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DEGITALMONSTER SOULEVOLUTION〜魂の進化〜
1蒼桜:2008/03/01(土) 20:36:19
また新しく作ってしまった…。
世界観やテイマーズやフロンティアのキャラクター及び進化なども影響しています。
アドバイスなど心待ちにしております。
今度こそ頑張るので宜しくお願します。

2蒼桜:2008/03/03(月) 20:04:44
プロローグ  〜戦いの果てに〜

ルーチェモンの消滅から現実世界の時間で一年後…。
天界(システムカイ)レコード室。
佇む人影名はエンシェントワイズモン。

「何とかして…これを現実世界(リアルワールド)へ…」

彼の能力は未来や過去を書き換える能力。
しかし、進化したばかりの為未来や過去を見るのが限界だった。

「これを送れば…運命の道は増える」

運命の道は今は一つ。
そう…『破滅の道』
そして、これを送る事で増える道は…『平和の道』

「これを…六つの『スピリット』を」

しかし…彼の能力はまだ完全ではなかった。
予定で送る時代より…百年前へ。

思えばこれが冒険の始まりだったかもしれない。

3蒼桜:2008/03/04(火) 20:51:13
第二話【主人公】

カコン…カコン…。
卓球用のボールの軽快な音が聞える。
真夏の密室で換気扇なしの過酷な状況。
そんな中で卓球をする少年が二人。
カーン…!!
一人の少年がスマッシュを決め、この試合は終わった。

「うっしゃー!!三十戦中十六勝目!!」
「ちくしょー…」

こうして部活は終わった…。
スマッシュを決めた少年、神原 櫂称(かんばら かいしょう)はとても嬉しそうな顔で。
それとは対照的にスマッシュを決められた少年、源 光紀(みなもと みつき)はとても恨めしそうな顔だった。

「次は勝つからな、櫂称!!」
「はっはっはっ、いつでもうけるよ。みっちゃん」
「その名前で呼ぶな!!」

光紀にとって、『みっちゃん』というあだ名はトラウマのようなものなのだ。
この二人は幼馴染であり、お互いの事なら何でも知っている。
そう、光紀の尻のいホクロから毛が…睨まれたのでやめておこう。

「櫂称〜!!」
「おう、嵐どした?」
「いつものとおり、待ってたの♪」
「いつもご苦労だな」

(鈍すぎるのもあれだな)
彼女の名前は織本 嵐(おりもと らん)
因みに今の思考は光紀のものであった。
嵐は櫂称のことを好いているのである。
ある時から、櫂称に段々と惹かれて行ったのだ。

「おっす、嵐ちゃん、櫂称、光紀」

次に現われたのは柴山 克(しばやま すぐる)
少しぽっちゃり…というのが彼の第一印象だろうか。
今ココにいる全員は同じ学年、五年生なのだ。

「こここここんにちは…光紀さん」
「ああ、零華。どうした、顔が真っ赤だぞ」

光紀はそういって、今着たばかりの少女の額に手を当てる。
少女…氷見 零華(ひみ れいか)の顔は余計に赤くなった。

「どっちが鈍感よ…」
「ん?何か言ったか、嵐」
「なんでもなーい」

この平和な学校生活が、続くと思っていた。
まさか家にある銅像が、あんな事件を巻き込むとは…。

4蒼桜:2008/03/07(金) 20:53:42
第三話【エヴォリューション   壱】

「ただいまーじっちゃん」
「おう、帰ったか」

夕食を作ってるのは櫂称の祖父、神原拓也。
母、父共に働きに出ているので、祖父が親代わりなのだ。
共働きといっても帰ってくれば相手してくれるので、別段冷たくて嫌な親というわけではない。

「じっちゃん、晩飯はー」
「今日はオムレツだ、吹雪と一緒に風呂入って来い」
「ういっす、吹雪風呂入っぞ」
「ほーい、兄貴、霞ちゃんには会った?」
「今日はあってねぇ、風呂いってるからな」
「待ってくれよ〜」

霞とは嵐の妹の事、どうやら吹雪は霞に気があるようだ。
脱いだ服を洗濯機に直接入れ、一番風呂に入る。
少し経つと、吹雪も入ってきた。

「うっわ、もうお湯が汚くなってら」
「うっさいな、汗かいたんだよ」

湯船を出て、頭を洗い始める。
交代に吹雪が湯船に入り、問い掛ける。

「兄ちゃん…じっちゃんの話、信じる?」
「あの…デジタルワールドに行って世界を救ったって奴?」
「うん」
「俺は信じるぜ、内の祠、あれがじっちゃんのなったデジモンのフィギィアに似てるっていってたしさ」

