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【OECD】北九州スレッド9【東九州道】

92名無し@良識派さん:2012/02/07(火) 10:35:57
石綿疾患抑制に国際賞
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000001202070004
産業医科大(北九州市八幡西区)の高橋謙教授(55)=環境疫学=がフィンランド産業医学研究所(FIOH)から、労働安全衛生分野の卓越した国際的功績を挙げた研究者らに贈られるヨルマ・ランタネン賞を受けた。アジアからの受賞者は初という。アスベスト(石綿)疾患の国際的な解析、根絶に向けた国際協力活動が評価された。
 フィンランドは福祉や労働者の安全、健康に力を入れており、FIOHは米国の研究所と並び、産業医学分野で世界的な権威があるという。ヨルマ・ランタネン賞は、FIOH所長を30年間務めたランタネン博士を記念し、2003年に創設された。これまでの受賞者は欧米だけだった。
 高橋教授は1985年から中皮腫、肺がん、胸膜プラークなどアスベスト疾患の研究や調査に取り組んでいる。北九州地区での産業労働者の健康診断で疾患が見つかり、今後は潜伏期を経た患者が増え、社会問題化すると懸念している。
 日本では3月からアスベストの使用や製造が全面禁止されるが、東南アジア、中国、インドなどでは今も使われ、疾患の問題が認識されるようになってきた。
 高橋教授は日本での経験を踏まえ、使用国での実態調査、危険性の周知、疾患の予防、診断技術の指導などに力を入れている。「中国の使用量は日本の高度経済成長期を上回るとされる。疾患は数十年の潜伏期を経て表面化するが、それでは遅い。使用禁止や疾患の早期発見、治療に国際協力が必要。傍観してはいけない」と強調する。
 授賞式は昨年12月、ヘルシンキのFIOHであり、高橋教授は「石綿関連疾患のグローバルな根絶に向けて」の題で講演した。受賞について「FIOHから連絡があるまで賞の存在を知らず、過去の受賞者や経歴を調べたほど。『無名な私がもらっていいのか』とも思ったが、謹んで受けることにした。名誉なことと思っている」と話している。(坂本康浩)




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