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メイ「恋先輩とのゲームがつらい」
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メイ「わかってくれねえかな?」
夏美「はぁ」
四季「じゃあ私とゲームする? 夜通しベッドの上で」
きな子「えっと、メイちゃんと恋先輩、遊ぶゲームのジャンルも合うから楽しいって言ってなかったすか?」
メイ「確かに……そうなんだけどよ。恋先輩も楽しいって言ってくれてるし」
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夏美「いやにはっきりしませんの。そんなに悩んでるんですの?」
メイ「ん……まあ……そうなんだよ」
四季「メイ……とりあえず私と夜通しベッドの上で遊ぼう。そしたら解決するかも」
きな子「ベッドの上……トランプとかっすか?」
夏美「きな子、トランプで何が解決するか教えてくれますの?」
きな子「うーん……?」
四季「ナニが解決する」
メイ「四季お前帰れもう」
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夏美「今やってるゲームの話なら……ストリートファイアーズ6ですの?」
メイ「ああ、まったくその話だ。……前やってたVRのリズムゲームの時もちょっと気にはなってたんだけどよ」
四季「リズムゲームと格闘ゲーム。あんまり共通するような要素はなさそう」
きな子「どっちもたくさん遊んで上手くなるゲームっすよね? レベルアップがないからやりこめないとか、何かそういう感じっすか?」
メイ「いや……ゲームそのものじゃないんだよ。悪いのは私なんだ、きっと」
きな子「メイちゃんがっすか? 恋先輩に悪いことしたんすか?」
夏美「なんですの? リズムゲームなら遊んでる最中に邪魔したとか、格ゲーなら……例えば壁ハメとかした、ですの?」
四季「ハメ? 夏美ちゃん今ハメって言った?」
メイ「次はないからなお前、考えて喋れよ」
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きな子「その、ストリートファイアーズで遊んでる最中の話っすか?」
メイ「ああ……。格ゲーって当然キャラクターが殴り合うだろ。殴ったり殴られたり」
夏美「まあ当然ですの」
四季「覆いかぶさったりもする?」
メイ「……」
夏美「ギリセーフですの。別に間違ったことは言ってないですの」
メイ「んでさ、実際に二人で対戦するわけだろ」
きな子「わかったっす! 先輩相手だから本気出せないっすね!? メイちゃん優しいからそうに違いないっす」
四季「確かにメイは優しい」
メイ「いや……私がマジになっても勝てねえよ」
夏美「あの人この前かのん先輩に『ダイヤ5までいきました!』って言ってましたの……やべーですの」
きな子「ダイヤ? ダイヤモンドっすか?」
四季「要約すると恋先輩はそのゲーム、物凄く強い。ものすごーく強い」
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ほうほう
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期待
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期待
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ボコボコにされてそう
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四季で笑った
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きな子「じゃあ逆で、全然勝てなくてつらいってことっすか?」
メイ「勝てないのはいいんだよ。恋先輩と駄弁りながらゲームすんのが楽しいからさ」
夏美「あーもーじゃあなんですの!? まどろっこしい、白状するんですの!!」
四季「さすがに焦らしすぎ。私たちに教えて」
メイ「……そうだよな。持ちかけといて勿体ぶるのは違うし……じゃあ言うけど……お前ら、引くなよ」
四季「どんなメイでも受け入れる。私たちは仲間だから」
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メイ「恋先輩さ……ゲーム中、エロい声、出すんだよ」
夏美「は?」
四季「え?」
きな子「ほえ?」
メイ「……喘ぐんだよ、なんか」
