したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

マリア崇敬について

1名無しのひつじさん:2008/10/20(月) 23:00:26 ID:eUYeEKH6
パンとワインさん、先ほど今は黙示録の時代だと言いましたが、①なぜファティマからそれがわかるのですか?②7つのラッパのうち6つが成就されたといいましたが、その6つとは何ですか?③カトリックではマリアの祈りの仲介はいつかは忘れましたけど少なくとも12使徒がまだ生きている時には行われていたことになってますが、ということは12使徒の生きている時にはすでに黙示録の時代だったのですか?

2パンとワイン:2008/10/21(火) 20:36:34 ID:nyWgk2Fw
名無しのひつじさん、こんにちは

>パンとワインさん、先ほど今は黙示録の時代だと言いましたが、
>なぜファティマからそれがわかるのですか?
今日は、この質問に回答します。


1.はじめに
  はじめに、イエス誕生から現代までの流れをざっと見てみよう。

  イエス誕生から約400年後に、キリスト教は当時の世界帝国であるローマの国教となり、
  その後、概略1,000年間ヨーロッパを中心に広まった。

  そして新大陸の発見と、ほぼ同時期に宗教改革があり、
  キリスト教はアメリカ、アジアへと広がり、全世界に伝えられた。

  (マタイ24:14に「そして、御国のこの福音はあらゆる民への証しとして、全世界に宣べ伝えられる。
  それから、終わりが来る。」とある。この世の終わりに起きる出来事について、黙示録が預言している。)

  ヨーロッパやアメリカでは 現在も大部分の人がキリスト教徒であるが、
  礼拝出席率はここ100年で下がっており、ヨーロッパでは約10%、アメリカでは約40%である。
  また、ここ数10年、ヨーロッパ、アメリカ及びその他の地域で性の乱れが進んだ。

  黙示録には、人々の偶像礼拝(神への不信仰)と不品行(性の乱れも含まれる)、
  それに対する神の激しい怒りが、繰り返し述べられている。


2.ファティマの預言
  宗教改革の400年後の1917年(ロシア革命が起きた年でもある)、
  ヨーロッパ大陸の一番西のポルトガルのファティマに、イエスの母マリアの姿をした天使が現れ、
  少女らに重要な預言を告げた。

  それらの預言を対象となる時代で分類すると、3つになる。

(1)第一次大戦の終了
  預言の第一は、まもなく第一次大戦が終わること、である。実際、第一次大戦は翌年の1918年に終わった。

(2)第二次大戦の予告
  預言の第二は
  ・人々が神に背くのを止めないと、ピオ10世の在位中(〜1939)にもっと酷い戦争が始まる
  ・その時、人々は夜空に不思議な光を見る
  ・神は世界を戦争・飢饉・教会への迫害により、罰しようとしている
  である。実際、ナチス・ドイツは世界征服の野望を持ち、1938年オーストラリアを併合、
  1939年3月チェコスロバキアを占領、9月にはポーランドに侵攻した。
  また、1939年1月25〜26日の夜、ヨーロッパ全域で空に血のような赤いオーロラが出現した。

(3)世界の絶滅
  預言の第二で、マリアは
  人々が神に背くのを止めないと(中略)神は世界を戦争・飢饉・教会への迫害により、罰しようとしている、と預言した。
  この預言は第二次大戦以降も適用される。

  そしてマリアは、ロシアを回心させないと、ロシアは戦争と教会への迫害を世界に広め、
  多くの国は滅ぼされる、と預言した。

  マリアは、1960年以降にファティマの第三の秘密を公開するようにと言ったが、
  バチカンは長いこと隠していた。現在もその一部しか公開していない。

  バチカンがファティマの第三の秘密を公開していなかった時、マリアは日本の秋田に現れ、次のように語った。

  「前にも伝えたように、もし人々が悔い改めないなら、御父は人類の上に大いなる罰を下そうとされております。
   その時、御父は、大洪水よりも重い、今までにない罰を下さるに違いありません。
   火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。
   良い人も悪い人と共に、司祭も信者と共に死ぬでしょう。
   生き残った人々には、死んだ人を羨む程の苦難があるでしょう。(以下略)」

  マリアの現れた時期、及び「前にも伝えたように」という言葉から、
  秋田に現れて、マリアが語った内容は、ファティマで語った内容と、ほぼ同一と考えられる。

  黙示録は世の終わりの出来事を預言しており、またファティマで現れたマリアも世の終わりの出来事を預言しています。
  従って、ファティマの預言から、現代が黙示録の時代であることが判ります。

  なお、ファティマの預言と黙示録の預言とを比較すると、ロシアが黙示録の獣であることが判ります。
  これは後に説明します。

3名無しのひつじさん:2008/10/21(火) 22:01:29 ID:eUYeEKH6
まだ全ての質問に答えていただいてないのにまた新たな質問をして申し訳ないんですが、マタイ24章14節で「全世界の人々に福音がのべ伝えられる」とありますが、この場合全世界の人がクリスチャンになるということなのでは?世界史上全世界の人がクリスチャンになったことってまだないのでは?

4パンとワイン:2008/10/22(水) 20:59:24 ID:nyWgk2Fw
名無しのひつじさん、こんにちは。

マタイ 21:33〜43で、イエスは次の通り語りました。

「もう一つのたとえを聞きなさい。ある家の主人がぶどう園を作り、垣を巡らし、
 その中に搾り場を掘り、見張りのやぐらを立て、これを農夫たちに貸して旅に出た。

 さて、収穫の時が近づいたとき、収穫を受け取るために、僕たちを農夫たちのところへ送った。
 だが、農夫たちはこの僕たちを捕まえ、一人を袋だたきにし、一人を殺し、一人を石で打ち殺した。
 また、他の僕たちを前よりも多く送ったが、農夫たちは同じ目に遭わせた。

 そこで最後に、『わたしの息子なら敬ってくれるだろう』と言って、主人は自分の息子を送った。
 農夫たちは、その息子を見て話し合った。『これは跡取りだ。さあ、殺して、彼の相続財産を我々のものにしよう。』
 そして、息子を捕まえ、ぶどう園の外にほうり出して殺してしまった。

 さて、ぶどう園の主人が帰って来たら、この農夫たちをどうするだろうか。」
 彼らは言った。「その悪人どもをひどい目に遭わせて殺し、
 ぶどう園は、季節ごとに収穫を納めるほかの農夫たちに貸すにちがいない。」

 イエスは言われた。「聖書にこう書いてあるのを、まだ読んだことがないのか。
 『家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった。
 これは、主がなさったことで、わたしたちの目には不思議に見える。』
 だから、言っておくが、神の国はあなたたちから取り上げられ、それにふさわしい実を結ぶ民族に与えられる。」

この最後の部分にある通り、イエスは「神の国はあなたたちから取り上げられ、
それにふさわしい実を結ぶ民族に与えられる」と預言しています。

イエスが復活し、聖霊が下った後、使徒達はエルサレムや他の多くの場所で、
「あなたがたが十字架につけて殺したイエスを、神は主とし、またメシアとされた。」
と語り、悔い改めて、キリストの名により洗礼を受けることを勧めました。

イスラエルの一部の人は使徒の話を受け入れましたが、他の人々は受け入れませんでした。

後に、ローマがユダヤに攻めてきて、A.D.70ユダヤはローマに滅ぼされました。


神を知らない、またイエスを救い主として知らない人は罪人です。
そのような人々がいる所に、神の恵みより、福音が伝えられました。
とすれば、罪人は、この福音を積極的に受け入れるべきです。
それにも関わらず、受け入れなかったのならば、罰を受けます。


>「全世界の人々に福音がのべ伝えられる」とありますが、
>この場合、全世界の人がクリスチャンになるということなのでは?

この主張は、使徒や伝道する人に対して、福音を受け入れない人々がいても、
全ての人をクリスチャンにせよ、そうするよう働け、という過酷な義務を課すことにつながります。

イエスは弟子達に
「あなたがたを迎え入れもせず、あなたがたの言葉に耳を傾けようともしない者がいたら、
 その家や町を出て行くとき、足の埃を払い落としなさい。(マタイ 10:14)」
と言い、福音を受け入れない者への対処の仕方を教えています。


>世界史上全世界の人がクリスチャンになったことってまだないのでは?

先に述べた通り、イエス復活後、イスラエルに福音が延べ伝えられましたが、受け入れない人々がいました。
それにも関わらず、イスラエルの終わりの時が来ました。

同じように、全世界の人々に福音が宣べ伝えられ、受け入れない人々がいて、
全ての人がクリスチャンにならなくても、この世の終わりの時が来ます。

福音が罪人の世界に伝えられた時、その恵みのチャンスを逃がさず、イエスを受け入れるべきです。

5名無しのひつじさん:2008/10/22(水) 21:41:12 ID:eUYeEKH6
NO1の②と③の質問に答えてくださってないのにまた質問をして申し訳ないんですが、私のNO3の質問に対し、NO4で「伝道者に対し、福音を受け入れない人々がいても、全ての人をクリスチャンにせよ、そうするように働け、という過酷な義務を課することになります」とマタイ10章14節を出して答えて下さってますが、聖書の預言の「全世界の人に福音が伝えられる」という預言を「伝道したらみんな福音を受け入れない人がいなくてみんなイエス様を受け入れちゃった」と解釈するのはどう思いますか?

6パンとワイン:2008/10/23(木) 20:59:46 ID:nyWgk2Fw
名無しのひつじさん、こんにちは。

世の終わりの出来事について、マタイ24:3〜10を見てみましょう。

  イエスがオリーブ山で座っておられると、弟子たちがやって来て、ひそかに言った。
  「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。
  また、あなたが来られて世の終わるときには、どんな徴があるのですか。」

  イエスはお答えになった。「人に惑わされないように気をつけなさい。
  わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがメシアだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。

  戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞くだろうが、慌てないように気をつけなさい。
  そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。
  民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉や地震が起こる。
  しかし、これらはすべて産みの苦しみの始まりである。

  そのとき、あなたがたは苦しみを受け、殺される。
  また、わたしの名のために、あなたがたはあらゆる民に憎まれる。
  そのとき、多くの人がつまずき、互いに裏切り、憎み合うようになる。

この最後の方に「わたしの名のために、あなたがたはあらゆる民に憎まれる。」と書いてあります。
ここから、
>「伝道したらみんな福音を受け入れない人がいなくてみんなイエス様を受け入れちゃった」
とは解釈出来ないことが判ります。

7名無しのひつじさん:2008/10/24(金) 02:30:45 ID:eUYeEKH6
なるほど、よくわかりました。あと、NO1の②と③の質問の解答よろしくお願いします。

8パンとワイン:2008/10/24(金) 21:39:29 ID:oMzhcW3k
名無しのひつじさん、こんにちは

>パンとワインさん、先ほど今は黙示録の時代だと言いましたが、
>②7つのラッパのうち6つが成就されたといいましたが、その6つとは何ですか?
今日は、この質問に回答します。


