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藍物語(投稿・感想・雑談専用=隔離)スレ
1
:
枯れ木も山の賑わい
:2014/03/26(水) 23:49:11 ID:sdeCrXLs0
藍 ◆iF1EyBLnoU の 投稿と
投稿に対する感想・雑談の為に立てた専用スレです。
レスの都合上コテハン推奨ですが、匿名の書き込みも勿論OK。
非難の書き込みは「作品に関する話題・雑談」スレで存分に。
こちらへ書き込まれた場合は(可能ならば)削除します。
1581
:
名無しさん
:2018/10/07(日) 12:31:40 ID:yHmPuIDs0
それにしても隠されたのは川の神様のご指示?
だったらこれがほんとの神隠し。
1582
:
名無しさん
:2018/10/09(火) 20:58:03 ID:iEbss6m60
藍さんの投稿のためだけにこのサイトが運営されていたって解釈は
あまりに管理人さん(たち?)に失礼だろう。
他にも、美しく、不思議な話がたくさんまとめられていたのだからね。
だからこそ一体何があったのかと、納得できないんだ。今でも。
1583
:
名無しさん
:2018/10/10(水) 09:30:48 ID:YK3CZSFsO
本サイトから切り離してこの掲示板だけでは成立しない
本サイトの稼働が停止しても入り口として置いておく必要があった
1584
:
名無しさん
:2018/12/02(日) 20:17:56 ID:97Y3Bu2s0
再開、又は後日談でもいい。もっと読みたい。また読みたい。
でも、この物語も、一期一会なのだろうか。
1585
:
名無しさん
:2018/12/03(月) 17:28:35 ID:RmDKPPZ.O
このシリーズが終了宣言したから
まとめサイトのほうも終わった
1586
:
名無しさん
:2018/12/03(月) 22:32:45 ID:4.TVKQlE0
今更って気もするけど...
何故か掲示板まとめの作業が滞ったのは1月末。
さらに、4月に入ると、まとめサイトの作品まで読めなくなり始めた。
で、このシリーズの終了宣言が5月。
「終了宣言でまとめサイトが終わった」というのは時系列が矛盾する。
まとめサイトの削除は別の原因だと考えるべき、と思う。
1587
:
名無しさん
:2018/12/04(火) 04:02:52 ID:lAVshfjk0
前も1585みたいな事書いてる人いたよね。
何か意図でもあるのかな?
1588
:
名無しさん
:2018/12/19(水) 21:59:20 ID:3WkxN10w0
実話って設定…ちょっと無理があったね
しかし長い間お疲れ様でした。
1589
:
名無しさん
:2018/12/21(金) 14:11:14 ID:zWN3RZEQO
サイトが消えたのが問題
1590
:
名無しさん
:2018/12/28(金) 08:07:40 ID:NAbUHoWg0
消えたのは転載禁止関連じゃないの?
だとしたら利権絡んでるだろうから望みは薄いでしょ
でも、続き読みたいね
1591
:
名無しさん
:2019/03/31(日) 15:26:21 ID:u71Ee58o0
どうだろう。洒落怖まとめが読めなくなり、
このすばらしい作品がまとめられた場所が無く、人に紹介しようにも難しい現状を感じる。
差し支えなければ当方ログで保存しているので、
投稿時系列にて再掲する形の専用スレッド(当板)にて、その目的が果たせたらと思ってます。
とりあえず準備をはじめますが、異存のある方がおられたら考え直したいと思います。
特に作者様関連の方のご異存がある場合は、理由の有無に関わらず中止します。
ご意見無ければ準備が整い次第、投稿を開始したいと思います。
といってもおそらくは順調でも1週間以上はかかると思います。その間お待ちします。
皆様いかがでしょうか。
1592
:
名無しさん
:2019/04/01(月) 04:02:01 ID:Vr6yMiT6O
まとめアーカイブほしい
1593
:
藍
◆iF1EyBLnoU
:2019/04/02(火) 23:58:21 ID:iy6zGABA0
テスト中
1594
:
藍
◆iF1EyBLnoU
:2019/04/03(水) 19:26:00 ID:.OZRE.w.0
皆様、本当にお久しぶり、藍です。
1591様の提案について弟から知らせがありました。
こちらでのまとめが消えてしまった状況ですので、
私たちの作品をまとめる選択肢が他にあるとすれば有難く思います。
今のところ、作者である知人に確認を取る術はありません。
しかし私は、営利目的でなく善意の提案と信じます。ですから
かつて知人が私に与えた権限に基づき、1591様の提案に同意。
『この掲示板に投稿された作品の著作権は作者に帰属する。』
私たちが投稿を始めたときには、そう明記されていました。
ですから、1591様の掲示板への転載に問題は無いと存じます。
1591様の作業を知人も認めてくれたなら、
私たちから1591様へ感謝の証として、
新しいまとめの場所に新作を1つ投稿させて頂きます。
投稿予定時期は今年8月。未だタイトルも未定ですが、
今回のご提案を励みにして、久しぶりに自分を追い込んでみます。
それでは皆様、ごきげんよう。8月に再開できますことを。
1595
:
1591
:2019/04/03(水) 20:26:31 ID:MhxFyDXA0
藍さんはじめまして。
ご確認いただきましてありがとうございます。
当方としての目的は他者への紹介のしやすさではありますが、
ご懸念ごもっともと考え、この掲示板での転載が良かろうと考えました。
再転載に対する懸念はありますが、
ちゃんとまとめられていれば広告が多々表示される画面より、
よりシンプルに表示されるであろう当板の方が読みやすいであろうと思われ、
機能として勝れると考えられる事より、転載禁止を謳えば事足りるかと思います。
したがいまして、再投稿時の名前欄を『転載禁止』とし、スレッドの1に
『この掲示板に投稿された作品の著作権は作者に帰属する。』
を明記した上で投稿を開始したいと思います。
また、新作が読めるのであれば無上の喜び、現在準備中ですが気合が入ります。
投稿開始まで今しばらくお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします。
1596
:
名無しさん
:2019/04/04(木) 04:48:23 ID:xSm9kVmUO
まとめサイトがいきなり消えたからまずい
1597
:
名無しさん
:2019/04/09(火) 03:26:46 ID:H8dq.A360
何だか気になったから調べてみたよ、この掲示板の利用規約。
今でも「したらばヘルプ」には藍さんの書いた通り、
基本的に投稿された記事に関しては投稿した本人に著作権が存在します
(が、レンタル掲示板のシステム上、掲示板内の著作の管理は
掲示板管理者の判断に一任されている為、掲示板の利用に
「著作権の相乗り、著作者人格権の不行使」が含まれる事も多々あります)。
とある。ただこの掲示板のローカルルールに、管理者の判断は示されていない。
さて、ここからが本題。2019年3月26日付で、
「したらば掲示板利用規約」が変更されてるよ〜。そこには例えば
1598
:
名無しさん
:2019/04/09(火) 03:28:47 ID:H8dq.A360
利用者は、掲示板への書き込みを行った時点で、当該書き込みに関する一切の著作権
(著作権法第27条および第28条に規定される権利も含みます。)
が運営者に譲渡されることを承諾するものとし、
かつ、運営者および運営者の指定する者に対し著作者人格権を行使しないものとします。
という記載があるのだな。つまり2019年3月26日以降に投稿された作品の著作権は
この掲示板サービスの運営者に無条件で譲渡されることになる。
(まさか、この変更が過去に遡及して適応されることは無いと思うけど。)
これを知った掲示板管理者が、投稿者の著作権を守るために掲示板まとめを消した?
