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藍物語(投稿・感想・雑談専用=隔離)スレ
1
:
枯れ木も山の賑わい
:2014/03/26(水) 23:49:11 ID:sdeCrXLs0
藍 ◆iF1EyBLnoU の 投稿と
投稿に対する感想・雑談の為に立てた専用スレです。
レスの都合上コテハン推奨ですが、匿名の書き込みも勿論OK。
非難の書き込みは「作品に関する話題・雑談」スレで存分に。
こちらへ書き込まれた場合は(可能ならば)削除します。
1804
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 00:06:09 ID:cEJoZu/c0
山の怖い話よりちんこAAの方がお好みとか変態揃いですネ〜このスレ
1805
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 00:40:42 ID:0wS9nZOE0
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1806
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 00:42:22 ID:0wS9nZOE0
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1807
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雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 00:43:00 ID:0wS9nZOE0
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雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 00:44:12 ID:0wS9nZOE0
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雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 00:49:18 ID:0wS9nZOE0
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雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 00:49:53 ID:0wS9nZOE0
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1811
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 01:41:49 ID:ZH607a.60
雷鳥一号、歌います!
1812
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 01:48:15 ID:ZH607a.60
登山仲間の話。
高校生の時分、部活で山寺に合宿した。
その日は彼女の班が夕食当番で、同級生三人が並んで食器や鍋を洗っていた。
いきなり、一番右端の者が「うひゃっ」と奇声を上げる。
続いて真中の娘も「ひっ」と首を竦めて皿を落とす。
どうしたの、と尋ねようとした途端。
ペタリと、生暖かい濡れた物が首筋に貼り付いた。
似たような悲鳴を上げて背後を振り向くと、そこに紫色の口があった。
何もない空間に、だらしなく半開きの口だけが浮いていたのだ。
唇を割って、青黒い舌が揺れながら垂れている。
三人揃って、皆の元へ逃げ戻ったという。
居合わせた者を引き連れて洗い場へ返したが、既にそこには何も見えなかった。
顧問の先生が言うには、この山には昔から青舌と呼ばれる何かがいるのだと。
「以前にも先輩や卒業生が、何人か出会っているよ。
ベロリと舐めるだけで他に害はないみたいだから、心配するな」
「舐められるってこと自体が、もう堪らなく嫌なんじゃないの。
先生その辺わかってないよねぇ」
そう彼女たちは愚痴をこぼしていた。
1813
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 01:52:17 ID:ZH607a.60
同級生の話。
山奥でキャンプしていたある朝、外に出ようと山靴を手にして驚いた。
内部がグッショリと濡れていたのだ。
雨も降っていないし、近くに水が湧いている様子もない。
取りあえず、出来るだけ水を拭き取ってから、そこを発つことにする。
しかしそれから山を下りるまでの間、靴は水を噴いているかのように濡れ続けた。
「ミズチに魅入られたな。この奥の沢に棲んでいるらしいから。
あれに憑かれている間は身に付けている物が何か一つ、必ず水浸しになるんだ。
こっから下りてもしばらくは泳いだりしなさんなよ。
まず溺れてしまうぞ」
麓の無人駅で出会った地の人が、そう忠告してくれたそうだ。
1814
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 01:53:08 ID:ZH607a.60
どうよ?
