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栃木県のカメムシについて6

1Aelia ◆mYl7EDbJMI:2009/05/14(木) 21:45:21
栃木県のカメムシについてのスレッド
カメムシ以外の虫もOKです

前スレ
h ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/1614/1131291343/

1382しもつかれ食いすぎさん:2010/12/21(火) 23:18:05
ちゃんと安全靴履かないからだよ

1383Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/21(火) 23:41:21
風呂場での出来事やでw
2リットルのウーロン茶にしてやられた

1384Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/21(火) 23:42:41
カメムシの巣を攻撃したら蛹をくわえたカメムシに撃退された

1385しもつかれ食いすぎさん:2010/12/22(水) 00:05:12
ボルトに見えました

1386Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/22(水) 20:19:24
怪我するようなでかいボルトもあるんだろうな
事故しても壊れない車もあるけど

1387Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/23(木) 21:29:46
ヘリカメの報告
甲虫もそろそろ大まとめか

1388Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/23(木) 21:31:11
チャイロニセケブカネスイ、大平で採ってたやつがそうか?
採っておいてよかった
来年は記録のない、または少ない甲虫をまとめよう

田沼の山も面白そうだな

1389Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/23(木) 21:31:52
インセクト読んでたらまたFitがやりたくなってきた

1390Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/23(木) 23:36:19
セナガアナバチはきびしいだろう・・

1391Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/23(木) 23:36:49
ゴキブリヤセバチすらみないのに

明後日どこいくべ・・

1392Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/25(土) 00:46:43
アダチアカサシ?台湾にもいるのか
分布からすれば不思議ではないよな
h ttp://nc.kl.edu.tw/bbs/showthread.php?t=9136&page=12

1393Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/25(土) 11:28:41
カナダのハナカメムシ
h ttp://www.esc-sec.ca/aafcmonographs/insects_and_arachnids_part_4.pdf#search='Temnostethus gracilis'

1394Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/25(土) 12:36:09
最後の全形図でガッカリしたwwwwwww
ド下手くそすぎるだろこれww
キノコカスミカメのほうがまだマシ

1395Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/25(土) 12:37:38
写真にしてほしかった
電子顕微鏡で臭腺開口部の写真撮るくらいならな

でもなんとなくヒラタハナカメムシ類の特徴とか
その辺が分かってよかった。ヨーロッパの移入種が結構多い。
日本の種についてもいくつかはそんなのがいるね。

1396Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/25(土) 12:38:43
前脚と中足が同じcoxaから出てるような図とかあって
絶対虫のこと知らない人が描いたんだろう

1397Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/25(土) 12:39:51
44種が記録されてるのか
寒い地方にも比較的分化しているハナカメムシだけあって遜色ないな
北海道あたりもまだまだ、北方系のが隠れてそう

1398Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/25(土) 12:41:15
栃木県からは25種が記録されてる。
日本全体ではどれくらいなのだろうか。
黒コショウの木にいるLajburicorisが見てみたい。二種目が記載されたけど日本にはいない。

1399Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/25(土) 13:20:35
Matsudaによるヒラタカメムシのほうも公開されてるのかな
こっちについては図は問題なさそうだ

1400Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/26(日) 20:27:57
h ttp://www.esc-sec.ca/aafcmono.html
このページにヒラタカメだけでなくカスミカメも
ハエハチアブなどもpdfで載ってた。かなり有用。

1401Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/26(日) 22:19:05
Aradus難しすぎる・・

1402Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/26(日) 22:19:59
日本みたいにある程度メリハリのあるのばかりなら楽だけど
黒くて触角の細いやつらとか・・・コヒラタ類か

1403Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/27(月) 20:14:48
クワガタ大図鑑買いたい
けどヒラタムシ図鑑も見ないとダメだな
チャイロニセケブカネスイ大平で採ったのがそうなのか?

1404Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/27(月) 21:31:04
Riogma群馬にいるのか

1405Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/28(火) 16:14:52
大どんでん返しでした。
なんと大平町に大珍品のチビアシナガサシガメがいました。
詳しいことはまた話します。

1406Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/28(火) 21:23:19
チビアシナガサシガメの栃木県内における産地

益子町
茂木町
大平町 new

1407Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/28(火) 21:23:49
321 名前:Aelia ◆mYl7EDbJMI[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 21:09:05
今日のカメムシ 大平町下皆川

この地区はアカマツが多いものと思っていたが
実際は細かったり、疎らだったりして
唐沢山の比ではなかった。
それでもヒラタハナカメムシが採れそうな枝を探した。
その枝も見つからないので崩れたアカマツの材を叩いていた。
すると小さなコガタノサビコメツキが採れた。
カメムシはいない。サクラの根元なども調べてみたが恐ろしく虫が少ない。

