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試験問題保全スレ

11:2003/01/22(水) 06:03
みなさんの受験した科目を後世まで残しておきませんか?
来年度の、履修選択にも役立つかと。

ご協力を!

535プリンちゃん:2006/06/30(金) 21:21:11
 2004年度  民法総則(長坂先生)

1.Aは自己所有の土地を売却しようとしていたところ、その土地の近くに廃棄
 処理場ができるという雑誌記事を読み、B不動産会社にこの土地を時価3分
 の1の価格で売ることを決めた。
  Bはこの雑誌記事が誤報であることを知っていながら買い受け、このような
 事実を全く知らないCに対し、時価でこの土地を売却した。
  この時AはCに対し、土地の返還を求められるか。

2.任意代理権と法人理事の代表権の異同について端的に論じなさい。

1.2.とも根拠となる条文を書きなさい。

536プリンちゃん:2006/07/02(日) 09:14:24
 神田の物権法の過去問は神田で入力しないと出てこないのな。

537七枝四雄さん:2006/07/12(水) 10:02:34
過去問欲しいならまずこのスレを見なさいよっ!

538七枝四雄さん:2006/07/13(木) 14:24:52
憲法特講(笹川) 駿河台 2006年前期
Ⅰ(択一形式の基本問題) 5問だったか?
 それぞれの問題は、正確には覚えていない。覚えている方は、補足お願い
 します。内容は、「国家形態論」と、「法実証主義(実定法主義)vs自然
 法論」に関するもの。
Ⅱ(論述)
 「憲法学における領土の扱いについて、戦前と戦後について論ぜよ
  1.戦前の説 2.戦後の説 3.まとめ

539七枝四雄さん:2006/07/13(木) 14:48:48
過去問だけでなく、簡単な解答の要旨みたいなのを一緒にうpっての、ないの?
一年生はまだ解答の書き方すらわかりましぇん!

540七枝四雄さん:2006/07/13(木) 15:27:42
模範解答配られるわけじゃないし、2年生にも正直わかりません ><
シケタイとか参考にするといいと思うよ

541七枝四雄さん:2006/07/17(月) 13:01:36
2005年度の神田の問題ってないの?

542七枝四雄さん:2006/07/17(月) 16:32:04
 ないみたいだな。だが、分かると思うが、神田は同じ問題を出してくる。
つまり、過去問を解けるようにしとけば必ず同じ問題に当たり、
可や良なら簡単に取れるっつーこと。
 3つか4つ過去問があれば十分

543七枝四雄さん:2006/07/19(水) 04:33:56
さっそく書き込み。

2006年度前期試験 日本近代法史(村上先生)
教科書ノート持込可 論述形式

1.明治民法第一草案の特徴について書きなさい
2.明治大正期の私生子裁判の展開について

544プリンちゃん:2006/07/19(水) 14:20:16
2006年度 損害賠償法(亀田)

[A]709条における『過失』とはなにか。
[B]年少者の逸失利益算定における男女格差について論ぜよ。
[C]製造物責任法について、欠陥○○を中心に論ぜよ。

3問中2問選択
補完よろしく

545濃すぎ:2006/07/21(金) 17:34:19
商法の坂口先生の前期の過去問ありませんか?お願いします。

546七枝四雄さん:2006/07/21(金) 20:06:59
あるよ。

547七枝四雄さん:2006/07/21(金) 21:41:37
倒産処理法の高地先生の前期の過去問ありませんか?お願いします

548七枝四雄さん:2006/07/21(金) 21:45:24
あるよ。

549七枝四雄さん:2006/07/21(金) 22:35:23
教えてあげよーよ(−_−#)
高地先生の民訴は去年のは一昨年のそのまんまに、最後何問かプラスされてただけ。
今年もまんまな保障はないけど、このスレぐぐればどっかにあるよ。
高地先生は単位くれやすいと思うよ。頑張って。

550七枝四雄さん:2006/07/21(金) 22:37:54
あ、倒産処理法か。間違えました。すげぇ恥ずかしい‥
役立てなくてスマソ

551七枝四雄さん:2006/07/21(金) 23:57:24
神田の物権の過去問ってどんな感じ?ちなみに前期

552七枝四雄さん:2006/07/22(土) 00:04:27
ここは保全スレなんだよ。
試験内容に関しては内容は科目スレでやってくれ。
たかる場所ではございません。

553しばたろう:2006/07/22(土) 12:30:47
前期の過去問誰かください・・・

554七枝四雄さん:2006/07/22(土) 13:50:37
>>しばたろう

だからたかるなっつってんだろ。
自分で調べろ。
なければ科目スレで聞け。
ここは物乞いする場所じゃないんだよ。

555しばたろう:2006/07/22(土) 18:07:58
2005年の前期過去問持ってる方、いらっしゃいませんか〜!?

556しばたろう:2006/07/22(土) 18:11:22
自己解決しました^^ すいませんでした〜♪

557七枝四雄さん:2006/07/22(土) 19:03:04
2006年度  7月22日(土)

民法特講2  小賀野晶一 

1.
(1)不法行為で授業で勉強したテーマを述べなさい
(2)そのテーマの学説の対立及び批判を述べなさい
(3)その不法行為について自分はどう思ってるかを書きなさい

2.
(1)不法行為の歴史的意義を近代の民法の原則に触れながら述べなさい
(2)現代の不法行為は、近代の民法の原則からどう変わっていったか
   述べなさい
(3)不法行為について自分の考えを書きなさい??(2の(3)の問題は、
   完全に忘れた)

3.
(1)逸失利益について、5歳の子と50歳の会社員の場合にどう分配され
   るか書きなさい
(2)後遺障害がある子の場合に逸失利益はどうなるか書きなさい。

558七枝四雄:2006/07/22(土) 19:03:30
めくらなやつが増えてきてるな

559あっぷうぴ:2006/07/22(土) 20:15:56
>>555
うpしたよ〜ん
網1号
0000138165

560七枝四雄さん:2006/07/22(土) 20:27:19
>>559
passは?

