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SSの実力向上を目指すスレ 第3話
1 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/18(水) 14:36:00 [ VeCmXXnQ ]
ここはSSについてただ投稿等するだけでなく、仲間と批評するなどして自分の実力向上を目指すスレです。
「SSの書き方について他の人の意見も聞いてみたいぜ」といった人。
「SS公表してみたいけど自信がない・・・」という人。
その他どんな人でもOK。
実力を身に付けたり、物書き同士で交流したりしましょう。

前スレ
SSの実力向上を目指すスレ 第2話
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1118065427/

2 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/18(水) 14:37:03 [ VeCmXXnQ ]
九百九十超えたから作ったんだけど……
よかったんかね? ダメなら削除希望

3 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/18(水) 19:12:55 [ 4oTGm9FE ]
いやいやいやw

このスレは続いて欲しいから、ナイスっすよ〜
一駄文書きとして、今後ともお世話になります。(ぺこり)

4 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/18(水) 19:23:19 [ P7fNk5po ]
しかしながら受験前で書く時間がないわな。


あー書きてぇ。

5 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/19(木) 14:36:39 [ ppMDNBIc ]
同じく、ただ今試験期間中で書いてる暇がねぇ。
勉強しながらSSの事考えてるから効率も悪い。

助けてエーリン。

6 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/19(木) 14:55:58 [ 7hgyEDo2 ]
受験は去年済ませたものの、単位がヤバスで今年の展望が暗い俺もたすけてえーりんー

7 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/19(木) 21:06:50 [ anYJ7NKI ]
大丈夫だ。ちょっと前の話しだが、俺も留年確実かと思ってたが
100単位いるところを101でクリヤーしてたw

8 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/19(木) 21:13:44 [ To6oJ2B2 ]
今期の単位が全部やバイ俺がきましたよ

9 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/20(金) 00:18:06 [ pnunu3BE ]
来週の月曜からテストの俺も来ましたよ

10 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/20(金) 05:20:24 [ c48gXv6E ]
明後日センター受ける俺も来ましたよ


……あー書きてぇ。

11 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/20(金) 07:58:34 [ nYpO/F62 ]
ベンキョなんかしてるマザーファッカーはいねぇだろうな!?

12 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/20(金) 22:35:00 [ UNzSOhJk ]
今日はもういいや、SS書いてやる。


何も書けなくなっていた。
俺は泣いた。

13 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/21(土) 00:45:45 [ o42.0LZ. ]
>>All
皆しっかり!諦めちゃだめだ!勉強するんだ。
俺もがんばるから。
SS書くのはいつでもできるから。
だからせめて今だけは。

14 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/25(水) 13:51:57 [ jcamufwE ]
>13
IDがOTLに見えた。

さて――。

15 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 14:01:38 [ mo6e1Jhk ]
バトル物のSSを書きたくて仕方がないんだが
どうも俺の腕だとガンガン動き回る東方キャラの表現が文章だと非常に難しい…

走って助走を付けてから飛び上がって5-1の中国キックを繰り出す中国

これ、ここの住人ならどんな感じの文章で表現する?

16 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 14:26:52 [ q2eE5vGg ]
>>15
連続した動きは難しいからな……その筋のうまい作家さんの作品を読むしか。

で、文化帖は買えなかったからわからんがとび蹴りだと仮定して。

敵だ。
それ以外にやってくる相手の認識が出来ようか?
殺気を撒き散らしながらにこやかに微笑んでご招待に、なんて言う奴はいない。いるなら咲夜さんくらいだろう。
……いや、思考を逸らすな私。幸いにも近くにいる私には気づいてないようだ。
息を整え、走り出す。最初は軽く……敵に近づくにつれて、速く。
妖怪として動く今なら紅白や白黒にも負けない。だってこんなに速いから。
「しっ!」
気づかれぬように小さく気合を入れ、一気に上空へと飛び上がる。
敵を確認。……おそらく今になって気づいたんだろう。こちらを見上げてる。
でも、遅い。既に私の体は流星のごとく敵に落ちていく。
「ぃえぇぇぇぇっ!」
最後に気を足の裏に集め、固めれば敵を貫く一本の槍となった。
私の槍は敵に深々と突き刺さり、その時点で勝敗は決まった。

いやすいません長々と

17 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 14:55:55 [ VoTEo612 ]
>>15
文化帖持って無いので多少違うかもしれませんが。

 対峙する敵に対して、無言で腰をすっと落とし、身構える紅い屋敷の門番。
 滑らかなその動きからして、彼女が相当の使い手である事が容易に想像できるだろう。
 ゆっくりと瞳を閉じ、呼吸を整えた。精神を落ち着かせ、周辺の物事全てに全神経をゆだねる。
 今やその場は、重苦しい程の静寂に満ちていた。

 永遠に続くと思われた、重い重い静寂。
 打ち破ったのは、紅い髪の少女が大地を蹴った轟音だった。

「はぁぁぁっ!」
 裂帛の気合と共に、少女は前へ突き進む。蹴られた大地には、軽くひびが穿たれてた。
 そんな哀れな大地の事など、少女は気にもかけない。迷い無く駆け抜けるその体は、眼前の敵を倒すことにのみ意識を集中させていた。
 一方の敵はというと、若干慌てた様にしながらも、迎え撃つように身構える。恐らく、目の前の少女のあまりの速度に、咄嗟の判断が出来なかったのだろう。
 それでも敵は、何とか少女を迎え撃つ体勢をとる。眼前の少女の速度にあわせて攻撃できるよう、体勢を整える。
 しかし。
「――鈍い!」
 さらなる気合と共に、少女が宙を舞った。その速度を、さらに上げながら。
 飛び掛ると同時に視界から掻き消えた少女に、敵は一瞬だけ呆気に取られた。あまりの速度に、動体視力が追いつかなくなった為だ。
 そしてそんな隙だらけの敵を、少女は見逃さない。
「せいっ!」
 轟音、そして一撃。
 飛び掛る勢いもそのままに放たれた飛び蹴りは、見事に敵を捉えていた。あまりの衝撃に、為す術も無く吹き飛ばされ、壁へと激突し倒れこむ敵。
 交えたのは、たったの一撃。しかしそれでも、誰から見ても勝敗は明らかだった。
 動かない敵を見て紅い屋敷の門番――紅美鈴は、ふうっと安堵の溜め息をついた。

……なんか長くなり過ぎて、申し訳ない。

18 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 15:40:45 [ tKEABXiQ ]
>>15
中国キックをどれだけの強さにするかにもよるが……




美鈴は敵を眼中に収め、一気に駆け出し、


「 はっ!!! 」


気の大半を足先に集中させ、蹴りと同時に解き放った。


敵は迫り来る死の危険を感じ、なりふりかまわず真横へ飛んだ。
そして

ゴッ―――――――

その余りある威力に、成す術もなく後ろへ吹き飛ばされ、
そのまま柱に叩きつけられた。


ゾッとするような一撃だった。
何の工夫もない、単に全力で放っただけの蹴りだった。
しかし、気によって威力を高められ、最大速度によって打ち出される一撃はもはや単なる蹴りで済まされない。
爆弾だ。近辺の障害物を紙くずのように消し飛ばすような一撃は蹴りではなく、爆弾である。
現に敵の背にあった壁は、触れていないにも関わらずコナゴナに吹き飛び、
真横に飛んだはずの敵は慣性に逆らってはるか後方へ吹き飛ばされたのだ。
これを爆弾と称して何がおかしいだろうか。
まともに入れば、きっと触れた瞬間にバラバラにちぎれ飛び、原型すら留められないだろう。
今は直撃せずに済んだものの、このような強撃といつまでも付き合っているわけにはいかない。




こんなものかなぁ。
さて、俺の後ろにえらい人が来ないように祈らなくては(。∀ ゜)

19 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 15:44:46 [ N2QmzvlU ]
突っ込みで悪いけど、バトルものなら助走して飛び上がって蹴りを放つなんていう
隙の大きい攻撃は使わないと思う。

20 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 15:47:07 [ jAEi2Gls ]
>>15

 拳も、弾幕も、この位置からでは届かない。
 ならば。
「――」
 息を整え、敵だけを見、体を前に倒すようにして走り出す。
 一歩一歩進む毎に加速を強め、
「ハ」
 一息と同時。美鈴は加速のベクトルを殺さぬよう全力で跳び上がった。
 後方へと流れていく風景を視界の端に感じながら、敵への距離を詰めていく。
 そして、
「?!」
 突然の事に驚きを持つ敵へと向かい身を捻り、渾身の蹴りをぶちかます。
「まだまだ!」
 蹴りを放つと同時、七色の弾幕を撃ち込む。
 鈴の音と共に四方へと弾けたそれは容赦無く敵へと襲い掛かり……敵、射命丸は地へと落下して行った。

戦闘苦手ながらも書いてみた。
……うん、微妙。

21 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 16:59:11 [ I4GVcoUU ]
俺も文花帖持ってないけど、面白そうなので書いてみます。


土煙を残して、美鈴の姿が消えた。
化け物じみた、いやまさに化け物の瞬発力で前へと飛び出している。
紅い疾風と化した彼女を、敵の眼は捉えられなかった。間合いがたちまちに消失し、そこでやっと敵は、驚愕の表情を見せる。
美鈴はにやりと凄みのある笑みを返した。
そして疾走の勢いをそのままに、跳ぶと同時、蹴り上げる。
爪先が敵のみぞおちに深く食い込み、その体を易々と宙へ持ち上げてしまった。

「中国キック!」

高らかなその声は、勝利宣言。
これで終わりではない。美鈴は宙で身を翻し、既に白目を剥いている敵の延髄を、鋭いソバットで叩き斬った。

「誰が中国か!」


ごめんなさい。

22 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 17:24:56 [ mo6e1Jhk ]
み、皆スゲーな…。俺が書いてたのだとこんな感じだった。

「ま…何だっていいわ。貴方を叩きのめしちゃえばこれで念願のお外に行けるんだし。」
そう言って哀れな門番を見てニイッ、と笑うフランドール。
その邪悪過ぎる笑顔に気圧され美鈴は凄まじい恐怖を覚える。
「う、…うわぁあああああぁぁーっ!!」
恐怖を振り払う様に叫びながらフランドールに向かって突っ込んでいく美鈴。
走りながら地を蹴り天に浮き、フランドールへと所謂『飛び蹴り』を仕掛ける。
ただの飛び蹴りではない、右足にありったけの気を集めた一撃必殺の飛び蹴りである。
門番の捨て身の一撃に対しフランドールは笑ったまま動こうともしない。
美鈴の七色に輝く気を纏った右脚がフランドールへと迫る。当たるかと思われた刹那…。

美鈴の眼前からフランドールは消えていた。そして、自分の背後からフランドールの声がする。
「―――はいっ!これで私が外へ行くのに邪魔をする奴は居なくなったワケだ!」
そう言い放ったフランドールの右手には真紅の剣、レーヴァテインが形作られていた。
渾身の一撃を避けられ、おまけにすれ違い様に斬り付けられた美鈴はそのまま紅魔館の外壁へと突っ込み…外壁共々、炎上した。

23 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 18:06:33 [ YX50w16w ]
敵の気配を感じると共に、自らの内部を「警戒」から「戦闘」に塗り替える。
ほんの一息、それだけの時間。
切り替えられた意志の目指す所はただ一点、――彼奴を撃つ。
吐いた気を全身に循環させ、思い切り翔ける。
お互いの間合いの半歩外側で、強く踏み切り、鋭く飛ぶ。

一発。

たった一度の蹴撃。
しかしその一撃は、空気すら切り裂き、爆ぜさせるだけの重さを持つ。

故に、それだけで侵入者は沈黙した。
白く侵食された意識に、広がる衝撃の波紋だけを残して。




短めだけど、対象を誰とも想定していない状態ならこんな感じで

てか、何人もやってるけどこういうので「あ、○○氏が書いてる〜」ってのは
判る人には判っちゃうんだろうなぁなんてふと思ったり。

24 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 18:45:21 [ FoJptnsw ]
>>15

「えーと、さっきの言葉……なんだっけ?
 たかが一妖怪が天狗に敵うと思っているのかしら。 だっけ?」
その妖怪は つい と空を見上げ、瞳だけをこちらに向けてきた。
文はその妖怪の見下すようなその仕草にふと怒りを覚えもした。
しかしそれ以上に、文は驚いていた。
まさか……飛び蹴りが来るとは思ってもみなかったのだ。
(ごっこ遊びなんかやる気は無いって事?
 主の障害には問答無用……という事なのね)
文は確実に骨まで破損している右の腕を見やった。
(成程、伊達で門番を名乗っているわけでは無いのね)
そう、内心では思うものの当然口に出す事は無い。
文は無事に動く左腕で、己の髪をくしゃりと撫でつけ、
ふぅ、と軽く溜め息をついた。
「……そうですね、先程の言葉は失言でした。 お許しください」
文がそう言うと、門番の少女は ぽえ と表情を緩ませた。
「今後はお嬢様に付きまとわなければ全然オッケーですよ〜」
笑顔で歩み寄る少女に文は笑顔を返す。
「そうですね、とりあえず今は貴方にインタビューしたいと思います」
但しその笑顔は、とても友好的な物とは言えない。
少女は文の顔を見て、彼女の言わんとする事を察する。
「……そうですか。 残念」
そして少女は、ニコニコとした顔を歪ませた。
「どうやらそのドタマ、カチ割られたいようね」

少女は、そう言うと同時に爆ぜた。
文もまた其れを歪んだ笑みで迎える。
それは絶対者の笑み、虫ケラを見る強者の眼差し。
「遅い」
その少女が幾ら早く動いた所で、それは光には敵わない。
そして風より早く動く事もまた不可能に近い。
そう。
高速を生きる天狗にとって、目の前の少女の攻撃など物の数ではないのだ。
弾幕戦は、多量の弾幕によって大気が大きく乱れる。
よって風を感じて回避するよりも、目で見て避けた方が効率が良い。
しかし今回は別だ、敵はただ一直線に突っこんで来るだけなのだから。
少女が爆ぜた次の刹那、既に文は相手の動きを見切っていた。
(こんな物、避けるまでも無い。 カウンターで潰してやるわ。)

しかし次の瞬間、文は信じられない物を見る事になる。
少女は文の射程範囲に入る直前で思い切り地面を蹴りつけたのだ。
「なっ……!?」
その蹴りはどれ程の威力を持っていたのか。
館の廊下はまるで薄氷で出来ているかの様に容易く砕け散った。
そして砕けた廊下が凄まじい勢いの瓦礫を吐き出す!
(この至近距離では……!!)
文は瓦礫のスキマを必死に探した。
しかし、其れはそう簡単に見つかる物ではない。
放たれた瓦礫の弾幕はもはや文の眼前まで迫ってきていた。
「くっ……」
頭で考えるよりも先に体が動いた。
唯一に残された逃げ道は背後、つまり下がるという事。
そして其れは……少女の思惑通りだったのだ。
「これで……詰み」
文は瓦礫の向こうに、見慣れた顔を見る。
はて、それはどこで見た顔だったか。
ゆっくりと流れる時間の中で、文はしばし考え、思い出した。
(あぁ、あのメイドの顔にソックリね)

そして少女は爆ぜる。
爆風をその身に受け、文の意識は暗い闇へと落ちていった。

      〜BADEND〜 もう一回プレイしよう!


とりあえず実力向上スレは偉く楽しい所だという事に気付いた。
コンペの練習にもなるし。

25 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 18:58:16 [ qnw7yQRE ]
符を投げ捨て、腰を落とす。息を浅く吸い、止める。
眼前、虹の嵐が収束、爆発するように展開した。
地面を蹴りとばす。体を倒し壁を駆け上がるイメージだ。
前へ、前へ、今の私は弾より速い。

不適な笑みに、苦笑が混じる。
着想は、最速を名乗る泥棒の技からだった。
自身が弾幕となる非常識極まりない技・ブレイジングスター。
敵ながら天晴れと思ったものだ。

腕の振りを速め、沸いた雑念を追い払う。
あと7歩で間合いに入る。
重心をやや後ろへずらし、膝を深く折る。
跳んだ。
直線で流れていた気の流れが、大地という道を失い体に集まる。
足は自然に前へ出た。着地予定は相手の顔面。

思わず顔がほころんだ。文句があれば言うがいい。
変な弾幕、上等だ。これが私、これが紅美鈴、そして
「これが――紅魔館の門番だっ!」

以上、下手なりに楽しませて頂きました。御題提供に感謝します。

26 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/26(木) 21:10:51 [ W6e6x44Q ]
「下がる気はない。そういう事ですね?」
 壁の中から聞こえてきた声に、男はその歩みを止めた。
 山となって詰まれた瓦礫を崩す音がしたかと思うと、舞い上がる粉塵の向こうにゆらりと立ち上がる一つの影が映し出された。
 それを見た男には動揺の色は見られない。
 しかし、腰を落として再度静かに構えを取るその顔には、暑さによって出たのではない汗が一筋。
「先の一撃は完璧に決まっていたはず……」
 思わず漏れた一言に、粉塵の向こうに立つ影がははっと笑う。
「確かに見事な一撃でした。貴方ほどの使い手ならば、
もしかしたら咲夜さんのところまでくらいは行けたかもしれませんね」
 でも――と言葉を止めたところで、二人の間を一陣の風が通り抜け、舞い上がる粉塵を流していく。
「貴方は三つ、過ちを犯してしまいました」
 再び男の前に現れた燃えるほどに紅い髪は風になびかれて。
「一つはお嬢様を討とうなどという愚かな考えを抱いてしまった事」
 淡い緑の特徴的な民族服の長い裾を揺らし。
「二つ目……この館の門番を見くびった事」
 蒼く輝く双眸が男を射抜く。
「そして三つ目は――!」
 少女の声が聞こえたのはそこまでだった。
 全身を貫く衝撃。目の奥に火花が散ったかと思うと、一瞬の間に視界から一切の色が消えた。
 何が起きたのかも理解できぬままに視界と一緒に白く濁っていく意識の中、
 最後に見えたのは自分の腹から伸びる少女の白い脚。
 そして聞こえたのは大地が弾けたかのような爆発音。
 それでようやく男は少女が地を蹴り、音よりも早く自分に必殺の一撃を決めた事を悟った。

    ∽

 少女は動かなくなった男の足を掴んで引きずっていくと、
 そのまま腕を振り上げて手に掴んでいたそれを湖へと放り投げた。
 後は湖を住みかとしている妖怪が適当に片付けてくれるだろう。
 踵を返し、湖に背を向けて歩き出した少女の後ろで、ばしゃばしゃと慌しく水飛沫が上がった。
 このような事は日常茶飯事であり、今のはその中でも比較的軽い方。
 しかし、少女は徐々に近づいてくる戦闘の爪跡を見るやいなや、がっくりと項垂れた。

「三つ目は、門を壊した事。嗚呼、また咲夜さんに怒られる……」



とっさに書くにはこれで限界。
戦闘の描写が上手い人には憧れます。

27 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/27(金) 00:41:34 [ x.uVDibc ]
 最近良く本を読むようになった。
 私の名誉の為に言っておくが、別にサボっている訳ではない。
 ただ、何と言うか、こう、仕事も無いのに門の前で延々突っ立っていなければならないと言うのは中々に辛いのだ。
 庭園での仕事が終われば後はただ只管に立っているだけ。お嬢様が屋敷の者以外にも友好的に門を開くようになってからは、時々やってくる白黒達との弾幕ごっこも、ほとんど挨拶代わりの軽い弾幕をばら撒くだけで終わらせる事になっている。
 それ以外はただ空を見ながらぼーっとするだけ。
 つまりは暇なのだ。
 暇なのは辛いだろう。辛いですよね。うん、辛い。
 だから、最近暇潰しに良く本を読むようになった。
 幸いここは本には事欠かない。大図書館の主に私でも楽しめるような本を幾つか貸して下さいませんか、と頼んでみた所、あっと言う間に何冊か見繕ってくれた。試しに流し読みしてみたが、なるほど確かに挿絵が沢山載っていて非常に読み易い。貴方には魔道書なんかよりこういう本の方が合っているわ、とはパチュリー様の言だ。
 外の世界の本だから大切に扱いなさい、と念を押すパチュリー様に感謝しつつ、その本を含めて三冊ほどを借り受けた。
 それが一ヶ月ほど前の話。

「よぉ門番、今日も精が出るな」
「あ、また来たのね。はい、通っていいわよ……って言いたいんだけど、今日はちょっと勝負してもらうから」
 手にした本を懐に仕舞い込んで、ゆっくりと魔法使いに向き直る。
「ん? 珍しくやる気だな。本ばかり読んでたから身体が鈍ったのか?」
「それもあるんだけど、ちょっと新しいスペルを思い付いたから試してみようかと思って」
「ほう、この私を実験台にしようとはいい度胸だ。その度胸に免じて勝負してやるぜ」
 にやにやと笑いながら箒に跨り直す魔理沙をきっと見詰めながら、脚を大きく開いて地面に勢い良く叩き付け、拳法の構えを取る。俗に言う震脚と言う奴だ。
「そう、ありがとう。でも余裕ぶって痛い目に遭っても知らないわよ!」
 全力で地面を蹴り飛ばし、魔理沙に向かって飛び込んで行く。相手の攻撃を避ける事など考えない。何故ならこのスペルは常に一撃で勝負が決まるからだ。だからこそこの突撃に全力を注ぐ。
「さあ見なさい! これが私の新しいスペルよ!」
 空中で一度宙返りを決めつつ、改めて目標を見据える。
「必殺! 蹴符ライダーキ」
「ブレイジングスター」
 星と頁と私の意識が散っていった。
 それが一時間ほど前の話。

 そして今、私はパチュリー様の前で磔にされている。
 机の上にはバラバラになった漫画本。
「ああ、仮面ライダーが……」
 さようなら私のV3。
「言い残す事はそれだけかしら?」
 目の前には額に青筋浮かべた大図書館。
「ああ、今日は調子良さそうですねパチュリー様……」
 さようなら私の命。
 と言うかまるでショッカー幹部みたいですねパチュリー様。そうなると私は風見某かしら。
「ええ。とっておきの魔法を見せてあげるわ」
 助けてライダー1号2号!
 ……あー。

中国の蹴り見て真っ先に思い付いたのでついカッとなって書いた
ガチバトルでも何でもないが後悔はしていない

28 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/27(金) 03:56:44 [ 7OUck7IU ]
「ここは高貴なる紅き館。下賤なお前達が踏み入れる場所ではない! 即刻立ち去れ!」
 凛とした声が影から上がる。
 身に纏うは大陸の衣装。帽子には月に光る星の飾り。一歩踏みだし月明かりに姿をさらした影――紅魔館が門番紅美鈴はその躯に気を溜めつつ渦巻くモノ達へ警告を飛ばす。
 徐々に高まる美鈴の妖力に妖怪達の歩みが留められる。アレに向かうは自殺行為。力の差を知り本能が撤退を叫ぶ。
 だが妖怪達の狂気が恐怖を上回っていた。
 一匹が身を留めていた縛を解き、塀を飛び越えんと上空へ舞い上がる。
「去らぬなら……」
 飛び上がった妖怪に動じることなく言葉を紡ぐと、美鈴は溜めた気を両の足に解放して地を蹴った。
 振り上げた右足を真っ直ぐ伸ばして鏃とし、放たれた矢の如く突き進み狙い違わず上空の妖怪を打ち落とす。
「せめて夜を飾る星屑となれ!!」
 美鈴の一喝で妖怪達は動くことを思い出す。しかし、その時に美鈴は既に次の動作に入っていた。
 着地と同時に後方に身を捻り、回転に合わせて踵を振り抜く。
 気を纏った回し蹴りは虹色の気弾をまき散らしながら近くの妖怪をまとめてなぎ払い、そしてその蹴り足の遠心力を利用して、今度は前回し蹴りへ移行する。
 右、左、右、左と交互に繰り出す足は都度速度を増し、合わせて放たれる気弾もその密度を濃くしていく。
 それはさながら小さな颱風。
 進むことも退くことも許さず、触れるモノ全てを吹き飛ばす極彩色の颱風。その圧倒的な暴力に妖怪達はただただ蹂躙されるだけだった。


 原稿の息抜きに気の向くまま書いていたら、5−1キック→5−5「飛花落葉」→紅「極彩颱風」のコンボに。しかも助走取ってないし……。
 でも書き捨てはちょっともったいないから、後で前後付け足してプチに投下してくる。

29 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 00:41:56 [ 0B9pSdsA ]
流れを変えちゃうけど、最近地の文が変な人多いなーとオモタ
演出でならともかく、素で変な人って結構多い。
想話の点数高い人でも「あー……」って思う人覆い。特にギャグ物とか
この際だし、みんなで文章のルールみたいなものを考えないか?
ほら、ストーリーには起承転結を意識して、みたいな。

30 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 01:22:10 [ 3U8fjP6M ]
確かにそれ思う。
気がつかぬ内に自分もそうなっていそうで怖くなる。
というより、自分の文章がおかしい、なんていうのは案外気づかないもんじゃないかなぁ。

でもそういう痛烈批評やると返って荒れそうな気がするが、
ここで試しに文章書いて、他の誰かが批評を貰うってのが結局ベターだと思うけど、どうだろう?
もちろんシナリオや小説の基本ができている人に限るけど……

31 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 01:34:51 [ ZNuaQ1L6 ]

えー面白そうなんで下手なりに参加させてください……


来る。
私はカメラをその場に捨てて身構える。
同時に地を蹴る、紅の華人。
もはや取材どころではない。
不用意に入り込み過ぎた。
今は生き残る選択肢を採るしかない!
紅い門番が迫る。
私からすれば速くはない。
私も地を蹴り、距離を詰める。
二人の間合いが狭まり、私たちは同時に攻撃のモーションに移る。
私は加速状態から急停止。
蹴り足から発生したベクトルは行き場を失い、私の体を流れていく。
(蹴り足で)蹴って(腰で)溜めて(肩を)通して(拳で)打ち抜く。
速度は破壊力に換えられる。
最速とはすなわち、最強のことなのだ!
「破!」
短い呼気と共に繰り出す、全体重を乗せた右ストレート。
一撃で彼女を沈め、そのまま止まらずに走り抜ける。
その……つもりだった。
「っふ」
彼女もまた、息を吐いた。
同時に何かが爆発するような音が響き、彼女の姿が掻き消える。
「!?」
彼女が同じく急停止から、真上へ跳躍した……
そう理解するより早く、私の体が反応していた。
伸ばした拳を反動を使って引き戻す。
肘が曲がり、上を向いた右拳。
同時に左手を右肘に沿え、拳を空へ突き上げる。
それは私の頭上で、全体重を乗せて落ちかかる彼女の蹴り足と衝突した。
重力に乗った彼女の跳び蹴りと、速度の止まった私の拳。
それは明らかに分の悪い勝負……だが!
「お、あああああああああああ!」
私の拳と彼女の足の接触の瞬間、左手で右肘を突き上げる!
重圧で拳が悲鳴を上げる。
しかし、私はかまわず拳を振りぬき、彼女の蹴りを体ごと押し返した。
「お……っと」
中空で姿勢を崩しながらも、難なく足から着地する彼女。
その様を、私は敵意を込めて見据えていた。
右の拳は、おそらく今ので砕けたろう。
それも、おそらく付け根から。
「うわ……痛そう」
彼女はまるで自分のことのように顔を歪ませる。
「ええ……早急な手当てが必要なんで、見逃してもらえません?」
「それは出来ませんよぉ」
彼女はその綺麗な顔に、満面の笑みを浮かべて答える。
しかし次に彼女が吐いた台詞は、その笑みとはとても釣り合わないモノだった。
「貴女は、ここで死ぬんですから」




こうなりました。
美鈴キックの描写に……なってないorz
あうー……下手っくそでごめん。
もうねるぽ

32 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 01:37:10 [ ZNuaQ1L6 ]
あーごめん、リロードしないで出しちゃったああああああorz
空気読まんですいませんorz

33 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 01:46:48 [ F0vduppY ]
>>29
ギャグ物だったらわざと変……というかくだけた感じと言うか。
思いっきり自分の妄想入れたりする事もあるんだが、わざと。
そんでそこらを演出かどうかって判断するのは人それぞれだとも思うし。
ただまぁ同意っちゃ同意。

でもルールとかに関しちゃやっぱここ見てない人もいるだろうし、決めたところでどうという感じが……。
起承転結は……基本的には考えてるがギャグの時は妄想をぶつけてるだk(ry

34 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 01:52:13 [ AWShLjus ]
どういう風に変なんだろうな。
一人称が三人称に変わったりするとか、一人称なのに第三者の心情を断定的に
表現するとか?

35 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 02:11:35 [ 3U8fjP6M ]
漫画のように、地の文も一人称と三人称をごっちゃまぜにできたらどんなにいいか……
でも実際は一人称を場面ごとに替えていくのがモアベターな手法なのよね。むずかし。

そういう意味ではDBとかはじめの一歩とかすごく参考になると思う
あれも場面ごとに区切れば一人称視点が何度も変わってるし。

36 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 02:12:48 [ DIc1YgbY ]
>>29
文章のルールなんてここで考えるまでもなく存在しているよ。
気になる人が各々調べればいい。まったく気にしていない人にまでルール押し付ける場ではないし、ここも創想話とかも。

37 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 02:41:03 [ 3U8fjP6M ]
ぐぐって調べてみたら、こんなものが
ttp://sakka.org/
ここの創作意見室がおすすめ。SS書きとしてぶつかる点についてだいたい網羅されている。

38 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/29(日) 07:30:17 [ ZTPDAhyw ]
人称変化をする時は、ある程度段落を空ければいいと思う
やりすぎるとアレだが

39 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/30(月) 21:54:48 [ SMDXcIco ]
これは完全な趣向の話なんだけど、正直擬音が気に入らない
それがあったら読むのをやめるというわけでも点数引くというわけでもないんだけど
お前! それを文章で表現してこそ小説だろうが! とか思っちゃうわけよ
そこんところ皆どう思う?

40 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/30(月) 21:59:55 [ hLaxsPME ]
使い方による。
例えば某ラノベでバイクを盗むときの
「バキっと鍵を壊してバチっと線をつなげてギャルッとエンジンかけて」
という表現を
「まず鍵を壊す。そしてコードを繋げてエンジンを直結始動させ、アクセルをかける」
に換えてみると、どっちが所要時間少なそうに見えるか、とか。

要は読者にどういうイメージを持たせたいかだろう。

41 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/30(月) 22:00:45 [ qseMEcHw ]
擬音を使うことで輝く場面もあると思う。
まぁ逃げと言われたらそこまでな気もするけど。

42 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/30(月) 22:02:49 [ Y.Bo.mck ]
クラムボンはかぷかぷ笑ったよ、とかがダメってこと?
これが擬音に分類されるか知らんけど。

良いじゃんメメタァとかドッギャーンとか。

43 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/30(月) 22:13:39 [ 6HnFembI ]
擬音は芸術だぜ。

44 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/30(月) 23:16:49 [ 0bThfQWQ ]
つまり擬音使わない派は少数と。

いや俺も使う派だが>>40に同意。

45 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/30(月) 23:23:30 [ UanXH/Zo ]
俺はあまり使っていないかな
シリアスに寄ってる関係もあって、擬音じゃない表現のほうがしっくりしやすいのも理由の一つ
とはいえ、効果的に使う術は身に付けたくはあるかな
それにだけに頼るつもりはないけれども

46 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 00:40:41 [ ERDFEMO. ]
俺は、読み手に印象付けたい場面の時に擬音語をよく使うかな。

 今はあの夕焼け空のように手の届かないモノではあるけど。
いつかきっと捕まえてみせる。
 橙はその手に持った空き缶を置くと、迎えに来た傍らの主に手を振った。
 そして思いっきり、アキアカネの飛び交う秋の空へ、
 かーん、と音を立てて。



適当に幻視して書いた。だじゃれになったのはわざとではない。
文間違えてるとこあったら、指摘求む。

47 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 01:21:37 [ oZwXRn4I ]
結論:全て使う人の技による

48 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 03:56:53 [ 6CzJmqr6 ]
           ゙、 ヽ,.._ ヽ_ '´    / 遣  安 :\
          N::`、 ヽニ ー―――_.| .う  易 あ |
        /,':| ヽ  、_  ̄ ̄ ̄´ '| な  .な ま |
      __,/ //i|  ゙、    ̄ ̄    |  よ  .擬 り |
_.. -‐ ´/ /:/ {.| .. ヽ、     /::」     音   .|
   /   /:::l | ! :. ..:` ―― ´...:`7、    を  /、 _
 /   /::::::! |  ::::::::::::::::::::::::::::::://::ヽ、____/  \



             __  , ‐'''^^"'''ー、、
         ._..-'"::::::::::フ′:::::::::::::::::::::::::::`'‐、
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     ./::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
     ./::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::__:::l
    │:::::::::::::::::::,..-'"-、::::::::::::::::::::::::::::::::/    ヽ
     !::::::::::::::::/     \::::::::::::::::::::::/        ヽ
     |:::::::::::::/====、_ \::::::::::::::::|  見  頭   |
      l:::::::::/kィ-t=.=rミ_ `7! \:::::::::::|  え  弱   |
      }::/:ヾ.``,,, ̄,,,,` }fニニ \::::::|  る  く   |
        ヽ==.,,、..__ノ/ ;,  |{、``,::|   ぞ       |
         i  ` ̄ ̄ ̄ ,;;,  `ー=|           |
          、      .;;;,      |          /
           、\    ;;;;,     ヽ      /
           ゙、 ヽ,.._ ヽ_ '´   / `ーァ_r― ´
          N::`、 ヽニ ー―――_. / '´
        /,':| ヽ  、_  ̄ ̄ ̄´ '/.::ト、
      __,/ //i|  ゙、    ̄ ̄   /..::/ハ\
_.. -‐ ´/ /:/ {.| .. ヽ、     /:::::://::|lヽ\
   /   /:::l | ! :. ..:` ―― ´...::::://:::::|l '、 `ヽ _
 /   /::::::! |  ::::::::::::::::::::::::::::::://::::::::|l ヽ    `

49 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 05:41:21 [ wj1QtrRw ]
なんつーか、今上で言ってるようなやつじゃなくてさ(かぷかぷみたいな)
戦闘の擬音でどがぁぁぁぁとかずどぉぉぉぉとかそういうの
シリアスに戦闘してるラノベなんかじゃそんなのほとんどないじゃん?(少なくとも俺は見たことがない)
例えばどがぁぁぁぁだったら爆音を轟かせ、とかその一撃は瀑布となって地を裂いたとか
やっぱ小説特有の表現方法があると思うわけさ?
と言いたい

50 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 10:41:00 [ D7qbvijM ]
擬音の全てを否定する人は、宮沢賢治が認められない人

51 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 11:08:59 [ SS7UnGdg ]
かぷかぷは小説特有で、ずっどぉぉぉぉんとかは小説特有じゃないとかそう言うことか?
何か枝葉末節な気がするけど。

そもそも創想話でもあまり見ない気がするし。

52 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 11:15:15 [ Uq4/XSgI ]
まぁ要は。
マスタースパークだー、びびーーー、どかーーん、がらがらがらー。
はイヤだって事でしょう。 誰だって嫌だ。
>>46みたいに文に組み込めば問題ないと思う。
いちいち改行して、擬音だけで一行使うと間が抜けている。
改行して更に一行開けて 擬音、改行一行開け だともう見てられない。

でも敢えて間の抜けたor予測だにしない事が起こる擬音の場合とかはこの使い方も正しい。と思う。
「間が抜けているからこそ」を上手く使っている人の作品は痺れる憧れる。
肉片と化した筈のレミリアが、何食わぬ顔で地面に降り立った時とか?
激戦の後のティータイムのカップの音、かちん とか。

53 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 14:18:36 [ Ft5W.GmA ]
結局何を表現したいのかの問題だ。
擬音を使うならそれ相応の理由があり、使わないのにも理由がある。
今自分が何をどのように表現したいか正確に理解していれば別に困る事もない。

54 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 15:20:30 [ r.G/tc3I ]
俺は擬音使うが、あかほりさとるなんかはアウトだなぁ。
あれはなんていうか、「重み」がないっつーか。

上手い擬音は本当に上手い。

55 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 15:44:27 [ .3AwUO6I ]
あかほりは完全に悪い例です。
つーかあれだぞ、相当にシリアスのはずのシュラトの頃でさえ既に

バババババババババババババァァァァァァァァァァァァッ!!

とかやってた人ですから。

56 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 18:04:43 [ 6U60y8rc ]
……個人的参考が神坂氏なんだが、ダメか?
シェリフ後半あたりの「文章にルビで擬音をふる」は正直スゲェと思ったが。

 ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド ド 
(銃の連射によって物が壊れ人がはじける、という一文)
こんな感じ。地の文章を忘れてしまったのが悔しい。

あとギャグとシリアスによって擬音の使い分けも出来てるし。

57 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 20:45:02 [ D7qbvijM ]
>>56
正直めぎがぁあああん!!はギャグでしかないです
ラノベは参考にできませんて

58 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/01/31(火) 21:16:41 [ 6CzJmqr6 ]
世間一般の神坂の評価を見て考えればいいんじゃないっすかー
そんなに気にしねー俺は神坂文体で東方やりてぇんだってんならそれも結構なことだし

59 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/01(水) 18:22:47 [ 0cg07Ets ]
>>56
細かいことだが、既に似たような手法は他の方が先にやってる。
同じ富士見の瀧川武司氏が執筆してるEME BLUEって作品。探せば普通に他にもありそうだけど。

まあ結局は>>58の言う通りだと思うが、基本的な参考著書が純文系な俺はやっぱり彼の文章は受け付けん。
いくらなんでも一行丸々擬音(しかもフォントサイズわざわざ大きくしてたり)なんつーのは正直どうかと。

60 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/01(水) 19:40:57 [ pcfg8tjA ]
最終的にはやっぱり「貴方のお好みで」ってなってくると思うんだよ、うん。

擬音っていうのは、巧く使えばとても綺麗で重みのある文章にする事が出来ると思う。
それに「どんな音か」っていうのを手早く伝えられるし、無駄に文字を浪費させて長々とした文になる事を防ぐ事も出来る。
だけど、あまり多用し過ぎると幼稚に見えるし、逆に伝わりにくくなる場合もある。
終いには読者の心に「萎え」が生じて、読む事を放棄される場合もあるかと。
バランス、って言い方も変かもしれないけど、それが大事だと思うよ、うん。

後、これはあくまで個人的解釈なんだけど、ラノベだって参考になる物は沢山あると思うんだ。
どうせなら色んな本、それこそ純文学とかラノベとか問わず、読んでみるのも良いかもしれないよ。

61 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/01(水) 20:09:21 [ GhWuBnMg ]
擬音について、まとまりかけてるところスマンが参考に。
ttp://www.din.or.jp/~arm/min/bbs000.htm
02の対擬音的〜ってやつね。
個人的には、好きで書くSSなんだから自分の納得できる書き方でいいと思う。

62 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/02(木) 23:56:21 [ EK5TAdys ]
このスレって結局自分のお好みでで完結してるな
正直このスレ要るのか?
考えてるっつーよりも自分の意見をぶちまけてるだけな気がする

63 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/03(金) 00:01:27 [ lhCBjwT. ]
はいはいワロスワロス

64 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/03(金) 00:02:27 [ HTdY2cUM ]
いろいろな人の意見を聞くのも勉強

65 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/03(金) 00:39:58 [ 0NbUjftM ]
擬音って漫画だからこそできる手法だと思うのだが
「めきゃっと潰れた」みたいに形容詞として用いるのなら有用だけど
「 ド ド ド ド ド ド 」とか論外だな

66 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/03(金) 00:44:37 [ 0NbUjftM ]
>65
違った。副詞だ。
とにかく状態を表す言い方としては簡潔にまとめた方が良いってこと
読者がイメージしやすいかどうかがポイントになる
連レスすまそ

67 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/03(金) 01:31:19 [ VMwHeX3A ]
JOJO風ならおk

68 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/03(金) 10:50:15 [ a1y452dw ]
>>67
アレはシャドウスキル並に文章変換しにくいよ。
と思うのは俺だけでしょうか

69 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/03(金) 17:11:12 [ v8l3TM7Q ]
JOJO風にトライ。


「そ、そんな馬鹿な!」
手応えはあった。 間違いなく吸血鬼は肉塊と化した筈だ。 アイツが生きている道理は無い。
「落ち着け、落ち着くんだ」
どう考えたって在り得ない。 自分は完全に吸血鬼の虚を突いた筈だ。 在り得ない。
男は震える手でハンマーを握り締める。 汗がいやに滑る気がする。
「どうしてだよ……」
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
心臓の音がやたらと大きく聞こえる。 うるさいあいつに見つかったらどうするんだもっと静かにしろ!
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
信頼させられるだけ信頼させた。 吸血鬼を崇拝する一人間を完全に演じていた。
何ヶ月も血族に加えてくれと頼み込んだ。 楽しませる為の術も多くを学び、披露した。
私は気に入られた。 完全に信頼された。 笑顔で話も出来るようになった!
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
「マーサ、私に勇気をくれ……」
私は胸のロケットに軽く口付けをする。 震える手を意志の力で抑え込み、特注の銀の鎚を肩に担いだ。
この鎚で頭を砕かれて生きている化け物などいる筈がない。 ましてや私は残った身体を何度も叩き潰したのだ。
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
この鎚なら吸血鬼の回復力などモノともしない。 神父様はそう仰った。
だから。 だから吸血鬼は死滅しているに違いない。 だから肉塊が消えているのは……
「レミリア=スカーレット……」
それは彼女は既に灰になり、消えうせた事に他ならない。 ならばなんだこの悪寒は。
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
「私を……呼んだかしら?」
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
背後から、少女の、可愛らしい声が、聞こえる。
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
楽しそうに、笑いを堪えて、しかし確実に、不快そうに。
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
私は……
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
ゆっくりと……
ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ ドッ
振り返った。

「こんにちは、月が綺麗ね」



ごめんなさい無理でした。 書いては見たもののドッギャーーーンは入りません。
どう頑張ってもドッギャーーーンは絵のインパクトが無いと間抜けです。

70 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/05(日) 22:40:39 [ FzrdwQrQ ]
JOJOなりきり掲示板で動いている俺の出番かいや違うな

71 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/06(月) 13:38:47 [ 49zLkzlM ]
何言ってんだ? しっかり出番だぜ
さあ、お前のスタンドを見せてみろ

72 名前:新角 ◆zjCpuOppaI 投稿日:2006/02/10(金) 23:14:17 [ /Lv9Nz5Y ]
失礼します。
作品集23の「きんのわかめ」について、批評をお願いします。
絵とは違い、自分では成長がわかりにくい部分があるのでいまひとつ不安です。
忌憚ない意見をお願いします。

73 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/10(金) 23:50:46 [ idsvKDog ]
>>72
作品集は「25」ですな。

淡々としていて良いのですが、落ちが弱いかと。紫の出歯亀ネタは結構使われているし、
紫が見ている事を匂わすのでもなく、いきなり最後に持ってきたのは安直だと思いました。
妹紅も折角登場させたのだから、もうちょっと役目を持たせても良かったと思います。

後は瑣末な事ですが、4行目に「湯飲み」と「湯のみ」と書いてあって言葉が統一されて
おらず、又、嘘を「着く」と誤字があります。
正しくは嘘を「付く」です。
慧音を訪ねてくるのは妹紅だと分かりきっているから、その描写を省いたのだと思い
ますが、魔理沙に話し掛けた人物が妹紅だと明記するのが遅いと感じました。

74 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/11(土) 01:15:51 [ b6QY5or2 ]
ぶっ壊れたキャラ視点のSS書いてみたがあまりにもはっちゃけすぎてて何が何だかわかんない状況になってしまった
こういう場合ってとことん暴走させるか少し落ち着かせるかどっちがいいんだろ?

75 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/11(土) 01:19:50 [ aLsaQhkU ]
少し落ち着かせたって焼け石に水だろうから、最期(誤字にあらず)まで
突っ走ってみたらどうだろうか。

76 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/11(土) 04:18:16 [ q/.FAibw ]
>>74の参考になるかわからないけど、ついでに聞いてみるよ。
壊れにも色々あるけど、誰か例になる作家さんとか思いつく?
司馬子さんとかどうなんだろう。

77 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/11(土) 04:19:49 [ q/.FAibw ]
あ、俺は創想話の作家さんで考えてみたけど
別に縛りたいわけじゃないんだ。
連レスごめん。

78 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/11(土) 05:03:57 [ VeFFG82c ]
人気のある(あった)ラノベ系だったら誰でもいいんじゃねーか。
それこそ神坂とかな。

一般文芸で壊れをやる作家さんっているのか?

79 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/11(土) 13:52:34 [ pA.jKD/c ]
>>78
京極夏彦「どすこい」

80 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/11(土) 14:07:25 [ Og2XYV1w ]
一般じゃないがおかゆ先生。

81 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/11(土) 15:21:23 [ yAd6QTRU ]
>>78
神坂は壊れっていうのか?

82 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/11(土) 21:42:29 [ zFkQ92FU ]
どちらかというとヨゴレ。

83 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/12(日) 01:20:48 [ YBsfMYtU ]
森博嗣が、短編集の中でやってたな。
作中作で本編の登場人物が壊れてる、というのを。

まあ森博嗣は半ば以上ラノベだとは思うが。

84 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/12(日) 02:53:57 [ Y7mUUa8k ]
筒井康隆のもの全般。
どー考えても狂気で混沌なんだが、それを考える作者は丁寧で理知的な紳士だそうな。

85 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/14(火) 15:29:03 [ XNRF1KBk ]
それは壊れの意味が違ってないか

86 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/20(月) 05:59:50 [ dGQoZjQI ]
78の影響でラノベを久しぶりに読んでたら、奥田英郎とか石田衣良とかもラノベに見えてきた。主体性がなささぎるな俺。

>>85
壊れている対象が
京極夏彦・・・世界
森博嗣・・・個人
と考え、筒井は前者に含まれると考えたんだ。

まさきの人と一の人は読みこんでないから分からない。
違っていたのなら謝る。

スレが滞っていることにビクビクな俺⑨。

87 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/26(日) 09:16:03 [ NX8fWP0A ]
藤原妹紅のパゼストバイフェニックスを描写している方はいたんでしょうか?
自分で文章で書こうとしているのですがいかんせん難しくて・・・・・・。

88 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/26(日) 16:56:11 [ SWtRC7YM ]
人がいないから、ageるか語るスレで聞くのがよろしいかと。
パゼストを使った話は読んだことがありませんな。

89 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/02/26(日) 17:56:05 [ NX8fWP0A ]
>>88
ありがとうございます。今書き込んできてみました。

90 名前:翔菜 ◆OMHqVaznac 投稿日:2006/03/02(木) 02:52:45 [ oj/RgNiY ]
そろ〜っと失礼します。
あと上でも言われているように何だか人がいない気がするのでついでにちとageてみます。

作品集25「おっきいの。ちゅうくらいの。」
作品集26「バレンタインの夜に」

の批評をお願いしたくこちらに書き込みをさせて頂きます。
感想はあちらでも頂きましたが、少しでも多くの意見を、と思い。
秘封倶楽部SSですので、もしそれでも大丈夫な方がおられましたらよろしくお願いします。

91 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/02(木) 15:46:26 [ SnhOTVog ]
>作品集25「おっきいの。ちゅうくらいの。」
>作品集26「バレンタインの夜に」

さて困った。
特に否定要素が無い。
文章にひっかかるところは無く、キャラにも引っかかるところは無い。
シナリオにも問題は無く、するりと読める。

……死ぬほど面白いかと問われればNOと答えるが、しかし気に入った。
もう少し話に盛り上がりが欲しいところだけれども、
下手に盛り上げようとするよりはこのテンションで進むのがいいんじゃないでしょうか。
ていうか、「おっきいの。ちゅうくらいの。」の続編が読みたいです。


……批評というより感想文になってしまった。

92 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/02(木) 20:13:02 [ ctoFv5lU ]
91に同意。
思うに翔菜氏は、コンスタントに作品を書いてるうちにホームランを打つタイプではなかろうか。
というわけで今後とも一定水準を保った作品を書き続けて欲しい所存。実は一番難しいことだしな、それ。

93 名前:翔菜 ◆OMHqVaznac 投稿日:2006/03/03(金) 14:14:20 [ uprhyTcQ ]
>>91
>>92

ありがとうございます。
……少し自分でも盛り上がりに欠けるかなー、とは思っていたのですが。
なるほど、確かにこのテンションで進むのがいいかも知れないです。
無理はしないように、っと。
文章等には問題なかったようで、安心しました。

ある程度安定した話を書き続けられればそれがいいのですけど……確かに難しいですね、それって。
うぅむ、いつかどこかで打ちたいものです、ホームラン。


あと「おっきいの。ちゅうくらいの。」に関しては……続編と言うのは今はあまり考えてないです。
僕としては一応綺麗にまとめたつもりだったので……機会があれば、というより思いついて上手く纏められれば、とはなるかも知れません。

では、本当にありがとうございました。

94 名前:ま〜れお ◆apyDHAItoo 投稿日:2006/03/03(金) 19:56:38 [ 5ps97syE ]
トリップの付け方はこれで正しいのだろうか…(←ネット初心者

色々と見ているうちに、なんだか物凄くSSの実力向上に対して、努力したくなりました。
自分でも努力しているつもりではあるのですが、何かこうしたら良いんじゃない?というようなことがあればお聞かせ願いたい所存です。

あと、今戦闘系のSSを書いているのですが、戦闘描写に関し、こういうのが面白いとかアドバイス等頂きたいのですが…。

う〜ん、何だかアバウトなような…。
まあ、よろしくお願いしますです。

95 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/03(金) 20:35:23 [ 8CuKgRvE ]
いくらなんでもアバウトすぎるw

しいて言えばいろいろな描写に触れる事かな。
戦闘描写でも何でも本を読んで、
レパートリーを増やしていけばいいかも。

96 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/03(金) 20:42:17 [ 21zjexfQ ]
SSの実力向上については、ひたすら書いては勉強を繰り返すしかありませんな。
判らないことはすぐに調べ、常に挑戦し続けるのです。

で、戦闘系SSについて。
戦闘系SSでもっとも重要なのは、戦闘以外の部分です。

何故戦うのか。
戦いが終わった後、何が残るのか。

そこらへんがしっかりと描かれていれば、凡作にはなっても駄作にはなりません。
いきなりポンと戦闘だけを見せられても、読者の心は震えません。
あと、絵が無いというSSの『利点/欠点』を理解するべきです。

で、戦闘描写についてですが、これは戦闘系SSを読むほうが速いでしょう。
お勧めは、
作品集その12「Lock on!!」
作品集その19「そして、誰も――?」
作品集その3「ハートのジャック」
などなど。

……こんなところでどうでしょう。

97 名前:ま〜れお ◆apyDHAItoo 投稿日:2006/03/03(金) 21:16:22 [ 5ps97syE ]
>>95
色々な本…ですね、ありがとうございます。
いかんせん、哲学とか世界文学ばかり読んでいるもので……。
電撃文庫とか読むべきかなぁ…。

>>96
やっぱりそうですよね…質より量傾向な自分なのですが、練習の意も含め、これからもズンズン書いていこうかと思います。
当たり前のような事を忘れていたのかもしれません。
ありがとうございます。

おお、なんだか的確なアドバイスを頂けて嬉しい限りです。
それらを参考に更に勉強を積んで、皆様に少しでも楽しんでいただけるような作品を作っていきたいと思います。

98 名前:子無狐 ◆eFZb/QohHc 投稿日:2006/03/04(土) 08:35:57 [ sXDLYMhU ]
批評を頂きたいと思いますので、書き込みさせていただきます。

作品集その24 「十六夜咲夜」
作品集その25 見ているのは- knowledge -
作品集その27 月の檻

意見や感想をたくさん頂けたので、それはありがたいことでした。
ただ、その……やっぱり死にネタ(24,27)なのが気になってしまいます。
キャラクターを殺すという安易な方法で、読み手の感想を引き出させたのではないかと思ってしまっています。
書いたことも発表したことも後悔はしていませんが、それに関してのご意見をいただきたいです。
その他、文章上のクセや欠点などを指摘していただけると幸いです。

勝手なことばかり言って申し訳ないですが、よろしくお願いします。

99 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/05(日) 00:10:12 [ 6Xm9dyQE ]
>作品集その24 「十六夜咲夜」

後述します。

>作品集その25 見ているのは- knowledge -

話に盛り上がり所が無くて(自分的に)読むのが辛かったです。
盛り上がり所が無くても面白く読める物語はあるのですが、これはそうではありませんでした。
以上。

>作品集その27 月の檻

レミリアってこういう奴かなあ? と思いました。
自分が抱いているキャライメージと、作品で描かれるキャライメージに差がありすぎてどうにもこうにも。
そのギャップを埋められる人にとっては問題ないでしょうけど、自分には無理でした。
「十六夜咲夜」を読んだ時に感じたのもこの感情です。
えー? このキャラってこんな奴かなー? という。

あと、あちこちに散見する短い文を重ねる文体に、自分に酔っているような感じを受けました。
一言で言うと物語に入り込みにくいです。
これも、この文体を許容できる読者には問題の無いことでしょうが、自分には駄目でした。


まとめ

こういったネタは嫌いではないのですが、あなたの調理法が嫌いです。
……以上。

100 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/05(日) 02:33:05 [ RVuRKFqI ]
では最新作について三つほど気になる点を。

まず一つ。
上の人の意見にもあるように物語の随所に短文の塊を置くのはいただけない。
文章の流れが途切れてしまい盛り上がらせるべき場所で肩透かしを食らう形になっています。
逆にこういう表現を生かすためには思いっきり台詞の数を少なくしたりするほうが
統一感も出て、雑多な印象を払拭する事ができるかと。
(まぁその場合、さらに付け足さねばならない事がありますがここでは割愛)

二つ。
物語に起伏が欲しいところです。
起承転結のまだ「起」すら終わっているのか終わっていないのかわからない曖昧な部分で
いきなり「結」に入ってしまい幕が閉じようとする。
しっとりとした静かなお話にしたいという印象を受けましたが
静かな話と、山の無い話は違うことをしっかりと覚えておいてください。

三つ。
「……」の多用が目に付きます。
間を表現したいからと言って記号に頼ってしまうと薄っぺらくなりがち。
もっと自分の言葉を使いましょう。
あと比喩などの時も一般的なもので埋めるより独自の表現を使ってみたほうが
あなた自身のカラーがでます。

最後に三つの作品全てに言えることですが文章が全体的に過剰装飾です。
もっと削るべきところはとことん削り
一番表現したいところや物語の肝となる部分で緻密に。
こうすることで全体のメリハリもつき読者の興味をそそる事ができます。

水道の蛇口から、同じ調子で水が流れるのを見ていても楽しくありません。
時折勢いを弱めてみたり
水が止まったかと思わせておいて急に水量を増やしてみたりしてくださいね。

それでは失礼します。

101 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/05(日) 02:40:29 [ KeGZOke. ]
>>99
ここは客観的な意見を述べるためのスレだ。好き嫌い、キャラのイメージなんか
関係無い。
感想書きたいのなら該当作品にコメント入れろ。

102 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/05(日) 02:45:11 [ RVuRKFqI ]
付け足し。

死にネタ云々に関して
やはり人が死ぬというのは感想を書く人にも
作者側としても構成を組みやすい便利な手段であることは事実です。
だからといって悪いわけではありません。
でももしそればかりを書く人がいれば私はその人に変なレッテルを貼ってしまいそうですね。
我ながら心の狭い話です。

103 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/05(日) 12:39:43 [ N7.QZIns ]
まだ「月の檻」しか読めていませんのでその部分だけです、ご了承を。
まず「…」は入り込んでしまえば気になりませんでした。
ですが、変えたいならば思い切って読点を幾らか削って
…を入れていた場所に、新たに読点で代えてみるという手段もあります。

死に関しては、書きたいもの次第では避け得ないと捉えています。
こと幻想郷は「死なない」存在がいるせいで、余計に。
そして良くも悪くも、心にあったものを引き出したのはその作品です。
それを安易なものだと思われるなら、むしろ読んだ方に失礼です。
大体、競争でも義務でもないのですから、負うことではありません。

半ば主張になってしまいましたが、貴方が考える上で一助になれば。

104 名前:子無狐 ◆eFZb/QohHc 投稿日:2006/03/05(日) 17:13:30 [ 1utnGZu. ]
>99-103

 ネットカフェからの書き込みで失礼します。

 批評をしていただき、ありがとうございました。
 文章のまとめ方、キャラクターについての解釈、反省点として今後の参考にさせていただきます。
 自分の表現を考え直してみることにします。

 以後、名無しに戻ります。

105 名前:ま〜れお ◆apyDHAItoo 投稿日:2006/03/06(月) 00:29:38 [ Kfq1SnGw ]
ああ、そうだ。
戦闘系SSとして、作品集26の射命丸 文 VS 伊吹 萃香の批評を頂きたいと思います。
そこから、欠点を理解し現在のに活かしたいので。
どうかよろしくお願いします。

106 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/06(月) 01:19:22 [ BFBDfY8M ]
戦闘の描写に関しては問題なし、とてもうまいと思ったよ。
でも、コメントにも書かれてたけど導入が唐突すぎる、時間軸が前後している意味がない、
この二つは自分も感じた。

正直、戦闘SSで導入がいい加減なのは大問題だと思う。
高校野球で延々と0対0のまま進む投手戦とか、普通に見ててもつまらないじゃない。
でもその片方が母校だったらどう? 一球一球に冷や冷やして熱くなれるでしょ。

次は導入にじっくり時間をかけて、その戦いにかける意気込み、その一撃に乗せる熱い思いを描いてみては。
しっかり読者に感情移入させないと淡々と試合は進んでしまうよ。

107 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/06(月) 01:22:47 [ BFBDfY8M ]
自分のレス見返して思ったが、冷や冷やして熱くなるってのも変だな。

108 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/06(月) 01:58:59 [ MY.j5h66 ]
>>97
戦闘描写だからライノベ、と言う訳でも無く。
たとえば格闘技の理論書であったり、戦争を扱った歴史書であったり、古今東西の武器の解説書であったり。
そう言う物を読んだ上で描写を考えると奥行きが出来るかも知れない。

>>105
戦闘の描写と言う事で上とも絡むのだが。
描写に奥行きが足りないかな、と思う。
戦闘時と通常時で会話文と描写のバランスがほとんど変わってなく、そのせいで戦闘のスピード感等が感じにくくなってる気がする。
事実のみで無く、戦闘行為の威圧感をもっと深く表そうと心掛けると良いかな。
ここの>>17とかが特に参考になるはず。

109 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/06(月) 02:08:29 [ 0UOxuP/c ]
>>105
批評ができるほど偉い身分じゃないが気になった点をいくつかあげてみる。

まず、感想にも上げられてたけどバトルへの突入。
突然すぎてみんなビックリすると思うのヨ、まずは冒頭の辺でそれなりの流れをくんでいった方が「おいおい、このバトル、マジ理不尽」とか思われないと思うヨ。

あと、中盤にあった「静寂だった。虫の鳴き声や木の葉の擦れる音さえ聞こえない、真の静寂だった。そこで、文はボロボロになった萃香の手当てをしていた…。」の部分があったけど、その箇所で急に時間軸をがらっと変えた割にはそのあとすぐに過去に戻る感じになっていて、そしてそのあと「翌日」となっていて、自分が読んだときは「え?今は現在なの?過去話なの?」ってな感じで混乱したナ、まあ、これは自分の読解力が無かっただけかもしれないけど、気になった。でも後半のほのぼのしたやりとりは良かったと思うヨ。

最後に、殺伐したガチバトル物を書くときは耽美な描写を入れたりしないと、途端に下品になってしまう訳ヨ、読んだ限り台詞の部分以外、怒濤のラッシュだったから、もう1テンポ間をおいて、よくあるカッコとかに入れない心理描写とか入れたら読みやすくかつ、比較的クールな流れになると思うのヨ。ガチバトルはものすごい熱いジャンルだけど、それ故に読みづらくなりかねるわけよ、特にほのぼの系と比べるとナ。戦闘SSを書くときは内容を読み手にうまく伝えることが大切だと思うヨ。

長くなったけど、ここらで批評を止めるヨ。
なんだかんだでショボイアドバイスみたいになっちまったけどナ、まったくおーきなおせわだよナ・・。

110 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/06(月) 02:51:43 [ 5HmGiJrs ]
>>104
えらく出遅れた感が強いが言っておきたい。
文体は好ましい。

よければ自作のなかで特に自信のあるものを薦めてもらえないだろうか?