322 名前:Aelia ◆mYl7EDbJMI[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 21:14:16
山頂近くの道に出たので、そこから民家わきを通り、再び山のなかへ。
側溝のリターにはアリヅカムシが多かった。
それでもなおカメムシは採れない。申し合わせたような黒いリター。
頭上には多数のアカマツが枝を広げていて
ヒラタハナカメムシのかけらでも拾いたかったのだが。
少し進むと、他の森林とは異なり
昔からの照葉樹林の広がる林になった。
中に入ると倒木が多いがヒラタカメムシの姿はなかった。
キノコも生えていたので夏はキノコカスミカメの未記録種が採れるかもしれない。
人工的なほら穴もあり、真ん中が深くなっていたので石を投げてみた。
数秒後に音が消えたから、あまり深くはなさそう。
夏は蝙蝠のねぐらになりそうだ。

1408Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/28(火) 21:25:22
323 名前:Aelia ◆mYl7EDbJMI[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 21:17:54
リターは時間がないのであまり調べられなかったが
益子町と違ってモリカワオオアザミウマやムネトゲセスジハネカクシはいなかった。
ここでも依然としてカメムシの姿はない。
アカマツの大木があり、その樹皮下に何か隠れていそうだった。
フサヒゲサシガメが採れたら面白そう。
そう考えて根元の樹皮を調べてゆくと
なんとチビアシナガサシガメの幼虫が一頭採れた。
県西部からの記録は初めてであり
県内での広範な分布が期待される。
ほら穴の土壁にもいるのではないかと思ったが
30分ほどの調査では少なくとも得られなかった。

324 名前:Aelia ◆mYl7EDbJMI[sage] 投稿日:2010/12/28(火) 21:22:22
そもそもこの土壁は何の菌も繁殖せず
いても少量のトビムシ程度、餌はない。
よって当地のチビアシナガサシガメの本来の生息地は
このアカマツで、周囲リターの間隙も利用している可能性が強い。
それにしても、大平町で採れるとは思わなかった。
こうして知られずに隠れていたのだから
まだ知らないカメムシがいてもさして不思議ではない。
一時は絶滅してしまうかもしれない、と書いたこともあるが
今回の発見でその可能性は回避された。
県内三番目の産地、既知の産地とは広い平野を挟んで
県の対岸同士に当たる。

1409Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/30(木) 22:20:53
今年もお世話になりました。
来年も多分日光ばかりになるかな。
県南も面白いけど労力の割に採れる虫が厳しい気がする。
虫を始めたころはどの虫も採ってたけど
おおよそ分かるようになってからはリリース率が高くなってきた。

1410Aelia ◆mYl7EDbJMI:2010/12/30(木) 22:37:43
みんな忙しいのか今年はかめむしbBSの2010オブジイヤーとかやらないのか
いや俺も忙しいのだけど

1411Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/01(土) 08:49:45
忙しいと言いながら年が明けました。
ここから下り坂です。
関東に限っては並冬、雪もなく幸せです。

新年のあいさつは、、、とくにしませんw
皆さまにとっても良い年でありますように。

大平山のチビアシナガサシガメの発見は
南西部における最大の発見ともいうべきで
県内未記録のカメムシを発見できるチャンスでもあります。

1412Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/01(土) 16:11:00
マメイタイセキグモの続きが採りたい・・

1413Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/01(土) 16:47:01
グルーポンのおせちフイタwwwwwwwwwwww

1414Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/01(土) 16:47:32
新年一度目の誤爆です

1415しもつかれ食いすぎさん:2011/01/01(土) 16:55:50
ゆるさない

1416しもつかれ食いすぎさん:2011/01/01(土) 17:44:24
×大平山
○太平山

1417Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/01(土) 20:53:47
北海道にもあるけどオオビラと読むみたい
オオビラルリオサムシとか

1418Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/03(月) 18:37:54
大変なテントウムシとサシガメが採れました。
結果はあとでコピペします。

1419Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/03(月) 20:01:48
今日のカメムシ 茂木町鎌倉山

今日は本当は県西部の足利方面に行く予定だったが
急遽東部の茂木町の鎌倉山に行くことになった。
祖母井からはバイパスができていて、市貝まですぐなのが便利だ。
そこから鎌倉山まで20分もかからない。
山頂付近と斜面はほとんど調べたことがないので
今日は新規産地開拓の意味も含めての調査となった。

