風見鶏 - 1323527757 - したらば掲示板

1：jj：2011/12/10(土) 23:35:57 ID:uQKMmK4g0: いろいろな事件が発生すると、すぐにその犯人だけが特別な変質者で、異常者で、反社会的な存在であると決め付けやすい。そしてそのような存在だけが悪であるとし、突然変異のように出現してきた災難であるとしやすい。しかし、実際にはそれほど単純ではない。もちろん実際に実行した者が悪いという事は事実だ。それは誰にも否定できない。しかし、果たしてすべてのケースにおいて、あらゆる面で、全面的にその本人だけが特別な異常者であり、あらゆる全責任をもってすべて全面的に否定されるべき存在なのかというと疑問である。たとえば、既存の未熟な法律では処罰できないが、自分は善良な住民であるという立場を維持しながらも、常日頃から日常的に他者を差別し、侮辱し、陰口悪口を言い続け、いじめをやったり、いろいろなことをしておいて、まったく処罰されていない人は多い。それらはごく普通の一般人とされている。ところが、公平に客観的に判断すると、なるほど直接的に危害を加えた者は、紛れも無く悪い事をしたのであるが、日常的に他人を差別し、侮辱し、不正な取り扱いをし、見えないところでいろいろな悪事を行っている者も相当に悪いのである。そしてこういう連中は、特定の人物を集団で集中攻撃し、悪人に仕立て上げる傾向にある。一人一人の差別や偏見は小さな事かもしれないが、特定の人物にそれが集中した場合、相当なダメージを与えるものである。そういう不正行為は、決して表には出ないのだが、当然ながら何らかの形で報いはある。そういうことをしておいて、たとえどんなにあらゆる努力をしようとも、とても幸福な生活はできないのは当然だ。当人がそれを自覚していようと、自覚していなくても、やっていることは程度の差こそあれ、紛れも無い悪事なのである。格差の拡大により、同じ人間でありながらかなりの生活レベルの違いが出てきている。それは資本主義の競争の中では仕方が無い事とされている。だが、果たして本当にそうなのか？格差を放置しておくことで利益を得ている連中がいる。不正を野放しにしておいて、努力不足とか、要領が悪いとかとにかくレッテル貼りだけは巧妙であり、しかも瞬時に行われる。抵抗ができず、反論もできないような社会的弱者が大量生産されている。そういう状態が永遠に続けられることは無い。権力や地位を悪用し、その中で、反省する事も無く、平然と悪事を継続している連中がいる。それらは、必ず滅びるが、それだけでなく、その悪に追従した者、迎合した者、手足となって動いた者、さらには、不正を拡大する助力をした者もすべて同罪となる。大抵は、自分だけは良い子を演じ、常に国や行政や公務員や電力会社や教育委員会に服従し、いかなる反論もせず、異議も唱えず、ただひたすらに沈黙している生き方を選ぶ者が多い。そして反対意見を他人に言わせる。抗議活動は他人に任せ、自分はただひたすら良い子のままでいようとする。ところが、その影では、陰湿ないじめを継続している。それが知恵ある生き方だとしている。しかし、こういう連中こそが最大の犯罪者である。これらは、非常に巧妙で悪賢くずるい生き方をすることを得意としている。それだけでなく、悪に加担している。どちら側にも良い顔をして、仲間のふりをするが、都合が悪くなると簡単に裏切る。何の信念もないし、文字通りの風見鶏なのである。これが混乱を招く。