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【ss】かのん「あ、恋ちゃんパソコン忘れてる…」

1 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 20:38:22 ???00
部室

ガチャ

すみれ「ウィーッス…ってかのんだけ?」

かのん「あ、すみれちゃん!見てこれ」

すみれ「これって…恋の?」

かのん「今日恋ちゃんお休みだからさ、どうしようかなって…」

かのん「……見ちゃう?」ニヤッ

すみれ「あのねぇかのん…作詞はどうしたのよ…」

かのん「えー!だってぇー!良いのが浮かばないんだもーん!」

かのん「だから!とりあえず恋ちゃんのパソコン見ない?」

すみれ「作詞に集中しなさいよ……」

すみれ「でもそれはそれとして見ましょう」

かのん「さすがすみれちゃん!!!」


2 : 名無しで叶える物語◆5AHmnFHP★ :2026/02/11(水) 20:40:34 ???00
期待


3 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 20:41:08 ???00
かのん「あー、やっぱりパスワードが必要だ…」

すみれ「とりあえず誕生日でしょ」

かのん「あ、違う…しっかりしてるな〜」

すみれ「やましいもの、保存とかしてないかしらね〜」ニヤニヤ

かのん「禁断の…とかね〜」ニヤニヤ

恋「何のことですか?」

かのん「え〜?恋ちゃんムッツリさんだからね〜」

すみれ「ほどほどにしなさいよ〜?」

恋「…ムッツリ??」

かのすみ「……え?」

恋「へ?」キョトン


4 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 20:42:13 ???00
かのん「れれれれ、恋ちゃん!?!?今日おやすみじゃなかったっけ!?!?」

すみれ「わ、私は知らないわよ!!かのんが勝手に!!」

かのん「あ、すみれちゃん嘘ついてる!!」

すみれ「言い出しっぺはかのんでしょ!!」

恋「あの〜…なんの話してるんですか?」

かのん「え、あ、そ、その…ね?」オドオド

すみれ「恋がパソコン忘れてるから…」

恋「あ、確かに私のパソコンですね」

すみれ「そ、そうだけど…?」

恋「わ〜……」キョロキョロ

かのん「れ、恋ちゃん?今日は用事があるんじゃなかったっけ?」

恋「へ?…あ、そうでしたね。でも少しこっちにも用がありまして……おや?」

恋「ここ、結構広くなりましたね」

すみれ「あぁ…可可がまた広くしたのかしらね…」

恋「あ、そうなんですか……あ、作詞ノート」

かのん「あ、いや…実はまだ思いつかなくて…」

恋「そうなんですか?………あっ!じゃあちょっと着いてきて下さい!」

かのすみ「…はい?」


5 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 20:46:27 ???00
音楽室

メイ「思いつかねぇー!!!!」

きな子「メイちゃん…」

きな子「こ、ここはリフレッシュとして!バナナどうっすか!」

メイ「も、もうお腹いっぱいだから…」

恋「新曲の進捗、どうですか?」

メイ「それがダメなんだよ恋先輩…」

メイ「恋先輩がやすみだから少しでもアイデア出して先輩を楽させようと思ってたのに…」

きな子「メイちゃん?」

メイ「それで褒められて恋先輩に…へ、へへっ」ニヤッ

きな子「メイちゃん!?」

恋「そうなんですね!ありがとうございます!」

メイ「あ、いやいいんだ私が不甲斐ないのが悪い……え?」


6 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 20:50:34 ???00
メイ「な、なんで恋先輩がいるんだ!!!!!」