誰も来ない山ほどすがすがしいものはない。
リターを漁ってみたが、特別なものはいなかった。
カメムシがとても少ない。
眼下には大瀬のやなにかかる橋と那珂川、茨城の山々、水平線に見える小さな煙突は日立のものか。
のどかな時間だった。1月なのに暖かく、木の幹にはチャタテムシがいたり
ガードレールでアリグモがうろうろしていた。

553 名前:Aelia ◆mYl7EDbJMI[sage] 投稿日:2011/01/03(月) 19:50:12
立派なネジキの大木があり、樹皮をはいでみた。
すると黒い小さなアシナガサシガメの死骸が出た。
幼虫かと思いきや翅があり、腹部には鈍い光沢があった。
前胸背もよく発達している成虫だが
この特徴はクロアシナガサシガメだと分かった。
太平洋での北限はこれまで千葉県だった。
栃木県にもいるかもしれない、と何度か紹介したが
まさかこんな山のなかで、樹皮の下から見つかるとは思わなかった。
先日のチビアシナガサシガメに続いて、アシナガサシガメ類のニュースが相次いでいる。
次はゴミアシナガサシガメとの再会??

1420Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/03(月) 20:02:18
554 名前:Aelia ◆mYl7EDbJMI[sage] 投稿日:2011/01/03(月) 19:54:01
その後篩を用いて、木の根と地表の土の境目に出来た空間に
アシナガサシガメ類がいないか調べてみた。
しかしユウレイグモが少しいただけで、サシガメの殻すらもなかった。
麓の同じような環境では、おそらくセスジアシナガサシガメと思われる大きな殻が見つかっていて
もし鎌倉山に2種のGardenaがいるとすれば興味深い。
なお日本産Gardenaは5種いて
セスジ、クロ以外にはオオアシナガサシガメが関西以西に、
残り2種は沖縄と小笠原のそれぞれ固有種で最近レビジョンが出た際に新種として書かれた。

555 名前:Aelia ◆mYl7EDbJMI[sage] 投稿日:2011/01/03(月) 19:58:12
斜面の照葉樹林はリターこそつまらなかったが
カシの幹からクロジュウニホシテントウを見出した。
赤地に黒い星、さらに翅の縁が黄色い。
メツブテントウの変異と思っていたので
別の木にいたものはスルーしてしまった。
帰宅して調べたところ触角が頑丈なこと、上翅側片は基部に限られることから
メツブテントウ類とは異なるクロジュウニホシと同定できた。
栃木県からは未記録、全国的にも少ないらしい。
採れたカシの幹はコケがあって、クロホシテントウゴミムシダマシは多数いた。
なお神奈川での記録はアカガシにいたものだが
今回の鎌倉山の個体のついていたカシは樹種不明。

556 名前:Aelia ◆mYl7EDbJMI[sage] 投稿日:2011/01/03(月) 20:01:12
その後益子町の大川戸に行くが特にめぼしいカメムシはおらずおしまい。

今回のハイライトは栃木県産昆虫の未記録が2種採れたこと。
いずれも太平洋側での北限、または全国的に貴重な種で
あまり調べられていない鎌倉山から記録されたことも特筆に値する。
今後も動向に注意してゆきたい。

1421Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/06(木) 21:16:39
富士の高嶺に降る雪がどうのこうの、という歌謡曲があったな

明日も佐野市富士町の唐沢山か・・・

1422Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/06(木) 21:18:22
それより、新生栃木市になったので
大幅にカメムシの種類がアップしてしまう。
県南で最も多くのカメムシを産する地域、となるけど
こうなってくると、もうなんでもありになってしまう気がする。
しかし、一地域のファウナとすれば、県南のカメムシ相を説明するには便利なのかな。

1423Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/06(木) 21:19:44
栃木市、西方町、都賀町、大平町、藤岡町。
特に栃木市、大平町、藤岡町の要素は大きい。
試算してみましょうかネ・・

1424Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/06(木) 21:26:56
お座敷小唄だった

1425Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/06(木) 23:34:34
栃木市のカメムシ、293種でした。
抜けが多いので最終的には350は行きそう。

1426Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/06(木) 23:35:11
県南地区最多は間違いなしです。

1427Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/07(金) 00:19:20
平野部の里山林の調査を進めれば、隣の下野市と同等のカメムシが
また、山地の調査が進めばもう少し周辺との共通種が出てくるはず。

1428Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/07(金) 00:20:44
特筆すべきカメムシとしては
遊水地地区のミゾナシミズムシ、ババアメンボ、
栃木市のイネカメムシ
大平地区のモンシロハナカメムシなど。