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おほ
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ほぅ…
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ゲーム好きそうなキャラでエロい声出ちゃうのは恋ちゃんしかいないな
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こういう四季ありそうでなかった感じでたすかるな
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夏美「ゲームしてる最中に何してるんですの!?」
メイ「なんもしてねえよ!!」
四季「メイが……恋先輩と……Heavy……」
きな子「あ、あえ、え、え……うう……で、でも、なんでっすか……?」
メイ「だからわかんねえって!! なんもしてねえんだって!!」
夏美「何もしてないのに喘ぐわけないんですの! メイが何かしてるんですの! 変態ですの!!」
メイ「違う! 違うぞ! 違うからな!? マジで!!」
四季「メイ……」
メイ「四季! 四季、お前なら信じてくれるよな!?」
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四季「恋先輩とそういうことをしているという事実以外はどんなメイでも受け入れる。仲間だから」
メイ「お前次はないって言ったよなぁ!?」
きな子「はにゃ……そ、その、メイちゃん……きな子はメイちゃんのこと信じ──」
夏美「近づいちゃダメですの。ケダモノですの。ゲームに夢中になっている先輩を手籠めにする外道ですの。次はきな子と私ですの」
メイ「違うって! なんもやってねえって! なんもしねえし!!」
四季「メイ。その劣情、私なら全部受け止めるから。だから私のもとに帰ってきて」
メイ「お前はいつ私の実家になったんだよ!?」
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──五分後
夏美「で。どういうときに恋先輩はそういう声を出すんですの?」
メイ「主に私が壁際に追い込んで殴った時」
夏美「壁際に追い込んで殴る!?」
きな子「ひええええ! 暴力反対っす!!」
メイ「ゲームだよ! ゲームの話だよ! いや私の言い方が悪かったけどな!?」
四季「……ここでいい?」
メイ「聞きたくないけど。壁際で何やってんだお前」
四季「さあ、Come on。どんなメイでも受け入れる。それが私」
メイ「付き合いだけは長いんだから誤解を解いてくれよ!!」
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夏美「あーでも。恋先輩ってゲームしてる時結構声に出てますの……ローリング、ローリング、とか、パリィ、とか」
きな子「……きな子も恋先輩の家でゲームしたとき、確かにちょっと体が動いちゃったり『あわわ』って声が出てたりするっす」
四季「きな子ちゃんそういうところ可愛い。So cute」
きな子「か、可愛くないっすよ!? 恥ずかしいっす……」
メイ「そう、そんな感じで、運よく私の『使ってるゲームのキャラクター』が追い込んだときとか、こう……喘ぐんだよ」
四季「ん"っ……ん"ふん……」
メイ「どうした四季。咽たのか?」
四季「あ、あー……『あんっ♡ メイさん♡ いけません♡ そこはっ♡』」
メイ「なっ、おま、馬鹿なのか!?」
四季「こう?」
夏美「その一発芸一生に一度だけにして欲しいですの、心臓に悪いですのほんっと」
きな子「はにゃ……えっちっす……」
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メイ「まあでも……四季が言った感じ……ではある」
夏美「……先輩がゲームの最中に隣でそういう声をあげられたら……困りますの」
きな子「きな子、まだちょっとドキドキするっす……四季ちゃんのカオ、見れないっす……」
四季「いくらでも見ていいよきな子ちゃん。見るだけならタダ。お触りは厳禁。で、目下の問題として可及的速やかに恋先輩の喘ぎ声を止めないといけない。じゃないと恋先輩の貞操と私の恋路が危ない」
メイ「……」
夏美「とりあえずメイ、恋先輩にそれとなく伝えてみたらどうですの?」
メイ「それとなくって?」
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四季「恋先輩、声エロいっすね、とか」