ここの駄文と違って機能的デスよね
1815
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 17:49:14 ID:o2gHNmfw0
知り合いの話。
誰も居ない夜の公園で、一人花見を楽しむことにした。
そこは山奥にある城跡を利用した公園で、日が落ちると誰も来ない穴場だという。
バイクで乗り入れると、思った通り人の姿はない。
園内に進み、桜が集まっている横手に腰を下ろす。
曲がりなりにも施設なので、それなりに外灯が点いており、夜桜を見るには十分だ。
淡い桜色を堪能していると、何処からかボソボソと人の声が聞こえた。
複数の気配が湧いた。会話を交わしているように思える。
声のする方へ目をやると、すっと気配は消えて何も聞こえなくなる。
しかし今度は別の場所からまたボソボソと聞こえてくる。
段々と薄気味悪くなり、後ろ髪を引かれながらもそこを後にした。
「走りながらつらつら考えたんだけど。
あそこ、あれだけ見事な桜だもの、誰も見ないのも勿体ないよなぁ。
人か人外か知らないけど、やっぱり同じこと考えて見に来たんだろうなぁ」
彼はそう一人で納得していた。
1816
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 17:50:05 ID:o2gHNmfw0
杣人の話。
彼はよく山奥の炭焼き場に一人滞在して、炭焼きをしているという。
「大変ですね、一人で山に籠もっているのは寂しいでしょう」
私がそう言うと、彼は笑った。
「いや、時々はお客さんもあるから、そうは寂しくもない。
まぁ訛りが酷くて、意思疎通するのが大変だけどな。
酒がかなり好きなようで、一緒に飲むと結構楽しいぞ」
そう言うと、指先ほどの大きさをした物を懐中から取り出した。
薄い乳白色で、虹色に鈍く光っている。
「綺麗ですね、それって一体何です?」
「彼女の身体の一部だよ。この前くれたんだ」
「彼女? ははぁ、付け爪か何かですか」
「いや、鱗」
思わず、マジマジと顔を見てしまう。
彼はニヤニヤ笑うと「嘘だよ」と続け、あっという間にそれを仕舞った。
詳しく見せてくれと頼んだが、丁寧に断られてしまった。
果たして担がれたのかどうか、それ以上私も殊更に確認はしなかった。
今でも彼は炭焼きを続けている。
そして山に入る時は、酒を必ず多目に携えていくそうだ。
1817
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/28(土) 17:50:36 ID:o2gHNmfw0
仕事仲間の話。
急な現地調査の仕事が入り、山奥の町まで出掛けた。
無事に業務を終えた彼は、町外れの川辺を散策していた。
季節は春。
川岸には桜が多く植えられていて、非常に美しい風景を現出させている。
平日の昼前ということもあってか、彼の他は誰もいない。
その時、誰かが鼻歌を歌っているのが聞こえた。声のする方に目を凝らす。
向こう岸の背高い繁みの中から、女の頭が覗いていた。
桜を見上げる髪の長い横顔が、歌の調子に合わせて、軽く左右に揺れている。
呆っとそちらを眺めていると、女の頭が繁みよりズルッと抜け出た。
しかし首の下に続く身体が見当たらない。
ただ、細長い首だけが葦の中から伸び出して、先の頭を支えている。
首の色も肌色でなく黒っぽい。
よくよく見ると、蒼黒い首の背が光を反射しているような・・・え、鱗?
それ以上まじまじと見るような失礼はせず、気取られないようにその場から
立ち去ったそうだ。
1818
:
名無しさん
:2019/09/30(月) 19:14:10 ID:0qwR8lYs0
...で...もうお終いなんですか?
1819
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:11:45 ID:BK.4cjck0
山仲間の話。
山中の寂れたキャンプ場に、一人で宿泊した時のこと。
夜中、テントの周りでごそごそと動く音がする。
猿でも来たかと、外に出てライトで照らしてみた。
黒光りするモノが、夕食後のゴミを漁っていた。
彼曰く「一瞬、巨大な鯉が歩いているのかと思った」という。
そいつの背中には、魚のような黒い鱗がびっしりと生えていたのだ。
振り向いた姿は、不気味なことに人型だった。
前面腹部にかけて体色が白く変化していて、背とは違って柔らかそう。
股間はよくわからないが、胸が二箇所で膨らんでいる。雌?
