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☆★科学/歴史・宗教・心理学/総合雑談スレ★☆

591春田の蛙:2014/01/03(金) 01:08:17
>>586
これの答えを書くのを忘れてたので簡潔に。古い科学雑誌からの引用で恐縮ですが、答えは以下。

>では、どこまでを爬虫類といい、何をもって哺乳類とするのだろうか。
>専門家たちによれば、
>「爬虫類のアゴ関節を耳の中におさめてしまったのが、哺乳類」
>となる。学校で習った「哺乳類とは……」の定義とは、全然話が違う。
(科学朝日1995年1月号28ページ、特集「ORIGIN7」4【哺乳類の起源】より引用)

私たちの中耳のなかにあるつち骨ときぬた骨は、元々爬虫類のアゴの骨だったんですね(ちなみにあぶみ骨は爬虫類時代から耳のなかです)。
いまの私たちのアゴ関節は、古いアゴ関節の骨を耳のなかにしまって新しく出来た関節なんですよ。

>爬虫類時代、下アゴは7種類の骨でできていた。哺乳類では、先に書いたように、そのうち旧関節の骨はつち骨になり、
>残りの中で、歯骨(歯がのっている骨)だけが大きくなって、単独で下アゴとなった。そして頭骨(の鱗骨)と直接に関節するようになった。
(同28ページより)

結果としてシンプルな一枚岩となった下アゴは複雑な咀嚼を支える丈夫さを、多くの小骨が連結した耳の構造は微細な音の聞き分けを獲得しました。
注意すべきは、「古い骨を奥(耳のなか)に押し込めて片付け、新しく関節が出来る」という如何にも行き当たりばったりな変化です。

「進化には目的も方向も」ましてや意志もありません。複雑な連関の中、ただ変わっていくだけ。利点も欠点も、あくまで偶然の産物です。
「弱肉強食」といった進化論の理解は誤っているということを、ここに繰り返し述べておきます。

まあこういう事ですので、私が掃除が苦手で片付けはとりあえず見えない所に押し込めて済ますのも、進化という観点から仕方ないのですね←言い訳乙w

592春田の蛙:2014/01/03(金) 19:08:45
http://qzmp.seesaa.net/article/384137883.html

資料屋さんが紹介してくれてたから読んだけど、いい記事です。本当に胸に迫りました……


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