1429Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/07(金) 10:29:22
昔小山市の黒本橋からエサキアメンボが記録されてたけど
ちょうどワンド?みたいなのが今も残ってる
そんな環境にはコバネケシミズカメムシはいるのか?
それを調べてくる

1430Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/07(金) 10:36:21
あと、何としてでも栃木市でヒラタハナカメムシ採りたい
大平が望みだが・・
それと西山田のアカガシが気になってきた
出流山のマメヅタなんかもやばそう・・・

1431Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/07(金) 21:01:25
予定変更した
益子の西明寺に出かけた
新しい産地開拓したが、従来とは別のところでムネトゲセスジハネカクシが採れたのが良かった

1432Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/07(金) 22:36:15
一進一退を繰り返しているな
本当に栃木は、温暖な地域の虫には鬼門すぎる
リター、あれだけ粘ってダルマアリがゼロとは・・

1433Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/07(金) 22:37:07
いやダルマアリは真鶴が北限らしいから無理として
もう少し何かいいものが出てほしいよな

1434Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/09(日) 21:43:35
ロマンスの神様聴いてたら久々にスキーしたくなった

1435Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/09(日) 21:44:08
うわーまた間違えた
なんなのこの仕打ち

1436Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/09(日) 22:37:38
今年は冬も採集に出掛けるので
ここのところ冬の恒例になっていた
カメムシ類の解説ができません。

楽しみにしていた方、流し読みしていた方にはすみません。

1437Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/09(日) 22:38:44
Brachymna採りたい
リュウキュウチクか
エサキコバネもな

1438Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/09(日) 22:39:29
ほんとにコガシラコバネと同属かと思うほど形態がかけ離れてるな
Pirkimerusは東南アジアに分化してるのか

1439Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/16(日) 22:17:31
冬の解説シリーズは2chのほうで垂れ流しています
興味のある人はどうぞ

カメムシ
h ttp://kamome.2ch.net/test/read.cgi/wild/1284991940/

1440Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/21(金) 23:47:47
明日は茂木の松倉山に行ってみます

1441Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/22(土) 18:16:24
松倉山は小木須側から入りましたが道が狭すぎて断念
鎌倉山でキモンナガカメムシをいっぱい見ました。

あーつまんねえ・・

1442しもつかれ食いすぎさん:2011/01/22(土) 22:28:23
寒いのによくやるよw

1443Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/22(土) 22:36:33
雪がまだ3cmくらいあって大変だった
小便で文字書いたりした

1444しもつかれ食いすぎさん:2011/01/22(土) 23:08:21
ほう。「アホタレ」ですか?

1445Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/22(土) 23:24:45
わからん。
気持ち良くなって射精してしまったからそれ以上かもな。
俺カッコいいーww雪の上にさらに白を重ねて詩人みたいwwwwwww

1446しもつかれ食いすぎさん:2011/01/23(日) 01:31:58
白という化粧を施された白・・・か。素敵じゃねえか

1447しもつかれ食いすぎさん:2011/01/27(木) 21:47:31
紙袋はどこがいいですか?

1448しもつかれ食いすぎさん:2011/01/28(金) 10:39:53
遊水地でも見てくるか

1449Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/28(金) 10:40:25
w

1450Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/01/28(金) 10:45:43
ズイムシハナが採りたい
やっぱり実物は大きくかっこいい

1451Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 08:13:13
あと二カ月でクロマルカスミカメが孵化してくるね。春はもうすぐ。

1452Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:08:41
「平野部」

宇都宮でフジにつく種が採れているが、この地域は平野部から山地への移行帯である。

純粋に平野部の種としてあげられるのは
樹木性のウスイロツヤマルカスミカメ、ヤナギツヤマルカスミカメ
草原性のコアオカスミカメ、ツヤコアオカスミカメの4種のみ。

ウスイロは、県内の平野部では渡良瀬遊水地だけで記録があり
植栽のタブが開花するころに個体数が多い。
もともとは暖地性の種。
遊水地には他にもヨツボシカスミカメのような暖地性種の北限があり
平野部においては貴重な産地である。
ヤナギツヤマルカスミカメは遊水地と栃木市から記録があり
水辺のアカメヤナギに限って発生する。
平野部だけの記録だが個体数は非常に多い。
出現期は短く5月末から6月初めごろになる。幼虫は葉の展開する4月末に孵化する。

