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魔人探偵脳噛ネウロ〜タイトルなんか未定だ!〜
1白銀【元びー】 ◆pq0fhnYJ22:2008/03/31(月) 19:20:52
ぼちぼち書きまっせー。
基本、普通のネウロ感覚。話がオリジナルなだけ。

第1話:盗【とる】
これはある日の午後、
ネウロが「休暇」をくれた。という奇跡に感激しながらも
弥子は叶と歩いていた。そして来たのはラーメン屋。
そこで叶は言った。@
「弥子・・・まだ食べ歩きする気?もう20軒回ってるよ?」
それを聞くと弥子。
「え!?嘘!?」
すると叶は、
「本当だよ、1軒目餃子店でしょ、次そば屋、その次は
団子屋、そんで果物屋、その後映画館に行くと弥子はバイキングの方に行って
映画見たのは私だけ・・・その次は・・・・」
と、丁重に説明してくれた。
「へぇ・・・ま、いいや。」
すると叶は、呆れて帰ろうと振り返りかけた。、その時。
「!!叶、危ない」
弥子は叫んだ。が、遅かった。謎の男が凶器を持って近づいて・・・
・・・無事だ、しかし叶はブランドの鞄を取られてしまった。
「アー!!あの鞄大事にしてたのに!!」
「まぁまぁ、命が助かっただけでもいいじゃん・・・。」
と、叶を慰めながらも、弥子は不安だった。

。o(あれは並みの人間が出せるような殺気じゃなかった・・。)
「事件の匂いを嗅ぎつけたようですね、先生」
「!!ネウロΣ」
すると叶が言った。
「あれ、この人一日平均10DVの・・・」
「わーわーわーわーわー!!!」
弥子は声を遮った。しかし・・・
「10・・・何と仰いましたか?先生」
「いや、な、な、何も・・・」
その後上手く叶を言いくるめて、事務所に帰った。
「それにしても何かが普通の人間とは違うな、あのひったくりは。」
「うん・・・。」
「そして不快だ。我輩の手袋を奪いおって・・・。」
「Σ手!!手!!本当の手が見えてる!!!」
「ふ・・・謎の気配はする・・・その謎を喰った後おしおきだな・・・。」
。o(あー、あのひったくり命に危険が・・・)
その後その日は普通に終わった。
そして次の日、意外にも早くあのひったくりとの再開の時は来た。
第1話:盗【とる】終

=次回予告=
次回、異【ちがう】
「この謎はもう、我輩の舌の上だ。」

2白銀【元びー】 ◆pq0fhnYJ22:2008/03/31(月) 23:15:21
第2話:異【ちがう】
そしてひったくり事件の次の日、
依頼が来た。
「すいませーん。」
するとネウロは、いつもどおりに接客している。
と、いきなりネウロの目つきが変わった。
しかし、また元に戻って接客を続行した。
「では、早速現場に行ってみましょう。」
そしてつれてこられた先は、大豪邸だ。
依頼の内容は、盗みの犯行予告があったとのことだ。
すると依頼主、長谷川渋江(はせがわしぶえ)は言った。
「さらに、10日前この館で最近殺人が起こっているのです。」
それを聞いたネウロは、
「おや、それはニュースで見ました。しかし、赤い箱が送られてこない
所を見ると、怪盗Xのせいではないようですね。」
その事件はしっかりニュースで報道されていた。
被害者は依頼主の娘、大山栄子(おおやまえいこ)の
元夫、長谷川勇牡(はせがわいさお)だ。
調べによると、不審人物が事件当日と見られる日に不法侵入した所を見られ、
その後すぐに通報、約1分で車で逃走したという。
そして、血痕が見つかり、山までつながっていた。
が、血痕は山中で消えており、そこで遺体は見つからなかった。
しかし、数日後、掃除中に床下から被害者が見つかったのだ。
その後、この家では24時間ロボットのガードマンが交代で見張りをしている。
すると、弥子はあるものを見つけた。
「あれ・・・?新しい夫ですか?」
「え?あぁ、はい。彼が再婚した夫です。」
「どうも、大山茂(おおやましげる)です。」
その後一通り挨拶が終わって、捜査にとりかかった。
「ねぇ、ネウロ・・・。」
「何だ?」
「あのひったくり犯、正体はなんなんだろ・・・」
「・・・さぁな。誰であろうと我輩の手袋を盗んだのだ、おしおきしなくてはな。」
「う・・・うん・・・」
「・・・やっぱり、Xなのかな?」
「いや、それなら殺しも行っているはずだ。」
「・・・うん・・。」
「・・・おや・・・。」
「・・・それより、おかしいな。」
「え?何が?」
「入って1分で被害者を殺害し、床をめくり、死体を遺棄し、
その後はアリバイ工作の為に山への道へ血痕を付ける・・・。無理があるぞ。」
「うん・・・。」
「つまり、手口としては、殺害後に血痕を付ける工夫をして、山へ死体を運び、
そこで血痕を付けるのを止め、別の場所へ行き、隠す。そしてその後現場の家に入って、
死体を遺棄する。そして、ロボットのガードマンがいるので、
犯行が可能なのは、この家の人物かそれらと親しい者のみだ。
そして、先ほど聞き込みをしてきたが、最近よく出入りしていたのは
大山茂のみだ・・・。しかし、そいつは大した荷物も持たず、車も使用していない。
しかし、丁度被害者が床下から発見される前日、車でどこかへ行き、
帰りには大き目のビニールに何かを入れていたと言う・・・。
共犯の可能性が高いな。後は物証だ・・・・ム!!」
するとネウロは、依頼主に
「すみません、警察を呼んでください。検査してほしいものがあるのです。」
と、ネウロが差し出したのは、あるものから取った血液付きのハンカチだった。
その後、検査があって・・・
「・・・フ、この謎はもう、我輩の舌の上だ。」
そして、謎解きの時は来た。
第2羽:異【ちがう】終