やはり鱗で覆われた頸から上は、強そうな黒い髪の毛で覆われていた。
それを掻き分けるようにピンクの長い蛭みたいな物が飛び出していて、
手にした空き缶を頻りに突いている。舌だろうか。
しゃがみ込んでいる状態から立ち上がると、その背丈は彼より頭一つ分
低かった。しかし、腕や足は丸太のようで、力で勝てるとは思えない。
そいつは物怖じする様子もなく、彼の傍へするすると寄ってきた。
ムッとする生臭さが鼻を突く。再度魚を連想してしまった。
真正面から顔を付き合わせたが、黒い毛の向こうにある表情はまったく
何も伺えない。
頭をゆっくり回している姿は、じっくりと彼のことを観察している風に
感じられた。
1820
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:16:57 ID:BK.4cjck0
友人の話。
彼女ら姉妹の部屋であれだけ頻繁に起こっていた怪事が、サッと鳴りを潜めた。
丁度夏に入る頃だったという。
世間話がてらご近所に聞いたところ、彼らの家でも静まったらしい。
「誰かお払いでもしたのかな?」
何にせよ、騒ぎが起こらないに越したことはない。
それから少しの間は、ごく平穏な日常を過ごせたのだそうだ。
暑さが日に日に辛くなってきた頃。
夜中にふと目が覚めた。何か物音が聞こえたような・・・。
手元灯を点けてみたが、部屋にいるのは自分と姉だけだ。
ぐっすり眠っている姉を確認し、明かりを消そうとした時。
部屋の隅から何か出てきて、目の前を横切った。
白い足型の物体。草履の底みたいに見えるもの。
それがトストスと軽い音を立てて、壁の中へ消えていった。
見なかったことにして明かりを消し、眠りについたのだという。
1821
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:20:42 ID:BK.4cjck0
その夜から、毎日のようにそれが枕元を通り抜けるようになった。
決まっているかのように、現れるのはいつも深夜一時過ぎ。
日に一度だけ枕元を通り過ぎる。
それが出るようになって五日目、渋る姉を何とか説得して、一緒に目撃してもらう
ことにした。息を殺して時間を待つ。
時間通り、その日もそれは現れた。
壁に溶けて消えた時点で、姉に「見たでしょ!アレ一体何だろ?」と話を向ける。
しかし姉は奇妙な顔をしてこう答えた。
「音は確かに聞こえたけど、私には何も見えなかったよー?」
「どういうことなんだろねー?」
これまでは同じモノが見えていた筈なのに。
二人で首を傾げたそうだ。
この話を聞かされて、私は嫌な感じを覚えた。
マンションに出る何かが、ターゲットを友人一人に絞ったかのような、そんな気が
して仕方なかった。口に出しては言わなかったが。
1822
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:24:53 ID:BK.4cjck0
雷鳥一号です。
季節が変わるという事で続き物にチャレンジしてみようかと
せっかくの自由帳ですし
1823
:
名無しさん
:2019/09/30(月) 20:37:51 ID:0qwR8lYs0
息切れするのが早いようですが、どうぞ、これからもその調子で。
何でしたら、同じAAの連貼りでも構いませんよ。
「機能的な文章」で出来るだけ数を稼いで下さるとありがたいです。
1824
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:40:09 ID:25g5rlu.0
>>1818
様
いつもありがとうございます。
どうでしょう。山に行かれてみては
そのまま遭難して動物や虫の餌になるのも素敵なことかと思いますが
1825
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:41:03 ID:25g5rlu.0
ひどい.....
1826
:
名無しさん
:2019/09/30(月) 20:42:32 ID:Xc5KjnM.0
雷鳥さん乙っす
なんか変なの沸いてますが無視しましょう
こういう輩は構うと喜びますので
1827
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:45:20 ID:25g5rlu.0
>>1826
様
コメントありがとうございます
せっかく話を読んでいただいたのに、無視するのはどうかと思いましたが、そうした方がいいかもしれませんね
わざわざ遅筆の駄文を覗きに来てくれていますので、心苦しいのですが
1828
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:48:19 ID:25g5rlu.0
皆さんもネタがあったらどんどん投稿してください
ここは私の自由帳ですので全く構いませんよ
1829
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:49:28 ID:25g5rlu.0
ないなら、黙っとけ
私の作品への苦情、非難はチラ裏にでも書いてろ
カス
1830
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:50:57 ID:25g5rlu.0
雷鳥一号
いきます!
1831
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:52:00 ID:25g5rlu.0
薮蛇一号です
うそうそ
雷鳥一号です
1832
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:52:35 ID:25g5rlu.0
「「「「「機能的な文章」」」」」の雷鳥一号です
1833
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:54:01 ID:25g5rlu.0
あんの〜
1834
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:55:02 ID:25g5rlu.0
怒った?
1835
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:55:40 ID:25g5rlu.0
オラオラ雷鳥様に挨拶せんかい
1836
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:57:06 ID:25g5rlu.0
雷鳥一号万歳!