561七枝四雄さん:2006/07/22(土) 20:31:16
>>559
パス教えろ

562七枝四雄さん:2006/07/22(土) 23:38:58
つ目欄

563sage:2006/07/23(日) 01:18:25
高地民訴前期受けてきましたー
思い出す限りで単語羅列していきます。
違うところ指摘していただけると嬉しいですー
文章は全然覚えてないんで誰か思い出せる方補完おながいしますねー

「公序良俗」「和解」「調停」「仲裁」「裁判外紛争解決制度」「法規範(?)」「民事訴訟制度(?)」
「裁判の迅速化」「訴訟経済」「追認」「権利保護説」「私法秩序維持説」「紛争解決説」「多元説」
「二当事者対立」「公開裁判」「処分権主義」「口頭」「口頭弁論」「私的自治」「職権進行主義」
「抗告」「審問」「決定」「厳格な証明」「自由な証明」「法律上の争訟」「事件性」「法律性」
この辺が過去問で出回ってた辺りです。
過去問では穴になってなかったけど 当事者が提出した「証拠」により・・・とかもあった気がします。
以下過去問以外です。
§2 裁判は「公正」かつ「迅速」に行われるよう努め〜・・・
当事者は「信義」に従い「誠実」に追行〜・・・
必要的記載事項は当事者・「請求の趣旨」「請求の原因」であり、この「請求の原因」は
「  」説と「  」説(←埋めてください・汗)に分かれている。
他に訴状には「任意的記載事項」がある。
訴訟の種類は「確認」訴訟には「既判力」のみが働き、「給付」訴訟には「執行力」が働き、
「形成」訴訟には「形成力」が働く。
訴訟が始まると「訴訟係属」となる。訴状は原告→「被告」に送達される。

バカな子ですが頑張って思い出しました・・・
文章が変でもゆるちてね

564563:2006/07/23(日) 01:24:21
sage書くところ間違ってるしOTL
あっでもたぶん問題はそんなに迂闊ってないですよ、たぶん

565563:2006/07/23(日) 01:35:03
あっ あと
訴状に防御方法も書いてあるものは「準備書類」の用をなす
っていうのもありましたね

566七枝四雄さん:2006/07/23(日) 01:35:35
>>563
乙。
空欄になってとこだけど、
「識別説」と「理由記載説」だと思われ。

567七枝四雄さん:2006/07/23(日) 08:18:48
「決定」じゃなくて「非公開」じゃね?
あと「処分権」主義の後に「弁論主義」もあった。

568七枝四雄さん:2006/07/23(日) 10:32:49
>>563
準備書類→準備書面じゃないの?

569七枝四雄さん:2006/07/23(日) 17:02:38
Yes!!

570七枝四雄さん:2006/07/23(日) 20:44:24
どなたか物質と宇宙の過去問(除2005年度)などお知りの方いらっしゃいませんか???

571七枝四雄さん:2006/07/24(月) 15:53:19
行政法各論(下川先生)2006年前期
Ⅰ、正誤問題20問(50点)・・・覚えていないため省略。
Ⅱ、不作為義務の代替的作為義務への転換について「河川法」を例に説明
  せよ。(15点)
Ⅲ、日光太郎杉事件についての東京高裁判決(東京高判昭和48年7月1
  3日)は、裁量判断過程統制審査を用いている。これについて、東京
  高裁の判断を踏まえて説明せよ。(15点)
Ⅳ、警察官職務執行法第2条第1項に付随して行われる所持品検査は、警
  察官職務執行法第2条第4項や、銃砲刀剣類所持等取締法第24条の
  2第1項との関係から、疑問が提起されている。それぞれの関係につ
  いて説明せよ。なお、解答に際しては、それぞれ、「警職法」、「銃
  刀法」の略称を用いること。(20点)
  (1)警職法第2条第4項との関係
  (2)銃刀法第24条の2第1項との関係

*問題文は、正確には覚えていないため、実際の文章とは異なる。

572七枝四雄さん:2006/07/24(月) 16:07:41
2006年度前期試験
[行政法総論]猪股先生

以下のうち一問選択して答えよ。

行政法の定義について

行政機関の種類とそれぞれの機関の説明

573七枝四雄さん:2006/07/24(月) 16:17:59
手形・小切手法(泉田先生)

次の3問から1問を選択し答えよ。
1、①AがBに手形用紙に署名以外の手形要件を記載し、Bのところへ赴く
  途中に、ピストルをつきつけられ、署名し、交付した場合、現在の所持
  人Cの支払請求に対し、Aは支払いを拒否できるか。また、②Aが、署
  名後、Bのところに赴く途中に、ピストルをつきつけられ、交付した場
  合はどうか。
(2、3、については、選択していないため正確な問題文を覚えておらず、
省略。選択した方は、補足お願いします。)

*問題は、それぞれ、指定教科書(弥永「リーガルマインド 手形法・小切
手法[第2版補訂]」の、[ケース4]、[ケース5]、[ケース8]からの出題。
(前期最終授業の時に、その旨の説明があった。)

574七枝四雄さん:2006/07/24(月) 16:21:08

>>573 は、2006年前期試験です。抜かしてしまって済みません。

575七枝四雄さん:2006/07/24(月) 17:41:03
法史学 日本(高塩先生)2006年前期試験 
問1 公事方御定書に定める刑罰について
問2 江戸時代の刑罰を考察することで現代社会に寄与することは出来るか否か考えを書け(裏面に)
   持込不可、ペン書き指定

間違っていたら直してください。もう忘れました。

576七枝四雄さん:2006/07/24(月) 17:46:44
2006年度前期試験
[憲法(統治)]野上先生
持ち込み一切不可。筆記具指定なし。

以下より2問選択して答えよ

1.天皇の地位について考えをのべよ
2.
3.国会の地位について考えをのべよ
4.

2、4は前文における平和主義の原則と、内閣制度に関する問題だっけ?
解いてないし問題文すら読んでないから、解いた人補完よろしく。
できるだけ忠実なほうがいいと思うので…。

───────────────
>>572
[猪股・行政法総論]
一応訂正
×行政法の定義
○行政の定義

最後の授業でのミスリーディングはサドにも程があるw
問題見た瞬間…え、あれ二元論は?侵害留保説は?
1問目無理やり二元論にもっていっておk?
ってなった人は多いと予想。

577ばばあ:2006/07/24(月) 18:04:42
有賀契約法月曜4げん2006前期

AとBは建物を目的物とする売買契約を締結した。AはBに登記移転をし、Bは売買代金の半額をAに支払った。その後、弁済期が到来したが、Bは残額代金を支払わなかった。Aは、その後「本日までに売買代金を支払え、さもなければ解除する」とBに言った。それを聞いたBは、解除されてはまずいとCと本件建物を目的とする売買契約を締結した。
以下の問いに答えなさい。
1、AのBに対する解除は有効か?(Aの解除の意思表示の有効性)
2、AはCから建物を取り戻すことができるか?

