■掲示板に戻る■ ■過去ログ 倉庫一覧■
梢「うふふ。花帆を助手席に乗せて運転できる日が来るなんてね」
-
花帆(あたしたちが北陸大会を優勝したことで規制派閥は凋落した)
花帆(結果、蓮ノ空にあった厳格な規則はあらゆる面で緩和した)
花帆(百合婚の認可。ショッピングモールの誘致。そして運転免許の早期取得など、例を挙げれば枚挙に暇がない)
花帆(なので、運転免許を取って旅行に行く生徒が増え、あたしたちもその流れに乗った)
花帆(そして今日は、運転の慣らしも兼ねみんなで遠出する予定なのだ!)
↓免許取得状況↓
花帆 :仮免。残すは本試験のみ。教官ウケがいい。
梢 :免許取得済み。仮免も本免も一発合格。速度超過を一度もしていない優良生。
綴理 :免許取得済み。横断歩道でおばあちゃんに道を譲られ直進したため一度落ちてる。
さやか:無免。
瑠璃乃:免許取得済み。本免の学科試験で一回落ちる。適性検査でびみょい結果が出た。
慈 :免許取得済み。仮免と本免の学科試験で合計十回落ちる。シミュレーションで嬉々として人を轢いた。
-
すごいな蓮ノ空!治外法権でやりたい放題だぜ!
-
花帆「って……寒い! なんで午前5時に出発しなきゃいけないんですか!?」ブルブル
梢「なんでって、目的地に着くまでかなりかかるのよ」
花帆「でもみんなは9時頃出発って言ってましたよ?」
梢「いいのよ。ユニットごとで特色がでていいじゃない。それに、準備を怠らない兎がいてもいいでしょう?」
花帆「……ま、いっか。梢センパイと一緒に乗れるんだもん! 何時でもすっごく楽しみです!」ピコピコ
梢「うふふ。花帆を助手席に乗せて運転できる日が来るなんてね」
-
花帆「えへへ。あたしも夢みたいです。あ、これが梢センパイの車ですか? かっこいー!」
梢「ええ。免許取得祝いに両親から貰ったの。車種に詳しくないからよく分からないけれど、悪い車ではないわね」
花帆「へー。ご両親からですか。いいですね!」
花帆「……初心者がクラウンってなかなかないよね。恐るべし、乙宗家の財力……」ブルリ
梢「はい花帆。乗って」カチャ
花帆「あ、わざわざありがとうございます! 大事にされてる感じがして嬉しいです!」ニコニコ
梢「うふふ……」カチャ
-
梢「ええと……花帆。一つお願いがあるの」
花帆「なんですか? あたしにできることなら何なりと!」フンフン!!
梢「目的地って、入力できる? 初めての車で分かりにくいと思うけれど……」
花帆「あ、大丈夫ですよ。GUIだし感覚的に理解できます」ピッピ
梢「じーゆーあい……?」
花帆「はい! できました!」
梢「あら、早いのね。ありがとう、頼もしいわ。これからも末永くよろしくね」
花帆「ん? はい! よろしくお願いします!」
梢「うふふ……」
-
GUIを知っている花帆……
-
シミュレーションで人轢くめぐちゃんで大草原や
想像できすぎる
-
梢「それじゃあ、出発の掛け声。頼めるかしら」
花帆「はい! ではスリーズブーケ号、しゅっぱつしんこー!!」
梢「私たちの新たな船出よ!」ギュッ
ブゥーン…
花帆「わ。動きが滑らか。高い車はやっぱり違うなぁ……。って、梢センパイ」
梢「なにかしら?」
花帆「なんか遅くないですか? ほら。速度計も……20kmしかでてない」
梢「安全運転よ、花帆」
花帆「あ、はい……」
花帆(……?)