コアオカスミカメは平野部で最も普通の種で灯火にもよく飛来する。
自然化では草原におり、雑草間に多く一部は11月くらいまで残る。
ツヤコアオカスミカメはタデに特化した種で生息地での個体数は多い。
休耕田や水辺のタデに生息する。

1453Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:11:58
生息域は草原と森林の二つに分かれ
草原では緑色系の種が
森林ではそれ以外のグループが生息する。
傾向として、自然度の高い山林に多くの種がいるが
標高が上がりすぎると途端に少なくなる。
逆に標高が低く山林が発達しない場合も、種類が少なくなる。
このことは本属がある程度温暖な森林で分化してきたことを示唆する。
日本では本州以南に多くの種が生息し
国外では中国での分化が激しい。

1454Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:13:12
◆栃木県において8種以上の種で構成される属◆
Pilophorus (9)
Psallus (10)
Deraeocoris (14)
Adelphocoris (8)
Apolygus (16)
Lygocoris (22)
Phytocoris (10)
Empicoris (9)
Aradus (14)
Acanthosoma (9)

1455Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:13:43
ムモンミドリカスミカメ Lygocoris (Lygocoris) idoneus (Linnavuori, 1963)
ツヤミドリカスミカメ Lygocoris (Lygocoris) pabulinoides (Linnavuori, 1961)
ナガミドリカスミカメ Lygocoris (Lygocoris) pabulinus (Linnaeus, 1761)
グミミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) elaegni Yasunaga, 1999
エサキミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) esakii Yasunaga, 1991
キミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) flavoviridis Yasunaga, 1991
ヤマグワミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) hakusanensis Yasunaga, 1991
フタモンウスキカスミカメ Lygocoris (Neolygus) honshuensis (Linnavuori, 1961)
ハナアカミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) ichitai Yasunaga, 1991
クルミミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) juglandis Kerzhner, 1988
モンミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) lobatus (Linnavuori, 1963)
ヒゲナガミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) longiusculus Kulik, 1965
ミカドミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) majusculus Yasunaga, 1999
コガタミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) makiharai Yasunaga, 1992
チャモンミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) nemoralis Kulik, 1965
ムナグロミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) nipponicus Yasunaga, 1991
ホソヒメミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) pteleinus Kerzhner, 1988
ベニミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) roseus Yasunaga, 1991
コモンミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) tiliicola Kulik, 1965
Lygocoris (Neolygus) sp. 1 オオバアサガラにつく黒い種
Lygocoris (Neolygus) sp. 2 ヒメウスミドリカスミカメの可能性がある
Lygocoris (Neolygus) sp. 3 ヤマアジサイなどから採れる白っぽい種

1456Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:17:28
Lygocoris(カスミカメムシ科カスミカメムシ亜科)

緑色の長卵型で比較的大型の種が多い。
正確な同定は交尾器に頼るところが大きいが
採集時の植物情報があればある程度絞ることができる。
それでも花から得られるものには、複数の種が混じっている場合が多いので
外見だけでの同定は極力避けるべきであろう。
栃木県からは少なくとも22種を確認しており
同定の根拠は色合い、大きさ、採れた植物を組み合わせているが正式ではなく
去年インセクト誌上に発表した栃木県新記録のカスミカメ92種のなかには
Lygocorisは含めなかった。

1457Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:21:33
過去の記録もほとんど怪しく、一度リセットしなおすことも重要である。
栃木県産の正式な本属の記録はいくつかあるが
種類は非常に少ない。
なお、コガタミドリカスミカメは本県からの標本で記載された。

Apolygus以上に、採れた植物の情報がないと同定のしづらい群だが
いくつかの種は、緑以外の色彩だったり、斑紋に特徴があるために分かりやすい。
また、Lygocoris亜属のものは外部形態にも差が出るので同定は比較的容易。

県外からも多くの種が記載されている。
カメムシ図鑑以後もいくつか新種が記載された。
以下簡単に書き込んでおく。

1458Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:26:16
マルモンミドリカスミカメ 北海道
ヤナギミドリカスミカメ 北海道
ツガルミドリカスミカメ 北日本
クロミドリカスミカメ 北海道から九州
ミナミミドリカスミカメ 九州
ニセウスミドリカスミカメ 本州
カエデミドリカスミカメ 本州
マルミドリカスミカメ 九州
ニセミカドミドリカスミカメ 北海道、四国
キシュウミドリカスミカメ 本州
イチモンジミドリカスミカメ 北海道
ヘリグロミドリカスミカメ 本州・四国
カワサワミドリカスミカメ 四国 (図鑑以後)
クロナガミドリカスミカメ 四国 (図鑑以後)