代々家宝として祭られているあの銅像。
何百年も昔からあったらしいが、真偽は問えない。

「さってと…二人とも洗い終わったし、出て夜のジョギングと行きますか」
「賛成ー」

バスタオルで体を拭き、ジャージに着替える。
毎日の日課となっているジョギング行く。
携帯も一応持って、吹雪の待つ玄関へ向かう。

「待ったか?」
「うんにゃ、待ってないよ」

最初は軽めのスピードで走り、嵐の家の近くの公園を通る。
嵐がいれば、霞ちゃんがいればいいなぁ、各自そう思いながら公園を抜ける。

「あれ?櫂称」
「こんばんは、吹雪」
「いたよ…」
「霞ちゃんこんばんは♪」

櫂称も本心はとても嬉しいのだが、恥かしいので悟られないようにしていた。
すると、突然後ろの茂みが揺れた。
嵐は櫂称に抱きつき、霞は吹雪に抱きついた。
二人とも顔を真っ赤にしたが、男の意地一気に後ろを振り向いた。
そこにいたのは…。

「キョウリュウデスカー?」
「吹雪、動揺しすぎて片言の日本語になってるぞ」
「とととととととととりあえず、逃げなくちゃ!!」
「ついて来るんだ!」

櫂称は後ろの三人を連れ、家の方へ逃げた。
いや、逃げなくてはいけない気がしたのだ。
もう少しで家の前、と言うところで黒い恐竜が火を吐いた。

「…モノクロモン、鎧龍型デジモン、必殺技はヴォルケーノストライク・・・!!」
「どうしたの…櫂称」

ぱっと頭に思いついたのだ、あの黒い恐竜、モノクロモンのデータが。
本人も驚いているのだ、この出来事に…。

「携帯電話が…変わってる」

携帯電話が変わり、スキャナ機能がついているように見えた。
そして、頭にこう叫べと浮かんだ…。






「スピリットー!!!!!」


―SPRITEVOLUTION……―

5雄嘉事:2008/03/10(月) 10:05:30
久しぶり〜!!
奴からHN変えたの聞いたぜ〜(奴?)

突然「THE小説板Re!」から消えたのでどうしたのかと思ったけど…
これからもヨロシク!!
あ、ちなみにあっちでも(あっち?)更新止まってる小説…
ここにもあるから是非読んで!!

6蒼桜:2008/03/11(火) 20:13:23
こんにちは、雄嘉事さん。
どうもお久しぶりです。
ええ…まぁあちらでは色々ありましたので(汗
こちらこそ、よろしくお願いします。
残念ながら今は更新するだけでも精一杯なので…。
空いた時間があれば必ず感想を書きたいと思います。

7蒼桜:2008/03/11(火) 20:50:01
第四話【エヴォリューション   弐】

「スピリットー!!!!!」

櫂称がそう叫ぶと、家の守り神とも呼ばれていた銅像が、飛んできた。
唯、違っていたのは色が付いていた事だった。
銅像は櫂称の携帯に入り、『火』という字を浮かべた。

「スピリットエヴォリューション!!」

櫂称の周りにはたくさんのコードが囲み、卵のような形になる。
近くして現われたのは、櫂称ではなかった。

―SPRITEVOLUTION……―

「アグニモン」

炎を纏いし鬼のような人間。
名はアグニモン、火の闘士。

「サラマンダ―ブレイク」

炎を使い、強力な蹴りをモノクロモンにお見舞いする。
予想外にダメージを受けたらしく、道路を転がりながら倒れる。
唖然としてるのは取り残された三人。

「櫂称…なの?」
「櫂称さん…」
「兄貴……」

呆然と見ていた三人に、戦いを終わらせる術は無かった…。

「クリムゾンナックル、バーニングスライサー、ヴォルテニックストライク」

強烈な二段パンチを食らわせ、それよりもさらに強力なチョップ、そして締めに炎のキックを…。
もはやモノクロモンは瀕死状態だった。
体には数々のやけどの跡、痣も…。

「もう…もうやめて…櫂称ー!!」

嵐の必死の叫び、それでも尚アグニモンには届かない。

「バーニングサラマンダ―」

両手から炎の龍を繰り出す…。
モノクロモンは、跡形もなく消滅した。
すると、アグニモンが振り向き、こちらへ向かってくる。
恐怖の余り、後ずさりしそうな三人だったが何とか堪えた。

「嵐達が、無事でよかっ…た…」

炎の闘士、アグニモンは最後にそういい残し、嵐に覆い被さるよう倒れた。
倒れる寸前、元の櫂称に戻っていた為、嵐はそこまで力を必要としなかった。

「良く…がんばったね・・・」

櫂称の頭を膝に乗せ、頭を撫でていた…。

9蒼桜:2008/03/12(水) 20:07:28
雄嘉事さん、どうもです。
頭の悪い僕には英語が(意味が)わからないのですが…(泣
兎に角頑張ります!これからも宜しくお願します!

10雄嘉事:2008/03/12(水) 23:49:55
あ"ミスった…
アナタのせいではないです〜(恥)

じゃぁ、We love フロンティアで!!(随分間違えたなぁ)
魁、消して…

11蒼桜:2008/03/14(金) 22:21:08
いえいえ…えいごむつかs(強制終了
さて…更新しなくては(汗

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