★中国雑談スレ

5：名無しさん：2009/08/27(木) 11:35:07: 香港ファンドが日航株相場操縦か０６年増資時、株価引き下げる

日本航空が２００６年に実施した大型の公募増資の際、香港の投資ファンドが新規発行の日航株を安く手にいれる目的で、意図的に日航の株価を引き下げる不正な株取引をしていた疑いがあることが２７日、市場関係者の話で分かった。

日航は最大２千億円程度を調達する見通しだったが、増資公表後に株価が下落し、調達額は約１４００億円にとどまった。証券取引等監視委員会は、香港ファンドが金融商品取引法（旧・証券取引法）で禁止されている相場操縦を行った可能性もあるとみて、香港の証券監督当局に通報。関係者らの処分を求めている。

日航は０６年６月３０日、当時の発行済み株式総数の約３割に当たる７億株を新規発行する増資計画を発表。日航の株価は発表直前は２８７円だったが、その後下落。公募価格は２１１円となり、調達額は当初見通しの約７割になった。

市場関係者によると、香港ファンドが借りた株を売り、値下がりしたところで買い戻す「空売り」を日本の証券会社を通じて大量に仕掛けていたことが判明。取引の際には空売りであることを明示していなかった上、取引成立後も期日までに売った株を相手に引き渡していなかったという。

監視委は、香港ファンドが通常の取引を装いながら不正な行為で株価下落を加速させ、利ざやを稼いでいた可能性があると判断。海外ファンドを直接調査する権限がないため、香港当局に処分を求めている。

2009/08/27 11:23 【共同通信】

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