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癒し癒されらじお67
1しぐま:2009/08/23(日) 15:28:43
昼から元気よく飲んでますよw
気の向くまま、のんびり放送。
今日は何を話そうか。

2人目のお客様:2009/08/23(日) 15:57:04
種飲んじゃうの? しぐ姉最強。

3人目のお客様:2009/08/23(日) 16:00:36
果物好きなんだ。俺も好き。気が合うね。
よし、しぐ姉 俺たち付き合っちゃおう!

4人目のお客様:2009/08/24(月) 03:45:46
じぐま物語 その3億

司会者「しぐまさん答えをどうぞ!!」
しぐま「みそ汁?」
司会者「正解!! しぐまさん逆転優勝!!!!!」
しぐま「ヒャッハーーーーwww」

そんな訳で私は副賞のジンバブエ旅行チケットを使って
ここに居る。

折角ジンバブエくんだりまで来たのだから
ジンバブエに敬意を表し
ジンバブエダンスを一人ホテルで踊ってみる事にした
しぐま「あ ホッ と」
寄る年波か下半身がぐらついた
しぐま「オット ト ト ト ト ト ト」
よろけてしまい 壁に掛かっていたお面に手を突いてしまい
お面はまっぷたつに割れてしまった
その時運悪く従業員が入って来 壊れたお面を見られてしまった
まくし立てる従業員 言葉が通じないながら
懸命に言い訳をするしぐま(謝ったら負けと言うマイルールは外国に行っても頑なだ)
騒ぎ聞きつけたのか、支配人らしき服装の男が入って来た
支配人は従業員に何かを言うと、従業員はその場を去った
しぐまは引きつった笑みで支配人を見る
支配人は割れたお面をしぐまの手に乗せると
なにやら呪文を唱え始めた・・・
何分経ったであろうか 急激にしぐまは眠気に襲われ
ついに意識が遠のいていった・・・・・・

・・・・・・・・・・


目覚める しぐま どうも視界が狭い どうも何かを被せられているようだ
しかも身体が全く動かせない 口も動かせない
出来るのは 見る・聞く・匂いも分かる
これぐらいだ しぐまは途方に暮れた どうしようもない
 
空腹も感じず その部屋には誰も入ってこず
その状態がどれくらい続いただろうか
何年? 何十年? 何百年?
しぐまは 次第に記憶の輪郭がとろけてゆき
しぐまは しぐまで無くなっていった
しぐまは お面になっていた

長い年月の延長線上にある ある日の出来事

どれくらいぶりかで 部屋に客が来たのだ!!!
昔 しぐまであった お面はじっとしていた

暫くくつろいでいた客だったが 突然変な踊りを踊り出した
すると よろけて 自分 の方に 向   かい 手  が!’%&%$
56””%!()&ο

はっ 夢か
しぐまはベッドから飛び起きた
何か嫌な夢を見ていた様な気がした 寝汗もビッショリだ
だがしぐまは 忘れた夢の内容よりも
今日のクイズ番組収録に 浮かれていた
何ヶ月も勉強したから自身があった

収録に向けて準備するしぐまの顔は明るかった

5人目のお客様:2009/08/25(火) 04:30:11
じぐま物語 その305 〜UFOキャッチャー編〜

ギャラリー「おい・・・ついにあと1個だぜ」

しぐまは冷静に最後の1個の重心を確かめる
迷いはなくボタンを 1度押す
リフトが緩やかに滑り出す
奥の方の距離を確かめる為
無様に身体を曲げて見るようなことはしない
「美しく」それがしぐまのやり方だ
ボタンを放すとリフトはピタリと止まった
そして続けざまに もう1度ボタンを押す
横軸に向かいリフトが動き出す
巨大なウニのぬいぐるみの 心持ち左へとリフトは止まった

ギャラリー「あの巨大なモンスターを仕留めることが出来るのか!?」
店員は まさか・・・ね と引きつらせたように口の端を持ち上げる

リフトがゆっくりと下降する
アームがウニのぬいぐるみをガッチリと掴んだ!
そのまま上へ持ち上げたと思った その時
ギャラリーの誰かが「あ 落ちる」と叫んだ
巨大なウニのぬいぐるみの重心がずれたのだ
だが しぐまの目は氷のように冷静であった
落ちたと思った瞬間 アームが
ウニから出ている 金色の紐を危なげながらも
ガッチリと捉えていた

重い巨体を支えるのは金色の紐だけ
危なげながら ブラブラと揺れているその様は
さながらカンダタの様だ

そのままゆっくり 投入口までの道のりをリフトは歩き出した
重い荷物を支える腕は もう限界の様で痙攣している
ついにその時が来た! 景品投入口が両手を広げて待っている
この怪物の全てを受け入れる暖かい手だ
アームが開き

巨大なウニのぬいぐるみが 紐一本だけで吊られているだけの
巨大なウニのぬいぐるみが 投入口にスッポリと落ちて行ったのだ


しぐまは直ぐに景品を取ろうとせず
3秒間だけ目を閉じ
ゆっくりと景品を拾い上げ そして抱きしめた
回りには ケースと言う名の地獄から救い出された
おびただしいほどの景品達が散乱していた
大勢のギャラリーは沸き立っていた
店員は呆然と天井を見上げなにやらブツブツ言っているようだ

しぐまは 細く息を吐き
そして大きく スウーッと吸い込むと ギャラリーに向け
こう言い放った!!
「誰かアタシを『キャッチ』する奴は居ないのかい!!!!!!」
その言葉と同時に 今まで沸き立っていたギャラリーが
水を打ったようにシーンと静まりかえった

その反応を見たしぐまは「ここでも・・か」と一言呟き
他の沢山のぬいぐるみには目も触れず たった今取った
ウニだけを抱きしめたまま 俯きながら出口へと向かい
歩き出した 
モーゼの十戒を 思わせるかのように
大勢のギャラリーはしぐまが近づくたび 
引いていった
しぐまの道が出来ていた
しぐまは孤高の存在であった
寂しかったが 涙は出なかった
涙はあの時に全て流してしまった

自動ドアが開きしぐまは

闇に溶けていった・・・。


*番外 〜しぐま先生のUFOキャッチャー講座〜*

しぐま「1回100円の所に硬貨を入れる事!
500円で6回なんて野暮な事はしないよw
1コインで2個引っかけるのも問題ないねw」

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