パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のベツレヘム(Bethlehem)にある聖誕教会(Church of the Nativity)で、聖誕の洞窟(Grotto)の前にひざまづいて祈る修道女(2008年12月17日撮影)。(c)AFP/MUSA AL-SHAER
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ヨルダン川西岸最大の都市で、アラビア語名はアルハリル(Al-Khalil)。世界最古の都市の1つで、旧約聖書に登場するアブラハム(Abraham)とその家族の墓とされるマクペラの洞穴(Tomb of the Patriarchs、族長たちの墓)がある。アブラハムはユダヤ教、イスラム教にも共通する預言者で、深く尊敬されている。
一方、パレスチナ人社会は一連の襲撃事件に激怒している。パレスチナの指導者たちは、実行犯を罰しもせず放置しているとしてイスラエル政府を非難。マフムード・アッバス(Mahmud Abbas)自治政府議長の報道官、ナビル・アブ・ルデイナ(Nabil Abu Rudeina)氏はAFPの取材に対し「モスクへの放火は、ユダヤ人入植者たちによるパレスチナ人への宣戦布告だ」と怒りをあらわにした。