111 名前:ま〜れお ◆apyDHAItoo 投稿日:2006/03/06(月) 16:15:59 [ 9hRL876I ]
>>106
それについてはもう自分でも読み返してみるとなんともまあ……お恥ずかしいかぎりです。
なんとなく、私の文章は性急な感じになってしまうので、特に気をつけたいと思います。

>>108
ああ…、戦闘や武器自体に関して知識をつけてみるわけですね。
学校の図書室にあったらパク…いや、借りてみようかと思います。
自分でもあの時よりは少しは描写力もついたかなと感じるので頑張ってみますね。

>>109
時間軸や唐突さは万人が思われる欠点ですね……四季様の裁かれてから、そこには全力で注意します。
そうですね、あまりに殺伐としてたらなんだか嫌だし、東方らしくないですよね。
大きなお世話なんてことは全くないですよ。
やはり、読者の感想もないと成長は難しいと思いますし、なにより自分の作品に意見していただけることが嬉しいので。
自己満足ではなく、読んでくれる人がいるからこそ私はSSを書くのですから…。

では、わざわざ意見をくださった皆様。
本当にありがとうございました。
素晴らしさはないかもしれないけれど、皆様の意見を参考に今の作品を書き上げ、皆様への最大限の感謝の意をそこに示したいと思います。

112 名前:ま〜れお ◆apyDHAItoo 投稿日:2006/03/06(月) 16:18:54 [ 9hRL876I ]
ああ、なんだ四季様の裁かれてからって……なんなんだー…(自己嫌悪
四季様に、と脳内で変換してくださると助かります。

113 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/06(月) 22:41:36 [ lHYhFeho ]
唐突な上に場違いかもしれないけど、>>108で自分の書いたのが紹介されていて嬉しい、元>>17の俺。
こういった取り上げられるのが嬉しいから、次も頑張れるんだよな〜……と思った月曜の夜。

114 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/07(火) 23:46:22 [ 4J0EXSsk ]
創想話スレの方から誘導気味に。
西色氏の門番になった日、に対しての批評(になってるか微妙な物)

いわゆる二次設定と言われる物をあそこまで纏め上げる能力には脱帽。
(言葉が悪いが)下品になりがちなネタをあそこまで綺麗に組み込んだ事が、作品全体に説得力を持たせていたと思う。
タイトルと正反対の始まりも掴みとしてナイス。
要所で見えるオマージュもしつこくなく、理想的なバランスだと思う。
(パンに何かを〜 のくだりではもうにやにや)

チルノの部分等が予定に無かったとあとがきにあるけど、あのシーンは寧ろ必須であったかと。
フランの狂気のトリガーとなる3つの出来事(チルノ、蜂、みすちー)のとっかかりとして、あれほど確かな物は無かったと思う。
全てが日常に起こりうる、ある意味たわいも無い話である事。
丁度弾幕ごっこ二つに挟まれるように蜂のエピソードが出てきて、前後の対比が引き立っている事。
結果、蜂の部分がいわゆるご都合主義では無い、許されるべき幸運なエピソードに昇華されたのだと思う。
泣きフランは・・・ あそこまで盛り上がったならオチとしてもう書くしか無い部分かと(笑)

文章のコンパクト化は常に命題とすべき部分ではあるけど、書くべき物があると思うなら書いてしまうべきだと思う。
理想の文章量みたいな物は、多分プロット以前の段階で決まる物だと思うから。
・・・この辺はまったく言ってて自信ないがねOTL

幕間とも言える咲夜、レミリア等の会話は、次第に変わっていく本編に対して同じ視点を貫く彼女らの姿勢が良く出てたと思う。
ただ、その分すこしだけパチュリーが割りを食ったかな、と言う気はする。
中盤のレミリアの 「咲夜、抱いている時に他の女を想うのは反則よ」の部分と絡めて、最後の美鈴の治療のくだりでパチュリーが
何かあった時の準備を整えていた、と言う様な一文があるだけでずいぶんとパチェ株急上昇。
裏方的に必要な所だけ出てくる雰囲気があればよかったかな、と。

最後は完全に個人的な部分。
みすちーがえらくいい子だなぁとか思ったりしたりしなかったり(どっち
いや、多分そのノリでいいとは思うのだけど、もうちょい冷めてても良かったかも。
「絶対生きて帰りなさいよッ!」よりは「絶対死ぬんじゃないわよッ!」的な。
どうみても俺みすちーです、本当に(ry

長々と書いてしまったが、こんなんで役に立つかが疑問極まりない。

115 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/08(水) 00:00:00 [ eerSob.k ]
中国というふざけた名前でシリアスやられてもなあ
なんか間抜けな感じがする

116 名前:西色 ◆gwjsXPq4Qk 投稿日:2006/03/08(水) 00:24:09 [ NvAgSRx. ]
高いご評価、有難うございます。
タイトル部分は、あえて最後と強く結びつくように切り離してみました。
オマージュについてなのですが、これは本気で自覚がありませんでしたorz
日常を入れようと思ったのですが思いつかず、だったら人間の文化を入れてみようと入れたのですが……。ちょい反省。
フランの狂気のトリガーは、内容的に入れようと思っていたのですが、どうしても咲夜の件を入れたく二回に分ける必要がありました。その結果、後から最も話しに絡ませやすいチルノが出現したというわけです。
泣きフランですが……ストーリほのぼのとして最後に美鈴で締めるとしたかったので、あそこであそこまで盛り上げたくなかったのですが、話の展開上……となってしまいました。
文章量……元々地の文を多く書きたい人なので難しいです。
幕間はテーマの一つだったので、良かったと思っていただけたのでしたら幸いです。パチュリーは、といわれると難しいですね。正直話が長くなりすぎてテンパっていましたからw 次の主人公がパチュリーだったというのもあったのですが、これは裏設定。
みすちーはいい子ですよw ただ鳥頭なだけですw

中国について、これも裏設定なのですが、昔中国人の知り合いがいて日本の漢字読みではなく向こうの読みを教えてもらい、その名前で言ったら「誰?」と聞き返されてしまいました。
その時の経験からーという形なのですが、やっぱりSSには鬼門ですね。ううむ、精進いたします。

お二方、有難うございました。

117 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/18(土) 20:02:27 [ r.rQ2LK2 ]
ハイーキョ保守

118 名前:爪影 ◆dzZodfmb5Q 投稿日:2006/03/18(土) 22:54:46 [ rbQuIxyY ]
多くの方から意見を貰いたいので、真に勝手ながらageさせていただきます。
この度、自分の書いた作品を皆様がどの様に感じているのか気になり、書き込みをさせて頂きました。

作品集その25「弾幕らない裁判」
作品集その26「花と果実(前編・後編)」
作品集その27「逃亡兵レイセン・イナバ」

この三つの作品についての批評などを、頂きたいなと考えております。
創想話さんの方でも沢山の感想を頂いたのですが、やはり出来るならもっと様々な方の意見も取り入れたいと思いましたので……
よろしければ何かしらのご意見を、お願い致します。

119 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/03/19(日) 01:28:22 [ zwj8u23E ]
「弾幕らない裁判」はおもしろかった。
このレベルの作品ならこのスレでアドバイスできることはさしてないと思う。

対して「花と果実」。こちらはいまいち。なんか話が完成してない印象を受けた。
この話を普通にまとめるならこんな感じになるはず。

起→フランがレミィと姉妹喧嘩、家を飛び出すフラン
承→むしゃくしゃしてひまわり畑を焼き払うフラン。怒った幽香登場、弾幕ごっこに。
転→善戦するもフランは圧倒的な幽香のパワーに追いつめられてしまう。しかし、間一髪のところでレミィ参上!
結→姉妹合体技で幽香を撃破。姉妹仲良く紅魔館に帰宅。

この「起」の部分が決定的に欠けていて、唐突にバトルが始まり、それだけで終了してしまっている。
特にフランの成長などが描かれるわけでないので「不毛な戦いだったなあ」という結末に。
戦闘シーンの本来の役目はスパイス。
肝心の素材(フランの成長とか)がスカスカでは普通の読者は最後まで読むのがつらいです。

120 名前:爪影 ◆dzZodfmb5Q 投稿日:2006/03/19(日) 23:15:28 [ mi0iD5Xk ]
ありがとうございます。
私自身も「花と果実」は、少し練り足りなかったかな、と感じておりました。

ただ、言い訳をさせてもらうなら……あれは別に、何かしらの成長等は感じさせずに、あくまでも彼女たちの日常的な「弾幕ごっこ」を表現しようと思い、書いた物です。
レミィと喧嘩もしておらず、別にフランもむしゃくしゃはしておりません。それに幽香も余り気にはせずに、ただの暇潰しとしてフランと付き合いました。
なので、あれは私自身も別に「意味のある戦い」として送り出そうとは、思っていませんでした。

……しかし、私の伝えたい事をしっかりと読む方々に伝えられなかったのは、私の力不足による物以外の、何物でもありません。
「戦闘シーンの本来の役目はスパイス」というお言葉も、かなり参考になりました。
これから書く物が、読者の方々に最後まで読んでもらえる物、に出来るように精進したいと思います。

見苦しい言い訳をして、本当にすみません。それと、本当にありがとうございました。

121 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 18:45:55 [ y7i.G1h. ]
すいません。
文章書く上で語尾等に付けるのは…が絶対なんですか?
・・・←は厳禁なんでしょうか?
ある文章を読んでいて思ったのでちょっと質問したいのですが。

122 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 18:57:00 [ 12JFiD7E ]
・・・を使うとただそれだけでマイナス印象を与えることがある。
…を使っておくのがベターだと思う。

話が面白ければ別に気にしない人、話が面白くてもただそれだけで評価をマイナス修正する人、
どちらのタイプにも読んでもらいたいのならば。

123 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 19:01:59 [ CjD06f7I ]
厳禁では無いけど好ましくは無い。
商業小説を読んだ事は有るよね?
・・・
は普通使わないよ。
目上の人や初対面の人にタメ口使っちゃう様な物。
罪でも無いし罰せられるわけでも無いけど、決して良い顔はされない。

124 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 19:05:00 [ CjD06f7I ]
もう一つ。基本的には…や―は2つで1セット。
「うわぁ…ベンゾウさんの中―」
じゃなくて
「うわぁ……ベンゾウさんの中――」
例がアレだけどねwww

125 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 19:15:30 [ .Ng5EJio ]
ほうそうだったのか、いままで知らずに・・・を乱打してきた俺マジチルノ。

126 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 19:17:44 [ 09ZoqjW. ]
毎度毎度思うが、このスレ見る前に文章作法のサイトくらい見た方が良いだろ
次スレ建てるならどっかテンプレに入れとこうぜ

127 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 19:19:46 [ W9t3D8r6 ]
−−暖かいナリィ……

128 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 19:27:34 [ 5go7BiyI ]
>>126
ttp://www.asahi-net.or.jp/~mi9t-mttn/
ttp://members.jcom.home.ne.jp/w3c/MediaMix/writing/
じゃあここらへんかね。

129 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 19:31:46 [ 09ZoqjW. ]
>>127
  ,. ---――- 、    / /  ヽ| ,. -―、,ィ'´,ィT;;T ヽ、
/      ダ  ヽ   ト、| ヽハl />- // ///;;/   i!
 知  テ   ッ   ヽ l ヽ、Ll {_/__ ノ/ ///;;/  /:l _,. -――‐、
  っ  ス  シ  数   ヽト、   <_ノノノ/;;/ /:::ノ  見  お
  て  ト   ュ 式   |lヾ'', - ' ´  `ヽ、;;//::::/   分   っ
  た  0  で  に    .| Y へ,_ ''  __,,. -'ヽヽ / ひ  け  と
  か 点  答 対   l | ,tt:ァ、ノ  ,.,、__  〈/  と  の  マ
  ? な   え し   >l ''  ノ ::  `ー'´ 、/;   り   つ  イ
  マ  の  る     / l、l  ,、ヽ',、     ノ//    登  か  ナ
  ヌ     と     | ,、 l  ノ三ヽ、   、//l     場  な  ス
  ケ           l/  ',   ー-- `  // .|   ∫   い  と
              ノn  /.l _     //レ l    ∫  ア ダ
ヽ_____,. -/⌒ヽ/ ヾ、_`ヽ _,,. // / ハ      ホ  ッ
  r'―‐-、  ヽr'=、、ヽ' /-、::::: : :   /// / ノ        が シ
  |:: :::   ヽ/:.:.: ノノ r' 〉 }     // /、-、 ̄ヽ       ュ
__f::: 、  r'=、、/Y ハ l, 、/\   // /::::ノ/:.:.:.:.:.:.ヽ、____ノ
ヽ--、__/ヽ='_'l_(__)' >、lー/:::ノ  ̄.//-'::::) /イ|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>
-イ´   {     ̄ ; ノ、/ |ヽ、f:://-ヽノ:/ イ|:.:.:. :. :. :. _,,. - ´
 l     〈`ー----イ//  l ヽ//_::ノ__,. - 'l |      ヽ、
 l      ヽ、___;,.-'´ノ   l  トj       レ    o    ≫
_ノヽ       ヽ--- <     l          /o、 //  /イ
  `ヽ ___/:ヽ、  ヽ   l         /  >':::ヽ〈/   |

130 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 19:34:28 [ y7i.G1h. ]
お早いご返答ありがとうございました。
日本語の勉強から始めてみることにします。

131 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 19:39:38 [ W9t3D8r6 ]
>原理不明の恰好良さげな名前の技。「○○という能力」の類。

泣いた

132 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/03(月) 20:29:09 [ 96DXkmu. ]
うちの環境では……だと点のピッチが乱れるので・・・・・・を使ってる。
ツマランこだわりだなとは思うのだが。

133 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 07:35:20 [ O.hNLYOE ]
フラグの大切さはわかりました。
山場及び終盤でのフラグ回収の大切さもわかりました。
しかし山場及びその周辺での溜め、それがわかりません。
私に書かせると引き込んでカウンターを入れるための溜めがただのグダグダになり、
それこそ読者の心が溜息をつきながら離れてしまう。そしてフラグ回収も空振り。
自分と他人との技術的な違いがわかりません。文体を整える所から入ったので、無闇にいじれません。
どうやって間を持たせればよいでしょうか。助言いただきたいです。

134 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 12:10:43 [ CaT1YWWI ]
ttp://www.geocities.jp/ratius55/novel/
orz。
全体的に文が短いかも。あ、射命丸じゃないから安心して。

135 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/05(水) 13:11:57 [ dQCC3Y9g ]
>>133
とりあえず文章見せえよ。
読まないことにはアドバイスも出来ん。

136 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 18:41:15 [ 0K5TbxXo ]
>>134
文じゃないなら誰のスカートが短いのかなとか思った私の期待を返して!

冗談は置いといて、なかなかいいんじゃないかな。
文章の作法はだいたいきちんと出来てるし、痒いところに手が届く語彙もある。
ただ、それでは「第三者視点の日記を書くのがお上手ですね」で終わる。
物語にするには、もっと魅力を持たせないといけない。
とりあえず、具体的なキャラクター像を早い内から読者側に植え付けておいた方がいい。
キャラクター中心に進むSSなのに、
1話を読み終えた時点でこちらが得た主役キャラの情報が、
学生。天使と人間のハーフ。魔法が使えない。いじめられっ子。運動は得意(男側)。男アレルギー(女側)。これだけ。
もっとがんがん押し付けるべきだと思う。
男アレルギーの女が階段5段飛ばしくらいの勢いで大胆になっていく過程はまあ、最近の女の子は怖いのでこれもありか、な?
まあとりあえず俺からのアドバイスはこれぐらいで。がんばってください。

137 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 20:27:27 [ acp.SFho ]
ちょいと質問なんだが皆の衆。
今書いてるSS、思いの外膨らんできて容量が現在32kb、文字数が15490。
で、もう少しで書き終えそうなんだがこのSS、
前後編に分けるのと一気にまとめて投稿してしまうの、どっちがいいと思う?
たぶん完成したら35〜40kbくらいになりそう。

138 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 20:40:48 [ /U7ACIpc ]
>>137
分けられないなら無理して分ける必要も無いかと思うが

139 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 20:58:54 [ fM4eVY5U ]
創想話にある分ける基準は「分けるなら」であって、分けましょうではないはず。
1Mとか有ったら流石に分けないとキッツイ気がするけどね。

140 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/06(木) 21:30:28 [ acp.SFho ]
アドバイスありがと。
今回のは分けずに投稿することにするよ。

141 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/10(月) 19:42:41 [ PreHf4fg ]
保守がてら質問。
知らないSS書きの力量ってどこで判断してる? 
明らかに基準に足りてない書き手のSSは最後まで読まないだろうから。

142 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/10(月) 19:53:09 [ cyFYKOg6 ]
単純に趣味が合わないとか、面白くないとかくらいだなぁ。
一般基準的には上手かろうって話でも、趣味に合わないと戻る行きだしね。

143 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/11(火) 22:06:32 [ nFxcajfA ]
とりあえず文章の規則を守れていること。
誰が誰と会話しているのかが分かること。
文章と設定が途中で矛盾していないこと。

これが読める作品の最低ラインだと思ってる。
ここから上を判断するのは完全に主観だと思う。

144 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/13(木) 00:05:42 [ 5IGq6fic ]
読んでいて、その場の風景や心情がどれだけ思い浮かぶか。
言ってみればこれも主観的判断なんだろうけど、
(個人的には)重視している。

145 名前:Fimeria ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/04/13(木) 04:51:48 [ WVpwaAg2 ]
流れを無視するようですが評価お願いします。

作品集28「伸ばされた手の内の人形」

SS自体書き初めたのが最近の話でどうしても表現の間違いや誤字、構成の拙さなどが気になります
お手数ですが御指摘、感想、御指南いただけると幸いです。

146 名前:Fimeria ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/04/13(木) 04:53:31 [ WVpwaAg2 ]
age忘れました…… 〓■●

147 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/13(木) 15:10:39 [ msknEXtc ]
>>145
>ただ点数と言う具体的なものを見て己を弁えたいと申しますか
向こうのコメントにこうあるけど、好きなモン書くだけで点数貰うのは難しいですよ。
今のところ、人に喜んでもらおうとか、人を面白がらせようと思って書いている文章には見えません。
自己満足の文章で点数貰おうと思うのは、欲が出すぎかと。

例えば一文目。
>異常な舞台に彩られ、人形が独り踊っていた。
異常な舞台、というのを読者の想像に任せてしまっている時点でアウト。
具体的にどう異常なのかは、作者の脳内にしか構築されていない。
一文目からこれでは、読者の存在を考えているとは思えません。

自分は何を書きたいのか、を考えてみて下さい。
点数が欲しいなら、読者の存在を考える。
ただ思うままに書きたいなら、点数は気にしない。
思うままに書いて点数が欲しいなら、……自分の思いの、ネタの“見せ方”を考える。

もし、点数が欲しくて投稿したのではない、ということならスルーしてください。
技術的なことに触れずスマソ。

148 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/13(木) 15:15:35 [ msknEXtc ]
追記。
2〜5行目が『異常』の解説だとすれば、肩透かしというか何と言うか。

149 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/13(木) 17:25:58 [ UC6AJHOg ]
>>145
全体的に、文が場面ごとに切られているような感じがしました。
心理描写、会話、情景描写……
全てが一定の一文で表現されているので、読者としては台詞の羅列にしか感じられません。
心理描写は間を空けず固める、重要な部分では少し間を空けるなどして……
はっきりと場面が分かるような作りにした方が良いと思います。

後、作品全体に難しい漢字を使いすぎて、形式ばった硬さが出ていると思います。
『独り』、『此処』、『漸く』という文字は、普段の文章などには使いません。
ですから、その漢字が何と言うのかを一瞬でも考えないといけないので、文の流れを切ってしまいます。
普段使わない漢字、表現はできる限り避けるべきです。
例えば……『意識は既に全て睡魔を喰らい尽くしてしまったようにはっきりとしていた』という部分。
何を表現したいのかは分かるのですが、それを読者に考えさせてはいけません。
ここは、『意識ははっきりとしていた。どうやら悪夢のせいで眠気が飛んでしまったようだ』
というような、描写は分かりやすく、誇張させたい部分では硬くする……というメリハリをつければグッと良くなると思います。

偉そうな上、長文で大変申し訳ないですが……少しでも参考になれば。

150 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/14(金) 00:23:22 [ LYhPlc4g ]
最初の読み始めはつまんなそうに見えたけど、
最後まで読んでみると意外に面白かった。
もっと「つかみ」とかを意識して構成してみるといいかもね。

151 名前:Fimeria ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/04/14(金) 02:40:28 [ L8Km23Q6 ]
>>147
確かに、自己満足な文章ですね……目が覚めたような思いです。
人に楽しんで貰うために一番大事な物を疎かにしていた、お恥ずかしい限りです。
御指摘ありがとうございます。
肝に銘じて、今後の作品に生かそうと思います。

>>149
とても参考になりました。
読み返して見れば本当にそのとおりですね。
今後の課題とします。貴重な御指南ありがとうございます。

>>150
“つかみ”ですか……うぅむ、難しいですねorz
感想ありがとうございます。がんばります。暴走する勢いで。
つかみ……つかみ……

152 名前:山鳥 ◆w1lueaU01s 投稿日:2006/04/15(土) 01:38:25 [ YKG9V9X6 ]
個別感想が続いてしまうので少々心苦しいのですが……。
作品集その28の「幻想郷には雪が降り続いていた」について、ご批評やご指摘など頂ければ、と思います。

どうにも自分の作品に「客観」が持てていないように感じています。(SS書きとしては致命的ですね……)
いろいろと至らない作品ですが、どうかよろしくお願いします。

153 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/15(土) 01:58:39 [ 7Zu9h9gM ]
>>152
流し読みした程度で。

「テーマが繋がってない」というか、
途中で止まってるので評価できない。
言い換えると「落ちてない」
これに尽きます。

その他文章等は丁寧な物を感じるので、特にはないです。

154 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/15(土) 02:27:12 [ T2xjd0x. ]
>>152
最初の方はアリスメインだったのにアリスがアウェイしちゃて落ちてないのが痛いと思われます。
ですが仮病薬を使うというアイデアは良かったと思います。

あと個人的な指摘。アリマリ書くなら、もうちっと甘さを加えても良かったんじゃないかと…。

155 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/15(土) 04:40:28 [ MA1lLvTM ]
>>145
むむ、出遅れましたね……
とりあえず書いてしまったので投下します。


『人形』という単語が、繰り返し使われていたのが気になりました。
恐らくこれはわざとなのでしょうが、できればもっと別の言い回しや代名詞を使った方が良いのでは。

>所詮は孤独人形が創造した人形――その人形が、孤独でない筈がない。
であれば、
>所詮は孤独人形が創造した人形――それが、孤独でない筈がない。
とした方が読みやすいかと。
文章中の人形密度、と言うと少し変ですが、繰り返し使われる回数が、少し多過ぎると思いました。


それと>>147でも書かれていますが、
>異常な舞台に彩られ、人形が独り踊っていた。
と書かれている部分の『異常な舞台』が、どうもその後の説明と食い違っているように思えます。
スポットライトも音楽も鳴っていない舞台と『異常さ』は、イコールで繋がらないです。むしろこれは、淋しい・荒涼とした、と表現した方が適切なのでは。

内容としては、後半部分がかなり好きです。
逆に前半部分で損をしています。
市販の小説とWEB上のSSとの違いに、お金がかからない、という点があると思います。
自分でお金を支払わないからこそ、最後まで読む義務感も無いのです。
ですから、できるだけ前半で『引っ張る』ことが必須です。
どうも前半部分が、一読した限りでは、小難しい、という印象でした。

156 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/15(土) 05:51:33 [ MA1lLvTM ]
>>152
微妙に上記と同じことを言っていますがご容赦を。

人称代名詞の繰り返しが、少し多いと思いました。
>魔理沙はアリスの様子に気付き、声を掛けた。そしていまだ苦悶に呻くアリスを見て、魔理沙は笑う。
であれば、
>魔理沙はアリスの様子に気付き、声を掛けた。そしていまだ苦悶に呻く顔を見て、笑った。
とした方が、読みやすいのでは。
繰り返し使われる語は、代名詞や別の書き方で表した方が良い、らしいです。

また三人称でアリス、魔理沙と交互に視点を移していますが、これはできれば何らかの記号で区切って欲しかったです。
数行開ける程度では、WEB上でも小説でも『基本的にはそのまま』であり、内容的には繋がっているものだと考えて読みます。
読み手にはっきりと分かるような、『ここからは違う』というサインが欲しかったです。


内容としては……
アイディアが面白く、先の展開を想像させる終わり方も、個人的には好きでした。
ただ後半部分での、アリスの焦り方が少し理性的過ぎるかな? と感じました。
どうも切迫感が伝わりません。
できれば表情や細かい動作、または魔理沙の『仮病の深刻さ』などで、この部分をもっと詳しく表現して欲しかったです。
彼女が凍傷になってまで行く『理由』こそ、この部分に集約されているのですから。

157 名前:Fimeria ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/04/15(土) 08:18:03 [ H.STql0Y ]
>>155
人形密度ですか……確かに違和感を感じますね。
全体的なところもありますが前半部分が駄目ですか……見直します。

やはり人に読んでもらう、楽しんでもらうと言うのは難しいものですね。
前半で引っ張る……勉強になります。
具体的な御指摘、ありがとうございます。

158 名前:山鳥 ◆w1lueaU01s 投稿日:2006/04/15(土) 14:35:44 [ YKG9V9X6 ]
>>153
落ち、ですか……。
確かに、お茶を濁してナーナーで終わらせてしまった感があります。
これ以上続けてだれてしまうのが怖かったのですが、
ご指摘の通り、それ以前の問題だったかと思います。
目が覚めた思いです。ありがとうございました。

>>154
貴重なご意見、ありがとうございます。
確かにネタを考えれば、甘さ、アリスと魔理沙の信頼関係のようなものを
もっとしっかりと描写するべきでした。
……甘さ、甘くてなお甘すぎない甘さ。さじ加減。甘さと苦さの緩急。
うーん。難しい……。

>>156
なるほど。文章がだれてしまった一因はそこでしたか。
これからの推敲のとき、参考にさせて頂きます。
場面分けについてのご指摘もごもっともです。三人称で書くなら配慮して然るべきことでした。
後半部分は、切迫感を文章の勢いで表そうとしての失敗……。
粋がるな、ということですね。精進します。
ご指南ありがとうございました。

159 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/21(金) 21:23:04 [ 5tCFvNKM ]
たくさん文を書くことと、一つの文を練りこむこと
上達にはどっちが大事かな?

160 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/21(金) 22:13:53 [ k2OYQUCA ]
>>159
どっちも、というのが正解
だけれど答えにはなってないので。

たくさん文を書くこと、のほうが優先度が高いと思う。
文を練る、と言っても、まず書いた文がないとできないでしょう。

一筆入魂、にかまけて、筆不精なのが私だしなーorz

161 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/21(金) 22:40:50 [ FfIPpSws ]
まずは書かないと話にならない。
10行でも良いから書く。

162 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/21(金) 22:45:54 [ 3boN3d/6 ]
一日10行書いてりゃ一月で300行のSSが出来るからなあ。
言うは易し、とも言うが……。

163 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/21(金) 22:57:26 [ 4YohIsuM ]
三年ぐらい書き続けていれば腕はそれなりに上がるよ。
そして過去作を見て悶絶。……うおおお。

164 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/22(土) 13:58:55 [ A.tiGNh2 ]
あまり勢いで書きすぎると後悔するのは間違いない。

165 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/22(土) 14:28:30 [ zalRwXCU ]
>>164
後悔はむしろ糧。

166 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/22(土) 20:12:34 [ YidxgkYc ]
学生時代から細々と物書きやっててもう5年。
過去作は確かに拒絶反応出るくらい黒歴史にしてしまいたいんだが……。
それでも、確かに自分が歩いた道なんだと実感できてしまう。
1年後2年後に、今の自分の作品がそんなふうに感じたら、成長してるってことなのかねぇ。

167 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/22(土) 21:20:25 [ SR6/.5ao ]
古い作品から改善点が見つからなくなったら、成長が止まってるということかと

168 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/22(土) 23:53:17 [ zvPURNHQ ]
創想話に投稿するため作品一本書き上げる度に、その前に書いた作品がどうしようもない程の駄作に見えてきてしまい
それを繰り返すうちに文章書くこと自体嫌気が差し止めてしまった俺チルノ未満

この前講義の時に即興で文章でっち上げたら教授に出来を物凄い褒められた
だがそれをこれっぽっちも嬉しいと思わなかった俺はもうSS書きとして駄目だな

169 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/23(日) 01:59:43 [ v5mvInys ]
まったく逆だが、
昔の文は今のようにうまくないけど、斬新さがあって生き生きしてた。
今書いてるのは確かに文はうまくなったけど斬新なネタが組み込まれて無くてレベルがどんどん下がってきた俺がいる。

170 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/23(日) 03:16:49 [ 4/GA6Tvg ]
>>168
逆に考えるんだ

「昔よりもはるかに上達している」と考えればいい

>>169
逆に考えるんだ

「昔の自分から学ぶものがある」と考えればいい



とりあえず同じ思いしてる人間として応援させていただく。

171 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/23(日) 10:19:20 [ 06PNbGnM ]
なんつーか、もの書きってみんな同じこと悩んでるんだなぁ……

172 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/23(日) 12:43:51 [ xcfbICIE ]
物を書くことは、人生と一緒。

173 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/23(日) 17:59:18 [ Y88euKcY ]
ははは、生まれて初めて書いたSSは、未だに創想話のどっかに潜んでるぜ。
でも、そん時貰った感想レスは今でも俺の宝物♪

時々、言い回しや情景描写、文章作法等をちょこちょことコソーリ直してるけどなw

174 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/23(日) 18:05:36 [ UOae.JE. ]
初めて物を書いたのは、確か四年前だったかな……
クロスオーバー物で、俺の思考趣味のオモチャ箱みたいなSSだった。
その後、色々と二次創作ばっかりの道を辿りながら、今はこうして東方関係を書いている。

昔のを読み返していると、普通にUー1物とか書いていたり。
でも、活き活きと書いているのが自分でも分かるし、何よりその時の気持ちが湧き上がってきて、良い触発材料になってくれる。

だから俺は、Uー1はそんなに否定していない。むしろ楽しく書けるなら、それもアリだと考えている。
勿論、他人に不快感を与える様な事態は論外に置いた場合、だけどね。

175 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/24(月) 00:13:53 [ n.EJOj3k ]
鍵から流れてきた人多いのかね?

176 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/24(月) 00:20:28 [ n.EJOj3k ]
っと、言い方が拙いな。煽りっぽい……。

東方書いてる人には鍵の創作もやってる人が多いね。

そんな話題を振りたかったが、SSの実力向上に全然関係ないのでスルーしてくれ。

177 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/24(月) 20:16:06 [ 1.U2ZCFI ]
>>174
あるあるwwwwww
U−1は誰もが通る道www
特にDBとか見てると陥ってしまうwwww

178 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/24(月) 20:31:41 [ ItfBIfBI ]
U-1にするつもりなど全く無くても、気が付けば……ということはかなり経験がある。

179 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/24(月) 21:34:08 [ a.nrUAA. ]
東方以前から他のジャンルで書いてる人だとU-1ssに抵抗なさそうだねぇ
そんなおいらは東方で初ss書きなんでU-1ssって言葉自体知らなかったよ

180 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 13:19:10 [ eKUjLKgo ]
めっちゃ普通に鍵から流れてきたけど俺、U−1なんてこっち来て初めて聞いたおw
正直今は下がり気味だが、鍵の方の二次創作のレベルもそんなに低くないんでマナーとか出来てるならそっちから流れてくるのも決して悪くないんじゃないかね。
HP見てみると結構な実力者の方が鍵から始めた、もしくはそれを経たり現在進行形でやってる場合もあるっぽいし。
どんな界隈の人でも東方を書くようになってくれれば嬉しいし、それがレベルの高い人ならこっちもやる気出てくる。

初めて書いたSSは書き始めたジャンルがジャンルだったから黒歴史どころの話ではないが、
よく上手いと言われる台詞回しやテンポの良さはそこから来てるっぽいから完全否定は出来ない俺。

181 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 17:26:01 [ 3TuzgfHA ]
鍵から始めて今でも書き続けてるって人は大抵世紀を跨いで創作してるからな。
コンペの上位がほぼ鍵経験者ということも珍しくない。

182 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 19:51:47 [ dyLnu8NM ]
東方で初めてss書いて、
それから暫くしてU−1という言葉を知ったものです

もしもっと早くこの言葉を知ることになっていたら
確実に投稿できないssがありました
今にして思えばよく叩かれなかったなぁと首を傾げるばかり
U−1に片足突っ込んでたのに出たのに……

183 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 21:10:48 [ 0nLwb2f. ]
何から始めた、ってのは、つまるところ、いつ「こっち側」に来たか、ってことなのかな

184 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/25(火) 23:50:41 [ AgbARevY ]
上達の近道は地道な積み重ねですな
やっぱり長く書いてる人は上手な人が多いし。

185 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 18:34:06 [ U4QvfiyM ]
書く以外に上達する方法は無いものな
……書いたからといって必ず上達するわけではないのが辛いところだが

186 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 19:13:10 [ AWpQAew. ]
ネット上でこんな風に文章書いていてさ、悪い所や良い所を指摘されるのは何か書き手としても作品を読んでもらっていると実感するよな。
褒められたら嬉しいし、悪い所を指摘されたらそれを自分でどうにかできるし。
どっかに書いてあったけど「感想は創作者の元気の源」って本当だよな。


そんな俺は未だに感想ゼロ。
何か最近は「さもしい一人芝居」って良く思うようになってきたよ……。
自分の作品の欠点や長所も何だか分からなくなってきたな。


支えはスターオーシャン2のシークレットセンス。
センスが無くても努力を重ねれば何時か花咲くとそれだけが拠り所。
感性は後天的に備わると信じている俺。

187 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 19:36:41 [ JeHppaZk ]
>>186
そんなお前の為にこのスレがあるのさ。
とりあえず晒してみてはどうか。

188 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 19:52:19 [ AWpQAew. ]
>>187
きっとこのスレにいる諸兄はそう言ってくれると思っていた。それは本当に嬉しいと思うんだ。
けれどエロい描写があるんだよ。
ここは全年齢だから無理じゃないかと思っているんだ。

189 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 20:11:37 [ VMNCAZeI ]
>>188
指摘がほしいことを明記してえっちスレにGOだ

190 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 21:00:52 [ AWpQAew. ]
>>189
えっと、ここには関連スレは無いよな?
何て言うかエロが入っているとやっぱりこういう展開になるか(汗
戦闘描写やエロ以外の面を聞いてもらいたかったが。

とりあえず、言いたい事言って楽になったよ。
話聞いてくれてありがとう。

191 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 21:05:32 [ VMNCAZeI ]
なら、エロゲをPSに移植するかのようにえっちシーンをカットしてうpだ。

192 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 21:09:43 [ gT7.8tKs ]
そんな殺生な!


ネチョろだもしくは産廃ろだに上げてください……

193 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 21:55:54 [ AWpQAew. ]
>>143の文法作法がなっていないに引っかかっているなぁ……。
エロありですが頼みます。

ttp://www4.axfc.net/uploader/16/so/N16_1294.zip.html

kiywordはangel

194 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/26(水) 22:35:13 [ LtzOjjFM ]
>>193
待て、今落としてチラっと見てみたが、これ東方SSじゃないよな? オリジナルだよな?
向上心があるのはいい事だと思うが、ここで出すのはやめておくべきじゃないかと。ましてやエロだし。

195 名前:AWpQAew 投稿日:2006/04/27(木) 07:15:29 [ dzRFrz8g ]
何か嫌な予感もしていたんだよな。話の流れ的に東方SS限定かなと。
でも、とりあえず落してみようと思った俺がいた。
とりあえずは流した方が言いと言う事だよな。エロも入っているし。
落しておいて何だが流してくれないか?

196 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/27(木) 07:58:27 [ OJMwx1mg ]
話の流れ以前に、ここは東方オンリーだ。

197 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/27(木) 19:19:41 [ T1S3poEo ]
くうきよめねえ

198 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/27(木) 19:54:13 [ qhGpcDuc ]
だから感想貰えないんだダラズ

199 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/27(木) 20:27:07 [ b1NSjc8Y ]
いままでここを、てかこの板そのものを何だと思ってたんだ・・・?

200 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/27(木) 20:52:44 [ gW5JZgKM ]
複数人が同じ空間にいる(例えば食卓)状況での会話文って、
どういうところに気をつければテンポが良くなる?

どうもぺったりしてしまっていかん。

201 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/27(木) 21:00:59 [ Qz42u/SY ]
人多いときはまじめに地の文何とかしないと、誰が誰やら判らなくなると思う。
飯食ってるときなら目線入れるとか食い方入れるとか、地の文のネタには困らないとは思うけど。

これでテンポが良くなるかは、保証の限りではありません。

202 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/27(木) 21:27:56 [ yAxgM852 ]
口調でどのキャラが喋っているか分かるようにする
同時に三人に喋らせないで、喋るキャラを変える時は地の文でそれを明示する
これぐらいしか思い付かない

203 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/27(木) 21:29:02 [ KMLEZpvI ]
食卓だったらな……

「〜(適当な会話を入れてください)〜。その○○もらいっと」
「あ、こら!それ私の!」
(キャラ1)が(キャラ2)の(料理)を奪う。
「もう、(キャラ2)のを取らなくったってまだあるんだから」
それを見た(キャラ3)がため息をつく。

とかいうふうに会話の途中で動作(上のように他人の料理を奪ったり醤油やらソースを取ってくれ、と頼んだり)をうまく入れればグダグダにはならないはず。

204 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/28(金) 17:45:34 [ YYr/eWQI ]
「お待たせしました」

 妖夢が持ってきたのは、巨大な皿に盛り付けられた、豪勢な食事。
 予想外の御馳走に対して、招かれた客――プリズムリバー三姉妹は、あまりの感嘆に息を呑んだ。

「日頃からの御礼も兼ねてですので、遠慮なくどうぞ」

 にこやかに友好的な笑顔で妖夢が言い終わるや否や――三人は我先にと、料理に手を伸ばし始める。

「あ!? メルラン姉さん! それ私が狙ってたのに!?」
「駄目よリリカ、私だって狙っていたんですもの。それにこういう場合は、姉を敬う気持ちが大切なのよ〜」
「そういった言葉は、普段からしっかり『お姉さん』している人の台詞!」

 若干、不機嫌そうに不貞腐れるリリカの目の前で、狙っていた物を美味しそうに食べるメルラン。
 一方のルナサは、特に表情も表さずに一人で黙々と箸を進めていた。
 ――咀嚼も嚥下も箸を伸ばすのも、恐ろしい程に速い速度で。

「って、もうこれだけしか無い!? ルナサ姉さん、食べ過ぎよ! というか食べるの早過ぎよ!」
「美味しいから仕方ない。リリカも早く食べないと、本当に無くなっちゃうわよ?」

 喋り掛けながら、器用に口をムグムグさせるルナサ。
 澄ました顔でハムスターの様に頬を膨らませる彼女は、何処までも自分のペースを崩していなかった。

「姉さんの言う通りよ、リリカ。早く食べないと……ほら、もうすぐで無くなっちゃうわ」
「ああ!? 私まだ一口も食べてないのに〜!?」

 あっという間に中身の無くなってきた巨大な皿を見て、負けじと残りの料理に箸を伸ばすリリカ。
 メルランもルナサも、各々にしっかりと料理に手を伸ばしていた。

「……そんなに慌てなくても、おかわりはまだありますよ」

 何処か剣呑な空気を放つ三姉妹に、妖夢は困った様な笑みを浮かべる。
 その言葉が、箸を伸ばす彼女達の耳に届いたのかは――誰にも、分からなかった。



 試しに書いてみる。即興な上に長文で失礼。

205 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/28(金) 18:37:51 [ YGyUIGNU ]
しかし、あまりわき道にそれすぎると脱線しすぎる罠

話が完全に止まるから、適度ってのが大切なんだけど、
その適度が難しいんだよな。

206 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/28(金) 21:21:30 [ YYr/eWQI ]
や、ちょっと前見たく「試しに書いてみる」みたいな流れが出来て、少しでも盛り上がれば良いかなー、と思ったんだけどね。
脱線し過ぎたかな……もしそう思われたなら、申し訳ない。

207 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/28(金) 21:29:04 [ YGyUIGNU ]
>>206
いや、投稿内容じゃなくて、食卓での会話テンポの話。
テンポを出すために脱線して話が進まないのは本末転倒だから適度に、ってこと。

208 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/28(金) 21:42:41 [ YYr/eWQI ]
>>207
やや、そっちでしたか。どうも私が深読みし過ぎた様ですな、失礼しました。

確かに脱線して話が進まないのは、注意するべき箇所だね。
会話に飽きさせず、地の文に飽きさせず、それでいて場面を読み手になるべく想像させやすく。
うん、難しい。

209 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/04/29(土) 18:21:04 [ f6aocWHQ ]
かと言って話を先に進めるためだけの会話というのも味気ない。

やはりバランスか。

210 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/02(火) 18:45:06 [ VCg0YmXc ]
>>206
じゃあちょっと便乗させてもらいますよ……。
同じフォーマットもお借りします。

/////

試し書き:お題「プリズムリバーの食事風景」


「お待たせしました」

 皿がドンと音を立てたことに、プリズムリバー三姉妹は少なからず戦慄した。食器で音を立てることが食卓のマナーに反するとか、もうそういうことを気にするレベルではない。このこんもりと盛られたホイコーローはそれこそチョモランマの如し、テーブルに載せればドンと腹に響く音がするのも道理だ。恐るべし四千年の歴史。

 グウ、と合いの手のように三人の腹が鳴って、見事な三和音をなした。
 さすがは音楽家。

「日頃からのお礼も兼ねてですので、遠慮なくどうぞ」

 言われるが早いか箸を取ったリリカの眉間に、別の箸がグサリと刺さった。

「ふぅぁあああ!? なにしやがるですか姉上様コノヤロォ!?」

 額を押さえ涙目で抗議する三女を長女は冷ややかに一瞥し、何も言わずに手を合わせた。次女はクスクスと笑ってそれにならう。ちぇー、と不貞腐れつつも、リリカは姉たちに遅れてパンと手を合わせた。

「「「いただきます」」」

「うわー、これ美味しい。妖夢ちゃん良い腕してるよーモグモグ」
「そんな、私なんてまだまだです」
「ほんなほほはいっへ、いいほひょめはんひはへふほ……」
「リリカ、食べながらしゃべらない」
「んく……あー、姉さんラー油とって」
「姉さん、取ってって言ってるわよ」
「メルランのほうがラー油に近い」
「あーもうどっちでもいいから」
「上下板ばさみはつらいわー。はいどうぞ」
「わーいありがとー……ってこれバニラエッセンス! 一文字もあってない!」
「もう、我がままねぇ」
「メル姉に言われたくない! しかも隙を突いてシューマイを持っていくなあああ! それ私の、私のー!」
「リリカ、静かに」
「静かにー」
「誰のせいよっ! ってルナ姉がなにげに一番食べてるっ!?」
「うわあ、チョモランマがエアーズロックになりつつあるわ……」
「感心してる場合かっ! グズグズしてたらルナ姉に食べ尽くされる!」
「負けてられないわねー」
「……(もくもく)」

「あの、そんなに慌てなくてもおかわりはありますから……」

 妖夢のか細い声はついに聞き届けられず、食卓の三国志大戦は苛烈を極める様相を呈していった……

/////

特に後半、テンポを出すためにあえて地の文なし。
書き分けが出来てるか、自分ではよくわからない。
添削お願いします……

211 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/03(水) 09:10:06 [ 4RW11R2g ]
会話文関係ないんだけど、気になったことを一つ。

>テーブルに載せればドンと腹に響く音がするのも道理だ。
>恐るべし四千年の歴史。
>グウ、と合いの手のように三人の腹が鳴って、見事な三和音をなした。
>さすがは音楽家。

『恐るべし四千年の歴史』の『恐るべし』はプリズムリバーの感想なんだけれど
『さすがは音楽家』の『さすがは』が誰の感想なのか分からなくて、少々読み難く思えた。

212 名前:210 投稿日:2006/05/03(水) 17:34:52 [ 1EmTq6t6 ]
>>211
うわ、確かに。『さすがは音楽家』の部分だけが明らかに書き手の主観
になってて、浮いてますね……。ご指摘ありがとうございます。
この部分は削った方がいいかもしれませんね。

213 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/04(木) 05:14:20 [ 2gIPM3/. ]
 
「お待たせしました」

 五歳か六歳ばかりと見える幼い従者――魂魄妖夢が運んだのは巨大な皿だった。
 予想外の御馳走に、プリズムリバー三姉妹は息を呑む。

「演奏の御礼も兼ねています。遠慮なくどうぞ」

 その笑顔は親切そのもの。
 裏や悪意などまるでない。
 だが三姉妹の顔は青ざめた。
 皿の上で視線が重なる、思考が重なる。
 『ソレハナニ』、と。
 普通、料理の具はにゅるにゅるとか動かない。
 通常、匂いは食欲をそそるものであり吐き気を催さない。
 畢竟、食い物は死の予感を運ばない。
 静寂が食卓を支配した。

「こ、これもらうわよ!!」
「って、メルラン姉さん!?」

 姉の箸がいち早く動き、リリカの絶叫が上がった。
 その箸は、皿中央の原色物体を避け、付け合わせの漬物をかっさらった。

「私(の安全)のためにも仕方ないの! それに普通、こういう時は姉に譲るものでしょう!?」
「それって普段からちゃんと『お姉さん』してる人の台詞っ!」

 リリカの箸の先には、澄まし顔で漬物をぽりぽり食べるメルランの姿。
 演奏先の家人が作ったご馳走に、一応箸はつけたという『逃げ』に走った裏切り者である。
 安全だと思われた漬物はもはや無く、中央には原色の不気味料理しか残っていない。
 ……だが、ここで食事拒否するわけにもいかなかった。
 なにせ初めての場所での初演奏の後の、『妖夢が初めて作った料理』である。
 幼い彼女の指には、苦労の後が伺える絆創膏が、べったりと張られていた。
 これで拒否すれば鬼である。
 苦悩するリリカを横目に、ひとり沈黙していたルナサは、箸を持ち上げ、殉教者の表情でため息をついた。
 そして責任や覚悟を丸呑みにした、家長の顔と化す。
 むんずと皿を持ち上げて、咀嚼もせず、一気飲みの要領で『それ』を口へとかき込んだ。
 
「ええ、嘘!? ルナサ姉さん! 死ぬ気!?」

 リリカの絶叫も当然である。
 ルナサの顔色は青を通り越して人外の域。
 餌を詰めすぎたハムスター顔だった。
 リミットまであと五秒。
 だが――

「…………これ……美味しいから…………私がぜんぶ、食べちゃう……わよ……?」

 苦悶の表情から漏れた言葉は、妹たちの身代わりのみならず、妖夢の真心をも汲み取った言葉であった。
 『漢』と書いて『おんな』と読む偉丈夫が、そこにいた。
 そして――そのルナサの病弱ハムスター顔は、姉妹愛を素晴らしく燃え上がらせた。
 お前だけを逝かせはしないと、妹二人の目が光る。

「姉さんの……そうよ! 姉さん言う通りよ! ほらリリカ! 早く食べないともう無くなっちゃうわよ!!」
「ああー!? 私まだ一口も食べてないっ!」

 あっという間に中身の無くなる巨大な皿。
 箸を伸ばすリリカとメルランの目に涙。
 皆が料理に手を伸ばしていた。

「……そんなに慌てなくても、まだおかわりはありますよ?」

 感動的な三姉妹に向けて、妖夢は女神のように微笑んだ。
 その言葉が三姉妹に与えた影響は…………神のみぞ知ることである。



○●○


地の文でリズム良く、ってのを意識して書いてみたんだけど、これでいいのかどうか……

あと、文章リズムの一因として、どこに『、』を打つか、ってのがあるかも、
書きながらそう思った。

214 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/06(土) 11:24:05 [ J67TOcGc ]
読みたいSSをリクエストして、該当する作品を紹介するスレを立ててみました。
東方創想話内だけでなく、創想話に投稿されなかった作品からも
良い作品を見つけ出す助けになればと思います。
お気軽にご利用下さい。
良い作品をご存じの方々は、リクエストに応えて作品を紹介することで
良い作品を未読の人に教えてあげてください
サポートよろしくお願いします

【こんなSS】貴方に合うSSを探すスレ【ありますか?】
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1146881361/

215 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/08(月) 00:39:10 [ or21tna2 ]
SS書いてて、「これ、この間使ったネタ(シチュ)じゃん!」って気がついたらどうする?
プロならいろいろ考えて違う話を作っていくんだろうが、
トーシロな俺はどうしたらいいんだか・・・気にせずやってしまう?

216 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/08(月) 11:04:20 [ J/xQAvkw ]
んー同じネタなら、そこから別パターンを考えていくかな。
例えばAとBの絡み(ネチョじゃねーよ?)を元に話を書いたんだったら、
そこにCを入れてみたらどうなるかとか、AとCならどうなるとか、Aの
一人称視点で見てたのをBの視点で見てみるとか。

良く他人とのネタ被りが怖いという話も聞くけれど、書き手が変われば当然
そこに込められるテーマも切り口も変わってくる。
そりゃ被りすぎると問題だけど、あんまり気にせず書いた方が良いと思うな。

217 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/08(月) 17:17:13 [ N5H/kHdw ]
ネタが被りそうだったら、被った元の作品より面白いものを書けば無問題というのが知り合いの言。

218 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/11(木) 22:14:24 [ C7NadhXM ]
このスレもっと活性化してほしいんだがなぁ

219 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/11(木) 23:49:03 [ KMfQIt9g ]
ふむ……では活性化を願ってネタを振ってみようか。

みんなどんな時にネタが浮かぶ?

俺は車に乗ってる時。仕事柄長距離を車で走るんだが、高速をぼーっと走ってる時
意識の半分を運転に向けてる時に、脳の残り半分が普段使ってない分を掻き集めて
くるのかどうかしんないけど、ムニムニネタが湧いてくる。
あと田舎の風景(森とか池とか川とか海とか村とか……)を、見ていても幻視力が
いい感じに刺激されるな。

みんなはどう?

220 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/11(木) 23:58:27 [ uuP54Neo ]
>>219
それこそ、色々としか言えないかなぁ。テレビ見てたり、景色見てたり、その他諸々。
ただ共通して言えるのは、かなり無意識に近い状態で思い付く事かな。ふっと湧いて、それから考え込んで練り込んでいく。

221 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/12(金) 00:07:07 [ 5Cs62jPE ]
常に浮かんでくる
だからネタが切れるなんてことは一度もない

書く気力は無いんだけど

222 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/12(金) 00:48:36 [ iahRbxMk ]
ネタを思いついた瞬間。
あれ、よく分からんぞ?
俺の頭の中にあるこの話はいつ浮かんできたんだ……?

まぁとにかく、ひとつ浮かんだらそれをいつまでも組み替えたり、組み立てたり。
答えになってねぇ…。

予想では、組み換え、組み立ての遊び最中に「電球が光る」んじゃないかと。
いや、違う、それはネタが浮かんだ後か……うーん?
やっぱり分からない。

そんな俺の現在の自習(?)課題。
三点リーダ(『…』のこと)を多用しすぎなので減らす。
会話文に入ると、やたら会話が長くなるので、もっとスマートに。

223 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/12(金) 04:54:16 [ W7wIHLnQ ]
ネタなんて浮かんだことないから書けない
ネタってどういうものの事を言うの?

224 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/12(金) 06:05:36 [ nD9YEDN. ]
こいつは面白かっこいいぜー! っていう幻覚の事。

そのうちの半分は露と消え去り、もう半分は「アホか俺は」と呟いて放棄し、そのまた半分は
勘違いしたまんま投稿してベコベコに凹まされ、僅かに残った一欠片のみがGJの称号を貰える。

225 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/12(金) 07:21:15 [ aNpksw4I ]
>>223
俺の場合は幻視力のこと。
自分でもスゲエと思える映像やら文章の『一部』が、
色々と考えているうちに思い浮かぶ。

ただし、あくまでも一部なのでそこに行き着くまで四苦八苦したり、
たどり着いたと思ったら、流れ的に内容を変えなきゃいけなかったり、
「あれ、実はそんなたいしたものんじゃない?」と途中で思ったり、
文章にしてみると、とてもとても稚拙になったり……

まあ、そんな感じ。
ネタの95%は無駄で出来ている。

226 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/12(金) 19:50:34 [ 0JLGPx1M ]
作品のごく小さな断片としか言えないな……
分かりやすいのはifネタかね?

>>219
文章を読んでるときによく浮かぶ。

227 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/13(土) 00:55:48 [ 3kxT52Z. ]
ネタって文章にする途中で飽きないん?

228 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/13(土) 01:27:34 [ JzKq39.c ]
それはその程度のネタだったということだな

稀にだが、これは評価はどうあれ形にして出さないと気が済まないと
思えるようなのが湧く。で、実際書いてみると微妙だったりするんだが。

229 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/13(土) 03:52:25 [ zUjZTHgg ]
>>228
あるあるw でも、やっぱそういうもんの積み重ねだよね。時々そんな積み重ねたネタが、
化学反応起こして上手く繋がった時の快感と言ったらもう!

書いてて良かったって思う一瞬だよねw

230 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/14(日) 01:03:07 [ HfvuhH3Y ]
どうしても書きたいネタなのに筆がまったく進まない。
そんな時ってどうする?

231 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/14(日) 01:31:32 [ ToXuUdNE ]
根性で何とかする。

何か制限(勉強とか仕事とか)があるなら兎も角、書きたい意欲があるなら書くべき。
一回言い訳を考え出すと、その後もだらだらして書けなくなるから。

232 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/14(日) 01:31:41 [ zkcfyx/c ]
>>230
そんな時はなんもすんなってウルスラさんが言ってた。そうしたらいずれ書きたくなってくるらしい。
つーか今現在の俺だ。

233 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/14(日) 02:44:00 [ UEocy.Yc ]
俺も、他人に見せるだけで恥知らずと言われそうなレベルの駄文を書いていたことがあるが、
今は筆が進まず、何もしていない。
大学受験期間(一度ミスって二年間)の後、筆が進まなくても無理矢理書いてみたが、
昔の駄文よりも、さらに言葉にも出来ない程の酷さに、
とうとう最後まで書き上げることが出来ず消去。
たぶん、俺はもう駄目だ。
まぁ、それ以前に今の俺は、
大学の課題やパソコンをするには寝る時間を削るしかないという程の忙しさだがな……。


何もしない、に一票かな。
小説を書くのが好きならいずれ書きたくなるだろう。好きなんだから。
書く気がいつまでも起こらなければ、いつまでも筆を置くといい。
そして、再び書きたくなったなら、すかさず筆を取る。
面白い小説を読んでみるのもいいかもな。

234 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/14(日) 03:29:07 [ ZtxSUnWQ ]
私の場合、読者の事を考える。
こんな自分の文章でも、心待ちにしてくれてる人がいるんだろうなと思うと、やる気が沸いてくる。
それでも書けないなら、自分の書きたいモノに近い小説を見たり、書きたい場面で流れてそうな音楽を聴く。
そうすると、頭の中でイメージが湧いたり、こんなモノを書きたいという気力が出てくる。

個人的に筆を置く事はお勧めしない。何故なら、その状態から動けなくなる場合も多いから。
惰性でもいいから書いて気分を乗らせる。手直しは後回しにしてとにかく書き始めるというのが大事だと思う。
自由な時間がある時はとにかく書いた方がいい。
じゃないと、書きたいモノは溜まっていくのに書けないという状況に陥る。
そしていざ書こうとなると、書きたい理想だけが高くなりすぎて満足できなくなり、また立ち止まり……
結局は足踏みする事になる。
あくまでも、私の経験論だけど……該当する人はゼロではないと思うので、一意見としてそう発言しておきます。

235 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/14(日) 08:28:43 [ frGIvxkE ]
とりあえず、なにか自分に制限をつけて書いてみる。
私、自分、俺等々の、一人称無しの文体とか、
地の文なしとか、二人称に近い文体とか(かなり無謀)、一時間の時間制限つきとか……
それでも駄目なら放っておく。

でも、日記的なものなど、ある程度『書く』ってことはしておいた方がいいかも。
筋肉と一緒で、完全放置してしまうと、文章力もまた落ちる(逆にあっさりとした文章がだんだん書けなくなるが)。

236 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/14(日) 14:17:10 [ Gn7M9Ji2 ]
乗らないときこそbig確定だと思って書くな

237 名前:230 投稿日:2006/05/14(日) 21:04:47 [ fm4u8Pzk ]
>>231-236
レスthx
一ヵ月以上書き出し部分で放置していたネタ、何とか5kほど書き足せたよ。
書くにしても書かないにしても、その方向にはっきり意志を持たないといけないな。
まだ序盤も書き終わってないけど、頑張ってみる。

238 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/15(月) 01:11:30 [ z27dt95. ]
バイトしてる時が一番思いつくなぁ。
昔はあれこれ考えてやってたけど3年もやってると頭の意識を幻想郷に飛ばしてもテキパキと作業が出来ちゃうしw

思いついたシーンと、やりたい事。
その話の序盤を思いつくところまではいいんだが、どうにも間が繋がらない。
んで時間かけて練りこんでやってもそこそこは行くけども思うような評価が得られない。
逆に兎に角繋ぎやすいネタだから勢いで完成させて推敲しただけの作品が、叩かれるの覚悟で投下したのに高評価、なんて事がよくある。

で、亀だけど>>230
自分の場合は、ゲームとかしてるかな。
東方の時もあるし、東方以外の時もある。
2ヶ月くらい前までは東方の事が多かったけど、最近は少なくなったなぁ。
そう言うとき、エロゲとかなら日常会話からヒントが得られる事も多々。

239 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/15(月) 09:46:47 [ JzgKT6Ak ]
>>238
俺がいる

240 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/15(月) 18:05:20 [ GDaUWwik ]
>>238,239
おかしいな、俺が2人もいる

241 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/15(月) 22:27:57 [ 84naUGTU ]
作品を書いていて、自分で構成の拙さや文章の不自然さに気付きつつスルーしてしまうことがよくあるんだが、
どうすればそういう妥協を棄てられるかな……

242 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/15(月) 22:39:49 [ gtd5qH7w ]
妥協して後で後悔しないのかな

243 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/16(火) 00:24:59 [ 36feoGl2 ]
妥協しないで作品を作り上げられる人なんて滅多にいないぷー

244 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/16(火) 00:33:39 [ .0PPqWfs ]
俺のは妥協だらけだな……。
どうにも気に食わない表現とか言い回しがあっても、「まあいいか」ですませること数多。

245 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/16(火) 01:01:30 [ BZvErl.A ]
表現気にせずだーっと書かないと、気になる点だらけで最後まで書き上げられない俺。
一度書き上げてから削り継ぎ足しすればいいんだけど、精神的にも技術的にも結構難しい。

246 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/16(火) 01:09:50 [ jxRrFBCc ]
妥協しない→いい表現、言い回しが思いつかない→そこから進まない

その結果、妥協以前にそもそも完成しないという問題が生じる。
それに、後半を書いていって、
「あ! これだと前半のストーリーを少し変えたほうがいいな」と思って、
悩んでた部分を別のものに作り変える可能性だってある。

最初は妥協しまくり→書き終えたら目を光らせるのが最良かと思うけど?

てか、前半書く前に、終盤を最初に考えて書くよな……。
(それを言ったら俺のレスは全部無駄発言に……)

247 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/16(火) 01:19:12 [ 9aiFoO8o ]
妥協だろうが同じ表現連打だろうが、とにかく完成させる。これ重要。
で、ここで発表すればいい。その際、具体的に指摘してほしいところ、
自分が力及ばなかったところを添えておけばなお良いとおもわれ。
なあに、悩んでるのは君だけじゃないさ。

248 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/16(火) 01:45:43 [ BZvErl.A ]
>>246
>てか、前半書く前に、終盤を最初に考えて書くよな……。
んなこたーない。
俺の場合は、書きたいシチュエーションやネタを幻視して、
どうやってそこに至らせるか考えながら書いていることが大半。
最大の問題は、そのシチュやネタが“終盤やオチではない”場合が圧倒的に多いということ。
ただ、目的のシチュ・ネタまで書き進める頃には締めやオチが浮かんでいることもまた多いのが救い。

要するに、
・書きながら終盤やオチを考える人間は普通にいるんでないか。
・一から十までプロット立てて書く人はマジ凄い。

249 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/16(火) 01:57:59 [ pP/p/gPU ]
だね。とりあえず最後まで形にしてみる事は大事。
俺は書き上げた後、音読みして言い回しに引っ掛かりがないかチェック。ちょこちょこ直した後、
加筆修正もしくは削除。そしてその度に音読して再チェック。見た目や読みやすさも考慮して、
レイアウトも調整。その際、試験的に投稿(最後のOKをクリックする前のプレビュー)して、空行
や文字位置、配列をチェックする。

内容に関しては、プロットを書いてそれを形にしたくなるかどうかで実際に書くかどうかを決める。
プロットだけで満足してしまうようならお蔵入り。もっと詳細を知りたいと思えるなら八割成功。
後は手を休めずに一気に形にする。そして上のようなチェックをして完成度を高めているな。

俺も良くここで批評願いをしたけれど、凄く勉強になった。どうしても自分ひとりのチェックじゃ
甘くなってしまうからね。
名前を出して真摯にお願いすれば、みんなきっと応えてくれるよ。

250 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/16(火) 15:02:51 [ /SZyJnlU ]
俺はとりあえずhtmlにするなりテキストのまま自鯖にうpするなり出来るだけ客観的に見るようにしてる。
一方で普通にテキストファイルで見る主観も大事に。
プロットは書かないんで兎に角書いてるときにどれだけ想定していなかったシーンを幻視出来るかが勝負。
何回も読み返して、時にはうpしたのを携帯から見たりもしてるな。

それと俺は基本的には妥協せず書き上げる。
あとレイアウトは創想話の都合だけで合わせるわけにもいかないんだよな……サイト公開するもんで。
まぁ、変えればいいじゃん、って言われればそれまでなんだけど正直面倒くs(ry

何もちゃんとした形が絶対じゃないんだから>>249の人の言うように、ここで批評して貰って何か見つければいい。
そこで足りない部分を補う。
欠点は飛びぬけて良い部分になり得る、と俺は思ってる。

251 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/17(水) 00:12:24 [ lAMq4S.c ]
一文ずつ慎重に書いていって、全部書き終わったらそこでほぼ完成、って書き方は俺くらいなのかね……?

252 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/17(水) 05:28:10 [ 0lToj/II ]
人それぞれだし良いんじゃない?
俺は読み返す度に書き足しや修正していくから、それがプラスなのかマイナスなのか
解らなくなる時もあるし。
それに作風にもよるな。ギャグなら勢い重視だから言い回しを直すくらいだし、シリ
アスならそれこそ何度でも手を入れるし。
どっちにしろ人それぞれだよ。

ただし校正はしようなw

253 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/24(水) 21:29:17 [ 2078xwUA ]
>>251
志村ー!俺も!俺も!
まぁ、校正した時点で激しく凹んで廃棄するが

254 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/05/25(木) 01:27:01 [ 6ZP/u6.A ]
校正したときに激しく凹んで廃棄する(したくなる)のは多分誰も一緒かとw

255 名前:230 投稿日:2006/06/03(土) 01:28:34 [ cLR4TaCc ]
やっと書けた。校正まだだけど。
点数伸びなかったらまたこっちのお世話になるだろうけど、改めて助言くれた人に感謝。
このスレの存在のお陰で、真の創想話デビューが果たせそうです。ありがとう。

256 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/03(土) 02:08:32 [ 5p.6RwmQ ]
頑張れ、そして俺からもありがとう。お前さんから良い物を貰えた。
書き掛けで詰まっているSS、何とか書き上げてみるよ。

257 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/03(土) 22:32:05 [ aTGy.25M ]
SSを書くのは楽しいけれど苦しい……

258 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/06(火) 23:42:08 [ Qjtul/BE ]
拙作の批評をお願いできないでしょうか。
作品集28「≠・≒ 」及び、作品集29「雨やどり」。
両方とも点数は同じくらいなんですがコメントの数が全く違うので
どうしてそういう結果になったのか興味が湧きました。
よろしければどなたかお願いします。

259 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/07(水) 01:26:36 [ e9KvlLRk ]
>>258
感覚的に言えば切れ味の違い。
もうちょい考えて言うと、一人称と三人称の違いによる、文章量の差。
飛躍した考えで言うと、作者と読者の趣味の不一致。

書き手の趣味に口出すのはアレだけど、雨やどり読んで
「うっはあ文章ゴッテゴテに飾るの好きなんだろうなあこの人」って思った。
三人称だといっくらでも文章飾れるから、それで好きなだけやったんだろうなあ、と。
ところが、一人称だと思考の羅列は出来ても情景及び内面描写には限界があるから、
(やりすぎるとグダグダの極みになるから)自然文章が必要最小限になる。
まあ、描写抑え目で長いの永琳の心情吐露に納まってるのは『二時間一気書き』だからなんだろうけど、
結果切れ味が上がっている、と俺は思った。

コメント数気にしてるから言うけれど、創想話読者で装飾過多な文章を
目当てにしている人は少ないと思う(好き嫌いは別として)。
嫌な言い方をすれば、作者の趣味が出なかった分コメントが多かったんじゃないか、と。

もっともっと嫌な言い方をすれば、装飾過多な文章でも中身が本当に面白ければ点は伸びる。
文章量が多くても、描写がどれほど多くても、ストーリーの“中身”が直接増えるわけではない。
雨やどりのストーリーは、良く言えばシンプル、悪く言えば単純。
だからコメント少ないんじゃないかな、と。
(創想話で複雑怪奇で面白いストーリーなんて滅多に見れないけれども)
読者は金払っているわけじゃないから、読むの面倒くせぇ思ったらすぐやめちまう。
そうなる前にストーリーで引き込めるのが傑作。それが出来ないのが凡作。
点数自体は少なくないから、秀作と凡作の境界くらいはいってる、のかな?

自分の趣味を突き通すのか。趣味を捨ててコメントを狙うか。趣味を活かしてコメントが取れる作品を作るか。
……まあ実際はこんなきっぱり三つに分かれるわけないんだけど。
口汚い言い方が多くなってしまったんで、話1/32くらいに受け取ってくれりゃいいです。

260 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/08(木) 23:14:09 [ kLjXmLPM ]
>259氏
おおお、なんだか改善すべき点が見えてきたぞ!
文章を装飾することでストーリーの単純さを補おうとしてたわけだな。
よし、今度はストーリーの構成を重点的に考えてみよう。
批評ほんとうにありがとうございました。

261 名前:259 投稿日:2006/06/09(金) 01:53:43 [ d3W7WAKk ]
>>260
グダグダ長文を一言でまとめられてしまった……(w
あの描写と装飾の技術にストーリー構成が加われば鬼に金棒だと思います。
頑張ってください。

262 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/18(日) 10:11:24 [ WMoGuf4o ]
小説書くのって面白い!寝る時間も惜しいくらい書いて書いて書きまくりたい!
でも書いてる途中で別の人がまったく同じ話を先に発表したら……と思うと気が気じゃないwww
うぉー時間がねー!

