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◇ブラック・ジャンク先生とキノコの部屋◇
1
:
名無しさん
:2019/07/22(月) 11:43:46
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「いつも思うんだけど投票所ってガラッガラだよな。みんなちゃんと選挙に行ってんのかね?
その後、腹が減ったんでイオンに行ったらフードコートは人でごった返していた」
キノコ「みんな政治に関心がないんでちゅねぇ…」
ブラック・ジャンク「ンで今回はアレに入れたんだよ」
キノコ「アレと言いまちゅと?」
ブラック・ジャンク「そしたら何と1議席獲っちゃって未明にひとりガッツポーズよ!」
キノコ「あ、解りまちた!」
ブラック・ジャンク「時代が動き始めたな」
キノコ「しかし物凄い政党名でちゅよねぇ」
ブラック・ジャンク「N国党ってのが何気に漫画チックだよな笑」
890
:
名無しさん
:2023/01/13(金) 09:12:04
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「正月にハードディスク内に録っておいた映画を見たんだよ。
>ボルサリーノ
BSプ◯ミ◯ム
2022/11/10(木) 13:00-15:05
原題:Borsalino
1970/フランス、イタリア 上映時間126分
ブラック・ジャンク「お屠蘇気分で見たせいもあってか最高に面白い映画だと思ったね。
もちろん見たのは初めてではなく、推定四度目なんだけど、今まで見た中で一番粋(いき)だと感じた。
そこでこの映画は当時、どんな評価を受けていたのかを調べてみると、かなりのヒット作だったんだな。
>1970年3月20日にフランスの映画館で公開された。初週は17劇場で182,331人を動員し、『Le Passager de la pluie』に次ぐフランス興行収入第2位となった。
しかし、映画が軌道に乗ったのはその翌週で、上映60館で498,698人、合計681,029人を動員し、興行収入でトップに立った。
この映画はフランス国内で471万人の観客動員を記録し、大成功を収めた。
ブラック・ジャンク「つまり、この歳になってやっと見えてきた世界があると言う事だな。
もしかすると老人になってフランス人の感性に近づいたのかもしれない。
ハン角斉氏の煌めく才能を見出したのも加齢の後押しがあってこそか。やはり時代は老人が作っていくものだと実感した。
つづく」
891
:
名無しさん
:2023/01/17(火) 14:16:16
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「映画ボルサリーノを見終えた俺はアラン・ドロンとジャン・ポール・ベルモントの二人が、
映画同様に仲が良かったのかがとても気になってしまったんだな…。
“そんな事どうでも良いだろう”と思うかもだけど、俺にとっては大切な問題だ。
そこで、調べてみると。
>撮影は順調に進み、港での撮影の間に、ドロンとベルモンドは、ある憲兵が服を着て海に飛び込むことができないように1,000フランを賭け、
憲兵はそれを承諾したという逸話が残っている。
>2人のスター俳優は撮影中も仲が良く、『ベベル』のメイクアップ・アーティストで大親友のシャーリィ・クーベセリアンによれば、彼らは「切磋琢磨」していたという
ブラック・ジャンク「演劇学校出のエリート、ベルモントは野良犬同然のなドロンを嫌って当然なんだけど、
役者としてのセンスと直向きさは認めざるを得なかったのだろうな。しかも海兵隊で鍛えたボディーと世にも美しいマスクを持っている。
ベルモント:嫉妬するよりこっちが惚れてしまいそうだ。全く困った奴だぜ。
ブラック・ジャンク「・・・でもドロンとベルモントはそれっきり共演することはなかった。
ボルサリーノそのままの粋な別れだった。
親友とはそんなものだろう。
俺には二度とそんな存在が出現しないと思うけど余所余所しくてちょっぴり切ない関係が親友なのではと時々考えたりする。
初恋みたいなものだな。いや、それより遥かに甘酸っぱいかも?」
892
:
名無しさん
:2023/01/20(金) 03:31:45
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「期待の新人漫画家“ハン角斉”先生の話題が出たついでに、新人漫画賞について自論を展開してみたいと思う。
これまで何度も書いてきた通り、ガキの頃から“将来は漫画家”と思っていた俺は、
漫画雑誌を読むたび、巻末に掲載された新人漫画賞の募集要項を穴が開くほど眺めていたんだけど、
少年マ◯ジンに関しては、
『ビッグネームに偏重したこの雑誌に新人の入り込む余地はナシ』と応募の対象からバッサリと切り捨てていた。
俺にとってのマ◯ジンは潤沢な資金と政治にものを言わせFA選手を買い漁る読売巨人軍的な存在だったのである。
だが、出版社を責めるのはお門違いと言う奴で、北の狼南の虎が掲載された頃のマ◯ジン&その他はオイルショックの影響でペラッペラ。
『紙不足により、少年漫画誌は一誌に統合される』と言う噂話まで飛び交っていた位だ。
これでは新人どころかビッグネームだっておまんまの食い上げ。紙も仏もないとは当時の世相を見事に言い表した言葉だった。
そんな逆風真っ只中のマ◯ジンに極めて珍しい新人の漫画が掲載された。
『黒い死球』
つづく」
893
:
名無しさん
:2023/01/22(日) 08:34:55
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「わが心に残る昭和の新人漫画賞入選作“黒い死球”とは概ねこんなストーリーだった。」
>西暦22XX年、日本プロ野球連盟は各球団の支配下に技術革新著しい野球ロボットの登録を認めた。
その記念すべき第一号選手として東京スーパースターズにロボ・サワムラ投手が入団したのだが、
開幕後の成績は至って普通、人間同様調子にバラつきがあり、野球競技の奥深さを一層世に知らしめる事となった。
だが打たれてマウンドで天を見上げたり、審判の判定に激昂するなどの人間臭さが爆笑と共感を呼び、
ロボサワムラ見たさにスタジアムに客が押し寄せ、空前の盛り上がりの中、ペナントレースは終盤戦に突入していく。
2位大阪アパッチとの天下分け目の3連戦の初戦に先発したロボサワムラはこれまで9勝7敗防御率3.40で勝てば新人王が当確。
東京スーパースターズ、4対3のリードで迎えた8回表、二死三塁のピンチにバッターはアパッチの主砲中田。
カウントは2-2。ロボサワムラが五球目の投球モーションに入るとスタジアムの興奮は最高潮に達した。
ここでロボサワムラが投じたストレートにスタジアムは騒然となる。
球速180km/h。これまでの平均より40km/hは速い。
これが中田の顔面を直撃。鮮血に染まって倒れ込んだ中田はピクリとも動かず医療用ヘリに乗せられスタジアムを去った。
恐怖と戦慄に静まり返る五万五千の大観衆。
“ミッションコンプリート(任務達成)”
そう呟きながらマウンドのロボサワムラは不敵に笑った。
サワムラには“確実に優勝する事”がプログラミングされていたのである。(完)
894
:
名無しさん
:2023/01/24(火) 09:23:14
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「しかしどうだろ、このストーリー。
短編漫画としては結構刺さると思うんだけど、新人漫画賞の応募作の中では賑やかしに属するよな。
この作品も入選こそしたものの、特別大きな賞を獲ったわけではない。マガ◯ンに掲載されたのも都合良く誌面に空きが出来たからだろう。
そもそも、商業漫画と投稿作品は異質のものなのだ。
面白いものを描いても審査員さんたちに響く可能性は低い。“ウ〜ン”と首を捻られるのが落ちだ。
寧ろ有効なのは、秘めたる可能性とかあふれ出る元気とか能天気さを感じさせること。
つまり黒い死球は血も凍るバッドエンドではなく、ライバル中田に打たれて悔し泣きをする方が良かったのだ。
『明日カラ猛特訓ダ!』
とか言いながら。
でも俺はそんな打算に満ちた漫画は描かない。
俺は漫画好きの友人が楽しんでくれる漫画を描くのだ。それが俺のプライド。」
895
:
名無しさん
:2023/01/27(金) 09:47:32
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「星野◯◯先生の“はるかなる朝”はどうだろな。
第9回手◯賞(1975年)でグランプリを獲得、最高賞金100万円が贈呈された模様だが、
正直、100万円は見せ金だと思っていたので、実際に大賞が出たことに腰を抜かさんばかりに驚いた記憶がある。
…んでジャ◯プに掲載された受賞作を読んだ。興味津々で。
-如何なるレベルに到達すれば“大賞を獲れる”のか-
作品そのものよりもそのレベルが知りたかった。
それは“精進すれば届くレベル”であって欲しかったけれど、絶望的な差を感じて愕然となる事も望んでいた。
天才の前に平伏すのは極めて自然な行為であって悪い気分ではないのだ。
みんなそのショックに出逢いたがっている。
つづく」
896
:
名無しさん
:2023/01/31(火) 09:49:28
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「星野之宣先生の“はるかなる朝(文庫版コミックス、もちろん中古)”を注文、
若き日に受けた特大のインパクトを再検証してみたんだけど、48年を過ぎても作品は全く色褪せていなかったな。いや星野之宣先生は凄い。
できればこの作品、手塚賞などではなくページ制限のない環境で読みたかった。
ストーリーのスケールがデカ過ぎて手塚賞の応募要項が足枷となっているのがなんとも皮肉。
多くの人はこの漫画に神様の火の鳥の影響を見ると思うんだけど俺は黒澤明監督のデルスウザーラの存在を感じる。(はるかなる朝と同じ1975年公開)
あゝ今度はデルスウザーラが強烈に見たくなってしまった。老人の欲求とはつくづく手に負えないものと自覚する。
何せ後がないし。つづく」
897
:
名無しさん
:2023/02/03(金) 08:02:13
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「テレビのハードディスクに入っている劇場版スリーナインを気軽さ故に時々再生するんだけど、
その度早送りしてメーテルと鉄郎のホームでの別れを見てしまう。
とにかくこの場面は決まっている。二人の悲劇的な別れをキスやらゴダイゴでうやむやにしてしまうノリが実に素晴らしい。
はるかなる朝の抱擁シーンにもスリーナインと同じ匂いを感じる。普遍性と言うのか何度も繰り返し見ちゃうような中毒性が有る。
アトルとクレイトにとってのはるかなる朝が悲劇なのか希望なのか判別し難いのが絶妙なのだ。
もちろん、この作品のスペクタクル感を好まない人間も多いだろうけど、直球ど真ん中勝負で審査員の度肝を抜いた技量とセンスは画力同様に新人離れしている。
因みに星野之宣先生は帯広出身。道民はやはり凄い。」
898
:
名無しさん
:2023/02/08(水) 10:07:36
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
漫画:銀河鉄道999(アンドロメダ編)
作者
松本零士
出版社
少年画報社
掲載誌
週刊少年キング
発表号
1977年5・6合併号 - 1981年48号
ブラック・ジャンク「銀河鉄道999の少年キング連載開始って1977年なんだな。
(1974年に放送が始まったヤマトと発表時期にこれだけ差があるのが実に意外)
つまり、はるかなる朝(1975年)にスリーナインの香りを嗅いだと言う俺の主張は言い掛かりそのもので、時系列的には全くの逆だったと言う訳だ。
そこで俺はこう考えた。
◯本◯◯先生が手塚賞の大賞を獲ったこの漫画から強烈なインスピレーションを得て、
設定の一部と漫画家(星野之宣)の名前をキャラクターに頂戴した…。
それは至極当然のことだと思う。
そもそもこの漫画から何の着想も得られない様では漫画家として終わっている。寧ろ賞賛されるべきだ。
さあ、星野之宣先生に嵌ろう。2月9日は漫画の神様手塚先生の命日。天才の時代が再び始まる。」
899
:
名無しさん
:2023/02/10(金) 10:36:28
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「反論覚悟で書くけど、スリーナインのキスシーンって必要だろうか?
はるかなる朝みたいに力強い抱擁の方が圧倒的に情熱としてストレートだと思うんだけど?
確かにホームでメーテルがキスもせず、鉄郎を強く抱きしめているのは背格好的にも不自然かも知れない。
でも、キスって生々しいし、レモンの味とは程遠い。
実際、キスしちゃったら殆どの場合、関係に行き着くだろう。
譲っても頬に軽く唇を這わせる程度で良い。
なぜ老人がストイックなものに痺れるのかは不明。春になったら少しは気分が変わるかもだけど。」
900
:
一束 百本
:2023/02/10(金) 21:50:50
ジャンク先生、ボクもあのキスシーンには昔から引っかかっていて
広大な宇宙空間に日本人しか居ない感じなんですよね。
松本宇宙は、もの凄く東洋で日本人的なんですよ。
901
:
名無しさん
:2023/02/13(月) 05:49:07
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「なー、一束先生もスリーナインのキスシーンは不要と言っているだろ。
つまりは“蛇足”だ。(オイオイ)
そもそも、今の人たちはメーテルの
『私は、あなたの想い出の中にだけいる女…
私は、あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影…』
スカしたセリフに鼻からカップ麺を噴き出すと思うぞ。
脚本家の暴走とかひとりよがりは大好きだけど、恋する女にお硬いセリフは似合わない。
ぽつりとひとこと、“私のことを忘れないで欲しい” それで良いのだ。
銀河を流離う必要も、元の身体を取り戻すために冥王星へ向かう必要もない。
しばらくは風に吹かれて気ままに旅でもして欲しい。金沢とか倉敷とか古都をめぐるのも失恋の痛手から立ち直るためには有効だろう。
その辺の女心を理解できていないから続編は外したのだ。せっかくSLに乗っているのに感傷旅行もさせないなんて馬鹿げている。つづく」
902
:
名無しさん
:2023/02/17(金) 11:27:39
>反体制のリーダー、ドクターバン(メーテルの父)による“惑星メーテルの”動力炉破壊を皮切りに、
ハーロック&エメラルダス&トチローらの有志連合が波状攻撃を浴びせて、
大宇宙に悪名を轟かせた機械化帝国は断末魔の叫び声をあげ、最期の時を迎えた。
鉄郎と共にスリーナインが待つホームへと急ぐメーテルは途中足を滑らせ、奈落の底へと転落しかけるが、すんでのところで鉄郎に腕を掴まれ一命を取り留める。
鉄郎「あったかいな..