今後「この掲示板」に再度投稿される藍さんの作品、それらの著作権はどうなるの?
藍さんたちが不利益を被る事が無いよう、考慮してほしい。
1599
:
1591
:2019/04/09(火) 07:24:27 ID:oiGj1wCo0
一旦凍結します。
1600
:
名無しさん
:2019/04/09(火) 17:10:02 ID:wQlcYHCsO
まじで
1601
:
1598
:2019/04/09(火) 20:57:27 ID:H8dq.A360
>>1591
>>1599
藍さんの書いた通り、あなたは信ずるに足る人だと分かった。
『一旦凍結します。』という言葉はきっと、『よりよい道を探る』という意味。
そう信じて、あなたの出す『解答』を、期待して待ちます。本当に、ありがとう。
1602
:
1591
:2019/04/09(火) 22:40:33 ID:oiGj1wCo0
>>1601
お気持ちはありがたいのですが、今の処妙案もなく、
私一人で出す解答が果たして『より良い』かも疑問でもあります。
皆様のお力もお借りできたら、大変助かるのですが。
1603
:
1598
:2019/04/10(水) 21:13:44 ID:rPaO/QKM0
>>1602
あなたは『提案』し、私は懸念される事項を調べた。
今後新たな協力者が現れなければ、この状況のままでも仕方ありません。
当然、あなたが気に病むことなどありませんよ。
1604
:
名無しさん
:2019/04/11(木) 12:59:42 ID:nUVWKfQ2O
まとめサイトをもとに戻すのが一番よい
1605
:
名無しさん
:2019/04/27(土) 22:34:12 ID:VXBkkxXAO
久々にのぞきました
藍さんが来てくれて嬉しい、新作読みたいです
移設が上手くいきますように
1606
:
1591
:2019/05/05(日) 12:42:08 ID:gBlZVKd.0
どうやら掲示板はどこも同じ問題を抱えそうです。
いっそレンタルスペースで…
ってそれではまんままとめサイトみたいになってしまいます。その上
問題① 2019年3月26日以降ここに投稿された作品はまとめられない。
つまり新作はまとめられない事になります。
懸念① syarecowa.moo.jp と同じなんらかの問題を抱えると思われる事。
その問題点が不明である事。
懸念② そのような許可は作者様サイドからは得られていない事。
懸念③ 当方処置済みのまとめは掲示板投稿用。サイトアップなら多分全てやり直し。
それは良いとしてhtml化作業等まで考慮すると、結構な時間を頂かないと…。
急がず焦らず、より良い道を探りましょうか。
1607
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:06:55 ID:qMdNSK4g0
こき垂れし 大便の香の 激しければ ズボンのすそに つきたると思ふ
1608
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:14:02 ID:DjAP10yQ0
夏草や オワコンどもが 夢の跡
1609
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:16:13 ID:DjAP10yQ0
大便を 食せと言ひし 面影を 胸に抱きて 三年過ぎぬ
1610
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:17:12 ID:DjAP10yQ0
金ためて やっと買いたる コートかな 小学校前で チンコを出しぬ
1611
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:18:23 ID:DjAP10yQ0
オナニーを せしところをば 妹に見られ そのままパイルドライバー してしまひけり
1612
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:19:06 ID:DjAP10yQ0
銀行の 防犯カメラの 真ん前で ちらりと出ししわがチンコかな
1613
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:20:02 ID:DjAP10yQ0
肛門に 挿したる鮒の びんびんと 跳ぬればチンコ いきり立ちおり
1614
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:20:56 ID:DjAP10yQ0
盆なれば 死者が還ると 言ひし婆に お前が死者に なれよと嗤ふ
1615
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:21:43 ID:DjAP10yQ0
痔のために 排便二時間 かかりおり 便座エースと われをこそ呼べ
1616
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:25:16 ID:DjAP10yQ0
過疎スレや チンコギンギン和歌集に なりにける 夏の夜
1617
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:39:17 ID:DjAP10yQ0
オワコンスレ救済のため、古巣である山怖スレから名作を抜粋して再放送します。
病院いてきた
俺「流し切れなかったウンコの横にお上人さまがいたんです」
医者「そのお上人さま、持ってきました?」
俺「気持ち悪いから流しちゃいました」
医者「あーん、・・・今度出たら捕まえて持ってきてください。
それからお上人さまの卵がいるかも知れないから、検便していってください」
二時間後 ───────
医者「検査の結果、陰性でした」
俺「あ、じゃあ?」
医者「うーん、一回の検便じゃ分からない事が多いんですよ。
最低あと二回、一週間後と二週間後に検便持ってきてください」
俺「あの、お上人さまが仮に居て、変な所に潜り込むとどうなるんですか?」
医者「あんまり無いことだけど、肝臓に寄生してたりとかすると厄介・・・」
俺「脳とかは?」
医者「脳にはいると日蓮宗になっちゃうから」
俺「戻れないんですか?」
医者「戻れない・・・」
俺「じゃ、検便持ってきます」
医者「はい、それじゃあ一週間後直接採尿室に持って行ってね」
俺「お世話になりましたあ」
1618
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:40:30 ID:DjAP10yQ0
続けていきます
中学卒業の頃、クラスの友人と僕は奥多摩の六ッ石山に登ろうという話になりました
朝早く立川から青梅線に乗り、奥多摩駅からバスに乗り換え、ダムから徒歩で水根という
山の中腹の集落まで、僕と友人は舗装路を歩きました
そこから先はいよいよ山に入ります
熊注意の看板を見ながら産土神社を過ぎ、細い灌木の中の傾斜を歩いて行きました
すると防火帯と呼ばれる山火事の延焼を防ぐために切り開かれた場所に出ました
体力のない僕は、もうへばって来ており、ここで休憩しようと友人に告げました
友人は体力を持て余してるのか、辺りをほっつき歩いていましたが、突然小走りに戻って来ました
「おい、あれあれ!」
友人が指す方をみると、おかしな事にこんな山に洗濯機が棄てられていました
「誰か棄てに来たんだよ、不法投棄・・・」
「でも中に何か入ってるぜ?」
「なにが?」「・・・・・」
「死体じゃないよね?」「見てみろよ」
「やだよお前が見つけたんじゃねーか」「いーから来いよ!」
友人は僕を呼びつけ、僕も嫌々ながら洗濯機の所へ行ってみることにしました
「おま開けて見ろよ」「おめーが開けろよー」
そして恐る恐る、友人が洗濯機の上蓋に手をやり、そぉーっと開けて見てみました、その時でした
「なっ・・・むっ・・・みょぉぉぉ・・・・ 」
友人はバダンと急に蓋を閉じました
いえ、ボクの耳にもそれはハッキリ聞こえました