恋「あ、私だけじゃないですよ?」

かのん「やっほ、2人とも」

すみれ「メイ…あんたそういう所よ…」

きな子「どうしたんすか?3人揃って」

すみれ「私もわからないのよ、恋に着いてきてって言われてるがままに…」

かのん「その感じ、作曲も進捗悪いみたいだね〜良かった〜」

すみれ「よかない」

きな子「そうなんすよ、メイちゃんずっと唸ってて…」

すみれ「作曲って大変なのね〜」

きな子「大変なんすね〜」

きなすみ「「ね〜」」

かのん「…今回2人ともやることないんだからちゃんと基礎練しっかりやっててよね!!」

恋「あ、ピアノお借りしてもいいですか?」

メイ「え、あ、おう!」

恋「では………っ!」


7 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 20:53:29 ???00
〜♪

恋「……ふぅ」パタンッ

恋「どうでしたか?」

メイ「どうって………」

メイ「校歌だよな」

かのん「校歌だね」

すみれ「校歌ね」

きな子「校歌っす」

恋「はい、校歌を弾きました!」

かのん「あ、な、なんか良いの思いついたのかなって思ったから…ちょっとびっくりしちゃってさ」

恋「ふふ、ごめんなさい」ニコッ

恋「さて!次は被服室です!!」

かのん「…ついて行かなくちゃダメ?」

恋「はい!」


8 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 20:58:06 ???00
被服室

可可「…………」

夏美「…………」

可可「……………………」

夏美「……………………」

ガラッ

恋「こんにちは〜」

可可「……………………」

夏美「……………………」

恋「なんだか集中してますね」

すみれ「そりゃそうでしょ!今衣装作ってるんだから…」

可可「!!」ビクッ!

可可「哦!!我又犯错了!!」

夏美「ぬぁー!急に大きい声出さないでくれますの!?」ビックリ

可可「すみれがビックリさせるからデス!」

すみれ「はぁ!?私のせいなの!?」


9 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:00:30 ???00
恋「ふむ、まだ完成してませんね」

かのん「あんまり進捗良くないんだね〜」

メイ「そっちもか〜」

かのメイ「「良かった〜」」

きな子「よかないっす」


ギャーギャー!!クークー!!ナッツー!!


恋「…喧嘩してますね」

かのん「あれはいつもの事だからね〜」

メイ「…夏美が入ってるの珍しいよな」

きな子「細かい作業ばっかでストレス溜まってるんすかね〜?」

恋「ストレス……それはいけない!」

恋「このままだと心身共に疲弊してしまいます!」

かのん「恋ちゃん?」


10 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:04:43 ???00
恋「ささ、おふたりさん!少し気分転換しましょう!」

可可「レンレンは優しいデス…」

夏美「どぇすがこのままだと間に合いませんの…」

恋「そこはまぁなんとでもなるでしょう!!!」

夏美「なんですのその根拠の無い自信!!」

恋「……………あれ?ここって中庭とこんなに近かったでしたっけ?」

可可「……ん?まぁ1階なのでそんなもんじゃないデスか?」

恋「中庭…中庭…………あっ!!」

恋「みなさん!!中庭ですよ!!」

すみれ「中庭が…なに?」

恋「みんなで中庭に行きましょう!!」

かのん「また移動!?」


11 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:07:48 ???00
………

千砂都「で、かのんちゃんに呼ばれてきたんだけど…これは?」

かのん「恋ちゃんが全員集合っていうから…」

マルガレーテ「全く、人が気持ちよく柔軟してた所に…!」

冬毬「…中庭に行きたいのであればこの道は間違っているのでは?」

メイ「ちょっと寄りたい所があるらしいんだよ」

きな子「なんだか今日の恋先輩は強引っすね…」

四季「……どうして可可先輩達、髪の毛ボサボサなんですか?」

クゥすみナッツ「……別に」ムスッ


12 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:09:31 ???00
恋「はい、じゃあこれ持って!…ください!」

すみれ「……ここなんなの?」

夏美「…体育倉庫?いや、用具入れ?」

恋「持ってください!」ニコッ

千砂都「……スコップ?」

かのん「れ、恋ちゃん?なんで私たちはスコップを持たされてるのかな〜?」

恋「まぁまぁ」ニコニコ

恋「さぁ!改めて!中庭にレッツゴー!です!」

マルガレーテ「なんなのよ一体!!」


13 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:14:00 ???00
恋「えっと、こっちが北なので…」ブツブツ

恋「ここ…かな?」

千砂都「恋ちゃん?」

恋「よいしょ!」ザクッ!

