■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
【SS】セラス「洋メスガキ好き好きクラブ?」
-
セラス「それは私が蓮ノ空に入学してから数ヶ月ぐらいの時の話でした…」
セラス「あの時の私は楽しい楽しいスクールアイドル活動にウキウキルンルン気分となり、調子に乗っていました」
セラス「ちょっと吟子先輩に対しても生意気言っていたかもしれません…」
-
花帆「せっちゃんも蓮ノ空のスクールアイドルクラブに慣れてきたね」
小鈴「みんなと仲良くなってきてるしセラス後輩は凄く馴染んでます」
セラス「花ちゃんや先輩達に良くしてもらってるおかげです〜」ニヘラー
吟子「まあ頑張ってるわね」
セラス「吟子…先輩もまあ頑張ってるかな」
吟子「なんなんこの子!?」
さやか「セラスさんちょっと良いですか?」
セラス「はい!何でしょうさやか先輩!」
吟子(やっぱり私と態度が違うな…)
-
さやか「あなたにあるクラブから紹介状が来ています」
セラス「あるクラブ?」
さやか「ええ、『洋メスガキ好き好きクラブ』からです」
-
セラス「…というわけで『洋メスガキ好き好きクラブ』の部室に来てみたわけだけど…」
セラス「蓮ノ空に来て数ヶ月、まだ私の知らない未知の領域があったとは…」
セラス「初めて聞く名前のクラブ、耳慣れない言葉、ドキドキするものを感じているセラス・柳田・ワクワクフェルトです」
コンコン
セラス「こんにちは、招待状を受けたセラス・柳田・リリエンフェルトです」
-
洋メスガキ好き好きクラブ部員1「わーセラスちゃんだ!」
セラス「!?」
洋メスガキ好き好きクラブ部員2「凄く可愛い!」
セラス「か、かわいい///まあ、それほどでもあるかなー」フフン
洋メスガキ好き好きクラブ部員1「世の中を舐めて見てそうな感じが良いねぇ」
洋メスガキ好き好きクラブ部員2「分からせたくなるよねー」
セラス「え?分からせたくなる?」
洋メスガキ好き好きクラブ部員2「いやあ、私はずっと調子に乗せてあげたくなる派かなー」
セラス(何なのこの人達…)
-
洋メスガキ好き好きクラブ部長「セラスさん、ようこそ『洋メスガキ好き好きクラブ』に来て下さいました。お噂通りの可愛いお方だ」
セラス「招待していただいてありがたいんですが、一体何の要件なんでしょう?」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「私たち『洋メスガキ好き好きクラブ』はその名の通り、顔の良い外国人の血を引いたメスガキを愛でるクラブです。セラスさん、ただ単にあなたを可愛がりたいだけですよ…」
セラス「はぁ…(なんだか怖くなってきたな…)」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「さ、お茶やお菓子も用意していますのでそちらの応接室にどうぞ」
セラス「お菓子!」キラキラ
-
洋メスガキ好き好きクラブ部員1「素晴らしい逸材ですね、セラスちゃんは」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「ああ、あの応接室でどういう化学反応を見せてくれるか楽しみだよ」
洋メスガキ好き好きクラブ部員2「ちなみに部長は分からせたい派ですか、調子に乗せまくりたい派ですか?」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「罵られたい派かな」
-
応接室
セラス(あれ?私以外に応接室に先客が二人いる?)
ミア「…」
マルガレーテ「…」
セラス(二人とも何だか機嫌悪そう…)
セラス「こ、こんちにわ。セラス・柳田・リリエンフェルトです、どうぞよろしく」
ミア「…ミア・テイラーだ」
マルガレーテ「ウィーン・マルガレーテよ…フン」
セラス(うわっ!二人とも態度悪っ!)