(1)第一のラッパ
  第一の天使がラッパを吹いた。すると、血の混じった雹と火とが生じ、地上に投げ入れられた。
  地上の三分の一が焼け、木々の三分の一が焼け、すべての青草も焼けてしまった。

  1970年代初頭、アマゾン他の熱帯雨林各地で始まった開発は、
  ・ちょうど、人に鋭い雹が落ちて来て傷付き、その後に血が吹き出て広がるように
  ・あるいは緑の地に火が落ちて燃え広がるように
  広まり、相当大きな面積の森林や青草が伐採されたり、焼かれた。この状況は現在も続いている。
  第一のラッパは、このことを意味していると思われる。

(2)第二のラッパ
  第二の天使がラッパを吹いた。
  すると、火で燃えている大きな山のようなもの(発熱する大きな塊と思われる)が、海に投げ入れられた。
  海の三分の一が血に変わり、また、被造物で海に住む生き物の三分の一は死に、船という船の三分の一が壊された。

  ペルー沿岸は世界有数の漁場として知られ、1970年は漁獲高が1200万tを超えていた。
  その後、1983年までの間に3回高温海域が現れ、海水温度が1年内外高くなった。エルニーニョ現象である。

  栄養豊富な冷水の湧き出しが減り、プランクトンの量が減り、
  小さな魚の成長が困難となり、多くの魚が死んだ。

  1970年以降、漁獲高は急激に減少し、1983年はピーク時の 1/7以下になった。
  不漁が7年以上続いたため、特に零細漁民の船が捨てられたと思われる。
  このように、ペルー沖では魚の大量死と船の大量破棄が起き、血の海域となった。

  エルニーニョ現象は、その後も度々起き、世界的に漁獲高が減少している。
  第二のラッパは、このことを意味していると思われる。

9パンとワイン:2008/10/24(金) 21:41:51 ID:oMzhcW3k
(8より続く)

(3)第三のラッパ
  第三の天使がラッパを吹いた。すると、松明のように燃えている大きな星が、
  天から落ちて来て、川という川の三分の一と、その水源の上に落ちた。
  この星の名は「苦よもぎ」といい、水の三分の一が苦よもぎのように苦くなって、そのために多くの人が死んだ。

  1986年、チェルノブイリで世界最悪の原子力発電所事故が起きた。
  この時、アメリカの軍事衛星は核の火で赤く燃える原子炉中心部の様子を観察したと言われる。

  爆発時、炉心部の放射性物質が大量に空中に放出され、水源のみならず広域が放射能汚染した。
  その後、特にチェルノブイリ周辺に住んでいる幼児・小児等で甲状腺癌が多発した。

  「苦よもぎ」のことをロシア語でチェルノブイリという。
  第三のラッパは、このことを意味していると思われる。

(4)第四のラッパ
  第四の天使がラッパを吹いた。すると、太陽の三分の一、月の三分の一、星という星の三分の一が損なわれたので、
  それぞれ三分の一が暗くなって、昼はその光の三分の一を失い、夜も同じようになった。

  1980年代、インドネシア等で組織的な焼畑が急激に増え、周辺国で6〜10月にヘイズ(煙害)が発生し、
  視界が悪くなったり、空がどんよりすることがしばしば発生した。

  1997年には、ヘイズはシンガポール・マレーシア・フィリピン・タイにまで及び、
  視界不良による航空機墜落、船舶衝突事故が発生し、死傷者が出た。

  気象研究所が、航空機によりインドネシアの上空でエアロゾル(大気中に浮遊する微小な粒子)を観測したところ、
  1cc当りのエアロゾルの量がオーストラリア上空と比べて約100倍あった。
  エアロゾルが増加すると、大気透過率が低下し、直達日射量が少なくなる。

  ヘイズにより太陽・月・星の光が損なわれたので、第四のラッパはこのことを意味していると思われる。

10パンとワイン:2008/10/24(金) 21:44:50 ID:oMzhcW3k
(9より続く)

(5)第五のラッパ
  第五の天使がラッパを吹いた。すると、一つの星が天から地上へ落ちて来るのが見えた。
  この星に、底なしの淵に通じる穴を開く鍵が与えられ、それが底なしの淵の穴を開くと、
  大きなかまどから出るような煙が穴から立ち上り、太陽も空も穴からの煙のために暗くなった。
  そして、煙の中から、いなごの群れが地上へ出て来た。
  このいなごには、地に住むさそりが持っているような力が与えられた。
  いなごは、地の草やどんな青物も、またどんな木も損なってはならないが
  (従って昆虫としてのいなごではなく、大発生したいなごが畑を襲うように、
   何か小さいものが大発生して人々を襲うという意味であると思われる)、
  ただ、額に神の刻印を押されていない人には害を加えてもよい、と言い渡された。
  殺してはいけないが、五か月の間、苦しめることは許されたのである。
  いなごが与える苦痛は、さそりが人を刺したときの苦痛のようであった。
  ・・・・・
  いなごは、底なしの淵の使いを王としていただいている。
  その名は、ヘブライ語でアバドンといい、ギリシア語の名はアポリオンという。

  1981年アメリカの同性愛男性から始めて AIDS が発見されたが、
  1990年には HIV/AIDS 感染者は約1,000万人まで増加した。

  AIDS 発見当初は発病した場合、余命が1年以下の人がほとんどで、大部分は数ヶ月(5ヶ月)以下であった。
  また、HIV自身は人を殺さず(免疫力を弱らせ)苦しませ、発病した者は他の感染症で死んでいった。

  黙示録9:7〜10 にあるいなごの姿の主な部分を抜き出すと、
  ・顔は人間の顔のようであった
  ・髪は女の髪のようであった
  ・胸には・・・胸当てのようなものを着けていた
  ・さそりのように、尾と針があり、この尾に人に害を加える力があった

  これらは、いなごが人に寄生し、他の人がその人と性的関係を持つと毒を注入する
  (自分達の一部がその人の中に入って行く)ことを擬人的に描いていると思われる。

  この他の記述に、
  ・歯は獅子の歯のようであった
  ・頭には金の冠に似たものを着けていた
  ・出陣の用意を整えた馬に似ていた
  ・その羽の音は、多くの馬に引かれて戦場に急ぐ戦車の響きのようであった
  がある。

  「歯は獅子の歯のようであった」とは、獲物(好みの人)が近づくとその人に食らいついて離さないことを意味し、
  「頭には金の冠に似たものを着けていた」とは、イエスの時代から見ると、
  まるで王妃や王女のように豊かな暮らしをしていることを意味していると思われる。

  また後の2つは、まさに相手を力強く攻撃しようとしている状態を意味していると思われる。

  ヨエル書1章に次の言葉がある。「・・・あなたたちの時代に、また、先祖の時代にも このようなことがあっただろうか。
  かみ食らういなごの残したものを 移住するいなごが食らい 移住するいなごの残したものを 若いいなごが食らい
  若いいなごの残したものを 食い荒らすいなごが食らった。」

  色々な種類のいなごがいるが、神はいなごの DNA を変化しやすくしたのだろうか。
  (HIV の RNA の変異速度は非常に速く、HIV に有効な薬を用いても、すぐにその耐性を持つ HIV が登場する。
  現在、薬を複数組合せて使用して、HIV の増殖を抑えているが、HIV を体内から完全に排除することは困難である)。

  ここで
  ・黙示録9:1に「・・・一つの星が天から地上へ落ちて来るのが見えた。
   この星に、底なしの淵に通じる穴を開く鍵が与えられ」とある。
  ・黙示録20:1に「わたしはまた、一人の天使が、底なしの淵の鍵と大きな鎖とを手にして、
   天から降って来るのを見た。」とある。
  黙示録1:20に「・・・七つの星は七つの教会の天使たち・・・」とあることから、
  黙示録9:1では天使を星に例えて語っていると思われる。

  それゆえ、天使の働きにより、HIV は地上に出現したと思われる。

  ヨエル書1章には、いなごの襲来の次に、神のたてた国がある民に襲われ、
  田畑が略奪され、荒らされる旨が記述されている。
  ヨエル1:15には、「ああ、恐るべき日よ 主の日が近づく。全能者による破滅の日が来る。」とある。

  第五の天使がラッパを鳴らした後に出て来たいなごは、底なしの淵の使いを王としていたが、
  その王の名をアバドン(破壊者)という。

  黙示録には、人々の偶像礼拝(神への不信仰)と不品行(性の乱れも含む)、
  それに対する神の激しい怒りが随所に述べられている。

11パンとワイン:2008/10/24(金) 21:46:46 ID:oMzhcW3k
(10より続く)

(6)第六のラッパ
  第六の天使がラッパを吹いた。すると、神の御前にある金の祭壇の四本の角から一つの声が聞こえた。
  その声は、ラッパを持っている第六の天使に向かってこう言った。
  「大きな川、ユーフラテスのほとりにつながれている四人の天使を放してやれ。」
  四人の天使は、人間の三分の一を殺すために解き放された。
  この天使たちは、その年、その月、その日、その時間のために用意されていたのである。
  その騎兵の数は二億、わたしはその数を聞いた。
  わたしは幻の中で馬とそれに乗っている者たちを見たが、その様子はこうであった。
  彼らは、炎、紫、および硫黄の色の胸当てを着けており、馬の頭は獅子の頭のようで、
  口からは火と煙と硫黄とを吐いていた。
  その口から吐く火と煙と硫黄、この三つの災いで人間の三分の一が殺された。
  馬の力は口と尾にあって、尾は蛇に似て頭があり、この頭で害を加えるのである。

  近代兵器が登場する前、馬は兵力であった。現代の言葉で言えば、兵器に相当する。
  火と煙を吐くと言えば、拳銃や鉄砲などの小火器を指し、硫黄が火山を暗示することから、
  硫黄を吐くと言えば大砲などの重火器を指すと思われる。

  ミサイルの姿は蛇のように細長く、頭に火薬があり、この頭で人に害を加える。
  すなわち、馬の口は鉄砲や大砲などを指し、馬の尾はミサイルを指すと思われる。

  1980年、イラン・イラク戦争が始まり、それが終わった頃の1990年、
  イラクがクウェートに侵入して、湾岸戦争が始まった。

  これらの戦争では、鉄砲や大砲、ミサイルが用いられ、被害者は戦死者だけで100万人以上と言われる。
  第六のラッパは、これらの戦争を意味していると思われる。

  黙示録9:20〜21に、次の通り書いてある。

  これらの災いに遭っても殺されずに残った人間は・・・
  偶像を礼拝することをやめなかった(神とイエスを正しく礼拝しなかった)。
  ・・・・・
  また彼らは人を殺すこと、まじない、みだらな行い、盗みを悔い改めなかった。

12名無しのひつじさん:2008/10/25(土) 10:21:05 ID:eUYeEKH6
②のことよく分かりました

13パンとワイン:2008/10/25(土) 11:18:19 ID:oMzhcW3k
名無しのひつじさん、こんにちは

>パンとワインさん、先ほど今は黙示録の時代だと言いましたが、
>③・・・12使徒の生きている時にはすでに黙示録の時代だったのですか?

