で破壊出来ると思うな!通常のエルヒガンデ等、紙に等しい程の強固さをボステムは誇っている!装甲が無い部分でだ!この兵器は、操縦者の頭に触手を入れ、操縦者の思い通りに動くんだ!』
ボステムが左手にジャンケンの動きをさせている。その後もボステムが自慢気に動きを続けていたのは言うまでも無い。
ここでは省略する事にしてもらう。

182偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:44:14 ID:???
(続き)
「レオン、お前すげえ跳躍力だな。」
マイクが話しかけて来る。当然だ。プラーガの力で再生したのだから。彼にその事を伝えようとしたら、ブラウンが突然割って入って来て、適当に茶化して、俺に耳打ちして来た。
「(ダンナ、プラーガの事は秘密に!)」
「(何故だ!)」
「(此処で言ったら全員が集中できないのは目に見える。厄介事は御免だ。)」
「(成程・・了解!)」
俺達は再び戦闘に戻る事にした。確か、ホーネス曰く奴は普通の箇所で既に戦車以上の硬さを誇っていると言う。RPGでは、然程望めそうには無い硬さだ。奴に決定的なダメージを与える箇所を探さなければならない。見た限りでは、そんな所、何処にも・・
―――右腕の付け根よ!―――
「え?」
今、ハニガンの声が聞えた様な気が・・
「右腕の付け根!そこを攻撃すれば、腕が千切れ、内部へ向けての攻撃が出来る!」
!間違い無い、彼女だ!扉を見ると、血だらけの女が叫んでいる。既に瀕死だ。
「ハニガン・・」
「さあ、レオン。やりなさい。こんな化け物、早く潰す事が良いに決まっている・・!」
彼女はその場に倒れた。ハニガン、此処まで・・
『生きていたか。icpoに入れてやっただけでコロコロ信用して・・屑は屑だな。』
「!!・・軽口を叩けるのも、そこまでだ。・・右手に集中射撃を!!」
それぞれの、轟音が鳴り響いた・・・・

183偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:46:17 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (51)ファイナルバトル〜

ファイヤーナイフを奴の右腕に向けて放つ。ナイフは右腕の付け根に吸い込まれた。それに続く様に弾丸が付け根に当たって行く。奴が悶え苦しむ様に、後退した。ボステムとの戦闘が始まって30分程だったが、決着はあっさり着くかと思えた。
「終ったな・・」
誰かが呟いた。実際に奴は左手で右肩辺りを押さえている。腕はブラウンのRPGの影響で爆煙が上がっている。俺のナイフの効果もあってか、強度は弱まっている筈だ。爆煙が晴れた・・・
――奴が、咆えた。そして、右腕の物を天井に向けて連射している。ダメージは・・望めそうに無い。
「クソッ!」
『良い狙いだが、甘いぞ!』
ボステムがその右足を振上げた。狙いは・・・俺だ。影が俺に伸びた。避ける事は駄目そうだ。早い・・・
『地獄に落ちるが良い!』
両腕を交差させ、上に向ける。重量は想像がつかないが、今の俺の力で、何とか抵抗しようとした。ついつい目を瞑ってしまうのは悪い癖だと自重する。だが、この時閉じられかけている視界の隅に、誰かが此方に来たと言う事を、俺自身は知る由も無かった・・・。
・・・俺の腕に衝撃が奔る事は無かった。ゆっくりと目を開けると、目の前に見覚えのある背中が在った。左腕は通常通り、人間の腕だ。アーチェリーを背負っていて、オールバックの、黄色い髪の毛・・・
「クラウザーッ!?」
決して表の世界に出る事は無いと宣言した男が、そこには居た。奴が後ろを振り返り、笑いかけて来た。
「早く離れた方が良いんじゃないか?友よ。」
クラウザーの言葉で我に返り、飛び退いた。俺と別れた時と左腕以外全く変わっていない。地面に奴の脚がめり込んでいる。それ程の加圧を受けとめ、会話を出来るとは・・・かなり辛い筈だ。
「お前・・表には出ないんじゃなかったのか?」
「フン、部下が闘っているってのに首領が闘わない訳には行かないだろう!」
クラウザーが左腕から奇生体を開放し、奴の足に腕を突き刺した。奴は苦しみ、足を上げた。クラウザーはその場から跳躍し、右腕に向けて背中のアーチェリーを放った。3本の矢が奴の腕に見える。戦車以上の装甲を唯の矢で貫くとは・・・ボステムが苦しんで後退した。右腕のガトリングに火を噴かせているが天井に無意味に向けられているから唯この地下室の天井に穴を開けているだけだった。クラウザーが此方に向かって来た・・・。曇り一家の連中がこっちに向かって来た。
「ミスター・・残るんじゃ無かったのか?」
「ああ、悪い。アレは嘘だったんだ。」
クラウザーは自分の行った事を連中に説明した。面々を見ると、あの筋肉ダルマ、ローデス、教官とあの餓鬼。後数人、知らない奴が居た・・。
「基本的に一回死んだ人員が生き残った様だな。死んだのには、もう懲り懲りって所か?」
全員が沈黙・・冗談にしてはキツ過ぎるから当然だろうな。
『ジャック・クラウザー・・貴様も死に損無いだな!』
ホーネスの声が聞えた。どうやらダメージからは回復した様だ。再び此方に歩み寄って来る。

184偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:47:14 ID:???
(続き)
『フン、クローン人間の元祖が最新型に勝てると思うかぁ?』
「!?」
クローン・・・?どう言う意味だ?
『ケネディ、良い事を教えてやろう!貴様の相棒は・・「切裂きジャック」の子孫なんだよ!』
「何ッ!?」
『アンブレラは、既に切裂きジャックの遺体を回収していたのだよ!殺人鬼の遺伝子、思考をB・O・Wの遺伝子に加えると如何なるか?その結果は、ある程度の知能を得る程度だった・・だが、そこからクローン開発への糸口が見つかった。実験は何度も失敗した・・・。だが、その中で、ある程度の知能を有し、身体の機能も申し分無い、マシな例が出た。』
「それが、クラウザーって所か?」
『その通りだ。アンブレラはそいつの記憶を抹消し、アメリカの特務機関に潜り込ませた。そいつは、見事に上出来な結果を残してくれたよ、・・失敗作にしてはな!』
「・・・」
口を開く物は誰も居なかった。当然だ。曇り一家の連中は、自分達のリーダーが存在した事で、目の前の敵が完成したんだからな。
――含み笑い特有の音が聞えて来た・・・。音の発信源は、 ク ラ ウ ザ ー だった。
「クラウザー、何が可笑しい?」
クラウザーは笑いによって、応え難そうだったが、口を開いた。
「イヤな、俺のせいであんな馬鹿が生まれたとはな・・ 笑 え て 堪 ら な い ん だ よ 。」
「でも・・お前、人間じゃないんだぞ。」
「それが何なんだ?俺は一時期ではあるが、友人だって出来たんだ。実質人間じゃなくても、本人の思い様だ。」
「!!・・そうだな、その通りだ・・。さあ、あの馬鹿野郎に一杯喰わせてやろうか、 相 棒 。」
「ああ、 友 よ !」

185偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:47:47 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (52)ファイナルバトル〜

クラウザーが跳躍し、左手を伸ばす。奇生体を開放してボステム全体を包み込んで、閉じた。奴の動きは全くと言って良い程カットされた。俺も跳躍し、クラウザーのナイフ、俺のナイフを回収した。そして、俺自身のナイフをボステムの右肩に振り下ろする。強く握り、ナイフの刃が折れない様に力を調節しつつ、最大限の熱で右腕を 叩 き 落 す。
だが、奴の腕はこの程度では傷が多少付いただけで、ダメージは殆ど望めなかった。
「チッ!ダメージ無しかよ!」
クラウザーが悪態を吐く。それと同時に俺の足場が揺れた。奇生体の束縛が解かれ、奴が再び動き出した。俺はその場から飛び退き、地面に手を突いた。クラウザーが再びアーチェリーを取り出した。立て続けに6本の矢を顔に向けて放つ。
目で追えば、ボステムの顔に棒が突き立っていた。少し遅れて奴が後退する。跳躍し、同じく顔に降り立った。手近な箇所の矢を掴み、左右にグラつかせる。穴が、僅かだが広がった。そこにファイヤーナイフを突き立てる。やはり、戦車程度の硬さだと、2000℃の熱気では防げない。右腕の材質は見た所合金の様だがどの様な金属を混ぜ合わせたのかは不明だ。だが、此処は戦車に毛が生えた程度の硬さだ。此処を溶かせる自信はある。“急がば回れ”だ。
「右腕を落す事が出来なければ、頭を直接攻めさせて貰う!」
左手で、ナイフの柄を押し込む。手ごたえ、アリだ。ナイフが少し進んだ。更に力を加える。案の定、ナイフはあっという間に鞘の部分まで進んだ。両手で柄を握り、下に引き摺り下ろした。足場は、奴の額だったが、重力に任せる為に、足を後ろ側に振上げる。身体に重力がかかり、鼻の下にある装甲まで、奴の顔に一直線の刻印が刻まれた。装甲に沿わせて、左に動かす。左手を装甲に突き立て自らの身体を左にずらして、真っ直ぐに腕を伸ばし、最後に上に上げ、身体を捩らせて左足で装甲を思いっきり蹴り出す。地面が顔面に迫る中、前転する。体勢を立て直し、振り返る。奴は左手を顔面に覆い、暫く動かないでいた。以前とは違い、かなり大ダメージが望めた。中からホーネスの呻き声が聞こえた。
『脳に触手を入れられると、自分の思い通りに動かせる。だが、・・受けたダメージは、私のダメージにもなる。
――さっきRPGを喰らった時とは、比べ物にならない痛みだ・・・。』
そりゃそうだろうな。身体を吹っ飛ばされれば、痛点が感じ取れる許容量の限界を一瞬で超えるのだから。だが、脳に損傷を与えずにその外側を斬られれば、痛点の許容量を越えずに、激しい痛みだけが脳に伝わる。身体、精神、共に大ダメージは必然だろう。
『・・・もう、徹底的に潰してやる!』
ホーネスがほざいたと同時に、背中のポッドが開き、ミサイルが5本程、降って来た。回避しようとするが、嫌な回転音と共に素早い弾が地面を這って迫って来た。
「レオンッ!」
クラウザーが右手を出して来た。偶然持っていた1セント玉を置くとクラウザーは手にパームして違う!と言って来た。
「俺が渡せと言ったのは、元俺のナイフだ!」
でも、ナイフを渡せとは言ってないし、俺が渡した1セントをコッソリ手持ちにしたじゃないか・・でも、話がややこしくなるのは明らかだったから黙ってる事にした。ナイフを渡すと、クラウザーはナイフを盾にして、ボステムに徐々に近づいていった。俺は仲間をミサイルから護る様にして、クラウザーの行く末を見ていた。彼は俺が行った様に、奴の右腕に向けてナイフを振り下ろした。唯、違ったのは俺が付けた傷に重ねる様に、振り下ろした事だった。刺さったナイフを、クラウザーは終始柄を握り、じっくりと冷している様だった。ボステムは、殆ど抵抗しなかった、イヤ、出来なかった。ミサイルで右肩ごと吹っ飛ばしたとしても、避けられる可能性が大きいし、自らの身をわざわざ壊すなんて事は必要無い。奴の身体に、薄っすらと氷が張り始めた頃だった・・・。とっくに奴は動けない。寿命が徐々に縮んでいる様で、軽くいたたまれなかった。2、3分経った頃だろうか?クラウザーが離れた。そして、左手を伸ばす。
以前闘った時は、剣の様だったが、今度は、腕から大木の根が、縦に狭まった様な形だった。それは徐々に根同士が絡まり合い、巨大な剣を構成して行った・・・それが、ボステムの右肩に、振り下ろされた。剣が、肩に少し入った様に見えた・・・・。

186偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:48:24 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (53)ファイナルバトル〜

ホーネスの叫びが聞える。殆ど叫び声だったが、途中からそれはハッキリとした英語となった。
『クソ!や・・止めろ!これ以上の痛みは・・堪忍してくれ!』
唯の命乞いと理解できた瞬間、笑えるが笑えないと言う感情も理解できた。クラウザーも攻撃の手を緩める気配は無い。
「今迄、散々傍若無人に振舞って来たのにそれが最後の叫びとは・・情けないぞ、ホーネス!」
奴の下らない命乞いには、勿体無い返事だと感じる。もうこの事件にはウンザリだ。ボステムの右肩はもう既に蓮切り状態だ。斬れるのも、時間の問題だ。切り口に、ステアーを浴びせる。次の敵が来るなんて考えもせず、トリガーを引き続ける。弾倉が空になれば、振り落とす様に捨て、予備の物を半ば強引に押し込む。残りは25個程度、これなら、充分だろう。他の連中も思い出した様にそれぞれの武器に火を噴かせている。ブラウンは未だ武器を温存している。
ローデスは、背後に回りこんで、自分の両腕を一思いに突き刺している。両腕が剣の奴も、剣を奇生体に重ねる様に斬り付けている。矢も何本か肩口に見えている。あの餓鬼の物だ。剣の奴、ローデス、餓鬼以外は全員飛び道具だ。中にはカラシニコフを両手で扱い、フルオートと言う暴挙に出ている奴もいる。命中精度が悪いのに好んで愛用するとは・・
「アレは、見た所銃口が上方に向かうベクトルね。しかも改造型、直銃床にすれば解消される。」
エイダから銃のうんちくを聞かされる。彼女の言いたい事は、腕を徹底的に鍛えれば、カラシニコフはコントロールを完璧に出来ると言う事らしい。確かに、腕の中に鉄棒を入れて、胴体の所で固定すれば、出来そうだ。一生腕を曲げる事は出来んがな。金属音がした。奴の右肩が、ほぼ別れていた。皮一枚で繋がっていると言うのだろうか?クラウザーは、既に疲労の色が顔には充満していたが、未だ踏ん張っていた。もうすぐだ・・ステアーの引き金を、心なしか強く絞ってしまう。銃弾の威力が上がる訳ではないが、どうしても行わずには居られない・・。軽く自分に疑問を持ちつつ、
リロード。
クラウザーが、軽く微笑んで来た。・・・“もう少しだ”と言う意味なのだろう。微笑み返し、左手を軽く振る。
“さっさとしようぜ”と言う意味だ。クラウザーは軽く微笑み、頷いた。そして、一度跳び上がった。寄生体が、切り口から離れる。空中で一回転。中々イカした回転だ。彼なりに力を入れたのだろう。力強く振り下ろされた奇生体は、右肩を確りと捉えていた。ボステムが、右に傾いた。そして、不自然な方向に曲がった。
―― お約束とも言える沈黙の後、巨大なガトリングが地面に落ちた。砂埃を上げ、盛大にだ。ボステムからは、止め処無く血が流れ出た。ホーネスの叫び声が再び聞えた。もはや、人間の物とは思えないほどの金切り声で、奴は改めて傘の生物兵器でしかないと言う事を感じた。クラウザーは既にボステムから離れていた。後ろを振り返ると、ブラウンがRPGを構えていた。随分と用意の良い奴だ・・。
「さあ、ブラウン・・Game・over(終わり)だ!」
「OK、合点承知だ!」
本当に威勢の良い返事だ。スコープで、右腕の切り口を正確に狙っている事が判る。轟音が鳴り響いた。熱風が俺の元まで靡いて来た。そして、生々しい断面に爆発が起こった。
「Oh・・・」
派手な花火だと感じていたら、ボステムの身体に亀裂が入って行った。そして、熱風が吹いてくる・・・気付けば、壁に叩きつけられていた。奴が居た場所には・・・肉片だ。どうやら派手に散ったらしい。何とか立ち上がると、地響きがした。
「く・・・崩れるぞ!」
誰かが叫んだ。扉を振り返る・・全員が脱出する積もりだ。だが、そこには大統領秘書のマーチス・グランドが立ち塞がっていた。
「き・・貴様等の罪は重いぞ・・殺人に・・不正行為!貴様等・・極刑だ!」
声が震えている。今迄大船に乗った積もりだったのが、一瞬にして崩れたのだから、ある意味当然だ。クラウザーが駆け出して行った。
「ジャック・クラウザー!何をs」
最後まで言わせず、ドロップキックを放つ。マーチスは思いっきり吹っ飛んだ。良く見れば、鼻血を出して間抜けに倒れている。
「“坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”。お前等の方が不正だ、アホ。」

187偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:49:37 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (54)眼〜

クラウザーの奴、随分と清々しい事をしてくれた。ステアーの弾倉は既に尽きていたから、キャリコを装備する。服に付いた砂埃を払い落とす。腹を見ると、破れたジャケット、スウェットが目に入った。『自分は、一度死んだ。』この単語が頭に響いた。『自分は既に人間でない。』と言う事も。幾らこの戦いに勝利する為とは言え人間を捨てるのは後で後悔する。腹の傷はもう塞がっていたが、触れると未だ痛みが奔った。弄る事を止めた時には、殆どこの広間に居なかった。残っていたのは俺とクラウザー、エイダだった。俺をこの世から消す為に送り込まれた傘のスパイ・・・
「レオン!如何した?早く逃げるぞ!」
クラウザーが呼びかけて来た。だが、俺は暫く此処に残らなければならない。もう殆ど忘れかけられていたが、最初から存在した任務だ。・・・決着をつける。
「悪い、休ませてくれ。ホーネスから攻撃を受けた部位が未だ痛くてな・・」
「安心して良い。潰されない内に私が彼を運び出す。」
低く、深みのある声が割り込んで来た。彼女に目をやると、目を背けられた。軽く泣ける。クラウザーは納得したのかその場から離れた。靴の乾いた音が段々と収まって行った・・・。エイダが、口を開いた。その場に座り込んで、顔を上げた・・・。


「漸くチャンスが巡って来た様ね。」
サブレッサー付きのスプリングフィールドをデビット、いえ、レオンの左胸に向ける。彼は、一切の感情を表に出さず、唯銃口を見つめていた。無言の時間が少し流れた。
「撃たないのか?」
「周りに人が居ないか確認しているだけよ。」
嘘だ。本当はトリガーを引けなかっただけだ。いざ、トリガーを引こうとすると指が硬直する。安全装置を再度確認するが当然ながらかかってる分けなかった。手首が震え始め、狙いが点けられなかった。まるでこれでは7年前と同じではないか・・・。あの時の、情に流される様な情けない面はもう捨てた筈だった。
『目の前の男を撃てば終る。』
何回もそう言い聞かせた。でも、手の震えは依然止まらなかった。
――レオンが、立ち上がった。そして銃身を握った。“奪われる”そう感じ、グリップに力を込めるが銃越しに伝わって来る彼の力は私の握力等話にならない量だ・・・。瞼を閉じる。
「やってみろ・・って所か?」
目を開けると、彼は銃口を自分の左胸に押し付けている。その眼は、優しい眼だった・・懐かしい様な気がする・・・
「エイダ?」
そうだ、この眼は知っている・・ジョンの眼と同じだった。私に初めて向けられた、普通の青年の恋人を見る眼。所詮任務の成功を表す物としか当時は思えなかった。今になって思い出すとは・・・体が浮遊感に襲われた。スプリングフィールドが手から滑る。瞼が再び閉じられる・・・。
「!」
背中に、確りと残っている感覚が蘇った。重い瞼を開けると、ぼやけた視界と共に彼の顔が映った。両手はだらしなく垂れ下がっている・・・。
「スパイに涙は必要無いんじゃなかったのか?」
・・・・私の頭の中の何かブレーキの様な物が弾かれた。体勢を立て直し、スプリングフィールドを探す・・・・。
あった、床から掴み上げレオンに構える。彼は軽く意表を突かれた様に後退りした。
「礼を言うわ、貴方のお陰で決心がついた・・。ありがとう、“レオン”。」
彼が、軽めに微笑んで来た。私の目的を成功させるのは貴方達が相応しい様ね・・・。“傘”に囲まれている様では、目的を達成させる事は出来ない。“光”を知る事で、真の力を持つ。いずれ抜けると思ってはいたが、
どうやら時は満ちた様だ・・・


彼女の眼は、自信に満ち溢れている。もう、多少の事では曲がる事は無いだろう・・・。強い女だ。扉へ駆け出し、エイダがついて来ている事を確認する為振り返ると、もう瓦礫が振って来始めた。モニター室を抜け、長い階段を駆け上がる。デジャブのある、脱出の始まりだ・・・ナイフを取り出し、瓦礫に備える。もう、俺達が進んだ直ぐ後を瓦礫がついて来てる様な物だ。だが、必ず脱出してみせる・・スパイ生命をかけてだ。

188偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:50:35 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (55)逃げろ!〜

デカイ扉を開け放つと、光が迸った。眼が眩むが、それよりも脱出だ。転がり出る様に外に飛び出した。ある程度の距離を保ち、その場に座り込む。全員が、安堵した様だ。だが、2人居なかった。
「ク・・クラウザー、ダンナともう1人は?」
「レオンはエイダがついているから問題ない。問題はこの2人だ。」
クラウザーは2人の女を地面に降ろした。片方は金髪のスーツ姿の女だ。丁度鳩尾の辺りから血が流れている。9mm弾で、見事に撃ち抜かれているが、移動途中に撃たれたのだろう。急所は外れている。もう1人は眼鏡をかけていて、茶髪、これまたスーツだ。コイツはさっきボステムの弱点を教えてくれた女だ。こっちの方が重症で、急所が撃ち抜かれている。ルイスが目配せして来る。意味は良く分かる。コートを脱ぎ、サイドパックを取り出す。医療器具を取り出し、広げる。先ずは眼鏡からだ。金髪はあと少し持ちそうだ。茶髪の右手首を触り脈を計る。僅かだが、鼓動を感じた。モルヒネを打ち、メスで切開。この屋外では雑菌をあまり入れない様に最小限に切り開く。必要以上の処置はせず、貫通した後、切開後を縫合、消毒処置をする。後は金髪だ。こっちは中に弾丸が入っていたから取り出させてもらった。あくまでも応急処置、どっかの病院へ運ばなければ死は当然だ。だが、困った事に誰も携帯を持っていない・・
「オイ、アンタ等大丈夫か?」
汚いエンジン音がしたかと思うと、黒人の坊主頭が軽トラから降りて来た。正に“神の救い”って所かな?
「アンタ、携帯電話持ってないか?」
坊主頭は、肩を竦めて微笑し、目当ての物を出した。
「あまり事情は聞かん。・・厄介事には巻き込まれたくないんでね。」
コール音が鳴る中、彼にサムズアップした。


キャリコを振り回し、火を噴かせる。相変わらずお約束の“鼬の最後っ屁”だ。クリーナーは未だ残っていたらしい・・エイダもXDに火を噴かせている。だが、やはり個体数の問題だろう。俺が島で戦った連中とは段違いの力だ。
「最後の精鋭って所かしら!」
実にはきはきとした声が耳に響く。銃口を兵士の頭に向けて引き金を引く。流石に頭は強くないらしい、膝をつき、此方側に倒れて来た。邪魔だったので身体を捩らせて、後ろへ吹っ飛ばす。上手い具合に相手を巻き込んでくれた。
背後から激しい銃声が鳴り響き、クローンの塊に火を点けた。見事に塊の五体が引き裂かれて、こっちに手が飛んで来た。
「良いバックキックね、参考になるわ。」
右腕で叩き落としている間にも低く深みのある声が響いてくる。・・良く喋る様になったか?彼女のイメージに疑問を抱き、再び駆け上がる。
「そっちこそ、良いモン持ってるじゃないか!」
また出て来た一団に飛び込み前転をし、すり抜け際に右腕を振る。鮮血が舞い、肉が地面に叩きつけられる音がする。
口笛を吹き、足を速める。未だ上の“地下室”にすら着いてない。だが、此処は30分と持たないだろう・・・。
――思考に耽っていると、低い呻き声が聞えた。振り返ると、彼女がうずくまっていた。背中の包帯に血が滲んでいる。
「が・・瓦礫に当たった。火傷の箇所に・・」
ブラウンの応急処置に、軽く疑問を感じる。だが、これは本来ぶつける事の出来ない怒りだ。彼に非が無い事は明らかだ。彼女に駆け寄ろうとする。だが、彼女はXDを向けて来た。
「来ないで・・・!7年前も言ったでしょう?貴方に死んでほしくないって!」
彼女の上に破片が降り注ぐ・・・。身体全体で駆け寄る。銃口から弾が吐き出され様とも、関係無い。
「エイダァァ!」
ガラガラガラ・・・・


「なぁ、兄貴・・レオン達、遅くないか?」
「・・・」
無視した訳ではない。唯・・応えたくなかっただけだ。さっき、ホワイトハウスの中で轟音が響いた。建物自体は崩れてないが、中の地下室が崩れてないと言う保証は無い。・・・マイクは此処から少し離れた箇所で車を待っていて、さっき病院に向かった所だ。肩書きは“ホワイトハウスの前に倒れていた2人を偶然発見した通行人”だ。
「まさか・・もう、」
「静かにしろッ!」
俺だって・・俺だって信じたくは無い。だが、妄想と現実は違う。もう、二人が生きてる確率は・・
・・・瓦礫の音がした。振り返ると、見覚えのある金髪が覗いた。
「・・・しっかり、生きてるじゃないか・・。」
全員が、2人の下へ駆け寄った。

THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω〜
    第三章:『THE grand finale』
         終了
To be continued

189偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:51:07 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (56)レオンの処遇〜

〜2006年1月6日:ニューヨークにて〜
所内配給のrecently timesを寝そべって読む。今日も、大して面白いニュースは無く。退屈な日の始まりだな・・。
「デビット・ジョーンズ。所長がお呼びだ。」
・・だるいが、必死に身体を起こす。体中が悲鳴を上げた。今度は何だ・・・・?

まさか、俺が留置所で年を越すとは、ノストラダムスも知る事は無かっただろう。あの事件の2週間後、俺は自宅に踏み込まれた。勿論抵抗はした。(知ってると思うが奇生体の力で俺の体力は格段に上がっていた。そのせいで、余計に始末が悪かった。)だが、人海戦術で捕らえられた。そして逮捕された訳も分からずに、此処にブチ込まれた。約2ヶ月、どんなに退屈だった事か・・・世間ではSilent Nightを合唱し、新年を盛大に祝っているってのに俺は薄暗い個室でずっと硬いベッドで眠る。これ程惨めな奴が、何人も居る事が痛ましくてならない。新聞では、ホーネスが死んだと言う事を大々的に取上げられて、1週間と言う異例なスピードで大統領選が行われたと言う事が記してあった。(無論、悠長な事は一切取り除かれた。だから、民衆は今迄の経験で投票せざるをえなかった。)
次期、大統領は・・・・ ア ン ド リ ュ ー ・ グ ラ ハ ム 。1年前に任務で救出した、アシュリー・グラハム大統領令嬢の、父親だ。

「オイ!しっかり歩け!」
脇を小突かれ、頭がハッキリした。埃が積もった廊下を、見渡す。そう言えば俺は個室から出され、所長に呼び出されたんだったな・・・。自分が、囚人服を着るとは想像しなかったなと言う主旨の思考を巡らしている内に、微妙に光沢のある扉に着いた。所長室だ。
「どうぞ。」
ドアを開けると、太った所長が新聞をデスクに置いた。名は・・recently times、この新聞を愛用していたとは、気が合うかも知れないな。
「新聞は、愛用しているのか?」
「まあな・・文章の書き方が気に入ってな。」
本当に気が合うかも知れないと思ってたら、隣から咳払いが聞えて来た。所長が背筋を伸ばす。必死に笑いを堪えていると、彼から封筒を渡され、顎をしゃくられた。裏を見ても、差出人は書いていない。封を破り、中の物を取り出す。ワープロで打たれた無機質な字が脳に直接衝撃を与えた・・・。

デビット・ジョーンズ、先ずはお前が逮捕された理由について話そう。知っての通り、ホーネスはアンブレラの刺客で、君達に殺された。そして君は手に入れた情報を公開しようとした。だが、そこが合衆国にとって不都合な部分となった。
よく考えて欲しい。君が7年前体験したラクーンシティ壊滅事件、あれで我々はミサイルで町を吹っ飛ばす「滅菌作戦」を決行した。・・・我々は、核を使用した事、生物兵器を作る会社との癒着、これは以前から在ったがホーネスが当選してから最高潮だった。この2つが、非常に不味いタイミングでバレる事になる。だからこそ、君にはそこで暫く過ごしてもらう事にした。なるべく不自由はさせなかった積もりだが、かなり肩身の狭い思いをしたのは想像がつく、改めて、謝罪しよう。此方にも、準備の期間が必要だったのだ。そして・・・時は満ちた。合衆国は、もうどんな打撃も受けない様に、力をつけた。これで、君をそこから出す事が出来る。今迄、世話をかけたな。
話は変わるが、君の処遇だ。君は、合衆国前大統領、ホーネス・ジョルカーを殺害した。だが、君はアンブレラから合衆国を救った。解雇か、昇格か・・・議論の結果、政府は君を、 解 雇 する事にした。諜報員としての関係を、君とは一切切る事にする。そして・・コードネーム、デビット・ジョーンズの 返 却 を要求する。
追伸:返却を終えたら、ホワイトハウスへ寄って欲しい。頼みたい事がある。
アンドリュー・グラハム

手紙から、顔を離すと、所長が紙切れを渡して来た。何処かの住所の様だ・・・。
「市役所への道のりだ。そこで「デビット」と職員に告げれば、返却は成立する。・・良かったな、お前はデビット・ジョーンズから、 レ オ ン ・ S ・ ケ ネ デ ィ に 戻 れ る ん だ 。」
――泣き崩れたのは、囚人服から、私服に着替え、留置所を出てからだった。

190偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:51:48 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (57)イングリッド・ハニガン〜

市役所の前にあるベンチで一服をつく。元の名前に戻るのは案外あっさり終った物だ。留置所からくすねて来たrecently timesを広げ、見過ごしていた箇所を眺める。まだ、何となく何処にも行く気になれなかった。溜息を吐くと、誰かが寄って来たのが分かった。低い、しっかりとした声が響いて来た。
「此処、開いてますか?」
「どうぞ。」
右に寄ると、見覚えのあるスーツ姿が目に入った。・・・・ハニガンだ。新聞を閉じ、その場を立ち去ろうとすると、深みのある声が呼び止めて来た。
「折角の再会って所のなのに無視とは、随分無愛想になった物ね。」
振り返ると、彼女が呆れる様に肩を竦めてる。眼鏡は、再び何処かへ消えていた。
「ハニガン・・眼鏡は?」
「それよりレオン。暇なら同行して欲しい所があるんだけど・・」
ホワイトハウスへ行くんだが、と言う言葉を飲み込み、ついて行く事にした。出所してから1日目、午前8時だ。此処から駅までタクシーで40分程度、そこからアセラ・エクスプレスで約3時間。今から行っても正午までにはあっち(ワシントンD.C.)に着ける。別に急ぎでも無いし、気晴らしにもなるだろうと思っての事だ。だが、決して気晴らしになる事は無かった・・・・彼女がタクシーを拾った。
〜20分後〜
車が止まった。ドアを開けると、見覚えの全く無い場所が目に入った。ハニガンは無言で歩いて行った。そのスピードに戸惑いつつ、車から降りた。少し歩いたら、墓地だった・・・。彼女はその中の墓石に向かって行った。
墓石に刻まれた文字は・・『アリッサ・シャンバイル、1978〜2005』。
「私の後輩よ・・3ヵ月位前に死んだ。ホーネスに撃たれて!」
恐らく、俺に最後の通信を入れた時の事だろう。ハニガンの話では、自分を庇って撃たれ、通信機を渡して来たそうだ。
「本当は私の方が重症だった・・だけど、タッチの差で彼女は間に合わなかった。逆に言えば私はタッチの差で助かったって事。」
「・・・」
何も言えなかった。どう言う風に彼女に接したら良いか?慰めか、如何するか?それが頭の中でグルグル回り続けている。
「・・何故俺を此処に?」
口から滑り出た一言がこの程度の物とは我ながら情けない。彼女が気を悪くする・・
「・・そうね。何で此処に呼んだのかしら・・?御免なさいね、折角の休暇だったのに。」
正確に言えば、俺今無職なんだよな・・・と言う言葉を出せる筈も無く黙っていた。必死にこの場に合う言葉を探す。気の効いたジョークか、雰囲気的な言葉か?
「・・・知って欲しかったんじゃないか?」
「え?」
「“アンタ達が勝てたのは、裏に彼女のお陰でもあった”ってな。」
「そんな積もりは・・」
「お前だって“直感”で行動する性分じゃない。無意識の内に思ってたんじゃないか?」
「・・・・・」
彼女は少し俯いた。何を言えば良いか分からないのだろう。
「確かに、お前は生きて俺達に情報を与えてくれた。彼女が1発目をお前から護ってくれなきゃ死んでいたかも知れない。・・ あ り が と な 。」
「・・彼女に向けてのメッセージって所かしら?」
「・・・そうだな。」
軽く笑いかける。今の俺に出来るのは・・・これ位だ。
俺達は、その後無言で過ごした。駅までタクシーを走らせ、別れる事にした。タクシー代は、彼女が受け持ってくれた。俺が最後に見た彼女は、何処と無く哀愁が感じられた。
〜ワシントンD.C.〜
駅の売店で買ったファーストフードをタクシーの中で頬張り、メーターを見る。ドンドン増えて行く数字が俺の懐を悩ませた。足りるかどうか・・帰りの電車代も必要だ。頭の計算機が悲鳴を上げるにも変わらず、数字は止まる事無く進んで行く。財布とメーターを見比べ、必死に計算する。もうホワイトハウスまで持たないのは明らかだ。何処まで行けるか・・自分が脂汗を書いているのでは無いかと感じる位焦る。そんな中、頭に一筋の光が見えた。
「今何$だ!?」
「127$だ。」
1$、間に合わなかった。

191偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:52:21 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (58)頼み〜

「誰だ!」
タク代を如何するか考えていたら、急に声がした。門番の声、だな。此処を通るのも久しぶりだ・・・
『レオン・S・ケネディ』と書かれた名刺を取り出し、彼らに見せる。急に態度を改めたのに笑いを堪えつつ、門を通る。応接室は、あの事件の時から修復されて、 C4で吹っ飛ばされた跡はもう殆ど目立たなくなった。僅かにペンキの付け足しの跡が目に付くがな。柔らかそうなソファには、グラハム大統領が既に座っていた。腰をかけると、本当にリラックス出来た。
「大統領、何ですか?用って。」
彼は神妙な顔をして、暫くの沈黙を護った・・・口を開いたのはきっかり1分後だった。
「実は、頼みがあるんだ・・単刀直入に言う、頼めるか?アンブレラの 壊 滅 を。」
・・・・一瞬、理解出来なかった。書類は全て政府側にある筈だ。そして発表を何時行なっても打撃を受けないと、手紙に書いてあった。なのに、何故わざわざこの手で壊滅を行なわなければいけない?全く理解が出来なかった。
「疑問に思う事は大量にあるかも知れない。だが・・・書類を公開した程度では、アンブレラは壊滅出来ない。イヤ、確かに大打撃は受ける。だが、最後まで潰れる事は無い・・2年前にイヤと言う程経験した。」
「成程・・で、武力的も解決しろと?」
「その通りだ・・・書類は明日公開する。10年以内に潰してくれれば、報酬は悪くない。」
彼が指を鳴らすと、スーツ姿のspがアタッシュケースを何処からか持ち出して来て、開く。中には・・見受けられる限りで100億$、入っていた。
「給与だ。そして、武器のバックアップも行なおう。装備も此方が負担する。仲間は・・別にどちらでも良い。」
そうか・・此処まで行なうとは、合衆国もその重い腰を上げる様だな。話は納得できる・・。立ち上がる。手が微妙に痛いのは机を渾身の力で叩いたからだ。
「やはり・・無理か?」
オドオドとした声で聞いて来た。まあ仕方が無いか・・・
「アンブレラを討伐?そんなの 無 料(タダ)でもやってやる!!こっちだってアンタ等並みにウンザリしてるんだ!言われなくても潰してやる!」
腹の底から叫ぶ。肩で息をして、深呼吸。
「唯――」
ソファに腰を下ろす。財布を取り出し、中身を見せる。
「127$を給料の前借りでくれないか?タク代に困っているんだ。早くしてくれ、前でタクシーを待たせている。」
暫くの沈黙が起こった後、spが此方に向かって殴りかかって来た。
「貴様、誰に向かってそんな暴言を吐いたッ!?大統領だぞ!」
無言で大統領が左腕でspを制した。彼は、悔しそうに俺を睨んで引き下がった。大統領が軽く微笑んで来た。
「中々良い度胸を持っている・・正に兵の鏡と言うべきか?」
「俺は合衆国の犬等辞めた積もりだが?」
「フン、どっちでも良い。」
アンドリューが、右手を出して来た。サムズアップ付だ。俺も右手を突き出した。サムズアップ付で、な。

〜それから数時間後のとあるバーで。〜
「と言う訳で、受け持った・・」
グラスに写る液体を揺らし、口に再び含む。隣の男は呆れた様に見て、マスターは相変わらずカクテルを作っている。
「お前・・大統領相手にそこまで啖呵を切るなんてある意味伝説だ。」
「そこは突かないでくれ・・俺だってあの時どうしてあんな風に怒鳴ったのか理解出来ない。」
「でも結果オーライだったんだろう?別に良いじゃないか。」
じゃあ突くなよ。って言いそうになったが飲み込む。気晴らしにもう一杯煽る。全くなけるぜ・・・。
「まあでも、良い店だから機嫌は損ねるなよ?」
既に損ねている――グラスの中の物を一気に喉に流し込む。喉が焼ける様な気がして、独特の匂いが内側から迫って来た。酷く酔っ払う前に、帰らなければ・・・
「オイ、待てよ。俺は決して奢らない主義なんだ。割り勘で行くぞ。」
「まあ、1年越しの約束が果たされたんだ。と言う事でマイク、待たせたお前が払え。」
「そう言うな。世の中は平等なんだ。」
平等の使い方を間違っている、そう思いつつ、財布を出す。マズイな。生活費が、何時切れる事か・・・。
ドアを開き、路地に伸びる自分の影を覗く。少し酔ったのか、頭痛がする。世の中、なける事ばかりだな・・・。
〜翌日〜
まだ眠い眼を擦り、ドアの郵便受けを確認する。昨日飲んだせいか、まだ気持ち悪い。二日酔いだな・・・。
「?」
今日の郵便受けには、recently timesの他に、シンプルな封筒があった。珍しいな・・・。誰からだ?

192偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:53:21 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (59)運命〜

「此処か・・・」
目の前に聳える教会を眺め、腕を組む。あの手紙に入っていたメモ通りに来たら、着いた訳だが・・・。
巨大な扉に手をかける。ラクーンの怪物の咆哮の様な音が鳴り響く・・・。中は1人しか居なかった。十字架の前で手を合わせている。黒いローブが、1年前の老人じみた城主の操り人形を思い出させたのが、軽く皮肉だ。ローブ男が、此方を振り向いた。フードを取り、その面を見せて来た・・・。
「クラウザー・・・」
「時間通り、来た様だな・・友よ。」

朝の手紙には、差出人が書かれずにこの教会の住所と『決着を着ける』としか書いてなかった。ナイフの絵が唯一の背景が何となくアイツと言う事は感じさせていた。嫌な予感と言う物はどうして良く当たるのか?ある意味で、一生の疑問だ。
「何でわざわざ呼んだんだ?事件は既に終っただろう・・お前にも、帰る所はある。」
クラウザーは微笑を浮かべていた。口元が歪んで、淡々と語り出す。
「お前は、傭兵の本性を理解していない。傭兵は、決着を着けたがる。まだ、お前との決着が着いていないんだ・・」
「だが・・」
「黙って付き合ってくれよ・・」
元、相棒の目は全く折れる気配が無く、“もう何と言っても無駄だ”と言う気配しかなかった。どうやら、最後まで付き合うしかないな・・・。ブラウンから貰ったファイヤーナイフを右手に構えると、奴は満足そうに懐からベレー帽を取り出し、頭に被る。右肩を掴んでローブを引き剥がし、地面に捨てた。腰の鞘から引き抜いたナイフを構え、叫ぶ。
「さあ、決着を着けるぞ!レオン、全力で闘え・・来い!」
奴に向かって駆け出した。殺すまでは行かないが、クラウザーに失礼の無い様に全力で闘うまでだ。


友は、手に握るナイフを振り下ろして来た。逆手持ちのナイフで、受ける。そして、バク転の勢いでナイフ流し、左に進んで、席を蹴り出し、右手を突き出す。レオンは前転で避け、俺の脇腹に向けて両足で蹴り上げる。横に回転して、向かいの席の背凭れに右手を突き、側転。その勢いで壁を駆け上がり、右足を後方から回転させ、重力の力を借りての踵落しに入る。奴の顔面を完璧に捉えた積もりだった。だが、左腕の側面を利用されて受け流された。標的からずれた足は教会の床を砕き、破片を舞い散らせた。俺から見て左から、影が覗いた。奴の腹に頭を入れ、本来俺の脳髄を砕く筈の素早い蹴りは空を切った。後方に飛び退き、体勢を直す。大きく一息吐き、隙を伺う。この感覚だ・・・俺が追い求めていた、傭兵としての充実感・・・。
「どうだ、レオンッ!?これが、俺の用意した最高、最期の舞台だ!」
姿勢を限界までに下げ、一歩を踏み出し、1回転。この勢いで斬りつけるが、奴は結局避ける。後方に向けて跳躍し、奴の存在を確認する。上半身に体重をかけて、回転を行い、奴に近づく。足で身体をホールドし、両手で握ったナイフを奴の頭に向けて振り下ろした・・・。
「クソッ!!」
腹に衝撃が奔る。一瞬息が詰まる。太腿に何かが滑り込む感覚があり、前に揺れたかと思うと、床が視界に迫って来た。
回避された様だ・・・背中を溶かされる前に後転、奴の下半身に向けてナイフを振る。丁度良い位置に奴は着いていたが、ナイフで防がれた。しかも安全の為か開脚も行なっている。全く、用意周到な奴だな・・・俺達の位置が逆転した。振り返った時には、既にレオンが目の前に迫って来た。左上から刃が迫って来ていて、普通ならもう俺は死んでいる。――そう、普通なら、だ。俺の中の何かが疼いている。
「!」
俺と言う“殻”を突き破り、寄生体が開放される。そして、奴の腕を捕らえている。軽く、笑えて来た・・奴も口元を歪めた。俺が奇生体を開放させる度、感じていた“音”と良く似た“音”が感じられた。奴の左肩から鮮血が飛び散った・・・。
「生き残る為だけに奇生体を入れたんじゃないか?」
「甘いな・・・俺だって、自分の身体の使い方を知らない訳じゃない!」
頭の警報機が五月蝿くなっている。後退すると同時に、奴の寄生体が形を作った。俺の形、剣とは違って巨大な手の爪が構成されている。まるで、レオンから聞いた暴君(タイラント)の手と同じ形状をしている・・・。

193偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:54:36 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (60)大団円〜

奴が左腕を高く掲げた。そして右腕と交差させる・・気付けば、目の前に影が来た。左腕を振り下ろし、回避しようとするが弾かれた。朱色の光を帯びた刃が眉間の辺りに来る。頭を後ろに倒し、バック。奇生体を伸ばし、奴を貫く筈が、影は上に伸びる。跳躍し、追う。重力の許す限り、空中で戦闘を行ない続けた。壁を、天井を、祭壇を台にして激しくぶつかり合う。身体に時折奔る衝撃が、俺の存在を裏付けてくれる・・クローンと言う事を忘れさせ、俺個人を、証明してくれる事が、どれ程快感に感じる事か・・・。
「・・・良いぞ!良いぞレオン!それでこそ、俺達は『コインの裏表』だ!」
「フン、これは『コインの裏表』ではない。『腐れ縁』だ!」


どれ位時が過ぎたのか? それは、俺の知る由も無かった。何時間も殴りあったか、まだ10分と経っていないのか・・?そんな事はどうでも良い。何もかもが無になり、唯の戦闘を行なう。戦闘意欲に飲み込まれた気分だった。翼が生え、自由自在に飛行し、お互いの身体を傷つけ合う・・・・。それだけで、他には何も無い。
常人には、2つの影がぶつかり合ってる様にしか見えないのだろうと想像を軽く巡らす。
――この勝負に決着を着ける気は無いか?――
耳障りな親父の声が響く。今更になって現れるとは・・どう言う積もりだ?全く理解できん。
(着ける気は無い。これが、充実感となって俺の脳に流れ込んで来るからだ。)
左腕を壁に叩きつける。爪が、見事にめり込んだ。後ろに引くと、天井が迫って来た。膝を曲げ、天井を蹴り飛ばす。後ろを見ると、クラウザーの背中が見えた。俺の存在には気付いていない様だ。風を感じ、自分が隕石の様に感じた。
背中に衝撃が奔り、低い呻き声が聞こえた。前方に身体を起こし、クラウザーを踏み台に壁に向けて飛び立つ。そして、地面を踏みしめた・・・。丁度同じ時位に、奴が地面に堕ちた。
「地に堕ちたな。クラウザー。」
クラウザーが立ち上がり、地面に奇生体を突き刺した。地響きがして、下から寄生体だ。ナイフで斬り付けると、すぐに引っ込んだ。
「今のは効いたぞ・・・」
「フン、その程度で油断すると思ったか?」
「・・・ギャグも判らなくなったか?」
コイツのギャグは判らん・・・デジャブを感じる。見れば、奴の寄生体の先が溶けている。
「もうこれは邪魔だな・・・」
腰の鞘にナイフをしまい、奇生体を掴んだ。何をするかと思えば、強く引き始めた。左肩の辺りが悲鳴を上げている・・引き千切れる音がしたら、既に鮮血が舞っていた。奴が、再び“咆え”始めた。左腕の切断面が醜く変形し始めた。再び、寄生体の登場、か・・。世の中、予想が付かない事ばかりだ、なけるぜ・・・。ナイフを構えて、神経を集中させる。クラウザーも、同様に構えている。これが、最後の一撃になる・・・同時に駆け出した。
『・・・』

194偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:56:06 ID:???
(続き)
地面に倒れたのは、ジャック・クラウザーの方だった。レオン・S・ケネディがクラウザーに駆け寄る。クラウザーは、腰の部分で、真っ二つに別れていた。 2000℃の熱気で切裂かれた身体は、幾らプラーガの力を得ているとは言え、その生命を終える道を着実に進んで行っていた。
「クラウザー・・良かったのか、これで?」
「ああ、良かった・・・」
レオンは当然疑問に思う。クラウザーには帰る所がある。彼を待つ人が居る。なのに何故死にに行く真似をしたのか?その事を問い質す。クラウザーは微笑して応えた。
「俺は、何度も死んだ。その過程で何人にも死を運んだ。俺は、流れ者になるべきなんだよ・・」
「・・・その過程で、村との約束を破ったのか?」
「まあな・・。レオン、人生は、ある種の計算だ。人は、答を探す為に生命と言う時間を、必死に行使する。死は、その人が答を探し当てたと言う事だ。幾ら理不尽な死でも、本人が納得していなくても、それは無意識の内にやって来ているんだ。俺はもう答を出した・・死なせてくれよ。」
「その答は?」
「秘密だ。」
そう言うと、クラウザーは自らの額にナイフを突き刺した。−200℃の冷気が彼を包む・・
「レオン・・これは、お前の最も尊敬する奴に渡してくれ。そして、このナイフをあの村へ・・・・」
レオンの目には、涙が溢れ出ている。彼は“親友”に手向けの言葉をかけられなかった。
「レオン――」
クラウザーが眼をしっかり開き、言った。
「――あばよ。」
「・・クラウザァァァァァァァァ!」
彼は、氷の塊と化した親友に何時までも、叫んでいたと言う・・・

 〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω〜
    第四章:『エピローグ』
       終了
THE END
Thank you for reading to the last minute.

195偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:57:13 ID:???
THE another biohazard:Chapter1:〜00sNGシーンを取り戻せ!!Ω〜

8w監督により撮られたこの映画、8w作品の中では最高傑作と名高い“妙”作だが、この映画を撮るのには、様々な困難があった・・・

〜プロローグより〜
「テイク1」
OKシーン
愛用のrecently timesをひろげて朝のティータイムを楽しませてもらってる時だった・・・

NGシーン
レオンの周りには、クスクスと笑い声が聞える・・・レオンは何が可笑しいのか判らなかった。
「あ、新聞逆さまでした。道理で読めない訳だ!」
周りは、笑いに包まれた。

「テイク2」

気を取り直して、演技を続けるレオン。だが、周りにはまたも笑いが・・
「カットォ!レオンさん、寝ちゃ駄目だ!寝ちゃぁ!」


〜9話より〜
OKシーン
「・・・だろうな。レオンのダンナにタコスの具にされるのがオチだろう。」

NGシーン
「・・・だろうな。レオンのダンナにトュコゥスコゥにされるのがオチだろう。」
「・・・・」
「すいません、次の台詞なんでしたっけ(笑)・・あ、タコスか!ボコスコとタコスが混じった・・。」
エイダが、床に転げてゴキブリの様に笑っていたと言う・・・


〜20話より〜
OKシーン
体に纏わりつく葉がこのジャングルの鬱陶しさを引き立てている。

※本来無言のシーンです。

NGシーン
「・・・・・」
周りの空気が張り詰める・・・
「・・・・キ、」
「!?」
「キャァァァァァァ!蛇がぁぁぁ」
「エイダさん、これ毒ないっすよ。それにイメージが・・・」
このNGで、蛇が嫌いと言う事がバレタエイダさんでした。


〜35話より〜
OKシーン
クラウザーは跪き、喉の奥から、一言言った・・・
――スマン、と。――――

NGシーン
「テイク1」
「スマン・・・」
「許さん。」
「え?」
「プクク・・・」
「レオンさん!クラウザーさんで遊ばないで!」

「テイク2」
「スマン・・・」
「・・・チッ。」
「・・・(何なんだ!?何なんだ、今の舌打ちはっ!?)」
撮影時は結構雰囲気があって良い評判でしたが、映像の都合で結局切られたこのシーン。


〜38話より〜
OKシーン
「Msイングリッドから聞いたと思うが、そこにはクリーナーを送らせてもらう。精々親友と仲良くな。」

NGシーン
「Msイングリッドから聞いたと思うが、そこにはクレンザーを・・・・すいません。間違えました。」
Gonさん、申し訳ありません。


〜52、53話から〜
OKシーン
それは徐々に根同士が絡まり合い、巨大な剣を構成して行った・・・それが、ボステムの右肩に、振り下ろされた。剣が、肩に少し入った様に見えた・・・・。
※此方も無言です。

NGシーン
クラウザーはボステムの肩に乗っている・・・
「レオンッ!!」
「何だッ!?」
レオンは、この時クラウザーのアドリブが来ると思い、待ち構えた。
「・・・俺達は、政府や誰かの道具じゃない!闘う事でしか・・自分を表現出来なかったが、いつも、自分の意思で闘って来た!・・・レオン、さらばだ。」
「ジャァァァァァァァァァック!!」
「ハイ、カットォ!クラウザーさん、いくらMGSが好きだからって台詞に勝手に入れないで!」



8w「・・・以上が、撮影中に起こったNG集でした。こんな事を乗り越えて、皆さんクランクアップされたんです!」

196偽りの陽炎型戦艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:57:43 ID:???
〜ダブルチェンが倒せない〜
元ネタ:http://jp.youtube.com/watch?v=_Ksepoe7cZs(エアーマンが倒せない)



一番:
気〜がついたら〜、マーセの港ばかりプレイ、そしてい〜つも同じタイムで死ぬ〜
あ〜きらめ〜ずに〜ガナードの集団〜立ち向かうけどす〜ぐにロケランで飛ばされる〜
ハンドキャノンがあれば、本編を〜楽しめるけれども何回やっても何回やってもダブルチェンが倒せ〜ないよ〜、
あの〜スピードで一撃必殺ずる過ぎ、後ろに〜回って撃ち続けてもいずれは首を飛ばされる。
ハンドガ〜ンも試してみたけどあの突進力じゃ意味が無い!だから次は絶対勝つ為に、僕は手榴弾だけは最後までとって置く〜!!

二番:
気〜がついたら〜LIFEが少ないのに(ガナードの)集団、そしてい〜つもそこで手榴弾使う〜
あ〜きらめ〜ずに〜ダブルチェンまで辿り着くけれどす〜ぐに首とばさ〜れる〜
ジャック・クラウザー居れば、楽にダブルチェンを倒せる〜ど何回やっても何回やってもガ〜ラドールが倒せ〜ないよ〜
あの〜スピード如何考えてもずる過ぎ、後ろに〜下がって、距離をとおってもいずれは距離を詰められる。
寄生た〜いも狙ってみたけど動きが早くて狙え無い!だから次は絶対勝つ為に、僕は手榴弾だけは最後まで取って置く〜!!

ハンドキャノンがあれば、本編を〜楽しめるけれども何回やっても何回やってもダブルチェンが倒せ〜ないよ〜、
あの〜スピードで一撃必殺ずる過ぎ、後ろに〜回って撃ち続けてもいずれは首を飛ばされる。
ハンドガ〜ンも試してみたけどあの突進力じゃ意味が無い!だから次は絶対勝つ為に、僕は手榴弾だけは最後までとって置く〜!!

(倒せ〜ないよ〜・・・・・)

197偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 22:59:29 ID:???
〜アシュリーのはた迷惑日記〜

ハーイ、私アシュリー・グラハム。知っての通り大統領の娘・・・と言いたい所だけど本当はそうじゃないの。
簡単に言えば「ゲームに出てくるアシュリー・グラハムのプログラムを媒体にして貴方達とコンタクト出来る精神生命体」って所ね。大統領の娘ってのは設定でしかない。テレビを自由自在に移動して、貴方達を観察してる訳。
え?誰?「意思を持ってる割には足手まとい」だって?そう言う人には直接脳に進入して脳の組織を破壊してあげましょうか?(勿論痛みはかなり与えるわよ♪)
・・・まあ、そんな私がバイオ4のプレイヤーを徹底的に観察した結果をレポートとして残すわ。

ケース1:一週目だから弱いレオンの場合
やっと来たわね・・やけに体力が減ってる様だけど、大丈夫かしら?ちょっと装備品覗くわよ。
「装備:ハンドガン(ノーマル、弾90発)ショットガン(ノーマル、弾30発)ライフル(ノーマル、弾25発)」
まあ、普通だわね。でも回復が・・「回復:ランカーバス×2、ハーブ全回復×1」
これもそこそこね・・・使いなさいよ!ゲージの色が赤じゃない!
〜教会から出て・・・〜
此処で集団を倒すのね。とりあえずヒントを与えて・・そうそう。案外まともね。私を待機させるとは結構インテリ系?
「オッパイノペラペr(ry」
きゃあ!攻撃を受けたわね・・かなりゲージが・・・ってもう赤だし!(ここでアイテム欄を開く音)
あれ?私に全快?あっちだって結構来てるのに・・優しい!
結果:一週目のプレイヤーは弱いが結構私に気を遣ってくれる。何度も死ぬが着いて行くのは悪くない。



ケース2:ビビリプレイヤーの場合
あれ?今度のも一周目なのに随分早回しね。これは・・・噂に聞く「ビビリプレイヤー」?困ったわね・・無駄にチキンだからこっちも神経が尖っちゃう。
〜エルヒガンデの所〜
やっぱりどっかで聞いた事ある声ね・・「うわ!またコイツかよ!」って。此処はヒントを与えてやりましょう。
「レオン!」「え?岩落とせって事?」
そうそう。・・・ちょっと、タイミング遅すぎよ!
「うわw!アシュリーお前はめやがったな!」
・・・結局逆ギレなの!?最低の代名詞ね。



ケース3:あのお方の場合
・・・今度はかなり腕に自信がある様ね。プロモードなのに、ハンドガン一丁・・なんかハンドガンの弾の色で眼がチカチカして来たわね。すぐ死ぬのは目に見えて・・・・ッ!?ナイフであのガナードの集団を!?イエ、ハンドガンも使うけどマガジンの半分ぐらい・・まさか、あの伝説のプレイヤー・・ひさし氏!!まず初めにジアナザをノーコンでクリア、そしてプロモードをノーコンクリアするまで寝ないを決行、苦戦の末にクリア、更にはプロノーコンハンドガン縛りに挑戦中って聞いていたけど・・・まさか、立ち会えると思っていなかったわ!?
・・・・・・後でサインを貰いたいけど、住んでる次元が違うから無理ね。
ハァァァァ・・・(注:溜息です。)

198偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:00:06 ID:???
(続き)
オマケの場合その1:結構本人は苦痛に思っている様です。
今回は・・あれ?やけに動き難いわね。あ!何気に鎧装備だ!これを装備していると言う事は、プレイヤーが死ぬ事は無いと言う代償で、アシュリーは相当いじめられると言う・・・キャァァァァァァァ!!



オマケの場合その2:結構本人は退屈に思ってる様です。
今回は・・・あ、良かった。普通のコスだ。ちょっと装備品覗くわよ。
「装備:∞ロケットランチャー、シカゴタイプライター、ハンドキャノン(フル改造)、PRL412(しかもWii版仕様)」
後全部回復・・・たまには初心に戻ってマチルダを使ってみたら?


本当に、究極、最強にオマケなケース:あのお方の場合・・・
今回は初めて私の知る筈の無い教会前のプレイを見てみるわ。あ、来た来た。丁度コルロミスが・・ここは普通に行けるわね。・・・あれ?スルー・・おかしいわね。体力が少ないって訳でもあるまいし・・・あ、弾が無いのね。
〜暫くして〜
来たわね・・装備品を見せてもらうわ。
「装備:シカゴタイプライター、ライフル(ノーマル、弾40発)各種手榴弾×5」
あら?案外良いじゃない。回復もそこそこあるし・・・あ、また襲って来た。
「あー!もうしつこい!もうイヤだ!怖いのに!」
シカゴ連射・・しかも狙いがグチャグチャ。もしかして、作者?アイツ犬が嫌いだったし・・終った様ね。
「犬なんざ、大ッ嫌いだ!」
あーハイハイ、分かったからさっさと進みなさい。
(注:作者の本当の装備は∞ロケットランチャー、シカゴタイプライター、ハンドキャノン(フル改造)、PRL412です。断じて上の様な整った装備では無い事を納得して下さい。)

199偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:01:12 ID:???
〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜
『第一話:庭のコルロミス誕生秘話』

〜ヨーロッパのとある城〜
現在時刻は午前7時。少し城は騒がしくなっている。ある者は身支度を整え、ある者は朝食を楽しんでいる。
城の配下の村でも、似た様な感じだ。その中の部屋の一つで・・・・
「あ〜・・良く寝た・・・」
体に不似合いなパジャマを着て、これまた不似合いなベッド、布団に身を埋めていたフケチ・・イヤ、この古城の城主は他の者より若干遅い朝を迎えていた。
ドアにノックの音が響く。
「ラモン様。朝食の準備が出来ました。」
「御苦労、運んでくれ。」
眠い目を擦り、足音を確認した後見た感じでは小学3年生程度の背丈しかない城主はベッドから苦労して降りた。
「着替えるか・・・」
パジャマを床に脱ぎ捨て、自分の事実上“制服”を身に付ける。此方の方が割合似合っている。そして、後ろで髪を束ねて常人はとても好まない様なサイズの帽子を被る。冷えた手を擦り合わせ彼は朝食を待っている。
暫く後に聞こえるワゴンの車輪の音を彼が強く待ち望んだ事は言うまでも無い。


「さて・・視察に出かけますか。」
口元をナプキンで拭き、右手が挙がる。何時の間にか、2人のローブ姿の男が現れてるのは、素人が見たら驚きを隠せないだろう。だが、城主にとっては慣れた事。唯の一日の余興でしかない。椅子から飛び降りる形で城主は歩き出した。
視察と言っても、殆ど散歩の様な物でしかない。ローブ姿の男達に続き、邪教徒が2、3人付き添って行った。
城主の目指す先は、先ず自らの飼い犬の居る庭だった。飼い犬と言っても然程立派な犬種では無く、村で拾って来た子犬を育てただけだった・・・。
「オイ、いつもの。」
素っ気無い声に反応し、邪教徒の1人が懐から器を出した。中身は・・何処にでもあるドッグフードだ。アメリカから取り寄せている、実に一般的な食料である。いつもと同じ、退屈な行事の一つであるが、今日の城主は心を躍らせている。
「今日はお前達の思いをしっかり聞いてやる・・合衆国から取り寄せたドッグマインドだ!」
彼が手に持っている機械は、犬の鳴き声を入力されたら犬の心理状態をデータとして出してくれると言う実にインチキ臭い機械である。(ドッグマインドとは別の名前があった様な気がするが作者が忘れた為仮名として使用している。)
「美味しいか?ん?」
彼は犬を撫でてやりながら機械のスイッチを押した。犬が元気良く咆えた。
『これ不味い!フケチビ!』
「・・・・」
『つーか、 そ ん な 物 に 頼 る な w w ! 』
「・・・・・オイ、お前等、私に恩義感じているか?」
『感じてる訳無いだろうww』
「・・・オイ!邪教徒!奇生体の注射器持って来い!コイツ等全員コルロミスにしてやらぁ!」
「ラモン様・・お気持ちは分かりますが勝手にクリーチャーを増やすと叱られますよ。」
城主が指パッチンした瞬間、邪教徒の首が飛んだ!
「さて・・次に首を飛ばされたいのは誰ですか?(気持ち悪さは100マイルのスマイル付き。)」
邪教徒達はイソイソとその場から立ち去って行った・・注射器を抱えて来たのは言うまでもあるまい。





こうして、城の庭にはコルロミスが巣食う事になった。勿論城主が自ら手を下す事無く、邪教徒達がオシッコを引っかけられ、噛み付かれ、光る死刑執行人の目と城主の指に脅えての事で必死に注射器を刺して行った何か可哀想な努力の末の結果である。最後の一匹が普通の犬の時に最期に残した叫びは、城主の手の中の機械の電子画面に映し出される結果となったがそれを知る者は居ない・・・
「ワオーン!!」
ピピッ(変換の効果音)
『ちょwwマジ勘弁ww・・・』

200偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:01:45 ID:???
〜ロケランでGame・over〜

元ネタ:http://jp.youtube.com/watch?v=DQb_LYyq77w&feature=related

1:警官時代やった事あるよ 色褪せたT O R A U M A ! 
制服を身に付け BIO HAZARD!BIO HAZARD!(COME ON!)
時経ても忘れれない記憶 蘇る鮮やかに 若いエイダ抱きしめ
first kiss! first kiss!(と思う!)
でも案の定忘れられる筈も無く 何かに脅える様に ゾンビ狩ってます!
振り返っても(頭の中の引き出し)あの頃には(未熟な自分)戻りたくない(ナイフでゾンビに挑んでる)
BIO HAZARD!BIO HAZARD!(COME ON!)
今クリス達何処に居るの?何をしているの?答は私設生物災害部隊 BIO HAZARD!BIO HAZARD!(COME ON!)
でもやっぱり忘れる事も無く 何かに駆られる様に ガナード狩ってます!
君(エイダ)がくれたロケランでGame・over!Game・over!過ぎ去り死んだタイラントは グロテスク


2:昇格しても(エージェントの事)忘れれない記憶 ナイフ標準装備で 髪の毛の色変えてまで
BIO HAZARD!BIO HAZARD!(COME ON!)
何時までも忘れれない記憶 蘇る鮮やかに クラウザー死んだと思った
2年前の 2年前の (事故!)
でも案の定アイツは生きてて 何かに狂った様にナイフで切りつける!
振り返っても(エージェント新人時代)あの頃の(クラウザーって)良い奴だったけ?(俺に冷たい視線)
BIO HAZARD!BIO HAZARD!(COME ON!)
ただあの頃振り返る トラウマ引きずってた スゲエ陰気な時代を
でもやっぱり忘れる事も無く 何かが壊れた様に ハンター狩ってます!
探してたロケランでGame・over!Game・over!攻撃途中に死んだ暴君は 可哀想

君(エイダ)がくれたロケランでGame・over!Game・over!過ぎ去り死んだタイラントは グロテスク

201偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:02:22 ID:???

バレンタインデーなんかクソッタレ。〜クラウザーの日記より抜粋〜

2月1日
今日から2月に入った。雪が増すかと思うと野外の練習に身が入らなくなる。
本当は南国出身の身としては厳しい・・
だが、寒さにも負けないのが本当のエージェントなんだがな。

2月2日
訓練を終えて、食堂で飯を食おうとしたら隣に座っていた連中が「そろそろバレンタインか。」
「もう2月か・・」とか会話していた。何エージェントがチョコの話をしている?
女にうつつを抜かす様じゃあ新人の俺が言うのも難だがまだまだヒヨっ子だ。
それに・・・俺には関係無い。

2月3日
レオンも、俺と同じくバレンタインには興味が無いらしい。如何やら“例の事件”の事で女は苦手らしい・・
女々しいお前が言うなって所だな。自分が事件を経験したと言う事を鼻にかけている事に自覚してない哀れな男だ。
俺にとっては経験なんて関係無い。必要なのは今の強さだ。今の時点で価値が無ければ直ぐ捨てる・・それが一番手っ取り早い。

2月4日
早速誰からチョコを貰えるか等と話し合ってる連中が居る。チョコ等食物でしか無いのに何を言っている?
気持ちが何たらかんたら言ってもどうでも良い。何時死んでも仕方が無い身なのに悠長な物だ。

2月5日
今日、センターの受付嬢達が誰にチョコを渡すか相談しているのが聞えた。何処も彼処もバレンタインって所か?
縁の無い者としては大変気楽だが、アホらしくて笑えるを通り越して呆れる。そもそも何時絶えるか分からない習慣に
何故拘る?全てが下らない。バレンタインはクソッタレだ。

2月6日
教官から、呼び出しがあった。その内に出動命令があるかも知れないと言う。俺達は訓練生と言っても銃器の扱いには慣れている。それに教官も着いて行く。言うなれば実力判定テストだ。これから先に傭兵として、エージェントとしての素質を見出せるか?それがかかっている。

2月7日
相変わらず周りはバレンタイン騒ぎだ。此処を離れられる俺としてはせめてもの救いだ。無駄に情を
かけられずに済む。訓練にも気合が入る。

2月8日
教官から出動は明日だと伝えられた。メンバーはレオン、チャーリー、俺、教官。まずまずのメンバーだ。
日記は暫く書けなくなるが仕方があるまい。任務の最中まで日記を持っていく積もりは無い。武器のチェックをしたら、グロック17のグリップ部分に異物が挟まっていた。・・何てこった。異物の入り方は人為的な物だった。コソ泥が居る。

(ここから日記は3日間抜けている。)

2月12日
肩を摩り部屋に戻って来たのはもう夜中だった。任務は無事終了、負傷者も然程出なかった。異物の件も俺の思い過ごしだったらしい・・・もう目がこれ以上開く気がしない・・・寝る事としよう。

2月13日
轟音に叩き起こされた。窓を覗けば覆面の武装集団がぞろぞろと居る。サイレンが五月蝿く鳴っているのに気付いたのは暫く後だった・・・既に何人かが犠牲になっている様だ。身支度を整えて戦闘準備に入る・・・
友は、探したらすぐに見つかった。少し助けてやっただけで無駄に情を感じている。
甘ちゃんなんだよ。   装備をフル活用すれば、兵力を減らして行くのに然程時間はかからなかった。それでも全く痛手を受けなかった訳ではなかった訳ではない。多少の犠牲には目を瞑る事としよう。
終った後には相変わらずの食堂でのティータイム。もう普通のお約束である・・

2月14日
今日はもう全体が静かだった。当日は最も静かになるのか?・・・アホらしくて笑えた。昼頃に、受付嬢の1人から呼び出された。何かと思えば、包を渡して来た。「返さなくていいよ・・」とのメッセージ付きでだ。中身の想像はついている。唯、一言だけ返してやった。「元から返す気は無い。自意識過剰。」とだけだ。すぐに食おう。溶け出したら不味いだろうしな・・・


(これから2年後・・・)

・・・してやられたって所か・・。死が近くなると、人間どうでも良くなる物だ。雌犬からは罵られ、実力の差を見せ付けられた。腰に何か硬い物を感じたから探ってみた。予備のマガジンかと思ったら、昔は立派に彩られていたであろう包であった。開いてみると、中身は案の定チョコだった。口に含んでみると、苦味が広がった・・・
「不味すぎるな・・・」
味が、不味すぎるのに間違い無いのに、心は安らかだったと思う。
「バレンタインも、悪くない・・・・」
・・・苦痛を感じる所か、眠る様にして俺の意識は途切れたのであろう。

202偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:02:54 ID:???
〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜
『第二話:何故時計台の歯車に挟まっていた木は三本だったのか。』

〜ヨーロッパのとある城〜
現在時刻は午前7時。少し城は騒がしくなっている。ある者は身支度を整え、ある者は朝食を楽しんでいる。
城の配下の村でも・・・(以下前回と同じなので略)

〜城主の寝室〜
「んん・・・」
今日もまた城主は遅い朝を迎えた。だが、城はいつもに増して騒がしかった。配下の村に、侵入者が来たと言う物であった。いざと言う時、幹部達が作戦会議を行なう場所でもある古城では準備に取りかかっていた。
フケチ・・城主は相変わらず暢気に構えている。いや、これでも急いではいるのだ。唯、体のサイズと日用品のサイズが合っていないだけである・・・・。
「オイ、ビトレス(村長。意外に名前を忘れられているので。)やサドラー様達は集まっているんだろうな?」
「ええ、皆様は食堂に集まっております。後はラモン様だけで・・・」
城主の指パッチンと共に邪教徒の首が飛ぶ。死刑執行人、もといヴェルデーゴの犯行である。城主が気に入らない事を言うと、首が飛ぶ結束である事は言うまでもあるまい。最近ではヴェルデーゴもウンザリする程首を刈られる邪教徒が多いらしい・・・これに関するナレーションはもう止めておこうと思う。私も命は消したくないもので。

〜話は変わって食堂〜
全員が険しい顔をしながら悩んでいる中、無情にも時を刻む振り子時計の音を打ち消しドアの開く音・・
全員の視線が集中するが、そこにある人影は、ローブ姿の死刑執行人2人だけである。
(あ、フケチ・・サラザールだ。)
と全員が思った。幹部達の位置からでは、机が邪魔になり背が低すぎるフケチ・・じゃなくて城主の背が低すぎるから見えないものなのである。
「教祖サドラー様の元に集いし同士諸君、遅れてすまない。」
城主が無駄な程丁寧に弁明をする。遅れた理由は・・・やはり幹部達は知っている。城主の体のサイズは日用品のサイズに合わないのだと・・・
「では・・全員が揃った事だし、会議の経緯をサラザールに説明するとしよう。」
教祖が遅刻の理由を問わずに話を切り出す。彼も怖いのだ。死刑執行人の首刈りが。(なんせ最強の両腕ですからw)

1:村では、人員を的確に使いエージェントを撃退する様にしているとの事、その過程でデルラゴ、エルヒガンデ2体を解き放つとの事だ。現在エージェントはデルラゴを撃退するも、“力”の孵化により動く事は出来ない筈だそうだ。
その後に行くであろう合衆国側のへりとの合流地点で人数の半数近くを送り込み、撃退を図る。失敗した場合は通り道二つのルートで片方にエルヒガンデ一体、もう片方に村の人数の残り半分を注ぎ込んで撃退。更に失敗した場合は村から離れた納屋で村長が直接戦闘するとの事だった。

2:もし村が突破された場合、城の最初の箇所で投石機の使用を許可する。そこが突破された場合はガラドール一体と、その先に邪教徒を配置する。その後にはトラップを仕掛けておく。エージェントは地下水道に行くと思われるからそこで野放しにしているノビスタドールの透明型を立ち向かわせ・・・・(以下略

「と言う訳で、サラザール。城の本拠地へ向かう為の時計台の管理は任せる。トラップで埋め尽くしても構わん。案があるなら報告してくれ。」
教祖が話を終えた。目を瞑って聞いていた城主は数秒後に口を開いた。
「時計台の歯車に木を挟み込んでエージェントが戸惑っている所に手の空いている邪教徒に襲撃させます。」
「成程・・・では何本挟み込む?」
「・・・・」
『・・・・』
全員が静まった・・・・
「・・三本です。」
「・・三本か?」
「三本です。」
何故そんな中途半端な数値なのか、教祖は疑問をぶつけた。答は、実に単純な物だった。
「仮に百本挟み込んだとしたら、ややこしいし面倒です。かと言って一本だけでは少ない。三本は最適な数値です。」
こうした、城主のいかにもそれっぽい意見により、時計台の歯車に挟み込まれる木は三本となった・・・
この話にオチは無い・・・

203偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:03:26 ID:???
〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜
『第三話:ビトレス・メンデス(ハゲタ・・村長)とラモン・サラザール(フケチ・・城主)は意外に仲が良い。』

〜ヨーロッパのとある城〜
現在時刻は午前7時。少し城は騒がしくなっている。ある者は身支度を整え、ある者は朝食を楽しんでいる。
(以下前回と同じなn(此方もry)

〜うって変わってフケチ・・城主は。〜
今回城主は、珍しく城を離れて村に来ていた・・・その目的は・・・
「オーイ、ビトレス!遊びに来たぞ!」
「おお、来たかサラザール!ちょっと待って居てくれ。」
・・・想像が付くかも知れないが、大方ガキの遊びをしに来ていたのである。片方のハ・・ビトレスは推定30代後半。
そしてもう片方のフケチ・・サラザールは自称20歳、正確には20代後半と思われる・・・。
要は、いい年をした大人達がとてつもなくアホらしい様なガキの遊びをし様としている訳である。良い子は絶対、と言うより確実に真似しない方が良い。自分の身を守る為にも。
付き添いの邪教徒達は、呆れ果てているのは言うまでも無い。今回も含めて遊びに来たのはかれこれ10回・・・
ウンザリと言うのが本当の心情だ。それは、村人達も同じ様だ。それに関わらず、城主達は鬼ごっこ、かくれんぼ等、子供のやる遊びの代名詞とも言うべき物である。かれこれ、夕方4時まで2人は遊んでいた・・・

〜城にて・・・〜
邪教徒達は、今迄の疑問を城主にぶつける事にした。夕方まで遊ばれていると、一応フケチ・・も城主なので色々書類に印鑑を押して貰わなければ困るのだ。
「あの・・ラモン様、少し宜しいでしょうか?」
「ん?何だ?」
「ラモン様は、何故村長殿と御遊戯をなさられるのですか?」
「別に良いだろう。そんな理由。」
「ですが、書類を書いて頂かなければなりませぬので・・理由を聞いて納得させてもらわないと・・」
「フム・・・それもそうだな。」
今回は珍しくキレないな。と邪教徒達は感じた。いつもなら“書類・・”の時点で既に邪教徒の首は飛んでいそうな勢いだったが。
「先ず・・変な話だが。」
「はあ・・」
邪教徒達はどんな理由か気になり、最大限に聞き耳を立てた。
「私は髪がフサフサなのに、アイツはハゲだろう?」
「・・・ハァ?」
「イヤ、だからさ。アイツはハゲ、なのに私は髪がフサフサ。だから喧嘩の一つでも起こりそうだろう?」
「・・ええ、まあ。」
「だけど、アイツは黙ってサドラー様の命令とは言え私に協力してくれる。本来、見るだけで腹が立ちそうだが。」
「・・・・」
「だから、私はアイツに敬意を示す為、遊びに行くのだ。」
「・・・お言葉ですが・・それって、理由になってませんよ。」
「!?」
「唯単に仕事をサボりたいからじゃないんですか?」
「カチーン・・(図星+立場が悪いので顔が汗まみれ。)」
指パッチンを狂った様に連発する城主、それに忠実に従い首を跳ばして行く。正に惨劇と呼ぶに等しかった・・・
もうどっかで聞いた様なホラー話の様に部屋は真っ赤だったとさ・・
「さて、寝るか。」
ドンだけ逃げたがり屋なんだか・・・

〜オマケ〜
「村長は何故城主様と遊ぶのですか?」
「アイツはチビなのに・・・」
この後惨劇になったのは言うまでも無い。

結局は2人とも勝手な妄想からガキの遊びをやって居たんだとさ。と言うのがこの話のオチである。

204偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:04:44 ID:???
〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜
『第四話:御先祖様?的な自称初代城主、ムモン・サラザール登場。』

〜ヨーロッパのとある城〜
現在時刻は午前7時。以下略。

〜城主の寝室〜
ドアを叩く音が部屋中にこだまする。城主は眠い目を擦り、ベッドから降りた。少々不機嫌になりながら、だ。
「何だ?騒々しい。」
「ラモン様、今朝城門の方で怪しい男が徘徊していたので捕獲し、報告に参りました。」
何だ、そんな事か。と思いつつ城主は少し高い位置にあるドアノブに手を伸ばしてドアを開けた。無論パジャマ姿だったのだが、邪教徒の報告を聞く為には差し支えないだろうと思っての事だ。
「・・で、その男は例のエージェントではないのか?」
「いいえ、違います。」
「何でそう言い切れる?」
「作者の時代設定の鈍感さにより今回は二話より前の時、と言う設定になっているからです。」
「ああ、そうか。そう言えば三話も二話の前の設定になっていたとか・・ややこしくてかなわん。」
「全くです。」
余談はさて置き・・城主はその男に直接会い、適当に罵っておこうと思い立って着替え始めた。
「何でわざわざ罵ろうと思うんですか?」
城主の着替えを手伝いながら邪教徒が聞く。
「ん?簡単な事だ。“この栄光あるサラザール城に乗り込んで来た馬鹿とその雇い主に、自分が行なった事がどれ程の愚行だったかを見せつける”為さ。」
流石変態城主、無抵抗の相手をいじめる事は本気で楽しむ馬鹿ぷっりである。
「個人趣味じゃなかったんですk」
最後まで言う事無く、邪教徒の首は落ちた。全く、本当にアレだから困ったものである・・・。城主が服を着るのに、手伝いが1人居なくなった事で手間取ったのは言うまでもあるまい。
「ラモン様、城門までご案内しましょう。相手の正確な情報もお伝えしなければなりませんし。」
「成程・・助かるがどうして分かった?」
「そろそろ一人目の首が飛んでいる頃かと思いまして。」
「成程、察しが良い。」
決して、実用的、嬉しい察しでない事は確かである・・・
「先ず、男は今朝6時50分頃、城門辺りをうろついているのを捉えられました。年齢は・・見た感じでは80行ってるんですが本人は必死に、自分は30代だ!って言ってます。」
「何か似た様な悩みを抱えているようですが・・・一応言いますが私は20歳ですよ。」
「それは心得ております。」
勿論、反感は大量にある。先ず、20歳なのにその背丈、その声の高さ、その顔の皺など、突くべき所は数え切れない物である。
「その他は?」
「後は・・大した特徴もありませんが・・・紅い装束を着ていますね。丁度ラモン様の現在着てらっしゃる服をグチャグチャに崩した感じです。」
城主は、服装の事を聞いた時、妙な感覚に襲われた。何処かで聞いたか見た様な、重要な情報を思い出すのか・・?
「なあ、今日は西暦何年、何月何日だ?」
「随分細かく聞きますね・・2004年、3月3日です。ジャパンじゃ“ヒナマツリ”とか言う風に浮かれている時期です。」
「何でジャパンを表現に使ったか分からんが・・だとしたら、大変な事だ!」
城主は、血相を変えて邪教徒の手を引いた。それはまるで、困る親父の手を引く無邪気な子供の風景だった事は、言うまでもあるまい。
「何でそんな急ぐんですか?」
体力の無い城主は、既に息切れを起こしている。
「ハ・・(息切れ)今日は、御先祖様が一夜だけ復活する日なんだ!」
「何て無茶苦茶で唐突な設定なんですk」
城主の指パッチンで勢い良く、首が飛ぶ。城主は見苦しいにも程がある位息切れを起こして走って行った。

205偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:05:17 ID:???
(続き)
〜城門〜
「オイ!私を誰と心得る!初代城主の・・」
「それはいい加減聞き飽きた!さっさと吐いたらどうなんだ!お前は何処の所属だ?」
「だからこの城の初代城主だと・・」
城主に増してフケチビっぷりを出しているチビを邪教徒達がいびるのは、決して面白い絵でも無いし、時間も無いので消す事にする。
「オーイ、お前達!すぐにその方を放せ!」
城主が、右腕に負ぶさって叫ぶ。(結局走り切れずに腕頼み。)
「城主様!コイツが例の侵入者です!」
「その御方は、初代城主様だぞ!」
全員が驚愕の顔を浮かべた。当然である。現在の城主さえぶっちゃけ城主と言われても信じられないのに、更にはフケチビ+αが初代城主だなんて。
〜状況説明中〜←この過程で沢山の邪教徒の首が飛んだ事は言うまでもあるまい。
「さて・・御先祖様。気になっていた事があるのですが。」
「?」
「何で“ヒナマツリ”に復活するって決めたんですか?」
「それはな・・この話に出たかったからだ。」
「・・ハイ?」
「御先祖様が8代先の話に出ても良いだろう?」
「でもムモン様、時間が無いので直接言いますが次最終回ですよ。」by邪教徒
城主と城主が顔を見合わせる・・・
『嘘だぁァァア!!!』
嘘じゃありません。

206偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:06:03 ID:???
〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜
『第五話もとい、最終回:サラザール家史上最大の奮闘!パツキンエージェントをブッ倒せ!!』

〜ヨーロッパのとある城〜
これだけは最後まで略しませんでした・・・。以下略。
言う事と言えば・・・今エージェントが村に侵入していて、村人達が空耳フォーエバー状態である。
〜食堂〜
「現在エージェントの位置は?」
「今教会を通り過ぎた様です。」
「そろそろデルラゴが解放されている時か・・・」
フケチ・・城主、フケ・・初代城主、史上最強の死刑執行人、飛ばされ役の邪教徒達が無駄に重い空気の中、会議をしている・・。こんな面々で城を護ると言われても絶対信用できない様な感じの中、会議は進んでいった。(と言っても第二話の時点で大体の計画が進んでいたから現場監督についての話し合いだけどね☆)
以下、面白い話も特に無いのでry。

〜夜〜
エージェントがハゲ・・村長を燃やし尽している頃、城では城門での投石器の準備に追われていた・・・。城主と初代城主は寝ている。子供は寝る時間だし。(この時だけは20代、30代の事も忘れえるヘボ城主達。)
「ラモン様、そろそろエージェントが来ますよ・・」
「後5時間寝かしてくれ・・」
邪教徒は遂に我慢が出来なくなった。
「アンタそれでも城主k」
案の定首が飛ぶ。城主は面倒臭そうに起きた。
「さて・・軽い運動もしたし起きますか。」
運動したのは死刑執行人ですよ。

〜エージェントとのファーストコンタクト〜
此処は、城主が始めに現れる場所へ続く通路である。隅っこで城主がブツブツ言っている。手にはボロイ本を持っている。
「エージェントが現れたら・・『やっと気が付いてくれましたね。』って・・その後は・・」
あんたは学芸会を控えた小学生かと、死刑執行人はウンザリするほど感じた。
城主の、エージェントとのファーストコンタクトは、全く上手く行かなかったらしい・・
(城主談。ちなみに死刑執行人は・・「え?あれ失敗だったんですか?いつもあんな感じだったのに・・」・・・グダグダである。

207偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:06:46 ID:???
(続き)
〜その後色々ありますが、特に面白い話もn(ry〜
此処は最後の塔の最上階。城主が、左手と共に初代城主と最後の会議中である。その背景は、“力”の母体が占めている。
「私とこの腕が、母体と共にエージェントと闘います。」
「・・・良いのか?母体と合体すると言う事は、自分を怪物にする、と言う事だぞ?」
「私は既に怪物ですよ・・入信した時から。失う物は何もありません・・。」
城主の眼は、無駄に輝いていた。逆に気持ち悪い。
「そうか・・ならば、初代城主の私も協力させて頂こう!」
初代城主の眼も無駄に輝いている。もっと気持ち悪い。
「・・我が身に変えても、エージェントは倒す・・。」
2人の城主が手を握り締め合う。
『 我 が 、 サ ラ ザ ー ル 家 に 、 栄 光 あ れ ! ! 』
実に気持ち悪すぎて逆に感動物である光景である。本人達は全く気にしていない。

〜最終決戦(フケチ・・城主の場合)〜
城主は祭壇にて、自らの家系の勝利を切に願っていた・・背後に気配を感じる。宿敵の登場か、と感じて振り返る。
「残念、彼女の洗礼は終わり、私の仲間と孤島に向かいました。」
「What!?」
精々足掻くが良い。最高の決戦にしようじゃないか。城主は口先からいい加減にものを言い、母体の触手に自らの身を委ねた・・・。
暫くの暗転の後、目の前に現れたのは、濁った視界と敵が居ると言う感覚だけだった。それでも、充分。
自らの信じる力で敵を叩き潰せば良い・・・・触手を無造作に振り回し、破壊する。別段感情も生まれないまま、時の流れに身を任せ、振り回し続ける。時折ある痛みで、何とか自分の感情を保っている様な物だ。
エージェントが、執行人の頭部を象った触手を使い登ってくる。城主を護る殻は、開いたまま・・エージェントの右手には金属の刃が輝る。
―― 城主が咆哮する。人間とは到底思えない声で、何度も。その胸には刃が刺さっている。城主は悶えているが、エージェントも地面に叩きつけられた。そこに、無限に生み出される寄生虫が群がり、肉を貪る。それでもエージェントは立ち上がり、RPG-7を構える。その口から、弾が吐き出されるのはそう遅い事ではなかった。それが、城主の体を引き裂く事も。城主は、咆哮していても心は恍惚感に覆われていた。生命の最終目的、死に迎えたのだから――。
体が溶けて行っても、それは変わる事は無かった・・・

〜さて・・終わりと行きたい所ですが、未だ初代フケチビが残っているのでオマケ〜
初代城主は、狭い空間の中で時が満ちるのを秘かに待っていた。自分の信じる役目を全うする時を・・その頃、城主を倒した物の体を引き裂かれたエージェントが、足を引きずっている。しかし、それを初代城主が知る由も無い。
――破壊音と共に、光が城主の目を刺す。だが、城主は気にも留めず、エージェントに突っ込んだ。
・・・軽い銃声と共に、城主の頭は撃ち抜かれた。
「此処に来て蛇がいるとは・・危ない危ない。」
結論:城主は何かテキトーな力を使って蛇になってエージェントを待ち伏せしてたとさ・・・・

こうして、8代続いたサラザール家の栄華は1人のエージェントにより打ち砕かれたのであった・・・・

208偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:07:34 ID:???
Klauser is ground degeneration.:クラウザーは地に堕ちる。 〜切裂きジャックのドジ記録〜

〜チャプター5−3:通信塔にて〜
薄暗い蛍光灯に照らされて、白銀の刃が煌く。部屋には、真紅の衣を纏いし女と、ベレー帽を被ったいかにも軍人、と言う風貌の男が居るだけだ・・・。
「レオンの始末は如何した?」
ナイフを放り投げながら男が聞く。女はややぶっきらぼうに顔を上げる。
「てこずってるわ。サンプルは?」
放り投げたナイフが男の計算していた位置よりも少しずれた所に落ちる。男が僅かに移動したのを女は見逃さなかった。
「・・奴が持っている。サドラーは・・こっちの意図に感づいているようだ・・」
ドンドン男の体勢が崩れていく・・それでも平静を装っている男に女は呆れている・・
「・・・厄介ね。」
そう言っている間にも、男はドンドン機械の方に寄って行く・・
「俺も・・ウ、・・ェスカーもお前の事を」
そこまで男が言った瞬間、ガラスが派手に砕け散る音が聞えた。
「アーーーーーーッ!!!」
男の悲鳴が虚しく響く・・・
「ナイフを地面に一旦落せば良かったのに・・馬鹿な男。」
全くもってその通りである。




〜チャプター5−3:機械室にて〜
銃声が響く中、男はナイフの手入れをしていた・・。二年前から別れたコインの裏表と呼ばれた彼等の正義の道・・
それに、決着をつける時が来た事に男は身の内に秘める歓喜の渦巻きを隠し通す事は出来なかった。自らの疼きを強く感じている・・・。
錆びた金属が擦れ合う音がして、男は時が満ちるのを本能で感じ取った。
視界の隅に金色の髪を見つけ、男は全く音を立てずに地面に降り立った・・・


背後に感じる気配は、これまでに感じた以上に嫌な物だった。左肩に挿してあるナイフを抜き出し、構える。
――振り返るが、そこはもぬけの殻だ。
「!!」
天井!―― 一瞬気を抜いたのが間違いだった。鉄パイプに向かって黒い影が伸びる・・
スカッ・・・
『えっ・・?』
黒い影は、鉄パイプを握る事無く、天井を昇って行く。そして、一番上の辺りで醜い音が発生・・
大きい音を立てて、影が地面に叩きつけられた。
「ひ・・久しぶりだな。レオン・・」
「クラウザー・・・お前絶対“こんな筈では。”って思っただろう。・・・・・地に堕ちたな。」
「・・一言だけ言っておく。生きてこの島から出れると思うなよ!!!」
そう言ってクラウザーは跳躍し、姿を消した・・。


〜チャプター5−3:古代遺跡にて〜
松明が揺らめく中、レオンと呼ばれたその男は任務を追行する為、1人の人間を護る為に奔走していた。
―2つは手に入れた・・後一つだ。―
“奴”が現れた。ステアーを握り締め、ガラス玉の様な眼で自分を見ている。そこに、過去の面影は無い・・。
「後一つだ、クラウザー・・・」
「決着をつけるか・・。」
奴はステアーを捨てた。そして、左腕を高く掲げた・・・。
――腕の内側から醜く、今の俺の体に巣食う寄生体が露出した。暫くしたら、その本性が、曝け出された・・・
「これが、奇生体の力だ!」
奴は誇らしげに叫んだ。お前の求める正義はそこにあったのか・・・?
「地に堕ちたな・・クラウザー。」
「行くぞ・・レオン!」
奴が跳躍・・そしてこっちに向かって来る!前転して、回避する。武器を構え、振り向くが・・
「アーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」
声だけが虚しく響く・・・。現場は見ていないがどうなったか、想像は容易だ。
「本当に地に堕ちなくても・・・」
・・・・そう言えば、レリーフはどうなったんだろう。

209偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:08:10 ID:???
首領さんの作品↓

210偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:09:03 ID:???
〜恐怖の館へようこそ『 皆 様 』〜


話舞い降りた堕天使と謎の迷宮。
ここはスペインのとある街の図書館。大人数ではあるがのどかな雰囲気に包まれた平凡で暖かしい図書館。
ここで一つ、私は本を読んでいましてな。とても恐ろしい。化け物の出てくるお話だったさ。
内容は非常に濃くてね。一人の男が大量のねずみに噛み千切られている残酷なシーンなんて見物だね。
私はこういう本が好きだ。もの凄く心の奥にあるモノを感じるんだ。そう、恐怖って奴をね。だけど私は馬鹿だたのかもしれない。ああいう本が好きでしょうがなかった私は、ついに自分の手で本の通り人を殺し、そして末路を辿らせてきた。
そして私は死体を見て自分がやったと思えないほど後悔する。だが、やめられなかった。そんなある日。この貧しい私の家に二人のビジネスマンが現れたのさ。
ええ、最初は自分はもうここが最後と思ったよ。だけど違ったんだね。私は館を貰ってくれないかと攻められたんだよ。
勿論断る理由なんてあるもんか。私は契約書にサインをし、ついにあの館へと向かった。村のはずれだから大層不気味でね。実に喜ばしかったよ。
そして出くわしたんだ。一人の天使に巡り合えたんだよ。傷ついた天使を見て思ったことは、救うのではなく、いい実験体だねぇと・・・
そして私はその天使を、天使を自分の手で殺ったんだよ!私は間違っていた!あの噂が本当ならば私はもう・・・・
もう、自分じゃない何かに・・・奥の恐怖になって、しまうんじゃ、ないかと、おも て ね        。

首領「酷い招待状だね。もう、招待するという域超えてるよね。」
偽り「首領君、ちょっとびびったりしてないか?」
首領「ま〜さかぁ、これは単なるお化け屋敷へのお誘いだろ?こんな子供だまし・・・ャッー!」
首領は喋りかけたその声で第一声をあげた。まぁ無理もないだろう。私の誘いを甘く見すぎたのが悪いのだ。
だが、生憎私のせいではない。他の者が首領を反射的に驚かせたのだ。
Gon「ああ、いや・・・まさかこのカボチャがそんなに怖いものだとは・・・」
そう、今日は人間の楽しみにしている行事。ハロウィンたるものの日。
ハロウィンの伝説を知らぬものはヘラヘラと子供の遊びの行事にしたが、私は許せない。
ハロウィンを楽しみにするなんぞ私が許さないと言っているのだ。
おばはん。「あはは、カボチャで・・・あはははははっ!!」
この女さっきから大笑いをしているが、カボチャで驚くものというところは同情してやろう。
しかし、この女の望みどおり、カボチャ”ごとき”でも怖〜いと思わせることなんざ容易い。
首領「ちょ・・おばはんさんんんん!俺が驚いたのはカボチャじゃありませんってぇ!」
偽り「んじゃ何に反応したんだよ。」
首領「ん、皆みてないの?鏡の方にいる”変なの”」

お気づきだろうか?私は実在している。招待上の人物なんかじゃない。
これはすべてお前等を私の館へ送り込むために仕組んだ罠なのだ。
〜ようこそ恐怖の館へ〜

211偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:10:55 ID:???
CrowMan〜 MAD IN BLACK 〜
Code:『月明かりの死人』

島を覆う深い霧。隊長であるビリーはレオンと共にアシュリーを捜索する。
俺はビリーの部隊に保護され、今は病棟のベッドで仮眠を取っている。
レオンと対面することは出来なかったが、無事だということが分かった。
後は黒いスーパーマンとアシュリー嬢の行方が分かれば・・・せめて生死を知りたい。

―車内―
レ「なぁビリー。あの小屋についてなんだが・・・。」
ビリー「ああ、地下の様子からして大分前の物らしい。」
レ「違う。あの地下へ潜り込んだ奴等のことだ。その後どうなった?」
ビリー「どうもこうも・・・奴等から情報を聞き出そうとしてみれば、急に体が溶け出して・・・。」
話によると、奴等からあの武装をすべて外した後、ロシア語で、「来るなッ…来るなッ」と叫んでいたらしい・・・
俺は奴等の武装に注目した。解剖はしたのかと尋ねたがどうやらしていないようだ。
ここは解剖結果と武装を良く調べた方がいいと判断した。
だが今の俺の目的は、アシュリーを探し出すことだ。
何よりクロウも行方が掴めないまま、一刻も早い行動が必要だ。
隊員「隊長!前方に何やら町並みが見えたと報告が・・・!」
ビリー「町並み・・・今までこの島に街などあったか?」
レ「一度見てきたほうがいい。そこに二人の内の一人が見つかれば幸いだ。」
俺は町並みと聞いて安心した。アシュリーがそこにいてくれれば・・・
俺はKP85ハンドガンを腰にしまいトラックを降りた。
―謎の村:廃墟―
ビリー「これはどういうことだ・・・?!」
そこにあったのは確かに一つの小さな村。だが、見るからに荒れて、腐り果てていた。
レ「案ずるな・・・まだ希望が無くなった訳じゃない。」
ビリー「そうだな。ゴドム、カールは俺とレオンと一緒に来い。後の者は遅れたトラックを待っていろ。」
隊員2名と俺とビリー。4人で捜索するなら十分だ。
もし、ここにもあのでかいカマキリが現れるんだったならば・・・一環の終わりだがな。

俺たちは、静かに村の奥へと進む。

212偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:11:29 ID:???
キャメラマン―バイオハザード4物語―第十四話(直し)

前回、キャメラマンは謎の公衆トイレへと足を踏み入れた。
だが出ようとした矢先、”トイレットペーパー”という必須・・・いや常識的アイテムがかけていることに気づく!
隣のトイレにはサドラー、謎の人物、村人(オジサン)という順に必須・・・常識的アイテムが無いことを確認。
サドラーはローブの裏に隠し持っていた紙やすりを話しに導入。
さあ、どうなることやら・・・?

