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決算書
1名無しさん:2013/05/07(火) 18:45:52
【ストック・オプション】
一定期間内に、あらかじめ設定された価格(権利行使価格)で、自社株式を購入できる権利を役員や社員に与えるもの。

日本には、2種類ある。
・自社株式法式
・新株引受権方式

2名無しさん:2013/05/07(火) 18:46:40
【重要公式】
PER(株価収益率)=株価÷1株あたりの予想純利益

3名無しさん:2013/05/07(火) 18:51:28
【粉飾決算を見破る】
アイベックの場合。

・長期貸付金の増加
・そのお金を関係会社に貸付、自社製品を購入させる。
・長期貸付金の捻出は、借入金で、担保を提出している。

4名無しさん:2013/05/07(火) 18:53:15
【たーちゃん】

粉飾っぽい決算書の見抜き方

☆損益計算書(P/L)



1、支払利息割引料>営業利益

 利払いの方が大きい
  ⇒経営困難
  ⇒無理に営業利益を黒字にしている

(参考)
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)
=営業利益+受取利息+受取配当/支払利息割引料

→営業利益等が支払利息割引料の何倍あるのか?
 →金利負担能力がわかる
  →大きい方が安心(20〜30倍)




2、有価証券売却益・投資有価証券売却益の増加 (重要)

  益出し



3、その他の営業収入・雑収入の増加
 
  管理がルーズ
  粉飾


4、特別損失の項目が多い

  粉飾まがい



☆貸借対照表(B/S)


1、貸倒引当金が少ない

 損失隠しの可能性


2、在庫の増加 (重要)

 不良在庫・滞留在庫の発生
   →業績悪化の兆候
 架空在庫
   →売上原価の減少
   →利益の増加=粉飾  
  (期首商品と期末商品との比較も有効)

5名無しさん:2013/05/07(火) 18:54:14
【ソフトバンク】(もーちゃん)
B/Sでは総資産4兆円のうち、

流動資産が8500億円、固定資産が3.17兆円ですが、

そのうちわけで主なものは、通信設備が7000億円、

のれん代が1.16兆円、投資有価証券が5200億円、

換金性の高いものは有価証券くらいのものですが、

YAHOOの株って超絶に割高だったような・・・

それに、のれん代1.16兆円ってvodafoneを馬鹿高値で買ったために

20年かけて償却するための単なる帳簿上の数字に過ぎないし・・・


負債の欄に目をやると、有利子負債が2.4兆円!

うちvodafone買収の為にLBOで調達した資金が1.16兆円って・・・

LBOの利子の相場が年率10%である事を考えると、

金利負担だけで年間1000億円!



のれん代の償却と金利負担を併せると年間1500億円の費用で、

これって経常利益が黒字になるのはかなり困難に思える数字です。


それに、電話料金のダンピング合戦に自ら突入したソフトバンクに

金利負担を超える程のキャッシュフローが確保出来るかどうかは疑問ですね。


『ビジネスを成長させるなら少しゆっくりぐらいがちょうどいいのさ』

というユダヤ人大富豪の教えを思い出します。
(まあ、孫さんも大富豪なんですが・・・)




もう一つ、粉飾決算を行い易い企業の特徴として

1)時価総額経営のために非常に積極的な又は、
   非現実的な業績予想を公表していること

2)激しい競争により利益が低下したり、
   市場が供給過剰となっていること

3)急速な技術革新や製品の陳腐化が著しく、
   変化の激しい業種であること

4)非常に複雑な親会社・子会社の関係になっていること

5)借入金に非常に大きく依存し、返済能力が限界に近いこと

6)関連会社や関係者との間に巨額な取引、
   突発的な取引が存在すること

などなど、条件に多々当て嵌まります。

ソフトバンクが粉飾しているかどうかは分かりませんが、

それをしても可笑しくない企業である事は確かです。

6名無しさん:2013/05/07(火) 18:54:45
【シェアーズさんの見解】

監査法人。過去にドラゴンの行った独自の総合調査では、トーマツが一番良いクライアントを抱えている。厳しい監査をしているのがトーマツという認識もある。

7名無しさん:2013/05/07(火) 18:55:42
EBITDA(イービットディーエー、またはエビットダーと呼ぶ)