-
セラス「二人とも初めての人に礼儀がなってないんじゃないかなー?あいさつは大事ってお母さまに教わらなかったの?」
マルガレーテ「名乗っただけでも充分でしょ!昔の私だったら名前さえ言ってないわよ!」
セラス(どんだけ昔のこの子、礼儀なってなかったの…)
ミア「Shit!長時間電車に乗って遥々ここまで来たら喧嘩を売られるなんてね…お金と時間使って損したよ」
-
セラス「ハァ!!あなた長時間ってどこから来たの?わたしなんて長野から金沢まで来たんだけどー?」
ミア「東京、お台場からだよ!」
マルガレーテ「私は東京、原宿からよ」
セラス(…東京の方が遠い)
セラス「な、長野の方が山の中だから金沢まで来るの大変なんだから!!」
ミア「そんなこと言われても知らないよ…」
マルガレーテ「田舎自慢とかされても困るわ」
セラス「長野が田舎ですって!!許すまじ!」
セラス・ミア・マルガレーテ「ぐぬぬぬ」
洋メスガキ好き好きクラブ部長・部員1・2(おうおう、やってるやってる)ニコニコ
-
洋メスガキ好き好きクラブ部長「盛り上がってますね、みなさん」
マルガレーテ「どこが!?盛り下がってるわよ」
ミア「その通りだよ、お茶が不味くなるね」
セラス「もう今すぐにでも帰りたい」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「3人とも同じ考えのようで、やはり気が合うようだ」
セラス・ミア・マルガレーテ「全然合ってない!!!」
-
ミア「そもそも何でボク達が呼ばれたんだよこのクラブに」
マルガレーテ「あなた、ここの人なんでしょ。どういうクラブか分かる?」
セラス「知らない」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「そうですね、まずはメスガキという言葉から説明した方が良いでしょう」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「簡単に言えば目上の人に対して高圧的だったり挑発的だったり小馬鹿にしたような態度をとる生意気な女の子のことを指します」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「それでいて、洋…つまり外国人の血をひいた可愛らしい顔の良いメスガキを愛好する者たちが集まってできたのがこの『洋メスガキ好き好きクラブ』なのです」
マルガレーテ「何それ!?キモっ!!」
ミア「つまり、ボクらは君らの嗜好に合う洋メスガキってわけだ…Shit!侮辱にもほどがあるよ」
セラス「ほんとほんと!まあ顔が良いってのだけは認めるけど」
洋メスガキ好き好きクラブ部長(素晴らしい言葉の数々ありがたい…)
-
セラス「そもそも、わたしは目上の人達に対してちゃんと従順な態度をとる…セラス・従順・リリエンフェルトなんだけど?」
洋メスガキ好き好きクラブ部員1「いえいえ、セラスさん。あなたは吟子さんや泉さん達先輩に対してはだいぶ生意気で不遜な態度をとっています」
セラス「…ほんっっっのたまーに生意気なこと言うけど、最近は吟子先輩にもだいぶ優しくなってるから…後は泉にはツンデレしてるだけだもん」
洋メスガキ好き好きクラブ部員2「後、気づいてないようですが、ウィズミーツなんかでは従順な態度をとってるつもりでも、さやかさん達先輩方に対しても時々、マウントとったり生意気な言動してるところが見受けられますね」
セラス「そんなことないー!」
-
ミア「セラスって子がまあ君たちの言うメスガキだってことはボクに対する態度でも分かるよ。でもボクは絶対メスガキなんかじゃないね、ボクはマナーをちゃんと守るモラルのある人間だ」
洋メスガキ好き好きクラブ部員1「年上の人をベイビーちゃんと呼んだり子犬ちゃんと呼ぶのはモラルのある言動なんですか?」
ミア「うぐっ」
洋メスガキ好き好きクラブ部員2「それ以外も年相応に振る舞わず年上のお姉さん達に生意気なこと言ったりクールぶったことを言ったりしますね」
ミア「むー///」
-
マルガレーテ「ふふん。そこの二人と違って私は品行方正でメスガキとはほど遠い淑女よ」
洋メスガキ好き好きクラブ部員1「マルガレーテさんはこれでもかっつうぐらいメスガキです」
マルガレーテ「どういう意味よ!!!!」
洋メスガキ好き好きクラブ部員2「結ヶ丘に入学する前の1年前とか特に凄かったですね…全ての言動や態度がメスガキしてました」
マルガレーテ「何よ!!!!」
-
セラス「フェルトのように優しく肌触りの良いリリエンフェルトなんだから!そんな生意気なメスガキなんかじゃありませんー!!この二人はともかくとしてね」
マルガレーテ「何ですってー!!」
ミア「本当に君は生意気だね、君は何年生?ボクは3年生なんだけど?」
セラス(え?2個上の先輩だったの?!)
セラス「い、1年生です…」
ミア「ははぁーん、ボクの方が上だね。ちゃんとリスペクトしなよ」
セラス「ぐぬぬぬ…」
マルガレーテ「3年生?私も1年生だけどそんなのどうってことないわよ!1年前も高校3年生の人達(サニーパッション)を打ち負かしたこともあるんだから!」
セラス(この子怖いもの知らずすぎない…?)