サドラー「なぁ、急に黙り込むなよ・・・俺結構これみてるの辛いんだからさ・・・。」
オジサン「サドラー様・・・貴方様なら”ソレ”で吹いても大丈夫なんじゃ・・・?」
サドラー「いいいい嫌だよよよ・・・まず客観的に”コレ”どーよ?カリスマの俺の面子が掛かってるんだぞ?!」
「いや・・・もうアンタにはカリスマの欠片も残ってないような気がする・・・。」
?「ん、俺のポケットにポケティーが・・・?!」
サ、オジ、キャ「ポケティー?」
んんん?ポケティーとはまさか・・・?!
ポケティー=ポケットティッシュということなのでは・・・!?
だが、どこにも「ー」が無いぞ・・・?いや、最近は「書き込む」という言葉を「カキコする」というように略してもいないような言葉が・・・出ているわけなんだから・・・。
いや関係ないな。
オジサン「そりゃ都会でよく配られてるという”ポケットティッシュ”なのか?!」
お、オジサン?!
ダメだオジサン!ここで相手に裏があるか無いかの区別がつかなくなったぞ!
いや・・・ここはあえて様子を見ようということか・・・ヒントを搾り出すつもりだな?
?「いや、ポケモンティーシャt(ry
サドラー「はっははは!馬鹿だなガナードよ。この場で連想するなら”ポケモンティーシャt(ryだろっははは」
いや、生憎アンタ場違いだよ・・・。とてつもなく何かを忘れているよ・・・
?「だけどこれ・・・”布”だろ。」

一々痛いところ付かないでくれと思うキャメラマンとおじさんだった。

213偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:12:01 ID:???
キャメラマン―バイオハザード4物語―第十五話(直し)

前回、サドラーの考案した紙やすりという案を上書きするように放たれた”ポケティー”の存在。
必須・・・常識的アイテムをここで手に入れられたかのように思われたが・・・
やはり上手くいかないオチがあったようで、”ポケモンティーシャt(ryだったという・・・
ここで数々の疑問点を解決すべくキャメラマンが立ち上が・・・いや座ったまま・・・

さあ、どうなることだおる・・・か?

「一つ聞いていいかい?まず、ポケモンティーシャr(tyじゃないやt(ryがポケットに入るものなのか?」
そうだ。そもそもTシャツをポケットにしまえるという次元が可笑しい。
ドラ●もんじゃあるまいし異次元ポケット〜なんて言ってられないぞ?
オジサン「なぁ、Tシャツってポケットに入るものなのか?そしてお前の履いているのはなんだ?」
オジサン・・・頭良いのか馬鹿なのか分からなくなってるよ・・・。
?「ああ、俺のポケット・・・異次元の空間に・・・」
「ちょtt・・・」
サドラー「マテーーーーーーーーーーーーイイや!!!!」
うおお!?びっくりしたぁ・・・俺のセリフどんどん消滅されていくような・・・
サドラー「そのポケットいくらだぁ!!?買ってやるからぁぁぁぁああ!」
何ですとー!?落ち着けサドラー君!明らかに自分が場違いだってことに気づかないのかッ?!
そして俺も奴の策略にはまるところだった・・・!
そう、「?」もさり気ではあるが場違いオーラバンッバンじゃねぇか!
どっかできっと「カツオ場違い」とか現れること間違い無しだろ!
いや、それとこれは別の話かな・・・
?「そう、俺は金は取らない。代わりに物々交換しようじゃないか・・・?」
サドラー「ふふふっふ・・ふん♪そうだな、ここを出られたら教会の娘をあげちゃおっかなぁ♪」
人材派遣!?・・・いや人材派遣って・・・あ、俺可哀想・・・
オジサン「サドラー様、それはマズいですよ!」
サドラー「いいじゃないか・・・異次元ポケットがあればこの世は我が物・・・!」
「へぇ、アンタのような”カリスマ”が、”カリスマ”としての”プライド”遠ざけてドコでもドア〜♪ですか。」

その後、キャメラマンの毒舌により、サドラーが異次元ポケット(仮)を諦めたのは言うまでも無い。
サドラー「・・・・・あ、目からしょっぱい液だ・・・・あ、やっぱ汗だ。に変更・・・。」
?「ちぇっ、まぁはなっから女には興味は無いがな。」
フキッフキッ・・・

そして、トイレになにやら奇怪な音が流れ出すのだった。

214偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:13:17 ID:???
霧乃ホーリー特別編〜爆裂!宇宙超能力者ケテーイ戦〜

あっという間に時は流れ、なんだか切ない気分のダンディーさん。
時を声次元を越えてしまう魔石「ポータル・スフィアー」により、マリージョルという異界に飛ばされてしまう霧乃一向。
全員バラバラの土地に飛ばされてしまう。
霧乃とはいうと、謎の赤ん坊の部屋のベッドに寝ていたという実に微笑ましい展開に
前回のあらすじといたしましては、喋る赤ん坊の恋人にこっそり会う手伝いをさせられるとまで言っておきましょうか。
まぁ、これから手伝わされるって訳ですがね。
おっといけない。コーヒーカップの内側まで拭いてしまった・・・。

「なぁ、恋人ってアレか?結構大層な美人を恋人にしてるのか?」
赤「俺の愛人は誰にも渡さないから覚えておけお手伝い。」
一々頭にくるなこの赤ん坊は・・・!ま、赤ん坊の目線での美人なんだろうなきっと
第一この作者ならやらかしそうな目してるからな。
赤「さて、マズはこのシーツを一枚一枚結んでロープ状にしろ。」
「この窓の高さなら飛び降りられるだろ。俺に捕まってればすぐにでも・・・」
赤「嫌だ。ロープがいい。」
てんめこのクソガキがぁぁぁぁああ!!!
いや、確かに喋ってるとはいえ赤ん坊。衝撃で参っちまうこともありえるな・・・

そして仕方が無く結んで結んで結んで結び目が解けてまた結んで―――

赤「よし、コレくらいの高さなら飛び降りれるんだろ?さぁ、ロープは飽きたから飛び降りるがいい。」
あぁぁぁぁっぁあああ・・・・!!!殺す・・・ぜってーミンチに・・・!!!
そして俺は赤ん坊を背負うとすぐさま窓から飛び降りた。
話によればこの村の近くにサーカス団が来ていて恋人はそのサーカス団の一員らしいのだ。
俺は走りに走り行き着いた先が、湖・・・
「なぁ・・・お前道間違えたんじゃないの?」
赤「ば、ば馬鹿を言え!俺が道を迷うはずが無いわ!」
図星かな。そう思っていると、湖を越えた先の村でなにやら花火らしきものが見えた。
「おい、この湖渡ればすぐなんじゃないか?」
赤「ほ〜れ見ろ!わっはっはっはっはっゴフォッ!ゴフェーッ・・・」
おいおいこいつ大丈夫なのか・・・?
そして俺は仕方なしに近くに停まっている小船に乗り込むと漕ぎに漕いだ。

やっといきついたサーカス団キャンプ―――
赤「やっとついたな。このサーカスに新しいメンバーが増えたってことだから見てくるがいい。後は俺一人でいく・・・」
「え?一人でって・・・?」
すると赤ん坊は見事に霧乃の肩から飛び降り弧を描くように飛んでいった・・・
あ、あんなに速く動けたんだね・・・
それはともかくサーカスか。今の状況を忘れるにはもってこいかもな。」
俺は空いてる席に座り、舞台の真ん中をジッと眺めている・・・
そう、新メンバーがいたからである。
初めて見た集団だが明らかに新メンバーだと分かる奴が一匹紛れ込んでる。
「サル・・・見なかったことにしようか・・・ッハハ、これは幻覚。新メンバーはきっと風邪で休んじゃったんだね。」
HAHAHA・・・サルがいる。明らかに俺の悪友が今舞台で挨拶をかましている・・・!
今すぐサルぅぅぅぅうと叫びたい気持ちで満杯・・・

215偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:14:19 ID:???
霧乃ホーリー特別編〜爆裂!宇宙超能力者ケテーイ戦〜ソレはアレと仲が悪い〜

サル、それはソレ。霧乃、あれはアレ。
言わば犬猿の仲と言ったほうが良いだろう。
今、この道化をかます方と観覧する方とで対立しているとも言える。
サルは玉乗りを見事にこなしている。霧乃はそれをジッと見て耐えるしかない。
そして、ショーは終わった。
霧乃はサルが見えたということに深く思いいれたのかショーを楽しめなかった。
そして、赤ん坊のことをさて置いてサルのいると思われる控え室に足を運ぶ。
道化師「おっとあんさん。そこは”関係者以外”立ち入り禁止ですぜ。」
「あ、さっきのショーのサルの保護者です。」
道化師「え!・・・おい!皆!サルの保護者が来たぞ!!」
え、あ、ん?何が起こるんだ?
道化師「ささっ、サルの元へ案内いたします。(小声)やっと来たぜ・・・」
明らかにこいつらの様子が可笑しいな。
さっきから何を慌ててんだろ・・・サルが一体どうしたんだ?

歩くこと3分^^(殴
「なぁ、本当にここ・・・サルの控え室・・・そもそも部屋なのか・・?」
道化師「いや、いくらメンバーとはいえ動物は檻の中でしょ?」
・・・・・・・・・・・・
サル「お、霧乃じゃねーか。良いだろこのジャングル同然の部屋!給料もガンガン稼げる・・・」
「馬鹿野郎!何駆け落ちした後の人みたいになってんだよ!!」
サル「いやぁ、どうしても連れ帰りたいってんなら友人の頼みだから仕方ないなぁ〜」
道化師「では、さっさと・・・」
「いや、どうぞ、貰ってやってください〜♪」

216偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:14:50 ID:???
[LEON'sTHE BEST INPOSSIBLE ESCAP]
ESCAP ver2 on a 1
俺は殺し屋、もといただの便利屋という所だが・・・男供に案内されて一つの牢獄「牢国」とでもしゃれこめるほど大層な牢獄へ
無論、俺が連衡されているのではなく、その牢獄を乗っ取ろうとしている連中のお手伝いを任されてきた。
非常にナンセンスな下種ヤロウに付きまとわれていたが、何時の間にか消えていた。
で、話せば長くなるがぁ・・・!何やら伝言を頼まれているから言っておこう。
「6代目に書いた小説の内・・・終わりが見えてこなかったので放棄していましたすいませんすいません」以下略すが、文句は無いな?
B「あのォ・・・誰に向かって話しかけてました・・・か?」
殺し屋「・・・・今のは人としてやっておかねばならない事だった気がしたからだ。」
暇人「人として壁に話しかける・・・そうだね、あっちで考えるとありえてもいいよn・・・。」
殺し屋「あっちってどっちだ・・・いや、今は先を急ごう・・・。」
そうだ、BIなんたらと通称暇人、それから会話に参加せず牢獄の内部を見学している奴もいる。名前を”くびりょう”ってったか?
首領「うおぉ寒気が・・・。」
何はともあれ、俺が殺しを依頼された奴らが奪還しようとしていたのがこいつら。
俺は見ての通り「裏切り」を果たしているのさ。勿論訳有りの奇麗事とともに事情まであるさまだ。
殺し屋「さてと、この通路も行き止まりだな・・・これで何回目だ?」
首領「10分程度で12の行き止まりと遭遇してる気がする・・・あ、吐き気が・・・。」
B「首領さん!態々変な計算しなくてもいいです!誰も求めていません!」
まったく能天気な奴らだな。通路自体は広くもないし距離もあまり無い。
有るのはその数だけ、今の俺の人格を実体化させようにも・・・これから先に影響するかもしれない。
牢獄の生臭さと迷宮を前にしてれば、十分ここは「生き地獄」。

一方、独房手前の地下に強制的に落下したスネークとレオンは・・・。
スネ「無事かッ!?」
レオン「ああ・・・落ちたところが良かった・・・。」
スネ「ああ、死体の山に助けられた・・・嫌な事態が起こる前にズラかろう!」
スネークとレオン、彼等は【BLACKMASK】の一人との戦闘後に落とし穴にハメられて落下した。
落下した先はスネークも参加したパーティ会場・・・あの”ガス”が漏らされるまでは・・・

217偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:15:22 ID:???
ゾンビ…動く屍の心髄…

貴方が 犯した寄生物災害 決して許されるものではない
私は貴方の虜  暗夜を彷徨う

貴方は必死に私から逃げる だがそれは仕方の無いこと
「見て見て 私の髪の毛」 貴方には決して伝わらない 思い

貴方の為にと夜な夜な 進入し 戸惑った研究 壊してやった 
「なのに  なのに 」 私の身体は貴方を 示す 


陰所からの灯り 貴方に近づき唸り続ける
毎晩 毎晩 身体を 掻き毟り 
飛び交う血に 嫌気はしない むしろ 嬉しい  !

貴方の骨が私に 刺さる
私は何も感じない 幸せだ ・・・
唇噛締め 後々後悔を覚えた だが、 美味しい

毎朝毎晩 民家に 訪れ ギャーギャー 喚く 五月蝿い奴等
「去れ バケモノ!この十字架が見えるか?!」 

「なんで  なんで  」 私は立ち竦む神父の耳元を 舐め回す
神父の叫び声 快感
私は奥歯をならしながら書き砕く 身体がこの習慣を 覚えている

私は山を登る くまにも勝てる 今の私は 最強だ
身体が巨大化していく 

進入した  貴方の姿は見当たらない 
フト気が付くと 汚れた狼供が 貴方を食い散らかしていた 

「やめろ 御前等には 脚 踵 耳 目 唇 誰にもやらせない !」
私は大きな 爪 持ち上げ 振り回す 
狼 潰れて 飛ばされて 私は快感 流れる血が ゾクゾクさせてくる


あー  あー  あー  あー  あー  あー
 あー  あー  あー  あー  あー  あー

かゆ・・・・・・
うま・・・・・・・・・・・・・・・・・・

218偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:16:02 ID:???
ゾンビ…苦痛の心 動く屍の心髄――

御前 の 幸せは 俺のもの
俺に 幸せなんて 無いんだもの

「いいよね 君の幸せを奪っても」
もう 俺には何も 残ってない 感情も
だから いいよね 俺の 幸せ ? 

母親は死んだと 思ってた なのに 御前は
俺から 全てを 隠していた 
だから 俺に 許しを 請わないでくれよ

御前が 泣けば 俺だって 悲しい
「うう・・・ッ」 哀しい 哀しい ・・・
御前を 襲いたくない 俺は許したいんだ
それなのに 俺は 身体を 止められない 

泣かないでくれよ 頼むから 逃げてくれよ 
今の俺は もう 俺 じゃない
愛してるんだ だから 俺から 離れてくれよ ! 

「うう・・・ウガァァァッ・・・・」
泣くなって ・・・ 俺だって 泣くんだぞ 
ぼろぼろに 泣いてるんだ 御前 以上に 

俺は 御前を 襲いたく 無い ・・・
「ああ・・・あああ・・・・・・あい・・・して・・・・・・・」
パァンッ

愛してるよ。

219偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:16:35 ID:???
『恐怖の悪循環に』
僕等の恋路のめでたき幸せ コーヒー溢して熱さに喝 
 僕と君の交差する感情に嫉妬 「死との対面も近くにいた」
あれから3年 奴等が動いたかすかな証拠 巣窟の氷柱 夜な夜な忍び込んでは 
気が滅入ると 口ずさみ 彷徨う使徒・・・
―――――――――――
仕事のたびにと 透き通る睡魔と 屋上登って 目覚めのコーヒー
過(よ)ぎる記憶が頭に残り  毎晩 図々 考え顰(ひそ)める
灯り火秀麗 騒音気づいて 慌て振り返る
今一切 の 憂鬱に と笑む  傲慢に顰(しか)めた顔で
死にたくない・・・
―――――――――――
傘に閉ざされた研究室から溢れるウィルスが街を覆う
憎しみ 怒り 悲しみ 感情 無意味
排気口から悪夢が漏れ出し小さな命を蝕む悪魔
取り返し付かず・・・
この温もりも 心の髄までも ウィルスの虜
皆が栄えた大きな都守るために 迫り 逝く
止まらなぬ悪夢に限界を免じて やがて散りばむ
食される民衆涙目で居所から身を引け 唇噛締め 怒りの決意に
嗚呼、列車に爛れる音は 大小足音の如く
傷ついた心の引き金引き生きていく 落ちていく殻の薬莢
重い手でピンを引く 死をと覚悟述べ 握って
火を灯す

220偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:17:06 ID:???
(続き)
―――――――――――
 漠 然 の 域  爆 破 さ れ 消 え 去 る 
―――――――――――
暗き古城の門から流れる教徒が松明に火を灯す
呻き声あげ大路に出向けば王座に座りと相変わらずの不揃い
永遠の命と隣り合わせ 城主に仕向けらる寄生の間の手
手足縛られた死刑囚は 目を封じ怒涛に入れる
―――――――――――
暖炉にて焚いている大家が 訪ねてくる男に殺意光らせる
大家「おらおら ここで何をしている! 斧で御前の首を取ってやるぞ!」
驚きふためる男に斧を振ったがまんまと避けられる
脅し 男は 弾を放った
倒れた大家は這いずり回って死に物狂いで男の足を掴んだ
「うわ 頭に当たったはずなのに・・・!」
死んだはずの男を見て男の記憶に悪寒が漂う
大家「おまえをこの先へと行かせる訳には 到底いかぬ!」
家の外から奇怪な音も聞こえて男は笑う
大家「行かれたまえよ 先の地獄で奴等が・・・」
「うわあああ何だこいつら!突っ込んでくるぞ!嘘だあ!」 「この記憶が手違いであってくれ」
嗚呼、村の灯台のぼり迫る村人を見て思った
あの頃 出世のお祝いに 多くの命と供に戦ったあの日
幸せ願い 男は立ち向かい
灯台から降り遅い来る村人 あの日の誓いと愛の結晶も遠退く
民家の強襲勢い涼め静かになる 村の東から鐘の音色で村人消えた
勢いのタネは否定も正も出さず蒼い門にて姿を消し去る
時折村中から異臭と呻き
―――――――――――
ゆっくりと 歩み寄る 棚の方 男は 警戒し 棚の鍵を引き抜く 男の姿

汚れた教会の下で泣く ブロンドの娘 助け寄る
梯子から降り立つ 娘の顔は歪み 奥から笑い声
愕然とした男と娘は勢い余って男が手を引く教会破る
逃げ切るや否や その先には 火を灯した村人の行列が股開く
―――――――――――
嗚呼、先の見えない古の古城 この一夜もまた 
地獄を刻んだ 猛者の領域
空を舞う黒き鳥は見えていた

あーあーあーあーあーあーあ
ーあーあーあーあーあーあーあ
ア! あの小娘

肩際から・・・(ry

221偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:17:36 ID:???
『トーク・トーク・トーク』

さーて、これから始まるトークトークトーク。アダルトな話からホラーな話まで
グラン「待て、アダルトってどこまでの境界線のこと言ってるんだ?」
ボーン「そっちこそ待ってくれよグラン・・・俺だってもう・・・」
ああ、こちらでお世話になることになったグランとボーンのお二人。
で、何のようで来てくれたのかな?
グラン「・・・ゴホッ・・・んまぁゲストと供にトークを繰り広げる愉快ななまかたちって書いてある。」
ボーン「なまかって例のなまかですか?」
いや、ネタばれ要素を含めず、且つ今までのことをトークで語り合おうじゃないか
ってのが趣旨だね。それとアダルトっていっても”あっち”や”そっち”の・・・
ボカッ
グラン「はぁ〜い、それじゃぁ本日始めのゲストはっと・・・『シルビーノ』さんです拍手ッ」
ボーン「あぁッ?!今俺の出番だったのにって・・えぇぇ?!」
シルビーノ「はいはいはいはーい、結構脇役のシルビーノですぅー。」
んじゃ、早速質問なんですが、貴方のお名前は?
ボーン「(なぁ、グラン・・・そういうのって予め聞いておくんじゃ・・・?)」
グラン「(バカだなぁ・・・・・・読者の皆のためにあえて聞くんだよ。)」
シルビーノ「え?あ?ん?それ聞いちゃうわけ?」
グラン「(うおおッ?!KY(空気読めない)きたな・・・)」
シルビーノ「まぁ、シルビーノ・カモストローネ。」
手っ取り早くいきましょうッ!貴方の年齢と特技とついでにスリーサイズを
ボーン「(うおおッ?!ちょっとまて、疑問より妄想のほうが早くついてきて・・・!)」
シルビーノ「俺女じゃねーし・・・しかも本来色々な質問する前にプロフィール作っとけよ。」
もっともな返答ですね♪
それでは、プロフィールを書き終え次第再会と行きましょうかね?
グラン「御前イッペン死んだ方がいいって・・・・。」

222偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:18:19 ID:???
『トーク・トーク・トーク』序盤

いやね、薄々作業に手間が掛かるから時下に聞こうとか考えちゃったんだよね・・・
グラン「御前はずれだよそれ・・・しかも結構ノリ悪いよなこのコーナー。」
ボーン「だよなぁ、本作の暗い印象をそのまま持ってきてどうすんだよ?」
そうだね、それも一種の罵声だねブーイングだよね。
そもそも結構な資金掛けてるんだもんな・・・しっかり営業しないとね。
グラン「気にするなよ。序盤なら皆許してくれる。これから先もずっと序盤であり続けろ。」
ボーン「それただだ怠けてるだけじゃないの?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
グラン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
トークらしいことと言えば、こんな無駄話しかしてないね・・・。
ボーン「何かインパクトに欠けてるんだよッ!ここは明るい小説でも書いてから来いよ。」
俺に出直せって言いたいのかボーン・・ボーンちょっと表へ出なさい(マテ
グラン「でもよぉ、こんな時霧乃とか書いてりゃ気も落ち着くんじゃないのか?」
ボーン「あれは首領のロマンの塊みたいなもんだからね・・・ぶふッ・・・。」
ボーンやっぱ屋上来い。(ぁ

で、屋上に上ってみた。
「てんめもっと力入れて働けゴラァ!!!」
そこには何やら囚人たちが屋上の修理を・・・・
ボーン「なぁ・・・グラン呼んできた方がよくね?」
いやぁ、後戻りしたいけどさ。どうやらそれも出来ないみたいです。
「おうおうおう、立ち入り禁止って書いてあるのが分からんのかァ?」
いや、特に何も書かれてねーしッ・・・・俺はフト思い出す『立ちション失禁』
ボーン「おい首領・・・御前を一発殴っていいか?いや拒否権は無いんだ殴らせろやァァッ!!」
悪いのは俺じゃない!!?っつか思い出すことが罪なのかエエッ?

223偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:18:58 ID:???
『トーク・トーク・トーク・』序盤2

グラン「どうしたんだ?その顔。」
いや、まぁ色々と事情があってですね、つか屋上のアレは何?
ボーン「ゴフォッゴフォッ・・・うぇ・・・いやぁ、ボコボコにされた挙句に死ぬところだった・・・」
グラン「ほいじゃぁ、さっさとゲスト呼んじゃおうか、『チャン・ロイス』氏でーす。」
まてッ?!いきなり敵キャラ出すのってマズくないか?
ボーン「そそそうだよぉッいきなりあの手が光る殺人鬼・・・・。」
手が光るって言えばさ?焼きたてジャ●ンってあったよねぇ・・・
確か太陽の手〜とか言っちゃってさ、そいでパンとか(ry
ボーン「だよねぇ、チャンがあの手でパン作ったら美味しく出来るんだろうなぁ・・・。」
グラン「あ、どうやら今日は多忙のため行けません、らしい・・・お土産を発送してくれたな。」
お土産って・・・案外その箱の中身「生首」だったりするかも^^
ボーン「やめろよ気色悪い・・・・・・・・・・・・。」

パコッ
ぶふッ・・・・箱なりにパコってあいた・・・・ぶッ・・・・・!
グラン「パンだ。」
え?パンダ?(殴
ボーン「うおおッ?!マジでパンが・・・・!?」
案外家庭的な殺人鬼だな。
ボーン「うん、こういうのがモテたりするんだよなぁ・・・なぁ・・・・なぁ・・・・。」
うわッやめろよ怖い顔してよぉ・・・・
グラン「俺たち神から見放されてるのかね?」
・・・・・・・・・・・・・・・・

224偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:19:51 ID:???
マインさんの作品↓

225偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:20:23 ID:???
「アンブレラ・バトルズ」

第1話

俺の名はレオン・S(スコット)・ケネディ。
元々は合衆国のエージェントだったが、今は、
対アンブレラ組織、アンブレラ・バトル・ウエポン、
略して、ABWの隊員だ。

始めはアンブレラが復活したのが始まりだ。
なぜ復活したのかはともかく、このままではマズイと思い。
組織を立てた。始めは小規模で人数も数人のみ。
俺と、何故かウェスカーを裏切ったエイダ。そして、クラウザーだ。
今では、「クリス・ジル・バリー・クレア・ルイス」などの、バイオハザード事件にかかわった人物や、日本のエージェント、一般人も、
隊員として、動いている。
今では、本拠地、補助基地、前線基地などの施設も充実し、
武器の仕入れも万全。組織専用の研究所も備えてある。
ルイスなら、T−ウイルス対策のウイルスくらい作れるだろう。
何故生きていたのかは言ってくれないが、心強い味方だ。

俺は今、隊長のルモデス・ギースの命令で、
ある任務へ向かうヘリの中にいる。
同じヘリにはエイダ・ジル・クリス・レベッカ・そして新人隊員の聖光が乗っている。

レ「聖光はこれが初任務だったな。」
聖「はい。そうです。レオンさん。」
エ「まだ16歳なのにスカウトされたの?」
ジ「ABWには日本人隊員が少ないもの。無理は無いわ。」
ク「確かにな。無理もない。」
レべ「私でも18歳だったのにね。スカウト受けた時。」
レ「とりあえず自己紹介しとこうか。俺はレオン・スコット・ケネディ。27歳だ。」
エ「私はエイダ・ウォン。29歳よ。」
ジ「私はジル・バレンタイン。25歳です。」
ク「俺はクリス・レッドフィールド。30歳だ。」
レベ「私はレベッカ・チェンバース。22歳です。」
聖「僕は、草薙聖光(くさなぎせいこう)。16歳です。」
レ「そろそろ任務の場所へ着くぞ。降りる準備しろよ。」
全員「了解!」

226偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:20:53 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第2話

レ「ここが、任務の場所か。」
エ「この井戸の中が前線基地のはずよ。」
聖「井戸?!まさか・・・」
レベ「ABWは予想もしないところに前線基地を作るの。」
ク「その方がアンブレラにも気づかれにくいしな。」
ジ「ともかく、入りましょう。」

レオン達は井戸の中に入っていった。
そこには一枚の扉があるが見事にカモフラージュされて、
一般人では気がつかないほどだ。

「合言葉を言え。レオンの耳は?」
レ「パンの耳。」
「よし、入れ。」

「オッス!ごくろうさん!」
レ「なあ、マイク。あの合言葉やめないか?俺気分悪いぜ。」
マ「硬いこと言うな!いいじゃないか!」
レ「泣けるぜ・・・」
マ「みんなもごくろうさん!」
全員「こんにちは、マイク。」
聖「えーっと・・・マイクさん?」
マ「おお、君は初対面だったな。俺はマイクだ。」
聖「僕は聖光です。」
マ「見たところ、日本人で学生のようだが・・・学校は?」
聖「学校は退学しました。自分から。この任務の方がいいと思って・・・」
マ「ナルホドな。」
レベ「それよりマイク。今日の任務の内容は?」
マ「そうだった。えーと・・・これだ!」
エ「これは?」
ジ「何かのマップのようだけど・・・・?」
ク「これがどうしたんだ?マイク。」
マ「今回の任務は新型ウイルスの回収だ。まず、ここをとおり、研究室へ侵入。その後、ウイルスを回収し、外へ出る。」
レ「なるほど。」
マ「作戦開始は11時からだ。あと2時間ほどある。」
聖「じゃあ準備ですね。」
マ「ここには、補助基地や本拠地には劣るが施設が充実している。各自、万全の体制で挑んでくれ。」
全員「了解!」

227偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:21:23 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第3話

マ「おーい!そろそろ時間だぜ!」
全員「了解!」
聖光はかなり充実した装備を身に着けている。
レ「使いこなせるのか?」
聖「訓練受けてますから大丈夫です!」
ジ「凄いわね・・・・・」
ク「そろそろ突入するぞ。」

3・・・2・・・1・・・0!

レ「突入!」
全員「うおおおおおお!」
ダダダダダダ!
研究員A「うわああ!ABWの連中だ!」
研究員B「ひえええ!逃げろぉ!」
レ「聖光は俺と来い!クリスはジルとエイダはレベッカと行動だ!」
全員「了解!」
レ「こっちだ!聖光!」
聖「はいっ!」
バリィィィン!
ガラスを突き破って保管室へ入った。
中には研究材料やウイルスのサンプルがたくさんある。
レ「これだ!」
今回のターゲットを手に取り、いざ脱出しようと思ったその時!
「ズキューン!」
聖「ぐはっ!」
レ「聖光!大丈夫か!」
聖「は・・・はい。ちょっと肩に当たっただけです。」
レ「良かった・・・誰だ!出て来い!」
「はいはい分かったわよ。」
レ「な?!レベッカ?!」
間違いないそこに立っていたのはレベッカだ。
レベ「案外間抜けだったわね。」
レ「どういうつもりだ!」
レベ「私はABWに派遣されたスパイよ。もう調査は済んだわ。」
レ「くそっ!そんな事までやっていたとは・・・」
レベ「後は、内部のエージェントを抹殺し、データを持ち帰るわ。」
聖「そんなことさせるか!死ぬのはお前のほうだ!」
「お遊びはそこまでよ。」
聖「え?」
シャキイィィン!
レ「エ・エイダ!」
レベ「相変わらずお早い登場ですね。リーダー。」
レ「な・・・なんだと?!」
エイダのナイフは聖光の喉をしっかり捕らえていた。
聖「お前たちは・・・アンブレラなのか!」
エ「違うわ。私達は、スコーチ11よ。」
レ「スコーチ11・・・?」
エ「これ以上は話す必要はないわ。じゃあね。」
聖「うおりゃああ!」
バキューン!
聖光の放った銃はレベッカ銃を叩き落とした。
レベ「思ったよりやるじゃないの・・・・」
エ「この子は使い道がありそうね。」
聖「なにが・・・うっ・・・グースー・・・」
レ「聖光!何をした!エイダ!」
エ「麻酔銃を撃ったのよ。この子は預かっていくわ。」
レベ「アディオス!」
ボーン!
レ「ゴホッ!ゲホッ!ケホケホ・・・・」
レ「くそっ!逃げられたか!」
そこにはもうだれもいなかった。

ク「レオン!」
レ「クリス・ジル!」
ジ「いったい何があったの?」
レ「実は・・・」
レオンはさっきの事を全部話した。
ジ「なんですって?!エイダが裏切った?!」
ク「聖光を連れて行った?!」
レ「ウイルスも持っていかれた。くそっ!」
ジ「とにかく、本部に連絡しましょう!」
レ「ああ・・・・・」

228偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:21:53 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第4話

通信係「こちら本部、どうした?」
レ「大変だ!エイダとレベッカが裏切って、聖光と今回のターゲットを持ち去った!」
通「なにィィィィィ!?うわっ!あちゃちゃちゃ!痛ぇ!」
レ「・・・・・・・・」
通「スマン・・・ちょっとカップラーメンのお湯をこぼしちまって・・・・」
レ「泣けるぜ。・・・本題の方だが・・・・」
通「いったん本拠地に戻って来い。との命令だが?」
レ「分かった。すぐに向かう。」
ジ「なんて?」
レ「一旦帰ってこいだとよ。」
ク「マイクは?」
レ「あいつはここの担当だからいつもここにいるぜ。」
ジ「じゃあ帰りましょうか。」
レ「隊員寮掃除しないと・・・今はそれどころじゃないか・・・」

本拠地は地下にある。確かこの辺だったはずだ。

レ「あった。証明書を・・・」
「ピー・レオン・スコット・ケネディタイインデスネ。ドウゾオハイリクダサイ。」

ようやく本拠地に帰ってきた。相変わらず騒がしい。
隊長のルモデス・ギースの部屋に行き、任務の状況をしらせた。

レ「隊長!入りますよ!・・・あ・・・」
ルモ「あ・・・・」
レ「なんで、あんぱん食ってるんです?」
ルモ「ちょっと小腹がすいてな!あーおほん!で?状況は?」
レ「はい。エイダ、レベッカが裏切ってスコーチ11だったのことです。」
ルモ「そりゃあ困ったな。聖光君も連れ去られたんだろう?」
ジ「私達は別に行動していたので、すぐには気がつきませんでした。」
ク「ああ。聖光君の悲鳴は聞こえたが駆けつけた時には遅かったです。」
ルモ「そうだな・・どうすれば・・・」
スコッ!
レ「なんだ?矢に手紙が・・・やぶみだ!」
ジ「何で日本の方法で?しかも昔の・・・・」
レ「なになに・・・・・」

「聖光は預かった。我らスコーチ11の恐ろしさを味わいつつ、
仲間を失う悲しみを与えてあげる。私達はリーバス島で待っているわ。
その代わり、レオン1人で来なさい。余計な人を連れてきたら、
即刻お仲間を殺すわよ? エイダ・ウォン     」

ルモ「どうする?」
レ「行くしかない!」

俺は言われたとおり1人で行った。
そこには11人の人影があった。

エ「よく来たわね。レオン。」
レ「聖光はどこだ!」
エ「ここにいるわよ。レベッカ!」
レベ「はい。リーダー。」
レ「聖光・・・・・なんて無残な・・」

そこには間違いなく聖光がいた。
だが、顔色は悪く、ぐったりしている。
口も聞けない状態にある。

エ「まず、私達の自己紹介から、私がリーダーのエイダ・ウォン。29歳よ。」
レベ「私が、ナンバー2。レベッカ・チェンバース。22歳よ。」
ジェ「私はナンバー3。ジェーマ・チェスデス。23歳。」
ム「私は、ナンバー4。ムシ・サンバン。20歳。」
クロ「私は、ナンバー5。クロノア・チェイン。26歳。」
エ「あいにく、他のメンバーは任務中でね。ごめんね。レ・オ・ン。」
レ「貴様ぁ・・・絶対に・・・絶対に許せないぞ!」
エ「さあ。かかってきなさい!」

229偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:22:25 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第5話

エ「さあ、かかって来なさい!」
レ「うおりゃあ!くらえ!」
ズキューン!ズキューン!ドーン!ガがガが!
レ「やばい、数で圧倒的不利だ。こののままではマズイ・・・」
エ「もうすぐ、ナンバー6〜11も帰ってくるわ。」
これ以上仲間が増えるのは非常にマズイ。俺は一旦逃走した。
しかし、相手も数がいるだけ、すぐにバレ、とことん追い詰められた。
エ「いいかげん観念すればどう?」
銃を発砲しあいながらエイダが言った。
レ「うるさい!絶対に、絶対にあきらめるか!」
俺は目の前のドアをけり破った。最悪だ、行き止まりだった。
エ「もう逃げられないわよ。」
エイダがニヤリと笑った。俺は情けなく、尻餅をついて後ずさりした。
レベ「もう最期ね。レオン。」
レベッカとナンバー3〜5も駆けつけてきた。もうどうしようもない。
エ「さっき、通信があったわ。ナンバー6〜11ももうすぐ帰ってくるそうよ。」
レベ「こんないい男殺すのは勿体無いけど?リーダー。」
エ「殺すつもりはないわ。瀕死にして、遊ぶのよ。」
レ「ひどいな!お前ら!人をオモチャにしやがって!」
エ「もう遅いわ。おやすみ、レオン。」
そういうとエイダは麻酔銃を俺に向けた。覚悟した、その時だった。
「レオーン!」
マイクの声だ!
レ「マーイク!ここだ!」
ばばばばばば!ヘリの音が近づいてくる。
エ「予想外ね。一時撤収よ!」
全員「了解!」
マ「大丈夫か!レオン!」
レ「ああ・・・ありがとうマイク。」

230偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:22:58 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第6話

俺は、マイクのヘリで本拠地へと戻り隊長に合って状況を説明した。

ルモ「こまったな・・・聖光君が捕まったとは・・・・・」
レ「どうすればいいでしょうか・・・・」
ルモ「実はさっきスコーチ11から映像が届いてな。今から再生する。」

「キューピー3分クッキングー
ちゃらちゃっちゃちゃちゃちゃ♪
ちゃらちゃっちゃちゃちゃちゃ♪
チャラ茶ちゃちゃちゃちゃちゃちゃっちゃっちゃー♪
え〜今日はおいしいみそ汁の作り方を・・・・・」

レ「・・・・・・・」
ルモ「間違えた!こっちだ!こっち。」
レ(このおっさん・・・やる気あんのか?泣けるぜ。)
俺は改めて映像を見た。そこには、聖光を縛り、ムチでビシビシ叩いているエイダが写っていた。
聖光は、小さな声で、「やめて・・・」と繰り返していた。
どうやら、組織の情報を聞き出しているようだ。聖光は新人隊員だ。
詳しい情報など、知っているはずが無い。エイダは聖光に口移しで何かを飲ませた。
そこで、映像は途切れた。

レ「聖光・・・何を飲まされたんだ・・しかも口移しで・・・」
レ「酷いことをする・・・スコーチ11は俺がつぶす。」

231偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:23:32 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第7話

俺は自分の部屋に戻って考えていた。
まず、スコーチ11を潰すより先に、聖光の救出をしなければならない。
このままでは、聖光は死んでしまう。まともな食事もしてないようだし、
食事さえ、抜きの場合もあるかもしれない。水さえ、飲んでるかどうか、不安だ。
とりあえず、今日は寝よう。明日も朝早くから、訓練があるしな。

一方こちら、スコーチ11のアジト。

エ「さあ、白状なさい。」
聖「だから・・・知らな・・・・」
ビシィィ!
聖「うっ!・・・」
エ「毒薬(死にはしない)を飲ませたのに。」
聖「死にはしないんだろ・・・・ただ・・・体が苦しいだけだ・・・」
エ「人の体温で暖めてから飲ませたほうが効果があるのよ。もうすぐ、体が熱くなるわ。」
聖「そのために口移しで・・・・うっ!・・・熱い・・・体が・・・」
エ「ほーら。効いてきたわ。」
レベ「リーダー。」
エ「なに?レベッカ。」
レベ「聖光の処分はどうします?情報を吐けば、殺します?」
エ「いいえ。この子は薬の効果を試すのに使うわ。この前開発した、催眠薬のね。」
レベ「わかりました。では、失礼。」

こちらは、ABW本拠地。レオンの部屋。

アナウンス「えー朝だぞー!起きろ!起きろよ!朝飯食い損ねるぞ!」
レ「毎日毎日コーンフレークは飽きるぜ。いくら、ノーマル、チョコ、イチゴ、カスタード味があってもな・・・・」
俺はすっかり飽きた朝飯を食いに食堂へ行った。
食堂のあばちゃん「おはようレオン。今日は何味?」
レ「もう飽きたぜ。じゃあチョコで。」
おばちゃん「おかわりもあるからね。」
レ「はいはい。」
俺はフレークにミルクをかけて、食った。
そのあと、訓練を行い、自由時間だ。
とにかく、いまは眠ることにする。

レ「聖光・・・待ってろよ・・・・」

232偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:25:29 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第8話(直し)

俺は、今日も訓練だ。まあ、そういう組織だからしょうがないけどな。
そろそろ昼飯だ。今日はなんだろう。朝飯は飽きたが、昼飯はメニューが変わるため飽きない。

食堂のおばちゃん「やあレオン。今日はパンとミルクだよ。」
レ「朝飯みたいじゃないか。」
おばちゃん「パンの種類も豊富だし。アンパンにメロンパンにカレーパンにクリームパンにジャムパンにチョコパンにフライパンにジャパンだってあるのよ!」
レ「最後にいったの食えねーよ。」
おばちゃん「まだ種類はあるよ。どれにする?」
レ「ホットドックとチョコパン。コーヒー牛乳で頼む。」
おばちゃん「パンも飲み物もおかわり自由よ。」
レ「はいはい。分かったよ。」
俺は、昼飯を食いながら思った。聖光はどうしてるだろうか・・・・・

一方こっちはスコーチ11のアジト。

エ「クロノア。」
クロ「なんでしょうか?リーダー。」
エ「聖光に栄養剤を注射してきなさい。あと、水はコップ2杯分飲ませなさい。」
クロ「はい。リーダー。」
聖「また・・・・栄養剤か・・・死なないのはいいが・・・・空腹感が・・・ひどい・・・」
クロ「あなたに食べさせる物は無いの。あるにはあるけど、たまにね。」
聖「ふん・・・・女ばかりで組織を立ち上げて・・・しかも11人って・・・・無謀だろ・・・」
クロ「あなたには関係ないわ。」
聖「言っとくが・・・・僕はまだ・・・16歳だぞ・・・こんな場所に監禁して・・・手足縛って・・・・」
クロ「手足はどうでもいいの。はい終わりよ。水はそこに置いとくからね。」
エ「気分はどうかしら?聖光君。」
聖「最悪だよ・・・・誰のせいだよ・・・お前のせいだろ・・・エ・・・イダ・・・」
エ「今からあなたに催眠剤を投与するわ。」
聖「な・・・催眠・・・・剤?・・・・」
エ「一時的に言いなりになる薬よ。」
聖「やめてくれないか・・・・・?似合ってないよ・・・・・?」
エ「似合ってるわよ。ふふ・・・・」

一方こっちはレオンの部屋。

映像を見る限り、聖光はかなりひどい状況にあるようだ。
即刻なんとかしなければならない。
とりあえず、いまは力をつけよう。

233偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:26:01 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第9話(直し)

クロノアは今日から、クロスに改名します。申し訳ありません。

今回からナムコ×カプコンのキャラやニンテンドーのキャラをまぜます。
ナムコ×カプコンについては↓
http://namco-ch.net/namco_x_capcom/index.php
を見てください。あと、ナムコとカプコン、ニンテンドーのキャラも混ぜます。

では、本編の方へ行きます。

俺は、任務で単独でアフリカに送られた。任務の内容は、地雷の排除だそうだ。
レ「そんなこと俺じゃなくてもいいだろ・・・泣けるぜ。」
仕方が無いので、地雷を取り除く。一時間後、10個の地雷を排除した。
これで全部だ。帰りのヘリを呼ぼうとすると、向こうに赤いバイクが見えた。

レ「なんだ?うおおお!こっちくる!うわあ!」
?「おらよ!到着だぜ!」
?「ひゅー!思ったより早く着いたね!」
レ「誰だ!」
そこにいるのは、人間じゃない。何ていう生き物だ?
一匹は長い耳に、青い帽子。もう一匹は、吊り上った目に、背中に拳銃。
?「あん?なんでえお前は?」
レ「いや・・・普通に喋ってるし・・・君達は?」
ガ「あん?俺はガンツ。こいつはクロノアだ。」
クロ「ワッフゥ!君は物質界の人間なんだね!」
レ「物質界?どういうことだ?君達は何と言う生命体だ?」
クロ「僕達はマーベルランドの住人だよ。地図に乗ってない島に住んでる。」
レ「で?ここに何のようだ?」
クロ「レオンって言う人に用事があって・・・」
レ「俺がレオンだが?レオン・S・ケネディだが?」
ガ「ハン!じゃあ話が早いぜ。あんたらの組織に入れてくれよ!」
レ「えええ!?ちょっと待て!君達のような得体の知れない生物を入れるわけには・・・・」
クロ「じゃあ訳を話すよ。えーっと・・・・・・」

一方こっちはスコーチ11本拠地

エ「聖光君。気分はどう?」
聖「・・・・・・・・・・・・」
エ「黙ってないでなにかいえば?」
聖「レオン先輩の所へ・・・返してくれ・・・・」
?「それは無理よ。」
エ「モリガン。沙夜。」
沙「あらー。可愛い坊やだこと。」
モ「本当ね血を吸いたいくらい可愛いわ。」
聖「誰だ・・・・・・・よ・・・・」
エ「新しい隊員よ。あとは、フェリシア、レイレイがいるわ。」
聖「く・・・・・仲間を・・・・増やしたか・・・・・・」
エ「これからは、スコーチ11改め、スコーチ15よ。」

一方こちらレオンたち。

レ「と言う訳でして。」
ルモ「ズルルル〜・・・そりゃあ良いけど・・・ズルル・・・」
レ「隊長。カップめん食いながら話すのやめてください。」
ルモ「へいへい。で、クロノア君、ガンツ君。うちに入りたいと?」
クロ「はい。」
ガ「ああ。」
ルモ「いいだろう!ただし!新人ということで。受け持ちはレオン!君だ!」
レ「えー!?俺には聖光君の受け持ちが・・・・」
ルモ「救出できんのだ。辛抱せい。」
レ「了解・・・・・」
クロ「よろしくね!先輩!」
ガ「よろしくな。」
レ「ああ・・・・・・・・」

234偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:26:31 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第10話(直し)

俺は、クロノアとガンツの受け持ちになった。・・・・泣けるぜ。
レ「お前達の部屋はここだ。」
クロ「うわー!結構ひろいね〜!」
ガ「ふん。で、レオンは?」
レ「俺は別の場所だ。何かあったら連絡しろ。じゃあな。」

俺は部屋へ戻った。あいつらから、「ありすれいじ」と言う男との戦いの記録を収めたビデオをもらった。
読者の諸君にも特別に見せてあげよう。これがそうだ↓
http://www.youtube.com/watch?v=aat722MmeL8&feature=related

・・・・ふむ。なるほど。っておい!ブルースがいるじゃないか!家の組織にいるぞ!おい!
レジーナもかよ!おいおい・・・・クロノアとガンツ知ってる人身近にいるじゃんか・・・・・・・
そろそろ訓練の時間だ。あいつらにもさせておこう。

クロ「うっわー!すごーい!」
レ「俺はロケットランチャーを撃つから、お前達はハンドガンからだ。」
ガ「ハン!ハンドガンなんて、ちょろいもんだぜ!おらおら!」
ズドドドドドド!バキューン!ズキューン!ドキューン!
クロ「すっげー!全部ど真ん中じゃん!」
隊員「すごいな。あんな生き物が・・・・」
隊員「有り得ないわ。夢でも見てるのかしら・・・」
ガ「うるせー!本物じゃ!」
レ「おいおい。終わったのかよ。」
ガ「ああ。」
レ「じゃあ今日はこの位にしとけ。俺も終わるぜ。」
クロ「いえーい!お休みだーい!」
レ(泣けるぜ。)

一方こっちはスコーチ11じゃなかった・・・スコーチ15のアジト。

聖「君達が・・新しい隊員の・・・レイレイ・フェリシア・モリガン・沙夜か・・・・・」
モ「そうよ。よろしくね〜。」
聖「敵に挨拶なんざ・・・・されたくないね・・・・・」
レイ「アイヤー・・・随分性格硬いアルネ。」
フ「しょうがないよ。敵だもん。」
エ「じゃあ早速だけど、任務ね。レイレイだけレオン抹殺へ行って来て。」
レイ「私がアルカー?いいアルけど・・・・」
エ「じゃあお願いね。」

一方こっちはABW本拠地。

俺は、聖光のことを考えていた。食事はしてるだろうか・・・・
元気だろうか・・・・・・とにかく、やつらのアジトを絶対突き止めてみせる。

235偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:27:01 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第11話(直し)

俺は、本拠地の自分の部屋にいる。朝を向かえクロノア達を起こしにいって、
食堂へ向かった。今日もコーンフレークか・・・泣けるぜ。

クロ「僕はカスタード!あとイチゴ!」
ガ「俺は、ノーマルで頼むぜ。」
食堂のおばちゃん「はいはいどうぞ。」
レ「俺は、チョコで。」
おばちゃん「はいどうぞ。」

クロ「ねえ、レオン先輩。」
レ「なんだ。」
クロ「レイジさんとの戦いの記録見てくれた〜?」
レ「めんどくさいから途中までしか見てない。」
クロ「ひどいよ〜↓から僕達が出てくるから〜見てよ。」
http://www.youtube.com/watch?v=h0unFeXm-3s&feature=related
レ「変え方が分からん。」
クロ「隣にちっこい四角があるでしょ?それをクリックすればいいよ。」
ガ「もぐもぐ・・・そういうこった。」
クロ「おかわり!おかわりは?!」
レ「前に持っていって来い。入れてもらえるから。」
クロ「ワッフゥ!」
レ「ったく・・・騒がしいな。」

部屋に帰る途中の廊下で、

レ「うちの組織には近距離専門と遠距離専門がある。」
クロ「っていうと?」
レ「近距離は、戦士、魔道騎士、暗黒騎士などがある。」
クロ「遠距離は?」
レ「主に銃の扱いだな俺は遠距離専門だ。」
ガ「俺も遠距離だな。」
クロ「僕は近距離だね。」
レ「じゃあな。何かあったら、部屋についてるインターホンで連絡しろ。」
クロ「はーい!」

レオンの部屋の前

レ「ふう・・・・ん・・・!」
間一髪さけた。そこには、無数の煙が上がっていた。
レ「誰だ!出て来い!」
?「アイヤー・・・外したアルカ・・・・」
レ「誰だ!お前は!」
レイ「私はレイレイアル。妖術の使い手ネ。」
レ「妖術・・・?お前人間じゃないな!」
レイ「ご名答アル。スコーチ11改めスコーチ15のリーダーの命令で君を抹殺するアル。」
レ「ここで戦えば他のやつらに気づかれるぜ。」
レイ「手は打ってあるアル。ここは、超空間に移動したアル。」
レ「くそ・・・・いつの間に・・・・・」
レイ「さあ!行くアル!」

236偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:27:51 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第12話(直し)

レイレイと言う奴が現れ、俺は異次元空間の中へ引きずり込まれた。
・・・スコーチ15には、1つ強みがある。
男を誘惑し、その隙に殺すと言う卑怯なやり方だ。
スコーチ15に殺された物は9割以上が男だ。監視カメラでも、
誘惑している所を押さえたものがたくさんある。
だが、俺は簡単には誘惑されないぜ!(実際女苦手だし・・・相手人間じゃないし・・・・

レイ「やるからには本気アルよ。後で後悔するアルよ。」
レ「知るかよ。いくぜ!レイレイ!」

すぐさま、ロケットランチャーを撃った。しかし、あっけなくかわされた。
マグナムを構え、発砲する。全然当たらない・・・くそっ早すぎる。

レ「・・・どこだ!くそ!見失ったか・・・」

戦場で敵を見失えば、背後を付かれる可能性がある。そうなれば、素直に殺されるか、
降伏するしかなくなる。後は、死のみだ。どこだ・・・・・・・

レイ「ふふ・・・遅かったアルね。」
レ「・・・・・・・・・」

しまった。背後を見事に付かれた。首にナイフが添えてある。
化け物とは思えん。ただの中国人に見えるが・・・・・
一歩間違えば、切られて死ぬ。どうすれば・・・・・・・・

レイ「聖光君・・・返して欲しいアルか?」
レ「・・・・当たり前だ。俺の・・・大切な部下だ。」
レイ「ふふ・・・・可愛いアルよ・・・聖光君は。」
レ「ただいたぶってるだけだろうが・・・・」
レイ「苦しむ顔も可愛いアル。」
レ「すきありっ!うりゃあ!」

俺は、隙を見て、レイレイのナイフを弾き飛ばした。

レイ「少しはやるアルね。これをおいていくアル。見るよろし。」
レ「ん・・・これは・・・・・」

一本のビデオだ元の基地に戻ったことを確認し、部屋で再生した。
内容は↓
http://www.youtube.com/watch?v=eUgESWt0sug&feature=related

かつては、クロノア達の仲間だったようだ。
モリガンも、フェリシアも・・・・・・・・・・

とりあえず、今はクロノアとガンツの指導をしておこう。

237偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:28:23 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第13話(直し)

今でも、眠い。強烈に眠い。自由時間だし寝るか。

そのころクロノアとガンツは、

クロ「僕は戦士になるよ!近距離専門に入る!」
ガ「フン。勝手にしろ。俺は、遠距離専門に入る。」
クロ「ところでさあ。ガンツ2段ベッドの下でいいの?」
ガ「お前が上が良いって騒ぎ出したんじゃねえか。」
クロ「気にしない気にしない!テレビでも見よ!」
ガ「それは良いが、いつ寝るんだ?明日も6時おきだぜ?」
クロ「何言ってんだい!まだ7時じゃないか!十分あるよ。」
ガ「そりゃいいけどよ。レオンのベッドは2段ベッドの下が無いやつだったな。」
クロ「下には机が置いてあったよ!なんだこれ?」
ガ「そりゃインターホンだ。レオンの行ってたやつ。触るなよ。」
クロ「はーい!わははは!物質界のテレビって面白いね!」
ガ「ったく・・・・」

一方こっちはスコーチ15のアジト

聖「・・・・・・・・・・・・・・・」
聖「しんどい・・・・お腹すいたな・・・・・・」
モ「坊やー。お食事よ。はい、ゼリー。」
聖「もっとマシな者出せないのか・・・・・・・?」
モ「そんな事言われてもねェ・・・ねえ沙夜。」
沙「そうよ坊や。まだ、食事があるだけマシじゃない。」
聖「・・・・分かったよ。いただきます・・・・・・」

こっちはレオンの部屋

エイダめ・・・・聖光をどうするきだ・・・・まったく。
クロノアとガンツも訓練は頑張るって言ってたし、今日はもう寝よう。
アンブレラとスコーチ15・・・どっちを先に潰すべきか・・・・・・・

238偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:29:05 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第14話

午前の訓練が終わり、昼食の時間だ。今日の昼食はオムライスだ。

クロ「戦士の訓練もきついねー!午後は2時間だけだからいいけどさ。」
ガ「フン。俺は、もうマグナムレベルまで行ったぜ。」
レ「すごいな。ちなみに、リフレッシュルームで一腹してる所を見かけるが?」
クロ「だってお腹すくし、ジュースもあそこの焼きおにぎりも美味しいもん!」
ガ「部屋にも給水機があるのに、ジュースがいいと言うもんで、給料にも限りがあるのにな。」
レ「ここで生活する限りは、なるべく給水機と食事で我慢したほうがいい。間食はたまにな。」
クロ「分かったよ。今度から控えるよ。おかわり行ってこよう。」

こっちはスコーチ15のアジト。

聖「ううう・・・・毎日毎日体が熱くなるだけの毒薬を口移しで飲まされて・・・最悪だ・・・」
エ「まだ手足を縛っていた縄をほどいただけでもいい方じゃない?」
聖「それだけじゃ嫌だよ・・・レオン先輩の所へ返してくれ・・・・・」
エ「それは無理ね。人質を取っておかないと。」
聖「・・・卑怯者・・・・・」
レイ「アイヤー・・・・やっぱり性格硬いアルネ。」
聖「・・・・・・・・・・・・・・・・」

こっちはレオンの部屋

聖光が捕まってから、早一ヶ月。
早く助けなければ・・・・・・・・・・

239偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:29:35 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第15話

レ「ふぁ〜・・・・・・・」
クロ「寝不足?寝れば?」
ガ「レオンほどにもなると俺たちみてーに寝れないさ。」
レ「ああ・・・・・」
アナウンス「えー!レオン君!レオン君!隊長がよんでるぞ!さっさと行け!」
レ「相変わらず気の悪いアナウンスだぜ。」
アナウンス「ついでにクロノア君とガンツ君来い!以上!」
クロ「僕達も?」
レ「行くか。」

ルモ「実は・・・こんな物が・・・・」
カウンターのようだ。中央にメーターがあり、200と表示してある。
手紙が着いている。呼んでみると、

「お仲間はどうでもいいのかしら?今から200日以内に助けに来ないのなら、
殺すわよ?あげたのはカウンター。一日たつごとに一減るわ。
減る時刻は昼の12時・・・・さあどうするのかしらね・・・・・
エイダ・ウォン   」

ルモ「今ちょうど11時59分だ。」
ビコ。
メーターが199になった。俺には絶望へのカウントダウンだ。
クロ「どうするの・・・・・」
ガ「ヤバいぜ・・・・こりゃあ・・・・」
レ「・・・・・・・・・」

聖光抹殺期限まであと「199」日。

240偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:30:06 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第16話

今日は任務でヘリの中にいる。任務の内容は、行方不明の隊員の捜索と、
出来れば聖光を救出する内容だ。
何でも、スコーチ15のアジトらしき物を見つけて、入ったきり、戻ってこないらしい。
なので、その隊員の捜索と聖光救出が今回の任務だ。
ヘリの中には、クロノア・ガンツ・クリス・ジルが乗っている。

レ「今回の任務は厳しいぞ。」
ク「ああ分かってるさ。」
ジ「死ぬかもしれないわね・・・」
クロ「ぞくぞくするよ〜・・・」
ガ「ケッ!緊張するなよ。」
レ「あそこがそうだ。協力者もいるらしい。」

俺達は地面に降り立った。人影が見える。人影じゃない・・・ネズミか?

?「やあ君たちがそうだね。」
レ「いや・・・あの・・・君は?」
?「ああ自己紹介が遅れたね。僕はミッキー・マウス。」
レ「ミッキー・マウス?見た目はクロノアみたいだけど・・・・」
クロ「僕達みたいな感じだね。」
ガ「ああ。確かにそうだな。クロノア。」
レ「・・・・・行くか。」
全員「了解!」

聖光抹殺期限まであと「197」日。

241偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:30:45 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第17話

俺達はスコーチ15の本拠地の前にいる。

レ「いよいよ突入だ。いいな。」
クロ「う・・・うん。」
ガ「いつでもいいぜ!」
ク「こっちもOKだ。」
ジ「こっちもいいわよ。」
ミ「僕もオッケーだよ。」
レ「突入ー!」
一同「うおおおおおお!!!」
ドン!
シーン・・・・・・・
どういうことだ?人の気配が無い。とりあえず、周りを見回す。
小道が2つある。クロノアとガンツを同行させ、クリス、ジル、ミッキーには、
もう片方の道を頼んだ。奥まで行くと、少し広い小部屋に出た。
机とイス、ランプが置いてある。ん?これは・・・手紙か?

「ふふふ・・・ひっかかったわね。
その基地はニセモノよニ・セ・モ・ノ。
先に入ったお仲間さんはレイレイの技で瞬殺だったわ。
ほんと、笑えるわ。私たちの基地は別の場所よ。
わかった? エイダ・ウォン  」

レ「くそっ・・・牢屋には聖光を監禁していた跡があるが・・・・」
クロ「ニセモノだったのか〜・・・・・」
ガ「ケッ!とんだ無駄足かよ。」
レ「とりあえず、クリス達と合流しよう。」

ク「大丈夫か。」
レ「ああ。」
クロ「この基地ニセモノらしいよ〜・・・」
ガ「とんだ無駄足だったぜ。まったく・・・」
ミ「困ったな・・・・・」
ジ「で?ミッキーはこれからどうするの?」
ミ「僕かい?僕は・・・あー・・えーっと・・あれだよ・・そのー・・」
クロ「何も無いとか?」
ミ「・・・・うん・・・・・・」
ガ「だったら俺達の組織に入れよ。ミッキー。」
ミ「いいの?」
レ「もちろんだ。」
ミ「ありがとう!」

という事で、俺達は本拠地に帰還した。
ミッキー・マウス・・・どんなエージェントになるのか楽しみだぜ。

聖光抹殺期限まであと「193」日

242偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:31:26 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第18話

俺は、本拠地の自分の部屋にいる。今日は休みだ。
どこかへ行く気もなく、ただ昼寝がしたい。最近寝不足だから。
机の上では、聖光抹殺期限カウンターが回っている。
不安な気持ちでいっぱいだ。早く助けてやらないと・・・・・
プルルルル・・・・
ん?インターホンが・・・ミッキーから?なんだ?
ガチャ。

レ「もしもし?」
ミ「ケネディ君ごめん。給水機ってどれ?」
レ「・・・・青い奴がそうだ。」
ミ「ありがとう!やっと水が飲める。」
レ「切るぞ。」
ミ「うん!ありがとう!」
ガチャ。

レ「ふー・・・・・」
スコーチ15も潰さなければならない。
早く・・・早くしないと・・・・・・・・・
待ってろよ。聖光・・・・・・・
そう心に誓うと俺は昼寝をするため、目を閉じた。

聖光抹殺期限まであと「189」日。

243偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:31:57 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第19話(直し)

今日は料理の指導がある。俺はオムライスしか作れないがいいだろう。
ちなみに作者もオムライスが好きという噂が・・・(実話

レ「よーし。こうしてこうしてこうしてっと・・・よし出来上がり!」
クロ「おいしい!美味しいよ!レオン先輩!」
ガ「おう。なかなかうめえな。やるじゃねえか。」
レ「へへ。旨いか。良かったぜ。」

何の意味があるんだよ・・・・・時間がたち休日。
俺はチョコレートマシュマロを食いながらネットをやっていた。
スコーチ15のアジトに潜入した際にそこら辺にマシュマロの袋が捨ててあった。しかもいっぱい。
あそこには誰かが監禁されていた後があるからおそらく聖光はあそこで監禁されていて、
別の場所に移したのであろう。食事もマシュマロが多かったようだ。袋が大量に捨ててあった。
味は、ノーマル、イチゴ、チョコなど。バナナもあったっけ・・・・・・・・
そんな事どうでもいい。とにかく早く助けないと・・・・

聖光抹殺期限まであと「181」日

244偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:32:27 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第20話(直し)

今日は日本の和菓子を食べてみようと思う。
日本エリアに行き、茶店に入り、メニューを見た。

3色団子:3色の団子!もちもち感がいい感じ!
みたらし団子:もちもち感がグッド!甘いみたらしのかかった団子。
あめ玉:大人から子供まで大好き!一粒で満足のあめ玉。
せんべい:ぱりぱり感がたまらない!しょうゆ味のせんべい。
甘納豆:甘ーい幸せ!皆大好き甘納豆!
まんじゅう:あんこぎっしりのまんじゅう!くりあんこもあるよ!
おはぎ:日本の代表的お菓子!日本人ならみんなだいすき!
もなか:さくっとしたもなかとあんこがあうあう!美味しい一品!
あんころ餅:あんこをからめたお餅!作者も大好き!(実話
くりきんとん:美味しいクリの味!旨いの一言につきる!
ようかん:あんこのかたまり!甘ーいひとときをどうぞ!
たいやき:鯛の形のあんこやき!形も可愛く美味しさも倍増!

レ「結構いろいろあるな・・・・・」
とりあえず、みたらし団子とようかんを頼んだ。クロノア達も旨そうに食べている。
クロ「おいしーい!あんころ餅ってこんなに美味しいんだ!」
ガ「たいやきも結構いけるぜ。」
レ「うん。旨いな。何本でも食えそうだ。」
とりあえず、和菓子も食べたことだし、部屋に帰って寝た。
レ「聖光は・・・今日もマシュマロだろうか・・・・」

聖光抹殺期限まであと「174」日。

245偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:32:58 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第21話(直し)

今日は日本食を食ってみようと思う。最近食ってばっかだな・・・・
まあいいか、訓練で腹も減るし。日本食も食ってみたいし。
食堂に入り、メニューを見てみた。

玄米にぎり:玄米のおにぎり!栄養たっぷり!
白米にぎり:日本の魂!白米のおにぎり!
たくあん:おにぎりのお供に!クセになる一品!
お茶づけ:お茶とご飯があうあう!意外な一品!
いなり寿司:甘いいなりで包んだお寿司!
魚の煮付け:いろんな魚の煮付け!美味しい一品!
かけうどん:シンプルな料理!でも美味しい!
そば:日本のそば!暖かいものと冷たい物が選べる!
おでん:日本のポトフ!ポトフとは違う味わい!
お粥:体に優しいおかゆ!うすい塩味が美味しい!
しじみ汁:貝のお汁!日本ならではの味!
焼餅:焼いたお餅!お醤油につけてどうぞ!
お雑煮:煮込んだお餅がグッド!美味しいお雑煮!
刺し身:魚の刺し身!種類も豊富!美味しい一品!
たまごやき:たまごやき!そのまんまの一品!
干物:魚の干物!硬いけど美味しい!
煮物:芋とかの煮物!一度食べたらクセになる!
お好み焼き:お好み焼き!ソースとの相性バツグン!
たこ焼き:たこの入った焼き物!ソースがあうあう!
イカめし:イカのなかにご飯がぎっしり!美味しい一品!

レ「色々ありすぎるな・・・・」
クロ「日本食って美味しそうだね。」
ガ「だな。俺は・・・お好み焼き。」
レ「俺は玄米にぎりと刺し身。」
クロ「僕は・・白米にぎりとおでん!」
という訳で食堂でご飯を食った後、部屋に戻った。
訓練を終え、就寝することにした。

レ「聖光は・・・まともな食事とってるだろうか・・・」

聖光抹殺期限まであと「167」日。

246偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:33:28 ID:???
レオンの日常

俺の日常は、まず朝起きる(当たり前だ!)。
飯食う。訓練する。休憩。飯。訓練。風呂。飯。自由時間。寝る。
だ。普通すぎるので少し刺激が欲しいな。
あるひ、リフレッシュルームの自動販売機にすごいものが加わった。

レ「えーっとこれか。ってうわ!」
ものすごいものを売っているな。これ。

炭酸入りみそしるにマムシ100%ドリンク(死ぬぞ)
なめこぜんざい・オレンジコーヒー・CCレモン&ミルク
納豆紅茶・トマトオーレ・ゆでたまごの卵白100%
コンソメコーラ・多分美味しい水などが売っている。他にもある・・・

飲むきがしない。当たり前だな。

俺は今日も退屈な毎日を送るのさ。

byレオン

247偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:33:59 ID:???
アンブレラ・バトルズ

特別編

今日はクロノア達の日常をのぞいてみよう。
クロ「ムニャ・・・グーグー・・・」
ガ「早く起きろクロノア!朝飯に遅れるぞ!」
クロ「ムニャ・・・」
ガ「起きろ!おい!」
クロ「あ、おはようガンツ。」
ガ「呑気におはようとか言うな!朝飯に行くぞ!」
クロ「う、うん。」

食堂を出たクロノア達は訓練を開始しました。
クロノアの訓練は・・・・・
クロ「ウインドソード!」
ズバッ!ズバッ!朝ズバッ!←?
クロ「ひゅー。まと全部破壊!」
?「君すごいね〜。見習いたいにゃー。」
クロ「?君は?」
?「自己紹介が遅れたにゃ。私は綺羅(きら)だにゃ。」
クロ「君は、戦士だね!」
綺羅「うん。そうだにゃ。結構疲れるにゃ。」
クロ「ところでその「にゃ」ってのは何?」
綺羅「私の口癖だにゃ♪君とはいい友達になれそうだにゃ。」
クロ「僕も戦士の訓練してるんだ!よろしくね!」
綺羅「よろしくだにゃ♪」

ガンツの訓練は・・・・・

ガ「おらおらおらおら!」
ズキューン!ズキューン!バキューン!
ガ「ふっ。全部真ん中か。」
ガンツの訓練は解説しても面白くないので終わります。

クロノア達は風呂に入りごはんをたべ、ベッドに入った。

248偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:36:36 ID:???
アンブレラ・バトルズ

第22話(直し)

聖光は・・・・・・・・・

聖「マシュマロばっか・・・お腹膨れるけど・・・元気でない・・・・」
聖「はは・・・ハンバーガー食べたいな・・・・・・」
聖「毎日毒薬飲まされて・・・はは・・・あはははは・・・・」
聖「・・・・・・・・地獄だ。」

レオンは。

今日も退屈だ。クロノアは若い女と話している。

クロ「あっはは!綺羅って面白いねー!」
綺羅「クロノア君も面白いにゃ♪」

レ「いい友達が出来たようだな。よかったよかった。」
はぁ。
?「よう!どした!レオン!」
レ「ブルース!久しぶりだな!」
ブ「おい!このブルース・マッギャヴァン様を忘れるな!」
レ「はは。クロノアがうらやましいよ。」
ブ「前に一緒に戦った仲間だ。」
レ「ああ。いいもんだな。」
ブ「ガンツは?」
レ「あいつはトレーニングルームだ。」
ブ「ほー。練習熱心だな。」
レ「ああ。まったくだ。」

俺には仲間がたくさんいる。心配事など何も無いはず・・・だよな。

聖光抹殺期限まであと「155」日

249偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:37:21 ID:???
マトリックスさんの作品↓

250偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:37:52 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜真実と友情は裏切りはしない その2〜
なんとなくあらすじから。
もう一人のウェアーズの存在を聞かされたマトリックス。
しかしそのウェアーズは世界を破滅に向かわせる計画を立てている
らしいことをロイド・アーヴィングにより聞かされた。
そのことを聞いたマトリックスはショックにより
倒れてしまう。(この時、マトリックスはウェアーズと
別の世界に飛ばされているため、確かめようがなく、
そのショックにより倒れた。)
詳しくは前のスレッドを見てほしい。(結構前ですけど)
ロイド「マトリックス。この先の遺跡に化け物がいる。
勇気はあるか?」
マトリックス「武器さえあれば問題ない・・・かも。」
ジーニアス・セイジ「どんな武器があるの?」
マ「そのときになったら見せる。」
こういってきたのはジーニアスというまだ幼さがある
少年だ。しかしIQ300はくだらないという頭脳の持ち主である。
ジーニ「本当?」
マ「本当だ。」

移動中・・・。


ロイド「ここだ。例の化け物がいる遺跡は・・・。」
マ「遺跡というより普通の町みたいだな。」
マトリックスはなんとなく近くの窓をのぞいてみた。
その先には普通の民家にあるようなものがあった。
コレット「マトリックス、気をつけて!何かいるかも・・・。」
マ「え?」
そういった瞬間、窓から何かが飛び出してきた。
ロイド「ヤバイ!マトリックスが・・・。」
マ「な、なんだ!?こいつ・・・。」
マトリックスはサバイバルナイフを取り出し
「なにか」の頭部につきたてた。
「なにか」は奇声をたててマトリックスから離れた。
マ「!!こいつはキメラ!?1951年に全滅させられた
はずだ!」
ロイド「気をつけろ!やつは素早いぞ!」
マ(レジスタンスの世界から引き込まれたのか?)

251偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:39:20 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜真実と友情は裏切りはしない その3〜
マトリックス「わああぁ!!キメラ!!キメラ!!ブ、、、
ブルズアイで撃たれちまう!!。」
キメラは距離が最も近いマトリックスを狙っているらしい。
ロイド「落ち着け!!やつは何も持ってない!!」
コレット「その前に「ブルズアイ」って何?」
キメラ「グルルルル・・・。」
マ「キメラをどうにかしてから・・・。」
キメラ「グルアァァァァァ!!」
キメラはマトリックスに飛びかかってきた。
マ「うおっ!あぶねぇ!!」
間一髪マトリックスは避けきった。
ジーニアス「胴体までは人間だけど・・・。
頭が・・・。まさかエイリアン!?」
マ「いや・・・。あれは元は人間だ。なんらかのウィルスに
よって醜くなったんだろう。」
ロイド「俺らも感染するのか!?」
キメラ「グルルルルルル・・・。」
マ「早く片付けねぇと。そろそろ「アレ」の威力を・・・。」
マトリックスは黒光りするM63を構えた。
マ「仲間が集まってくるとやっかいなことになる。」
M63から轟音と共に特殊加工されたメテオタイト−MSRの弾丸が
発射された。
キメラ「キシャアアアァァァ!!」
発射された弾丸は全てキメラの胴体に当たった。
マ「案外あっけないな。」
ロイド「ともかく何か知っているようだな・・・。
マトリックス。全て話してくれ。」
マ「聞かれなくても言うつもりだ・・・。だが俺もあまり
よくは知らないけど・・・。」
マトリックスは今までのことをしゃべった。


マ「・・・以上が俺の今までやったことだ。」
コレット「そう・・・。一人で次元を飛ばされたの・・・。」
ジーニ「キメラにもついて話してよ。」
マ「キメラについては不明な点が多いが・・・。
知っているだけ話そう。」

マ「「キメラ」は地球時間で1951年にネイサン・ヘイル軍曹により
全滅させられた。
キメラの種類は多数ある。さっきのは最も普通の種類だ。
 知能については人間だったときよりも脅威的にあがっている。
俺の持っているM63も簡単に扱うことができるだろう。
 やつらはブルズアイと呼ばれる銃を使う。
喰らえば致命傷にいたる威力を持っている。」
ロイド「それならやつが素手でよかった。」
マ「あぁ・・・。だが安心できる場所はほとんどないだろう。
感染は野火のように広がるから・・・。」

新たな敵の存在がわかったマトリックス達。
そしてウィルスとは一体なんなのか・・・。

252偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:39:51 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜真実と友情は裏切りはしない その4〜
マ(あぁ〜。まだウェアーズ君に会えないのか〜・・・。)
マトリックスは今のメンバーにいまいち馴染めてないようだ。
キメラについて説明が終わった後、他にも仲間が来たせいなのかも知れない。
その仲間は
リフィル・セイジ(教師)
ゼロス・ワイルダー(無職らしい)
リーガル・ブライアン(犯罪人)と名乗っていた。
マ(おまけになかには死刑囚もいるしなぁ・・・。
なんか言われそうだ。)
マトリックスがあれこれ考えていたとき、
4、5人がこちらへ走ってきた。
ロイド「どうした!?なにかあったのか!?」
男「な、何か得体の知れない魔物に・・・腕を・・・!」
マトリックスが見てみると走ってきた人全員の腕に
貫通するほどではないが穴が開いていた。
マ「・・・!キメラだ!この傷跡はキメラが装備している
ブルズアイに撃たれたんだ!」
コレット「もしかしたら・・・。この先の町でキメラが・・・?」
ジーニアス「さっき見たやつがたくさんいるの!?
今度は武器まで持っていて・・・!」
マ「こっちにも武器があるが・・・。」
ロイド「あるのは全て接近戦のみだ。マトリックスを除いてな。」
マ「俺一人でやれ。・・・そういうことか?」
ジーニ「マトリックスしか頼れないんだ!!お願い!!」
ジーニアスはマトリックスにしつこく頼んだ。
マ「断る理由はない。M63とデザートイーグルの威力を
思い知らせてやるさ。」
マトリックスは町に向かって歩き出した。

そのころ町では・・・。
キメラがブルズアイを町民に向けて乱射していた。
そのたびに悲鳴、うめき声が町をつつんだ。
キメラA「ハハハハハ!!フツウノニンゲン二ナニガデキル?!」
キメラB「タダ、ニゲルコトシカデキナイカヨワイセイブツダァ!!
ギャハハハハハハハハ!!!」
マ「じゃあ、テメェらはどうなんだ?」
キメラA「ハハハッ!!ギンガサイキョウノセイブツダ・・・。」
言い終わらないうちにマトリックスはM63を片手に持ち、
2体のキメラを撃ち殺した。
マ「うざってぇんだよ。このカスが。」
そう言うとキメラを蹴り飛ばした。
どうやらほとんど壊滅状態のようだ。」
マトリックスは目立たない、高い所へ行き町を見下ろした。
ところどころでキメラが町人を撃ち殺していた。
中には囲まれ、一斉射撃により肉体がボロボロになった人間もいた。
マ「野郎・・・!俺が元凶を突き止めて感染を防ぎ、ウィルスを
完全に消し去ってやる・・・!」
マトリックスの心に強く、大きな怒りが湧き起こった。
しかし次に見た光景でその怒りは全て恐怖に変わった。
マ「・・・!なんだ!?あのデカブツは・・・!」

253偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:41:05 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜信実と友情は裏切りはしない その5〜
マ「な、なんだあのマシーンは!?」
マトリックスが見たのはキメラが操縦する「ゴリアテ」と
呼ばれる兵器だった。
マ「装甲が厚そうだ・・・。戦車とか爆撃機があればなんとかなりそうだが・・・。」
そのとき、ゴリアテからキメラが出てきた。
キャプテン・キメラ1「サッキ、コノアタリデブルズアイノ
ジュウセイトハチガウオトガキコエタ。オソラクダイサンシャノ
ニンゲンガイル。ケイカイシロ!」
キメラ部隊「イエッサー!!」
既にマトリックスは隠れながらゴリアテに接近していた。
マ(ゴリアテを奪うことができれば戦車は不要だ。
問題はキメラ部隊を全滅させること程度か・・・。)
キャプテン・キメラ1「・・・!ソコノヘイノウラ二
カクレテイルヤツハダレダ!!」
マ(!!ヤバイ!ばれたか!?)
キメラD「タイチョウ。オレデス。キメラ―00Dデス。」
キャプテン・キメラ1「スマナカッタ。シカシコノアタリヲ
ジュンカイシテイルキメラ―00A、00B、00Cハドウシタ?」
キメラD「サッキ、セイメイハンノウガキエマシタ。
オソラク、コノマチノニンゲンイガイ二ダレカイルヨウデス。」
キャプテン・キメラ1「・・・タシカニドコカ二ニンゲンノ
セイメイハンノウガアル。テイサツタイヲダス。」
偵察隊キメラ「シラベテキマス。スコシオマチヲ。」
偵察隊キメラはブルズアイを装備した。
マ(あいつら俺の存在に気がついているようだ。
離れないと危険だな・・・。)
偵察キメラA「セイメイハンノウアリ!ケイカイシロ!!」
偵察キメラB「マチガイナイ!!ニンゲンダ!キャプテンニ
ツウシンヲ!!」
マ(増援がきたら厄介だ。全滅させるしかない!!)
マトリックスはM63を装備した。
マ「おい!!こっちだ!!」
マトリックスはM63をキメラに向け、乱射した。
偵察キメラA「グアアアア!!」
偵察キメラB「バ・・・バカナ・・・。アイテハ・・・。
コドモダ・・・。」
マ「ふん・・・。よくわかったな。ご褒美だ。」
マトリックスはデザートイーグルを倒れているキメラの顔面に突きつけた。
マ「報告されるとまずいからな。消えてもらうぜ。」
そのとき、デザートイーグルから特殊金属弾が撃ち出された。
マ「しかし・・・。もう逃げることはできないな・・・。」

254偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:41:35 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜真実と友情は裏切りはしない その6〜
マトリックス「ゴリアテのコックピットを狙うか?
それともエンジン部分を少しいじって動けなくさせるか?
・・・どうもいいアイディアがうかばない。」
マトリックスはキメラが操縦するゴリアテを奪うため
いろいろと考えを浮かばせていた。
マ「うーん・・・。あ〜〜〜〜〜!!
もういい!!キメラ部隊全滅させるしかねぇ!!」
マトリックスはやけくそになりゴリアテに接近しようとした。
キャプテン・キメラ1「ニンゲンダ!!ウチコロセ!!」
ゴリアテがすでに近距離にまで接近していたため、マトリックスは
発見された。
マ「あっ!!まずい・・・!」
キメラD「!! キャプテン!!コノオトコガワレワレノトツゲキタイヲ
ゼンメツサセマシタ!!」
キャプテン・キメラ1「マサカ、コイツヒトリデ・・・。ユダンスルナ!」
マ「すでにキメラを撃ち殺したことがばれていたのか。
少々面倒なことになった・・・。」
マトリックスは塀に飛び込んだ。
キャプテン・キメラ1「ニガスナ!!」
キメラ部隊「イエッサー!!」
マトリックスは走り出した。
マ「このまま逃げ帰るわけには・・・。」
そう言った時、上から声がした
?「マトリックス。今回だけはとんでもない状況だな?」
マ「!! その声は・・・。」
?「おもしろそうだな。俺も参加させてもらう。」
誰かが飛び降りてきた。
マ「!! 嘘だろ・・・?」

255偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:43:03 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その1〜
?「あの怪物を全滅させるんだろう?マトリックス。」
マ「誰かと思ったらウェアーズ君か。」
ウ「・・・そんな反応はひどいぜ。」
マ「今は話している暇はない!!
急がないとキメラにやられてしまう!」
ウ「キメラ?・・・あ!!あいつか!?」
ウェアーズは向こうを指さした。
マ「手加減は必要ない。いくぞ!!」
ウ「よし!俺は正面から突っ込む。
マトリックスは裏へまわりこんであのデカブツマシーンを
奪え!」
マ「考えることが同じでよかった。やってやる!」
マトリックスはそう言うと横へ走っていった。
ウェアーズはPC−P120を構えて走った。
ウ「俺たちに休む暇はないか。面白い!いくらでも来い!!」
キメラD「ショウメンカラテキガセッキンチュウ!!」
キメラE「ヨクミルト、サッキノオトコデハナイ。
ダガヤレバオレラノオソロシサガワカルハズダ!!」
キメラ部隊の突撃隊がウェアーズにむかって
ブルズアイを撃ってきた。
ウ「狙いが悪いんじゃないか!かすりもしないぜ!」
キャプテン・キメラ1「ヤツハイガイトスバヤイ!
オレラモトツゲキタイニツヅクゾ!!」
キメラ部隊「イエッサー!!」
そのころマトリックスは・・・。
マ「ゴリアテが動き出した!?予想外だが修正は
簡単だ。必ず奪う!!」
マトリックスは雷の力で誰にも気づかれずにゴリアテの
コックピットにテレポートした。
キャプテン・キメラ1「ゴリアテノキジュウヲツカッテモ
ゼンゼンアタラナイ!?イッタイヤツハナニモノダ!?」
ウェアーズはそろそろマトリックスがあのデカブツを
奪うころだと思っていた。
ウ「そろそろか!?」
マ「悪いがゴリアテは頂く。貴重な武器になりそうだからな。」
キャプテン・キメラ1は何かを言う暇もなくデザートイーグル
により撃ち殺された。そして目立たないところへ投げられた。
ウェアーズはその一部始終を見ていた。
ウ「よし。あとはマトリックスにまかせるか。」
マ「ウェアーズ君は弾が当たらないところに隠れたな。
キメラを全滅させるぞ!!」
マトリックスはゴリアテの機銃を使ってキメラの部隊に
乱射した。
キメラD「!?コックピットニノッテイルノハ・・・。
ワレワレガオッテイタオトコナノカ・・・。」
キメラ部隊はなす術もなく全滅した。
マ「やった!!全滅させたぞ!!」
ウ「俺らコンビは無敵だ!!」

ついにウェアーズと出会えたマトリックス。
ゴリアテも奪えた。次回もお楽しみに。

?「ヤハリ、ヤツガアラワレタカ・・・。」

256偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:43:43 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その2〜
マトリックスはウェアーズと共に闘い、ゴリアテを奪った。
後は次の街へ移動し、宿屋へ泊まるだけである。

ロイド「これがゴリアテか。ずいぶんかさばりそうだな・・・。」
ウ「こういう操縦ものはマトリックスが得意とする。
心配はないさ。」
コレット「いえ。敵はこれ以上に大きな機械があるかも知れない。
その時は・・・。よろしくね。」
ウ「マトリックスは機械に強い。手先も器用だ。
マシーンのプログラムも簡単に書き換えるからな。」
マ「そんなに言うな・・・。頼むから。」
マトリックスは恥ずかしそうに言った。
ウ「ところで・・・。マトリックス、何か手がかりはつかめたか?」
マ「あぁ・・・。手がかりといっても・・・。
イカれたメモ用紙一枚だ・・・。」
ウ「・・・見せてみろ。
・・・これはイカれてるとしかいえない・・・。」
ロイド「俺にも見せてくれ。」
マ「ほら・・・。頭が痛く思えてくるが・・・。」
そのメモ用紙にはこう書いてあった。

きまぐれ
めんま
らーめん
をたく
つぎはぎ
くっきー
りょうり
だんく
しむら
てんぐ
いやみ
るりいろ
のんき
はんく
さんさい
いくら
こむらがえり
ぜぶら
ろーど
だーく
ロイド「・・・暗号か。ジーニアスなら何か・・・。」
ジーニアス「ごめん。わからないよ。」
マ「・・・!こいつが・・・。」

257偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:44:41 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その3 前編〜
謎のメモ用紙を見つけたマトリックス。
なんだかよくわからない言葉が多く書いてあったが、
マトリックスは黒幕の名前を見つけ出した。
マ「なるほどな。イカれているメモだがしっかりと
黒幕の名前が書かれてある。」
ウェアーズ「・・・・・・・・!!こいつが・・・
黒幕の名前か!?」
マ「THAT IS RAIGHT。
発音は気にするなよ。 その黒幕の名前は今、言った方が
いいかな?」
ロイド「手がかりになるんだろう?なら教えてくれ。」
マトリックスはシャーペンを雷の力で造りだし、
メモに書かれている単語に丸をつけていった。
(その動作は他人から見ればズボンのポケットから出したとしか
見えなかった。」
マ「単語の初めに丸をつけて・・・。これで見れば
黒幕の名前が丸わかりだ。」
ロイド「随分、面倒なメモをかいたもんだ。キメラの奴は・・・。」

きめらをつくりだしているのはさいこぜろだ
マ「キメラをつくりだしている・・・こいつがあのウィルスを
世界にばらまいたのか。ご苦労なことだ。」
ウ「サイコ・ゼロ(SK・0)なんだな!?マトリックス!!」
マ「あぁ、いかにも機械類に強いですって感じの名前だ。」

258偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:45:13 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その3後編〜
ゼロス「サイコ・ゼロなんて随分イキな名前だねぇ。」
ゼロスはマトリックスの肩に手をかけた。
マトリックス「キメラを生み出すウィルスは簡単には作れない。
あいつは生身の人間ではない可能性が高い。」
ウ「改造人間ってことか。それなら1951年に同じ見た目の
キメラを生み出すのも可能だな。」
マ「SK・ゼロの産まれた年月は不明だ。もしかしたら
赤ん坊のころに改造人間にさせられた・・・。のかもな。」
マトリックスは草原に目を向けた。
心地よい風がなびいていた。

259偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:45:43 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション)その4 〜
ロイド「この先がスカラボタウンだ。最近見つけたから
キメラの手がかりとなる情報は期待できそうもないが・・・。
少し休憩しよう。」
ロイドは地図を確認していた。どうやらすぐ近くに街があるようだ。
マ「まさかいきなり砂漠に入るとは・・・。ついてない・・・。」
ウ「街があるくらいマシだろう。ずっと砂漠だったらミイラになるんだからな。」
ウェアーズは水をマトリックスに渡そうとした時、
マトリックスは前方を見て驚いた。
マ「おい、ウェアーズ君!あ、あれ!!」
ウ「マジかよ!?なんでスカラボタウンの前にピラミッドがあるんだ!?」
ジーニアス「あれ?知らなかったの?ピラミッドが見つかったから
調査のためにスカラボタウンができたんだ。」
コレット「でも内部はどうなのかわからないらしいわ。
それを調査したくて他の3人もついてきたの。」
マトリックスはウェアーズに渡された水を一口だけ飲んだ。
マ「ピラミッドの内部を調査する?スリルがあるな。」
ウ「ハムナプトラみたいに冒険したいと思っているのか?俺はミイラを
見るのはごめんだが。」
マ「いや、誰も知らない遺跡の内部は興味をそそられる。どうせミイラが
動くのとかは全部映画だ。」
リフィル「だったらあなた達が先にピラミッドに入る?
私も早く調査がしたいの。」
マトリックスは即答で答えた。
マ「俺が最初に行く。さっと調査してから全員で行くのがいい。
むやみに全員でいって迷ったら死んだも同然だ。」
いきなりウェアーズが口をはさんだ。
ウ「マトリックス、俺も行く。一人で行くのは死を招く。
いざという時は最も分かり合っている人間がいいだろう。」
マ「よし。ロイドさん、頼む。俺らに生かせてくれ。」
ロイドは少しだけ考えていた。
ロイド「それなら先に行け。何か見つけたら持ち帰ってくれ。」
マトリックスは聞いた瞬間にピラミッドへ走り出していた。
ウ「何かあったら持ってくる。待っててくれ。」

260偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:46:30 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その5〜
マトリックスとウェアーズはピラミッドに向かって走っていた。
そしてピラミッドの入り口に着いた。
ウ「入り口には扉以外何もねえじゃん。ショボいな。」
マ「先客がいるからだろう。そこにトラックがある。偶然巡り合えた仲間として共にピラミッド調査をしよう、
とでも言っておけばいいさ。」
ウ「それより入るぞ。武器を装備しておくか?」
ウェアーズはシグSG552シールズを装備した。
マ「そういえば、通信機器はロイドさんに渡したのか?」
ウェアーズはうなずいた。
マ「よし、突入するか・・・。」
マトリックス達はピラミッドへ入っていった。

ピラミッド内部入り口・・・

マ「やっぱり、誰かいる。・・・俺らと同い年っぽい人達だが。」
誰かがこちらへ気づいたらしい。歩いてきた。
少年「僕は碇 シンジ。君達も調査に来たの?」
マ(予想以上に次元が混ざり合っている。もしかしたら・・・。
いや、あれだけはさすがにごめんだ。)
ウ「そのとおりだ。頼みがあるんだが、一緒に調査しないか?
いざという時のために武器がある。」
少女「シンジ・・・。どうしたの?」
マ(あ〜・・・。やっぱりな。完全にエヴァの次元が混ざってる。
俺、話すの苦手だ・・・。)
マトリックスはウェアーズの後ろにいった。
ウ「この人がレイだろう?マトリックス、どうした?」
マ「ウェアーズ君なら話せるだろう・・・?俺は異性と話すのが
どうも苦手なんだ・・・。」
レイ「・・・。」
シンジ「後、もう一人いるんだけど、奥の方にいるかな?」
もう一人の少女が来た。レイとは反対の性格で活発そうだ。
マトリックスはそっぽを向いた。
アスカ「あ!そっぽ向いたしこの巨人!」
マトリックスは少し前を向いた。
マ(予想通り・・・。もう「あれ」が起こる確率は100パーセントだ。)
アスカ「ちょっと!聞いてんの!?少し来て!」
ウ「マトリックス、いけよ。頼られる存在につながるかもな。」
マトリックスは渋々状態でアスカについていった。
マ「・・・壁?もう行き止まりか・・・。」
アスカ「いや、奥のほうに風が聞こえる。聞いてみなさい。」
マ「・・・確かに。聞こえる・・・。ダイナマイトが必要かも知れない。」
ウェアーズが近づいてきた。
ウ「ダイナマイトならあるぜ。ほら。」
ウェアーズがダイナマイトをマトリックスに渡した。
マ「奥の方にあるのは何かわからないが・・・。ともかく
起爆させるか。」
ウェアーズが全員をピラミッドの外にだした。
ウ「OKだ!火をつけろ!」
数秒後、導火線が燃える音がした。マトリックスが走り抜けてきた。
マ「あぁ・・・俺ら墓泥棒同然だ・・・。」
その時、奥で爆発音が聞こえた。
アスカ「やった!早く、早く!!」
ウ「マトリックス、いくぞ!!」
マ「なんだか気が乗らなくなってきた。」

壁の奥・・・

レイ「誰か、灯を。」
ウェアーズが大きめのライターをつけた。
その先には、通路が続いていた。
シンジ「こんなの初めてだ・・・。先には何があるんだろう。」
アスカ「財宝があればもらってもいいかな?」
その瞬間、暗い通路の奥で砂をずりむくような音が聞こえた。
マ「!!! なんかくる・・・!!」
レイ「招かれざる客なのよ。私たちは。」
ウェアーズが通路に向かってライターとSG552を向けた。
同時にマトリックスがM63を向けた。
マ「シンジさん、俺のポケットにデザートイーグルがある。
それを構えてくれ。」
シンジ「う・・・うん!!」
そして、何かが見えた。
マ「お約束通り、ミイラの登場だ。相変わらずふらついてるな。
だが、容赦しない!!」
いっせいに銃弾がミイラに浴びせられた。
たまらずミイラが片膝をついた。
マトリックスがミイラに近づき、顔面にミドルキックを繰り出した。
ミイラは喰らった瞬間、バラバラに砕けた。
ウ「相変わらず、派手にやるんだな。」
マ「やると決めたら容赦しない。」
シンジ「まだ奥に通路が・・・。行ってみよう。」

261偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:47:02 ID:???
レボリューション・ザ・デッドライジング
〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その6〜
マ「暗くてなんにも見えない。どこかに頭ぶつけそうだ。」
ウ「ミイラに遭遇するよりはマシだろうけどな。
トラップにはまるのはごめんだが。」
通路は相変わらず先の見えない暗黒に包まれていた。
マ「・・・いつの間にか広い所にでた・・・気がする。
ウェアーズ君、さっきから「何か」に見られている気が・・・。」
ウ「俺もだ。・・・上の方かららしいが。」
シンジ「ライトさえあれば・・・。ライターは空・・・。」
ウ「・・・ ・・・?何か聞こえないか?」
マトリックスはM63を右手だけで構え、辺りを見回した。
アスカ「あ!!あれを見て!壁が降りてきた!」
ウ「俺らが潰されるほどではないが・・・。
・・・おい!壁がおりてくるのが早くなったぞ!!」
しかしすでに壁は地面についた。マトリックス達は分断された。
マ「ちくしょう・・・。厄介なことに・・・。」
マトリックスの通信機がいきなりアラーム音を発した。
マ「・・・あぁ。ウェアーズ君か。・・・え?
俺らで?・・・」
マトリックスは後ろを少し向いた。
いたのはレイとアスカだった。
マ「・・・じゃあ、早く合流しなければ・・・。
こっちから・・・向かう。」
マトリックスはもう1つの通路を見た。なぜか松明に火がついていた。
マ(招かれているのか。犠牲なしで合流できればいいが・・・。)
レイ「どうしたの?」
レイが通路の入り口に立った。
アスカ「先にいくけどいいの?」
マ(わざわざ死に向かうような気もするが・・・。)
マトリックスは通路に向かって歩き出した。

262偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:47:36 ID:???
黒いミミズさんの作品↓

263偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:48:09 ID:???
      Lectureman その壱

俺の名はレオン。一流のエージェントだ。
大統領の娘を助ける任務を受けた。
そして今、さえない警官二人と共に、村へ向かっている。
 「おい」
話しかけられた。
助手席の男だ。名前は・・・・・忘れた。
 「何だ?」
こっちは眠いんだ。手早く済ませてくれる事を祈る。
 「いや、いざというときのために、お前に色々教えておこうと」
 「結構だ」
素早く言い放ち、瞼を閉じる。
 「ちょっと待て!少しでいいから!少しで!!」
 「・・・分かったよ」
面倒くさい。こんな事、訓練で飽きるほど学んだ。
 「よし。じゃあ、俺が今から問題を出す。それをお前は、迅速に、
  かつ的確に答えろ。いいな?」
 「ああ。適当にやってくれ」
何でこんなにノリノリなんだ?この男は。
 「まず、第一問。村人の一人に聞き込みをしようとしたら、相手が
  斧を振りかざしてきた。どうする?」
・・・何だ?その問題は。
どう考えてもそれは無いだろう。
 「・・・威嚇射撃。それで止まらなかったら、気絶してもらう」
 「残念。不正解だ」
今の答え以外に何があるのだろうか?
 「いいか?こういう場合は、ロケットランチャーをぶっ放せ。
  そうすれば、相手の骨も残らないからな」
正気か?この男は。
 「いや、俺はそんな物は持っていない。大体、何処にしまうんだ?」
 「その魔法のスーツケースにいくらでも入るだろ?」
 「・・・・・・」
何でこんな男が警官になれたんだ?
運転席の奴に何とかしてもらうか・・・・って
 「おい!寝てんじゃねぇ!!」
一番寝たいのは俺だ!俺!
 「ぅぇ・・・ぉ客さん・・・どちらまで・・・でしたっけ?」
 「寝ぼけんなぁぁ!!」
前の職業の名残か?それは?
 「落ち着け。落ち着くんだエージェント」
 「てめぇッ・・・・・!!」

ウンフォラステーロ!

突如、目の前に顔色の悪い村人が。
 「お、おい!止まれ!早く止ま」

ガタンッ!  グチャッ

 「今、お前絶対何か撥ねただろ!」
 「今のは『撥ねた』じゃない『轢いた』だ」
 「大体同じだ!ふざけるな!」
 「・・・・・・常識に囚われるな」
 「〜〜〜!〜〜〜!〜〜〜!(声にならない怒り)」
こんなんで、任務が達成できるのだろうか?

264偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:48:44 ID:???
 堕天使の館 第十五話 


今更どうしろというのか?
哀れな金髪、エリックは心の中で呟く。
手に握った銃を見る。
比較的古い銃で、名前は憶えていない。
弾は、残りニ発。
部屋を出れば、化け物がいる。
あの時カマキリに襲われてから、どれ位時間が経っただろう?
考えるが、答えは出てこない。
先ほどの戦いで傷を負った霧乃は、今は眠っている。
傷がそこまで深く無かったのが幸いだ。
 「・・・・・・はぁ・・・」
ため息。
この部屋から出れば、命の保障は無い。
だからと言って、部屋から出なければ得る物も無い。
金髪は再び考える。
こうした自問自答が数分続いた後、一つの結論を出した。
部屋のドアを静かに開ける。廊下には生き物の気配は無い。
金髪はなるべく音をたてずに、近くの部屋に入った。

部屋の中は、誰かの私室らしかった。
ベッドに机、本棚にクローゼット。
生活に必要な物は大体揃っていた。
とりあえず探索を開始する。
まずはクローゼットを開けるが、空だ。
この部屋の人は、何のためにクローゼットを置いたのだろうか?
妙な考えが頭をよぎる。
クローゼットを閉めたとき、背後で何かが動く気配がした。
金髪は、咄嗟に振り向く。
そこにいた生物を見た時、金髪の顔から血の気がひいた。
ムカデの様な顎、カマキリの様な鎌、
尻尾の様なかぎ爪まで生えている。
そして何より、でかい。
一メートル半はあるだろうか?こんな昆虫は見た事が無い。
その化け物は、顎と鎌を蠢かし、金髪に迫る。
だが、金髪はすでに銃を構えていた。
鈍い銃声と共に、弾丸が発射される。
それは吸い込まれる様にして、化け物の顎の付け根を貫く。
化け物は苦しそうな悲鳴を上げ、動かなくなった。
金髪は、何事も無かったかのように、探索を続けた。

265偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:49:15 ID:???
Gonさんの作品↓

266偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:49:45 ID:???
妄想小劇場82 「カマ投げ村人ゴンザレス」前編

※ カマ投げ村人ゴンザレスとは、以前作った「ビジネスマンさどらー 大物登場」で大活躍した大物で、そのナマケモノなみのスピードには口うるさい旦那も’すごいな〜’と感心しておりました。え〜と特にウソは書いておりません。ゴンザレスを知らない方でも’もし、こんな村人がいたら’と想像して読んでいただければお楽しみいただけると思います。

おい、ゴンザレス、道草食ってないで早く歩けよ、遅くなっちゃうぞ、いいんだよ、今、カマなんか持たなくても、敵なんていないだろ、そうそう、腰に差しとけよ・・・腰だよ!、腰!、なんでパンツの中に入れるんだよ!、ちょん切れたらどうするんだよ、鎌投げおばさんになっちゃうぞ、そんなキャラが出てきたらプレイヤーがビックリするぞ、そうそう、腰にしまって、さあ急いで、村の集会に遅れちゃうからな、それに知ってるか、今日の集会の議題はお前の事らしいぞ、何の話かな・・・皆、悪い悪い、遅れちゃった、で、今日はゴンザレスについてって、何の話?、フンフン、え?、え〜!、そんな、可哀そうだろう、いや、まあ確かにそうだけど、でも・・・ゴンザレス、何うろうろしているんだよ、大人しく話を聞けよ、今何の話しているのか分かってるのか、お前があまりに馬鹿で皆に迷惑かけるから、村から追放したいって話になっているんだぞ、タイヘンダー。

いや、確かにあいつは頭が悪いけど・・・ゴンザレス、ちょろちょろしてないで話を聞けよ、しょうがないなあ、お前の事なんだぞ・・・いや待ってくれよ、でも、あいつだって大切な仲間じゃウワ!、ゴンザレス!、突然すっ飛んで来てどうした?、あ、牛にちょっかい出したらすっ飛ばされたのか、馬鹿だね、怒るなよ、お前が悪いんだろ、カマなんか出すなよ、投げたってめったに当たりゃしないのに、それに鎌なんか投げたらもう一回すっ飛ばされるぞ、牛はこのゲームでは案外危険なんだ、そうそう、やめとけ・・・だからパンツにしまうなってば、それより話に加われよ、待てよ、ニワトリに八つ当たりするなよ、嫌がってるだろ追いかけ回すなってば、卵産まなくなったらどうするんだ、犬も駄目、可哀そうにキャンキャン言ってるだろ止めとけ、それに言っとくけどな、その犬は実はこのゲーム最強のキャラで不死身なんだ、お前じゃ太刀打ちできないぞ。

267偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:50:15 ID:???
妄想小劇場83 「カマ投げ村人ゴンザレス」中編

ゴメン、ゴメン、話の腰を折っちゃって、皆の言い分は分かった、でもあいつだって仲間だろ、ここを追い出すなんて可哀そうじゃないか、それにあいつだって少しは良い所が・・・ゴンザレース!!、何イエローハーブ単体で食ってるんだよ、どこで拾ってきたんだよ、腹壊すぞ、不味いって知らないよ、それはグリーハーブと混ぜなきゃ食えないのに、ゲームのルールを無視するなよ、そうそうグリーンハーブと混ぜれば食えるんだ、美味いかどうかは知らないけど少し体力もつくぞ、グリーンハーブはどこにあるんだ?って、知らないよ、そこらに生えてるんじゃないか、あ、どこ行くんだよ、グリーンハーブ探してる場合じゃないだろ、皆お前の話をしてるのに、あ〜あ、行っちゃった、仕方ない、じゃあ話の続きを、何だったっけ、そうそう、あいつにも少しは良いとこゴンザレーース!!!、それも食うなよ!、それはレッドハーブだろ、レッドハーブとイエローハーブ混ぜてもやっぱり食えないんだよ、気持ち悪いって知らないよ、色の区別も付かないのかよ、グリーンハーブって言っただろ、緑色のやつだよ、違うよそれはただの草、苦いって怒るなよ、こっちが怒りたいのに、あ、むこうではエサ取られたって牛が怒ってるぞ、大丈夫だよ、そんなに怖がらなくても近寄らなきゃ何にもできないから・・・だからって勝ち誇るなよ、可哀そうだろ、お前案外性格悪いな。

いい加減に大人しくしてろってば、どこ行くんだよ、しょうがないな、確かにあいつは頭が悪くてそれに少し性格も悪いようだけど、教団としてはやっぱり一致団結しなゴンザレーーース!!!!、なに罠に挟まれてもがいてるんだよ、だからウロウロするなって言っただろ、痛いってそりゃそうだろ、早く暴れろよ暴れりゃ外れるから、大体何でそんな目立つ罠踏んでるんだよ、初プレイの初心者だって夜でもなけりゃそうそう踏まないぞ、あ、ほら外れただろう、まだ痛いのか、痛いときは舐めりゃ良いんだけど足首なんか舐められるか、あ、舐めた、お前体柔らかいね、一つ位は取りえがあるもんだ、もう痛くないか良かったな、おい、安心してないで前見ろってば、ほら又踏んだ、から痛けりゃ早く暴れろってば、馬鹿、暴れるにしても限度があるぞ、そんなに激しく暴れたら外れる前にバランス崩して、あ、あ、危ない!、初めて見たよ尻から罠に挟まれた奴、泣くなよ仕方ないだろ、嫌いって俺は何にもしてないぞ、帰るって、おい足と尻に罠が挟まったままだぞ、おいそのまま走るなよ、走りづらいだろ危ないぞ、わ・・・やっぱり転んだよ、そしてちょうど顔の所に最後の罠が・・・おい大丈夫か、喋れないのか、大丈夫なら右手をもう駄目だと思ったら左手を上げろ、どっちだ・・・両手を上げるなよ、意味が分からないだろ。

え〜、何の話だったっけ。そうそう、教団は一致団結する事が必要なんだ、たとえ馬鹿でも、多少性格が悪くても、せっかく仕掛けた罠を全部台無しにするような奴でも、仲間はなかゴンザレスさん?、何をなさってるんですか?・・・止めろよそこは肥溜めだ、臭いで分からないのかよ鼻まで馬鹿なのか、そんなに顔を近づけて中身を嗅ぐなよ鼻が浸るぞ、そこまでしなくても分かるだろ臭いって当たり前だよ、何してるんだよ自分の尻を嗅ぐなよ、違うよそこからじゃないよしょうがないな全く、あ、ペンダントに気が付いちゃった駄目だよそれは取るなよ、プレイヤーが悩むだろ肥溜めの意味が分からなくって、手を出すなってば、あーあ、中に落としちゃったよ、何の躊躇もなく拾うなよ汚いな手に付いたじゃないか早く落とせよ、服で拭こうとするなよどうすれば良いかってじゃあまず振ってみろよ少しは落ちるから、そんなに勢い良く振るなよ飛ぶだろいつまで振ってるんだよ楽しいのかよンコまみれの手を振るのは、あ、ほら調子に乗って振ってるからだよ肥溜めの端っこに指ぶつけたじゃないか痛いってそりゃそうだろ、あ!・・・なあ少しは考えろよ確かに俺が言ったんだけど痛い時は舐めろって・・・。

268偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:50:48 ID:???
妄想小劇場84 「カマ投げ村人ゴンザレス」後編

皆、悪い悪い、もうあいつの事はなるべく気にしないようにするから、え?、仕方ないだろ俺だって嫌だけど腐れ縁だし、ここで見捨てたら後味が悪いし、やっぱり仲間は大事にしないとなゴンザレース!!、駄目だ、これが気にせずいられるか、何を持ってるんだよどこで拾ってきたんだよハンドガンの弾なんて、かじるなよ良いんだよそのまま置いときゃ、え?、ハンドガンなんて村の何処にもないのに何で弾だけあるんだなんてお前何まともな事言ってるんだよゴンザレスのクセに、もう良いから向こうに行ってろよ、だから仲間は大事にしないとゴンザレーース!!!!、タルを壊すなタルを、お金が出てきたってそれも気にするなよそこに置いておけ、良いんだよ敵に取られたって後で武器商人が回収するからそれより向こうで大人しくしてろってば、そう、つまり仲間は大事にしなゴンザレーーース!!!!、何だ今光ったのは!、目が痛いってお前閃光手榴弾なんてイタズラするなよ、いくら頑張っても無理だよ届かないよ舐められる訳ないだろ目なんて、しばらく大人しくしてりゃ直るよ結論として仲間は大事にしゴンザレスさん?ゴンザレスさん!?何してるんだよじっとしてろよ目が見えないのに歩きまわるなよおい足元足元踏むぞ踏むぞニワトリをだからそっちは罠があるだろタルにぶつかって壊すなってばそっちに行くなそっちは肥溜めがいい加減にしろゴンザレーーーース!!!!!

ハアハア、もう我慢できん、皆、好きにしてくれ。え?、何を騒いでるんだって、何言ってるんだよ今までの騒ぎを見てなかったのかよ、え、お前今来たのって、わ!、サードーラーーーー!!!!!・・・・・じゃなかったサドラー様、すみません、すみません、つい勢いで言ってしまいました、え?、それより何の騒ぎだって?、いえ、気にしないで下さい、集会がちょっと白熱しただけです、サドラー様は今日は何のご用件で?、何ですって、孤島の戦闘員が足りないので至急村人を一人出すようにって、そんな、あんな物騒な所に誰も行きたがらな・・・いえ、何でもありません、分かりました、では本日の集会でその件も至急議題に・・・あ、あ、サドラー様、一人とても優秀な村人がおりました、あそこにいるゴンザレスです、そう、あの肥溜めの所で手をブンブン振っている、いえ、今はちょっと目を傷めていて挙動が不審ですがあれほど優秀な村人はおりません、ハンドガンの弾だろうが、閃光手榴弾だろうが、罠だろうが、牛だろうが、犬だろうが、ニワトリだろうが、ハーブだろうが、あいつにかかれば全て台無し、じゃなかった無効です、後半が良くわからんって、気にしないで下さい、ゴンザレス!、こっちに来い、サドラー様がお呼びだぞ・・・手を拭いてから来い!、手を!

こうして孤島の戦闘員の一員となったゴンザレスであったが、孤島での彼がやがて全てのプレイヤーが例外なく震え上がる悪魔のような存在になる事を、いったい誰が予想しただろうか。そう、後に彼はオーブンから火ダルマで飛び出してくるという荒業で、全てのプレイヤーを恐怖のどん底に陥れるのであった。皆さんも一回位驚かされた事がありますよね。そして最後に皆さん、もうすっかりゴンザレスの虜のはずですよね!。

269偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:51:18 ID:???
伸びる人さんの作品↓

270偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:52:12 ID:???
小さな破壊神
第一話 プロローグ

世界が意味の分からない石ころに
金を出すようになったのはつい最近の事だった
俺はいつもどうりの、生活を楽しんでいた
新聞を読んでいたとき、やけに大きな見出しにこう書いてあった

鉱石採掘所にて謎の光!?宇宙人のメッセージか?!
と特に気にするようなことではないだが、
そのときだけやけに興味を持った、読んでみると

採掘所の奥が突如光出した
妙に思った採掘員が調べると、そこになんともいえない色の
石があったらしい
ただそれだけのことを大きくしただけだった

その数日後
今日もいつもと変わらない平凡な一日のはずだった
いつもどうり新聞をみてみると、また無駄に大きい見出しがあった

採掘員謎の焼死
みてみると、その採掘員は先日あの光をみた採掘員だそうだ
拾った石を精製して指輪にして、身に着けていたから、
エイリアンの侵略だとか、地球が滅びる前兆だとか言う奴も出てきた
その石を調べた所その石が火を出すことが分かったらしい
その後も光を放った採掘所を調査しに行くとのこと

俺は半信半疑だった、いくらゾンビや化け物が実在するからといって
魔法なんかあるわけがない、そう思いたかった
だが、石が火を出すわけがない、疑問を抱いたまま俺は、
いつもを過ごした

数日後
世界のいたる所に石が使われるようになった
こんなこと認めたくないが、こうなったんだから仕方がない
調理に、電気に、戦争に、石が使われるようになった
国が石に億単位の金を出す事だってある
そんな中、俺に電話がかかってきた
「やあ、ケネディ君元気にしていたかね?」
訓練生時代の教官だった、今は軍の指令官をやっているらしい
「実は君に折り入って頼みがあるんだが、最近ロシアで
 小規模なテロが起きてることは君も知っているね?
 そのテロを鎮圧してきて貰いたい」
軍を出せばいいだろ、という突っ込みはしないでおく
小規模なテロに軍が動けば、騒ぎが起きる
「便は手配しておく、空港に案内役を用意しておいた」
電話を切ると、必要なものを詰め込んで空港に向かった

271偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:52:43 ID:???
小さな破壊神
第二話 ロシア直航便(直し)

適当にタクシーを捕まようと思ったんだが、こんなときに限って
タクシーを見掛けない、待っていれば来るだろうと思ってその辺の
景色を見ていた
随分と変わったものだ、たかが石ころでここまで変わっていいのか?
新聞やらテレビは世界の革命だの意味の分からない事を言っている
少なくとも事故とか事件は急激に減っているはず
そんなことを考えている内にタクシーが見えた
立ち上がって呼ぼうとしたら、急にスピードを上げて俺の前を
通過していった、俺ってもしかしたら嫌われてるのか?
心の中でなけるぜと言った後、空港に歩いていった

――30分後――

ここまで歩いて行くと時間がかかるとは思わなかった
空港に入ると、入り口辺りで声をかけられた
「あんたがレオンかい?」
20代後半ぐらいの俺より少し小さい男だ
「そうだが?君が案内役かい?」
「おう、よかった〜話やすそうな人で、強面で感じが悪かったら
 声掛けてないだろうな、いや〜よかった」
・・・こいつ本当に案内役か?
「自己紹介がまだだったなジェイクだ、呼びやすいように呼んでくれ
で、ロシア行きの直行便だが、さっき飛んでったぜ」
「そういう事は早く言ってくれないか?次の便は?」
「2時間後に直航便がでる・・・はず、ごめんちょっと待っててくれ」
そういってポケットから航空表みたいなものを取り出した
「え〜と・・・今何時だ、10時か・・・え〜と・・・」
ジェインが考え込んでる内に携帯がなった
「はい、もしもし・・・なんだよワン切りかよ」
ジェインもいつ出るか分かったらしく、嬉しそうに言った
「11時24分発だとよ、じゃ今から自由行動っ!」
といった直後どこかに消えていった
「・・・あいつに案内役が務まるのか?」
と俺はぼやいた

272偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:53:17 ID:???
iaaiuuiさんの作品↓

273偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:53:48 ID:???
レオンとクラウザーがお笑いコンビくんだら
レ「あ、どーも、こんにちわ〜。」
ク「・・・・・・・ども・・・・・・・・・。」
レ「いーやー、最近寒いですね〜。」
ク「・・・・・・・・そうだね・・・・・」
レ「・・・・」
放送終了後・・・・
レ「なんで声でてなかったんだよ。」
ク「・・・・・実はな・・・・」
ある日・・・
ぷるるるるるる・・・・
クラウザー「あい、もしもしー」
NSC(吉本興業)「あ、クラウザーさんですか。」
ク「はい、そうですが。」
N「えー、実は、ココの生徒があなたとコンビ組みたいといって、、」

クラウザー「NSC(吉本興業)に行くことになったんだ」
レ「そ、そんな!コンビを解散しろ、ってのか!!」
ク「ああ、そうだ。」
レ「いままで、いろんな思い出あったじゃないか!」
ク「・・・・・・・・・・・」
レ「もういいよ!二度とこの俺の近くに、いや、俺の居る区域に近寄るな!」
ク「あッ、まて!」
バタン!
レ・ク「くくくく、うっうっウワーン!」

274偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:54:18 ID:???
ドアロック

拉致

「・・・たちは拉致されました」
「しかし命を・・・・・奪おうとはしません」
何か大きい音で《だれか》がなにかを喋っているのに気がつき、中に居た一人が
起き上った。
「なんだよ、うるせーな。だれだよ。」
すると、また一人起きた。それに続き、二人目、三人目と次々と目が覚めた。
「ここ、どこ〜。」
「ふあぁ〜ぁぁあ。ここ、寝室じゃねーな。」
全員が目覚めた時、そう言って口々にこう言った。
あんたら、だれ、と。
「だれだ。お前ら。」
「それはおれの台詞だ。」
「・・・・・ママ〜。」
全員で7人いた。その中にはまだ右も左もわからぬ幼い子までいた。
すると冷静そうな一人の男がこういった。
「いやっ、ちょ、あの、なんか放送流れてるみたいなんで聴いてみません?」
「あ、ああ、そうだな・・・。」
その放送に耳を傾けた。
「貴方達は拉致されました。しかし命を私らが奪おうとはしません。貴方達はみな名前も生まれもバラバラですが、貴方達に共通することがただ一つ。」
皆、それを聞き逃すまいと、スピーカーらしき所に近づいた。
「貴方達は普段の生活で《ドア》を閉めません。」
それを聞いた瞬間、皆、鼻で笑った。そしてとうとう耐えれなくなり、腹をかかえて笑った。が、次の言葉を聞いた瞬間、皆黙りこんだ。
「貴方達のために、廃墟と化したホテルを借りました。今、貴方達は部屋の中にいます。」
すると、スピーカーの右側の幕らしきものが上に上がった。
そこには、ゾンビが歩いていた。
「こ、これって・・・、映画とかで見るゾンビか?」
声を震わせながら、そう言って一人の男が後ずさりし、腰をついた。
そしてもう一人は自分の頬を人差し指と親指でつねり、夢ではないかと言いたかった。
が、頬は赤くなり痛みが走る。夢ではない。
「痛い。ってことは、これは・・・・・・」
もう皆わかった。
これは現実だ。
皆、放心状態になりつつも、その後の放送を聞いた。
「貴方達がいるところは、特殊なフィルムが貼られたガラスによってゾンビは襲ってきません。でも、ドアを開けると、ばれてしまいます。食糧もなにもかも、外にあります。それを取るのは貴方達です。5日たって一人でも生きていれば救助がきます。では、がんばってください。ゴトッ」
「・・・・・・は?ふざけてる。絶対ふざけてる。拉致しといてぇ!5日生きろと。したら救助がくると。ハッ、ばっかじゃねーの!」
乱暴な口調で一人の男が言った。
その言葉が出て30分たった。まず全員が思いついたのは自己紹介だった。
「なぁ、お前なんて名前だ。俺は佐藤宏茂。」
「俺は・・・・安藤力。」
すると幼い口調で幼子が、
「ぼく、・・・こまつしょうたです!」
元気があって、皆元気がでた。
「私、純子、和田純子。」
「俺は野村正平。」
「わしは、西藤紺田。」
「・・・・・・・・。」
小さくて聴き取れなかつた。相当ショックを受けているらしい。
すると安藤が、
「なあ、・・・お前らさ、どう拉致されたか覚えてるか。」
「私、知ってるわ。」
ただ、一人そう言ったった。
「そうね・・・たしか、サングラスを掛けてて上から下まで黒一色で・・・。」
いわれて見ればそうだな、と思った。
「ところでさあ、あのゾンビ本物か?」
すると西藤が、
「どうせ、嘘にきまっとる。よく考えてみぃ。ゾンビなんて存在するか?お前らテレビの見すぎだ。」
そういって、
「どうせ、普通の人間だ。わしはここからでるわい。」
と、いってドアを開けるなり、ゾンビにぶつかっていった。
すると、ゾンビが西藤の近くに寄ってきて呻き声を上げる。
「お前ら、人間だろ!正気にもどれ!年寄りを馬鹿にするんじゃない!」
それが西藤の最後の言葉だった。
和田は、右手で小松の眼の当たりを優しく覆い、自分も下を見て目を瞑った。
小松はその手を必死にのかそうとして和田の右手を掴んでいた。
生存者、残り、6人。

275偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:54:49 ID:???
ドアロック

清水美香

西藤さんの死から、何分たっただろう。5分かな?でも、かなり時間がたったんだろう。
西藤さんの死体はもうないから。残るは血痕だけ・・・・。
皆、ごろーんとして天井を見ていた。名前を言わなかった女性は西藤の血痕をじーっと
まるで、なにか、名画を見るようにそれを眺めていた。
言葉など誰からも出なかった。聞こえるのは室内にあったエアコンから出る音だけ。
ゾンビの声は聞こえなかった。どうやら、防音らしい。
そして、信じられない事に名前を言わなかった女性から声がでた。
「あの・・・。」
「ん?なんか用?」
「わたし清水美香といいます。」
「そうですか。」
短い会話だったが全員の名前が分かった。
すると、次に思いついたのは、食糧であった。
「な、なあ・・・、腹・・・減ったよなぁ・・・・。」
「あ、ああ、そうだな。たしか食糧は・・・・」
西藤の死んだ、《ドア》の外だ。
「誰が行く?」
佐藤の口からでた発言のあと、皆は思った。
それは、゛誰が死にに行く?゛と等しいということである。
「私はパスよ。そんなの無理じゃない。」
和田は当然のことでもあり、言ってはいけないことを口から発した。
また、皆沈黙する。
すると清水が、
「わたしが行きます。」
それに対しては、反論が多かった
「無理だろ!やめろよ!」
「女なのに強がってんじゃねーよ。」
それにも聞かず、清水の手によって《ドア》は開かれた。
《ドア》は《生死の狭間》でもあった。
清水はドアを閉めて食堂と書かれた方に走って行った。
「あーあ、死んじゃった。」
と、安藤が言った。
この言葉にムッとはしたが、皆言い返す言葉がない。
すると、いきなりアナウンスが入った。
「今日の献立、仁多米、北海道産牛のステーキ、ポテトサラダ、シューアイス、ロマネ・コンティ、幼子にはお粥と牛乳。以上です。ゴトッ」
とても拉致して出す、メニューでは無かった。
皆、犯人がどんな奴なのか本格的に悩んだ。そして5分たった。安藤がドアを一寸だけ開けた。すると清水が走って行ったほうから足音と、ガチャガチャという音がなっていた。
清水だ。滅菌シートを被せた給食が乗った台車を運んで来ている。安藤はいそいでドアを開け、清水を入れた。清水はとぎれとぎれにこう言った。
「ご飯、持って、きました。」
随分つかれていたがすぐに普通の呼吸になった。
そして、静かな食事が始まった。
肉の切れる音と、皿にナイフで擦れる音、スプーンが皿に当たる音、それくらいしか聞こえない。食べ終わると、皿には少しだけご飯が残っていた。
部屋の横にかたずけると、清水のことを少し聞いた。
清水は犯人の下の顔を見たのだ。暴れてサングラスが飛ぶと顔は醜かったという。眼は死んだ魚の眼のようだったと話した。あと、自分の家庭のことまで喋ってくれた。
彼女は、何億とも言える借金を憎かった親から抱えさせられ、子供も、つれていかれ
自殺しようとも思ったことがあるといい、さらに不幸なのが夫が突然姿を消したのだ。
皆これで、取りに行った理由がわかった。そして思う。
この、5日は死ぬ覚悟が必要な事を。

276偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:55:19 ID:???
マーカスxさんの作品↓

277偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:55:49 ID:???
・私と愉快な仲間達のバイオ日記・
・主演者
・マーカスx(知ってる方は知っている?へたれプレイヤーww)以後・マー
・友だちA(この話の突っ込み役の哀れな人ww)以後・A
・友だちB(バイオをやり尽くした男!何気に受験中なのに・・・)以後・B
以上!!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

学校にて・・・
A「おい、マーカス!!! お前昨日バイオ4買ったって聞いたが楽しいのか?」
マー「さぁ?どうだろ?」
A「・・・・・なんだ?そりゃ?まさかまだ、やってないのか?」
マー「う〜ん・・・そんな感じかな?だって怖いし・・・」
A「はぁ・・・(こいつ昔からホラーとか苦手な癖して買うんだよな・・・)」
マー「いいじゃん!!!私の勝手でしょ?・・・でも怖い・・・・・」
A「よし!!!なら今日お前の家に行っていいか?どんな感じかみてみたいしww」
マー「今日?いいけど、どうせ私のプレイを見て笑うんでしょ?」
A「いや・・・今回は違うぞ!!!今回はBの協力も頼もう!」
マー「今の{・・・}って何!?でもBが来てくれるなら心強いかも!!!」
A「(俺って・・・・・・)よし、じゃあ誘っとくから、またお前の家でな!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マー宅にて
A「呼んできたぜー!!」
B「・・・受験勉強させろよ・・・・・」
マー「暗いね・・・テンションダウン?」
B「つか何故、今頃になってバイオ4を?」
マー「いや・・・見てたら欲しくなってww」
A「んなこといいから、早速やろうぜ!!!」
Aが、懸命にPS2をセットしている中、二人は・・・
マーは説明書を読み・・・
Bは教科書を読んでいた・・・
A「・・・・・・少しは手伝えよorz・・・つかマー!!!いつまで説明書読んでんだ!?」
マー「あ〜うん、あと少しだけ・・・・・」
A「こいつ・・・説明書読むのに何分かけてんだ?」
B「大体15分じゃね?」
A「いや・・・冗談で聞いたんだが・・・つかお前もいつまで教科書読んでんだよ?」
B「Aよ・・・細かいことは気にするな」
A「・・・細かいのか?」
・・・・・・更に15分
マー「よしバイオやろう!!!」
A「!?!?って寝てたし俺!!!どんだけ読んでんだよ?」
B「かれこれ15ふn・・・」
A「いやもういいから!!・・・やっとタイトルを見れたよ」
マー「んじゃ早速ノーマルに・・・」
A、B「おいおい待てよwww」
マー「何か問題でも?」
B「大有りだ!いきなりノーマルって・・・お前の今までの戦績ならアマチュアだろ?」
マー「いや、それはないね!!今までバイオシリーズをやってきたんだよ?」
A「お前がバイオをクリアしたのを見たことは、一度も見たことないな。」
マー「いやある。見てよメモリーカードにもクリアした記録が・・・」
A「それ俺のデータだし・・・」
B「とりあえず始めての方イージーが無難だろ。」
マー「しかたがない妥協してイージーに・・・」

278偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:56:19 ID:???
(続き)
そしてスタート!!!

マー「しかしリアルだね〜」
A「いきなりの感想がそれかよ・・・」
B「あぁそこの近くのカラス殺しとけよ。金出すぞ。」
マー「了解〜。え〜っと確か構えるのが・・・あれどこだっけ?」
A「説明書ちゃんと読んだのか?」
マー「あれ〜おかしいな・・・あっ構えた、んじゃ早速・・・」
パンッ!!パンッ!!パンッ!!・・・バサッ、バサッ・・・・・・・
A「・・・・・外したな」
B「あの距離で外すとは・・・」
マー「次があるって、前向きにねww」
その後もヘマをして、なんだかんで、小屋の前に・・・
A「まさかここまで行くのに5分もかかるとは」
B「びびりバイオハザードかwww」
マー「うるさいなぁ〜んっ?この家のボロさってAの家なm・・・」
バキッ・・・ドカッ・・・ガンッ・・・・・
A「冗談も・・・ハァ・・・ハァ・・・いい加減にしろよ・・・」
マー「スイマセンでした!!!・・・ってエェェェェ!?何?ゾンビ?これゾンビ?」
A「へぇ〜今回って妙に人間に近いな・・・」
B「(んな訳ないだろ・・・少しは考えろよ)」
マー「とっ・・・とりあえず・・・後ろに下がって・・・ってエェェ!?走ってきた!?」
A「落ち着け!!!ゾンビでも頭が弱点のはずだ狙ってみろ!!!」
B「(お前も落ち着けよ!!!)」
マー「うまく狙って〜・・・うりゃ!!!」
バンッ・・・・・ブンッ!!! ウワァッ!!!
マー「イタッ・・・えっ心電図はどこ・・・・・どのぐらいくらったの?」
B「(へたれ通り越して・・・バカだな)」
A「まだいけるって!!!ほらそこ、狙えって!!」
B「(Aよ・・・お前は観戦している親父か?)」
マー「次こそは・・・ウリャ・・・ウリャ!!!」
バンッ・・・その瞬間、村人は倒れた・・・
マー「シャアァァァァァァ!!!勝利ィィィィ!!!」
A「よくやったぞ!マー次回からもこの調子でなww」
マー「まっかっせなさーい♪」
イベント発生!!!
マー「・・・前言撤回・・・無理ww」
A「さすが3人は・・・しかもさっきより厄介じゃね?」
B「(この二人を見てたらイラつくな・・・)マー・・・貸せっ雑魚などすぐに消してやる!!!」
マー「えっ?あっハイ・・・」
その瞬間・・・銃を使わず三人を倒していたレオンを見た・・・マーとA
B「ほらっ・・・とりあえず全滅したぞ。」
マー「えっ?あぁ、ありがとう・・・ははっ」

マーは思った。
ここに悪魔がいたと・・・
そしてAは気づいた
この調子だとクリアに一年はかかるな・・・

                              続く?!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・オマケ

A「えっ?何これ落ちなし?」
マー「スイマセン・・・私の頭じゃこの程度の文しか書けないもので・・・」
A「ならなぜこんなのを書いた?」
マー「みんなの小説を見てたら書いてみたくなって・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

279偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:56:50 ID:???

・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP2(強敵登場その名はチェーンソー男!!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マー「敵を三人相手にして無傷って・・・・・」
A「Bは正に熟練したプレイヤーだな・・・」
この時!!! Bは受験勉強をするために塾へ行ってしまった・・・
マー「この先・・・B無しで大丈夫かな?」
A「弱気だなwwだからヘタレなんだww」
マー「それに対しての反論はできないな・・・認めようorz」
こんなプレイヤーがよくバイオをやるものだ・・・
マー「とりあえずセーブしよっ♪」
A「おいおい開始してから30分しかたってないぞ?いきなりセーブか?」
マー「この先何があるかわからないでしょ?念のためだよ。」
A「まぁそりゃそうだな・・・(まぁこいつだからな・・・何言っても無駄か・・・・・)」
マー「じゃあ早速・・・・・・・・セーブポイントってどこ?普通ならそばにアイテムBOXがあるんだけど・・・」
A「ん?ほんとだマジにねぇな・・・バグか!?」
マー「こんな時こそBにメールを・・・」
A「Bよ・・・気の毒に・・・・・」
・・・・・・・数分後
マー「来た来た、え〜っと・・・」
B「周りをよくみろ・・・タイプライターあるだろ・・・」
A「・・・説明書にも書いてるぞ・・・」
マー「・・・・・まぁまぁとりあえずセーブを」
A「(こいつ説明書読んでたのか?・・・こいつの頭の構造が気になるな・・・)」
マー「何考えてるの?まぁいいやセーブ完了!!」
01 1−1・・・セーブ回数3回・・・・
A「待て待て!!!・・・なんでセーブ回数が3回なんだよ?」
マー「いやちゃんと保存したかなぁ〜って・・・」
A「馬鹿か?お前は馬鹿だろ?」
マー「細かいことを気にしていたら・・・ハゲるよ?」
A「何がハゲるだ・・・もういいや、とりあえず進めようぜ・・・・・」
マー「ムムッ!!あれはカラス!!!今回は当ててやる!!!」
前回マーはカラスに当てようとしてあえなく失敗をしました・・・

280偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:57:26 ID:???

(続き)
マー「今回は確実に・・・・・ウリャ!!」
バンッ!!・・・・・バサッ・・・バサッ・・・・・・・
マー「・・・・・・・・・・」
A「・・・またか、しかも今回は確実に当たる距離だよな・・・・・」
マー「うるさいなぁ・・・つぎは絶対に当てるって!!!」
A「お前の絶対って確実に外すよな」
マー「もういいって!!ありゃ・・・犬?いやオオカミが・・・」
A「なんだこりゃ?何かのイベントのキーか?」
マー「アクションにも出てるし・・・早速救出!!!」
A「なんだ?何もイベント無しか・・・それよか注意しろ周辺にもトラバサミが・・・」
・・・ガシャン!!!
A「・・・まさか」
マー「・・・やっちまったな」
A「おいおい・・・つかお前口調変わってね?」
マー「気にしないでww・・・あぁ体力ってあれだよね?もう黄色だよ・・・」
A「前作なら緑をキープしといたほうがいいがお前ハーブ持ってるか?」
マー「そういえばアイテムってどう見るの?」
A「またか・・・ほら説明書!!」
マー「ゴメンゴメン・・・こうか・・・あっ!!これはショットガン!!!」
A「何故に初期からショットガンが?まるで何かの暗示だな・・・おっあるじゃんハーブ」
マー「よし・・・早速・・・おぉどんどん回復する♪」
A「まぁこれでひとまずは安心だな・・・(普通なら・・・)」
マー「どうせならショットガンを〜」
A「うぉい!!!序盤からあるからってそれはどうよ?」
マー「いいじゃん減るもんじゃないしww」
A「弾薬が減るだろ!!!」
マー「いいっていいってww」
ここから先は・・・広場まで簡略します・・・・・
ショットガンで突撃だ〜・・・ダァン!!!
あっ・・・リロード・・・ザシュ・・・やりやがったな・・・・
くらえ手榴弾・・・おいそれは・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・広場前
A「ここまでくるのにショットガンを使い果たし・・・挙句の果てには手榴弾まで使用・・・」
マー「・・・・・てへっ♪」
A「このヘタレが!!!どうすんだよ?体力は黄色だしスプレー使えってか!?」
マー「そう怒らないの・・・どうせ簡単だよこの先だって・・・」
A「(こいつここまで行くのに相当な自信がついたな・・・)」
これが・・・マーカスxの二重人格だ!!!
・発動方法・・・調子の乗る&強い武器を使用すると発動!!!
見境無く使うから弾薬が無くなるorz
マー「なんだ?今軽く説明らしき声が・・・」
A「まぁここまで来たんだ・・・頑張ろうぜ!!」
マー「大丈夫だよ私にはこのショットガンが・・・あれ?弾切れ?」
A「そりゃ、そうだあんだけやりゃ、弾切れしなきゃおかしいだろ・・・」
マー「大丈夫だよ・・・ハンドガンで十分だって!!」
A「そういってる間に来たぞ〜」
マー「こんなのこうだ!!!」
バンッ!!すかさずアクション!!!
A「おぉ!!なんだやればできるじゃん!!」
マー「まぁね!!ってイタッ斬られた!!このっ・・・そりゃ!!!」
A「すげぇなどんどん敵が沸くな・・・」
マー「このままじゃやばいね・・・よし!!奥に逃げよう!!!」
えぇ、はい・・・奥とはチェーンソーがいる所です。
A「ん?なんだ一人だけ変わったのいるな・・・」
マー「ほんとだ・・・あれ何かしてる・・・・・ん!?あれってチェーンソーだよね?」
A「ほんとだな・・・とりあえず頭撃っとけよ。」
マー「そだね・・・うりゃ!!!」
バァン!!!・・・・・ブーン・・・ブーン
マー「えっ?ちょ待ってなんで止まらないの!?」
A「おいまじやばいって!!・・・逃げたほうがいいって!!!」
マー「ヤバイって!!早く後ろに・・・」
180度ターン・・・目の前には敵の大群が・・・
マー「ウショォォォォあrdhgjksdんけr」
A「あっおい!!あっやばっ首絞められてるって・・・」
・・・この先はわかりますね?
YouAreDead・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

281偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:57:58 ID:???
(続き)
反省会
マー「・・・・・・・・・・」
A「オーイ、放心状態か〜?」
マー「何あれ?・・・・・・・チェーンソー?ハハハハハ八ッ」
A「さすがに焦ったな・・・どうすんだ?あいつの攻撃は即死のはず・・・」
マー「あいつには負けられない・・・・・」
A「うしっリトライだな!!」
マー「つぎは簡単なはず・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
二回目の広場!!!
マー「さぁ来い雑魚ども!!!」
A「また二重人格の登場か?」
マー「黙れハゲタカ」
A「ハゲタカは酷くね?つか誰がハゲタカだ。」
マー「まぁいい・・・さぁ来たな確実に仕留めてやる・・・ここだ!!!」
・・・・・・・・・・・?フォン・・・・・・YouAreDead
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
反省会2
A「見事な死に方だな・・・まさか弾切れのショットガンで戦うとは・・・・・俺も気づかなかったが。」
マー「これはイージーミスだよ・・・次こそは・・・・・」
A「大丈夫か?つか戦わないのがいいんじゃ?」
マー「いやこれは宿命なんだ・・・」
A「(今のこいつに何いっても無駄か・・・)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それを何度か繰り返し・・・・・
18回目の広場!!!
マー「次こそは!!!」
A「何度目のセリフだよ?」
マー「ふっ・・・はっ・・・甘いぞ・・・」
A「さすがに何度も繰り返してたらうまくなったな・・・ただ・・・・・」
ブィーン!!!・・・・・・・・YouAreDead
A「何でこいつには勝てないんだ?」
2時間経過・・・・・・・・・・
マー「いっやったぁー!!!ついに倒したよ〜!!!」
A「あ〜?おめでとう・・・(今何時だと思ってんだよ!?)」
ただいまの時刻・・・午前2時20分です。
A「つか親にも言わずに無断外泊しちまったじゃねぇか!!!」
マー「いいじゃんまだ朝まで時間あるし♪」
A「・・・?まさか、まだやるつもりか?」
マー「当然♪」
A「いや、まじ勘弁・・・明日学校あるしさ・・・なっ?今日はもうそろそろさ寝ようぜ?」
マー「眠らせないょぉwww」
A「ヒッ・・・ギィャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

学校にて
先生「ん?マーとAはどうした?」
B「多分遅刻です。(Aよ・・・がんばれ!!!)」

 続くのか?!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・オマケ
A「今回は遥かに想像超えた死にっぷりだな」
マー「まぁまぁおかげで上達したしねww」
A「それはいいが徹夜でやって学校休んだ時あったなぁ〜」
マー「五時間目から学校に来たよねww」
A「まただが落ち無しかよ今回も・・・」
マー「・・・・・・・・・・・・・・・・orz」
A「まぁいいさ・・・ところでEP2とタイトルにあるが後どのぐらいあるんだ?」
マー「簡単だよ♪・・・完全クリアするまで」
A「はぁ・・・言うと思った、読者の皆さんは納得するのか?このへたれ日記を連載させるのに・・・」
マー「・・・それは掲示板の皆さんの意見によって決まります!!!」
A「じゃあ何だ?掲示板の皆さん次第でこの日記が連載されるのか?」
マー「そうなるね・・・」
A「ってか初の投稿が大規模な日記かよ・・・」
マー「まぁそこ触れないでよ・・・」
A「でもまぁこんな話を書いて面白い!!!と思った方感想をどうぞ!!!」
マー「感想待ってま〜す♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

282偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:58:29 ID:???

・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP3(大岩を回避しハゲタk・・・村長に出会え!!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後・・・・・
A「考えてみたら前回はチェーンソー男を倒した所で終わったんだな・・・(しかし眠いな・・・)」
マー「そうだよ・・・だからまだ交戦中なのww」
A「笑えねぇな・・・ってかさっきの戦闘で何か手にはいったか?」
マー「聞いて驚かないでよ?」
A「なんなn」
マー「その名もルビー!!!」
A「おい!!最後まで話させろよ!!!」
マー「まぁまぁ怒んないの・・・でも何に使うの?」
A「そんな時こs」
マー「そんな時こそBにメールだ!!!」
A「俺のセリフ・・・・・泣けるぜ。」
マー「くだらないこと言ってんじゃないの!!」
A「くそっ(レオンだから似合うのか?このセリフは?)」
ええっ、全くもってその通りです。
A「何か聞こえたような・・・」
気のせいです。これ以上聞いたら消しますよ?
A「(不吉な声が聞こえたな・・・聞かなかったことにしよう)」
マー「Bからメールきたよ〜・・・どれどれ」
B「ルビーをゲットしたのか?そいつは後で貴重になるから持っとけよ・・・しかしよくチェーンソー男を倒せたな?あしたは雨でも降るなこりゃ・・・」
A「・・・褒めてんだか馬鹿にしてんだかわからんな・・・」
マー「でも一応貴重みたいだね・・・」
A「そうだな・・・っておい敵が近づいてるぞ!!!」
マー「こんな相手・・・攻撃を誘発して頭に一発!!!とどめに蹴りだ!!!」
A「チェンを倒してから更に自信がつきやがったな・・・」
マー「チェンとこんな相手を比べたら楽チンだね♪」
A「それもそうか!!!(あんだけ死んでたら上手くはなるよな)」
そう、ここにいたるまでに20回も死んでいるのだ!!!
マー「しかしキリが無い・・・」

283偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/21(金) 23:59:05 ID:???
(続き)
この時Aが余計な一言を・・・
A「この建物に立てこもったらどうだ?」
マー「そうだね♪・・・ん?イベント?ってエェェ!!!チェーンソー男!?」
A「まじかよ・・・でも大丈夫だろ・・・・・」
マー「なんとかなるよ・・・とりあえず2階に・・・おっ?これは手榴弾とショットガンの弾!!!」
A「これで勝ったなww」
マー「さぁ来い!!うりゃショットガンで吹っ飛ばして・・・これで最後だ!!!手榴弾!!!」
A「おぉ・・・まさに最強コンボ・・・どっかのオンラインゲームでやったら嫌われそうなやりかただな・・・」
マー「大丈夫・・・ぢょ・・・まだ生きてるの?これで終わりだ!!!」
バァン!!!バァン!!!
A「さすがに死んだよな?」
マー「いくらなんでもこれで生きてたら泣くよ?・・・ん?戦利品だ・・・10000?ルビーじゃないの?」
A「まぁでも金も手に入ったし、お前の実力も一気に上がったしいいじゃん?」
ここで鐘がなり戦闘終了!!!
マー、A「・・・えっここでタイトル!?」
マー「また先行きが不安な演出だね〜・・・」
A「はははっ笑えねぇな・・・」
マー、A「・・・・・・・・・・・・」
お前ら何かしゃべろよ・・・
どこぞの純愛カップルか?
マー「とりあえず、アイテム集め〜!!!絶対アイテムあるはず・・・なきゃおかしいから!!!」
A「おっそれらしくなったな・・・バイオは基本探索だからな。」
マー「ん?黄色のハーブ?解毒とかのステータス異常を回復か?まぁとりあえず調合可能でしょ。」
当たり前だろ・・・何も知らなかったら調合無しで行く気だったのか?
A「でもステ異常ってあったか?せいぜい毒しかないが?」
マー「むむっ?ライフの最大値のアップ?あぁ、あれか?命のきのm・・・」
バンッ!!!(バイオのカバーで叩いた)
マー「ごめん冗談!でも似てない?」
A「やめとけ、そのネタは出すな・・・」
マー「とりあえず弾薬やら回復アイテムも手に入れたし先に進もうか!!」
A「油断するなよ?いくら装備が整ったからって死ぬとき死ぬからな?」
マー「さすがにないでしょ?ん〜?また広いところですね・・・牛?敵なの?」
A「おい気をつけろ近くに敵がいるぞ・・・」
マー「これならハンドの蹴りコンボで・・・行けるよww」
A「見事に蹴り飛ばしたな・・・敵がかわいそうだな(俺も眠くてかわいそう・・・)」
しかたがない・・・これも運命・・・抗いなさい。
A「(幻聴か?だいぶ疲れてるな・・・)」
マー「さてと、敵はいないね。・・・なんだろあのコイン?うりゃ!!」
バンッ!!×20回
A「なんで動かない物には当たらないんだ?」
マー「次で決まるって・・・よっ!!・・・何今のカウント?」
A「多分そこにある青い紙をみたらわかるだろ・・・」
マー「どれどれ・・・ふ〜んそうか、規定数壊したらいい物が〜・・・」
A「じゃあ壊しまくろうぜ・・・ってなんだあの井戸の所にあるアイテム?」
マー「とりあえず・・・そりゃ!」
バンッ!!チャポン!・・・
A「嫌な名前だな・・・
マー「(臭)って・・・ハズレアイテム?・・・」
それから30分後・・・・・・
マー「ふぅ〜やっとコイン破壊できた〜」
A「見事に弾薬が無いな・・・しかも途中ショットガン使いやがって・・・」
マー「気にしたら負けだよ・・・?」
A「まぁいいが・・・なんで卵があるんだ?しかも金ってなんだよ?おとぎ話か?」
マー「でも回復率は高いよ?全回復だし・・・」
A「そいつはすげぇ!!!卵すげぇな・・・」
マー「んん?卵・・・装備!?」
A「なんだ投げたら爆発するのか?」
マー「いや手榴弾じゃないんだから・・・ってあっ!!!」
ポイッ・・・ベチャ・・・・・・・・・
A「・・・・・・今の金だよな?」
マー「イヤー違うよ?・・・・・・金でした。」
A「ほんと、お前は期待を裏切らない馬鹿だな・・・(読者の方もこうなると期待してたよな?)」
マー「あぁ〜まぁいいや・・・先進もうww」
A「笑えないな・・・」

さぁここですよ・・・はいアクションですよ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

284偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:00:25 ID:???
(続き)
・坂道
A「おいおい、なんだ一本道って・・・絶対罠あるだろ・・・」
マー「いやいや、これはただの道だよ・・・」
と言いつつ説明書を見るマー・・・
・恒例のイベント発生!!!
A「おいマー!!早く連打しろって!!」
マー「えっ?うわっ!ちょ・・・あっ」
ウワァ・・・悲惨・・・当然・・・・・YouAreDead
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・反省会
A「これはまさによそ見が原因だよな。」
マー「はい・・・スイマセン・・・」
A「今回はこんなんで助かったがまだあるかもしれないのだからな?」
マー「んじゃ早速・・・リトライ!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・二回目の坂道!!!
A「今回は死なないだろ・・・」
マー「さすがにね・・・」
大岩投下!!!
A「おら〜すかさず連打しろ!!!ほらもっと!!!」
マー「ヒィィィこれってバイオ?こんなの聞いてないよぉ」
そりゃそうだ・・・会社の演出だww
はいここで回避コマンドですよ・・・
マー「あれコマンドにってあっ!!!」
A「遅かったな・・・」
はい当然・・・皆さんご一緒に〜YouAreDead
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・反省会2
A「今回はしかたがないよ・・・あれに反応するのは・・・」
マー「・・・反省点として画面を見よう・・・だね」
A「とりあえずさリトライするか・・・」
マー「うん・・・」
どんだけへこんでるんだ・・・この二人・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まぁその後も色々あり・・・
・12回目の坂道
A「もう反省点も無いしタイミングも完璧だな・・・」
マー「このタイミングならいけるはず!!!」
この二人はタイミングのために12回もレオンを殺したのか?
A「きたぞ!!!」
マー「ここで1・2・・・・・3!!!」
なんだこのタイミングは・・・・・
しかし期待通りやるのがマーだ・・・
・・・YouAreDead
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

285偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:01:05 ID:???
(続き)
・13回目の坂道
A「今だ!!!ここで押せ!!!」
マー「テェイヤー!!!」
A「回避できたのか?やった!!!やったぞーーーー!!!」
マー「Yes!!!」
なぜに英語?
そして今の時刻は午前5時・・・近所迷惑だ・・・
マー「これで先に進める・・・」
A「もう寝ていいか?まじに死ぬ・・・・・」
マー「後でね〜・・・ん?あれはダイナマイト?なら射撃で起爆を・・・」
この意見いいとは思うが・・・わかるよね?
バンッ!!!×30回・・・
A「あきらめて・・・ショットガンで倒したら?」
マー「・・・そうだね・・・・・テェイヤッ!!」
今頃だが毎回掛け声をなぜつけるんだ?
A「おーいダイナマイトが・・・」
マー「こんなの爆破!!!」
A「それなりに敵も倒せたな!!!」
マー「この調子で・・・」
10分経過・・・
マー「もう敵はいないよね?」
A「何が敵はいないだショットガンと途中ゲットした手榴弾使っといて何がいないだ・・・」
マー「まぁまぁ・・・アイテムも回収したしあの小屋にゴーだよ!!」
A「(絶対罠あるよな・・・)」
マー「結構ぼろいなぁ・・・って危ないな・・・最初にもあった爆弾?こんなのハンドでドーンだ!!!」
A「おいおい当たる訳・・・」
バンッ!!!・・・ドーン!!!
A「・・・当たりやがった・・・・・」
マー「当てるとき当たるから!!!」
A「さてとこれか?」
マー「だよね・・・ドンドン叩いてるし・・・」
A「なんだ・・・このハゲオヤジ・・・タイラントに近いな?新型か?」
マー「えっ?これでチャプター終了!?じゃあセーブ・・・してと」
01 1−1END セーブ回数16回
A「・・・増えてないか?」
マー「気のせいだよ♪」
A「そっそうか?・・・じゃあ早速寝るか!!!」
マー「いや時計見てよ・・・」
A「ん〜・・・」
午前11時45分
A「・・・まじかよ!!!!!じゃあ何か遅刻の上睡眠不足の俺に勉強だと!?イヤダァァァ!!!」
マー「いいから行くよ!!!」
A「Help me〜・・・・・・・・・・・・」