『利益の水準(収益力)』を正しく見る!!株価収益率(PER)ではダメ!!
 「EBITDA」(Earnigs before interest,tax,depreciation and amortization)とは、「利払い・税払い・償却前利益」のことです。日本流の営業キャッシュフローと似ていまが、営業損益に減価償却費を加えただけのシンプルなもので、会計上の営業キャッシュフローより営業活動を反映しています。
 通常の利益では一時的な損益や国別の税制・会計基準の違いにより、国際的な比較がしにくいため編み出された値です。
 EPS(1株当たりの利益)は、企業の隠れ利益の減価償却費を無視したものですが、利益に減価償却費を加えることで、その会社の損金処理前の本当の儲ける力が算出できるわけです。
 EPSは最終益をベースにしていますが、最終益には、一過性の特別損失益が加わるため、実態を反映しないケースが多いのです。1株EBIにペースになると営業損益には一過性の損益が加わる余地が無いのです。
 つまり、EPSは、特別損失など(金利支払い、為替差損、有価証券評価損、設備や在庫の廃棄損、人員リストラの退職金支払、株やゴルフ会員権の売却損)が多い会社では、本当の実力を把握できないのです。
 算出方法は、
 EBITDA(EBI)=営業利益(連結)+減価償却費(連結)
 1株EBITDA(1株EBI)=EBITDA÷発行済み株式数
となります。
 その他の算出方法:
 EBITDA=経常利益+支払利息−受取利息+減価償却費
 EBITDA=経常利益+支払利息+減価償却費
 EBITDA=税引前当期純利益+支払利息+減価償却費
といろいろあります。
 この指標は、米国で先鋭的なヘッジファンドやミューチャルファンドのファンドマネジャーたちが注目している経営指標の1つです。

8名無しさん:2013/05/07(火) 18:56:14
【PCFR(ピーシーエフアール)】

PCFRとは、「Price cash flow ratio」の略で
株価キャッシュフロー倍率のことです。

 株価を一株当りキャッシュフローで割って求めます。

PCFR = 株価 ÷ 一株当りキャッシュフロー

   キャッシュフローとは、現金収支ともいって、
   現金(キャッシュ)の流れ(フロー)のことです。


いくら現金が入り(キャッシュイン)、
いくら現金が出て行ったか(キャッシュアウト)、
現金の流出入を示しているので、
損益計算書でいうところの当期純利益と違って
粉飾するのが難しいところから、
ファンダメンタル投資法であるバリュー株投資家からは、
PER、PBRと並んで参考にされている指標です。

そしてPCFRの値を求めるときに注目したいのが、
当期純利益に原価償却費を足し戻して計算しているという点です。

 ※原価償却費とは…
 土地を除いた建物や機械設備などの固定資産が、
 時間の経過により資産価値が下がっていく分、減価を
 費用として計上し、新しいのと替える場合に備える
 会計上の手続きのことを減価償却といい、
 税制上、必要経費とみなされます。

企業が自社の発展のために
設備投資を行った際、
損失が出るのは建物や機械を購入した年だけですが、
実際には、その建物や機械を何年にもわたって使い
利益を出していくわけです。

利益を生むためにかかった費用を、
経費として認めているというわけですね。

減価償却費は決算時には費用として計上されますが、
現金の支出を伴わない費用ですので、
(資金収支計算書上の支出にはなります。)
実際には計上された減価償却費の額だけ
企業内部に資金が留保されることになります。