-
瑠璃乃運転中に充電切れたら危険そう
-
速度超過を一度もしていない(低速運転)
あっ…
-
綴理「あれ。こずたちの車がない」
さやか「あ。チャットに来てますね。どうやら先に出発したようです。って、午前5時……? 些か早すぎなような……」
綴理「早起き。えらい」ウンウン
さやか「……まぁ、そうですね。あちらはあちらで何か事情があるのでしょう」
綴理「ボクらも行こう。早くお猿さんと一緒に温泉に入りたい」
-
私がお猿さんです
-
さやか「はい。あ、これが綴理先輩の車ですか。大きいですね」
綴理「うん。元々はレガシィに乗ってたんだけど、みんなを乗せて運転したくてエスティマに変えた」
さやか「ふふ。お優しい先輩らしいです。では……」ガチャ
綴理「……あれ。さや、どうして助手席じゃないの?」
さやか「え、だめですか?」キョトン
綴理「ダメじゃないけど……ボクの隣は?」
さやか「!!!!!」ガタッ
さやか「隣(ここ)はわたしだけのものです!!」シュバッ
綴理「おー」
-
カオス具合が程よくてすこ
続きあくあく
-
綴理「じゃ、出発しんこー」ギュッ
ブゥ~ン…
さやか「……」キョロキョロ
綴理「さや? なんだかマグロみたいに忙しない。どうしたの?」
さやか「いえ。助手席に乗ったのなら、綴理先輩のサポートをしなくてはいけません。わたしに任せてください」ドンッ
綴理「ん……、無理しなくていい」
さやか「無理じゃありません!」
綴理「でもさや無免──」
さやか「あw綴理先輩w」
綴理「なに……?」
さやか「今w行けましたよw」
綴理「え?でも、右から来てたけど……」
さやか「いやwだいぶ猶予ありましたよwわたしなら行ってましたねwいえ、すみませんw聞き流してくれて大丈夫ですw」
綴理「うん……」
ブゥ~ン…
-
良SSの予感
-
慈10回落ちてんの草
-
瑠璃乃「ほらめぐちゃん! めぐちゃんが寝坊するから遅刻だよ遅刻! 大遅刻だよ!」
慈「ごめんって何度も言ってるじゃん。可愛いめぐちゃんで許して?」
瑠璃乃「もー、しょーがないなぁ。じゃ、アサップで行くよ!」
慈「お。これがるりちゃんの車か。N-BOX……るりちゃんらしいね」ナデナデ
瑠璃乃「いひひ。可愛いっしょ? ルリのお気に入りなんだ」
慈「そこにめぐちゃんも合わさることで〜……?」ガチャッ
慈「さいきょーに可愛いN-BOXのかんせーい! わーどんどんぱふぱふー!!」
瑠璃乃「寝坊したのにテンション高いね」
-
瑠璃乃「そんじゃま! 気を取り直して! みらぱ!のSHOWーっ!!」ギュッ
ブゥーン!!
慈「おぉっと、るりちゃん意外に吹かすね」
瑠璃乃「だって遅れてるんだもん。ちょーっとハリーアップしなきゃだめぽっしょ?」
慈「へへ。いいね、楽しくなってきた。あっ、右車線見てるりちゃん!」
瑠璃乃「ふっふっふ……分かってるよめぐちゃん」ニヤッ
慈「私らを差し置いて追い越しとか喧嘩か? 喧嘩売ってるよねこれ。はー、やっすい喧嘩を売られたもんだよ全く」
瑠璃乃「おう! こりゃ、売られてんね! 大安売りのショッピングモールだよ!」
慈「るりちゃん、売られた喧嘩は……?」
瑠璃乃「必ず買う! ぼひょーにアクスタ供えさせてやんよおりゃー!!」ギュウゥゥ!!
ブゥゥゥウウウウン!!!!
-
15から免許とれるなら百合婚も許されるね!
-
梢「それでね、あのね、その後ね、なんて言ったと思う?」ニコニコ
花帆「な、なんて言ったんですか?」
梢「うふふ。『ボブの母ちゃん、犬とファックしてんだぜ!』って言ったのよ。下品ったらありゃしないわよね花帆。うふふのふ」
花帆「は、はぁ……。そうですね」
花帆(上機嫌なのはいいんだけど、話がいつもの数百倍下ネタだし、何よりつまんない……)
花帆(それに何より、すっごーく遅い……。自転車に追い抜かれてる……。朝の5時に出発するわけだよこれ……)
花帆「あ、あの……もうちょっとスピード出してもいいんじゃないですか?」
梢「え? だめよ。安全運転、と言ったでしょう?」
花帆「で、でもぉ……」
梢「それにね、この車って車高がとても低いの。だから少しでもスピードを出し過ぎるとすぐに擦っちゃうのよ」
花帆「うぅ……ならしょうがないです……」カニョーン
梢「ええ。あ、そうよ花帆。車高で思い出したのだけれど、股間をシャコに殴られた話があってね──」ニコニコ
花帆(ぎゃー!! 車に乗ると性格変わるって言うけど!! これはやだー!!)