578七枝四雄さん:2006/07/24(月) 18:21:18
労働法スレから転載
2006年前期 労働法(小西)
持ち込み不可

一、入社前研修に不参加の場合の内定取り消しの可否について論ぜよ
二、指揮権の根拠とその範囲について論ぜよ

579七枝四雄さん:2006/07/24(月) 20:09:24
>>576
野上憲法(統治)

次の1〜4の問題のうちから2題を選択して解答せよ。(ただし、持ち込みは一切不可とする。)

1・天皇の地位をどう考えるか
2・平和生存権の意義について
3・国会の地位について
4・我が国の議院内閣制度の特徴について

確か、こうだった。それにしても野上、字汚すぎだよな。去年から思ってたけど。
と言うか、今年で退職する先生の試験って、別に載せなくてもいい気が…。

580七枝四雄さん:2006/07/24(月) 20:11:42
>>578
指揮命令権

581しばたろう:2006/07/24(月) 20:16:13
2005年前期もう1回うpしてくれ!!!!

582七枝四雄さん:2006/07/24(月) 23:36:13
>>
小吉

583有賀契約法:2006/07/25(火) 03:13:23
>>577
それが大問1(80点)で、加えて大問2(20点)があった。
先履行義務者が履行を拒絶できる場合を答えろというもの。
つまり不安の抗弁権の説明問題。

584七枝四雄さん:2006/07/25(火) 15:45:43
会社法(南保先生)2006年前期
Ⅰ.株式会社の設立に関して、次の問いに答えよ。(50点)
(1)発起人とは、どのような者のことか。
(2)現物出資・財産引受けの意義と、その法的規制について書け。
(3)預合いの意義と、その効果の可否(?)について書け。
Ⅱ.株式の意義とその特質について論述せよ。(50点)

*条文のみ持込可。

585七枝四雄さん:2006/07/25(火) 16:06:59
>>584
うp乙!

586七枝四雄さん:2006/07/25(火) 16:46:27
2006年度前期 増田 刑法各論
持ち込み一切不可。ペン書きが望ましいけどシャープペンでOK

以下から一問選択して答えよ
(1)        について論点を明らかにし論述せよ
(2)住居侵入罪について論点を明らかにし論述せよ
(3)名誉毀損罪について論点を明らかにし論述せよ

-----------------
(1)って自殺関与罪だっけ?
覚えてる人お願いします。不完全な情報でごめんなさい。

ちなみに増田先生は神様なので、事前に、
 ・自殺関与、同意殺人
 ・胎児性致死傷罪
 ・同時傷害
 ・住居侵入罪
 ・名誉毀損罪
以上から3つ出題し、内1問選択という情報をくださいます。
総論もそうでしたが各論でもやはり神。
もちろんAをもらうにはそれなりのものが要求されますが、単位を落とす人はわずかでしょう。

今回の試験中に、問題と関係ないもの(出題されなかった残り2題)を解答しても
0点ですよ、とおっしゃっていました。そんなの当たり前ですが…。
先生が見て回ったところ数名そういう人がいたらしいです。
ヤマが外れた場合でもとりあえず問題に則して書け、
セメスター制なので極力前期では落としたくないとのこと。

587七枝四雄さん:2006/07/25(火) 22:02:11
2006年度前期 神田民法(物権) 

1・半年授業を受けて、習得したこと、特に印象に残ってることを書きなさい。
2・物権法において、重要なキーワード(=単語)のベスト10を自分で考えて書きなさい。
3・次の「何故?」と問う疑問文に簡潔に答えなさい。
 ①上の問題(2)で、何故その単語をNo.1に選んだか、簡潔に書きなさい。
 ②何故、所有権の移転時期について、判例は契約成立時としているのか?
 ③一物一権主義(?)の問題だったかと…。
 ④不動産の安全な取引のために、何故民法は「登記」を重要視するのか?
4・2つの空欄を埋めなさい
土地・建物以外の不動産:( )( )
明認方法:( )( )

須之内刑法(各論) 

次の2題とも解答せよ。

1・市長であるAは、Bの職員採用のときに、Bの父であるCから現金200万円をもらった、と言うことを、Xによってばらされた。
Xは、Bの親類から情報を得るなど、入念な調査をして、真実であると、確信を持った上で駅前でビラを配るなどして、市政を糾弾した。
しかし、裁判上で、真実であると言うことを立証できなかった。この場合、Xはどのように扱われるべきか、立証せよ。

2・凶器準備集合罪における「凶器」の意義について、簡潔且つ具体的に述べよ。

間違ってるところの訂正及び、補足、分かっている人、よろしくお願いします。

588七枝四雄さん:2006/07/25(火) 22:24:07
>>587

③何故物件には「排他性」があったか?

だったと思われ。

589七枝四雄さん:2006/07/25(火) 22:27:57
2006年前期 会社法(三枝)
持ち込み六法のみ ペン書き

発起人等の責任について述べよ。

590七枝四雄さん:2006/07/25(火) 22:39:13
手形小切手法(高木先生)2006年前期

1:為替手形における振出人の意思表示の内容と約束手形における振出人の意思表示の内容の違いについて説明しなさい
2:手形理論において二段階の創造説というものがあるが、手形の作成署名した者が交付を行う前にこれを盗まれた場合、どのような相手には支払いをしなければならないかをこの説に沿って答えなさい
3:確定日払手形において振出日の記載を必要としない説があるか何故そう考えているか説明しなさい
4:無権代理人の責任の性質を判例・学説がどのように解しているか説明しなさい
5:呈示証券性とは何か、また何故そのような性質を持つか説明しなさい
 
問題文ちょこっとあいまいだけどきかれてることは間違ってないはず

591七枝四雄さん:2006/07/25(火) 22:41:57
>>588
サンクス!そうだった、そうだった。じゃ、訂正した完全版を。

2006年度前期 神田民法(物権) 

1・半年授業を受けて、習得したこと、特に印象に残ってることを書きなさい。
2・物権法において、重要なキーワード(=単語)のベスト10を自分で考えて書きなさい。
3・次の「何故?」と問う疑問文に簡潔に答えなさい。
 ①上の問題(2)で、何故その単語をNo.1に選んだか、簡潔に書きなさい。
 ②何故、物権には排他性があるのか?
 ③何故、所有権の移転時期について、判例は契約成立時としているのか?
 ④不動産の安全な取引のために、何故民法は「登記」を重要視するのか?
4・2つの空欄を埋めなさい
土地・建物以外の不動産:( )( )
明認方法:( )( )

