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物理学ニュース速報

1名無しさん:2004/04/02(金) 15:57
物理学ニュース速報

126名無しの物理学徒:2006/08/03(木) 12:45:53
【科学】「超対称性粒子」発見へ手掛かり "幽霊粒子"ニュートリノへの崩壊、高エネ研加速器実験で初確認
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1154340069/l50

★新素粒子発見へ手掛かり=「幽霊粒子」への崩壊、初確認で−高エネ研加速器実験

 現在知られる素粒子と一部性質が違うものの、鏡に映したように似た形で存在すると予想
される「超対称性粒子」を発見する上で、重要な手掛かりになるデータが、高エネルギー
加速器研究機構(茨城県つくば市)の大型加速器「Bファクトリー」の実験で得られた。
高エネ研や名古屋大などの国際研究チームが31日、モスクワで開催中の国際会議で
発表した。

 超対称性粒子は、宇宙の2割を占める謎の「暗黒物質」の有力候補。研究チームは2004年
8月にも、同粒子の存在可能性を示す実験結果を発表している。Bファクトリーの性能では
直接の発見は無理だが、間接的にまた一歩近づいた。

 新データは、Bファクトリーで発生させたB中間子と反B中間子のペアの片方が、電子の仲間の
素粒子「タウ」と幽霊粒子と呼ばれる「ニュートリノ」に崩壊する現象。約4億5000万ペアの崩壊
から、17回分が初めて確認された。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060731-00000080-jij-soci

127名無しの物理学徒:2006/08/30(水) 08:50:32
【宇宙】冥王星は惑星から格下げ、惑星は8個に― 国際天文学連合が採択
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1156430880/l50

惑星の定義について検討を重ねていた国際天文学連合(IAU)の総会は24日、懸案の冥王(めいおう)星を
惑星から格下げし、太陽系の惑星を8個とする最終決議案を採択した。

冥王星を惑星に残した上で11個とする案も提案されたが、他の惑星と軌道や大きさが異質な冥王星は惑星
ではないとする意見が多く、否決された。太陽系9惑星のひとつとして長く親しまれてきた冥王星だけに、
今回の決議は天文学や教育現場に大きな波紋を呼びそうだ。

採択された惑星の定義は、
<1>太陽を周回し
<2>自分の重力で固まって球状をしている
<3>その天体が軌道周辺で圧倒的に大きい――とする内容。

この条件では、より大きい海王星と軌道が重なっている冥王星は、<3>の条件を満たせず惑星から外れた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060824-00000015-yom-soci
関連

128名無しの物理学徒:2006/10/04(水) 19:15:56
【ノーベル賞】 物理学賞、米国の2氏に〜「完全放射体と宇宙背景放射のゆらぎ」の発見で [061003]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1159876383/l50

ノーベル物理学賞、宇宙背景放射の研究で米国の2氏に

- CNN/AP ストックホルム─
─スウェーデン王立科学アカデミーは3日、今年のノーベル物理学賞を、米航空宇宙局
(NASA)ゴダード宇宙飛行センターのジョン・C・メイザー氏(60)と、
カリフォルニア大学バークレー校のジョージ・F・スムート氏(61)に授与すると発表した。

授賞理由は、「完全放射体と宇宙背景放射のゆらぎ」の発見。
1989年にNASAが打ち上げた人工衛星COBEの観測結果をもとに、宇宙の起源とされる
ビッグバン理論を裏付け、近代宇宙学の発展に寄与したと評価した。

ビッグバン理論によれば、宇宙は誕生直後から膨張を続けており、温度もどんどんと
下がり続けている。メイザー博士らは、宇宙空間で観測されるさまざまな周波数の電磁波の放射、
「宇宙背景放射」のゆらぎを観測し、ビッグバン理論を裏付けた。

両氏には、賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億6400万円)が贈られ、2等分する。
授賞式は12月10日に、ストックホルムで行われる。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200610030029.html

129名無しの物理学徒:2006/10/07(土) 12:59:40
【量子】「量子テレポーテーション」 光と原子の間で情報伝達成功
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1160135180/l50

 情報を瞬間移動させる「量子テレポーテーション」を光と原子の間で成立させることに、
欧州の研究者が成功した。現在のコンピューターの限界をはるかに超える超高速演算が
可能な「量子コンピューター」の実現につながる成果だ。5日発行の英科学誌ネイチャーに発表した。

 デンマークのコペンハーゲン大とドイツのマックス・プランク研究所などのグループがセシウム原子を
使って成功した。これまでは光と光の間や、原子と原子の間で、コンピューターでの情報に相当する
「量子力学的な状態」の伝達に成功していたが、光と原子の間で成功したのは初めて。

 量子コンピューターでは、原子の集まりが情報を蓄えるメモリーやディスクの役割を、光が情報を
伝える役割をすることが想定されている。今回の実験で、両者が「接続」できることが示された。

 古澤明・東京大助教授は「量子コンピューター実現に向けた非常に重要な成果だ」と話している。

ソース:朝日新聞
http://www.asahi.com/science/news/TKY200610050277.html

Quantum teleportation between light and matter
Nature 443, 557-560(5 October 2006) | doi:10.1038/nature05136
http://www.nature.com/nature/journal/v443/n7111/abs/nature05136.html

130名無しの物理学徒:2006/10/07(土) 13:03:43
陽子+反陽子で原子を生成 東大など化学反応で初 [060928]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1159694160/l50