          続くの!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

286偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:01:54 ID:???
(続き)

・オマケ
A「やっと1−1が終わったか・・・」
マー「ここまで行くのに時間かかったね・・・」
A「時間なんてもんじゃないあれは日数でいいくらいだ・・・」
マー「でもここまでいったら・・・いい感じじゃない?」
A「あっ夢黒羽さん感想ありがとうございました!!!」
マー「そうですねぇ感想があったおかげで勇気がつきましたし・・・」
A「もしかしたら夢黒羽さんもこの小説に登場するかも・・・」
マー「あぁ〜ありえますね・・・どんな形で登場かまだ決めてませんね・・・」
A「まさかの武器商人とか?」
マー「さすがにそれは・・・・・」
A「んでさ気づいたんだけど毎回分割しないといけないほど書くって・・・相当暇人だよな?」
マー「あっそこは言っちゃ駄目ですよ・・・これでも受験勉強はしっかりやってるんだから・・・」
A「忘れてた・・・んで分割しないといけないほど書いているが荒らしに見られないのか?」
マー「あぁ〜それは私も心配ですね・・・」
A「まぁそれは掲示板の先輩方の意見だな・・・」
マー「そうだね・・・他の先輩方も感想待っておりますからね〜」
A「まぁあれだ、こういった感想待ちって緊張するよなww」
マー「あぁ〜そうだね・・・覚悟してても怖いですね・・・つまんないとか言われたらきついですね・・・」
A「だなww・・・こんかいは二重人格は無くて助かったぞ・・・」
マー「なんでさぁ〜?」
A「そりゃ弾薬なくなったらやばいだろ?それともお前は噂のシカタイとやらを持っているのか?」
マー「あ〜ですね・・・暴走しないよう自重しますorz」
A「んじゃ次回作でまたあいましょう〜・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

287偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:02:26 ID:???
・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP4(初めてのおつかい!?・・・謎の男、武器商人!!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・放課後のこと
B「・・・じゃ何か?バイオをやりすぎて、学校を遅刻したのか?」
マー「結論的にはそうなるねb!!」
B「その結果・・・学校には午後から来て・・・さらにはAが廃人化したのか」
A「・・・ハッ・・・ヘッ・・・クケケケっ」
マー「まぁ・・・ちょっと待てば回復するよww」
B「そうか?これは睡眠不足のように見えるが・・・」
マー「気のせいだよ?・・・んで話は変わるけど今日家にこれる?」
悪魔の誘いのような発言だな。
B「いっいや〜・・・遠慮しとくよ、ははっ(行ったらAのようになるだけだ!!これだけはなんとしてでも回避しなければ!!!)」
A「いいじゃねぇか?楽しいぜ?」
B「むっ?お前頭大丈夫か?(精神的にやばくね?つかほんとに回復したし・・・)」
A「はっ!過去のことはもう忘れたな!マーの家に行ってバイオをやるのが重要なんだ!!!」
B「(こいつ・・・洗脳されたか?しかもやる、よりは実況するだけだろ?)」
マー「頼むよ!!ほんとにこの先自身ないんだって・・・」
B「じゃあメールで返信するから・・・俺はいかねぇよ。」
マー「そう・・・じゃあ何かわからなかったらメールするから・・・じゃあA?早く帰ろう?」
A「そうだな。早くバイオやりたいしな!!」
B「わかったよ・・・じゃあな!(Aに何があったんだ?)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ここはマー宅
A「よし!!早速スイッチ・・・ってつけっぱなしだし・・・」
マー「あの時は急いでたから消し忘れてたのかな?」
A「まぁいいさ・・・早速次のステージに行こうぜ?」
マー「そうだね・・・何これ?レオンに卵みたいなの入れてるよ・・・・・」
A「なんだ?こりゃ・・・気持ち悪いな。」
マー「同感・・・スキップしよ・・・」
A「む?最初からスキップか?ちゃんと見ようぜ?」
マー「もう押しちゃったからって・・・ロード遅いなぁ・・・」
A「おいおい余所見するなよ・・・あっおい!!!アクション来たぞ!!!!!」
マー「えっ?あっ!!ちょ、まっ・・・あっ」
・・・・・・・YouAreDead

288偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:03:03 ID:???
(続き)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・反省会
A「いきなりスキップはNGだな・・・」
マー「びっくりした〜反応できなかった・・・」
A「次は来ることがわかってんだ・・・大丈夫だろ?」
マー「そりゃあ次はミスらないよ?」
A「そうか・・・じゃあリトライだな!!」
マー「OK!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・イベントシーン
マー「ここらへんで・・・きたっ!!よいしょっと♪」
A「今回は楽勝だったな・・・うぉ、レオンすげぇな」
マー「すごいなぁ・・・アクションでもやりすぎな気もするけど・・・」
A「まっ、まぁいいだろ?レオンだし♪」
どんな理由だ・・・
マー「さぁ・・・ん?なんだイベント?」
謎の男がレオンを呼び・・・
マー「敵か?でもなんだアイツ?」
A「一回ついてったらどうだ?どうせ何回も死んでんだしww」
マー「まぁ何回も死んだことは認めるよorz」
A「ん?なんだこの画面?購入?」
マー「多分こいつが武器商人なんだよ・・・え〜っとどんな武器が・・・」
A「おいおいなんだ?ロケットランチャーって・・・序盤から最強兵器だしていいのかよ。」
マー「う〜ん他には・・・マシンピストルとライフルねぇ・・・」
A「こりゃ迷うな・・・とりあえずBに聞いたらどうだ?」
マー「それもそうだね・・・え〜っと・・・」
・・・・・五分後・・・・・
マー「やっと来た〜♪なになに?」
B「武器よりも先にアタッシュケースを買えよ?武器は・・・威力なライフルで使い勝手のよさならマシンピストルだな・・・ロケランは買わなくていいからな?」
A「最後のは・・・冗談で言ったんだよな?」
マー「だよね・・・さすがに買うわけ無いよww」
A「だよなぁ〜(心配だ。)」
マー「ここはアタッシュケースとマシンピストルを・・・」
ノー・イナフ・キャッシュ!!!
A「・・・は?」
マー「お金が足りないと・・・そんな時は売却だよねww」
A「そんなに売らないほうがいいだろ?」
マー「そうだね・・・スピネルと・・・(臭)・・・」
A「売れよ・・・(臭)っていかにも安そうだけど・・・」
マー「そうだね・・・よし!!!マシピスもアッシュケースも買えたよww」
A「無理やり、詰めたなwww」
マー「まぁいいでしょwwじゃあ購入画面か抜け出して・・・うわっ!!!何敵!?」
バンッ!!!・・・・アアァアアァァァ・・・・・・・・
A「・・・馬鹿野郎!!!いきなり殺すか!?普通に武器商人だろ!!!」
マー「あぁ〜びっくりした・・・この先の武器商人ってどうなんの?」
A「多分・・・いなくなる・・・とか?」
マー「それはやばくない!?」
A「確かにやばいな・・・どうすんだ!?」
マー「・・・とりあえずセーブ!!!」
A「えっ?何?これで今回は終了!?」
そうです・・・今回はこれで終わりです。
        続く!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・オマケ
A「また今回は戦闘が一切なかったな・・・」
マー「まぁ今回は武器商人との出会いですからww」
A「出会い頭に射撃とはな・・・」
マー「まぁまぁそれは・・・ミスだよ。」
A「そうだなw・・・しかし今回は偽りの初心者さんから感想いただいたな。」
マー「ええっ!?そうなの?」
A「お前な・・・ちゃんと掲示板みろよ・・・一応作者だろ?」
マー「・・・・・(チェック中)あっほんとだ・・・ありがとうございます!!!」
A「ったく(本当に心配だ・・・掲示板のみなさん、こんな奴ですがよろしくお願いしますね。)」
マー「う〜ん今回は、できるだけ短めに書いてみたけどどうかな?」
A「お前にしちゃ上出来だな。」
マー「このぐらい短く掲載したいですね・・・」
A「今回は奇跡的に短いからよかったよorz」
マー「それじゃ今回はこの辺で・・・また次回のお話で〜♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

289偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:03:34 ID:???
・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP5(新たなるアイテム!!マシピスを使い突き進め!!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A「↑さっきのはもう水に流そうか・・・」
マー「まぁ新しい武器も手に入れたしこの先は、スムーズに行けるよ!!!」
A「だと、いいがな・・・」
マー「やるときはやるよ?ほら掲示板でお世話になってる夢黒羽さんも言ってたでしょ?」
(夢黒羽「貴方がチェーンソー男を倒したせいか・・・・・・雨、降ってますy(殴殺」)
マー「って書いてるでしょ?」
A「これは・・・褒めてるんだよな?・・・しかも雨降ったんだ・・・不吉な予兆か?」
マー「褒めてるでしょwwだから大丈夫だよ♪」
A「この先まじに心配だorz・・・つか腹減ったんだけど・・・」
マー「あぁ〜そうだね・・・何か買ってきてよ♪暇でしょ?」
A「えっ?今から買いに行けってか?」
もはやパシリだなAよ・・・
マー「じゃあお願いね〜・・・えっとポテチとコーラと後・・・etc」
A「わかりましたよ(お前・・・栄養ドリンクまで買ってまでやる気か?)」
マー「んじゃお願いねぇ〜♪」
パシリ疑惑が本当になったなww
A「うるせぇな・・・」
うるさいのはどっちだ・・・このパシリが・・・・・
A「最近じゃ幻聴にまで俺、突っ込んでるな・・・」
(これは幻聴じゃない天の声なんだけどな・・・)
10分後・・・
A「ったく軽く買うつもり2000円オーバーとは、・・・まぁいいさ、あいつどこまで進めたかな?」
・YouAreDead・
マー「おっ・・・お帰り〜♪」
A「・・・・・何事!?」
マー「いやまぁ色々あってさ・・・」
A「何回死んだ?」
マー「えっと〜・・・5、6回?」
A「本当は?」
マー「・・・・・15回」
A「(すげぇ死にっぷりだな)」
・・・・・こりゃすげぇ・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・反省会
A「まぁいい今回の死因はなんだ?」
マー「ダイナマイトを喰らって死んだ・・・」
A「お前なぁ〜あの時の実力はどこに消えたんだ?」
詳しくはEP2〜EP3をどうぞ!!!
マー「まぁまぁ・・・なんか急に怖くなって・・・」
A「極度のビビりか?つか今頃だがよく買う気になったよな・・・」
マー「ヘッヘッヘッそれはいいっこなしですよ?旦那?」
A「誰が旦那だ。つかそれ・・・やっぱりな夢黒羽さんが前に言ったセリフじゃねぇか!!!」
確かにそうだ。
{ヘッヘッヘッ}ここだ!!!
マー「ばれたかww」
A「すいません夢黒羽さん・・・お借りしてしまいました。」
マー「まぁまぁ、リトライしようか?」
A「そうだな(このままだと、他作者のセリフまで使いそうだな・・・)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

290偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:04:24 ID:???
(続き)
・渓谷!!!
A「さぁ何回も死んでるんだろ・・・読者がつまらないように戦うのは駄目だぞ?」
マー「Aよ・・・これは私がクリアを目指す話だ・・・読者は関係ない・・・とは違うしいなきゃいけない大切な」
A「あーもういいよとりあえず・・・ふむふむ大量に敵が襲ってくるのか・・・んでここでダイナマイトか・・・」
マー「そうそうここはバックして・・・あれ敵が巻き添えになった・・・っと危ない・・・うまく回避して・・・小屋まで到着と・・・」
A「(このペースなら順調にいけるんじゃね?)」
マー「あれ?なんだこれ・・・赤い樽?もしや貴重なアイテムが!?」
A「あっおいそれって・・・」
バァン!!!ドーーーン!!!!!・・・・・YouAreDead
A「・・・・・・・・(こんな展開があるとはな・・・・)」
マー「・・・・・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・反省会2
A「あれって説明書にも載ってたよな?火薬樽?」
マー「・・・(チェック中)そう・・・だねwww」
A「笑えねぇ・・・泣けてきたな。」
マー「まぁここまでのルートはわかったんだからよしとしよう!!!リトライ!!!」
A「はぁ・・・(Bがいたら・・・)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・2回目の渓谷!!!
マー「さぁさぁ、どっからでもかかってきなさい!!!」
A「(こいつ、一度攻略方がわかると、こうなるのか?)」
マー「よっ・・・ほっ・・・はっとぉ・・・危ないなぁ〜」
A「(いるよねゲームしてたら体も動かす人って)」
マー「さぁつぎは引っかからないぞ!!!梯子を上って・・・これは!?」
A「あー見た限り・・・キーアイテムだな・・・曲も違ったし・・・」
マー「でも半分しか・・・」
A「たぶんさっきとは違う道にあったんじゃねぇの?」
マー「当たり前でしょ?」
A「・・・・・(こいつに言われるとムカツクな・・・)」
マー「さぁさぁガンガンいくよぉ?」
A「まぁガンガン行ってるが、ガンガン体力も無くなるな・・・」
マー「そんなの敵が落とすハーブを使えば怖くない!!!」
A「これなら何度も死ぬはずだ・・・」
そんなこんなで・・・二つ目のキーをゲット!!!
マー「これを、組み合わせて・・・ここで、使えばいいのかな?」
A「散々調べつくしてここ以外じゃなければどうすんだよ?」
ここで2時間を使い捜索をしていたのだ・・・徹底的に調べるなよ・・・
マー「やっと次にいけたぁ♪」
A「・・・(今日も徹夜か・・・明日は遅刻できねぇぞ・・・)」
只今の時刻・午後11時47分です。
マー「なぁに考えてるの?・・・ここは結構単純な構造みたいだね・・・」
A「お前がやればここでも30分以上は捜索するだろ?」
マー「それには、異議あり!!!1時間はかかるよ♪」
A「(こいつをどうにかしてくれ・・・)」
マー「さぁーてと・・・雑魚が・・・2・・・3体か・・・ここは敵も少ないしマシピスの出番だね♪」
サブタイトルを無視してここまで使わなかったのか!?
A「おぉ・・・すごいが・・・一向に死なないな。」
マー「そりゃそうだよ・・・威力低いもん・・・」
A「さすがに速攻で決まらないか・・・まぁ倒せたからいいか・・・リロードおせぇな!?」
マー「たっ確かに・・・もうちょい早くなきゃ敵との交戦時にリロードしたら・・・」
A「まぁ、そんな話はいいとして・・・この窓から飛び出すのか?」
マー「そうだね・・・ここ以外ないし・・・」
と迷いつつも飛び出してみる・・・
A「おい・・・ここはショットガンでダイナマイトを狙ったほうが良いんじゃないか?」
マー「その意見に賛成・・・どりゃ・・・あら?」
カチャ・・・カチャ・・・ドーン!!!YouAreDead・・・

291偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:06:23 ID:???
(続き)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A「前にも似たようなことなかったか?」
マー「あれは弾切れだったからだよ・・・今回はリロードを忘れてたの!!!」
A「うるせぇ!!!見事なイージーミスだな・・・いやお前には普通だな・・・」
マー「それは・・・・・・いやあれは忘れてただけ・・・・・・」
A「(苦しい言い訳だな・・・)」
マー「んじゃ次はいけるよ・・・リトライ行こうか?」
A「何回リトライしてるんだ・・・?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・工場跡!!!
簡略!!!
A「簡略するなよ・・・」
マー「何言っての?まぁいいや、さぁリベンジ!!!」
ガシャーン!!!
A「毎回だが飛び出すシーンって派手じゃね?」
マー「まぁね♪・・・さてとダイナマイトに火をつけたらこショットガンで撃ち抜けば・・・」
A「もう、そろそろ撃てよ・・・」
マー「・・・ヨット!」
・・・バァン!!!・・・・・・・ドーン!!!・・・
A「おぉすげぇ・・・見事に全滅だな・・・やるな!!!」
たったったっ・・・ガシャン!!!
A「・・・ん?・・・またか・・・トラバサミ・・・」
マー「・・・痛くも痒くもないな!!!」
A「えばって言うことか!!!」
マー「まぁまぁ・・・ん?用水路?いや池みたいな所が・・・」
A「なんだ?・・・あっこれ知ってるぜ・・・確かBがここに手榴弾投げて魚を集めてたぜ。」
マー「えっ?何で魚なんか?・・・まねしてみよう♪」
ポォイ・・・・・ドカーン!!!・・・
A「・・・すごい量だな・・・」
マー「ブラックバス・・・体力少ないし使っとこう・・・」
A「ある程度回収したらもうここにはもう用無いだろ・・・いくか・・・」
マー「そうだね♪・・・ってカラス!!!今回は狙うよ〜!!!ていっ!!!」
バァン!!!・・・・・・
A「やっと当たったか・・・おめでとう・・・」
たったったっ・・・・・ドーン!!!
A「ハァ・・・(言った矢先にこうかよ・・・)」
マー「まぁまぁ・・・今回は失敗、失敗♪」
A「・・・おい・・・あそこにアイテムがあるぞ?」
マー「あっほんとだ」
・・・あの過ちを繰り返すのか?
バァン!!!チャポン・・・・・
A「なぁ・・・前と同じパターn・・・」
マー「さっさぁ次行こうかぁー!!!」
A「また(臭)か・・・」
マー「なんだ?この謎・・・簡単すぎて・・・あれ?・・・おかしいな・・・待て・・・いやー・・・あっ開いた・・・」

292偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:07:42 ID:???
(続き)
A「お前はこの謎に5分もかかるとはな・・・」
マー「馬鹿で悪かったな・・・」
A「んでそこにある鍵をとって・・・」
マー「・・・・・(イベント見てます)・・・・・うわぁハゲタカ!?」
A「ほんと・・・見事な頭だなww」
マー「あれ?これで終わり?」
A「今回は今回でむなしいな・・・」
マー「じゃあセーブっと・・・」
01 1−2END セーブ回数48回・・・・・
A「このセーブ回数・・・いやもういいよ・・・まぁいいやこれで明日の学校には行けr・・・」
マー「さぁ次いってみよーーー!!!」
A「え?ちょ・・・待てよ・・・もう寝ようぜ?」
マー「大丈夫だって♪」
A「いや・・・俺が大丈夫じゃないから!!!」
マー「はいはい・・・じゃあスタート!!!」
A「えっ?あっ・・・ァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・・・・(声が出ない叫び・・・)」

          続くのかい!?・・・続きます!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・オマケ
A「いやー今回もハッチャケタねぇww」
マー「今回は前回が短いから一気に書いたからねぇ・・・」
A「まただが・・・お前死にすぎ・・・何回死ねば気が済むんだよ・・・」
マー「今回はミスでしたとしか・・・」
A「・・・いつものことか・・・今回は夢黒羽さんのセリフを途中出したな・・・」
マー「あー・・・そうだっけ?」
A「だしてたろ?夢黒羽さんすいませんでした!!!」
マー「彼もこう言ってるんで・・・」
A「お前も謝るんだよ!!!」
マー「はーい。」
A・マー「このたびはすいませんでしたぁ!!!」
A「んで?今回はここまで進んだが・・・プレイ日記以外に何かネタは無いのか?」
マー「・・・今日はこの辺で!!!」
A「逃げるなよ!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

293偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:08:16 ID:???
・私と愉快な仲間達のバイオ日記 外伝?(この小説の発端とAの疑惑)


さぁてと今回はこのお話を書こうとした経緯とAが何故泊り込みでやっているのか?を書こうと思います。
A「そうだな・・・なんかフィクションだと思ってる読者がいるからな・・・」
まぁみんなから見たら・・・Aがなんで泊り込みなんだ?と思うしね。
A「んじゃ今回は、俺が泊り込みでやる理由を書くのか?」
いや・・・他にもこれを書こうとしたかの経緯も・・・
A「あ〜確かこれ書こうとしたのって・・・最近だよな・・・」
ついでに、その日に起きた大変な事件も・・・
A「あれか!?まぁいいけどな・・・」
んじゃ・・・一風変わったお話を見てください・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ある晴れた日の朝の学校にて
B「よぉ〜二人とも♪」
マー「Bィィィィィ!!!!」
もう砂嵐も出るんじゃないか?と思わせる勢いで接近中!!!
A「BっBィィィ!!!にっ逃げるんだ!!!奴は・・・今・・・鬼と化してる!!!」
B「へっ?」
ここからは音声のみでお楽しみください♪
Bィィシィィネェェ!!!
バキッ・・ドカッ・・グシャ・・・ゴキッ・・・バシッ・・・キーン!!!
あっ・・・何をっ!・・・パイルドライバーは・・・あっ・・・・・・へっヘルプ!!!・・・
野次馬「何だ?久々のマーの最強コンボ(対男子用)が見られるのか?」
A「Bよ・・・アディオスb!!!」
男子一同「(今日のマーは危険すぎる!!!)」
B「Oh・・・No・・・」
マー「はぁはぁ・・・さてと、もうすぐHRの時間だしみんな座ってー!!!」
クラス一同「イエッサー!!!」
先生「ん〜?どうした?みんな?B?どうした震えて?」
・・・・・こんな勢いで、放課後に・・・・・
B「やっと本調子に、戻ったよ・・・まだ頭が・・・」
A「さすがにパイルは駄目だろ・・・」
マー「さすがに。やりすぎたね・・・パイルは次からやめるよ。」
A・B「(おいおい、他はやめないのか?)」
マー「でさぁ・・・どうすんのA?今回は来る?」
A「当然!!ここまでつき合わされたら最後まで付き合ってやるよ!!!」
B「まぁがんばれよ・・・」
A「おいおい・・・ここは、お前も協力しろよ・・・ノリ悪いなぁ」
B「こっちはな・・・推薦でもな心配なんだよ・・・マークラスの学力があるならいいが俺にはそこまで無いからな・・・」
マー「う〜ん・・・そこまでねぇ・・・Aはどう?」
A「俺は心配は無いぜ?・・・なぁここで一つ提案なんだが・・・」
マー「ん?何・・・提案って?」
A「どうせマーの家で毎回やるならさ・・・泊り込みでやったほうがいいんじゃねぇの?」
B「おいおい・・・お前・・・受験勉強はどうすんだよ?」
A「だからマーの家に泊まってだ・・・マーに勉強を教えてもらうんだよ♪」
B「おっ♪そりゃあいいかもしれねぇな・・・でも親がなんて言うかわからねぇぞ?」
マー「こっちはOKだけど・・・Aは?」
A「まぁ親に聞いてみるよ・・・」
B「(Aのことだ何か期待でm)」
A「今何か変なこと考えなかったか?」
B「いいや!!きのせいだろ!?」
A「そうか?ならいいんだが・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

294偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:08:46 ID:???
(続き)
・マー宅にて
A「オーイ!!!OK出たぞーーー!!!」
マー「まじ!?・・・って何その大荷物?」
なにやら寝袋・・・着替え・・・カンパン・・・etc
マー「勉強道具が少ないような・・・」
A「気にすんなよ・・・このバイオを中学最後の思い出にする勢いで!!!」
マー「まぁそれならいいけど・・・まだ1−3だよ?」
A「そうだな・・・ん?おい・・・なんだこの掲示板?」
そう・・・そこはこの掲示板であった。
マー「あぁ・・・そこ?なんか小説が一杯あってさ・・・みてたら凄く面白くて・・・」
A「・・・なぁ」
マー「ん?何さ?」
A「俺達がやってるこれを、日記で掲載できないかな?これはいいと思うんだよな。」
マー「そうかな?みんながこんな日記を見て面白いと思うかな?」
A「まぁそれは・・・でもさみんなこうやって書いてるよな?これってみんなに見せたいからだと思うんだよ。」
マー「でもみんな凄くレベル高いし・・・」
A「レベルとか問題じゃねぇよ!!誰でも最初は下手だろ?最初からうまい奴なんていないんだよ!!」
マー「・・・そうだね・・・書いてみるよ!!!私!!」
A「うしっ!!じゃあ軽く挨拶しとけよ・・・名前は・・・そうだなマーカスってどうだ?」
マー「それって・・・確かバイオ0だよね?・・・なんか普通だね・・・Xをつけてマーカスxなんてどう?」
A「おっこれはいいじゃん!!んじゃそれで決定!!!」
マー「よーし!!じゃあ書いてみますか!!!」
こうして・・・私とAのバイオ日記は始まった・・・

・・・・・完
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・オマケ
A「あぁー確かにこんな話だったな〜」
マー「そうそう・・・こうだったんだよねぇ〜でさっ・・・途中でBの意味深発言は何?」
A「へっ?あっあぁ・・・あれか・・・いやそんなこと決して思ってないぞ!?」
マー「でもこれBから聞いたんだよね・・・」
A「(Bめ余計なことを・・・)」
マー「まぁいいよ・・・」
A「何気にみんなさ・・・この話はマーだけで書いてるかと思ってるけどさ・・・このセリフや突っ込みは俺が書いてんだよな。」
マー「そうそう・・・男子の考えは私にはわからないからね。」
A「二人三脚で書いてる感じだよな・・・」
マー「まぁそうだね・・・実際は男子の奴以外私が書いてるけどね。」
A「んで掲示板に書いてある事件って・・・お前の最強コンボ発動事件か?」
マー「そうなるね・・・みんなにそう言われてるし。」
A「さてと・・・急ぎで書いたからわかりにくい所もあったと思うけど・・・」
マー「これが私が日記を書こうとした経緯です!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

295偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:09:17 ID:???
・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP6(今回はバトル(YouAreDead)が一杯、村連戦!!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マー「いや・・・さっきのハゲタカ・・・もといメンデス?いやビトレス?だっけ・・・村長か。」
A「最初の以外全部合ってね?つか無駄に記憶してるな・・・(読者からみたら・・・ハゲタカも名前か・・・?)」
当たり前だ・・・あいつある意味イジリキャラだw
A「かわいそうな気もするが・・・まぁ敵に情けをかけてる俺って・・・」
マー「ハゲタカの仲間だなb」
A「それは酷くね?」
マー「気にするな・・・さてと探索っと・・・」
・・・・・10分経過・・・・・・
マー「おっ?卵だ!!!ラッキー♪」
A「そこに何故あるかが、わからんがラッキーだな・・・」
マー「他に調べてないところは・・・」
A「なぁ・・・階段横の近くの所も調べてみないか?」
階段横・・・そこはトイレの・・・
マー「あっああ?忘れてた・・・」
ギィィ・・・バン!!!
A「普通に開けるか蹴りで開けたいのか・・・どっちかにしろよ。」
マー「まぁまぁ・・・うぉっ!?敵か!!!こんにゃろ!!!」
まさかのナイフ!?
ザシュ・・・ザシュ・・・ザシュ・・・ザシュ・・・
マー「なっなんとか、倒せるか・・・」
A「まぁおめでとう・・・初のナイフで倒した敵・・・」
バァン!!!
A「・・・あぁそう・・・確実に殺したいと・・・」
マー「そうそう・・・むっ?曲が変わったな・・・」
A「ほんとだな・・・・・でも敵なんて・・・」
バン!!!ブゥゥゥゥイィィィィン!!!
A・マー「・・・ねぇ(おい)・・・まさか!!!」
「イィヤァァァァ!!!」
A・マー「私(俺)はお前がイヤーーーーー!!!!!」
ブゥイィィィン!!!・・・・・YouAreDead・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・反省会
A「またか・・・今回も出てきたな・・・」
マー「そうだね・・・(ビビリ発生!!!)」
A「前回のやり方で行けば何とかなるだろ?」
マー「そうだね・・・・・」
A「(ほんとに大丈夫か?)んじゃ・・・さっそく・・・リトライだな!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ハゲタカ・・・もとい村長宅!!!
A「さっきは油断してたが・・・今回は大丈夫だろ?」
マー「いや・・・どうかな?まぁとりあえず・・・トイレの敵を倒したら急いで・・・」
倒す必要があるのか?
A「そうだな、まずはトイレの敵を倒して・・・すぐに戦闘準備だな・・・」
マー「っと・・・速攻!!!んでもって・・・いきなり来ることは無いから、ドアの前で待機して・・・」
A「・・・・・音はするが、一向に来ないな・・・」
マー「もう・・・めんどくさいや・・・こっちから!!!」
バン!!!「イィヤァァァァァ!!!」
マー「エェェェェェ!?」
・・・・・YouAreDead・・・・・
A「・・・・・不意打ちか?」
マー「汚い戦法だ!!!」
A「(お前の待ち伏せもきたねぇだろ!!!)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

296偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:09:54 ID:???
(続き)
・反省会2
A「今回は、へたに待ちすぎたなww」
マー「じゃあ次は・・・攻めるのみでwww」
A「つかそれが一番効率いいんじゃ・・・」
マー「いや・・・相手によっては待ち伏せも・・・」
A「でも今回は攻めたほうが・・・」
マー「あぁもう・・・リトライ!!!」
A「(にげやがった!!)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ハゲタカ・・・もとい村長宅!!!(ハゲタカじゃ無い、これはハゲのカツラだ!!!by村長)
A「・・・↑のサブタイって・・・」
マー「まぁまぁ♪そこは気にしないで」
A「まぁいいけど・・・ん?今回はトイレのは倒さないのか?」
マー「あれって戦う必要あるの?って聞きたい。」
A「ないだろうな・・・おいおい、いきなり挑発か?」
マー「速攻できめるだけだよ?・・・あっ・・・うわっ捕まった!!!あっ・・・」
「イィヤァァァ!!!」・・・・YouAreDead・・・・・
A「・・・・ぷっ・・・・(笑いをこらえてる・・・)」
マー「カッチーン」
ここからは・・・音声だけお楽しみください。

笑いをこらえてんじゃねぇぇ!!!つか笑うなぁぁぁ!!!
バキッ・・・ドゴッ・・・ザシュ(!?)・・・ガンッ・ガンッ・・・キーン!!!・・・
あっ・・・ちょ・・・いたっ・・・まじで・・・ごっ・・・すまなっ・・・たっ・・・ちょそこは・・・たっ助けてぇぇぇ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・反省会3
マー「さて・・・今回はチェーンソーしか見てないのが原因だよね?」
A「・・・ピクッ・・・(痙攣中)」
マー「・・・(やりすぎたかな?)」
A「ぁぁぁ・・・こっ今回は・・・しゃれにならねぇよ・・・・・・」
マー「復活したようだし・・・リトライ!!!」
A「・・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ハゲタカ・・・もとい村長宅!!!(何回目だ?byA)
A「んで・・・さっそく・・・チェーンソー男と、戦闘かよ・・・」
マー「まぁ、今回は・・・よっと・・・あっ・・・やばっ・・・」
A「おいおい・・・大丈夫か?・・・体力やばいぞ?」
マー「まだ、平気だって・・・あぶなっ!!!」
原因は不明だけど緑から、体力が0にorz
・・・・YouAreDead・・・・・
マー「えっ?・・・ちょ何?えっ・・・どんだけ〜orz」
A「いや・・・えっ・・・まじかw」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・反省会4(あきあきしてきたな)
A「今回のミスは、油断禁物ってか?ははっ・・・あ〜笑えるww」
マー「カッチーn」
A「まぁ待て!!!少し落ち着こう!!!」
マー「まぁ、いいや・・・次は、ちゃんと回復するからw」
A「それが当たり前だろ?」
マー「気にしない、きにしない♪」
A「(このことを、Bにでも報告しとくか)」
マー「さぁてと、リトライでも・・・」

297偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:10:51 ID:???
(続き)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ハゲタカ・・・もとい村長宅!!!(もうそろそろ、諦めてくれないか?byチェーンソー男)
マー「さぁさぁ・・・うりゃ・・・ほっ・・・あぁめんどくさい」
ポイッ・・・ドーン!!!
A「初っ端から鬼だな・・・」
倒れてる間にもマシピスで頭を・・・
ズダダダダダダダダダダダッ!!!!!
マー「ふぅ・・・なんとかなった〜・・・おっルビーだ♪これで2個めと・・・」
A「そのおかげでマシピスが残り・・・12発か・・・確かハンドガンより若干威力が低いはずだから・・・心細いな。」
マー「まぁこの先なら・・・ハンドとショットガンで、行けるでしょ♪」
A「っと・・・もうこんな時間かよ!?ってかここでどんだけ時間使ってんだよorz」
只今・・・午前7時・・・
マー「・・・何?学校?イヤだよ!?私は行かないよ!?」
A「うるせぇ!!!さっさと行くぞ!!!」
マー「イャダァァァァァ絶対行かないもんね!!!」
A「黙れ!!!昨日は俺を無理やり連れてった奴の、言うセリフか!?」
マー「黙りなさい!!!そう簡単にこれをやめる訳にはいかないんだ!!!」
A「もぉいい・・・さっさと行くぞ!!!」
マー「イャダァァァァァァ・・・・・」

              続くの!?

・・・・軽いお話・・・・・・・
B「ん?メールか?どれどれ・・・ぷっ・・・とりあえず返信でも・・・」
A「おっ?返ってきたか・・・プッ・・・ハハッハハ!!!」
マー「んー?どしたの?」
A「はっ!?(これを見せたら・・・Bも俺も、ヤバイ!!!)」
マー「どれどれ・・・・・」
A「あっ!!!(はっ早過ぎる!!!・・・アディオス!!!現世よ!!!)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!
マー「さぁぁてと、一回死なないか?」
A「みんな!!!アディオs・・・」
ここからは・・・音声を一部カットしてお送りします。
消えろ!!!この○○○がぁぁ!!!
ザシュ・・・ドキューン(えっ?)・・・バキッ・・・メキッ・・・ゴキン・・・キーン!!!
あっ・・・ちょ・・・まじに・・・今回は・・・ほんt・・・いや・・・・・・・・・あっ・・・・・
・・・その後Aを見たものはいない・・・
A「いや!!!生きてるから!!!」
Bは学校にて・・・大変なことになりました・・・
その話は外伝を見てください・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

298偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:12:12 ID:???
(続き)
・オマケ
A「いやー今回はマジに酷い目にあったよ・・・」
マー「あれは、あなたが悪い!!!」
A「いや実際はもっと酷かったよ・・・だってアソコは・・・」
マー「はい・・・そんなの毎回いってたらキリが無いよ?」
A「まぁ今回は・・・いやもういいか・・・しかし今回はBがあまりにも出番少なくないか?」
B「そうだよ?前回より少ないだろ?」
マー「うわーついにオマケに登場ですか・・・」
B「悪いかよ・・・でも今回は酷いな・・・まず武器のチョイスがミスったな、ライフルがあれば、一方的に倒せるぞ?」
マー「そうなの?全然知らなかったよ・・・」
A「しょうがないだろヘタレだし?」
マー「うーん・・・まぁいいけど・・・」
B「ところで次の話は番外編をやる予定だと聞いたが?」
A「前回は逃げたよな・・・」
マー「あーうん・・・次回はBとのタイムアタック勝負の話を・・・」
B「おい・・・そんなことしたか?」
マー「いんや・・・今からやるんだよ?」
A「おいおいwBは・・・ナイフでクリアした最強クラスプレイヤーだぞ?(ナイフでは無理なところはハンドガンです)」
B「まぁな!!!(自慢げww)」
A「しかも・・・なんだっけ・・・あのポイント競う奴の島だっけ?そこのチェンもナイフで倒したんだぞ?」
マー「うーんなんか今一わからないけど、すごいのか・・・」
A「じゃあさ・・・掲示板のみんなにさ・・・Bに対しての規制の案を出してもらってさ・・・それで勝負したらどうだい?」
マー「あぁ!!それいいかも!!!じゃ掲示板のみなさん何かBに規制案を!!!(私が勝てるくらいの案を)」
B「お手柔らかにな・・・」
マー「予定じゃ・・・1−1をクリアするまでのタイムを競うので・・・」
A「話が長くなったな・・・んじゃ今日はこの辺で・・・」
マー・A・B「また次の話で!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

299偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:13:01 ID:???
・私と愉快な仲間達のバイオ日記 外伝2(Bとのタイムアタック対決!!!)

・・・えっとまぁ、今回はBとのタイムアタック勝負でいきます。
A「負けるとわかかっててやる、馬鹿がいたとはな・・・」
む?チッチッ・・・普通にやって勝つのは無理でしょ?
A「ん?その言い方は何か秘策が?」
いや・・・黒夢羽さんからね・・・すごい規制案がきてね。
A「じゃあBはその規制の状態でやるのか?」
そうそう♪・・・これでもか!?ってぐらい凄そうな感じがするんだよね。
A「どれどれ?・・・(掲示板チェック中)はぁ!?なに?この規制!?さすがにBでも^^;」
まぁその規制は後で出すとして・・・んじゃあ早速いきましょうか!?

・・・・・スタート!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・いつも通りの今日・・・そして学校にて。
マー「B!?バイオで勝負でも・・・や・ら・な・い・か?」
B「なんだいきなり?それとその言い方やめろ・・・正直キショイから(^^;」
A「確かにキショイな・・・」
B「それでバイオで何を勝負するの・・・マーセか?」
マー「何それ?・・・種目は・・・タイムアタックだよ♪」
B「はぁ!?・・・まぁいいか・・・でっどこまでのタイムを競うんだ?」
マー「えっと・・・1−1をクリアするまで!!」
B「OK・・・んじゃ早速お前のうちでやるか・・・」
マー「ちょいまち!!」
B「なんだよ?・・・負けたら罰ゲームか?」
マー「あっ・・・気づいた?・・・じゃなくて!!Bには規制付きでやってもらうから。」
B「はぁなんでだよ!?」
A「当たり前だろ?お前のレベルとマーのレベルなんて100レベの勇者にスライムが一体で戦うもんだぞ?」
マー「なんか凄い馬鹿にされたような・・・まぁ合ってるけど・・・と言うわけでこれ見といて。」
B「なんだよ?これは?ん?掲示板のプリントアウトか?」
そこには、こう書かれていた・・・

このプレイでクリアできたらBさん、あなたは神です。
その名も……アタッシュケース開いちゃ駄目よプレイ!!
詳しいことを記載しましょう。
①難易度は何でもOK(自信があるならプロでもええよ)
②その名の通りアタッシュケースを開いてはいけない。
 開いた時点でゲームオーバー(=マーカスxさんの勝ち!)
③アタッシュケースが開けないので最初に持ってるハンドガン
 しか(もしくはナイフ)使えない。また、ケースの中にある
 回復も駄目。
④ケースの中でのアイテムの移動、捨てる、調べる、合成も禁止(体力 値も増やせない)。
⑤(そのプレイで続けるなら)武器商人との取引、改造も禁止。

以上です。
ケースの中を開けないのでどれだけハンドガンの弾が残ってるか残ってないかわかりません。ハンドガンの弾がなくなった日にゃ背筋がさむくなります
俺実際にプロでやってみましたが籠城戦(2−2)でハンドガンの弾が
消え失せ、寄生体にやられました。うん、もちろんそこで挫折orz

B「・・・はぁ、これか?回復はいつもしないからOKだし・・・これアクションもOKか・・・弾薬の確認ができないのか・・久々にアノ状態でやる気分だな。」
マー「?なに?アレって?」
B「あぁ・・・こっちの話だから気にすんな。んじゃプロでいいや・・・っとんじゃあ俺のメモリー持ってこないとな・・・じゃあ後で!!!」
マー「えっ?何これでいいの?」
B「いいぞ、このぐらいなら、前にやった規制のほうが鬼だからなww」
A「(どんな規制だよ!?)」
B「じゃあ後でなぁ〜!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

300偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:13:34 ID:???
(続き)
・マー宅
B「お〜い・・・きたぞぉ〜ww」
A「おっ来たな・・・じゃあ早速・・・」
マー「勝負だぁ!!!」
B「よしっ!!じゃあ・・・俺からでいいな?」
マー「どうぞ〜♪」
そしてBとの戦いが始まった・・・この時私はBの恐ろしさを知りませんでした・・・
B「さっさと行くか・・・」
バンっ!!!・・・すかさず蹴り・・・ザシュ・・・ザシュ・・・
A「おいおい・・・この間で1分もたってないぞ・・・」
B「ここは倒さず・・・蹴ったら今のうちに弾薬回収と・・えっとこれで・・・発か」
マー「今何かいゎなかった?」
A「なした?」
・・・ここで倒した敵の数・・・1体・・・
・広場へ
B「ここは、一気に確実に倒していくか・・・まずは敵を集めて・・・よしっここで蹴って・・・まとめてナイフで・・・」
バンッ!!!・・・また蹴り!!そしてナイフでまとめて倒す!!!
B「っと鎌は、危険だから・・・んで後・・・発か」
A「なんだ?まとめた後蹴りの範囲の敵をが速攻で死んでるぞwwすげぇww」
マー「・・・orz」
ここで戦闘終了・・・
A「はぁ!?はやすぎだろ!?」
B「次のエリアはさっさといって・・・ここは連打数はそこまで多くないから・・・よっと」
A「おいおい・・・鬼か?加減が無いな・・・」
B「ここのダイナマイトは最悪・・・即死だから・・・気づかれない位置で・・・よっと・・・」
バンッ!!!ドーン!!!
A「・・・どうやったら当たるんだよ・・・」
そして・・・ついにルイスを救出・・・
B「さてとセーブと・・・」
結果!!!
12分27秒
ちなみに撃体数は17体・・・命中率100%・・・ダメージ・・・無し
B「さてと・・・次はマーの番だろ?」
マー「へっ?あっうん・・・」
見なくてもわかる結果だよ・・・
あっ・・・ここは・・・やばい・・・あっみすった・・・
マーの結果は!!
37分47秒
撃体数は24体・・・命中率29%・・・・死亡回数3回・・・
A「完敗だな・・・マーよ・・・」
B「んで?罰ゲームって何?」
マー「ばっ・・・罰ゲーム!?」
B「学校で言わなかったか?罰ゲームって?」
A「そうだな・・・言ってたなww」
B「んじゃ罰ゲームだな♪・・・そうだな・・・じゃあ」
マー「それはないでしょ?・・・えっ・・・ちょ、なんでそんなの」
ここからは、音声でもお伝えができないほどのカオスです・・・
想像にまかせます・・・

A「え〜っと今回はこれで終わりなのか?」
はい!!!終わりです!!!
A「まじかよ・・・泣けるぜ。」

・・・・・・完!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・オマケ
マー「あーさっきは最悪だった・・・まさかあんなのを・・・」
A「はい!!!その話は暴露しないほうがいいだろ?ある意味Bの人格が疑われるぜ?」
B「おいおい、まるで俺が変態みたいじゃないか?」
マー「いやあれはどうみてもコスプレさせるのは・・・」
B「アーアーアーアー何!?聞こえないなぁ!?」
A「んであの規制プレイはやってんの?」
B「あぁあれ?・・・今は3−2まで行ったぜ・・・弾薬は残り78発だ。」
A「ん?お前記憶してるのか?」
B「そうだぞ・・・じゃなきゃできないだろ・・・この規制は」
A「そうなのか?・・・しかしそこまでどうやって?」
B「簡単だ・・・ナイフだよ、ナ・イ・フ♪」
A「よくできるよな・・・あの時聞こえにくかった言葉ってまさか・・・」
B「あぁ合計弾数を数えてたんだよ。」
A「そうなのか・・・マーいつまで隠れてんだ?」
マー「・・・次は負けないからね!!!」
A「(まだやるのか・・・)」
B「了解だwいつでもどうぞww」
マー「じゃあまたみんなに規制案を・・・(神じゃね?みたいな奴を)」
A「またかよ・・・じゃあみなさん・・・案がありましたら教えてください・・・」
B「じゃあ今日はこの辺で〜♪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

301偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:14:06 ID:???
・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP7(今回で1−3クリア・・・できるのか!?)

・・・えらく長い戦いだったね前回は・・・
A「だな・・・チェンをやっと倒したときにはもう朝だったからな。」
そうそう・・・外伝でその時の出来事をかいたよね♪
A「ん?あぁ・・・そうだな。」
なんかテンションが低いようなので・・・早速スタート!!!
A「(眠い・・・)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
A「さぁーてとPS2も、もうそろそろ休ませた方がよくねぇか?」
マー「う〜ん・・・じゃあ今回は次のセーブポイントまでで・・・」
A「よしっそれがいいな・・・(じゃないと俺も・・・)」
マー「さてと・・・」
今現在の装備とアイテム
・ハンドガン
・ショットガン
・マシンピストル
・手榴弾1個
・閃光手榴弾2個
・ハーブ(緑)2個
・ハーブ(赤)
・調合済みハーブ(赤+黄)
・調合済みハーブ(緑+黄)
・ブラックバス×2匹
・ハンドガンの弾36発
・ライフルの弾10発
・ショットガンの弾12発
A「なぁアイテム画面ってあまり見てなかったんだけどさ・・・」
マー「?どしたの?」
A「いや・・・説明書をみたが・・・赤と黄じゃ何も意味ないぞ?」
マー「えっ!?・・・ほんとだ・・・」
A「・・・(こいつ・・・まじにいってんのか?)」
マー「さぁーここからは・・・何があるの?」
A「・・・さっさと行けよ・・・・・PS2の悲鳴が聞こえそうだぞ?」
マー「・・・(急がないとヤバァイかも・・・)」
A「さぁ・・・前回とは違って確実に倒すのか?つかそれができるなら最初からやれよ・・・」
マー「いや・・・何回も死ぬわけには、いかないから学校でイメージトレーニングを・・・」
A「(こいつ・・・学校でそんなことを・・・orz)」
マー「ん?なんであんなに敵がかたまってんの?いい的でしょww」
読者から見たらお前はいい笑いの的だが?
マー「さてと・・・ここはBのアドバイス通り・・・手榴弾を投げて・・・生き残りはハンドガンで・・・」
A「そう・・・うまくいくかねぇ〜?」
アイエスタ!!!・・・ポイッ・・・ドーン・・・
A「なぁ・・・一人しか死んでないんだけど・・・」
マー「・・・うるさい・・・所詮は雑魚・・・ハンドガンで」
その雑魚に何回殺された?
A「まぁ・・・ちゃんと倒したしいいか・・・」
この間につまらない死に方をしてるが何か?
ちなみに死因は自爆とコントローラーが抜けたことです。
マー「A・・・慰めにもなってないから」
A「まっまぁこの先は・・・はっ!?また広場??」
マー「いや・・・ここは、弾薬の節約で・・・地図を見ながら、一気に・・・」
タッタッタッ・・・ザシュ・・・ザシュ・・・ザシュ・・・
A「・・・・・っ(あまりにも、攻撃が当るため、必死に笑いを堪えてる)」
マー「あっ・・・ハーブ・・・たっ卵!!!・・・やっやばっ・・・きち・・・」
体力が、ギリギリでなんとか・・・教会内部へ
A「ふぅ・・・なんとかセーブできたな・・・(これで眠れる♪)」
マー「・・・じゃぁ早速・・・」
A「ん?(ほかに何かあったか?)」
マー「受験勉強でもしますか!!!」
A「・・・・・エェェェェェェェ!!??」
マー「何か・・・問題でも?」
A「いや・・・軽く眠らせろよ!!!」
マー「・・・君の意見はまた今度聞こう・・・」
A「いや・・・今じゃないとマジきついんですが・・・」
マー「じゃあ勉強が終わった後でね♪」
A「・・・ちなみに何を勉強するんだ?」
マー「・・・英語のP1〜P20まで♪」
A「イッイヤダァァァ!!!だっ誰かこいつを・・・止めてくれぇぇぇ!!!」
止まりません・・・止めれません・・・頑張れA!!!
A「アァァァァァァァ・・・・・・・」

302偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:14:38 ID:???
(続き)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・オマケ
A「今回はミスが少ない・・・つまらない話だったな。」
マー「いやーPS2もあの時はほんとに、大変だったからねぇ」
A「今もヤバクねぇか?」
マー「まぁ今もやばいよね・・・」
A「今回は反省会がなかったな?何回か死んでたろ?」
マー「・・・つまらない死に方だったし・・・」
A「そうだな・・・手榴弾を自分の真下に投げて死ぬってww」
マー「もういいでしょ!?その話は・・・」
A「あと・・・あれだあまりにも暴れすぎて・・・コントローラーが外れたのもあったな・・・ぷっ最高だぜ。」
マー「・・・・・(消すか?)」
A「(なんだ・・・この殺気は!?まっまさか!?)」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ・・・・・
マー「殺!!!」
A「やべぇ!!!とりあえず・・・今日はこの辺で〜・・・ウォォォォ」
ダダダダダダダッ!!!
マー「あっマテやコラァァァ!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

303偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:15:09 ID:???
・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP8(次こそ1−3クリア・・・できるのか!?)
 