…メーテルが機械だなんて」
メーテル「私のからだは鉄郎のお母さんの身体。」
鉄郎「え?」
メーテル「私は鉄郎のお母さんの若い時の姿の生き写し。私は人の姿をした影。
こうやってもらった体が年を取ればまた1つ別の身体を写し変えて、果てしない時間の中を旅してきたの」
鉄郎「それで母さんに似てたのか…」
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「この場面はめちゃくちゃ良いと思うんだよな。
緊迫した場面でありながら、場違い感のある美しい音楽が流れているのもイイ。この音楽を聴くために再生してるようなものだ。
実はこれまで誰が音楽を担当していたのか気にした事がなかったんだけど青木望先生のスコアなんだな。不勉強で本当に申し訳ない。
Wikipediaで先生がこれまで手掛けた編曲作品を見て驚愕。名曲がずらり。
個人的には海の底でうたう唄 (1969年、モコ・ビーバー・オリーブ)が好き。
ラジオからこの曲が流れる度に胸がキュンとなった。
♪わたしたちが逢ったのは静かな海の底
私の長い髪を愛してくれた人…
当時を一番幸せな時代と記憶しているのはきっと青木望先生のお陰だろう。
心からありがとうを言いたい。つづく」
903
:
名無しさん
:2023/02/20(月) 18:08:47
漫画家・松本零士さん(85)死去 急性心不全の為【銀河鉄道999】「遠く時の輪の接する処で、また巡り会える」
2/20(月) 11:13配信
「銀河鉄道999」や「宇宙戦艦ヤマト」の作者として知られる漫画家の松本零士さんが、2月13日、都内病院で、急性心不全の為亡くなっていたことがわかりました。85歳でした。
告別式は近親者のみで既に執り行われたということです。後日、お別れの会が開催予定だということです。
松本零士さんは「銀河鉄道999」・「男おいどん」・「宇宙戦艦ヤマト」・「宇宙海賊キャプテンハーロック」・「惑星ロボ ダンガードA」などがヒット作として知られています。
関係者によると、松本さんは「2019年11月、『宇宙海賊キャプテンハーロック』テレビ放送記念で訪れたイタリア・トリノにて倒れた報道がありましたが、帰国後は回復されています。少し前に(詳しい時期は非公表)体調を崩され、年齢を考慮して入院されていた」ということです。
【零時社コメント】
漫画家 松本零士が、星の海に旅立ちました。
漫画家として物語を描き続けることに思いを馳せ駆け抜けた、幸せな人生だったと思います。
「遠く時の輪の接する処で、また巡り会える」と松本は常々申しておりました。
私たちもその言葉を信じ、その日を楽しみにしています。
これまで応援くださいましたファンの皆様、作品を世に送り出してくださいました関係各社の皆様、お世話になりました各自治体ならびに各団体の皆様、若かりし頃から共に切磋琢磨してくださった漫画家の先生方、そして旅立ちにあたりサポートしてくださいました病院の皆様、心より深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
株式会社零時社 代表取締役 松本摩紀子
904
:
名無しさん
:2023/02/22(水) 10:37:35
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「亡くなられた松本零士先生の最高傑作ってスリーナインじゃなく、絶対に男おいどんだよな。
あの最終回にはどれほど泣かされたか分からない。俺にとっては貧乏暮らしの五輪書と言うべき作品なのだ。
そういや、ラーメンライスなる食べ物を知ったのもこの漫画だった。
こんな男っぽい食べ物は他にないと思うし、味覚より満腹感を優先する発想に潔さと青春のほろ苦さを感じる。
そんな質実剛健さが魅力のラーメンだったのに、今日ではグルメのフードに成り下がった。人気のラーメン屋には行列がずらり。
浮かれてんじゃねーぞお前ら。男なら腹で味を語れ。生きるために食うことを忘れるな。つづく」
905
:
一束 百本
:2023/02/23(木) 20:56:09
出かけて
きますん
ど〜〜〜
906
:
名無しさん
:2023/02/24(金) 09:55:30
>80年代に“男おいどん”実写映画化の話があったが、主演予定が「郷ひろみ」だったため、
原作者の松本が「郷さんに恨みはないが」と前置きした上で、「昇太はいつも郷ひろみのような二枚目を『ちきしょーちきしょー』とくやしがっていたのに
それじゃあ、あまりに昇太が可哀相だ」と納得しなかったため中止となった。
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「・・・これって素晴らしいエピソードだよな。
どう考えても郷さんは大山昇太のイメージではないし、どんなに好演したところで俺たちの心に響くことはなかったと思う。
もっとも、最近の製作委員会方式の映画ときたら、原作の設定など完全無視して政治的なキャスティングをやっちゃうから似たようなものか。
でも、“男おいどん”を映画化したならコミックスも売れるだろうし、SF漫画家としてのイメージが定着した松本零士先生に一層の箔がついたと思われる。
そんな誘惑に屈しなかった松本零士先生は立派の一言だが、そこだけは絶対に譲れないとする貧乏人のプライドがあったんじゃないかな。
貧乏生活とはプライドによって成立している。
格闘家のベニーユキーデは相手選手のプロモーターから大金を積まれて八百長試合を懇願されたとき、
“世界一強い男になるか餓死するかのどちらかを選びなさい”と言った母親の言葉に感動したそうだが俺も貧乏人のプライドを曲げることはない。
この世で一番美味い食いものは吉野家の牛丼だし、最高のスイーツはセイコーマートの菓子パン。
女とは物にするものではなくその笑顔を眺めて心に灯をともすもの。
人畜無害をポリシーとして今日も痛む膝を引き摺りながら文句も言わずひたすら働く。そんな人間に私はなりたい。」
907
:
名無しさん
:2023/02/27(月) 08:29:14
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「23日の祭日にちょっと嬉しい出来事があってな。
昔、憧れていた女性(ほの字とも言う)に近所ですれ違ったんだ。その距離約5メートル。
先に気がついたのは彼女の方で照れくさそうな笑顔を浮かべながら小さく手を振ってくれた。
俺は一瞬誰なのか判らず、かなり遅れたタイミングで二度ばかり頷いてそれに応えた。
何と16年ぶりのコンタクト。
噂によると彼女は未だ独身。理想とする男性には巡り会えていないのだろうか。それともモテすぎて金縛り状態なのだろうか。
おかしな男に付き纏われていないかと心配してしまう。
身の程をわきまえていた俺は彼女に対して何のアクションも起こさなかったが、こうして手を振って貰えたのは理性的で人畜無害と認められたからだろう。
下衆な身分の俺はこの日の心ときめく出来事に10万円の値打ちを付けた。
20万円でAmazonに出品されたワンサくんのDVD BOX(完売)には劣るが、他には概ね勝利している。
凍てつく冬の日、腰痛やら膝痛と絶望感が支配する老人の心に明る火を灯した彼女は本当に凄い人。
ホワイトアウトの彼方には彼女の笑顔があったら良いのに。」
908
:
名無しさん
:2023/03/02(木) 09:26:59
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「劇場版銀河鉄道999のサントラ盤がどうしても欲しくなってフリマを探してみたんだけど何処にも見当たらない。
おっかしいなと思ってYouTubeを覗いてみるとそれらしきもの(レコード音源)がアップされていた。
そのタイトルは…
『交響詩 銀河鉄道999』。
…これって分かり難くないだろうか。
ヤマトのBGMをオーケストラ向けに再編曲・再編成した企画盤『交響組曲 宇宙戦艦ヤマト』と同じ臭いを嗅いでしまう。
交響詩と銘打つ事で格調の高さとロマンをアピールする気持ちは理解するが、“オリジナルサウンドトラック盤”と書いてくれた方が個人的には有り難い。
…何はともあれ、タダで聞けるのは大いに結構な事なので、早速MP3に変換して車の中で聞いてみた。
さてその感想は?つづく」
909
:
名無しさん
:2023/03/06(月) 08:20:50
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「結論から先に言うとこの交響詩 銀河鉄道999は大変素晴らしい。
劇伴の鬼と異名をとるほどサントラアルバムを聴いてきた俺が唸ったのだから間違いない。
先ず、音。
昨年BSで放送された劇場版スリーナインの音の悪さには辟易したが(セリフが聞こえない)このサントラは音質だけで聴く価値がある。
恐らくレコード音源である事が強烈に効いているのだろう。
クリアーでありながら熟成されたワインの如くまろやか、ヴァイオリンの甘美で繊細な音色が完璧なまでに再現されている。
ネットでは“レコードを直に聴く以外(デジタル化)はCDと同様に情報がカットされるので音質は劣化する”
と語られているがそんなことはない。
音楽とはコーヒーやシャンパン同様、気分で味わうもの。“これがレコードか。さすがだ!”と思い過ごしていればそれで良い。
人生とは浮かれてナンボ。春の日差しの中で浮かれていれば雪溶けも一層進む事だろう。続く」
910
:
名無しさん
:2023/03/09(木) 10:32:03
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「YouTubeにアップされた交響詩 銀河鉄道999は素晴らしいサントラアルバムだったのだが、気になる部分もあった。
青木望先生の楽曲に関しては何の不満もない。完璧だ。聞くたびに新しい発見がある。
首を捻るのはこのアルバムを支えるべき存在のゴダイゴの楽曲の音質。
妙に口篭って聞こえるのだ。
そりゃゴダイゴの二曲は青木望先生のオーケストラとは違うスタジオでレコーディングしたであろうから、音質が違っても当然なんだけど、アルバムのトータリティーとして違和感を覚える。
音が良ければ万能とは思わないが、違和感のない音質で統一できなかったのだろうか?
・・・恐らくこれには理由がある。
楽器の音だけを聞かせる場合と違って、歌唱がメインの楽曲は最初から音質が悪化するものなのではないだろうか。
というのも、人間の歌声はそのまま録音すると生々し過ぎる(生体が発するノイズに溢れている)のでエフェクターを掛ける必要がある。
※(タケカワ氏の歌声は二度重ねていると言う情報がある)
そうすると基本クリアーなサウンドであるオケとのマッチングの問題が生じる。
よってオケも同様にエフェクターを掛ける。当然音質は悪化してしまう。
これがくごもって聞こえる原因なのだ。たぶん。責任は持たんが。つづく」
911
:
名無しさん
:2023/03/13(月) 06:31:22
感謝(交響詩銀河鉄道999)
2020年4月11日
>人生折返し地点過ぎた小生の大切な思い出が高音質で蘇りました。
天才作曲家、青木望氏の最高傑作と個人的には思っております。
>あと、ゴダイゴの挿入歌のTaking Offがやはり名曲。他ベスト盤等には収録されていないと思われるのでこの曲が高音質で蘇ったのも嬉しい。
>これを発売にこぎ着けた方々に感謝です。
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「スリーナインのエンディングはTaking Offの方が良かったと思ってるのは俺だけだろうか。
この映画、もう少し肩の力を抜いて緩く仕上げた方が違った心地良さがあった気がするんだよな。
♪さぁ行くんだその顔を上げて〜と
エンドロールに流れる名曲を感動に打ち震えながら聴くのを否定はしないけれど、
Taking Offが流れた途端にガヤガヤ騒ぎながら一斉に席を立つのも良かったのではないかと思うのだ。
そもそも2時間も3時間も狭い座席に座っているのは辛くて当たり前。
本当にファンのことを考えている映画は上手に睡眠へと誘導して疲れを癒やしてくれる。
◯ウシカみたいに。(オイオイ)」
912
:
名無しさん
:2023/03/15(水) 10:56:37
>劇場版 銀河鉄道999 の最後の別れのシーン
あの惑星は、どこですか?