-
さやか「あ、右折ですねw左から来てるからどうかわたしが確認しますw綴理先輩は右をお願いしますw」
綴理「うん……」チラッ
綴理(右は、来てない。左は……)
さやか「こっちオーライですよ!w」ニコッ
綴理「あ、あのさや。左が見えにくいからあんまり前のめりにならないで欲しい」
さやか「え……?w」
綴理「ボクが確認するから。運転は任せて欲しい」
さやか「えwえwそれって……わたし、いらない娘、ってことですか……?」スン…
綴理「え、ちがう。さやはえらい。ボクにとって必要な存在だ」
さやか「なら、ならなんで! 自分で確認しようとするんですか! 助手席に乗るわたしが! 左から来る車を確認する! これの何が悪いんですか!?」
さやか「それを任せてくれないのって! わたしを信じてくれていないからじゃないですか! 違いますか!?」
綴理「お、落ち着いて。自分の目でも見ないと不安なだけなんだ」
さやか「ほら!! 不安って言ってるじゃないですか! やっぱりわたしのこと、信じてくれないじゃないですか!!」
さやか「次のパーキングで降ろしてください! もういやです!! 降ろして! 降ろしてェェエ!!」ジタバタ
綴理「……」
-
瑠璃乃「はー……、前の車、遅くない?」トントン、トントン…
慈「ノロノロしてておっそいね。変なもん積んでんじゃない?」
瑠璃乃「ルリさぁ、おっそい車見てると充電一気に無くなるんだよね」ブゥン、ブゥン
慈「お。いい煽り。クラウンの癖してちんたら走ってんなよ、って感じだよね」
瑠璃乃「う゛んう゛ん。煽ってれば分かるっしょ。走るのが遅い車もわるだって。これは悪い煽りじゃない。むしろ、教育だよね」ブゥン!ブゥン!
慈「……でも、全然速度同じだね。舐めてるのかな。舐めてるよね?」
瑠璃乃「……うん。前に出て威嚇だよめぐちゃん」
慈「よし来た! 徹底的に制裁だよ〜!!」
※煽り運転は妨害運転罪で前よりも厳罰化しました。真似は絶対にいけません。
-
追いついてて草
-
つづかほの組み合わせが平和そう
-
綴理「ボクはかほと一番気が合うと思う」
-
こういうカオスSSも良いものだ
-
追いついてるのに気づいて声出して笑ったわ
-
これが金沢走りってやつですか
-
法定速度守りけど車高は守れてなさそう
-
花帆「梢センパイ! 後ろからすっごく煽られてます! やっぱ遅いんですよ!」
梢「うふふ。煽り? 大丈夫よ。車間距離が少し近いだけ。気にしない方がいいわ。それよりもね、あのね、シャコがね──」
花帆「いやいや! ほら! 前に出て急ブレーキ掛けられてます! 目、付けられちゃいましたよ!」
梢「うふふ。それでね、シャコが殴ったことで発生した熱でね、イルカの水槽に入ってた水が全部蒸発してしまってね──」
花帆「話聞いてない……。運転と会話で梢センパイのキャパが限界なのかな……」
花帆「まぁ、いっか……。遅すぎて煽られてることに気付いてないし……。相槌を打つ機械になろう……」
梢「そういえば、シャコと花帆って発音似ているわよね。ね、シャコさん。あら、間違えてしまったわ。うふふ……」
花帆「ハイ、ソウデスネー(つまんな……)」
-
冷めたり指示出したり煽ったり助手席組が全体的にリアルだわ
-
〜良さげな温泉〜
梢「ふぅ。ようやく着いたわね」ガチャ
花帆「やっと着いた……。でも、時間は前もって決めてた時間通り……。遅さ全てを考慮した計算……やっぱすごいな梢センパイ……」
花帆「あ、さやかちゃんたちもいる。おーい!」タッタッタ
さやか「すみません綴理先輩。わたし……ちょっと変でしたよね」
綴理「……大丈夫。何も見てないから」
さやか「鏡の中のアクトレスが車内に流れてるとどうも……変なスイッチが入っちゃって……」
花帆「ん? なんか修羅場? あ、瑠璃乃ちゃんたちもいる」
瑠璃乃「うぁ……、ルリ、ミジンコ……ミカヅキモ……ボルボックス……」