今回、この質問を考えて行きましょう。

ヨハネは神の言葉とイエスの証しのためパトモス島にいた時、最初イエスの言葉を受け、
その後に幻を見て、記録しました。

ヨハネの記録には、最初、アジアの7つの教会に宛てた手紙があります。
この後、玉座に座っておられる方の手にある巻物が出てきます。
この巻物には、この世の最後のことが書かれていましたが、誰も開くことが出来ませんでした。

イエスが再臨する日について、十字架にかけられる前のイエスは
「その日、その時は、だれも知らない。天使たちも子も知らない。ただ、父だけがご存じである。
 (マタイ24:36)」と言いましたが、その通りだったのです。

けれども、イエスは自らの体を、犠牲の子羊として神に捧げました。
そのため、天の長老の一人がヨハネに次の通り言いました。
「・・・見よ。ユダ族から出た獅子、ダビデのひこばえが勝利を得たので、
 七つの封印を開いて、その巻物を開くことができる。(黙示録5:5)」

「ダビデのひこばえ」は、次に示すイザヤ11:1〜5で語られる人と同一で、イエスを指します。

  エッサイの株からひとつの芽が萌えいで その根からひとつの若枝が育ち その上に主の霊がとどまる。
  知恵と識別の霊 思慮と勇気の霊 主を知り、畏れ敬う霊。
  彼は主を畏れ敬う霊に満たされる。
  目に見えるところによって裁きを行わず 耳にするところによって弁護することはない。
  弱い人のために正当な裁きを行い この地の貧しい人を公平に弁護する。
  その口の鞭をもって地を打ち 唇の勢いをもって逆らう者を死に至らせる。
  正義をその腰の帯とし 真実をその身に帯びる。

イエスが十字架にかけられ、購いの子羊としての働きを全うした(勝利した)ことにより、
神はイエスに天と地の全ての権能を授けられました(マタイ28:18参照)。
そして、黙示録の巻物を開く権威を与えられました。


この世の最後の出来事を預言した黙示録の構成を簡単に述べると
・7つの封印
・7つのラッパ(の災い)
・太陽を身にまとった女と獣
・7つの鉢(の災い)
・イエス再臨と千年期、及び新しいエルサレム
になります。

黙示録の時代が、いつ始ったかを知るためには、7つの封印が何を意味しているかを知る必要があります。

次回は、この7つの封印を見ていきます。

14名無しのひつじさん:2008/10/25(土) 16:01:19 ID:eUYeEKH6
わかりました。次回もお願いします

15名無しのひつじさん:2008/10/25(土) 18:06:38 ID:eUYeEKH6
けどヨハネの黙示録はAD70年以後のことを書いたことは確実に言えますよね?

16名無しのひつじさん:2008/10/25(土) 18:28:19 ID:eUYeEKH6
あ、いま私とパンとワインさんのトークになってますが、もしよろしかったら他の方も遠慮なしに書き込みお願いします。「マリア崇敬はこうだから聖書的に正しい」「マリア崇敬は聖書的にこうだからおかしいんじゃない?」など。けど相手を罵倒するような書き込みはやむましょうね。

17パンとワイン:2008/10/25(土) 21:25:15 ID:LUyIo6p6
名無しのひつじさん、こんにちは
それでは、黙示録の7つの封印を見ていきましょう。

1.第一の封印を開いた時
  また、わたしが見ていると、小羊が七つの封印の一つを開いた。
  すると、四つの生き物の一つが、雷のような声で「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。
  そして見ていると、見よ、白い馬が現れ、乗っている者は、弓を持っていた。
  彼は冠を与えられ、勝利の上に更に勝利を得ようと出て行った。(黙示録 6:1〜2)

(1) 白い馬は誰か
  黙示録19:11〜16にも白い馬が出て来ます。
  「この方の衣と腿のあたりには、『王の王、主の主』という名が記されていた」
  とあるので、白い馬は再臨のイエスを表します。

(2) 個々の単語・句
 a) 弓
  弓から放たれた矢は狙った的に正しく真っ直ぐに飛びます。
  このことから、弓を持っていることは、真実、正義で戦うことを意味します。

  黙示録19:11後半には、「すると、見よ、白い馬が現れた。
  それに乗っている方は、『誠実』および『真実』と呼ばれて、正義をもって裁き、また戦われる。」
  とあるので、「弓を持っていることは、真実、正義で戦うことを意味する」は間違いないです。

 b) 最初の「勝利」と次の「勝利」
  黙示録5:11に「・・・ユダ族から出た獅子、ダビデのひこばえが勝利を得た・・・」とあるので、
  黙示録6:2にある最初の「勝利」は、イエスが神からこの世に遣わされ、私達の罪の購いのため死なれ、
  復活されたこと、を意味します。

  そして、次の「勝利」は、イエスが神からこの世に遣わされ、
  この世に再臨し、獣と戦って勝利することを意味します。

c) 冠
  マタイ 28:18に「イエスは、近寄って来て言われた。
  『わたしは天と地の一切の権能を授かっている。・・・』」と書いてあります。
  黙示録6:2の冠は、これを意味します。

(3) 白い馬に関する文章自体の意味
  「そして見ていると、見よ、白い馬が現れ、乗っている者は、弓を持っていた。
   彼は冠を与えられ、勝利の上に更に勝利を得ようと出て行った。(黙示録6:2)」
  という文章に、上の (1), (2) で説明した個々の単語・句に対応する言葉を代入すると

  「そして見ていると、見よ、白い馬(再臨のイエス)が現れ、
   乗っている者は、弓を持っていた(乗っている者は、真実、正義で戦う)。

   彼は冠を与えられ(彼は天と地の一切の権能を与えられ)、
   勝利の上に(私達の罪の購いのため死なれ、復活された上に)
   更に勝利を得ようと(この世に再臨し、獣と戦って勝利しようと)
   出て行った。」

  になります。

18パンとワイン:2008/10/25(土) 21:29:01 ID:LUyIo6p6
(17より続く)

2.第二の封印を開いた時
  小羊が第二の封印を開いたとき、第二の生き物が「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。
  すると、火のように赤い別の馬が現れた。
  その馬に乗っている者には、地上から平和を奪い取って、殺し合いをさせる力が与えられた。
  また、この者には大きな剣が与えられた。(黙示録 6:3〜4)

(1) 赤い馬は誰か
  赤は戦火や流血を示します。以下に示す通り、赤い馬は獣、つまり滅びの子です。

(2) 個々の単語・句
 a) 大きな剣
  剣は人を殺す兵器です。大きな剣は、獣の大きな戦力を指します。
  黙示録 13:4後半に「だれが、この獣に匹敵し得ようか。だれが、これと戦うことができようか。」
  と書いてあり、獣が大きな戦力を持っていることが判ります。

 b) 地上から平和を奪い取る力が与えられた
  これは多くの国々と戦うことを指します。
  黙示録 13:7に「獣は聖なる者たちと戦い、これに勝つことが許され、
  また、あらゆる種族、民族、言葉の違う民、国民を支配する(戦って勝つ)権威が与えられた。」
  と書いてあり、獣が多くの国と戦うことが判ります。

 c) 殺し合いをさせる力が与えられた
  これは獣に側につく人々とそうでない人々の間で戦いが起きることを指します。
  黙示録 13:1に「わたしはまた、一匹の獣が海の中から上って来るのを見た。
  これには十本の角と七つの頭があった。それらの角には十の王冠があり、・・・」とあります。
  黙示録 17:12に「また、あなたが見た十本の角は、十人の王である。」とあります。

  これらから、獣の側につく国々があることが判ります。
  また、b) で見た通り、獣は多くの国と戦うことから、
  獣の側につく国々とそうでない国々との間で戦いが起きることが判ります。

(3) 赤い馬に関する文章自体の意味
  「すると、火のように赤い別の馬が現れた。その馬に乗っている者には、地上から平和を奪い取って、
  殺し合いをさせる力が与えられた。また、この者には大きな剣が与えられた。(黙示録 6:4)」
  という文章を少し変形し、上の (1), (2) で説明した個々の単語や句に対応する言葉を代入すると

  「すると、火のように赤い別の馬(獣:滅びの子)が現れた。
   この者には大きな剣(大きな戦力)が与えられた。
   地上から平和を奪い取って、殺し合いをさせる力が与えられた。
   (多くの国々と戦い、また、獣の側につく国々とそうでない国々との間で戦わせる力が与えられた)。」

  になります。

19パンとワイン:2008/10/25(土) 21:33:59 ID:LUyIo6p6
(18より続く)

3.第三の封印を開いた時
  小羊が第三の封印を開いたとき、第三の生き物が「出て来い」と言うのを、わたしは聞いた。
  そして見ていると、見よ、黒い馬が現れ、乗っている者は、手に秤を持っていた。
  わたしは、四つの生き物の間から出る声のようなものが、こう言うのを聞いた。
  「小麦は一コイニクスで一デナリオン。大麦は三コイニクスで一デナリオン。
  オリーブ油とぶどう酒とを損なうな。」(黙示録 6:5〜6)

(1) 黒い馬は誰か
  白は汚れていない、ということから清らかさを意味し、聖なる者を表すのに用いられます。
  他方、黒は何色にも染まらない、ということから公平、中立を意味するので、
  黒い馬は聖なる審判者を表します。

(2) 個々の単語
  参考となる聖書の箇所はヨハネ福音書4:34〜36です。
  「イエスは言われた。『わたしの食べ物とは、わたしをお遣わしになった方の御心を行い、
  その業を成し遂げることである。
  ・・・・・
  既に、刈り入れる人は報酬を受け、永遠の命に至る実を集めている。・・・』」

  「小麦は一コイニクスで一デナリオン。大麦は三コイニクスで一デナリオン。」
  とありますが、このままでは意味が取れないので、
  「小麦は一コイニクスで一デナリオンと交換する。大麦は三コイニクスで一デナリオンと交換する。」
  と解釈します。

 a) デナリオン
  一デナリオンは当時の労働者の一日の報酬に相当し、
  マタイ20章にある通り、一生の報酬、すなわち永遠の命を指します。

 b) コイニクス
  一コイニクスは当時の一日分の穀物量に相当します。
  ヨハネ福音書4:34〜36では食物を信仰に譬えていましたので、
  一デナリオンの比喩のように一日を一生に置き換えれば、一コイニクスは人の一生涯における信仰を指します。

 c) 小麦と大麦
  黙示録7:2〜8にはイスラエルの12部族で14万4千人が生ける神の刻印を押された旨が書いてあります。
  (彼らはイエスを信じる人々です)

  黙示録7:9〜10には、あらゆる国民、部族、民族から大勢の人々が、白い衣を身に着けている旨が書いてあり、
  黙示録 3:5前半には「勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。」と書いてあります。