千砂都「恋ちゃん!?」

可可「中庭に落とし穴作っちゃダメデスよ!!」

メイ「そもそも落とし穴は作っちゃダメだろ!」

恋「あ、みんなも手伝ってください!」

マルガレーテ「はぁ?なんで穴掘らなきゃいけないのよ!」

恋「まぁまぁ」ニコニコ

かのん「あはは……じゃあ…やろっか!」

マルガレーテ「あんたは人が良すぎるのよ!」


14 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:15:54 ???00
きな子「ほっ!よいしょ!」ザックザック

冬毬「んぅ!」ザックザック

すみれ「いつまで…掘ればいいのよ!」ザックザック


ザックザック!!


生徒A「ねぇ中庭見て…なんかスクールアイドル部が中庭荒らしてるんだけど」ヒソヒソ

生徒B「え〜なに考えてるんだろ、ちょっと怖いかも……」ヒソヒソ

生徒A 「なに掘ってるんだろ…」ヒソヒソ

理事長「あら?どうかしましたか?」

生徒A「あ!理事長!スクールアイドル部の人達が……」

生徒B「中庭を荒らしてます!!」

理事長「……はい?」


15 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:18:06 ???00
マルガレーテ「なんにも出てこないわよ!?」

四季「場所、間違えてるのでは?」

恋「ふむ…じゃあ反対側も掘りますか!」

きな子「まだ掘るんすか!?」

可可「ククもう疲れマシタ〜!!」

冬毬「なんなんですかこれ」


16 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:23:46 ???00
………

……



理事長「あなた達……なに、これは?」

かのん「ゼェ……ハァ…」

きな子「あっ……理事長……さん……」

理事長「生徒からの報告があったから行ってみたら…」

千砂都「絶賛…穴掘り中……で〜す……」

恋「〜♪」ザックザック!!

理事長「…葉月さん?」

恋「あ!お疲れ様です!」ザックザック!!

理事長「…とりあえず手を止めてくれるかしら?」

恋「いや、多分もうすぐだと思うんですよ」ザックザック!!

理事長「もうすぐってあなたいい加減に……」

理事長「………………」

理事長「………………」

理事長「…あ〜、あれか」


17 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:26:09 ???00
理事長「ちょっとそれ貸して」

夏美「え、あ、はいですの!」

恋「…手伝ってくれるんですか?」

理事長「多分、結構深く埋めたはずだし…」

理事長「場所も間違ってないはず…」ザックザック

恋「……たしかに」クスッ


18 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:27:48 ???00
…………

恋「……ふぅ、やっと見つけました!!」

すみれ「なに探してると思えば…」

四季「……なるほど」

恋「タイムカプセルです!!」

千砂都「えー嘘!!もしかして昔の結ヶ丘の!?」

恋「そうです!!」

理事長「昔の、私や…葉月さんのお母さんが在学してた頃に埋めたタイムカプセルよ」

かのん「恋ちゃんの……」

恋「……そうです」

夏美「中!中見たいですの!!」ワクワク!

きな子「きな子も気になるっす!」ドキドキ!

マルガレーテ「早く開けなさいよ!」ソワソワ!

理事長「どうかしら。あまり良いもの入れた記憶ないんだけど…」


19 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:30:33 ???00
すみれ「え、これ当時の新聞?」

可可「見てください!これは昔の制服デスよ!」

きな子「これは寄せ書きっすね!みんなの素敵な想いが書かれてるっす!」

四季「写真もたくさん。どれも保存状態も良い」

メイ「赤点のテストもある…」

冬毬「皆さん好き勝手に入れてたようですね」

恋「理事長、これ」

かのん「恋ちゃんそれって…!」

理事長「卒業アルバム…」


20 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:31:57 ???00
…………

数十年前 神宮音楽学校 中庭

生徒A『あ、じゃあ私ブレザーいれちゃお!』

生徒B『えーホントに!?私は部活で撮った写真!』

生徒C『赤点のテスト入れとこっ』ボソッ

生徒D『今日の新聞、これといった内容書いてないけどいいかな?』

生徒E『まぁいいんじゃない?』

生徒F『花ちゃんはなに入れるの?』

葉月花『じゃーん!自分宛の手紙!』ニコッ

生徒F『え、なんか恥ずかしくない?』

花『いいの!この事は誰にも教えないし!』

生徒F『……学校アイドルの物は入れないの?』

花『あれは部室に残してあるよ〜』

花『よーしみんな!バレないようにめっちゃ深くに埋めよう!!』

生徒F『えー!?ちゃんと大人になったら見つけられるかな…』

花『たしかに…まぁ誰かが頑張って探してくれるわよ!』


21 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:33:34 ???00
…………

現在 結ヶ丘女子高等学校 中庭


理事長「……ふふっ誰かが……ね…」

理事長(まさかあなたの娘が掘り起こすとはね…なんだか感慨深いわね…)