夏美「ASMR配信で一発当てませんか、とか」
メイ「頼む。一日五分でいいから真面目になってくれ」
四季「善処する」
夏美「マニーの匂いが……消えていきますの……」
きな子「た、例えば……『恋先輩、熱中するとあんまり聞いたことない声出しますね』とかどうっすか?」
メイ「もうきな子だけだ。きな子しか信じない」
四季「Trust me」
夏美「同じくですの」
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やっぱりというかナッツもひでぇ
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巧妙なきなメイなのかもしれない
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メイ「よし。じゃあ今度恋先輩が喘ぎだしたらさりげなくそう言うか」
夏美「『恋先輩が喘ぎだしたら』って言葉、割と私の理解の範疇を越えてますの」
四季「言葉だけで考えたら恋先輩が危険人物」
きな子「あの……メイちゃん、ひとつ……ひとつ気がかりなことがあるっす」
メイ「ん? きな子の案で問題ないだろ? そこから声が出てるところに話が進んで、恋先輩のことだし『ふふ、いけませんね、気を付けます』って──」
きな子「恋先輩が本当に……『そういう気分』になって……声が出ていたら……ど、どうするんっすか?」
メイ「!?」
四季「!?」
夏美「!?」
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これは北海道の大自然が生んだ賢者
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メイ「え……い、いやいや……」
夏美「な……そ、そんわけ……ないですの……」
四季「……いや……可能性として……考えるべき……?」
きな子「……」
夏美「……」
四季「……」
メイ「お、おい、四季、夏美。お前ら、なんか茶化せよ、下んねーこと言えって……」
夏美「……き、きな子が言うと……何と言うか……」
四季「……軽んじるのは悪手……だと思う……」
メイ「……なんで今真面目になるんだよ……どうすりゃいいんだよ……」
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四季の声真似ネタもっとやって欲しい
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夏美「じゃ、じゃあ恋先輩が喘がないようにすればいいんですの」
メイ「ど、どうやって? どうやって喘がないようにすればいい?」
四季「そうか──接待。接待プレイ。もともと恋先輩の方が強いなら、メイは最初から攻撃しなければいい」
きな子「さすが四季ちゃん! 賢いっす!」
メイ「恋先輩、手ぇ抜いたら拗ねるんだよ。最初の頃それやって拗ねられた」
夏美「可愛いんですの」
四季「可愛い」
きな子「可愛いっす……」
メイ「私もそう思う」
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四季「……ダメ。いくら考えても私たちの手に余る。やっぱりストレートに言う他ない」
夏美「メイ、言うんですの。恋先輩、エロいです、って」
メイ「言えるかよ!?」
きな子「ちょっと愛想笑いしながら『えへ、恋先輩、エロいっすねぇ、えへへ……』って言えば何とかなるっす……?」
メイ「ただのスケベオヤジじゃねえか!?」
四季「ちょっと私に言ってみて?」
メイ「お前は私に何を求めてるんだ?」
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がちゃっ
メイ「わ!?」
夏美「い!?」
四季「っ!?」
きな子「ああっ!?」
恋「皆さんお疲れ様です……? どうしましたか? 私……何か……?」
夏美「い、いえいえいえいえ! なんでもないんですの!!」
四季「そうです。私たち今メイがやってるゲームの話をしていて」
メイ「そ、そうそう! 恋先輩と最近ずっとやってる、ストファイ6! それで恋先輩の話になって!」
きな子「あ、あ、ああ……そ、そうっす! それでメイちゃんが恋先輩がエッチな声を出すって話になって!!」
恋「ああ、ストファ──へっ?」
メイ「なっ!?」
夏美「きな子!?」
四季「!?」
きな子「……あ!?」
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やってしまいましたなぁ...