A「次こそは1−3クリアだよな?」
あっ・・・いやまぁ・・・ははははっ
A「今回で書き終えてくれよorz」
まぁ・・・そんな急がなくても・・・
A「いやこのペースなら・・・」
私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP100
A「まで行きそうだぞ・・・」
そっそれは・・・みんなも飽きるよね・・・
A「だろ?だから頑張って書いてくれよ?」
あ〜うん・・・罰ゲームが堪えたよ・・・
A「まだあれを引きずってんだ・・・(詳しくは外伝2のオマケを見てくれ)」
・・・しかたないでしょ?この苦痛を知ってる人にしかわからないんだよ・・・
A「そっそうか・・・(俺はお前の、最強コンボを喰らって全身が、痛いんだけどな)」
さてと・・・今回でボス戦まで書けるように一部カットしますか・・・
A「どうせ・・・カットしたって分割だろ?」
まっまぁ確かに・・・じゃあ・・・スタート。
A「暗いな・・・んじゃあスタート!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれから3時間・・・Aとマーは受験勉強をしていた。
マー「ふぅ・・・なんとかノルマは達成できたね。」
A「お前の学力ならこれは簡単だと思うが俺にはさっぱりだぞ?」
マー「ここまでは、簡単でしょ?・・・PS2は・・・よし大丈夫♪」
A「またやるのか?・・・寝ていいか?」
マー「いいよぉ♪・・・じゃお休み〜♪」
A「(なんだ・・アッサリしてるな・・・まぁいいさ、ゆっくり寝るか・・・)」
・・・ノーイナフキャッシュ!!!ストレンジャー・・・
A「(・・・なんだ?今の声?・・・どっかで、聞いたことあるな・・・)」
・・・へっへっへっ・・・センキュウ!!
A「(・・・何なんだ?・・・多分ここで、見たら負けだな。)」
マー「よしっ!!・・・これさえあれば!!!」
A「(何か手に入れたのか?やべぇな・・・もう・・・限界だな・・・)」
・・・・・軽く・・・1時間が過ぎて・・・
A「(ふぅ・・・なんとか、眠れたな・・・)」
・・・・・これは、どうすれば?
A「・・・アァァァ・・・おはよう・・・?」
そこには・・・体力がどうみても1目盛りで敵を相手に奮闘してたマーがいた・・・
A「何がアッタァァァァ!!??」
マー「あっ・・・ちょっとね・・・カクカクシカジカで・・・」
つまり結論はこうだ・・・
敵との交戦中に手榴弾を手元に投げたのに気づかず自爆・・・
さらにダイナマイトにも当たり・・・
奇跡的にも武器商人と二回出会い途中で、パニッシャーとライフルを購入して
現在にいたる・・・

304偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:15:56 ID:???
(続き)
A「当然ここに来るのに何回か死んでるんだよな?」
マー「それ、聞くことなの?」
A「とりあえず聞いてみただけだ・・・何回死んだ?」
マー「37回!!!」
A「・・・もうさ・・・いや、どうやったらそんなに死ねるんだ?と聞きたいな^^;」
マー「こっちも、知りたいよ・・・」
A「はぁ・・・受験終わったらBも呼ぶか・・・」
マー「それは、いいけど・・・っと危ない・・・」
A「ほんとに、ピンチになったら凄いよな・・・(体を動かすダイナミックさが・・・)」
マー「いやぁ・・・でも、ここさえ越えたら・・・目的地まで、近いよ♪」
A「そううまくいくもんかね?・・・って簡単に行きやがった・・・」
マー「私を甘く見ないのw・・・でっ・・・湖って・・・」
A「いかにも何かあるよなww」
マー「まぁまぁ・・・よく見たら魚が一杯だ♪」
A「ここで回復しとけ・・・」
バンッ!!!ゴゴゴっ・・・
マー「ん?何今の?」
A「きのせいだろ?とりあえずこの先のアドバイスをもらいにBにメールでもしとくか。」
マー「・・・よく狙って・・・」
バンッ!!!ゴゴゴッ・・・
マー「あぁ!!うまく当たらない!!!これで終わりだ!!!」
マシピス乱射!!!
A「あっBからメールだ・・・おいストッp・・・」
はい・・・お察しの通りです。
レオン君は、胃の中へ行きました・・・
・・・・久々のYouAreDead・・・
B「ちなみに湖に向かって撃ってたら死ぬから注意な。」
マー「ハハハハハッ・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・反省会
A「湖に撃つのはやめとけ・・・」
マー「そうだね・・・後ハーブは2個あるし大丈夫でしょ。」
A「じゃあリトライいこか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・湖!!
マー「じゃあボートに乗って〜・・・」
数分経過・・・
A「おーい・・・さっさと進めろよ・・・」
マー「いやーいざ進むと怖いなぁ」
A「・・・と言いながら進めるな^^;」
マー「やっぱり出るか〜?こいつ・・・」
・・・デルラゴ(?)登場!!
マー「おぉ無限モリとは・・・最強なww」
A「おらぁ・・・がんがん刺してけ!!!」
マー「(キャラ変わってるような・・・)あっ・・・落とされた!!」
A「あぁもうばか!!!・・・早く行けよ!!!」
マー「急いでますから!!!・・・ふぅもうこれで終わりでしょ!?」
A「おぉ予言どおりww・・・ってアクション!!!」
マー「あっ!?・・・アタタタタッ!!!」
・・・なんとかロープを切り・・・チャプターエンド・・・
A「おっ終わったか・・・長かったな・・・」
マー「ふぅ今回は長かった・・・んじゃセーブと・・・」
01・・・1−3End・・・68:34:12・・・
A「・・・何なんだ・・・この時間は・・・」

・・・・・続けろ!?・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・オマケ
A「今回は省いたな・・・すげぇな俺が寝てるところ全部カットかよ・・」
マー「まぁまぁ・・・じゃないと分割数が異常に・・・」
A「そこまで書いたのかよ!?」
マー「多分歴史的大分割に・・・」
A「もういい・・・お前が言ったら冗談には聞こえんからな・・・」
マー「本気なんだけどねww」
A「・・・(掲示板チェック中)おい・・・黒いミミズ♯∧ さんから感想が来てるぞ?」
マー「えっ?本当?」
A「・・・ははっ!!・・・お前」
・・・そういえば、マーカスxさんの性別ってどっちでs(銃声
A「って聞かれてるぞ?・・・まぁこれを見たら100人中100人は男だと思うなww」
マー「ううっ・・・掲示板に書いて・・・私は女ですよ?そこのところヨロシクゥww」
A「はははっ最高だよ!!そのギャグ・・・腹いてぇ・・・」
マー「・・・調子に乗るなよぉ・・・こうしてくれる!!!」
バキッ・ドコッ・ズガガッ・ブンッ・グシャ・・・
A「あっ・・・ちょ・・・フタエノキワミーーー・・・」
マー「だまっとけぇ!!!」
B「(こうやってみると・・・男だよなマーって・・・)」
掲示板一同「(だな・・・)」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

305偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:16:27 ID:???
umbrellaさんの作品↓

306偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:16:57 ID:???
第7章 上月拓哉

舞台切り替え
日本 上月拓哉 宅
8月21日
AM.04:30

上月拓哉(こうづき たくや)視点

俺の部屋に聴いた事のある音が響く。
直ぐにカツンという音と共に鳴り止んだその音は部屋に残響を残しながらも消えていった。
俺は瞼をゆっくりと開け顔を上げた。
青白く光った草の模様がついたカーテンを見て俺は布団から手を出す。
ギシギシとベッドが軋む音が耳に入るが俺は気にせずに枕元の目覚ましに手を伸ばす。

「4:30…ああ…4:30か…ん?4:30??」

俺は一時的に体の動きを止めて考え込み目覚ましのメモリを数え直す。

「1、2、3、4…ああ…4時か…って何で4時なんだよ!?オカシイだろ!?そうか!目覚ましの逆襲か!前に、力一杯叩いたことを怨んでるのか!?」

俺はベッドから軋む音が聞こえたが気にせず復讐を果たした目覚ましに突っ込みを入れる。

「おーい…何言ってんだ〜?」

途端にベッドの下から聞こえてくる聞きなれた声に体を震わせながらも下を見る。
ベッドの下から友達である杉浦(すぎうら)が顔を出しているのが見えた。

「ああ…二段ベッドだってこと忘れてた」

下で寝ていた杉浦に向かって軽く流すように言い放つ。
真面目に二段だと忘れていた自分に少し慌てた。
寝ぼけてこのまま降りてたら大変なことになっていただろう。

「さっきから大きな声で突っ込み入れて…寝させろよ…」

杉浦は顔を引っ込めて軽くあくびをした。

「すまん…目覚ましが早めに鳴ったらしくてさ…」

俺は杉浦のベッドに頭を入れるような感じで覗き込んだ。

「ん?早めに…?今何時だ?」

杉浦は細くも大きくもない目をパチクリと開けて俺を見つめてきた。
杉浦の行動と反応に戸惑いながらも俺は目覚まし時計を手にして杉浦のベッドに投げ込む。

「4:30・・・?ああ!すまん!それ俺の目覚ましだ。」

俺は杉浦の言ったことをもう一度杉浦に聞き直す。
杉浦はベッドから降り、床に落ちている物体を持ち上げた。
俺は目を凝らしてその物体を見る。
目覚まし時計だ…

「なっ!4:30に鳴ったのは俺の目覚…」

俺は一瞬でベッドから飛び降り、杉浦の頭を一瞬で叩きベッドに戻った。
下から杉浦の呻き声が聞こえるが軽くスルーすることにした。
なんでこんな時間に目覚ましを杉浦がかけたか知らないが俺は寝ることにした。
今日は朝から委員会がある。


上月 拓哉
現役の中学三年生
明るい性格で突っ込み役であるが時々ボケる
運動神経は標準で頭がキレる
緊急時に立たされると冷静になれる
無理するときもあるのが痛いところ
ゲームやPCが大好き
遊びは日課から外さない

杉浦 健吾(すぎうら けんご)
現役の中学三年生
親は離婚しており親友の上月の家に世話になっている。
明るく振舞う性格で「何があっても暗くはならない」
っという決まりを自分の体に染み込ませている
頭脳は平均的で上月に影響されたのかゲーム好き
銃にはかなりの興味を抱いているため銃の知識は異常

307偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:17:29 ID:???
第8章 感染広大

日本 上月拓哉 宅
AM.06:40


『上月 拓哉』視点




頭を叩かれた衝撃で俺は起きた。
走る音が少しずつ小さくなっていく…
どうせ杉浦が起こしに来て走り去っていったんだろう。
体を起こし、髪を3.4回触り寝癖がないこと確認する。


「良し…これで頭を濡らす行動はカットだ…」


そう呟き終わった瞬間に来たあくびを静かに受け入れ、小さく涙を流す。
今日の朝『4:30』にあった杉浦の奇襲攻撃を思い出しながらもベッドから足を下ろす…あえて言おう『4:30』と…
その時足が地面につかなかったことに慌てて足を引っ込める。
又しても二段だということは忘れていた。
正確には『杉浦の寝床である二段目のベッド』で寝ていることを忘れていた。
昨日の夜「一段目で寝たい!」っという杉浦のわがままを聞き入れたのが馬鹿だった。
まあそんな日は一ヶ月に一回あっても良いか…と俺は思った。


「あいつにお世話になるときもあるしな…」


そう言いつつも二段目から下に飛び降りる。
軽い衝撃と音が部屋に広がると同時に足に衝撃が走る。
いつも杉浦の奴がこれを朝っぱらから『ジャンプ』で飛び降りていると考えると、改めて杉浦の元気さを認めざる終えなかった。
俺はとぼとぼとハンガーに架けてあった制服を手に取り部屋から出て行った。








舞台切り替え
ウィングシティ 「アメリカ陸軍基地付近」 事件発生現場
8月20日
PM.03:16


『ルイス』視点


今日は気温が高いせいか腐敗速度が早かった。
予想以上に腐敗が早かった為に面を食らってしまったが何とか状態を取り戻す。
後ろから嘔吐しそうなグレックの声が聞こえた。
当たり前だろう…一般の薬品や細菌相手の研究員が腐敗臭に勝てるわけがない。
しかしグレックは何とか胃からの訪問者を元の居場所に戻したようだった。

「大丈夫か?」

俺はグレックの顔を覗き込むようにして確認した。

「あはは…こういうところは初めてなので…」

苦笑いを浮かべるグレックに苦笑で返事を返す。
周りを見渡すと白い無菌テントが二つほど建てられ、被害者…また感染者である男の周りには防護服を着ている者達とマスクを着けている警官で埋め尽くされていた。
この現場に到着したときに渡されたマスクを着け、死体に近づく。
周りの者が自分たちの存在に気がついたのか道を開ける様に身を引いていく。
死体の状況が少しずつ露になっていく…
胸に開いた二つの穴と、眉間に開いた穴…
見開いている目…
後頭部から漏れ出す脳味噌と血が道にぶちまけられている。
血は車道にまで飛び散っており糸のように排水溝へと…

「!!排水…」

途端に後ろからジェイシーの怒号が響いた。

「排水溝に気がつかなかったのか!?彼は感染しているんだぞ!!」

その場が静まり返ると同時に2、3人が走り出し、テントに向かっていった。
一瞬…誰かが微笑したような気がした…

308偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:18:00 ID:???
みかんさんの作品↓

309偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:18:35 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第1話 説明

ある日、レオンが散歩しているとーーーー
レ「ぐはぁっ!!」
バタッ
誰かに殴られてしまいました。
しばらくして、レオンが目を覚ますとーーー?
レ「なんじゃここはーーー!!!」
レオンは見知らぬ体育館のような広い部屋にいました。
しかもそこにいたのはレオンだけではありません。
アシュリーやクラウザーやその他にもたくさんの人たちがいましたが、
部屋の中が少しだけ暗くてレオンは気づきませんでした。
みんなレオンと同じく何がなんだか分からず連れてこられた人ばかりでした。
しばらくして、
『よく集まってくれた!!とりあえず説明するからちゃんと聞いててね!!
 えーっと、バイオ4が出ればいつかはバイオ5が出るんじゃないかと
 多分みんな思ってたと思う!!だから、今のうちバイオ5の出演者を・・・』
みんな「ゴクッ・・・」
『・・・・』
レ「早く言えよ!」
『この中でくじ引きで決めたいと思います!!』
ア「ハァァ!!?」
ク「マジかよ、、、」

310偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:19:07 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第2話 くじ引き

『ごめーん!!1つか2つ言い忘れてたことがあった!!
 今から番号が書かれた紙をばらまくから、テキトーに拾って!!』
レ「テキトーww」
『拾ったらその紙に書いてある番号は周りの人には言わないでね!!
 書いてあった番号がんー・・・例えば「6」だとしたら、今から6時間後に、
 矢印にしたがって通路を進んでくじを引いてね!』
ア「10を引いたら10時間も待たなくちゃいけないって事ね。」
『その通り!くじを引いたら、そのくじがある部屋の隣の部屋に行ってから結果を見てね!
 その部屋には、人数分のベット、人数分の机やテレビ、まぁ生活するのに必要な物がぜーんぶ揃ってるよ!』
エ「・・・楽しそう・・・」
ル「!!!??」
『それじゃぁ紙をばらまくよー!!』
ヒラヒラヒラヒラ
レ「それとった!!」
レオンは紙を開きました。
その紙には「1番」と書いてありました。

311偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:19:39 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第3話  レオンが引いたくじ

レオンは拾ってから1時間経ったころに矢印に従ってくじがある部屋に入りました。
中はとっても狭く、真ん中に箱があり、箱には大きな穴が開いていました。
『中に手を入れくじをお引きください。』
という紙が張ってあったので、レオンはその通りにしました。くじを引いてから隣の部屋に入ると、
そこはとっっっても広い所でした。レオンはその広さに興奮していてくじの事を少し忘れていました。
レ「すげぇ・・・テレビ本当にあった・・・っとと!!それどころじゃねぇ!!くじくじ!!」
レ(もうあんな辛い思いは二度としたくないが、心の奥では当たってほしいという気持ちも少し・・・)
レオンは恐る恐るくじの紙を開きました。こういう時、あなたなら期待しますよね?
同じくレオンもかなり期待していたのです。バイオ4であんなにつらい思いをしたのに。
レ「・・・・ハズレか・・・」
レオンの引いたくじはハズレでした。
今はちょうどお昼すぎです。
とりあえずあと1時間で「2番」の紙を手にした人が入ってきます。
それまで、お腹がすいたレオンは、料理を作って待つことにしました。

312偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:20:09 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第4話 2番の人と3番の人

あと30分でカレーが出来上がります。それまでレオンは雑誌を読んでいました。
すると、ガチャッと音がしてーーーーーーーーー
ア「レオン!!」
レ「ア・・・アシュリー!!?」
ア「レオーン!!会いたかったぁぁ!!」
レ「お・・・おう!」
ア「レオン1番だったのね!!?しかしここ広いわねー・・・あっ!フカフカベットだ!!わーい」
レ「アシュリーは2番だったんだなぁ」
ア「うん!!あ、いいにおい!!何!?レオン料理作っててくれたの!!?」
レ「お・・・おぅ」
ア「あと1時間したら3番さんが来るのよね!!?わー・・・誰だろう・・・」
レ「1つ重要なこと忘れてたんだがお前当たった?」
ア「あれ・・それって秘密じゃなかったっけ・・」
レ「秘密じゃない。話聞いてた?」
ア「うん・・・・あ、まって!カレーがヤバイ事に・・・・」
レ「おっとっと・・・あわわ・・・」
そしてアシュリーとレオンは出来上がったカレーを口に入れ、
3番さんが来るのを待っていました。
しばらくしてーーー
ガチャッ
レ「次は誰だ!!」
エ「あらヤダ!!レオン!!あ、それに小娘・・・」
ア「あっ!エイダ!!エイダは3番だったのね!!?ハズレ!?当たり!?」
エ「期待がハズれて悪いけど、私のは当たりじゃないわ。」
レ「だいたい次で当たるころなんだが・・・」
エ「あら、いい匂い。カレー?私の分あるかしら?」
レ「おう!あるぜ!!」
3人は4番が来るのをじっとまっていました。

313偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:20:47 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第5話 明かされる真実

お腹がいっぱいになった3人は、それぞれのベットで
横になることにしました。
レ「おい、お前ら!眠いのは分るが、4番が気にならないのか?」
エ「気になるけど・・あと30分近くはあるわよ。」
レ「昼寝してたったの30分で起きられるか!?もう少しだからがんばろーぜ!」
ア「コクン・・・コクン・・・」
レ「あっ!アシュリーてめぇ!!」エ「時計がないのが不便ね・・・」
レ「あぁ・・・時計なら・・・机の中に・・・」ガラララ
レ「今は午後2時46分だぞ。あとー・・・何分かなぁ・・・」
60ー46=14?
ア「あと14分!!だね・・・?」
レ「あー面倒くせーけどまた来た人の分も飯作っとくかー・・・」
エ「何作るの!?」
レ「ん?スパゲッティ。たらこ味。」
ア「作るのに何分かかるの?」
レ「めっちゃ急げば20分・・・」
レオンはしばらく料理作りで忙しそうに走り回っていました。
するとーーー
ガガチャッ
3人「おっ!!」
ル「・・・・あ・・・・・・」
バタンッ
3人「閉めるな閉めるなっ!」
ル「あー・・・・えーっと・・・・あ!くじだけど・・・・俺はハズレだ。」
ア「そろそろだと思ったのに・・・」
ル「あと、さっきそこで聞いたんだが、バイオ5の出演者に選ばれるのは1人だけだそうだ。」
3人「ぇえぇえっ!!?」
ル「本当だ。あとアシュリー・・・その・・・・」
ア「?」
ル「実は俺・・・お前に出会ったときから・・・・好きなんだ・・・」
ア「・・・・・!?」
ル「・・・・」
ア「だぁぅれがお前にゃんかと付き合うきゃー!!」
バボッボゴッコーーーーン!
ル「ピクピク・・・・」

314偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:21:19 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第6話 5番が明かす、1番と3番の関係

4時になり、さすがに4人は眠くなりました。
するとーーー
ガチャっ
4人「!」
ク「あっよう!」
レ「クラウザー!!俺の大親友!!」
ク「またまた、そんな心にもない事を。」
レ「そんな事ねぇってばーー!!」ク「俺を無限ロケランで仕留めたろ。馬鹿め。」
レ「あれっところでクラウザー、お前・・・」
ク「残念だがハズレだ。ところでよぉ、お前とどっかのスパイのねーちゃん、いるか?」
エ「・・・・」
ク「よぉスパイ。お前、バイオ2からずーーーっとレオンが好きなんだろ?」
エ「そんなこと読者のみんなは分ってるわ。」
ク「そういう意味じゃなくてwwwバイオ4でもレオンに会いたくて会いたくてしょうがなかったろ。」
エ「・・・・は?」
ク「俺この前みたんだって!!エイダとレオンが手つないで・・・・」
レ「は?」
エ「は?」
ク「・・・・・・・・アイス食ってるとこ・・・・・」
レ「あったっけ?」エ「なかったわ。」
ア「見間違いじゃないの?」ル「そーだそーだ。」
ク「お前ら何ひとの会話に混ざってごちゃごちゃと・・」
ク「あれ・・・?なぁ・・・レオンとエイダって・・・婚約してるんだよなぁ・・・」
エ「・・・!!」レ「・・・!」
他「・・・!!!!?」
全員「ぇえぇえぇぇぇえええええ!!!!!!!!!?????????」

315偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:22:12 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第7話 死んだ筈のおじいちゃん

これまでで誰が何番だかこんがらがってる人もいると思うので、
ここでそれぞれの番号を書きたいと思います。
レオン      1番(12時にくじを引く。)
アシュリー    2番(午後1時にくじを引く)
エイダ      3番(午後2時にくじを引く)
ルイス      4番(午後3時にくじを引く)
クラウザー    5番(午後4時にくじを引く)
????????     6番(午後5時にくじを引く)
ルイスとクラウザーは出来上がったたらこスパゲティを口に入れ
テレビを見ていました。もう少しで5時になります。6番は誰なのでしょうか。
レ(4時58分・・・・・・)
ク「おい、中国製のものでまた問題が起きたらしいぜ。」
ル「あっぶねー、気をつけねぇと。」
レ(59分・・・・・・・・・)
ア「エイダってレオンと婚約してるって本当?」
エ「・・・・・・」
レ(5時!)
ガチャ
皆「だれ!?」
サラ「サラザールなのだ〜・・・」
皆「何だよフケチビかよ。」
サラ「もー!!またフケチビですか!!そろそろサラザールって呼んでくださいよ!」
レ「ところでお前当たったの?」
サラ「あ、ハズレです。」
皆「よかった・・・・」
サラ「ちょっ!!よかったって・・・どういう意味ですか!!」
レ「バイオ4で倒したはずのウザキャラがバイオ5の主人公など
  プレイヤーの皆さんが許さん。」
サラ「そんな言い方って・・・・・ひどいですよー!私は一生ウザキャラ扱いですかーー!!?」
サラザール   6番(午後5時にくじを引く)
レ「まぁ、俺をさんざん馬鹿にして侮辱しつづけた奴は許したくないが、
  みんなの前で土下座して誤るってんならなんとか一生ウザキャラ扱いからは逃れるだろう。」
サラ「ちょっまっ、土下座して誤ってもそんな程度なんですか!?しかもみんなの前でですか!?」
レ「じゃぁサラザールっても呼んでやる。いいから早く誤れよ。特にアシュリーと俺。」
サラ「・・・・ ・・・・・ ・・・・・」
サラ「すいませんでした・・・ もうしません・・・・許してください・・・」
エ「許してあげなさいよ大人なんだから。」
レ「いや、このフケチビがくじ引きに招待されることじたいがおかしい。」
サラ「そんなぁぁ〜〜・・・」

316偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:24:19 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第8話 話し合い

6人集まったところで、話し合いが始まりました。
さっきからハズレばかりで、本当に当たりはあるのかと。
そのことを話し合うつもりだったのですが、、、、、
レ「やっぱりよぉ、俺のように2回連続でバイオ出演ってのはおかしいんだよ。」
ア「そうねぇ・・・でも、レオンファンにとってはうれしいんじゃない?」
ア「あ、そうだ、ルイスだったら、こういうストーリーになるんじゃない?
  あの時サドラーに殺された筈なのに、本当は生きてたとか。」
エ「そういう風だと、私が助けたっていう事にもなるわね。」
レ「・・・・あのさぁ・・・・俺まだアシュリーのくじ知らないんだけど。」
ア「ぇ・・・マジ!?じゃぁ言うね。私のはハズレよ。本当よ!!本当にハズレなんだから!」
レ「ぁぁ・・・はいはい。あ、そうだ。アシュリーがバイオ5に出るとしたら、
  バイオ4の経験から自分のことは自分で守らなくちゃと考えたアシュリーはその後練習しつづけて
  強くなったっていうストーリーが見えてくるなぁ。」
ア「あー、なるほど。そういう事になると、プレイヤーの皆様も納得かもね。」
サラ「私は!?私は!?」
レ「・・・・・・いやー・・・プレイヤー納得しないと・・・・だってバイオ4のめちゃウザキャラだぜ!?
  どんなストーリーが・・・」
ク「俺の場合ってさぁ、やっぱアレかなぁ。エイダに殺されてもまだまだ生きてて、それでレオンに仕返しするためーとかさぁ・・・」
ル「アシュリーの意見で「本当は生きてた」とあるが、あんな傷で生きていられるのはプレイヤーにとっては不思議なんじゃないかぁ?」
レ「だよな。腹にでかい穴開いてんだぜ!?あれで生きてんのが不思議だよ。」
サラ「あ!思いついた!!あの時レオンに殺されたサラザールでしたが、その後訪れた研究者によって研究所に連れていかれて、
   人体実験されて前よりパワーアップ・・・・・」
みんな冷たい目でサラザールを見ていました。
ガチャッ
皆「だれ!?」

317偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:24:50 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第9話   ヘリコプター

ガチャッ
マ(マイク)「やぁ。」
レ「マーイク!!?」
マ「よっレオン!」
レ「マイクかぁぁ・・・・マイクの場合はロケランに気づいてヘリから飛び降り生き延びたっていうストーリーか?」
マ「言っとくけど俺はハズレだぞ。」
マイク     7番(午後6時にくじを引く。)
ク「マイクハズレかぁぁ・・・(マイクって誰w)」
〜1時間後〜
ア「どうしても眠いから寝ていい?」
レ「ん・・・?あ・・あぁいいぜ。気がつけばもう7時だからなぁぁ・・・」
こうしてアシュリーはベットで眠りました。
ガチャっ
サド「サドラー様だぁ〜」
皆「わぁぁぁ!!サドラー!!」
サド「なんだよぉぉ!!俺が来ちゃ悪いかよぉぉぉ!!」
サドラー    8番(午後7時にくじを引く。)
レ「・・・うぅうん!!全然!!サドラーは当たった?」
サド「ん?あぁ、えーーっっと・・・・・・・ハズレだ。」
マ「あ!サドラー!!ロケランぶち込めと命令したのお前だろぉ!!」
サド「あ?あぁ、お前はあのヘリコプターの坊ちゃんか。その通り、この俺様だ。」
マ「テメーあの時はよくも・・・!」
サド「まてまて!!俺だってあのヘリかっこいー!とか思ったよ!だけどよぉ!!
   アシュリーの事とかいろいろ邪魔されるわけにはいかねーだろぉぉ!!?
   あの時結構がんばって悪役っぽく指示したんだぜぇ!!?」
レ「そうか。元はというとあの時から一人で頑張らなくちゃいけない理由は
  お前がヘリ打ち落としたからか。」
サド「いじめられるってこんな気持ちなんだな・・・」
レ「誰もいじめてねぇよ。こんなものをいじめと感じるお前の脳のほうがおかしいけど。」
サド「レオン〜お腹すいたぁ〜」
レ「スパゲティ残ってないのか。」
サド「ないよーハンバーグ作ってくれよ。」
レオンは警察の前にある有名な料理店でバイトしていたため
なかなかの腕前でハンバーグを作り上げた。
サド「レオンお前ハンバーグうまいなぁぁぁ!!今度教えてくれよ!!」
レ「こんなに上手く作るのに三ヶ月ぐらいかかったぜ。」
サド「・・・・めんどくさっ・・・・・」
レ「ムカッ」
みんなは次の人が来るのを待ちました。

318偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:25:23 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第10話  期待

サド「もっと簡単な奴ってないのか??」
ガチャっ!!(物語を早く進めるために時間も早くしています。)
ハ「ちっきしょー!!外れたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!ちきしょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
レ「や・・やぁハンク。ハズレたのか?」
ハ「俺当たるんじゃないかとめっちゃくちゃ期待してたのにーーーー!ぁあああぁぁぁあああああぁぁぁぁああああぁ!!」
エ「ハズレたからってそんなに悔やむことないんじゃない・・・??」
ハ「やベーよ俺本気で当たるかもいやマジで当たるって!!って思ってたらハズレだぞ!!
  おいおいおいおい!!ふざけやがってこのオンボロくじめ!!」
エ「いい加減にしろぉぉぉぉぉえおぉおぉぉぉぇぇぇぉぉぉおおおおおぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!」
皆「!!!!!」
エ「私だって期待してたよ!!本当はハンク以上に期待してたよ!!いやマジで当たるんじゃないかとめちゃくちゃ期待してたよ!!
  それに比べてお前の期待はずれは私の気持ちよりはマシなんだよーーーーーーー!!
  みんな期待してて外れたんだよ!!そんなことでワーキャーワーキャー騒ぐんじゃねーーー!!」
ア「うるせーーーっっっ!!黙れーーーっっ!!」
皆「!?」
ア「人が眠ってるところでワーキャーワーキャー騒ぐんじゃねぇよ!!このセクシーすぎて逆にキモイ馬鹿野郎めーーー!」
エ「あん?テメーやんのかこら。私の言ったことまで真似しやがって。このデカデカ女。」
ア「何がデカデカだよ一体どこの事言ってんだよ意味わかんねぇよこのペチャパイ女!!」
エ「はぁぁ?意味分かんねぇのはそっちだよ『デカデカ女』の『デカデカ』って態度がでかいってことだし。何がペチャパイ女よ。」
と、この2人のけんかを遠くで「女のけんかってやっぱおそろしーや」と眺めている男子達でした。

319偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:25:57 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第11話 バイオ2

ハンクが最後でバイオ4の出演者たちは全員くじを引きました。
ところがみんなハズレ。最初からくじに当たりはないとみんな思いました。
そして1時間経ちーーー
シェ(シェリー)「あ・・・ハズレだねぇぇ・・・・」
レ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ア「だれ?」(鼻くそほじりながら)
シェ「レオン、エイダ。クレアってまだ?」
レ「何っ!!クレアもここに来てるのか!!?」
シェ「うん。さっき見た。」
そして一時間後ーーー
ガチャっ
ウェ「俺だと思ってたのにーーーー」
レ「ウェスカー??」
そして一時間後ーーー
クレア「はぁーい!」
シェ「クレアーーーー!!」
クレア「やっほーシェリー元気ー??」
シェリー     10番(午後9時にくじを引く)
ウェスカー    11番(午後10時にくじを引く)
クレア      12番(午後11時にくじを引く)
レ「やぁーーーっぱりみんなハズレかぁぁ!!やっぱアレだよ!最初から当たりなんてねぇんだよ!!」
ク「レオンなんか怒ってんなぁぁ。。。。」
レ「当たり前だろ!?」
ア「ねぇ・・・もう11時過ぎたよぉ・・・・寝ようよ・・・・」
確かにもう寝る時間です。お風呂には一人ひとり入ってると夜が明けそうです。
女子は女子、男子は男子で入ることにしました。

320偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:26:29 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第12話 もう一人

お風呂から上がったみんなは、ベットにもぐりこみました。
レ「全員引いてもやっぱりあたりはなしかぁぁ・・・」
ア「ねぇレオン・・・・確か、最初の放送では、『ベットは人数分ある』とか言ってたわよね・・・・?」
レ「あ・・・うん・・・・それが・・・どうかしたの・・・・?」
ア「全員引いたなら余るはずないのに・・・・・ベットが2個も余ってるの・・・・」
レ「数え違いじゃないのかぁぁぁあ??」
ア「本当よ!!だったら全員ベッドにもぐってみてよ!!」
レ「どれどれ・・・・おおぉ・・・・本当だ・・・・2つ余ってやがる・・・・・」
あと2人とは一体誰なのでしょうか。
おやすみの放送が流れました
『やぁみんなっっ!!当たりはいたかな!!?もう少しで眠ってしまうみんなのために、くじ引きはいったん中断!!
残ってる人は、明日の午後1時からくじを引いてね!!それではお休みーーー!!』
電気がすこしずつ消えてきました。みんなベットでぐっすり眠り始めました。

321偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:27:01 ID:???
「バイオ5の主人公を決める会」
第13話最終回  決まり(直し)

みんなとても疲れていたのでしょうか。午前10時過ぎてもおきません
やっとレオンが起きました。飯つくんなきゃと思ったからです。
1時間経つとハンバーグやスパゲッティなどがテーブルに飾られて
匂いでみんなが起き始めました。
みんな完食して、そこにあったテレビゲームでずーーっと遊んでいました。
それはもちろんバイオ4。
レオンにとっては嫌がらせです。
アシュリーが初プレイです。ガナードにやられてしまいました。
ゲームを三時間やったところでーーー
ガチャっ
やっと誰かが入ってきました。
クリス「・・・・・・」
皆「ぅおーーーーーーーーーーーー!!!クリスがいたか!!はっはっは!!」
ア「じゃぁあと一人は誰??」レ「ううーむ・・・」
ク「何やってんだよクリス!!くじ開けよ!!(どーせハズレなんだろ?)」
クリス「・・・・・」
クリスは黙ってくじの結果をみんなに見せました。
レ「う・・・・うそだろ・・・・」
ル「マジかよ・・・・」
エ「あり得ない・・・」
クレア「お兄ちゃんが・・・・・?」
ア「・・・・・・」
みんな驚きました。
当たったのはクリスなのです。
残るはあと1人
みんなテレビを見ていました。
ガチャっ
みかん「おめでとーございまーーーす!!!バイオ5主人公、クリスに決定でーーーす!!!!」
皆「なっっっっ!!お前かーーー!!」
みかん「一応私もくじ引いたけど・・・・あたりがでてからじゃねぇぇwww」
レ「もしかしてあの放送もお前・・・?」
ア「私を殴ったのも!?」
みかん「うん!実は私!!しょうがないでしょそれしか方法なかったんだもん!!」
みかん「さてと!!そろそろ祝いパーティを始めるよぉぉぉ!!!」
レ「ふざけんなぁぁぁぁぁ!!!」みかん「やんのかごらぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
というわけで、バイオ5主人公は、クリスとなったのでした☆
ーーー終わりーーー

322偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:27:40 ID:???
お風呂にて

ある日、レオンが罰ゲームである廃旅館に一泊2日しなくてはいけなくなりました。
そこでは、首をつった人がいるなどとありますが、これはレオンを怖がらせるためのウソでした。
レオンが部屋から出てトイレに行くとーーーー?
レ「ふぅぅ〜・・・何だかここも不気味だなぁおい。」
パッ
レ「何だ!?」
目の前の窓から女の霊がっっ!!
レ「ぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ダダダダダダッッ
レオンが急いで部屋に戻るとクラウザー、ルイス、サドラー、ウェスカーの四人がいました。
レ「わ、何だよお前ら来てたのかよ。」
ク「やぁレオン君。上手くやっているか?」
ウェ「さっき叫んでたがどうかしたのかい?」
レ「なぁー、トイレだけはやめようぜー
  アカンて!やっぱアレだよトイレはさしてぇ!俺さっき小便とまったわ・・・・。」
ク「あん大丈夫だよもう出ないよ。」
レ「ほ・・・本当か??」
ク「あぁもう出ないって!試しに言って来いよ!」
レ「、、、、」
と、レオンはもう一度トイレに行くことにしました。
シャア〜〜〜〜・・・・
レ(ホンマに大丈夫なんかなぁぁ・・・)
パッ!
レ「!!?」
(窓に女の霊)
レ「ぅわぁぁぁぁぁぁぁああ!!もうええてもうええてぇぇぇぇ!!!」
と、災難な日でした。
レオンは疲れをいやすためにお風呂に入りました。するとーーー
ドンドンドンッッ
レ「っっつ!!」
ドンドンドンドンッッ
レ「何やねんもぉ・・・・・」
レオンは窓を叩いている人物を見ていました。
レ「あ・・・・ハンク・・・・?」
ドンドンドンッッ!
レ「わかったから・・・・え・・・・何何・・・?
  『湯加減どうですか・・・・?』ん・・・まぁ湯加減はえぇよ。
  丁度えぇぐらいの湯加減や・・・・・」
ドンドンドンッッ
レ「今度は何やねんっ!!」
レ「『冷やし中華・・・始めました』ぁ!!?知らんやんそんなん。そんなん知らんわ・・・・」
ドンドンドンッッ
レ「・・・・・『結婚して一年が経ちました』ぁ!?」
と、レオンがハンクカンペに気を引かれている間に、サラザールがロッカーに隠れました。
しばらくしてレオンが出てきて・・・・・?
レ「あーったく・・・なんなんだよ・・・・・・」
バンッ
レ「ァああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
サラ「水を待ってまいりました。」
レ「・・・・・・あぁ・・・・」
レオンさりげなく受け取る・・・・
ーーーレオンにとっての怖い夜は
        まだまだ終わらないーーー

323偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:28:12 ID:???
悲劇その①

レ「あーあー今日も暇だなぁぁー」
エ「暇なら一緒にお料理教室いこーー・・・」
レ「何だエイダ。1人じゃ行けないのか?」
エ「アシュリーが急に『行かない』って言うんだもん・・・恥ずかしいよぉぉぉ・・・・」
レ「しょうがないなぁぁぁ。ま、暇だし、いいぞ。」
エ「やった!!早く行こう!!あと10分で遅刻なんだ!!」
レ「それまで何やってたんだよ、、、、」
エイダの足はヒョウよりも速かった
レ「つ・・・・つかれた・・・・」
エ「ここよ。」
レ「あぁここか・・・」
エイダとレオンは教室に入った。
レ(うっっ・・・女性ばっか・・・・)
*「エイダ・・・さんですよね?始めまして!その人は彼氏ですか?」
エ「えぇ。今日いっしょにお料理するレオンっていうのよ?」
レ「おい!一緒にやるなんて聞いてねぇぞ!」
*「へぇぇぇーー!!かっこいーー!私もこんな彼氏ほしいなぁぁぁー!!」
レ「・・・・すませんw俺はただついてきただけで・・・」
エ「レオンって料理得意なんですよー分からないときがあったらこのレオンに聞いてねーーー!!?」
*「はぁい!!レオンさん!よろしくお願いします!!」
レ(ここまで言われると帰るわけにはな・・・・)
レ「・・・・それじゃぁ・・そろしくお願いしま・・す・・・」
レオン達は教わった料理を作っていた。
*「レオンって年いくつなんですかーー??」
レ「27」
*「職業って何ですかーーー!?」
レ「昔警察官だった。」
*「すごーい!!好きな子とかはいますかー?」
レ「別に?」
エ「あ!ひどいレオン!!」
レ(集中してできねぇ・・・・)
エ「私以外に好きな人がいるのぉぉ!!?」
ガッシャン!!
スープがレオンの服にかかる。
レ「な・・・何すんだよエイダ・・・・」
エ「ご・・・ごめんなさい・・・・きっとひじにぶつかったんだわ・・・」
*「あんた何やってんのよ!レオンの服よごれたじゃない!!」
エ「何よ!!間違えたんじゃない!!」
レ「あーーーーもーーまた同じパターンや女の喧嘩ってーーー!!」

324偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:28:43 ID:???
バレンタインデー

レオンがクラウザーと一緒に散歩していました。
するとアシュリーとすれちがいました。
ア「よっ!レオン、クラウザー!」
レ&ク「よっ!アシュリー!」
ク「アシュリー何か急いでたなぁ。」
レ「何してるんだろうな。」
レオンは知っていました。今日はバレンタインデー。
きっとチョコの材料を買いに行ったのでしょう。
するとエイダ・ジル・シェリーの女子軍団に会いました。
ク「よぉ。」
エ「こんちゃ。」ジ「やっほ!クラウザー!」シェ「じゃね。」
3人はさっさと行ってしまいました。
ク「今日は一体何なんだろうなぁ。」レ「そうだなぁ。何か特別な日なのか?」
???「そのとうり!!」
レ&ク「?」
クレア「・・・・・」
タッタッタッタッタッ
ク「今日何かあるってよ。」レ「バレンタインデーだ!!」
ク「あっ!そうだ!!すっかり忘れてた!!くっそー・・・・どうせ俺なんか・・・」
レオン(きっと俺は人の3倍くらいもらえるぞぉぉ・・・・)
女子軍団はあるデパートに向かっています。日本で言えばサティです。
レ「な?やっぱりバレンタインデーだよぅ。」
ク「チョコ買いに行ったのか??」
レ「手作りだったら材料だよ。」

ア「あ、来た来た!!早くチョコ買いに行こ〜!!」
エ&ジ&シェ「クレアはデパ地下のお菓子コーナーだってさ。」
ア「そーなの?まぁいいや。早く行かないと!!」
デパ地下にて
クレア「これがいいよぉぉ!!ナッツ入りチョコの作り方も載ってるよぉ!」
ア「買いに来たのは雑誌じゃなくてチョコだよ!!(材料)」
エ「ホワイトチョコの部分は私たちの名前でブラックチョコの部分には彼の名前が書かれたハート型のチョコレート作ってみない??」
ジル「いいわねぇ!!でも難しそうよ!」
シェ「この雑誌はそれも載ってるよー!!」
皆「マジ!!?」
シェ「気になるんだけど今日中に出来るの??お昼すぎちゃうよぉ!!」
ア「違うわよ!!チョコは朝じゃなくて夜に渡すの!!その方がロマンチックでしょ!!」
シェ「そうね!!なるほど分かったわ!!」
女子軍団はたくさんの材料を買って彼女達の言う『彼』の元に電話しました。
ア「今日○○○に来て!!」
ガチャっ
女子達「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ」
〜夜〜
プルルル プルルル
ガチャッ
ク「もしもし??」
レ『夜どっかいかね?」
ク「あ・・・今日ダメだ。」
レ「?」
タッタッタッタ
ク「何だ??」

325偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:29:13 ID:???
バレンタインデー

タッタッタッタッタッ
ク「一体何なんだ???」
タッタッタッタッタッ
ク「アシュリーめ・・・・こんなとこめに呼び出しやがって・・・
  あぁぁ・・・・寒いなぁぁぁ・・・・」
冬の夜だったのであたりは少しだけしんとしていました。
ク「ハーッ  ハーッ  」(手を温めている音)
タタタタ
ク(来たかな???)
*「でさぁー、私新しいバックがほしいの〜!!」
*「んーいいよぉぉ!!君がそういうならぁ!」
ク「な・・・・なんだよただのカップルかよ・・・・」
10分経ちました。アシュリー達はまだ来ません。
ク「おっそいなぁぁ・・・」
ク(あと15分くらい経って来なかったら帰ろっと・・・)
15分経過
ク「・・・・・・・・帰るか。」
スタ スタ スタ スタ
クラウザーはとぼとぼと帰ろうとしましたが・・・??
タタタタタタタタタ!!!
ク「!!?」
後ろから歩く音がしました。クラウザーはそっと後ろを向きました。
アシュリー達です。リボンでかわいくかざられている箱を持っています。
シェリーは特大級の箱を持っていました。
ク「・・・・何だよ・・・こんなに待たせて・・・・」(さぶっ)
ア「ごめんなさい・・・・ちょっと・・・・渡したいものが・・・」
ク(もしかして・・・チョコ!?)
ア「これ・・・」
他にもクレアとジルとシェリーとエイダも箱を持っていました。
女子皆「えーっと・・・・・」
ア「このチョコ・・・・レオンに渡して・・・・直接渡すの面倒くさくって・・・」
ク(そんな理由!!?え!?何コレ!!俺当てちゃうんけ!!うっわームカツク)
クレア「私のも・・・・・」
エ「私のも・・・・」
ジル「私はあなたに。」
ク「え・・・・俺に???」
ジル「私クラウザーがタイプみたい。」
ク(泣)
シェ「私も・・・これあなたに・・・・」
ク(泣泣)
ジ&シェ「あとこっちのは・・・・レオンに渡してくださーい!!」
ク「ぇぇえぇぇ・・・・・・」

326偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:30:05 ID:???
〜超短編〜

ア「レオン〜、ホワイトデーは高級ブランドのバック買ってねぇ〜」
レ「ぇえぇえ!!?」

327偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:30:35 ID:???
アシュリー日記多分ツー(2)

ア「高級バック買ってって言ってるのよこのあたしが・・・・」
レ「お前は大統領の娘なんだぞ。パパに頼めば買ってもらえるだろぅ!」
ア「でも・・・私はレオンに買ってもらわなきゃイヤ!!」
レ「ダメったらダメ!!」
ア「何でよ・・・・・・バレンタインデーには・・・・
  愛がいっぱい積もったでかいハート形いちごあじチョコとハート形タワシオリジナルをあげたじゃない・・・・・なのにどうしてよ!!」
レ「あのなぁ・・・・」
ア「それだけじゃないわ!!去年のバレンタインデーにだって・・・でかい星型レモン味チョコとオリジナル灰皿(ハート型)だってあげたのに!」
レ「差がありすぎるんだよ・・・チョコとチョコにくっついて来るプレゼントと高級ブランドバックとは・・・・」
ア「ひどい!!」
レ「あぁおい!!」
タッタッタッタッタッ
その後しばらくアシュリーとの連絡はつかなかった
レ「ったく・・・・いよいよ明日がホワイトデーだってのに!!アシュリーったら面倒くせぇなぁぁ!!まだプレゼント決めてないぜ!!?」
レ「きっと他の物くれたらいじけるだろうし・・・・・本当に高級バック渡したら『私の好みじゃない』とかいろいろ言われそうだし・・・一体どうすれば・・・!!」
プルルルル
レ「あ!エイダからだ!!よし!こういう時女性ならどういうのがいいか聞いてみよう!!」
ガチャッ
レ「もしもしエイ・・・・」
エ『私へのプレゼントはダイヤモンドで。あとチョコも忘れないでね!』
ガチャッ
レ「ちょっ待ってエイダ・・・・」
プープープープー
レ「ちきしょう!!エイダまで高級な物頼みやがって・・・!!」
レオンはどうすればいいか一生懸命考えた。
レオンはハッと思いつくと大統領の家へ。
この後どうするでしょうか!!
後半に続く!!

328偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:31:08 ID:???
アシュリー日記ツー(2)

レオンはやっと大統領の家へ到着。
アシュリーに見つかぬようしのびよる。すると------
ギィィィ
レ「!!!」
大統領「おやレオン君。どうしたんだね?」
そこでレオンはアシュリーに高級ブランドバッグをねだられた事や
エイダにダイヤモンドを買ってと言われた事などを大統領に相談した。
大統領「む・・・娘のアシュリーが・・・そんなことを値だったのかね?」
レ「はい。俺そんな金ないのでバックやダイヤモンドなんて買えません。どうしましょう。」
大統領「私に聞かれてもなぁぁ・・・・とりあえず、君の知り合いに女性がいたら、その人が持っている高級品でも貰ってみてはどうかね?私にはアシュリーへ説教することしかできない。」
レ「はぁ・・・・そうですか・・・・」
タタタタ
レオンは家を出た。エイダの家へ向かう。
ピンポーン
エ「はーいぃ・・・・あ゛!レオン!」
レ「よ、エイダ!」
エ「・・・・・」
レ「あのさぁ・・・・エイダって高級品のなかからいらないものってある?」
エ「いらないもの・・・・?」
レ「うん・・・例えば高級ブランドのバックとか・・・・」
エ「あぁ・・・・・あったかも・・・・しれないわねチョット待ってて。」
------5分・・・・あ間違えた6分後------
エ「あったわ!!コレよコレ!!」
レ「ほー、結構新しい・・・・・バックだなぁ・・・」
エ「コレね、二ヵ月前の誕生日に貰った物なの。でもその貰った相手が気に入らなかったからいらなくてどうしようかと迷ってたのよ。」
レ「そらぁ酷くないか・・・・?」
エ「いいのいいの。貰っといて。」
レ「・・・・・ども・・・・」
ガチャッ
レ(こんなに新しいのもらっちゃったよ・・・・いいのかなぁ・・・)
そして次の日(ホワイトデー)
レ「アシュリー!!ホラホラ約束の高級ブランドの・・・・・」(だんだん声が小さくなる。)
謎の男「ホラアシュリー、約束の高級ブランド品だよ。」
ア「ありがとうジョン!」
レ「・・・・・・」
ア「はっ・・・・・・・」
レ「・・・・・・・・・」
ア「ぁああぁあぁ・・・・・ジョンはやくあっちいって!」
ジョン「はぁぁ!!?何言ってんだおまっちょ、まて!!」
ア「はやく!」
ジョン「別れよう!!お前なんてもういやだ!」
ア「私もよ!!いいからあっちいって!!」
ジョン「ちぇっ・・・・・」
ア「やっほレオン!!あ、なにそれ私へのプレゼント!!?ありが----」
レ「ふざけんなこのアマァァァァァァァァ!!!」
ア「ぁあぁあぁぁああぁ・・・・」
レ「これはやるよ。」
ア「ってくれんのかよ!」

エ(私のダイヤモンドは・・・・?)