1837
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:58:19 ID:25g5rlu.0
無視無視無視
蒸し蒸しといえばミストサウナ入ったけど
ミストの方がいいね
いいんですよ、冨樫先生
1838
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:58:58 ID:25g5rlu.0
って私はキユじゃなーい!笑
1839
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 20:59:34 ID:25g5rlu.0
雷鳥一号〜ファイッ!
1840
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 21:00:06 ID:25g5rlu.0
1840ゲットオオオオオオオオオオオオオオオ!
1841
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 21:00:40 ID:25g5rlu.0
いえええええええええええええええええええええい
1842
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 21:04:06 ID:25g5rlu.0
私の過去作面白いでしょう
1843
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 22:41:35 ID:vMxKiBJg0
アンンッチイイイイイイイイイイイ
どぅぅぅこいったあああああああああああ!?!!!???
1844
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 23:07:58 ID:ijL6Uvio0
無視してやる!
やる!無視すっぞてめええええええええ
ちくしょうが
1845
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 23:08:31 ID:ijL6Uvio0
ひゃははは
逃げた逃げた腰抜けがあああああああああ
1846
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/30(月) 23:14:43 ID:BUoPaObE0
コンパス!
1847
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/01(火) 19:27:26 ID:sa0HOkBM0
毎日監視して
レスが途切れたときだけ
煽る
卑怯者
おる?
1848
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/01(火) 19:28:21 ID:sa0HOkBM0
いたら無視するぞ
覚悟しとけ
なぁ
1849
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/01(火) 21:10:46 ID:/2zxeBLg0
にょほほほほほ
1850
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/01(火) 21:17:25 ID:/2zxeBLg0
おう
1851
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/01(火) 21:25:13 ID:/2zxeBLg0
知り合いの話。
仕事で仲間と二人、山に入っていた夜のことだ。
焚き火を挟んで座り談笑していたのだが、不意に相手が黙り込んだ。
「おい、どうした?」
尋ねてみても、連れは上の方を見上げたまま返事をしない。
何だよ感じ悪いなぁと思いながら、煙草に火を点けて深く吸い込んだ。
自分も顔を上げ、紫煙を勢いよく吹き上げる。
煙の行方をぼんやり追っていると、頭上の梢の中で小さく咳き込む声がした。
「ケホン、ケホン!」
続いてガサガサと葉っぱが揺れる。
何かが木々の上を移動して、ここから去って行ったらしい。
1852
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/01(火) 21:25:58 ID:/2zxeBLg0
(続き)
驚いて腰を浮かす横で、連れが大きく息を吐き、緊張を緩めるのがわかった。
そして言うには、
「いや、ふと上を見るとな、誰かと目があったんだ。
葉の向こう側、暗闇の中に二つの黄色い目玉だけが浮かんでた。
ビビって動けなくなっていたんだが、お前が煙草を吹き付けたら、
咳き込んでどっか行っちまった。助かったよ」
「後にも先にも、喫煙を感謝されたのはあの時だけだな」
彼はそう言って頭を掻いていた。
1853
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/01(火) 21:27:21 ID:/2zxeBLg0
どうよ?
「「機能的」」だろぉ?
1854
:
名無しさん
:2019/10/01(火) 21:53:57 ID:YHn.FM4s0
???レスが途切れたときだけ 煽る 卑怯者???
なら、オワコンスレで好き勝手に...ああ、済みません。
何にしろ、レスが途切れないよう、努力されることを期待しています。
1855
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 06:48:18 ID:qEzAQqaI0
臆病者が
1856
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 06:49:48 ID:qEzAQqaI0
オワコンスレじゃなくて私の自由帳ですが?
1857
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 06:50:54 ID:qEzAQqaI0
友人の話。
アメリカへ留学していた時のことだ。
ホストファミリーは皆揃って絵画が好きだったそうで、家族の描いた絵が
山のように屋根裏部屋に収められていたらしい。
彼も好きな口なので、よくそれを眺めさせてもらっていた。
そんなある日、これまでにない変わった一枚を見つけた。
コンテのみで描かれたモノトーンの絵だ。
画の中心には全壊した丸太小屋がある。
屋根はすべて剥がされて、壁も僅かばかりに残っているだけ。
周りに残骸が散らかっており、その間に人が二人ばかり倒れている。
1858
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 06:51:25 ID:qEzAQqaI0
(続き)
そして、その壊れた小屋の横に腹這いになっている、黒い大きな獣が一匹。
デザインとしては犬か狼に見えた。
頭から尾の先まで、優に小屋の倍はあった。
家人にその絵のことを尋ねると、
「詳しいことはわからないが、開拓時代に描かれた絵を、数代前の家長が
模写したものらしいよ。よほど印象的だったんだろう。
元絵?いやどこで見たのかとかは伝わってないな」
との答えがあった。
今でもふと、あの絵のことを思い出すことがあるのだという。
1859
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 06:52:16 ID:qEzAQqaI0
自由だ〜!