  よって、小麦と大麦は、イエスを信じるイスラエルの12部族の人々と、それ以外の国の人々を指します。

 d) オリーブ油とぶどう酒
  「オリーブ油とぶどう酒とを損なうな」とあります。オリーブ油は、油を注がれた人を指します。

  福音書ではぶどう酒はイエスの血を意味します。
  黙示録7:14後半に「彼らは大きな苦難を通って来た者で、その衣を小羊の血で洗って白くしたのである。」
  とあるので、ぶどう酒は証しのために迫害された人を指します。

 e) はかり
  はかりは、人々の信仰を裁くことを指します。

(3) 黒い馬に関する文章自体の意味
  「見よ、黒い馬が現れ、乗っている者は、手に秤を持っていた。
  わたしは、四つの生き物の間から出る声のようなものが、こう言うのを聞いた。
  『小麦は一コイニクスで一デナリオン。大麦は三コイニクスで一デナリオン。
  オリーブ油とぶどう酒とを損なうな。』」(黙示録6:5後半〜6:6)」
  という文章に、上の (1), (2) で説明した個々の単語に対応する言葉を代入すると

  「見よ、黒い馬(聖なる審判者)が現れた。
   乗っている者は、手に秤を手に持っていた。(人々の信仰を裁こうとしていた)
   わたしは、四つの生き物の間から出る声のようなものが、こう言うのを聞いた。
   『小麦は一コイニクスで一デナリオン。大麦は三コイニクスで一デナリオン。
   (イエスを信じるイスラエルの12部族、及びその他の国の人々は一生の信仰を判断して永遠の命を与えよ)
   オリーブ油とぶどう酒とを損なうな。』
   (油を注がれた人や証しのために迫害された人は少ないけれども見落とすな)

  になります。

20パンとワイン:2008/10/25(土) 21:48:58 ID:LUyIo6p6
(19より続く)

4.第四の封印を開いた時
  小羊が第四の封印を開いたとき、「出て来い」と言う第四の生き物の声を、わたしは聞いた。
  そして見ていると、見よ、青白い馬が現れ、乗っている者の名は「死」といい、これに陰府が従っていた。
  彼らには、地上の四分の一を支配し、剣と飢饉と死をもって、更に地上の野獣で人を滅ぼす権威が与えられた。
  (黙示録6:7〜8)

  ここから、青白い馬は災いの子を表します。

  黙示録には天使がラッパを鳴らすと、さまざまな災害が下されることが書いてあります。
  また、それ以外の災害も書かれています。

  なお、色々な災害は「・・・の三分の一」と書かれたところが多いですが、
  「大地震が起こり、都の十分の一が倒れ、・・・」と書いてあるところもあるので、
  三分の一と十分の一の平均を指向し、三分の一より小さい四分の一にしたものと思います。


5.第五の封印を開いた時
  小羊が第五の封印を開いたとき、神の言葉と自分たちがたてた証しのために殺された人々の魂を、
  わたしは祭壇の下に見た。彼らは大声でこう叫んだ。
  「真実で聖なる主よ、いつまで裁きを行わず、地に住む者にわたしたちの血の復讐をなさらないのですか。」
  すると、その一人一人に、白い衣が与えられ、また、自分たちと同じように殺されようとしている兄弟であり、
  仲間の僕である者たちの数が満ちるまで、なお、しばらく静かに待つようにと告げられた。(黙示録6:9〜11)

  ここで
  ①黙示録20:4後半には、「わたしはまた、イエスの証しと神の言葉のために、首をはねられた者たちの魂を見た。
   この者たちは、あの獣もその像も拝まず、額や手に獣の刻印を受けなかった。
   彼らは生き返って、キリストと共に千年の間統治した。」とあります。
  ②黙示録 3:5には「勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる。
   わたしは、彼の名を決して命の書から消すことはなく、・・・」とあります。

  第五の封印を開いた時に現れた幻で、証しのため殺された人々は白い衣が与えられたことから、勝利者と認定されますが、
  イエスが再臨して獣に勝利し、悪魔を底なし淵に投げ入れ封印するまで待機するよう求められる、
  つまり、聖徒たちの今一歩の忍耐と信仰が求められることが書いてあります
  (その後、第一の復活があり、千年間の支配へと続いていきます)。


6.第六の封印を開いた時
  また、見ていると、小羊が第六の封印を開いた。そのとき、大地震が起きて、
  太陽は毛の粗い布地のように暗くなり、月は全体が血のようになって、天の星は地上に落ちた。
  まるで、いちじくの青い実が、大風に揺さぶられて振り落とされるようだった。
  天は巻物が巻き取られるように消え去り、山も島も、みなその場所から移された。
  (黙示録6:12〜14)

  黙示録の出来事が開始すると、その途中で大きな天変地異が起きることが述べられています。

21パンとワイン:2008/10/25(土) 21:55:25 ID:LUyIo6p6
(20より続く)

今まで述べた、封印を開いた時に現れる幻を以下にまとめてみます。

┌――┬――――┬―――――――┬―――――――――――――┐
│番号│現れる幻│意味するもの │  備  考       │
├――┼――――┼―――――――┼―――――――――――――┤
│第一│白い馬 │再臨のイエス │最後の戦いで勝利     │
├――┼――――┼―――――――┼―――――――――――――┤
│第二│赤い馬 │獣(滅びの子) │最後の戦いで敗北     │
├――┼――――┼―――――――┼―――――――――――――┤
│第三│黒い馬 │聖なる審判者 │最後の出来事       │
├――┼――――┼―――――――┼―――――――――――――┤
│第四│青白い馬│災いの子   │それ以前に起きること   │
├――┼――――┼―――――――┼―――――――――――――┤
│第五│霊魂  │聖徒     │忍耐と信仰が求められること│
├――┼――――┼―――――――┼―――――――――――――┤
│第六│天体と地│天変地異   │驚きと恐怖を与えること  │
└――┴――――┴―――――――┴―――――――――――――┘


こうして見ると、
①これらは黙示録の時、何が起きるかを前もって示している
②光と闇、あるいは天使と悪魔と言うように、聖なる者とそうでないものとを対比させる構成を採っている
と言えます。

そのため、第一〜第六の封印を開いた時に現れる幻は、
黙示録のいわば要約を示しているのではないかと考えられます。

従って黙示録の開始は、第七の封印を開き、ラッパの鳴った時から、つまり1970年以降、と判断出来ます。
これは、ファティマに現れたマリアが、その預言を公開するように、と言った1960年とほぼ一致します。

マリアは、この世の終わりに関する預言を1960年に一般に公開してもらい、
人々がそれについて考え、終わりの時に備えるように、と意図したのではないでしょうか。

それにも関わらず、バチカンは2000年になるまで公開しませんでした。しかも一部しか公開していません。

他方で、黙示録のラッパは第6まで成就しました。


次回は、666で表される獣について説明する予定です。

22名無しのひつじさん:2008/10/26(日) 02:09:50 ID:eUYeEKH6
てことはカトリックの聖伝と旧約聖書続編からきているマリアの仲介はあなたの解釈とは違うということでよろしいでしょうか?聖母被昇天は少なくともAD70年とことにされてるらしいですから。(ペテロの死がAD64年だからこの被昇天は矛盾をはらんでますが)それによりカトリックでは聖母の仲介はAD70年に始まってることになると思います。(多分・・)

23パンとワイン:2008/10/26(日) 08:06:39 ID:LUyIo6p6
名無しのひつじさん、こんにちは。

あなたは、使徒ヨハネが死んだのはいつ頃だと考えますか。
また、イエスの母マリアはどこで死んだと考えますか。

24名無しのひつじさん:2008/10/26(日) 09:02:09 ID:eUYeEKH6
ヨハネはいつ死んだかたしかAD90年だったと思う。マリアはどこで死んだんだっけ?

25パンとワイン:2008/10/26(日) 17:08:27 ID:LUyIo6p6
名無しのひつじさん、こんにちは。

聖母の被昇天について、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』は次の通り記述しています。

  聖母の被昇天(せいぼのひしょうてん)とはカトリック用語で、聖母マリアがその人生の終わりに、
  肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという信仰、あるいはその出来事を記念する祝い日(8月15日)のこと。
  1950年、当時のローマ教皇ピウス12世によって正式に教義として宣言された。

すると、1950年より前は、聖母被昇天は正式には認められていなかった、ということになります。

従って
>聖母被昇天は少なくともAD70年とことにされてるらしいですから。
>それによりカトリックでは聖母の仲介はAD70年に始まってることになると思います。
これは間違った認識だと思います。

26名無しのひつじさん:2008/10/26(日) 21:23:21 ID:eUYeEKH6
では、マリアの仲介者の協議もそのときですか?

27パンとワイン:2008/10/26(日) 22:14:35 ID:LUyIo6p6
名無しのひつじさん、こんにちは。

>では、マリアの仲介者の協議もそのときですか?
この質問は後に回答します。

その前に、ちょっと一緒に考えてみませんか。

使徒ヨハネは、あなたが書いた通り、おおよそA.D.90頃、死にました。
ヨハネは神の言葉とイエスの証しのためパトモス島に流され、晩年にイエスからの啓示を受け、黙示録を書きました。
つまり、黙示録が書かれたのは、おおよそA.D.90頃です。

>聖母被昇天は少なくともAD70年とことにされてる

被昇天は、先に述べた通り、肉体と霊魂を伴って天国にあげられた、ということです。
もしこれが事実ならば、キリスト者にとってラザロの復活と同様に、非常に大切な出来事になります。

この出来事はヨハネの黙示録が書かれる前の出来事なので、
当然記録に残され、後の新約聖書編集の際、その事実が新約聖書に記載されたと思います。

実際はどうでしょうか。マリアの肉体が天にあげられた、という話は、聖書のどこを探してもありません。
肉体と霊魂を伴って天国にあげられた、ということは、記録に残さなくても良いことでしょうか。

聖母被昇天はいつ頃から、人々に言われるようになったのでしょうか。

まず、この2点を一緒に考えてみませんか。

28名無しのひつじさん:2008/10/27(月) 01:30:56 ID:eUYeEKH6
確かに変ですよね。なんでこんな大事なことを書き残さなかったのか!あとは被昇天が言われだした時期ですが四世紀くらい?確かその時代マリアはキリストの母か神の母かでもめたって聞きましたが

29パンとワイン:2008/10/27(月) 22:16:20 ID:XYWpB4jE
名無しのひつじさん、こんにちは。
少し歴史を振り返って見てみましょう。

使徒によりローマへと伝わったキリスト教は、その後、当時の世界国家であったローマ帝国の内外で
幅広く広まりましたが、その過程で、教理解釈上の種々な異論が生まれました。

4世紀初め、アレイオスが「御子は御父と同一の実体ではなく神性を持たない」と主張し、
このため325年第1回ニケーア公会議が開かれ、アレイオス側が敗北しました。

4世紀後半〜5世紀初め、マケドニアで「聖霊は神性を持たない」という考えが広まりました。
この考えは381年第1回コンスタンティノポリス公会議で異端として排斥されました。