-
ミア「マルガレーテだっけ?君も先輩に対してリスペクトが足りないね。もっとお勉強した方が良いんじゃないかな」
セラス「年齢の差なんて関係ないわ。そんなものでビビる方がどうかしてる」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「ミアさんは14歳ですので、普通にセラスさん、マルガレーテさんより年下です」
マルガレーテ「え!?」
ミア「…」
セラス「でも3年生って?」
洋メスガキ好き好きクラブ部員1「成績優秀のため、飛び級で高校3年生になったのです」
-
ミア「…まあ年齢なんか関係なくボクがそれだけ能力に秀でてランクが上だってことさ」
セラス「はぁ?そんなの関係あるー?ミアちゃ〜ん、年下の癖にあんな態度とってたのー?生意気なお子ちゃまでかわいいでちゅねー♡」ニヤニヤ
マルガレーテ「そうねー。年上の大人にはもっとリスペクトするべきかしら」ニヤニヤ
ミア「ね、年齢の差なんて関係ないんじゃなかったのかよ!?」
-
ミア「とにかく年齢なんか関係ない!ボクは成績優秀なんだから高校三年生なんだぞ!君たちはどうなんだよ?」
マルガレーテ「まあ、それなりに学業はできてる方かしら。ウィーンの名門音楽学校でも優秀だったわ」
セラス「何でウィーンの名門音楽学校から日本の学校に来たの?」
マルガレーテ「…」
マルガレーテ「い、色々と見聞を広めるためよ!!」
セラス「一瞬、言葉に詰まったような…」
-
マルガレーテ「そういうあなたはどうなのよ!」
セラス「え…」
セラス「長野から頑張って金沢に来た!!」
ミア「いや、そういうのじゃなくて学校の成績とかだよ」
セラス「…宿題は全然やらないけど全然大丈夫!」
マルガレーテ「いや、全然大丈夫じゃないでしょ」
-
セラス「はぁ!?学校の成績とかで人を見るの!?ふーん、あなた達はそういうので人の価値を決めちゃう人なんだ…人の価値はわたし、成績より大事なものがあると思うなぁ」
ミア「いや、成績の良い悪い関係なく決められたことを守らないのはダメだろ」
セラス「世間が決めたことを打ち破るセラス・柳田・レヴォリューションなんだけどー!」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「洋メスガキ達の戯れ(マウント合戦)…」
洋メスガキ好き好きクラブ部員1・2「いい…」
-
セラス「こうなったらバトルだー!」
マルガレーテ「喧嘩かしら?買うわよ!」
ミア「よし!ならベースボールで勝負だ!」
?「喧嘩はダメだよセラスちゃん」
-
セラス「瑠璃乃先輩!?何でここに?」
瑠璃乃「セラスちゃんが洋メスガキ好き好きクラブに呼ばれたと聞いて、心配になって来たんだよ」
セラス「え!瑠璃乃先輩、洋メスガキ好き好きクラブを知ってるんですか!?」
瑠璃乃「うん、だってルリも呼ばれたことがあったからね」
セラス「ええー!!??現代に爆誕せし博愛の聖女瑠璃乃先輩が洋メスガキ好き好きクラブに!?」
-
洋メスガキ好き好きクラブ部長「瑠璃乃さん、あなたには我々も苦々しい思い出があります…」
瑠璃乃「ごめんね、あの時は役に立てなくて…」
セラス「どういうことなの!?」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「2年前、カリフォルニアからここ蓮ノ空に瑠璃乃さんが編入された時、1年生だった私はあなたを見て電撃が走りました」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「八重歯のある金髪ツインテロリ!こりゃあ絶対、すんごい洋メスガキに違いねぇ!ヒャッホー!!!」
マルガレーテ「本当にキモいわねこの人…」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「伝統ある蓮ノ空の洋メスガキ好き好きクラブは彼女の降臨に騒然となりました…」
ミア「伝統あるクラブなの!?」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「しかし蓋を開けてみれば、とても残念なことに彼女はメスガキではなく聖女のような人格者だったのです!!」
セラス「全然残念じゃないでしょ!?」
-
洋メスガキ好き好きクラブ部長「しかも、瑠璃乃さんは金髪でカリフォルニアからの編入という設定なのに石川県の能登出身という全然、外国人でもなかったのです!!こんなの詐欺だ!!!」
セラス「えー!!そうなの!?私も知らなかった…」
瑠璃乃「たははは…確かにアメリカ人と勘違いされることは結構あるね」
マルガレーテ(金髪なのに普通に日本人で巫女さんやってるすみれ先輩みたいなものもいるしね…)
ミア(愛の髪の毛、あれ地毛なのかな?)
