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final round
1tanku:2012/12/12(水) 21:14:32
部屋の掃除中に見つかった古びたトランプでたまたま来た友人と遊んでいた主人公。
ある一枚のカードを引いた瞬間、地球とは別の次元に来てしまった。

という謎のストーリーで始まる小説。
決して色んな事に突っ込んではいけない。
アドバイス?勿論大歓迎に決まってる!

更新速度は結構早かったり亀だったり。

そして最後に一言。

色々な細かい事に突っ込んではいけない。 

メタ発言についても触れてはいけなi

2tanku:2012/12/12(水) 21:32:28
プロローグ

20XX年 10月

この宇宙には、二つの次元が存在する。

一つは我々の住んでいるこの世界。

もう一つは、モンスター、幻獣と呼ばれる物が居る世界。

そんなもう一つの次元、『ラグナ』に、一人の男が、次元を超えて

やってきたのだ。

だが、これが原因で、世界には、一つの歪みが発生していた。

その原因となった人間、

鈴木  霊斗

スズキ レイト

は、まだその事に気づいていなかった…。

3モンハン大好き太郎 ◆F9/tabAlM2:2012/12/12(水) 22:39:01
ミ・д・ミシエン

4天空の鬼神:2012/12/12(水) 22:43:19
20XX年 10月 

日本の何処かに住む一人の男は悩んでいた。
恋の悩み? 残念だがリア充は爆ぜro
彼の名は鈴木霊斗。
16歳。つまり、えーと高・・・高一だったと思う。
成績?100人中63位ですが何か?
現在は一人暮らし。と、言っても実家は隣の家だが。
妹が二人いたりもする。
別にロリコンでもシスコンでもない。
彼に対してシスコンという単語を発すると数秒後に
空を飛んでいます。
とりあえず今日は大掃除という名の面倒な日らしい。
一年に数回しか掃除をしない彼もさすがに今日は、と思ったらしい。
という事で掃除をするつもりだった。
だったんだよ。
彼の部屋は某氏が見たら、
「此処は戦争でもあったのか?」
「な ん て こ っ た い」
と言いそうなほど散らかっていた。
正直手が付けられないレベルで。
そこで天のお告げ(作者)によって彼は灯油を取ってきた。
そしてそれを・・・もう、どうするかわかったよな?

被害 多数の家具、本。 

   家に被害無(すげぇ)

   精神的にダメージ(妹ェ…)

そんな中、彼が見つけた物は、古びたトランプ。
「こんな物持ってたか?」
そんな言葉を発した直後、侵入者、現る。
ドタドタと階段を走って駆け上がる音。
間違い無い、奴だ。
階段からジャンプ。
奴の顔に、盛大に飛び蹴りをした。
が。
「あ。」
「あっ!」
「オワタ」
飛び蹴りが当たったのは、奴ではなかった。
その瞬間、彼は飛んだ。
自分の意志ではなく、他人の行動によって。
_____畜生。俺の踏んだのはただのフラグじゃなかった。


_____死亡フラグだよ!! 畜生!!


そして彼は気絶という名の眠りに入った。

5モンハン大好き太郎 ◆F9/tabAlM2:2012/12/12(水) 22:51:38
ちょwww
跳び蹴りwwwwww

んで此処から異世界なのかな…?

いや、まだだw
トランブ引いてねぇw

@わくわくてかてか

6名無しのようで名無しではない名無し:2012/12/12(水) 23:08:15
空を飛ぶってww
何があるんだwwww

7モンハン大好き太郎 ◆F9/tabAlM2:2012/12/12(水) 23:14:38
6
(´A')「…ウツダシノウ…」

そして建物の屋上から…

8天空の鬼神:2012/12/13(木) 17:51:29 ID:4/28YX2s
>>5 主人公の必殺・・・ではないwwww

>>6 主人公が神の力(主人公補正)で最大数m飛べるようになったと考

えてほしいwww

>>7 やめたげてよう・・・。

9天空の鬼神:2012/12/13(木) 18:20:17 ID:4/28YX2s
第二話「妹が登場すると期待した奴。ちょっとロリコンって言ってこい」

「ん・・・あ?」
この話の主人公・・・名前忘れた(本当に)
あ、そうそう、前回を見て思い出した。
鈴木霊斗は、気絶から目覚めた。
なんでも、神が「ここで死ぬ定めではない・・・」
って言ってたとか。
「気がついたか?」
飛び蹴りが当たった人、