これ以外にもいくつか未記載種があるかもしれない。

1459Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:31:26
栃木県から記録される可能性のある種としては

ツガルミドリカスミカメ(ツルアジサイなど白い花系)
クロミドリカスミカメ(ベニミドリの黒型だと思って混同しているかもしれない)
ニセウスミドリカスミカメ(尾瀬から記載された、神奈川の記録もあり)
ニセミカドミドリカスミカメ(北海道と四国のみというのはおかしい)
ヘリグロミドリカスミカメ(ツガにつく、鷲子山には県内で珍しくツガ林あり)
などだろうか。

最近は韓国のカスミカメが急速に解明されていて
ヘリグロミドリカスミカメが韓国新記録になっていた。
あっちの研究者は少なく、さらにアマチュアとなればさらに厳しいのではないか。
大陸と陸続きの韓国なので、調べればいろんなのが出そう。
ハマキガのBae博士並みの研究が出ることを期待したい。

1460Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:32:29
では、薄氷を踏むような感じだが
植物による区分けをしてみようと思う。

1461Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:37:18
まずは、思い切って同定の怪しいもの、
なおかつ採れる植物が広範すぎてカオス状態の
いわばゴミ箱的なものを取り除くとしよう。

同定の怪しいものは、一般に模様がなく緑色
もしくは、翅の黒い斑紋が薄かったり濃かったり
同時に採れた個体のなかで差が大きすぎるもの。

1462Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:46:03
書き込み1457から午後再開

1463Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 12:52:45
「同定の怪しい、またはいろんな植物から採れる種」

キミドリカスミカメ シナノキ食いだがシナノキからは複数種採れる、本種の範疇が曖昧
フタモンウスキカスミカメ 基本的な斑紋型がなく、出現期も長い。いろんな植物にいる
モンミドリカスミカメ ドロノキとヤナギ、ハンノキから採れる型がある。種の範疇が曖昧
ムナグロミドリカスミカメ ムナグロ、といっても斑紋に差が大きい。他種との区別もやや曖昧
ホソヒメミドリカスミカメ 小さくて無紋、細いものはすべてこれに同定してしまっている
コモンミドリカスミカメ ハギから採れる種はすべてこれにしている。正しいの?すでに種小名からして・・・w
ヒメウスミドリカスミカメ? 模様がなく、晩夏に出る黄緑色の種をこれにしている。怪しい

1464Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 13:00:35
残りは15種になった。
これである程度はホストと色彩による区分けが可能になった。

まず基亜属の3種を解説しよう。
ムモンミドリカスミカメとナガミドリカスミカメは光沢のない緑色で互いに似るが
触角末節と頭部の幅との比で区別できる。
県内ではムモンミドリを実際に検したのは矢板市の1例のみ。
あとはナガミドリばかりで、こちらは日光市街地から奥日光にかけて広く見られる。
残りのツヤミドリは日陰の下草を好み、全体的に光沢が強い。
こちらも日光市では標高の関係なく見ることができる。
いずれも県南には産しない。

Lygocoris自体、県南でも僅かにコモンミドリカスミカメが
東西の山間部にいるだけで、他の種はいない。
例外として西部のフモトミズナラ(今はモンゴリナラと言わないらしい)から
フタモンウスキカスミカメ?が羽化しているが
概してLygocorisの分布は希薄。
日光市にはすべての種が分布するので
この属の解説は基本的に同市での観察例に基づく。

1465Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 13:52:04
◆アキグミ
グミミドリカスミカメ 
◆クワ
ヤマグワミドリカスミカメ 
◆マタタビ
ハナアカミドリカスミカメ
◆クルミ
クルミミドリカスミカメ
◆ドロノキ・ヤナギ
モンミドリカスミカメ
◆ヤマハンノキ・ミヤマハンノキ
ヒゲナガミドリカスミカメ
チャモンミドリカスミカメ
◆ウコギ科
ミカドミドリカスミカメ
◆アオダモ類
ベニミドリカスミカメ
◆オオバアサガラ
sp. 1
◆ツルアジサイ(白、装飾花多数)
sp. 3

※ヤマアジサイは誤り。紫の、森の中にあるやつがヤマアジサイだった

1466Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 13:55:07
◆カエデ
エサキミドリカスミカメ

カエデから採れる背面が茶色っぽいエサキミドリ以外に
斑紋の発達しない種なども採れるが除外する。

1467Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 16:57:14
Lisのツチカメカタログ見てたら
マダラツチはTritomegasでなんか記載されていなくて
そもそもCanthophorusで書かれたものが今はミツボシツチなどと同じAdomerusになってたので訂正する。