またどんな固定資産も、
減価償却により価値がゼロになるのではなく、
一定の価値が残るものとされています。
これを残存価格といい、
会計上、取得価格の10%とされています。

PCFR<7

9名無しさん:2013/05/07(火) 18:57:30
【EV/EBITDA倍率とは】

こなつさんの見解では、

EV/EBITDA<7


EV/EBITDAとは、Enterprise Value/
Earnings before Interest, Taxes, Depreciation,
and Amortization の略で、
イービットディーエーとかイービットダーと読みます。

EV(企業価値)が
EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前・
無形固定資産の減価償却前利益)
の何倍かという指標です。
それぞれ以下のように表されます。

EV=株式時価総額+有利子負債−現預金

EBITDA=営業利益+減価償却費

※本によっては
EBITDA=経常利益+支払利息−受取利息+減価償却費
としているところもあります。

※アモーチゼーション(Amortization)とは、
無形固定資産の取得原価などを一定の耐用年数にわたって、
各会計期間の費用として配分することです。


Photo by esupply

企業を買収する際には
発行済株式すべてを購入しただけでは収まりません。
企業には借金もありますから有利子負債を足して、
現預金など余剰資金を差し引いた金額で
企業を買収することができます。

それを「企業価値=EV」と見ているのですね。

EV/EBITDA倍率は、その企業を買収して
何年で元が取れるかの指標として有名です。

1980年代に当時の米タイムワーナーなど
メディア企業が使い始めたのが起源とされています。

90年代後半からIT企業を買収する際の目安として、
米国の投資銀行などが使うようになって急速に広まりましたが、

金利、税金、減価償却費を引く前の利益を元にした数値ですので、
企業の設備投資競争は次第に過熱し、
2002年に破綻した米通信大手ワールドコムの
粉飾決算問題が露呈してからは、
EBITDA指標に対する関心も
急速に衰えました。

10名無しさん:2013/05/07(火) 18:58:13
【ROI(投下資本利益率)】

すべての資本を使ってどれだけ儲けたかを知る
 「ROI」(Return On Investment)とは、「投下資本利益率」のことです。
 専門的(監査法人等指標)には
 ROI(投下資本利益率)=(経常利益+支払利息)÷(借入金+社債発行額+株主資本)ですが、
 ここでは、ROI(投下資本利益率)=利益(事業CF)÷(有利子負債+株主資本)×100%を用います。
 上の式から分かるように、事業に対して投下した資本から生まれる利益の比率のことです。
 一般的には、収益力を表わす経営指標はROE(株価資本利益率)、ROA(総資産利益率)など、いつくかあるが株式投資などには向かないのです。といいますのは、ROEは、株主資本が減っても向上するし、借入金利益を水ぶくれさせることもできるし、ROAは、資産の評価が時価でなされていないなどの欠点があるのです。
 それに対しROIなら、修正や見直しの必要性がないので、信用できる極めて高い数値なのです。
 ここ数年のROIの推移が向上しているなら、収益力が高まっているわけで、前述した「VPS」(一株投資価値)が飛躍的な拡大が見込めるわけです。
 つまり、ROIは、どれだけ今後VPSが稼げるかを探る指標というわけです。株価は「利益の水準と」「利益の変化」によって決まるわけですから、利益の変化を捉えるROIが高まれば、その分、投資家の“期待”というプレミアが株価に上乗せされるわけです。

11名無しさん:2013/05/07(火) 18:59:54
【売上と在庫の関連】

売上高が伸びていないのに在庫が増えているところは要注意。

12名無しさん:2013/05/07(火) 19:00:27
【営業利益と売上高の関係】

営業利益の伸び率が、売上高の伸び率を上回っているか否かが重要。

13名無しさん:2013/05/07(火) 19:01:07
【シェアーズさんの見解】

個人投資家が粉飾にだまされないための3つの方法
 上述した例からも、売上から費用を引いた利益がいかに“ナイーブ”なものか、分かっていただけたのではないだろうか。そこでここでは、個人投資家が粉飾に巻き込まれない方法を3つ考えてみた。