慈「私といる時は充電切れしなかったのに……。カタツムリみたいなクラウンのせいでるりちゃん壊れちゃった……」
瑠璃乃「へへ……。カタツムリ、さいきょー……」クタッ
慈「るりちゃーん!!!!!!」
花帆「……なんか色々あったんだなぁ(思考放棄)」
梢「みんな。積もる話は後にして、温泉に入りましょう?」
一同「お、おー……」
-
〜入浴後(変なことはなかった。猿もいなかった)〜
花帆「あの、綴理センパイ」
綴理「ん。なにかほ」
花帆「帰りは綴理センパイの車に乗せて貰えませんか?」
綴理「え……。でもこずが──」
花帆「あ、えぇと……その、たまにはシャッフルってのもよくないですか?」アワアワ
綴理「……うん。分かった。さや、次はこずの車に乗って」
さやか「あ、はい。梢先輩、よろしくお願いします」ペコ
梢「よろしくね、さやかさん。くつろいでちょうだい」ニコッ
花帆「あれ。そういえばみらぱの二人はどこ行ったんだろう」キョロキョロ
梢「二人なら仲良く免停食らって電車で帰ったわ」
花帆「あ、そっかぁ……」
-
あっさり免停になってて草
-
梢「あら。道を譲ってくれるのね。ありがとランプ点けないと……」チッカチッカ…
さやか「えwありがとランプってなんですかw」
梢「左折する時とか、道を譲ってくれた車に感謝を伝えるものよ」
さやか「ふふwサンキューハザード、って言うんですよw梢先輩、免許、持ってますよねw」
梢「うふふ。それはそうと聞いてさやかさん。あのね、さっきね、脱衣所でね、見た花帆の裸体がね──」
さやか「うわwセクハラですかw遂に本性表しましたねwあw危なw今、かなり危なかったですよwちゃんと見てます?w」
梢「豊かな双丘、ふるりと揺れて雫を弾くのよ。つるりと、ぷるんと。それでね、あのね、下品だけれど、その、ね……心の、アソコがね……?」
さやか「……というか、遅くないですか?(素面)」
ブゥーン…
──
花帆「気持ちよかったですね、温泉」ニコニコ
綴理「うん。もう一回行きたい」コクリ
花帆「あ、見てください! 綴って名前のラーメン屋ありますよ!」
綴理「本当だ。かほは目がいいね」
花帆「そうですか? そうかもです!」ニコッ
花帆「でもきっと、綴理センパイの運転が上手いからですね! 眠っちゃいそうなくらい快適です〜。ふわぁ……」
綴理「……かほ、お願いがある」
花帆「なんですか? 花帆にできることならお任せあれ! です!」ドン
綴理「これからも、ボクの助手席(ここ)にいて欲しい」
花帆「助手席? いいですよ! 綴理センパイの助手席、すごく心地いいので!」ニコッ
綴理「やった。よろしくかほ。なにとぞ〜」
花帆「はい! なにとぞー!」ニコニコ
〜HAPPY END〜
-
ハッピーエンドね
-
運転と助手席で喧嘩するカップルはあるからなあ
-
やはりつづかほか…
-
つづかほが凄く平和なのはわかりみが深い
-
カス野さやか好き過ぎる
-
https://i.imgur.com/txTCy4l.jpg
-
ハッピー…なのか?
-
村野を素に戻せるレベルのカタツムリェ…
-
コズツムリとカス野
-
キキーッ!
消えゆく意識の中聴こえたのはけたたましいサイレンの音だった…
〜
「だから梢のせいじゃないって言ってるでしょ!」
「きっと…今のこずを見たらかほも悲しむ…」
-
運転中に横から口出してくる奴はどんなに良い人でも下ろしたくなる気持ちは分かる
-
免停組…
-
終わり良ければ全て良しってか
-
>>22
>>33
やっぱり気まぐれオレンジロードだったかw
-
これ行きは時間ピッタリだとしても
帰りはどうすんだろ...
-
つづかほ休日ドライブ編は?
-
つづかほは語るほどでもないがまったり居心地良い時間を過ごしてそう
-
さやかが運転しろ
■掲示板に戻る■ ■過去ログ倉庫一覧■