それとMicroporus nigrit"a"に語尾訂正

1468Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:08:36
各種の同定ポイントは、言葉では説明できないので
カメムシ図鑑を買ってください。
この類は標本にすると色あせるので、標本写真での解説は無理です。

生息地別の解説は、平野部は生息ゼロなので割愛。
山地・山間部は南部はコモンミドリカスミカメのみ。
例外として南西部にアタモンウスキカスミカメ?要再同定。
北部では種類が増えるので、次から本解説。

1469Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:15:06
山地・山間部
※北部
河川敷などのアキグミにはグミミドリカスミカメが多数生息する。
日光市街地での観察では成虫は5月半ばごろから孵化し
6月半ば以降に成虫が出る。盛夏にはいなくなる。
全体的に白っぽい種で翅の黒斑の大きさは変異が大きい。
時折クルミミドリカスミカメと見分けづらいものも出る。
クルミの仲間にはクルミミドリカスミカメがつく。
本種も白っぽいが、フタホシ型という全く異なった色彩のものもある。
この型は奥日光湯元で採れただけで、標高の低い日光市街地では未見。
ヤマグワのある程度大きな木にはヤマグワミドリカスミカメがつく。
全体的にくすんだ緑色をしている。やや局地的でなおかつ山奥でないと見られない。

1470Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:22:24
ヤマハンノキにはチャモンミドリカスミカメがつく。
体は細く翅の斑紋が茶色いことで同定できる。
標高が上がるとヒゲナガミドリカスミカメが混じる。
オオバアサガラには、背面が黒く腹部の淡い特異な種が見られる。
図鑑には載っておらず正体は良く分からない。
この木だけにつく。垂直分布は広く500-1200m。

同定の怪しい種として
フタモンウスキカスミカメがあるが標高が低いと少ない。
ホソヒメミドリカスミカメは道沿いのブッシュにいた。
コモンミドリカスミカメはハギの花に見つかる。

Lygocoris基亜属のうち観察例の多いナガミドリはたまに採れるが
まとまって採れることはない。
ツヤミドリは森林の暗い下草から得られ、まとまった数がいる。

1471Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:24:30
北部山間部では少なくとも10種が見られる。
まだ調査不足なのでこれからも奥日光との共通種が見つかることと思う。
文献記録はまったく触れなかったが
那須御用邸ではハナアカミドリカスミカメが得られている。
この種はあまり目にしない。たまたま開花時期に合わないからだろうか。

1472Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:31:44
「奥日光」
ムモンミドリカスミカメを除く21種すべてが見られる。
ただし、この「奥日光」という項目は日光市の国道120号で入れる範囲のうち、いろは坂以上の
標高1200-1500mの地域をくくっただけで
極めてチート性の高い、恣意的なものである。
ただ、地域区分で解説するのには便利なので
やや抵抗はあるものの、今後も使わせていただく。

1473Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:42:38
アキグミにはグミミドリカスミカメがつく。
日光市街地とは一カ月ほどの差があり7月後半に成虫が出る。
マタタビにつくハナアカミドリカスミカメは
特徴的な薄い緑地に赤みを帯びた斑紋をもつ。
クルミにつくクルミミドリカスミカメは奥日光ではフタホシ型が採れている。
ドロノキにはモンミドリカスミカメが多数つく。
この種はヤナギやハンノキからも得られる。
ヤマハンノキ、ミヤマハンノキにはチャモンミドリカスミカメ、ヒゲナガミドリカスミカメがいる。
ヒゲナガミドリはより細く触角も長い。湯元のミヤマハンノキではモンミドリとともに得られる。
ウコギ類にはミカドミドリカスミカメがつく。コシアブラなどで得られる。
アオダモ類にはベニミドリカスミカメがつく。
この種は例外的に赤く背面の黒斑は変異が大きい。
本種が多数発生しアオダモの頂芽を食害するので萎れてしまう。
オオバアサガラには黒い種がつく。
これも日光市街地とは一カ月遅れで出てくる。
この木自体は奥日光では少なく、いろは坂の終点だけで採れている。

1474Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:49:19
カエデからよく採れるのはエサキミドリカスミカメ。
背面の茶色い斑紋が広く目立つ。
ツルアジサイからはいろいろな種が得られるが
そのなかでも地色の白っぽくなった種は花に擬態しているのだろうか。
リョウブの白い花からも似たような白い種が採れている。
このことから、一応別種として分けておく。
白いといってもシロバフトカスミカメのように真っ白ではなく
背面の黒斑はついている。

