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BraveHeartへようこそ!- 1 名前:花子 投稿日:2006/10/28(土) 17:13:08
- 花子が書く連載小説の為のスレです。
花子以外の人も書き込む事は可能です。一応。
この小説で描かれるキャラクターはあくまでも架空のものです。
実在の人物や団体名等とは一切関係が無いことをここに記します。
- 2 名前:花子 投稿日:2006/10/28(土) 17:16:34
- あらすじ
駆け出しの傭兵「みのりん」は傭兵の集まりであるクランに加入する為に街を訪れた。
そのクランは「BraveHeart」と呼ばれていた――――
- 3 名前:花子 投稿日:2006/10/28(土) 17:32:22
- 第一話「マスターは田中花子」
「こちらです」
みのりんは受付の人が案内した部屋のドアノブを捻った。中から談笑する声が聞こえるのでみのりんは少なくとも緊張していた。
「失礼します」
部屋に入った途端、部屋のざわめきが静まり、視線が交錯する。誰もがみのりんを見ていた。
「今日から『BraveHeart』に加入しました。みのりんです。まだ何も分からない駆け出し者ですが、よろしくお願いします」
深々と、みのりんが頭を下げると「よろしくー」と声が上がる。
下げた頭を上げると、目の前に立ちはだかるようにして女の人が立っていた。
鋭く尖った切れ長の眼が冷たい印象をみのりんに与える。怖くて、みのりんは思わず息を呑む。
「『BraveHeart』のクランマスター田中花子だ。よろしく」
握手を求められ、みのりんは飛びつくように差し出された手を握り返した。
「よろしくお願いしますっ」
「私は仕事に関しては一切助言しないので、そのつもりで」
「え? それって……自分で見て覚えろっていう意味ですか?」
さすがに見た目通り、厳しい人だなとみのりんは思った。
だが。
「いや、あんまり仕事しないから私。知らないんだ」
「…………」
なんであんたがマスターなんだ。
みのりんは心の崖っぷちで叫んだ。
- 4 名前:花子 投稿日:2006/10/28(土) 18:21:55
- 第二話「その名は東方(以下略」
「詳しいことは、あそこに居る東方に聞いてくれ。東方、ちょっと来てくれ」
「はぁい」
呼ばれた東方という人がこちらに歩み寄ってくる。
「東方文花帖です。長いので東方で良いです」
「よろしくお願いします」
握手を交わして頭を下げる。
「…………」
みのりんは頭を上げて、握手した手を離そうとした。だが手が離れない。東方が手を離そうとしないからだ。
東方の体が硬直して間もなく、東方の頭上にラグマークが出現した。
「……あの、大丈夫ですか?」
「よろしくね」
思い出したように突然動き出した東方をどうしていいか分からず、みのりんは取り敢えずもう一度頭を下げた。
「今……ラグかったですよ?」
「んー今日はアップ系だからねー」
アップ系……? アップ系って何だ……?
「君もやる?」
東方は舌の上に有名なキャラクターが描かれた四角い紙を乗せて口の中に入れた。
「い、いえ……いいです」
断った瞬間、東方がビクビクと全身を痙攣させ始める。再び出現した頭上のラグマークが激しく明滅する。
「あ……あああああっあぁあぁぁぁああぁああぁあぁぁあxxxxxxxxxxxxxx!!」
「大丈夫なんですかっ?」
周囲に助けを呼ぼうと辺りを見回したが、奇声を上げて口から泡を吹いて痙攣する東方を見ても誰も異常だと思っていないようだ。変わらない様子で談笑を続けている。
「ああああああああああああああああああ! オクレ兄さあぁああぁぁぁぁぁああぁああぁぁぁぁああああああああああああああああん!!!!」
東方は口から霊体のようなモノを吐き出しながら転倒した。
間をおかずに東方は立ち上がる。
「さ、クラン員たちの紹介をするからついて来てね」
何事もなかったかのように東方は歩き出した。
「…………」
変わることなく続けられる談笑がみのりんの鼓膜に空しく響いた。
- 5 名前:花子 投稿日:2006/10/29(日) 14:45:21
- 第三話「Evolution2のエボリューション」
「この人がEvolution2さん。えぼっちって呼んであげてね」
「よろしく」
ハスキーな声をした凛々しい女性に握手を求められ、みのりんは戸惑った。
どうしていいか分からない。
これはツッコむ所なのだろうか……。
「よろしく……」
愛想笑いを浮かべてEvoと握手を交わす。
少し膝を曲げて前傾姿勢にならないと握手しずらかった。
「あの、こんなところに子供がいますけど?(小声」
小声で東方に耳打ちをする。
みのりんが見下ろしている女性は……いや、女の子は子供にしか……××歳以下にしか見えない。犯罪だ。
「小さくないよ!」
雰囲気を察したのか、Evoが反論しだす。ちょっと涙目だった。なにこの萌えキャラ。
「えぼっちはこう見えて××歳なんだ」
あまりに過激な年齢だったのでピー音が入るほどであった。
「この見た目で××歳なんてある意味犯罪なんじゃ……」
「でも戸籍は嘘を吐かない」
「どう見ても××歳以下ですよ。これじゃ悪党どもに×××や×××な×××××で×××――」
会話にピー音が入りまくり、もはや何を言っているのか分からない。
「マスターはロリコンなんだ」
「マジですか!?」
みのりんが花子に視線を送ると、目が合った。
花子はニヤリと笑って背を向けた。
「否定しろよ!」
みのりんは心の叫びを思わず外に漏らした。
初対面であんまりな反応を示すみのりんの態度に限界が生じてきたのか、Evoの身体がワナワナと震えだす。
「小さくないって言ってんだろうがあああああああああああああああ!!」
ズドォ――――!