「野良お上人を捨てるにしても手が込みすぎている!」
その日から友人の彼は日蓮憑きとして知られるようになりました
1619
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:43:16 ID:DjAP10yQ0
2013年の夏頃でしょうか
山怖スレにてお上人様が大ブームとなりました
あれから早6年・・・
先輩の話。
その昔、盆で東京から田舎者が消えた時のこと。
まだ幼かった先輩は、兄と二人で実家の裏手にある崖で遊んでいた。
と、いきなり兄が上を見上げたまま、口をポカンと開けて動かなくなる。
何を見ているのかと、同じように顔を崖の上へと向けた。
お上人さまが、崖の中腹に張り付いていた。
七つに割れた頭に妙の字入りの袈裟、ご丁寧なことに褌まで妙だった。
裾から覗く白い腿が、妙〜!に強く記憶に残っているという。
その他の特徴はあまり憶えていない。
お上人さまはスルスルと滑らかな動きで崖を登り続け、一番上まで達すると、
そのまま流れるように山奥へ姿を消した。
我に返った兄と一緒に、実家の祖父へ報告しに行く。
「お上人さまが崖を登っていったよ、変なの」
そう話した次の瞬間、祖父は妙な顔になり大声で詰問してきた。
「褌は、そのお上人さまの褌は見ていないだろうな!?」
祖父の妙な顔に驚きながらも、「見てないよ」と返事をする。
すると祖父は心底ホッとした風になり、
「今日と明日はもう裏で遊んじゃいかんぞ、目が合うといかんけん」
と妙な表情で言った。
その年から結局、家で褌を愛用する事になったのだという。
1620
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:47:12 ID:DjAP10yQ0
私が初めてコテを付けたのもその頃の事です。
それはさておき、お上人様シリーズは今は亡き洒落怖まとめには未収録となっております。
SGIルーマニア支部の知人の話。
ドナウ河畔に今では誰も近寄らない古城が立っているそうだ。
そこにはかつてお上人さまがドラキュラを退治したという伝説があるそうだ。
知人が子供の頃数人で肝試しに行ったらしい。
崩れかけた城門を潜るとすぐに広間中央に安置された棺桶が目に入ったらしいが、
そこには紛れもなくお上人さま直筆の御本尊の封印があったそうだ。
知人の制止にもかかわらず一人が封印を取り払うと、
突如「聞いた話ー!」と雷鳥が復活し襲いかかってきたそうだ。
知人が無我夢中で御題目を唱えると、封印を解いた仲間が苦しみだし、
やがて頭が7つに割れるとそこからは白馬にまたがった池田先生の姿が現れたらしい。
先生は「破あ〜!いざなぎ流奥義、仏敵折伏大行進!」
と叫びながら雷鳥に突進したそうだ。
次の瞬間、そこには雷鳥も先生の姿もなく、ただ頭の7つに割れた仲間の死体が代わりに棺桶に入っていたらしい。
知人たちは恐怖のあまり一目散に逃走したものの、
なぜかその後のことは一切思い出せないそうだ。
当時の新聞などを見ても一切記録は残っておらず、
仲間の誰一人連絡が取れないらしい。
1621
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 02:49:49 ID:DjAP10yQ0
6年前というと、まだまだ改元前ですので、令和歌人ではなく平成歌人と名乗っておりました。
痴人の話。
子供の頃、信濃町のルーマニア大使館のパーティーに招かれたらしい。
池田先生も同席していて、なんみょーほーれんげーきょーを唱えていたそうだ。
するとところ構わず雷鳥が闖入しては「いよっ、雷鳥さん、待ってました!」
とセルフ大向こうを続け、
しまいには警備員と銃撃戦になり多数の死傷者が出たらしい。
池田先生は少しも動じずにゆっくりと雷鳥の前に立ちはだかると、大音声に呼ばわったそうだ。
「破ああああ〜!いざなぎ流奥義、破門返しの風!お上人さまの名の元に、ライチョスよ汝を破門する!」
雷鳥はギョエーと悲鳴を上げるなりピクリとも動かなくなり、
そのまま石像と化したそうだ。
今でも事前に予約して3万ほど包めば見せてもらえるらしい。
1622
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 03:04:17 ID:DjAP10yQ0
・日蓮宗は不思議な術を使ってお金集めをするという
その家には子を抱いた鬼神が祀られ、ナムミョウホウレンゲキョウと唱えている
・日蓮宗と付き合うと尻の毛まで毟られる
・昔関東征伐の時、鉢形城の黒澤氏が普門寺の僧を頼り、日蓮宗の瓶を借りてきた
前田家の手勢が城に火をかけた時、瓶が勝手にくるくると中空を舞い敵兵に向かって飛び、
中から日蓮が妙ーと言いながら長い頭をぬーと出した
皆、それを見た者は発狂したり高熱を出して死んだという
・日蓮宗は侮れない
死んだ母から聞いた
・雪隠の下に日蓮宗が口を開けて上を向いていた
娘が怖がって外の庭で用を足すことになった
武州東秩父村折原の民俗より
1623
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 03:05:18 ID:DjAP10yQ0
藩政時代の末、この村に日蓮宗がやってきた
御上人様を信じないと地獄へ堕ちる、法華経を侮ると頭が七つに裂けると教えていた
大内沢の上に草庵を建てて暮らし始めたのだが誰も行こうとしなかった
托鉢にやってきたときに丼を持って来たので嫌になったある嬶が藁たたき槌で殴りつけた
がしゃんと音がして、見てみると足下に御上人さまの像が置いてあり、頭が七つに割れていた
1624
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 03:06:29 ID:DjAP10yQ0
かったい峠の傍に無明岩がある
俣尾集落では五社神社大祭の夜に、この大岩から日蓮さんが現れて
祭で賑わっていた神社で暴れまわった
神占の人に訊ねたら、全村民日蓮宗になるしか手立てがないという
怒った村の総代が鉄砲打ちをかき集め、翌年の大祭に日蓮さんが現れると
八名の鉄砲の名手が一斉に火蓋を切って日蓮さんを砲撃した
日蓮さんは南無妙、南無妙とふた声上げながら大杉を引き千切って斃れた
日蓮さんの死体は三丈ほどもあり、つるっぱげの頭は七つに割れていたという
1625
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 03:07:57 ID:DjAP10yQ0
痴人の話。
子供の頃、信濃町のルーマニア大使館のパーティーに招かれたらしい。
池田先生も同席していて、なんみょーほーれんげーきょーを唱えていたそうだ。
するとところ構わず雷鳥が闖入しては「いよっ、雷鳥さん、待ってました!」
とセルフ大向こうを続け、
しまいには警備員と銃撃戦になり多数の死傷者が出たらしい。
池田先生は少しも動じずにゆっくりと雷鳥の前に立ちはだかると、大音声に呼ばわったそうだ。
「破ああああ〜!いざなぎ流奥義、破門返しの風!お上人さまの名の元に、ライチョスよ汝を破門する!」
雷鳥はギョエーと悲鳴を上げるなりピクリとも動かなくなり、
そのまま石像と化したそうだ。
今でも事前に予約して3万ほど包めば見せてもらえるらしい。
1626
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/15(木) 03:11:06 ID:DjAP10yQ0
富士宮ルーマニア領事館の知り合いの話。
子供の頃、家族と富士登山をしたことがあるらしい。
運悪く雷鳥の発情期で、登山客に手当たり次第に
「俺のこと好きだろー?」と絡んできたそうだ。
しかし誰にも相手にされないことを知った雷鳥は子供のようにわめき散らし、
しまいには火口に身を投げる素振りを見せ
「お前らも道連れだー!噴火させてやるー!」と死ぬ死ぬ詐欺を続けたらしい。
呆れた登山客を尻目につかつかと雷鳥に迫ったのは何と池田先生で、
怯んだ雷鳥を軽々とつまみ上げると、
「おのれ日顕の傀儡ライチョス!畏れ多くもお上人さま所縁の霊峰を汚すとは!謗法許すまじ!