>地球です。
背景の駅が同じなので見るとわかりますが最初(鉄郎がパスを盗む駅)と最後の駅(別れのシーン)は同じ地球の駅とでますので同じ駅だとわかります。
>惑星メーテルをでてからすぐ亡くなったクレアさんを宇宙葬で弔ったあとすぐ地球に帰ってきててびっくりした記憶があります。
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「劇場版銀河鉄道999のラストシーンの舞台となっているのは、何とびっくり地球なんだな。
いくら何でも惑星メーテルからの帰還が速すぎないか?快速エアポート顔負けの速さだ。
だが違和感はない。
脚本家も監督も名案が浮かばず、開き直ってメーテルのキスとノリの良いゴダイゴで有耶無耶にしたんだろうけどそれが好結果を招いた。
下手の考え休むに似たり。
笑う門には福来る。終わりよければすべてよし。
WBCを見ても分かる通り日本人のノンビリズムが結果を出すことは間違いがないのだ。
果報は寝て待て。人生万事塞翁が馬。take it easy。
のんびり行こうぜ。春なんだし。」
913
:
名無しさん
:2023/03/18(土) 12:03:50
>惑星プロメシュームとともに女王は死亡し、メーテルと鉄郎は車掌さんが待つ999へと走り出したのです。
>かろうじて脱出に成功した鉄郎、メーテル、車掌さん、そして999は、プロメシュームのひとつ手前の駅、「惑星こうもり」にたどり着きます。>鉄郎は父さんや母さんが眠る地球を、自分の手で素晴らしい大地にして見せると、明るく未来の展望を語りました。 >立派に成長した鉄郎の姿を見たメーテルの目から、涙がこぼれます。「用を済ませてくるから先に乗っていて」と鉄郎を促したメーテルは、立ち去り際に鉄郎へとキスをします。
>それは別れのあいさつでした。
メーテルからの置手紙と鉄郎を乗せて、列車は走り出します。そして向かい側のホームの列車には、メーテルの姿が。
>長く苦しく、時に楽しく、決して忘れ得ないふたりの旅が終わり、それぞれの新たな旅が始まる日が来たのです。
>メーテルは涙ながらに、鉄郎は呆然ととながらも、最後は元気な笑顔で手を振りながら別れを告げました。
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「これがテレビアニメ版銀河鉄道999の最終回。
劇場版とずいぶんと違っているがこっちの方が個人的には好きだな。
先に公開された映画版と差別化を計る必要があったのかもしれないけれど、こうして別々の列車に乗っての別れも粋な気がする。
さだまさし氏は吸い殻の風景で、
>人は皆それぞれに自分の時刻表を持っているのよ あなたと私の場合は どちらかが列車を乗り違えただけの事じゃない だからそんな風に自分の事いじめるのは 止して頂戴
と歌ったけれど何となくそれを思い出してしまった。
無能な俺が脚本を書かせてもらえるのならきっとメーテルと鉄郎が何の理想も目的も持たずにひたすら宇宙を旅するストーリーを与えていたと思う。
戦いは終わったのだ。
War Is Over〜 War Is Over〜」
914
:
名無しさん
:2023/03/20(月) 16:00:56
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「テレビアニメ版のキスシーンは劇場版以上に要らなかった気がするな。
“メーテルは鉄郎の母親のイミテーション”と言う設定を活かすためにも母性愛に限りなく近い女の愛情にするべきじゃなかったのだろうか。
母親の記憶が残されていたという設定でも良い。
また、宮沢賢治氏の大傑作のイメージが本作の骨子である(タイトル含む)以上、鉄郎の純朴さを奪わないで欲しいのである。
そもそも、メーテルのような大人の美女に少年の手なんか届くべきではない。憧れで十分。
メーテルが恋をするのは哭きの竜みたいなやさぐれている男に限る。
何度突き放されても“あんた…”と呼んですがりよる。鏡の前で厚い口紅をひくメーテルは青春の日の幻影どころか、情念と呼ぶべき代物。
個人的にはそんなメーテルが好きだ。」
915
:
名無しさん
:2023/03/25(土) 00:26:13
榊原るみ 「団さんの突然の訃報をお聞きし、本当に悲しく、言葉になりません。
ウルトラマンで共演させて頂いたころはお互いに新人でしたので、
演技をすることに精一杯で、私語を交わす余裕もなかったのですが、、、
いつもとてもお優しい、静かな方でした。またみんなで会いましょうね!と言っていたのが最後になってしまいました。
でも団さんは、きっと、きっと、帰ってくると信じています。だって、ウルトラマンなんですから、、、」
916
:
名無しさん
:2023/03/27(月) 05:50:46
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「団時朗さんの訃報に接して、本棚を大捜索してみたのだが帰ってきたウルトラマンに関するものはごく僅かしか見当たらなかった。
その中で現在は廃刊になっていると思われるテレビ番組雑誌“TV Bros”の平成15年3月1日発行の物があったので紹介してみよう。
因みに令和と平成は当該年の末尾の数字が一緒なので35ー15で20年前のものと即座に計算が可能だ。
参考まで。
それにしてもこの雑誌、表紙と内部のウルトラマン関連記事だけがむしり取られた状態なのが実に惜しい。
メルカリでも相当に価値が低いものとして扱われるだろう。正面からのスペシウムポーズを決めたウルトラマンがめちゃくちゃカッコいいだけに残念。
内容的にはデジタルリマスター版のDVDの発売による企画なのかMATメンバー(郷秀樹、岸田、南)による対談が掲載されている。
全部を抜き出すと掲示板管理者からお叱りを受けそうなので気になるセリフだけを抽出してみよう。
南「子役の子、上手かったねぇ。川口英樹。」
郷秀樹「ナチュラルでね。自然さという点ではあいつがオレの目標だったもの。」
岸田「今、玄人の俳優から見てもあの子が一番いいんじゃないかしら」
ブラック・ジャンク「・・・これ、団さんのトークが絶妙だと思うんだけどやはり頭の良い人だったんだなと痛感する。
実際、川口英樹少年の演技は素晴らしかった。個人的にレオゴンの回を非常に気に入っているのはラストの次郎くんの焚き火の場面の演技が心に突き刺さるからだったりする。
つづく」
917
:
名無しさん
:2023/03/30(木) 10:29:58
◇許されざるいのち ラストシーン
https://youtu.be/eAEXG87SqYw
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「帰ってきたウルトラマンの“11月の傑作群”の一つとして人気の高いエピソード『許されざるいのち』は、
動物と植物の融合した生命体を誕生させたマッドサイエンティスト(水野)の暴走をストーリーの基軸としてはいるけれど、
暴走の原因が水野の抱える巨大なコンプレックスであった事は誰の眼にも明らかである。
水野の風貌と気質がもう少し女性好みで社会に溶け込むものであったなら、レオゴンを生み出す事はなく、平和のための研究に没頭していたのではないか。
水野『宇宙の生命は本来一つのはずなんだ。生命に差別があってはいけないんだ』
『僕は新しい生命が欲しかった。レオゴンは僕が生み出した新しい命なんだ。
郷、君には僕の気持ちなんてわかりゃしないよ』
ブラック・ジャンク「・・・昔と全く変わらぬ何に対しても直向きなイケメン郷秀樹との再会が水野に一層のコンプレックスを植え付けてしまった様だ。
コンプレックスとは不治の病。この病苦に苛まれた人間は死によって解放される事を素直に歓迎するだろう。
まだ幼い次郎君には水野の苦悩ぶりが理解できなかったかもしれないが、この世が不条理で満ちていることを朧げながらも理解できたはずだ。
水野の死後、研究所は児童博物館として子供たちに開放された。
恨みながらも心の底では慕っていた父親を初めて超えた瞬間でもあった。
A song for PYG
あなたの花 あなたの太陽
あなたの雨 あなたの愛
花 ・太陽 ・雨 花 ・太陽 ・雨
悲しみの日をよろこびの日に・・・
」
918
:
名無しさん
:2023/03/31(金) 22:50:38
[緊急企画]
北海道エ◯コンフィール◯に詰めかけた3万人の観客、6℃の寒中、死の大行進
>ファイ◯ーズの新球場「エ◯コンフィール◯北海道」での開幕戦が行われたきのう、
最寄り駅のJR北広島駅周辺などでは、試合終了後に大混雑となりました。
(以下リアルタイムでSNS※5chに寄せられた意見)
◯その寒い試合を見たお客様が現時点北広島の駅に入ることすらできない寒い思いをしているようですが。
シャトルバスは乗れない、徒歩で駅まで行っても帰れないってあれだけ不安要素と言われていた交通アクセスについてどういう計算してたんですかね。
今年はさすがに平日でもかなり入るだろうしかといってバスも電車も急に増やせるものじゃないし当面地獄確実ですね。
北海道なんだからアメリカの球場みたいにアホほど駐車場作るしかなかったんだよ…。21:30終了試合で終電に乗れないとか()
◯試合後バス、タクシーは1時間かかると言われ駅まで歩いていくと入場制限。寒い中長蛇の列に並んで冷え冷え。
改善されるまで行きません。
◯オープン戦調子良かったから土日で勝って下さい。
野球に興味ない人でも楽しめるボールパークみたいですが、野球興味ある人じゃないと来ない交通アクセスの悪さです。
◯JR乗るのに1時間30分です
◯臨時バスが随時あると思って球場に見に来たお客様。そんなにバスありません。
◯終電の後も緊急で臨時便出してるらしいね
JR北海道の社員可哀相
これから毎試合残業しなきゃいけなくなった
◯駐車場は事前予約制で3000円。台数も足りないし、道路も悪いので大渋滞
駐車場3000円は高いよな幕張や西武ドームでも1000円位なのに
◯シャトルバス現金のみって聞いて草
◯同じく僻地の西武球場前駅はホーム6本で電車10両編成で始発
北広島駅は札幌行きのホーム1本で6両編成で途中駅だから積み残すわな
◯こんなに歩く球場他にないから
徒歩参考データ
26分 北広島駅→エスコンF
13分 海浜幕張駅→ZOZOマリン
12分 唐人町駅→PayPayドーム
9分 宮城野原駅→楽天宮城
◯普通に21時30分に終わっても
電車の本数が少なく駅がパンクして
客がさばききれたのが23時30分の本来の終電
そのあと24時まで臨時電車が用意されたものの
臨時電車では札幌駅からの地下鉄には間に合わない
919
:
名無しさん
:2023/04/02(日) 02:21:19
[緊急座談会]
◇エスコンフィールドは夢のボールパークなのか?
◯札幌市 秋◯克◯市長)「なんとかとどまってもらうために(ドーム使用料の)料金を下げる・下げないとかいう議論を今するつもりはありません」
>>
◯運営の自由度が増して芝生の改善とかもできるからうち(日ハム)を指定管理者にしてくれって申し出を拒否したのは札幌ドーム側
◯ご要望への対応は、たとえば天然芝での野球開催は構造上不可能なので、このご要望を私どもが満たすことは出来ませんが、
人工芝はナゴヤドームさんと同じ仕様を採用しており、札幌だけが特別に劣悪な環境ではないと思います。
飲食メニューも、日本ハム製品を使用できないなどということは無く、
シャウエッセンのほか業務用食材としても仕入れさせていただいています。
◯やっぱり札幌ドームはイベントも全部エスコンに取られるな…
エスコンは運営に共同出資の電◯が広報部担当してるから簡単にアーティスト呼び寄せちゃう
◯エスコン駐車場
最低でも1500円
最高3000円
高いので違法駐車ばかり
ひどいもんだ
◯親玉から毎年20億代わりに支払ってくれる(建物の名義は親玉だから)ことが確定してる札幌ドーム(借金15億)
親玉に頭金として200億貰ったけどその後は自己負担ののエスコンフィールド(借金460億)
どっちが危ないって言ったらまあそうだね
>>
◯今の札幌ドームはもう広告も撤去され飲食店はモスバーガーしか無い既に廃墟みたいになってるぞ…
このままだと解体されるんじゃ…
◯食い物買うのに1時間
おにぎり2個で1000円
寒風吹き込んで寒い
北広島駅で電車に乗るのに90分待ち
終電で札幌駅にたどり着いても
そこから自宅までの交通機関すべて終了
自家用車で行った場合駐車場は予約制3000円
高いので早くも違法駐車発生
札幌方面への導線が一本で大渋滞
まあ酷いもんだわ
◯新さっぽろからの東西線往復もあるからどの道試合の交通の儲けは札幌もあるしな
◯エスコンフィールド総工費 600億円 ←わかる
千歳線 新駅建設費用 125億円 ←わからん
◯エスコン狭すぎだろ
清宮でも30本打てそうだし勘違い野郎になっちまうなこりゃ
>>
◯北広島移転なんて
採算性ゼロ
駅建設で北広島市財政破綻
数年後球団身売り→北広島から撤退
これがもう決定的な未来
北広島からどこに移転するんやろな
札幌に戻るのか、たとえば浜松とかまったく別の場所に行くのかはわからんけど
>>
◯真駒内だと広い敷地は確保できなかったんだよ
それが選定されなかった理由になった
920
:
名無しさん
:2023/04/06(木) 10:48:44
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「唐突なんだが、俺は登別出身の漫画家、相原コージ先生の“かってにシロクマ”が大好きなんだけど、(近年、クラウドファンディングにより再版された)
その中に“学習するクマ”とサブタイトルが掲げられた、とても印象的なエピソードがあったんだ。
ストーリーはこんな感じだったかな?
>エゾヒグマのシロはなぜか真っ白な毛並みを持つ本作の主人公。大人まであと少しと言ったところか。
オツムが少々弱いものの、母親や弟、ウリ坊、そして恋人(ヤマネ)と毎日楽しく暮らしている。
…ところがある日、恋人が忽然と姿を消してしまう。
血眼になって方々を探すシロだがどうしても見つからない。
恋人が大切にしていた花の髪飾りを母親が持っていた事を不審に思い尋ねてみると、
“ヤマネ?食べちゃったわよ”と衝撃の回答。
がああああああああああんんんん
シロは住処を飛び出す。
湧き上がる感情が怒りなのか悲しみなのか分からぬままに森を彷徨う。いったい何度、陽が昇り、沈んだ事だろう。
いつしかシロは母親が立ち入りを禁じたゾーンへと迷い込んでしまう。
・・・そこは激烈な生存競争が繰り広げられる生きる者たちの活気に満ちた世界だった。
シロは肉食系動物の残虐極まりない補食行動を目撃し、思わず小便をちびりそうになったが、お陰で世の中が少しだけ分かり始めた。
森の生命が複雑に絡み合った食物連鎖によって成立していること、
如何なる種族であっても母親は子供を守るため必死である事。
自分の生命は母親あっての物だとシロはようやっと気がついたのだ。
・・・シロは放浪の旅を終了する事に決めた。
心の傷が癒えるまでにはもう暫く時間が掛かりそうだが、放浪中に見て学んだものはきっと今後の人生に役立つ。
シロの脳裏に自分を心配しているであろう母親の顔が浮かんだ。今は母親がとても恋しい。
さぁ、家へと帰ろう。
(つづく)
921
:
名無しさん
:2023/04/09(日) 11:36:33
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「最近、体調がすこぶる悪くってな・・・
よく眠れない上、便秘と軟便を繰り返している。
かと言って、膝以外は特別痛む場所もなく、食欲もあり、仕事も家事も猫の世話も普段通りやっている。
では何に一番問題を感じているのかというと…そう、メンタルだ。
どんよりと気分が重く、全く明るくなれない。ブルーと言うよりも虚ろだ。
きっとこう書くと春先に在りがちな“鬱”だと思うかもだけど、あの◯が原因である可能性が非常に高い。気がつくと顔が浮かんでいる。
お医者さんでも草津の湯でも治らないと伝え聞く現代の奇病は老人に対しても容赦ないのだろうか。
若けりゃ性欲の支配によるものと諦めもつくが、何もかもが枯れてしまった老人の場合、自己嫌悪に直結するので始末が悪い。
これまでの人生で経験してきた努力や節制、忍耐と根性はいったい何だったのか。
世界が平和に包まれていたとしても到底許される話ではない。
シロクマですら学習するのに、ひたすら無駄な時間を過ごしてきたことを知らされ、益々気が滅入ってしまった。
ピンチです。」
922
:
名無しさん
:2023/04/12(水) 10:43:16
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「でも俺って、今の生活を変えちゃう気持ちはゼロなんだよな。
闘病中の嫁やら保護した猫を見捨てるなんて絶対に無理。そんな薄情な真似をする位なら潔く切腹するわ。
ビッ◯コミックオリ◯ナルに連載中の黄昏流◯群やら紫◯ふみ先生の漫画は殊さら熟年世代の不倫を煽り立てるけど、
男としての義務と責任を果たす満足感を超えるものなどこの世にあるはずがない。
完璧な情報操作だ。鵜呑みにする事なかれ。
そもそも彼女(独身)だって、面倒に巻き込まれるのは御免だろうから、こんな話をする自体がナンセンスなのだ。
だから何の心配も要らないはずなのに昨日も今日も俺の心は黄昏たまま。
>落書きの教科書と 外ばかり見てる俺超高層ビルの上の空 届かない夢を見てるやりばのない気持ちの扉 破りたい…
まさにそんな感じ。
霊媒師にでも頼み込んで悪霊退散!と祓串を振って貰って解決するならどれほど良いか。
そんな時、Yahoo!ニュースの浮かれまくった記事にカチンときてネガティブなコメントを書き込んだら数年ぶりの大反響となった。
ひょっとすると鬱展開は創作力を育むのかも。これが俺にとっての祓串?
ハァー!!清め給え!守り給え!幸え給え!(フサッ!フサッ!)