「ぴ」
意味不明な断末魔を残して、みのりんの身体が真横に吹っ飛び、部屋の壁に突き刺さった。
Evoが放った強烈な一撃が生み出した惨劇であることを誰もが知っているので談笑は相変わらず続いていた。
薄れ逝く意識の中、みのりんの脳内で「ごめんなさい」という言葉が反芻した。
- 6 名前:花子 投稿日:2006/10/29(日) 15:06:53
- 第四話「加藤100%」
「うおおおおおおおおおおお花子ぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
高速BSをしながら花子に体格の良い男が突っ込んでくる。
「どうした加藤」
BSをガードで防いだ花子は、あくまでも冷静に会話をしている。いつものことなのだろう。
「結婚してくれ!」
「いいぞ」
二つ返事で結婚が決まった。
本当にどんな集まりなんだこのクランは。
加藤が取り出した書類に次々に花子は手際よく書き込んでいく。何であんなに慣れているんだ。
「よし! これで結婚したことになった!」
花子が判子を押すと同時に加藤が嬉しそうに天井を仰ぐ。
間髪を入れずに花子は右手を加藤の前に差し出した。
「離婚するから慰謝料くれ」
「ぎゃあああああああああああああああ!! やっとこの前の慰謝料返済し終わったのにいいいいいいいいいいいいい!!」
みのりんは微笑ましい(?)二人のやり取りを遠目で眺めて、感想を東方に述べた。
「あの二人っていつもああなんですか?」
「うん」
頷いて東方が言い加える。
「これで加藤はバツ二十八を達成したことになる」
バツ一だろうがバツ二十八だろうが、みのりんはどうでも良かったが。
加藤はキャラを変えなくても十分にキャラクターが成立してて面白く無いなと作者的な視点で呟いた。
- 7 名前:kento 投稿日:2006/12/10(日) 21:07:49
- コレ楽しみにしてるから続き書いてよ!( ^ω^)
- 8 名前:花子 投稿日:2006/12/10(日) 21:20:12
- すまん! ネタはあるが時間がない!www
- 9 名前:kento 投稿日:2006/12/12(火) 14:19:24
- ( 、3`)ブブー
- 10 名前:kent 投稿日:2007/01/19(金) 02:07:10
- 続ききぼーん
- 11 名前:花子 投稿日:2007/01/19(金) 11:07:03
- 第五話「戦争」
「兵士として、どんな心構えでいるべきか!?」
「殺せ! 殺せ! 殺せ! 殺せ!」
「そうだ! お前達は最強だ!」
「殺せ! 殺せ! 殺せ! 殺せ!」
「女子供にも容赦するな!」
「殺せ! 殺せ! 殺せ! 殺せ!」
「私達は行く手を遮るすべてを容赦しない!」
「殺せ! 殺せ! 殺せ! 殺せ!」
「それを排撃し、そして撃滅する!」
「殺せ! 殺せ! 殺せ! 殺せ!」
「よぉぉおおおし! いけえええええええ!」
「ガンホー! ガンホー! ガンホー!」
『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!』
みのりんは足並みを揃えて突き進む人々を遠目から見つめて、あれは何の集まりなのかと疑問に思った。
「あれは一体……?」
「リア戦」
事も無げに言い放つエボを一瞥して、みのりんは小さく「ハハ」と笑った。
- 12 名前:kent 投稿日:2007/01/21(日) 14:14:52
- ganho-!ganho-!
- 20 名前:膣おじさん 投稿日:2007/03/25(日) 13:46:45
- 番外編「戦場無線にて」
200X年世界は核の炎に包まれた。
海は枯れ地は裂け、あらゆる生命体が絶滅したかにみえた。
しかし・・・・・人類は絶滅していなかった!!!!
しかしある人は暴徒と化し、ある人は貧窮し、暴力のみがすべてを支配する世界へと変貌してしまった。
各国は食糧難のために戦争を繰り返していた。
これはある通信兵の
「花子おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
はなこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお ガガッ」
「膣野郎共に囲まれました!応答汁!どうぞ!ガッ」
「くそそそそそそs応答しねんええねんえm9(^Д^)プギャー」
「ドラララッ パパパパッ!」
ランクルのフロントガラスをチェインガンの弾が突き破った。
通信兵の右肩にハンマーで殴られたような衝撃が走る。と同時に肩口から赤い鮮血が噴出した。
どうやら被弾してしまったらしい。
「パタリ・・・・もうダメぽ・・・・」
通信兵は気絶してしまった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まっぽ:ん?ここはどこだ?寝てしまっていたのか?
そのときランクルの無線機から声が聞こえた。
田中花子:応答しる!!うぇっうぇw
まっぽ:ウッホ━━━ヽ(*′Д`*)八(*′Д`*)ノ━━━イ 聞こえますか?どうぞどうぞ!
田中花子:ん?
田中花子: あー
田中花子: きこえてる
まっぽ: おーい 俺の声きこえてrのかあああ?
田中花子: きこえるね
まっぽ:(´ω`)ホッ
田中花子:田中花子
田中花子:エロス
田中花子:田中花子
田中花子:もっこり
田中花子:田中花子
田中花子:スカトロマニア
田中花子:事実
田中花子: 膣
まっぽ: ・・・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
実は彼がみていたのは紛れも無い夢でこのあと永遠の眠りにつくことなど
彼が知るはずもなかった。
月窒。
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