もうひとつの可能性としては、ダイレクトマーケティングの世界では定番の、MGM(Member Get Member)の視点である。MGMとはわかりやすく言えば、「お友達紹介」とも言われるクチコミ促進のアプローチである。コミュニティ内では、実際に発言をしているメンバーの人となりはもちろん、その人の読んでいる本だったり、尊敬する人物だったりと、かなり親しい関係にでもならないとわからないような情報を通じて、その人に対する「親和度」が高い関係が構築されることになる。この「親和度」を通じてMGMを機能させることができれば、メッセージや情報を受け取る「距離が近く」、かつ伝わる「スピードが速い」というコミュニケーションを発生させることができるだろう。
ネットの流行に敏感な人は「twitter」という名前を聞いたことがないだろうか?
twitterは、「What are you doing?(今何してる?)」という質問に答え、友達間で一言メッセージをやりとりする、いわば自分の"独り言"を公開するアメリカの新しいネットサービスで、ブログの一言版といえばイメージしやすいかもしれない。
Second Lifeを運営するLinden Labの承諾を得て、ノッティンガム大学ビジネススクールのトーマス・チェスニー博士を中心とした調査団は、Second Lifeにおけるいじめのパターンを調べ、現実世界の職場や学校でのいじめのパターンと比較、その違いを分析した。同調査団はSecond Life内の土地を借りて事務所を設立し、4つのフォーカスグループを実施した。
特に苦情が多いのが「MacOS9」ユーザーからだ。実は今回のリニューアルで推奨環境に指定されているのがOSでは、Windows 2000、Windows XP、Macintosh OS X 10.3以上になっている。J-CASTニュースが持っている「MacOS9」でログインしてみたところ、やはりホームページトップのレイアウトが変だったり、文字が重なっていたり、見えなくなってしまったページもあった。これは「mixi」が動画など機能を強化したため、古いバージョンのパソコンでは対応できなくなっているようなのだ。だからこんなカキコミも出てくる。
「何がひどいってmacユーザーを無視してるって事!mixiってクリエーター多いのに!」
「会員が充分に増えたから(古い機種を使っている)少数派は切り捨てても問題ないってことですね」
ITmedia 御社のユニークな制度に、エンジニアが主力事業以外の仕事に1週間の1日を当てる「One Day Free」制度があります。こういった制度に力を入れていることから、ミクシィはこれからもSNSとその開発にこだわり続けるのでしょうか
笠原 例えば、ユーザーが好きなアーティストと似た音楽や楽曲を紹介するmixiミュージックの機能は、One Day Freeから生まれました。今後も新たなサービスが誕生すると思っています。新サービスばかりに注目が集まるのですが、弊社にはデータマイニングや負荷分散などの基礎技術を研究しているエンジニアもいます。なるべくエンジニアのやりたいことができる環境を整えることを心掛け、mixiが新たなアプリケーションやサービス、Webサイトを作る土台であり続けることを常に考えています。
ユーザー目線で発想する大切さ
弱冠23歳で最高経営責任者(CEO)を務めるZuckerberg氏は、退職する幹部Owen Van Natta氏の仕事をSandberg氏が単純に引き継ぐわけではないと強調した。その言葉からうかがえることは、Sandberg氏の役割がはるかに広範囲に及ぶだろうということだ。当然ながら、Sandberg氏はさまざまな業務を円滑に進める責任を担うことになるが、おそらくFacebookの若い幹部らと歩調を合わせることも求められるだろう。
--今回の人事が広告主の信頼を得るのに役立つと思いますか。
Mark Zuckerberg:新COOにSandberg氏を抜擢した理由はまず、当社のさまざまなビジネス業務のすべてを拡大するためです。広告は間違いなくその1つであり、Sandberg氏は広告分野で豊富な経験を持っています。しかし、われわれが今回の人事を行った最大の理由は、Facebookが非常に速く成長していることです。世界中の人々がより効率的に交流することを支援するという当社の目標を達成しようとするなら、世界規模で成長し拡大する組織作りが必要です。こうした経験を持つSandberg氏のような人物は、目標に向けたわれわれの取り組みにおいて素晴らしい資産になるでしょう。
--FacebookがGoogleの著名な従業員を迎え入れた例は、Sandberg氏の前にもいくつかあります(Benjamin Ling氏、Gideon Yu氏など)。これはFacebookの「Google化」と見ていいのでしょうか?