…更にスランプは続くのであった。」
923
:
名無しさん
:2023/04/14(金) 10:43:51
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「俺がヤ◯コメに大反響を巻き起こした投稿は“身近な脅威、失恋に備えよ”と言うべきものだった。
要点を抜き出すとこんな感じ。
①失恋は食欲不振、睡眠不足など健康を著しく悪化させる
② 失恋が「うつ病」の原因になり得ることがアメリカの大学の研究により判明している。
③失恋を受け入れる事が出来ず、攻撃性を帯びたストーカーと化す輩が一定数存在する。
④振られても相手の幸せを祈り続ける難行が推奨されている。
⑤失恋の痛手を年単位で引き摺るケースが目立つ。
⑥失恋により希望を失って自殺すると“動機は不明”とされる。
⑦当たって砕けろとけしかける無責任な外野が事態を深刻化させている。
⑧失恋やら片想いをテーマとした曲の影響で当事者は悲劇の主人公を演じる傾向にある。
⑨その他。
ブラック・ジャンク「・・・つまり俺は『失恋から立ち直るには大変なエネルギーを消費するので、恋する段階での準備と覚悟が必要』
と、言いたかったのだが、異常な数のリアクションを貰って、正直ホッとしてしまった。
その中のひとつを特別にご紹介。
>同じ職場の好きな人が数年前に別の男性と結婚、こないだ妊娠したことを伝えられた。
結婚を伝えられた時と同じく「おめでとう」と即座に言えた自分をほめたいけど、
泣きたい気持ちでもある(結婚聞いた時は週末に旅に出て、車窓眺めながら泣いてた…)。
だけど、職場では全力で守り抜きますよ。好きな人には幸せでいてほしいもん。
未練タラタラだよね。
ブラック・ジャンク「この方、もしかするととても贅沢な時間を過ごしているのかもしれない。
趣味なんてものは基本非生産的なもの。何に嵌ろうが誰にも文句を言われる筋合いはない。
ネット上を感動させた君こそが恋愛の勝利者。続く」
924
:
名無しさん
:2023/04/17(月) 05:38:23
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「フェリーニの道って映画があったろ。
ヒロイン・ジェルソミーナは、大道芸人の夫(ザンパノ)を支えながら旅から旅への生活を送っていたが、
ザンパノが些細なトラブルから同業者の青年を撲殺する場面を目撃し、精神に異常をきたしてしまう。
その後は塞ぎ込んだまま、感情を失ったかの様に生きるジェルソミーナであったが、
移動中、街外れの陽だまりに佇み、『ここは温かいわね…』と久々笑みを零す。
心の放浪者たるジェルソミーナに束の間穏やかなひと時が訪れたのだ。
(それは本当に束の間なのだが・・・)
…俺自身が落ち着きを取り戻した時もちょうどあんな感じ。温かくて幸せな気分になる。
だが、一旦悪い方へ傾くと、肌寒いどころか脳内がやたらと騒々しく、次から次へと処理のできない情報が運び込まれてパンクしそうになる。
耳を抑えてもがき苦しむ俺は、まるでギルの笛の音に錯乱するキカイダー・ジローの様だ。
キカイダーは不完全な良心回路を持つがゆえに悪に負けない強い心を育てていったが、ポンコツ同然の俺の良心回路は永遠にアップデートされない。
試練は永遠につづく。」
925
:
名無しさん
:2023/04/20(木) 10:31:59
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「俺のメンタルが分裂気味なのには理由がある。
元々頑丈でないのに加えて、過去に影響を受けた漫画の主人公たちが日替わりで脳みそを仕切るものだから、
誰の目からも解離性同一症(かつて多重人格障害と呼ばれた神経症)に映る事だろう。
例えば失恋でめげていた時、頻繁にリングにかけろの剣崎順が脳内に現れて、
『この世で好きだなんて言葉はいえそうにもねぇ・・
悪いけどあの世で、いつかあった時にするぜ・・
あばよ・・・菊・・・』
と呟いていた。
呟いているうちに心が落ち着きを取り戻す。周りは訝しげに俺を見つめるがあの剣崎順が俺に宿っていることを知ったら俺を尊敬の眼差しで見つめるに違いない。
またある時は哭きの竜が俺に憑依し、
「明日からオレを忘れて暮らせばいい、そして誰よりも、倖せになるがいい…」
と口走らせた。
感動的だ。
男たるものこんなセリフで女を泣かせたい。暴力で女を泣かせる男は最低、恥を知れと言いたい。
またある時はブラックジャックが現れて俺にこう口走らせた。
「見かけの姿なんて興味ないよ。どうにでも整形できるからな」
そうだ、人間は見た目じゃない。不細工でもみんな負けるな。俺も負けるな。猫たちはブサイクでも気にせず接してくれるぞ。
他にもたくさん脳内に現れるんだけど、やっぱ哭きの竜が一番かな。だって漫画史上最大のヒーローだもん。つづく」
926
:
名無しさん
:2023/04/24(月) 06:30:00
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「気持ちがへこんだり、分裂した時はバラードを聴くとめちゃくちゃ沁みるな。
元気な時には気にもとめなかった歌詞の深さに今更気付いたりして。
そもそもこの日本に流通している曲の大半は片想いとか失恋ソング。黄昏た人間の心のツボを上手に突いた曲がヒットしてきたという訳だ。
俺がその昔、気に入っていたのがアリスの冬の稲妻。
>あなたは 稲妻のように私の心を 引き裂いた
フレーズとして新鮮ながら自然で普遍性があり、それでいて繊細でワイルド。苦労人の谷村新司氏はこの辺りが実に上手い。
柳沢きみお先生の漫画でグラウンドを走る女子生徒の躍動美に触れた主人公が“カモシカみたいだ”と呟いたのにちょっと似てる?
さて、精神的に安定しない最近の俺は、ちあきなおみさんの色は匂へどをとても気に入っているんだけど、歌詞のこの部分に強く惹かれている。
>娘の時代なんてオンナに比べれば
所詮こどもだから
泣けば済む恋でしょ?
これは見事だ。
調べてみると作詞は早世した夏目雅子さんの元ダンナさんなんだけど、
マッチやらアイドルに提供した詞が目立つ一方、それほどヒットに恵まれていない様に映る
当然だと思う。
大衆はこれほどのクオリティを求めていない。
歌詞を吟味しながら聴き込む人間が果たしてどのくらいいるものか。
泣けば済む恋でしょ?
…あの人はこんな想いに時々駆られるのだろうか。情念みたいなものとは無縁の人生を送って欲しいのだが。」
927
:
名無しさん
:2023/04/26(水) 16:17:57
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「歌詞が染みる曲のNo. 1は、
デッキに佇む女(大久保一久氏in “風”)だな。
この曲は、同じ船に乗り合わせた一人旅と思しき女性の、
ただひたすら哀しみに耐えている横顔を見つめながら、
声を掛ける必然もなければ勇気もなく、様々な妄想を抱いたまま擦れ違って行く…という情景を歌ったものなのだが、
男なら誰しもこんな経験を持っているんじゃないかな?
>北行き船のくもった 窓ガラスを指で撫でぼかした窓越し ふと目をやればベージュのコート衿たて 一人で海をみつめてデッキに佇む人がいるなぜ過ぎた日を 思い出すようにして乱れ髪もそのまま WOO一人で旅する人は どこかに淋しさがある過ぎゆく季節の 風に似て
ブラック・ジャンク「やはり日高晤郎さんの言う通りだ。
絵として美しく決まっているものを自分本位な優しさによって、ぶち壊すのは“粋”じゃない。
欧米人には理解のできない慎ましやかな感性、侘び寂びが社会をひっそりと見守り、盛り上げていると言う好例ではないだろうか。
ちなみに日高さんも大久保一久さんも俺も血液型はA型。
イチロー、大谷翔平くん、そして坂本教授の超天才B型には負けるかもだけど、“粋”ならいい勝負が出来るかも?」
928
:
名無しさん
:2023/04/28(金) 10:27:00
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「それにしても日高晤郎さんの言った、
“そっとしてあげませんか。それが粋ってもんでしょ?”
って名言だよな。
個人的に粋とはダンディズムを指すと思う。
つまり女性に見た目としての“粋”はあっても行動としての粋は存在しない。
女性は傍観者としての立場を取らず、積極的に物事に関わるべきなのだ。
いじめられっ子がパンを買えずに雨の中途方に暮れていたなら、
走って追いかけ、パンを売り、
“だってうちパン屋だもん”と照れを隠して欲しい。
粋は自己満足によって完結するが、優しさは社会全体を幸福にする。後者の方が圧倒的に意義がある。
そして怪獣使いと少年を思い出しながら今日もセイコーマートの焼き立てパンを買う俺。
よく似た店員は未だ見つからない。」
929
:
名無しさん
:2023/05/01(月) 06:50:43
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「そんな訳で現実主義で合理性を重んじる女は、粋(いき)とは縁遠い生き物であり、
ロマンチストで悲観主義者の男子と水と油の様な関係であるのだが、生涯未婚率の増加ぶりを見てもそれが頷けると思う。
>2022年6月に内閣府から発表された「少子化社会対策白書」によれば生涯未婚率は年々増加しており、
1970年には男性1.7%、女性3.3%だったのに対して、
2020年には男性28.3%、女性17.8%まで増加している。
ブラック・ジャンク「更に気になる独身比率はこんな感じ。」
>15歳以上人口の配偶関係をみると,有配偶率は男性が60.8%,女性が57.0%,
未婚率は男性が31.4%,女性が23.2%となっている。 未婚率が最も高い都道府県は,
男女とも東京都でそれぞれ37.9%,29.9%となっている。
ブラック・ジャンク「結局、社会進出が著しい女子はかってのポエム型からリアリストへの転身を謀り、男に夢を見なくなってしまったんだな。
俺たちはただ女に甘えたいのに。
乳房の甘い匂いを嗅ぎながら幸せな夢を見て暮らしたい男たちを夢を見ない女たちが突き放つ。
何処かにパン屋の娘のような優しい女はいないもんか。
女子たちが“将来はお菓子屋とかパン屋で働きたい”なんて言ってた時代は温くて平和だった。
優しさを育む意味でも小学校の教科書にパン屋の娘を載せるべきだよな。キューリー夫人なんかと偉業的にはどっこだろ。」
930
:
名無しさん
:2023/05/03(水) 10:07:44
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「パン屋の娘が時を超えて愛されるのは良く分かった。
底抜けにポジティブで情に厚い彼女は昭和、平成、令和と映像に触れた男たちを洗脳してきた。もはや女性と呼ぶよりも信仰だ。マリア様だ。
何かの間違いでこんな女と結婚していたなら最上にして永遠の幸せを与えられた事だろう。俺とは釣り合わない事に苦悩するかもだけれど。
さて、パン屋の娘が男にとって憧れの女性であるなら、女はいったいどんな男に憧れ、恋をするのだろうか。もちろん性格の話だ。
実はこの解答と具体例を俺は知っている。
高校時代の友人Nだ。彼こそが男性版パン屋の娘。
黄昏流星群を夢見て糞ジジイでありながらモテたい君、次号必見!
…続く」
931
:
名無しさん
:2023/05/07(日) 10:49:54
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「友人Nは女子に絶対に媚びなかったな。モテようとしなかったと言うべきか。これは仲々できる事ではない。
どちらかと言うとぶっきらぼうで、上から目線。ネチネチとイジるトークが持ち味。
…だが、嫌味ではない。
相手を支配、翻弄する様な職人的なトーク技術を持っている。
例えば誰もが一目置く超美人と目が合うやこんな調子。
『おー、お前、少し太ったんじゃねーの?メシ食ったら運動しろ運動。牛になるぞ。
デブになったら後ろを振り返る事くらいしか出来なくなるんだぞ。人間なら牛を見て学習しろ。
そもそもお前の胃袋は一つなのか?6つくらいありそうだな』
チヤホヤされるのが当たり前だと思ってる美人さんにはこんなツッコミが新鮮そのもの。
爆笑しながら幸せな気分に包まれているのがアリアリと伝わる。そのまま告ったら頷いてしまいそうだ。
こんな場面に遭遇すると美人だってみんなと同じに扱って欲しい事が良く分かる。
その点、俺なんか美人に対して、『おはよう。相変わらず可愛いけど何を食べたらそんなに可愛くなれるのか皆んなに教えてあげたら良いよ。みんな耳をダンボにして聞くと思う』
この程度のギャグしか言えない。これじゃ美人だって喜ばないし対応に困る。好意の存在だってモロバレ。
三流と天才とはこれほどまでに違うのだ。
続く」
932
:
名無しさん
:2023/05/11(木) 10:25:48
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「“もしかして、友人Nのトークを真似ればモテる?”と思い、身近な美人に試してみたんだ。最近。
こんな具合に。
俺 『・・・お握りを2個買う時って、違った種類の具を選ぶと思うんだけど、普通に一個ずつ食べると変化に乏しくて飽きてしまうよね。
つまり、両手に一つずつ持って交互に食べるのがベストだと思うんだ。
それは漫画やドラマでは滑稽なシーンとして描かれるけど、君みたいな美人がやってこそ、世の中に普及するんじゃないかな?
さぁ、思い立ったが吉日、すぐさま実行ォ!』
キノコ「・・・」
ブラック・ジャンク「・・・ダメだろこれ。全然面白くない。
美人も薄ら笑いを浮かべるだけでリアクションに困っているのがありありと伝ってきた。
つまり、俺みたいなスカしたキャラは何を言っても面白くないのだ。
その昔、萩◯欽一氏は眼前で懸命のパフォーマンスを繰り返す愛弟子、風◯しんご氏の芸人センスを“つまらない”と完全否定していたけど酷だと思う。
面白さとは才能なのだ。ビートたけし氏はやっさんの事を天才芸人と呼んでいたけれど、努力じゃ解決しない部分が大きすぎる。
・・・だが、こんな退屈な俺にも特大のホームランギャグを放った経験があるのだ。つづく」
933
:
名無しさん
:2023/05/13(土) 11:44:17
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「今から30年以上も前の話なんだけど、
宮の森のマンションで一緒に暮らしていた女性との関係が思わしいものではなくなり、
協議の結果、関係を白紙に戻すことに決定。
俺は東区に家賃42,000円のアパートを借り、再び一人暮らしを始めた。
やや遅れて、彼女も山鼻地区、市電停留所から徒歩5分の優良物件を探し当て、引っ越し準備に入った。
俺は長年に渡る彼女への感謝と惜別の想いを込めて、引っ越しの陣頭指揮を志願、
新道沿いのレンタカー屋でトラックを借りると、風花の舞う中、想い出の沢山詰まった宮の森へと向かった。
引っ越しの作業中は努めて明るく振る舞おうとしたものの、振られた身ではどうにも乗りが悪い。
繰り出すギャグも空転を続けるばかり。
但しこの日ばかりは滑り気味のギャグの方が二人を包むウエットな空気に似合っていたかもしれない。
引っ越し先の部屋にタンスを運び入れ、“ふう”と、腰を庇う仕草を見せた時、助手として連れてきた部下のMが俺にこう言った。
M『◯◯支社長、もう若くないんですから無理しないでください。』
そこで俺は間髪置かずにこう返した。
『何を言ってるんだ。俺はまだ若い。
こないだジーパン履いてたら隣のジジイに“よっ!若いね!”と言われたばかりだぞ!』
“・・・ぷっ!!”