破ああああ〜!いざなぎ流奥義!フジヤマタイガー原爆頭突き!」
とパチキ一発で雷鳥を駿河湾まで放擲したそうだ。
池田先生恐るべし。
1627
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/15(木) 13:33:58 ID:DjAP10yQ0
tst
1628
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/15(木) 13:36:36 ID:DjAP10yQ0
知り合いの話
彼は登山が好きな男だった。いろいろな食材を持っていって山で料理して食べるのを楽しみにしていた。
山で飲む食後のコーヒーも大好きであった。そしていつものように山でキャンプをした。
三日目に入り食料も残り少なくなってきた。しかしまだ下山しないで山での
時間を楽しみたかった彼はその場で食料を調達することにした。
そして彼はある道具を取り出した。クロスボウである。
早朝テントの近くを見回すと雷鳥がいた。狙いを定めて引き金を引いた。
グサッ
完全な違法行為であったが気にしなかった。
彼は仕留めた雷鳥を丸焼きにして食べた。
1629
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/15(木) 13:37:57 ID:DjAP10yQ0
知り合いの話。
彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。
「私の旧い知己にですね、変わった研究をしている者がいました。
彼曰く、とある山奥に大きな河があってですね、そこに鮫がいるというのですよ。
人を襲うほど大きくはないらしいですが、肉食で鮫そっくりの姿形なのだとか。
彼は便宜上“河鮫”と呼んでいました。
体色がほとんど白に見える灰色で、微かに桃色がかっていたそうで。
最初に聞いた時は淡水イルカじゃないかとも思ったのですが、彼は生物学の先生でも
ありまして『いや絶対にイルカではない』と断言していました。
……小さな声で『厳密には鮫でもないかもしれないが』と付け加えてましたけどね」
「非常に臆病な性質らしく、発見することさえ大変な生き物だったというのですが、
この鮫に噛まれたという漁師の話が、彼の興味を引いたそうで。
それがどんなに酷い咬傷であったとしても、短期間で綺麗に治るらしいのですよ。
傷跡も残すことなく、それどころか噛まれた周辺の皮膚がまるで赤児のそれのように
ピチピチに若返って見えたそうで」
「彼は、この鮫が特殊な物質や酵素などを分泌しているのではないかと考えていました。
『その内に大発見をして、自分の名前を後世に残してやるぞ』と笑っていましたよ」
1630
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/15(木) 13:38:42 ID:DjAP10yQ0
友人の話。
キャンプ場で一緒になった登山者から、こんな話を聞いたという。
「その昔、ここいらの山には化け物が出たって言われてたんだ。
山道を歩いていると、いきなり足が地面に縫い付けられたようになって、
もんどり打って転けてしまう。
何だ何だ?と足下を確認すると、いつの間にか草履に太い釘が打ち込まれていて、
しっかりと大地に固定されているんだと」
「『槌お化け』と呼ばれたその化け物は、誰にも姿を見せたことがないんだって。
今は出たっていう話なんか聞かないけどね。
昔の草履と、最新の登山靴とじゃ、勝手が違うんだろうさ」
そう聞かされて、一緒になって笑ったが、ちょっとだけ気になることがあった。
「そこのキャンプ場でテントを張るとね、ペグが何本か、がっつりと頭まで
土の中に埋まっていることが時々あるんだ。
誰かの悪戯だと思ってたんだけど、この話を聞いてから、嬉しそうに槌を振るって
ペグを打ち込んでいるお化けの姿を想像しちゃって……」
彼はそう言って苦笑した。
1631
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/15(木) 13:39:52 ID:DjAP10yQ0
先輩の話。
秋口の山に、単独で入っていた時のこと。
そろそろ寝ようかと、まだ新品だった一人用テントの中でシュラフを広げていると、
背後で聞き慣れた音がした。
放屁の音だった。
しかしその時、先輩は屁などしていない。
仰天している内に、やがてゆっくりと、しかし確実に、厭な臭いが迫ってきた。
「どこのどいつだ、俺のテントで屁をこきやがったのはっ!?」
我に返ると逆上してしまい、テントから勢いよく飛び出すと、中に風を送り込んだり、
周りの闇に向かって威嚇の声を上げたり、地面を転げ回ったりしたという。
「それ以上、変なことは起こらなかったけどな。
でもあの時の犯人、絶対に芋か牛蒡食ってたぜ、腹立つわ〜!」
一発でいいから殴ってやりたかったと言う先輩の目は、正直怖かった。
1632
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/15(木) 13:42:53 ID:DjAP10yQ0
>>1
さん、乙であります。
このスレでもポツリポツリ書き込みしますので、暇でしたら見てやって下さい。
それではまた、別の夜に。
雷鳥でした。
1633
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/15(木) 20:08:02 ID:DjAP10yQ0
誰もいないようなので、私の過去作専門スレッドということで異議はありませんね。
\イギナシ!/ \イギナシ!/ \イギナシ!/
それでは気が向いた時にぼちぼちと書き込みます。
それではまた、別の夜に。
雷鳥でした。
1634
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/15(木) 20:20:30 ID:O4Gufmnk0
「おっ!雷鳥さん来てたのか、乙!」
そんな素っ頓狂な声が創価学会幡ヶ谷支部に響き渡った
それは先程から講話の最中でもタブレットをひーこひーこ弄ってる、
始終口のポカンと開いた五分刈頭の18〜9くらいの青年、ライチョス君(仮名)だった
その目は焦点があまり合ってない
彼はまだ入信して日が浅かった
そんな彼の前にぬっと立ちはだかった男が居た
学会渋谷学区男子部副部長牛窪叉裂(うしくぼまたさけ)君だ
牛窪君「君は、お上人さまの凄いお話に集中できないようかい?」
ライチョス君「フゥ!雷鳥さん、乙!」
牛窪君「僕は雷鳥さんとかじゃないよ、君はお上人さまの話が嫌いかい?」
ライチョス君「オッ!ウッ!雷鳥さん乙!てってーてきに乙!」
牛窪君「あのさあ、ライチョスくん、タブレットはよそうよ。君がお上人さまの話を聞くことによって」
ライチョス君「雷鳥さん!知り合いの話ーっ!知り合いの話ーっ!フゥー!」
牛窪君「うっせえーーっ!!」
今度は牛窪君の怒号が館内に響き渡った
ライチョス君は牛窪君の繰り出す分身八肘拳で頭部を嫌と言うほど肘打ち攻撃されたが、
ど突かれる度に「フゥ!」「乙!」「ライチョス!」「ゆーじんの話!」と叫び
時には身体をスウィングさせながら、酔ったようにかわしていたそうだ
1635
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/17(土) 21:18:49 ID:vGaGNBtg0
無残やな オワコンスレの 末路とは 住民同士で 足を引っ張る
1636
:
情念の令和歌人 綿木穀物麿
:2019/08/17(土) 21:22:40 ID:vGaGNBtg0
汗かきて 陰嚢にハッカを 塗りたれば 痛みに狂いし 晩夏の宵
1637
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/17(土) 22:40:59 ID:qNyJ3PAo0
後輩の話。
彼は林道をバイクで走破するのを趣味にしている。
とある山奥の廃道を走っていると、行く手に太い木が倒れているのが見えた。
「やれやれ、スピードを出していたら転倒するところだった」
バイクから降りると、障害物を片すため手を掛ける。
彼の手が木肌に触れるや否や、倒木はビュッと飛ぶように移動した。
そのまま下生えの中に突っ込み、あっという間に見えなくなった。
低木がガサガサと揺れ、何か長い物がその下を移動していくのを教えていたが、
それもすぐに静まった。
呆気にとられたが、我に返るとバイクに飛び乗り、全速力でそこから逃げ出した。
「どう見ても木だったんですけどね。枝も伸びてたし。
アレって何だったんでしょう?」
本当に驚いたという顔で、彼は首を傾げていた。
1638