この公会議の際、ニカイア信条は拡張されニカイア・コンスタンティノポリス信条が採択され、
三位一体の教理がほぼ完成されました。

この後ネストリウスが「マリアは人としてのイエスの母と言えるが、神としてのイエス母とは言えない」と主張して、
このため431年エフェソ公会議が開かれ、そこでマリアは神としてのイエスの母であるとされました。
これ以降、マリア崇敬が公に認めらました。


聖母被昇天について見てみましょう。
4世紀以降、正教会で生神女就寝の考えが記録に出て来ます。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』は生神女就寝について、次の通り記述しています。

  伝承によれば、マリヤはその晩年をエルサレムで、天国に入ることを望みつつ平穏に暮らしていたが、
  ある日、己の死が数日後に迫ったことを悟り、望みがかなう日が近いことを知って喜び、
  家を片付け、持ち物を施して、死の訪れを待った。

  ただ、彼女が子とも友とも慕うイエスの直弟子たち、
  十二使徒が宣教の旅にいて会えないことが残念に思われた。

  ところがその日エルサレムにトマスを除くすべての使徒たちが戻ってきたのである。
  マリヤは喜び、悲しむ使徒たちを慰め、みなに別れを告げて平穏に眠りについた。

  三日後トマスが到着し、使徒たちとともに墓を訪れたところ、
  そこに葬られたはずのマリヤの身体はすでになく、
  天より現れたマリヤが、己が天の生命に遷されたことを告げた。使徒たちは歓喜し、マリヤを賛美した。

ここでも、「葬られたはずのマリアの身体が墓になく、天よりマリアが現れた」のが事実ならば、
ラザロの復活以上に、非常に大切な出来事になり、なぜ記録に残されず、
また新約聖書編集の際に、その事実が新約聖書に記載されなかったのか、という疑問が出て来ます。

西方では6世紀に、初めて聖母被昇天の記録が出て来ます。
マリアは死の3日後、埋葬された墓から、弟子が見守る中、
天使達の手に導かれて魂と肉体が天に昇って行ったと言われています。

なお、キリスト絵画では、生神女就寝は、眠りについたマリアの身体の傍にキリストが立ち、
幼子の姿をしたマリアの魂を抱き取るよう描いていますが、
聖母被昇天は天に上げられるマリアを成人の姿で描いています。

こういった歴史を考えると、聖母被昇天は、元々は無く、後の時代に教義とされたということが判ると思います。

30名無しのひつじさん:2008/10/28(火) 01:55:37 ID:eUYeEKH6
なるほど、聖母被昇天というのは神表性がないということですね。

31♪君は('-'*)愛されるため生まれた:2008/10/28(火) 16:04:12 ID:???
>アリウス派
ヨハネの福音書を正典としながら、イエスの神性を否定って
どうすればできるんでしょうか。

32パンとワイン:2008/10/28(火) 21:46:38 ID:qq8GOupk
名無しのひつじさん、こんにちは。
今日は、マリアの仲介について考えて見ましょう。

黙示録12:1に「また、天に大きなしるしが現れた。一人の女が身に太陽をまとい、月を足の下にし、
頭には十二の星の冠をかぶっていた。」という記述があります。

・黙示録12:5には「女は男の子を産んだ。この子は、鉄の杖ですべての国民を治めることになっていた。
 子は神のもとへ、その玉座へ引き上げられた。」とありこと
・黙示録19:15〜16には「この方・・・自ら鉄の杖で彼らを治める。・・・この方の衣と腿のあたりには、
 『王の王、主の主』という名が記されていた。」とあること
から、この子はイエスを指します。

そのため、この子を産んだ女は、イエスの母マリアを指します。

もう一度、黙示録12:1を見ましょう。
「・・・一人の女が身に太陽をまとい、月を足の下にし、頭には十二の星の冠をかぶっていた。」とあります。

創世記第1章には、「太陽に昼を治めさせ、月に夜を治めさせた」旨の記述があるので、
太陽は昼を示し、月は夜を示すと言えます。

そこから、黙示録12:1では、月は夜、つまり人の眠りを示すため「死」を暗示し、
太陽は昼、つまり人の活動を示すため「生命」を暗示すると思います。

すると「身に太陽をまとい、月を足の下にし・・・」は、
太陽(生命)を与えられ、月(死)に打ち勝った、と解釈出来ます。

また、黙示録1:20に「・・・七つの星は七つの教会の天使たち・・・」とあることから、星は天使を示し、
「十二の星の冠」は、イエスの弟子と同様にイエスの働きを補佐する栄誉を授けられた、と解釈出来ます。

それゆえ、イエスの母マリアは、死後、神の大きな恵みにより永遠の命を与えられ天使となり、
またイエスの働きを補佐する働きを与えられ、「大きなしるし」として、時に人々の前に現れ、
神とイエスの言葉を伝え、大きな奇跡を起こしている、と言えます。


イエスは復活した後、「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。(マタイ28:18後半)」と言いました。
そして弟子達に「だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。
だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。(ヨハネ福音書20:23)」と言いました。

このように、復活したイエスは弟子達に大きな権威を授けました。

マリアはイエスの弟子と同様、イエスの働きを補佐する働きを与えられているので、
マリアが祈りを仲介することは可能だと思います。

但し、基本は、この世の全てを作られた神、及び神から遣われて私達の罪の購いのため
ご自分の身体を捧げたイエスに祈ります。

黙示録で、大きなしるしとなるマリア出現が預言されているので、
3〜4世紀以降のマリア崇敬は、ことによると聖霊の働きがあったのではないかと想起されます。

33パンとワイン:2008/10/28(火) 21:49:10 ID:qq8GOupk
(32より続く)
聖書において女性が重要な働きをするときがあります。

出エジプトで、モーセ達が紅海を渡った後、

  アロンの姉である女預言者ミリアムが小太鼓を手に取ると、
  他の女たちも小太鼓を手に持ち、踊りながら彼女の後に続いた。
  ミリアムは彼らの音頭を取って歌った。主に向かって歌え。
  主は大いなる威光を現し 馬と乗り手を海に投げ込まれた。
  (出エジプト15:20〜21)

ということがありました。

アロンはモーセの兄なので、ミリアムはモーセの姉になります。

モーセの姉と言えば、次のことを思い出します。
モーセ誕生の頃、エジプトのファラオは「生まれた男の子は、一人残らずナイル川にほうり込め。」
という命令を出していました。モーセの両親は産まれた子を隠し切れなくなり、
パピルスの籠にモーセを入れ、ナイル河畔の葦の茂みの間に置きました。

  その子の姉が遠くに立って、どうなることかと様子を見ていると、
  そこへ、ファラオの王女が水浴びをしようと川に下りて来た。
  その間侍女たちは川岸を行き来していた。
  王女は、葦の茂みの間に籠を見つけたので、仕え女をやって取って来させた。
  開けてみると赤ん坊がおり、しかも男の子で、泣いていた。
  王女はふびんに思い、「これは、きっと、ヘブライ人の子です」と言った。
  そのとき、その子の姉がファラオの王女に申し出た。
  「この子に乳を飲ませるヘブライ人の乳母を呼んで参りましょうか。」
  「そうしておくれ」と、王女が頼んだので、娘は早速その子の母を連れて来た。
  (出エジプト2:4〜8)

ここにはモーセの姉とあるだけで、名前は書いてありませんが、
先の出エジプト15:20〜21の記述より、ミリアムだと思われます。

旧約聖書の原典はヘブル語で、新約聖書の原典はギリシャ語で書いてあります。
ヘブル語のミリアムは、ギリシャ語のマリアになります。

  モーセの姉 = ミリアム
  イエスの母 = マリア

こうして考えてみると、神はイエスの母をマリアとするよう、昔から計画されていたのだと思います。

そして、神は終わりの時代で大きなしるしとなるマリア出現を計画し、
黙示録で、ヨハネを通じてそれを預言しました。

34パンとワイン:2008/10/28(火) 22:25:59 ID:qq8GOupk
≫31
♪君は('-'*)愛されるため生まれたさん、こんにちは。

アリウス派は、創造主なる神は唯一で父のみであり、子なるキリストは天地創造前には存在せず、
神の被造物であり神の養子になったと言い、子の人性を強調し、三位一体を否定しています。

恐らく、ユダヤ教の影響が強く、唯一神を奉じていたため、
キリストの神性を認めることが出来なかったのではないかと思います。

35♪君は('-'*)愛されるため生まれた:2008/10/29(水) 18:02:39 ID:???
でもそれだと聖書のあちこちとの矛盾を解消できませんね。
論争がなくても、アリウス派はいずれ崩壊してたんじゃなかろうかと思います。
自前の「聖書」でやってたら今でも案外生き延びているかもしれません。
正典から教義を直接引き出せることがその宗教の強さじゃないでしょうか。

字義通りに「マリア崇敬」するなら問題は無いと思いますが、実際には
被昇天とか、生涯処女であったとか、それを公式にするのは……というのが含まれてますね。
生涯処女の証拠として、キリストの兄弟のくだりは「中東では親類にも『兄弟』と
言う」とフランシスコ会訳の注にありましたが、その上で福音書記者は親類や
従兄弟という言葉を使わなかったわけだし……そもそも「母」と一緒に使われてる
文脈で従兄弟とか他の親類縁者というのは無理があるのでは?

36パンとワイン:2008/10/29(水) 22:25:10 ID:4eLZ240.
名無しのひつじさん、こんにちは。
今日は、黙示録の獣について説明していきましょう。

1.獣がロシアであること
  エゼキエル38〜39章には、終わりの時にゴグ(現在のロシア)がイスラエルを攻撃し、
  敗北する旨が記述されています。そこで、エゼキエル書と黙示録の記述を比較して見ていきましょう。
  最初、黙示録16〜21章を簡単に見てみます。

    箇所          書かれている内容
  16:12〜16 竜、獣、偽預言者から悪霊が出て全世界の王たちをハルマゲドンに集める
           ハルマゲドンはイスラエルの中のメギドの丘であると言われています。
  19:11〜21 再臨のイエスが現れ、集まっている獣と王たちと戦い、勝つ。
           獣と偽預言者は捕らえられ火の池に投げ込まれ、残りの者は鳥に食われる
  20:1〜3 悪魔が底なしの淵に投げ込まれる
  20:4〜6 殺された聖徒たちが復活し、イエスと共に千年間統治する
  20:7〜10 悪魔が解放されゴグを惑わし聖徒たちに戦いを挑むが負ける
  20:11〜14 命の書に基づき、審判が行われる
  21:1〜8 新しいエルサレムが天から下ってくる
  21:22〜23 都には神殿がない。神、イエスが都の神殿である