同定の怪しい群としては
キミドリカスミカメがシナノキから得られているが西ノ湖では何種か混じっているらしい。
フタモンウスキカスミカメとしているものはミズナラやツルアジサイなどで採れている。
ムナグロミドリカスミカメもツルアジサイより。
ホソヒメミドリカスミカメもいろいろな木にいる。
ヒメウスミドリカスミカメとしているものは、晩夏に得られることがある。

原亜属のうちナガミドリカスミカメは雑草間にいる。
木にはあまり登らず、ササやぶやハリブキ、キク群落で見つかった。
ツヤミドリカスミカメもそうで、湯滝の歩道わきの暗い下草にいた。
原亜属が地表近い生活にある程度絞られているのが面白い。

1475Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:52:36
何種か抜けたりしたが
この複雑な群をすべて説明することは不可能なので
大体こんな感じです、というのを書き出してみた。
それぞれがある程度決まった木につくことがお分かりいただけたと思う。
そのなかで複数の木にまたがって現れるもの、斑紋の差が大きく
時に他種とオーバーラップしてしまうものが出てくる。

ミドリカスミカメについてはおしまい。
最後に種名の後ろに、主に見られる植物を付しておく。

1476Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:55:34
菖蒲が浜でアオグロモモブトハムシを採った日、
その数時間前にクロサワツヤケシコメツキやミドリカスミカメを採った花があった。
その花というのは樹幹に巻き付いた蔓から出た小さな花でヤドリギだと思っていたが
今調べたらツルマサキだった。
この花をスイープしたなら、あとでスイープネットにアオグロモモブトハムシがついていたこともが合点がいく。
・・・これは調べる価値が出てきましたね。

1477Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:58:06
もしかするとスズキさんか誰かが日本産モモブトハムシについて食草を書いていたから
そのなかに含まれているかもしれない。
菖蒲が浜、7月。このキーワードを覚えておきたい。

1478Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 17:58:55
やばい、アオグロモモブトハムシが採りたくなってきた・・

1479Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 18:01:26
h ttp://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/turumasaki.html

ここの二枚目の右側に注目。ワモンナガハムシがいますね。
・・・これはもう確定なのか??
アオグロモモブトハムシ君が陥落する日も近い・・

1480Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 18:07:27
書き込み1475から

1481Aelia ◆mYl7EDbJMI:2011/02/03(木) 18:13:51
ムモンミドリカスミカメ Lygocoris (Lygocoris) idoneus (Linnavuori, 1963) 雑草間
ツヤミドリカスミカメ Lygocoris (Lygocoris) pabulinoides (Linnavuori, 1961) 林床の雑草間
ナガミドリカスミカメ Lygocoris (Lygocoris) pabulinus (Linnaeus, 1761) 雑草間など
グミミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) elaegni Yasunaga, 1999 アキグミ
エサキミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) esakii Yasunaga, 1991 カエデ類
キミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) flavoviridis Yasunaga, 1991 シナノキ
ヤマグワミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) hakusanensis Yasunaga, 1991 クワ
フタモンウスキカスミカメ Lygocoris (Neolygus) honshuensis (Linnavuori, 1961) アジサイ類、ナラ類など
ハナアカミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) ichitai Yasunaga, 1991 マタタビ 
クルミミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) juglandis Kerzhner, 1988 オニグルミ、サワグルミなど
モンミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) lobatus (Linnavuori, 1963) ハンノキ類、ヤナギ類
ヒゲナガミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) longiusculus Kulik, 1965 ハンノキ類
ミカドミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) majusculus Yasunaga, 1999 ウコギ類
コガタミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) makiharai Yasunaga, 1992 不明
チャモンミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) nemoralis Kulik, 1965 ハンノキ類
ムナグロミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) nipponicus Yasunaga, 1991 アジサイ類
ホソヒメミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) pteleinus Kerzhner, 1988 様々な植物
ベニミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) roseus Yasunaga, 1991 アオダモ類
コモンミドリカスミカメ Lygocoris (Neolygus) tiliicola Kulik, 1965 ハギの花など
Lygocoris (Neolygus) sp. 1 オオバアサガラにつく黒い種
Lygocoris (Neolygus) sp. 2 ヒメウスミドリカスミカメの可能性がある 灌木上
Lygocoris (Neolygus) sp. 3 ツルアジサイなどから採れる白っぽい種




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