影野  満

カゲノ ミチル (作者も酷い名前だと思った)

が声をかける。

彼は霊斗と同じ高一で、同じクラスだ。

金持ちの息子。で、常に彼女有。リア充め。

成績上位だったりで、人を本当に『殴り飛ばす』事が出来る。

「なんで自分で死亡フラグ立ててんだよ。アホカ。」

霊斗が飛び蹴りを当てようとした奴、

小鹿野 蓮

オガノ レン (適当?4分考えたんだぞw)

が馬鹿にする。 直後、主人公による右ストレートでぬわーーーっっ!

することになった。

こいつも高一。クラスは別。

こいつには過度のドSの姉が居るとか。

成績? 最下位だ。ザマァ。

「それで何しに来た?」

霊斗が床に倒れてる蓮を無視して満に聞く。

「此奴が遊びに行こうと言ったからついて来た。」

成程、此奴のせいか。

チラリと蓮を見て、近くからハンマー(1000tと書いてある。)

を取り出して、蓮を思いっきり振りかぶって、叩きつける。

「ぎゃぁああああああ!!!!!」

「うるせぇ。」

━━━━30分後━━━━ 
30分の間、何があったか、3行で説明。
「ぎゃぁぁあああ!」
「おう、早く何やりたいか言えよ。」
「この状態じゃ無理dぎょえーーー!!」

「で、結局トランプで遊ぶか。」
結局トランプで遊ぶ。
その瞬間、一枚のカードが光った。
「なんぞ!!??」
「ぎょえーーーっっ!!」
「くっ!!」
そして、この瞬間、三人は別の次元に飛んだ。
此処から、彼等の旅が始まる。

10天空の鬼神:2012/12/13(木) 21:46:53 ID:4/28YX2s

男は岩の上に座っていた。
二本の刀が鞘に入っており、二丁のマグナムが左右のホルスターに入っていた。
彼の後ろで、一人の男が何かの上で寝息をたてていた。
そんな中、岩の上に居た男が立ち上がって、駆け出した。

第三話「遭遇」

「・・・・此処は何処だ?」
霊斗は広大な草原の木の下に居た。
「確か、あいつ等とトランプをして・・・それで」
そんな彼の思考はある一匹の獣の咆哮で遮られた。
「・・・え」
彼の真後ろには、一匹の獣が居た。
大きさは霊斗の10倍はあるだろうか。
巨大な体は、鱗で覆われており、頭には巨大な角が、口の中には鋭利な牙が並んでいた。
「・・・夢なら覚めてくれよ。」
獣が咆哮を上げる。
「やべえ!」
彼はダッシュで獣から逃げる。
彼は成績はそこそこだが、体育の授業では一位だった。
特に走りに関しては、100m走のタイムは7秒。
だが、さすがに一歩の距離が違う。
「うわぁぁぁお!!」
彼が転んで地面に伏せた時だ。
獣の咆哮が響き渡った。
巨体が倒れる。
獣は、たった一人の男に一閃された。
「大丈夫か?」
男は霊斗に手を出して、起きあげさせる。
「此処の次元の奴ではではないだろ?」
霊斗の姿を見ながら言い放つ。
「とりあえず、ついて来い。」
そこに一台の装甲車━━━
(霊斗の世界には装甲車が有る為)
がやって来た。
だが、車の上には、大型の機関銃(彼にはそう見えた)が付いていた。
「空!早く行くぞ! ストロの大群だ!」
空と呼ばれた男は、
「今行く。異世界からの訪問者様も一緒だ。」
空は霊斗を引っ張って装甲車に乗り込む。
「飛ばすから、捕まってろよ!」
男はアクセルを踏んで、装甲車を発進させた。
草原を彼等を乗せた装甲車が駆ける。