  となっています。
  次に、エゼキエル38〜43章を見てみます。

    箇所          書かれている内容
  38:1〜17 終わりの時に、ゴグは、国々から導き出された人々が住んでいるイスラエルを攻める
           (神がゴグの顎に鍵をかけて引き出すと預言されている)
           ペルシャ、エチオピヤ、プテ他がゴグと共にいる
  38:18〜23 ゴグがイスラエルを攻める時、神はゴグを裁く。
           それを通じて、神が聖なる者であることを、諸国民に示す。
  39:1〜8 神は、ゴグの手から武器を落とさせ、猛禽と野獣に食わせる。
           神は、聖なる者であることをイスラエルの人々に知らせる。
  39:22〜29 イスラエルの人々は、神が聖なる者であることを悟る。
           諸国民は、イスラエルの人々が、
           ①悪のため捕らえ移されたこと、
           ②諸国民から帰らせられたこと、
           により、神が聖者であることを知らされる。
  40:1〜42:20 新しい神殿の記述

  となっています。

  エゼキエル38〜42章を黙示録16〜21章と比較すると、千年期を過ぎた後は、
  新しいエルサレムが天から降りてきて、神殿が無いことから、
  エゼキエル40〜42章の預言は、千年期中、あるいは千年期前の神殿を指します。

  するとエゼキエル38〜39章のゴグは、千年期前にイスラエル(ハルマゲドン)を攻めることから、
  黙示録の獣であることが判ります。(よって、ゴグは、最初は獣として、
  次は黙示録20:7〜10の悪魔に惑わされた諸国民として、イスラエルを攻めることになります)。

37パンとワイン:2008/10/29(水) 22:27:58 ID:4eLZ240.
(36より続く)

2.獣の像(獣の複写)とは、共産主義(者)を示す
  黙示録13:14〜15には、
  ・獣の像を造るように、地上に住む人に命じた
  ・獣の像を拝もうとしない者(従わない者)があれば、皆殺しにさせた
  とあります

  a)ロシアは1928年より5ヵ年計画を実施した。重化学工業を重視し、
   コルホーズ建設による農業集団化を行ったが、これに反対する農民を富農、
   ないし富農支持者として処刑したり、シベリアに強制移住させた。その数は数百万人と言われる。

  b)スターリンは共産党員として不適切な人間を除名すると称して大粛清を行ったが、
   1937年から1938年までの死亡者(反革命罪で裁かれた者に限る)は約140万人と言われている。

  c)カンボジアの共産革命の後、クメール・ルージュは共産主義を推し進め、
   都市住民を地方の集団農場へ強制移住させ、工場・病院・学校を閉鎖、貨幣を廃止、宗教を禁止した。
   反対者は捕えられ殺された。その数は約140万人と言われている。

  d)サイゴン陥落後より、共産主義による迫害を恐れる人々や、共産主義を嫌う人々がボートピープルになり、
   ベトナムを脱出した。カンボジア・ラオスからもボートピープルが発生し、また陸路で逃げた人々もいた。
   これらの人々をインドシナ難民と言い、約140万人にも達する。

  このように共産主義(者)を広めるのに反対の人(獣の像を造らなかった人)や、
  共産主義(者)に従順でなかった人(獣の像を拝まなかった人)は、皆殺しされました。

38パンとワイン:2008/10/29(水) 22:29:19 ID:4eLZ240.
(37より続く)

3.すべての者にその右手か額に刻印を押させた
  申命記6:1〜8には

    これは、あなたたちの神、主があなたたちに教えよと命じられた戒めと掟と法であり、
    あなたたちが渡って行って得る土地で行うべきもの。
    ・・・・・
    今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、・・・
    更に、これをしるし(印)として自分の手に結び、覚えとして額に付け、・・・

  とあります。

  さて、黙示録13:16〜17には
  ・すべての者にその右手か額に刻印を押させた
  ・この刻印のある者でなければ、物を買うことも、売ることも出来ないようになった
  とあります。

  右手は働きを示し、額は思考を示すと思われます。
  つまり、刻印(=獣の規則)に沿って考え、働かなければ、物の売買が出来ないことを示していると思われます。

39パンとワイン:2008/10/29(水) 22:30:42 ID:4eLZ240.
(38より続く)

4.獣の数字:666の意味
  人と獣と竜について、必要な部分を抜き出すと、
  ・数字は人間を指している。(黙示録13:18)
  ・この刻印とは獣の名、あるいはその名の数字である。(黙示録13:17)
  ・竜はこの獣に、自分の力と王座と大きな権威とを与えた。(黙示録13:2)
  となります。

  人は天地創造の時、6日目に造られたものであり、罪を犯す存在です。
  「地上に住む者で、天地創造の時から、屠られた小羊の命の書にその名が記されていない者たちは皆、
  この獣を拝むであろう。」(黙示録13:8)とあるように、666の刻印を押された人は、偶像礼拝をします。
  よって、666の一桁目の6は人を指すと思われます。

  人は一人では出来ないことを組織で実行しようとします。それゆえ、組織は人(6)より一回り大きい存在となります。
  よって、666の二桁目の60は間違いを犯す組織(獣)を指すと思われます。

  国の繁栄・衰退は一国の力ではどうにもなりません。人知を超えた存在により動かされます。
  間違いを犯す竜(悪魔)は、その力を持っています。
  よって666の三桁目の600は、獣(60)より一回り大きい存在である竜(悪魔)を指すと思われます。

  つまり、666は、悪魔─悪魔が支配する帝国─悪魔に仕える人 を指していると思われます。
  「獣の規則」に従って考え、働くということは、獣に仕えること、つまり、悪魔が支配する帝国に仕えることであり、
  結局は悪魔の意図に従うことから、悪魔に仕える人になります。黙示録13:16〜18は、そのことを預言しています。

40パンとワイン:2008/10/29(水) 22:31:54 ID:4eLZ240.
(39より続く)

5.もう一匹の獣
  黙示録13章には、もう1匹の獣が出てきます。この獣の特徴を抜き出すと、
  ・小羊のような二本の角があって、龍のようにものを言った
  ・先の獣が持つ全ての権力をその獣の前で働かせ、大きなしるしを行って、
   人々の前で天から地へ火を降らせた
  となります。

  共産党は、無神論と唯物論をかかげ、神の存在を否定します。
  そして体制を「絶対的存在、間違いを犯さない存在」とし、国内の資源を優先的に科学技術に割り当て、
  体制の成功を大々的に宣伝していきます。

  「大きなしるしを行って、人々の前で天から地へ火を降らせた(不思議な業を行い、人々を信用させた)。」とは、
  優先的に割り当てられた資源により科学技術を発展させ、今迄にない業を行い、体制を成功させ、
  その成功を大々的に宣伝することを示しています。それゆえ、もう一匹の獣は共産党を指します。

41パンとワイン:2008/10/29(水) 22:33:37 ID:4eLZ240.
(40より続く)

6.ファティマでのマリアの預言との関係
  黙示録13:7には「獣(上に述べた通りロシアを指す)は聖なる者たちと戦い、これに勝つことが許され、
  あらゆる種族、民族、言葉の違う民、国民を支配する(戦って勝つ)権威が与えられた」とあります。
  また、黙示録13:10に、ある人々は殺され、ある人々は捕らえられる旨が書かれてあります。

  他方ファティマの預言の第三に
  ・ロシアは戦争と教会への迫害を世界に広め、多くの国は滅ぼされる(戦って負ける)
  ・神は世界(あらゆる種族、民族、言葉の違う民、国民)を戦争・飢饉・教会への迫害により、
   罰しようとしている(つまりロシアを用いる)
  とあります。

  従って、ファティマでのマリアの預言は、聖書に書かれてある預言と一致します。

  イエスは、花婿(再臨のイエス)を迎える賢い乙女と愚かな乙女の譬え話をしました(マタイ25:1〜13)。
  イエスが来るのが遅くなっても、心の中の信仰の灯火が弱くならないよう油を準備しておくためには、
  再臨の前の出来事に注意しておくことが必要です。

  マリアの預言に耳を傾けるべきです。

42名無しのひつじさん:2008/10/31(金) 09:34:33 ID:eUYeEKH6
NO35へ
まあマリア生涯処女だけは証明はむずかしいかな?本人死んじゃっていないから。

43名無しのひつじさん:2008/10/31(金) 12:29:43 ID:68FOeHkE
マタイ12章46-47
イエスがなお群衆に話しておられるとき、その母と兄弟たちが、話したいことがあって外に立っていた。
そこで、ある人がイエスに、「御覧なさい。母上と御兄弟たちが、お話ししたいと外に立っておられます」と言った。

イエス様には他の兄弟がいたことは示されていますが、その兄弟達も聖霊によって宿ったと?

聖霊によって宿ったのなら48節で
「しかし、イエスはその人にお答えになった。「わたしの母とはだれか。わたしの兄弟とはだれか。」
とは言わないはず。

44名無しのひつじさん:2008/10/31(金) 15:56:58 ID:eUYeEKH6
ギリシャ語かヘブライ語かどっちか忘れたけど聖書に出てくる「兄弟」という単語は日本語に訳すと兄弟姉妹あるいはいとこや近親者もさすからそれが母マリアから産まれた者であるかどうかはわからない

45パンとワイン:2008/10/31(金) 19:56:50 ID:dzFnGxoM
兄弟姉妹について

レビ記 20:17 に、次の通り書いてあります。

  自分の姉妹、すなわち父または母の娘をめとり、その姉妹の裸を見、女はその兄弟の裸を見るならば、
  これは恥ずべき行為であり、彼らは民の目の前で断たれる。彼は自分の姉妹を犯した罪を負わねばならない。

これより、姉妹は「父または母の娘」であることが判ります。
姉妹と対比される兄弟も、同様に「父または母の息子」と考えられます。

民数記 27:8〜11 に、次の通り書いてあります。

  あなたはイスラエルの人々にこう告げなさい。
  ある人が死に、男の子がないならば、その嗣業の土地を娘に渡しなさい。
  もし、娘もいない場合には、嗣業の土地をその人の兄弟に与えなさい。
  もし、兄弟もない場合には、嗣業の土地をその人の父の兄弟に与えなさい。
  父の兄弟もない場合には、嗣業の土地を氏族の中で最も近い親族に与えて、それを継がせなさい。
  主がモーセに命じられたとおり、イスラエルの人々はこれを法の定めとしなさい。

これより、兄弟は、「父または母の息子」と判断出来ます。

イエスの時代は、人々は律法に基づいて考え、行動していたので、
兄弟と言う時、直接的には同じ親の子を指します。

さらにマタイ 1:24〜25には

  ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れ、
  男の子が生まれるまでマリアと関係することはなかった。

とあるので、マリアの生涯処女を主張するのは難しいと思います。


ただ、マリアは素晴らしい信仰の持ち主です。
天使から、男を知らずに身ごもると言われた時、マリアは
「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。」
と言いました。

また、使徒 1:14 に

  彼らは皆、婦人たちやイエスの母マリア、
  またイエスの兄弟たちと心を合わせて熱心に祈っていた。

と書いてある通り、イエスが天に上げられた後、マリアはイエスの復活を喜び、
弟子達と共に神に祈っていました。

そして黙示録12章で、マリアは十二弟子と同様、イエスを補佐する仕事を授けられ、
大きなしるしとして人々の前に現れると預言されています(実際にファティマに現れました)。

マリアが生涯処女でなくても、その素晴らしさに変わりはありません。

46名無しのひつじさん:2008/10/31(金) 22:31:56 ID:eUYeEKH6
よくわかったんだがこの証明はマタイの一章24〜25節だけでよかったのでは?