1860
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 06:54:04 ID:qEzAQqaI0
変なの沸いてるナ〜
見ないフリ見ないフリ
1861
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 06:56:03 ID:qEzAQqaI0
どうも「「「薮蛇」」」一号デス
1862
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 19:01:24 ID:5VvHgx.Y0
江戸っ子でい!
1863
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 19:01:58 ID:5VvHgx.Y0
線路内には立ちいらないでください
1864
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 19:02:57 ID:5VvHgx.Y0
ジャポニカ学習帳〜
1865
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 19:06:34 ID:Q1q56OPo0
友人の話。
幼い頃、山中の実家へ遊びに行った時のこと。
祖父と一緒に庭で竹馬に挑戦していると、不意に背後で異音がした。
べしゃりっ
振り向いてみたが、何も黒土の上には確認できなかった。
気を取り直して竹馬に取り組み直したが、しばらくするとまた同じ音が聞こえた。
何度も聞こえると流石に無視出来なくなり、祖父に「変な音がする」と訴えた。
「ありゃよく熟れた柿が落ちる音だ。心配要らん。
お前は聞いたことがないから知らんだろうが、儂には懐かしい音でな」
祖父はあっさりとそう答えた。
1866
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 19:07:06 ID:Q1q56OPo0
(続き)
そして庭の一角を指し示す。
「ほら、あすこに切り株があるだろう。
昔はでかい柿の木が生えていたんだ。
虫や病でボロボロになったんでな、何年か前に切り倒したんだよ。
でも何故かそれからも、柿の実が落ちる音だけは聞こえ続けてる。
柿の季節でもないのに音がするところを見ると、柿も迷っているのかもな」
迷っているって?
「成仏できてないってことだ。
耳がないから、ありがたい御経も届かんのかもしれん」
成人した今でも時々、べしゃりっという音を聞くと彼は言っていた。
1867
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 19:07:50 ID:Q1q56OPo0
友人の話。
山奥の温泉旅館に泊まった時のことだ。
真夜中、尿意で目が覚めたのでトイレに行くことにした。
用を済ませて廊下を歩いていると、『関係者以外立ち入らないで下さい』と
書かれた札のある一角を通り過ぎた。
奥の方で明かりが灯っており、そちらから食欲をそそる良い匂いが漂ってくる。
「厨房かな?」
半分寝惚けた頭をその通路に突っ込んでいると、後から肩を叩かれた。
「駄目ですよ、そちらは従業員専用です」
柔らかい声でそう注意される。
「あ、こりゃどうもすいません!」と慌てて振り向くと、女性が一人立っていた。
服装は間違いなくその旅館の仲居さんのものだったが、その首から上、こちらを
見つめるその顔だけが、狐だった。
唖然としている彼の前で仲居さんは頭を下げた。
金色の毛皮の後頭部が見えた。
そしてパッと掻き消すように消えてしまったという。
翌朝、部屋を訪れた女将にこの話をしてみた。
笑われるかと思ったが、まだ若い女将さんはニッコリと笑って
「レアですよ、運が良かったですね」とだけ答えてくれたそうだ。
1868
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 19:10:10 ID:Q1q56OPo0
ドウモ雷鳥デス
1869
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 19:46:13 ID:HXiU6kuY0
山の話面白いネ
1870
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/02(水) 23:49:13 ID:lgg866YQ0
おる?
1871
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/03(木) 20:25:58 ID:G/ausz0M0
友人の話。
一人で山奥を縦走している時、廃火葬場を見つけた。
火葬場にしては妙に大きくて屋根が高く、細長い建物だった。
近くに集落もない山奥なので怪訝に思い、中を覗いて見たそうだ。
土間に遺体を焼くための溝が掘られていた。
巾2m、長さ6mほどのとても大きな溝だった。
ここでいったい、誰がどんな人を焼いていたんだろう?
