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1 名前: ―――― 投稿日: 2003/12/15(月) 13:09
2003年 12月14日 日曜日。
午前11:45分、部屋に飾ってある時計が止まった。
中学一年の時にこの家に引越し、初めて僕専用の部屋ができ、その時からの付き合いだ。
当時は凄く辛かった。
学校では孤立 周りは冷たい目で僕を見る。
その視線に耐え切れず、僕は違うクラスの友達に会いに行く。
そこでも皆は冷たい眼で僕を見る そして、ひたすらに陰口を叩く。
家に帰り、泣きそうになりながら、 ひたすらに僕専用の棚を殴り、壊した。
腕も怪我をした 自虐行為。
辛かった。
一人で部屋に閉じこもり、次の日の朝が来ないことを願った。
しかし、時計は動き続ける。 朝、また学校へ行く。
そんな時計を僕は憎んだ。

時計は、そんな僕を毎日見守ってくれた。
僕が幾ら憎んでも、嫌な顔一つせず見守ってくれた。

そして時は立ち、12月14日、日曜日。
僕はいつもの様に 朝9時に起き、朝食を食べ、歯を磨き、部屋に戻った。
時計は11:30を指していた。
テレビを付け、いつもの様に、何も考えずに見ていた。
そして、時間がたち、僕は時計を見た。
11:45を差していた。
しかし、秒針は動いていなかった。

時計は止まっていた。

毎日、当たり前のように見ていた時計。
毎日、嫌な顔せず僕を見守ってくれた時計――――



飾っていた時計を取り、新しい電池を詰め替えた。
      そして、時計はまた動き出す






        「これからも、よろしくな」

2 名前: のぶお 投稿日: 2003/12/15(月) 18:02
感動した。3点。

3 名前: こーすけ 投稿日: 2003/12/15(月) 18:04
涙が止まりません。感動しました。
1点。

4 名前: Ply 投稿日: 2003/12/15(月) 22:06
1円

5 名前: 如月 投稿日: 2003/12/15(月) 22:39
ひとよひとよにひとみごろ

6 名前: カルマ (karmawpY) 投稿日: 2003/12/16(火) 16:47
これって自作?コピペだよな。
3点

7 名前: 霧浪 投稿日: 2003/12/16(火) 22:11
2点。

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