大切な人を送る

1：マキ：2010/04/10(土) 09:42:47 ID:IoRYdZOU0: 先日、ある方（Aさん）が、亡くなりました。
出会って、３０年近くになります。
父が暴力を振るう家庭に生まれて、虐待下で育った私に、
「紳士の慈愛」で接してくださった方でした。
トラブルのせいで、私が離れて、５年ほど会っていませんでした。

私は実父の死に目を見舞うことができず、
葬儀にも参列できず、
一人の部屋で、心が砕ける痛みに、転げ回っていただけでした。

母は私一人で看取りました。
（きょうだいたちも、皆、同じ境遇で生まれ育った人たちですからね、、）
密葬に参列した数人から、とがった視線を浴びました。

トラブルのせいで、つらかったのですが、、、、
なんとか、Aさんの葬儀に参列できました。
Aさんにお別れをすることができて、、、
同じ「遺児」仲間の誰彼と、悲しみを共にすることができました。

「大切な人を送る」って、
こういうことなんですね
実父も実母も、私にそれを教えることができなかった、、、、

私の貧しく弱い心が、遺徳に助けられている気がしました
心が砕けることなく、
悲しみに浸っています

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