592七枝四雄さん:2006/07/25(火) 22:47:49
2006年前期 増田 刑法(総論)

持ち込み一切不可。

1、次の三問のうちから一問を選び、論点を示して論述しなさい。
(1)太郎と次郎は、それぞれ殺害の意図で花子に向けて拳銃を発砲した(太郎と次郎は共犯ではない)。太郎の発射した銃弾は花子の頭部に、次郎の発砲した銃弾は花子の心臓に命中した。その結果、花子は死亡するに至った。太郎の行為、次郎の行為は花子の死の結果に対して因果関係を有するか。
(2)不真正不作為犯につて論じなさい。
(3)三郎は意図を持って日本刀で四郎に切りつけた。三郎は周囲の人たちに取り押さえられ、重傷を負った四郎は救急車で病院に搬送されることになったが、途中で大地震が起こり、救急車が走行していた高速道路は崩壊し、その救急車は道路から落下した。その結果、四郎は志望するに至った。三郎の罪責はいかなるものか。

2、次の三問のうちから一問を選び、その概念について説明しなさい。
(1)遡及処罰の禁止(事後方の禁止)の原則
(2)両罰規定
(3)属地主義と俗人主義

増田先生はお優しいので、事前に範囲として
1、遡及処罰の禁止
2、刑法の場所的適用の法則
3、両罰規定
4、因果関係
5、不真正不作為犯
というように範囲を極力絞ってくださいました。この範囲から三つ選んで事前に答案を作成して暗記すれば間違いは無い感じです。

593七枝四雄さん:2006/07/25(火) 23:12:50
ドイツ法(浜田先生) 2006年度前期試験
持ち込み:手書きノートと授業中に配布したプリントのみ可

問1.土地を購入する場合に、ドイツ民法ではどのようなことが問題となるか。日本民法と比較して解答せよ。

問2.日本民法における「成人被後見人」に当たるものは、ドイツ民法では、「被世話人」である。それでは、制限的行為能力者として、ドイツ民法上、「被世話人」以外にどのようなものが存在するか。また、この制限的行為能力者が法律行為をするにあたっては、どのような制約があるか。

問3.「ヨーロッパ人は、狩猟民族だが、日本人は、農耕民族である」という見解にはどのような問題点があるか、解答せよ。

(解答にあたっての文章は、「・・・・・・である」調ですること。「・・・・・・ます、・・・・・・です」調で文章を書くと、採点しないので、注意するように)

ちなみに問3は授業中の雑談で出た話題で、おそらく自分の意見を書けばいいと思うので、ドイツ法と関連させる必要はなさそうです。

594七枝四雄さん:2006/07/26(水) 00:28:26
2006年 前期試験 行政法総論 担当者名 中村善幸

第問Ⅰ 以下の問題のいづれかを選び論ぜよ。
A 行政立法の限界
B 裁量の統制について

第問Ⅱ 次のa-eの語句について3つ選び、完結に説明せよ。

a 忘れました b 法律の一般原則 c 忘れました d行政行為 e行政行為の附款

抜けてる場所わかる方いらっしゃいましたら、補完お願いします。

595七枝四雄さん:2006/07/26(水) 01:09:44
>>594

aは法律の留保、でしたよ。

596七枝四雄さん:2006/07/26(水) 12:51:52
忘れないうちにアップ。

2006年度前期試験 憲法(人権) 吉田善明先生
持ち込み不可 縦書き

1.以下の中から一問を選択して答えよ
(1)外国人の日本国内での権利について、判例や学説を交えて論じなさい
(2)私人間のあいだでの人権保障について、事例をあげて論じなさい
 ↑うろ覚えですが、だいたいこんな感じの内容でした。補完よろしく。

2.次の法律用語について、5行以内で説明しなさい
(1)自己決定権
(2)政治と宗教の分離

597七枝四雄さん:2006/07/26(水) 15:03:32
2006年度 前期 租税法
1、租税法律主義について述べよ。

2、租税公平主義について述べよ。

3、次の用語について説明せよ。
(1)課税標準
(2)決定
(3)更正の請求
(4)異義申立て

598七枝四雄さん:2006/07/26(水) 15:09:36
【租税法】(Ⅰ部) 2006年度 前期 小林宏之先生
 ※持ち込み不可、筆記用具の指定なし。
  回答時の注意事項:白紙はダメだよ!何か書いて!

1.租税法律主義について述べよ。
2.租税公平主義について述べよ。
3.次の用語を説明せよ。
  ①課税標準
  ②決定
  ③更正の請求
  ④異議申し立て

  いずれも、基礎的な質問。

  「これじゃ前期では差つけられないよなぁ。
   後期はもっと難易度上げないと…。」とのこと。

599七枝四雄さん:2006/07/26(水) 15:37:16
2006年度前期 南保商法総則・商行為法

1・次の2題のうちから1題を選択して解答しなさい。
(1)民法に対して商法はどんな特色を持つかを踏まえながら、民法の商化について簡潔に述べなさい。
(2)商人とは何か、述べなさい。また、自己資金のみで貸金業を営む者、営利目的で時価栽培の作物を売る者は商人になるのかも述べなさい。

2・支配人とは、どんな商業使用人か。また、支配人の代理権が及ぶ範囲についても述べなさい。

こんな感じだったかと。補足・訂正などあれば、よろしくお願いします。

600七枝四雄さん:2006/07/26(水) 20:03:45
【行政法各論】(Ⅰ部) 2006年度 前期 猪俣先生
※持ち込み不可、シャーペン書きでも良い。
(なるべく読みやすい字で書けとのこと)

2題出題で1題選択解答(2題とも解答した者は零点)

・日本国憲法における強制執行制度について書け。
・国家賠償法の、国家責任の本質をめぐる論争について書け。

違ってたら、修正頼みます。

601七枝四雄さん:2006/07/26(水) 21:18:53
2006年度前期 石井 民法(親相)
持ち込み不可。2問必答。判例に触れて答えよ。

(1)
1930年代に結婚したAとBは、1940年代に未婚の母Cの子のDの出生届を出した。
その後Dは大学を卒業してからAの家業を手伝ってきた。
1990年代にAが死亡したところ、相続においてBとD間で争いが起きた。
ついにBはDと親子関係が存在しないことを訴えたが、その訴えは認められるか。

(2)
精神病離婚について。

602七枝四雄さん:2006/07/27(木) 00:34:28
2006年度前期川端 (正確な文章ではないです)