2秒ほどの間をおいて彼女が噴き出した。
それに釣られてMもアハハと大笑い。
引っ越しは一転して明るいムードに包まれた。
“あれ?もしかして俺、めちゃくちゃ上手い事言った?”
まさにサヨナラホームラン級のギャグ。金を払っても聞く価値があったのではないかと未だに思っている。
好きな人に笑って貰えて良かった。我が人生最良の瞬間。つづく。」
934
:
名無しさん
:2023/05/17(水) 10:20:48
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「連日こんな人情話を書き込んでいると、俺を善人だと思い込むひとが居そうだけど現実は逆だ。
恥知らずにもこの俺ときたら、“彼女”に男ができたとの噂を聞いた時、その情報からそのライバル?の人物像(容姿含む)を脳内にイメージ化しようとした。
しかもそのイメージが実像に近いものかも分からないままに、
“良かった。顔も性格も大差ない”と安心したのだから手に負えない。
逆に“カレシは人望に厚く、人間性が高く評価されている”なんて情報を聴くと“それじゃ太刀打ちできないじゃん”と猛烈に落ち込んだりもしたのだ。
俺はいったい誰と戦っているのか?俺は壊れてしまったのか。
…実はこの戦いが一番堪えた。
まるで自伝映画で鎧を着た武者の亡霊の夢に苦しめられるブルース・リーだ。
幻影に苛まれる苦痛たるや老体を鋭利な刃物で切り刻まれる感覚に近い。これが自己嫌悪の正体。
ブルース・リーは武者の亡霊に打ち勝ち、家族との平穏な日々を勝ち取ったが、敵は俺たちの弱点を知り抜いている。
敵の存在に気づいてから対策したのでは遅いのだ。続く。」
935
:
名無しさん
:2023/05/20(土) 12:44:08
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「自滅の一途を辿る自分に嫌気が差して、半ば自棄気味に描きかけの漫画を書棚から引っ張り出してみた。
それを眺めて落ち着きを取り戻せるはずもないのだが、古い日記の様なもので自分自身をスタート地点へとリセットする可能性を秘めている。
パラパラ捲ってみるとインクが入れてあったり、ネームのままだったりと混乱ぶりが伝わる代物となっているが、
完成を目指すのならば、完全リニューアルが不可欠な状況。
特に描かれている生活やら文化は30年の月日の流れを強く感じるもので、勢いが削がれるのを覚悟の上、注釈(導入部)を追加する必要がある。
そんな訳で“昔々あるところに…”と言った類いのイントロダクションを書き足してみたのだが、これが凡庸で我ながら芸のなさに呆れてしまった。
寝転がって考えても眠くなるばかりで何のアイディアも浮かんでこない。
そこで、ネットからイメージに近い画像(写真)を探し出し、ネームに貼り付け、舞台となっている街やら時代背景を簡潔に説明してみた。
…だがそれでもしっくりこない。苦悩する俺。
さらに数日経ってからこの導入部に主人公を登場させ、その朴訥とした語り口で時代背景を表現させてみると今度はしっくり収まった。
30年前の企画に貴重な一頁目が追加され思わずニヤリ。やはり試練は人間を強くするものだと再確認した次第。
続く」
936
:
名無しさん
:2023/05/22(月) 09:29:09
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「制作中のネームに貴重な一頁目を追加した後、全体のフキダシを修正しながら一度読み直してみたんだ。
すると、あるページでヒロインに対して、“ハッ” と、
ときめきに似た感情を覚えた。
これにはちょっとビックリ。手前味噌ではあるけれど、漫画ではあまり感じた事がない。
では何にキュンとなったのかというと女子が照れている姿である。
つまり、30数年の歳月の中で女子たちは快楽に身を任せてイケメン生命とヤリ捲り、照れるとかしおらしさを完全に失ってしまったのだな。
俺はその痕跡を目にして、郷愁に似た気持ちを覚えたのだろう。
そう言えば、友人の結婚式の発起人会で知り合った女子Mと初めてデートした時、清田のびっくり◯ンキーでハンバーグディッシュを2つ頼んだら、
“ごめんなさい。緊張しちゃって喉を通らない。お願い食べて”と2人分食わされたけど可愛い女だったよな。
あの子が結局一番だった気がする。幸せになってると良いな。続く」
937
:
名無しさん
:2023/05/26(金) 16:01:58
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「照れる…って幸せな感情だよな。照れたくても照れる機会がないって人が殆どだとは思うけど。
昔は耳たぶまで真っ赤になって照れてる人がいた様な気がするけど、最近はとんと見かけなくなった。
この何とももどかしくて、じれったい感情“照れ”が絶妙なタッチで描かれた漫画として、紫門ふみ先生のPS.元気です俊平をつい思い出してしまう。
この作品のヒロイン桃子は偏屈な上に気丈、嫉妬とか照れとか、感情を露わにするのをとても嫌う性格の持ち主。
あるとき、桃子は俊平(友だち以上恋人未満)と電車で移動中、窓越しに降り注ぐ春の日差しを浴びて眠り込んでしまう。
そんな桃子を横目にしながら、俊平は途中の駅から乗り込んできた行商の中年女性と小学生の息子に目をやった。
“母ちゃん、荷物は俺が見ているから少し寝れよ”
“お前、こんな所で母ちゃんだなんて…” (周囲を気にして赤くなる母親)
細やかな抵抗をした母親ではあったが、息子の優しさに甘えて僅かながらの仮眠をとる事になった。
車内には親子の幸せな時間が流れていた。
一部始終を見届けた俊平は、『そうだ、桃子が起きたらこの話を聞かせてやろう。
きっと、“へー、つまんないの”と言うだろうけど本当は桃子、こんな話が大好きなんだ。』
と幸せそうな表情を浮かべる。
いや、きっと桃子にだって親子の会話は聴こえていたのだ。
でも起きられなかった。俊平にそんなウエットな顔を見られたくなかった。
照れている表情も素敵だけど、照れを隠しているの姿も実に絵になると言う落ち。続く」
938
:
名無しさん
:2023/05/30(火) 12:13:45
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「小学館発行の有名青年漫画誌に“あの”サザン◯ールスターズが全面協力した(と思しき)連載が始まってな…。
恐らく、サザンの活動が今年で足かけ50年(来年50周年)になる事を記念した作品だと思うのだが、ストーリーは概ねこんな調子。
>脱サラした主人公が憧れの喫茶店経営を始めてみたものの、格安の居抜き物件に手を出したお陰でトラブルが続発。
ジャズが流れる洒落たカフェが目標だったのに、以前の不良常連客に仕切られて開店から閉店までサザンを流す、喫煙OKの店へと強引にシフトさせられる。
長年連れ添った彼女にも愛想を尽かされた主人公の運命は如何に?
・・・当たり前ながら、喫茶店の場面ではサザンの曲の歌詞が切れる事なく書き込まれているのだが、タイトルやメロディーが浮かんでこないものが結構ある。
そこで曲名を調べながら、パソコンやらYouTubeに収録された当該曲を聞いているうちにある曲にどハマりしてしまった。
これには我ながらびっくり。
サザンは取り立てて好きなアーティストじゃなかったのに。
どうやらこの漫画はCDやら動画投稿サイトなど、サザンに関わる収益物件にアクセスさせるため、巧妙に仕掛けられた罠だった様だ。つづく」
939
:
名無しさん
:2023/05/31(水) 16:42:18
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「恋人から喫茶店経営の注意点を散々聞かされていたにも関わらず、
諸々の事情から約束を反古した主人公は愛想を尽かされ、LINEでサヨナラを告げられてしまう。
愛する人を失った主人公は不良常連客がたむろする店内でただ悲しむばかり。
それを不憫に思った常連客らは、
『サザンだ!サザンをかけろ!振られた時に聴くサザンこそ至高!』とLPレコードをプレイヤーに乗せ、大音量で鳴り響かせた。
さすがにこのシーンで俺は笑ってしまった。幾ら至高でもそんなもの聞きたくないって。
・・・この場面ではLPジャケットがしっかりと描かれており、アルバムタイトルはSOUTHERN ALL STARS。(リリース1990年1月13日)
店内に響き渡った至高の曲は、
“逢いたくなった時に君はここにいない”
ほぼフルコーラスで歌詞が書き込まれている。
・・・だが、わがPCのiTunesに入っていたそれを聞いても全然至高と思えない。ウエット過ぎるバラードは苦手なのだ。
寧ろ、このアルバムの佳曲はYOUだと思っていたのだが、久々に聞いて強烈に嵌まってしまった。
現在はこの曲なしに居られない状況。取り立ててサザンのファンでもないのに我ながらビックリ。
・・・良く良く歌詞を聞いてみるとこちらも失恋の歌で、もしかすると俺は暗示にかかってしまったのかも知れない。
確かに失恋した時に聴くサザンは至高だったのだ。
だったら失恋も悪くないか。つづく」
940
:
名無しさん
:2023/06/03(土) 10:51:13
>今さらですが、サザンオールスターズの「You」って本当名曲だと思いませんか?
当方30代半ばのサザンオールスターズファン歴18年の者で、アルバム「Southern all Stars」リリース当事の事情を よく知りません。
何故シングルカットしなかったのでしょうか?
小林武士のプロデュース力も関係ありますか?
・Bメロとサビの間の間奏
・サビの歌い出しが英語詞
・Cメロ全て英語詞
以上も以前のサザンオールスターズの曲に比べても、ましてや当事のJPOP史上でも画期的な試みだったのでしょうか?
曲調もお洒落で今聴いても全然古さを感じません。
この曲を聴く度に桑田佳祐は天才だと思ってしまいます。
長文、駄文すいませんが当事を知る方ご意見よろしくお願いいたします。
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「なんでちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「YouTubeにアップされたライブ版の“YOU”を幾つか見たんだけど、好ましいものとは思えなかったな。
歌唱する桑田さんがタンクトップに短パン姿だったり、アクションや表情がこの上なくコミカルだったり、
YOUの切なくも美しい楽曲のイメージを粉々に破壊している気がした。
この意見には99.95%のサザンファンが反対するだろう。サザンのライブにウエットな要求を持ち込む段階で“論外”と罵られそうだ。
でも勝手にシンドバッドはノリノリで構わないからこの曲は幾分落ち着いたモードで聴きたいのである。
もしかすると桑田さんは大変な照れ屋さんで、実体験が反映されている楽曲に関しては勢いでやり過ごしたいのかも知れないけれど、
アーティストたるものそんな事くらいで動じてはいけない。間近で奥さんが険しい表情で聞いていたとしても“過ぎた話さ”と開き直るべきなのだ。
できれば素朴な色合いのシャツとジーンズで歌って欲しい。ご自分のルックスが持っているピュアでナイーブなイメージを大切にして戴きたい。
本人が思っているより遥かにイケメンなんですから。」
941
:
名無しさん
:2023/06/06(火) 22:31:04
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「なんでちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「以前報告した様に、年内にネームを完成させて、来年春から本格的に漫画を描き始める予定なんだが…
思惑通りに完成すれば、久々参加のの漫画賞で“努力は認めます”的な賞位は獲っちゃうんじゃないかな?
片足を棺桶に突っ込んだ老人が気力を振り絞って描くんだ。そのくらいの神通力はあるだろ。
だがそれ(入賞)を知った俺の親族知人たちが“その漫画、読みたい!”と言った時、俺はどう対応するのだろう?
普段、漫画を読まない人間に“面白かった”と言われても響きもしないし、これっぽっちも嬉しくもない。
だからと言って、そこそこ漫画を読む人間に、“何を訴えたいのかイマイチ分かりにくいね”なんて言われてもムカつくだけ。
つまり、内緒にしようと思ってるんだけど、この点に関してうちの嫁は良くできた女で、
俺から見せようとしない限りは絶対に見たいと言い出さないから立派である。
たぶん、俺の心の内面が映し出された漫画を見るのが辛いのだろう。桑田さんの奥さんがYOUを聞くようなものか。つづく」
942
:
名無しさん
:2023/06/09(金) 15:46:29
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「来年開始予定の作画作業がアナログ式になるかデジタル式になるかは不明だけど、
極力短期間で仕上げるために(長くかけるとタッチに差が出てしまう)、現在ネームと並行して資料やら道具の準備をすすめている。
まず買ったものが自撮り棒。
中国人観光客が日本に広めた自分を撮影するための便利グッズだ。
未熟なデッサン力をカバーするため、カメラで撮った画像(特に人物)を作画の手本にしようとしているのだが、
自撮り棒があれば自らモデルとなって俯瞰したアングルからも撮影可能となる。
嫁にその辺の事情を話してダイソーへ買いに行って貰ったのだがこれが意外に高くて税込み550円もした。
三脚機能に加えて、Bluetoothで手元操作可能と長閑な名前に似合わぬハイテク商品だったのである。
但し、自撮り棒はこうしたグッズに頼らなければ、満足に絵も描けない自分の無能さも容赦なく映し出すので鬱になる可能性を併せ持つ。
本気で注意されたし。」
943
:
名無しさん
:2023/06/12(月) 19:01:38
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「昔、仕事もせずに漫画制作に没頭していた頃は、
連日、狭い六畳一間のアパートでシケモクを咥えながら、“何やってんだろ俺”と強烈な自己嫌悪に襲われていた。
よって俺は漫画を描くという行為に正直良い印象を持っていない。
では今、何をモチベーションとして漫画を描こうとしているのか、自分でも謎だ。
金にはならないし、疲れるし、目にも良くないし、他人には話せないし、何ひとつメリットなんか無い。
それでも俺はやろうとしている。
再放送で人気大爆発中のあまちゃん最高の見せ場とは、影武者を使って音痴を誤魔化していた演歌歌手鈴鹿ひろ美が、
下手でも良いと地声のコンサートを開く場面。
そうだ、赤っ恥をかいて何が悪い。逃げていちゃ何も始まらない。
俺にとってこれが宿敵“自己嫌悪”との最終決戦なのだ。
“待たせたな もう逃げないぜ”
つづく」
944
:
名無しさん
:2023/06/16(金) 10:51:45
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「発売中のビッグコミックオリジナル最新号に浦沢直樹先生21歳の時の※新人賞受賞作品が掲載されているんだが、実に非凡だと思ったな。
※ 1982年 - 第9回小学館新人コミック大賞一般部門入選(『Return』)
コマ割りと構図の洗練ぶりは新人離れしたものを感じる。
映画的なカットを多用しながら、漫画らしさを失っておらず、淀みがこれっぽっちもない。読み手の誰しもが快調なテンポに引き込まれるだろう。
絵の方も軽快感を優先してか、意図的に描き込んでいない。結果、非常にトータルバランスに優れた作品となっている。
21歳の浦沢先生は淡々とネーム作業を行い、インク入れをこなしていたと思うのだが、この若さで漫画が何であるかを完璧に理解している点が凄い。
短編漫画の場合、読み手を最後まで引きつけるのはストーリーではない。
テンポとカット割り、そして短めのセリフと躍動感のある絵だ。
果たしてノーセンスな老人が“打算”によってこれを真似る事が可能なのだろうか。老人、大きくため息をつく。
つづく。」
945
:
名無しさん
:2023/06/18(日) 17:59:36
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「以前話した通り、ネーム作業中の漫画は一度インキングを行なったことがあるのだが、(70%ほど )
改めてそれを見直してみると古臭さが目立ち、あらゆる面で現代の水準に達していないと思う。
その中でほんの少し感心したのは、オーバーオール(ツナギ)姿の主人公の父親が大袈裟に手を振ってガニ股で歩いている場面。
手前味噌だがそれなりにサマになっている。
つまり、現実には存在しない極端なガニ股ウォークには普遍性があったのだ。
もしかすると小林まこと先生の作品に影響を受けたのかも知れないが、一目で漫画とわかる誇張振りが大変心地良い。
今週は少年漫画に描かれたガニ股について考えてみたいと思います。」
946
:
名無しさん
:2023/06/21(水) 14:59:17
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「俺が大好きな哭きの竜は、タバコを吸いながら背中を丸めて歩く後ろ姿が、
とても素敵なんだけど、ややガニ股なんだよな。意外なことに。
これには気付いていない人が大半だと思う。
恐らく能條純一先生はモデルを使って竜の後ろ姿をイメージスケッチ中、
すらりと普通に歩くよりもガニ股気味の方がリアルである事に気がついたのだと思う。
とほとぼ歩く人間の後ろ姿とは動きが少なすぎてストップモーションにすると躍動感に欠けるのだ。
“絵師”池上遼一先生だって、必要以上に踵を上げてキャラを歩かせる。
漫画に誇張が大切で有ることは言うまでもないが、スタンスを広げてガニ股気味にする事で、
躍動感やらバンカラ振りをアピールできるのだから、これを発見した人はホントに偉いと思う。
ガニ股の大家、男おいどん大山昇太は見事に復権したのだ?つづく」
947
:
名無しさん
:2023/06/24(土) 11:34:08
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「久々に取り組むネーム作業も手強いもので、何度も暗礁に乗り上げるだろ。
こんな時、思わず天を仰いでしまうのだが、仕事もプライベートも“これが好機”とへこんだ俺を容赦なく責め立ててくる。
目の前が真っ暗になり、意識が遠のく。ただ堪えることしか出来ない。
こんな時、思い出したのが最初の嫁が愛読していた白鳥麗子でございます!