=次回予告=
次回、策【せんじゅつ】

3白銀【元びー】 ◆pq0fhnYJ22:2008/04/01(火) 10:45:30
第3話:策【せんじゅつ】
謎解きの時は来た。
「皆さんよくお集まりくださいました。これから先生が謎解きをします。
さぁ、先生。いつものように。」
チャチャチャ、チャチャチャチャッチャッチャー(あの音楽)
「犯人は・・・・お前だ!!!」
と、見ると、弥子の指がピースになっていた。
「おやおや先生、2人なんだから「お前らだ!!」でしょう?
先生の国語力が低くてすみません、皆さん。」
その指が指していたのは・・・
大山栄子と大山茂だった。
「まず、あなた達にしぼりこむのはそう難しくはありませんでした。
推理は説明が面倒なので第2話を見てください。」
「・・・第2話?」
「そして後は物証です、大山栄子さん、
捜査中、あなたが先日車で持ち運びしたものと思われる
巨大ビニールがありました。そして、検査をしたところ、それについていたものは
あなたの指紋と、大山茂さんの指紋と、被害者の血痕です。
更に、先端に血がついた細くて丈夫な針金もありました。
これについている血も被害者のものと一致しました。
そして、これには大山茂さんの指紋がついていました。
以上のことから、先生はこの事件をあなた方の共犯と断定しました。ね、先生?」
「・・・・うん。」
すると、大山栄子の「豹変」が始まった。謎を暴かれた犯人の「豹変」が・・・。
「・・・・・・足りない・・・・。」
「おや、まだ証拠が足りませんか?」
「違う・・・財力が足りないのよぉぉ!!!金があれば何でもできる!!
だから私はこの事件を起こしたァァァァ!!そして、大山茂さん、
あなたの実家にも巨額の遺産がある!!
だから後日あなたの実家の家族を皆殺しにするつもりだった!!
これじゃそれができないじゃない!!殺してやるぅぅぅ!!」
ズシャッ。
そして、血が噴出したのは・・・大山栄子の方だった。
すると、大山茂・・・いや、Xは同時にネウロにも襲い掛かっていた。
ボガァァン!!ハンドバズーカが発射された。
ネウロが力なく倒れた。
「流石のアンタもこれは見破れなかったみたいだね・・・。
あんたを仕留めるためにわざわざ赤い箱を用意しなかったんだよ。
一種の戦術さ。じゃ、中身見せてもらうよ。・・・!?」
「ふ・・・くだらんな・・・。魔界777ッ能力(どうぐ)、
花と悪夢(イビルラベンダー)!!!」
ドズン!!
「・・・がはぁっっ。・・・・そんな・・・。」
「戦術は良かった・・・しかし武器が悪かったな・・・・。
我輩の勝ちだ。そして、貴様が奴を殺したせいで
我輩は謎を食えなかった。おしおきだ。
魔界777ッ能力(どうぐ)、拷問楽器「謡妖・魔」(イビルストリンガー)!!」
ずぎゃぎゃぎゃぁーん!!
「があああぁぁぁぁぁ!!!!・・・く・・そ・・・
次・・は・・・こうは・・・い・・かな・・い・・・ょ・・・。」
そしてXは撤退していった。
「ねぇネウロ」
「何だ。」
「Xがあんな戦術を用意した以上、あのひったくり犯、
Xかもしれないよ・・・。」
「いや、あれはX以上の殺気と身体能力だった。」
「!!」
「奴もまた、究極の謎を生み出せる可能性を持った種族であろう・・・。」
すると、ネウロは口からよだれをたらしていた。
そして、その日はまた平凡に過ぎた。
第3話:策【せんじゅつ】終

=次回予告=
次回、同【おなじ】
「この謎はもう、我輩の舌の上だ。」

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