きな子「かのん先輩、それなんすか?」

かのん「これ?卒業文集だよ!」

きな子「ほぉ〜結構分厚いっすね……ん?これなんすか?栞?」スッ

恋「あ、あった!これ!!」

理事長「あ、この手紙…」

恋「これ!!これを探してました!」

理事長「あなたのお母さんの……」

理事長「せっかくだし読んでみたら?」

恋「…はい」ニコッ


22 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:37:51 ???00
理事長「……どうだった?」

恋「当時の日々を、思い出を綴った。よくある手紙でしたよ」クスッ

理事長「よくあるって…ふふっ」

恋「あなたとの思い出も、ここに書いてた…」

理事長「そう…嬉しいわ……」

理事長「私、毎日この学校にいたのに…すっかり忘れてたわ」

恋「まぁ私もさっき思い出したんだけどね」

理事長「そうなの…」

理事長「しかしあの子がまさか自分の娘にタイムカプセルの事言ってたとはね…」

理事長「たしか誰にも教えないって言ってたは…ず………」

恋「…………」

理事長「…………」

理事長「…………」

理事長「え………?」

理事長「…花ちゃん?」


23 : 名無しで叶える物語◆BAYDsMAb★ :2026/02/11(水) 21:38:40 ???00
😭


24 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:42:16 ???00
恋「………………」

恋「………………」

恋?「………………ふふっ」

恋?「恋のこと、これからもよろしくね」ニコッ

理事長「えっ……」

恋「あ……」クラッ

理事長「花ちゃん!!」

かのん「恋ちゃん!!」

すみれ「恋!どうしたのよ!」ユサユサ!

可可「起きるデスー!」

冬毬「…恋先輩気絶してませんか!?」

千砂都「理事長先生!恋ちゃんに何があったんです…か……?理事長先生?」

理事長「あれ……?」

メイ「救急車!救急車か!?」

四季「すみれ先輩、あんまりゆすらないほうが…」

きな子「と、とにかく保健室っす〜!!」

夏美「担架持ってきたほうがいいですの!?」

マルガレーテ「み、みんな落ち着きなさいよ!」


25 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:45:18 ???00
恋「……z」

恋「ん……?」パチッ

きな子「あ!起きたっす!起きたっす〜!!」

千砂都「良かったぁ〜!もう!心配したんだよ!」

恋「みな…さん……?」

恋「どうして…みなさんが…?」

マルガレーテ「なに寝ぼけてるのよ?ここ保健室よ?」

恋「……保健室?」

恋「あれ?私たしか家に帰ってたはず…」

恋「どうして私は学校に…?」

夏美「四季先生、これは一体……?」

四季「恋先輩、休まずに穴掘りしてたから体力ゼロになって……」

可可「ククがよくなるやつデス」

四季「でも記憶が曖昧なのはわからない…」


26 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:46:53 ???00
理事長「葉月さん、起きたのね」

恋「理事長…」

恋「…もしかして泣いてましたか?なんだか目のまわりが赤いですよ?」

理事長「な、泣いてないけど?」

理事長「ところで、あなた本当に葉月恋さんよね」ジロジロ

恋「はぁ…そうですが……?」

かのん「なんか理事長先生変じゃない?」ヒソヒソ

すみれ「普段を知らないから知らないわよ」ヒソヒソ

恋「というかなんで皆さん泥まみれなんですか」

冬毬「恋先輩がそうさせたんですが」

かのん「さっきまで穴を掘ってて…それ埋めるの大変だったんだよ〜?」

すみれ「大変だったんだからね〜?」

メイ「疲れた…眠い……」


27 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:49:42 ???00
きな子「恋先輩…起ぎで良がっだっす〜!」ボロボロ