一、具体的事実の錯誤について、法定的符号説か具体的符号説かの是非を論じ、過剰結果の併発事例の一故意犯説について論じなさい。


以下の語を説明しなさい
(1)罪刑法定主義の背景と、類推解釈の禁止。
(2)相当因果関係説の意義と、血友病の事例の適用。

603七枝四雄さん:2006/07/27(木) 00:50:34
>>602
一応、授業名くらいは書こうよ。問題見れば、何の授業かは見当はつくが。

604七枝四雄さん:2006/07/27(木) 00:54:53
2006年度 前期 吉田善明 憲法(統治)
第問一(選択)
1選挙制度について論ぜよ
2忘れました

第問二(必答)5行以内で語句説明せよ
1議院内閣制
2国政調査権

605七枝四雄さん:2006/07/27(木) 00:57:14
>>604
善明は既出。つ>>596

606七枝四雄さん:2006/07/27(木) 00:58:54
>>605
って、人権と統治は別物じゃん!ハズカシス…。吊ってきます。

607七枝四雄さん:2006/07/27(木) 02:06:01
2006善明(統治)
問1
(2)天皇の国事行為について

608七枝四雄さん:2006/07/27(木) 02:13:13
2006年度 前期 吉田善明先生 憲法(統治)
第問一(選択)
1選挙制度について論ぜよ
2天皇の国事行為について論ぜよ

第問二(必答)5行以内で語句説明せよ
1議院内閣制
2国政調査権

609七枝四雄さん:2006/07/27(木) 02:26:32
>>608
2.天皇の国事行為について説明し、また衆議院の解散について憲法上問題はないか論じなさい。

のような感じだと思います

610七枝四雄さん:2006/07/27(木) 11:21:21
>>602補完
2006年度前期 川端 刑法総論

一、具体的事実の錯誤について、法定的符号説か具体的符号説かの是非を論じ、過剰結果の併発事例の一故意犯説について論じなさい。


以下の語を説明しなさい
(1)罪刑法定主義の思想的背景と、類推解釈の禁止。
(2)相当因果関係説の意義と、折衷説における血友病ケースの取り扱い。

611七枝四雄さん:2006/07/27(木) 14:18:19
2006年前期【社会政策】加藤先生

1.わが国では長らく“日本的雇用形態”があるとされてきました。(30点)
(1)日本的雇用形態を特徴付けるシステムを二つ示し、その内容を説明しなさい。
(2)近年、その日本的雇用形態が変化しつつあると言われています。どのように変化しつつあるかを述べなさい。
(3)短期的な景気変動に対して、以前の“日本的雇用形態”と現在の変化しつつあるシステムでは、対応が異なると考えられています。どのように異なるか、述べなさい。

2.次の図を用いて、ヒックスの団体交渉モデルを説明しなさい。(20点)

(図省略)

3.次の図は、女性の年齢階級別労働力率を示したものです。この図からわかること、推察されることなどを述べなさい。(30点)

(図省略)

4.賃金の格差にはどのようなものがあり、またその原因にはどのようなことが考えられるか、説明しなさい。(20点)

612七枝四雄さん:2006/07/27(木) 16:59:21
2006年 前期試験 民法(債権) 長坂先生(※判例付き以外の六法持込可)

1.鉄鋼業を営むXは、A会社との間で800万円の請負契約をした。
Xはこの契約が今後も継続すると期待して、銀行から3000万円の融資を受け、
そのうち2000万円を工場の改装費に当て、残り1000万円でY会社から特殊工作機械を購入した。
しかし、Yと取引した当該工作機械には重大な欠陥があり、その修理費用は300万円だという。
このままではXはA会社に納入できない。
このような場合、XはYに対してどうすることができるか。
Yに過失がある場合と過失がない場合とにわけ、両方に言及してYの責任・損害賠償の範囲を述べなさい。

2.AはBに対して貸金債権を持っている。
このとき、Aはその債権を保全するためにどのような行為が可能だと考えられるか。

うろ覚えでスマン
誰か修正・補完たのんます

613七枝四雄さん:2006/07/27(木) 17:16:00
>>578 補足 須之内先生 刑法(各論) ※六法持込不可・230条〜232条を掲載したプリント配布

1.Xは、Bの市役所職員採用の際に市長であるAがBの父Cから200万円を受け取ったという噂を聞き、
これをBの親族などに入念な調査をした結果、Xはその噂は真実であると確信した上で市政を糾弾するために、駅前でビラを配るなどをした。
Aに訴えられたXは、しかしそれが真実であると証明できなかった。このとき、Xはどうなるか。

614プリンちゃん:2006/07/27(木) 17:22:24
 2006年度前期  親族相続法(大杉麻美先生)

 全て持ち込み可

1.家族法判例百選6(最高裁昭和44年12月18日第一小法廷判決)
  「Xは、婚姻前に自己の働きによって土地建物を買い受け、その名義で
登記をして所有していた。昭和37年に、Xの夫Aの経営する株式会社N商店
が倒産すると、N商店に対し特に多額の債権を有していたT会社の経営者Yと
Aとの間で、上記土地建物による債務の決済がはかられ、昭和37年4月AY
間で売買契約が締結され、Yに所有権移転登記がなされた。XAは昭和39年
に離婚した。Xは、売買契約は全くXの関知しないもので無効であるとして抹消
登記手続きを請求して本訴に及んだ。」
上記の法律関係について論じなさい。


2.家族法判例百選38(最高裁平成12年5月1日第一小法廷判決)
「XとYは、昭和62年5月に婚姻し、平成元年に長男Aが出生した。しかし、
Xの不貞を主な原因として夫婦関係は悪化し、Yは、平成6年8月、Aを連れて
家を出てXと別居した。Xは別居後まもなく、夫婦関係調整調停事件を申し立て
たが、不成立により終了した。Yは平成7年6月離婚訴訟を提起した。Yは、
平成8年5月、Xに和解案を拒否されたため、XとAとの面会交渉を拒否する
ようになり、これに反発したXが、下校中のAを待ち伏せるなどしていた。
Xは、同年9月、Aとの面接交渉を求めて、面接交渉調停事件を申し立てたが
、調停は不成立となり、審判手続きに移行した。」
上記の法律関係について論じなさい。

 感想:持込は全て可だったが、その分かなりの量を書くことを要求された。

615七枝四雄さん:2006/07/27(木) 18:45:46
>>600
【行政法各論】(Ⅰ部) 2006年度 前期 猪俣先生
※持ち込み不可、シャーペン書きでも良い。
(なるべく読みやすい字で書けとのこと)

