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◆◆◆京産大新構想 第2章◆◆◆

57名無しの京産大生:2009/11/10(火) 00:48:02 ID:sPiEEILc
P3施設整備は難航してるみたいだな。
2006年の情報で2年後を目処に設置したいみたいなことが書かれてるが実現に至っていない。

5.研究施設
本研究センターの研究計画を実行するためには、数種類ある鳥インフルエンザウイルスの中でも、高病 原性鳥インフルエンザのウイルスを主に扱うこととなります。そのためには、P3レベルの実験ができる 研究施設(注1)(以下「P3システム」という。)が必要となります。
高病原性鳥インフルエンザウイルスは、感染した鶏の大半が死亡するような強毒型ウイルスですが、こ のP3システムは、ウイルスが実験室の中から漏れることはなく、人体等に影響がでない施設です。この P3システムは、国の定める高い基準を満たさなければならず、基準に達しない場合は、設置することが できません。
3
本研究センターは、このP3システムを、本学キャンパス内の山間部、総合グランド山間部を含めて検 討しており、独立した施設として、2 年後の完成を目指しています。
なお、本研究センターが設置するP3システムは、十二分に安全が担保された施設ですが、その運営に おいても、第三者チェックや積極的な情報開示・公開等のシステムを整備するなど、安全を確保できる厳 格なルールを策定し、徹底した管理運営体制を構築します。
このことは、科学に従事するものとして当然の行為であると強く認識しています。
(当面の研究施設)
本研究センターの研究活動には、P3システムは欠かせませんが、このような研究施設は、短時間のう ちに、容易に設置できるものではなく、監督官庁の許認可等を含め、完成までには時間を要することとな ります。
それぞれの本研究センターの当面の活動は、運用開始の準備作業、国や地方自治体等からの要請に応じ た活動、実験を伴わない基礎的研究などを行っていきます。また、企業等からは抗ウイルス作用を持つ素 材の評価や共同研究等の依頼が後を絶たない状況ですが、実験設備がないことから、これらの活動を見送 ります。しかし、これからの季節は、我が国に渡り鳥が飛来する時期であり、研究材料の収集のための、 活動は欠かせません。このような状況から、研究活動を早期に始める必要に迫られており、可能な研究活 動から実行することといたしました。
そのために、前述のP3システムを設置するまでの研究活動拠点(以下「当面の研究施設という。」)と して、P2レベルの実験(注1)ができる実験室を、本山キャンパス内の情報技術実験棟1階に設置します。 この実験室は、通常のレベルの実験を行う施設であり、安全性は充分担保されています。

(注1) 文部科学省から出されている大学等における組換えDNA実験指針での安全度の分類の一つで,物理学的封じ込 め(P;Physical containment)のこと。P分類は1―4まであり、組換え体DNAの由来による危険度からそ のレベルが決められています。通常の実験は、P1―2の範囲内であり、あまり危険性はありません。エイズウ
イルスのDNAなどがP3レベルとなり、厳重な管理をされた実験室でP3レベルと認定された実験室でしか、
組み換えDNA実験をすることができません。

http://www.kyoto-su.ac.jp/project/airc/pdf/airc01.pdf




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