11天空の鬼神:2012/12/14(金) 11:10:26 ID:4/28YX2s
第四話「妹は今回でると思った奴。残念d」
「カクカクシカジカでこっちの次元に来てしまったわけだが。」
2012年の平成の時代で未だにカクカクシカジカが通じるっておm
「まぁ、しばらくは帰れないだろうね。」
空がコーラを飲み干して言う。
「実は海人がそっちの次元に行くマシンを作ってるんだよ。」

黄金  空

コガネ ソラ

性別 男
実は結構考えたよ、設定よりも名前に・・・。
獣とか恐竜を一閃できる人。
いつも空って呼ばれてるね。
歳は18歳。
独身に決まってるだろ。

「海人って、さっきの運転手の事か?」

創野 海人

ソウノ カイト

性別 男
名前は適当・・・ではないと思う。
装甲車作ったりマグナム作ったりする。
現在は地球に戻る機械を作ってたりする。

「研究者って呼ばないと殺されるぞ?」
どうやら運転手って単語は空の後ろで何か作ってる海人の耳には入らなかったらしい。
「それで、機械を作るには、ある程度のパーツが居るわけだが…。
これが厄介でね。」
空がコーラを再度次ぐと、話を続けた。
「さっきお前を襲ったストロって言う幻獣・・・。
幻獣って言うのは恐竜の一種だと思ってくれ。
そのストロって言う種類の鱗等が必要なんだよ。
正直俺だけでその仕事をしたら、何年かかるか。
簡単に言うと、」
彼が再びコーラを飲み干すと、話を再開する。
「お前も戦えってことだ。」
霊斗は自分の持ってるコーラの入ったグラスを落としそうになった。
彼は足も速い。それに、剣道や柔道も慣れていた。
「・・・戦えば戻れるんだろ? ならやる。」
霊斗は立ち上がって言う。
「それなら鍛冶屋に行きますかね。」
空も笑って立ち上がる。
「剣か斧か槍か、それか弓か、どれがいい?」
「剣だな。」
即答だった。
「いい返事だ。」
彼は笑って家から出た。

12モンハン大好き太郎 ◆F9/tabAlM2:2012/12/14(金) 18:03:41 ID:ThcQU66I
11
www研www究www者wwwww

ぅうぇっwwwやべぇww頃されるwwww

13天空の鬼神:2012/12/16(日) 22:26:21 ID:tDEfifXA
第5話「なんか修行に」
題名でわかった方10割。
面倒なので3行で説明。
「剣ゲッツ!」
「狩るぞー!」⇒orz
「弱いから修行して来い!」
よし、終わった。
(お前は柔道3段、剣道2段とか言ってたけど弱すぐる。
だからあの雪山に老人いるから鍛えられて来い!)
と空が言っていたので、霊斗は雪山の麓に居る。
登ったらすぐに家があった。その老人が空が言う老人らしい。
「空に修行して来いと言われたと?」
老人は笑いながら釜に木を入れる。
「修行ならしてやるが、ほとんどは努力じゃ。」
男は入れようとした木を投げて、
「その努力が出来るかどうかが問題。」
以降、長い話が続く。
「この家の隣に洞窟がある。そこで修行するといいじゃろう。」
そうして霊斗は剣をもって洞窟に乗り込んだ。
中は広く、暗かった。
最初の方の敵、幻獣は小型で弱かった。
彼は意気揚々と歩いていく。
「こんな雑魚とは、最高にハイって奴だぁァァァ!」
彼がURYYYY!と叫ぶと、彼の後ろに、幻獣が現れた。
姿はそのまま巨大な亀。
(ちょ、巨大な亀www)
彼は亀の足に対して剣を振り下ろす。
が、剣は弾かれ、蹴り飛ばされる。
(ちょ、強すぎwww)
そしてリタイア。
小型の魔物に洞窟から投げ捨てられる。
以降、30回ループ。
かれこれ彼が修行を始めてから2ヵ月経過。
早い?本当に同じ事の繰り返しだよッ!
「そろそろかのう。」
老人は立ち上がって、家の外に出る。
「」