2題出題で1題選択解答(2題とも解答した者は零点)

・日本国憲法における行政上の強制執行制度について書け。
・国家賠償法の、国家責任の本質をめぐる論争について書け。

少し修正。

616七枝四雄さん:2006/07/27(木) 22:48:08
経済政策 2006年度前期試験
1(1)額面が100円で表面利子率が年率2%(毎年一定)の国際がある。
   この国際を80円で購入し10年間持ち続け、満期が来たとする。
   この国債の利回りは年率いくらになるか(計算式も残しておくこと)

 (2)現実のGDPが潜在的GDPを下回っている場合、
   実施されるべき具体的な財政政策・金融政策を4つあげよ。
   また、日本銀行は量的緩和政策を実施していたが、
   その量とは何か、具体的に述べよ。

2(1)①財政政策と金融政策の違いについて決定のラグの点から
   ②なぜそのような違いが生まれるのか、①②とも説明せよ。

 (2)アダム・スミスによれば、各個人の利己心の追及が公共の利益となり、
   社会的な秩序をも成り立たせることになるが、その理由を述べよ。

 (3)「外部性」とはどういうことか述べよ。
   また、外部経済と外部不経済の例を1つずつあげよ。

 (4)ケインズの「長期的には皆死ぬ」とはどのような意味なのか述べよ。

 (5)ケインズとシュンペーターの
   以下の①②に対する考え方の違いについて述べよ。
   ①資本主義 ②不況

 3 近年の日本経済の状況を考え、
 (1)めざすべき日本経済の将来像を一文(あるいはキャッチフレーズ)で述べよ。
 (2)その理由と具体的な経済政策について述べよ。

試験前に出題に関してのこともいってくれたので対策しやすかったと思います。

617七枝四雄さん:2006/07/28(金) 15:06:58
フランス法
1 フランス人権宣言における所有権について述べよ(必答)
2(1)フランス法における結社の自由について述べよ
(2)私的生活尊重権について述べよ(一問選択)

これでいいですかね?
不備な点ありましたら、よろしくお願いします。

618七枝四雄さん:2006/07/28(金) 20:10:58
>>617
問題文はフランス語。 担当は上井長久先生。
試験問題の候補を事前に6題に絞ってくれました。
一応、必答のほうが「論述せよ」で、選択式のほうが「説明せよ」に
なってましたが、特に違いは無いでしょう。
配点は、事前に明確に半々とは決めずに、出来を見て判断するとのこと。

619七枝四雄さん:2006/07/29(土) 02:05:18
2006年度前期 民事訴訟法(芳賀)
1 当事者能力とはなにか(10点)

2 訴えの3類型をそれぞれ例をあげて述べよ。また、それぞれの訴えに対する
請求認容判決と請求棄却判決の内容を述べよ。(60点)

3 財産上の損害600万円、精神上の損害400万円の不法行為に基づく損害賠償請
  求がなされたが、裁判所は財産上の損害400万円、精神上の損害600万円の損
害賠償請求を認容できるか。訴訟物理論の問題に触れつつ述べよ。(30点)

*解答用紙に問題が記載されている形式でしたので、原文そのままではないですが
 内容は大体あっていると思います。

620七枝四雄さん:2006/07/29(土) 02:08:46
2006年度前期 労働法(青野)

1問選択

第1問
 学生Xは、昨年6月初旬にY社の人事担当者から口頭で採用内定した旨を伝え
られ、その担当者の指示に従って6月末までにY社に対して誓約書及び身元保証
書を提出しました。その後、10月1日の採用内定式をはさんで、本年2月までに
計5回(合計30時間)にわたりY社の研修所での研修に参加してきました。
 ところが、本年3月になって、Y社は、企業業績の悪化に伴い正社員の希望退
職を募らざるをえなくなったことを理由に、Xへの内定を取消す旨を書面で通知
してきました。
 このY社の採用内定取消の意思表示に対して、Xにはどのような法的救済が可
能でしょうか。
 また、この研修の参加に際して、Xには交通費相当額が支払われただけでした。
Xはこの研修期間についての賃金を請求できるでしょうか。

第2問
 労基法(第9条)上の「労働者」概念について述べよ。

621カホル:2006/07/30(日) 00:18:04

2006年前期試験 7月26日三限刑事訴訟法(山田)

○×形式で×には理由付記。全部○は無効。ペン指定は無し。

①逮捕の前に捜査することはありえない
②糾問的捜査観は取り調べ受認義務は認められない。
③令状主義は強制処分法定主義と呼ばれる。
④車の一斉検問は許されない。
⑤勾留の前に逮捕しなければならない。
⑥逮捕と勾留の目的は同じでない。
⑦再逮捕は絶対に認められない。
⑧通謀や証拠隠滅のおそれがある場合の弁護士との接見交通は認められない。
⑨人権侵害が激しいため強制採尿はできない。
⑩窃盗の捜索中で見つけた麻薬は事件に関係ないので差し押さえは不可能。

④や⑨は本来なら三行くらいあるのですが、覚えてないので要点だけを書きました。
答えも載せてあげたいけど、いい加減な事書いて惑わせたら悪いので載せません。
○×つけにくい、かなりきわどい問題を出してきます。通説・判例・学説をよく覚えましょう。

622カホル:2006/07/30(日) 00:33:34
 労働法スレから転載
2002年度(2003年一月実施)労働法(青野)の試験問題
以下の二問の内一問を選択し、解答せよ。

第一問
 X社従業員Yは、同社の社内留学制度に応募・合格し、担当業務には
直接関係しない米国大学院を自らの意思で留学先に選び2年間留学し、
MBAを取得して帰国した。職場復帰後2年5ヵ月を経過したのち、Y
はX社を退職し、訴外A社に就職した。
 Yは、留学に先立って、X社留学制度にもとづき、「帰国後、5年間
を経ず特別な理由なく退職することとなった場合、留学に際し貸与され
た一切の費用を返却する」旨の誓約書に署名捺印して、渡航費190万
円、学費446万円など計848万円を受領していた。
 X社は、同誓約書の合意を根拠に、Yに対して、学費相当額446万
円の返却を請求した。Xのこの請求は、認められるか。

<<参考>>
労基法16条
 使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額
の予定をする契約をしてはならない。

