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レス代行依頼スレッド

38Knight:2012/03/01(木) 17:38:33
>>37
代行しました。

39白牡丹 ◆Enju.swKJU:2012/03/01(木) 18:08:12
ありがとうございます。
この際なので、ちょっと意見交換しようと思います。
手早く打てる内容は携帯から打っちゃいます。

40白牡丹 ◆Enju.swKJU:2012/03/01(木) 22:22:48
──驕兵の乱
創業を語る上で、この乱を無視することはできないだろう。
この乱こそ、中統朝の最初の大きな試練、そして指揮系統の統一された国軍が実力を示した晴れ舞台だった。

軍の指揮系統の統一。これが政事堂の議題に上った時、その実現を最も切望したのは誰だったのか。
皇帝白牡丹か、それとも諸葛休民か。
意外にも、その答えは版図の大部分を有する湖南観察使だった。

当時、湖南観察使領には以下のような軍事力が存在した。
①包括する五州の州軍
②節度使に直属する藩鎮主力部隊、牙軍(長征健児=あらすじの>>4

②の牙軍は、当初こそ藩鎮の手足となって闘う精鋭であり、本来、藩鎮の権力を象徴するものであった。
しかし、軍功の見返りに手厚い給料をもらい、軍団内部で通婚を重ね、軍職を世襲するようになった彼らは
次第に増長するようになる。
「藩鎮の統帥」ではなく、「優遇してくれた藩鎮の統帥」にのみ、忠誠を誓うようになったのだ。

さんざん贅沢に慣れ、軍団内部に味方を多く持ち、
統帥の首すらすげかえるまでに増長した牙軍の兵士たちは「驕兵」と呼ばれ、
湖南観察使もまた、その扱いに頭を悩ませていた。

軍制改革によって、この厄介な身中の蟲を駆除することができれば……。
湖南観察使の頭にはそんな考えがあった。
政事堂にあって、この改革に強硬に反対すると思われたのが彼であり、
彼の賛成は白牡丹を内心驚かせたが、諸葛休民に言わせれば、「わかっていたこと」だとか。
ともあれ、こうして次のような改革が行われることになる。

①軍権の中央への集中
これは、段階的に行われた。まずは外形的に、次第に実質的に。

・皇帝直属の「枢密院」を設置し、軍の最高権を集約
→皇帝は「天下兵馬大元帥」を兼任。軍の最高統帥者に
→各州刺史は「将軍」を兼任
→「州軍」という枠を撤廃。各将軍(刺史)に直属する「方面軍」扱いに
→各「方面軍」には、各州出身者を均等に配属
→「呉王朝の軍」への所属意識の高揚を目指す
→合同訓練

②指揮・指示の統一
・指示は全て湖南語に(諸少数民族の部隊に対しても)。旗や動作などと合わせて繰り返し訓練し、身体に覚えさせる
・指揮時の旗、采配、動作などは全体で統一

③士官学校の設置
・教官には引退した武官を登用。優れた指揮官を生みだすとともに、引退した武官が不満を持って反乱することを防ぐ
・軍事教育とともに、高潔な精神教育も実施

④徴兵制
・兵士は等しく農民から徴兵
・勲功者は出自に関わらず褒章し昇格させる

こうした改革は、一つには強力な軍を生みだすために、そして別の裏の目的を持って行われた。
そして「裏の目的」もまた、果たされつつあった……。

41Knight:2012/03/01(木) 22:38:18
行ってきます

42Knight:2012/03/01(木) 22:40:23
完了です

43白牡丹 ◆Enju.swKJU:2012/03/01(木) 22:41:37
ありがとうございます。
また、先ほどは意見を出してくださって、ありがとうございました。
告知というのは、やはりリスクが心配で。
気を悪くしないでいただけたら、嬉しいです。

44白牡丹 ◆Enju.swKJU:2012/03/03(土) 02:03:51
>>182-184
──酒場
史浩を迎えたのは、喧騒ではなく静寂だった。
がらんとした店の中央の卓に、数名の男が座っていた。

「やあ、今日はこの店は貸し切りだ。それでもよかったら入って混ざりなさいよ。
どうしたんだ、何を呆けた顔をしているんだ。」

「無理を言われるな。彼はまだ、自らの置かれた状況に戸惑っているのだ。
なぜ、満員であるべき酒場がこんなにも空いているのか……。」

「そして、どうして我々が古馴染みのように声を掛けてくるのかもな。」

「とにかくお座りになられよ。漢中からお出でになった史浩殿。
状況の整理は座って酒を飲みながらの方が捗るかもしれんぞ?」

「はっは! 名を呼ばれてますます恐々としておるわ!」

─そのぐらいにしておこう。

(胡服を着た、ひときわ若い男が言う。男は史浩の瞳をまじまじと除き、名を名乗った。)

白牡丹だ。ここに着たのは、上の意向で朕のことを探りに来たから……そうではないのかい?
朕が本物かどうかは、漢中に戻って教祖に面相を伝えればわかるはずさ。教祖に物忘れの癖がなければだが。
そう、朕は生きている。そして、まだ呉の皇帝だ。
それがわかって、君はどうするのだ?

(白牡丹は、そこまで言って史浩に杯を差し出した)

……あれから、色々なことがあった。こうして勢力を取り戻すのも、並大抵のことじゃなかった。
だから、外側がこちらを注視する前に、こちらが外側を注視する必要があったんだ。
特に、如月と仲良くできそうもない君たち教団の様子はよく見ていた。
…最近、信徒の数が増えなかったかい。

「教団の幹部が江を下ったのは、無視できない情報だ。しかもこの湖南を目指しているとすれば。」

「だが君が目論み通り、岳陽楼に一番近い目立つ酒場を選んでくれてよかったぞ。
さもなくば我々は間抜けにもこうして延々と来もしない決定的瞬間を待ち続けねばならなかった。」

さあ、どうするんだ。
せっかくなら、弾かれた者同士仲良くしようじゃないか。

45白牡丹 ◆Enju.swKJU:2012/03/03(土) 02:05:25
よろしくお願いします。

46白牡丹 ◆Enju.swKJU:2012/03/03(土) 02:17:49
代行ありがとうございます。

47白牡丹 ◆Enju.swKJU:2012/03/04(日) 01:31:37
ディオン規制、解けたようです。
数日間、代行していただきありがとうございました!
経験上、数日後に再発動なんてことになるかもしれませんが
もしそうなったらまた宜しくお願いします。


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