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各国金融政策を知り資産を増やしましょう

4名無しさん:2022/08/20(土) 22:32:08 ID:???0
金融引き締め局面で米連邦準備理事会(FRB)の懐事情に注目が集まっている。FRBが17日公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、金融緩和で金融機関から買った資産を保有する口座から「今後数カ月に損失が発生する」と明らかにした。損失は過去にない大きさとみられ、今後の重要課題として浮上する可能性がある。

損失が発生するのは「SOMA」と呼ばれる公開市場操作を実施する口座だ。政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利を引き上げるには、仕組み上、当座預金の超過準備に支払う付利などを引き上げる必要がある。この結果、金融機関への利払いが保有国債のリターンを上回って損失が出るようだ。

さらに、現在のFRBの保有資産は量的金融緩和によって新型コロナ禍前の2倍強の約9兆ドルにまで拡大している。急ピッチな利上げも重なり、損失は過去最大級とみられる。

それだけに「金融政策上の課題ではないが(投資家や政府などとの)コミュニケーション上の課題となり得る」とクリーブランド連銀のメスター総裁は懸念を示す。口座に損失が出てもFRBの業務運営に影響はないが、金融システムの中核としての信頼を損ねる懸念があるというのだ。

東短リサーチの加藤出社長は「政治的な問題になれば金融政策への反発も強まる。次回の危機で量的緩和に動きにくくなる可能性もある」とみる。FRBから米財務省への納付金が減少するなどの影響も想定される。

日銀も対岸の火事ではない。「日銀は他の国より低金利で大量の国債を購入しており、世界で最も利上げに弱い中銀」(加藤氏)だからだ。仮に政策金利の引き上げに動けば、FRBと同じ仕組みで損失が発生し、同様の悪影響も起こりうる。

FRBや日銀への関心は政策金利の動向など金融政策に集まっている。通貨を司る中央銀行の信認が引き起こす問題の大小は定かでない部分もあるが、潜在的な影響が大きいことは忘れない方がよい。


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