第2問
 使用者の「労働時間管理義務」とサービス残業について論ぜよ。

623カホル:2006/07/30(日) 00:39:39
 同じく労働法スレから転載
2003年度(2004年一月実施の試験) 労働法(青野覚)

以下の二問のうち一問を選択し、解答せよ。

第1問
 構造不況業種の指定を受けたY社は、その輸送部門を輸送専門会社A社
に業務委託し、その部門の従業員全員をA社に出向させること等を内容と
した再建計画を策定した。
 そこで、Y社は、同従業員で組織されているB組合との出向条件に関す
る労働協約を締結して、出向者は出向後もY社構内において従来同様の労
働条件のもとで就労をするとしたうえで、同社就業規則の出向規定にもと
づいて、輸送部門従業員のXらにA社への出向を命じた。
 その後、Y社は、3年間の出向期間終了時点で、出向協約の出向期間延
長条項を根拠に、Xらの出向命令を3次にわたって延長した。
 延長された出向期間中に定年をむかえるXらは、出向命令の無効と出向
延長命令の無効の確認を求めている。Xらの請求は、如何に。

第2問
 労働契約上の安全配慮義務について論ぜよ。

【労働者の合意】
包括的合意まで必要か、個別的合意で足りるか
【濫用】
1.出向を命ずる業務上の必要性があるか
2.対象人選の合理性があるか
3.出向先の労働条件が劣悪でないか
4.出向手続きが遵守されているか

 2005年度(2006年1月27日実施)労働法(青野)
第一問 事例問題欠落

第二問
 労基法32条にいう「労働」について論じなさい。

折角本スレに問題が出てても見つけにくいし全部読むの大変だし、
保全スレに載らないのは勿体ないと思って転載いたしました。

624カホル:2006/07/30(日) 00:56:49
 2004年7月28日三限実施 刑法総論(川端)

一、罪刑法定主義の意義とその思想的根拠について論じたうえで、類推解釈と拡張解釈の
  区別について説明し、類推解釈が禁止される理由について論じなさい。
二、簡潔に論じなさい。
 (1)条件公式の意義および択一的競合
 (2)構成要件的有為行為

 2005年1月26日三限実施 刑法総論(川端)
(一問選択)
一、不真正不作為犯における「不作為の作為との同価値性」について論じ、さらに作為義務の
  犯罪論体系上の地位および錯誤について論じなさい。
二、実行の着手について論じ、さらに中止犯の法的性格および成立要件について論じなさい。
三、違法性の認識(ないしその可能性)について論じ、さらに「正当化事情の錯誤」の取扱いについて論じなさい。
四、正当防衛と緊急避難の法的性格がその成立要件に及ぼす影響について論じ、さらに「偶然防衛」の取扱いについて論じなさい

データの整理をしていたら見つけたので載せてみました。
かなり今さら感がある川端刑法総論の2004年度問題フルバージョンです。欠落はないと思われます。
私の友人でこの異常に長すぎる問題をかなり正確に覚えた凄い強者がいたので、
その努力を無駄にしない為にもと載せました。問題のあまりの長さ故に正確な過去問が全く現存しない
という恐ろしい状況だし、出題パターンはそんなに変わらんだろうと思うので、まあ、参考程度に利用して下さい。

625七枝四雄さん:2006/07/31(月) 05:49:56
2006年前期 物権法Ⅰ(芦野)
※一切持ち込み不可・ペン書きのみ

一、次の各文章の空欄①〜⑩を埋めなさい。漢字で書くべきものは適切な漢字を使用しなさい。(×2点)

 1. 我が国の民法は、物権変動は( ① )のみで生じると定めているが(176条)、このような立場を( ② )という。
   したがって、物権変動の存在が争われた場合には、当事者間においてはその原因を証明しさえすればよいが、当事者
   以外の第三者に対しては物権変動の存在が必ずしも明らかではないため、その存在を第三者にも主張できると定
   めた(177条)。このような原則を( ④ )という。
   一方、動産物権変動については、第三者に主張するためには( ⑤ )が必要であると定めている(178条)。

 2. 典型的な物権と典型的な債権とでは様々な違いがある。例えば、物権については「その客体は独立した単一の物
   であることが必要である」という( ⑥ )という原則が適用されるが、債権にはそのような主義は採られておらず、同一
   人に対して複数の同一の債権が存在しうるし、複数人に対して一つの債権の主張を許すことも可能である。そして、
   そのような( ⑥ )という原則から、物権は、「同一物に対して相容れない複数の物権は存在し得ない」という( ⑦ )性
   を持つことになり、また、「内容において両立し得ない物権間では先に成立した物権が優先する」という( ⑧ )性
   を持つことになる。
    物権がこのような強い権利であるので当事者がその意思に基づいて決定したものであれば認められるという
   ( ⑩ )という原則が当てはまる。



二、次の設問に答えなさい(×3点)

 1.以下の記述のa〜cに該当する語の組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい。
   甲が、動産Aを乙と丙に二重譲渡した場合、動産物権変動の対抗要件は( a )だから、その優劣は( a )の
   先後によって決まる。ところが、目的物を譲渡人のもとに置いたまま、( b )によって( a )をすることが認められて
   いるため、不動産の二重譲渡におけるのと異なり、乙が権利を取得しながら対抗要件を具備しない状態が生じる
   ことは予想しにくい。したがって多くの場合、乙丙の勝敗は( a )の先後ではなく、丙による( c )の成否によって
   きまる。( b )によって( c )が成立することを認めると丙の立場が有利になるが、判例はこれを否定している。

   ① a=登録  b=簡易の引渡し  c=引渡し
   ② a=引渡し  b=簡易の引渡し  c=占有取得
   ③ a=引渡し  b=占有改定  c=即時取得(善意取得)
   ④ a=占有  b=占有改定  c=即時取得(善意取得)

626七枝四雄さん:2006/07/31(月) 05:51:50
 2.Aが所有していた甲土地をめぐる争いに関する以下の記述のうち、もっとも妥当でないものを一つ選びなさい。
   ①Aが死亡して甲土地をBに相続したところ、それ以前にAから甲土地を買い受けていたCがBに明け渡しを請求した。
    Cに登記が無ければBはCの請求に応じる必要がない。
   ②Aが、Bに騙されて甲土地をBに贈与し、所有権移転登記をした後に、贈与を取り消した。しかし、Aが取り消した後
    A名義の登記を回復する前に、Bから甲土地を譲り受けたCが現れた。AC間の優劣は登記の有無によって決まる。
   ③A所有の甲土地をBが時効取得した場合、時効完成前にAから甲土地につき抵当権の設定を受けたCに対しては、
     Bは登記なしに時効取得を対抗することができるが、事項完成後にAから抵当権の設定を受けたDとの関係では、
     登記の先後で優劣が決まる。
   ④Aが甲土地をBに売却したが、Bが代金を支払わないので解除した。だが、Bは解除される前に甲土地を第三者Cに
    転売していた。Cは、登記がなければAに対して自己の地位を主張できない。