14モンハン大好き太郎 ◆F9/tabAlM2:2012/12/16(日) 22:35:26 ID:c3jOFtRI
13
もう、愛車のロードローラーを空中から叩き付けれたら石仮面の吸血鬼認定で良くね?

「『○界(ザ・(ピー)ールド)!!』 時よ止まれ!!!」で良くね?

15天空の鬼神:2012/12/17(月) 07:11:54 ID:T8xuv4.Y
>>14

ロードローラー出す予定だよ?予定なんだぜ?
主人公の妹が使う予定なんだよ?

16モンハン大好き太郎 ◆F9/tabAlM2:2012/12/17(月) 20:22:06 ID:I7Cyohcg
15
『ロードローラーだ!!!』なんですね、わかりますどうもありがとうございました。

妹『貧弱!貧弱ゥ!』

だなこりゃ

17天空の鬼神:2012/12/18(火) 08:39:39 ID:pt50tkkk
某イタリアンレストランにて。
そんな中、少し異様な団体が1つのテーブルに集っていた。
1人や2人、似たような雰囲気の物同士なら良いが、5人でしかも共通点が完全に無いと言えるようなメンバーでは、思いっきりレストランの中では浮いていた。と言うか注目の的だった。
すると、眠たそうな幼女、ローレがゆっくりと口を開いた。
「ぇーとぉ、私達は共通の敵が居なくも無いのぉ……」
そんな幼女に対し、バイトの女性ことラシルはウンウンと首を縦に振っていた。
だが、青い服の女性と道化師青年、マーレはぴんと来ないらしく、首をかしげる。
「マーレはこの前コンビニ行ったときにさー、悪戯してたら事故が起きて、女の子が被害受けちゃったときに何か殺されたよね」
「嗚呼あいつか、思い出したら苛ついてきた。ちょっと行って来て良いかい?」
「落ち着きなさい。返り討ちに遭うだけよ。全く……早くあいつもあいつで馬に蹴られないかしらね……」
うわぁぁぁぁ、と叫んで思いっきりテーブルに拳を叩きつけた青い服の女、鈴木榛名。一瞬、料理が5センチくらい浮上した。
ガシャンという音と一緒に、主に飲み物やチャンプルや具材等々がテーブルに飛び散る。
気が付いていたのかは分からないが、ローレは紅茶のカップを持ち上げており、特に被害は受けなかったようだ。
他にも、ラシルはタイミング良くテーブルの下にもぐり、榛名は自分のしたことなので楽々回避した。
では誰が被害を受けたのか? それは勿論。
「何してんだよてめぇ……帽子に染みが出来ただろうが!! ブラックホーqあwsでrfgtyふじこlp;@:」
「ダメだよマーレ! ここ公共の場だ! ビックリしたなー、もー」
マーレだった。苛々していたために反応が遅れたらしい。
完全にキレたマーレは自身の魔法のブラックホールを展開しようとしたが、ラシルにより阻止された。