263 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/18(日) 13:48:14 [ w7UC0n3s ]
素材が被っても味付けのさじ加減や調理法まで同じになることは無い。
真似たと思われるのが嫌だというなら杞憂では。

264 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/18(日) 15:27:06 [ ptrIfFtY ]
自分の文章を見返してイヤにならないのがまず才能だな

265 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/18(日) 15:30:56 [ tueYnOa2 ]
>>264
それ悪い方に作用することの方が多いだろ。
自分の文章を読み直して嫌になっても、ある程度は嫌にならないレベルまで
根気良く修正する才能のが重要だと思うが。
って才能じゃなくて努力だこれ。

266 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 08:10:48 [ 9/DHTY6E ]
うーん、推敲するときには読み返して嫌になることが必要だけど、
書くときには「ひゃっほう!! 俺って最高ッ!!」ってな馬鹿さ加減が必要なんじゃないかと思う。
良くも悪くも自己中。
いちいち他人の目とか評価を考たり、「なんで俺はこんな程度のものしか書けないんだ……」とか考えてると、
たいていロクな物が出来ない。
……いや、あくまでも俺の場合は、なんだけど。

267 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 14:12:51 [ oUFTShJY ]
俺は自分の書いてるSSや小説、すごい好きなんだけど。
何回、読み直しても面白いと思ってしまう。
そのついでに、引っかかった文を構成し直し、誤字脱字をするという推敲の仕方でいいじゃないか。

自分が思いを込めて書いた文を、何で読み返して嫌になるんだ?
稚拙な表現が嫌なら、一文でも二文でも増やして説明すればいい。
構想が練りきらないなら、書き始めた原点に戻って考え直せばいい。
こういう世界を創ったから一緒に感じて欲しいと、相手にそう伝えるのが文章というモノだろう。
他人の評価や表現方法なんかに振り回されたら、根本からどうにもならんと思うのだが……

長文ごめんなさい……でも、なんか言いたかった。

268 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 14:25:13 [ HxgnMuoE ]
>>267
う……羨ましい。

俺の場合だが自分の文章を見て嫌になるってのは、
自分の文章を読んで自分のイメージ通りに伝わってないからなんだよな。
自分が感じてる事、伝えたい事がまったく伝わってこない。
俺もそんな風に自分の文章を好きになれたら執筆も早くなるのかねぇ……。

269 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 15:42:39 [ BposTRoM ]
>>267
貴方のようないい意味での図々しさ、俺が求めてやまないものの一つだな。
俺の言いたいことの大方は>>266氏と同様。書き上げた作品に読者からいくら高評価を戴けようが、
それで満足できたことなんてただの一度すらも無い。
むしろ毎度毎度投稿するのにこんな成長もせず拙い文章と表現で妥協しなければならないなんてと
書きあがり前後はいつも半ノイローゼのような状態に陥ってどうにもならなくなる。
好きでやってる創作が苦痛になるなんてどういう了見だっつーの。あっははは。
全然笑えねぇ。

まあとうにドロップアウトした自分にゃ関係の無い話だ。
ただ、こんな人間も居たっつーことを知っておいて欲しい。

270 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 15:46:34 [ BposTRoM ]
久しぶりに文章書いたら現在形と過去形の区別も碌についちゃおらんな。あっははは。
今度は少し笑える。

271 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 17:02:34 [ EKrSjE2s ]
自分の好きなネタを好きな文体で好きなように表現するんだから、
確かに最終的には好きにならんとおかしいんだろうなぁ

272 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 18:52:48 [ dk2/Php. ]
>>267,>>269
二人とも正直すごいと思える。(いい意味悪い意味両方で

俺の場合は書いていくうちにネタや描写に詰まって、だんだん「楽しく書く」から「なんか適当に書いてる」、って言う風になってグダグダで止まる。
簡潔に言うと「飽きたから書くのをやめてる」だな。

長文書くのには向いてないな、俺。
まあ、へたれ時代はずっと一発ネタの短文しか書いてなかったからかもしれないが。
今長文の練習してるんだけれど、やっぱり上の現象が起こるんだよなぁ。(それでも発作的に書きたくなるけど)

273 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 19:04:48 [ MM.G9hdY ]
自分の作品も愛せないくせに、他人に気に入ってもらおうなんて覚悟はベリースウィートだよ。
一朝一夕で変わるものでもないけどね。
読者あっての小説なんだから、「これが俺の小説だ!」と胸を張れるようにならないと。

274 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 19:47:18 [ SCXTaGBE ]
出すときと出したあとは未だにどきどきするが、自分で書いたのが自分にとって一番面白いのだけは変わらん。
これ面白いと思うんだけどどう? みたいな。
勧めるからには自分が面白く感じるまでは手を入れる。出してからやっぱびくびくしてるけど。

275 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/19(月) 23:58:10 [ f402oGso ]
プロの作家だって自分の作品に納得できないことがあるんだから
別に自己嫌悪におちいることがあっても普通でしょ

276 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/20(火) 02:32:23 [ DCQ7ZHs. ]
そだね。その辺は本人の気質とか、経験とかで千差万別だし。
箪笥の角に小指ぶつけても、死ぬほど痛がってトラウマになる人もいれば、
さっさと立ち直れる人、無痛症の人、痛いの気持ちいい人とか色々いるわけで。
俺へーきだしつって、痛がってる奴かっこ悪いとか言うのはナンセンス。

>>269
理想高いのは良い事だし、俺は点付けたか分からんから何とも言えんが、
仮にも高評価貰えたなら糧にすれ。ジャンルだのネタだの関係ない。
そんだけ向上心溢れる書き手がもう書かないなんてもったいなさ過ぎる。

277 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/20(火) 05:29:20 [ ZIjq4A6E ]
俺も自分の作品好きだな。
すっかり忘れてた2年前の文章を久々に読み返したら、なかなか面白くて俺SUGEEEって思ったし。
まぁ精神衛生上それくらいの自惚れが有っても良いと思うよ。あくまで程々に、ね。

278 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/20(火) 23:23:34 [ ttV//UD2 ]
流れを読まずに失礼。
突然ですがお尋ねしてみたい事があります。
私は、SSを書いて某スレにぶん投げ、一人ニヤニヤして楽しんでいる者です。
最近、創想話へ投稿してみたいと血迷うようになりまして……。
それで今、過去に投下したSSの続きを書いているのですが、これって創想話に投稿してもいいんでしょうか。
『過去に投下したぶん』+『追加したぶん』で一つの作品として投下できればなぁと。
そりゃマズいんでねーの、ってこととかありますかね……。
宜しくお願いします。おかしな質問してゴメン。(エッ スレ違い!?)

279 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/20(火) 23:26:53 [ 4tD6Ff6A ]
最初に断り書きつけとけば大丈夫なんではないかと。
自分の作品なんだから加筆修正しようが続き書こうが
俺設定全開だろうが問題はないはず。というか問題あったら困るってw

280 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/20(火) 23:35:04 [ 4Xp7IskQ ]
初出である事が望ましいとは思う(明言されてたかどうか覚えて無いんで曖昧で申し訳ない)が
追加した分も含めて一本の話ならば、前半部分も加筆修正して新作ということで大丈夫な気も……
気になるようならば管理人さんに拍手やメール(後者の方がより適切だろう)で聞いてみると
良いんじゃないかな

281 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/20(火) 23:37:49 [ 67fFgciA ]
>>276
東方という土壌を借り、恐れ多くも数ヶ月の間物書きの真似事をさせて戴いたこの貴重な経験は
この春入った大学という場で立派に役に立っている。
だがそれだけだ。もう、それ以上の事は無い。

つーかもう創想話の方々、俺が欲しくて欲しくて堪らなかった種々の文才を持ってる方々に対して
死にたくなるような劣等感抱いてまで創作活動するのが嫌になったんだよ。
俺が文章書くのを止めたのはそんな子供の我侭みたいな詮無い事由でしかない。

……あーあー。これじゃ俺まんまメンヘラだな。
気持ちわり。

282 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/20(火) 23:39:33 [ 67fFgciA ]
あー、投稿する前にリロードぐらいするべきだったな。
流れ断ち切っちゃって申し訳ない>>278-280

283 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/21(水) 00:05:38 [ r/2B11Tc ]
>>282
どうかお気になさらず。最初に流れを断ち切ったのはこちらですので。

>>279-280
ご意見していただき感謝です!
投稿する時は、後書き辺りに謝罪文を加えておこうかな。
ありがとう、まったりと推敲を続けますー。

284 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/22(木) 00:36:32 [ CM.CaSDs ]
凄く内省的な気分の時を除けば、大体は読み直しても好きだな、自分の作品。
それくらいじゃないと投稿なんてしないし。

あと何といっても「読みたいのに、誰も書いてくれない」話があるから書く。
自分の作品は他の誰とも被っていない、という自負はあるな。

285 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/23(金) 17:43:43 [ 4GlpWiTw ]
自分の作品を良いと思う自分が気持ち悪くて気持ち悪くて死ねば良いのにと毎回思う

286 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/23(金) 17:59:12 [ o8LNi/xI ]
結構ネガティブになる人多いんだな。俺には良く分からん。
一体何を書けばそこまで自分を貶められるのか。

287 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/23(金) 18:35:05 [ zhSyGllg ]
いや、自分はもっと出来ると思ってるから自分の作品に満足出来ないんじゃないか?

288 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/23(金) 18:37:56 [ uOV4cQKU ]
その辺は個人の性格の問題だろう。他人が口出しするのは野暮ってもんだ。
ただまぁ俺には「待ってる奴が居るから、勇気出せ」としか言えないな

289 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/23(金) 19:47:31 [ 1wGvga7c ]
>>284
>あと何といっても「読みたいのに、誰も書いてくれない」話があるから書く。

然り。
少なくとも自分は、「自分の読みたい話=自分の書きたい話」だと思って話を書いてる。

>>287
自分の作品が良い物に見えると、自画自賛してるようで自分が傲慢に見えるんじゃないかな?
でもそもそも自分が良いと思わないような作品を公の場に出す奴なんていないし
創作活動を行う以上は自分の作品には自信を持ち、良いと思う=良いと思える作品を作るべきだと思う。
批判(≠罵詈雑言)を受けたら受けたで謙虚(≠卑屈)に受け止めまた選別取得して
自分の作品を自分自身に課した要求水準まで引き上げればいいと思う。

久々に書いたら長文になってしまった。

290 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/23(金) 21:30:30 [ vPb1u/m. ]
自分の作品が良く見えるのも悪く見えるのも悪いことじゃないしね。
むしろ、良く見える点と悪く見える点を見つけて、
悪く見える部分を次の作品では修正するように心掛ければ、
自然と作品も良いものに仕上がっていくんじゃないかな。


しかしそうやって自分の中だけで磨き上げていった作品が必ずしも万人受けする保証はない罠。
やっぱり他人の目って大事だよなぁ……
そういった意味で、創想話やこのスレはとてもありがたいんだが。

291 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/23(金) 23:39:54 [ oCPBQoeI ]
それは永遠の課題だよねぇ。
自分が面白いと思って書き上げたものが、あまり大衆受けしなかった場合
①自分の妄想に吸引力がないのか
②それを表現する技術がなくて伝わらないのか
どちらが原因なのか、自分で解らなくなる時があるしね。
うん、とりあえず自分で読んで、こいつは面白ぇと思えないのなら②なんだろうなぁ。
①だったら改善しようもないがw 自分の読みたい話を書くってのだけは譲れないしね。

292 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/24(土) 01:44:56 [ 7DoUcmfI ]
・心理描写が書きたいのに情景描写しか浮かんでこない。
・ギャグセンスが無い。

以上の理由で物語にメリハリを付けるのが難しい。
淡々と読んで淡々と終わる話しか書けないぞ

293 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/24(土) 03:48:22 [ xqi36WEo ]
逆に情景描写とか無理ぷー。
ギャグはどうだかわかんね。

294 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/24(土) 07:56:40 [ VXSu75CE ]
シリアス書きたいのにあほな台詞を入れたくなって雰囲気台無し。

295 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/24(土) 10:12:42 [ h//A9ApQ ]
シリアスでバカやりまくってる作品ならイチャスレにあったな。
場違いスマソ。

要は決めるときにびしっと決めて、ちょっと息抜き程度に馬鹿な言動をさせればいいのでは?
さじ加減はかなり難しいが。

>>292
むしろそれを持ち味にした物を書けばいいジャマイカ>淡々と読んで淡々と終わる
ぱじゃま紳士さんの最初の作品みたく。

296 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/24(土) 13:04:00 [ Ysdsj6SQ ]
>>294
いっそハーメルンくらいの落差つけるとか。

297 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/24(土) 18:31:14 [ AcOuguNE ]
プラズマを利用したバイオリンジェットをルナサに持たせるんですね
ワルキューレを呼び出す笛はメルラン、黄金の500kgピアノはリリカと

298 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/24(土) 19:37:06 [ 4t4klOro ]
>>292
情景描写で心理描写を表す、またはほのめかすのは、テクニックとしてアリなんじゃないだろうか。
雨が降ってるし場面でも、そこでしんみりと語り合ってるのか、何もかもを吹き飛ばすような大笑いしてるのかによってイメージはぜんぜん違う。
かなり難しいとは思うけど、外部の描写のみでキャラの内面を書くのも、一つの道だと思う。

あと、物語のメリハリを出すのはギャグだけではない。
それ以外にも方法はきっとある。
それこそ文章のリズムで引き込むのもあるだろうし、場面の緊迫感や、謎の提示でもいい。
つまりは、この先を読みたい、または、一体この先どうなるんだ? と読み手に思わせることが、メリハリに繋がるんじゃないだろうか?
たとえば、

 霊夢が人を殺した。
 逃亡中だそうだ。

とかいきなり最初に書かれたら、ちょっと先を読みたいと思う。
こっからどう展開するか分からないし、その理由を確かめたいからだ。
メリハリ、というと分かりにくいけど、結局は読んでて読者が退屈するかしないかの違いだと、個人的には思う。

長文スマン。

299 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/25(日) 04:57:21 [ iHLOK/ZQ ]
>>295 >>298
㌧㌧。持ち味にするのも別の手法を使うのも考え付かなかった。
笑いを取ろうと躍起になりすぎてたようだ。まずは自分の持てる技術と感覚で作品を完成させよう。
手直しは成長したときにでも。

300 名前:Fimeria ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/06/25(日) 12:55:44 [ IPbmFGrA ]
流れを止めてしますが、拙作の批評をお願いします。

最新作品集(作品集その31) 「待ち人。」です。

過去にも作品の御指摘を御願いしましたが、未だ練習中といったところです。
今回もまた人に頼る、ということをお許しくださいorz
よろしく御願いします。

301 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/25(日) 17:57:41 [ LtlzNvy2 ]
>300
作品拝読させて頂きました。

創作話メッセージにおいて「作品に納得できない」との事ですが、
イメージと実際の作品との乖離の原因がわからない、という事でしょうか。

その理由について私は知る事は叶いませんが、まずはそう思われる原因を
探られてはいかがでしょうか。技術的な問題であれば、その手のサイトが
数多くありますし。他人の目による批評は、それからでも遅くはないかもしれません。

前置きが長くなりましたが、批評をとの事でしたので
私が個人的に思った事を、以下に列挙します。

百人の目があれば、百人の意見がありますので
あまりアテにせず、「あーそー」程度に思って頂ければ幸いです。
(そもそも解釈を間違えているかもしれませんので)

-------------------------------------------------------------------------------------
 1)小悪魔の存在感が薄い(登場させる理由)

  冒頭か後半で作中の人物との絡みを増やす等して、登場させる理由を明確にする。
  特に必要ないのであれば削る。


 2)絵本の結末について

  パチュリーが最後のページを捲っていないのに、絵本の中の魔女が孤独になるという
  結末を見たくないという描写がある。恐らくは前文での「姫への嫉妬に狂った魔女は
  王子に倒される運命」というパチュリーの認識に基づいた文章と思われるが、特定の
  描写において係る文章がある場合、その間隔が離れていると読者が読み辛いと
  感じる事がある。同様に、

  「知っているわ、鼠でしょう? 黒くて汚い盗み癖のある」
   見上げながら、ねずみ捕りの強化を思案して〜

  等もそれに該当すると思われる。


 3)人称の扱いについて

  「貴方のせいで大変な犠牲を被ったわ」でいう所の『貴方』は目薬を指すが、前文で
  目薬を発見する描写までしかない為、『貴方』が誰であるかを直感で理解し難い。
  (通常、人称は人物に対して用いられる為)
   無機物に対して人称を用いるのであれば、

例:  小悪魔の運命を変えた元凶を手にした私は、その薄く埃が被った小さな硝子の瓶
    を見据えて悪態をついた。

  等の誘導文が必要か。


 4)漢字の含有率と句点の改行位置について
  文章上における漢字の含有率が多く句点位置での改行が少ない為、一行あたりの密度
  が高くなり読み辛さを感じる。(平仮名より漢字のほうが読む速度が落ちる)
  敢えて漢字にする必要のない文字を開くか、句点位置の改行を考慮する等して
  読む速度を上げるような体裁を整えてみる。


 5)時系列の表現について

原文: ――行ってきます。最後に永久に帰る事の無い場所に告げて、私は彼女と共に外へと抜け出した。
    帰ったら、あの本の続きでも読んでやろうか

  前者は「何年間も私を宿してくれていた場所」即ち、孤独だった頃の図書館(過去)
  を指し、後者は「扉の開かれた」恋心を抱く私がいる図書館(現在)を指していると
  思われるが、時系列の描写がない為に単純に文章を見ると矛盾があるように錯覚する。

例:  ――行ってきます。
    最後に私は、孤独に過ごしていた密室に別れを告げると、彼女と共に外へと抜け出した。
    この新しい場所で、読み進める事のできなかった絵本の頁を捲る為に。

  等、同一場所である図書館を「密室」という過去の表現で差別化してみるのも一考かと。

-------------------------------------------------------------------------------------
ぐだぐだと訳の分からない事を並べてますが、次回作に期待しております。
頑張って下さい。

302 名前:Fimeria ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/06/25(日) 22:39:40 [ IPbmFGrA ]
>>301さん。

御指摘有難うございます。
特に細かい部分のアドバイスは本当に参考なりました。
本当に感謝の念が絶えません。

>1)小悪魔の存在感が薄い(登場させる理由)
小悪魔についてですが、最後のオチに出そうと思っていたのですがすっかりと忘れt( orz
現在御指摘によって加筆修正しました、有難うございます。

>2)絵本の結末について
たしかに言われてみますと離れすぎているような気がしますね……気をつけてみます。
それとネズミ捕りについては上記されている「聞き捨てならないこと」に対して思案している。と表現したかったのですが、注意しなければいけませんね。
ちなみにこれ、ネコイラズですね、はいorz

>3)人称の扱いについて
誘導文ですか、たしかにこれを書きたした方が読者の方に読みやすくなりますね。御指摘ありがたいです。

>4)漢字の含有率と句点の改行位置について
前回、評価していただいたときにもあった御指摘ですね、まだまだ未熟なようで……orz
普段原稿用紙のソフトで書いているからか区切りが多いと不自然に思えてしまうのも原因かもしれません。
さらに気をつけて行きたいと思います。

>5)時系列の表現について
見直してみれば、これは誤解を受けやすいですよね……
差別化によってソレを防ぐと。……勉強になります。


細かく的確な御指摘本当に感謝します。
これを糧として、以後良作を目指して頑張ります。

ありがとう。

303 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/06/25(日) 23:43:46 [ sfSkuVts ]
>>300
技術的なことについては301氏にあらかた語られてしまったので、それ以外について。
ただ、以下の文章は私の邪推が主成分となっているので、
「お前なんかに言われるまでもなくこっちゃ考えてんだよバーカバーカ!!」
な場合はスルーしてください。

向こうのコメント見て、作者さん随分悩まれた原因として、
執筆の動機・目的が不鮮明なままだったのでは、と思いました。
『パチュリーが書きたい』 この最大の動機・目的を細分化すると、
1、ただ単に、自分の中に存在するパチュリーを文章化したい。
2、自分の中に存在するパチュリー像を元に、読者を面白がらせるSSを作り出したい。
1はぶっちゃけ自己満足止まりですね。
2はさらに、ストーリーの起伏やギミック、つまり“話”が主なのか、
派手なアクションやほのぼの日常描写等の“文”が主なのかに分かれます。
(当然両立は可能ですが、あくまで『何が一番書きたいのか』ということで)

勝手な感想ですが、私にはあの作品は自己満足の域を出ているようには見えません。
童話との対比やパチュリーの心理描写が売りだとしても、
それらを含めて作者一人の中で完結してしまっていると思いました。

少々ベタですが、冒頭で魔理沙が最後に来た時の台詞をパチュリーに思い出させたり、
小悪魔に「魔理沙さん来ませんね」とか言わせてパチュリーに反応させたりとかして、
童話以外の道具を使って、パチュリーの魔理沙への感情を描くと話が膨らむんじゃないでしょうか。
“パチュリー→魔理沙”の構図はもはやテンプレに近いものがありますが、
そのテンプレが無いものとすら思ってパチュリーの恋心を描くと、破壊力が増すんじゃないでしょうか。
ま、ぶっちゃけ私の趣味ですから、『中身薄くて描写が冗長』になる危険性もあるんですがね。

『何が書きたい?→パチュリーが書きたい』ではなく、その二、三歩先まで考えると、
作品にも方向性が出来ますし、執筆時も多少気が楽になると思います。
「趣味のSSで何でェそンな考えなきゃいかンのじゃい!!」と言われればそれまでですが、
作者さんの苦悩が伝わってきたので、おせっかいながらも以上、書かせてもらいました。

304 名前:Fimeria ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/06/26(月) 00:02:25 [ Nkwy6..6 ]
>>303さん

動機ですが、恥ずかしながら経緯を語らせていただきます。
以前の御指摘で自己満足の域という壁にぶち当たりまして、悩んで居た私は友人に
「どんな作品が読みたいか」と尋ねました。もうこの時点で間違ってたと今なら気づきますね……
その答えは「パチェのSS」と漠然としたもので役に立たなかったのですが。
自分が好きなキャラ、ソレに思い入れて書くことは自己満足なのだろうかと考え込み
試しに特に考えていなかった物語を書いてみようと思ったわけです。
結果として自己満足の域を出ているように見えない作品となったわけですがorz

その自己満足の域を出ない、それが納得のいかない理由です。
どうすれば人を楽しませることが出来るのか、最近はそればかりでした。
考えても仕方がないと言うことでとにかく書いて答えを得ていくしかないと思ったわけです
故に↑のような行動をとってみたわけですね……orz

因みに今回のコンセプトは魔理沙への恋心に気づかせるだったのですが……
そのきっかけが童話というだけでは確かに弱かったかもしれませんね……ふむ。

いつか自己満足書きじゃ無く、文章書きと成りたい、そういう思いで御指摘、御指南を御願いしました。

>>303さんの意見、とても参考になりました。
二、三歩先、を考えて書く。難しそうですが頭の中に置いてかいてみたいと思います。
趣味のSSだからこそ、真剣に考えてみますね。なんだかんだで書くの好きみたいですから。

本当にありがとうございました。

305 名前:303 投稿日:2006/06/26(月) 00:46:01 [ GhyBsNmY ]
>>304
一つ訂正。自己満足と自己完結がごっちゃになっていました。
作者自身が満足していない作品に“自己満足に見える”なんて言うもんじゃないです。
すみませんでした。

306 名前:Fimeria ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/06/28(水) 00:41:52 [ 4pBiTj0s ]
>>305
いえいえ、自己満足に見えることが満足していない。
ん、なんか変な感じですね、とにかくそういう意味なので間違いではないかと
自己完結、ですか……難しいですね、技術のように学べるようなものなのか……
こればかりは色々な作品を読んで学ぶしかないのでしょうかね……

とりあえず、自分の書いた物ともう一度睨めっこしてくるとしますorz

307 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/19(水) 19:19:59 [ UY/WQJBw ]
ちょっと前SS投稿してみたんだけどね
うん、コメント数が少なくてね

改善点が多すぎてね
うん、何を重点的に改善していくべきかわからな・・・

308 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/19(水) 19:21:20 [ lV3IrvxY ]
まずは自分の作品を晒す、それが貴方にできる善行ですよっと。

309 名前:307 投稿日:2006/07/19(水) 19:31:23 [ UY/WQJBw ]
サー
イェッサー!!

創想話で作者名は長谷川修一郎

駄作だからなぁorzぶっちゃけはずかし・・・

310 名前:309 投稿日:2006/07/19(水) 19:33:38 [ UY/WQJBw ]
うわ・・・晒しちゃった・・・

恥ずかしすぎる・・・

orz

あるいみ住所晒すより恥ずかしい・・・

311 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/19(水) 19:37:03 [ RxSTJP.A ]
第何集?

312 名前:310 投稿日:2006/07/19(水) 19:40:34 [ UY/WQJBw ]
プチの8ですよ
            っと

313 名前:312 投稿日:2006/07/19(水) 20:50:23 [ UY/WQJBw ]
・・・一応・・・二作品書いたけど・・・

嗚呼・・・やべ・・・マジ恥ずかしくなってきた・・・

ってか・・・

314 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/19(水) 21:05:35 [ 9ivblUb2 ]
>>313

まぁ、今から読む訳だが、とりあえず三点リーダ(……)は憶えようよ。

315 名前:313 投稿日:2006/07/19(水) 21:08:30 [ UY/WQJBw ]
・・・→…

いや…昔はよく使ってました三点リーダ
いつの日からかは忘れましたが変換候補の最上段に「・・・」←こいつが来るように…

316 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/19(水) 21:29:56 [ fDXp1KsU ]
大丈夫だ、俺も・・・ですませてる。

317 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/19(水) 22:15:42 [ uDXsDW0c ]
>>307
「……」を気にする人はいないが、「・・・」を気にする人はいるんだぞ。

それは置いといて。
まず、二作品のセールスポイントを教えてくれんか。
何を目的に書かれたのか。
どこが笑うところなのか。どこが怖いところなのか。
どこが感動するところなのか。どこが感心するところなのか。

何一つ、伝わってこない。

318 名前:317 投稿日:2006/07/19(水) 22:44:23 [ uDXsDW0c ]
やや脊髄反射気味だったので、考えて追記。
まず幻想郷内で完結している話を書いて、
その反応を見ないことには改善点も見つからないと思われる。
あの二作がつまらない理由に、外界(現代)とのリンクが
全然活かせていないというのもあるだろうよ。

とりあえず参考資料。
創想話作品集4『The boundary of a smile.(前・中・後)』
プチ作品集4『無人の山で発見された手記 』
第二回コンペ作品集2『グライド 』

319 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/19(水) 23:00:02 [ z/psYZ0E ]
気になった点を幾つか

まず、根本的にネタが弱い。
「眩暈」はともかく、「宵闇」は物語として成り立っているのか疑問に感じるほど。
もしこれらの作品をネタだけで楽しんでもらえると思っているなら
自分の作品を冷静に評価できていないだろうから
発表する前に友人に読んでもらうとかした方がいいかな。
とにかくもっと本や漫画を読んだり映画を見たりする事。
そして、なぜ面白く感じたのか、何に感動させられたのか、
自分なりに分析して、感性を磨いてみよう。

他で気になったのが、文章が淡々としすぎていること。
つまり、キャラクターの気持ちが会話以外では描かれていない。
例を出すと「眩暈」で幻想郷の話を聞いた男が
・はあ? 何いってんだコイツ、頭おかしくなっちゃったのかな。
・突拍子もない話だが、コイツは嘘をつくような男じゃない。もっと詳しく聞いてみることにした。
どっちに感じているのかが気になって読者が感情移入できなくなってる。
星新一みたいに、あくまでネタだけで勝負するというなら今のままで良いかもしれないけど、
その割に上で書いたようにネタが弱すぎる。

お化け屋敷は端から見てても怖がってくれるが、ジェットコースターは遠目に見てても怖くない。
ジェットコースターには読者を乗せないといけないのだ。

あと、文法上の誤りは第一印象を悪くするのでこだわりのない範囲で修正した方がいい。
個人的に気になったのは句点が付いたり付かなかったり統一されてないことだった。


最後に理解できない文章があったので挙げておく。
この辺にネタが隠されていたなら俺の読解力が足りてないって事なので上の文章は無視してくれ。

・仮に聞いてて俺が殺されるとしてもな、俺には今心残りがねぇんだよ
・さらに、紅魔館とかいうところの門番
・書き終わった、どうも、書き加えたところが少々妙な気がする・・・ いや、妙だ・・・

320 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/20(木) 00:09:17 [ nt.mnP9U ]
えっと、僭越ながら、『眩暈』の方について。

正直なところ、だいぶ読み難かったなと。
その原因について私なりに。

まず、お話の性質として仕方ないのですが、「彼」「あいつ」「自分」「私」「僕」等々、
それぞれの人称がごちゃごちゃになってしまっていて、飲み込むのに時間がかかった。
最後の場面は視点が切り替わった上に話し手が初出だから、私は読み返さないとさっぱりでした。

それと会話が全体的にぎこちない。
いちいち「自分」が「彼」の重要な話に下らないちゃちゃ入れするから、読んでて気持ちが乗らない。
しかも「彼」はそれを無視するから、キャッチボールが成り立ってなくて引っかかる。
行方不明のクラスメイトを「この前の失踪者」と呼ぶのはなんだか不自然。

と、私が主に感じたのはこんなところです。

321 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/20(木) 01:40:55 [ VqW7O/5A ]
『眩暈』の方は、手を加えれば実話系怪談のテイストで良くなりそう。
その方向を目指すなら、淡々とした書き方は効果的だと思う。
そういう書き方は、より技量を要求されて難しいけど。
あと、話としては三人称の方が向いてる。短い話なのに語り手が3人も
いるし。

『宵闇』は正直、よくわからんというのが本音。
多分、2枚目のメモが何かフェイクを含んでいるのかと思うけど、
『先生』が変だと思いつつスルーしてるのはなんでやねん、と。
その辺りを読み取れ、というには材料が足りないのでは。
もし読み取れた人おられたら、解説よろ。
あと、これは技術的な話になるが、男の目から見た描写はもっと
濃密にした方が良いと思う。男がるみゃに襲われても緊迫感が無い。
幻想郷での生活に潤いが無い。なので、感情移入できない。

まあ、いろいろ厳しいこと書いてるけど、がんばってください。

322 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/20(木) 09:56:02 [ CG.i/Kt6 ]
率直に書くと、自分は作品の方向性そのものに魅力を感じなかった。
幻想郷の外側で、オリキャラに焦点が向けられ、そのオリキャラが理解不能。
東方分が薄いと書かれてたけど、その通りだなとしか言いようが無い。
コメント数が少ない直接の原因はたぶんそれだと思う。俺のニーズをことごとく外してる。
こればかりは作者が書きたいものを書くっていう前提に関わるんだろうけど、自分は普通に東方キャラを絡ませる話が読みたいと思った。

ためになる意見は言えないけど、魅力の薄いオリキャラは、それ自体が容易に読者を遠ざける要素となりうる事を覚えていて欲しい。

323 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/23(日) 01:21:01 [ 0Ip9Efs6 ]
ちょっと厳しい批判貰ってレスも何もしないのは、
根性か向上心か、もしくは両方が欠けているよなあ。

324 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/23(日) 01:33:57 [ /ZtMaXJg ]
曲がりなりにも書き手なら次の作品に生かせてればいいよ

325 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/23(日) 12:37:08 [ KOHuO6sI ]
やっぱりこのスレは作品の批評依頼が一番盛り上がるな

326 名前:315 投稿日:2006/07/25(火) 08:46:44 [ tTyyIV2s ]
根性なし
度胸なし
気持ちが行動に結びつくことがない

レスを五日間ほどかけて推敲してたけど
最初の三日間ぐらいしか文章が出てこない
で、結局ついさっき全消し、考えた意味なし
orz

327 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/25(火) 17:25:15 [ kXJHEM8U ]
そこまで深刻に考える必要は無いんじゃなかろうか? ダメとは言わんが。

328 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/26(水) 00:05:03 [ q52w2PJU ]
>>326
現時点ではプラスかマイナスか分からないが、
批評を受け止めて、そうやってレスを考えたことは確実にお前さんの糧になっている。

「レスはしません。作品で語ります!」くらい言ったって良いんだぞ(逆にプレッシャー?)。

329 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/26(水) 00:40:51 [ fBvdObAQ ]
地の文で少し理論的なのを書いて一週間。改めて読むと自分の文章がどこか空虚に見える。
俺、あたま悪いからなあ……。そのせいか説得力がいまいちっぽいorz
他はほとんど出来てて、あとは肝となるその部分だけなんだけど、普通逆だよね……?

嘘でも幻でもいいからほんとに見える道具をだしてよドラ○もんorz

330 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/26(水) 00:44:58 [ GCgZhyrs ]
空虚な字の文をうりにしてみるとか

331 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/26(水) 15:48:31 [ c5ngCuTQ ]
説得力ってのは勢いさ。

332 名前:櫻井孔一 投稿日:2006/07/29(土) 13:25:04 [ gaGwmqxg ]
批評していただきたく思い、書き込ませていただきます。

作品集28と29にある「さくら さくら」です。

個人的には「歌聖」の方は普段苦手なポジティブな話で、
「富士見の娘」は筆が進むネガティブな話、という感覚なのですが、
評価を見ると(絶対数が少ないので比較になるか疑問ですが)同程度というのがちょっと意外かなと。
その辺りも含めて、もっとつっこんだ話が聞きたいと思い、投稿させていただきました。
よろしくお願いします。m(_ _)m

333 名前:櫻井孔一 投稿日:2006/07/29(土) 13:26:55 [ gaGwmqxg ]
>>332
作品集27と28でした。なにやってますか自分……orz

334 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/29(土) 17:00:56 [ Sm7tU0Cg ]
>>332
以下の文章は、作品内容への詳細な批評ではなく、感想止まりであることをご承知頂きたい。
創想話の感想欄にて指摘が無かったため書き込むが、「ンなこと重々承知じゃい」な内容であったら申し訳ない。

まず、題材が創想話読者の興味を引くものではない。評価数どころか読者数自体が少ないだろう。
創想話読者は、当たり前だが東方の世界・キャラがメインのSSを求めている。
少数の「歌聖」の評価者がそのまま「富士見の娘」に移ったと思えば、評価数に差が無いのは自然と言えよう。

言い方を変えれば、作者が冒頭で「東方分が薄いor皆無」なんて言ってる作品誰が読むんだか、であり、
よほど名前が売れた作者で無い限りはあのくらいの評価数が妥当じゃないか、ということである。以上。

335 名前:櫻井孔一 投稿日:2006/07/29(土) 20:01:29 [ gaGwmqxg ]
>>334
「歌聖」の方でも書いたとおり、この作品は「とにかく自分の書きたいものを書く」ことを目的としています。
よって、読者数が少ないだろうことは承知していましたし、評価数も予想の範囲内です(というと上から見てるようでなんですが)。
その上で補足させていただきます。
私が言う「評価が同程度」というのは、評価数ではなく得点数の話です。
とにかく両作品では、書いている間のスムーズさが違ってまして、「歌聖」では詰まり詰まり書いていたのが、「富士見の娘」ではわりとすらすらと書いていました。
その差があったにも関わらず、得点としては似通っているということが私にとっては意外な点でありまして。
これはつまり、私にとっては苦労の差(質?)があれほど違ったにも関わらず、完成してみれば両者にはそれほど差がなかったのかな?
と、そう思った次第です。
言葉が足りなかったようで、申し訳ないです。
ご意見ありがとうございました。

336 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/29(土) 21:47:59 [ 8BAfaQY6 ]
それって不思議でもなんでもない、スゲェよくあることじゃないか?
読者は作者の苦労なんか知ったこっちゃないんだし。

337 名前:櫻井孔一 投稿日:2006/07/29(土) 23:50:58 [ gaGwmqxg ]
>>336
ご意見ありがとうございます。氏の内容は、まさにその通りです。
が、どうも私の言葉の使い方がまずかったらしく、少々脱線気味なので、整理の意味も込めて改めて説明させていただきます。

私が批評をお願いしたのは、あくまで作品の技術的・構成的な部分の話であり、得点がどうのというのは理由であって主題ではありません。
私の中では差がある作品なのに、読者からすれば大差ない。
これは、私と読者の間に認識のずれがあるということです。この認識のずれがあって、私は得点に差がないのを「意外」だと思ってしまったわけです。
読者との視点のずれは、ひどくなればただ独りよがりな作品を作るだけのモノカキになってしまいます。
それを避けるためにも、読者視点からの意見が欲しいと思い、読者の視点から見て作品の評価をしてもらいたいと投稿しました。
なので、評価数や得点うんぬんの話はひとまず置いておいて、以降は作品についての批評をしていただければと思います。
批評についても両作品を比較してどうだという話ではなく(そこまでしていただければ大変嬉しいのですが)、
単品として見た場合の、文章上・構成上などの指摘で充分なので、何か気づいたことがあったらお願いします。

と書いて皆様に分かっていただければいいのですが。自分の自己表現力のなさに泣きたくなります……。

338 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/30(日) 03:04:42 [ asi223kY ]
疲れたので、取りあえず歌聖の方だけですが。

さくら さくら 〜歌聖〜
文章にぎこちなさが目立ちました。原因として「私は」、「私の」という言葉が多いのが理由かと思いました。最初の段落とか、一文の中に二回くらい出る事がざらなので。日本語の場合、特に一人称では主語などは省略したほうが文章的に無駄がなくテンポよく読めるようになります。極端な話ほとんど使わなくても自然に意味が通ります。主体としての「私」を強く意識する場合や、語呂が良い場合を除いて基本的に削る方向で良いかと。

話的に、自然の美しさを歌うことを目的としたゆうの視点で季節を意識して進むのに、肝心の自然の描写が薄いのが気になりました。各段落の最初のほうとか、季節が記号と化しているようでかなり味気ない表現が多いように思います。簡潔に済ませる意図が在るにしても、それならば尚の事、短く強い言葉で印象的な描写を心掛けてみてはどうでしょうか。自分は風景描写苦手なんでえらそうな事は言えないんですが、色彩にこだわったり、ユニークな比喩を用いてみる、とか。

歩き出したとか顔を上げたとか動作様態を書いてる部分で、もう少し一文を長くして言葉を飾ったほうが良いかなと感じました。話の流れ的に分かりきった動きが多いと退屈になりがちです。何を考え、どんな風に動いた、とかを直接あるいは間接的に示されるような書き方すると読んでいて退屈しないです。例えば、彼女はしばし呆然と立ち尽くしていたが、やがて堪え切れなくなったようにゆっくりと顔を上げた、とかそんな感じに。

最後の春の段落ですが引っ掛かりを覚えた箇所が幾つかあるので抜き出します。以下はあくまで自分の好みであり、本来私がどうこうすべきなんて書くべきじゃないかもしれないので(手遅れ)、作者氏の書きたい物と違うと感じたらばっさり切って下さい。
参考程度に、と言う事でお願いします。
『登る時点で瀕死の身体』、『文字通り最後の気力を振り絞り』・・・個人的にこの二文が不要と感じました。率直に言えば少々クサいかな、と思ったのもあるのですが、それ以上に図式として『迫る死の危機』→『逆転』的なこの先の展開必要以上に見え透いてしまうように思うのです。直後の「一歩一歩、自分が今歩いていることを確認しながら」で余裕のなさは伝わるので、これだけでよいかなと思います。
『この山の頂上に筆舌に尽くしがたいほどの桜があると聞き、』・・・とありますが、伝聞である以上、ここでは筆舌に尽くすべきです。むしろゆうがその桜を見て筆舌に尽くしがたい、と感じる方が使い方としては自然。直後に歌を詠むのに詰まってますし。
『そして頂上、顔を上げて前を見る』・・・この瞬間のインパクトを盛り上げようという意図から「後数歩」〜「後一歩」と書いていると思うのですが、頂上まで後数歩、と意識している時点で大分興が削がれてしまったように思いました。この「あと」
を除けて、「一歩。喘ぐ息で渇いた喉を唾で潤す。一歩。止まらないよう一息に〜」と、敢えて頂上を意識させずに歩を進ませて、「む、急に開けたとこに出たぞ→顔を上げる→うおぉ」的なのが効果的かなと。常套とも言いますが。

長々書きましたが、あきさんがゆうを諭すあたりとか、最後の方はかなり良いと感じました。是非また頑張ってください、まる

339 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/30(日) 03:28:44 [ GRQvB0PY ]
1.「歌聖」と「富士見の娘」は技術的・構成的な部分で大きく異なる作品であると>>337は思っている。
2.さらに、技術的・構成的な部分の差で読者の評価が異なるとも思っている。
3.しかし実際の評価はどちらも同程度である。
この場合、1.か2.のどちらか、あるいは両方が間違っていると考えられる。つまり、
A.二つの作品が技術的・構成的な部分で大きく異なると思っているのは>>337だけで実はほとんど差が無い。
B.技術的・構成的な部分の差のみが読者の評価を分けるわけではない。

>>337が気にしてるのは「A.だとマズイ」って事だよな。
なら、まず>>337自身が二作品の違いを提示してみてはどうかな。
で、違いが感じられるかどうか聞いた方が早いんじゃないか。

340 名前:櫻井孔一 投稿日:2006/07/30(日) 21:36:48 [ wF3fwLLg ]
>>338
主語については、少し多いかなとは思っていたのですが、やはりというかそれ以上に多すぎでしたか。
間違われないようにと三人称の時に必要以上に主語を書きたがる癖が、一人称でも出てしまっているようです。

自然の描写に関してはもう返す言葉もないというか……。
「歌聖」では、大の苦手である風景描写を少しでも練習しようという意図もあったのですが、
見直してみると結局他の描写で逃げているのがよく分かります。
改めて指摘していただいたので、もう一度反省しておきます。

動作様態の描写は、今までがまさに指摘どおり簡潔直球だったのを、現在比喩やらを取り入れてなんとか間接的な表現をするように精進している最中です。
一応「さくら さくら」もその習作の位置づけではあったのですが、まだまだだったようですね。精進精進。

最後の段落について。
>『登る時点で瀕死の身体』、『文字通り最後の気力を振り絞り』
まず最初の「登る時点で〜」は、むしろ氏の仰る先の展開を見せる意図で使ってます。
そもそもこの話は、静かな雰囲気をつくるため、あまり盛り上がらない話を目指して作っています(両者がイコールかどうかはさておき)。
ので、むしろ「これからどうなるんだ」と盛り上がるよりも「ああ、ここで彼女は死ぬのか」と盛り下がって欲しいのです。
そこで興味も失うなら、それは私の筆力不足であると思っています。
「文字通り〜」は、読み返すと確かにちょっと余分かもしれません。
上記の理由があるので、「彼女の死」を印象付けようとしたのですが、やりすぎの感がありますね。
>筆舌に尽くしがたいほどの桜
指摘していただきながら、完全に私の個人意見になってしまい恐縮ですが、この文章の可否はともかく、伝聞でも筆舌に尽くすべきではないと思っております。
「言葉にならないほど」と言われたものに期待をかけて見に行ったら、本当にその通りだった、というのがこの部分の意図です。
あれこれ語られた方が期待が現実味を帯びて上限が低くなる、と思っていますので、これについては反論させていただきました。気に触ったらすみません。
>『そして頂上、顔を上げて前を見る』
この部分は作っている時点でも「必死の癖に頂上意識するのはどうだろう」と迷いながら書いていた部分ですので、やっぱりそうか、と再確認させていただきました。
正直執筆時は他の書き方が全く思いつかずにかなり妥協した身としては、常套ではなくかなり貴重な意見だったりします。勉強不足だよ自分……。

ご意見ありがとうございました。

>>339
ご意見ありがとうございます。
指摘については仰るとおりです。
ただ、実際はもうちょっと感覚的な考えで、そこまではっきりと差があると感じているわけではないのですが。
両作品の個人的評価を書きますと、

1:歌聖
とにかく静かで、季節を淡々と映すような話にしようとして作りました。
そのために風景描写を多用しようとするも、上記(>>338氏へのレス)の通り、苦手な描写の連続で、しかもそれを他の描写で逃げている部分も多い(これが「富士見の娘」との差をなくしている一因かも知れないと思ってます)ため、
技術的な面では妥協だらけで不満足だと感じています。
また一人称でありながら、ゆうについての描写をほとんどしていないので、ゆうの死についても感情移入などによる盛り上がりはなく(それが狙いですが)、
淡々として終わる印象を与えていると思っています。
2:富士見の娘
こちらは「歌聖」同様静かな(でも「歌聖」よりは起伏のあるような)話で、幽々子の生涯を中心とした話にしようと作りました。
元来負のイメージを持つ話が書きやすいと感じるので、こちらは多少の不満はありますが、全体としてはその時できる最善を尽くしたと感じています。
「歌聖」と違い、幽々子の内面描写をしているので、少なくとも「歌聖」よりは幽々子の死とその後の妖忌の部分で何かしらの感情の起伏は与えられていると思っています。

という感じです。
簡単に言ってしまえば、「歌聖」は不満足で「富士見の娘」は満足と、そんな程度の差です。
が、不満足なものと満足なものが同じ程度だというのは、
自分が不満に思っているものが思っている以上に良くできている、
あるいは自分が満足しているものが思っているほどの出来ではない、
のどちらかであり、人からの評価を聞けば少しはそれが分かるかなと思った次第です。
これで伝わるか自信はありませんが、私が感じている両者の差というのはこんな具合です。

341 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/07/31(月) 14:01:27 [ 8jsgls9g ]
>>340
まだ評価されていない『富士見の娘』の方を。

最初に質問します。
自分で自分の文章に満足することと、他人がその文章に満足するかは全く別問題です。
『歌聖』は自分のために書いたそうですが、『富士見の娘』はどうでしたか?
自分のために書いた作品だったのなら、私から言うことはありません。
以下の文章は読むだけ時間の無駄なので、スルーしてください。
読者のために書いた作品だったのなら、稚拙の一語に尽きます。理由は以下に記します。


富士見の娘の出来は、私には
>自分が満足しているものが思っているほどの出来ではない
の方ではないかと思いました。
文章作法も成っているし、読者の存在を完全に無視しているわけではない。
それでも、あの文章は自分のために書いた、自己満足の文章だと思います。

『歌聖』も『富士見の娘』も、一人の人生をダイジェストにして綴ったものです。
歌聖は「願わくは」の歌とゆうさんの関連性のみが重要なのだから、それで良いと思います。
ですが、富士見の娘は西行寺幽々子という東方キャラの人生を語る文章です。
それなのに、あまりにも起伏に欠け、平坦すぎる。
文章量自体が少なく、また構成も読者に不親切と思われます。

もとより、創作上のキャラクターであれ一人の人生を描ききることは難しすぎます。
ダイジェストにするのが悪いことではありませんが、やり方が上手くない。
幽々子の生い立ち。両親の死。紫との出逢い。妖忌との出逢い。自害。その後のエピソード。
全てが同じような文章で書かれており、それゆえに起伏が無い。
登場人物の全員が作者の思考に従って行動する。そこには作者が与えた人格しか存在しない。
当然至極のことではありますが、読者がそれに気づく文章と、気づかないで読んでしまう文章があります。
その違いを分ける大きなポイントは、感情移入が出来るか否か、ということでしょう。
感情移入が出来ない文章は、作者の思考を延々読まされている気分になります。
富士見の娘は、まさにそれでした。

今はもう読めませんが、『異説妖々夢』を読んだことはありますか?
あれは、登場人物全てが生き生きとしていました。その場に確かに存在する。そう感じる文章でした。
いわば、富士見の娘は幽々子の『経歴書』であり、異説は幽々子の『伝記』であった。
伝わりにくいたとえかも知れませんが、私はそう感じました。

342 名前:341 投稿日:2006/07/31(月) 14:03:39 [ 8jsgls9g ]
やっと技術的なことを話しますが、一人称視点でありながら文章は三人称視点とほぼ同じであることが、
感情移入出来ない原因の大きなポイントではないかと思います。
例を挙げますと、

> 初めて屋敷にやってきたのは十二の時。
>母に連れられ屋敷からその妖(あやかし)桜を見せられた。
>我が家の名をとり”西行妖”と呼ばれる巨大な桜。けれど私には桜はろくに見えなかった。
>だって、桜の周りを大量の死霊が覆い尽くしていたのだから。

これは幽々子の一人称視点ですが、三人称視点にするとこうなります。

 幽々子が初めて屋敷にやってきたのは十二の時である。
 彼女は、母に連れられ屋敷からその妖(あやかし)桜を見せられた。
 西行寺家の名から”西行妖”と呼ばれる巨大な桜。その桜を、幽々子はろくに見られなかった。
 何故なら、桜の周りを大量の死霊が覆い尽くしていたのだから。

中身をいじらずとも私→幽々子or彼女だけで成り立ちます。全編こんな調子です。

一人称視点のメリットは、その人物の感情を地の文で書くことが出来ることです。
ですが文章の大部分が三人称的視点、もっと言えばト書きで埋め尽くされています。
一人称でありながら、感情等の描写のほとんどが三人称的、説明的である。
これが、私が文章自体に感じた最大の違和感であり、欠点です。以上。

343 名前:櫻井孔一 投稿日:2006/08/01(火) 13:35:42 [ VrJjdX7Y ]
>>341(と>>342)氏
自身の未熟さを痛感させられました。
文章のメリハリの問題は、書き始めた頃からずっと悩んでいる問題でしたが、
文章作法が多少なりともまともになってきたせいで、少し忘れていたようです。お恥ずかしい限り。
改めて、読者が楽しめる文章というものを考えさせていただきます。

一人称視点での三人称描写は、全くもって私の力不足です。
一人称でのメリットを生かそうという考えもなく、安易に選択した甘さがそのまま露出してしまいました。

指摘していただいたこと全てがまさにその通りで、反論のしようもないです。
自分が伝えたいことを伝えるにはどうすればいいのか、文章の基本をもう一度熟考することにします。
ご意見ありがとうございました。

344 名前:西風 ◆9PSqglxPLs 投稿日:2006/08/04(金) 10:41:51 [ PjFBR6YQ ]
この場があることを知り、ぜひ批評をしていただこうと参上いたしました。
創想話作品集32にある「Hold my Hand(上下)」という作品です。

この作品は、お恥ずかしながら初投稿したものです。
評価を求めているわけではないのですが、あそこでとまってしまったと言うことは、何かが悪いのです。
見直してみたところ、多少語呂が悪いかもしれないと自分でも感じますが、重大な欠点は見当たりません。
リアルでの知り合いに読んで貰ったところ、冒頭の部分だけで『非常に読みづらい、読む気がしない』という指摘を頂いてしまいました。理由を聞いたところ、『何故かは解らない』と言われ困っています。
そのため、自分では推測しかできないのが現実です。
さらに進歩し、良い物を書きたいのです。皆様の力をお貸しください。
よろしくお願いします。

345 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/04(金) 15:53:10 [ LAU9hpl2 ]
>>344
感想程度で、批評と呼べるほどのものではありませんが。

最初読んだ折、ごく序盤で大体展開の予想が付いてしまいました。
にもかかわらず話が牛歩のように進まず、結局読み飛ばして、ああ予想通りだなと思ったのを覚えています。
おそらくは、話を組み立てる上で無駄な箇所が多いのではないでしょうか。

またチルノの行動も迷惑を広げているだけで、あまり共感を呼べるような内容でもないのではないと感じます。
断片が噛み合わず空回りしてしまった作品ではないでしょうか。
大まかでも構わないから、プロットのようなものを組み立てた方がいいかもしれません。

346 名前:1/2 投稿日:2006/08/04(金) 16:18:23 [ d5qElz.o ]
 文章技術の方は、やや説明的な文章が多い気はしますが、問題というほどではありません。
 ですが、構成にかなり無理があります。
 登場人物が多いのに対してストーリーに不要な要素が多く、そのため冗長な文章になっています。
 具体的に挙げれば、前編の三分の一、霊夢がチルノの氷の塔を攻略する場面は、話の本筋とは全く関係が無く不要です。
 なのに8kb以上、原稿用紙約十枚分が費やされています。
 知人とやらが冒頭で読む気を無くしたのも判ります。
 チルノと大妖精の喧嘩が放置されたまま、約四千字を読まされるのですから。

 チルノと大妖精が喧嘩して仲直りする話なのに、どうしてこんなに長いのか。
 判りきった結末に繋がるのだから、もう少し短くまとめることは出来ないのか。
 考えて、霊夢と紫、そしてレティの再登場が最大の問題点なのではと思い至りました。

 私には、霊夢や紫が(ギャグ・コメディでない作品に)出てくるなら、
相応の理由と相応の行動を書いて欲しいという思いがあります。
 作中で霊夢がやったことは、チルノの作った氷の塔に乗り込み、文にちょっと説教し、
“勘が告げたから”紫に季節の境界をいじらせた、の三つだけ。
 紫に至っては季節の境界を操っただけ。

 これ、レティを無理に再登場させなければ、二人抜きで話が作れるじゃん。

 狂言回しに文を据え、レティ再登場の場面を無くせば、霊夢・紫を出さずにほぼ同じ話が作れます。
 というか実際再構成して、プロットのようなものを作ってみました。以下に記します。

347 名前:2/2 投稿日:2006/08/04(金) 16:21:34 [ d5qElz.o ]
 まず最初の湖の異変を、妖精が霊夢に知らせるのではなく、文が取材に向かうように変更します。
 そこでチルノから大妖精との喧嘩の話を引き出させ、文に前日の事件と結びつけるような思考をさせます。
(ここまでで前日の事件は、詳細に描写せず、ほのめかす程度に留めます)
 大妖精とリリーの場面はそのままにして、湖の場面に移動。
 大妖精が怒る理由ですが、文がいきなり現れ新聞を見せずとも、
理由を言わないチルノの横から口を挟む形にすれば、新聞を使わずに前日の事件が説明出来ます。
 喧嘩別れになった二人を仲直りさせることを、リリーが文に協力を頼む形にして、
二人だけに事件の詳細を調べさせます。
(文が事実関係を調べ直すきっかけとしては、『喧嘩別れになった二人に責任を感じ、
さらにリリーに頼まれてしまったから』とでもすれば問題無いと思われます)

 後は、チルノ側は元の話とほとんど変えず、
大妖精側は新聞はそのまま、レティの代わりに横で一緒にチルノを待つリリーとでもすれば、
霊夢も紫も使わず、レティを再登場もさせずに、チルノと大妖精の仲直りが書けるでしょう。
 締めにレティを使うなら、最後にモノローグのような形で語らせるだけでも充分だと思います。

 以上、再構成したあらすじを勝手に書かせてもらいました。


 登場人物を絞れば、話に無駄がなくなり、コンパクトにまとまった作品が出来ます。
 おそらく一番書きたかったであろうチルノ、レティ、大妖精の会話が無くなりますが、
それを書くために紫が出てきたり冗長な文章になっているのならば、やはりそこはマイナス点でしょう。
 創想話だけではなく東方二次創作界隈において、
ギャグ・コメディ以外での紫によるご都合主義は、一気に読み手を引かせてしまいます。
 上にも書いたとおり、この話における霊夢と紫の役割は、レティを再登場させるという一点のみ。
 冗長な文章と紫によるご都合主義では、評価する人も少ないでしょう。
 レティ再登場があっての作品だ、というのは理解出来なくもないですが、
やはり構成に最大の問題があったのでは、と思います。

 自分が書きたい/読みたい文章と、読者が楽しめる文章。
 その二つの妥協点、落としどころを考えることから初めてはいかがでしょうか。

348 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/04(金) 18:47:32 [ qaYah4oU ]
ここで質問してよいのか迷いましたが、ひとつお尋ねしたいことがあります。

自分が今書いているSSのネタが『魔理沙が妖夢の事を思い出して半人半霊という種族に興味を持って研究する』といった感じのものなのですが、
書籍文花帖を持ってない自分には限られた公式の情報を元にかなり主観というか脳内設定で話を進める事になる為、
文花帖に妖夢の生い立ちなどが書かれているエピソードがもしかしたらあるんじゃないかと不安になったのです。

もし妖忌についての詳しい事情や半人半霊の仕組みが詳細に書かれたエピソードがあるとしたらこのネタはお蔵入りにしなければならないので、
書籍文花帖をお持ちの方がいたらその辺を教えていただけないでしょうか?

349 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/04(金) 19:58:02 [ SL9z8ECw ]
書籍文花帖では妖忌も半人半霊の仕組みも全く出てこない。
妖夢については「無給。体調が悪い時は休みをもらえる」ぐらい。

350 名前:348 投稿日:2006/08/04(金) 20:46:04 [ qaYah4oU ]
>>349
どうもありがとうございます。
これで安心してこのまま書き続けることができます。

351 名前:西風 ◆9PSqglxPLs 投稿日:2006/08/04(金) 23:03:53 [ PjFBR6YQ ]
>>345様、>>346-347
批評ありがとうございます。

文章表現ばかり見ているお前には構成は変えられないよ、ってことですね……。
原因として見ている部分が違えば、真相は気がつかないものだと思い知らされました。

>プロット
実はこの作品、頭の中に描いたプロットのみで作成されたものです。
文章として構成が残されていないので、重大な矛盾があっても……気づくわけがありませんよね……。
これからは文に起こすことにします。

>無駄な部分が多い
まったくもってその通りです。最初(特に氷の塔)意味ありませんね……。
良い作品を作る為には、妥協と犠牲も必要、ということでしょうか。
>>347様も言ってくれていますが、登場人物の出しすぎもありますね。

>動く動機
意識せずに書いていたためか、確かに紫の動機が薄すぎました。行動も少ないですね。
霊夢の動いた理由も、現状の文章から読み取るのは難しいですし、
結果的にご都合主義と読み取るのが普通です。
ここも気をつけないといけませんね。


ここに至って今回の原因を、読み手より書き手を優先した結果と判断しております。
自分の満足したものを出せば、読み手が満足してくれると過剰に思い込んだ結果でもあります。
ようするに自己満足ですが、満足してくれるはずがないんですよね……。
どれだけ時間をかけても、無駄なことに時間がかかっていれば駄作が完成するという良い教訓でした。
作者の苦労は、必ずしも作品の良し悪しに比例する訳ではないということですね。
もちろん、効果的な推敲ができれば上記の限りではありませんが。


改めて、批評ありがとうございます。
上記の他、良い意味で沢山の影響を与えてくれました。
ご指摘頂いた部分を常に意識し、次の作品で繰り返さないようにしたいと思います。

352 名前:らくがん屋 投稿日:2006/08/08(火) 22:34:58 [ MPm0.Z16 ]
創想話作品集32に投稿した拙作『話せば判る 殴れば通じる』の批評をお願いします。

後編後書きにも書きましたが、書きたいものを楽しく書けた一作です。
とは言え、独りよがりな作品にならないように気を遣って書いたつもりではあります。
そういう作品だからこそ、自分に足りない部分が表れるのではと思いますので、
そのあたりを指摘してもらえれば有り難い限りです。

353 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/08(火) 22:53:08 [ IeTbglSI ]
自分もここで質問するのはどうかと思いますが、他作品とのクロスオーバー小説はタブー(禁句)なのでしょうか・・・?

354 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/08(火) 23:55:01 [ yHnhl/Ag ]
別にタブーというほどではない。
それが面白ければ受け入れられ、つまらなければ否定される。
普通のSSと変わらないよ。
普通よりリスク高いけど。

まあ、やるのだったらクロスならではの面白さを追求してみるとよいよ。
……「踏み台」とか「U−1」とか「ニコポ」とかは止めておこうね?

355 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 00:39:50 [ wpUArnB6 ]
ご回答どうも有り難うございます。

成る程、具体的には普通のSSとはリスクが高くてタブーというわけではなかったと言うことですね。

これで自分に対する疑念が晴れたと思います。

356 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 00:43:22 [ r97p/cbU ]
クロスってどうしても俺世界全開になっちゃうからね。
最初から(大元が)意図してない限り、相当気合いれてうまくやらないと単なるオナSSになってしまう、と思う。


そういう意味では、ツバサなんかかなりヤバイよなw

357 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 01:18:05 [ 7FXrMR0Q ]
というかクロスは本来「読者がそこに出てくる元作品を全部知っている」のが前提だと思う。
だから、例えば東方×○○みたいなクロスを、東方系の作品を発表する場(例えば創想話)
で行うと、読者は東方以外のネタは判らない、ということは普通に起こり得る。

そこで、例えば○○という作品の定番決め台詞(ただし罵倒系)を東方キャラに向かって
使うようなシチュエーションを書いたとき、東方しか知らない読者はどう思うだろうか?
踏み台にする気がなくとも、そう取られる可能性が出てくる、ということだ。
僅かなバランス一つでファンがそっぽを向く、クロスSSの難しさはこんなところにもある。

358 名前:355 投稿日:2006/08/09(水) 01:18:30 [ wpUArnB6 ]
唐突ですが、クロスオーバーのサンプル小説みたいなのを作成してみましたので、どうでもいいとかつまらんとか思いましたら無視(スルー)して構いません・・・。

ルフィ「あ〜〜〜いててて・・・一体何が起きたって言うんだ・・・?」
ゾロ「いてて・・・俺に聞くな。」

ルフィ「あれ・・・?そう言えばナミ達の姿が見えないぞ・・・?」
ゾロ「きっとどっか道に迷っちまったんじゃねえのか?」
ルフィ「あっはっはっは、そんなぁゾロじゃあるまいしwww」
ゾロ「・・・何か言ったかてめぇ。」

ルフィ「・・・にしても一体ここは何処なんだ・・・?」
ゾロ「さあな・・・何かさっきから幽霊みたいなものがうようよしている事と桜の木が数え切れないほどある事以外には目立った様子は無いが・・・?」
???「幽霊みたいではなくて、本物の幽霊です。」
ルフィ、ゾロ「「ん・・・?」」

ルフィ達が声の聞こえた方を向くと、そこには見慣れない小柄な少女が目の前に立っていた。
緑を基調とした服に緑色のスカートを穿いていて、髪は銀髪のおかっぱ頭で黒いカチューシャみたいなのを付けていて、
あと目立つ所と言えば、ゾロの刀と同じぐらいの長さがある刀1本と、短刀の様な刀を1本ずつ所持していることだ。

???「また冥界に人間が迷い込んでくるなんて・・・また紫様の仕業ですね・・・。」
ルフィ「はぁ?冥界・・・?何言ってんだお前?」
???「どうやら貴方がたはここが何処だか分かっていないようですね。
まぁいきなり訳も分からないとこに連れ出されれば無理も無いこと・・・。ここは冥界である白玉楼・・・言わばあの世です。」
ゾロ「あの世だと・・・!!?ってことは俺達は死んだってのか!!?」
???「いいえ、貴方たちはただ冥界に迷い込んだだけで実際は死んではいません。」
ルフィ「・・・なんだ、だったら俺達を元の世界に戻してくれよ。」
???「それは私には無理です。あの方に頼まなければそれは叶わないでしょう。それに・・・」
ルフィ「それに・・・?」
???「手違いとはいえ、ここ白玉楼に迷い込んだ侵入者達をみすみす見逃すほど私は甘くありません。
貴方達はここで斬られておしまいなのです!!」

銀髪の少女はそう言うと、先程の長い刀を抜いて構えた。

ルフィ「・・・あれ?お前剣士だったのか?」
ゾロ、???「「・・・ガクッ」」

ルフィのあまりの鈍感さにずっこける二人・・・。

ゾロ「今頃気付いたのかよ!!!」
???「今頃気付いたのですか!!!」

ルフィの鈍感さに突っ込みを入れる二人。

???「と、とにかく貴方達はこの楼観剣で斬られておしまいなのよ!!!」
ゾロ「いきなり初対面の相手を斬ろうなんざぁ、少し礼儀がなってないんじゃねえのか?」
???「う、うるさい!!問答無用!!!」

銀髪の少女がそう言ってゾロ目掛けて斬りかかって来た。その刹那・・・
ガキイィィン・・・!!!

