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バサラ日記
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バサラ日記(その3)
一時間半にわたって有意義な意見交換をしたHP業者Aさんを送り出した後、
休憩をしていると、
数日前、バサラに客を送ってくれたガールズバーホステスさん21歳から
鬼のような電話が鳴った。一時間での着信数12回。
「約束どおり、飲みにきて」と言う営業電話だった。
初めは適当にあしらい無視していたが、「約束守れ」と12回も携帯電話が鳴ると
この営業に抗する事ができず、「3000円以上は使わんよ」と言う前提で、
件のガールズバーへ御礼営業にでかけた。
若い女の子と他愛もない話をするガールズバー。昨夜、訪問した店は
客で一杯だった。ガールズバー営業は強い。女の魅力には勝てない。
自分の店が空である事を嘆くと、私に鬼電をしたホステスさんは、
その場で、ご友人に電話され、バサラにすぐ行くよう説得を私の目前で
はじめられた。こういった「心の交流」があるのが嬉しい。
このガールズバーを一時間でチェックする直前、私の携帯電話が鳴った。
常連の女性客Mさん。「営業時間に一体、何をしてるんですか?」
と言う来店を告げる電話だった。
急いで支払いを済ませバサラに戻ると、7名の若者男女が待ってくれていた。
「科学の講演を聴きたいんです」と口々に言ってくれる。神に感謝。
私を待ってくれている人が多数いる。
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