1.キャッシュフローを見る
2.事業の実態と会計上の利益のギャップに注目する
3.粉飾の“動機”を見抜く
 まず1つ目は、キャッシュフローを見ること。利益を創るのに比べ、キャッシュ(現金)を創るのはやや難しい。なぜなら利益は、会計というルールに則った会社側の“意見”に過ぎないが、キャッシュは事実だからだ。もし自分は投資の初級者だと考えているなら、利益よりもキャッシュの動きに着目したほうが安全だ。

 そして2つ目は、事業の「実態」と、会計上の「利益」のギャップに違和感を感じたら投資をやめるということ。「儲かっていなさそうに見えるのに利益が出ている」企業は、粉飾の可能性を疑ってみる必要がある。財務上の数字ばかりを見るあまり、現場・現物を見失って投資するのは本末転倒といえる。

 そして粉飾に巻き込まれないための最後の方法は、粉飾の“動機”を見抜くこと。「なぜ粉飾をするのか?」という動機に目を向けるということだ。粉飾の動機は「事業上の動機」によるものと「経営者の動機」によるものに大別できる。

 まず事業上の動機とは、事業で利益を上げられないのでそれを隠蔽するために粉飾会計を行う、というケースだ。例えばカネボウが粉飾決算を行ったのは、繊維産業全体が斜陽産業となっている中で、どのように企業が利益を出していけばいいか、その答えが出なかったから、という見方ができる。カネボウという100年続くエリート企業が、粉飾によってでも利益を創出せざるを得なかった、構造的な状況があったと考えられる。

 もう1つの経営者による動機とは、企業の株かが上がることによって、経営者に大きなメリットが生じるため、経営者が積極的に利益を創ろうとするケースを指す。

 まずストックオプション等のインセンティブの強い“職業経営者”は、基本的に「化粧」好きだと考えていい。早く株価が上がることがそのまま自らの経済的成功につながるため、利益を“創る”可能性が高くなるのだ。

 企業がビジョンを持つことの大切さはここにある。ビジョンとは「終わりなき理想」のこと。裏返せば、「ビジョンなき経営者には“終わり”がある」ということになる。そのような経営者は、高値で株を売却するために、株価をコントロールしようとするかもしれない。

 従って私達個人投資家にできるのは、最終的に株の売却を考えている経営者には投資をしないということになる。IPOを「さーて、いよいよ始まるぞ!」と考える経営者と「やっとゴールだ!」と考える経営者では、その後の株価がどう動くかは明らかではないだろうか?

 大切なのは、会計は会計に過ぎないということ、それから枝葉末節ではなく、大局的・構造的に物事を捉えるということ。好むと好まざるとに関わらず、金融資本主義世界に生きている私達にとっては、自らの頭でモノの本質を見極めるということが、とても大切なのだから。

14名無しさん:2013/05/07(火) 19:01:41
【長生きした企業】

 規模の大小にかかわらず強い。

15名無しさん:2013/05/07(火) 19:13:31
【1】PER(株価収益率)

【重要公式】
PER(株価収益率)=株価÷1株あたりの予想純利益
【PERによる売買の目安】
PERが30〜40倍で購入、100倍前後で売る。
【1株あたりの予想純利益とは】
「予想利益」÷「発行株式数」

16名無しさん:2013/05/07(火) 19:14:03
【2】PBR(株価純資産倍率)
PBR:Price Bookーvalue Ratioの略

【重要公式】
PBR=株価÷1株あたりの純資産
【PBRによる目安】
1倍が標準。
【1株あたりの純資産】
 会社が解散した時、株主に戻ってくる1株あたりの金額。
PBRが1倍以下とは、株価が割安であると同時に、万一、その会社が倒産しても投資家が元を取れることを意味しています

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