???「な・・・!!?」
ゾロ「生憎と俺も剣士なんでな・・・。」

ゾロが紙一重に抜いた刀で少女の刀を受け止めたのである。

ゾロ「刀を抜いて戦いを挑んできたって事は、それなりの覚悟が出来てるんだろうなぁ?」
???「な・・・!?あ、当たり前だ!!この魂魄妖夢、いつ何処の時でも主の為なら命をかけるほどの覚悟がある!!!」
ゾロ「魂魄妖夢・・・、それがお前の名か?」
妖夢「そうだ!!して貴方の名は!!?」
ゾロ「名乗るほどでもないが、俺の名はロロノア・ゾロ。元海賊狩りの剣士だ。」
妖夢「海賊狩り・・・?」
ゾロ「例えるならお前の様などんな奴にも斬りかかる輩を退治するってとこだな・・・。」
妖夢「し、失礼な!!私はそこまで野蛮じゃない!!!!」
ゾロ「いきなり斬りかかって来る奴がよく言うぜ。」

まだ続きはありますので・・・。

359 名前:355 投稿日:2006/08/09(水) 01:19:43 [ wpUArnB6 ]
妖夢と言う少女とゾロがそう言いあっている中、一方ルフィは・・・

ルフィ「あ〜あ・・・、何だか完全に蚊帳の外に陥ってるな・・・俺・・・。」

ルフィがそう思っていた矢先に、何やら美味しそうな匂いが・・・

ルフィ「ん・・・?くんくん・・・何だか美味しそうな匂いが・・・?」

この独特でジューシーな匂い・・・。そう、ルフィの大好物であるお肉の匂いである。

ルフィ「この匂いは・・・!!?に、肉だあぁぁぁぁ!!!!」
妖夢・ゾロ「「・・・へ???」」
ルフィ「にくにくにくにくにく・・・にーーーくーーーー!!!!!」

ルフィ曰くもはや肉の事しか考えられなくなった暴走船長は一目散に肉の匂いがする場所に全速力で向かっていった。

ゾロ「うわああぁぁぁぁ!!!!」
妖夢「きゃああぁぁぁぁ!!!!」

そのルフィの全速力の勢いで、二人は吹き飛ばされそうになった・・・。

ゾロ「いっててててて・・・たく、あの馬鹿肉の事となると周りの事が目に入らないったらありゃしねえぜ・・・。」
妖夢「あいたたたた・・・、もう、一体何なのですか貴方の連れは・・・」

続けて妖夢が言おうとした時、ルフィが向かった方向を見てハッとする。

妖夢「あの方向は・・・!!?ま、待てーーー!!!それ以上先には行かせないぞーーーー!!!」

妖夢が慌ててルフィを追おうとしたが・・・

ゾロ「おっと・・・?お前の相手はこの俺のはずじゃねえのか・・・?」

すかさずゾロが妖夢の前に躍り出たのである。

妖夢「く・・・!!いいだろう・・・、貴方を凄腕の剣士と見込んで合間見える!!!
この楼観剣に斬れぬものなど・・・あんまりない!!!」
ゾロ「言っとくが俺をそんじょそこらの剣士と一緒にしない方がいいぜ?
それにそれならこの俺の刀の方が切れ味は抜群ってことになるなぁ・・・?」
妖夢「戯言を・・!!いざ参る!!!」

原作を読んでいる方ならピンと来たかと思いますが、はい某少年漫画のワン○ースです・・・。
本当はもっと続きがあるのですが、まだ未完成なのでここで区切ることにしました・・・。
もしご感想、改良点、不満点などがありましたらぜひご教授お願いします・・・

360 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 01:37:29 [ y3zdKqwc ]
台詞の前の名前はやめておいたほうが……
説明は台詞じゃなくて地の文でしたほうが……
正直クロス以前の問題では……


……このあとゾロが妖夢に圧勝しそうでイヤン。
というかゾロってこういう感じの奴だっけ? なんか違う気が

361 名前:355 投稿日:2006/08/09(水) 01:51:50 [ wpUArnB6 ]
う〜〜む、そうですか・・・orz
すみません、なにぶん投稿するべきなのだろうかと迷いに迷ってしまいましたので、結果的にはそれ以前の問題に・・・(><)
貴方自身の妖夢とゾロのイメージを悪くしてしまった気分で本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・。

362 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 01:57:43 [ W7ViTfWQ ]
>>360 氏の意見に加えて、挙げさせていただくとすれば……

普通の話であれば台詞にwは要らないと思います
(たとえ、一部分だけのネタとして使うのであっても微妙かと)

ルフィ曰く〜 の辺りの文章がよく分かりません。大筋は分かりますが。
もう少し文章を整理してみてはいかがでしょうか。

あと個人的な意見になりますが、!をたくさん重ねてるのも気になりました

……で、肝心のクロスオーバー部分なのですが。
正直、私としてはこの程度の絡みじゃ判断できませんでした。
まぁ、最初のやり取りとしちゃあ普通じゃないか? 位にしか感じません。

以上、なんとなく気になる点とかを列挙してみました。
いやまぁ、通行人Aの戯言なんで、聞き流し可ですので(笑

363 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 02:01:35 [ QrQ0AuNY ]
……あんた、運が良かったな。
投稿してたら多分袋叩きだぜこれ。

とりあえずいきなりクロスやるより、東方だけの世界できっちり話書く方がいいんじゃなかろうか。
もし上達したいのであれば、その方がはるかに良い。あと東方への愛があれば。
それと、文章規則とか小説SSの類の基本はサイト作ってくれてる人がいるので、良く勉強しておくと吉。

まだ始まってもいないから頑張れ。

364 名前:355 投稿日:2006/08/09(水) 02:11:32 [ wpUArnB6 ]
なるほど、貴重なご指摘有難うございます。

いえいえ、こんな初心者ぺーぺーの自分にアドバイスを頂けるだけでも感謝の気持ちでいっぱいです。

確かに362氏の通りwは不自然だし、!を重ねすぎるのも大げさすぎるし、もう少し文章を的確にまとめるべきだったと思います。

もしまだここを改善したほうがいいとかありましたらどんどん指摘して構いませんので、ぜひともご教授お願いします・・・。

365 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 02:19:01 [ VtiSxLi. ]
文章を最後まで読むことが苦痛だった

やりたい事をやるには力をつける必要がある
今のあなたにはそれが圧倒的に足りない
小学生がメジャーリーガーにガチンコ挑んでいるようなもので……

363の方がおっしゃっているように、もっと勉強したほうがいいでしょう

366 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 02:20:59 [ sjLMrMqE ]
>>355
文章を書くことに不慣れどころか、小説すらロクに読んでないんじゃないかと勘繰ってしまう。
漫画の台詞を抜き出すんじゃないんだから、
「台詞」 誰は何々した。「台詞」「台詞」 何々がこうなった。「台詞」
じゃあダメでしょう。
創想話行ってとりあえず5000点以上の作品いくつか読んで、
自分の文章と何が違うか考えてみると良いと思いますよ。

367 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 02:21:50 [ y3zdKqwc ]
クロスオーバーSSのつくりかた。
でぐぐってそれを百回ぐらい読んでみるといいかも
あと創想話にあるクロス作品を読んでみるのもいいかも

368 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 02:40:20 [ cQLj.P7U ]
改善とか言うレベルじゃないな。地力が絶望的に足りない。
まあ、在りし日の俺を見ているようだ、とも言っておくけど……

クロスに手を出すにはまだ早すぎる。文章のノウハウの蓄積が最優先だ。
とりあえず文庫本買って読み漁れ。ぶっちゃけラノベで構わないから。

369 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 02:59:34 [ /TBwX646 ]
日本語おかしいところが結構あるね。
書きかけって事は推敲してないだろうから、多少は仕方ないんだろうけど。

>ルフィ達が声の聞こえた方を向くと、そこには見慣れない小柄な少女が目の前に立っていた。
「そこには」と「目の前に」がある意味矛盾。文章的にも変。

>ゾロの刀と同じぐらいの長さがある刀1本と
ここまでにゾロの刀の記述がない。

>いつ何処の時でも〜
いつ如何なる時でも、だと思われる。

>一目散に肉の匂いがする場所に全速力で向かっていった。
「一目散に」と「全速力で」はどちらか削ったほうが良い。両方入れるとちぐはぐな印象になる。

370 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 02:59:54 [ sD8CC37s ]
>>352
『話せば判る 殴れば通じる』ですが、自分が読んだ限りではこれで十分な出来だと思います。
個人的には、格闘シーンが、ちゃんと『読める』のが良いです。
それでもあえてアラを探すとなると、個人的な好みの問題になってしまうかも。
う〜む、全然、批評になってなくてすみません。

371 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 03:29:34 [ sD8CC37s ]
>>355
あなたのサンプルを読んだ限りでは、あなたが書きたいのは東方ではなく
ワンピースの物語であるような気がします。
多分、それだけで東方ファンから総スカンくらう可能性が高くなります。

また、他の方も言及されてますが、まずは普通に市販されている本を
読んで、自分が書いた文章で何が足りないのかを自分で気付くのが
よろしいかと。そのとき、自分好みの文章、文体が書ける作家(自分
好みの話を書く作家ではないところがミソ)を見つけると比較しやすい
です。絵でもそうですが、自分が目標とする作家を真似てるうちに自然
といろいろ身につくと思います。

372 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 12:21:25 [ T1XXLJ6s ]
>>352
私も370氏同様、文句ない出来だと思います。が、気になった点がひとつ。
美鈴から答えを誘導されるのでは無く、妹紅が自力で気付くべきだったのでは無いでしょうか。
ほとんど美鈴の口で解説される為くどい印象を受けた、というのもありますが、
ストーリーの中核になる事を他人から教えてもらってはイカンと思うのですよ。
ラブコメで言うと、ヒロインが主人公をどう思っているのかヒロインの友人が喋っちゃったような。
個人的な好みかも知れませんがそこだけ気になりました。
妹紅が気付いた後でなら良かったんですが。

373 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 14:17:12 [ AmFxs8KE ]
ちょっと質問です。
皆様は書き上げた後の見直し、推敲は平均何回ほど行いますか?
また、何回くらいを推奨しますか? 人前に出すものの場合です。
ちょっと変な質問ですみません。

374 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 14:28:28 [ pQXT1oCE ]
>>373
満足のいく出来になるまで。
いや、これは冗談でも何でもなくマジ話。
中には二桁を超えるくらい推敲した事もあるが、正直その作品はあまり評価は高くなかった。
逆に三回くらいで済んだものは、割と高評価だったりする。ノリノリで書いたものと、迷いな
がら書いたものの差だろうね。
でも糧になったのは何回も修正した方。自分の中では特に愛着のある作品になった。

375 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 14:56:53 [ /TBwX646 ]
じっくり一文単位で見るのと、全体のストーリー構成とか見るのとで二回はやったほうが良いのでは。
まあ短めの作品とか、ネタ重視とかなら前者、つーか校正ぐらいでいい気もするけど。

376 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 16:42:10 [ e3SfwCDs ]
自分の文章読み返すのマジ苦痛
死ねばいいのにと思えてくる

377 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 17:49:54 [ AmFxs8KE ]
>>374
なるほど、そうですよね……。
自分が満足できなければ出すのは失礼ですよね。

>>375
シリアスでした。はい。
短めですが時間を置いて、現在までで4回ほど見直してます。
これ以上良くなる保証も無いですが、心配で心配で。

>>376
私もですよと

見直していると、文体や構成は綺麗になっていくんですよね。
ただ、読んでいても満足ができないんです。
『これで本当にいいのか?』『またそつない結果に終わるのではないか』
と恐怖が。
そうすると、読んでいても自分の作品がぜんぜん面白くなく見えてくるんですよね。
つまらないわけではないのですが、ダメだなぁと。
まぁ、私が弱いんですが……。

超頑張ります。

378 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 18:51:39 [ p.NU8P/Q ]
自分の場合はいくつか具体的な基準ごとに何回か読んでる。
台詞。キャラの口調が不自然じゃないか、心理と言い回しが最適か。
描写。どういう場面が思い浮かぶか。近景と遠景、色、音、しぐさとか。
構成。行動と展開が自然か、あるいはあまりに先が読めてしまわないか。

話のネタ自体が他人にとって面白いかはあまり気にしないかも。
そこは書きたいものを書くしかないと思っている。世間的な評価がどうあれね。

379 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 20:02:38 [ pQXT1oCE ]
>>377

頑張れーw
文章って中々上達が見え難いものだけど、結局は自分の中にあるイメージをどれだけ
忠実に文章で表すかの作業。
何度も推敲すると、だんだん自分なりに馴染むパターンが見えてくるようになるよw
その上で改めてここで晒せば、自分だけでは解らなかった問題点も指摘してくれるぜ。
真摯な態度で質問すれば、みんなきっと親切に答えてくれるよ。
俺も良くお世話になったしw

380 名前:らくがん屋 投稿日:2006/08/09(水) 21:08:55 [ sjLMrMqE ]
>>370
>個人的には、格闘シーンが、ちゃんと『読める』のが良いです。
創想話スレのレビューで「バトル描写よりも内面描写が上手い」と書かれ、
逆にバトル描写はダメだったのか? と不安になってました。
そう言っていただけて嬉しいです。

>>372
>美鈴から答えを誘導されるのでは無く、妹紅が自力で気付くべきだったのでは無いでしょうか。
ご指摘ありがとうございます。
正直な話、妹紅に自力で気づかせる方法を思いつかなかったというのはあります。
もちろん私の未熟ゆえではあるのですが、別の理由もあります。
妹紅が自分から『殺意』を捨ててしまうと、『輝夜を殺すことに執着している妹紅』との一貫性が無くなるのではないか?
そういう考えがあったので、美鈴に語らせる方法を取りました。
精一杯文章をシンプルにしたつもりで、まだくどいと思われてしまったのですから、
やはり構成に無理があったのでしょう。
次回以降、今まで以上に話の構成を考えていくようにしたいと思います。


重箱の隅をほじくり返すような乱暴な批評でも構いませんので、改めて批評をお願いします。

また、作品(後編)につけられたコメントで、一箇所だけ使った某小説のパロ部分に関するコメントが六つありました。
それだけで高得点を貰えるとは思えないのですが、
逆に「そこくらいしかコメントするところがない」のではないかと気になっています。
それについても何か教えていただけると有り難いです。

381 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 22:42:12 [ D4231MRU ]
>>380
JOJOネタが出ればそこに痺れる憧れる
シグルイが来れば出来ておる喃
そう返したくなるのが我々オタクの習性なので
それはさすがに気にしすぎ。

SS作家の方には想像しづらいかもしれませんが、
読み専の中には数行のコメントすら考えて考えて考えた挙げ句
やっぱりうまく書けないというような人種もいるのですからして、
小ネタに反応するというのは手軽に高得点を入れる手段になりがちかもしれません。

私はイカレランニングの元ネタが気になって仕方ありませんでしたが
まあわからんものは仕方がないので普通にコメントを付けました。

382 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 23:07:35 [ sD8CC37s ]
>>373
書きながら読み直し、書きながら読み直しで、さらにトイレの中やら車の中やらで
文章をこねくりまわしてるんで、最低でも10回以上は推敲してると思う。
そんなわけで、20KB程度書くのでも普通に三日以上かかります orz
まあ、その甲斐あって読者さんには楽しんでいただいておるようですが。

383 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/09(水) 23:22:42 [ HyEM4R8. ]
20KBで3日って比較的普通だとオモタ……。
俺はだいたい、20KBくらいのを一通り仕上げるのに暇があってかつ集中出来て、3日かかるけど。
そっから何回か推敲。
と言っても、書いてる時に詰まったら既に書いた部分を読んで手直ししてるんで、全部出来上がる頃には序盤の推敲は終わってる感じだが。

384 名前:372 投稿日:2006/08/10(木) 12:47:19 [ TyIZMsHM ]
>>380
ああ、やはり妹紅が自力で解決するストーリーも考えていたんですね。

問題1.輝夜に連敗→「何故勝てない?」
問題2.輝夜と殺し合いたい→お互い死なない→「本当は何がしたい?」
魔理沙の襲撃後、美鈴に「殺し合いごっこ」と言われ妹紅怒る→じゃあフランと遊んでみる?→殺される恐怖→輝夜とは殺し合いごっこだと自覚→「本当は何がしたい?」(問題2)→「輝夜を殺したいんじゃ無く、叩きのめしたいんだ」(問題2解決)→殺すのにこだわらなくなって、美鈴がわざと隙を作っているのに気付く(問題1解決)

こんな感じのストーリーは考えてはいたけども、妹紅はあくまで輝夜を殺すことに執着するキャラクターなので、そちらを優先したって事ですか。それならば何も言えないですね。
ストーリーとキャラクターが相反した場合、キャラクターを取るというのは全くもって正しい。このキャラならこんな展開にならないって事ですから。
問題の答えも作中で妹紅が見つけていますし、よく練ってあると思います。

>重箱の隅をほじくり返すような乱暴な批評でも構いませんので、改めて批評をお願いします。
では個人的好みで重箱の隅をつつく意見を言わせて頂きますと、妹紅があんまり悩んでないなあ、と。
美鈴がくどい(&甘い)と思ったのもそこで、もっと妹紅をヘコませてもよかったんじゃ、という気はします。あくまで個人的好みですが。

385 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/10(木) 23:17:24 [ u.Ro7wIY ]
>>383
そうか、自分だけ異様に遅いのかと思ってたので、ちょっと安心しました。

つくづく、プロの作家さんというのは凄いなぁと思うっす。

386 名前:らくがん屋 投稿日:2006/08/10(木) 23:18:08 [ GbBZvIjY ]
>>381
気にしすぎですか……。餓狼伝以外のパロネタはあまり使わないようにしているもので、
つい気になってしまいました。次からは素直に受け取ることにします。

>>384
>やはり妹紅が自力で解決するストーリーも考えていたんですね。
そんな深くは考えていませんでしたorz
>じゃあフランと遊んでみる?→殺される恐怖
のあたりまでは考えたんですが、それ以降は落とし所が考えつかなかったものですから……。
今はキャラクターを第一に考えてSSを書いていますが、
それでストーリーの幅を狭めてしまっては逆効果かもしれませんね。

>もっと妹紅をヘコませてもよかったんじゃ
妹紅ってヘコむイメージないんですよね。生きすぎてるし、本家でもあんなだし。
逆に美鈴の『まさに外道』度を増加させる方向なら、話の筋は変えずに緩急がつけられた気はします。

以後、色々考えて書いていこうと思います。
二度もわざわざありがとうございました。

387 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/11(金) 02:23:37 [ v1QajxhQ ]
今年の5月頃から、自分の好きな作家の本を音読しつつ書写するなんつーことをしてる。
京極やら村上やらイェイツやらティプトリーやら他諸々。

そしてつい今し方13冊目の書写が完了。
果たして身になっているのかはさっぱり判らん。

388 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/11(金) 20:52:09 [ 1WAosTCU ]
身になっているだろうけど、それがどの程度かは怪しいな。
書写ってやりすぎると逆に自分の文章が書けなくなったりしないか?
一人の作家の文章をひたすら書き写す、とかだったら判りやすいんだが。

389 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/12(土) 03:01:06 [ 2CvzqFQE ]
自分でトレーニング法考えて、そこまで実践できるのがスゴイ!
でも「文章力をつけるため」と考えて本を読むのと、好きな本を読んでいるうちに文章力が上がるのは別、
つーのが俺の意見かな。前者は絶対後者に勝てないと思う。
や、俺はそうでしたって程度の経験談なんでつがw
まあ、そういうのは人それぞれだからね。
色々試してみるといいよ、ぐらいしか自信を持って言えることはないけど…
文章を読むことの楽しさだけは忘れないでね!


…しかし、小学校の朝読書って効果あるのか?

390 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/12(土) 03:35:27 [ 7lvckINc ]
小説じゃないけど、詩とか読んでると時々びっくりするくらいキレイな表現があって、
俺内部にストックされる。
文章の読み方が変わったってのは有るなー。

391 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/12(土) 20:43:42 [ BJwU4qTQ ]
詩的な表現って使いどころ間違うと異様に臭くなるよね。

さて、詩的な表現の上手い下手ってどこで決定するんだろうか

392 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/12(土) 22:34:06 [ On5EmYXA ]
使いどころ。

393 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/25(金) 03:31:53 [ 42ivBSZY ]
>>389
好きでやってるなら多少はあると思う
誰かにやらされてる状態なら無意味、ただ苦痛なだけ

小学生で『俺小説書きたい!』なんて思ってる奴はほぼいないだろうし
多分無意味だと思うな

394 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/28(月) 06:18:15 [ vnDA0ybg ]
あげてみる

395 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 18:09:17 [ s3epaE56 ]
>>391
あと、言葉の選び方もあるだろうな。

書き手人口多いわりに、此処はあんまり動いてねえな。

396 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 19:59:24 [ JgNDTWd2 ]
何故か創想話スレの方で書き方についていつまでもグダグダ言ってるからなぁ
こっちに来てくれりゃいいのに
あっちは作品の読み手として語る場にしたいんだが

397 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 20:17:44 [ s3epaE56 ]
>>396
『的を射る』の話ですか、見てましたよ。
ややこしかったら『核心を突く』とかでも良いと思ったけど。

398 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 21:31:09 [ OBS8QOEw ]
コメントがあんまりつきません安西先生。
どうしたら皆さんが面白いと言ってくれるのだろう。
とここ一ヶ月悩んでます。

はいすいません耐えられませんでした。
本当はこういうことは外に出さないほうがよかったりもするかも。
ぐすん。

399 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 21:42:33 [ 9VW3nluo ]
>>398
コメントがつきやすいパターン。
・掛け値なしに面白い傑作。
・固定ファンができる程度に作者の名前が売れている。
・読みやすい文章で、コメント用の餌(パロネタ等)が撒いてある。

・U−1(クロスもしくはオリキャラ)
・文章が破綻しているor小説として成立していない。

ま、面白くなけりゃスタート地点にも立てないよね。

400 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 21:50:35 [ J7JSwCcw ]
好きなものを書きたいのと面白いと言われたいのとで葛藤してるのが俺。

401 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 22:01:39 [ DGlLfRMU ]
好きなものを書いた後でしっかり推敲したり調味料を加えて面白いと言われるようにすればいいジャナイ

402 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 22:12:07 [ RdeHUXN. ]
>>400
好きなものを面白く書けばいいんだ。
むしろ好きでもないものを面白くは書けないと思う。

403 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 22:57:25 [ Aqws1zkA ]
しかし、U-1なオリキャラも一部キャラに都合の良すぎる展開も好きなものを書いた結果生まれるという現実。

404 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 23:07:33 [ DMCoG8hI ]
つまり良く考えて作品書けってこった

405 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 23:25:26 [ 4Is/8Zd. ]
ポイントなんて1000越えたこともないが、好きなんで書いてます。
……人並みに落ち込むけど。

面白いものと、書けるものを混同しないように注意せねば。

406 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/30(水) 23:43:26 [ 0hNK2pWQ ]
>>405
ためしにここで晒してみたら? 何かアドバイス出来るかもしれんし。
何書いても1000点未満なら、何か致命的な欠陥があるだろうしな。

407 名前:MK ◆HR22.Sp7V. 投稿日:2006/08/31(木) 00:24:10 [ 9OXhmc6Q ]
ご批評お願いできますか……?
現行作品集の『永夜の絆』
もしくは、作品集25の『大妖精とアリスの人形劇』でお願いします。

408 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/31(木) 00:55:27 [ AI.EGVGo ]
>>407
両方まとめて批評。

前提として、未完結作品に点数を入れる人間はごく少数。
単体で面白ければ前編だの1だのでも点数は入るが、あなたの作品には長さと中身の両方が足りない。
『大妖精〜』は、アリスの家に大妖精がやってきて、祭りに来てくれと頼む“だけ”。
(失礼ながら、二話目は未読。読みたいと思わなかった)
『永夜の絆』は、鈴仙がてゐと竹林を歩いて、過去に想いをはせる“だけ”。
心情描写や情景描写は細かいが、ただそれだけ。ストーリーが存在しない、一種のやおい。
最後まで完成させた作品を投稿することが、一番のお勧め。
連作にするなら、続きが気になる“引き”のシーンまでを書いてから投稿した方がベター。
どちらも現時点では大した長さでないのだから、書き上げてしまった方が良いと思うけれど。

409 名前:MK ◆HR22.Sp7V. 投稿日:2006/08/31(木) 01:29:27 [ VzxkKjpw ]
>>408
ご批評感謝します。
やはり連作は完結させてから投稿したほうが良いのですね。。。
不安が現実になりました。感謝します。

全体的な文章量が短いというご指摘につきまして――
私は長いと感じて作品を分けてみたのですが……これでは短いのですね。
むぅ、ちょっと修正しておきたいと思います。

あと「一種のやおい」という感想ですが――
これは>>408さんが言ったからという訳ではなく、
自己評価として感じていることなのですが、
拙作の全体評価として「一種のやおい」が適切な言葉だと思ってます。
狙ったものもありますが、狙ってなくともそうなることが在るようで。
改善の余地アリです、感想感謝。

しかし文章そのものへの指摘はなかった様でちょっと安心しました。
いつかは面白い作品を書けるよう、参考にさせていただきます。

ありがとうございました。

410 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/08/31(木) 18:15:05 [ OwMZbPqA ]
批評スレが活性化しないのは不思議だなー。
あげておきます。

411 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/02(土) 02:33:47 [ KaOA4AMI ]
批判的なコメントでももらえれば嬉しい……とは言うものの、
やっぱり頑張って書いたものに、ここは駄目、あれは駄目、と言われると
辛いものがあるからなぁ。それが的を射ているものだと特にさぁ。

あとは、批評を貰う、批評をする、という行為自体に、
気恥ずかしさが感じられるってのもあると思う。
ここ、するほうもされるほうも紳士的で、いいスレだと思うんだけどね。

412 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/02(土) 02:55:13 [ 6PDRDPOg ]
>>441
盛り上がりすぎて趣旨埋没したスレもあることだし
悩める筆者はココへの誘導を推奨したいところ。

413 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/05(火) 13:26:08 [ z2kngrxQ ]
オリキャラスレを見てて色々思った
オリキャラってのはどうあるべきなんだろう

414 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/05(火) 14:01:44 [ 3Fjgvf6I ]
そのオリキャラスレがどうなってるかはとりあえず無視して

いちおう踏み台にならなきゃいいんじゃね
クロスと違って、U-1じゃなきゃキャラを喰うことなんか滅多にないし
これは東方だってのがわかれば(一部を除いて)文句は言われんでしょ。たとえば弾幕とか

415 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/05(火) 19:24:46 [ hd3oYlmo ]
自分の考えるオリキャラの条件。

1その物語にとって重要であること(名前があるんだったらね)
2軽々と既存のキャラを超えないこと(U-1)
3痛い設定や容姿でないこと(結構気になりますよ)

痛いってのは、重い過去やダークとかではなく、
まぁそのまま痛いというのが適切かと思われます。

話はかなり変わりますが、私も含め3000どころか2000すら届かず、
コメントの一つもつくかつかないかのような存在は、
あの場所においては3000、5000や10000越えという作家様がどれほど素晴らしいかと言う、
引き立て役にしかなりえないことを悟りました。
なんだかもう解りません。わけわかりません。自分の頭が。
以上愚痴でした。

416 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/05(火) 22:10:00 [ WDDoBeb. ]
人の人生に、引き立て役なんていない。

なぜなら主人公しか存在しないからだ。

417 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/05(火) 23:51:37 [ p4Nb428. ]
誰がうまいこと言えと(ry


でもシビれるセリフなのでおk

418 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/06(水) 12:46:21 [ B7STM4Os ]
>>413
世界観に合った設定を持ち、あくまで原作の添え物であるべき、かなぁ。>オリキャラ
SSに限らず二次創作ってのは大体原作ファンが見るものだし。
どんなにみみっちい能力でもそいつの活躍だけ描かれててたら辟易する。

あとU-1ってのは最強オリキャラ化した相沢祐一@Kanonのことであって、
最強オリキャラが=U-1ってわけじゃないんだけどな。わかってるならいいんだが、
どうもU-1って言葉が独り歩きしてるような気がするので、一応。

419 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/06(水) 13:14:54 [ XoWM.SRc ]
語源としてはその通りだが、現実的には
「最強オリキャラ=U-1」がデファクトスタンダード化してると思う。

420 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/06(水) 13:34:27 [ A5JRL8GI ]
たしかに、作品ごとにそういうネタがあったが>うー1

うー1は俗称みたいなものだろ?

とはいえこちらとしても最低限気は使ってるぜ、とオリスレ住人が言ってみる。
まあ「オタクだからこそょぅι”ょを守ります」ってな感じか?

421 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/06(水) 14:58:47 [ XoWM.SRc ]
オリスレか。正直あそこまで良スレになるとは、って感じだな。
世界観の広がりが感じられて実際見ていて楽しい。

422 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/06(水) 15:43:54 [ uTyvngXw ]
まあ1の投げやりっぷりを考えるとまともに発展したスレだな。
「これは上手い!」って思うキャラも何人かいたし。今のSSもどきな流れはちょっと勘弁だけど。

423 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/06(水) 20:43:52 [ DfI9MFRw ]
>>415
自分の作品に何が足りないのか、それを自分で見定めるのは難しい。
だからこそ、こんな素敵な場所があるんじゃないか。

名前を出すのは怖い事かもしれんけど、
一歩、たったの一歩だ。踏み出す勇気を持ってほしい。

誰しもが最初から素晴らしい作品を書ける訳じゃない。
実際自分も初期の頃はいつも3桁だった。
でも自分で解る範囲で欠点を見つけて、どうしても解らん時は人に聞いて、次に書く時はそこを気をつけて。
そんな事を繰り返していたおかげか、今ではありがたい事に何個か3000超えてる作品もある。

人に頼る事は恥でもなんでもない。
悟った気になって腐っちまうには、まだ早いんじゃないかい?

あと、そんなてっぺんばっかり見てないで、
自分よりちょっと上くらいの人を見つけて一方的にライバル視してみるのもいいかも。

424 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/07(木) 02:20:39 [ g/Gq5leo ]
>>423
だがな……ライバル視してた人が投稿しなくなったりすると結構辛いんだぜ?

そりゃ軽くスランプ入るくらいには。

425 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/07(木) 08:12:28 [ AqxAXt3Q ]
ライバル視してた人が神になったケースもあるわけで。

今では敬虔な信者ですorz

426 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/08(金) 00:55:07 [ FnfTHyMk ]
>>425
ならばお前は新世界の神になれ。



ごめん、言わなきゃならない気がしたんだ。

427 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 02:00:47 [ G8vagWFQ ]
あげるぜ!

428 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 11:33:34 [ gh.KqQP2 ]
文を考察したりするのはいいんだが一部の自称SS師について言いたい。
SSうpしかしてない人が常連絵師みたいな態度取ってると、それって違くねえ、と思う。
SS張って得意気になってるはは空気嫁よ。
心あたりのある人は考えてくれ。

429 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 11:42:46 [ puSXW3J6 ]
>>428
日本語でおk

430 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 15:27:23 [ 3L96LakA ]
>>428
SS張って得意げになってる母、空気読めよ。ということですか。

431 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 18:11:34 [ rcqf8nJw ]
そりゃ絵も書かずSSしか上げてない人が常連絵師みたいな事言ってりゃ何か違うと
俺も思うでしょうけど、そもそも常連絵師みたいな発言がどんなのだか解らんですし、
見た感じ絵に関して話している人間もいないみたいですし、もし他所でそういう人が
居たとしても、それはここと何か関係ある事なんすかね?

432 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 21:10:36 [ zZ3BBxlU ]
いまいち良く分からんが、分からんってことは俺は対象外か

433 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 21:34:12 [ XxUr5P0E ]
よくわからないので誤爆と解釈しておきますね。

434 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 23:06:26 [ MX.0C6EU ]
ようは「オレ様のすばらしい作品の感想を書けば
常連として認めてやってもいいぜ」ってことじゃね?

435 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 23:50:01 [ QhCRywpQ ]
ま、所詮SS書きなんぞ絵師と比較にならない下層民
疥癬と代わりねーんだから偉そうにしてるんじゃねぇっていいたいだけだろ

436 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/19(火) 23:58:20 [ iVMNcLH6 ]
>>435
日本語でおk

437 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/20(水) 07:07:32 [ YGijLNnM ]
ワロスww
ミイラ取りがミイラとはまさにこの事だな

438 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/20(水) 08:41:30 [ 4jbNIh3M ]
>>435
図星だったんかいw

439 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/20(水) 21:20:40 [ mT6k4NN2 ]
レスの行間を読むのがうまいスレですねw

440 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/20(水) 22:07:07 [ NyE75ckE ]
俺だよ俺俺。絵かけませーん、SSもヘナヘナです。
そこんところ世露死苦!!

441 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/22(金) 00:17:02 [ TaQpfoj6 ]
そもそもSSも書かない絵も描かないレスは全てスレ違い。

442 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/24(日) 21:53:47 [ BEeXhEPw ]
今書いてる自分の文章が異様に硬いことに気付いた俺。
なるべくニュートラルな感じの三人称で書きたいんだが正直単調なんだよね……。
特に動きの少ない冒頭部分。読む人に飽きられそう。がつんと削るべきなんかなぁ……。

443 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/24(日) 22:20:37 [ izWDtM6o ]
まずは自分の力量を知るべし。
もし自分の長所が文章力以外のところにあると思うなら
不要な文章は出来る限り削る。

444 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/26(火) 00:36:57 [ u4Iva5ZM ]
親にPCでの長文メールを送ったら読みやすいと褒められたのはこのスレのおかげだろうか。

445 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/09/30(土) 18:35:56 [ j.KkIcXM ]
あげておきます。

446 名前: ◆DavwH.5Cao 投稿日:2006/10/02(月) 00:46:46 [ YhCm38lA ]
プチ創作品集11に投稿した「道化幻想」「蓬莱の楽園」について、批評をお願いします。
どことなく表現のボリュームが足りないのはわかるんですが、
具体的にどのように書いていけばいいのか……

447 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/02(月) 07:05:04 [ UkfLBdvQ ]
 両作とも表現に振り幅が足りませんね。
 ブランコを前に大きく振りたければ、停止状態から振るより大きく後ろに引き上げるのが基本です。
 表現したい事(テーゼ)はわかります。
 では、そのアンチテーゼとはなんなのか? 捻って考えてみてください。
 その上で、一段階上の回答に到る事ができれば、貴方の作品は良いものとなるはずです。

448 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/02(月) 12:28:11 [ aQ/Ak49M ]
まあボリュームが足りないのは置いといて。

後者は、言うなれば在り来たり。
さして目新しさがある訳でもなく、個人的な感覚で言えば曲のイメージとも合ってない感じ。
更に野暮ったいことを言えば、蓬莱人形が発表されたのは永夜抄の遙か前。
その前後関係が念頭にある以上、あの曲で輝夜を連想するかというと、やや違和感がある。

前者、着眼点的には秀逸なところだと思う。
が、物語性がありすぎる。曲のイメージを文字に具現化させてぶつけるなら、ライナーノーツをなぞるのではなく
親が死んで男が拾っただの何だのという部分は端折って、いっそ人形視点でその葛藤を描ききった方がスッキリする。
もっと言えば、二色の羽の蝶が道化だのってのは、何ともイメージが湧いてこない。
原作の「鳥人間」を何故ここで変えたのか知らないが、この手の作品で、読み手にイメージを想起させられないのは致命的。

こういう詩的な作品で手っ取り早く雰囲気を出すには、貴方が思い描いたその場面に備わっている
小道具を描写すること。そして、ムードにそぐう単語を選ぶこと。
例えば「二色の羽根」を「二色の翅」と置き換えると、蝶というイメージと相性良く、雰囲気が出せるはず。

449 名前: ◆DavwH.5Cao 投稿日:2006/10/02(月) 23:56:32 [ qCOUXo9g ]
貴重な意見、ありがとうございました。

雰囲気に合った語句を選ぶことや、
それ以前にもとになる語彙量など、
自分に足りていない基本的なことがわかりました。
また、文章全体の構成についても、
レスと作品を読み返しながら、もう一度考え直してみます。

450 名前:おくなお 投稿日:2006/10/03(火) 20:15:48 [ alJR4xYk ]
すいません、なかなかコメントがつかずに、点数だけがはいっていっていて、
それが、自分でもどういう意味を持った点数なのか、評価がわからないので、
よろしければどなたか批評をお願いします。

最新作品集の「守護者の代理」です。
お手数ですが、よろしくお願いします。

451 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/04(水) 02:03:36 [ oNREArzY ]
>>450

コメントが無いのは、独自設定が独自すぎて突っ込むに突っ込めないせいだと思う。
キャラ萌えや元ネタ等、コメントのネタになる要素も無いし。(無いからいけないという訳ではないです)
匿名点に関しては、ぶっちゃけ最低限文章になっていればこれ位は入るかな、というレベルかと。

文章についてはあまり細かい事は分からないけど、
・読点打ちすぎ
・たまに稚拙な言葉遣いが混ざる
という点が目に付いた。下は顕著だった一節。

 時に、人里に下りて、人に交じって生活をしようと(いう)考えが、慧音になんともいえないような孤独感を焚きつけ
ることがあったが、その考えは、自分は人間じゃないし、妖怪でもないと自分に言い聞かせることでなんとか、
防いでいた。

声に出して読んでも結構不自然を感じると思う。
以下文意を変えずに修正。

 時に、人里に下りて、人に交じって生活をしようという考えが慧音になんともいえない孤独感を焚きつけ
ることがあったが、そういった考えは、自分は人間でも妖怪でもないと己自身に言い聞かせることで何とか抑え込んでいた。
(これでも少し変だな……)

あとは上記の文にしてもそうだが、理由を説明した文章に往々にして飛躍がある。
前半、「生活しよう」と考えて孤独感を感じた、というのはおかしい。
「生活したいと考えたがやっぱり無理だ」と考えて孤独感を感じたのではないか。
後半、「人間じゃないし、妖怪でもない」の「妖怪」が何処から出たのか不明。
「妖怪ではない、しかし人間として生きられる訳でもない」あたりか。

最後に描写に関して、時々ミスリードみたいな物がある。
登場したときの霊夢の描写は少し怪しすぎるのでは。
慧音が妖化したとき、一瞬霊夢が何かしたのでないかと勘ぐってしまった。
読者を怪しませておいて後でひっくり返すなら、「ああ、こいつ悪者だな」と読者が即認定してしまうような描き方ではなく、
あくまで謎として保留するような表現を使うべき。
「しかし、その瞳には悪意とは違う、もっと底の知れない澄んだ何かがあった」とかどうでしょう。

452 名前:451 投稿日:2006/10/04(水) 02:16:51 [ oNREArzY ]
書き込んでみたら自分の書いた文章も明らかに頭悪そうだっていう愚痴。
酒のせいにしていいですか orz

453 名前:おくなお 投稿日:2006/10/04(水) 20:10:38 [ 7yVEhV0o ]
>452
いえいえ、そんなことはありません。

>451
確かに読み直してみるとそんな気がありありとします。
やはり力不足を感じてますね。
(このスレには)ご迷惑かもしれませんが今後もよろしくお願いします。

454 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 00:29:50 [ Xtns.dy6 ]
こんぺSSの息抜きにちょっと聞かせてほしい。

みんな描写はどういう目標でやってる?
(目標ってのも正しくない気がするけど)

情感溢れる文章を連ねて読者にイメージを伝えるのか、
印象のある一文を置いて読者のイメージを喚起させるのか。

私? 後者になりきれないへっぽこさ……orz

455 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 00:40:21 [ AjfWFkaI ]
 両 方 。

普段は前者だけど、時折一文を置きたくもなります。
ていうかいっつも赴くままに書くのであんまり意識したことがない。

実力? 察しておくれよorz

456 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 01:23:07 [ r9VRbeFQ ]
基本的に前者で、山場なんかで後者を入れる。
兎に角ほのぼのやシリアスでは描写、特に情景にこだわって書いてるな。
勿論キャラの言い回しなんかも描写に負けてしまわないように気を使っているし、あんまりだと描写の方を抑え気味にする事もある。

ギャグの時はあんまり描写が過多かつ真面目過ぎるとキャラの壊れ具合や折角思いついた笑いの種なんかを殺してしまいかねないので、最低限度読者に状況を伝えられる描写+αぐらいに抑えてる。
最低限度に抑えられず、+αを入れてしまうのは描写好きだからw
でもそこをしっかりと書いておいて、ギャップで落としたりする手法も時たま。

目標と言うよりは、状況による使い分けかな。
トップクラスの人にはまるで及ばないにせよ、そこそこやっているつもりではあるんで、自分が書きたい話を書く一方で下手な物は書けないとも思ってる。

457 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 01:52:58 [ fFeBvhrw ]
作中事実を忠実に伝える

事が自分の中では第一。情感が欲しければまず情感溢れる風景や小物を考え、なるべく客観的に描写するよう心がけてる。
印象深い表現は出来るときに勝手に出来る、というのが持論。いまひとつその境地には達していないけれど。

458 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 07:39:26 [ MgEjSxFY ]
描写か……
俺が目指してるのは「すらすらと頭の中に入ってすぐに景色が思い浮かぶ」感じ(例:おかゆまさき氏)だけど、多分無理。
どうしても描写を細かくしすぎて引っかかっちまうorz

>>454
一応>>456と同じ。
前者が一番使いやすいし簡単といえば簡単。で、印象付けたい所は後者(時によって行空けも)。

たいていの人ってやっぱり頭の中で一回作品を映像化してからそれを文章に直してるんだろうか?
俺としてはそっちの方が書き易いしこうでしか書けない。
それとも俺だけかこんな奇特な書き方orz

459 名前:454 投稿日:2006/10/06(金) 08:13:40 [ Xtns.dy6 ]
あー。
もしかして私がまずいのは常時最低限の描写しかしないからまずいのかもしれないなぁ。

>>458
私もその書き方。
というよりも、自分の頭の中であるものしか文字に直せない。

460 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 09:48:31 [ HDNCVTHU ]
創想話最新作品集『AA』の批評お願いします。

アリ友スレの住人の方々感想が多いので
他の人が見たら、どんなかなと気になった物で

461 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/06(金) 17:02:12 [ rS1GKv0. ]
>>460
駄作。
AA使っている時点で、小説ではない別の何かになっている。
(ライトノベル等の挿絵は、無くても小説として成立している)
俺は四スレ目くらいでアリ友スレ見るの辞めたけど、
SSではなく『ネタ』として読んでも、アリ友スレにあるネタの方がよっぽど面白い。

SSとして見ると、地の分が明らかに少なく、内容も状況を説明するだけ。
会話文も別に面白いわけではなく、ただダラダラと作者の脳内映像を垂れ流すだけ。
読者の感情を刺激する文章が、全く存在しない。
AAがその役割のつもりかも知れんけど、だとしたらその作品は尚更SSではなくなってしまう。

結論。まずはSSを書いて下さい。

462 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/07(土) 04:21:06 [ PcjR3stA ]
>>460
意味がわからなかった、というのが正直な感想です。
永琳が何を目的としてあれを作ったのか、その理由がわかりません。
また、なぜ輝夜が増えたのか、なぜああいう姿になったのかもわかりません。
え? これがオチなの? わけわからんって感じです。
『考えるな、感じろ』という方向なのかもしれませんが、あいにく自分には感じるもの
がありませんでした。
もっとも、自分は小説ではロジカルな面を重視する上、いわゆる門板ネタというもの
にも疎いので尚更そう思うのかもしれませんが。

評価不能なので、コメントも点も入れてません。

463 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/07(土) 11:46:22 [ GfSINW72 ]
>>461
>>462
ありがとうございます。
自分の能力不足ですね。
ああ言う事は、もっと能力をつけてからするべきでしたね。
どうも、御目汚しすいませんでした。

464 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/09(月) 20:51:18 [ Ddll24Eg ]
突然失礼します。どうも最近、自分は地の文が少なく、しかもうまく書けていない気がするのです。
今までは会話で引っ張って地の文は少なめなんて考えていたのですが、下手なのは仕方ないにしても、分量が少なすぎるような…特に描写が。
…SSとしては、これってまずいんでしょうか?
何か上の方々を見ても、非常に描写にこだわっている方が多い気がして…

465 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/09(月) 21:58:12 [ kHJRkY7w ]
>>464
書きたい作品のジャンルによる。
例えば勢いのあるギャグを書きたいのに、事細かに外見描写をしてたらテンポが崩れる。
情感溢れるシーンで、説明チックな描写されると萎える。
要するに下手な描写なら、いっそない方がいいくらい。

だけどそうしていると、いずれ本当に書きたいものが出来た時に何も読者に伝える事が
出来なくなる。出来るのにやらないのと、やりたいのに出来ないのは全然違うからね。

描写に関しては一概に絶対必要と言えるものじゃないけど、このスレで質問するって事は
上手くなりたいと思ってるんだろうし、出来るだけ頑張ってみるといい。
その上でもう一度このスレで聞いてみるといいと思う。
俺もやりたいのに出来ない口だけど、こうした方がいいんじゃないかなってアドバイスなら
出来ると思うから。
まぁ、あれだ。お互い頑張ろうぜw

466 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 03:52:10 [ a1AWjYXg ]
有効な描写の練習法は自分がベストと思う描写文の書き写し。
重要なのはその際に「視線の主」を意識し、どこの説明を避けている(つまりそこを読ませたがっている)のかを探ること。

描写の本質は視線の主との同一化。
情景描写は外への視線。物や風景を「見る者」そのものを読者と同一化させる。
心理描写は内側への視線。心象を通じて「反省している者」そのものを読者と同一化させる。
前者に偏ればリアリズム。後者に偏ればロマン主義。

リストラされたサラリーマンの視点で「道ばたに石ころが落ちている」と書いても描写。
対象を見ている人間がいて、そこに視線を向けた理由を用意できれば読者はそれを読み取る。

説明とは客観的、平面的、非人間的な記述のこと。
誰が見ても同じもののことを、だれでもない立場から記述するのが説明。
例えば科学的な記述は説明。
論理的な命題の羅列も説明。

基本的に説明より描写のほうが情報量が多く読者に負担を強いる。
さらっと読ませたい場所は軽い説明だけ。
どっしりを構えて読ませたい場所は描写をばりばり積み込む。
緩急の付け方が大切。
山場に怒濤の描写を詰めこんでも良いし、見せ場ほどあっけなくという人もいる。
その辺は好み。

どっちか一辺倒ってのは「右足だけで歩いてます」くらい無茶だけど、そういう芸もある。

と、俺は授業で習いました。
勉強しても描写はあまり上手くなりませんが。うははー。

467 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 04:16:37 [ a1AWjYXg ]
ちなみに完全な説明はあり得ません。
どれほど非人間的な説明でも薄く引き延ばされた「人間の視点」が張り付いています。
だって書く方が人間なんだもん。

また人の内側を説明しようとしたら心理学を持ち込むしかなくなります。
それ以外の心理に関する記述はロマン主義的なものでしかありえない。
精神分析だって怪しいもんです。

説明に寄らせるか描写に寄らせるか。
描写にするor説明にするとしてそれは内側か外側か。
この辺をぐにぐに操作しながら楽しく書きましょう。

468 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/10(火) 04:45:45 [ DCfv2HN6 ]
なんかすごくためになった
今度そのへん意識して書いてみるべ

469 名前:464 投稿日:2006/10/11(水) 10:29:33 [ 770UAeJc ]
>>465
>>466

ID変わっていますが464です。
ありがとうございます、ずいぶん参考になりました。
ジャンルもあまり気をつかっていなかったし、視線の主や視点という考えは全くありませんでした。これからはもうちょっとその辺りに気をつけていこうかと…

そして、もうちょっと頑張ってみてからまたお世話になりたいと思います。その時はどうかまたお願いします。

470 名前:アッザム・de・ロイヤル 投稿日:2006/10/22(日) 12:15:50 [ eAtmGr9. ]
連投申し訳ありません、批評をお願いします。
最新作品集の『大妖精奮闘記〜紅い悪魔の館編〜』、描写に気をつけてみようと頑張ってみたのですが、結局うまくできなかった気がするのです。
今までも、ギャグに近いようなお話は、どこがとは具体的に言えないのですが最終的に満足できない地の文が多かったのです…

あと、できましたら、特に地の文(描写)の所を色々指摘していただけると幸いです。
自分では、漠然と他の人よりできていない気はするのですが、何処が具体的にまずいのかがわからないのです。どうかよろしくお願いします。

471 名前:アッザム・de・ロイヤル 投稿日:2006/10/22(日) 12:19:48 [ eAtmGr9. ]
↑書き忘れました、IDが変わっていますが464です。重ね重ね申し訳ありません。
そして、文にやたらと『です』が多いのに気付き、さらに落ち込んだり…

472 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/23(月) 12:01:05 [ J0rHAG0M ]
>>470
まず作品関係ないところから、いつか言いたいと思ってた事を丁度良い機会なので。
氏の作品の大きなマイナスポイントとして改行の統一性のなさ、長い改行の多さがある。
もしかしたら氏の中で基準があるのかもしれないが、はっきり言ってないように見えてしまう。それほどに改行が多い。
強調したい台詞等もあるだろうけど、あんまりに多いと萎えます。
あとそれが多すぎて場面転換のための空行なんだか普通の空行なんだかわからない事も多い。
氏の場合話の内容よりも、まずこれでかなり読者を損してしまっているのではと思う。

例えば、

「台詞」
 地の文。
 地の文2行目。
 地の文3行目。
「台詞」
「台詞」
 地の文。
「台詞」

だとか、もしくは地の文と台詞の間に空行1行、この程度にしておくべきだと思う。
また、地の文と台詞の間に空行を入れる人だと場面転換に、『◇』や『◆』『*』『/』など記号とかを用いたりする人も多い。
あと『…』で終わるところにも『…。』と句点が欲しいかな。どうせならよく言われる『……』、セットでひとつと言うのを使ってみてもいいかと。割と基本としている人も多いし。
普通に書く分には、文章としては物足りない面もあって、もう少し肉付きがあっても悪くないとは思うが、最低限必要なことはちゃんと書かれているし、『物語』を読み進める上では全く問題ないと思う。

あとこの手の作品はギャグとしてしっかり突き抜けてしまっても良いと思う。
ほのぼの作品に混じる笑いならあれくらいでいいのだけど、どちらかと言うとギャグとしての印象があるので、その作品に関しては笑いとか、笑わせるだけの『勢い』が足りないというか。
ただ勢いがあればいいと言うわけではないのだけど、中途半端なのはやはり気になりました。

半ば感想っぽくなったけど、自分からはこんなところ。

473 名前:アッザム・de・ロイヤル 投稿日:2006/10/24(火) 02:21:47 [ Yo3fQLnE ]
>472
ご指摘ありがとうございます。

>氏の作品の大きなマイナスポイントとして改行の統一性のなさ、長い改行の多さがある。
もしかしたら氏の中で基準があるのかもしれないが、はっきり言ってないように見えてしまう。それほどに改行が多い。
強調したい台詞等もあるだろうけど、あんまりに多いと萎えます。
あとそれが多すぎて場面転換のための空行なんだか普通の空行なんだかわからない事も多い。

成程、自分では気が付かなかったのですが、言われてみると確かにその通りでした。
改行は今まであまり気にしていなかったのですが、今後はもうちょっと注意してみたいと思います。


>普通に書く分には、文章としては物足りない面もあって、もう少し肉付きがあっても悪くないとは思うが、最低限必要なことはちゃんと書かれているし、『物語』を読み進める上では全く問題ないと思う。

う〜ん、やはり練習を積み重ねていくしか手はないようですね。頑張ります。


>あとこの手の作品はギャグとしてしっかり突き抜けてしまっても良いと思う。
ほのぼの作品に混じる笑いならあれくらいでいいのだけど、どちらかと言うとギャグとしての印象があるので、その作品に関しては笑いとか、笑わせるだけの『勢い』が足りないというか。
ただ勢いがあればいいと言うわけではないのだけど、中途半端なのはやはり気になりました。

実は私自身『ほのぼのコメディー』と『ギャグ』の境目を決めかねるお話があったりして(これがまさにそれです)、いったん『ほのぼのコメディー』になると、無理矢理にでもほのぼのとした終わり方にしようとするので(もはやポリシーですね)、結果、仰る通りどっちつかずの中途半端なものになる場合が多かったりするのです。
これはもう私の優柔不断ぶりが原因です、これからはもうちょっと『これはほのぼのコメディー、これはギャグ』と割り切っていきたいと思います。


>あと『…』で終わるところにも『…。』と句点が欲しいかな。どうせならよく言われる『……』、セットでひとつと言うのを使ってみてもいいかと。割と基本としている人も多いし。
申し訳ありません、雰囲気が前者の方が気に入っていて使っています。折角アドバイス頂いておきながら申し訳ないのですが、これについてはこのままでいきたいな、と。

いろいろと貴重なご意見をありがとうございました。参考にさせていただきます。

474 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/31(火) 03:09:46 [ PX0HGhoA ]
ageてみよう

475 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/10/31(火) 15:45:19 [ YTRDuf42 ]
>>470
もう遅いかもしれないけど、一応気付いた事を。
地の文は必要最低限のポイントは抑え、きっちりと書かれていますが……
逆にそれ以外の部分がありません。
淡々と説明されている感じが強く、今回の作品で言えば大妖精の心の機微が見えてきません。
例えば……

>それにしても、紅魔館の紅茶は有名ですが、なるほど、お茶っ葉もさることながら淹れた方の技量もまたなかなかです。
>不安なこと嫌なことも頭の中から飛んでいきます。
>こくこくと飲みすすめた私は、この素敵な差し入れでちょっとだけ幸せな気持ちになりました。

の部分。
感動したと言う事は分かるのですが、どうにも説明的で大妖精の感動が今一つ伝わってきません。

それにしても、これがあの有名な紅魔館のお茶ですか。
なるほど……噂通りの素晴らしい淹れ方と良い匂いです。
この一杯だけで、嫌な事や不安な事は全て吹っ飛んでしまいますね。
素晴らしい差し入れです。
私はその紅茶をこくこくと飲みながら、ちょっとだけ幸せな気分になれた。

と言うように、長い一文で全てを説明するのではなく…
短く切って、大妖精がその紅茶にどういう手順で感激したのかをはっきり伝えるのも一つの手です。
全ての文に採用する必要はないですが、より伝えたい部分では文章量は増えても……
心の動きや手順を読み手側にはっきり伝える、という事を覚えるとグッと引き立つと思います。

後、改行に法則性を持たせるという事も重要だと感じました。
上でも指摘されていますが、改行のばらつきが多いので、読み手のテンポが崩れてしまいます。
場面転換では3行、状況転換なら1行という法則性を持たせれば、それだけで文全体にテンポが生まれます。
せっかくの面白い話がスラスラと読めないのは、読み手にとっても苦痛です。
読む立場になって、どういう文体なら読みやすいかを考えると、今よりも伸びると思いますよ。

長文失礼しました。

476 名前:アッザム・de・ロイヤル 投稿日:2006/10/31(火) 17:21:34 [ VqSuMIJs ]
>475
ご指摘ありがとうございます。全然遅くなんてないですよ、ありがたい限りです。

>地の文は必要最低限のポイントは抑え、きっちりと書かれていますが……
>逆にそれ以外の部分がありません。
>淡々と説明されている感じが強く、今回の作品で言えば大妖精の心の機微が見えてきません。
 最近、地の文を増やせば増やすほど、何故か読みにくくなっていくような気がしていた理由がよくわかりました。単に地の文が下手なのかと思っていたのですが、それ以上に根本的な理由があったのですね。
 ご指摘を念頭に置いて再び読んでみると、仰るとおりなんと悲惨な状況か…穴があったら入りたい気持ちです。
 改善するつもりで、何処が悪いのかわからないまま猛進した挙げ句、さらにわかりにくくしてしまっていたとは…自己嫌悪です。
 果たして、私に心理描写がうまく書けるかどうかは自信はありませんが、どうにかやれる限り頑張ってみようと思います。

 改行についても、やはり同様に改善していきたいと思います。ご助言、本当にありがとうございました。

477 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/02(木) 10:05:33 [ i4zWSDHM ]
ちょっと聞きたいんだが、みんなは句読点ってどうしてる?

SSとは別に、口頭発表の原稿で「句読点少なくて読みにくい」と言われたんだ。
それからは、多めに書こうと意識しているが、どうすれば読みやすいのかがわからなくなってきたんだ。

多めがいいのか、少なめがいいのかだけじゃなくて、いろんな意見が聞きたい。

478 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/02(木) 10:24:15 [ Re948G7s ]
英文を参考にするのがいいんじゃない?
日本語は主語を省略しちゃうからわかりにくいけど
英語は必ず主語を書くから文の境界がはっきりしている。

英語で , が入るところには必ず読点を入れ
あとは好みで足す感じ。

479 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/02(木) 10:39:18 [ bdVUoNHk ]
俺の場合は二箇所に気をつけてる。
一つは一息で読める部分。
例えば……
『 咲夜は紅茶を口に運びながら窓の外を見た 』という一文。
これを一息で読むのは難しいので、
『 咲夜は紅茶を口に運びながら、窓の外を見た』
と区切れば、何の苦も無く読める。

もう一点は状況をはっきりさせたい時。
『 咲夜はフライパンの上で焼いた魚を皿に移した 』
一息で読みきらない上、文におかしな違和感もある。
だから……
『 咲夜はフライパンの上で焼いた魚を、皿に移した』
として、はっきりと読み手に文の意味を伝える部分でつける時がある。
上の一文はそれでも違和感あるけど、あくまでも例ね。

480 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/02(木) 16:42:32 [ b.0GR4eI ]
主述のひと繋がりをはっきりさせるように打つといいんじゃないかな。
文がねじれないように。

あと、長くなりすぎたら、読点でごまかすよりも
二文に分けたほうが楽だ。

481 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/02(木) 18:12:29 [ kWiE8DJk ]
某元朝日記者の本によれば、テンの打ち方はたった2種類だけに分類できるのだそうな。
信じる、信じないはご自由に。
箇条書きの部分は句読点含め引用。

================
1.長い修飾語が二つ以上あるとき、その境界にテンをうつ。(重文の境界も同じ原則による。)
================

・寝ぼけ眼で不機嫌そうな紫が 
・橙を抱いたままで涙ながらに懇願する藍を
・構わず
・スキマに
    *放り込んだ
↓↓↓
寝ぼけ眼で不機嫌そうな紫が、橙を抱いたままで涙ながらに懇願する藍を構わずスキマに放り込んだ。

===============
2.原則的語順が逆順の場合にテンをうつ。
===============
##語順原則1.句を先に、詞をあとに。##
飛来する弾の隙間を巧妙に抜ける。
↓↓↓
巧妙に、飛来する弾の隙間を抜ける。

##語順原則2.長い修飾語ほど先に、短いほどあとに。##
秋が
幻想郷のあちこちを
紅色に
    *染める
↓↓↓
幻想郷のあちこちを秋が紅色に染める
↓↓↓
秋が、幻想郷のあちこちを紅色に染める

##語順原則3.大状況・重要内容ほど先に。##
深まってゆく秋が
幻想郷のあちこちを
紅色に
    *染める
↓↓↓
深まってゆく秋が幻想郷のあちこちを紅色に染める
↓↓↓
幻想郷のあちこちを、深まってゆく秋が紅色に染める
(原則は上ほど優先するので、語順原則2の例にはこれは適用されない)

##語順原則4.親和度(なじみ)の強弱による配置転換。##
あの霊夢が貧乏な人に施しを与えたという夢を見た
↓↓↓
あの霊夢が、貧乏な人に施しを与えたという夢を見た
(「霊夢」と「貧乏」は親和性が高いので、「霊夢が貧乏」と読まない為に「貧乏な人にあの霊夢が施しを〜」とするか上記のようにテンを打ったほうがよいらしい)

##語順原則以前##
寒い奴が来たよ。
↓↓↓
来たよ、寒い奴が。

482 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/02(木) 22:53:06 [ at8y5M3I ]
私の場合、特に顕著なのは内容分けかな。

知恵は深く、まなざしは弓のように鋭い。
この痛みは、炎によるものではない、雷によるものではない、それらに責められようと、
これほど激しくは痛まない。ただ未だ叶わぬ恋のみが、この痛みを与えうる。

483 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/03(金) 01:17:36 [ sGzg.uIc ]
句点は文尾に必ず打つけど、読点は明確な規則が無いからねえ。
打ち方がもう個性にもつながってきちゃうし、人それぞれだあね。

とりあえず俺は小区切りを入れたいときと内容をはっきりさせたいとき、
あと強調したいときに打ってる。

484 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/05(日) 10:18:34 [ 03UvNyKU ]
俺は一文が長くなりがちだけど最低限しか打たないな。
文字の並び上極端に読みづらくなるとか、別の読みかたをされそうな所ぐらい。

485 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/12(日) 23:43:10 [ 3MA.in9k ]
「投稿するまでもないSSスレ」の708-709の批評をお願い致します。

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1152798704/708-709

どうも文章が地に着いていないような感じがするのですが、
情けないことに、文量が少ないのか、表現が貧弱なのか、ただ主観的な思いこみか
判別がついていません。

その他、気になった事等もありましたらば是非。

486 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/13(月) 00:32:46 [ cZveV/4Y ]
とりあえず。

あたい自信→あたい自身

まぁ揚げ足はこの辺で。
文章が地に着いていないと言う意味が私にはわかりません、情けないことに。
ですので気になった点だけ、幾つか。

文の始めから回想だと取っつきにくいですね、始めはチルノかと思いました。
小町の回想は内容自体はいいと思いますが、連続すると読むのが疲れますね。
芝に寝っ転がって見えた景色から連想して回想に戻すといった、
日常と回想の視点を適度に切り替えると個人的には読みやすいです。
さらに日常の場面では彼岸の風景の描写が欲しいと思いました。

最後の、映姫の内心も長く感じました。
「あの頃から変わっていないのですね、私は変わりました」といった、
決め手となるワードは出ていても、埋もれてしまっています。
例を挙げると研磨刀の原文ですね。
伝えたい事をまとめきれていない印象を受けました。
設定資料とは違うので、映姫の心、感情、考えを重点的に描写すると読みやすくなると思います。

私からはこの辺で。

487 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/13(月) 01:00:20 [ 8aiLzf0s ]
まず気付いた事は、改行に多少のばらつきがあります。
会話後に改行している場合とそうでない場合です。
どちらか一方ならば、あまりに気にならないのですが……乱れているとやはり目につきます。

後、心情描写が少し一辺倒すぎて、私的には硬い感じがします。
例えば、次の一文。
『あたいより年上で、いつもお姉さん風を吹かせていた、背はあたいの方が大きかったのに。』
まずは「〜吹かせていた。」で前文を、まずはきっちりと分けましょう。
次に「大きかったのに…」と三点リーダーで終わらせて、文に含みを持たせる。

『。』で終わるとそこで思考が終了してしまい、説明的な硬い印象を受けます。
そこで文に含みを持たせて、読者に残りの心情部分を委ねる。
もしくは、次の一文までの引きを作る事が、三点リーダーの利点です。
すると、それが遊びの効果になって柔らかい印象になります。
やり過ぎると読みにくくなりますが……
適度に入れて、読者に今心情を思い描いている人物と同じ事を想像させる事が重要です。

もう一つは、長い心情描写に間を入れると良いと思います。
文を長く羅列されると、重要な部分とそうでない部分がはっきりと分からなくなる場合があります。
ですから、心情描写を独り言にしたり、描写の境目に改行を入れると効果的です。
今回の文で例を挙げると……

>あの頃から変わっていないのですね…
>
>「変わったのは、私だけですか…」
>
>どこか楽しそうにして逃げていく小町を、少しだけ羨ましく思いながら…
>私はその後ろ姿を黙って見送った。
>閻魔として生きるという事は、他の者と同列でいてはいけないと言うこと。


>受ける前にはおぞましく、今となっては、何故あんなに嫌だったのかが分からない試練。
>
>でも、あの試練があったお陰で…
>私は小町の前に再び姿を現しても、何にも感じませんでした。

と言うように、文を分けると読みやすく、場面転換での混乱も起きにくくなります。
最後に、口語調と第三者視点の心情描写が入り混じっているので、妙な違和感が出来てしまっています。
どちらかに統一するか、部分部分で使い分けると良いと思いました。

長文、大変失礼しました。

488 名前:485 投稿日:2006/11/13(月) 20:32:51 [ peQLfWk6 ]
>>486
>>487

貴重なご意見、ありがとうございます。
改めて読み返してみると、確かに色々と詰め込みすぎていて、
平坦な印象を受けました。もっと緩急を取り入れないと駄目ですね。

また、ところどころの文章規則のばらつきが見えるのは明らかな推敲不足です。
お恥ずかしい限りです。

今後はもっと、推敲に時間をかけようと思います。

489 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 01:21:07 [ MY2D4mVA ]
ageてみますか

490 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 02:12:06 [ gzde2752 ]
SSを書くことには憧れるのだが書くことが思い浮かばない件。
どうなの他の人って。

491 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 02:20:37 [ 83hMXNWY ]
脳内妄想が溢れるから、文字に変換しているだけです。

492 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 20:54:38 [ nDtIeOTY ]
ネタは思い浮かぶ
ただし遅筆でボツも多いので結局時間がかかる

493 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 23:12:50 [ TgNtv9G2 ]
>>490
自分の場合、最初のネタを思いつくのには2週間掛かった。
で、以後電車の中とか暇な時にそのプロットをこね回していたら、
そういうの考えるのに脳が慣れたのか、割と普通にネタが出てくるようになった。

ちなみに、最初のプロットは大風呂敷になりすぎた為半ボツ状態。
せっかくだから何時かSSにしたいな。

494 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 23:24:44 [ HhIcGKrQ ]
東方キャラに演じてほしい名(迷)台詞・シーンスレ
じゃあないけど、他作品のシチュエーションとかを
アレンジして投入したりしてる。
バレないように上手くアレンジするのが腕の見せ所。

まぁ、周りは何も言わないだけで、もうバレてるって事も
あるかもしんねーけど。

495 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/20(月) 23:28:51 [ GJWp3ZCE ]
東方で感じた疑問を自分なりに考えよう、がだいたい初期衝動だなあ。
ミッシングリンク埋めに終始してるけど。

496 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/21(火) 10:31:49 [ aB4sagP. ]
自分の考えを素早く的確に文章にするスキルを養うにはどんな訓練がいいでしょうか?
脳内の「表現」というか言語化。
頭の中ではいろいろ考えが浮かぶけど文章化するのに時間がかかるもので。
例えば
口ゲンカして頭では言いたいことが思い浮かぶのにどう言えば良いか判らなくて考えてるうちに相手に言い負かされる、というか・・・
ホームルームなど意見発表の場でどのように言えば相手に上手く伝わるか数秒考え込む、というか・・・
とにかく、思った瞬間自分の考えを相手に伝えたいのにそれが出来ないんですよ。

「状況説明」なら5W1Hを意識すれば言うべき文章がすぐ脳内に構成されるんだけど、
「思考」を「一瞬で理路整然とまとめる」となると未だに判らない。この文章でさえちゃんと通じるか何度も推敲する程だし。

497 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/21(火) 19:36:59 [ 4oWFy/mU ]
色んな人と怖れずに会話する事。
当然良く知らない人であれば遠慮したり敬意を払わなきゃいけないし、それは相手も
同じ事。そういう事の積み重ねにより、自然とパターン化できるってもんです。
そしてそれを文章化するスキルもまた、チャットなりメッセなりでの会話が糧になり
ます。一方通行の匿名掲示板では許された口調や思考も、対話となるとオブラートに
包まなければ、いずれ相手から捨てられるでしょう。

何にせよ、こういう事にノウハウなんざありません。
地道な積み重ねしかないですよw

498 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/21(火) 21:21:27 [ IvKWdqfM ]
さてさて

ここはSSの実力向上を目指すスレだから、>>496殿の悩みには
単純に情景描写のエレガントな方法について答えたらいいのかな。
それとも>>497殿で正解なのか。

いや、嫌味を言ってるんじゃなくて
>自分の考えを素早く的確に文章にするスキル
なのか、
>思った瞬間自分の考えを相手に伝えたい
のか、どっち?って話なんだけど。

まぁどちらにせよ、論理的思考法について学習してみては?