そう考えると急に恐くなり、飛び出して逃げたそうだ。
1872
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/03(木) 20:26:35 ID:G/ausz0M0
先輩の話。
下山中に道に迷った時のこと。
藪漕ぎをしていると、小さな集落跡に出くわした。
木は全て朽ち果て、石垣造りの火葬場らしきものだけが辛うじて形を
保っていたのだそうだ。
中を突っ切って下山を続けた。
しばらくすると開けた場所に出た。
ついさっき通り抜けたはずの集落跡だった。
下りる場所を変えて下山を続けたが、また同じ集落跡に戻ってしまう。
4度目に見覚えのある廃屋が見えた時、叢に埋もれた道祖神に気がついた。
とりあえず、非常食用の乾パンを捧げて手を合わせてみた。
その後20分も歩かないうちに里へ出られたということだ。
1873
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/05(土) 02:51:12 ID:Q14gbMNY0
友人の話。
私たちがよく縦走していた山道で、廃火葬場が見える所があった。
谷を挟んで向こう側の尾根に、朽ち果てたそれがぽつんと佇んでいた。
仲間内ではそこにあって当たり前の光景になっており、恐い思いを
したことは無かった。
ある夕刻、友人が一人でその山道を通った時のこと。
ふと目をやると、火葬場に灯りがともり煙がたなびいていたのだという。
朽ちたはずの小屋が、まるで建て直したかのようにしっかりしていた。
翌日そこを通って帰る時には、元の廃屋に戻っていたそうだ。
その後、誰が取り壊したのか廃火葬場はきれいさっぱりとなくなって、
今はその痕跡すら見当たらなくなっている。
1874
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/05(土) 02:54:00 ID:Q14gbMNY0
知り合いの話。
部活でいつもの山を縦走している時のこと。
五人いたのだが、たまには違う道を開拓しようということになった。
友人が先頭に立って進んでいたのだが、麓近くで廃火葬場を見つけた。
多人数だったので、強気に中を覗き込んだらしい。
真新しい日本酒の瓶と、酒が注がれたお猪口が三つ、土間に並んでいた。
まるで今まさに飲んでいるような雰囲気だったという。
他にビーナッツと柿の種、そして頭を落とされた蛇が置いてあった。
慌ててその場から立ち去ったそうだ。
1875
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/06(日) 01:23:02 ID:9.cA2/RQ0
同僚の話。
消防団で大規模な山火事の鎮火活動をしている時のこと。
ホースを手繰っていると、燃え尽きて灰に覆われた斜面に何か見えた。
小さな水色の花が一輪、真っ直ぐに立っていた。
それを見た年配の団員がぽつりと言った。
ヒドメが出たな、この火事は大事にはならないよ。
山火事はその日の夕方までには無事に治まったということだ。
1876
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/06(日) 01:23:34 ID:9.cA2/RQ0
知り合いの話。
人里よりかなり離れた、山奥の獣道を歩いている時のことだ。
少し先の地面に、いきなり空から勢いよく突っ込んできた物がある。
どすっという重い音が響いた。
驚いて駆けよると、野球で使う硬球であった。
手に取って空を仰いだが、わずかばかりの雲が流れているだけだった。
1877
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/07(月) 20:56:48 ID:2s.oHMvU0
どうも雷鳥一号です
今宵もやってきました
1878
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/07(月) 20:57:43 ID:2s.oHMvU0
友人の話。
彼が道路工事でバイトをしている時のこと。
そこの現場は、作業車の他は何も通らないような山奥だった。
ある日の昼下がり、乗用車が一台、現場に侵入してきたのだという。
出て行けという注意も聞こえないようで、車は現場の中で止まった。
運転席から降りた男は、トランクから大きな麻袋を担ぎ出してきた。
麻袋からは女性の腕が突き出していた。
その異様な光景に、誰もが近寄るのを躊躇したそうだ。
男は地面に掘られていた穴の中に袋を投げ込み、土をかけて埋めてしまった。
袋が見えなくなると男はほっと息をつき、車に乗り込んで帰っていった。
誰かが警察を呼べと叫んでいた。
白昼の大胆な死体遺棄犯は、目撃者が多いせいもあってすぐに捕まった。
警察の取り調べで犯人が語ったところによると、殺した女性を埋めようと山に
入ったが、出くわした工事現場に誰もおらず、ちょうどいい穴まであったので、
これ幸いと埋めてきたということだった。
なぜか犯人には、殺した女性以外の存在は見えていなかった。
当時、現場には作業員が十人以上いたと聞かされても、信用しなかったという。
その全員が目撃者だと聞いた時は、唖然としていたそうだ。
1879