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恋「な、私そんな変な声を出しているのですか!?」
メイ「ち、違う違う!! 全然そんなことないからな!?」
四季「壁際に追い込んで殴るときだけ」
メイ「そうそうそのとき凄くエロい声を──って違うだろ!? お前誰の味方なんだよ!?」
恋「私を壁際に追い込んで乱暴する気なんですか!?」
メイ「しねえよ!? 恋先輩がエロい声出すって話!! 違う! ゲームの話! 恋先輩はエロくない!!」
夏美「もう何が何だかわかんねえですの」
きな子「違うっす! 元はと言えばきな子が『恋先輩はメイちゃんとゲームしてたらそういう気分になるかも』って言ったから……!」
恋「私そういう気持ちになっているということですか!?」
メイ「きな子!! お前が一番信用できねえじゃねえか!!!」
きな子「はにゃ!?」
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ゲーム中に変な声出るのは実際ある
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恋「メ、メイさん、私は……決して……メイさんに邪な気持ちは……決して……!」
メイ「違う違う! 違う! そうじゃない! 偽りはないんだけど真実でもないんだよ!!」
四季「恋先輩、エッチな声でメイを誘惑しないで欲しい」
恋「い、いえ、決してそんな……誘惑だなんて……」
夏美「なんでここで四季が強気に立ち回れるんですの?」
きな子「あの恋先輩……さっき四季ちゃんが声真似してたけど、恋先輩は実際どんな声を出しているんっすか……?」
夏美「道産子は好奇心だけで生きてるんですの?」
恋「私はそんなはしたない声は出してません……決して……決して……出してませんよね……?」
メイ「出してねぇ! 恋先輩の声はいつも清楚で綺麗だ! エロくねえ! ちょっと艶があるだけだ!」
四季「私が再生する──ん"……ん"ぅ……あー……」
メイ「やめろって言ってんだろ!!」
夏美「四季ステイ! それは一生に一度ですの!」
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>>34
草生えるわ
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恋「メイさん、違いますよね!? 私はしたなくないですよね!?」ガシッ
メイ「れ、恋先輩落ち着けって! 近い、近いから!!」
夏美「四季、それほんとまずいですの! 収集付かなくなるんですの──」
きな子「はわわわわわ……」
がちゃっ
かのん「みんな遅れてごめんねー」
可可「千砂都とすみれはもう少し遅れて──」
四季「『あぁん♡ メイさん♡ そこはだめ♡』」
かのん「!?」
可可「!?」
メイ「四季ィ!!?」
きな子「はにゃ……やっぱりえっちっす……」
夏美「もう終わりですのこのグループ」
恋「私こんな声出してるんですか!?」
かのん「恋ちゃん自分で出したんだよ!? 何考えてるの?!」
可可「い、いけませんレンレン……メイメイ困ってます……!」
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よしカオスが生まれたなたすかる
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よりによって仕切れそうなちさすみがいないの草
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今日はここまで、つづく!
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おつです
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おつ
-
乙
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二期生+レンレンまじ面白いわ
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どうしてくれますのこの空気
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恋「ち、違います! 私はこんなはしたない声だしていません!」
四季「『あぁん♡ メイ♡ 抱いて♡』」
メイ「やめろ! そのニヤケ面と口調で恋先輩の声を出すな! 脳がバグる!」
四季「それって私の顔と声が好きってこと?」
メイ「喋んな!!」
夏美「このタイミングで痴話喧嘩しないでくださいますの!?」
かのん「なに!? なんなの!? なにがあったの!?」
可可「可可、もう何が何だかです……」
きな子「えっと、元はと言えばきな子が悪いっす……」
かのん「この騒動の根源きな子ちゃんなの!?」
可可「一番アリエナイですよ!?」
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──五分後
かのん「な、なるほど……」
可可「レンレンがゲーム中にエッチな声を出すと……」
恋「い、言わないでくださいそういうことを!」
メイ「い、いや……私が……その、ヘンに広めちまったから……」
夏美「言われてみればきな子は除いても私と四季に相談したのは人選ミスでしたの」
四季「心外」