皆さんはこんな経験ありませんか?あった場合は今すぐ
『行列ができる法律相談所』へ(笑)

329偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:32:08 ID:???
エイダのレオンの物語

これは私がプレーしている時に私の声を入れてみた画像を紹介します。

レオンの目が赤くなりエイダの首をしめるシーン
(声は私がやっていると思ってください。あと画像は頭の中で創造してくらさい。)
エ「レオン・・・・大丈夫?」
レ「あ・・・あぁ・・・・・・うぅ!!!」
(さぁこっからがショータイム!!)
レ「フハハハハ!!寄生虫を入れられた俺は最強だ!」
レオン首しめる。
エ「ぐ・・・ぐるじ・・・・何とかしなくっぢゃ・・・・」
エ「あ!そうだ!このスペシャル・スーパースパスパナイフを使って殺そう!!」
グチャァ
レ「ぃいって!」
エイダレオンを蹴る
レ「グハァ!」
ゴロゴロゴロ
エ「ハァ・・・・ハァ・・・・ハァーックショイィ!!あぁ〜・・・(テッシュテッシュ・・・・)」
レ「ちょwwおまwwww股間はやめて股間・・・・男の大事なところww」

ラスボス戦での最初のムービー
レ「様子が変だ。アシュリー、ここで待ってろ。」
(さぁここからがショータイム!)
グウぃーーーン(エレベーターの音)
レ「カス!!」
エ「カスじゃないわエイダよ!早くおろして!!」
レ「フン。俺は今そんな余裕はない。つーかサドラーと話てんだ馬鹿」
サドラーレオンに手を向ける
レ「ぁざーんねーんでーしたーあはははははははははは!!!」
シーン・・・・
レ「無駄だ・・・・サドラー・・・・」
ヒュンッッ!(ナイフを投げる)
グサッ
レ「いやグサッってwww」
エ「危ないじゃない!!当たったらどうするの-----」
レ「エイダ。下がってろ。」
エ「セリフはえぇよww」
サド「ケネディ君。私は君が気にい----」
パンッ!!
サド「セリフを言っている時は黙って聞けーーー!!」
レ「うん。」カチャ(ロケラン構える音)
バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ
サド「あぁぁあああぁぁぁぁあぁぁぁ・・・・・・・・」
レ「ふん。サドラーのクソッチョめ。これが当然のムクイなんだよw」
ピゅーーー(謎の音)
レ「?」
エ「?」
レ「あぁぁああぁエイダ頭にナイフ刺さってる刺さってるぅぅ!!!」
エ「ぇぇえ!?うそ!!あぁぁああぁ抜いて抜いてぇぇぇええ!!」
レ「落ち着けエイダァァァァァァァァァ!!」

330偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:32:41 ID:???
超短編2
ブッ
レ「誰だ!?」
ル「お前だ!!」

331偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:33:25 ID:???
掲示板

イケメン 2007/1/10 4:13:23

で?相談って何?
----------------------------------------------------------------
マッショ 2007/1/10 4:27:33

金髪の野郎が最近 無視してくるんだ・・・・
----------------------------------------------------------------
金髪 2007/1/11/ 6:55:43

あ、私の事だったの・・・
ごめんね・・・最近疲れてて・・・
いつも寝てばっかりで・・・
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/11 7:55:23

わーごめんごめん!マッチョ!相談にのれなくて・・・
実は昨日母さんに『貸せ』って言われて・・・・
そうか・・・金髪はお前のこと無視を・・・・
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 7:56:32

あーもぅ何かいいよ、寝てばっかりとか言ってるし、
それより何かもりあげようぜぇ!!
----------------------------------------------------------------
金髪 2007/1/11 7:58:21

そ・そうね・・・・話題だれか決めてよ。
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 8:00:32

あの事件の感想聞かしてくれよっ!!>>イケメン
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/11 8:01:56

ぇええ!!?何で!?あの事件の事って・・・
もしかしてアンブレラ・・・・?
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ただのハンサムなぷー 2007/1/11 8:05:33

ああぁあぁあぁ暇暇マ暇マ暇マママ暇ママままひま
死ね死ね死ね死ね
アアアアあああああぁぁあぁぁあぁあぁぁあああああぁぁ
----------------------------------------------------------------
金髪 2007/1/11 8:05:54

私・・・そんな事件 知らないwww
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/11 8:06:21

おいおい、荒らしがいるぜ。
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 8:07:59

とりあえず叩いとくよ・・・・・
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/11 8:10:38

スマソ お前ら!急用だ!!俺は落ちる!
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 8:12:46

じゃぁ俺たちも・・・じゃぁなー
----------------------------------------------------------------

332偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:33:55 ID:???
掲示板2

イケメン 2007/1/11 8:14:56

何てね   アレ・・・・落ちちゃったかな・・・・?
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ただのハンサムなぷー 2007/1/11 8:16:11

はははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははは
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/11 8:19:56

荒らしは帰れよ!!
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 8:21:58

何だよイケメンお前まだいるじゃん!!
あ・・・金髪は本当に落ちたみたい・・・
よし・・・・じゃぁ荒らし叩くぞ。
----------------------------------------------------------------
ただのハンサムなプー 2007/1/11 8:23:10

やってみろバーカww出来るかな?
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/11 8:24:51

デキル!!ww
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 8:25:11

↑黙れww
>>ただのハンサムなプー
おお叩いてやろうじゃねぇのwwまずお前はカスだwwそしてクズだww
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赤い靴 2007/1/11 8:26:51

始めまして。『怖い』と検索したらこの掲示板が出てきたよ。
この掲示板って、怖いの?
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イケメン 2007/1/11 8:27:14

始めまして。まぁ、この掲示板の名前は『ホラー話BBS』だもんな。
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マッチョ 2007/1/11 8:29:59

おぅ赤い靴さんw実は今 バカが1人紛れこんでいるんだww
叩きたいのだが手伝ってくれw
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ただのハンサムなプー 2007/1/11 8:31:55

よく考えろよwwここは『怖い話BBB』なんだろ?
だったら関係ない話しているお前らも荒らしだろww
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/11 8:32:56

怖い話掲示板だからって怖い話しかしなくちゃいけないわけ
ないだろうwwここはホラー系のゲームの攻略や小説だって
許されているんだw
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 8:35:44

ま そういう事だ。
----------------------------------------------------------------
ただのハンサムなぷー 2007/1/11 8:36:10

ま そういう事だ。
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 8:38:02

貴様・・・www 真似する事しか脳がないのかww
----------------------------------------------------------------
赤い靴 2007/1/11 8:39:11

マッチョは黙ってろ!!とりあえずこういう馬鹿は無視しときゃ
黙るんだよ!!フフ・・・フハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/11 8:40:21

な・・・なんだこいつ・・・・
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 8:41:31

狂ったりでもしたか・・・・・?お^^い!!大丈夫かー!!?
----------------------------------------------------------------
赤い靴 2007/1/11 8:41:59

落ちるわ。じゃぁね。明日会いましょう。
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/11 8:43:03

(何なんだこいつ・・・・)
あ、マッチョ!悪いけど、俺も落ちるわ。明日テストなんだ・・・
じゃぁ、お前んトコの学校でも、頑張れよ!
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/11 8:45:14

え・・・マジかよぉぉ・・・・うん・・・じゃぁな・・・
----------------------------------------------------------------

333偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:34:27 ID:???
遊○王をパクッてバイオ4

レ「AIBOーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
ル「もう1人のぼ・・・・」
ボギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

エ「・・・・」
ウェ「杏子・・・・」
ボギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

ハ「イワーーーーーーーーーーーーーク!」
ホギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

レ「ふん!そればどうかな・・・・」
ホギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

サド「・・・・」
レ「・・・・・」
サド「・・・ふぅん」
ホギャァァァァァァァァァァァァァァァァァ

・・・とまぁ遊○王そっくりなセリフを言ったら死ぬというゲームですw

334偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:34:59 ID:???
掲示板3

イケメン 2007/1/12 1:35:33

来たぜ!!テストは算数と国語を二枚ずつとったが、それぞれ一枚ずつは
自信ありだぜ!!
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/12 1:36:13

な・・・何だ?・・・まだみんな来てないのか・・・
あーあ暇だなぁぁぁ・・・・・
----------------------------------------------------------------
赤い靴 2007/1/12 1:38:16

・・・・・
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/12 1:39:11

あ、赤い靴さん・・・・いた・・・・
暇だ、怖い話しようぜ。
----------------------------------------------------------------
赤い靴 2007/1/12 8:40:44

まぁまぁ、今日はお友達連れて来たよ。
----------------------------------------------------------------
遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 1:42:44

始めまして。名前のとうり、遊戯王にハマッタ人だよ。
怖い話いっぱい知ってるから、気が向いたら教えてあげるね。
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/12 1;43:58

あぁ、よろしくな。まず俺から怖い話。超短編
『オムライスは何かける?ケチャップ?』
『いや、オムライスと言ったら・・・やっぱ・・・血だろ・・・』
『・・・え?』
『ぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
とまぁ、俺が作った作品だぁ!!へっへっへ!結構怖かったろ!?
----------------------------------------------------------------
遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 1:46:33

えぇ・・・まぁ・・・少しは・・・でも俺もすごく怖い話・・・
知ってるんですよ・・・

おっと。ここで話すべきではないですね・・・・
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/12 1:48:05

・・・・?
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/12 1:49:59

よぉ!!イケメン!レス見たぜぇ!!テスト100だといいな!!
ま、俺にとっちゃ0点でも都合いいがな!はっはっは!
あ、あと、『遊戯王にハマッタ人』さん、こんにちわ!!
何だ何だぁーー?「おっと。ここで話すべきではないですね・・・」
とか言っちゃってーー!!気になるだろ話せよぉぉ!!
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/12 1:52:02

あ、マッチョめ・・・貴様・・・www
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/12 1:53:56

じゃぁ俺もお前の時に応援しねぇぞぉ!!バカ!!
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/12 1:56:11

お・・・おい何だよ・・・遊戯王さん!!返事くらいしてくれよ!!
せっかくお前の言う怖い話聞いてやろうってのに!
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/12 1:58:56

どうした・・・?いなくなったのか?www
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/12 1:59:58

・・・知らね。何かあって逃げたんじゃねーの?www
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/12 2:02:33

・・・・・・
----------------------------------------------------------------

335偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:35:29 ID:???
掲示板4

イケメン 2007/1/12 2:04:55

ところでお前、今日はどんな怖い話聞いてきた?
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/12 2:06:01

あ、俺?んー・・・ちょっとした噂話。
その噂ってのが、『噂話を作ると死ぬ』っていう噂!
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イケメン 2007/1/12 2:07:59

なんだそりゃ・・・・・まぁいいや。じゃぁ試しに作ってみようぜ。
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マッチョ 2007/1/12 2:08:14

んー・・・・・やめといた方がいいと思うぜ。
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イケメン 2007/1/12 2:09:58

何だ怖いのかーーー??
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マッチョ 2007/1/12 2:10:47

う・・・・うるせぇなぁぁ!!www
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金髪 2007/1/12 2:13:46

こんにちぁーー!!!来たよ!いやー昨日も疲れたヨー!
ママにおつかい 頼まれちゃってさー!あ、そうだ私の怖い話スタート!
        包帯おじさん
『包帯おじさんって知ってる?』『知るかよ。何だソレ。』
『あのね、夜中に人気のない道を通ってると、後ろから、
 苦しい・・・苦しい・・・って聞こえるんだって!』
『ふぅーん。本当かよ。』
『え?これ本当の話だよ。今だってホラ、君のうしろに・・・・』
『え・・・・・?』

とまぁこんな感じかなっ♪どうだった?
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イケメン 2007/1/12 2:15:43

おぉw さすがは金髪w
マッチョよりは怖い話じゃん?ww
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マッチョ 2007/1/12 2:17:06

ぁあ?なんだとぉ?ま、確かに今の俺は本気ではないがな。フフフ。
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 2:19:11

闇人格
それは 自分の寝ている時、無意識で人を殺してしまうという。
次の日になるといつものように家族が死んでいる。
服や顔を赤く染めて倒れている。
それはみんな自分の闇人格がやったんだよね。夜寝ていると
もう1人の俺が動き出すんだ。血を求めて。
俺の家には立ち寄らない方がいいよ。もう1人の俺が、また君の血を
求めて、殺しに来るから。君を赤く染めに行くから・・・・・


みたいな感じて怖い話作ってみました。どう?
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イケメン 2007/1/12 2:21:36

お・・・おぉww やるじゃんw 
いきなりこの掲示板の住民トップだなお前wすげぇなぁ。
詩でやってみたのか。俺も真似しよーっと。
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336偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:36:34 ID:???
掲示板5

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イケメン 2007/1/12 2:21:36

遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 2:25:12

『アイ』
その『アイ(目)』は選ばれた人しかはめる事は出来ない。
選ばれなかったものがすると・・・・
目が砕け
頭が破裂し
体が爆発してバラバラになり ゾンビのようになって死ぬ。
選ばれたものがすると もっと恐ろしい。
    ・・・・自分ではない自分が生まれる・・・
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マッチョ 2007/1/12 2:27:29

『ねぇねぇ知ってる?いつも二時間目が始まる時に「バターン!」
 って聞こえるでしょ?』
『うん。それが?』
『あのね?昔ここで先生が死んでしまったの。』
『で、その先生がどうかしたの?』
『うん。その先生は結構ひどい人で生徒がちょっとでもミスすると
 木の棒持ってきて生徒を叩くんだって。それで周りですごい文句を
 言われたのがきっかけに先生の心はだんだんおかしくなってきて・・・』
『で?』
『何もしていないのに生徒の顔を何度も叩いちゃったんだって。
 それが起きたのが二時間目の始まりなの。』
『え じゃぁもしかしてあの「バターン」って音・・・』
『そう、その先生が生徒を叩いている時の音なんだって!!』
キーンコーンカーンコーン・・・・
『あ、もう少しで二時間目始まっちゃうぜ!』
『うん!』
・ター・・・・バ・・ン・・・

           バターーーーン!!

・・・・どう?
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 2:30:03

・・・・・・・・・まぁ・・・・
いいんじゃない?
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イケメン 2007/1/12 2:31:59

ところでコレまじの話だかんな!!
最近ネット上で怪談が起きてるんだってよ!!
そいつが来た掲示板はだんだんおかしくなって
ついには住民達が死ぬってやつだよ!!知ってるやついるか!?
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金髪 2007/1/12 2:34:11

何ソレこわぁぁ・・・じゃぁなに?そいつが来ても、
名前が普通だから分からないの?
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 2:36:10

・・・・・僕、ちょっと疲れたから落ちるね・・・・
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マッチョ 2007/1/12 2:38:01

はははっ♪こんな所で起きるわけねぇだろぉ!?
落ち着けっておまいら!w
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イケメン 2007/1/12 2:39:12

まぁそうだな。ていうかそんなのあるわけないか。
変な話してごめんよー。
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金髪 2007/1/12 2:40:14

うーん・・・どうしたんだろ・・・最近PCの様子が・・・
大丈夫かなぁ・・・どうなってんだろ・・・
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 2:42:01

イケメンさん・・・あなたの命・・・ちょうだい・・・
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337偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:37:06 ID:???
掲示板6

イケメン 2007/1/12 2:44:52

・・・・・え?
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マッチョ 2007/1/12 2:45:54

????
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金髪 2007/1/12 2:46:06

え・・・・? 何がどうなって・・・
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遊戯王でハマッタ人 2007/1/12 2:47:59

・・・何てね。ごめんごめん。うそうそ。
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イケメン 2007/1/12 2:48:55

何だよーウソかよー^ ^チキショー ビックリさせやがってー^ ^
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マッチョ 2007/1/12 2:49:06

な・・・何だよ変な奴だなぁ・・・・
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 2:50:59

まぁいいじゃないですか。だってここは『怖い話BBS』なんでしょ?
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金髪 2007/1/12 2:51:59

あ、別にそういうのがあってもいいんじゃないかとww
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イケメン 2007/1/12 2:53:04

なるほどw俺もたまに真似しよw
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マッチョ 2007/1/12 2:54:55

遊戯王はこの掲示板の歴史を変えたww
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イケメン 2007/1/12 2:55:54

↑wwwww
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 2:56:31

ところで皆さんは、次はどんな話がご希望ですか?
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イケメン 2007/1/12 2:57:03

ん・・・・俺は『闇人格』みたいな詩だな。
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マッチョ 2007/1/12 2:58:09

俺も詩だな。遊戯王さんの怖い詩は世界一だぜ。
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金髪 2007/1/12 3:00:58

私は小説だなー。遊戯王さんが小説書く姿を見てみたいw
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 3:01:44

分かりました。あ、用事が出来ましたので、また今度。
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338偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:37:42 ID:???
掲示板7

遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 3:02:45

『扉の向こう』
僕の学校には誰も知らない扉があります。
僕はその扉の向こうがどうしても気になってしまい、
放課後、友達と行く人になりました。
そして放課後、友達とその扉に向かおうとしたのですが、
その友達が急用を思い出し、帰ってしまいました。
結局、僕1人で扉を開ける事になりました。
外はもう真っ暗です。心臓バクバクさせながら、
扉を開けました。すると----------

その扉の向こうには沢山の死体の中で人を殺す
               僕の姿がありました---------
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イケメン 2007/1/12 3:04:59

小説キターーーーーーーーーーーー
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マッチョ 2007/1/12 3:06:47

おぉwwさすが遊戯王さんww
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金髪 2007/1/12 3:07:21

怖っ!!うーわ怖ぁ・・・すごいっすね遊戯王さん・・・
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 3:08:59

いやいや、そんなことないっすよ・・・
僕はただ、こういうのは自分の心の奥にある『何か』と似てしまう
と思ったんです^ ^きっと皆さんの書く小説も、みんなの中にある
『何か』なんですよ^ ^
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金髪 2007/1/12 3:09:08

心の奥にある『何か』・・・・?
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 3:11:04

気にしないで下さいね。ただ僕がそう思ってるだけですから^ ^
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ただのハンサムなプー 2007/1/12 3:12:53

あはははははははははあはははははは
はははははははははあははははははは
ははははははははあはははははははは
はははははははあははははははははは
ははははははあはははははははははは
はははははあははははははははははは
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/12 3:14:02

↑ヤメレ荒らしww
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 3:15:08

イケメンさん、そういうのは無視して下さい。
荒らしが求めるのは相手の反応です。気をつけてください。
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ただのハンサムなプー 2007/1/12 3:17:08

馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿
カスカスカスカスカスカス
クズクズクズクズクズクズ
ヘボヘボヘボヘボヘボヘボ
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イケメン 2007/1/12 3:18:59

んで・・・でも・・・・  あぁ・・・そうだな・・・
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遊戯王にハマッタ人 2007/1/12 3:19:47

あ、僕は急用なので、ちょい落ちます。
それでは。 あ、最後に・・・・

イケメンさん・・・明日の午後12時・・・・迎えに行きますね・・
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イケメン 2007/1/12 3:20:15

・・・・???
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マッチョ 2007/1/12 3:21:56

・・・・何なんだろうなぁ・・・
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イケメン 2007/1/12 3:22:09

・・・変な奴。いいや、ほっとこ。
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339偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:38:13 ID:???
掲示板8

イケメン 2007/1/13 11:05:11

こにゃちは。やっとここに来れた・・・
お母さんに買い物頼まれたり、宿題やれだのジュース買って来いだの
うるさくて・・・・
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マッチョ 2007/1/13 11:06:51

おぉw来た来たw
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金髪 2007/1/13 11:07:05

あの・・・イケメンさん・・・昨日 遊戯王さんが言った事・・・
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イケメン 2007/1/13 11:08:34

え?まだ気にしているの?そんなのイタズラだって・・・w
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マッチョ 2007/1/13 11:09:19

だけど遊戯王さんが今日一度も来てないぜ・・・・・・・
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イケメン 2007/1/13 11:10:47

本気のイタズラなら普通そこまでやるだろ。いい加減にしてくれよ・・
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金髪 2007/1/13 11:11:31

・・・そうだね!じゃぁさっそく小説対決だよ!!
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※小説対決とは一ヶ月に一度行われる行事で、
これらの設定はすべて私が決めたもので・・・・
----------------------------------------------------------------
イケメン 2007/1/13 11:12:59

お、今日は小説対決の日か・・じゃぁ俺からな。

『暗闇』
『あれ?あのトイレ・・・誰か入ってるみたいだよ。』
『え?マジで?でも電気は消してあって真っ暗だよ・・・』
ジャー・・・
『ぅわあ!マジだ!!誰か入ってるよ!』
『電気もつけずに・・・変な奴だなぁ・・・』
『俺ちょっと覗いて来るよ。』

『・・・・おい。どうしたんだよ・・・』
『・・・・』
『お・・・おい・・・』
『ぐぁぅぁああああああああああぁぁああああぁぁ!!!』
トイレを見に行ったB君は霊に取り付かれてしまったそうです。
その後B君は自殺してしまいました。
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/13 11:15:01

↑落ちがww
----------------------------------------------------------------
金髪 2007/1/13 11:16:54

『プルルル』
ガチャッ
「はいもしもし?」
『・・・・』
プープープープー・・・・
「・・・・何?今の・・・」
『プルルル プルルル 』
「またぁぁ?もう・・・はい 誰?」
『・・・』プープープープー
「・・・・」
『プルルル プルルル 』「はい!!何コレイタズラ!?」
『コロシテヤル』
「え!?」
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マッチョ 2007/1/13 11:18:09

↑パクリはダメだぞ!それに霊的でもなにも無いじゃん!
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金髪 2007/1/13 11:19:43

ごご・・・ごめそ・・・
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イケメン 2007/1/13 11:20:35

残念ww 小説は1回までw
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マッチョ 2007/1/13 11:21:42

『光る目』
またネズミを殺した。ストレス解消にいいからな。
今日は軽く15匹を越えた。もう寝よう。

何かに見られている・・・苦しい・・・助けて・・・
身が覚めた。俺は普通にベッドに寝ていた。何だ夢かとまた布団に入る
光る目に気づかず・・・
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340偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 00:38:47 ID:???
掲示板9

イケメン 2007/1/13 11:23:46

どうやら今月の優勝者はマッチョのようだ。
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金髪 2007/1/13 11:25:07

くっ・・・・負けたっ・・・!
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イケメン 2007/1/13 11:27:08

遊戯王さん、そろそろ来る頃じゃないのかなー・・・
まだ来てないんでしょ?心配だなー
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2007/1/13 11:30:00

あと30分
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金髪 2007/1/13 11:31:09

????
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イケメン 2007/1/13 11:32:45

え?誰?
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マッチョ 2007/1/13 11:34:52

・・・・・ん?んん?ん?ええ?何が?え?
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金髪 2007/1/13 11:36:12

(もしかして・・・)
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イケメン 2007/1/13 11:37:08

何だか最近、変なの増えてるよなー。ああいうのも荒らしって言うのか?
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マッチョ 2007/1/13 11:40:02

・・・あ、ところで、優勝商品だが・・・
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イケメン 2007/1/13 11:41:43

あ、ごめんごめん忘れてた。
       ||
       ||
       ||   ∧_∧ 
    ||  (=) (´∀` )おめでとう
    ||     c日   ) 
    ||  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ | 
    ||/ □     / /| 
   (=)    □ / / |  
  / ∧ ∧ 旦   / /
/__( ゚д゚ )__/ /
|| ̄ ̄/  | ̄ ̄||/ 
|| @(___/   || おめでとう
----------------------------------------------------------------
金髪 2007/1/13 11:42:45

はーい☆  
         おめでとう♪
   Λ Λ__
  /(゚ー゚*)/)/\
/| ̄∪∪ ̄|\/
  |  しぃ  |/
   ̄ ̄ ̄ ̄
----------------------------------------------------------------
マッチョ 2007/1/13 11:45:01

うぅ・・・・ありがとうww
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341偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 11:07:24 ID:???
セレナードさんの作品↓

342偽りの陽炎型駆逐艦不知火:コード 8-w型 ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 11:08:10 ID:???
漆黒 脅威の悪夢(3)

Gon「すまないな。まさかこんな時に狙われるとは。」
セ「あんたもつくづく運が悪いな・・・・。」
Gonは軽く笑いながら、「まあな。」と一言。
そうしているうちに、廃校に戻ってきた。

セ「さて、これからどうする?」
Gon「一旦本部にでも戻るか?」
セ「珍しいな。普段はあまり本部に戻らないあんたがそう言うとは。」
Gon「さすがに今回は厄介だ。そっちが調べているアンブレラという組織はかなりやばいことをやっていたみたいだしな。」
セ「ああ。今回の件・・・・本部に報告の必要があるな。」
27「(日本特殊防衛工作部隊・・・・JSASに戻るのか。)」

日本特殊防衛工作部隊。略称はJSAS。
その実態を知るものはかなり少ない。
マスコミなどで世間には名がある程度知られているが、その実態は謎に包まれている。
マスコミの取材はほとんどお断り、隊員も実態を口出しすることは禁止。
総理大臣や警視庁の上層部のようなものにしかその実態はわからない。
だが、自衛隊とは違い、任務を与えられない限りはほぼ自由に近い。
しかし、優れたものにしか入隊できないため、恐らく総理大臣になるより入隊するのは難しいだろう。

ちなみにGonとセレナードは同じ階級。クマはセレナードやGonより少し階級が低い。

Gon「あの武器商人はどうするんだ?」
セ「重要参考人だし、武器や弾薬を沢山所持している。ついていかせるとしようか。」
Gon「そうするか。」
セ「武器商人。」
武器商人「なんでっせ?旦那。」
セ「俺たちは今からある場所に向かう。ついて来い。」
武器商人「わかりやした。」
セレナード達は武器商人を連れて本部に戻っていった・・・。

343GOTHさんの作品:2008/03/22(土) 11:29:11 ID:???
>>3ファントムオブスカイトレーネ・ヒンメル
>>4ファントムオブスカイ
>>5ファントムオブスカイトレーネ・ヒンメル
>>6ファントムオブスカイトレーネ・ヒンメル
>>7ファントムオブスカイトレーネ・ヒンメル
>>8―浅倉の計画―
>>9ファントムオブスカイトレーネ・ヒンメル
>>10ファントムオブスカイトレーネ・ヒンメル
>>11ファントムオブスカイグッドラック・マイフレンド
>>12スクラッチファントム傷物の亡霊
>>13ファントムオブスカイグッドラック・マイフレンド
>>14>>15ファントムオブスカイグッドバイ・マイフレンド(2話)
>>16ファントムオブスカイグッドラック・マイフレンド
>>17ファントムオブスカイグッドラック・マイフレンド
>>18ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>19ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>20ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>21ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>22ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>23ファントムオブスカイ番外編PART2(2月14日ver)
>>24ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>25ファントムオブスカイ番外編Part4(2月15日ver)
>>26ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>27ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>28ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>29ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>30ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>31ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>32ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>33ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>34ファントムオブスカイ破滅へのタイムリミット
>>35ラクーンシティストーリーズ
>>36〜異空間!?〜つかの間の休息 第1回『作者への正直な思い』
>>37ラクーンシティストーリー

344リードオンリーさんの作品:2008/03/22(土) 11:30:00 ID:???
>>39「Good Night,Lady」7
>>40「Good Night,Lady」8

345偽りの初心者さんの作品:2008/03/22(土) 11:31:11 ID:???
>>42>>43>>44替え歌小劇場『組曲「バイオ動画」』(3話)
>>45懐かしの番外小劇場『電人LEONの憂鬱 その後』
>>46>>47妄想小劇場『NEWキラー9(40)〜究極の能力〜』(2話)
>>48>>49妄想小劇場『NEWキラー9(41)〜綻び〜』(2話)
>>50妄想小劇場『NEWキラー9(42)〜能力(ちから)〜』
>>51>>52妄想小劇場『NEWキラー9(43)〜力(ちから)〜』(2話)
>>53>>54妄想小劇場『NEWキラー9(44)〜殺害不可能!?〜』(2話)
>>55替歌小劇場『禁じられた真実』

346カイルさんの作品:2008/03/22(土) 11:32:16 ID:???
>>57第16話「治療」
>>58第17話「逃走」
>>59第18話「終幕」
>>60第19話「再発」
>>61第20話pa-to1「リリアン最強伝」
>>62第20話pa-to2「アシュリーの危機」
>>63第21話「救出」
>>64第22話「入手」
>>65第23話「邪空」
>>66バイオしてるカイル・デット
>>67イオしてるカイル・デット パート2「リベンジ」

347気ちがいさんの作品:2008/03/22(土) 11:32:48 ID:???
>>69〜孤独〜 8 シーズン3~Dream is nightmare~
>>70>>71〜孤独〜 9 シーズン3~Reunion and Farewell~(2話)
>>72〜孤独〜 10 シーズン3~Code X~
>>73〜孤独〜 11 シーズン3~Old another friends~
>>74〜孤独〜 12 シーズン3~Iwan's insurance~
>>75〜孤独〜 13 シーズン3~I wish・・・~
>>76〜孤独〜 14 シーズン3~Final fight is start now~
>>77>>78〜孤独〜 15 シーズン3~Mission start~(2話)
>>79〜孤独〜 16 シーズン3~Force your way~
>>80>>81〜孤独〜 17 シーズン3~Dead or Alive 1~(2話)
>>82〜孤独〜 18 シーズン3~Dead or Alive 2~
>>83〜孤独〜 19 シーズン3~Dead or Alive 3~
>>84〜孤独〜 20 シーズン3~Dead or Alive 4~
>>85〜孤独〜 21 シーズン3~Promise~
>>86〜孤独〜 22 シーズン3~Final fight 1~
>>87〜孤独〜 23 シーズン3~Final fight 2~
>>88〜孤独〜 Epilogue シーズン3~After the battle~
>>89〜孤独〜 番外編
>>90〜孤独〜 挙式編1 再会、そして挙式の始まり
>>91>>92〜孤独〜 挙式編2 危険なブーケ争奪戦!(2話)

348雅ルルさんの作品:2008/03/22(土) 11:33:35 ID:???
>>94MISSION OF THE DEAD CHAPTER1 1/2 始まり
>>95MISSION OF THE DEAD CHAPTER1 2/2 Bad Start
>>96MISSION OF THE DEAD CHAPTER2 1/2 H-ウィルス(直し)
>>97>>98MISSION OF THE DEAD CHAPTER2 2/2 Haunted Mansion 1(2話)
>>99>>100MISSION OF THE DEAD CHAPTER3 1/2 生存者(2話)
>>101>>102MISSION OF THE DEAD CHAPTER3 2/2 Haunted Mansion 2(2話)
>>103>>104>>105>>106>>107MISSION OF THE DEAD CHAPTER4 1/3 スタークレスト(5話)
>>108>>109MISSION OF THE DEAD CHAPTER4 2/3 計画(2話)

349BIⅡ式改さんの作品:2008/03/22(土) 11:34:10 ID:???
>>111伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十一話〜蒼い閃光『ブルー・レザー』と漆黒の刃『ブラック・ソード』〜
>>112伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十二話〜終わりは楽しく〜
>>113伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十三話〜時空と皇帝〜
>>114伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十四話〜ジークフリード・テラスとユウ・ミツハシ〜
>>115伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十五話〜空へ魂は還る〜
>>116伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 三十六話〜不死鳥〜
>>117伝説の英雄達 最終章〜天使と悪魔〜 最終話〜時空の彼方〜
>>118伝説の英雄達 エピローグ
>>119「伝説の英雄達」キャラクター紹介1
>>120「伝説の英雄達」キャラクター紹介2
>>121「伝説の英雄達」キャラクター紹介3
>>122プラーガ達の復活 リローデッド  チャプター0−0〜死神ハンク〜
>>123プラーガ達の復活 リローデッド  チャプター0−1−1〜死神、潜入開始〜
>>124プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−1−2〜死神VS村人〜
>>125プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−1−3〜死神とその愉快な仲間達〜
>>126プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−1end〜蘇る生物兵器〜
>>127プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2−1〜死神の武器〜
>>128プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2−2〜死神の潜入法〜
>>129プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2−3〜死神と段ボール〜
>>130プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2−4〜舞い降りる死神〜
>>131プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2end1〜死神の行動〜
>>132プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−2end2〜死神とある研究員〜
>>133プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−3−1〜死神のP90〜
>>134プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−3−2〜死神VS戦闘員〜
>>135プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−3−3〜謎のミスターB〜
>>136プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0−3end 〜死神は死なず〜
>>137プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0end〜死神の休息〜
>>138プラーガ達の復活 リローデッド チャプター0登場人物(ちなみにサイト以外は本名ではない)
>>139世界、刻、時空を越えて 0〜かつての英雄達〜
>>140世界、刻、時空を越えて 1〜平和な世の中〜
>>141世界、刻、時空を越えて 2〜仲間外れの人〜
>>142世界、刻、時空を越えて 3〜危険な運命の牙〜
>>143世界、刻、時空を越えて 4〜運命の牙の危険な罠〜
>>144世界、刻、時空を越えて 5〜ちょっと抜けている炎の牙〜
>>145世界、刻、時空を越えて 5−2〜ミスターBtypeCUSTOMの正体〜
>>146世界、刻、時空を越えて 6−1〜射撃大会開始12時間前〜
>>147世界、刻、時空を越えて 6−2〜これに注目してほしい→“パトリオット”〜
>>148世界、刻、時空を越えて 6−3〜とんでもない失敗〜

350ゴーヤが怖い人さんの作品:2008/03/22(土) 11:34:44 ID:???
>>150BioHazard~The past tragedy~

351inazuma400さんの作品:2008/03/22(土) 11:35:20 ID:???
>>152>>153時計の針〜番外編もしも、明の彼女がレイミだったら?第一話「あの頃から友人」(2話)
>>154時計の針〜番外編もしも、明の彼女がレイミだったら?第二話「街に行ってみる」
>>155時計の針〜番外編もしも、明の彼女がレイミだったら?第三話「何ぞこれ」
>>156時計の針〜番外編もしも、明の彼女がレイミだったら?第四話「作戦」
>>157時計の針〜番外編もしも、明の彼女がレイミだったら?最終話「End」
>>158>>159>>160>>161時計の針〜短編集アシュリー色々計画(4話)
>>162時計の針 亡き者へのレクイエム 第一小節「Agnus Dei」
>>163時計の針 亡き者へのレクイエム 第二小節「準備」
>>164時計の針 亡き者へのレクイエム 第三小節「準備2」

3528w(私)の作品:2008/03/22(土) 11:35:56 ID:???
>>166THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (39)乱舞〜
>>167THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (40)二人の戦鬼〜
>>168>>169THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (41)腐れ縁〜(2話)
>>170>>171THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (42)クラウザー〜(2話)
>>172THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (43)潰せ!!〜
>>173THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (44)計略〜
>>174THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (45)ラストへ・・〜
>>175THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (46)ホーネス・ジョルーカー〜
>>176>>177THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (47)俺は・・・〜(2話)
>>178THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (48)最期〜
>>179>>180THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (49)復活〜(2話)
>>181>>182THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (50)ファイナルバトル〜(2話)
>>183>>184THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (51)ファイナルバトル〜(2話)
>>185THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (52)ファイナルバトル〜
>>186THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (53)ファイナルバトル〜
>>187THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (54)眼〜
>>188THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (55)逃げろ!〜
>>189THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (56)レオンの処遇〜
>>190THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (57)イングリッド・ハニガン〜
>>191THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (58)頼み〜
>>192THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (59)運命〜
>>193>>194THE another biohazard:Chapter1:〜00s秘密兵器を取り戻せ!!Ω (60)大団円〜(2話)
>>195THE another biohazard:Chapter1:〜00sNGシーンを取り戻せ!!Ω〜
>>196〜ダブルチェンが倒せない〜
>>197>>198〜アシュリーのはた迷惑日記〜(2話)
>>199〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜『第一話:庭のコルロミス誕生秘話』
>>200〜ロケランでGame・over〜
>>201バレンタインデーなんかクソッタレ。〜クラウザーの日記より抜粋〜
>>202〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜『第二話:何故時計台の歯車に挟まっていた木は三本だったのか。』
>>203〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜『第三話:ビトレス・メンデス(ハゲタ・・村長)とラモン・サラザール(フケチ・・城主)は意外に仲が良い。』
>>204>>205〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜『第四話:御先祖様?的な自称初代城主、ムモン・サラザール登場。』(2話)
>>206>>207〜フケチ・・ラモン・サラザール八代目城主と愉快な邪教徒達〜『第五話もとい、最終回:サラザール家史上最大の奮闘!パツキンエージェントをブッ倒せ!!』(2話)
>>208Klauser is ground degeneration.:クラウザーは地に堕ちる。 〜切裂きジャックのドジ記録〜

353首領さんの作品:2008/03/22(土) 11:36:39 ID:???
>>210〜恐怖の館へようこそ『 皆 様 』〜第一話舞い降りた堕天使と謎の迷宮。
>>211CrowMan〜 MAD IN BLACK 〜Code:『月明かりの死人』
>>212キャメラマン―バイオハザード4物語―第十四話(直し)
>>213キャメラマン―バイオハザード4物語―第十五話(直し)
>>214霧乃ホーリー特別編〜爆裂!宇宙超能力者ケテーイ戦〜
>>215霧乃ホーリー特別編〜爆裂!宇宙超能力者ケテーイ戦〜ソレはアレと仲が悪い〜
>>216[LEON'sTHE BEST INPOSSIBLE ESCAP]
>>217ゾンビ…動く屍の心髄…
>>218ゾンビ…苦痛の心 動く屍の心髄――
>>219>>220『恐怖の悪循環に』(2話)
>>221『トーク・トーク・トーク』
>>222『トーク・トーク・トーク』序盤
>>223『トーク・トーク・トーク』序盤2(直し)

354マインさんの作品:2008/03/22(土) 11:37:11 ID:???
>>225アンブレラ・バトルズ第1話(直し)
>>226アンブレラ・バトルズ第2話
>>227アンブレラ・バトルズ第3話
>>228アンブレラ・バトルズ第4話
>>229アンブレラ・バトルズ第5話
>>230アンブレラ・バトルズ第6話
>>231アンブレラ・バトルズ第7話
>>232アンブレラ・バトルズ第8話(直し)
>>233アンブレラ・バトルズ第9話(直し)
>>234アンブレラ・バトルズ第10話(直し)
>>235アンブレラ・バトルズ第11話(直し)
>>236アンブレラ・バトルズ第12話(直し)
>>237アンブレラ・バトルズ第13話(直し)
>>238アンブレラ・バトルズ第14話
>>239アンブレラ・バトルズ第15話
>>240アンブレラ・バトルズ第16話
>>241アンブレラ・バトルズ第17話
>>242アンブレラ・バトルズ第18話
>>243アンブレラ・バトルズ第19話(直し)
>>244アンブレラ・バトルズ第20話(直し)
>>245アンブレラ・バトルズ第21話(直し)
>>246レオンの日常
>>247アンブレラ・バトルズ特別編
>>248アンブレラ・バトルズ第22話(直し)

355マトリックスさんの作品:2008/03/22(土) 11:37:42 ID:???
>>250レボリューション・ザ・デッドライジング〜真実と友情は裏切りはしない その2〜
>>251レボリューション・ザ・デッドライジング〜真実と友情は裏切りはしない その3〜
>>252レボリューション・ザ・デッドライジング〜真実と友情は裏切りはしない その4〜
>>253レボリューション・ザ・デッドライジング〜信実と友情は裏切りはしない その5〜
>>254レボリューション・ザ・デッドライジング〜真実と友情は裏切りはしない その6〜
>>255レボリューション・ザ・デッドライジング〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その1〜
>>256レボリューション・ザ・デッドライジング〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その2〜
>>257レボリューション・ザ・デッドライジング〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その3前編〜
>>258レボリューション・ザ・デッドライジング〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その3後編〜
>>259レボリューション・ザ・デッドライジング〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その4〜
>>260レボリューション・ザ・デッドライジング〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その5〜
>>261レボリューション・ザ・デッドライジング〜死の抵抗任務(レジスタンスミッション) その6〜

356黒いミミズさんの作品:2008/03/22(土) 11:38:14 ID:???
>>263Lectureman その壱
>>264堕天使の館 第十五話

357Gonさんの作品:2008/03/22(土) 11:38:47 ID:???
>>266妄想小劇場82 「カマ投げ村人ゴンザレス」前編
>>267妄想小劇場83 「カマ投げ村人ゴンザレス」中編
>>268妄想小劇場84 「カマ投げ村人ゴンザレス」後編

358伸びる人さんの作品:2008/03/22(土) 11:39:25 ID:???
>>270小さな破壊神 第一話 プロローグ
>>271小さな破壊神 第二話 ロシア直航便(直し)

359iaaiuuiさんの作品:2008/03/22(土) 11:40:13 ID:???
>>273レオンとクラウザーがお笑いコンビくんだら
>>274ドアロック 拉致
>>275ドアロック 清水美香

360マーカスxさんの作品:2008/03/22(土) 11:40:44 ID:???
>>277>>278・私と愉快な仲間達のバイオ日記・(2話)
>>279>>280>>281・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP2(強敵登場その名はチェーンソー男!!!)(3話)
>>282>>283>>284>>285>>286・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP3(大岩を回避しハゲタk・・・村長に出会え!!!)(5話)
>>287>>288・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP4(初めてのおつかい!?・・・謎の男、武器商人!!!)(2話)(直し)
>>289>>290>>291>>292・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP5(新たなるアイテム!!マシピスを使い突き進め!!!)(4話)
>>293>>294・私と愉快な仲間達のバイオ日記 外伝?(この小説の発端とAの疑惑)(2話)
>>295>>296>>297>>298・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP6(今回はバトル(YouAreDead)が一杯、村連戦!!!)(4話)
>>299>>300・私と愉快な仲間達のバイオ日記 外伝2(Bとのタイムアタック対決!!!)(2話)
>>301>>302・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP7(今回で1−3クリア・・・できるのか!?)(2話)
>>303>>304・私と愉快な仲間達のバイオ日記 EP8(次こそ1−3クリア・・・できるのか!?)(2話)

361umbrellaさんの作品↓:2008/03/22(土) 11:41:16 ID:???
>>306第7章 上月拓哉
>>307第8章 感染広大

362みかんさんの作品:2008/03/22(土) 11:41:52 ID:???
>>309「バイオ5の主人公を決める会」第1話 説明
>>310「バイオ5の主人公を決める会」第2話 くじ引き
>>311「バイオ5の主人公を決める会」第3話 レオンが引いたくじ
>>312「バイオ5の主人公を決める会」第4話 2番の人と3番の人
>>313「バイオ5の主人公を決める会」第5話 明かされる真実
>>314「バイオ5の主人公を決める会」第6話 5番が明かす、1番と3番の関係
>>315「バイオ5の主人公を決める会」第7話 死んだ筈のおじいちゃん
>>316「バイオ5の主人公を決める会」第8話 話し合い
>>317「バイオ5の主人公を決める会」第9話 ヘリコプター
>>318「バイオ5の主人公を決める会」第10話 期待
>>319「バイオ5の主人公を決める会」第11話 バイオ2
>>320「バイオ5の主人公を決める会」第12話 もう一人
>>321「バイオ5の主人公を決める会」第13話 最終回 決まり(直し)
>>322お風呂にて
>>323悲劇その①
>>324バレンタインデー
>>325バレンタインデー
>>326〜超短編〜
>>327アシュリー日記多分ツー(2)
>>328アシュリー日記ツー(2)
>>329エイダのレオンの物語
>>330超短編2
>>331掲示板
>>332掲示板2
>>333遊○王をパクッてバイオ4
>>334掲示板3
>>335掲示板4
>>336掲示板5
>>337掲示板6
>>338掲示板7
>>339掲示板8
>>340掲示板9

363セレナードさんの作品:2008/03/22(土) 11:42:23 ID:???
>>342漆黒 脅威の悪夢(3)

364皆さんの作品の目次:2008/03/22(土) 11:44:39 ID:???
GOTHさんの作品>>3>>37    目次>>343
リードオンリーさんの作品>>38>>40  目次>>344
偽りの初心者さんの作品>>41>>55  目次>>345
カイルさんの作品>>56>>67 目次>>346
気ちがいさんの作品>>68>>92 目次>>347
雅ルルさんの作品>>93>>109   目次>>348
BIⅡ式改さんの作品>>110>>148 目次>>349
ゴーヤが怖い人さんの作品>>149>>150 目次>>350
inazuma400さんの作品>>151>>164  目次>>351
8w(私)の作品>>165>>208    目次>>352
首領さんの作品>>209>>223 目次>>353
マインさんの作品>>224>>248     目次>>354
マトリックスさんの作品>>249>>261   目次>>355
黒いミミズさんの作品>>262>>264    目次>>356
Gonさんの作品>>265>>268       目次>>357
伸びる人さんの作品>>269>>271   目次>>358
iaaiuuiさんの作品>>272>>275 目次>>359
マーカスxさんの作品>>276>>304 目次>>360
umbrellaさんの作品>>305>>307     目次>>361
みかんさんの作品>>308>>340 目次>>362
セレナードさんの作品>>341>>342   目次>>363

365皆さんの作品の目次:2008/03/22(土) 11:45:10 ID:???
>作品を作った皆様へ

何か間違いの訂正がある場合は>>365これ以降に書き込んで下さい。

例:>>365を○○○○に訂正お願いします

↑これのように>>と使うと管理人さんも作業しやすいと思います。
番号表記がずれている方、番号表記が統一されていない方は直しました。あらすじも、まとめてあると言う理由からカットしました。ちょっとした違いは直してあります。(小説自体の誤字は直してません。)
その他色々手は加えました。8wの集中力の無さで、ミスがあるかも知れません。自分の作品は、良く確認して置いて下さい。もう一度言います。良く、確認してください。

3668w ◆gNGqoADabQ:2008/03/22(土) 11:51:48 ID:u0snM/X6
・・すいません、間違えました・・
↑で・・このスレを一旦上げるの忘れていたし名前が!なまえがぁぁ(ry
と言うわけで・・一旦上げます。

367偽りの初心者 ◆KuxmL9MoGk:2008/03/22(土) 12:17:20 ID:c7pRvPNY
俺の作品『バイオ組曲』についての訂正。

>>42の後半で
あの犬コロ何回撃っても倒せない
無限ロケランも試してみたけど 爆風の向こうに立ってる!
だから次は絶対殺る為に 俺は特殊ロケランだけは最後までとっておく

と、なってますが。


あの犬コロ何回撃っても倒せない 隅に追い込んで 撃ち続けても いずれは横に逃げられる
無限ロケランも試してみたけど 爆風の向こうに立ってる!
だから次は絶対殺る為に 俺は特殊ロケランだけは最後までとっておく

に訂正お願いします。


同じく、バイオ動画で、>>43の前半。

あんたとは 違うから ハーブまで 簡単に盗まないで



あんたとは 違うから 人のハーブまで 簡単に盗まないで

に訂正お願いします。


それから、>>55の替歌小劇場ですが・・・
本編の最後に、

(元ネタは『禁じられた遊び』です)

と付け足して置いてください。

368カツヲ場違い(首領):2008/03/22(土) 13:34:45 ID:LhMzPfPE
いやぁ、指が痛むのは何かの嵯峨(違

○8wさん
今回の仕事振りにも感謝しています。
ご苦労様でした。
俺の小説といたしましては、変換するようなところは無いです。
完璧といえます。
それと、誤字や脱字についてはそのままで結構です。
理由は全開とおn(ry

では、ごきげんようw

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