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/17(土) 22:42:34 ID:qNyJ3PAo0
昔馴染みの話。
彼の母君は幼い頃、実家のある山奥で光る倒木を見たのだという。
何だろうと近よってみると、それは倒木ではなく大きな白い蛇だった。
大人がやっと跨げるほどの胴太で、全長はどれ位あるのか見当も付かない。
蛇体の端は、両方とも茂みの中へ消えている。
何故か怖いとは思えなかった。
しばらくズルズルと這う、白く明滅する蛇腹を眺めていたが、それ以上何の変化が
ある訳でもなく、そのうち飽きて帰宅したそうだ。
困ったのがその後で、母君は口がきけなくなっていたという。
何か話そうとすると急に喉に物がつかえたようになり、言葉が出なくなるのだ。
家族らが焦っていると、様子を見ていた祖母が言った。
「主様を見たんだね、しばらくは口が使えないよ。
我慢していい子にしていれば、また元に戻るから」
それから二週間ほどして、やっと普通に喋れるように回復したという。
「あの時は本当に焦ったわ。
でも神様クラスの存在と行き逢って、障りがそれだけで済んだっていうのは、
凄く有り難いことだったのかもね」
おっとりとした顔で、母君はそう仰った。
1639
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/17(土) 22:43:25 ID:qNyJ3PAo0
知り合いの話。
夏祭りが終わった夜、村外れの山裾を一人歩いていた。
行く手の方角から、ズルズルと何かが擦れるような音が聞こえてくる。
やがて月明かりの下、音の主が眼に入ってきた。
道を横切って塞いでいる、黒光りする長い生き物。
蛇のように見えた。太さは彼が一抱えするほどもあったらしい。
尾の先の方は繁みの中に潜っていて、一体どれほどの体長なのかもわからない。
それが延々と山手の方に向かって這い進んでいる。
山肌を見やると、途中に穴が開いているようで、蛇はそこに這い込んでいく。
「この斜面、こんな太い蛇が潜れる穴なんてあったっけ?」
凝視していると穴の縁が見て取れるようになってきた。
小さく古びていたが、間違いなく鳥居だった。
「あ、これ、主様かも知れん」
確かここの主は大蛇だったと年寄りに聞いたことがある。
行き逢えば祟ることもあるという話だったので、慌てて踵を返すと別の道を辿って
家に帰ることにした。
翌日日が高くなってからもう一度そこに訪れ、例の鳥居を探ってみた。
鳥居の周りは何処にも穴など無く、とてもあの蛇が潜り込めるような隙間も無い。
「鳥居を抜けて通るってことは、神様の類なのかなぁ。
でもあまり厳かな感じは受けなかったなぁ。
何にせよ、祟られなくて良かったよ」
そう苦笑しながら、彼はこの話をしてくれた。
1640
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/17(土) 22:45:45 ID:qNyJ3PAo0
遅ればせながら、
>>1
さんスレ立て乙でした。
今後ともよろしくお願いいたします。
それではまた、別の夜に。
1641
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/19(月) 20:11:13 ID:pZfvPRZY0
知り合いの話。
盆で田舎に帰った折、家族で川遊びに出かけたのだという。
河原にシートを拡げており、年長者はそこで食事を摂ったり休んだりしていた。
小さな従姉妹の面倒を見るのは彼の役目だったらしい。
水に浸かって遊び相手になっていると、突然、身体から力が抜けた。
全身がひどく疲れた感じになり、立っているのも辛いほどだ。
動けなくなる前に、従姉妹の手を引いて、一緒に川から上がることにした。
シートまで辿り着くと、大きな息を吐いて倒れ込んだ。
家族が口々に「どうした、顔色が悪いぞ」と話し掛けてくる。
答えるのも億劫になっていると、従姉妹がこちらを見つめながら、妙なことを言い出した。
「お兄ちゃん、なんでそんなお婆ちゃんを背負っているの?」
何でも彼の背中に、見覚えのない皺だらけの老婆がしがみついているのだと言う。
ギョッとして背後を確認したが、誰も背中には乗っていない。
1642
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/20(火) 15:02:14 ID:XIJkA0/20
今日は朝顔の観察日記をつけました
市民プールにも行きました
1643
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/20(火) 15:02:59 ID:XIJkA0/20
あへへへへへっへ
ううううううわああああああああ
1644
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/20(火) 15:03:51 ID:XIJkA0/20
お前らは俺のおもちゃでいいんだ上等だろ
1645
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/20(火) 19:37:17 ID:RAeLyG3Y0
ぶりぶり〜
1646
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/20(火) 19:39:31 ID:RAeLyG3Y0
ぶりぶり〜
1647
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/20(火) 19:40:37 ID:nEEsBJNY0
大腸菌一号
1648
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/21(水) 14:19:54 ID:R8yfmkeg0
せっかく話進んでたのに、足引っ張るやつがいたからな〜
もう藍とかいうやつは、来ないよ
代わりに、雷鳥一号が話を提供してやる
1649
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/21(水) 18:41:10 ID:UJan4.Pk0
知り合いの話。
手近な山で、一人ハイキングを楽しんでいる途中、首吊り死体を見つけてしまった。
慌てて下山して警察に通報し、警官や地元青年団の者と共に発見場所へ向かった。
戻ってみると、覚えのない首吊り死体が一体増えていた。
想像していなかった事態に彼は腰を抜かしかけたという。
二人分の身体を麓に下ろすのは、結構大変だったらしい。
下ろした後の事情徴収が、これまた大変だったと彼は言う。
後日聞かされた話によると、その二人はまったく面識のない赤の他人だということで、
何故あの日同じ場所で首を吊ったのかは、皆目見当も付かなかったそうだ。
1650
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/21(水) 18:41:55 ID:LOiN/E/w0
知り合いの話。
手近な山で、一人ハイキングを楽しんでいる途中、首吊り死体を見つけてしまった。
慌てて下山して警察に通報し、警官や地元青年団の者と共に発見場所へ向かった。
戻ってみると、覚えのない首吊り死体が一体増えていた。
想像していなかった事態に彼は腰を抜かしかけたという。
二人分の身体を麓に下ろすのは、結構大変だったらしい。
下ろした後の事情徴収が、これまた大変だったと彼は言う。
後日聞かされた話によると、その二人はまったく面識のない赤の他人だということで、
何故あの日同じ場所で首を吊ったのかは、皆目見当も付かなかったそうだ。
1651
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/21(水) 18:44:12 ID:UJan4.Pk0
知り合いの話。
手近な山で、一人ハイキングを楽しんでいる途中、首吊り死体を見つけてしまった。
慌てて下山して警察に通報し、警官や地元青年団の者と共に発見場所へ向かった。
戻ってみると、覚えのない首吊り死体が一体増えていた。
想像していなかった事態に彼は腰を抜かしかけたという。
二人分の身体を麓に下ろすのは、結構大変だったらしい。
下ろした後の事情徴収が、これまた大変だったと彼は言う。
後日聞かされた話によると、その二人はまったく面識のない赤の他人だということで、
何故あの日同じ場所で首を吊ったのかは、皆目見当も付かなかったそうだ。
1652
:
名無しさん
:2019/08/28(水) 21:50:32 ID:V.4Rmno60
一体何が起きているのか分からず戸惑っていたが、
この騒ぎもどうやら落ち着いたのかな?