そしてラシルがマーレを止める際に発生した犠牲は小さかった。マーレの命だが。周りのお客は冷や汗を流しながらヒソヒソと会話をしており、最早110番されそうな気さえもする。
頭から血を流してテーブルに突っ伏しているマーレに、ラシルがハッ、と言って駆け(?)寄る。
「うわぁ!? 死んでる!? 大切な親友なのに……なのに、何で置いて行ったんだい!?」
「ユーが殺したんでしょぉ−……」
ローレの的確なツッコミが入った。
「えー? いつ−? どこでー? 何時何分何十秒次元が何回回ったとき!?」
「子供の屁理屈ですか。…………ラシル・チキン、貴方は私のスタンドなんですし、もっと穏便に事を……」
「煩いなぁローレ、私は私の気の赴くままに行動するだけだよ。ふぁーぁ……おらー!」
「気が赴きすぎるだろうがってウボァー!?」
「僕その名前嫌いだもん!」
ついつい本性の方で榛名はツッコミを入れてしまう。その上顔面に向かって思いっきり殴られた。
ちなみにセシルは神クラスの力を持っている、と言うわけで、大概ふっかつの呪文をパラガードに頼むことになっていたりもする。勿論、ゆうていみやおうきむこうほりいゆうじとり やまあきらぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺぺの方では無い。長い。
「どうしよう? というか、何しに来てたんだっけなー……?」
「あの男、を倒すために徒党を組みに来たんでしょうが!!」
「ぇーとぉ……うん、そうだよ……ミーとはすでに同盟関係だからねぇ……」
ふにゃり、と笑うローレの目は笑ってない。完全に。
「まぁ、ね、アイツのせいで私ファミマにだけはバイトできなかったし……」
「え? 何でだ?」
「聞いて頂戴!! アイツが幼い女の子達に手を出そうとするから私ちょっと怒っちゃって、バックドロップ決めてやったのよ! そしたらその後ファミマの面接だったんだけど、店長が居ないからって来たのがアイツだったのよ! 思わずバックドロップを決めたら不合格って言われたわ!」
「あの、それは前半貴方が正しいですけども、後半は……」
最後まで言い切れなかった、何故ならセシルの綺麗なダブルラリアットが榛名に炸裂したからである。
一見地味に見えるかもしれないラリアットだが、実際は喰らうとかなり痛い。下手をすると酸素が一気に出て行くような感覚がするらしい。
「何か、言ったかしら?」
にっこりと微笑んでいたが、目は笑っていなかった。
「じゃぁ、お手伝いしてくれるのぉ……?」
「勿論よ。それにローレちゃんの頼みなら特にね、頑張ってね」
「ぅん!」
「私が何故呼ばれたのかが分からないのだが……」
「え? 数合わせだけども?」

