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【警察は】警察に関するスレッド【○○な職業】

1名無しさんは神戸学院大:2011/12/02(金) 00:10:34 ID:Mw19oMgY0
立ち上げてみました。

兵庫県警察ホームページ
http://www.police.pref.hyogo.jp/

142名無しさんは神戸学院大:2014/04/20(日) 12:20:06 ID:SMlqkcBE0
振り込め被害者は元刑事だった! 詐欺グループとの紙一重の「攻防」
産経新聞2014年4月19日(土)22:23

 まさか、だまそうとした相手が元刑事だったとは…。東京都三鷹市で今年2月、高齢男性宅に長男を装って電話をかけ、現金400万円をだましとろうとしたとして、詐欺未遂容疑で無職の久米一世被告(28)が警視庁に逮捕、起訴された。元刑事だった男性は、被害者役となる名演技で「だまされたふり作戦」に協力。2時間足らずでスピード解決に導き、4月7日に古巣の警視庁から感謝状を贈られた。男性が証言した振り込め詐欺グループとの「攻防」からは、被害者心理を巧みにつき、誘導するだましのテクニックが浮かび上がる。(五十嵐一)

143名無しさんは神戸学院大:2014/04/20(日) 12:22:08 ID:SMlqkcBE0
振り込め被害者は元刑事だった! 詐欺グループとの紙一重の「攻防」
産経新聞2014年4月19日(土)22:23

■ダミーの400万円手渡し…捜査員が取り囲み、現行犯逮捕
 「本人だと証明するものはないのか。長男の窮地なんだ。違う人間にカネを渡すわけにはいかないんだよ」
 2月25日午後2時15分ごろ、三鷹市の無職、石井繁治さん(81)は、現金の受け渡し場所に指定された自宅から約300メートル離れた公園に向かう途中、長男の知人を名乗って近づいてきた久米被告をこう問い詰めた。
 久米被告は問いかけを無視し、公園へと急ぐ石井さんに追いすがる。焦りの表情を浮かべ、おもむろに携帯電話をかける。
 「息子さんです。私が受け取りに来たことを確認してください」
 どこかにつながったのか、携帯電話を石井さんに差し出して代わるように促す。電話越しに「息子」が必死に訴えてきた。
 「浄水器の販売で失敗した穴埋めが必要だと説明しただろ。おやじ、この人にカネを渡してくれ。急いでいるんだ」
 このとき、石井さんは400万円分のダミーの紙切れが入った紙袋を抱えていた。そして、その目は10メートル後方で民家に背を向けて身構える警視庁三鷹署の捜査員の姿を捉えていた。
 「頃合いだな」
 こう感じた石井さんは、中身が「現金」であると念を押した上で、久米被告に紙袋を渡した。紙袋を奪うように受け取り、きびすを返してそそくさと立ち去ろうとする久米被告の前に、捜査員が立ちふさがった。周辺に隠れていた別の捜査員も次々と久米被告を取り囲み、詐欺未遂容疑で現行犯逮捕した。
 石井さんは、すっかり観念した様子の久米被告を横目に家路についた。自宅にかかってきた不審な電話を受け、110番通報してからわずか1時間50分のスピード解決だった。
 振り込め詐欺で現金を受け取る「受け子」役だった久米被告はこう供述し、容疑を否認している。
 「電話で指示された通りに動いただけ。詐欺の片棒を担いだつもりはない」

144名無しさんは神戸学院大:2014/04/20(日) 12:24:32 ID:SMlqkcBE0
振り込め被害者は元刑事だった! 詐欺グループとの紙一重の「攻防」
産経新聞2014年4月19日(土)22:23

■暴力団事件を担当…長男への電話で「詐欺」確信、110番通報
 詐欺グループにとって誤算だったのは、石井さんが警視庁の元刑事だったことだ。約20年前に退官するまで、長年にわたって暴力団や総会屋が関わる事件を担当していた。
 以前、長男から「振り込め詐欺に遭わないでくれよ」とくぎを刺されたこともあったが、「おれがそんなものに引っかかるわけがないだろう」と受け流していた。それでも、実際に振り込め詐欺グループから電話がかかってくると、「家族の頼みだからなんとかしてやりたい」という思いが先に立ってしまったという。
 それだけ、詐欺グループのだましのテクニックは堂に入っていた。
 石井さんの自宅に最初に不審な電話がかかってきたのは、2月24日午後8時ごろ。妻の高子さん(77)が出ると、長男を名乗る男が「今日、書留が届いたでしょう」と聞いてきた。高子さんは身に覚えがないので、「お父さんに聞いてよ」といって石井さんに代わった。
 石井さんが「書留なんか届いていない」と応じると、男は「明日届くのかもね」と続けて電話を切った。ただ、このとき、高子さんが長男の本名を口にしてしまっていた。
 翌25日正午すぎ。長男を名乗る男から再び電話があり、石井さんに「今年から浄水器の委託販売を始めたんだけど、失敗した。28日までにカネをなんとかしないと、税務監査が入って大変なことになる。400万円を用意してくれ」と訴えてきた。
 「長男は公務員で、アルバイトをできないはず。正月に会ったときにもそんな話は出ていなかった」
 石井さんはすぐにきな臭さを感じたが、電話が切れるのを待ち、疑念を打ち消すために長男の自宅に電話をかけた。「おやじ、何言ってるんだよ。それが例の詐欺じゃないのか」。休暇で自宅で寝ていた長男の声を聞き、ようやく振り込め詐欺だと確信し、110番通報したという。

145名無しさんは神戸学院大:2014/04/20(日) 12:26:35 ID:SMlqkcBE0
振り込め被害者は元刑事だった! 詐欺グループとの紙一重の「攻防」
産経新聞2014年4月19日(土)22:23

■振り込め対策に「特効薬なし」…家族、警察に確認するゆとりを
 取り調べで嘘を重ねる容疑者と何度も向かい合ってきた石井さんでさえも、受話器の向こうで話す長男が偽物であることを見抜くのは容易ではなかった。
 「電話の声は語尾がちょっとおかしかったけど、長男に似ていた。妻は耳がやや遠く、余計に区別がつかなかったかもしれない。妻だけだったらだまされたかもしれないし、そう思うとぞっとする」
 石井さんの機転で、事件を未然に防いだ三鷹署の加島秀幸副署長は「何と言っても、石井さんが長男に確認の電話をしたことに尽きる」と感謝する。
 三鷹署は管内の高齢者を中心に「現金を求める電話があったら、とにかく家族や警察に確認してほしい」と注意喚起を繰り返してきた。今年に入り、薬剤師協会の協力で処方箋に防犯チラシを同封したり、介護ヘルパーに注意を促してもらったりする取り組みを始めたという。
 「振り込め詐欺対策に特効薬はないし、高齢者に難しいことを求めてもダメ。親心のスイッチが入るのは仕方がない。家族に困っているといわれれば、信じるのは当然なことだから。でも確認の電話をするだけで、被害を防げる」と、加島副署長は呼びかける。
 石井さんも同調する。
 「声が違うとか、話の内容が不自然すぎるとかは後になって、冷静になれば分かるもの。被害に遭わないためには、『自分だけは絶対に大丈夫』という根拠のない自信を持たないこと。そして、行動する前に家族や警察に確認するゆとりを持つことだと思う」


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