ネットの掲示板1つとはいえ、裏には色々事情がありそう。
どっちにしても、今後本家の話を読むのは難しそう。
1653
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/31(土) 15:35:25 ID:uPWiAMgQ0
山仲間の話。
とある山に一緒に入っている時、その山に伝わる四方山話をしてくれた。
「ここの奥の森でさ、ブツブツと呟く声が聞こえてくることがあるんだって。
誰か居るのかと踏み込んでみると、ボロボロのシャレコウベが落ちているんだと。
そしてその髑髏の内側で、紫の蛇みたいな物がのたうっているとか」
「更に近よってみると、それって実は蛇じゃなく、太くヌラヌラした舌なんだと。
で、それほど側によると髑髏が何をくっちゃべっているのか聞き取れるとか。
何でも、これから起こる色々な悪い出来事を予言しているっていう話だ。
爺様連中はカタリって呼んでるらしい。
とんだ語り部が居たモンだ」
「上手く使えば、これからの災難を避けて通ることが出来るそうなんだが、これが
聞き続けていると、最後にあることを述べてから押し黙っちゃうんだとか。
そうなると、もう髑髏は何も喋らない。
あっという間に崩れて失くなる。
見掛けたら避けろ関わるなって、散々そう聞かされたモンだよ」
カタリが最後に述べる事柄って一体何なんだい? 気になって聞いてみた。
「運悪くそこに居合わせた奴の、命日だってさ」
辟易とした顔でそう教えてくれた。
1654
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/31(土) 15:36:37 ID:uPWiAMgQ0
知り合いの話。
彼は仕事柄、山に籠もることが多いそうだ。
祖父が色々と教えてくれたのだが、その中に一つ変わった注意があったらしい。
「日付が切り替わる頃合にゃ、山ン中をうろつくんじゃないぞ。
この山ン中じゃ、時間ってのは連続して流れてないんだ。
昨日が終わって新しい日が始まる時に切り替わるのよ。
これが円滑に替わりゃ問題ないんだが・・・時折な、ズレが生じてる」
「そんな場面に出会すとな、ズレた所から妙なモンが見えちまうんだ。
この世の理の外にいるっていう外道がよ。
うっかり見つかって、引き摺り込まれたら帰って来れねえぞ」
この山じゃ百鬼夜行でも見えるのかいな。
そんなことを考えたが、言い付け自体はしっかりと守っているのだという。
1655
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/31(土) 15:37:10 ID:uPWiAMgQ0
知り合いの話。
彼の親戚に、拝み屋の真似事をしていたお爺さんがいたらしい。
困ったことが起こると呼ばれて、的確な助言をしてこれを助けていたのだと。
当事者ですら知らない事を明らかにすることもあったそうで、近在では非常に有名な
存在だったという。
かなり離れた村からも、請われて足を運んでいたそうだ。
お爺さんのやり方は独特で、手にした竹筒に問題事を詳しく説明することから始まる。
しばらくするとその筒を耳に当て、誰かと相談でもしているかのように相槌を打ち、
やおら解決方法を説明するといった具合だった。
「その竹筒がすべて答えを教えてくれるのかい?」
そう誰かに尋ねられた折、次のように返したらしい。
「タケイヅナといってな、稀に竹の節の中に小さな獣が生まれることがある。
それの入った節ごと切り出してな、酒や米をやって世話をしていると、人のために
働いてくれるようになるんだ。こいつがそれよ」
竹筒をポンと叩き、呵々と笑う。
「外に抜けるのは自由自在、人の目に写らぬほどはしっこい。
物事の通りを教えときさえすりゃあ、失せ物揉め事たちどころに解決って訳だ」
お爺さんが亡くなった折、この竹筒を貰い受けた親族は、何を思ったか鉈でスッパリ
半分に割ってしまったらしい。
居合わせた者の話では、中には何も入っていなかったといわれている。
ただ、獣臭が混じった酒の香りが、色濃く立ち上っていたそうだ。
1656
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/31(土) 15:38:48 ID:uPWiAMgQ0
スレの皆様方、今後とももよろしくお願いいたしますデス。
>>1652
には薮蛇という言葉を送りますデスヨ
1657
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/31(土) 15:42:38 ID:uPWiAMgQ0
はぁ〜ヨイショ。
やっとな。やっとな。
1658
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/31(土) 15:58:58 ID:l6y/snEg0
このスレは俺ら山怖同盟が乗っ取った!