47パンとワイン:2008/10/31(金) 22:59:15 ID:ulIDEl9o
兄弟に対する誤解を解くために、レビ記と民数記を引用しました。

48名無しのひつじさん:2008/10/31(金) 23:17:25 ID:eUYeEKH6
兄弟のヘブライ語訳は専門家としたほうがいいですね。私達が聞いても何とも言えないので。

49言名無しのひつじさん:2008/11/01(土) 12:48:24 ID:i7sqJkAA
2chで聞いてみました
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gogaku/1147743812/681-683

50名無しのひつじさん:2008/11/04(火) 12:21:08 ID:???
●『悪霊を追い出せ』by 奥山実  マルコーシュ・パブリケーション社  より

これも、ある先生に聞いた話ですが、追い出しの最中に、
悪霊が「どこどこなら出る」というのです。
ところが先生は、認めないで「そこはだめだ」 と拒否しました。
その先生は、どこにやろうかなと思ったのですが、
「カトリックのマリヤ像のところへ行きなさい」 と言ったのだそうです。
悪霊がなんと言ったと 思いますか、
「あそこは、いっぱいいるからダメだ。満員だ」と答えたのです。


●『キリスト者の戦い』by D.M.ロイドジョンズ  いのちのことば社

p194「なぜ、カトリック教会を考察しなければならないのか。
一つは、カトリック教会の成立を知らなければ、
過去の教会史や世俗の歴史を本当には理解出来ないからである。」
P205「彼ら(カトリック)はイエスの位置を奪うだけはなく、
イエスが提供している偉大な救いの栄光と完全性を引き下げている。
信仰による義認に関する教えである。ルターが言ったように、
これは「教会が立つか倒れるかの試金石」であり、
プロテスタンティズムの全栄光がこれにかかっている。」
「重大なのはローマ・カトリシズムが義認は結局洗礼の結果であると教えていることである。
その結果彼らは信仰のみによる義認の教えを、危険な異端として公然と批判する。」
P206「聖書は「神と人との間の仲介者も唯一であって、それは人としてのイエス・キリストです。」と
言っている。ところがローマ・カトリシズムでは、マリヤ、教皇、司祭およびすべての聖人たちが
ことごとく必要である。もっとも重要な義認の教理に対してカトリックが虚偽を教えていると
私がいうゆえんである。」

51名無しのひつじさん:2008/11/05(水) 02:07:24 ID:eUYeEKH6
なら全てのプロテスタントの聖書解釈が完全と言えますか?もし、言えるなら、カトリックの神学者と聖書66巻の解釈議論をして勝ってきてください。ただ、私の経験上プロテスタントの牧師(学者レベルの人)とカトリックの司祭を比べた場合、カトリックの司祭(学者ですらない)の方がはるかに頭がよかったです。カトリック批判の権利を勝ち取るためにも頑張ってくださいね。

52でちゅ☆ぺぬえる:2008/11/05(水) 15:20:10 ID:p7mjrdgY
●ルカの福音書10章21節から。。。
 ちょうどこのとき、イエスは、聖霊によって喜びにあふれて言われた。
 「天地の主であられる父よ。あなたをほめたたえます。
  これらのことを、賢い者や知恵のある者には隠して、幼子たちに現わしてくださいました。
  そうです、父よ。これがみこころにかなったことでした。」でちゅよ〜〜

●第一コリント人への手紙1章21節から。。。
 事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、
 神の知恵によるのです。それゆえ、神はみこころによって、
 宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められたのです。でちゅ!!!

●ヨハネによる福音書6章40節から。。。
 事実、わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持つことです。
 わたしはその人たちをひとりひとり終わりの日によみがえらせます。」でちゅよね〜〜

>51 
「解釈議論で勝つ」ことと、人をきちんとイエス・キリストちゃまの救いにあじゅからせることと、
いったいどのような関係があるというのでちょ???

「頭が良い」ことと、人をきちんとイエス・キリストちゃまの救いにあじゅからせることと、
いったいどのような関係があるというのでちょ???

カトリック教会では、イエス・キリストちゃまによらなくても、神ちゃまの御国に入らせてもらえると、
教えているようなトンデモ聖職者・信徒がおられるそうでちゅよ、なんと!!!
「解釈議論で勝つ」ということは、聖書の御言葉を捻じ曲げることなんでちゅかねぇ〜〜
「頭が良い」といろいろ勝手な解釈をしたくなるものなんでちゅかね?
正統なキリスト教信仰を継承するプロテスタント福音主義−福音派で良かったでちゅよ!!!
ほんとアーメンでちゅ!!!

53名無しのひつじさん:2008/11/05(水) 15:30:27 ID:p7mjrdgY
●改訂新版 これからの世界情勢と聖書の預言
 著者高木慶太 芦田拓也
 2002/03/10 発行  いのちのことば社
 ISBN: 978-4-264-01979-4 B6判 / 272 頁
 税込価格:1680 円

 キリストの再臨と御国の到来、クリスチャンの携挙、世界に対するさばきと大患難時代、
 全人類を治める総統の出現、世界最終戦争などについて、今後世界に起こるであろうことを、
 聖書の終末予言に基づいて概観する。『近づいている世界の終焉』の姉妹篇。
 [2002/03/10改訂 1983/11/01初版]

●近づいている世界の終焉
 著者 高木慶太
 2002/02/01 発行 いのちのことば社
 ISBN: 978-4-264-01972-5 B6判 / 208 頁
 税込価格:1260 円

 同時多発テロ事件、アフガニスタンにおける戦争、そして一触即発のパレスチナ問題・・・。
 世界はこれからどうなるのだろうか。旧新約聖書をひもとき、
その予言がいかに正確に成就しているかを示し、
 中東問題を中心に人類の歴史がどう進んでいくかを語る。『近づいている人類の破局』の全面改訂版。

【読者の声】
 非常に興味深く、一気に読んでしまいました。ページ数も読みやすいボリュームだと感じました。
 ノンクリスチャンの友人・知人に配りたいなと感じています。
(40代 主婦 大阪府)

54名無しのひつじさん:2008/11/05(水) 15:31:32 ID:p7mjrdgY
>>53のつづき ●「近づいている世界の終焉」の紹介文

黒田 禎一郎 ミッション 宣教の声 主幹

聖書が語る喜びと救いのメッセージ
 尊敬する高木慶太牧師の遺稿となった本書は、
 約三十年前に発刊された『近づいている人類の破局』の改訂版です。
 時代の大きな変化と新しい事実を加筆され、
 変わらない聖書預言の変わらない真理を分かりやすく説き明かしています。
 私は現代人が読むべき必読書であると思います。

全体は三部構成となっています。第一部では、「忍びよる破局」と題し、
 時事問題の様々な具体例をあげ、聖書の預言の箇所を引用し、解説しています。
 第二部では、「人類史がどこへ向かっているか」という大きなテーマを、
 やはり聖書から詳しく説いています。
 そして第三部では、視点を未来に向け、「今後の世界情勢と聖書の約束」について述べています。

 著者が最も強調したかった部分は、きっと第三部の「聖書が約束する輝かしい未来」であると思います。
 これこそ、聖書が語る喜びと救いのメッセージです。
 全体的にみるならば非常にバランスがとれ、同時に聖書的、神学的にも良書です。
 そして人類の真実な求めに応答し、時代の必要を満たしてくれるものです。
 本書には次のような三つの特徴があると思います。
 第一にクリスチャンだけでなく、ノンクリスチャンにも聖書の真理を分かりやすく説き明かす貴重な書であることです。
誰もが関心を持つテーマを、分かりやすく説いています。
 そして第二に、聖書の預言についてさらに詳しく学びたい方のために、親切な付録がついていることです。
聖書の深みを知りたい方には、きっと良い助けとなるでしょう。
そして最後に、第三の特徴は著者のやさしい心配りが見られることです。
聖書は、「預言」と「予言」を使い分けていますが、著者はノンクリスチャンの方に抵抗なく読んでもらうために、
すべて「予言」という表示で統一されたと聞いています。ここに、著者の福音宣教にかけた熱い思いが伝わってきます。
 一人でも多くの方が本書を一読されるよう、心から推薦いたします。

55名無しのひつじさん:2008/11/05(水) 15:32:51 ID:p7mjrdgY
>>53-54のつづき、良書をご紹介します。
       ↓
●「いつキリストは再臨されるか」 

山岸 登 著 B6判 177頁 1,000円+税 エマオ出版

いつキリストは再臨されるか/再臨の教理/
キリストの空中再臨、教会の携挙/キリストの空中再臨は奥義/
「キリストの日」と「主の日」/「人の子が来られる」が持つ二種類の意味/
艱難時代の準備期間/世界に対する神のさばき/艱難時代/
艱難時代が七年間である事について/艱難時代に関係している聖句/
マタイ24章38節から41節、ルカ17章29から37節、およびマタイ24章30、31節/
イスラエル民族の悔い改め/付録ディスペンセイション主義

56名無しのひつじさん:2008/11/05(水) 15:33:54 ID:p7mjrdgY
>>53-55のなか

●改訂新版 これからの世界情勢と聖書の預言
●近づいている世界の終焉
●「いつキリストは再臨されるか」 

以上、3冊紹介しましたが、いずれの冊子にもヨーロッパ・アラブ地域から、
獣−反キリストが出てくると書かれています。
そして、ローマカトリック教会は、おそらくその獣と手を組む、
あるいは協力する、ということになるようです。

ロシアは、ダニエル書で「北の国(王)」、エゼキエル書で「ゴク」と預言されているようです。
この「ゴク」という国は、ペルシャ(今のイラン)とクシュ(今のエチオピア)と、
プテ(今のリビア)を配下におくと書かれてあります。
このロシアであるゴクと、ヨーロッパ合衆国(ローマカトリック教会)の反キリストが、
戦いを交えることになるようです。

詳しくは、上記三冊子をごらんください→>>53-55

57名無しのひつじさん:2008/11/05(水) 15:35:22 ID:p7mjrdgY
>>53-56よりつづき
●「これからの世界情勢と聖書の預言〈改訂新版〉」いのちのことば社より