499 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/21(火) 22:46:23 [ 521iWt5s ]
>>497-498
㌧です。自分の言ってることが支離滅裂にならない様に順序だてて説明するやり方が知りたいので
まずは論理的思考法について調べてみます。
まぁ語彙に齟齬が発生してる時点でまだまだ未熟かもしれません。

500 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/27(月) 02:12:41 [ 7wMvX57s ]
最近、全然SSを書いていなくて……で、また書き始めようかなぁとか思ってるのですが。
一応、私の中では最新に分類される作品の批評を頂きたく参りました。
少し前に、幽香スレに投下したものなのですが
ttp://coolier.sytes.net:8080/th_up2/src/th2_3235.txt

というか、書く気はあるのに気力不足なのか筆がなかなか進まず、数行の文章を書くのにも長考してしまう現状をどうにかしたい……orz
表現を重ねるうちにどんどん文章は膨れてしまうし……、初期の未熟だった頃のどこか足りないけれどさっぱりとした文章がまだ良かったような気もする。
考えるだけ考えて、結局進まない……勢いが欲しいなぁ。

501 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/11/27(月) 02:54:36 [ M8BuMuRM ]
>>500
・段落下げをしましょう。
・地の文が設定語りになっていて情景が浮かびません。
・空行を挟む位置を統一しましょう。
・アリスは旧作から人形を使っています。
・台詞が映えません。もっと練りましょう。(特に後半の幽香の長台詞)
・三点リーダーに頼りすぎです。もう少し少なくて済むように練ってみましょう
・アリスが本気を出さない理由がありがちです。王道を目指すならもっと心理描写を込めましょう。

気になった点を箇条書きにしてみました。設定に関しては個々の幻想郷に委ねる部分もあるので
一概には言えませんが、少なくとも説得力を持たせないと読者を納得させる事が出来ません。
スレに投稿したものとの事なので削った部分かもしれませんが、アリスの本気を出さない理由を
読者に納得させるには文量が足りないかと。
ただ台詞を練りましょうとは言いましたが、部分的に光る部分も多いですし、何よりネタそのも
のは面白いと思います。
期待していますので、更なる向上を目指して下さいませw

502 名前:500 投稿日:2006/11/28(火) 23:28:03 [ 1jXFfUHo ]
>>501
ありがとうございます。
上げられた点については、全く持ってその通りでございますorzとしか言いようがありません、精進しますね。
凹んだけれども、反面やる気も出ました。
ではでは、頑張って参りますー。

503 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/02(土) 22:59:50 [ YDqDg/eI ]
批評・感想をお願いします。
最新作品集の「私たちはここに在る」(前後編)

自分では満足している作品なのですが、どうも得点が伸びないので。
人間関係に独自設定が多すぎるのか、シリアスで外したのか、そもそも文章が下手なのか……
できるだけ多くの方、批評をお願いします。

504 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/02(土) 23:36:18 [ rCRbGqac ]
>>503
読んできました、批評というより感想になってしまうのですが…

個人的には『ここがちょっとなぁ』と思う所はなく、評価は匿名で満点…ただ、コメントは入れませんでした。
一言で言うなれば欠点がないのが欠点かと、もう一つ何かが欲しかったといいますか…
私見ですが、匿名のみで高レート、ただし低得点の作品にはこのようなものが多い気がします。
よく言えばうまくまとめてあるのですが、悪く言えば目的地が見えている線路の上を、ひたすらに走っているだけといった感じでしょうか。

何か、読者をあっと言わせる仕掛けが欲しいです。私の場合ですと、先が読めてしまうと、どうにも登場人物に感情移入ができず、読み終わった後にも感動があまりないのです。
その結果の『上手と言うことで匿名満点、だけどコメントを入れるほどには感動できなかった』という結果になりました。

以上はあくまで私の私見です、偉そうな事を申し上げた事をお詫びいたします。

505 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/03(日) 00:04:44 [ DL9Hh/Nc ]
>>503
一応読んだ
んで、節穴な読者からの感想

引き込まれるものがない。魅力が無い。
シリアスって話が相当良くないと感情移入させにくいと思うんだよねー
別に話の組み立てやらは読んでて不快に感じるものもないから問題無いとは思う
ただね、それだけじゃどうにもつまらないわ。少なくとも俺が読んだ限りではね。
なんつーの、最初にギャグ要素入れて次第に〜とかさ
シリアス部分を洗練しまくるとか、そうでもしない事にはどうにもならないんじゃね

とりあえずお話としては問題ないけどネタがつまらんってのが俺の感想

506 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/03(日) 00:39:06 [ cVs8xgdY ]
>>503
今読み返してきました。私見ですが、色々思ったことを。

あからさまな欠点はないと思いますが、もうすこし深く掘り下げて欲しかったな、と。
主人公が妖夢かルナサかはっきりしないせいでしょうか。どうにも、描写が薄いように感じます。
特にルナサの葛藤が唐突……もっと前から苦しんでいたはずなのに。

例えば、ルナサを中心に書きたいなら
・何故ルナサだけ、自分達がもうすぐ消滅するということを知ったのか
・三姉妹の力が弱まって、徐々に思い通りの演奏ができなくなっていく過程
・ルナサ主観での三姉妹、あるいはレイラを加えた四姉妹の思い出
この辺も掘り下げておいたら良かったかなと。
そうすれば思い悩むルナサに、もう少し感情移入できた気がします。
(ただ、これだと妖夢と絡ませる意味が薄れてしまいそうですが……やはり妖夢が主人公?)

507 名前:504 投稿日:2006/12/03(日) 00:48:21 [ EuI0fqTs ]
失礼、追記を。

私はシリアスはあまり読まず、途中でつまらなかったら途中で読むのをやめることが多々あります。
ですが、貴方の作品は最後まで読むのをやめようという気にはなりませんでした。
あと一つ、あと一つ何か読者に訴える工夫があれば、このお話はとてもよいものになると思うのです。
どうかこれからも頑張って下さい、応援しています。

何か偉そうになってしまい、申し訳ありません。それではこれにて。

508 名前:503 投稿日:2006/12/03(日) 20:06:43 [ 0WtbURmE ]
皆さんありがとうございます。
なるほど、今一歩の魅力ですか……
確かに主人公は自分の中でも最後まで割り切れなかったので、反省点ですね。
両方書きたいという欲が出てしまいました。
やはりシリアスは難しいですね。

みなさんありがとうございました。これからも精進します。

509 名前:眼帯兎 ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/12/07(木) 06:31:26 [ e.09zaU. ]
作品の評価をお願いしたいです。

最新作品集(36)「月と地球のお宇佐さま」

あとがきに書いたように、改行方法を変えてみたのですが。
いまいち自分では実感が沸かないので、読み易いのか、辛いのか……。
句読点についても、できればお願いしたいです。
よろしくお願いします。

510 名前:眼帯兎 ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/12/07(木) 06:34:43 [ e.09zaU. ]
あげさせていただきますー。

511 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/08(金) 22:52:43 [ 6pg62zYM ]
>>509
個人的には、全文一行空ける形式よりは今回の普通めな改行が読みやすく感じます。

話は少々ズレますが、速読の基本はご存じですか?
文字を一文字ずつ読むのではなく、文節や文章をまとめて見て、
文字の音を介さずに直接文意を認識するという感じです。
心の中で一字ずつ音読する人と、そうしなくても文章を見ただけで読め、理解できる人、ということです。

創想話で、全文一行空けの作品があったとします。
音読派の人は、文字を一字ずつ追うので、文庫本のように字や行の間が詰まっていない文章は読みやすい。
一方速読派の人は、一ページ(一画面)に表示された文章を五秒とかからず読み終えてしまう。
音読派の人はまあ普通に読むのでしょうが、速読派の人は一分間に十二回PageDownキーを押すことになります。
作品自体が長ければ、PageDown連打状態にすらなりえます。というか私はそうしてます。

とはいえ、創想話の読者の内、音読派と速読派の割合なんてわかりっこありません。
作者の趣味でいいんじゃないですかね。全文一行空けたり、気分次第で適当かつ大量に改行したりしても。
個人的には、段落変わるごとに一行空け。視点や場面の転換時に●とか◆のマーク入ってるのが一番読みやすいですね。

蛇足。私は本を読み続けているうちに速読もどきが身についていましたが、
書評サイトの管理人とかでも音読派がわりといるようです。

512 名前:眼帯兎 ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/12/09(土) 19:28:28 [ yTmtmbys ]
>>511
御指摘ありがとうございます。
作者の趣味、ですか……自分としては助長な気もしますね。
しかし、原稿用紙の使い方と同じにすると読み辛く感じてしまって……。
行間が弄れたら最高なのですが、知識が無いもので;;

自分は音読派なので気づきませんでしたが……そういうことで読みづらい方もいらっしゃるんですね。
勉強になりました。自分にあった改行方法を模索して行こうと思います。

有難うございました。

513 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 12:26:02 [ 3eBGzJF6 ]
作品の批評、感想をお願い致します。
創想話最新作品集(36)「東方合金郷」

初作品から勢いで書いていたため、一度何が足りないか知って次回に活かしたいと思います。
自分ではタイトルの地味さ、描写の少なさ、オチの弱さがあるかな・・・、と。
お手数ですがお願いします。

514 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 13:16:55 [ 7RVCuBNo ]
>>509
こんぺのFimeriaさんですね。
花の小箱は大好きな作品です。

今回の作品について、読みやすいかどうかは人それぞれなのでしょうけど、
私にとっては読みやすくなりました。
たしかに創想話をIEで見ると、本などと比べて行間がつまっているので、
空けたくなるというのもわかります。
でもIEではそれが標準で見慣れていますから、
一行ごとに改行されるとかえって読みづらいです。
読みやすさを意識することは大事ですが、
他人と違うやり方にすることでむしろ逆効果になっている人ってたまにいるなぁと感じていました。

それから私の場合は印刷して読むときに自分好みの行間にするのですが、
一行空けの文章ではそれができないということもあります。

ご自分のサイトで行間をいじりたいならスタイルシートを変更すればいいのですが、
多少ネットで勉強すればそれほど難しくはないと思いますよ。
少なくともSSを書くよりはよっぽど。

ごく簡単なHTMLの説明
ttp://www.kanzaki.com/docs/htminfo.html
スタイルシートの基本
ttp://www.kanzaki.com/docs/html/htminfo17.html

515 名前:514 投稿日:2006/12/10(日) 14:29:03 [ 7RVCuBNo ]
ついでに言うと、私は音読派ですが、
一行空きの花の小箱は自分のペースで読みづらかったというか、
無理に一行一行かみしめさせられるという感じでした。
ポエムだったらそれもいいのでしょうけど。

516 名前:513 投稿日:2006/12/10(日) 20:35:20 [ bewiApSc ]
上げさせて頂きますー

517 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 21:26:39 [ W3FNa3W2 ]
>>513さん
いかん、ふいたww
かなり面白かったですよ、素直に楽しめるギャグとしてはかなり上出来の部類かと思います。少なくとも私には。

ただ、今回こちらのスレで見るまでは、やはりタイトルで避けてましたね。正直なところよくわからないクロスか、そうじゃないにしろ、内容がつかめない上に(読んだ後は納得なのですが)気になるほどでもないといいますか…
あくまで個人的な意見ですがorz

あと、確かに描写が不足気味ではありますが、ギャグなのでそこまで多くしなくてもいいかなと思います。
また、描写が若干『固い』です、場面説明に終始している所があるように思いました。
ただ、セリフだけではなく地の文でもかなり笑いましたし(元ネタがあるんですかね?)、何度か書いていれば相当いいものが期待できるかなと思います。

それ以外は…まぁ全体的に『書き慣れてない』感を受けたのですが、いずれもそこまで気になるほどの事ではなく…

これから名前読みさせてもらいますねww
頑張って下さい。

518 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/10(日) 22:01:28 [ 8119iyRY ]
>>513
冬扇氏と下っぱ氏の作品に目を通して、自作との違いを考えると良いと思うよ。
創想話のギャグ・コメディ作家の二大巨頭で、方向性が全く逆だから勉強になるはず。

519 名前:眼帯兎 ◆/TfWOss13g 投稿日:2006/12/11(月) 01:47:17 [ /DjXT6DE ]
>>514
御指摘御感想、ありがとうございます。
無理に一行一行かみしめさせられるという感じ、ですか。
やはり此処はよく見せたいという部分で使うべきなのでしょうね……。
実体験の例など挙げて頂き、こういう方もいらっしゃるのだと大変勉強になりました。
スタイルシート等も教えて頂き、感謝の念が絶えません。
本当にありがとうございました。

追記、読み辛い作品を好きと言ってくれて、マジ嬉しかったですー。

520 名前:513 投稿日:2006/12/11(月) 20:11:53 [ 7wo0ain6 ]
>>517
>>518
アドバイスありがとうございます。
タイトルも読んでもらうためには重要な要素か…
今度から注意しないといけませんね。
下っぱ氏は書籍のを、冬扇氏のは雪崩式〜を以前に読み、格が違うと思ってしまいましたが同じ土俵に上がった以上甘えてもいられませんね。
冬扇氏みたいに万人に通じて且つキレのある話を書けるようになりたいものです。
読んでくださる人がいる以上、期待外れにならない物を書きたいと思います。
どうもありがとうございました。

521 名前:513 投稿日:2006/12/11(月) 20:13:16 [ 7wo0ain6 ]
間違えてあげてしまいました。すいません…

522 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/12(火) 03:05:27 [ 6BkL3vpw ]
>>513
遅いが、一応。
アイディア自体は悪くないし、それなりに笑いどころもあるのだけど、足りなさ過ぎる。
まずロボットを作ろうとする際の各勢力の場面がまったくもって笑えなかった。
しっかりした地の文章があればやりすごせるのだけど、それがないためにどうしても冗長と感じる。
あと、それぞれネタ自体は悪くないのだが、もう少し派生と言うか、肉付きが欲しい。
改行方法等にも再考の必要ありかと。読みにくかったです。

ネタに関しては、特に『オモイカネデバイスXP』なんかはキャラの動かし方、地の文・展開次第でもっと面白く出来るものだと思いました。
>>517氏の言うように過剰な描写は必要ないが、カンナ氏に関して言えば少なすぎて何が何だかわからない場面も多々あったので増やしても良いかと。
また、もし三人称の方で書くのならYDS氏やharuka氏の方が良いかも。
失礼かも知れないが、優れた文章力を持っているが、良い意味で特徴がない方々だと思う。
冬扇氏は一人称が多いし、下っぱ氏は少し特殊と言うか、なんか別な方向に突き抜けちゃってる感があるので、すぐさま参考に出来る代物でもないかと。
勿論ギャグを書くのならば今から読んでおいて吸収しておくべきではありますが。

あと、今後もしロボット戦闘ものを書く事があるのなら、これらの方々の作品に加えて、kt-21氏の『鋼鉄紅魔郷』シリーズを読んでおくのもいいかも知れません。
単純な戦闘描写に関しては秀逸とは言い難いが十分に及第点だし、ロボット系にくくればかなりの作品だと思うので。

氏の作品について、はっきりと言わせてもらうと、あまり面白くなかったがこれからの伸びは十分期待できるものだった。
今後を楽しみにしています。

523 名前:513 投稿日:2006/12/12(火) 22:43:56 [ XuEaMeoo ]
>>522
ご指摘ありがとうございます。
中盤の冗長さか…
やはりネタの活かしかたとなにより描写力の向上が先決ですね。
こればかりは経験を積むしかないみたいです。
haruka氏、YDS氏の作品も参考にしてみます。
アドバイス、本当にありがとうございました。

524 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/13(水) 01:48:26 [ TPj5QxbM ]
古いSSを読み返して、これ下手だな、とか、ちょっと自己陶酔はいってね?
とか思っていたら書いていたのは自分だった件について

   ||
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ
 ∪  ノ
  ∪∪

525 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/13(水) 02:19:10 [ 3kpjrrK. ]
>>524
死ぬには早いぞ戦友!

そして、真面目な話、古い自分のSSの悪いところが分かるようになった時、それって進歩した時だと思う。
俺の場合、かつての自分の自信作を読んで、その稚拙さに悶えたけど、直後「あ〜しばらく前まで、自分はこんな欠点もわからなかったんだよな」って思って、逆に安心した。
それが分かるようになっただけ、自分が進歩したってことだから。
そうやって日々進歩していくんじゃないかなって思う、正直、昔のSSは消したい位に思っているけど、それは自分の『歴史』だから未来に生かしていきたいなって思うな。ご意見やご感想くれた人にも申し訳ないし…
だから、昔の失敗はむしろ糧にして頑張ればいいんじゃないかな…と思う。

まぁ要するに何が言いたいかというと…524、一緒に頑張ろうじゃないか。ということ。

マジレス&長文ごめん。

526 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/22(金) 02:32:33 [ z5/dbyZ2 ]
あげますか

527 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/22(金) 19:41:33 [ Zo.feAIE ]
短編小説には、『心理描写重視型』と『プロット重視型』というのがあって、
前者はその名の通り人の心を中心に書いたもの。
後者は物語の骨組みをしっかりしたもので、情景描写などが多くなる。推理小説などは大体こっち。
……てなことを大学の講義で習ったんだが、上手く説明できないorz
物語の骨組みは両方大事ですね。

そういう分類の仕方があるってだけで、実力向上にすぐに繋がるわけじゃないけど
自分の書きたいものがどっちか分かれば、どこに力を入れるかはっきりして多少は書きやすくなるかと。

何が言いたいのかというと、過疎ってるぽいからネタ投下したかった。
そんな自分は心理描写重視型の作品しか書けない。

528 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/22(金) 22:44:09 [ /2Td9xLw ]
別に書きたい内容があるわけじゃないんです
創作に憧れてるだけなんです

529 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/23(土) 00:10:52 [ Zl4EhnbA ]
自分はどっちかっていうとプロット型かな。
そのせいか、その場のノリとかギャグとか凄く苦手。

530 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/23(土) 23:39:46 [ KMUrCwxI ]
『心理描写重視型』だなぁ。
『プロット重視型』でも書きたいのだけど『主人公になりきって書く』みたいな書き方じゃないと俺はうまく書けない…
よってほとんど一人称…

というか、三人称でうまく心理描写ができる人は凄いと思う。俺にはどうしてもできん…

531 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/24(日) 14:53:36 [ GGu1NU4c ]
自分のSSも意見をもらおう・・・と思ったら俺が書いたことあるのは全部エロSSだった。



出直してきます・・・

532 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/25(月) 21:29:46 [ 1ELqctys ]
全部ってのは、全部なのかw
そういう人も居るんだなー。

533 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/26(火) 10:47:20 [ 4Qrteyng ]
エロSSなんて17の時に書いたのが最後で、何故か18になって以降はひとつも書いた事ねーや。
サーセンwww

534 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/27(水) 07:39:41 [ IKdtAVtE ]
作品の批評と感想をお願いします
運命のサークル
後天性思春期間精神痛症候群
上記二つともプチ東方創想話ミニの作品集14の作品です。
場面描写が下手なのはわかっています。
ほかにもたくさん足りないものがあるのでしょうが、自分ではわかりません。
厳しい批評でも受け止めますので、お願いします

535 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/27(水) 18:08:38 [ GM185sGE ]
>>534
両作品とも一発ネタの域を出ていないけど、プチに投稿する分にはそれで充分。
特に足りないものがあるようには見受けられない。

創想話で一万点超えてるような名作を、自分も書きたいと思っているのなら話は別。
その場合は『ストーリー』を意識すべき。
序破急もしくは起承転結を、一発ネタではなく長編を意識して作ってみるとか。

536 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/27(水) 20:23:23 [ IKdtAVtE ]
>>535
ご指摘、ありがとうございます。
>創想話で一万点超えてるような名作を〜
分不相応だとは思っておりますが、最終的にはそのくらい書けるようになりたいと思っております。

長編ですか……どうにもその場の思いつきでしか書いていないのでとうてい書けるとは思えないのですが、長編を書く人はどうやって書いているのでしょうか?

537 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/27(水) 21:23:50 [ 4CVD7nDc ]
自分はこんな感じです

こんなシーンを書きたいな
→このシーン盛り上げるためにはこんなシーンを書いておかないと
→ああ、このシーンがあるならこういったシーンも書かなくては不自然だ
→おや? いつの間にかン万文字も書いてるよ
まずストーリーの一部を取り出して、それを手がかりに残りを引きずり出すって感じですね

根気とオチがあれば長編なんて楽勝です
無いと全滅です。以上

538 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 02:36:10 [ hDzPz2NU ]
私の場合、むしろ最初の頃は長編しか書けなかったですね
頭としっぽを考えて、説得力を持たせた上で頭からしっぽにつながるようにストーリーを考えていったら、自然に長くなってしまいました
ショートショートだと、しっぽだけ考えてそれにつながるようにストーリーを考えていきます
ただ、後者の場合は、しっぽは『一つのネタ』で、前者は『物語の結末』…みたいに考えたりしていますね

参考になったかはわかりませんが、私はこんなところです。

539 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 08:05:23 [ XRTH/nYA ]
人それぞれだし、こんなふうに十把一絡げに言うのはアレゲだが、
短編よりは長編のほうが書きやすいらしい。
書きやすいだけであって、簡単とはちゅっと違うけど。

540 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 09:11:28 [ Eg8oKr/c ]
自分は長編を書こうと思って書くんじゃないな。
書きたい内容がたまたま長くなりそうだったらその通り書くだけだし……。

まあストーリー的な思い付きがあったら長いのは自然と書けるんじゃない?

541 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 12:16:10 [ Ju7A4cwo ]
私も始めは短編のつもりで書いていたら、
色々つぎ足していくうちにいつの間にか予想より長くなってたってのはよくありますね。


というか今書いているのがそうですが何か。

542 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 12:27:58 [ v7NVbdOI ]
予想より長くなっても、短編目指していたなら大抵推敲段階でスリムになるから問題ないかと。
自分の場合短編目指しているのに長くなったものは大抵冗長な感じに……。
気づいた時にすぐに修正入れないとどんどんプロットと離れてくわ勢いが無くなるわで、それで結局書き直しとか('A`)

543 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 15:04:11 [ Ju7A4cwo ]
まあ完成したら創想話に投稿してみる予定なので、
そしたらまたここに書き込みをしますね。
なのでその時は皆さん評価の程よろしくお願いします。

出来れば今年中に完成させたい。
……頑張るか。

544 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 16:24:38 [ 0vgLWesM ]
どうも、結構長いものかけました。
最新作品集の姫君の外出です。
度々すいませんが批評、感想よろしくお願いします

545 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 16:48:55 [ v7NVbdOI ]
文章としては強調すべきところが埋もれ、小ネタが強調されるという不思議な構成でヤマが掴みにくいです。
強調すべきところが長めのパラグラフに入ってしまったのは分かるのですが、それでも見せ方を考えた方がいいかと思います。
また、全体的に冗長。一文ごとが多いにも関わらず段落ごとにスペースがないく見づらいです。はっきり言って途中で読む気が失せました。
題材はいいと思うのですがヤマでの脚色と描写の精度が不足していると感じるので、他の人の作品を見て勉強されることを薦めます。

最後に個人的ながら一つだけ。ありえないほどの空行連打が大変不愉快です。
何行もの空行連打は一発ネタにおけるヒキのテクニックであり、仮にも長編と銘打つならば使うべきではありません。
短編においても、空行が多すぎても少なすぎてもテンポを乱すマイナス要因になり、多用などはもっての他です。

偉そうな長文失礼しました。

546 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 16:55:06 [ v7NVbdOI ]
×一文ごとが多い
○一文ごとが長い

547 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/28(木) 18:18:52 [ 0vgLWesM ]
>>545
丁寧なご指摘、ありがとうございます。
次の作品への参考にしたいと思います。

548 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/30(土) 14:25:57 [ .sBKcsFc ]
携帯で文章を書くと、地の分(一人称)の口調が全然キーボードと違ったりする。
全体的に圧縮されて繋がりがおかしい文になることが多いし。
みんなどの位執筆に携帯使ってるんだろうか。

549 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/30(土) 15:04:18 [ M1MXHjcw ]
むしろ携帯でSS書いてる事に驚きを隠せない。

550 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/30(土) 15:53:52 [ XFAgLqDk ]
>>548
ネタを書き留めておくくらいにしか使わんなあ>携帯

551 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/30(土) 17:43:40 [ cUIu.K.E ]
>>548
俺は外出するときにまだ書いている途中のSSがあればそれを携帯に保存して、
暇があったときに一から読み直して不自然なところが無いかチェックするくらいにしか使わないな。
後は>>550に同じ。

552 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/30(土) 19:51:19 [ 23sKkIbQ ]
短編で二回やった、案外便利だけど速度面での不利は否めないし、長編なると、さすがに文字数制限にひっかかる。
やはりPCが使えない時専用だな。

553 名前:548 投稿日:2006/12/31(日) 10:34:11 [ RXlRllGA ]
>549-552
そーなのかー

携帯で小説書くのが流行ってます、みたいなニュースが昔やってたり、
コンペスレでもそんな話が出たりで、自分もやってみようと思ったら>>548みたいな感じになって、どうしたもんかと思った次第。

漏れが向いてないって事なのかな。でも執筆時間が増やせるのは確かだし、うーむ。

554 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/31(日) 15:15:42 [ K7UMwwBc ]
文体がおかしくなったって、後から修正すればいいんじゃないの?

555 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2006/12/31(日) 19:15:14 [ 1.h0tubE ]
携帯で小説書くのが流行ってるってのは中高生の話だろ、たぶん。
自分語り全開か山田悠介ライクとかで、間違っても二次創作ではあるまい。

556 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/02(火) 21:53:06 [ O3Z19FAs ]
そう言えばケータイ小説だとか一時期流行ったな。DeepLoveだっけ?

557 名前:543 投稿日:2007/01/03(水) 14:12:11 [ Cj4m7Kyk ]
間に合わなかったorz
最新作品集の「亡き王女の為のテトラポッド」です。
皆さんの評価をお聞かせください。よろしくお願いします。

558 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/03(水) 22:27:02 [ g0aTiN7Q ]
>557

さしあたって目についた点としては、まずレミリアの口調に違和感を感じました。行動はともかく、語調はあんなに乱暴だったかなぁ…と。
また、二次設定を使おうとして、逆に『使われている』ように感じました。ポピュラー(見慣れた)な二次ネタが多数出てきますが、さりとてそこから話が広がるわけでもなく、ただ出てくるだけ…といった感じでしょうか。
オチも、正直な所「…あ、そうですか」といった印象で、インパクトにも説得力にも欠けました。
あとは地の文がかためですが、こちらはまぁどんどん書いていかれれば慣れるかと。
そして、全体的に見ると、盛り上がりもなくただ淡々とストーリーが進み、あっけなく終わったという印象でした。

う〜ん、かなり厳しい評価になってしまいましたが…これが初の長編との事ですし、書き慣れていらっしゃらないのかな、と。
これからのご健闘をお祈りしております。

559 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/03(水) 22:27:51 [ g0aTiN7Q ]
ってバカか私は…失礼、上げてしまいましたorz

560 名前:543 投稿日:2007/01/04(木) 02:02:25 [ QNdbuCOk ]
>>558
やはりレミリアの口調は少し乱暴すぎましたか。
気を付けてはいたのですが、確かに最後の方ではらしくない口調になり過ぎたかも知れませんね。気をつけます。
オチに関しても、これは自分の力量不足ですね。まあ全体的にも言える事ですが。
因みにこれが初の長編と言う訳ではなく
以前にこれと同じくらいの長さの物を書いたことはありますよ。
ただ、書きなれていないと言う部分では全く持ってそうなのですがね。
これからは短めなのをポンポン書いて、徐々に文章を書くことに慣れるようにしますね。
的確なご指摘ありがとうございました。


あと、文章を書く上で気になることがあるので、皆さんに二つばかり質問したいのですが
一つは
地の文と会話文は改行で区切った方が見やすいのでしょうか?
それとも区切らないで、あくまで文章の流れとしてだけで改行を使った方がいいのでしょうか?

もう一つは
会話文が長いものは途中で改行をいれた方がいいのでしょうか?
基本的なことで申し訳ないです。
それでは長文失礼しました。

561 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/04(木) 11:28:21 [ YtofRlh. ]
・区切り(空行の挿入のことか?)
商業誌に載るようなものを書いているわけじゃなし、
読みやすさを優先したい作品や、勢いを優先したい作品で使い分けるといいかも。
ただ、一つの作品で両者を両立させると単なる調和の取れていない作品になるので、両立は避けるべき。

・会話文
物による。演出上必要なら入れて、そうではないなら避けるべき。
少なくとも「長いから」で入れるべきではない。センスの無い改行はリズムを乱し勢いを殺すよ。

562 名前:543 投稿日:2007/01/06(土) 20:01:19 [ 6r0NXosA ]
>>561
区切りに関しては、自分は今まで前者の読みやすい書き方ばっかりで書いていたのですが、
色んな人のSSを見ていると、後者の書き方をしている人が多いように思えたので、質問させてもらいました。
成る程。後者にはそういう効果があるんですね。言われてみれば納得しました。

区切りにしても会話文にしても、凄く勉強になりました。
ありがとうございました。

563 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 21:48:03 [ vDMej3Ds ]
ちょっと思ったのだけど、SS書いてる人は参考にするのもSSなのかな。
普通の商業的な小説ではなく。
まあ、縦書き横書きの違いや、紙やWebの違いもあるから、普通の小説
を参考にしにくいものなのかもしれないけど。

564 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 22:13:19 [ dK4xQEJs ]
あらゆる文章が肥やしにはなってると思うけど、直接参考にしてたりはしないかな。
自分が見て、読みやすく映える文章を目標に書いてる。

565 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 23:49:53 [ BwDYFFJo ]
俺はSSを参考にしてるかな。
一次創作をやるときは商業小説を参考にしてる。
一次の二次じゃあ書き方が全く違うから、どんな文章も土台にはするけど、
参考となると一次は一次、二次は二次って感じになるよ。

566 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/06(土) 23:50:57 [ BwDYFFJo ]
誤字失敬。
×一次の二次…
○一次と二次…

567 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 01:20:03 [ Lwkcz6fc ]
基本は小説(に限らないが本)を参考にしつつ、空行の入れ方とかはSSを参考に…といった感じだなぁ

568 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 01:52:35 [ l9o0/alo ]
影響を受ける作家とかも、SS作家さんだったりするのかな。
自分の場合はSS知ったのが遅いから、他の人がどんなだかちょっと興味ある。

569 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/07(日) 13:27:48 [ 4gcnQWzI ]
SS作家から影響を受けることもそりゃあ多いよ。
でも影響を受ける作家と、参考に出来る作家となるとそれはそれで別問題だから難しい。
例えば司馬漬け氏とか歪な夜の星空観察倶楽部氏とかの作風に凄い憧れて、
ああいう作品を書きたいとは思うけど、両氏の作風は独特過ぎて全く参考にならない(と、個人的に思ってる)。

570 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 03:20:26 [ Qh2jmaFQ ]
むしろ特定の作家さんから影響を『受けないように』してる。それでも無意識の内に影響は受けてるんだろうけど…
二次創作でみんなキャラ観が似通ったりしたらつまらないし、なるべく自分らしさを出したいと思っていたりするから…
SSの基本的な書き方とかは参考にするけどね、全体の作家さんから。
ただ、自分の場合もSSを知ったのはかなり遅いから、そのせいもあるのかも。

憧れている作家さんはたくさんいるんだけどね。569氏が言っている司馬漬け氏もその一人だし…
ただ、上で言ったのとは別に、好きな作家さんのSSと自分の書きたいSSの雰囲気が全く違ったりする場合もあるからなぁ。

571 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 04:51:03 [ BFEnTsFs ]
>>569
それわかるなあ。
そういうのだと、参考に出来るのは藤村氏かな、俺は。
氏は文章力や構成力の高さは確かだが、参考に出来ないほど特徴的だったり独特かと言えばそうではないし。
割と誰でも考えつきそうなのを確かな技術で面白い話に仕上げてくる感じ。
そのせいか時たま無理矢理引っ張って形にした、みたいな話もあるような気がするけど。

572 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 05:46:38 [ MgVQqRaM ]
藤村氏の作品を読んでて思うのは地の文の巧さだな。
地の文がすっきりしてて分かりやすいから、会話の面白さが引き立ってる感じ。
人物をどう見せるかっていうのが凄く巧い作者さんなんだと思うよ、藤村氏は。

573 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/08(月) 14:02:59 [ KZCRoJkA ]
なるほど。やっぱりSSの場合はSS作家さんを参考にするものなんだな。
自分は夢枕獏とか筒井康隆とかが好きで小説書き出したけど、SSは難しいね。
なるべく自分の個性を出しつつ、かつ東方の部分は読者のイメージを壊さないように。

574 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 17:52:57 [ 2XdiEiNc ]
差し支えさえなければ批評と感想をお願いしたいのですが、よろしいでしょうか?
最新作品集の『放たれるは新たなる領域 - Another Border』です。

575 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 19:11:10 [ buGeNZAI ]
>>574
 文体、構成、描写の質は問題無いがストーリーと要素が稚拙。バラし有のミスリーディングを誘うならば明らかな伏線は避けるべき。
 穿った見方をする自分は、「ジーパン+興奮状態のレミリア」の時点で気付いてしまい、後は冷めるばかりでつまらかった。
 自分に限らず、前述の通り所々で分かりやすい伏線が登場するから、オチまでに盛り上がるのではなく逆に盛り下がる人も少なからずいるかと。
 そして、今回はあとがきを参照する限り「ありがち」をテーマに書いたようだけれど、そもそも「ありがち」と「ミスリーディング」は交わらない。
 何故なら読み手に気付かせずに、オチにおいてより大きなカタルシスを得させるような構成こそがミスリーディング。つまり途中で気付いたら終わり。

 本当に実力向上を目指すのなら、今作のようなジャンルのために伏線の立て方の勉強と、ストーリーと要素の熟成を勧める。
 あと、書きたいテーマ、ストーリーに最適なジャンルを選択するというのが大事なことだと覚えておいていただきたい。

 最後に、レミリアが習慣的に早朝(それも真夏の)から活動を開始するという描写に違和感を感じた。
 日光に弱いと設定されているキャラが、夜寝て朝起きているとしか思えないような描写はどうかと思うぞ、心底。

576 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 19:40:36 [ z5j3mPTo ]
>>574
よし書いてた内容が大体>>575と被ったぜフゥハハァーorz

ジーンズ+咲夜さんの反応でやっぱりオチが解ってしまうのが難点。
もうひと捻りあると、意外性が高まって良かったと思います。
あと吸血鬼は鏡に映らないって通説がありますね。
レミリアの部屋に鏡はなく〜とありますが、そもそも鏡があっても無意味な気がします。

それから、各キャラやその能力についての描写や説明が随所にありますが、東方を知らない人が読んでもある程度解るようなSSが理想なのでしょうか。
だとすれば説明不足、そうでないなら東方を知っている人にとっては冗長にしかなっていない気がします。
苦言失礼しました。

577 名前:574 投稿日:2007/01/09(火) 19:41:20 [ 2XdiEiNc ]
>>575
批評ありがとうございます。
なるほど……伏線のせいで興醒めとなってしまっていましたか。
それにしても、最初から構成要素が矛盾を起こしていたとは……情けない限りです。
大変勉強になりました、これからは本を読む際、そしてSSを書く際に、ストーリー及び伏線に関して、以前よりも注意を払ってみようと思います。

朝起きに関しては、神社に入り浸っていたりするので、昼間に活動していてもおかしくはないかな、と思ったのですが、冷静に考えてみると、萃夢想等では基本的に夜行動しているのですよね……。
レミリア好きとしてお恥ずかしい orz

まだ書き始めて日は浅いですが、経験を積んでいきたいと思います。
わざわざお時間を取っていただいてありがとうございました。

578 名前:574 投稿日:2007/01/09(火) 19:48:09 [ 2XdiEiNc ]
リロードすればよかった orz

>>576
ありがとうございます。
以降はもっとストーリーに時間をかけてみたいと思います。
鏡の件については、その通説を念頭において書いたつもりだったのですが……些か説明不足だったようです、至らなさを思い知らされます。

キャラクターの説明については、無いと少し寂しい気もするし、かといって書きすぎても仕方ない、と思って書いたのですが、結果として中途半端になってしまったようですね……。
お時間を割いていただき、ありがとうございました。
次は少しはマシな作品を書けるよう精進したいと思います。

579 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/09(火) 20:13:11 [ z5j3mPTo ]
>>574
文章力は悪くない(偉そうな言い方で申し訳ない)と思うので、あなたのノリなら説明は書きすぎてしまうぐらいの方が味があると思います。
例えば鏡の件についても、何故鏡が無いか、を説明として入れてしまうと説得力が段違いに。
ストーリー構成もそうですが、個人的には何よりも文章量を多くしてこそ光るタイプの書き手さんだと感じました。
頑張って下さい。レスにレスして失礼。

580 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 00:51:42 [ FHL7kw42 ]
上げよう

581 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/22(月) 13:59:32 [ ALWFIzDU ]
失礼します。

作品集その36 妖怪は人里へ食料の調達に
作品集その37 良く出来すぎて、見ていられない人形劇
最新作品集 冥界の四季

上記作品の批評をお願い致します。
とりあえず長さに関して、「短いのが良い」と言ってくださる方もいるのですが、やはり長編も書きたいし、短いということは何処か書き足りていない部分がありそうだと思い。
他の点についても、ご指摘いただければ嬉しいです。

582 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/01/23(火) 04:46:03 [ ARdv5m6E ]
この三作については、今の長さで適正だと思います。
話の流れと各シーンの必要性がはっきりしていて、下手にこれ以上付け加えても中だるみするだけかと。

「短いのがいい」というのはその短い作品中で、作者の言いたい(と思われる)ことを読者が充分感じ取れているということですし、また余韻が残るということでもあるのでしょう。

作風も軽妙な語り口ですっと読めるものなので、説明しすぎて冗長になるよりは、ずっと良いと思います。

583 名前:581 投稿日:2007/01/24(水) 02:07:26 [ RyAcRzdQ ]
>>582
批評ありがとうございます。
確かに中だるみになるのも怖いので、長さ(文字数/内容)に関しては現状を基準に考えていきたいと思います。

ただ、明らかに中だるみと端折りの2択になった場面もあるんですね。
一つ挙げるなら人形劇の、図書館の回想に入る前で、バラすネタが平凡なのであんまり引っ張るのも何だかと思い、何とかきっかけを作って回想に持って行ってしまった感じです。
どちらかといえば構成上の問題なのですが……

584 名前:581 投稿日:2007/01/28(日) 03:01:15 [ k6pnXJRc ]
(何だか切れ方が微妙になってしまったようなので改めて)
ありがとうございました。この辺りで名無しに戻らせて頂きます。


ついでにあげます。

585 名前:582 投稿日:2007/01/29(月) 20:35:12 [ faG7CtJA ]
激しく音速遅いですが。
レスしようと思って忘れてました(^^;

>583
個人的には、その場面は取り立ててつながりが不自然だとも言葉が足りないとも感じませんでした。
むしろ話の内容を鑑みると、ご自分で仰られている通り、下手に引っ張るよりそこで種明かしをしたのは正解だったと思います。
……が、確かにこれは構成の問題とも重なりますね。

ただ三作とも全般的に見てひどくまずい部分はないように思えます。
作者が言い足りないかな、と思うくらいが読むほうにとってはちょうど良いことも多いので、
(作風等にもよりますが)迷ったら短めに書くことを心がければ問題ないのではないでしょうか。

以上、まだここを見ておりましたらご参考までに。失礼しました。

586 名前:582 投稿日:2007/01/31(水) 20:17:20 [ SeggpMGs ]
>>585
何度もありがとうございます!
とりあえず方向性は変えずに行ってみます。

587 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/02(金) 00:26:52 [ 3Ee/jSe6 ]
創想話に出すにはふざけすぎ
投稿するまでもない〜に投下するには長すぎ
プチだとネタが被る上に先人より明らかに質が低い
どうしたもんか

588 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/02(金) 00:54:31 [ HBlT.2NM ]
クーリエにtxtであげて投稿〜にリンク張ればいいんじゃない?

589 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/02(金) 03:25:48 [ tL7y1OH. ]
唐突なんだが、みんなもっとこのスレ活用すれば良いのにと思った。
俺自身も何度かお世話になったが親切にアドバイスしてくれたし、指摘された事を
意識するようにしたら自分でも割と良いものが書けるようになった気がする。

特に新人だと売名と思われないかとか不安になるかもしれないけど、そんな事気に
する必要ないし。

そんな訳で上げてみる。

590 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/02(金) 03:45:20 [ LmGOz16Q ]
日記スレで投下したものを手直しし始めたら日記形式じゃ収まりきらなくなってきた。
だからいっそ普通のSSとして書き始めたら随分長くなってきたから創想話に投下しようか考える。
でも一度ここで使われたネタを投下してもいいのかと悩んでる。

このスレで批評して貰いたいけどどうすればいいだろう?

591 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/02(金) 03:50:48 [ JOoySSFU ]
投下しちゃえば?
経緯を前述するか後書きに書いておけば問題も無いだろうし。

592 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/02(金) 09:44:56 [ 4M4UXJdo ]
>>590
投下してOK
創想話にはたまに門番を元にしたSSがあるから大丈夫かと

593 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/02(金) 12:29:01 [ LmGOz16Q ]
>>591-592
返答ありがとうござます。
完成したら創想話に投下する事にします。初めての創想話投下になるだろうけどがんばってみる

594 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/02(金) 14:55:59 [ H.lRsAqk ]
>>593
なんか俺と似たような経緯だな
頑張れ

595 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/03(土) 18:37:18 [ ln5i0HT. ]
東方に限ったことではないのですが、作品をつくるとどうしても
「王道」
「パターン」
と呼ばれるものになってしまい、オリジナリティの欠片もありません。
まずプロットを立て、書いてみようと思っても、結果出来上がるのは実際つまらない作品。
誰かに呼んでもらっても、ふーん王道だね、で終わってしまいます。
読んでもらえるだけありがたいのですが、複雑な心境です。
こういうのはやはり才能なのですかね。

そろそろ生きる意味を失いつつあります。
できたらご教授をいただきたく思う次第であります。

596 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/03(土) 19:37:10 [ wAsaFExQ ]
基本を押さえずしてなにが応用か!?

とりあえず半分くらいまで話作って、
「ここでこうなるのがパターンだけど、逆に考えるとどうなるかな?」
って、いくつかのポイントで筋を逆にしてみては?
大抵は収拾つかないままだろうが、考え方を多様化させることはできるかもだ。

597 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/03(土) 20:45:14 [ QuI7.msk ]
>>595
王道でも『オリジナリティが感じられる王道』とそうでないものはあると思います。
また、おもしろい王道とそうでない王道も…
勇気を出して、作品を出してこちらのスレで批評を頼んでみてはいかがでしょうか?
現物なしに『私の作品は王道と言われる』だけでは、適切な批評はできないかと。

598 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/03(土) 21:26:58 [ ln5i0HT. ]
レスありがとうございます。
>>796
そうですね。逆に考えるのはいいかもしれません。
収拾つけるのが大変そうですが。

>>597
実は何度か作品を投下したことはあるのです。ここで批評もお願いしました。
ダメなところばかりでしたが、勉強になりました。今に生かせているつもりではあります。
少し前に東方以外の作品でそのお言葉を頂戴いたしまして、
これから書こうとしているある東方のSSもダメになるのかなぁと心配になりまして。
その頃からオリジナリティはなかったので・・・王道としか

599 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/03(土) 21:40:53 [ 9UpKai4E ]
作家の個性は筋じゃなく演出
ありがちな物語も脚色次第では輝くよ

600 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/04(日) 03:07:32 [ QTtJIfFI ]
>>595
王道やパターンから外れたもの=オリジナリティじゃないぞ
演出や言葉の使い方、話の魅せ方じゃあないのか、オリジナリティってのは
いや、勿論ストーリーとかも関係はするだろうけどさ
それでも「王道だね」とか言われるのはただ単純に表現能力が欠けてるだけじゃね?

何より王道やパターンって何を指してるんだ?
ネタか?演出か?

601 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/04(日) 03:28:43 [ VXVRBx4k ]
例えばですが、十二国記は話としては王道中の王道です。
が、練りこまれた設定や人物、そしてそれらを納得させるだけの表現力があるので、
「どこかで見た話だよね」ではなく「十二国記」として評価されているのです。
話を上っ面だけで見てませんか?
映画を見たり、小説を読んだりする時、「あーこれきっとこうなるんだろ」というパターン
だけで評価してませんか?
王道、パターン、結構じゃないですか。そんなの気にしてたら、寅さんも時代劇も
見れません。

602 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/04(日) 03:37:19 [ fMVVGwcE ]
駄作=あーやっぱこうなるか。ツマンネ

王道=だよね! こうならなきゃおかしいよね! くっはー燃えるぅ!

キャラ立てや演出、情景描写に心理描写……結局は腕だよ。

603 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/04(日) 03:47:06 [ QTtJIfFI ]
と、なると
表現が没個性的って事なのかね
ってjかただ社交辞令チックに王道言われただけじゃね
話にはなってるけど魅せる部分が無くてつまらないよって事なんだろ
ただそれを率直に言うのもアレだから王道(ありきたりを見栄え良くしたノリで)って言っただけだな

604 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/04(日) 03:51:20 [ /a0Upcbo ]
読んでないからわかんないんだが、多分演出不足っつーか、面白い王道は盛り上げるところの盛り上げ方が上手いし、
力を抜くところの抜き方も上手い。場面にあった文の調子の整え方とかね。
要するに王道でもメリハリがあるから、演出が映える。読んでても文が生き生きとしてくる。
もう皆が上で言ってることなんだが「表現力」がちょい抽象的な気もしたんで、補足のつもりで。

オレはテンプレシナリオさえ書けないので、王道が書けるのって素直に羨ましいと思うぜ。
「なんでここでこうなるの?」って言われるよりは全然マシかと。

605 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/04(日) 22:29:19 [ UKNnIR5k ]
書いててめんどくさくなるんですがどうすれば

606 名前:595 投稿日:2007/02/04(日) 22:57:41 [ odJMz6JE ]
>>599-604
しばらくぶりに見たらたくさんのレスを頂いていました。
ありがとうございます。
私の場合は話のネタが王道だといわれていました。いわゆるありがちなストーリーですね。
でも総合すると、やっぱり表現力なんでしょうね・・・。盛り上げ方や息の抜き方の。
心理描写などは自信があったりもしたのですが、もう一度見つめなおしてがんばってみます。
なによりつまらないって言われると悲しいですから。

>>605
私の場合は、自分が書きたいと思ったその気持ちを増幅する方法をとります。
あるテーマだったらそのテーマをずっと見つめて見るとか。
書き始めたのは、書きたいと思ったからでしょうから。また書きたいと思わせればいいと思うのです。
あとはキャラや東方に対する愛ですかね。これさえあればなんでもできますよ。
でも最近では愛で作品を書いてません。

607 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/04(日) 23:22:46 [ zwIyzjX6 ]
>>605
止めたら?

608 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 00:00:50 [ LyoGDfKc ]
>>605
つっぱしれ。自分が最初に書こうと思った気持ちを忘れるな。
たとえその先に、U-1が待っていても。

それで助けて欲しいのですが、
某所で自分の作品が原作レイプと怒られました。
どうすれば、オリキャラを入れる癖を治せるのでしょうか?

609 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 00:09:37 [ 1aQrY7HY ]
>>608
なによりオリキャラの出てこない話を短くても良いから書く。
最初は自分の書きたいものが書けないかもしれないけど
慣れてくれば原作キャラのみで書きたいネタも浮かぶと思う。
ただオリキャラもその立場によっては原作キャラを活かせることもある。
だからその辺りも自分で研究していくといいかもね。

610 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 00:12:47 [ LyoGDfKc ]
>>609
レスありがとうございました。
頑張ってみようと思います。U-1から足を洗うために。

611 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 00:20:52 [ LAKHAjsk ]
極端な話、制作元(この場合はZUN氏の)新作の新キャラもオリキャラといえる。
もちろん、制作元という絶対のルールは超えられないが、あの立ち位置をトレースしてみては?
たとえばみすちー。登場は永夜抄だが、紅魔事変のときも、春盗難事件のときも、幻想郷にいたはずだ。
氷精はチルノだけか?んなこたないだろう。香霖堂の本読み妖怪なんか、小説オリジナルだが、
ゲームに出てきてもおかしくはない感じだよな。
「あー、こんなのも幻想郷に居るので?」といったイメージを考えてみては。

オリキャラが受け入れられないのは、もちろん制作元原理主義もあるだろうが、
存在に無理があるから、というのもありそうな気がしない?



俺だけかなOTL

612 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 00:27:20 [ FZ2eJOB6 ]
オリキャラが受け入れられない理由?

そんなもん、そのキャラに魅力がないからだよ。
創想話でもオリキャラ出して高い評価を得ている作品があるが、それは東方世界に
ちゃんと溶け込んでいて、その上でオリキャラが魅力的だからだ。

原理主義のせいで受け入れられないなんて言い訳してちゃ、良いものは書けないぜ。

613 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 00:35:35 [ uP6eQ33s ]
オリキャラは難しい、本当に…
ただ、オリキャラってだけで色眼鏡で見る人はいるかもしれないけど、でも、そのキャラがその作品に必要で、なおかつその作品が東方の世界に調和していたのなら、批判の声は出ないと思う。
創想話で出てくるオリキャラも、たとえオリキャラがメインになっていてもしっくりくるものもあれば、ほんのちょい役でも世界を壊しているように思うのもいる。
オリキャラを出すなら(Uー1は論外として)、最低限世界観に調和して、そのキャラの必要性をアピールできれば、そこまでの批判はこないと思う。

まぁそれが難しいわけだが。

614 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 00:39:32 [ jCoMtO7k ]
「U-1」とはどういう事を指してるのかさっぱりな私にご教授をお願いしたく。

615 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 00:43:13 [ FRVJ9/0E ]
まあでも、頑ななほどに原理主義とか、出来に拘らずオリキャラは全部嫌い、って人も実際には居ると思うけどね。
そこまで気にしてしまったら、流石に目が回りそうになる、個人的には。

616 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 00:59:40 [ LyoGDfKc ]
>>614
U-1

KANONの主人公 祐一が設定無視して少年誌の主人公より不自然に
最強化してしまっている二次創作の主人公を指す。

祐一→YUUICHI→U1 と変化した。

オリキャラにしか見えない(またはオリキャラそのもの)が、世界観を壊すぐらい大暴れしている作品と思ってもらえば……
東方で例えるなら、
森近 霖之助が避けられない弾幕を使って、紫やら幽香やらを手加減して倒して
輝夜や妖夢や霊夢が惚れるような話を、
夢オチとか願望ではなく、本気の話として書いているようなものです。

617 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 01:42:05 [ jCoMtO7k ]
>>616
なるほど、分かりやすい説明をありがとうございます。
聞いた事なかった単語なので、聞くは一時の恥とお尋ねした次第。
私もしがないSS書きですので、これに陥らないように心がけたいものです。

オリキャラ関連でもう一つお尋ねしてみたい事が。
求聞史記が出てから使いづらくなったのが紅魔館の一妖精メイド。
咲夜さんの項にある記述のせいでどうにも躊躇してしまいます。
門番隊だったり、内勤メイド対外勤メイドだったり。
少し前の作品集ではお目にかかれた設定を今出すと、
「公式無視するんじゃね」とか言われたりしないでしょうか。

618 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 02:21:01 [ LAKHAjsk ]
愚門死忌とは違う、脳内設定です。そこんところ世露死苦!!

と注意書きがあれば、俺は気にしない。
気にする人はそこで投げるだろうし。

619 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 03:00:57 [ uP6eQ33s ]
同意、実際そう注意書きして出された作品とかもあるし

620 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 03:27:43 [ y20PvV9Y ]
>>617
確かどっかでも同じようなこと話題になってたな。
少なからずそんな風に思う人もいるかもだけど、
大半は受け入れてくれると思ってるよ。
まあ、求聞史記設定はあまり気にしないで書いている者が言うのもアレだけども。

お互いSS書き同士頑張ろうw

621 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 12:54:31 [ IxfEIfOo ]
>>617
求聞史記発売前ならともかく、分っていてその設定を無視するのはなんで?
SS書きづらいから公式設定無視します、ってこと?
脳内設定で行きます、と宣言した時点で、U-1と何ら変わらなくなるとおもうんだけどね。

622 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 13:08:44 [ RO94hS.s ]
俺は、その設定を使わないと話が成り立たないという必然性が感じられて
かつ話が面白ければ不問かな。
つまんないと、設定無視は叩かれる要因にはなると思う。

実際、紅魔郷のゲーム中でそこそこ強い妖精メイドが編隊組んで
迎撃に出てくるのを見ると求聞史記の視点だけが絶対正しいってわけでも
ないようだしね。

623 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 13:32:09 [ VqH5deWs ]
そだね。(ゲームとは言え)ああいう秩序だった迎撃フォーメーションが組めて、
設定としては無能もいいとこです、というのもなんかイメージ違う。
まあ、俺も判明してる設定は出来れば守った方がいいと思うけど。

624 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/05(月) 18:51:26 [ tBf/jJAw ]
>必然性
意図が重要だよね。
スーさんの改変・オリキャラが叩かれるのは、その裏に歪んだ自己愛があるから、だし。

625 名前:616 投稿日:2007/02/05(月) 19:51:51 [ jCoMtO7k ]
いろいろと貴重なご意見をありがとうございます。
妖精メイドに関する私の考えは>>622-623氏が触れている理由と同じだったり。

オリキャラとして名前をつけるほどのキャラじゃなく、
そういう内部事情がある中での咲夜さんや美鈴の話を考えていたんです。
あくまで主役の引き立て程度のものですが、きちんと必然性があるお話を考えてみたいです。

まあ一言だけ愚痴るとすれば、もう少し早く東方にめぐりあえていれば……。

626 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/06(火) 01:42:18 [ Jyz6vOIE ]
求聞史紀の設定はあっきゅんが主観で書いているのと、
ある程度の誇張が入っていることを考慮すれば、
ある程度無視しても問題ないかなぁと思ってる。

「幻想郷縁起は人間の好奇心を満たす程度のもので十分なんです。
 それが真実と異なろうとも」

627 名前:更待酉 ◆UEHxr6kPa6 投稿日:2007/02/09(金) 21:30:52 [ gTB4NLFc ]
>>593でスレして一週間、やっとこさ出来ました。
初投稿でなにこんな長文投下してるんだか私ゃ……orz

そんな訳で批評お願いします。
最新作品集(作品集その38)で「十六夜月の下で」です。

628 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/12(月) 18:44:32 [ vTy5Uass ]
>>627
読んできました。
気になるのは、名前を「」で括るところ。話として初出の名前を表してるのでしょうが、
「」無いほうが良いと思います。
文章については、悪い点は目に付かないのですが、やや平板な気がします。
子ども咲夜が泣くシーンがあっさりしていて、あまりグッときませんでした。
(自分がそう感じるだけかもしれませんが)

あと、細かいことを言うと、次のような文章は読みにくいです。

>今まで偶然館内で出会って我侭を言って振り回された事はあるがレミリアが、
>直接ここまで来て指名で命令を出す事は今まで無かった為、美鈴は少し戸惑ってしまった。

2つか3つの文章が連なっている形なので、どこかで切った方が良いです。

話については、後半、咲夜と美鈴の気持ちがすれ違っている部分は、すっぱり削った方が
よかったかも。あの部分が無くても、普通に締められそうに思います。描き方次第ですが。
全体としては構成もできてるし、伏線も回収してるしで、自分は結構楽しめました。
次回作、期待してます。

629 名前:更待酉 ◆UEHxr6kPa6 投稿日:2007/02/14(水) 00:53:37 [ NA9vIoEI ]
批評ありがとう御座います。

自分では波は作ったつもりでしたがそうでもなかったですか…
表現力の強化がこの先必要そうですね。

今回の批評も参考にして次回作も頑張ろうと思います。

630 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/02/18(日) 22:58:29 [ TsfPewbM ]
上げてみる

631 名前:おやつ 投稿日:2007/03/01(木) 15:40:21 [ OGnAOLgU ]
申し訳ありません。
作品集38(現作品集)の
『最初の一歩』
の批評をお願いして宜しいでしょうか?
書きながら、自分の作品に違和感があったんですが、
以前書いていたものと読み比べても良く分かりませんでした……
お手数ですが、どうかよろしくお願いします。

632 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/01(木) 16:53:09 [ x1D3RoIo ]
開始六行目の、
>むしろ敗北が常となるほどに繰り返してきたのに、その日の負けは胸に染みた。
の時点で「⑨っぽくねえな」という疑念が生まれる。
しかし、⑨が⑨だとこの作品は成り立たないので、
この⑨は⑨じゃないんですよと読者に説明する分にはまあ適当じゃないかな、と思ったり。
これ自体は玉瑕にもならない些細なポイント。作者自身の違和感じゃなくて、読者の違和感だし。

>『強くなりたい』
>それは物心がついたときから、呪いのように付きまとう生涯のテーマ。
>自分の中の『妖精』を否定するために、あたいは強くなりたかった。
序盤のこれを否定せずに、ネガティブからポジティブの方向に誘導する文章は巧いと思う。
(『この幻想にはまだ、あたいが知らない世界がある。』以降のくだり)
ただそれは、チルノの口調を書く巧さであって、ストーリーの運びが巧いのかってーと、うーん。
大ちゃんとの短いやりとりで、どうしてチルノがああも変わるのかというと、
判るような判らないような、伝わるような伝わらないような。
このチルノって、要するにカルチャーショックに打ちのめされて、
でも改めて見ると新しい道が開けたってんで喜んでいるって図式になるんだろうけど、うーむ。

習作っぽさが滲み出てるかもね。
テーマがあっても、それが読者に伝えたいものかどうかは判らない。
自分のためのテーマを書いて作品にした。それ故の習作。
笑わせる文章でもないし、泣かせる文章でもない。
楽しませる文章にはなっているかもしれないけど、それはおやつ氏の元々の技量であって作品自体の力ではない。
(褒めてるんだかけなしてるんだか)
作品の裏の、作者のイメージが全く読み取れない。巧い文章に隠れてしまっているのかな。


何が書きたかったのかだけ教えてもらえたら、改めて批評します。
読者の側から作者が覚えた違和感を察するのはかなり難しいんで。
単に、一年の間にあったおやつ氏自身の心境の変化が滲み出てるだけかもしれないし。
(それ確認するには、おやつ氏の過去作全部読み直して比べないといけないんで今はご勘弁を)

633 名前:632 投稿日:2007/03/01(木) 16:58:42 [ x1D3RoIo ]
蛇足。

自分の現状に違和感を覚えるってのは向上心の表れ。
でもおやつ氏の執筆技術は創想話レベルだともはやカンスト入ってるんで、
技術的にはここらの実力向上スレで得るものは無いと思う。
どれだけ自分の内面と向き合って、文章として表に出すものを洗練させるか。
もはや読者関係無しに、修行僧みたいなことしないと違和感は拭えないと思いますよ。
ま、あくまで誰とも知れない一読者の私見ですけどね。

634 名前:蒼羽 投稿日:2007/03/01(木) 23:54:15 [ UHZuSc66 ]
はじめまして。蒼羽というものですが批評をお願いしてよろしいでしょうか?
創想話作品集38「飼い主に似る」
今までとは違うタイプの作品に挑戦してみました。
しかし、自分で自分に与えた評価というものは往往にしてあてにならないと思っているので、色々な意見がいただけたら幸いです。

635 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/02(金) 01:13:24 [ 6C9b3jXg ]
>>蒼羽さん
拝読させていただきました。

まず最初に思ったことは、「何を主題にしたいのかが見えてこない」ということです。
まあ、物語に何でもかんでも主題がないといけないということはないでしょうが、
話のメインはパチュリー−小悪魔なのか、レミリア−咲夜なのかがどうも分かりません。
特に今回の場合、ボクっ娘+ハイテンションの小悪魔というアクの強いキャラクターを出していることもあり、
さほど長い話でもないことが相まって、なんだか「どっちつかず」になってしまっていると感じました。
そのため、話全体を読んだ後からも、詰めた内容であるにもかかわらず、どうも散漫とした印象が残りました。

また、仰っている「違うタイプ」というのは、おそらく萌え系ギャグだろうと思うのですが、
それも、ボク小悪魔にせよ、レミ咲の百合にせよ、作品全体の短さがあだとなって、
極めてテンプレ的な、というか、そうやっときゃいいんだろ的な、
おざなりなものであるように感じ取れてしまいます。
もちろんそんなことはないのでしょうけれど。
例えば、プチ創想話13に「フランちゃんが日記書いちゃうよウフフ」という作品があります。
フランドールが「ボク」と話すという点ではこの作品と似ていますが、
それを使うに至った理由や、周囲の反応もきちんと述べられているため、
ただそう使うよりも威力(?)が大いに増しています。
この作品でも、ボク少女周りや、百合周りをもっと丁寧に描写していたら、
いくらでも魅力が増しただろうなあと思います。

もし、この作品について一言だけ言えと言われたら、私は「惜しい」と言うでしょう。
目指そうとしている点は見えるのですが、もう一声足りない、といったところでしょうか。
この作品に限って言うとすれば、例えば、あそこですぐに覗きを露見させずに
もう一エピソード入れてみるとか、あるいはパチュリーとの絡みをもっと増やして
「飼い主に似る」というタイトルのダブルミーニング性を強めてみるとか、
もう一工夫入れれば、更に面白くなっただろうと思います。

なんだか批判ばかりで申し訳ないのですが、それだけ私が惜しいと思ったということです。
過去の作品の傾向からも、おそらく蒼羽さんは短編を得意とされているのでしょうが、
次回は少し長めの作品や、あるいはこれでもかというくらいネタを詰め込んだ作品を
書いてみてはいかがでしょうか。

……物凄く偉そうな上失礼ですねえ、私。
まあ、所詮は匿名のたわごとということで、ご参考までにこういう意見もあるよということを。

636 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/02(金) 16:25:29 [ R.l6YEJI ]
はじめまして。
東方創想話作品について〜に書こうか迷いましたがこちらに書かせて頂きます。
私は今SSを書いているのですが、途中でややグロテスクな部分が出てきまして。
これはこのまま創想話に投稿していいものかと迷っています。(作品は未完ですが)
そこでお聞きしたいのですが、どの程度までならグロは許されるのでしょうか。
或いはどうすれば上手く猟奇シーンをぼかすことができるのでしょうか。
ダークなSSを書くには避けて通れない点なのですがいかんせん技量が無く。
作家の皆様のご意見をいただければ幸いです。
それと今書いているその話がキャラの過去ものなので、そういったものもうまく書くコツをご教授いただければと思っております。

637 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/02(金) 16:56:06 [ ho7PxtNg ]
本文の前に「この作品にはグロテスクな表現が〜」とでも但し書きすればぼかす必要は無いかと。
ただ、グロを写実的に描写すればするほど単なる無機物になるので、ある程度はしょる技量と思い切りが大切です。
ぼかしたいのであれば、グロ描写がある小説を読み漁るのがベスト。不快感を与えない描き方が自ずと分かると思います。

また過去の経験から、過去話は設定を隅々まで読み込み、現在の設定と矛盾を作らないことを第一にするといいです。
現在と矛盾がある時点でそれは過去話じゃないですから、それさえ気をつければ内容はともかく、話として成立はすると思います。

638 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/02(金) 17:09:15 [ TGVb/EgY ]
>636
現物を読んでいないのでなんとも言えませんが(どこまで許されるかは個人の主観によるので)、『やや』程度でしたら、但し書きを置けば大丈夫かなぁとは思います。
どの程度まで…とすると、やはり創想話の他の方の作品をお読みになられるのが一番かと。

639 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/02(金) 17:16:51 [ WExZ1n.M ]
>>636
『幻想郷調査部隊』読んでみるといいやも。
結構どころかかなりそういう描写あるけど、創想話スレでもちょっと話題になって、三千点もとってる作品だし。

640 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/02(金) 17:42:51 [ KDhQckiU ]
>>636
人比良氏作『霧雨魔理沙は此処にいる』も参考になるかと。

641 名前:636 投稿日:2007/03/02(金) 18:34:31 [ R.l6YEJI ]
お返事ありがとうございます。
現物……そりゃ、見せたほうが良いですよね。今夜中に心配な部分をまとめてみます。
クーリエの東方うpろだ3にのせれば良いですかね?それともここに?