なる漫画。
超絶美人ではあるものの勝ち気で傲慢な白鳥麗子はイケメン哲也からの一方的な愛情に支えられて生きていたのだが、
余りの身勝手さに愛想をつかされ、他に女を作られると麗子は生きる希望を全て失ってしまう。
全身から発していた眩いばかりの美人オーラが消え失せ、市場に買い物に行ったり、炊事洗濯をしたりと何処にでもいるありふれた女へと変貌していく。
俺はこの白鳥麗子がとても可愛いと思った。
自信を失った時、自棄など起こさずに慎ましやかで謙虚な自分でありたい。老人らしく。
そして、ズームアウトしながら雑踏の中に消えて行きたい。続く」
948
:
名無しさん
:2023/06/26(月) 12:01:04
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「それにしても漫画を描くって難しいな。
現在ネームを進行させている企画の時代背景は1985年頃なんだけど、(※その昔、着稿した設定をそのままにしているだけ。)
当然、登場するクルマに関してはカー雑誌等の資料を参考にして描く必要がある。
だがこうして描かれたクルマはレトロな事もあって、漫画の中ではくっきりと浮き上がってしまう。
本来、フライパンや鍋みたいなものにも関わらず…だ。
これは俺的には戴けない。
…ならばと地味な構図と柔らかな線を使ってさり気なさを強調してみても、資料を見て描いたものである事実は隠せないだろう。
そんな訳で俺は毎日、さり気なさとは何であるかを考えて暮らしている。
それは漫画で描くクルマに限らず、老人のライフスタイルそのもの。
出しゃばらず、寡黙で、時々気の利いたセリフを放つ知的な老人になりたい。つづく。」
949
:
名無しさん
:2023/06/29(木) 10:48:33
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「先日、50人ほどの自営業者の集会(イン◯イスの対策セミナー)に出席したんだけど、
偶然、隣に座ったのが顔見知りのMだったもんで、3時間もの間、集会そっちのけで冗談を言いながらふざけていたんだけど、
実はこれがめちゃくちゃ楽しかったんだな。
何となく学生時代を思い出してしまった。
気の合った男同士で笑いを堪えながら時間を過ごすってのは女と一緒に居るより遥かに面白い。
いいなー、やっぱり男の友だち欲しいわ。
でも下心がない分、女以上に好みがあったりする。俺はきれい好きで照れ屋の男が好き。ゲイか?つづく」
950
:
名無しさん
:2023/07/03(月) 06:57:56
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「信頼すべき情報によると、男は60を過ぎると大変なモテ期に入るらしい。
原理はいたって簡単だ。ライバルが半減するのである。
実際、俺の周りの還暦を過ぎた男たちは健康状態を一様に悪化させており、訃報を耳にする機会も珍しくない。
女性を満足させる能力を維持している者などほんの一握り。これでは女性も溜まったものではない。
更に年齢を重ねて70歳に到達する頃には、あの世へ逝ってしまう確率と大病を患う確率の合算で軽く7割を超えてしまう。
その中にさえ入らなければハーレムを堪能できるのだ。これまでの人生、健康だけが財産だった男に最大のチャンスが訪れる。
但しこれはロウソクの最後の揺らめきみたいなもので永続性はない。人生最後に見た夢として死んでいく男も多いだろう。
モテ期である事すら気がつかないなんてモテない男とはなんて純粋なのだ。名もなき花の様な人生に幸あれ。つづく」
951
:
名無しさん
:2023/07/05(水) 13:20:02
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「幾ら、老後がハーレムであろうとも、無理なものは絶対に無理な話で、
顔のシワには目を瞑っても、心がシワシワな女は絶対に受け付けない。
そもそも間もなくオシマイとなる人生に妥協したって始まらない。理想を高く持ち、理想と共に死んでいくのが武士道と言う奴ではないか。
んじゃ俺の理想とはいったい何なのだろうか?
・・・20代の俺はこんな漫画をプライベートで描いた。
女は小学校教諭。この女にはモデルがいる。
その女とヒモ同然の男が同居している。この男は俺がモデルだ。
夏風邪をひいて寝込んだ男は、女に額のタオルを替えてもらいながら、職場(学校)でいつも歌っている曲をリクエストする。
女は軽く頷くと、アパート住民への迷惑を顧みず、大きな声で歌い出す。
♪夏がくーれば思い出すー 遥かな尾瀬 遠い空ー
・・・男は歌声を聴きながらしあわせな眠りに落ちた。
たぶんこんな女はこの世に存在しない。老人だってこれだけロマンチックな行動ができるのに本当に勿体ない。
心のシワとは気持ちまで老けこんでしまうことを言うのだ。
つづく」
952
:
名無しさん
:2023/07/07(金) 03:08:22
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「信じられないかもだけど、現在夏風邪でダウンしている。
ロキソニンSで熱やら諸症状を緩和しているものの、自宅で養生するにはかなり厳しい状況と言える。
味覚障害がある事からコロナの可能性が極めて高い。
何だろこれ。夏風邪の話題を投稿した途端にこれ。
昔からこうして暗示に掛かりやすかったのだが、嫁が枕元で♪夏がくーれば思い出すー
なんて歌った日には、
“いや気持ちは嬉しいけれど感染ったら困るんで部屋にいてくれ・・・”と確実に伝えるだろうな。
何処ぞのワクチン未接種の10代女子がコロナ感染で亡くなったらしいけど、状況は不明ながらロキソニンは服用した方が良いと思う。
薬が切れた時の地獄感は堪えられる代物じゃないし。こんな時代の常備薬として引き出しの中に入れておく価値はある。
つづく」
953
:
名無しさん
:2023/07/10(月) 18:06:17
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「とにかく体調が悪くて、ロキソニンでは咳を抑え込めないのか、睡眠もままならない状態。
そんな中、急に身体が楽になって一時間ほどぐっすり眠る事ができた。その睡眠を遮ったのはAmazon宅配のピンポン。
ここで夢から覚めた俺は、身体の苦痛を和らげるために、麻薬物質が脳内に噴出していた事を実感した。
昔、何度か経験してるのだが、身体の不快感が消え失せてとにかく心地よいのだ。
この時、俺は可愛い女子と旅行中、景色を見ながら上膊部(二の腕)に胸の感触がある夢を見ていた。
脳内に麻薬物質が噴出してこの善良振りに悲しくなったりもしたが、たぶん死ぬ時もこんな調子だろう。
何にせよ老人の夢は儚すぎる。これでは長生きできない。つづく」
954
:
名無しさん
:2023/07/11(火) 17:53:10
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「5chが大変な騒ぎとなっているな。
iOSの専ブラ「Jane Style」が5ch.netのサポートを終了すると唐突に宣言、新たな匿名掲示板「Talk」専用ブラウザーとなった。
これに対しiPhoneユーザーは事実上打つ手がない。
仕方なくChromeなどのインターネットブラウザから5chに直接アクセスしているんだけど、
これでは多数のスレッドの新着を覗くような気分には到底なれない。
もちろん影で蠢いているのは“陰謀”なんだろうけど、言論などの自由を謳歌できる時代などほんのあと僅かと言う落ちか。つづく」
955
:
名無しさん
:2023/07/14(金) 16:28:16
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「体調を崩してから約一週間、市販薬では全く改善の兆しを感じられないことから、
あえなく病院に飛び込んだのだが、検査の結果、コロナもインフルエンザも陰性だった。
意外な結果に“えっ”と声が出てしまった。
無症状感染が殆どであるコロナの方が有り難いとは皮肉ではあるが、ただの風邪にしては凶悪すぎる。
医者に『結構時間が経っているので抗生物質出しておきますね』と言われた時、
頭の中に漂流教室のストレプトマイシンが浮かんだ。劇的に効けば良いのだが。続く」
956
:
名無しさん
:2023/07/16(日) 15:36:33
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「今更ながら一般的な風邪の症状とはどんなものなのか?とネットで調べてみたんだが。
>風邪は何日で治るのか?
>平均で1週間〜10日程度
>風邪の症状は、のどの痛み、くしゃみ、発熱やだるさ(倦怠感)で始まることが多く、続いて鼻水や鼻づまり、さらに咳や痰などがあらわれます。
>症状によって持続期間は異なり、のどの痛みや発熱などの引き始めの症状は発症2〜3日目をピークとして改善していきます。
ブラック・ジャンク「つまり症状が一週間継続している(咳が止まらない)段階で医者は肺炎を疑った様で有る。
血液検査の結果、炎症反応CRPも高数値で有ることが確認された。
>CRPとは「C反応性蛋白」のことで、身体のなかで炎症が起きているときに血液中で上昇するタンパク質
>この検査で疑われる病気
* 細菌・ウイルス感染症←←
* リウマチ熱
* 関節リウマチ
ブラック・ジャンク「そこで俺が服用した抗生物質名は、アジスロマイシン。
恐らく一生忘れないであろうスプレプトマイシンの名に比べると何気にインパクトに欠ける嫌いがあるものの、
取り敢えず効いてくれたならとても嬉しい。事態は切迫しているのだ。続く」
957
:
名無しさん
:2023/07/21(金) 15:44:00
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「効いた…。アジスロマイシン。
3日続けてアジスロを飲んでその2日目に咳が止まった。めちゃくちゃ感動した。
激しい咳で腹筋、胸骨が破壊されたのか、未だにみぞおち部分に鋭い痛みは残るものの、じきに介抱へと向かうだろう。
それにしてもロキソニンで熱を下げたのは良かったが、咳に対してノーケアだったのが今回の敗因。
咳がこれほど恐ろしいものだとは思わなかった。
いったん咳が出ると1分以上、無酸素状態でコンコンやるんだから、肺はもちろん、脳味噌にもダメージがあったと思われる。
耳の聞こえが未だ良くないし、こうしてレスを投下してもかっての面白さには遠く及ばない気もする。
老人に回復力は全く期待できない。これ結論。」
958
:
名無しさん
:2023/07/24(月) 15:11:58
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「しかし、病後(未だ完治はしていない)に価値観みたいのが変貌してしまったな。
率直に今、幸せに思うことは、
咳が出ない幸せ
働くことのできる幸せ
暑い日を半袖シャツで過ごせる幸せ
こんな感じ。
老人の夢なんか、希望なんて本当に儚いもんだと思い知らされた。
病中、俺を支えたとろろ蕎麦とアイスクリームの美味しさを生涯忘れる事はないだろう。
つづく」
959
:
名無しさん
:2023/07/28(金) 03:21:27
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「病いの床に伏し、“あゝこれで人生終わりか…”と腹を括った時、
心残りみたいなものを考えてみたんだけど、
描きかけの漫画に関しては“激しくどうでも良い”と思ったな。
女に関しても“考える気にもならん”と一蹴。当然だ。事態は切迫しているのだ。
唯一、猫たちにもう会えないことを寂しく思った。トイレを片付け、ご飯を用意し、ブラッシング…と甲斐甲斐しく世話がしたいのだ。
永遠にその行為に没頭したい。
…これが俺の人生の真実。生命とはかように健気で儚いものなのだ。皆さん、たった一つの生命を大切に。
つづく」
960
:
名無しさん
:2023/08/03(木) 10:51:15
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「最近、楳図かずお先生の健在振りを強烈にアピールする記事がYahoo!に掲載されたんだよ。
−楳図かずお先生 生年月日: 1936年9月3日 (年齢 86歳)−
棺桶に入っても不思議のない年齢でありながら、27年ぶりとなる新作を発表するなど、創作意欲に衰えが感じられない点が何とも素晴らしいではないか。
ところが…である。記事の内容とそこに寄せられたみんなのコメントに正直かなりの違和感を覚えてしまった。
どうやら、楳図先生はま◯◯ちゃんの大ヒットでカルト志向の漫画家から陽気でポップな漫画家(+タレント)への転身を謀り、大成功を収めたと広く認知されている様なのだ。
これって陰謀の香りがするな。そんなにま◯◯ちゃんってエポックで面白い漫画だったろうか?