メイ「一応夏美はまあまあ真剣に考えてはくれてたろ。中途で金に目が眩んでたけど」
四季「私は?」
かのん「夫婦漫才は後にしてもらうとして……メイちゃん的には、恋ちゃんにそういう声を出してほしくない感じかな、やっぱり」
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お、続き待ってた
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恋「うぅ……」
メイ「い、いや! 二人で遊んで盛り上がって声が出るのは楽しいんだよ! いつも真面目な恋先輩がゲームで盛り上がってはしゃぐのって、すごい新鮮で……可愛いから……」
恋「あ……ええと……そのう……」
メイ「でも、そういう声を聴くと、なんか、驚くっていうか……急に我に返っちまうっていうか……」
かのん「確かにそれはまあ……困るよね……あはは。恋ちゃん、ゲームに夢中になると結構アレだもんね……」
恋「うう、お恥ずかしいです……」
可可「なぜでしょう、レンレンとメイメイからラブコメのハドウを感じます……」
四季「Me too.許せない」
夏美「四季、ステイ。今かのん先輩がものすごく先輩してますの。このままいけば上手く解決できるかもですの」
きな子「かのん先輩はいつも先輩っすよ? 頼りになるっす」
夏美「きな子は一生そのままで居て欲しいですの」
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レンメイの波動を感じマス
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かのん「んー……恋ちゃんってそういう声を出してる自覚はない……んだよね?」
恋「はい……でも、現にメイさんが困っているので……多分……無自覚に……」
メイ「なんか……ごめん、恋先輩……」
恋「い、いえ……お見苦しいところを──」
メイ「いや、別に見苦しいわけじゃねえよ! 何回も言うけど、恋先輩と遊ぶの、ほんと楽しくて。いつも時間も忘れちまうっていうか……いつもありがとう、恋先輩」
恋「メイさん……!」
かのん「恋ちゃんとメイちゃん、ほんと仲良しだよね。尚の事なんとかしたいな……。うーん……でも恋ちゃんに自覚はないし……」
四季「悔しい。私もメイと嬉恥ずかしラブコメチックな良い雰囲気になりたい」
夏美「現実でハンカチ噛んで悔しがる人がいるとは思いませんでしたの」
可可「でもレンレンに自覚がないのは困りましたね。かのん、どうするつもりでしょう」
きな子「あ、かのん先輩、なにか閃いたみたいっす! 流石かのん先輩っす!」
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かのん「さあ恋ちゃん、実際に今ここでそのゲームやってみてよ!」
恋「はああああああああああ!?」
メイ「かのん先輩頭おかしくなっちまったのか!?」
四季「中々の羞恥プレイ。かのん先輩、sadistic」
きな子「声真似じゃない、な、生の恋先輩の……エッチな声……!」
夏美「きっ、きな子? 何言ってるんですの?」
可可「か、かのん!? レンレンの人権はないんですか!? あまりに可哀想すぎます!」
かのん「もしかしたらメイちゃんの思い過ごしで言うほどエッチじゃない可能性もあるからさ。それにちょっと聞いてみたいし」
恋「かのんさん!? 正気ですか!? それにストファイ6はスマートフォンで遊ぶゲームではなくて……」
かのん「あ、そっか。じゃあ今から恋ちゃんの家に──」
きな子「いや、その必要はないっす」
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可可「き、きなきな……? 顔が怖いですよ……?」
きな子「メイちゃん。最初言ってたっすよね。『リズムゲームでも同じことが起きる』って」
メイ「い、言った……けど」
四季「まさか。きな子ちゃん……」
きな子「恋先輩の家でストファイ6をやる必要はないっす。恋先輩のエッチな声は今ここですぐ……この『スクヘス2』でも十分に聞けるっす……!」
かのん「賢い!」
メイ「なんでだよ!?」
夏美「ど、道産子は好奇心だけで生きてますの……?」
恋「あわ、あわわわわわ……」
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スクヘス2って、アヘ顔みたいに言うなw
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かのん「はい! 恋ちゃんやってみて! エッチな声出して!」
恋「やりません! 絶対しません! というか出してません!」
メイ「かのん先輩セクハラだぞ! やめてくれよ! 恋先輩の気持ちも考えろよ!」
かのん「セクハラじゃないよ、私はメイちゃんの悩みを相談しようと──」
きな子「そうっすよ。かのん先輩はメイちゃんの悩みを解決しようと真面目に……」
夏美「詭弁と建前と好奇心だけで生きてますの」
四季「メイ、私のメイに対する気持ちも考えて欲しい」
可可「あ……もしもし……すみれ? はい……はやく来てください……千砂都もはやく……」
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かのん「さあ早く……逃げても無駄だよ恋ちゃん……!」
きな子「そうっすよ恋先輩……聞かせて欲しいっす……!」
恋「ひっ……や、やめてください……っ」