「霧雨魔理沙は此処にいる」は既読ですね。ああいう話は好きです。
「幻想郷調査部隊」はそういえば未読でした。読んでみます。

あともうひとつ質問があるのですが、過去話をするとどうしても何処かにオリキャラが入ってしまうのです。
妖怪はわかりませんが、人の場合、いきなり一人で発生して育つわけにもいかず、逆にオリキャラなどの関係をいれないと齟齬が出てしまって……
かといってある程度成長した単体でただ出逢って仲良く、では物語も膨らみませんし。
あくまで私の頭の中では……ですが。
そこで今回の過去話もオリキャラをいれることにしたのですが、どうすれば世界観を邪魔せず、魅力的なオリキャラが作れるでしょうか。
スーさんはもう試したのですが、折角の機会なので作家の皆様ごとの見解が聞ければと。
何度も議論されたことかもしれませんが、よろしくお願いします。

642 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/02(金) 18:50:42 [ E470Gwpk ]
オリキャラは人によって全く違う考えがあるし魅力を感じる部分も違う、だからそんなものは人に聞くもんじゃない
悪いオリキャラのテンプレはあっても良いオリキャラのテンプレはないんだからな
最終的には自分がうまいと思ったオリキャラの要素を解析して、自分で研究するしか道は無い

643 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/02(金) 21:47:39 [ 4ZjipIMs ]
>>641
言ってしまっては何だが、話の本筋そのものと東方キャラにそんなものをどうでもよくさせるほどの魅力があれば、多少噛ませ犬過ぎても、またその逆でもどうにかなってしまう事はある。
勿論相当の技量と、それのみならず結果的にそういう話に作りあがるかどうかの”運”でさえ出てくるものだけど。

あんまりオリキャラが噛ませ過ぎ、なおかつ東方キャラの方の魅力が十分に出ていると、そのズレからあまり良い印象は抱かれないかも知れない。
東方キャラの魅力が下がればそこは解消されるが勿論そうすると作品の魅力自体も下がるだろうから、いくらかオリキャラを引き立てる方が無難かな? とも思う。
もちろん作品の内容やそのオリキャラの配役によっても大分変わるから、これはあくまで俺の経験を踏まえた上での意見に過ぎないのだけど。

644 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/02(金) 21:52:17 [ 4ZjipIMs ]
……うん? 読み直すと微妙に矛盾してしまったようなそうでもないような。
寝起きなんでよくわからんスマン。
とりあえず言いたい事は伝わってるといいなと思いつつまた寝る。

645 名前:蒼羽 投稿日:2007/03/02(金) 23:19:58 [ zR7.dC1w ]
>>635さん
批評有難うございます。非常に参考になりました。
やっぱり、ボリュームが足りないですよね。
百合描写は確かにもっと多くてもよかったなぁ、と思います。
もう一エピソードというのはクドくなるような気がしたのですが……それは私の技量不足の所為ですね。
もっと、沢山書いてレベルアップする所存なのでどうぞ、これからもよろしくお願いします。

646 名前:636 投稿日:2007/03/02(金) 23:57:43 [ R.l6YEJI ]
色々と推敲を加えてひとまず形にしてみました。
http://coolier.sytes.net:8080/th_up2/src/th2_4934.txt
実際書いてるとあんまり怖くなくなってきてしまった……
精進します

647 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/03(土) 00:44:25 [ U7JQ8BWs ]
うん、正直これだけでは俺としてはなんとも言いようがない。
が、続きは気になる。そんな風には書けてるんで、この後の展開次第かな?
大まかな流れは書いてあるけどちゃんと読んでみないとどうとも。

648 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/03(土) 00:51:04 [ e1o.S4tw ]
少し気になったんだけど『こういうオリキャラならいいなぁ』みたいに思ったのってありますか?過去作で…
私は、結構前の作品で、アリスが作った自律人形(?)がよかったとか思うのですが…題名と名前失念orz

649 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/03(土) 00:54:05 [ 0JMjreUk ]
>>648
メイベルだっけか?タイトルと作者は俺も忘れたOTL

650 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/03(土) 00:56:04 [ U7JQ8BWs ]
ああ、書き忘れ。>>647
グロ面に関しては特に問題があるようには思わなかった。いい感じ。
苦手な人はこれでもダメかも知れないけれど、とりあえず俺はダイジョブ。
個人個人で大分違うだろうからこれくらいしか言えんけどごめんね。

651 名前:636 投稿日:2007/03/03(土) 01:00:41 [ 3tZfIfrc ]
あんまり細かく書くと……というよりどの東方キャラが出てくるか書いただけで渾身のネタばれ状態でして。
それにしてもオブラートにこだわっているとどうもプロットの鮮烈さが消えてしまいます。
うーん。もっとグロらしいグロを書きたかった。これならプロットを貼り付けた方が新鮮かも。
でも此処は単体で存在すべき場所じゃないから、と言い訳。
一応これに実際の妖怪の伝承を二つほど絡めて出会いの物語にするつもりです。
時代考証やらその土地の風俗を調べるのにかなり苦労していまして。江戸末期かな?
それにしてもまるで予告編だなぁ……これ。書いてるときはわからなかったけど。

それとオリキャラは王道無しということで……努力ですね。うん。

652 名前:蒼羽 投稿日:2007/03/03(土) 03:24:27 [ NG4DeVBo ]
>>635さんから頂いた批評を元に加筆修正を加えてみました。
創想話作品集38『飼い主に似る』です。
あと、百合描写が弱いとの指摘もあったので自己満足で作った別視点からで書いた方を手直ししておまけにしてみました。
よくなった点、悪くなった点、改善されていない点を指摘していただけると幸いです。
どうぞ、お手数おかけいたしますがよろしくお願いします。

653 名前:おやつ 投稿日:2007/03/03(土) 07:58:09 [ /7bkC8Pg ]
>>632、633
ご批評ありがとうございます。
習作というのは全くその通りでございます。
作者の意図が見えてこないというご指摘には、正直へこみましたけどそうなんだろうなぁorz
書きたかった事というのは、『よし、チルノを書こう』と思っただけだったりするんですがw
文章的なことからは、チルノの意識の変化を自然に流して生きたいと思ってました。
チルノの中で答えは出ていましたが、感情は納得できない……
それを認めていける過程を違和感無く書ければと。
それと大妖精。
性格を安定させないで人格を安定させて妖精っぽい気まぐれさんに出来ればなぁとか考えてました……

654 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/03(土) 15:58:16 [ 5hcQTGv2 ]
>>646
父親に一文字も触れないのが疑問
いくら娘が大事でも、愛する夫を全く思い出さないはずが無いとは思わないか?
母親と娘に焦点をあてたいのは分かるが、あって然るべき描写が無いのはどうかと思う

ていうか、あらすじや後書見る限りはよく言われる「東方じゃなくていい」作品としか思えない
もし、単なる終盤での解説とつじつま合わせの為だけに東方キャラ出す気でいるなら、最初からオリジナルで仕上げてくれ

655 名前:646 投稿日:2007/03/03(土) 16:24:26 [ 3tZfIfrc ]
ご意見ありがとうございます。
そうですねぇ。基本的に母親から娘の愛情が強いことを表したいのですが、少しは父親もいれないと駄目ですね。
そこは書いてるときも迷ったのですが……ちょっといろいろ試してみます。

あらすじとあとがきはキャラ名を出さないとまともに説明できないのであれが限界です。
無論この母親は主人公では在りません。(一人称だけどここだけ)
第一この部分は話の筋と直接的に関わるわけではないです。
あくまで話の中の演出として過去の一場面で少しだけ感情移入する場所があったらいいなと。
無くても良いけど、あったほうがより良いとおもわれまして。
(だからキャラ云々は別にしてといったのですが…)
あとは最初から最後まで引き立て役に回ってもらうつもりですよ。
誤解されそうですが、オリキャラはSSにとって表現を高めるための都合のいい踏み台だとおもってますから。

あとこれは全く関係ないことなのですが。
東方でなくても話が成立する=東方ではやってはいけない では無い気がするんですよねぇ……
いや、スイマセン。戯言です。

656 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/04(日) 23:37:12 [ Bc6KjaVM ]
>>655
何か勘違いしてるようだけど、「○○じゃなくていい」っていうのは二次じゃなくて一次として仕上げた方がいいって意味で使われる言葉。
「無理に東方でやるな」じゃなくて「一次として作った方がいい作品になる」、だから一次として作ってみないかってこと。
二次でやりたいなら二次でやればいいし逆も然り。

まぁそれはさておき、上のテキストですが、比喩表現が多すぎてそもそもグロになってません。
写実的な描写の中にポツっと一箇所あるから比喩が映えるのであって、比喩ばかりで固めたものはただ冗長なだけですよ。

657 名前:655 投稿日:2007/03/05(月) 00:45:30 [ o4CMnqmU ]
指摘ありがとうございます。
一次二次云々はやや不毛なので横において……。

話の流れ上、子供の腐乱した上半身=赤い花束という比喩はいろいろ伏線になっていて不可欠なのでその周辺は弄りがたいのですが、他の部分はもっと写実できそうですね。
写実のなか、適度に比喩。確かにそうです。ちょっとグロにびびり過ぎた感がありました。
私の中でオブラート=比喩というよくわからん公式があったせいだろうか。
しかしグロになってないというのは、ある意味これは出しても大丈夫ということで最初求めた答えでありそうななさそうな。
まともに腐ったわが子に接吻してる母親なんてかけるわけもなく……。
もっとえぐく書けばいいのかどうかちょっと悩みが増えましたが何とかします。
冗長は良くないですもんね。

658 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/05(月) 13:15:14 [ OHZ9010U ]
腐ってたのか、ぐっちゃぐちゃで血まみれだから花束かと思えたが
てか一両日で腐らないだろ、普通


あと不毛も何も議論する余地なく>>656の見解でFA
勘違いしてる奴が一部にいるが一般的なのはこれだ

659 名前:655 投稿日:2007/03/05(月) 14:52:59 [ o4CMnqmU ]
腐乱は言いすぎだったかもしれませんね。新鮮な死体では無いのを表したかっただけです。
暖かい季節の設定なので、二日あれば皮膚が変色し腐臭ぐらいするでしょうが……。
でもぐっちゃぐっちゃだから花束であるほうが私の言いたいことですね。
崩れ落ちた肉や血液を散り落ちた花弁に例えてたり(ここは書き忘れたけど)

一次二次ですが……その言い方だとつまり、「一次の方が良い作品になるのに二次でやるなんて勿体無い」という意味に聞こえるのですが。
しかし私見ではどうも「東方の必然性がない作品は目障りだから書くな」と表されている気がしまして。
そんな作品できるのか? と疑問に思いつつ私にどこか意味の乖離があるのかなと思ってました。
それが>>658氏の指す一部なのか或いはまだ私が勘違いをしているのかまだちょっとわかりませんが。
とりあえず不毛というのは荒れたら嫌だなって気持ちの現われだと思って……。

660 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/26(月) 02:17:16 [ l61g.NjQ ]
ageるよ

661 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/26(月) 08:02:33 [ oGRFWJPY ]
>U-1
自己満足最強オリキャラ、の類型。厨設定の塊。
東方でやると「紫より戦闘能力が上で、霊夢含めた全員が無条件で股を開く男キャラ」みたいなの。

662 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/26(月) 08:59:52 [ TC6I14G. ]
ああああふ〜んなんだそりゃw、まあやる分にはいんじゃないの?
ただ頭使ってねーキャラだなと思うだけで
しかしそんなんオリキャラじゃなくとも頭使ってないと思ふ
総じて勘弁して欲しい

663 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/26(月) 12:54:16 [ 6LtzLDyg ]
つまりゴルゴ13!!!

664 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/27(火) 01:46:01 [ p.TCVV6o ]
U1って実際に見たことないな
そこまでひどいのは最近はいないんじゃないだろうか

665 名前:アッザム・de・ロイヤル 投稿日:2007/03/27(火) 02:01:47 [ TMCOmjqo ]
作品の批評をお願いします。
最新作品集(作品集39)『蓮子とメリーの不思議な旅』
精一杯頑張ったつもりだったのですが、事前に見せた幾人かの方からはあまり評判がよくなく、こちらで、なるべく多くのご意見が頂けたらな…と思います。
あと、以前こちらで批評をお願いした際、地の文について指摘を頂き、以来、重点的に直してみたつもりだったのですが、現在はどうなのか、まだ不足な点等がございましたらどうかご教授下さい。
どうかよろしくお願いします。

666 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/27(火) 03:07:46 [ zfUci9dc ]
>>664
生憎今でも葉鍵や型月ではオリキャラ俺キャラによる原作蹂躙が当たり前のようにまかり通っています。
実際のU-1が見たいってんなら、確か創想話スレの前スレだかで丁度東方クロスしてるのが晒されてたな。

667 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/27(火) 12:22:26 [ qpXWgF4E ]
>>665
全体的に単調さが目立ちます。
短編ならこのパターンでさらっと読めるかもしれませんが、長編であの一本調子ではちょっと飽きてくる。
秘封二人の軽妙洒脱な掛け合いはそれなりに楽しめましたが、それがある故にテンポを失している面もあり。
全体の流れは淀みがなかったですが、文章量以上に長く感じさせる作品でした。

また、コメントでも「ご都合主義的」と言われていますが、それにも同感。
ご都合主義というと語弊があるというか、ちょっと「出来すぎ」ている感じがします。
エンディングにいくつもの山場を持っていて盛り上げてゆく構成でしたが、あれだけ
畳み掛けるようなエンディングであれば、一つ一つのイベントはもっとあっさりしていた方が
冗長感もなく効果的になると思われます。具体的に言えば、八満の具現は蓮子とのラストシーン一度で良い、とか。

あと、ちょっと宴席における百合さんの独白にも違和感。
打ち解けたとはいえ、転がり込んできた見ず知らずの少女に話す口調ではありませんでした。
「夢を亡くしたの……」とか「あの部屋は、どうしても振り切れなかった悲しさの象徴」とか、
詩的な表現は会話文中に置くとどうしても現実感が無くなって浮つきます。
あの辺はいっそ地の文という形で、蓮子視点で積もる感情を補完しても良かったのでは。
「彼女が片づけられなかったあの部屋は、どうしても振り切れなかった想いそのものだったのだろう」とか。


総合的には凄く完成度が高かったし、筆者の意図も充分に伝わってきました。地の文は特に問題ないと思います。
ただちょっと筆者の情熱が先走りすぎて、装飾過多になった面が多々あったように思います。
……なので、本来なら私程度の者が文句を付けられるレベルではないのですが、あくまで一読者として、
以上のような感想を抱きました。
繰り返しになりますが、全体としては大きな瑕疵破綻もなく、綺麗にまとまっていたと思います。

668 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/28(水) 01:04:14 [ gYD2VAaM ]
とりあえず上昇気流に乗せておく

669 名前:アッザム・de・ロイヤル 投稿日:2007/03/28(水) 01:14:57 [ BRF9FNL2 ]
>>667
ご意見ありがとうございます。

>全体的に単調さが目立ちます。
>短編ならこのパターンでさらっと読めるかもしれませんが、長編であの一本調子ではちょっと飽きてくる。
秘封二人の軽妙洒脱な掛け合いはそれなりに楽しめましたが、それがある故にテンポを失している面もあり。
全体の流れは淀みがなかったですが、文章量以上に長く感じさせる作品でした。
成程…実はその点別な方からも指摘されてしまいまして…成程です。
二人のコメディーに関しては、長編で飽きられないように…というのと、暗くなりすぎないように…と書いたつもりだったのですが、後者はともかく前者は逆効果だったようですね。
今後は、もう少し内容と文体を合うようにしたいと思います。

>また、コメントでも「ご都合主義的」と言われていますが、それにも同感。
ご都合主義というと語弊があるというか、ちょっと「出来すぎ」ている感じがします。
エンディングにいくつもの山場を持っていて盛り上げてゆく構成でしたが、あれだけ
畳み掛けるようなエンディングであれば、一つ一つのイベントはもっとあっさりしていた方が
冗長感もなく効果的になると思われます。具体的に言えば、八満の具現は蓮子とのラストシーン一度で良い、とか。
成程…確かに仰るとおりですね。あのエンディングに関しては、どうしてもとことんまで優しくて幸せにしたいという気持ちが先行しすぎた感がありました。
あり得ないくらいの幸せなお話を、不自然に感じられないように書く…というのが、私の目指す形なのですが…まだまだ力不足だったようです。
しかも、全部書きたいと、何からなにまで盛り込んでしまったものだから…うう。
確かに、八満も二回登場させるのは失敗だったように思います。同じエンディングでも、もう少し『締まった』ものには出来たなぁ…と今更ながら思ってしまいました。

>あと、ちょっと宴席における百合さんの独白にも違和感。
打ち解けたとはいえ、転がり込んできた見ず知らずの少女に話す口調ではありませんでした。
「夢を亡くしたの……」とか「あの部屋は、どうしても振り切れなかった悲しさの象徴」とか、
詩的な表現は会話文中に置くとどうしても現実感が無くなって浮つきます。
あの辺はいっそ地の文という形で、蓮子視点で積もる感情を補完しても良かったのでは。
「彼女が片づけられなかったあの部屋は、どうしても振り切れなかった想いそのものだったのだろう」とか。
ぎく…その点に関しては、私自身どうしても上手く書ききれなかったと思った部分でして…やはり不自然でしたか…
うう…地の文で補完という所に、どうして気づけなかったのかと、自分のお⑨さ加減に呆れる思いです。
これからは、もう少し地の文の活用というものをしていきたいと思います。

>総合的には凄く完成度が高かったし、筆者の意図も充分に伝わってきました。地の文は特に問題ないと思います。
ただちょっと筆者の情熱が先走りすぎて、装飾過多になった面が多々あったように思います。
……なので、本来なら私程度の者が文句を付けられるレベルではないのですが、あくまで一読者として、
以上のような感想を抱きました。
繰り返しになりますが、全体としては大きな瑕疵破綻もなく、綺麗にまとまっていたと思います。
過分な評価、ありがとうございます。
ご指摘いただいた箇所も、言われてみればまったくその通りで、なぜあの時自分でできなかったのか悔やまれます。
今後は、ご意見を生かし、もっとよいものを書けるように頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。

670 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/28(水) 01:16:24 [ BRF9FNL2 ]
アッザムです、ごめんなさい、どうやらsageそこねたようで…失礼いたしました。

671 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/03/28(水) 04:54:33 [ IdfgZl0s ]
>>665
批評出来る程の身分でもないが秘封好きの私も意見を。
全体的に見てお世辞でなく秘封ものとしては大変素晴らしい物だったと思います。
内容について一つ一つ言っていこうと思いましたが長くなりそうなので、ご勝手ながら読んでいてここで切れそうかな?という所で全体を六つに分けさせていただき細かい部分を言っていきたいと思います。 

①列車でのシーン
②洞窟内でのシーン
③洞窟から出るシーン〜前編終了
④里でのシーン
⑤八満について〜元の世界に帰るシーン
⑥元の世界〜ラストシーン

①②の部分のメリーと蓮子の掛け合いは大変面白かったです。
地の文の部分を読み直して見ても特に問題はなかったと思います。特に①の列車の描写は列車の力強さを感じさせ、また雪原の描写もこちらに雪原のイメージが出ていたと思います。

③の部分、八満が出てきた所から話の感じがガラッと変わったように感じたので分けました。

> 鋭い突っ込みが洞窟を揺るがし、塵が頭に降り注ぐ。どこにいてもどんな時でも、秘封倶楽部は秘封倶楽部だった…
>で…
>「まさか洞窟の中でどつき漫才やってる奴がいるなんて思わなかったぜ」

この部分なのですが、その感じはやはり秘封倶楽部に誰かがいつの間にか介入してきた事による違和感と思いました。しかしこのような書き方は小説や漫画等でよく見ますし(遭難してて山にすんでる人に発見してもらって「あんたも難儀だったのう」的な場面)私の考えすぎかもしれませんが一応報告しておきます。
あとこの台詞の部分、数行読んで、「あ、オリキャラか」と気付きますが、おそらく半分位の方が魔理沙と勘違いしたと思います。見た瞬間、つまり後に慧音に会う前に「あ、秘封倶楽部が幻想郷に行った」と条件反射的にに感じさせる所でした。中編最初の部分で秘封倶楽部の幻想郷入りを明かそうとしていたなら(違ったらすみません…)この箇所はどうなのかなと思いました。

そして気になるのが④と⑤の部分のバランスです。おそらくこの作品のメインの箇所、作者さんが一番書きたかったのは④と⑤だと私は思っています。
④の部分は言うならば都会の人間が田舎での暮らし体験のようなものであり、情景描写、蓮子とメリーの行動と周りの人物の関わり合い、筍を食べるなどの里を楽しむ的な純粋な感じが会話の掛け合いを通して綺麗流れが出来ていたと思います。しかし、幾分か長く単調さがここで出てきていると思いました。
例えこの箇所は特に意図することなく⑤につなげる部分としていたとしても非常に長いと思います。

そして⑤の部分、ここは大変重い感じの話でホントの意味でメイン箇所です。
しかし④の箇所に比べて比較的短く、他の方の指摘にも有りますが最後ら辺で八満の登場が多すぎて駆け足感がでてしまっていると思います。この部分をキッチリとまとめてメインならメインとして導入をしっかり作ってあげたらもっと際だっていたと思います。
全体的に見て気になっておられる地の文は気になる所は特に有りませんでした、むしろこのくらいの方がテンポがあっていいのではないでしょうか?

このような事を書いていきましたが全体的に見ての完成度は相当高く前編見た瞬間この作品における情熱がひしひし伝わって来ました。
「ご都合主義的」となるのは仕方ないと思います、これ程の長編となると中身のまとめ方が大変になりますし、最後の⑥の箇所もいい味を出してると思います。むしろ綺麗に纏まっていて私はそこらへんのことは特に感じませんでした。

なんだかんだで長文となりましたがここら辺で失礼いたします、よい秘封でした、これからも頑張ってください。

672 名前:アッザム・de・ロイヤル 投稿日:2007/03/29(木) 02:19:59 [ yYTzb0FQ ]
>>671
ご意見と、過分なお言葉ありがとうございます。分け方が凄く綺麗でびっくりしました。

>①②の部分のメリーと蓮子の掛け合いは大変面白かったです。
地の文の部分を読み直して見ても特に問題はなかったと思います。特に①の列車の描写は列車の力強さを感じさせ、また雪原の描写もこちらに雪原のイメージが出ていたと思います。
ありがたい、あの部分は、自分の経験をもとに出来たのが良かったかな…と。

>この部分なのですが、その感じはやはり秘封倶楽部に誰かがいつの間にか介入してきた事による違和感と思いました。しかしこのような書き方は小説や漫画等でよく見ますし(遭難してて山にすんでる人に発見してもらって「あんたも難儀だったのう」的な場面)私の考えすぎかもしれませんが一応報告しておきます。
あ、この部分は変に描写に凝りすぎたみたいですね。そのような意図はなく、少しギャグっぽくしようとした結果、誤解されるような表現になってしまいました。申し訳ありません、やはりこういったお話に入れる表現としては適切ではなかったのかも…

>あとこの台詞の部分、数行読んで、「あ、オリキャラか」と気付きますが、おそらく半分位の方が魔理沙と勘違いしたと思います。見た瞬間、つまり後に慧音に会う前に「あ、秘封倶楽部が幻想郷に行った」と条件反射的にに感じさせる所でした。中編最初の部分で秘封倶楽部の幻想郷入りを明かそうとしていたなら(違ったらすみません…)この箇所はどうなのかなと思いました。
あ…確かに、言われてみると確かに魔理沙みたいですね…これは配慮不足でした。
幻想郷入りについてですが、ここで匂わせておいて…というのがあったので、そう感じていただけたのでしたら…

>そして気になるのが④と⑤の部分のバランスです。おそらくこの作品のメインの箇所、作者さんが一番書きたかったのは④と⑤だと私は思っています。
④の部分は言うならば都会の人間が田舎での暮らし体験のようなものであり、情景描写、蓮子とメリーの行動と周りの人物の関わり合い、筍を食べるなどの里を楽しむ的な純粋な感じが会話の掛け合いを通して綺麗流れが出来ていたと思います。しかし、幾分か長く単調さがここで出てきていると思いました。
例えこの箇所は特に意図することなく⑤につなげる部分としていたとしても非常に長いと思います。
はい、そうですね、お察しの通り、長くて単調です…
実は、ここで慧音と絡めて盛り上げることも考えていたのですが、あまりに長くなりそうだったので、⑤へつなげる役割に絞ってしまいました。
その結果、盛り上がりもなく、単に冗長なだけになってしまったのかもしれません。
長編の場合、中間部分でも盛り上がりを持たせないと単調になってしまうのですね…勉強になりました。

673 名前:アッザム・de・ロイヤル 投稿日:2007/03/29(木) 02:21:07 [ yYTzb0FQ ]
続きです

>そして⑤の部分、ここは大変重い感じの話でホントの意味でメイン箇所です。
しかし④の箇所に比べて比較的短く、他の方の指摘にも有りますが最後ら辺で八満の登場が多すぎて駆け足感がでてしまっていると思います。この部分をキッチリとまとめてメインならメインとして導入をしっかり作ってあげたらもっと際だっていたと思います。
全体的に見て気になっておられる地の文は気になる所は特に有りませんでした、むしろこのくらいの方がテンポがあっていいのではないでしょうか?
仰るとおりですね、あの時は『これでよし』と思ったのですが、言われてみますと見直しや練り込みが足りなかったように思います。
実は、⑤〜⑥(特に四季の部分)をメインに考えていたので、その部分が一番駆け足になってしまったのは明らかに失敗でした。これからは、メイン部分をもっとしっかり書けるよう頑張ります。
地の文に関してはそう言って頂けますとありがたいです。これからも向上させられるように頑張ります。

>このような事を書いていきましたが全体的に見ての完成度は相当高く前編見た瞬間この作品における情熱がひしひし伝わって来ました。
「ご都合主義的」となるのは仕方ないと思います、これ程の長編となると中身のまとめ方が大変になりますし、最後の⑥の箇所もいい味を出してると思います。むしろ綺麗に纏まっていて私はそこらへんのことは特に感じませんでした。
本当に嬉しいお言葉、ありがとうございます。
このお話は、現時点で自分に書きうる最良のモノとして出したい…という気持ちがあったので、本当に嬉しいです。
なので、書ききれなかった部分は、逆に自分の弱点とわかりました。ご指摘の方、しっかり噛みしめて頑張りたいと思います。
ご都合主義の件ですが、そう言って頂けますとありがたいです。
実は自分でも、八満が消えた時点で終わった方が多分お話としてはきれいかな…と思っていたのですが、このお話は、重いテーマを、とことんまでに優しくほのぼのと書こうと決めていたので、完成度を若干下げることになろうとも、これでいこうと…
本当は、それでご都合主義と感じられない位に書ければよかったのですが、それは私の技量不足ですね、要修行です。
私が最終的に目指す形が、あり得ないくらい幸せに終われるお話を、自然に感じられるように書くこと…なのです。これからはもっと頑張りたいと思います。

うわ…最後お話が思いっきり変な方向へ飛んでしまいました。お詫びいたします。
それと、ご意見とご感想、本当にありがとうございました。667様にも重ねて、感謝いたします。

674 名前:更待酉 ◆xxGt0Ug3Dk 投稿日:2007/04/01(日) 23:50:29 [ n0TBlTUk ]
再び批評お願いします。
作品集38の「恋の呪い」、作品集39(現最新作品集)「人間 霧雨魔理沙」です。

所々どうやったらその場面のイメージが沸く文章になるのか、
とか色々頭捻りつつ以前の批評で受けた指摘も交えて書いた訳ですが…
「ここはこう表現したら面白いかも」とか「この文が読みづらい」など指摘があったらお願いいたします。

675 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/04/02(月) 01:25:25 [ ko/nXnzk ]
小説なんて全部ご都合主義じゃん
理由なんて海千山千取り寄せれるぜ

676 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/04/02(月) 02:26:47 [ nQOcIu3A ]
ラノベ読みすぎな>>675

677 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/04/02(月) 20:51:31 [ kPl7emF2 ]
>>675
たとえお話が全て虚構だと分っていても、
読者は自分の常識に照らし合わせた上で論理的な帰結を求める。
最終的に天の助けが来て問題が解決することはわかっていても、
それまでの展開の仕方や説明が不自然で突拍子もなかったら、
読者は不満に思う。
ネタや壊れギャグなら別だけど。

678 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/04/03(火) 13:28:45 [ 2T8ygqug ]
くり返すがラノベ厨は動くな!
動くと撃つ!

679 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/04/03(火) 21:31:15 [ TjdDvZWs ]
>>674

読みました。若干私見が入りますが、とりあえず幾つか。
まず、「恋の呪い」については特に問題ないように思います。
文章も読みやすいし、面白かったです。

「人間 霧雨魔理沙」は、一番気になるのは視点です。
この話は、作者視点で語られているところが多いのですが、全て魔理沙
視点で通した方が良いと思います。主人公の心の機微を描写するなら
視点は一つの方が読みやすいので。
そういう意味では、この話は三人称より一人称の方が合っているかも。
もし、魔理沙が店から去った後の霖之助視点が必要であれば、物語の一番
最後の方がうまく締まると思います。読者が「ああ、これは結構脈アリ
じゃないか」と思わせてオチる感じで。
(でも蛇足になるかもしれない。できれば、霖之助のやや平素と違う面を
魔理沙が気付いてニヤリとする方が好みかなあ。魔理沙視点のままで済むし)

あと、紫は出さない方が話がすっきりするのでは。
アリスが魔理沙の家から出て、また来るまでの時間の流れがやや不自然に
感じます。
捨食の魔法を扱うならば、紫でなくともアリスで十分だと思うのです。
例えば、こういう流れです。

魔理沙起きる
  ↓
アリスと会話
  ↓
アリスと会話しつつ、夢の残滓が気になる魔理沙
  ↓
会話しているうちに、ふとアリスが捨食の魔法を修めていることに気付く
  ↓
アリスの家へ移動
  ↓
アリス宅でさりげなく捨食の魔法について書かれた本を探す魔理沙
  ↓
見つけたものの、読むのを躊躇う魔理沙
  ↓
読もうとしたところをアリスに見つかり、中断
  ↓
アリスに捨食の魔法について訊く

あるいは、紫を絡めるなら魔理沙が悩む時間を丸一日取るとか。
今のままだと、紫が本当にただ茶々を入れに来てるだけっぽいです。
(本当に茶々を入れに来てるだけなのかもしれませんが、お話としては
もっときちんと役割が欲しいところ)

まあ、全体としては十分面白かったです。
次回作に期待しております。
長文失礼。

680 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/04/09(月) 11:51:35 [ LJ8wIwNg ]
視点が変わることが気になる人って全体の何割くらいなんだろうな。
俺は全く気にならないタチなんだけど

681 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/04/09(月) 14:50:07 [ lVWQjIAo ]
誰の視点なのか明確に解るのなら、それでもいいけどね。
章や§、もしくは空行等で分けるとか。

だが敢えてそういう多視点による効果を狙った物語にするのと、技術不足でそうせざるを
得ない話との間には雲泥の差がある。プロじゃないんだし技術不足は仕方がないが、さり
とてこれは誰の視点なのか解らせようとしないんじゃ、折角の良いネタも宝の持ち腐れに
なっちゃいそうだ。

まぁ、結局は読んでみて面白いかどうかだけどな。

682 名前:更待酉 ◆xxGt0Ug3Dk 投稿日:2007/04/10(火) 01:02:01 [ 95MeQnfg ]
>>679
批評ありがとうございます。
「恋の呪い」については好評だったようで嬉しいです。

「人間 霧雨魔理沙」の視点に関しての問題は三人称より一人称の方が良かったかも知れませんね。
指摘された所を意識して改めて読み返してみるとそっちの方が魔理沙の気持ちが伝わったかもしれません。
個人の感情を読ませたいなら一人称の方が効果的、なるほどと言った感じです。

最後に霖之助視点になるオチと言うのも面白そうではあったのですが…
一応魔理沙を主役にして魔理沙の台詞で締めくくりたかったので霖之助の視点は先に出す事にしました。
でもそういうのもアリかもしれませんね。

紫様を出したのは前作のアフターって事もあってなるべく前回のキャラを出したいなって気持ちがあってその為登場しました。
実際半分以上は茶々入れる気持ちなんですが…
結果としては中途半端な位置になってしまった様で、紫様を出すならもう少し絡めた構想を練るべきでしたかもね。

今回で二回目の批評依頼だった訳ですが、ここで意見を聞く度に「あぁそういう手もあるか」と思わされます。
言われたのを全部を使う訳でも無いんですけど他人の意見を聞く事は重要だと私は考えてます。

何かと色々書きましたが一番言いたい事は読んでいただきありがとうございましたと言う事でしょうか。
もし次にまた批評依頼をした時には宜しくお願いいたします。

683 名前:宵闇むつき 投稿日:2007/04/14(土) 06:47:47 [ N6GvPo5Q ]
皆様初めまして。宵闇むつきと申します。
作品集39 「幸せな時間 」 の批評をお願い出来ますでしょうか。

初めて東方SSを書いてから早一年半近く。
自分の中で文章の書き方が変化してきているとは思っているのですが、それが面白さに繋がっているのかが判断出来ません。
ご意見を頂けたら幸いです。

684 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/04/15(日) 12:00:17 [ Jx7Jywjs ]
>>683
批評というより感想といった程度のものですが、数点思ったことを挙げさせていただきます。

まずは、コメントでも触れられていた小悪魔のパチュリーへの呼び方ですが、斬新に思う人が多いと思います。
それを悪くは思いませんでしたし面白いとも感じましたが、読後に至るまで違和感も付きまといました。
やはり斬新なものには、作中で読者に慣れさせるだけの文の量が必要に思います。
今回の場合は小悪魔の会話文の量を増やすことで、違和感の払拭を図れるのではないかと思いました。
とはいえ、文の流れから鑑みるに下手に小悪魔を喋らせるのも難しいような気もします。
そこで、レミリアの登場と同程度のパチュリーと小悪魔のイベントが差し入れてあれば
良いかも知れないと思いました。
また、パチュリーと小悪魔の関係で結んでいる面から考えても、本文中で二人の関係は若干弱く、
そこを補うイベントが欲しいように感じました。

次に、一部、文の繋がりに違和感を感じるところがありました。
時間の経過における区切りごとの繋がりではなく、「だから」や「つまり」を使用した前後の文の繋がりです。
見当違いでしたら申し訳ありませんが、粗筋を意識した反動のように感じました。
一文一文の自然な流れは読者を話に引き込むために有効な手段だと思うので、
時にはプロットを組み直してみるのも良いかもしれません。
繰り返しますが、粗筋プロット云々は見当違いでしたら本当に申し訳ありません。

次に、賢者の石の言葉遊びについてですが、一文だけ「元素」で止めていることが、
竜の目を欠いたようでもったいなく思います。
元素を主語にし、「が」で次の文に繋げるなどしたほうが良かったように思います。
この一説の違和が意味を持っているのだろうかとも考えましたが、私には分かりませんでした。
もし、意味があったのなら読み取れず申し訳なかったです。

最後に、「読む」が「詠む」に誤変換されているところが一箇所ありました。

私が思ったところは、大体こんな感じです。
あとがきを含めた終わり方がとても好きで楽しめました。
こんな感想でも役に立てれば幸いです。
他の書き込みがないのであげておきます。

スレッドというものに書き込むのは初めてなので、不備があったら申し訳ない。

685 名前:宵闇むつき 投稿日:2007/04/16(月) 16:59:40 [ 5Cur5j1M ]
>>684
ご指摘有難う御座います。

>パチュリーへの呼び方。
自分ではこれで大丈夫だと思っていたのですが、それは書いた当人であるが故の錯覚だったようです。
改めて確認してみると、小悪魔を召喚した時点の回想を数行で終わらせずに深く掘り下げて行くなど、イベントを挟めるタイミングがありました。
しかし、肝心の二人の印象を強められなかったのは完全な失敗……。繰り返す事が無いよう、気を付けたいと思います。

>「だから」や「つまり」
これはご指摘を受けて初めて気付きました。無意識に多用し過ぎ、それが違和感に繋がってしまったのかもしれません。
やはり読みながら違和感を感じる文体では意味が無いので、気を付けていきます。

>賢者の石の「元素」
これは語群が足りなかった私のミスです……。
そこに深い意味はありませんでした。申し訳ありません。

>「読む」が「詠む」。
何度も確認しているのですが、誤字は隠れているのですね……。
修正してきました。


最後になりますが、これだけのお言葉、そして楽しんで頂けた、という言葉は何よりも励みになります。
今回は本当に有難う御座いました。
気付けた事、思った事を忘れぬよう、これからも精進していきたいと思います。

686 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/04/17(火) 01:46:03 [ 28oDFvk6 ]
批評依頼の時は出来るだけトリップつけた方が良いんじゃね?
別に本人がよければいいんだけど……面倒な事になるのも嫌だろうし

687 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/06(日) 00:56:58 [ .MDSZ20s ]
浮上させてみたり

688 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/06(日) 03:18:43 [ OdTsk/Zc ]
じゃ、ここぞとばかりに聞きたかったことを書き込んでみる。

みんな一人称と三人称どっちが書きやすい?
あと、三人称で書く時に気をつけてる事とかある?

俺の場合、どうしても三人称だと書きにくくて…なんかコツみたいなのがあったら教えて欲しいなぁ…とorz

689 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/06(日) 04:15:17 [ 2iMXkNf6 ]
センテンスやパラグラフが変わるたびに、同じキャラの名前をそのつど書いてたりすると、少しクドくなるかもしれない。
「彼」「彼女」とかで代用できるのなら、そのほうがいいと思う。
前後で文意が読み取れそうなら、いっそ人称抜くのもアリかもしれない。

後は、一人称以上に心理描写に配慮が必要かも。

690 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/06(日) 04:33:32 [ OyhTZ3Fw ]
 一人称だとなりきりに近い感覚だからノリやすい。
 でも一人称だと、設定説明とか書き損なわざるを
得ない部分が出るから、最近は三人称主体かな。

 三人称使うとき一番気にしてるのはカメラワークかな。
 三人称でも一人称に寄るときがあるし、そうじゃなくても
何を見せたいか、何を伝えたいか、っていうのをきちんと
把握するために意識してる。
 漫画のコマ割りとかネームとかにも似てるのかも。

691 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/06(日) 11:58:39 [ FHGGgUA2 ]
一人称は、スレイヤーズが良くできたんじゃないだろうか。
「何も知らないキャラ」を配置することで、説明セリフにそれほど違和感無かったし。
東方だと難しい気もするが・・・

692 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/06(日) 12:24:46 [ UmGZ2GU. ]
シャーロック・ホームズに対するワトスン君、写楽くんに対する和登さん、
御手洗潔に対する石岡くんみたいなもんか?
天才肌一人だけだとそいつの脳内だけで自己完結しちゃうから、いちいち説明させるため
察しの悪い凡人を聞き役として用意してコンビを組ませるってのは常套手段だからな。

693 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/06(日) 18:36:51 [ GI3lo716 ]
一人称はいわゆる「神の視点」である三人称に比べて色々な制限がつくから
難易度が高いと思う。

1、特定のキャラの視点になるため、地の文での表現や形容が制限される。
 例えば、5歳児の一人称で書いた文に「その光景はまるで地獄を想起させるような
 凄惨極まりないものであった」なんて書いてるとおかしい。
 5歳児の一人称で書くなら、5歳児の可能な言語能力でしか地の文は書けない。
2、特定のキャラの視点になるため、描写出来るものがそのキャラに見えるものに限定される。
 例えば、「一般人の目には見えないくらいの早さの戦闘」を一般人の一人称で書くとなると、
 何が起こってるのか描写することは不可能になる。

でも一人称はキャラを正確に把握できてると読者を容易に物語りに引き込むことが出来るので
挑戦する価値はあり。
また三人称で書くときの留意点と言うと、意図せず一人称視点が混入しないようにすること。

あと慣れないうちに一人称で書いていて、地の文が解説的になってしまうことが多々あるな。
解説的な一人称視点がどういうものかは、「シャドウゲイト」でぐぐるとよく分かる。

694 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/06(日) 23:36:29 [ OdTsk/Zc ]
688だが色々と勉強になった。ありがとう。
ほとんど一人称っていっても、一人称自体がまだまだ書けてないからなぁ…こっちも参考にして頑張ってみるよ。
なんとか両方ちゃんとしたのが書けるように…

695 名前:椒良徳 投稿日:2007/05/13(日) 12:44:10 [ LlxmUtE6 ]
初めまして、椒良徳と申します。創想話の常連になれたらよいなと思っているしがない男です。
さて、このたび最新作品集に「神主を探して」という作品を投稿させていただきました。
もし、よろしければ、ここがダメだとか、ここをこうすればもっと良くなるのにといったことをお聞かせ願えませんか。
なにとぞ、よろしくお願いします。

696 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/13(日) 18:19:47 [ I3vFkRpA ]
>>695
ではいち読者として、思ったことを。

まず、当該作品以外の氏の文章を読んだ事がなく、あの文体が故意であるのか素であるのかは解りませんが……。
テンポ良く文章を並べようとしたんだろうな、とは思うのですが、あまり効果は無いように思われました。
地の文は確かにハイテンポなのですが、所々の台詞で足止めされてしまう、と言うか。
また、展開されるストーリーも、大意はともかくとしてビジュアルが伝わりにくい箇所が多々あります。書き手の内部では映像化されているのでしょうが。
これは私の読解力が低いだけという可能性もありますけど。

あとがきで仰られているように、作者氏の東方世界では『神主』というキャラ(?)が占める部分が大きいのでしょう。
けれど、あまりにその比重が大きすぎるために、その他のキャラがお座成りになっている様に見受けられます。
辛口に言えば、作者の考えたオリキャラが幅を利かせる二次創作小説とも言えてしまうかもしれません。
今後もこの路線を辿るつもりであるなら、それは厳しい評価を得る可能性もあります。ご注意を。

当方も素人な身で否定的な意見ばかり述べてしまいましたが、良かったと思う部分もあります。
地の文のテンポは独特で、もう少し台詞とのバランスが取れていれば非常に読み易かったと思います。
思うに、もう少し短い作品だと最後まで勢いを持続させられるのではないでしょうか。

辛口意見で申し訳ありませんが、何らかの参考になれば幸いです。

697 名前:椒良徳 投稿日:2007/05/15(火) 00:52:25 [ /c4cPSdY ]
拙作を読んでいただき、誠に有難うございました。

>テンポ良く文章を並べようとしたんだろうな、とは思うのですが、あまり効果は無いように思われました。
>地の文は確かにハイテンポなのですが、所々の台詞で足止めされてしまう、と言うか。
>また、展開されるストーリーも、大意はともかくとしてビジュアルが伝わりにくい箇所が多々あります。書き手の内部では映像化されているのでしょうが。

仰せの通りで、私の中では映像化されているのですが上手く文章で表現できません。
書きたいことに文才がついていってないのです。
今後研鑚を積みたいと思います。

>あとがきで仰られているように、作者氏の東方世界では『神主』というキャラ(?)が占める部分が大きいのでしょう。
>けれど、あまりにその比重が大きすぎるために、その他のキャラがお座成りになっている様に見受けられます。
>辛口に言えば、作者の考えたオリキャラが幅を利かせる二次創作小説とも言えてしまうかもしれません。
>今後もこの路線を辿るつもりであるなら、それは厳しい評価を得る可能性もあります。ご注意を。

私としては単なるネタとして書いたのですが、そういう解釈もありましたか。
たしかに、「神主」というオリキャラが跋扈する小説ということになりますね。
今後は気をつけたいと思います。まあ、神主を出すのはこの作品で終わりですが。

>地の文のテンポは独特で、もう少し台詞とのバランスが取れていれば非常に読み易かったと思います。
>思うに、もう少し短い作品だと最後まで勢いを持続させられるのではないでしょうか。

良いお言葉有難うございます。
ちょうどいま、短編にチャレンジしているので、またこちらのスレのほうで批評して頂きたいと思います。

698 名前: ◆5jTrVrP7oc 投稿日:2007/05/22(火) 11:27:27 [ QzPj4qyQ ]
はじめまして。最近創想話にちょくちょく投下させて頂いてる者です。
早速ですが、作品集その40の「その志は宵闇を斬れるのか」を批評お願い致します。
何分、地の文章がしっかりできているかどうか不安です。
どうぞよろしくお願い致します。

699 名前: ◆5jTrVrP7oc 投稿日:2007/05/24(木) 01:00:35 [ CxOO5Xt. ]
見直しの甘い作品を批評していただき感謝感激です。
ありがとうございました。

700 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/27(日) 08:57:08 [ 3v4qRmFc ]
>>698
今更ですが、読みました。
多分、作者さんはバトルが描きたかったのだと思いますが、バトル以外の部分が
足りなすぎると思います。
原作でほとんど絡みの無いキャラ同士を絡ませるには、それだけの説得力が必要
です。そうでないと、読者も話に入っていけません。

まずルーミアがふらふらと冥界までやってくることが違和感あります。
目的もなく彷徨う妖怪とはいえ、冥界まで来るならそれなりの理由が欲しかった。
そして、妖夢についても侵入者だから撃退する、というだけの理由しかありません。
結果的に、バトルだけがあって話に中身がありません。
バトルを描くには熱さが欲しいです。読者の血を滾らせるようなものが。
そのためにはバトル以外の部分をきっちり描いて、十分に読者の気分を盛り上げて
やらないと、読んでいても妖夢の必死さが伝わってこないのです。

あと、これは個人的な感想ですが、ルーミアのイメージが私の持つものと違いすぎ
ました。なので私から見るとこの点が一番痛い。正直、序盤のルーミアの台詞で
違和感があって、以降読んでも気が乗りませんでした。
作者さんが東方のルーミアをどう捉えているかにもよるのですが、私のイメージ
ではルーミアはもっと能天気で、切りつけられても平気で向かってくるようなタフさ
はありません。
あとがきによると、戦う相手は誰でもよさそうなことが書いてあるので、バトルを
させたいがためにルーミアを歪めてませんか?

以上、辛口ですみません。熱いバトルは私も好きなので頑張ってください。

701 名前: ◆5jTrVrP7oc 投稿日:2007/05/27(日) 15:21:57 [ lbnqQmzY ]
>>700
ご指摘通り、戦闘を書きたいがために書いたものです。しかしそれ以外が疎かになったようで。
ルーミアを冥界に登場させる理由も上述した通り、深く考えていませんでした。
そしてキャラ自体の認識も甘く、ご指摘通りルーミアというキャラを捻じ曲げて書きました。

二次創作であることに意識が薄かったです。
ルーミア好きな方が読まれると、不快に思われてもおかしくないかもしれないですね。
キャラに対しての理解をもっと勉強して、小説のあり方についても勉強していきます。
辛口なご批評、ありがとうございました。

702 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/27(日) 21:04:27 [ nRJRF7DE ]
最新作品集(作品集41)の「真っ紅で大きな、いちばん星」の批評をお願いします。

感想欄に書いてくださった方の言うとおり、前作同様盛り上がりや熱さに欠ける作品だと自分では思っています。
盛り上がりに欠けるのはSSにとって致命的だと思うので、よろしければ作品の批評と同時に作品内での盛り上げるにはどうすればいいかというのを教えていただけると幸いです。

703 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/28(月) 01:11:31 [ jet2/zcU ]
もうだめぽ。
東方だけじゃなくてなんにもかけなくなっちまったっぽ
もうお終いだ。ウワーン。

704 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/28(月) 01:56:20 [ bSi4PUW. ]
>>702
 拝見させていただきました。
 投稿作数五つにも満たないしがない新人の意見ですが、話の盛り上がりについて思ったことを書かせていただきます。

 まず批評ですが、戦闘全体が少し淡白に感じられました。説明口調が多めなので、戦闘のスピード感が損なわれているように思いました。弾幕の表現も説明口調になっていて、私にとっては華々しさが少々物足りなかったです。
 話の構成についてです。大まかな流れは非常に面白かったです。ただ、霊夢に戦いを挑んだ者達はそれぞれが特別な思惑を抱いていたはずです。紫、レミリア戦では、ネタばらしをしないまでも、もう少しこの戦いに特別な意味合いを持たせるような描写がほしかったです。本作品ではレミリアの本気さがイマイチ伝わってきませんでした。恐らく作者様は意図的に(特に紫)明言を避けたのでしょうが、なんとなくとんとんと話が進んでしまい、そのせいで事件首謀者の意気込み、覚悟までが少し減少してしまっているのではないかと感じられました。

 次に、盛り上げるにはどうすればいいか、ですが、申し訳ないことに私の経験が少ないため、これといった方法を知りません。ガイドラインみたいなものはネット上にもあるようなので、そちらを参考にされるといいかと思います。なので、今回は本作品を元に私ならどう描写するか、という書き方でアドバイス(というか一つの意見)をしたいと思います。

1) 対紫戦 : 一度は破られているスペルなので、普通に読むとただの遊戯にしか感じられませんでした。
以前見たスペルとは全くの異質。縦横無尽に張り巡らされたおびただしい程の弾丸は正に結界という名に相応しく、針の一本通す隙間すら見当たらない。(流石は大妖怪と言われるだけはあるわね)
・・・ 戦闘に特殊性を持たせるのと同時に、多少余裕の霊夢を書いて強さを示してみる。

2) 対レミリア戦 : 人にもよると思いますが、もう少し仰々しさを出してもよかったんじゃないかと。
レミリアの纏う空気が一変した。吸血鬼が小さく笑い、目を閉じる。そしてその背にある翼が伸びるのを合図に、森、大地、空が消えうせ、世界は紅に蹂躙された。
スカーレット・デビル。紅を纏い、運命を弄ぶ夜の魔王。その姿を見るのはあの事件以来だ。
「」
空気を裂いて届いた言葉に畏怖を覚え、開かれた真紅の瞳に私は戦慄した。
・・・ 情景描写と同時に色も強調して、イメージをある程度固定させてみる。

以上、この二人をかなり濃く描いて、その後に控える首謀者に対する期待感を上げようという試みです。
後、時間の経過があるようなので、ラストはその分の成長を強調してもよかったのではないかと思います。ぶっちゃけ作者様のオリジナルスペルくらい出してもバチは当たらなかったような……。

長文、駄文で申し訳ないですが、一読者の意見として受け取ってもらえれば幸いです。肌に合わないようでしたら無視しても一向にかまいませんので。色々な意見を参考にして、作者様に合った書き方を見つけていただければと思います。

705 名前:乳脂固形分 ◆U/bVtG6eAA 投稿日:2007/05/28(月) 17:46:35 [ EK7rHpVQ ]
最新作品集(作品集41)の二作
『東の善き魔女のためのカルテット』
『今は亡き姉妹のためのコンチェルト』

について作品の批評をお願いしたく思います。

レートは高く、読んで頂けた方には好評を得られているようなのですが、点数的にはあまりふるわなかったようです。
今回はかなり気合を入れて臨んだつもりで、特に、〜コンチェルトの方には力を入れておりましたので、かなり落胆しております。
原因がどちらにあるのか、ご教授いただけたらと思います。
また、コメントにて説明がくどすぎる旨の指摘を受けていますが、こちらについても皆様のご意見をおうかがいしたいと思います。

文章的にも未熟で乱雑な部分がいくらかあると思っておりますので、そちらについてもご指摘を頂ければと願っております。
どうかよろしくお願いします。

706 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/28(月) 18:00:46 [ IL3mA01s ]
>>704
やはり淡白でしたか……。
これからの課題ですね。
批評、ありがとうございました。

707 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/28(月) 18:16:43 [ M5v5HN5Y ]
>>705
今はSSコンペの感想投稿が締め切り間際の大詰めで、創想話読者のうち相当な数がそちらに流れています。
そんな状況で、あの長さの作品を読む人はあまりいないのではないでしょうか。
作品自体に問題があるとか、そういう内的要因ではなく外的要因のせいで点数が低いと判断します。

708 名前:704 投稿日:2007/05/28(月) 19:17:58 [ bSi4PUW. ]
>>702
 追記になりますが、戦闘描写については読者の視覚聴覚嗅覚に訴えかける表現があれば臨場感が増して盛り上がるらしいです。
 例えば「袖が破れる」だけではなく、そこに袖の焦げる匂いを足してみる、等です。
 しつこいようで申し訳ない。orz

709 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/28(月) 19:47:36 [ 0TI8qAZQ ]
>>703
スランプなんて誰にでもある。
しばらく創作から離れてみるといいよ。
好きならそのうちじわじわと何かが湧いてくるもんだ。

主にネチョいのが。

710 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/28(月) 23:47:58 [ /MwlUEsc ]
ネタはあるのに作品に出来ない。
こんなスランプが来るとは思わなんだ。

711 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/29(火) 23:08:37 [ GfhdSNts ]
作品のネタはあるのに筆が追いつかないなんて年中のことだったりするよ。
書きたい時は書く、書きたくない時は遊んだり知識蓄えたりするでおkじゃないかな。
プロであるなら困る他人が出てくるけれど、アマチュアだったら困るのは自分一人。

712 名前:ま〜れお ◆apyDHAItoo 投稿日:2007/05/31(木) 18:16:25 [ vWCzFM/I ]
作品の批評をお願いしたく参りました。
作品集38『きまぐれあくま、そわそわちしきじん』
作品集39『桜花之恋塚』
の二作です。

短く軽めの、話の無い話ということで書きました。
特に地の文や雰囲気の作り方、展開のさせ方などのご指摘が頂ければと思います。
どうかよろしくお願いします。

713 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/05/31(木) 23:12:42 [ R779d0.g ]
スランプ時にお勧めの本。

N,ゴールドバーグ著「魂の文章術」

いわゆる「小説の書き方」の本なんだが、技法的な側面ではなく、
作家の精神性や自己肯定、書く際の心構えについて言及してある良書。
ぜひ。

714 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/01(金) 07:41:32 [ 2LkS.9Vc ]
ま〜れお様。
二作品読ませていただきました。
地の文は読みやすく、よく雰囲気が出ていて、よくかけていると思います。
すんなりと情景が頭に入ってきました。
これ以上のものを求めるというのでしたら、私がなにか申し上げる事は出来ません。
眼の肥えた読者の登場を待ってください。

715 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/01(金) 17:55:33 [ C2pr8zuA ]
>>712
 両作品拝見させていただきました。

 短く軽めで雰囲気重視ということで評価するなら、私の方からは特に意見は思い浮かびませんでした。
 なので、作品が少し重くなってしまうかもしれないということ前提で、+αとして思ったことを書きたいと思います。

◆『きまぐれあくま、そわそわちしきじん』
 タイトルの通り、フランについては気まぐれあくまという言葉がぴったりはまっており、非常にわかりやすかったです。ただ、パチュリーもそわそわ感は出ていたのですが、精神面、性格面がいまいち掴めませんでした。
 フランの嫌いか、という質問に対する答えから察すると、随分フラットな性格なんだな、というのが第一印象でした。迷惑だ、というマイナス面しか挙げていないことから、ひょっとして内心嫌っているんじゃないか、ともとれました。
 で、最後にはどちらかというとパチェの心情はプラスの方面にシフトしているようなのですが、最初抱いたパチェの心情とのギャップが少し大きかったように感じられました。
 なので、文章量を増やしたくないようでしたら、パチェの心理描写の際に改行を使って空白を入れ、タメを作ってみるとか、少し長めの時間経過がとれるような描写を入れてみるなどをすれば、心理面の具体的な描写なしでも読者の方(主に私ですが)も「あぁ、何か考えてるのかな」と、思えたんではないかと思います。
 一言で言うと、文のテンポの良さに心理変化がついていけてない感じがした。といったところでしょうか。対人関係が不器用なパチェは個人的には好みだったりするんですが。
 蛇足ですが、今の文章そのままで、話の最後にフランがなぜ親切にするのか、という質問をして、パチェが気まぐれよ、とか言ってくれれば、タイトルとの兼ね合いもあって上手くまとまったのかな、なんて思ったり……。

◆『桜花之恋塚』
 ちょい暗めのいい雰囲気なお話でした。幽香の話で霊夢が少し慌てていることを見ると、ひょっとして先代が埋まってるのかな、なんて思ったり。

 桜の木の下の話ですが、想像力を掻き立てる描写でしたので、これはこれでよかったんではないかと思います。ただ、私の場合そのお蔭で想像が拡散してしまい、インパクトに欠けてしまった感がありました。ましてやこの話は結構有名(だと思っている)なので、それだけを用いたのでは少し味気ない感じがします。
 事細かい描写は不要だと思いますが、読者の想像に志向性を持たせるような描写があれば、さらに雰囲気が出たのではないかと思いました。

 以上、長文駄文で申し訳ないですが、一読者の意見でした。

716 名前:ま〜れお ◆apyDHAItoo 投稿日:2007/06/02(土) 00:14:59 [ zt0bjKYQ ]
>>714
私の以前の作品から比べ(私の思うことには)、随分文章を変え
全体は短いながらも一文に割合多めに文字を詰め、更にほぼ行間無しという
ある意味試験的な作品ですが、そう言ってもらえると嬉しい限りです。

>>715
どうも、批評感謝です。
まずきまぐれ〜の方から。
>一言で言うと、文のテンポの良さに心理変化がついていけてない感じがした。
私はこの作品を書いている際に、静かで落ち着いた、ゆったりとした雰囲気を
漂わせたいという心持ちで居たのですが、確かにご指摘通り心理変化に対し流れのテンポが速すぎたかもしれませんね。
またそれにも関連しますが、パチュリーの心情描写についてはフランドールに翻弄されている様を出そうと、
あえて描写していないようなところもあるのですが
>パチェの心理描写の際に改行を使って空白を入れ、タメを作ってみるとか、少し長めの時間経過がとれるような描写を入れてみるなど
なるほど、今後参考にさせていただきます。
>話の最後にフランがなぜ親切にするのか、という質問をして、パチェが気まぐれよ、とか言ってくれれば、タイトルとの兼ね合いもあって上手くまとまったのかな
その発想は無かったわ、とそんな冗談はさておき、その辺りの作者の発想力にも依存する部分については今後鍛えていきたいなと思います。

>ひょっとして先代が埋まってるのかな
多く在る桜の中に、いくつか他より一回り大きな桜の木がある。
その桜の数を数えてみると実は先代の数と……、とそんな設定を考えたりもしてましたが、結局なんとなくで出さず終いでした……。
>想像が拡散してしまい、インパクトに欠けてしまった感
実はもっとゾッとするような感じにしたかったのですが、いやはや力量不足ですね。精進します。
>ましてやこの話は結構有名(だと思っている)なので、それだけを用いたのでは少し味気ない感じ
これについては一応、蓬莱人形 〜 Dolls in Pseudoや紫の桜、墨染の桜(西行妖)を用いて幻想郷風にアレンジを加えたつもりでしたが、やはりあっさりし過ぎていたという感じでしょうか。
>読者の想像に志向性を持たせるような描写
課題ですね。

さて、両氏とも拙作を読んでいただき、本当にありがとうございました。
これを糧にこれからも頑張ります、というのは使い古された言葉で形式的な感じもしてしまいますが
まずはもう一作品、書いてみたいと思います。
それでは。

717 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/02(土) 23:08:11 [ bldIX346 ]
「呼吸が読めない」

鴉天狗と対峙した紅美鈴は自分が立たされている状況を理解した。
鴉天狗は独特の肺機構を持つ。 呼吸器には常に酸素で満たされているため
基本動作である吸う吐くというという行動がいらない。
それは攻撃のタイミングを全く読むことが出来ないことを意味した。

美鈴は心の中で彼女に蹴撃を放ってみる。
鴉天狗は風を読むことができる。それは同時に自分の呼吸を察知できることを意味する。
何度やっても同じだった。
このままでは負ける。
だがそれは彼女も認識している筈である。
幸い鴉天狗は自分の勝利を確信して私を見くびっている。

刹那、多量の弾幕が美鈴を襲った。
もっともそれは自分を狙ったものではないあくまでパフォーマンスと力量の差を誇示するためだ。
自分に向けられた弾幕は僅かに四つ。 
急降下してやり過ごす。 地に足を着けるために。
狙うは鴉天狗が自分を追撃したその一瞬

美鈴の読みどおり鴉天狗も急降下を始める。自分の目的を見破られないようにするために息を止める
鴉天狗はキャメラを構えていた。この面妖なカメラで攻撃するつもりなのだろう。
後は自分の心の中のシナリオにしたがって体を動かすのみ。
即物的かつプログラムチックな行動に体を委ね
鴉天狗の目の前でパンと手をたたいた。
猫騙し

一瞬動きが止まる鴉天狗目掛け片足は宙を舞う
筋力を総動員した踵落とし
目指すは鴉天狗の後頭部

こんな感じですか?わかりません

718 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/02(土) 23:17:20 [ bldIX346 ]
ボケた修正

それは彼女も認識している筈である。
幸い鴉天狗は自分の勝利を確信して私を見くびっているように見える。

719 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/03(日) 09:05:01 [ AYZBsork ]
>>呼吸器には常に酸素で満たされているため

呼吸器は(が)常に酸素で満たされているため

>>もっともそれは自分を狙ったものではないあくまでパフォーマンスと力量の差を誇示するためだ。

もっともそれは自分を狙ったものではない、(。)あくまでパフォーマンスと力量の差を誇示するためだ。

後は一人称を基本として書いてあるのに、
>>だがそれは彼女も認識している筈である。
ここだけ三人称であります。文章力は問題ない範囲だと思われます。

720 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/03(日) 09:16:24 [ AYZBsork ]
>>刹那、多量の弾幕が美鈴を襲った。
>>自分に向けられた弾幕は僅かに四つ。 

追記。多量の弾幕と、僅かに四つ、っていうのは食い違ってます。
もしかしたらばらまかれた弾幕の中で自機狙いが4つって表現?

