バブル期、”Japan as No.1”だとか、”21世紀は日本の世紀”などの言葉で飾られた有頂天から今や中国に追い落とされそうな老大国になり凋落しそうな気配の今の日本だが、中近東に放映して大評判のプロジェクトXを見てもわかる通り、底力はまだ相当温存しており、行政改革さえきちんとやれば立ち直れる、その一環である市町村合併は私は基本的に賛成だったんだ。しかし、この浅はかな気味悪い名前ゆえに反対に回った。私と同じような考えの人たちはかなり多いだろう。短期間によく頑張った合併協議会の方々の努力に、野次馬は文句ばかり言うけれど、私は心中で拍手していたのに、アホだねー、こんなことでこれまでの努力をドブに落としてしまうとは…、情けない。田舎者はどこまでいっても田舎者、本当の英語力のない人ほど外国語もどき和製カタカナ語をカッコいいと錯覚する。あーあ。本当はCentrairなのにrとlの発音がうまく区別できないから、どうせ、「せんとれあ」と発音するんでしょ。すると、どうなると思う? 外国人には”Centlair”と聞こえる。”Cent-“は中心、”Lair”は「鼠の巣、悪の巣窟、…その他悪い意味いっぱい」 だから、セントレアはさしずめ“悪のメッカ”というニュアンスで響くことになる。浅はかだけならまだしも、正真正銘の汚名となってしまう、恥ずかしいねー。