-
洋メスガキ好き好きクラブ部長「あまりの悲劇に私の先々代の部長は引退を決意し、そのままクラブは解散の危機に陥ったほどでした」
セラス「そのまま解散すれば良かったのに…」
洋メスガキ好き好きクラブ部員1「しかしその危機を乗り越え今、洋メスガキ好き好きクラブは部長の手で復活しました!」
洋メスガキ好き好きクラブ部員2「今こそかつての栄光を取り戻す時!!」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「そのためにはセラスさん、ミアさん、マルガレーテさんが必要なんです!」
瑠璃乃「気持ちは分かるけど、嫌がってるこの3人の気持ちは無視しちゃダメだよ」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「むしろ嫌がっているからこそ良いのです!」
ミア「うわー」
マルガレーテ「まじひくわー」
-
瑠璃乃「それにね、この三人が喧嘩してるのに止めないのも駄目だとルリ思うんだ。せっかく、他校からスクールアイドルが来てくれたんだから仲良くしなくちゃ」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「私としてはメスガキたちが喧嘩し合ってる方が良いのですが…」
瑠璃乃「それじゃあ、こういうのはどうかな。以前このクラブにルリを招待した時に、前の部長さんにお願いされたこと。本当は誰かを馬鹿にするようなこと言いたくないから断ったんだけど、それを言ったらこの3人を引き取っても良い?」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「先々代の部長にお願いされた事…まさか!?」
-
瑠璃乃「それじゃあ言うね…ざぁーこ♡ざぁーこ♡ルリにこう言われるだけで引き下がっちゃう弱虫―♡」
瑠璃乃「…酷い事言ってごめんね」
洋メスガキ好き好きクラブ部員1・2「ぐわああああああああああああ!!!!」
洋メスガキ好き好きクラブ部長「うわーーーー!!!無理に言った煽りなのに負けてしまうー!!!」
-
瑠璃乃「さあ、それじゃあスクールアイドルクラブの部室に行こう。みんなミアちゃん、マルガレーテちゃんのことを歓迎するよ。お菓子も用意しているしね!」
マルガレーテ「お菓子♡…仕方ないわね、行くわ」
ミア「まあ他校のスクールアイドルがどういうものか興味あるし良いかな」
セラス「瑠璃乃先輩…凄い!!(わたしも今度、真似しよ)」キラキラ
-
こうして洋メスガキ好き好きクラブの野望は打ち砕かれ、ミアちゃんマルガレーテちゃんは蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのみんなと仲良く交流会をしました。
マルガレーテちゃんがお菓子を食べすぎて困った事になったりもしましたが、そこはマルガレーテちゃんの名誉のため結ヶ丘には知らされませんでした。
-
後日談
吟子「セラス!あんた宿題サボってるでしょ?先生からクラブの先輩が注意して欲しいって言われてるのよ!」
セラス「…吟子のざぁ〜こ♡ざぁこ♡先生の言う事聞くだけのへたれー♡」
吟子「は?ぶっ殺されたいわけ?」
セラス「何でわたしのは効かないの!?」
終わり
-
最後まで読んでくれた方ありがとうございました
今ではだいぶ丸くなったけど時々メスガキ的な態度出すセラスちゃん好き
ミアちゃんもマルガレーテちゃんも好きで、公式でこの3人の絡み見たいなー
-
面白かったです
セラスのペースに乗せられっぱなしのマルガレーテとかも見てみたいよね……
-
面白い組み合わせだった!楽しいSSありがとう乙
-
乙
3人とも可愛すぎる...入部希望なのだけれど
-
外国系年少者か、いい組み合わせだね
というか、数少ない14歳の頃がしっかり描写されている組がこの3人なんだ……ヤバッ!
(あ、セラスは登場時点で15歳か)
-
ミアマルがメスガキすぎてセラスがすごく良い子に見える…
実際良い子なんだけど
-
救国モードが本来の姿でメスガキなのはキチゲ発散してるみたいなとこあるから…
-
サクサク読めて面白かった
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■