 3.物件的請求権に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。
   ①BがAの自転車を自分のものと誤信して乗って帰った場合、Aは、Bに対して、自転車を返すように請求することができる。
   ②Aの隣人Bが建てた土地の一部がAの所有する土地に食い込んでいた。Bが境界線を越えたことに過失が無いときには、
     AはBに対して、その丙の取り壊しを請求することができる。
   ③Aの隣人Bは、Aに対する嫌がらせのため、自分の土地に高い塀を建てて、Aが所有し居住する家の日照・通風を阻害した。
     AはBに対して、その塀の取り壊しを請求することができる。
   ④Bの庭にたっている老木が朽ちてAのに家のほうに倒れそうになっている。隣家の所有者Aは、Bに対して、その老木が自分
     の家の方に倒れてこないように対策を採れと請求することが出来る。


三 次の設問に答えなさい(×75点)

 Aは2000年4月1日にPより甲土地を購入し、使用占有し続けている。甲土地には公道に出入りするための通路丙が含まれている。
甲土地はPが1985年5月1日に相続により継承取得したものであり、Pもその土地すべてが自らのものであると考え使用占有し続けていた。
しかしその後、2006年6月1日に甲土地と隣接する乙土地を購入したBが、通路丙に当たる部分は本来乙土地に含まれるものであり、
自らが乙土地について登記を了したので、その土地は自らのものであると主張してきた。なお、通路丙については、甲土地に出入りするため
の通路として現在Aが使用していることはBも購入前から知っていた。
このような事案において、Bはどのような根拠に基づき、Aに対して権利主張をすることができるだろうか。また、それに対して、Aはどのような
根拠に基づき反論することが可能だろうか。それぞれの主張を説明し、判例や学説をふまえた上で、最終的にどちらに正当性があると考えるか
を示しなさい。なお、必要があれば場合わけをしなさい。

627七枝四雄さん:2006/08/01(火) 10:34:16
みなさん おつかれさまです。書き込みこれからもよろしくおねがいします。

628明大生:2006/08/01(火) 16:04:16
書き込みの2番から527番までってもう見れないんですか?

629七枝四雄さん:2006/08/01(火) 16:51:10
見れる方法はある!

  それはだな〜

         !!!それは・・・

                       誰にも言うなよ!

                                  見れる方法は・・・

                                             なんと!
                                                    実は・・・


                                                                秘密じゃww

630七枝四雄さん:2006/08/11(金) 14:29:56
川端刑法各論

大問1 長いため、忘れました。
大問2 住居侵入罪における保護法益
大問3 名誉毀損罪と侮辱罪の保護法益と侮辱行為

解説
大問2 住居権説・・・保護法益は住居権者(旧家制度下における家長)のもつ住居権
    平穏説・・・・・保護法益は住居の平穏
    新住居権説・保護法益は住居への立ち入りを許可する者の意思決定の自由(許可権者は家族全員)
         ※川端説

大問3 名誉毀損罪の保護法益・・外部的名誉(社会的評価)
    侮辱罪の保護法益・・・・・・①外部的名誉(社会的評価)
               ②名誉感情(プライド)
                ※川端説

    侮辱行為       ①単に抽象的に、人の外部的名誉を蔑視する言語、動作の表示
               ②名誉感情を傷つけるに足りる、軽蔑の表示
               
              詳しくは『川端刑法各論』に載っていますから、自分なりの回答を作ってみてください。

631七枝四雄さん:2006/08/16(水) 13:58:51
↑念のため
 2006年前期の川端刑法各論です。

632七枝四雄さん:2006/09/21(木) 14:40:31
>>538 に補足。
問題文が公開されたので、すべて載せます。
憲法特講(笹川) 2006年前期試験 【完全版】

Ⅰ 次の各問に答えて正しいものの番号を丸印で囲みなさい。一つ選びなさい

1.国家を法の結節点あるいは統一点と考える考え方と密接にかかわる用語は
  どれか
  (1)自然法
  (2)万年法
  (3)実定法
  (4)神法
  (5)契約法
2.人民の保有する権利に言及したアメリカ合衆国憲法修正第9条の意味を
  捉えるものはどれか。
  (1)憲法の保障する諸権利以外にもまだ沢山の権利が人民にはある
  (2)立法権は各種の法令を制定できるが自然法を制定できない
  (3)裁判権は各種の法令を解釈できるが立法はできない
  (4)裁判権は具体的事件に即して判決を出す
  (5)公共の福祉は最高の法である
3.憲法解釈の多様性の原因として講義の取り上げた論点と関係のないものは
  次のどれか
  (1)立法権は様々の法令を制定できる
  (2)除斥期間の適用は、裁判官のいう正義の理念や条理にしたがって変
     わりうる
  (3)国家は法の結節点あるいは統一点であるといっても、どのような事
     態が結節点や統一点を表すかが必ずしも明確ではない
  (4)憲法解釈の多様性は、制度としての憲法を解釈すると共に憲法の作
     用を問う作用論からも生まれる
  (5)憲法解釈の多様性は、実定法と超実定法の関係を捉える考え方とも
     かかわっている
4.国家形態に関する伝統的・代表的な見解の組み合わせはどれか。
  (1)君主制、貴族制、寡頭制
  (2)君主制、貴族制、民主制
  (3)貴族制、共和制、民主制
  (4)僭主制、寡頭制、貴族制
  (5)民主制、共和制、独裁制
5.近代立憲主義の時代において、君主制の歴史的動向をあらわにすることに
  役立つ考え方はどれか。
  (1)バジョットの劇場国家論
  (2)バークのフランス革命の解説
  (3)ボダンの主権論
  (4)ホッブズの社会契約論
  (5)マキャヴェリの君主論
Ⅱ 憲法学は領土をどう扱うかについて戦前戦後を対比させて述べなさい。
1.戦前の考え方 2.戦後の考え方 3.まとめ

633七枝四雄さん:2006/10/29(日) 18:36:37
うp乙

634七枝四雄さん:2006/10/31(火) 23:07:17
ほしゅ












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