宗教的バビロンについて
創世記10章および11章には、ニムロデという人物がバベル、
すなわち後のバビロンの建設者であったと記されている。
古代の記録によると、ニムロデの妻は偶像崇拝の宗教を始めた女大祭司であった。
彼女は奇跡的に妊娠したと主張して、タンムズという息子を生み、「彼こそは民の救い主である」と人々に教えた。
その宗教は、その後各地に広がり、人々は天の女神が救い主である我が子を抱いている像を拝むようになった。
そのような偶像は、古代世界のあらゆる所から発掘されている。
古代の人々はこの母子像を礼拝し、聖水を注ぎ、さまざまな宗教儀式を受けることによって、罪が清められると信じた。
このタンムズはその後、野獣によって殺されたが、後に生き返ったと伝えられた。
旧約聖書の時代に、イスラエルの一部が「天の女王」のための供えのパンを作ったり(エレミヤ七18)、
天の女王のためにいけにえを捧げたり、(同四四17−19 25)、
タンムズのために泣いたり(エゼキエル八14)したことによって神の怒りを受けたが、
考古学者たちは、イスラエルを悩ませたバアル崇拝がタンムズ崇拝と同一であったと考えている。
このバビロンの母子礼拝は古代世界に普及し、それぞれの場所で少しづつ異なった形態をとったが、
多くの古代史研究家たちは、この宗教がローマカトリックのマリヤ崇拝の基盤になったことを指摘している。
ヨハネの黙示録十七章の「大淫婦」は、「七つの山の上に座っている」と記されているが、
ローマの都は、歴代「七つの山の上の都」と呼ばれてきた。
これらのことから、「大淫婦」とはローマカトリックを中心として、
リベラルなプロテスタント・グループや世界のあらゆる偶像礼拝の宗教を含む、
患難時代における世界的な宗教連合体を指すものと思われる。

●10本の角 7つの頭 女
http://www.geocities.co.jp/Bookend/4738/kemono.htm

●エゼキエル書の預言
http://www.geocities.co.jp/Bookend/4738/eze.htm

58でちゅ☆ぺぬえる:2008/11/05(水) 15:37:26 ID:p7mjrdgY
AD20081103-08037-00121
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

ようやくでちゅねぇ、僕ちゃんたちプロテスタント福音主義−福音派が、
信仰の先輩方−弟子や初代教会ー原始キリスト教団の人たちとおんなじ、
正統なキリスト教信仰を継承するまっとうな教派であることが認められてきたようでちゅ。
うれしいでちゅよねぇ〜〜。ほんと誇る者は主を誇れ、でちゅよ!!!

   ☆きょう2008年11月5日の僕ちゃんのレスでちゅ〜〜
               ↓
               >>52-58

 あんちゃん、ねぇちゃん、そちて僕ちゃんの3兄弟は、正統なキリスト教信仰を継承する
(日本福音同盟所属)のプロテスタント福音派の信徒でちゅ。
 穏健なプロテスタント福音主義の立場に立っていまちゅ。

日本福音同盟所属の教団なら安心でちゅ。
 イマヌエル総合伝道団、救世軍、日本イエス・キリスト教団、
 日本同盟基督教団、日本福音自由教会、日本ホーリネス教団など、
 主だったところでありまちゅ。あと日本基督教団(福音主義教会)、
  日本ナザレン教団、アッセンブリーズオブゴッド教団もよいです。

☆日本ナザレン教団におられた天皇陛下の叔父にあたる方も、
 福音派の牧師先生をしてらっしゃいまちゅ。その牧師先生のお話抜粋他はこちら
               ↓
■■日本宣教と天皇制〜皇室に流れるキリストの命
☆★☆http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/729/1215676891/1-13☆★☆
 救世軍の山室軍平氏などご存じの方もいらっちゃいまちゅよね。
 みなちゃん、どうじょお越しくだちゃいね〜〜
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

59でちゅ☆ぺぬえる:2008/11/05(水) 15:41:01 ID:p7mjrdgY
きょうはこのスレッドにもカキコしていまちゅ。
    ↓
■■米国防総省(ペンタゴン)想定予測−M9超巨大東海地震とは?
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/729/1210736093/77-87

60名無しのひつじさん:2008/11/06(木) 22:37:02 ID:eUYeEKH6
52へ
とりあえず神父と勝負してきてください。私はそれしかいえません。

61名無しのひつじさん:2008/11/06(木) 22:48:53 ID:eUYeEKH6
訂正
52へ
難しいことはわからないから、もし聖書66巻でカトリックと食い違う所があるならカトリックの神父に文句言ってきて。私が言ったんじゃないからさ。

62名無しのひつじさん:2008/11/08(土) 00:28:03 ID:eUYeEKH6
パンとワインさん、結論ですが、今は黙示録の時代で、もうマリアは仲介役を担ってるでよろしいでしょうか?

63パンとワイン:2008/11/08(土) 20:02:40 ID:KMKkiOFg
名無しのひつじさん、こんにちは。
質問に回答します。

(1) 黙示録の時代について
  21 に書きましたが、黙示録の巻物の、第1〜第6の封印を開いた時に現れる幻は、
  黙示録のいわば要約を示しているのではないかと考えられます。

  従って、黙示録の開始は、第7の封印を開き、8〜11 に書いた第1〜第6のラッパの鳴った時から、
  つまり1970年以降、と判断出来ます。
  これはファティマに現れたマリアが、その預言を公開するようにと言った1960年とほぼ一致します。

  ゆえに、現代は、まさしく黙示録の時代です。

(2) マリアの祈りの仲介について
  32 に書きましたが、イエスの母マリアは、死後、神の大きな恵みにより永遠の命を与えられ天使となり、
  またイエスの働きを補佐する働きを与えられ、「大きなしるし」として、時に人々の前に現れ、
  神とイエスの言葉を伝え、大きな奇跡を起こしている、と言えます。

  イエスは復活した後、「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。(マタイ28:18後半)」と言いました。
  そして弟子達に「だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。
  だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。(ヨハネ福音書20:23)」と言いました。
  このように、復活したイエスは弟子達に大きな権威を授けました。

  マリアはイエスの弟子と同様、イエスの働きを補佐する働きを与えられているので、
  マリアが祈りを仲介することは可能だと思います。

  但し、基本は、この世の全てを作られた神、
  及び神から遣われて私達の罪の購いのためご自分の身体を捧げたイエスに祈ります。

64名無しのひつじさん:2008/11/08(土) 22:07:21 ID:eUYeEKH6
解答ありがとうございます。また疑問が生じた時別スレッドを立てますが解答してくださいますか?

65パンとワイン:2008/11/09(日) 20:44:47 ID:KMKkiOFg
いつでも質問して下さい。

66名無しのひつじさん:2008/11/12(水) 18:58:51 ID:p7mjrdgY
次のことが決定的に証明されています。カトリックを知らない人はよく読んでください。>>1-30

エレミヤ書44章記載の、異教の偶像への愛着から離れられずにいるイスラエルへの神の怒り。
それは「天の后」という名のエジプトの女神イシス、別名アシタロテ崇敬に対する神の怒りでありました。

そのイシス女神崇敬は、ユダヤ教の時代を生き抜き、キリスト教の時代にマリヤの名で崇敬されるようになりました。
マリヤがイシスの別名であるのを良いことに、イシスから離れられずにいる異教からの改宗者は
この紛らわしいマリヤイシスをイエスの母を拝んでいると称して崇敬し始めました。

この堕落教会については、昔アシタロテイシスをユダヤに持ち込み
神に呪われた女予言者イゼベルに汚された「テアテラ教会」として、黙示録2章に記載されています。
テアテラが栄えた4世紀に、マリヤイシスがキリスト教会に異教の改宗者を通して入り込んできました。神はいわれます。

黙示録2:20 しかし、あなたに対して言うべきことがある。あなたは、あのイゼベルという女のすることを大目に見ている。
この女は、自ら預言者と称して、わたしの僕たちを教え、
また惑わして、みだらなことをさせ、偶像に献げた肉を食べさせている。
2:21 わたしは悔い改める機会を与えたが、この女はみだらな行いを悔い改めようとしない。
2:22 見よ、わたしはこの女を床に伏せさせよう。この女と共にみだらなことをする者たちも、
その行いを悔い改めないなら、ひどい苦しみに遭わせよう。
2:23 また、この女の子供たちも打ち殺そう。こうして、全教会は、
わたしが人の思いや判断を見通す者だということを悟るようになる。
わたしは、あなたがたが行ったことに応じて、一人一人に報いよう。

67一回どこかで書いた気もしますが:2008/11/12(水) 23:27:29 ID:81XgTQWY
>>57
その「古代の記録」って何ですか?
どなたかご存知の方がいれば教えてください。

68名無しのひつじさん:2008/11/13(木) 11:56:52 ID:eUYeEKH6
一つ気になったんですがマリア=イシスってなぜ言い切れるのでしょうか?第二に、やたらマリア崇敬が「崇拝」になると言われていると思いますが、「崇敬」とは、尊敬という意味なので崇拝にあたらないのでは?ルターもマリアや聖人は崇敬するにあたいするが、仲介者の役割は担ってないと言ってますし

69パンとワイン:2008/11/13(木) 20:40:42 ID:KMKkiOFg
≫66
名無しのひつじさん、こんにちは。

イシスはエジプト神話の女神、アシタロテはメソポタミアの女神であり、別の女神である。
旧約聖書に出て来るバアル神の妻がアシタロテであると言われる。
従って
>・・・エジプトの女神イシス、別名アシタロテ崇敬・・・
は間違っている。


イシスはギリシャ語であり、古代エジプトではアセトと言った。
モーセの兄であるアロンの姉にミリアムがいた。
ミリアムはヘブライ語であり、ギリシャ語はマリアである。
従って
>マリヤがイシスの別名である
は間違っている。


バビロン捕囚から戻ったイスラエルの人々は、
なぜ自分達が捕らえ移されたのかを理解していたので、偶像礼拝をしなくなった。
実際、イエスは当時のイスラエルの人々に対して、偶像礼拝を全く指摘していない。
4福音書の中にも「偶像」という字は出てこない。
従って
>そのイシス女神崇敬は、ユダヤ教の時代を生き抜き、
>キリスト教の時代にマリヤの名で崇敬されるようになりました。
はあり得ない。


名無しのひつじさん(でちゅ☆ぺぬえるさん)、知ったかぶりはやめよう。
あなたは歴史を良く知らない。それにも関わらず歴史に関する発言をしようとしている。

人のつまづきとなることは言うべきでない。

70名無しのひつじさん:2008/11/14(金) 00:04:44 ID:eUYeEKH6
パンとワインさん、こんばんわ。
NO66はでちゅさんでしたか。私もでちゅさんの書き込みには相手にするのが限界に感じていました。言うことがコロコロ変わったりするし、あと文章は長すぎるし、それによってよく話が脱線するし。この人ってわざと文章長くして返信させにくくしてんだよね。だってほんと読むのしんどいもん。あととにかくカトリック教会を攻撃したいだけなんだよね。私の知識のレベルではでちゅ☆ぺぬえるさんの書き込みは見ないほうがいいかもね。洗脳されちゃうかもしれないから。

71名無しのひつじさん:2008/11/14(金) 09:55:56 ID:eUYeEKH6
NO70訂正
NO66はでちゅさんでしたか。私も正直でちゅさんの相手をするのに限界を感じています。文章が長いからいかにも正しいことをいっているようにみえるけどよく読むと矛盾してるし。そしてよく脱線するし、あと長いから読むのしんどいし。この人ってたんにネットでカトリックの悪口言いたいだけなんだよね。この人の書き込みはもう読まない方がいいかな?私のレベルでは洗脳されちゃいそうだから。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板