>1.Subjects agree with their verb.
>2.Subjects agree with their verbs.
>1.は自然でも、2.は不自然だと思います。もしどちらも自然であれば、
>
>Subjects agree with their verb.(OR Subjects agree with their verbs.)
>
>と記されてあるはずです。それがそう記されていないのは、やはり2.の例文はちょっと不自然だからではないでしょうか。
>3.Children may resemble both their father and mother in different ways.
>4.Children may resemble both their fathers and mothers in different ways.
>
>上の二つの文は意味が違うとも考えられます。だって、3.は一夫一妻制の話でしょうが、4.は多夫多妻制の話に聞こえなくもありません。もちろん文脈次第といえばそうなのでしょうが、それでも一文だけで表現するならば、やはり3.のほうが誤解がなくて望ましいと思います。
>A subject agrees with its verbs.
>という表現でもよくなりませんか。でも、これって変ですよね。
変ですね。ただ、「ORの記述がないからSubjects agree with their verbs.が不自然」と
読み取れなくはないとも思いますが、同様に、不自然とも言い切れないと思っています。
どちらについても明確には記載されていないからです。この例文が可と言っているだけです。
そういった状況の中で、Subjects agree with their verbs.もちゃんと意味は通じる、と
私は解釈しています。
>単数でも複数でもよいとなれば、「形が異なれば意味が異なる」という原則が崩れてしまいます。
この本は「こういう場合にはこういう文例があるよ(場合→例文)」
という現象を列挙している本です。その根底にある感覚については全く述べておりません。
だから、「逆は必ずしも真ではない」ので、「例えばこういう他の文はこういう場合に
相当するからOKだよ(他の文例→場合)」という使い方をすると例外が発生する本です。
大西先生の解説される文法は「感覚←→例文」「逆でも必ず真」という逆に
例外がない命題の積み重ねでできるシステムを目指しておられると思うので、
私はこの本を自分の英語感覚の検証に使っています。だから、たとえこの本を正しく読み
取っても、それを逆に読み取ろうとする使い方をすると変な文ができても当然だと
思っています。Subjects agree with their verbs.についてこの本では不自然という理由で
禁止はされていなかった、ということ、だから不自然ではない可能性があると
思うと言いたかったわけです。そこに加えて、「英語では複数が標準、単数は主張」という
大西先生の記述も考え合わせると、「不自然」というと少し言い過ぎな気がする、と
思うわけです。結局「どっちでも同じ意味だけどこっちの言い方が好き」という好き嫌いの
程度の話になる部分もあるのかもしれないと思っています。もちろん、形が異なれば意味
(ニュアンス)が異なるからです。原則とか例外についてかくとどうしても長くなってい
しまいます。。。ごちゃごちゃ書いてすみません。。。