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翼システムとカーコンビニ倶楽部 Ⅲ
1一寸法師:2010/04/17(土) 16:04:04

【 驚き その⑦】

ここに奇妙な契約が登場するのです。

「お試し期間契約」です。
とりあえず、「お試し」で印鑑を押して、FCになって儲かることを体験してください。
1年ないしは2年はリースの支払いは発生しません・・という契約です。

この「お試し契約」を武器に、カーコンは年商860億まで急拡大しました。

私は再建を委託された病院で、翼システムを鋭く対立する事態になり
東京地裁で裁判中でした。自費で借りた日陰マンション(1k7万円)で
PC1台で戦っていました。2チャンネルでの投稿と、全国のFCとの
やり取りでした。郷里の学習塾をたたんで、再建へ参加したものの
無念さでやりきれない日々を過ごしておりました。
自転車で荒川の土手へ行くと、浮浪者のテント村があり、来年は
ここの仲間になるかも知れない予感がしました。

「お試し契約」は、完全に商法違反であり、詐欺に近い契約でした。

普通は、物品を購入し、リースを組むと、販売店とは別に
リース会社から、契約書が届きます。この審査が通って、契約が完結しますよね。

当時のカーコンはまったく事情が違いました。

三洋電機クレジットの存在です。(以下 三クレと略称します)

【 驚き その⑧ 】

なんとカーコンの「お試し契約」リースは、100%審査を通ってしまうのです。

カーコンの営業マンが、三クレの子会社SEリースの契約書を
持ち歩いて、押印と同時に審査完了なのです。

当時の三クレの代表は住友銀行出身で、住銀磯田頭取の「行け行けドンドン組」で
バブル時の不動産投機の戦犯でした。

また、カーコンは滞納が発生し始めたFCのリース代金を身代わりで
払っており、リース代金返還率98%をクリアーしていたのです。

わかりやすく言えば、契約書を上げれば、リース代金はカーコンに入る
2〜3%づつチビリチビリ払っておけば、事態は好転するという
翼とカーコンの甘い認識でした。

私がいくらPCで、不正や商法違反を指摘したところで
困ったFCの相談に乗ることしか方法がなく
飛ぶ鳥の勢いのカーコンや三クレに勝てるはずもなく
「田舎もんは田舎に返れ!」という状況でしたが
ここで私が「腰を抜かす」ほどの援軍が現れたのです。

つづく

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