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18Geek:2010/03/06(土) 21:55:45 ID:slBndIlM
シリコンバレー給与相場暴騰中
http://news.livedoor.com/article/detail/4642434/

2010年03月06日15時26分 / 提供:[渡辺千賀]テクノロジー・ベンチャー・シリコンバレーの暮らし
特にコンピュータサイエンス(CS)系を専攻した人の初任給相場がとんでもないことになっている。椅子から転げ落ちそうになった・・・というのは嘘だが、目が丸くなるくらいには驚いた。情報元はシリコンバレーの人事コンサルタント。

一流どころのCS系専攻の4大卒(Stanford, Berkley, Princeton+同等レベル)の初任給が9万ドル。同様の大学のCSの修士は12万ドルとか行っちゃうこともあるらしい。博士はさらに+1〜2割は軽く行くでしょう。

1ドル90円として4大卒が800万円、修士が1100万円ってこと。1ドル110円だったら・・・・というのは遠い目をしながら暗算してみて下さい。

2006年に給与相場のエントリーを書いたが、そこからまた3割くらい上がった感じ。いわく、2008年にストックオプションスキャンダルがあって、オプションを減らす企業が増え、そのかわりにキャッシュを厚くするようになったのでキャッシュ部分の相場が上がってしまったらしい。とはいえ、初任給以降の相場は「やや上向き」程度で抑えられていて、「3割も上がる」という風にはなっていない。

ということは、多くの会社で、

「ううむ、経験5年の社員と、新入社員が同じ給料になってしまった」(または逆転してしまった)

といった悩みが生じていそう。(なお、プログラマ以外はここまでの暴騰はしてないと思います。詳しい方がいたらコメントください。)

***

「2008年に給与相場が上がったとはいえ、その後の不景気で下がっていないのか」

と疑問に思う方もいるかも知れない。

しかし、前より低い給料の仕事につくのは失業して困っている人だけ。しかし、そうして低い給料に甘んじた人も、職探しを続ける「仮面浪人」状態になるだけで、結局はよりよい給料の会社に転職してしまうケースが多い。よって、全体の相場は高止まり。

むしろ、レイオフがあると、パフォーマンスの悪い人から切られはじめる傾向がある。もちろんレイオフされる人が必ずしもパフォーマンスが悪いわけではなく、特定の部門まるごとレイオフ、なんてこともよくある。なのでハイレベルな人がレイオフされることもあるのだが、そういう人はなんだかんだと次の仕事があるので、元の給与レベルに収斂する。一方、どうしても仕事が無い人は別のエリアに移っていくか、これまでとは全く違う仕事(家の改築屋さんとか)に移ったりする。

つまり、

「景気が悪くなると、ローパフォーマーができる仕事自体が消えていく。」

「ローパフォーマー」には二種類あって、個人的にスキルレベルが低い人もいれば、属する業界そのものが縮小傾向・低利益化にあるため本人のスキルがどれほど高くてもパフォーマンスを上げられない人もいる。そのいずれにおいても、景気が悪くなるとパフォーマンスの低い仕事が消える。でもハイレベルな人の仕事、成長傾向の仕事は消えない。

結果として、

「景気が悪くなると、給与水準が上がる」

ということが起こるのであった。

2006年に書いた給与水準に関するエントリーで参照したグラフに如実に現れてます。シリコンバレーの業界ごとの雇用者数と給与水準が2002年から2005年にかけてどう変わったか、というもの。暗い緑が雇用者数の変化、明るい緑が給与水準の変化。殆どの業界で雇用が減ったのに給与水準は上がっているのがわかると思います。


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