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長崎の教会群、推薦取り下げ検討へ

2uranito:2016/02/07(日) 11:13:28
長崎の世界遺産運動は、ここが教会建築の宝庫であるという点から出発していますから、
構成資産に教会が多く含まれるのは当然のことです。
しかし、ICOMOSが潜伏キリシタンの歴史こそ重要と指摘し、それに沿って推薦書を
練り直すのであれば、多くの教会が候補から外される可能性が高まります。

この点についてマイナビニュースでは、

> かなりの構成資産を入れ替え、かつ、キリシタンが殉教したり拷問を受けたりした
> 場所等を加える必要も出てくるだろう。それらは、世界遺産として守るべきものと
> いうよりは、ストーリーを優先して後付けで選んだ、という懸念を生む。

と書かれています。
しかし、私から見れば、迫害期と復活後の資産を総花的に盛り込んだ現在の推薦案こそ、
ストーリーを優先したものなじゃないかな、という気がします。
潜伏キリシタンの歴史こそ長崎の独自性であって、世界に伝えるべき歴史だと捉えれば、
構成資産の大幅な入れ替えはむしろ歓迎されるべきでしょう。

それと、こうした話題になったときに、「候補から外れる関係者が気の毒」という
話が出るのが、私にはどうも理解できません。
しかもこのマイナビニュースの記者は世界遺産アカデミー研究員です。

いや、もちろん、私もお気の毒とは思いますし、数年前から長崎の教会めぐりを
していた者として残念に思いますが、上記の肩書きの方が発信なさるのなら、
「世界遺産はあくまでも文化財の評価基準のひとつに過ぎないもの」
「たまたま世界遺産の方針と合わなかっただけ」といった解釈をしてほしかったなぁと
感じた次第です。

もっとも、取り下げるのか否かは未決ですので、同記事にあるとおり、いまは
政府の決断を待ちたいと思います。

3π:2016/02/26(金) 10:40:20
研究員ブログの方もよい記事は少ない印象です。
たとえばこれとか独立宣言を好意的に見てますが、ネイティブアメリカンや黒人はもちろん、1滴でも彼らの血が混じっていたら独立宣言の言う「人」と扱われなかったのがあの時代です。
http://wha.or.jp/?whablog=14069

アメリカは自由と民主主義の国どころか、中東や中南米で反米的な民主政権をぶち壊してきたように、自国の利益にならなければ自由と民主主義を破壊する国です。
そういう意味で、トランプの考え方こそ実にアメリカ的です。

4uranito:2016/03/30(水) 21:22:56
研究員のブログ、けっこう充実しているのですね。
長崎の教会の記事はGoogle検索で見つけたので、他記事はチェックしていませんでした。
トランプの発言内容は多分にパフォーマンス的なものだと思いますが、
あれに一定の米国民が熱狂しているのを見ると、いかにもアメリカだなぁという気はします。


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