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/07(月) 22:23:09 ID:t47GqKMo0
ちんぽこちん
1880
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/10(木) 22:53:26 ID:5iYBKyus0
後輩の話。
彼は林道をバイクで走破するのを趣味にしている。
とある山奥の廃道を走っていると、行く手に太い木が倒れているのが見えた。
「やれやれ、スピードを出していたら転倒するところだった」
バイクから降りると、障害物を片すため手を掛ける。
彼の手が木肌に触れるや否や、倒木はビュッと飛ぶように移動した。
そのまま下生えの中に突っ込み、あっという間に見えなくなった。
低木がガサガサと揺れ、何か長い物がその下を移動していくのを教えていたが、
それもすぐに静まった。
呆気にとられたが、我に返るとバイクに飛び乗り、全速力でそこから逃げ出した。
「どう見ても木だったんですけどね。枝も伸びてたし。
アレって何だったんでしょう?」
本当に驚いたという顔で、彼は首を傾げていた。
1881
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/10(木) 22:54:03 ID:5iYBKyus0
自由帳の面白い使い方ないかな〜
1882
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/12(土) 22:10:28 ID:HJuffYIw0
台風すごいデスネ
いつ停電になるか
1883
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/12(土) 22:11:52 ID:HJuffYIw0
友人の話。
渓流釣りに行き、山中の河原に野営していた夜のこと。
竿の手入れをしていると、焚き火の向こう側に何かがいるのに気がついた。
姿形はおぼろ気ではっきりと見えないが、不思議にも恐いとは思わなかった。
それはじっとこちらを見ていたが、やがてその竿をくれと言ってきた。
彼は少し考えて、恋人と引き換えならあげてもいいと答えた。
するとそれはついて来いと言い、立ち上がって歩き出した。
素直についていくと、しばらくして崖がオーバーハングしている場所に出た。
娘が一人、遺書と書かれた封筒と薬の瓶を持って倒れていた。
慌てて道具を投げ出し、介抱したそうだ。
気がつくとそれは姿を消してしまっていた。
いつの間にか、釣竿が二本と魚篭が一つ失くなっていたという。
一本は鮎竿でかなり高価だったらしく、かなり落ち込んだそうだ。
その時助けた娘さんは、現在彼の奥さんになっている。
1884
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/14(月) 01:06:07 ID:qZ3g01h20
いやあ繋がらなくてビックリデス
1885
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/15(火) 22:31:23 ID:Z9Z3EN7.0
知り合いの話。
人里よりかなり離れた、山奥の獣道を歩いている時のことだ。
少し先の地面に、いきなり空から勢いよく突っ込んできた物がある。
どすっという重い音が響いた。
驚いて駆けよると、野球で使う硬球であった。
手に取って空を仰いだが、わずかばかりの雲が流れているだけだった。
1886
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/15(火) 22:31:57 ID:Z9Z3EN7.0
知り合いの話。
シーズン外れの山歩きで、キャンプ場に一人だけで宿泊したそうだ。
水場ときれいなトイレが設置してあるのがありがたかった。
夜中に我慢ができず用を足しに行った時のこと。
しゃがんでいるとドアがいきなりノックされた。
恐る恐る外に出たが、人っ子一人いなかった。
彼は夜明けまで一睡もできなかったという。
1887
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/15(火) 22:32:58 ID:Z9Z3EN7.0
私の好きな時に好きな事を書き込まれて…
オワコンスレも本望でしょうネ
1888
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/17(木) 00:11:39 ID:hmk9JJm.0
くふふ
1889
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/19(土) 15:19:17 ID:yFsfOQ9U0
先輩の話。
連休を利用して山歩きしていた時のこと。
無人の山小屋に泊まったのだが、奇妙な夢を見たという。
足先まで髭を伸ばしたお爺さんが、挨拶が無いと言って怒っていた。
先輩はなぜか恐れ入ってしまい、わけも分からず謝ったのだという。
そのうち怒りも薄れたのか、お爺さんは許してくれたそうだ。
許すから酒を出せ、と言われたところで目が覚めた。
妙な夢だったが、内容はしっかりと憶えていた。
