碓井先生さだまさしの【償い】を聞いたことがありますか？ - 1240057485

1：時の旅人：2009/04/18(土) 21:24:45 ID:pkGm87eI0: 碓井先生。久しぶりです♪

先生、さだまさしの償いを聞いたことがありますか？

実話に基づいているストーリーを書きますね。
ゆうちゃんと言う人が、車を運転中に男の人を撥ねてしまった。
ゆうちゃんは仕事の帰りで大変疲れていた。急ブレーキを踏んだのだが間に合わずその夫は死んでしまった。
　未亡人になった妻は、激怒し【ゆうちゃんの事を罵っていた。】しかし、ゆうちゃんは毎月最終日にお給料が出ると袋を開けずに曲がり角に有る郵便局に行き給料全額をその奥様の口座に振り込んだのであった。
それから七年後ゆうちゃんは、さだまさしの住む家に行き、涙でぐしゃぐしゃになりながら
これを見てくれと言った。
その内容は
「有難う貴方の優しい気持ちはよく分かりました。だからもう送金は止めて下さい。
貴方の優しさを見るたびに、（事故で亡くなった夫を思い出して辛いのです。）
　それより【貴方の人生を元に戻してあげて下さい！】って言えますか？？？
　神様！僕は彼は許されたと思っていいんですか？人間って哀しいね。人間って優しいね。それが傷つけあって庇い合って・・・　うーん涙が出てきた・・・
人間って本当は優しくて哀しい生き物なのかもしれませんね・・・

先生どうなんでしょうか？
2：管理者（うすいまふみ） ◆grtlkH/7mo：2009/04/18(土) 23:06:33 ID:Oo1OBf.M0: はい、あります。

・・・優しくなりたいと願っている哀しい生き物なのかもしれません。
3：詩音：2009/04/19(日) 00:00:05 ID:4a0IXo7U0: 途中で失礼致します。
これではさだまさしさんの言葉が嘘になってしまうと思い書きます。
その手紙はさだまさしさんが見たわけでもなく、全額振り込んだわけでもない。
それより大事なことは”ゆうちゃん”が中身ではなく手紙をもらえたことそのものを
喜んだこと。
中身ではないのです。本来許されるはずもない罪と信じ込んでいた”ゆうちゃん”にとって
返信があったことが何より意味を持つと思います。
それが罵りの言葉であったとしても”ゆうちゃん”は喜んだ。
７年もの間、何もなく振込み続ければ、当然、迷惑なのではないかと考えます。
けれど、返信があった。
その中身が迷惑だでも、嬉しいですでも、”ゆうちゃん”にとっては大した問題ではない。
送金を、もしかしたら最初は捨てていたかも知れない。
けれど、７年掛けて、”奥さん”は克服し、彼に手紙を書けるようにまでなった。
それこそが、”ゆうちゃん”の救いだったのではないでしょうか。
だから、さだまさしさんは言えますかなんて歌わない。
正確な歌詞は
…元に戻してあげて欲しい
続いていくつかの言葉があり
人間って哀しいね　だってみんな優しい　それが傷つけ合って庇い合って…
ですから、少し意味が違うと思います。
さだまさしさんはいつも自分自身の人生をどう生きていくかについて歌っています。
人と交われば人を傷つける。
それによって自分も傷ついてしまう。
だから哀しい生き物なのだと。
人を想う気持ちこそが人を傷つけ、それを知ったが故にその人も傷ついてしまう。
幸せですかと、常に問いたくなってしまう。
私はあなたに会えて幸せですと伝えたくなってしまう。

すみません。
私はさだまさしさんの自称ファンなので、少々きつい言い方になっていると思います。
お許しいただきたいと思っています。

あなたに平安がありますように。