1659
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/08/31(土) 22:26:16 ID:hI0OajCQ0
卍天上天下唯我独尊無敵最強卍
我等山怖同盟特攻隊
1660
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/01(日) 23:48:16 ID:stvEPff20
知り合いの話。
彼女の田舎の山村には、ゴンボスジと呼ばれる家があったのだという。
その家系は呪詛をよくしていたと言われ、恐れられていた。
ゴンボスジは畑に呪いを掛ける。
呪われた畑の根菜類を引き抜くと、藪睨みの目玉が幾つか付いていて、抜いた者を
睨み付けてから消える。睨まれた者は、程なくして死んでしまうのだそうだ。
ゴンボ(牛蒡)がよく呪われたそうで、故にゴンボスジ(牛蒡筋)と呼ばれるようになった、
そう伝えられている。
大層恐れられたが、何故か避けられてはいなかったようで、村はよくゴンボスジの
娘を嫁に迎え入れていたと聞く。
そしていつの間にか村の中に溶け込んでしまい、ゴンボスジは途絶えたという。
今でも村では「嫁を取ったら、絶対怒らせるな」と伝えられているそうだ。
嫁がゴンボスジの血を引いていれば、相手にその意志が無くとも呪われるからだと。
ゴンボスジというのは女系の家で、まず女しか産まれなかったとも伝わる。
「・・・という、まぁ言い伝えレベルの話だけどねー」
そう言って彼女はカラカラと笑った。
相槌を打ちながら「この人は怒らせないようにしよう」と思う私だった。
1661
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/02(月) 22:06:44 ID:1Qb1W0oE0
おばんです
1662
:
名無しさん
:2019/09/03(火) 19:53:11 ID:SrEEVp8Q0
>>1656
成る程、『薮蛇』ですか。新たにスレ立てするでなく(?)、
数多あるオワコンスレの中からわざわざ『このスレ』を選んで、ねぇ。
ま、もう本家は来ないでしょうし、『どうぞお好きなように』と思います。
本家の遺産、このスレなら、表立った書き込みはなくても、
あなたの投稿に注目する人は相当数いるでしょう。
1663
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/03(火) 21:03:53 ID:bX7Bcb.I0
山仲間の話。
シーズンオフに、一人キャンプ場で設備メンテナンスをしていた。
片付けが終わる頃には暗くなっていた。
続きは明日にしようと一人用テントに向かう。
中に入ろうと、入り口の幕に手を伸ばしたその時。
サァーッという軽い音と共に、内側に垂れていたネットが真横に裂けた。
裂かれた幅は三十センチほど。
鋭利な刃物で切ったかのように、切断面は非常に滑らかで綺麗だった。
幸い、それ以上テントが破壊されることはなかったという。
「あそこのキャンプ場、網切りがいるぜ。信じる信じないは勝手だけどな」
久方振りに会った飲み会で、彼はこんな話をしてくれた。
1664
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/03(火) 21:04:58 ID:bX7Bcb.I0
知り合いの話。
運悪く、雪崩に巻き込まれた登山者がいると連絡が入った。
山小屋に詰めていた彼も捜索に加わったという。
雪中にゾンデ棒を突き刺して探っていると、突然ゾンデが固まって動かなくなった。
押しても引いてもびくともしない。
驚いていると、何かに掴まれたみたいにゾンデが引っ張られる。
慌てて手を構え直した次の瞬間、手の中の感触は通常のものに戻っていた。
何となく予感がして、その下を掘ってみた。
果たして、探していた遭難者の遺体が出てきたそうだ。
しかし、遭難者が埋まっていたのは4m以上も下の雪中だった。
その時使用していたゾンデ棒の長さは精々3m程度。
一体何がゾンデを引っ張っていたのか。
「俺はここにいるぞって、気が付いてほしかったんだろうな」
どこか寂しそうに彼はそう口にした。
1665
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/03(火) 21:06:05 ID:bX7Bcb.I0
知り合いの話。
彼はかつて漢方薬の買い付けの為、中国の奥地に入り込んでいたことがあるという。
その時に何度か不思議なことを見聞きしたらしい。
「随分と奥方の、山岳地帯を巡っていた時なんですけどね。
変わった山村がありました。
直接訪れてはいないのですが、住人皆が身体の何処かに、同じ紋様の刺青を
入れてるらしいんですよ」
「そこの人たち、他の村の人間からえらく嫌われていまして。
いや嫌われるというよりも、あれははっきりと怖れられていましたね。
私がそこの村民を目撃したのは、ある山裾の市場でだったのですが、どの人も
腫れ物を扱うような感じで接していました」
「その時の案内人に、どんな人たちなのですか、と尋ねてみたんですよ。
するともう真っ青な顔をしましてね。
絶対に彼らと関わってはいけないと言う。
あの刺青に咬まれたら、あっという間に身体が腐って死んでしまう・・・って」
「昔は結構トラブルがあったみたいで、その度に諍いが合ったらしいのですが、
その中で明らかになったというのですよ。
あの刺青者に咬まれると、その夜から熱が出て、手足の先から壊死が始まり、
三日と持たず死んでしまうってことが」
1666
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/03(火) 21:07:04 ID:bX7Bcb.I0
(続き)
「何となく、症状の説明を聞いた感じでは、溶連菌によるモノじゃないかとも
思ったんですが。
はい、俗に言う人食いバクテリアって類いですね。
しかし、そんなに劇症性の菌が、人の口腔内に潜んでいるものなのかどうか、
私は専門外なのでよくわからないのですけど」
「現在は争うこともなく、それなりに共存しているそうで。
やはり平和が一番ですよねぇ」
最後に彼は、日本人らしいこんな一言を漏らした。
1667
:
名無しさん
:2019/09/03(火) 21:07:55 ID:bX7Bcb.I0
おっ、雷鳥さん来てたのか!乙!
アンチに負けずに頑張れ!
1668
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/03(火) 21:09:03 ID:bX7Bcb.I0
知り合いの話。
彼の親戚に、拝み屋の真似事をしていたお爺さんがいたらしい。
困ったことが起こると呼ばれて、的確な助言をしてこれを助けていたのだと。
当事者ですら知らない事を明らかにすることもあったそうで、近在では非常に有名な
存在だったという。
かなり離れた村からも、請われて足を運んでいたそうだ。
お爺さんのやり方は独特で、手にした竹筒に問題事を詳しく説明することから始まる。
しばらくするとその筒を耳に当て、誰かと相談でもしているかのように相槌を打ち、
やおら解決方法を説明するといった具合だった。
「その竹筒がすべて答えを教えてくれるのかい?」
そう誰かに尋ねられた折、次のように返したらしい。
「タケイヅナといってな、稀に竹の節の中に小さな獣が生まれることがある。
それの入った節ごと切り出してな、酒や米をやって世話をしていると、人のために
働いてくれるようになるんだ。こいつがそれよ」
竹筒をポンと叩き、呵々と笑う。
「外に抜けるのは自由自在、人の目に写らぬほどはしっこい。
物事の通りを教えときさえすりゃあ、失せ物揉め事たちどころに解決って訳だ」
お爺さんが亡くなった折、この竹筒を貰い受けた親族は、何を思ったか鉈でスッパリ
半分に割ってしまったらしい。
居合わせた者の話では、中には何も入っていなかったといわれている。
ただ、獣臭が混じった酒の香りが、色濃く立ち上っていたそうだ。
1669
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/03(火) 21:10:18 ID:bX7Bcb.I0
昔馴染の話。
山麓にある実家へ帰っていた時のことだ。