「分かった、分かったからそれ以上言わないでくれ頼む」
彼等がワイワイと楽しそうに会話をする中、パトカーのサイレンの音と爆発音が鳴り響いていた……。
勿論その後、事情聴取はされたらしい。(ラシルのみ)

18天空の鬼神:2012/12/18(火) 08:41:31 ID:pt50tkkk
17について。
文が長くて投稿できないだと・・・?
という事でか  な  り 減らしますた。
妹キマシタワ―! 誰かわからない? そんな馬鹿な。
ちなみに空達が居る村から離れた町にて。

19モンハン大好き太郎 ◆F9/tabAlM2:2012/12/18(火) 20:34:37 ID:OKNjoeOY
>>17

あ…れ…?

幽波紋って言う文字が目の前を過ぎた気がするんだが、見間違いだろうか。

20天空の鬼神:2012/12/18(火) 21:26:58 ID:pt50tkkk
>>19 ききき気のせいだろう。
   きっと見間違いに違いない。絶対に。
   かゆ うま

21天空の鬼神:2012/12/21(金) 21:32:02 ID:iJOuzbnA
「んーそろそろローソンいくかなー」
 コピー機の上でサンデーを閉じて欠伸をする男、矢矧 安雄に、男2、魔利亜はもう何も気にしなかった。もはや自分がおかしいのかこの次元がおかしいのかを考える事も出来なくなっていた。
「ったく……店長だからって遅れて出勤するなヨ、うちの店長を少しは見習ってだな」
「そういえば、ファミマはてんちょーがくるまえにてーいんがノレるBGMをながしてフロアをあたためておくっていうはなしをきーたことがあるんだけど」
「何処の情報ダヨ!?」
 ツッコミを無視して安雄は出て行った。静まり返る店内。そこに店長、海人がやってきた。
「魔利亜くん、今日は夕方まで自由にしてていいよ。キミは深夜をお願いしたいからね」
「あ、海人さん。……それはいいんですけど、いつから居たんですか?」
「ほんの二十分ぐらい前だ」
「……エ、エ、……な、なんで幼女に手を出さなかったんですカ!? あんなにロリコンなのに!?」
 先輩店員にその言い草もどうかと思う。まあ気にしてないからいいか。
「ロリコン?あー違う違う。ボクはただの幼女好きだよ」
「同じ! 同類項!!」
「――それに、カノジョは別だからね」
「……?」
 それってどういう、と問いかけようとした時、自動ドアがファミマ入店音とともに軽快に開く。
 入ってきたのは、赤い髪の女。
「あ、いらっしゃいませー」
「……」

 彼女は何も手に取らずに――それどころか一瞥もせずに――レジの前に立つ。
 そして、小さな顔の小さな口から小さな言葉が発せられる。


「桜井は言った。ファミマなんぞに用はねえ――と」


「……ハァ?」
 魔利亜は疑問符を浮かべる。用はないって、じゃあなんで来たんだよ。帰れこの野郎。
「桜井はローソンに攻め入ろうと考えた。何故なら負けられない闘争がそこにあるから。
 そこで彼女は仲間を増やそうと画策したのだった。彼女はとりあえずファミマに行って暇な店員をどr……否、お供として連れて行こうと思った」
 なんか下手な文章が並んでいるように見えるが、全部この桜井の台詞である。
「……ああ、わかった。じゃあこの魔利亜をどうぞ」
「ちょ、海人さん!?」
 適応早すぎィ!? 流石は訓練されたファミマ店員は格が違った。
「夕方までには返してくれよ」
「……桜井はこっくりと頷いた。それが彼女の、“承諾”という意味の込められた動作だった」
「チョ、チョオオオオオオオオオウゥ!?」
 女は魔利亜を引きずって自動ドアから出て行った。店内には海人とファミマ入店音の残響だけが残っている――。



「何なんだよ君は!?」
「桜井、そう彼女は名乗った」
「知ってるヨ! 一体何のつもりで……」
 すると、桜井は右手を天に翳す。
「……桜井は思った。これ以上やかましいようなら、ぶった斬ろうと」
「ぶった斬るって、剣も何もないダロ。そんな事より質問に――」
「魔利亜は絶句した。何故なら彼女――桜井の右手には、さっきまで空気しか存在しなかったのに。いつのまにか赤い剣が存在していた。」
「地の文かと思ったら君の台詞かよ!!?」
「そして、桜井は静かに囁いた」
 彼女の剣が、光を帯びる。
 桜井は剣による強力な突きを繰り出す。
 魔利亜はその強烈な攻撃に、10m程吹っ飛ばされ、やがてその意識を闇に落とした。

22天空の鬼神:2012/12/21(金) 21:39:10 ID:iJOuzbnA
登場人物が不明? 紹介なんてする気…嘘です、すいません。

矢矧 安雄 

ファミマ側の男。いつもコピー機の上に座る。
ニート。シスコン。

魔利亜

某弾幕ゲームの人との関係は無い。
性別?不明。
ファミマ側の中でも常人。
ファミマ側の中では・・・だけど。


現在のあらすじッ!

なんか修行に行かされた主人公は無視されて、
勝手にファミマVSローソンの戦いが始まるッ!
と、思ったらまだ始まらなかった。
圧倒的にロリコン、ニート等が多いファミマ勢!
シスコンがハァハァ言う彼女と、その他復讐を誓ったローソン勢!
そして霊斗のポジションは? 
以降!チート勢続出!のはず・・・。


よーするに、霊斗の次元に戻るは現在無視。

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