WHO | WHO best practices for naming of new human infectious diseases
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なぜ地名などをつけることを避けるのか。それは、疾患名が差別につながることもさることながら、疾患名が疾患についての誤解を生む可能性があるからだ。
WHOの先のベストプラクティスは、この問いに対して一定の線引きを行なっている。"They do not apply to disease names that are already established"ーー、つまりこの指針は2015年に発表されたもので、2015年以降に行うネーミングについては採用されるが、それ以前に名付けられた、すでに確立された名前にまで適用されるものではない、としているのだ。
WHO issues best practices for naming new human infectious diseases
WHO calls to follow best practices in naming new human infect
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病名は、医療関係者や患者などの間の共通言語だ。名前が共有されること自体が、症状や治療に対する啓発活動にもなる。それをリネームするには一定のコストがかかる。WHOが、「(僕の解釈では)当面は」、過去に遡って議論しないとした見解は、理解できる。