721 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/03(日) 22:55:29 [ L1iLgqE6 ]
多量の弾幕があっても実際に避けるべきは4つほどという意味ですね
シューター的な考え方です

722 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/03(日) 23:21:48 [ EcuXa/h2 ]
そもそも弾の集合体である弾幕を四つと個数で数えるのが
おかしいような気がするが……
第四波とか四種類という表現なら分かるが。

723 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/04(月) 00:03:39 [ /.8cA0c2 ]
なんだろ、理屈では分かるんだけど文面だけを追うと
「「多量の弾幕」なのに「僅か四つ」?」
って感じで、イメージに微妙な食い違いが生じてしまう気がする。
もう少し、自機狙い以外の弾は一種のダミーであると感じさせるための補強があるといいかも。
俺だったら

「事実、自分に向けられた弾幕は僅か四つに過ぎない」

とでもするかな。これだけでもだいぶ違ってくると思う。
まあちょっとしたテクニックとでも言うか。

724 名前:つづき 投稿日:2007/06/04(月) 00:38:42 [ ojySPDzo ]
少し訂正 「避けるべき弾幕は四つに過ぎない」では文量が多いので

しかし”避けるべき”弾幕は僅か四つ
急降下して体を捩じらせてやり過ごす。 地に足をつけるために。
狙うは鴉天狗が自分を追撃した一瞬

美鈴の読みどおり鴉天狗は急降下を始めた。 視線が自分に向くのを確認して
目的を悟られないよう息を止める。
後は自分の心の中のシナリオに従って体を動かすのみ
相手の懐に飛び込みパンと手を叩いた。
猫騙し

一瞬動きが止まる鴉天狗目掛け片足は宙を舞う。
筋力を総動員した踵落とし
目指すは鴉天狗の後頭部
だが流線型の物体が背中を走る風の流れに気づいた鴉天狗の体勢も動き出す。

美鈴の足に鈍い反応が過ぎった。 攻撃は命中している。 しかし
鴉天狗の放った閃光が一瞬美鈴の正確な動きを阻害した。
鴉天狗にダメージを与えることに成功したものの致命傷には至っていないことは明らかだ。
万事休すか

もはや鴉天狗の反撃を待つのみとなったがいつまで経っても攻撃は来ない。
何故?
ふと見上げると鴉天狗はとうに間合いをとって深々とお辞儀をしていた。

「いやあ怪我した甲斐がありました。 美鈴さんのスカートの中身ありがとうございました。」
美鈴は鴉天狗が何を言ったのか理解できなかった。
脳内の全処理能力を身体制御に回していたからかも知れない。
「はあ」と返すのがやっとだった。
「新聞じゃどうしても赤字なんです。 美鈴さん美人だから高く売れるんです。」

「ありがとうございました」と言って帰っていく鴉天狗を呆然と仰ぎ見ながら
緊張の糸がぷつりときれたせいで襲ってくる疲労と自分の処理能力を超えた出来事のために
美鈴はただ立ち尽くすしかなかった。

725 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/07(木) 11:52:17 [ Q19vPFMA ]
よろしければ作品の批評をおねがいします。
創想話の現在の作品集「もこ meets けーね」です。
 
文章は勿論ですが、Webに掲載する上での構成と言うか
見た目として読みやすいか、も批評していただけたら幸いです。

726 名前:羽鳥 投稿日:2007/06/07(木) 18:53:56 [ 73mutw82 ]
こんにちは初めまして、羽鳥というもんです。
作品批評もとい質問をさせて頂きたく歩いてきました。
批評していただきたいのは現作品集の「風見さんの向日葵の在り方」
なるべく不思議な雰囲気を作りたく、*毎(或いはキャラ毎)に文章の書き方を変えてます。
それに関しての意見も出来たらお願いします。読みづらいとか。

それと質問はどこまでがオリキャラか。
「風見さんの向日葵の在り方」では人間男を出しました。
オリキャラ嫌いの方もいらっしゃるかと思いますが、どこら辺までがオリキャラ扱いされるのでしょうか。
これは完璧に人それぞれの感覚だと思うので、こんな感じじゃね?程度で。

お時間あればよろしくお願いいたします。

727 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/07(木) 22:55:31 [ X15OFzTc ]
何言ってるのかわかんねー。
どこら辺までもなにも、
一次に出てこないキャラクターのことをオリキャラと言うんじゃないのか?

728 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/07(木) 23:40:56 [ WDeQ//2k ]
>>726
段落ごとに雰囲気を変える手法自体は悪くない。
でもセリフオンリーのスタイルに限っては、作品の格が下がるのでやめた方がいいと思う。
あと一番最初の段落は意図的に回りくどい表現で雰囲気作りを狙っているのだろうけど、
正直支離滅裂という印象の方が強いので、出だしのツカミに持ってくるのは不適だと思う。
あとレミリア絡みのシーンはカットした方がすっきりまとまると思う。
ホラーの演出はなかなかうまかった。びくびくした。

オリキャラについては、これくらい自己主張してればオリキャラに分類されると思う。
村人Aというには、存在感が強い。阿求と関連付けることによって個性もつけられてるし。
乱暴な言い方すれば、セリフが一つでもあればオリキャラと言っても過言じゃない。

ちなみに、俺は別にオリキャラ出てようが気にしないぞ。ちゃんとSSになってればだが。
SSを書くためにオリキャラを使うのか、オリキャラを使うためにSSを書くのかさえ間違えなければいい。

729 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/08(金) 00:27:53 [ 73xfGnK6 ]
>>725
厳しい言い方になるが、改行と行頭空白をどういう基準でつけてるのかが解らん。
正統な文章作法に基づくなら、行頭にはすべて空白が付くし、
改行はセリフの前を除いて句点の後にしか行わない。
ネット小説独自の作法に基づくなら、行頭の空白を省略するとかもアリだが、
それならそれで統一すべき。段落の最初だけ空白がつくとかはありえない。
自動改行がされないように改行入れるのもアリだが、
俺の環境だと長い行は結局自動改行されているので意味が無く、かえって逆効果。
演出の都合上、どうしても自動改行されるのが嫌なら、最初に
『――――この行が全部表示されるようにウィンドウ幅やフォントを調整してお楽しみください――――』
とか注意書きを入れるべき。
俺なんかは流し読みするタイプだから、文章作法は気付かずスルーすることも多いが、
こういういい加減さが許せない人も多いので注意。
文章作法についてはググれば丁寧に解説してるサイトが出てくる。

次に、改ページ(シーン転換で改行入れまくる所)が多すぎる。
改ページは段落間ではなく、章間で使うもの。
それ以外の区切り部分では、改行3〜5個くらい入れとけば十分。

あと丸括弧( )を地の文の手抜きのために使っているように感じたので、
次回は丸括弧を封印して書くと、地の文の上達につながると思う。

730 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/08(金) 00:46:20 [ oeQz4SdM ]
>>729
大変参考になりました。
行頭空白は最終的に決めあぐねてうろうろした名残でグダグダになっています。
次からは最前提として気をつけます。
 
改ページについては自分の環境で大体一画面になるようにしたのですが
よく考えたら、と言うか考えなくとも皆が同じ環境な訳がないのですよね、すいません。
『――――この行が全部表示されるようにウィンドウ幅やフォントを調整してお楽しみください――――』
↑の案は大変参考になります。
 
()については手抜きと言うか、読み手の気を紛らわすタイミングで入れたつもりでしたが
手抜きと見えると言う事は全然上手くいっていなかったみたいです。以後調整します。
 
曖昧な賛同より的確な批判の方が嬉しい初心者ですので、大変参考になりました。
ご意見ありがとうございました。

731 名前:羽鳥 投稿日:2007/06/08(金) 21:44:10 [ DKIAf6SY ]
>>727
文章下手でマジゴメン。

>>728
>セリフオンリーのスタイル
幽香さんの家では台詞オンリーにしてみました。
静かな空気の中言葉だけが交わされる、奇妙な空気を目指してました。
あとは幽香さん家が検討もつかないというのも。

>一番最初の段落
東方の妖怪らしさを目指しましたが、失敗したようです。精進精進。

>レミリア絡みのシーン
お嬢絡みは全部後付けなんです。
書き終わった後に物足りなさと妖怪らしさが足りなかったかと思い追加しました。
どうしても最後の実は全部紅向日葵の伏線(にしては近いかもだが)、
紳士な妖怪らの本質等を書くのに丁度良いと思いましたが、難しいですね。

オリキャラ関連の意見もありがとうございました。
冒頭にオリキャラ注意と書くのはあまり好きではないので、
どの程度までなら平気かなと思い尋ねてみました。
やはりと言うのも変な表現かもしれませんが、台詞一つで、と考えていきます。

お二方返信ありがとうございました。よろしければまたの機会お願いいたします。

732 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/14(木) 14:10:38 [ LdDLGW.E ]
最近過疎だな
ホーゲッショーが絡んでるのかな

733 名前:柊一 ◆4kNJblDpUo 投稿日:2007/06/18(月) 21:49:48 [ 44VVzMqw ]
初めまして。
早速ですが、作品の批評をしていただきたく参りました。
作品集41「殺人鬼が消えたわけ」と最新作品集「永夜の紅魔館」の2つです。
まだまだ未熟者で未熟な作品なので、毒舌辛口な評価でもかまいません。
よろしくお願いいたします。

734 名前:柊一 ◆4kNJblDpUo 投稿日:2007/06/18(月) 22:04:45 [ 44VVzMqw ]
って、うっかり上げてしまったorz
申し訳ありません。

735 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/18(月) 23:21:38 [ E5gZHRUI ]
いや、このスレ的にはageでいいんじゃないか?w

736 名前:kusa 投稿日:2007/06/18(月) 23:34:48 [ 6Cxjm5Ak ]
はじめまして。
作品集41の「紅魔夜行」と
最新作品集の「ねがいごと」を批評してください。
前者はさらっと読めるようにしたかったので
読みにくい部分とかがあれば
後者はさらっと読めてかつ、考えさせるような内容に
したかったのですがどうでしょうか?

737 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/18(月) 23:56:22 [ WTnSeI7s ]
本当に書きたいネタはバトル物ばかりなのに
気合入れて書いたバトルSSは評価やコメが付かず
その片手間に筆休め程度で書いたまったり物SSは好評でコメもたくさん

こんな俺はどうすればいいんだ…

738 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/19(火) 00:03:17 [ 3vF0ua1U ]
>>737
バトルものは書籍ですら読みにくいものはとこっとん読みにくい
横書きなうえにブラウザで読まされるのならなおさら。日本語は本来縦で読むものだし
なので読まれにくいのは仕方ないと言えば仕方ない。諦めろ

と言うだけだったら意味がないな
読みやすくするのが一番手っ取り早い。改善を求めるなら晒せ。話はそれからだ

739 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/19(火) 00:32:40 [ L9tgjw5M ]
>>738
バトル物:作品集23 萃香のある1日
     作品集28 東方幽幻闘 〜 Stage1 vs藤原妹紅
     作品集38 東方幽幻闘 〜 Stage2 vs八雲藍

まったり物:作品集24 萃香とフランドール

ってな感じなんですけど、もし良かったら読んで頂いて
どうしたらいいか、などを教えていただけると嬉しいです

740 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/19(火) 00:38:09 [ VDrqzyiY ]
>>736
二つとも読ませて頂きました。
私の受けた印象としては、共に作者様の意図は達成されていると思います。大きな問題点もなく、さらっと楽しめ、読後感もよかったです。
ただ、ここが全然ダメというような部分はないと思うのですが、全体的に地の文、セリフとも不自然さが感じられました。そこまで目に付くものではないですし、書いていく内に慣れるとは思いますが…
あとは、やはり文章量の不足…でしょうか、確かにさらっとは読めるのですが、さらっとしすぎて説明不足になっている観もあります。
こういったジャンルの短編(和み系)ですと、例え若干完成度を上げたとしても、評価は伸び悩むかと思います。
見せ場を作り、長編にするか、ギャグ等を混ぜるという手もありますが、こういった作品にこだわるのでしたら、評価は気にせずに書き続けられるとよろしいかと。
個人的な意見を言わせて頂ければ、得点を入れようとまでは思わないが、読んで損はない作品、というように感じました(実は入れていますが)。失礼な事を言って申し訳ありません、ただ、純粋にさらっと楽しめる作品で、とてもよかったと思います。

741 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/19(火) 02:53:29 [ 3vF0ua1U ]
>>739
悪いがはっきり言うと話自体が面白くない
とりあえず殴り合っていたり弾避けていたりするだけで楽しいのは大概視覚に訴えかけるエンターテイメントばかりだ
文章で勝負する以上、そういった作品と同じ土俵に立ったって勝てるわけがない。F1レースに百メートル走オリンピック走者が出ても轢き殺されるだけだ

知っていると思うが物語を構成するうえで重要な要素に「序破急」がある
物語の展開にテンポを付けて、相手を飽きさせないのに必要な要素だ。プロットを立てる時にこれを意識しないとだめ
で、それに加えて言うとバトルものっていうのはお膳立てが大事なんだ
巌流島の決闘で武蔵が遅刻したり櫂削ったり小次郎敗れたりがなかったりしてみろ。ただ単に燕返し出す前に殴り倒されただけだぞ。色んな意味で泣ける

742 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/19(火) 03:56:00 [ VDrqzyiY ]
740だが…『観もあり』の部分は『感もあり』だったか、一瞬こんがらがっちまったい。

743 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/19(火) 04:41:44 [ L9tgjw5M ]
>>741
描写力不足と言うより
そもそものネタと話の構成がダメってことでしょうか。

ありがとうございます。
精進してみます。

744 名前:柊一 ◆4kNJblDpUo 投稿日:2007/06/19(火) 18:20:58 [ XgZUWBDw ]
>>740
評価ありがとうございます。
文の不自然と量の不足、ですか。
たしかに書き終わってから、この部分はもう少しいい表現があったんじゃないかとか、ここにこういうものを入れたらこういう展開にできたんじゃないかとか、後悔に反省が絶えないです。
もっと表現に幅を増やして、これからも頑張っていこうと思います。

ついでに、
>早速ですが、作品の批評をしていただきたく参りました。
今見直したらこの時点ですでに不自然さが顕著に現れてると気付いたorz ナニヤッテンダオレハ……

745 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/19(火) 23:52:39 [ njifA/4g ]
これからSSをうpろうかと思っているのですが、曲の歌詞をそのまま使っているので
某管理団体に物言いを受けそうでためらってます。

誰かご教授ください

746 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 00:12:42 [ oLRaGUo2 ]
個人的にはあんまりよろしくないのではないかと思う<歌詞そのまま

どういう状況でその歌詞を使うのかはわからないけど、
何だったらいっそ自分で歌詞を作ってやればいいじゃないか。
せっかく貴方が書く貴方のお話なんだから、
その中で歌われる歌が貴方のものであってもいいんじゃないかな。

747 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 00:24:28 [ BhtPtu1w ]
>>746
レスサンクス
やっぱOUTっすか…とある歌とゲームに触発されて作ったものなんで
何か面影を残しておきたいと思ったので…

>その中で〜
そ、そんな詩人な台詞自分にゃぽっと出てこない…orz

748 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 00:29:43 [ zinjogQI ]
分量にもよるんじゃないかと思うが。
一〜二行程度なら引用の範囲内じゃね?

まあ、あくまで俺の考えでは、だけどな。

749 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 00:50:26 [ BhtPtu1w ]
使用量は4フレーズ(4行)分なんですが…
個人的には残しておきたいんですけど、お勧めできないなら
その部分を練り直して出直します。

750 名前:746 投稿日:2007/06/20(水) 01:20:02 [ oLRaGUo2 ]
>>749
ごめん、ちょっと待った!
過去に一曲丸ごと引っ張ってきたバカが居たんで、
その前提で話をしちゃった!

確かに748氏の言うように分量によると思う。
その歌詞がお話の印象を強くするために一役買うんだったらアリかな。
(最悪、引用する歌詞の出典を明らかにしておけば大丈夫じゃなかろうか)

>そ、そんな詩人な〜
自分で書いてて恥ずかしかった上に
そんな風に言われると照れるじゃねぇかぁ。

751 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 01:31:05 [ w7AYktM6 ]
量の問題じゃねえよ

歌詞の無断引用なんて下手したらクーリエごとぶっ潰すことになるんだから
判明した時点で即虻にチクって削除に決まってるだろ

752 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 01:49:35 [ lNfGIGQs ]
カスラックのスパイが侵入してると聞いたのでICBMに乗ってきました。

753 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 07:28:41 [ N.Br1g2Y ]
自分もリスクのあることはお勧めせんな。
何かに影響を受けたとしても、それと作品とは別だと思うし。
そこで歌詞を載せなくてもいいように、頭を捻って話を考えるのもいいんじゃない?
このスレ的に。

754 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 18:14:15 [ sb0FpWSw ]
まぁ気持ちはわかるけどさ。
「この絵に触発されたんです!」
とか言って画像を無断転載してるの見たらどう思う?
分量の問題ではないでしょ。

あなたの感動を表現する方法は他にあるんじゃないですか。

755 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 22:54:29 [ NpdFUDAw ]
文章くらいオリジナルで書こうぜ。

756 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/20(水) 22:55:49 [ O5VFRDr2 ]
ここはネチョSSについて意見を求めてもいいんですよね
本当にネチョい部分はもちろん除いて

757 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/21(木) 00:32:12 [ ZSJug5gQ ]
ネチョは創想話で運営してないから範疇外なんじゃないかね

758 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/21(木) 00:33:06 [ ZSJug5gQ ]
かと思ったら創想話と勘違いしてた、スマン

759 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/23(土) 03:12:11 [ HHJebRto ]
今からオリ主人公者をうpする ひどいところだらけだろうから指摘してくれ

760 名前:東方マダオ録 投稿日:2007/06/23(土) 03:12:53 [ HHJebRto ]




「君、首ね」


マジっすか






             Ep.01
        【東方マダオ録】
      ([道に迷ったらとりあえず人に聞け])






「…あの、首って…」
「首だよ、不況なんでね」


……不況はわかる、だがなんで俺?


「まぁ君バイトだし正社員じゃないしいいかなと思ってね」


……ナンテコッタイ/^o^\








「…これからどうすっかな…」

ボロアパートの借り部屋で一人呟くロンリーな俺
名前は………誰に説明してるんだ俺は 年齢は二十代前半
小さい頃はナイスな仇名があったが今では親しみと蔑みと侮蔑をもってこう呼ばれる  「『ま』るで『だ』めな『お』とこ」

略して『マダオ』、何をやっても駄目な俺にふさわしい仇名だと思う
自分で言ってて泣きたい

これで首チョンパは六回目
早く定職に就きたい、マジでいい加減ハタチだもの、喧嘩ばっかしてらんねーYO!


一回目.....某スーパーの食品売り場、問題を起こし首
二回目.....パチンコ屋、サボって打ってたらカクヘン来て職務放棄で首
三回目.....マ○クド○ルド、店内でモスの方がうまいと公言し首
四回目.....本屋、仕事しないで立ち読みしてたら首
五回目.....ゲームショップ、客と乱闘パーティになって首
六回目.....不況、首


「……首になってばっかだな俺……」

ああいっそ旅にでも出ようか、そう思ってテレヴィを見ると
美人のアナウンサーとエロスで評判の男リポーター……結野アナと江炉島リポーターがアナウンスをしている


「えーこちらに見える温泉、一度入ると幸運が憑いて回ると言う大変、ご利益のある温泉なんですよ」

「それはすごいですね 女性のおっぱいとか( ゚∀゚)」
「はい、私も早速入ろうと思います」       
「(*゚∀゚) =3じゃあ僕も!」
「へ?」
「クロスアウッ!!」
「ひいっ!?」


「…これだ」


---------------------------------------------------------------------------------------------

と言う分けでホイホイニュースでやっていた温泉に学生の頃盗んだバイクで走り出すのだった。


「ノーヘルで減点一ね」


早速死にたい





おかしい…なんで俺は山の中を走っているんだ、しかも真っ暗な、今は昼だろ?
電気も無い、民家も無い、なんにも無い、後戻りしようにも勇気がない


ああそうだ、確か分かれ道を見つけていかにも怪しげな道に道祖神のまねきにホイホイ誘われて行ったんだっけ
道祖神なんていねーけど



「………あれ?」

なんだか前方に……神社?

「こんな所に神社か?めずらしーなオイ」

バイクにのったまま近づく、一旦停止、でも降りない
「……オンボロだねぇ……ん?」 

祠だ、何かを祭ってるんだろう、興味本位で触ってみた

すると――――――辺りを強烈な閃光が包む
「うおっまぶしっ」

目を瞑る、何かに吹き飛ばされた。 

目を開けるとそこは…………


「……何処やねん」


見た事も無い、在るはずの無い景色と、近くに見えるさっきとはうってかわった神社の様な建物だった


………バイクに乗ってそこに居る俺は間違いなく場違い




落ち着け、COOLになれマダオ お前は今の今まで山中に居た筈だ。
それがなんで行き成り神社っぽい建物が見える所に居るんだ?
……そうかこれは夢だ、夢に違いない と言うか夢だろ?夢であってほしい
頬をツネる、マジ痛い、泣きそう

「夢じゃないとしたらなんだよこれ…」

「ねぇねぇおっさん」

ふと後ろを振り向くとリボンをしたロリが立っている、ウホッいい幼女……

「おっさんはなんでいきなり此処に居るの?」
「それは私もわからないんだよ、後おっさんじゃなくておにーさん、もしくはあにうえと呼びなさい」

自分の私的願望も入れて返事をしとく

「そーなのかー、所で」
「ん?なんだいロリガール」

そのロリガールはとんでも無い事を言った。

761 名前:東方マダオ録 投稿日:2007/06/23(土) 03:14:37 [ HHJebRto ]
「おっさんは食べても良い人間?」
「性的な意味で言うなら逆に君を食べる人間だよロリガール、後おっさんじゃなくておにーさんだ」
「そーなのかー」

冗談で言ったのだろうから冗談で返しておく


「じゃあ本当に食えないか試して見るー」
「ほわーい?」

直後、金髪リボンロリが肩に噛み付こうとしてくる


「ちょwwwうぇっwwwうぇwww」

すんでの所でバイクから飛び降り避ける、バイクは無事っぽい、反射神経は良い方だ、とにかくこの金髪リボンロリはやばい
俺の直感がそう告げている、此処はどうするべきだ?此処は――――




1:ハンサムでもないマダオは反撃のアイデアを閃く
2:仲間(?)が来て助けてくれる
3;どうにもならない、現実は非情である





まず一つ目、閃く訳無いだろうが 五流大学出舐めんなよ


そして二つ目、職場でもハブられてたオレに仲間が居る訳無いだろ
         そもそもリストラされたんだYO  学生時代の友達は定職に就いてます\(^o^)/

そして最後の砦三つ目、これだけは絶対にイヤだ、なんとしてでも阻止したい



でも現実って非情だよね☆

「ちょまwwwあばばばばば」

咄嗟に後ろに飛びのく、一秒前に居た空間を弾丸が抉っていく、ハッハーご機嫌だぜー

シャレにならない、バイクに飛び乗りアクセル全開、なんか暗いけどライトを点けて全力疾走

「あ、逃げるなおっさーん」

そう言われて逃げない人間が居たら俺はそいつにエルボーをかました後そのまま腕ひしぎに持ち込むだろう
後しつこいようだけどおにーさんだ!


ヴォオオン

バイクが闇夜を走る、尾崎豊になった気分だ

「待て待てー」

だが断る、止まれば即座に弾丸のエジキだ、とりあえず助けを呼んでみる

「誰かー!金髪ロリガールが襲ってきます!助けて下さい!助けてくだしあ!」
「無駄だよ、あたしの闇の中を無防備に歩いている人間なんておっさんぐらいだもの」


闇?そうだ、山に入るまではサンサンサンさわやかな三組な太陽があった筈だ
まさかこの金髪ロリガールが闇の原因?またまたご冗談を

「私の能力は辺りを闇にする程度の能力、闇は人間を不安にさせるから逃げられなくするのに調度良い」

………んなアホな、なんで何処にでも居そうな金髪ロリガールが空を飛んで闇を作って弾丸を撃ってくるのだ、ありえないだろ常識的に考えて

「とか考えてる内に後ろにDedEndへの道標が!?」

振り向けば後ろに黒い弾丸、前にも右にも左にも用意の良い事に上にも黒い弾丸、あーんとーさんかーさんあーん感謝してーますぅー
一生懸命生きましたーサーンキュッ!

目を瞑って迫る弾丸の痛みに備える、十秒、二十秒、三十秒………ワンミニッツ、衝撃は来ませんでした.何故?ホワィ?

「夜とは言え神社の近くで食事とは良い度胸じゃない」
「うわー……」

目を開けると、そこには紅白の服を着た美人さんが神社的な棒を持って金髪ロリガールと対峙していた

「でも、こんな時間に外を出歩く人間は食べても良い人間でしょう?」
「良薬口に苦しって言葉の意味がまだわかっていないみたいね」

そう言って美人の巫女さんは御札的な物を構える、うおっおふだっ

俺の見ている前で二人の少女は上空に飛び上がり金ロリの方はレーザーとか撃ち始める
一方紅白さんのほうはなにやら二つの球的な物を取り出した うおすげぇ、今更だけど空に浮いてるよ

「―――――――」
言葉が出ない、上空では激しい撃ちあいをしている
金髪ロリが放った大量の弾幕を紅白の人は確実に避けていく
一波目 複数の光線を難なくかわす 二波目 黄色い弾幕 微動して避ける 三波目 相手の後ろに回り避ける
そして針の様な物を一杯投げて反撃、見事に全弾命中している

「人間を食おうとするからこうなるのよ、少しは学習しなさい」
そう言った後に絵が描かれた御札を構える
「霊符【夢想封印】」
巨大な光の弾が金ロリに向かって一斉に直撃する、四方八方を囲まれた金ロリに逃げ場は無い
「そー なのー かぁぁぁぁぁぁ・・・・・」

断末魔の様な物を残して吹っ飛ぶ金ロリ、死んではいない……と思う

「ちょっとアンタ、大丈夫?」
「あ、大丈夫です」
俺なんで敬語使ってんの?年下だよこの子確実に、少なくとも二、三歳は下

「大丈夫ならいいわ、それよりこんな時間に出歩くなんて危ないわよ?人里まで送ってあげるわ」
「ちょっとタンマ」
「何よ」
さっきから聞きたかっと事がある、と言うか第一にして最大の疑問だ
「ここ は どこですか ?」
「……………は?」

          〜続く〜

762 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/23(土) 03:15:31 [ HHJebRto ]

キャラ設定

愛称:マダオ  本名不明

性別♂ 
年齢23才 
趣味:
能力:無し
種族:人間
現在の呼称:マダオ (マるでダめなオとこの略)
特徴:NEET それなりに強い 


所持品:違法改造バイク 命名『ブルーマウンテン十三世』

癖:今は特に無い

現在の交友関係

後書き
自分で書いておきながらあまりにもひどい
色々と指摘してくれ、頑張るから

763 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/23(土) 04:00:34 [ Y53Temws ]
よし思いっきりマジレスしてやる。

そのオリキャラの是非については未完ゆえに評価不能。
というかまだ始まったばかりで、なおかつ一般人なので褒めようも貶しようもない。
なので今後どういうポジションを取らせるかによる。
無論、誰かしらと恋愛状態になったら問答無用で叩かれるが、反面空気キャラになってしまっては主役に据えた意味がない。
バランス感覚が問われそうだ。

文法や表現についてはもちろん荒いが、一方で良くも悪くも悪ノリに満ちててパワーがある。
それでいて文章そのものはわかりやすく仕上がってるので、これはこれで悪くないように思う。
とりあえず今のうちは完結させるまで気の赴くままに書き散らしてったほうがこの場合良いかもしれない。

ともあれやはり、今後次第か。現状では本当に始まったばかり(に見える)から、何とも。


俺の拙い評価眼ではこの程度しか言えません。悪しからず。

764 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/23(土) 06:39:20 [ otHbEPaw ]
同じくマジレスしてやる。

国語の教科書を通しで読み直せ。
別に馬鹿にしている訳じゃない、国語の教科書には様々な本の部分だけを抜き出して
例文としている筈だから、その小説の面白い部分だけをピックアップしている。
テストとか進学のためじゃなく、技法を覚えようとするのではなく、暇潰しとして
読んでみれば中々面白いはずだ。

それで読む事に興味を持ったら、ラノベでも何でもいいから本を十冊くらい読みなさい。
外れもあるだろうがそれはそういうもんだと割り切れ。どっかでオススメされてても
相性というものがあるから。十冊読んで一冊でも琴線に触れるものがあれば運が良かった
と思えばいい。まずはそこからだ。

正直な話、これは釣りだと思っている。
尾崎豊等の単語の端々からそれなりに実年齢は高いんじゃないかと思うから、わざとこういう
ものを書こうとしているんだろうと。
だがネタとしては余りにもお寒いし、表現も稚拙。文章技法もデタラメで2ch用語や顔文字
の使用は論外。
「本気でやってるわけじゃねーよwwww」という自我を守るための言い訳臭いものも透けて
みえるのでドン引き。隠してるつもりでも実力ってのは解るものですよ?

本気だったのなら、まずは本を読む事からやり直せ。
ネタだったのなら、まずは己のセンスを磨いてこい。

以上。

765 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/23(土) 07:55:40 [ gABbZAhM ]

色々と突っ込みどころが多すぎて釣りにしか見えん
悪いが俺はスルーさせてもらうわ

766 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/23(土) 08:56:39 [ lTEDNNck ]
俺はこういうノリは大好きだな。
だが、いかんせん文章力が足りてない。
バトルの描写一つとっても熱さが足りない。
ネタなんだから面白半分で書いているのは分からんでもないが、それでも自分の作品なのだからもっと真剣に書くべきだと思う。
ギャグ(いや、現時点ではこの作品がギャグなのか分からんが)ってのは読者を笑わせるものであって、書いている作者が笑っちゃならない。
しかし、こういうノリは好きだ。もっと続けてくれ。

767 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/23(土) 15:24:20 [ xjRkz4bE ]
実際はネタ五割ガチ五割でやってた文章力がアレなのは自覚している
とりあえずラノベでも買いあさったり若き日の国語の教科書とか見てくる
指摘㌧クス

768 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/23(土) 20:00:36 [ t4NGwBGQ ]
ていうかネタ十割じゃないのか。これをガチでやってたらまずいぞ。

769 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/23(土) 21:04:07 [ yFzmkmDs ]
一応、このスレの主旨に沿って批評を書いてみる。
こういったタイプの主人公。つまりどちらかと言えばダメ人間なタイプ
を主人公とする場合だけど、自分なら三人称で書くよ。

一人称で書く場合、その主人公が見たもの聞いたもの、またその主人公
の知識に表現が制限される。
主人公自身の考え方が薄っぺらいと、どんな綺麗な風景を見ようが、
どんな凄い事件が起ころうが、薄っぺらい表現しかできない。
異世界迷い込みパターンだとそれが顕著になる。
主人公自身がわけわからねぇとか思ってると、読者は尚更わけわからん。
一人称でこういう話は難しいよ。
もし一人称で書くなら、主人公はある程度の知識があって、しっかり
物事を考えられる人物が望ましい。

ああ、誤解を招くかもしれんから先回りするが、主人公がバカだと
一人称は出来ないのかというと、もちろんそんなことはない。
しかし、難易度は高い。文章とか構成とか上手くやらないと厳しい。

勢いとかノリは悪くないと思う。
でも、2chネタを多用するのはいただけない。
借り物のネタじゃなく、持ち前のネタで笑わせてくれ。

話についてはコメントできない。完結してないし、起承転結の起
なので。


あと、極めて個人的な感想ながら、ルーミアはおっさんなんて
言わない(と信じている)

770 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/30(土) 19:21:04 [ vxz52fgQ ]
ノリはいいんだけどな。
オリジナルキャラクターをメインに出すなら、それなりに設定練らないと無理。
特に東方は能力設定があるためにメアリ・スーにならないように
(東方でオリジナルが嫌われやすい原因は、メアリ・スー関連が多いからかな)




一度完全オリジナルを書いてみな
設定があまりにもふらふらなキャラは非常に使いづらい
かといって、練りこみすぎたらヒイキ状態になるしな。これは二次創作に通じるものがあるとおもう

771 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/06/30(土) 19:21:34 [ vxz52fgQ ]
スマン、ageちまった

772 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/01(日) 23:35:22 [ kovRTmH6 ]
SSの力をつけるには書きまくる、そして感想や批判をもらうしかないだろう
ってことで友達にお題を出してもらって書いているんですが
ここに投下して突っ込んでもらうのは大丈夫でしょうか
短編とかじゃなくて割と長くなりそうなので投下していいものか悩んでます

773 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/01(日) 23:38:00 [ Sz4r8PGA ]
テキストファイルにしてうpがよいでしょう。
そうしているうちにとうとうサイトまで作っちゃいましたが

774 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/02(月) 08:33:22 [ KbBVJiJE ]
ぜひそのサイトを晒してみましょう。
酷評してやる。ウヒヒ。

775 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/02(月) 08:47:08 [ qe0xwb.k ]
もう晒されてるよ

776 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/02(月) 08:58:33 [ KbBVJiJE ]
ということは、>>134 さんで、サイトは
ttp://www.geocities.jp/ratius55/novel/
ですな。暇な時を見つけて読ませていただきますわ。

777 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/02(月) 09:00:40 [ qe0xwb.k ]
残念 はずれ

778 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/02(月) 12:19:37 [ 0gXm80JE ]
棘に上がってたあれだったりして

779 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/02(月) 23:01:06 [ LAWNQiJI ]
>>773
わかりました
まとめられる形になるころに出直してきます

780 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/03(火) 07:01:42 [ Yop/W8No ]
がんばれー
首を長くして待ってます。

781 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/03(火) 11:59:42 [ okTBpz9o ]
なんか自分の文章の、説教臭さというか、知識自慢みたいな感じが嫌になってきました。
「〜である。」とか書く度に泣きたくなるんですが、書かないと後が続きません。
どうしたらいいでしょうか。

782 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/03(火) 12:04:47 [ bNaM2RIA ]
説教臭くて知識自慢なのを許容すればいいんじゃね?
小説家になりたいなら他の書き方もできなきゃいけないってことになるだろうが、
SS書きのレベルなら書き方が偏っているのは仕方ないと思う。

783 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/03(火) 12:10:56 [ opg8uiAM ]
説教臭いというのは、伝えたい事の絶対性が強調されすぎてるってことでいいのかな?
もしそうなら、多少反論を混ぜていくといいかもしれない。
感じ方や考え方は人によって違うから、どんな意見でも必ず反論はでるしね。

あと、知識自慢なのは一人が知識を誇示する構図になってるからじゃないかな。
キャラによっては仕方が無いけど、対話の形で知識を使っていけば自慢にはならないと思う。

784 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/03(火) 12:13:41 [ Bx1EBhPw ]
わざと説教臭くした設定でSS書いてしまえばいい
説教臭さを持ち味にすればまったく問題ない

785 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/03(火) 12:29:11 [ d9gq/UEw ]
客観的に見たときの事実とかなのかあるいは主観的に見たときの事実なのか
「〜である」って基本的に論文の書き方でもあるように客観的に見て言えることに
使わないとまずいはず
伝聞や本で読んだ程度の事実も「〜である」とは普通は言っちゃ駄目で
論理的に理由や根拠を「確実に」示せるときにのみ普通は使っていいもの

知識自慢と自分で思えるならその知識をそこで読者にそういう形で提供する必然性を
疑ってみたほうがいいと思う

786 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/03(火) 13:05:05 [ Bx1EBhPw ]
まず話の趣旨があってその趣旨に合うのなら説教臭くても無問題なんだけど
何を伝えたいかが重要なことだよな

787 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/04(水) 22:10:05 [ .6YkJXF6 ]
そんなもん必要ないんじゃね?

788 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/04(水) 22:39:04 [ 3mV/B9Y. ]
語尾を変えてリズムを変えるのは、
文章を読ませていく上で飽きさせない一つの技法であると思う。
要するに、「〜である」とか、技法の選択肢を一つ減らしてしまうのは勿体ないかと。

いやまあ、無くてもなんとかなるでしょうけれどw

789 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/04(水) 23:25:47 [ R34aP8YE ]
語尾のせいで説教くさく見えるのが気になるのか
実際に説教くさい内容なのかが問題だよな。

後者だったら直すかそのまま突っ走れとしか言えないが。

790 名前:781 投稿日:2007/07/05(木) 11:56:21 [ pIlQxdY2 ]
このスレ思ってたより人が多いw
スランプにつき文章が晒せないのが残念です。

とりあえず、必然性を吟味する所から始めてみようと思います。過去の作品でも見返してみましょうか。
どうもでした。

791 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/05(木) 21:41:06 [ neKXMvA6 ]
自分なんて、「〜である」を使う作品はギャグになっちゃうぜ。
心の成長とかをテーマにしたりするとある程度説教くさくなっちまうのは仕方がない。

792 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/07(土) 13:35:15 [ AfWlbtcY ]
流れをぶった切るが、メアリ・スーや厨設定を織り込めるだけ織り込んだネタ文を見つけた。
ttp://www.liar.co.jp/jan_1212.html (※東方とは無関係)

ネタ文に突っ込みを入れる添削が面白い。

但し、上の ■VISUAL から18禁絵に繋がってしまうため注意が必要
(ネタ文目的なら、見る必要なない。)

793 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/07(土) 15:10:10 [ 7BlSLgQM ]
音速の遅いやつだな
……久々に読んで、こういう感じのが極めて少ない東方SS界は平和だと思った

794 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/08(日) 01:09:19 [ DYs4gh3s ]
>この『何か』が作品に登場することは滅多になくて、だいたい蠢いたままでおわっちゃうんですけど、

>つい四行前まで『何か』と表現していたものが、いきなり『それ』に変化してしまいました

>セリフとセリフのあいだに間(ま)を入れようとしたみたいですね。失敗してますけど

この辺が比較的クリティカルヒットして鬱。

795 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/09(月) 00:54:42 [ uBMomz42 ]
パチュアリとか文チルとかのマイナーカプだと、やっぱり過程をしっかり書いたほうがいいのかな。

796 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/09(月) 01:06:38 [ QrLmN79E ]
過程を書かないってことは、他人の二次設定に乗っかるってことじゃないか。
個人的には好きじゃない。


あと文チルはマイナーなんかじゃないやい。

797 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/09(月) 02:07:03 [ tdRvFKww ]
そもそもカップリング(まぁ恋愛もの全般だけど)って
なんで惹かれるようになったのか、とか
どういう風に感情が動いてそういう関係に成るのか
書いてないと中身が無いに等しいと思うんだが。

二人がイチャついてるだけで楽しいってんなら
その組み合わせが好きな人だけで勝手に合同誌でも作って
好きにしてね、としか。

798 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/09(月) 12:28:41 [ uBMomz42 ]
>>796
>他人の二次設定に乗っかるってこと
ふむ、なるほどごもっとも。

>>797
いやいや妖夢。
カップリングを書くのなら確かにそれも一理あるのだけど、
カップリングで書くのなら、とも思うんだ。
つまりカプはあくまで下敷きにする材料であって、
書きたい方向性・ジャンルはまた別に用意する場合とか。

まあどちらにせよ、過程を書くにこしたことはないか。

799 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/09(月) 23:18:51 [ 4olWX4Tc ]
むりやり東方キャラでひぐらしを再現してみる。

富竹:文(カメラ)

梨花ちゃま:霊夢(巫女だから)
羽入:Suica(角だから)

魅音/詩音:レミリア/フラン(姉妹だから)
さとこ:てゐ(L5っぽいから)

三四:えーりん(察しろ)

無茶だったぶっちゃけ反省している。

800 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/09(月) 23:19:24 [ 4olWX4Tc ]
そして誤爆すまん。

801 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/13(金) 20:17:23 [ nwhdSzZo ]
おおまかなあらすじが書き上がって、
起・承までは割と簡単に書き上げられるんだけど、
転・結辺りになると、とたんに筆が進まなくなる。

なんか、これから動きを出すぞ〜って所から急に頭が動かなくなって
もういいやってなる。

なんか、解決法とかないですかね?
もうノートには適当に書き散らかしただけのSSが一杯・・・orz

802 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/13(金) 20:45:11 [ WTEm0ZXM ]
先に結を考えて、それから起承を考えればいいじゃない。
転はキャラクターに何を言わせたいのか、何をさせたいのか、
そのセリフ・行動を真ん中にすえて書いていく。
少なくとも俺はそうやってるぞ。

803 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/14(土) 00:03:31 [ GatnN8CE ]
オチまで考えてから書こうぜ。
書いている最中にオチ変えてもいいんだから、とりあえずひとつはオチを考えておいて書き進めると。

804 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/14(土) 00:51:57 [ zkdGu9RQ ]
キャパシティを超えている可能性がある。
物語のダウンサイジングを考えるべし。

805 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 01:22:56 [ ZjxkXwzs ]
皆さんはどの辺まで原作設定把握して書いてます?

ゲームの続編で新設定が現れるとかはまだいいけど、
コミックとか設定資料集とかまでは、正直チェックが追いつかない。
「それは設定と違うくないか?」
と突っ込まれるのも怖いし…

そこまで深く考えなくていいかもしれないけど。

806 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 09:53:44 [ wsDxy8lY ]
俺はそもそも原作設定を把握してるキャラ以外をSSに出してない
自分の妄想だけで作ったハリボテのキャラなんて書いてもつまらないしな

807 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 11:09:47 [ 4tMZhBwE ]
お前は何となく向いてない気がするわ

808 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 11:25:56 [ yad7Jxtw ]
806の姿勢は好感が持てるがな

「とりあえず二次ネタ使ってりゃおkwwwwwwwwwwww」
そういうやつが多い今では特に

809 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 11:51:08 [ RbOt07QQ ]
原作に書いてあることを読んで、それを自分で解釈して、
その上に自分の妄想を積み上げて話をつくる、てのが理想だとは思う。

神主はあえてぼかして記述したり、これまで言ってたのと違うこと書いたりするし、
確固たる、0か1かの、明らかな設定ってもんは実際あるのかなあ、という疑問もある。
「これとこれとこの原作をもとにこういうことを妄想したんだ」、てことを主張できるならそれでいい気も。

810 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 13:58:44 [ b.JZB7dA ]
これってアレじゃないか?

「紅魔郷全部確認してSS書いたけど公文式とはムジュンしていた」とか

811 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 14:24:03 [ io0gJ9eU ]
公文式は阿Qの主観によるところが大きい、って解釈でどう?

812 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 15:14:51 [ H1hi2h3o ]
こういう話題になった時に、原作愛が云々の話が出るのは論点が違うと思う。

創想話では、阿求妖花伝が記憶に新しいな。
連載を始めたところで、作者がREX求聞を知らなかったのを突っ込まれたんだったか。
最終的には冒頭に注意書きをするところに落ち着いたけど、ああいうのは別にありだと思う。

813 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 21:17:24 [ xO0F8MzE ]
原作の設定を枷としてじゃなく基礎として遣うのが理想だとは思うんだが。

>「これとこれとこの原作をもとにこういうことを妄想したんだ」、てことを主張できるならそれでいい気も。
これには激しく同意。
原作設定に拘泥しすぎて二次設定を排除したところで、
原作で語られている以上・以外の話は書けないからな。
原作で既に語られた話をトレースしただけの話にはオリジナリティも面白みも感じない。

814 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/22(日) 21:56:41 [ tOjXOXUs ]
二次創作ってのは、キャラクターの新たな可能性を引き出す一方で、
原作とのイメージの剥離を起こす危険性も孕んでるんだ。

正直、最近はやり尽くした感がある。
“妄想設定”と“斬新な設定”の境界に挑まないと、
ありきたりになるのは仕方ないんじゃないかな。

815 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/23(月) 01:30:31 [ tjOtaOfA ]
あえて台詞の応酬を書かないようにしている俺
えーりんの件とか口調の問題は結構難しい

>>814
妄想でも突き抜けてしまえば切り抜けられる
ちょっとでも「照れ」が入ったら負け

816 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/24(火) 11:22:55 [ 19Aql.t6 ]
逆にほとんど台詞の応酬だけで評価もらってる俺
口調はなるたけそれっぽくしているがなんかノリとテンションと神主のその時の気分によって変えられているだけな気もするから
あまり深く気にしないことにしている
とはいえ、みょんとかの扱いには困るが……

817 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/24(火) 21:14:05 [ mkNh5h5M ]
>>816
確かに本家東方キャラの口調は統一感がない感じなので、
しゃべらせてると「この口調でよかったっけ?」と思うことが何度もある。
安定してるのは魔理沙と映姫くらいか。
あとは男口調女口調混じってたり、丁寧な言葉遣いと蓮っ葉な言い方が混じってたりで
本家に準拠させようとすると苦労する。
まあ東方なら個人のキャライメ―ジ先行で口調を設定してもいいとは思うが。

818 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/24(火) 22:59:28 [ yZVqd5Wo ]
とりあえず慧音と藍は「〜だ」みたいな口調でいいよね?

819 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/25(水) 00:04:14 [ CyAuH07I ]
それでも一応口調の分類は出来るからやってみる

(時と状況と相手によって)丁寧語
映姫・咲夜・妖夢・鈴仙・永琳・藍・紫・阿求・文・美鈴(?)

蓮っ葉
霊夢・咲夜・妖夢・小町(というか江戸っ子)

のんびり(一部ミステリアス)
紫・咲夜・幽々子・幽香・レティ・てゐ・永琳・輝夜

エラそう
萃香・レミリア

クール
パチュリー・ルナサ・アリス

幼め(バカっぽいとも)
妖夢・ルーミア・チルノ・リグル・ミスティア・橙・フラン・リリカ

普通
妹紅・鈴仙・妖夢・メルラン・美鈴・アリス・メディスン

男っぽい
魔理沙・藍・慧音

参考にすらならんと思う主観意見だが、まあとりあえず
個人的にはなぜか色んな喋り方する咲夜さんが書きやすかったりするのが謎

820 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/25(水) 00:43:00 [ vU563pzw ]
霊夢とチルノの喋り方って実は似てると思うことが多い。
「なによ、〜じゃない!」みたいに。

あと、橙・ルーミアの喋り方はそんなに馬鹿っぽくない。
橙・ルーミア・中国・レティ・メルランで括れる感じ。

どっちかというとてゐの方がリグルミスティアに近い?

文は敬語でない時は永琳輝夜に近いから、この表だとのんびり?


一番書き易いのはみょんだな、個人的に。
丁寧・気弱な言葉の端々を微妙に辻斬りっぽくするのが楽しい。

821 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/25(水) 01:05:20 [ GvwnZUNg ]
SSじゃないけど、そういやビタミンの人だったかが
霊夢の口調が違うって突っ込まれた、ってどっかで書いてたな
あの人がメインで使ってるのは紅魔の口調だな。

822 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/25(水) 12:19:03 [ JwuU8Hmg ]
慧音も油断すると女言葉になるから困る

823 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/25(水) 12:28:49 [ LhLVwY7I ]
とあるノベルゲームで妖夢が語尾にみょんをつけていたんだが

824 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/25(水) 13:16:25 [ 4eZ1i6x2 ]
てゐの口調のわかりづらさは異常。
書きやすいのは妖夢・ウドンゲ・中国だな。

825 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/25(水) 15:22:07 [ o40wAhgM ]
>>824
俺とまったく逆で吹いた。

826 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/25(水) 15:27:15 [ bA70ZQpo ]
最後にウサとつければ楽勝。

827 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/25(水) 21:08:21 [ lWoLCdrc ]
吹いたw

828 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/26(木) 07:58:27 [ rDjPdqZQ ]
妹紅は蓮っ葉な口調な印象がすごく強いなあ。
でもたいていけーねと一緒に書くので、口調が被らない方がいいのか?と悩む。

てゐは永発売直後辺りは人語をしゃべれないっていう設定で書かれる事が多かったんだって?

829 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/26(木) 08:04:12 [ GBPoHYpA ]
二次だとそういう印象だけどゲームに出てきたときは結構一般人の女の子してるんだよな
EXボスという特殊な立ち位置だとどうしても補正がかかってしまうw

830 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/27(金) 00:01:49 [ QMMueUJ2 ]
あー、それはアレだ、上昇気流。

てな台詞のせいで、ルナ姉に男言葉のイメージが付いた時期があったな。

藍も実は女言葉だ、ってよく聞くけど、藍が女言葉で喋ってる作品を寡聞にして知らない。

831 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/27(金) 00:20:54 [ OHIA5oYY ]
原作で普通に喋ってても、二次で別方向にイメージ固まった例が多いからな、東方は。
そーなのかーは典型。

832 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/27(金) 08:20:58 [ dny0VgO6 ]
そーなのかー
……マジで?

833 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/27(金) 10:05:21 [ e0cvjRaA ]
ルーミアの場合しゃべりはおろか、捕食を勧めてきたのがそもそも霊夢の方だったり。

834 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/27(金) 16:10:38 [ W0xAr4Sk ]
所詮十進法だからな。
って十進法も霊夢発言かよ。

835 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/27(金) 16:46:25 [ OiTtsCA. ]
典型っても、そーなのかーは紅でも書籍文でも言ってるし。
何でも語尾になのかー付けるのはやりすぎにしても、男藍よりはマシかと。

836 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/27(金) 17:59:00 [ jas9rso6 ]
男藍ってどんなの?一人称が俺なのか?

837 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/27(金) 18:09:08 [ WzmEJaAc ]
1 男みたいな口調で話す藍
2 性別男の藍
3 バンコ藍

838 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/07/27(金) 21:48:34 [ CL7o9vt. ]
バンコランで猛烈に噴出した

839 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/02(木) 01:00:48 [ 9KYLvL5I ]
宜しければ批評をお願いします。

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1167228315/721-722

三人称で書くことを意識して、場面場面の描写の質を上げようと考えていましたが、
書き上がってみればえらく抽象的で軽薄な作品に思えて仕方ないのです。

推敲が足りない点もあると思いますが、できれば場面描写が適切に行えるような
コツなどのアドバイスがいただければ幸いです。

840 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/02(木) 01:06:53 [ 0WEn4uiQ ]
折角だから上げておく

841 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/02(木) 09:42:25 [ i1/0V742 ]
未消化な気がするのは、長さの関係なので置いておくとして。
これは台詞前後の空行が悪い方に働いてる例か。
あと、「ツンデレ」「ガン無視」は作品の雰囲気に合ってない。

842 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/02(木) 11:28:08 [ fegmD/oU ]
「哀れ」という表現は魔理沙のキャラに合ってない気がする。言うにしても「かわいそう」じゃないか……
とは思うものの、そこでそういう表現にしないと、パチェが魔理沙の台詞を遮って言い返す一連の流れにが変わってくるのか。
それと>>841が言ってるとおり、
>いつも魔理沙に魔導書を強奪され〜
のあたりから後が、表現にギャグテイストも混じってて前半のノリと合わなくなってる(『×××』の罵倒とか(喘息)とか)。
幽閉されてたフランをイフリートに喩えるのは上手いと思った。アイディアは悪くない。

843 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/02(木) 22:38:19 [ G8S2v7I6 ]
モチベーションがぴたりと止まった……・書けない……

誰か俺をぶってくれ_| ̄|○

844 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/02(木) 22:40:51 [ 6F294lrI ]
     r「`-r⌒Yヽ-、_
    ,r ´  ̄ ̄ ̄ `ヽク    o
   /          ヽ  ノ ヽア `ノ ___
  ,'   ノイ、ハ     ヽ       /´>>843
  / /イ O' レレハ ヾ、ゝ | | | / `'' ー- 、  ヽ
  レノ ハゝ""   __ O'i ノ  | | |/  イハノ ノ `ヽ'
   i  Yヽ   / _| "ノ !i  / ,' |7 イ =o'  レルハ ',
   l  Y `'r-..,,, ,. イレノ// ,'  ,' # ,ヘ ㍉。l _,ゝ
   ヽ lXl"/::(二「i ̄ヽ  __人_ ノiヽ / ヽ〉 "/ l
    / `,'::/<ハ!ヽ、__ノ  )  / ヾ、ヽ.,/_, イ Yノ
    (__./::::: ̄ ̄:::::::|  ⌒ヽiヽ  ルー-ヽノレY
     /::::::::::::::::::::::::|    /ゝ「) X    i  l>

845 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/02(木) 22:52:29 [ fbGQ80Y6 ]
>>843
Lunaticでもやって東方キャラ達にボコボコにされて来なさい。

846 名前:839 投稿日:2007/08/05(日) 12:54:04 [ 6CNqWXl6 ]
>>841-842
遅くなりましたが、ご批評ありがとうございます。
読み返してみると、ツンデレ等のくだりは確かに悪ノリの感がありますね。
もっとうまく雰囲気を作り出せるよう、勉強していこうと思います。

847 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/07(火) 20:18:48 [ oWb6puzg ]
クロスものです、しかも途中から始まります、さらに言うと台詞だけです
ttp://coolier.sytes.net:8080/th_up2/src/th2_6582.txt
……序盤が思いつかない、特に決闘する理由が思い浮かない……
ちなみにこの組み合わせは個人的にありと思う私
具体的に言えば似たもの同士だからだとおもう(カリスマがある、ネーミングセンス……etc)

848 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/07(火) 22:31:39 [ oWb6puzg ]
>>847
ラストの方LPの計算が間違ってたorz
修正版
ttp://coolier.sytes.net:8080/th_up2/src/th2_6584.txt

849 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/08(水) 00:29:57 [ n5IQPAuw ]
>>847
だからどうした、というのが正直な感想。
これを読んでどこをどうコメントして欲しいのかを記述しておいて欲しい。

このスレで何度も言われているように、
バトルものはバトル以外の部分で読者をどうバトルに引き込むかが肝。
その部分をすっ飛ばしてシチュエーションだけ読まされても困ります。

また、そのバトルのルールもスペルカードすらでてこない、
オリジナルカードを使ったカードバトル(?)。
読者を置き去りに自分の妄想に向かって全力疾走しているようにしか見えません。

性質が悪いのはそのうえで更にレミリアを敗者にしている点。
あくまで東方のSSというのなら、
クロス作品で東方のキャラクターを踏み台にするのは最悪と言わざるを得ない。

貴方が本気で読者を楽しませるために書いたSSだとすると非常に失礼な言い方になりますが、
現時点ではいわゆる「釣り」にしか見えません。

まずは始めと終わりを意識し、お話を完結させること。
それが貴方の実力向上のための一歩目よ。

850 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/08(水) 01:10:37 [ bgn3j8oM ]
>クロスものです、しかも途中から始まります、さらに言うと台詞だけです

それはまだネタ帳に書くレベルであって、まだ公開する段階じゃないと思います。
インスピレーションは重要ですが、誘惑に負けて、本来の設定や辻褄、前後の
整合性までも潰してしまっては元も子もありません。

まず、面白いのを思いついて、書き上げてみたら、公開したい気持ちを抑えて、
一晩寝かせましょう。
そしてじっくりと読み返して、しっかりとしたお話になっているかどうか、
チェックしてみてください。

---

そもそも、遊戯王のようなカードゲームを、SSで表現するのは難しいと思うのですが。

851 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/08(水) 02:29:58 [ nTgUnKz. ]
言ってしまえば、これはSSなんかじゃない
せめて文章としての体裁を整えてからまたおいで
それすらも分からないというのなら自分で調べるんだ

流石にそこまで面倒見切れねえよ

852 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/08(水) 07:47:56 [ ALLV1N5w ]
>>849-851
おさがわせしてしてすみません……
完成品だしてから送るべきでしたね……

853 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/08(水) 11:33:24 [ 223mFJuE ]
あとレミリアが召喚するなら咲夜や小悪魔でいいと思うよ

カードだから本物じゃなくてイメージというかレプリカなんだろうけど
それでも自分を召喚して使役って場の光景が想像しにくい

854 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/08(水) 12:03:15 [ j0l8xaE. ]
カイバーマン「正義の味方!カイバーマン!!」

855 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/14(火) 00:11:02 [ aYc/2mHw ]
>>854
KCにお帰りください

856 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/15(水) 01:17:39 [ zVvrvKyw ]
SS書きの皆様スランプに陥った時はどう対処してますか?
ぶっちゃけ今現在スランプモード継続中でどうしたらいいか考え中なのです。

857 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/15(水) 02:01:14 [ EkibFPIw ]
>>856
男寝りに寝る。
プロじゃあるまいし、書きたくなったら書くだけさ。

858 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/15(水) 04:38:04 [ hWtMOKtQ ]
やっぱり自分で書いてて「面白い!」と思うようでないとダメだなー。
この連休中に一本でも仕上げるつもりだったけど、いまいち練りが足らん。
自分はスランプというほど大げさじゃないが、まあぼちぼちいこう。

859 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/15(水) 10:33:34 [ /wREVO/U ]
魔女の宅急便より

「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて描きまくる」
「…でも、やっぱり飛べなかったら?」
「描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり…
何もしない。
その内に急に描きたくなるんだよ」


「なるかしら?」
「なるさ」

860 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/15(水) 14:04:28 [ WSg0Tuag ]
小説作法をネットで漁ってみるとか。
あまり役にたたないけど。
とりあえず。

ttp://www.raitonoveru.jp/howto/05.html

過去一度、
「どうしても続きを書けない。
けど、リアル事情が忙しくなるので、この作品を早いとこ完成させないとヤバい」
てな状態になったことがあるな。
結局、最終的な作品の倍以上の量を書き散らした上で、なんとか文章らしき物に仕上げ、
投稿してみたら評価は低い方だったけど最低ではなかったからまあいいか、って感じ。
参考にならねえ。

861 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/15(水) 17:08:03 [ vNL6hoIU ]
まったく関係のないことを文章にまとめてそれをとっておいてます
読み直して再利用 酷いというなかれ

862 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/15(水) 18:38:21 [ Hn8n1oEc ]
ドカベンプロ野球編で、スランプに陥った陶芸家(出来が気に入らなくて完成品割ってた)に山田が
「とにかく作って完成させて公開すること、失敗から学べることもあるし、自分では気づかないことも他人にはわかるかも」
みたいなことを言ってたと思う。
今のドカベンの出来の良し悪しはこの際置いておいても、この意見にはなるほどと思った。

863 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/15(水) 22:07:26 [ KihvHpME ]
「考える」
「それでもダメだったら?」
「もっと考える」

864 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/15(水) 23:21:06 [ vNL6hoIU ]
面白い物を書かないといけないと肩を張るとかけなくなる罠
出してみたら予想外の反応がきたりするもんだよ

865 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/21(火) 22:33:22 [ oN/cm4vY ]
よし!誰かおだいくれ!

866 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/21(火) 22:46:46 [ weVU5d.6 ]
>>865
香霖堂に橙がお使いに行く話。ほのぼのまったりで。

867 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/21(火) 23:37:45 [ oN/cm4vY ]
よっしゃ!

868 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/08/22(水) 15:41:21 [ e6WdgNoc ]
かおげいくださいに見えた。

869 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/11(火) 11:08:18 [ Bt/wIdSs ]
割と頻繁に呼称で詰まる俺。
橙→妖夢って呼び捨てでいいのだろうか? 様付けも変だし。

870 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/11(火) 11:13:20 [ JHpd4LhM ]
その二人って絡みがないもんね。
その人の中での橙のキャラにもよるんじゃないの?

871 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/11(火) 18:27:32 [ Bt/wIdSs ]
うーん、東方はキャラの絡みがそもそも少ないもんなぁ。
橙のキャラの立ち位置か……もうちょっと考えてみるか。

872 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/11(火) 20:35:12 [ Q7z0Ju8Y ]
橙は立ち位置としては最低ランクな気がするw

873 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/11(火) 20:43:16 [ RdMVynYQ ]
橙→普通の半人前として、扱いは同等以下

妖夢→自身の立場を藍と同格として、その僕なので扱いは同等以下

874 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/11(火) 23:26:00 [ qqqzB422 ]
めくそはなくそか

875 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/12(水) 00:23:22 [ shhOGAPA ]
妖夢はどんな相手でも丁寧に接してそうなイメージがあるなぁ。
従者の態度は、その主の格に通じる物がある、と思ってそう。

橙でも、「橙どの」とか丁寧に呼んでそう。
(どの、が適当かどうかは置いておいて)

876 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/12(水) 00:36:31 [ tPm/K5Jk ]
なんか妖夢の人生を想像して泣いた

877 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/12(水) 00:45:51 [ x.TpoD/k ]
>>875
俺もそんなイメージだなあ。妖夢は基本的に誰にでも礼儀正しい。ただしブレードハッピー。

橙のほうは、友達感覚っぽい気がする。ようちゃんとか呼んでそう。


どうでもいい事だが、妖夢の声をかがみ、橙の声をつかさで脳内再生したら
あんまり違和感なくて一人でウケたw

878 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/12(水) 02:00:36 [ shhOGAPA ]
>>877
おまえがそんなこと書き込むもんだから、
幽々子さまの声をうっかりこなたで脳内再生してしまって大変なことにwww

879 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/12(水) 08:07:44 [ RZ.eBKjQ ]
正直、妖夢は口調が丁寧でも不遜に見える。

880 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/12(水) 22:35:38 [ oJ0NmVIU ]
妖夢は自分と同じ年頃の相手に対しては普通に話すイメージがあるな。
橙相手なら頻繁に顔合わせてそうだし。
霊夢や魔理沙なんかには男口調で多少キツい感じでしゃべってると思う。
個人的に相手によって一番口調が変わるキャラだと思う。

881 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/13(木) 00:23:34 [ eiARQp2U ]
痛いとこ突かれると黙り込んじゃうタイプかな

882 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/13(木) 16:35:35 [ 5aXtt75Q ]
文は誰にでも敬語なので、たぶん一番口調で悩まなくていいキャラだと思う。
あとチルノも誰にでもタメ口だろうな

883 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/13(木) 18:03:59 [ rv92i1Ww ]
花のキャラテキストによると

   鬼が幻想郷にいた、千年ほど前から住み着く天狗。
   元は鴉。風を操る程度の能力を持つ。
   性格は真面目で融通が利かない。強い者には礼儀正しく、弱い者に
   は強気に出る。ただ、取材の相手となれば常に礼儀正しい。

だそうだから、弱い&取材対象にならないような相手だと
敬語が無くなるか、普段とはかなり質の違う話し方になるかもしれない。
チルノに関しては全面的に同意。

884 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/14(金) 03:22:32 [ MIGpSAQc ]
よく考えたら、結構嫌な性格してるな。
実際に居たら嫌われるぞこれw

885 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/14(金) 11:43:29 [ Ss4jwE/A ]
東方キャラはそんなのばっかだぜ。文の場合、実際に結構いるっていうのが問題なのだがw
霊夢とか魔理沙とかレミィとかくらいぶっ飛ぶとどうでも良くなるんだよな

886 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/14(金) 11:58:26 [ ASFBqTB. ]
傍から見れば気違いなこーりんがまともに見えるぐらいですからね。

887 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/25(火) 15:24:50 [ YeX2w8Wg ]
狭い空間は苦手だった。
いつものことだ、今日明日も、もまたいつもと同じ繰り返しだ。
コクピットの中で俺はひとりごちた、だがこれは仕事なのだ、しかも俺自身で選んだ仕事。仕方ない。

これで何百回目になるかわからない独り言を呟くのが「投下」の前の儀式だった。
まあ、こいつをしない事にはうまくゆくものもうまくゆかないのだ。

揺れるエーテル電球の青白い光が ノート大の航路図を照らす
俺は首から提げた懐中時計を確認する
出発から既に1時間経過していた。

ジャイロによれば、俺は航路にそって飛行していることになる。
風も強くない、行程は順調。

そろそろ頃合だ。

操縦桿を軽く点前へ押すと、音も無く機体は暗い雲海へと降下し始めた
風防のガラスを水滴が濡らし、水蒸気の幕の中を光る何かが通り過ぎていった。ような気がした
妖精か、それとも別の何かか。何にせよ気にすると命取りになる。
奴らは無邪気だ、それゆえに相手の都合を考えない。
ここで墜落しては溜まったものではない、俺は妖精が嫌いだった。

一瞬で雲海を抜ける
計器を確認 対地高度・・・よし
機体を横にバンクさせ地表を確認
あれだ 赤い屋根の壮麗な大屋敷 
そろそろパン籠を開けるには頃合だ
降下地点である屋敷の上空まであと数秒
3・・・2・・・1 
レバーを引いた 機体の重量が俄かに軽くなる

上昇する前に、荷物を確認するため機体を左にひねる
荷物はパラを開くのが見えた 風はやや強いが問題ない
荷物はそのまま屋敷の中庭へ頼りなく降下して行った

これで仕事は終わりだった 俺は機体を水平に戻し、軽くなった機体のエンジンを全力発揮に切り替える
咆哮するエンジン だが実際は無音だ。
機体全部に 「風」の術式を施しているからだ。

エンジンの機関部のパーツ一つ一つ、機体の外観、プロペラ、その全てに簡単なマークが刻印がされている。
刻印一つ一つは大した力を持たないが、その刻印をいくつも並べることによって「ある効果」が発動する。
刻印を施した物の周りに、風の薄い壁が形作られ、その結界内の「音」は消えてしまうのだ。。

その結界は、もともとは魔術師に対抗するため、沈黙の空間を作り出すための「禁呪」なのだと、この機体に術式を施した魔女は言った。
まぁ俺には関係ないコトだ。
役に立つならそれでいい。

回転数を上げていくプロペラの震動が、操縦桿を通して伝わって来る。
もっとも、無音結界を通しているので振動はほんの僅かに押さえられている。
本当なら、俺も回転数を上げるエンジンの震動を感じ、プロペラ風を切る轟音が聞きたい。

だがこの世界の空を飛ぶのに、エンジンが轟音を発するのでは無用心すぎる。

しかし、俺は満足していた。

「きょうはエンジンの調子がいい」

ふと気づくと、地平線から僅かに光が見えた。
地平線に、赤い太陽が静かに輝きながら昇って来る。
ほんの気休め程度だった光が、俺の目を痛いほどに射抜い。

曙光。

あの館の住人は、朝日が嫌いだという話だ。
気の毒に。
飛べる翼を持っていると言うのにこの結構な景色が拝めないとは。
無音の咆哮を上げながら、機体は滑るように空を駆けていった。

人里からやや離れた平地、草が茫々と生い茂る「何もない場所」に俺のねぐらはある。
一見何もないようだが、そこには広々とした滑走路があり、主の帰りを待っている。
滑走路の脇には光を溜め込む石が埋め込まれており、それが案内の役目を果たす。

今日もその滑走路は、その機能を果たしていた。
光り輝く光の列が見えた、
ギアをダウンさせ速度を落とす
ゆっくりと・・・だが確実に機体はその高度を落としつつあった

俺は光の列の真ん中に狙いを定め、機体を進入させた。
ぐんぐん地表がせまってくる、対地高度よし、進入角度よし、このまま・・・
レバーを引いて車輪を出す 僅かな衝撃 三脚の車輪は見事に大地を噛んだ 俺はプロペラを逆回転させ ブレーキをかけた・・・

速度を殺しながら機体は10メートルほど進み、そして停止した。

888 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/25(火) 15:31:10 [ s7jfcR/c ]
東方関係なく

889 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/25(火) 18:26:46 [ VPeKu0x. ]
触れるべからず

890 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/29(土) 02:05:06 [ koEz2odo ]
自分で書いた文って何回くらい読み直す?
20回ほど読むとどこを直せばいいのかさっぱり分からなくなる

891 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/29(土) 03:14:24 [ A9vf0LIg ]
2回読み直して翌日もう1回読む

892 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/29(土) 03:54:29 [ ApF0gy0. ]
ものによるなぁ
描写重視のやつは何度でも読み直すし、テンポ重視のやつは一度さらっと流してすぐ投稿する。まぁ俺の場合は後者がほとんどだが…
下手に何度も見直しすると、表現がくどくなったりしそうだし

893 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/29(土) 08:56:36 [ oOay6qkM ]
私は逆に、短い作品の方が沢山読み返すなあ。
むしろテンポ重視だからこそ、色々と削ったり言葉を選んだりと。

894 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/29(土) 10:55:17 [ VFXrYcCs ]
書いてる途中やたら読み直すので、書き上げてからはあんまり読み直さない。
気に入らんところや誤字は書いてる途中でちょこちょこ直すし。

895 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/29(土) 11:01:46 [ KM1Wf/UI ]
朗読最強。朗読黙読それぞれ一日1、2回ずつを三日ぐらい。
一人暮らしでよかった。自分を客観的に見つめ直したりなんかしない。しないんだ。

896 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/30(日) 00:36:21 [ ec/3B.U6 ]
そういえばまた前みたいにお題出してみんなで書いたりしてないの?