漫画史上稀に見る傑作、漂流教室を蔑ろにされている様でファンとしては憤りを感じるばかり。続く」
961
:
名無しさん
:2023/08/08(火) 17:55:19
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「ネーム作業を快調?に進めている漫画賞応募作品には3台の古めかしい車両が登場する。
(※企画を30年放置している間に古めかしくなった。)
ディテールに拘るつもりは毛頭ないのだが、ありきたりなネットの画像よりも資料として有益ではないかとの思いから、
フリマで当該車両のミニチュアモデル、いわゆる中古トミカを購入するに至った。
気になるお値段は700円くらいなのだが、価格相応と言うのか実車に比べて程よくバランスが崩れているのが特徴。
つまり、労せずデフォルメができるんだから老人的には美味しい。トミカの持つ柔らかさと温かみが漫画に反映される事を期待する。
つづく」
962
:
名無しさん
:2023/08/09(水) 17:30:51
>昨日17時ごろ、Janeを中心とした専用ブラウザ連合が、突然5chへの接続を遮断し、新しくできたTal◯という掲示板に自動的に接続するようになりました。
これによる専用ブラウザを使っている人は全員強制的にTal◯に移住することとなりました。
5ch側はまったく事態を把握しておらず、サイトを乗っ取るのではなく住民を移住させるというウルトラCなクーデターのような形になっています。
現状、5chに書き込みができる汎用的な専用ブラウザが存在せず、また最近の5ch運営の対応に不満がある人も多かったため、
「もうTal◯でいいじゃん」とTa◯kに書き込んでいる人が多い状況です。
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「そんな訳でクーデター発生以降は専ブラなき状態で5chへアクセス(Safariなどのインターネットブラウザ使用)を続けてきたんだけど、
これが本気で辛かった。隙間なく埋め込まれた広告がウザくて書き込みどころか閲覧も満足にできぬ有り様。
・・・もう5chも終わりかも。
途方に暮れていた俺たちiOS使いに救いの手が現れた。
『mae2ch』
talkの専ブラを名乗るアプリ(無料)であるものの、外部板追加機能を利用して5chの専ブラ化してしまおうとする作戦。
さて、僕らの5ch(日本の誇り)は弾圧に屈せず、再び勢いを取り戻す事が出来るのだろうか。つづく」
963
:
名無しさん
:2023/08/12(土) 11:55:15
>ma◯2chの導入方法
1.ストアからma◯2chを検索してインストール
2.板追加→外部板の追加→2ch形式→bbsmenu形式を順に選択
3.アドレス入力欄に以下をコピペして「完了」をタップ
https://menu.5ch.net/bbsmenu.html
4.板一覧より「5ch.net」タブを選択
これで5chの読み書きが出来ます
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「歯車マークの設定の中にあるデータ履歴初期表示を履歴にすれば、
5chの専ブラとして立派に機能する様になるのだが、今のところ全板検索の方法が見つかっていない。(できないとの噂あり)
試しにこのアプリ(ma◯2ch)の使い勝手を語るスレッド、
【祝!復活】ma◯2ch Part8【専ブラ】を閲覧履歴に追加しようとしてもどこの板にスレッドが存在するのかが分からない。
やむなくインターネットブラウザ(Safari)から5chにアクセス、“話題を検索”でその存在を確認したのだが、
iOS板にスレッドが存在し、『家電製品』がiOS板を包括している事を知るのに気が遠くなるほどの時間を要してしまった。
忙しい人には全く向いていないが、頭の良い人には大きな問題ではないかもしれない。でもそれは世の常。
今は10個ばかりのお気に入りスレッドを広告なしで見られる幸せに浸っている。老人にとっての夏の日の恋。つづく」
964
:
名無しさん
:2023/08/18(金) 15:49:30
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「以前言ったかもだけど、制作中のネームはセリフはもちろんの事、
絵の方も細部まできっちり描き込んでおり、鉛筆描きの投稿作品と言って良い代物になっている。
清書(インキング)の前になまった作画技術を少しでも回復させるのが狙いだ。
けれども、久々に漫画を描くのは予想以上に大変なことで、どうにもイキイキとした線が生まれてこない。
例えば最近、全力疾走する男の後ろ姿に大苦戦した。
下手なのは良いのだが、スカしてたり嫌味だったり、元気さが不足しているのは絶対にNGだ。
つまりこのさじ加減が難しい。取り敢えず、走っているように見える事が何より大切。続く。」
965
:
名無しさん
:2023/08/28(月) 23:01:49
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「“全力で駆ける男の後ろ姿”がどうしても描けない俺 は深く考え込んでしまった。
そもそも“走る”と簡単に言っても、手足4本は其々独立したアクションによって成立しつおり、
それをイメージの中でバランスさせる事は相当なセンス&画力が要求される。難しくて当然なのだ。
・・・そこで素直に自分の非力さを認めた上で、走り去る後ろ姿を描いた漫画をネット上で探してみると、
爆笑するくらいに上手なものを見つけてしまった。いや、あっぱれ。
ただし、これも写真やら動画からベストなシーンを抽出して描き出したものである可能性が高い。
つまり、上手すぎて参考にならない。
そこで今度は走り去る後ろ姿の“写真”に注目してみたんだけど、今度はそのフォルムの美しさに見惚れてしまった。
アスリートがモテるのも当然だと思う。野を駆ける動物たちと一緒で人間もまた走る姿が美しかった模様。続く…」
966
:
名無しさん
:2023/09/05(火) 19:44:34
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「俺は今、アタックシンドローム類という漫画に嵌っている。
この漫画は“不条理”と戦うイケメン空手家(※飛び切りの正義感の持ち主ながら精神的にはかなり問題あり)が主人公なのだが、
耳から入る情報を活力源(モチベーション)としていることが非常に新しい。
生きるか死ぬかのシュートファイト(喧嘩)の真っ只中、この空手家は腕にガムテープでMP3プレーヤーを固定する。
眼前の敵は「な、何やってんだ?コイツ」と眼をパチクリするのだが、
そこで再生されるのは、大切に思っている女性の声や、精神科のドクターの慰めの言葉。
それを聞くや、主人公の全身にアドレナリンが放出され、闘争本能が全開となる。
ポパイがほうれん草の缶詰めを食べてパワーアップする感じか。
・・・でもこれ解る気がするんだよな。
声には麻薬性がある。しかも長期に持続する。あゝもう一度あの声を聴きたいなぁ…。
つづく」
967
:
名無しさん
:2023/09/14(木) 07:56:39
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「俺の数少ないお気に入り漫画、ビッグコミックオリジナル連載、サテンdeサザン(全編サザンが鳴りっぱなし)も早いもので第7回を迎えた。」
些か繊細すぎる感のある、駆け出しの喫茶店経営者ナツミは、理想の喫茶店を目指して、研究と試行錯誤の毎日を送っていたが、
忙しさにかまけて疎遠となっていた恋人に街でばったり遭遇し、大ショックを受ける。
何と彼女は見知らぬ男とキスをしていたのだ。
“新しい恋を見つけたのだろう。祝福しなくちゃ”と心を落ち着かせようとするナツミであったが、
幾らノリの良いサザンの曲を聴いても溢れてくるのは涙ばかり。喫茶店の経営安定に夢中になっていたナツミは大切なものを失ってしまったのだ。
常連客が弾き語る“愛は花のように (Olé!)”がナツミの心に虚しく鳴り響く。
そんなナツミの慟哭を喫茶店の片隅から心配気に見つめる女性がいた。どうやら全てお見通しの様。
もしかすると、失意のナツミにも新しい恋が始まる?(つづく)
ブラック・ジャンク「・・・恐らくこの漫画の最終回は、全てを許し受け入れたナツミが彼女と復縁する展開となるのだろうけど、(もちろん鳴り響くのはいとしのエリー)
俺は喫茶店の片隅からナツミを熱く見つめた女性がエリーである事を祈っている。
漫画の恋愛は、幼なじみなど古くからの付き合いがある方が絶対に有利で、新参者は事実上ノーチャンスと言って良いけれど、チャンスは公平にあるべきなのだ。
大田原桃子が言うように初恋の想い出だけが美化されるのは男のわがままに他ならない。」
968
:
名無しさん
:2023/09/20(水) 09:30:20
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「敬老の日、姉貴の家に出かけて、久々に酒を飲んでな…。(もう一人の姉貴と3人で)
親父が亡くなって丸3年。昨年中止となった法事の真似事をしようと言うのが企画の発端。
秋の夜長、虫の音を聴きながら、親父の思い出話に花を咲かせるのも乙なもの。
…ところが、がっかりしたのは晩酌の習慣を断ち切った俺の信じられないほどの酒の弱さ。
ビール350ml、たったの3缶でギブアップ。せっかくエビスを奮発したのに元を取ることは出来なかった。
驚いたのはそれだけじゃない。姉貴ふたりの余りの優しさにびっくりしてしまった。
これほど、チヤホヤされたのはいったいいつ以来だろう?
天涯孤独のボクサー矢吹丈はドヤ街のみんなから激励会を開いて貰って、布団の中で泣いてしまったけれど、そんな気分に近かった。
みんな歳を取ったのだ。」
969
:
名無しさん
:2023/09/25(月) 09:21:27
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「好好爺なんて言葉があるけれど、正直俺には無縁のものだと思っていた。
ところが・・・だ。
ある時、物事を引き摺らなくなっている自分に気がついた。
分かりやすく言うのなら、立ち直り易く、ポジティブな思考の持ち主に変化したのだ。
だが、これは加齢によるものである説が濃厚。
記憶がマイルド(曖昧)になっているために起こる現象なのだろう。
つまり、“幾ら客でも言って良い事と悪い事があるわ!二度と店に来ないで!”とスナックのママに言われたにも関わらず、翌日何事もなかった顔をして店に現れる可能性があるって事。
夫婦なら好ましい変化であったりするかもだけど、社会では失笑を買ったり非常識な存在として疎まれるんじゃないかな。
そんなもんで、メモをとりながら間抜けな行動を取らない様に注意する日々を送っている。
パソコンなんか普通に使えるのに、我ながら不思議な感覚であったりもする。つづく」
970
:
名無しさん
:2023/10/03(火) 16:34:19
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「スペリオール最新号に掲載されたアタックシンドローム類は本当に凄かった。
漫画を読んで衝撃と興奮、そして感銘を覚えたのはいったいいつ以来だろうか。
邪悪で怠惰なイズムの集団(と言ってもその多くはシャブ中と軟弱ユーチ◯ーバー)を徒手空拳で打ち破った類は、帯同した女子へこう呟く。
“幾ら情報価値で武装したって(こいつらは)ただの肉の塊だ。やっぱりそうだ。間違っていなかった。 ”と。
もちろんこの正義のヒーロー“類”は精神に異常を抱えている。
時折、激しい頭痛に襲われながらも、この世を浄化する事が自分の使命と信じ、ホワイトタイガーとしての闘いを続けている。
そんな類の桁外れの強さにオンナはうっとり。ふたりは硬く抱き合い初めての口づけを交わす。
あたりには生きているのか死んでいるのかも不明な肉の塊が転がっている。
類が放り捨てたコカインがキラキラとダイヤモンドダストの様に輝き、微かに聞こえる呻き声はまるで二人を祝福する鳥のさえずり。
二人の幸せが永遠である事を祈らずにはいられない。こんな漫画を令和の時代に読めた俺は本当に幸せ者。」
971
:
名無しさん
:2023/10/08(日) 18:47:59
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「唐突に茶の間のテレビが映らなくなってな…。
エラーを伝えるその画面はアンテナの異常を知らせている。
だが、アンテナそのものには何の問題もない。嫁の部屋のテレビは問題なく視聴できるからだ。
俺が先ず試したのはテレビの電気コードを引っこ抜いて10分後に入れ直す方法。単純だが多くの家電トラプルをこの方法で解決させてきた。
だが変化なし。エラーの表示もそのまま。不発。
仕方なくテレビの背面に回る。尋常ではないレベルの埃を掃除機で吸いながら、問題点を探っていく。と言ってもチェックするのはアンテナケーブルのみ。
だがとても気が重かったのである。だってテレビはBSも地上波デジタルも映らない状態。
一本ならともかく、2本のアンテナケーブルが同時に抜けるとは考えられない。今どきはネジで固定すると言うのに…だ。
俺の心にひとつの確信が芽生え始めた。
“これは金が掛かる”と。
続く。」
972
:
名無しさん
:2023/10/12(木) 09:58:02
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「取引先の職場に勤める女子(アラ還・美人)が、親の介護を理由に退職すると言うんで餞別を包もうと思っているのだが、
予想通り、これを良しとしない人間が現れて現在混沌とした状況。
彼らの言い分はこんな調子。
①退職する本人がお礼などで面倒を覚える
②他の人間たち(餞別を渡さない)が肩身の狭い想いをする
③静かに立ち去りたい本人の意思に反する。
対する俺の見解は、
④餞別を渡す渡さないは個人の自由。
⑤各自の負担を軽減する為、意思を統一しようなど笑止千万
⑥結構好きなひとだった。
⑦餞別は香典と違って本人が使ってくれるまこと有意義な文化である。
こんな感じ。
すすめ!パイレーツの主人公富士一平は、海外へと旅立つガールフレンド・菜津美へヒーローインタビューのお立ち台から愛を告白したけれど、
悲しい別れの場面には大逆転のサプライズが必要なのだ。
もちろん、餞別を渡そうとする俺などほんの脇役。誰かが富士一平になってくれればそれで良い。
人生のドラマとはそんな個性で成立している事をお忘れなく。」
973
:
名無しさん
:2023/10/16(月) 11:37:09
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「茶の間のテレビ(東芝REGZA)のアンテナケーブルを点検した結果、酷い劣化が一部に見られた。
壁のアンテナ端子から分波器に接続され、2本に枝分かれ(BSと地上波)するまではコードもきれいで何の問題もない。
ところがその2本がBlu-rayレコーダーに接続(アンテナ入力端子)され、
出力端子からテレビのアンテナ端子へ向かう途中、中身のアンテナ線が剥き出し状態となっていたのだ。
確かにこの2本は使い回しというのか、古いものではあったのだが、ここまで外側がボロボロとなるには相当な熱が必要だったはず。
“アンテナケーブルが発熱。まさか?”