確かめようと、最後の夜の楽しみに取っておいた酒の携帯容器を出してみた。
容器は空になっており、一滴の酒も残っていなかったそうだ。
1890
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/19(土) 15:19:50 ID:yFsfOQ9U0
知り合いの話。
冬山登山に出かけ、大きな山小屋に泊まった時のこと。
団体用の広い部屋に三人で雑魚寝したそうだ。
夜中に、仲間の苦しそうな声で目が覚めた。
隣を見やると、彼の身体の上に黒い影が乗っているのが見えた。
影は仲間を両手で抱きかかえ、どうやら接吻しているようだった。
慌てて身を起こすと、たちまち影はかすんで消えてしまったという。
仲間の生命に障りは無かったが、その身体は冷え切っていたらしい。
計画を切り上げ、次の日に山を下りたのだそうだ。
1891
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/19(土) 15:21:08 ID:yFsfOQ9U0
たまには投下してみますネ
1892
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/10/27(日) 23:55:04 ID:eeYjafyQ0
ハロー
1893
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/11/02(土) 00:45:03 ID:Yns2/MTI0
生主富士山滑落事故...
恐ろしい映像でしたネ
1894
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/11/10(日) 14:47:32 ID:4ddRcasE0
私の自由帳が復活してる
1895
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/11/16(土) 14:25:25 ID:M1h3MXT60
ふひゃ
1896
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/11/16(土) 14:26:00 ID:M1h3MXT60
週一しか来れないです...
1897
:
名無しさん
:2019/11/18(月) 06:43:35 ID:EFXlox1c0
ここは藍スレ
1898
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/12/04(水) 21:52:00 ID:kTXcge3M0
私の自由帳デスよ?
1899
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2020/03/24(火) 23:57:00 ID:G9JpchVA0
忙しくて存在を忘れていました。雷鳥です
1900
:
ねここ
:2020/05/27(水) 09:40:39 ID:9vu4Gn6k0
自由帳に書き込みされているところ申し訳ないのですが、藍さんに依頼とかすることは可能なのでしょうか?
個別対応はされていないようなので、ないのかもしれませんが本当に困っているので書き込みしてみました。
ご迷惑であるようならこの書き込みを削除することも考えているのですが、なにぶん初心者なのでうまくでき
るかはわからないです。依頼内容は式神関係で、連絡の取れない知人によって取り付けられた式神を取り外してほしい
というものです。取り付けられてから約8年、悪化してからかぞえると約3年位になります。Rさんに依頼と書くべきか
迷ったのですが、藍さんに、の方が良いような気がしたので書き出し以上のようにしています。このスレにおられる人
どなたでも構いません。外せるよ、またはそういった人に心当たりのある方おられましたら嬉しいです。一週間に一回
くらいの頻度で来るようにしていますので何か新たな進展等あると、それも嬉しいです。どうかよろしくお願いいたします。
1901
:
張子の寅
◆1U4O8MKpUI
:2020/06/03(水) 11:50:05 ID:YiR37EIg0
>>1900
ねここさん
ウチのコ達に訊いたら対応可能とのコトだったのでお声掛けしました。
・式神を付けられた経緯
・ねここさんの認識の程度(その式神が視えて聴けるのか、存在を感じるだけか…等)
・具体的にどういうふうに困ってるのか
以上の3点を以下のスレに書き込んで下さい。
【霊障】結界・ヒーリングお試しスレ06【気のせい】
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1548760109/
その際、「したらばの怖い話板の〜」と言わないで貰った方が助かります^^;
1902
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2020/06/24(水) 10:54:27 ID:Lf7uc/YU0
式神?
狂ってマスネ
1903
:
名無しさん
:2020/08/19(水) 14:26:37 ID:JOwv075.0
藍さん戻ってきて~!
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