千砂都「もう!恋ちゃんのバカバカ!」ポカポカ

恋「ふふ…なんだかご迷惑をかけてしまったようですね」

恋「…はっ!急がないと!」

かのん「あ、そういえば用事があるって…」

サヤ「お嬢様!」

チビ「わんっ!」

恋「サヤさん!チビ!」

サヤ「お帰りが遅かったので迎えに来ました!」

サヤ「ビックリしたんですよ?学校に忘れ物したと言って急に飛び出すんですから…」

恋「忘れ物?急に?」

恋「そんな事言いましたっけ?」キョトン

サヤ「と、とにかく!急ぎましょう!日が沈むうちに終わらせましょう!まだ間に合います!」

かのん「ところで用事ってなんだったの?」


28 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:51:06 ???00
恋「あ、言ってませんでしたね」ニコッ

恋「今日は母の命日なんです」

理事長「……!」

恋「それで、今日はお墓参りに行く予定だったんですよ」

理事長「それで……」

恋「あ、すいませんあまり気を使わせるのもあれでしたので言わないようにしてたんですが…」

かのん「あぁごめん!あんまり言いたくなかったやつだったよね!ごめんね!」

恋「いえ、いいんです。それに…」

恋「今日はなんだか母が近くにいたような気がしたんです」ニコッ

かのん「……そっか」ニコッ


29 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:53:44 ???00
恋「では、そろそろ失礼して」

理事長「待ちなさい」

恋「理事長…」

理事長「迷惑でなければ…その…私も着いていっていいかしら?」

恋「…はい!」

サヤ「正門にお車をご用意してますので。そちらへ」

チビ「わんっ!」

恋「それではみなさん!また明日〜!!」


30 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:56:45 ???00
かのん「……なんだか変な1日だったね」

夏美「もう疲れましたの〜!クタクタですの〜!」

千砂都「今日はもう、解散にしよっか!」

可可「ククも疲れマシタ〜!!」

すみれ「あんた情けないわね〜」

可可「ぷぷ、すみれ、顔に泥ついてマスよ」ニヤニヤ

すみれ「なっ…!」

夏美「冬毬〜!帰りますの〜!」

冬毬「はい!!…帰りは電車でグッスリですね」

四季「メイ、起きて」

メイ「眠い……zz…」

きな子「しばらく教室でゆっくりするっす!」

メイ「ん〜…」ウトウト

マルガレーテ「眠い…きな子先輩、おんぶ」

きな子「さすがに無理っす…」


31 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 21:59:39 ???00
かのん「……ふふっ」クスッ

千砂都「か〜のんちゃん!」ヒョコ!

かのん「ちぃちゃん!」

千砂都「今日は恋ちゃんに振り回されたね〜」

かのん「そうだね〜、でもなんか……なんか…」

かのん「……はっ!なんかいい歌詞書けそう!」

千砂都「本当!?最近行き詰まってたもんね!」

かのん「いや〜!穴も掘ってみるもんだねー!」

千砂都「大先輩に助けてもらっちゃったね!」

かのん「……そうだね!ちぃちゃん!」ニッコリ

かのん「よーし!明日から頑張るぞ〜!!」


32 : 名無しで叶える物語◆ug5u2Q8f★ :2026/02/11(水) 22:02:17 ???00
理事長「……これ」スッ

恋「…手紙?」

理事長「昔、あなたのお母さんが書いた手紙よ」

恋「え!本当ですか!」

理事長「あなたが読むべきものよ」

恋「はい!では早速……」

理事長「ああ、それと…」

恋「なんでしょう?」

理事長「私からもよろしく」

恋「…………どういう意味ですか?」

理事長「…あなたに言ったわけではないわ」

恋「…ん?」

チビ「わんっ!」


おわり


33 : 名無しで叶える物語◆Nazf2tnz★ :2026/02/11(水) 22:04:29 ???Sd
ええやんけ
ありがとう乙


34 : 名無しで叶える物語◆BAYDsMAb★ :2026/02/11(水) 22:06:18 ???00
乙です😭
スバラシイSSの人だ


35 : 名無しで叶える物語◆AMqiLZ4v★ :2026/02/13(金) 12:44:15 ???00
非常に良いです


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