縁側に寝転がって映画雑誌を眺めていたところ、祖母がやって来た。
古い映画特集のページを開いていたのだが、覗き込んだ祖母がこんなことを言う。
「あぁコレ知ってるよ。ヤマガロって呼ばれてたの。
私がまだ小さな頃は、この辺りにもちょくちょく出ていたものよ。
身体が大きい癖に根が臆病みたいでね、逃げ出すのは決まってあっち側だったわ。
あ、でももう少し毛深かったし、首にもそんな釘なんて無かったかしら」
祖母が指差したのは白黒の、フランケンシュタインのスチール写真だった。
「そう言えば最近見ないねぇ。もう山の奥方で死んじゃったのかねぇ」
それだけ言うと、祖母はサッサと離れていった。
1670
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/03(火) 21:10:58 ID:bX7Bcb.I0
知り合いの話。
彼の祖父はかつて猟師をしていたという。
遊びに行った折に、色々と興味深い話を聞かせてくれた。
「知り合いの猟師が、大きな山鳥を撃ったんだと。
梢から飛び立ったところを、こうパン!ってな。
首尾よく命中、ホクホクしながら落っこちた獲物に駆けよったんだが・・・」
「そこでおっちんで(死んで)いたのは、狸が一匹だけだったんだとサ。
どこにも鳥なんか落ちてねえ。
よく見りゃ、確かに狸の身体には真新しい銃創がある。
どんだけ考えても腑に落ちなかったが、まぁ肉が捕れたんで良しとするかってんで、
それを持って帰ったんだと」
「まぁ山の深い奥底ってのは、えてして変なことが起こるモンよ」
そう言って祖父さんは頭を振った。
1671
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/03(火) 21:12:33 ID:bX7Bcb.I0
知り合いの話。
彼が幼い頃から出入りしている山は、昔から物の怪が出るのだと言われる。
それは尾根筋や森の際といった、いわゆる境界線上に好んで現れる。
異形の形を取る訳ではなく、単に浅い穴が開いているだけの姿形なので、一見それと
判別し辛い。
気が付かずに手足を差し込んでしまうと、穴の縁に鋭い歯が生じて、中に入った物を
囓り取ってしまうのだと。
歯の生えた穴の怪は、地の者からガツと呼ばれていた。
彼はまだガツに見えたことはないが、足元には常に注意を払っているのだという。
「昔から言い継がれてきたってことは、何かしら理由がある筈だから」
それが彼の信条だからそうだ。
1672
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/07(土) 01:41:49 ID:SNovKjuQ0
お久しぶりデス
ただいま新作執筆中でありますデス
1673
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/08(日) 22:28:37 ID:7mrn.V2c0
知り合いの話。
夏祭りが終わった夜、村外れの山裾を一人歩いていた。
行く手の方角から、ズルズルと何かが擦れるような音が聞こえてくる。
やがて月明かりの下、音の主が眼に入ってきた。
道を横切って塞いでいる、黒光りする長い生き物。
蛇のように見えた。太さは彼が一抱えするほどもあったらしい。
尾の先の方は繁みの中に潜っていて、一体どれほどの体長なのかもわからない。
それが延々と山手の方に向かって這い進んでいる。
山肌を見やると、途中に穴が開いているようで、蛇はそこに這い込んでいく。
「この斜面、こんな太い蛇が潜れる穴なんてあったっけ?」
凝視していると穴の縁が見て取れるようになってきた。
小さく古びていたが、間違いなく鳥居だった。
「あ、これ、主様かも知れん」
確かここの主は大蛇だったと年寄りに聞いたことがある。
行き逢えば祟ることもあるという話だったので、慌てて踵を返すと別の道を辿って
家に帰ることにした。
翌日日が高くなってからもう一度そこに訪れ、例の鳥居を探ってみた。
鳥居の周りは何処にも穴など無く、とてもあの蛇が潜り込めるような隙間も無い。
「鳥居を抜けて通るってことは、神様の類なのかなぁ。
でもあまり厳かな感じは受けなかったなぁ。
何にせよ、祟られなくて良かったよ」
そう苦笑しながら、彼はこの話をしてくれた。
1674
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/08(日) 22:30:49 ID:7mrn.V2c0
知り合いの話。
夏祭りが終わった夜、村外れの山裾を一人歩いていた。
行く手の方角から、ズルズルと何かが擦れるような音が聞こえてくる。
やがて月明かりの下、音の主が眼に入ってきた。
道を横切って塞いでいる、黒光りする長い生き物。
蛇のように見えた。太さは彼が一抱えするほどもあったらしい。
尾の先の方は繁みの中に潜っていて、一体どれほどの体長なのかもわからない。
それが延々と山手の方に向かって這い進んでいる。
山肌を見やると、途中に穴が開いているようで、蛇はそこに這い込んでいく。
「この斜面、こんな太い蛇が潜れる穴なんてあったっけ?」
凝視していると穴の縁が見て取れるようになってきた。
小さく古びていたが、間違いなく鳥居だった。
「あ、これ、主様かも知れん」
確かここの主は大蛇だったと年寄りに聞いたことがある。
行き逢えば祟ることもあるという話だったので、慌てて踵を返すと別の道を辿って
家に帰ることにした。
翌日日が高くなってからもう一度そこに訪れ、例の鳥居を探ってみた。
鳥居の周りは何処にも穴など無く、とてもあの蛇が潜り込めるような隙間も無い。
「鳥居を抜けて通るってことは、神様の類なのかなぁ。
でもあまり厳かな感じは受けなかったなぁ。
何にせよ、祟られなくて良かったよ」
そう苦笑しながら、彼はこの話をしてくれた。
1675
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/11(水) 07:25:37 ID:woI7DuLw0
山っていいなぁ
1676
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/16(月) 01:18:50 ID:TNB0bYL60
どうも
1677
:
名無しさん
:2019/09/20(金) 19:38:51 ID:74ViH4eU0
おやおや...
まさか、ネタやモチベーションが尽きた筈はないと思いますが。
今後も「薮蛇」期待してますから、どんどん書き込みお願いします。
1678
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/26(木) 19:28:54 ID:BTPn.xng0
そんなに見たいのですか!
仕方ないですねぇ...
1679
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/26(木) 19:34:25 ID:BTPn.xng0
友人の話。
一人で山奥を縦走している時、廃火葬場を見つけた。
火葬場にしては妙に大きくて屋根が高く、細長い建物だった。
近くに集落もない山奥なので怪訝に思い、中を覗いて見たそうだ。
土間に遺体を焼くための溝が掘られていた。
巾2m、長さ6mほどのとても大きな溝だった。
ここでいったい、誰がどんな人を焼いていたんだろう?
そう考えると急に恐くなり、飛び出して逃げたそうだ。
1680
:
雷鳥一号
◆zE.wmw4nYQ
:2019/09/26(木) 19:34:57 ID:BTPn.xng0
先輩の話。
下山中に道に迷った時のこと。
藪漕ぎをしていると、小さな集落跡に出くわした。
木は全て朽ち果て、石垣造りの火葬場らしきものだけが辛うじて形を
保っていたのだそうだ。
中を突っ切って下山を続けた。
しばらくすると開けた場所に出た。
ついさっき通り抜けたはずの集落跡だった。
下りる場所を変えて下山を続けたが、また同じ集落跡に戻ってしまう。
4度目に見覚えのある廃屋が見えた時、叢に埋もれた道祖神に気がついた。
とりあえず、非常食用の乾パンを捧げて手を合わせてみた。
その後20分も歩かないうちに里へ出られたということだ。
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