と思う人も多いだろうが、Blu-rayレコーダーは裏側にハードディスク冷却用のファンがついており、使用する度にパソコン級の熱を発生する。
その熱が銅線にダイレクトにつながりケーブルを損傷させたのではないか。
早速、Amazonでアンテナケーブルを発注(2本で1,050円ほど)、交換すると地上波デジタル放送は完全復旧した。だがBSが映らない。
これはアンテナケーブルを途中経由しているBlu-rayレコーダーのトラブルを意味する。
ほら、レコーダーの電源が入らない状態となっているではないか。
壊れてます。つづく。」
974
:
名無しさん
:2023/10/25(水) 09:00:31
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「三週間ほど前だろうか、佐野元春のライブ帰りの男性と飲み屋ですっかり意気投合してな・・・
・・・と言っても俺が佐野元春を知っているのはベスト盤一枚だけ。それで堂々とファンと名乗るんだから相変わらず度胸だけは凄い。
数日後、その男性からメールが届いた。そういやメールアドレス入りの名刺を渡したっけ。
“佐野さんを語れて嬉しかったです”
そんな健気なメールを貰って、謙虚に対応するべきなのに、
俺ときたらシラフとは思えぬ異常なノリ(このスレの書き込みの10倍モード)で返信してしまう。
この歳で俺の人間性(異常性とも言う)を隠す必要がないと思ったのだ。
当然、数度のやり取りでメールはピタッと止まってしまったのだが、
“これ以上、変人に関わってはいけない”と交信を絶った彼の英断を俺は賞賛した。
人生は嫌われてナンボ。俺に警戒心を覚えない奴の方が異常なのだ。
あゝ谷村新司さんの様に愛される性格になりたかった。続く。」
975
:
名無しさん
:2023/11/01(水) 00:35:29
ブラック・ジャンク「・・・コロナに感染しました。無症状にはほど遠い絶望的な状況。
あゝ桃が食べたい。もう時期はずれなのは知っているけど、缶詰めの甘いのだけは絶対にイヤ。
つづく?」
976
:
名無しさん
:2023/11/09(木) 16:13:07
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「体調が著しく悪化した時、もう一度見たい人生の名場面(これまで見てきた全ての映画やテレビの映像)の中に仮面ライダーが急浮上したな。
つまり今更なんだが、ライダーには普遍性があったんだな。
そこで最新と思われる仮面ライダーの映像をYouTubeでご覧になったのだが、言うまでもなく強烈な違和感に襲われてしまった。
仕方がない。俺の仮面ライダーの記憶なんてV3で止まってしまっているのだ。
VFXアレルギーの愚痴を聞かせたって、“はぁーおじちゃん?いつの時代の人?”と詰られるのが落ちだ。
だが、俺が目を剥いた場面がある。お決まりの土砂採取場でのバイクアクション。あっあーそうさ、これさこれ!分かってるじゃん!
つづく」
977
:
名無しさん
:2023/11/11(土) 20:25:35
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「Amazon primeにシン仮面ライダー(2023)がアップされていたので気合を入れて視聴してみたのだが、
大いに肩透かしを食ったと言うのが正直な感想。
・・・退屈なのだ。アクションシーンはそれなりに賑やかで手の込んだ代物なのだが、
ストーリーやらキャラ設定がクールすぎて(空々しい)全くのめり込むことができない。
・・・もしかすると、仮面ライダーの歴史をよく知るものにとってはツボを押さえた良質の作品なのかもだけど、
オリジナルの洗脳から解放されない俺の様な人間は、“50年経ってこれかよ?”と巨大なフラストレーションを覚悟で視聴する必要がある。
・・・いや、今の子どもたちだってこの作品にはご立腹だろう。
何よりライダーに対しての愛が足りない。」
978
:
名無しさん
:2023/11/15(水) 19:41:22
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「んじゃ、シン仮面ライダーが丸っ切りのスカかと言うとそんな訳でもない。
光沢が抑えられた1号初期タイプをベースに、時々口元が剥き出しとなるライダーマン的デザインは襟足から覗くロン毛と併せて実にそそる。
サイクロン号の造形だって悪くない。些かシャープ過ぎるきらいはあるものの、
6本出しのマフラーから白煙を上げて激走する後ろ姿は、オリジナルの映像を忠実に再現したもので“うおおおお!”と絶叫したくなるものがあった。
そして最も素晴らしいのは、レッツゴーライダーキック!を当時のアレンジのまま主題歌としている点。
VFXを駆使したアクションシーンなんかよりもこの曲のイントロの方が千倍興奮する。
つまり俺たちオールドファンはひたすら初代の幻影を追いかけているんだよな。
50年もの間、幻影を慈しみ育てた俺たちは果たして幸せなのだろうか。客観的な評価などとてもできるとは思えない。つづく」
979
:
名無しさん
:2023/11/22(水) 19:29:02
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「老人たちの中には天井からマットアロー号の模型を吊るして、二度と帰らぬ日の想い出に浸っている人がたくさん居ると思うけれど、
残念ながら、我が家はクッソ狭いのでソフビや模型を飾るスペースはこれっぽっちもなし。
…だが、壁に写真くらいなら貼れる。
ライダーのコスチュームをバッチリ着込んで、マスクを小脇に抱えた写真(素顔もろだし)が壁に貼ってあったなら、どんなにこの人生、励みになる事だろう。
なんと言っても“あの”レッツゴーライダーキック!が自分のテーマソングになるのだ。これは大きい。
そこでライダーのコスプレセットのお値段を調べてみると非常に高額で20万円ほど。
流石にこれは厳しい。
そこで考えたのが、ネットにある画像を加工合成してライダーに成りすます作戦。
Windowsの画像加工ソフトなんかを使うと出来そうな気もするが、
自分の若い頃の写真を探すだけでも相当な時間が掛かりそう。
そう言えば、シン仮面ライダーの本郷猛と一文字隼人の二人は圧倒的なイケメンと言うよりも、ちょっとオッさん臭かった。(33歳と間もなく37歳〕
時代は変わった。
世界の平和を守るなんて古風な事を抜かすライダーは枯れていなくちゃいけないのだ。
それもちょっと寂しい様な…。つづく」
980
:
名無しさん
:2023/12/01(金) 17:41:24
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「決してヒマな訳ではないが(汗)、シン仮面ライダーを見返してみた。
その結果、より深い領域まで作品を理解できた気がする。
まず、本郷猛と一文字隼人は同じヒーローでありながら、キャラが天と地ほども違う。
本郷猛は正義感は強いものの、寡黙で繊細、キカイダーのジローに似た部分がある。
比べて一文字隼人は陽気でコミニケーション能力に長けており、かなり今風だ。
「いってぇ〜」「随分とヤバい事になってるじゃん」「先に言えって!」「アホか、俺だって生命が惜しいわ」
…こんなセリフが似合うと言ったら分かりやすいのではないか。
個人的には風貌を含めて一文字隼人のキャラが好きだ。ヒーローとは可能な限り平和的解決を目指すべきでそのためには持ち前の明るさが何よりも大切だと思うのだ。」
981
:
名無しさん
:2023/12/08(金) 16:29:56
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「仮面ライダーの主題歌レッツゴー!!ライダーキックには“神様”子門真人氏(藤浩一名義)が歌うバージョンと、
1号ライダー自らが熱唱するバージョンがある事は有名なんだが、
ネットに転がるシン仮面ライダーの予告編では主演の池松壮亮(いけまつそうすけ)がカバーしたバージョンを聴くことができる。
実はこれが良かった。本気で痺れた。
そりゃ〜アドレナリンが大噴出するのは子門さん版だけど、池松さんの繊細ながらも情熱的なレッツゴーライダーキックも心に刺さるものがある。
何より、池松壮亮さんの歌声にライダーを演じる事に対しての誇りと喜びを感じるのだ。
“ライダーに憧れた日から君がライダー”
人として生まれ、ライダーとして死んでゆく。それが男の本懐。そしてシン仮面ライダーの本郷猛の様にその魂は永遠に引き継がれる。」
982
:
名無しさん
:2023/12/14(木) 10:58:48
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「レッツゴー‼︎ライダーキックの歌い出しの歌詞、
>せまるショッカー“地獄の軍団”〜
…これは二番が悪魔の軍団、
三番は恐怖の軍団となる。
これが地味に凄い!と思うんだよな。
だって4番5番があったら、みんな咄嗟に言葉が浮かんでこないんじゃないかな。
俺なんかしばらく考えて、鬼畜の軍団、非道な軍団。カルトな軍団。
…を思いついたんだけど、絶対にボツだろこれ?
他に3文字で曲のムードを壊さぬ歌詞があるかな。さぁ良い子のみんな、一生懸命考えよう。」
983
:
名無しさん
:2023/12/23(土) 13:09:29
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
1.我らをねらう黒い影
2.我が友ねらう黒い影
3.我が町ねらう黒い影
ブラック・ジャンク「この部分もそうなんだよな。仮に4番5番があったら歌詞を生み出すのがかなり厳しかったと思われる。
我が国ねらう黒い影
我が社を狙う黒い影
我が家を狙う黒い影
を思いついたんだけどボツだろ絶対?
つまり、レッツゴーライダーキックに俺たちのハートが撃ち抜かれた理由は菊池俊輔氏の作曲だけじゃなく、
石森章太郎先生の作詞センスに決め手があったという訳。50年後に気がついた俺は超遅咲きのたんぽぽ。」
984
:
名無しさん
:2024/01/06(土) 19:21:46
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「67歳で漫画家デビューを果たし、先頃小学館から短編集を発刊した道産子のハン氏は幕別町出身なんだな。
画像検索すると朴訥さを覗かせる風貌とアトリエの様子がご覧いただけると思う。
作画は100%アナログの様だ。女子のアップのコマを切断したものが見えるが恐らくページの中で気に入らない部分を描き直したのだろう。
こうした手直しは印刷すると痕が残ってしまうので、その昔はネガ上でオペック(絵の具みたいの)とか遮光テープで消していたんだけど、
たまに貼り付けに使ったセロハンテープの痕が残った状態でコミックスになったものもあったと記憶している。
上から貼り付けると段差ができて撮影に影響が出るので、二枚重ねて(修正したものと元の原稿)カッターで切り込み、裏側からテープを使うのがプロの仕事だった。
新春に全く相応しくない印刷屋の回想。つづく」
985
:
名無しさん
:2024/02/21(水) 20:19:01
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「…最近は車の中でふきのとうの曲ばかり聴いているんだけど、
どうやら人生の終焉に流れる曲はふきのとうで決まりみたいだ。
ふきのとうの名曲群の中でも飛び切りお気に入りなのがアルバム“風来坊”に収録された水色の木もれ陽なんだけど、
何気にこの曲名を検索してみると、何と市立病院の傍に同名の病院がある事が分かった。
医療法人社団 水色の木もれ陽 肝臓クリニッ◯札幌
この屋号はふきのとうの曲が由来だろうな。そのくらいこの曲のインパクトが大きかったのだと思う。
かと言って、この俺はこの病院に生涯縁がないことを祈っているんだから人生とは皮肉だ?
つづく」
986
:
名無しさん
:2024/02/25(日) 13:32:15
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「何気に立ち寄ったダイソーで手塚治虫先生のグッズのコーナーを見つけた。
去年の夏ごろ、手塚プロによる(販売)アナウンスは耳にしていたけれど、現物にお目にかかるのは初めてで、激しく興奮した。
ブラック・ジャックのシールとメモ紙、ピノコの薬入れをひとつずつ買ってきたけど、トランプと消しゴムも買った方が良かったな。
部屋に戻ると汚れない様に透明な保管袋に入れて引き出しの中に仕舞った。
たぶん使用することはないと思うけど、引き出しを開ける度にニヤリとするだけで価値がある。
100円で大きな幸せを買えたダイソーに感謝したい。あゝまた引き出しを覗いてしまいそう・・・。」
987
:
名無しさん
:2024/02/28(水) 10:27:18
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「石狩手稲線を走行中、かなり大きめのダイ◯ーを発見、駐車場へと飛び込んだ。
もちろんお目当ては手塚治虫先生のコーナーだ。お宝が眠っているかもしれない。
店内を見渡すと先日買い物をしたダイ◯ーの倍くらいの面積がある。これは期待できそう。
品出し中の女性店員(美人)に“手塚治虫のコーナーはありますか?”と尋ねる。すると・・・
女性店員「手塚治虫??アトムですか?
専門のコーナーはありません。商品ごとにそれぞれの売り場に並んでいます。例えばシールは(歩きながら)こちらのシール売り場に並んでいます。」
ブラック・ジャンク「・・・俺は愕然となった。ブラック・ジャックとアトムのシールが他のどーでも良いシールと一緒に並んでいるではないか。
どうやら、手塚治虫グッズの需要が一巡した為、シールはシール、消しゴムは消しゴムのコーナーに回された模様。
これでは余程の暇人以外はお宝を探せない。失望に似た気持ちを持って店を後にしたが、取り敢えずシールは買ってきた。つづく」
988
:
名無しさん
:2024/03/05(火) 19:16:29
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「ダイソーで買った“手塚キャラクター商品”ブラック・ジャックB6版ノートなんだけど、
一般的にはリングノートと呼ばれる代物で、綴じの部分にリングが渦巻いているのが特徴。
ビリビリとちぎり易くて、最終的にノートがペラペラになってしまうヤツ…と言えば、“ははん、あれだ”と察しがつくと思う。
表紙と背表紙には一枚もののブラック・ジャックの顔がリング部分で分割される様に入っていて、
最初はそれを何の感慨もなく見つめていたんだけど、
どうやら、リングが顔の傷になる様にレイアウトされていたんだな。ネット上でも“秀逸なデザイン!”と評されていた。
引き出しの中の100円アート。ダイソーからの贈り物。」
989
:
名無しさん
:2024/03/25(月) 14:46:35
ブラック・ジャンク「キノコ・・・」
キノコ「何でちゅかセンセ・・・」
ブラック・ジャンク「霊幻道士(1985年香港〕の中古DVDをフリマで購入した。
俺にとっては思い出の映画で、封切り直後のレイトショーで満員の客と一体になって大いに盛り上がった記憶がある。(彼女同伴)
話題の映画を公開と同時に見ると、ロックのライブと同じ感覚が味わえることをこの時初めて知った。
作品的には新感覚のホラーコメディーとでも言うのだろうか。キョンシーのキュートなルックスとドリフ調のギャグとのコーディネートが実に麗しい。
とにかくサービス精神が旺盛で、観客はただスクリーンを見つめているだけで幸せな気分になれるのだから、大ヒットしたのも当然という訳だ。
・・そんなあの日の甘酸っぱい記憶が呼び覚まされる事を期待してDVDを購入してみたのだが・・・
さていかなる結果に?」
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