メイ「二人ともやめろって! そんな壁際に追い込んで、恋先輩怯えてるじゃねえか!」
四季「……壁際?」
夏美「……追い込む?」
かのん「うひひ……大丈夫だよ……ちょっとこのゲームするだけだから……!」
きな子「恋先輩の声、聴かせてほしいっす……! どんな声で鳴くのか、楽しみっす……!」
恋「た、助けて……あ、あ……だめ……私に……近寄らないで……!」
可可「もう着く!? はやく来るですすみれ!! レンレンのテイソウの危機です!!」
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恋「あぁんっ♡ いけませんっ♡ わたくしに触らないでくださいっ♡ だめですっ♡」
かのん「!?」
きな子「!?」
メイ「!?」
四季ナッツ「「壁際に追い込んだから!?」」
──バンッ!!
すみれ「なぁにやってんのあんたらぁ!!」
千砂都「恋ちゃん!? 大丈夫!?」
恋「あぁ……♡ すみれさん……千砂都さん……わたくし……もう……♡ お嫁にいけません……♡」
すみれ「……」
千砂都「……」
かのん「あっ……すみれちゃん……ちぃちゃん……あは、こ、これは……」
きな子「すっごいえっちっす……はにゃぁ……♡」
メイ「れ、恋先輩、大丈夫か!?」
可可「レンレン、大丈夫ですよ、すみれと千砂都が来ました……もう大丈夫……」
すみれ「かのんッ!! きな子ッ!!」
千砂都「何があったか聞かせてもらうからねッ!!」
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──────
────
──葉月家
メイ「……」
恋「あの、メイさん……その」
メイ「……ごめん、恋先輩。その……私のせいで」
恋「いいえ。私のせいです……メイさんを悩ませているとは思いもせず……本当に、ごめんなさい」
メイ「私こそ……直接恋先輩に言えばよかった。そういう相談を、ちゃんとしてれば……ごめん、恋先輩」
恋「……ふふっ」
メイ「……ははっ」
メイ「これじゃ埒が明かねえな!」
恋「そうですね。……ではどちらが悪いか、こちらで決めましょう!」
メイ「そうだな! ストファイ6で決めるぞ!」
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優しい世界
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メイ「……っ!」
恋「ほっ……ふっ……! はっ……あっ……!?」
メイ(勝てる……! 壁際……ッ!)
恋「あっ……♡ あっ……♡ んっ♡ んぅ♡」
メイ(勝て……る……この……まま……)
恋「ふっ♡ あっ♡ あぁっ♡ だめっ♡ メイさんっ♡」
メイ「……っ」
恋「だめっ♡ わたくし、もう♡ イっちゃいます──ッ♡」
──K.O.──
恋「はぁ……♡ はぁ……♡ メイさん……強くなりましたね……♡ 私……嬉しいです……♡」
メイ「……恋先輩とやるゲーム、やっぱすっげえつらいわ!!」
メイ「恋先輩とのゲームがつらい」 了
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やらしい世界
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これは確かにエッッッッな声ですねぇ
面白かったわおつ
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乙
やっぱレンメイなんデス
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四季がずっとアクセル全開で面白かった
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面白かった乙です
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やらしい世界
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えっち
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イッちゃいます♡はもうわざとだろこれ
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これは配信すべきだろ
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乙
なぜこうも想像出来てしまうのか
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たすかる
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ウメハラって最近弱いよな
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リアルで壁際に追い込まれても喘ぐの草
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米女がぁ!
画面端ィ!
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ひらめいた
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