<静止のフレーム> わたしの理解している限りで相対論は A から Z までナンセンスです。D のドップラー効果も。相対論者はオービスやスピードガンにはダンマリです。それらは基準系、空気の存在に依拠しています。宇宙空間でも基本的に同じです。わたしのウェブサイトにはドップラー効果についてごく基本的なことを 50 行ほどで。
<慣性力は見かけの力ではない : 再言> 客車が加速中です。客車の床には物体が置かれ前壁と紐で連結されています(床は摩擦なし)。ここで客車の加速が増大し紐が切れました。紐にかかっていた張力の値はすべての観測者にとって同じでしょう。式 F = m a はすべての観測者にとって成り立つのでしょう。慣性力は見かけの力ではありません。
物体には加速と非加速の状態があります(第三の状態はありません)。加速計は内力を検知し表示します。内力は定性的、定量的に加速と対応しています。直線上の加速運動では内力は慣性力として外力に対抗します( F = ma として)。しかしながら通説では慣性力は見かけの力とされます。物理学は幾何学と混同されているのでしょうか。計算の投影する幻影に惑わされているのでしょうか。
一つの原子(重元素 : 質量m)をイメージしましょう。この原子に働く慣性力は ma で a は変動します。この原子に働く重力は mg で g は変動します。前者の変動は原子の運動状態に従い、後者の変動は原子の運動状態には無関係です。ma とmg のベクトルは相殺し合力が消えることはあり得ます。しかし物理学上注目に値する事柄ではないでしょう。
加速運動は運動のベクトルの変化なのでしょう。ベクトルの変化には大きさの変化と向きの変化(二つの重なった変化も)とがあります。大きさの変化は a また F = ma で定量的に示せます。加速運動は慣性力(見かけの力ではありません)に対応しています(幾何学的に)。外力なくして定義できるでしょう(慣性系はゼロ慣性力)。以上には絶対静止系の存在が前提となるでしょう。