897 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/30(日) 10:09:14 [ vji6lGaI ]
そういうときはまずいいだしっぺからだ。
というわけで、なにかお題を出してくれ。

898 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/30(日) 11:29:32 [ e52o/eyg ]
コンペなら専用スレがなかったっけ?

899 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/30(日) 12:33:12 [ a/NcR2aM ]
長編?短編?

900 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/09/30(日) 12:49:08 [ ec/3B.U6 ]
よしじゃあお題は↓
長さは1レスに収まるくらいで!

901 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/01(月) 14:46:06 [ fq9COAXk ]
冬の雷

902 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/01(月) 16:32:11 [ cugGjD96 ]
こいつあ難題だな

903 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/02(火) 00:01:39 [ q6tWF9uQ ]
「ほうらやっぱり」
「レティがおかあさんでけっていだねっ」

ああもう、この妖精達を、黙らせる方法があるのなら、誰か教えとくれ。
ふらりと迷い込んだ湖に、1人寂しげにいたちんまい氷精。
ほんの、退屈しのぎにからかってやるつもりだった。
話しかけた時、文字通り氷の面を被った仏頂面が、絵に描いたような笑顔に変わったのが運の尽き。
そこから46時中。こいつの遊びにつきあわされ、ああ、疲れました。ああ、もう充分でございます。

って時に、なんだい、このやかましい妖精共は、アタイの周りを囃し立てるように飛び回っては、
お母さんだの、母親係だの。
ああ、まっぴらごめんです。ああ、やってられないのでありんす。

「まぁまぁ、レティさんも、みんなも、落ち着いて…」

そこへ出てきたのが助け船。大きな羽根を持った、この妖精共の、親玉かねぇ…
これぞ幸いとばかりに、アタイは言ってやったよ。アタイは妖怪で、妖精の子供なんて見てらんないって

「ご事情は分かりますが、この子は妖精のみなし子なのです。おまけにこの湖に、同種の氷の妖精はおらず、
ずっと、独りぼっちで今まで生きておりました。彼女も、ずいぶん寂しい思いをしているのです。
どうか、全ての面倒を見ろとはいいませんが、彼女の支えになってくれませんか…?」

と、妖精の癖に情で落としてきやがった。でもそれなんじゃアタイの心は揺るがない。
アタイもこいつと同じ、凍気を親に持つ身。性格も、親譲りで冷たいのさ。

そこに、一筋の稲光、そして腹の辺りが、ぎゅっと締め付けられる。
一瞬後に、響き渡る爆音。妖精共は突然の事に、まるで背中に火でも入れられたかのような慌てようで、
そこらを縦横無尽に飛び回る。

でも、そんなに慌てていても、慌てていない妖精の親玉の嬢ちゃんも、そして、その時は本当に耳がおかしくなったと
信じて疑わなかったアタイも、しっかりと聞いた、聞いちまった。

「ママー!」

アタイの腹に、ガマガエルのようにひっついている、こいつの叫びを。
ああ、今日は厄日にございます。ああ、独身貴族も今日で見納めでございます。


−−−

私の今までで一番最悪の日はそんな感じだった。
私は今でも、あいつの母親になった覚えはないし、まとわりつかれて毎年うんざりしているのも、
嘘偽り無い、本心だ。

それでも、冬が来たら、いつもあの湖に寄ってしまう。

小憎たらしいあいつをからかう為と、こんな縁を作りやが…作ったあの妖精達をいじめるために。


−−−
うーん、反則かもしらん。

904 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/02(火) 21:14:08 [ c937O97I ]
俺には逆立ちしても出てこないハートウォーミング。
GJ

905 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/03(水) 10:30:07 [ 6IwScqTY ]
良いよー良いよー。
このスレも活気付くと良いな。

906 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/03(水) 12:45:58 [ 9CQhzDc. ]
お題がむずいんだぜ

907 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/04(木) 18:51:05 [ AFkFoslo ]
 レティ・ホワイトロックは何処でどう間違ったのかと首を捻った。
「なんで、このケーキ辛かったのかしら」
「砂糖と唐辛子をわざと間違えた為ね」
 十六夜咲夜が生暖かい視線をレティの背中にくべると、「ご名答」という声と共に忍び笑いが返ってきた。
 レティは既に平らげられて空いていたケーキの食器を冷水に晒した後、丁寧に布で拭う。
「だって、あの子は暑くなるから、辛い物が苦手なんだもの」
「苦手だから、克服させようと鍛えてるのかしら? 意外ね」
「いいえ。エンターテイメント」
 性格の悪さが滲み出ている返答が響いた後、咲夜はぽりぽりと頬を掻く。

 紅魔館の台所を借りたい、などと申し出る者は今まで居ただろうか。
 少なくとも咲夜がメイド長になってからはゼロであった。それが破られたというのは、ある意味では新記録である。
「それで、どうだった?」
 実に意味もなく、どうとでもとれる設問をしたものだと、咲夜は聞いてから思った。
 自分らしく無いとも考えたが、新記録なのだしかこつけてしまえとも思った。
 そしてレティの返答はというと、
「とても昔ね。ちょっと普通で変な人間に、手料理を出したことがあるわ」
 斜め上に向かって果てなく落ちていった。
 無難に料理の感想についてが聞けると思ったのだが……
 要するに咲夜の銀色の脳細胞をもってしても、この返答は全くの予想外なのであった。
 こういう切り出し方からして、この手の話題は長くなりそうではあるが、咲夜は黙って聞いてやることにした。
「そいつは死んじゃったんだけどね」
 予想外に短かった。
「……それは、料理でかしら? それともそれ以外の因子で?」
「そいつが好きだったのよ。辛い物」
「へえ」
「今のは作り話なんだけれどね」

「そう」と、変な思考体には慣れている咲夜は、微動だにせず頷いた。
 けれど、作り話なんだけれどね、などと最後に断るのは気恥ずかしさを抑制するための常套句である。
 その常套句という一般的マニュアルが、レティ・ホワイトロックにも適合するかという疑問はさておき、
 咲夜は何となく、ではあるが、レティの背中から冬の哀愁とでも呼ぶべき物を感じていた。
……結局、その人間とはどういう関係にあって、料理で死んだのか、死んでいないのかどっちなのだろう。
 咲夜は気になって仕方なくなっていた。

「ところで、あの子が喜ぶような惣菜って何だと思うかしら?」
「さあ」
「ここの棚に並んでいる内のどれかがアクセントにいいと思うんだけれど」
「そうね」
「この二つを混ぜたら美味しそうじゃない?」
「無水フッ化水素酸とアンモニア? やめといた方がいいわよ」
「じゃあこれとこれで」
 その時点で咲夜はようやく気付いたが、レティが手を伸ばしている棚は調味料置き場ではなく、化学薬品置き場である。
 混ぜるな危険と書かれたラベルと、レティのにこやかな笑顔とは、とても美しく調和していた。

 その日、雪景の紅魔館に冬の雷が落ちた。
 咲夜は、昔話に出てきたその人間は、料理の二次因子に因って死んだのだと後に考えた。

908 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/04(木) 22:52:38 [ mjcvSA8o ]
どちらも同じような口調なので、どっちが喋っているのか迷ってしまいます・・

909 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/05(金) 11:53:35 [ Y8RSL6D. ]
>>907
どこかとぼけた雰囲気は好きなんだが、
お題SSとしてはどうなんだろ。お題の絡めかたはこの程度でいいのだろうか。

910 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/07(日) 21:59:41 [ ZbFNV.gk ]
ところで、みんな御題に困っている口かい?

もしいるのなら、社会で一般的に使われてい簡単な発想法について、ごく簡単にレクチャーするぜ。
わずかではあるが、参考になれば幸いだ。

今回の御題は「冬の雷」



まずは、「冬の雷」について、調べてみよう。冬期の雷とはどのような物なのか。
wikipediaとか、調べる材料は死ぬほどあるはずだから、色々と調べてみよう。

だいたい、調べてみたら、今度は、発想してみよう。

そもそも、「冬の雷」ってなんだろう。

「冬の雷」って言われて、何を連想する?
御題について、理解し、考え、そして発想する。

どうしても、インスピレーションが沸かないという人の為に、ヒントを。

冬の雷の、
色は?味は?音は?温度は?状態は?効果は?
感情で言うとどんなイメージ?(喜び?怒り?哀しみ?楽しみ?)
ゲームで言うと何?漫画でいうと何?(もしくはどんなシーン?)この御題で絵を描くとしたらどんな情景になる?


A4用紙を一枚用意して、上の事項や、他に連想した単語を片っ端から書いてみよう。
A4用紙なんて準備できない人は発想用のツールもあるので、これにミリミリ発想のヒントを詰め込んでみよう。
ttp://homepage3.nifty.com/kondoumh/software/iedit.html


あとは、同じ要領で、東方のキャラ、世界観について発想/連想してみよう。
その中で、「冬の雷」という御題とマッチしそうなキーワードを絡めて、ストーリーの骨組みをじっくりと
作っていこう。


これで大体、何かしらのストーリーコンセプトは出来るかと思うんだが、どうだろう?
酒が入ってる所為で、説明がつたなくなってる所もあると思う、申し訳ない。


−−−
と、偉そうな事を言ってる本人は、冬の雷を書いているはずが、冬の嵐じゃねこれ?みたいな作品に仕上がっている
事にショックを受けています。
御題ムズいなぁ・・・prz

911 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/08(月) 17:00:43 [ RUQwmfoc ]
文々。新聞

ずいぶんと寒くなってきましたね。
蛙を凍らす趣味をお持ちな氷の妖精さんと、冬の代名詞な妖怪さんが一年ぶりに再会し、
勢い余って弾幕を繰り広げ、通りすがりの巫女に撃墜されたという情報もありました。

さて、皆さんはご存知でしょうか。雲ひとつない晴天なのに、雷が落ちることあります。
実はこれ、ある魔法使いの放つ魔砲なのです。
特に夜空から一直線に落ちる光景は圧巻です。まだ見たことがない方は、一度ご覧になっ
ては如何でしょうか。
その際、十分に距離をとって安全圏から、と書きたいのですが、肉眼で見える距離ならば
射程圏内なので、流れ弾が来ないことを祈り、心配ならばコインを用意してください。
これは自然現象の雷も同様ですね。

比較的安全に見るならば、紅魔館の門前を遠くから観察することをおすすめです。
上手くすれば週に複数回、見る機会があります。ただし、この場合は、魔法使いが積極的
に相手の至近距離を狙っていくため、高空からの対地発砲よりは見栄えが悪いかもしれま
せん。

なお対空であれば、向日葵畑在住の妖怪さんの可能性もあります。
あちらは照射時間がやや長いので、そこで見分けられるでしょう。

ーーー

こうでしょうか orz

912 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/17(水) 21:19:02 [ YYNRWb8Y ]
夏の夜は気持ちが良いが、今は霧がよく出ていて少しうっとうしい。
しかもこの霧は妖霧、当てられて少し気分が高揚するわ。
……普通の人なら数十分で倒れそう、運良く人でも倒れてないかな?


  そんな事を恐らく考えながら、彼女は妖霧の中心地っぽい湖から離れだした。
  少しは中心から離れたほうが人間が倒れていそうだからである。
  しかしあたりは一面の妖霧。
  勘に頼らず、ふよふよ飛んでいった。
  このお話は、珍しく目的を持って行動する宵闇の妖怪の一幕。


湖を離れ獣道にやってきた。
この道に沿って左に行くと人里、右だと神社、行くなら神社ね。
でも神社に近寄りすぎると、巫女が襲ってくるから少し避けようかな。


  人間を食べるなら幻想郷外の人間が望ましいが、
  幻想郷に住む人間はほんの少ししかいない。
  だが神社周辺などの結界の境では、時々外の人間が入ってくるのである。
  だからといって神社に直接行けば、退屈凌ぎに巫女が襲ってくるかもしれない。
  そういう理由から獣道を少しずれて飛んでいたのだが、
  勘に頼っていない彼女は、異変解決の為に湖へ向かっていた巫女と接触してしまうのである。


巫女とばったり会うとは運が悪いわねぇ
『月符「ムーンライトレイ」』
『!?』
とりあえず驚かす事はできたわ、距離を取って落ち着こう。
…………。
うん、倒れてないけど巫女も人だわ。
こんな夜なんだから、面倒くさがらず弾幕(や)ろう。

『……
 気持ちいいわね
 毎回、昼間に出発して妖怪が少ないから、夜に出てみたんだけど……
 どこに行っていいかわからないわ、暗くて
 でも……
 夜の境内裏はロマンティックね』
あら、もうすぐ近くまできてたのね。

『そうなのよね〜。お化けも出るし、たまんないわ』
昼より夜の方がお化けも妖怪も活発よね〜。

『って、あんた誰?』
『さっき会ったじゃない。あんた、もしかして鳥目?』
そういえば、スペルカードルールで戦うのはさっきがはじめてだわ。
確か最初にカードを提示……さっき慌ててやっちゃったけど一枚だからいいよね。
……面倒くさくて他に二枚しか作ってなかった、まぁいいわ。

『人は暗いところでは物が良く見えないのよ』
『あら?夜しか活動しない人も見たことある気がするわ』
見えなかった?
そうかカードが黒いから人には見えないのね。

『それは取って食べたりしてもいいのよ』
『そーなのかー』
見えたようね。
それにしても取って食べてもいいなんて適当な事、巫女が言っていい台詞なのかなぁ?

『で、邪魔なんですけど』
『目の前のが取って食べれる人類?』
『良薬は口に苦し、って言葉知ってる?』
それはそれは、美味しそうね。

ちゃんと作っておけばよかったわ、ここまであっさりやられるなんて…
『良薬っていっても、飲んでみなけりゃわかんないけどね』
当然でしょ、自分を食べたことなんてあるわけないわー。


〜霊夢編・完〜


空気も読まずに、ただひたすらにルーミアへ愛をこめて
書き終わってからSSってなんなんだろうと考えたりするのはまだ書き始めて間もないからでしょうか

913 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/19(金) 23:25:38 [ a2ATve26 ]
>>912
一応、このスレ的に指摘するが、
>  人間を食べるなら幻想郷外の人間が望ましいが、
>  幻想郷に住む人間はほんの少ししかいない。
>  だが神社周辺などの結界の境では、時々外の人間が入ってくるのである。
この文章がおかしい。
文が繋がってない。
  人間を食べるなら幻想郷外の人間が望ましい「が」
なら、
  そう滅多に幻想郷に入ってくるものではない。
とか、
  そう簡単にはいかない。
というように繋がらないと、意味が通らない。
その上で、「なぜ外の人間の方が望ましいのか」、
「なぜそう簡単にはいかないのか」、という理由を書かないと。
同様に、
  幻想郷に住む人間はほんの少ししかいない。
の後もおかしい。
「だが」に続けるなら、「少ししかいない」に対する言葉がくるべき。
例えば、
  だが、外の人間は遥かに数が多いらしい。
とか。
まとめると、もし俺が書くとしたらこんな感じ。
  人間を食べるなら幻想郷外の人間が望ましい。
  なぜなら、幻想郷に住む人間はほんの少ししかいないので、
  好き勝手に食べるのはルール違反になってしまうのだ。
  とはいえ、外の人間はそう滅多に幻想郷に入ってくるものではない。
  神社周辺などの結界の境では、時々外の人間が入ってくるが、
  だからといって神社に直接行けば、退屈凌ぎに巫女が襲ってくるかもしれない。

914 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/20(土) 02:03:07 [ zHQCM8dc ]
>>913
このスレ的に返してもらえなかったらこのスレに書き込んだ意味が無くなりますがなと突っ込んでみる

書いてて自分でも変だなぁと思ったけどなおしかたがよくわかりませんでした
わかりやすい問題点の指摘と例に感謝

915 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/10/20(土) 04:05:55 [ uuAKrres ]
ゆうかりんss


少し前、その家には1組の老夫婦が棲んでいた。
しかし婆さんが死に、今は1人である。
その平凡な人生に相応しい、平凡で幸せなな最後だった。

庭には、まるで死者を見送るかのように花が咲き乱れていた。死んだ婆さんは、趣味で園芸をしていた事を思い出す。
どうでもよかった。婆さんがいない今、人並みすぎた自分に一体何が残っているというのか。そう考えると虚しくなった。
あの花は婆さんが死んだ今、もう世話をするものもいない。ただ枯れるのを待つだけなんだろう。
それは少し哀れだなと思ったので、水くらいはやることにする。
それが惰性で続いてしまい、ずるずると半端な状態が続いた。
そうは言っても他にする事も無く、ただ日々が過ぎてゆく。
そんな毎日だからこそ、その異変を見つけた時は年甲斐も無く驚いたものだ。

「・・・」

梅雨の終わり、夏の初めの頃。
朝起きたら、少女が庭に生えていた。
土中に胸から下を埋め、植物の葉を思わせる新緑の髪から向日葵を生やした少女は、ただただにこやかに笑っていた。
どう見ても妖怪だ。こういうときは然るべき所へ通報すべきだろう。
だが・・・

「・・・?」

その屈託の無い笑顔を見たとき、「惜しい」と思ってしまった事。それを一体誰が責められようか。
「お前は随分と変わった向日葵だなぁ」
老人はそれを花と思い込む事にした。

それから、老人の生活はほんの少しだけ変わった。
朝起きて、花に水をやり、変わった花と会話をする。会話と言っても、花には喋る為の口は無い。老人が自分の話をするだけだ。
それでも、老人は楽しかった。花は人間と比べても謙遜の無い程多様な表情と感情を持っていたし、何より老人も1人は寂しかったのだ。

「コソコソと物音がしてな、最初は泥棒かと思って飛び出したら、何もいない。それでな、不思議に思って様子を見ていたら、ゴキブリが飛んできよった」
そう語ると、花はさもおかしそうにケタケタと笑った。

「つまらない人生だと思っていたが、結構色々な事があったんだなぁ。お前に話すまでは気付なんだ、わしは馬鹿じゃったなぁ」
そう語ると、花は気を使うようなそぶりを見せた。

求聞記という本を配られた時、「この妖怪は、お前に似とるな」と言って挿絵を見せた。
花は複雑そうな表情をした。
老人は少し気になったが、他にも話したい事が山ほどあったので、そのうちに忘れてしまった。

やがて夏の終わりが近づいた頃、事件が起こった。
「じいさん家の畑に妖怪がいる!」

それは、知り合いの田んぼの鳥除け設置を手伝いに行っている間の事だった。
楽しい日々とはこうもあっけないものなのか。
家へ帰ると、なにやら人だかりができている。
何事かと思って割り入ってみると、「危ないところでしたね」と言う声。
「無事追い払いましたよ」「この妖怪は―――――――――

もう、何も耳に入らなかった。



そして老人はとても悲しい気持ちになった。




「うふふ・・・」
此処は向日葵の花畑。
一面の向日葵達は皆、主である妖怪風見幽香を見ている。
主である幽香は、ふわふわと漂うようにしてこちらに飛んでくる向日葵の花を見ている。
「貴方は少し寂しいお爺さん」
両手で包むように花を持つと、そう呟いてから静かに静かに、土の上にそっと載せた。


明日育っているであろう向日葵のことを考えて、幽香は少し楽しい気持ちになった。



えらく竜頭蛇尾な出来になってしまったような気がしないでもない。
書いている最中にコレを書き終えたらからって何がどうなるんだって思ってしまうのは私が素人だからなのでしょうか。
それは多分作品の出来が悪いかr(ry

916 名前:<光学迷彩> 投稿日:<光学迷彩> [ gnMDoKlg ]
<光学迷彩>

917 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/01(木) 01:06:42 [ XuNni/22 ]
二次創作は自慰行為に似ていると誰かが言っていた
要は自己満足だと思われる
どんな有名な作品も元は自己満足から始まるんだぜ

918 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/01(木) 02:23:29 [ HuhuhROM ]
芸術は自慰

919 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/07(水) 10:46:01 [ ujkgQ5xY ]
自己満足が自己嫌悪に変わってもう一つ先の自己満足を探すという、不毛な作業だと最近思い始めた。
評価されると嬉しくて抜け出せない罠付き。

920 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/08(木) 11:00:27 [ HOPhleEI ]
上を目指すと切りが無いからな。創作なら何だってそうだけど。
けど、後から見直すと自分でも稚拙だとわかったりする作品でも、
書き上げた瞬間の達成感と恍惚感といったら無い。
それで見直したり貰えた感想見たりして反省しつつ気づいたら次のネタを探してて、と
どう見ても中毒です、本当に(ry

921 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/14(水) 22:33:39 [ CfAVvQ2o ]
だがそれが良い
むしろ創作を行う快楽が消えてただの作業になったらお終いな気がするぜ

922 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/16(金) 17:46:36 [ FhmRspIk ]
創想話のほかの人の作品見てて思ったんだけど、
みんな、一回というか一話分の投稿量って結構多いよな? プチはともかくとして。
どのくらいの容量が普通なんだろうか、などと変に考えこんでしまう俺。
俺の場合は、短編だと長くて40kbくらいまでだったんだけど、これくらいはまだ大丈夫なのか。
まあ「作品にもよる」って言っちゃえばそれまでなんだけどさ。

923 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/16(金) 17:49:38 [ SQHXEbRk ]
貴殿が仰られているとおりに作品によって適正分量というものがござるから一概にこれといった基準を設けることが非常に難しいと思われる。

wikipediaには短編小説は原稿用紙数枚から80枚程度とか書いてあるからその位までじゃねぇかな
俺はそこまで行くと中編とか思っちゃうな
でも結局は作品の流れ次第な訳で、やっぱり一概には言いづらいと思うぜ

短編の他にもショートショートとか短編連作とかある訳だし

924 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/17(土) 00:08:35 [ xNFUZ1Co ]
せいぜい5kbくらいの物しか書かない俺は万年投稿するまでもないSSスレ住人。
この分量で創想話なんかに投稿したら「こんな短いもん( )でやれ」とか言われかねない。

創想話怖いよ創想話

925 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/17(土) 08:52:31 [ cYW4Z8cE ]
俺はときたま1000文字ぐらいの作品を創想話にあげているが、別にそんなことは言われた事は無いぞ。
考えすぎでないかい?
というわけで、Let's 投稿!

まあ、コメントも無いんだけれどな。

926 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/17(土) 21:21:40 [ Prm49tEM ]
つプチ

927 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/18(日) 00:27:15 [ SEDCtO.w ]
はじめまして。
純粋に小説上手くなりたい者です。
創想話にも最近投稿始めました。
どうかよろしくお願いします。

928 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/18(日) 09:50:06 [ RjRnHqm6 ]
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1195043711/l100 >>12
さぞや痛いサイトだと思って覗いたら全エピソード、ほぼ同じ量の文字数で調整されていて驚いた

929 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/18(日) 18:54:07 [ CFcTj.E. ]
>>927
いらっしゃーい。
時に語らったり時には批評しあったりしてまったりしましょう。よろしくー。

>>928
なんか凄そうなのはわかるんだが、どこからどう読んでいいのかわかんねぇ……

930 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/18(日) 20:00:36 [ IDL.7oPs ]
>>929
幻想郷ではたらくはオムニバスだから好きなところから読んで行くといいよ
ただ深みに嵌ると丸一日吹っ飛ぶ

931 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/18(日) 20:04:32 [ IDL.7oPs ]
>>927
構想だけと言わずに短編でいいから完結したものをたくさんつくるといいかもよ
がんばれっ

932 名前:927 投稿日:2007/11/18(日) 23:14:48 [ cdRr738E ]
皆さん、よろしくおねがいします。
自分は今の所、前節と合わせて4作品投稿しています。
ちなみに最新作は秋姉妹のお話です。
もし、問題点やここをこうした方がいいというアドバイスもらえたら幸いです。

933 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/18(日) 23:25:05 [ j6BWQxng ]
作品名と作者名を出すところから始めようか

934 名前:927 投稿日:2007/11/18(日) 23:34:31 [ cdRr738E ]
>>933
作者名はB・G・M
今まで投稿した作品名は
前節に
『四百九十五年の孤独』
今節に
『秋のきのこはやばいぜ!』
『河童と歯車』
『憧憬』
です。
よろしくお願いします。

935 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/19(月) 01:10:48 [ m4PW1bI. ]
>>927
時間もアレだし、『四百九十五年の孤独』のみを読んでみたので、
思いついたことをさらっと。

レビュワーの方も書いてるけど、唐突感はぬぐえませんね。
話の中の大きな流れになっている、不協和音から繊細で抒情的への変化に
至る魔理沙の心理描写とか、いきなりフランドールが、いわゆる"デレ"に
傾くのも違和感を覚えました。

唐突と言うことは、A→B→Cの中のBが抜けA→Cになってるから唐突なんです。
風が吹いて、桶屋が儲かってしまってるんです。

ようするに、作中の説明が足りていないんです。

書き上げて読み返した時に、違和感は感じませんでしたか?
自分の脳内イメージはこうなのに、文章には表現されていない。
そう感じたことはありませんか?

まずはそういう唐突感を埋めるように話を作ってみましょう。
色々と、足りてない部分が見つかるかも知れません。
登場人物の心理の流れだとか、場面の描写だとか…

後、個人的に思ったのは、魔理沙人形とか、オルゴールとかの
小物をもっと活かしてあげると良かったかも…

最新作で↑のような事が治っていたら蛇足なので、
聞き流しておいてください。

936 名前:927 投稿日:2007/11/19(月) 01:27:28 [ 1gkKAv/Y ]
>>935
そうですね。
自分としてはフランドールの『気が触れている』という設定を
加味した上であの描写になったんですけど、今思えば少し唐突と言うか
説明不足に見えますね。
折角の小物も生かしきれてませんでしたし。
ラストも確かに物足りなさ過ぎでした。
以上の事を踏まえて次作ではストーリー展開に無理がないように心がけたつもりです。
お忙しいとは思いますが、もし、読んで叱咤激励等もらえたら幸いです。
 
ちなみに、あの作品は初めて書いた東方作品だったので試みもかねていた所もありました。
特にキャラの性格の把握ですね。中でもフランドールの性格は掴みにくかったです。
自分としては感情の起伏が激しい扱いにくそうなキャラをイメージしたのですが
どうもイマイチでした。魔理沙の方は割といい感じかなぁと思いますが。

貴重なご意見ありがとうございました。

937 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/20(火) 21:09:16 [ mfnFQxjQ ]
>>934
935とは別の者だけど、最新作品集の三作品読ませていただきました。
……ぶっちゃけ感想批評が書きにくい。
東方の日常の雰囲気を出そうとしてるのはわかるし、それは概ね成功してるともいえるんだけど、
言ってしまうとそれだけなんだよな。悪くは無いんだが賞賛もしづらい。
流れはスムーズだけど、ヤマや意味や落ちが、無いわけじゃないけどなんとなく弱い。
とは言え、日常を描くことが駄目ってわけじゃなくて。
何ていうかなー。東方の日常を公式の情報から得られる世界観からそのまんま抽出するだけじゃなくって、
二次ならではの自分なりのアレンジ、味付けをどういう風に出すか、
つまりひねりが、個性が欲しい。
文章力、ギャグ、弾幕バトル描写、叙述トリックなどなど、方法はまあ幾らかある。

だけど個性って、無理に出すもんじゃないんだよなー。
もしかすると、創作を続けてるうちに、自分にとっての王道が見つかるかも知れないから、
今は地道に切磋琢磨するべきなのかも。
あるいは、もし流れを重視するあまりに自分の出したいものを抑えて書いてる節があるというなら、
今度はもうちょっとはっちゃけてみるのも手かも。

もしくは、日常そのものだけを書くんじゃなくって、
何か他の物語を用意して、それを演出するのに「東方日常風味」で味付けするとか。
そうすると、評価はその物語に対してに集中するし、日常演出はその評価にプラスアルファされる。


こんなところかなー。あんま自信なさげな批評でごめんね。

938 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/20(火) 23:42:47 [ Paw6NIdc ]
>>934

読みました。多分に主観が入っていますが一応指摘を。

文章に関しては、目立っておかしいところはありません。
が、アクも無い。すらすらと読めるのですが、いまいち抑揚が無い
というか。淡々とした雰囲気に合っているといえば合っているの
ですが。

それから、オチが弱い。ほのぼの系の話だとしても、もう少し残る
何かが個人的には欲しいです。
これについては、必ずオチる必要があるのかというところもある
のですが、オチが薄い場合は文章に魅力が無いと難しい。
文章を濃くして雰囲気で酔わせるか、話としてキチンとオチを
付けるかは作者さん次第ですね。
というか、白い恋人はオチになるのかな。これについては、
どうも繋がりがわからなくて。こちらの読解力不足ならすみません。

あと、かなり個人的なことですが、キャラのイメージが自分とは
合わない部分があって、会話で違和感があります。
具体的には霊夢とパチュリー。
これは、作者さんが持つイメージがあるからどうしようもないけど。
ちなみに、にとりはグー。これはOK。良いと思いました。

ついでに、些細なことですが、粘菌はキノコとは違うと。

939 名前:934 投稿日:2007/11/21(水) 00:50:19 [ q/OXNpbo ]
お二人とも貴重な助言ありがとうございます。

>>937さん
そうなんです。
まさにその通りなんです!
無難な方に走ってると言うか
言ってしまえば、可もなく不可もなくで
でも、どちらかと言うと不可に近いみたいな感じなんです。

自分のエッセンスを出すとなると手っ取り早いのはオリキャラ使ったギャグ系なんですが
一応今、オリキャラが出てくる話を執筆中なんです。
ところがオリキャラを出すと、どうしても東方キャラを食ってしまうんですねぇ。
そこの加減で、なかなか手こずってます。

いえいえ、十分参考になりました。
貴重なご意見と批評、本当にありがとうございました。

>>937さん
本当オチが弱いですよね。
自分でも何とかしたいのですが…。
ぶっちゃけ自分には文章力がほとんどないので雰囲気重視にしてるため
どうしても薄くなってしまうのかもしれないです。
白い恋人ブラックはまぁ、雰囲気で決めました(苦笑
あと会話ですね。パチュリーは、公式でも時たま口調が変わるときがあるんですよね。
そこが上手く掴みきれてないです。
霊夢は、更に掴みづらいです。
自分としては、『社交性はあるけど、あまり深くまでは関わらなくて、物ぐさ気味な感じ』です。
実際、どういう性格なんでしょうか彼女は(苦笑
他の人の作品なども参考にしたんですが、皆が皆違ってる感じなんですよね。
にとりはあれで良かったのですね。自分も彼女の感じは結構気に入ってます。

あと、粘菌ときのこの違いの指摘ありがとうございます。
勉強不足が見え見えで、お恥ずかしい限りです。
貴重なご意見ありがとうございました。

940 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/21(水) 15:39:11 [ Z7fJAfAM ]
>>939
あー。手っ取り早く思えるかも知れんが、
二次創作でオリキャラで自分なりの味を出すのは、普通にやるよりも難しくなることが多いぞ?
まあよっぽど取っておきのアイディアでもあるというならいいけど、
あんまり切羽詰まって下手なもの出すよりは、じっくり練ってから書いたほうがいいと思うぜ。

941 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/21(水) 18:11:51 [ BxjRrNy6 ]
オリキャラだが 喰わないようにするんじゃなくて、かち合わないようにすればいいんじゃない
既存東方キャラと一定の距離を持つ
同列の強さを持たない 非戦闘員とか
どっかに似ちまったがまあいいか

942 名前:934 投稿日:2007/11/21(水) 19:21:27 [ b4ToNAMs ]
そうですね。確かに普通に書くよりは難しいかもしれないです。
でも別に前から書いているので切羽は詰まってないですし
あと戦闘は極力出さないつもりです。
オリキャラはトラブルメーカー的なものなので
そこら辺を上手く加減する必要がありそうですけど
と言って距離を置き過ぎてもあまりオリキャラ出した意味がなくなってしまうので
とりあえず、まず投稿してみてどうかですね。

943 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/21(水) 21:20:10 [ Z7fJAfAM ]
まあそこまでわかっててやるってんなら、止めはしないさ。
実験の意味合いもあるみたいだし、それが自分の糧になるのなら挑戦してみるといいよ。
でも叩かれても泣かない覚悟は決めとけよー。

944 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/22(木) 11:50:19 [ U1DJqs3M ]
オリキャラ使ってるってことで粘着されてる人もいるからな
ある程度の勇気がいるけど突き抜けるとディープなファンがつくな

945 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/25(日) 16:19:40 [ NOfr3rRs ]
色々な物を実験的に書いてみたりするんだけどさ、
必ず途中で詰まってはゴミ箱行きになっちゃうんだよなぁ。

「あ、何かキタ!」
とかそんな勢いで書き始めた物の方が最後まで書けたり。
それが評価されたりしちゃうと、実験が更にやりずらくなったりw

946 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/25(日) 16:24:23 [ yDjUWFIg ]
>>945
とりあえずあれだ
実験云々の前に正しい日本語を勉強するところから頑張れ

947 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/25(日) 22:10:38 [ kuhgzBFs ]
>>945
実験作ならなおさら、コンセプトを軸に据えたプロットを立てるべし。
途中で詰まったらとりあえず寝かせておいて、後で少しずつでも書くこと。
根本から駄目な試みなら、プロットの時点で駄目だとわかるはず。
奇抜すぎてまとめにくいとかなら、むしろ勢いで行かずにじっくりゆっくり考えながら書く。
途中で詰まったからって即ゴミ箱行きではいくらなんでも勿体無い。せめてプロットだけでも残しとけ。


かく言う俺のフォルダの中は未完プロットがごちゃごちゃ詰まってますが何か。

948 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/26(月) 03:43:50 [ jc9BG.QA ]
おおおなだけど、オリキャラも使い方次第だね。
ちなみに、ここ最近見た中で一番グッときたオリキャラは呉作どん。

949 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/29(木) 12:46:01 [ Mb6v19Lo ]
このスレッドは本当に読んでるだけでも勉強になるなぁ。
特に地の文を書くとき悩む自分としては、参考にできる部分がたくさん。
どうしても逆接が多くなっちゃうんだよね。

950 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 01:27:39 [ md9lEERE ]
ああもうワンエピソードで詰まっちゃって先にすすめねえぜ
自分の筆力のなさが恨めしい
ここさえうまく書ければ後は固まってるからゴールできそうなんだが

951 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 01:50:02 [ udNtfbo. ]
創作に於いて最も当然に努めなければならぬ事は、〈正確を期する事〉であります。
その他には、何もありません。風車が悪魔に見えた時には、ためらわず悪魔の描写をなすべきであります。
また風車が、やはり風車以外のものには見えなかった時は、そのまま風車の描写をするがよい。
風車が、実は、風車そのものに見えているのだけれども、それを悪魔のように描写しなければ
〈芸術的〉でないかと思って、さまざま見え透いた工夫をして、ロマンチックを気取っている馬鹿な作家もありますが、
あんなのは、一生かかったって何一つ掴めない。
小説に於いては、決して芸術的雰囲気をねらっては、いけません。
あれは、お手本のあねさまの絵の上に、薄い紙を載せ、震えながら鉛筆で透き写しをしているような、
全く滑稽(こっけい)な幼い遊戯であります。

952 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 02:36:05 [ ZwaG7iBU ]
何かの引用かい?
書き手なら自分の言葉で語りなよ。

見え透いた工夫をしてロマンチックを気取る馬鹿。

一面の真実なのだろうが、その試行錯誤こそが創作なのだと思うけどな。
悟りきった顔で、これこそが文学だなんて言ってるから衰退するんだよ。

953 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 02:55:26 [ gIP3CCVk ]
なんかGS美神にそんなエピソードあったな・・・


いいか、エンターテイメントってもんわな、目の前のヤツを、今、楽しませるためにあるんだよ。
百年後の自称有識者のクソ野郎のためじゃねーんだよ。
楽しませること、それがエンターテイメントの全てだっつーの。

954 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 03:06:47 [ QcSSg/wQ ]
確かに小説ってのは学術書と違って娯楽なのだし今の人間を楽しませるためにあるよな
だけど100年以上の時を越えて今でも受け継がれているものを蔑ろにする風潮もどうかと思うんだ
さしたる理由も無く時間による風化を越えられるはずもないんだし

955 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 03:28:17 [ jeIRX1iA ]
100年前の名作は100年前の人たちを楽しませるために
当時の最先端のセンスで書いたからこそ
100年後でも評価されているのだろう

956 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 03:36:35 [ gIP3CCVk ]
そうか、わかったぞ。
今楽しませるのがエンターテイメント。
100年後もOKなのが芸術なんだ。
俺もまだまだ青いな!

957 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 03:44:47 [ QcSSg/wQ ]
いや、それも違うだろw
ってネタにマジレスした俺乙

958 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 15:59:06 [ RLkwlIT2 ]
>>949
印象付けるのに便利だからな、逆接。
実際の文章読んでみないとなんともいえないけど、
意識して減らそうとするのはOKだと思う。
ちなみにかく言う俺はダッシュとか三点リーダとかの記号が多くなりがち。
こっちも意識して、色んな表現使うようにはしてるんだけどな。

>>950
逆に考えるんだ。
後の展開に持っていくのに都合のいい筋道は何か、という観点で話を進めるんだ。
勿論、そこまでの展開やキャラ造詣は壊さないのが前提だけど。

959 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 19:32:03 [ Xhq0dC5g ]
ワンエピソードというか、文章一つしっくりいかなくて先に進まないことはある。
もっと良い表現があると思うんだけどなーとこねくり回してて
結局どれも合わなくて最初に思いついたのを使ったり。
まーいいや、とほっといて先の方を書き続けると、そのうち閃いて解決したりする。

960 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 22:10:56 [ f5.l7FgQ ]
まぁ風車を悪魔に見立てて戦いを挑む遊戯なら、人を楽しませれるかもしれない。
しかし風車を悪魔だと思い込んで戦いを挑めば、人に嗤われるしかあるまい。

現実は無情なり。

961 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 22:32:52 [ ZwaG7iBU ]
ドンキホーテを哀れと嗤うのは、きっと人として正しいのだろう。

だけど俺はたとえ人に笑われようとも形のないものに必死で挑む、そんな馬鹿が大好きだ。
人の心を動かすのはいつだって、小利口な常識人じゃないと思うんだぜ?

962 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 23:29:48 [ .9WWDkHs ]
雰囲気の醸成を企図する事は、やはり自涜であります。
〈チエホフ的に〉などと少しでも意識したならば、かならず無慙に失敗します。
無闇に字面を飾り、ことさらに漢字を避けたり、不要の風景の描写をしたり、
みだりに花の名を記したりする事は厳に慎しみ、ただ実直に、印象の正確を期する事一つに努力してみて下さい。
君には未だ、君自身の印象というものが無いようにさえ見える。
それでは、いつまで経っても何一つ正確に描写する事が出来ない筈です。
主観的たれ! 強い一つの主観を持ってすすめ。単純な眼を持て。」

誰しもはじめは、お手本に拠って習練を積むのですが、一個の創作家たるものが、
いつまでもお手本の匂いから脱する事が出来ぬというのは、まことに腑甲斐(ふがい)ない話であります。
はっきり言うと、君は未だに誰かの調子を真似しています。
そこに目標を置いているようです。
〈芸術的〉という、あやふやな装飾の観念を捨てたらよい。
生きる事は、芸術でありません。
自然も、芸術でありません。
さらに極言すれば、小説も芸術でありません。
小説を芸術として考えようとしたところに、小説の堕落が胚胎(はいたい)していたという説を
耳にした事がありますが、自分もそれを支持して居ります。

傑作意識を捨てなければならぬ。
傑作意識というものは、かならず昔のお手本の幻影に迷わされているものである。
だからいつまで経っても、古いのである。まるで、それこそ、筋書どおりじゃないか。
あまりに、ものほしげで、閉口した。「芸術的」陶酔(とうすい)をやめなければならぬ。
始めから終りまで「優秀場面」の連続で、そうして全体が、ぐんなりしている。

963 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 23:41:59 [ gIP3CCVk ]
俺の目の前で霊夢が裸に、まで読んだ。

964 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/11/30(金) 23:46:38 [ QcSSg/wQ ]
ポエマーが多いな

965 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/01(土) 00:10:28 [ 8uRhzZw. ]
酒が程々ならば体に良いように、陶酔も程々ならば心が豊かになろうさ。

これはちと酔いすぎやもしれんが。

966 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/01(土) 00:15:33 [ 0I3Lq1lI ]
太宰の引用ではなく、自分の言葉で語りなさいよ、と。

967 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/01(土) 00:23:50 [ 8uRhzZw. ]
なるほど、どおりで既視感がある訳だ。

太宰ならしょうがない、アル中でヤク中の酔っ払いの最たる方だ。

968 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/01(土) 08:04:55 [ MQRem7QE ]
つまり自分の書けるものを好きなように書けってこった。
いやマジな話、変に背伸びしたもの書いてもろくなことにはならんし、
読者受けを狙いすぎるのも、自分に枷をするハメになりかねん、その上読者にも媚びてるってバレることもままある。
勿論、逆に読者を意識から完全に外してしまうと、よっぽどの天才でもない限り、
書いた本人以外は全員置いてけぼりな文章になってしまう。
だから、自分の文章や作風、欠点や長所を自覚するのって重要なんだよな。難しいけど。

969 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 05:52:42 [ nVh3uMj2 ]
私、このパイ嫌いなのよね。おばあちゃんの作ったニシンのパイ

970 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 09:02:45 [ DmQq5F2M ]
あんな美味そうなパイを見て、なぜ不快な顔ができるのか不思議だ。

俺にくれぇ。

971 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 10:57:43 [ CeV/Cz82 ]
ニシンが嫌いなんだろ

972 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 11:06:39 [ uuqOggSg ]
いやいやおばあちゃんが嫌いなのかも知れん
・・・・許せねえな

973 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 11:08:00 [ 5iA2DmLE ]
オッパイがどうしてたって

974 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 13:12:05 [ hIaabjB6 ]
正しいと思ったものを書くしかないんですよ。結局は。
そう思ってないと全部潰れてしまう。自分の中で『コレ』って思ったものを完成まで貫くしかない。
それが俺のドリルだ。

話は変わるが、10月の終わりに書き始めた小説もといSSが今だ完成しない……内容がボリュームアップを繰り返している。
プロットは立てたんだがなぁ。人のことは言えないか……。

975 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 13:56:41 [ fu9zVexI ]
>>974

1.話が脱線している「ありのまま…(ry)」
2.プロットの他に、書き足す必要が生まれた「風が吹いても桶屋は儲からなかったんだよ!」

どちらにせよ、プロットに逸脱した方向に話が進んでいるのなら
見直しを行うべき。
書き足しをやると、全体のバランスが崩れる危険が伴うので。


後、個人的に言わせてもらうと、一ヶ月程度はまだ序の口だと思う。
ああ、未完フォルダの中身見たくない見たくないミタクナイΞカコイイ…(ry

976 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 17:03:46 [ hIaabjB6 ]
>>975
もうすぐ完成するんだ……頑張ればあと数日で。十分プロット内なんだけどまぁ冗長だよね。
それから誤字脱字とか編集するさ。出来れば批評もして欲しいからどこかに上げるだろうけど。校正が終って完成するのはいつのことやら。
貴方も頑張ってください……としかいえない私が恨めしい。

それにしても完成すれば東方では一年ぶりのSSか。どれだけヘタになったものか……。
書き足す必要が生まれたのは事実だねぇ。

私に再びSSを書く勇気を与えてくれたこのスレに感謝を。

977 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 18:42:49 [ CeV/Cz82 ]
いいか・・・SSを書きかけ、なんて俺たちは言う必要はねーんだ!!
なぜなら! 書くぞ!と決めたら最後まで書くからだ!!
「完成した」なら使ってもいいっ!!

978 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 23:00:33 [ Ehs7RkIE ]
小説は彫刻に似ていると思う。
まず全体を作って、細かいところを納得いくまで彫り進めて完成。

全体像を彫ってる内から一部のディテールに拘るのはおすすめしない。
「あれ?俺何作ってたんだっけ?」
ってなることもあるし、拘った部分のせいで、肝心の主題がぼやける
こともある。

全体像を彫る時には拘らない。
「まぁこんなものだろ」くらいのノリで彫る。さっさと彫る。大いに妥協する。
パッと見で「ああ、猫か」「ああ、狐か」と分かるくらいでおk。

但し、細かいところは何度も何度も彫り続けるに限る。時間をかける。妥協しない。
ここで手を抜くと、どんな素晴らしいプロットでも台無しになる。
「ああ、橙か」「ああ、藍か」程度の物よりも、もっと精緻に、時には大胆に彫った方がいい。
ここが一番作者の個性の出るところかな。

でも、彫刻よりも気が楽なのは、何度でも書き足せるし書き削れる所かな。
その分、諦めの無い無間地獄の罠があったりもするけど。


−−−
ごめんね、恥ずかしいこと書いてごめんね。

979 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/02(日) 23:03:01 [ CeV/Cz82 ]
いや、わかりやすくて良いと思うぞ。

980 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/03(月) 11:18:10 [ t0a/rIvw ]
俺は逆だな。
「描写とストーリーラインは絶対に切り離せない」ってのが持論。
>951の話にも通じるのだが、「風車が悪魔のように見える」ような描写をした場合、
それはその場の雰囲気もしくは主人公の心理状態が、そういう酷い状態だという事で。
なので、その後の描写とストーリー展開はそれを受けて発展させるように書く。
逆に、そういう意味での必要性がない描写は、書き上げた後だろうが絶対に書かない。

まあそんなんだから、簡単に筆に詰まったり、セルフボツを乱発したり、一定以上の長さの作品を書けなかったりするんだが。
自分のやり方に固執する訳ではないが、このせいで方向性が見えなくなるような場合、その話を書くべき実力が俺に無い(もしくは作品のイメージが十分練れてない)んだと解釈してる。

981 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/03(月) 11:46:37 [ zHN7qOZ. ]
日記SS氏みたいに誤字は当たり前 なんでもありだけど物量と蘊蓄で読者ついてるケースもあって
あれ読んでたらなんか一つの作品を練り上げるんじゃなくて
書きなぐりでも有りかもと思ってくる

982 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/03(月) 14:19:15 [ JqfjkpXk ]
>>981
 細かいSSを最後まで作って大量に完成させ続けるのって難しいよな
 ただ日記氏は細かい誤字脱字多すぎ
 後で直っているけど

983 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/04(火) 01:29:45 [ VnxTpg7w ]
SSに細かい状況描写ってどれくらいまでなら入れていいんだろうか。
書けば書くほど無駄に長くなって、読む人がウンザリするんじゃないか気になって、
どうしても淡白に書いてしまうんだけど……

984 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/04(火) 02:05:02 [ GNl5ogis ]
自分で妥当だと思った描写入れた1シーンをうpってみたら?
「これくらいが最適!」という答えは難しいだろうが、意見は聞けるだろう。

985 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/04(火) 11:30:18 [ l3wKT1Uo ]
シーンの重要度にもよるよ。

ここから大逆転の場面と、何も起こらない道を普通に歩いてるのとで必要な描写は変わってくる。
前者みたいな盛り上がるシーンでは、緊迫感や印象を強くするのに描写は多めにして、
後者みたいな繋ぎの場面では、漠然と想像できる程度にあっさり目の描写をしてくといいんじゃないかな。

986 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/05(水) 19:24:28 [ DR7yID/E ]
作品できた。でも完成したとは言いがたい。どこかに穴があるみたいで不安。
批評はして欲しいけれど、まだ創想話に出すレベルじゃない……。
批評してもらって、自分でも気がつかないところを直して、それをちゃんとあの場に上げたい。

そう思ってるんですが、その場合はやっぱり、いっそのことあの場に上げてしまったほうがいいのですかね……。

987 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/05(水) 19:25:51 [ YNPwzliM ]
鉄も叩かれていいものになるんだぜ?

988 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/05(水) 19:55:03 [ DR7yID/E ]
やっぱり覚悟決めないとだめですよね……もう一度だけ印刷して読み直して、
最終訂正と校正したらあげて批評をお願いしようかと思います。
>>987さん、ありがとうございます。

989 名前:西風 ◆PInyneq5OE 投稿日:2007/12/06(木) 17:56:39 [ DTmDfP9c ]
986改めまして、西風と申します。一年くらいまえにお世話になりましたが、今回も批評をお願いしたいです。

創想話の最新作品(いずれは47になるのでしょうか)の『神無月の』という作品です。
また、縦読み用を用意しました。よろしければ以下からどうぞ。
ttp://coolier.sytes.net:8080/th_up2/src/th2_7875.zip
ファイルの中身はワードとテキストのファイルが一つずつになります。

上げたばかりで若干早い気もしましたが、もともと批評をしていただく目的で上げているということでよろしくお願いします。
ついでにスレ自体も上げさせていただきます。

990 名前:<光学迷彩> 投稿日:<光学迷彩> [ gnMDoKlg ]
<光学迷彩>

991 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/08(土) 03:52:12 [ O1krd0iM ]
>>989
批評目的ということで、酒も入ってる事もあり、
割と辛口評になるかも知れません。ご容赦ください。

まず、作者からのメッセージから。

>感謝の言葉もありません。ただただ頭が下がる想いです。
>読んでいて眠くなられたかもしれません。それは私の表現力不足です。ただただ頭が下がります。

2つの「頭が下がる」という表現は意味が違ってますよね?
違う意味を表すのであれば、表現を変えてみることをお奨めします。

では、本編の批評に入ります。
>「ぎゅむ!?」
>しかし妖怪の方は踏ん張れなかったようだ。腕が固定されたため、体全体が進行方向に大きく
>つんのめった後、頭だけが戻ってくる。蛙が潰れたような声が辺りに響き、それきり妖怪の
>抵抗は止まった。どうやら目を回してしまったらしい

>それからしばらくの間、早苗はにとりを支えるような形で、柱に背を預け座っていた。

すいません、意味がよく分かりません。
恐らく、貴方の頭の中には映像がはっきりとイメージ出来ているだろうと思いますが、
うまくそれを文に出来ていないのだと思います。

>王道は表現力次第で信じられない力を発揮します。ありふれた話でも、
>表現技法が優れていれば、それだけで作品は成立します

メッセージでこう書いてあるという事は、逆にそれだけ表現力に自信が無い事だと認識しました。
実際、上記で指摘した所の他にも表現が足りていないところが見られました。

後、場面描写において一人称と三人称がごっちゃになってませんか。
誰目線の話なのか混乱した所があったので、統一した方がいいです。
特にこの辺とか
>「何か面白いことがないかと、あの一件から平穏を保ち続けているこの神社にきてみたけれど
>……何も無かったわけで」
>ちらと、掃除中の早苗を見る。先ほどよりも遥かに濃くなった暗さが更なる哀愁を誘ってくるが、
>文は特に何も感じていないようだ。
>「これならもう一つの神社の方がまともそうですね。あちらは信仰とやらがなくても色々集まってきますから」
>一瞥して吐き捨て、つまらなそうに視線を戻す。どうやら彼女は取材価値無しと判断されたらしい。

他にも色々と指摘したいところ(「和菓子」か「羊羹」か統一すべきとか、話の流れが妙だとか)がありますが、
酒が回って眠くなってきたのでこの辺りで。

最後に
>私……どこまで行けましたか?
経験不足だと感じました。
もっと作品の数をこなすことと、現行に出ている小説の表現などを参考にしてみては如何でしょうか。
他にも色々ありますけど。

992 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/08(土) 13:36:42 [ 88vZEJws ]
>>991
批評ありがとうございます。
ご指摘の場所を読み直し、考え直してみました。

>>作者のメッセージについて
確かにその通りです。といいますか、そもそも「頭が下がる」の意味がそもそも別の意味でした。
早急に直させて頂きます。

>>本編、表現力について
>>うまく文に出来ていない
確かにその通りです。この作品では、どう表現していいのか解らず唸ってひねり出した文が沢山あります。
それは推敲時にも同じで、直ったと思ってもどんどん歪んでいくのです。
読みやすさ、解りやすさを追求した方が良いのか、作品の面白さを追求した方がいいのかはわかりません。
表現力は作品の面白さですが、作品の面白さは表現力ではない気もします。

結局、経験不足というのが最も適切なところでしょう。悔しいです。

>>本編、視点について
私が使用しているのは三人称一視点です。
三人称でありながら、一人の人間(その場面の主人公)の心の中を描き出せるというものです。
本当の三人称は全てが神の視点になるので、またややこしくなるのですが……。

本文中の、『文は特に何も感じていないようだ』は正確には『文は特に何も感じていないように見えた』となるの分かりやすい文章ですね。
この場合、場面の視点であるにとりから見て、『文は何も感じていないようだった』と保管していただく必要があるのかもしれません。

ともあれ、誰の言葉がわからない、というのは主語が無い、及び表現力の不足のためだと思われます。
こちらも私の力不足から来るものです。申し訳ありません……。

>>和菓子と羊羹を統一
確かに、これは直したほうがよくなりそうです。早速直させて頂きます。

>>話の流れが妙
出来ればこのあたりをもっと詳しく欲しいです……。
自分では気がつかない場所を教えていただけるのは何よりのことですから。


一つだけ、私からお願いがあります。批評していただく分際でこんなことをいうのは心苦しいのですが、
できればお酒を入れる前に読んで批評していただけないでしょうか。
神主のように、お酒を飲んで精力的に創作活動をする方もいるようですが、基本的には脳の活動を阻害し、理論的な思考ができなくなります。
そのご指摘全てがそうであるとは言いませんが、若干的外れな部分を含む可能性もありえます。
しかし、お酒を飲まなければ読めないような酷さであるという批評ならば、悔しいですがそれを受け入れます。批評していただいただけでもありがたいです。
強制できるものでもありません。ただのお願いです。解っていただけたら嬉しいです。


>>私はどこまでいけたのか
本当はこの作品で最後にしようと思ってたんです。
東方の小説も、自分が別に書いてきたものも。皆様には一切関係ないんですけど、そういう区切りの作品でして、だからぽろっと聞いちゃったんですね。
自分の限界はどの程度かと。どれだけ良いものが書けたのかと。そんなふうに試してみたくなったんですね。

……悔しすぎるからまだ書くけどね。

993 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/08(土) 15:20:06 [ 30ChdvSE ]
どうでもいいけど次スレまだー?

994 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/08(土) 15:30:47 [ 88vZEJws ]
じゃあ立てます。
ちょっとテンプレ作りもかねてまとめますね。

995 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/08(土) 16:21:34 [ 88vZEJws ]
お待たせしました。次スレです。

ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/6306/1197098164/

996 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/08(土) 20:36:02 [ 9x0bUzSc ]
>>989
やっと書けた……凄く長くなってしまった。申し訳ない。
まず作品と関係ないが、後書きでへりくだりすぎ。感想欄でもツッコまれてるけど。
謙譲は行き過ぎると「あんたが感動した作品なんて大したこと無い代物なんだぜ」という意味に取られかねないので、注意すべし。

で、肝心の作品のほうだけど、
まず凄い些細なとこから入るけど、早苗の独り言が丁寧語なのがびみょん。
彼女が敬語キャラなのはいいんだけど、敬語キャラでも独り言は素である場合が多いから、
独り言を敬語で喋るキャラは、「頭の中まで敬語の、筋金入りの敬語キャラ」でなければならない、
まあ東方はキャラが解釈次第なところがあるから、許容範囲ではあるんだが。俺個人が気になったってだけかも知れん。

全体的には良く出来てる。早苗とにとり、二人の心情を上手く絡めてる。
人間を盟友と見ているのに人見知りなにとりと、幻想郷に来たばかりで不安定で未成熟な人間の早苗、
この二人の組み合わせは思いのほか相性が良かったんだなと、本作で初めて気づかせてもらえた。

だけど難点もある。まず一番気になったとこだけど、
前提設定が唐突というか、早苗の心情描写が性急というか。
最初に普通に留守番しながら、ささやかな「痛み」を早苗が感じている、
それがにとり視点になった途端に凄く深刻そうな書き方がしてあって、
そして半月経過後には絶望寸前まで行ってしまって、となってるわけだが。
最初の「痛み」の描写からだと、全くそのへんがわからないから、話が進むにつれ、
「ええ、そんなに深刻的な話だったの?」と感じてしまった。
(だってその割りに、早苗はもやもやしてる以外は何のアクションも起こしてないしなぁ……)
そこまでやるんだったら、もうちょっと工夫なり伏線なりが欲しいと思う。
例えばだが、俺なら一番最初の描写を、留守番(ご飯作りすぎ事件)シーンじゃなくて回想か何かにして、
風神録本編で早苗が霊夢に敗北したシーンから書いて、それが早苗にとって衝撃的だったことを印象づけておく。
(勿論その通りにしろってんじゃないよ、個々人なりの書き方で書けばいいと思う)

あと>>991も言ってるが表現が微妙に変なとこがある。
>>991で問われてる>「ぎゅむ!?」 のあたりと似た話なんだが、
>「それ、私がやったの。天狗様に頼んで、無理やりに配ってもらった紙」
ここ以降の早苗とにとりの位置関係というか姿勢というか。
 早苗が座った腰はそのままに肩と首だけ振り向く(>座ったまま体だけ振り向けば〜)
→にとりが手を差し出して、早苗がその手を取る
→にとりが後ろから背中に抱きつく、抱きつかれた早苗は肩越しにその泣き顔を見ている
ということだと思うんだけど、最初は「体だけ振り向く」ってのを上半身振り向きだと思ってたので、抱きつかれた後の
>すぐ後ろで盛大な泣き声が聞こえる。
ってのが違和感あって、読み直してやっと納得したりとかしてた。
(状況は納得できても、頭の中で絵に起こすと違和感がある場面)

997 名前:名前が無い程度の能力 投稿日:2007/12/08(土) 20:36:51 [ 9x0bUzSc ]
続き。

あと、やっぱり早苗の心情描写関連なんだが。
>ようやく思いっきり泣けた、そんな他人事のように見つめて改めてわかった。自分は助けて欲しかったのだということが。
>苦しくて切なくて、自分の存在意義が欲しくて必死に前に進んで、それでも満足できるものは得られなくて……。
>特別でないと知ったその時から、あがき続けた結末がこれだった。

と書いてあるんだが、ここもかなり違和感ある。早苗はその直後に、
>思うだけで行動は起こさなかった。想いが何でも形になれば苦労はしない。だからこそ人はそれに向けて努力する。
>そんな単純なことが心からぽっかりと抜け落ちていた。

とも書いてある。何が違和感あるかというと、
行動起こしてない、悩んでただけなのに「前に進んだ」とか「あがき続けた」とか言われてもしっくり来ない。
そもそも、早苗はこの日までは自分の悩みが何なのかさえわかってなかったし。

……ともあれ、これらは男のくせに細かい気質の俺だからこそ気づけた点かも知れん、
普通に読む分にはなんら問題は無いのかも。

そしてもうちょっと細かい点。
神社に東方キャラが集結して、早苗が困惑するシーンだが、キャラを半端に具体的に書きすぎというか。
わざわざ登場を台詞つきで説明するには人数が多い、台詞はもうちょっと減らして、後は地の文で説明しても良かったと思う。
逆に、「全員来たことを強調したかった」というなら、
花映塚キャラやアリス、プリズムリバーらのようないわゆる集団に属さないキャラも書いておくべきだったような気がする。
(まあこれやると説明がさらに倍になってダレるから、やらなくて正解だとも思うんだが)

> もう迷わなかった。苦悩も、悲しみも、全てを力に変えて間に進む、支えると決めた。
誤字かな。「前に進む」では無いかと。



とりあえず気になったのはこんなところかなー。
難癖ばっかりつけてるようだけど、全体的に良い話だと思ったのは本当だよ。
早苗の成長とか、にとりとの友情とか、よく書けてたと思う。
ただ、まだまだ荒削りというか、磨けば光るところはあるから、頑張って欲しいと思う。
「どこまで行けたか」という問いに対しては、
「まだ先がある」とだけ答えるに留めたい。

俺たちはまだ登り始めたばかりだからな(ry

998 名前:ナルリ-からの使者@15666[2] ◆Mm.YINALRY 投稿日:2007/12/08(土) 21:05:10 [ 7.Mdy21s ]
a

999 名前:rtvrtersgesrgv 投稿日:2007/12/08(土) 21:05:40 [ 7.Mdy21s ]
ercgerct

1000 名前:rtvrtersgesrgv 投稿日:2007/12/08(土) 21:08:16 [ 7.Mdy21s ]
b

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