陽子+反陽子で原子を生成 東大など化学反応で初

 原子核を構成する陽子の周りに、その反粒子である「反陽子」が回っている「プロトニウム」
という原子を化学反応でつくることに、早野龍五東京大教授らの国際研究チームが
28日までに成功した。近く米物理学会誌に発表する。

 通常の水素原子は、陽子の周りを電子が回るが、プロトニウムは陽子の周りを反陽子が回り
「反陽子水素原子」とも呼ばれる。研究チームによると、物質と反物質を化学的に
反応させてつくったのは世界で初めて。
プロトニウムの挙動を詳細に解析すれば、陽子の質量の精密測定などに役立つという。

 早野教授らはスイス・フランス国境の欧州合同原子核研究所にある、高真空に保った
零下約260度の実験装置を利用。陽子2個と電子1個からなる「水素分子イオン」と
反陽子を混合し、化学反応を起こしてプロトニウムをつくった。

 気体の水素に反陽子を打ち込む従来の方法ではプロトニウムは1兆分の1秒で消滅してしまい
性質の解析は極めて難しかったが、今回の反応では原子ができてから陽子と反陽子がぶつかって
消滅するまでの時間は約100万分の1秒だった。

 早野教授は「素粒子の世界で100万分の1秒はかなりの長寿命。
解析も期待できる」としている。(共同通信)

京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006092800200&genre=G1&area=Z10
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=200609280100083

132名無しの物理学徒:2007/04/21(土) 09:02:37
【宇宙】冥王星は「準惑星」=新分類の日本語表記を決定−日本学術会議小委員会
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1174464670/l50

日本学術会議の小委員会は21日、国際天文学連合(IAU)が昨年8月に開いた総会で
決めた冥王星の新分類「ドワーフ・プラネット(Dwarf・Planet)」について、日本語では
「準惑星」と表記することを推奨すると決めた。仮訳の「矮(わい)惑星」は推奨しない。
4月に開く同会議の幹事会での承認を経て、正式決定する。

時事通信
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%cc%bd%b2%a6%c0%b1&k=2007032100196

関連スレッド
【宇宙】惑星定義、冥王星「降格」でIAU調整 縮小なら歴史的
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1156320855/

▼関連サイト
日本学術会議
http://www.scj.go.jp/

133名無しの物理学徒:2007/04/21(土) 09:33:46
【宇宙】 「滅亡を避けるため 人類は別の惑星に移住を」 ホーキング博士、BBCとのインタビューで [061201]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1164978018/l50

「人類は別の惑星に移住を」 ホーキング博士

ロンドン(ロイター)
 英ケンブリッジ大のスティーブン・ホーキング博士(64)は30日、英BBCラジオとのインタビューで、
人類の未来について語り、「滅亡を避けるためにはどこか別の惑星に移住しなければならない」と話した。
博士はまた、自ら宇宙旅行に参加してみたいと述べ、新たな挑戦への意欲を示した。

ホーキング博士は世界的な理論物理学者で、一般向けの近著としては「ホーキング、宇宙のすべてを語る」
がある。20代で筋萎縮性側索硬化症と診断され、車いすの生活に。
40代で気管切開の手術を受けた後は、コンピューターによる合成音声で会話をしている。

このほど、英王立協会が優れた科学者に贈るコプリー賞の受賞を機に、インタビューに応じた。
博士はこの中で、「人類は遅かれ早かれ、いん石の衝突や核戦争によって滅亡する可能性がある」と指摘。
そのうえで「別の太陽系の惑星へ移動し、自立した生活を営むことができるようになれば、将来は安泰だ」
と強調した。

そのためには高速の移動手段が必要になる。人類が生存可能な惑星に到達するのに、
従来のロケット技術では5万年もかかってしまう。

「SF映画には、一瞬のうちに目的地へ移動できる『ワープ』という方法が登場する。だが残念ながら、
光を超える速さで移動することは、理論上不可能だ」と、博士は話す。
「しかし、光速に近い速さを実現することなら可能だ。これが達成できれば、目的とする惑星に
6年間で到着できる。移動する本人たちにとって、それほど長い時間ではないはずだ」という。

博士はまた、自身の将来について、「死ぬことを恐れてはいないが、死を急ぐつもりもない。
次なる目標は宇宙へ行くことだ」と言明。
「(民間宇宙旅行会社を設立した)リチャード・ブランソン(バージングループ会長)が、
力を貸してくれるかもしれない」と語った。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200612010014.html

134ニュートリノ:2011/09/26(月) 19:33:27
ニュートリノの速度は光の速度より速い、相対性理論と矛盾 CERN (2011年9月23日 AFP)
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/9772/1316973406/

135名無しの物理学徒:2012/05/04(金) 20:43:47
【物理】ニュートリノの光速超えにさらなる反証 「OPERA」に続き「ICARUS」からもエラーの可能性を示唆する新たな実験結果
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1332600022/l50

ニュートリノ:光速を超えず 欧州研で検証実験

 素粒子ニュートリノが光より速く飛んだとする名古屋大などの実験結果を検証していた
欧州合同原子核研究所(CERN)は16日、検証実験の一つでニュートリノは光速を
超えなかったと発表した。

 昨年9月に発表された実験結果は、光より速いものはないとするアインシュタインの相対性
理論の前提を覆すとして大きく注目された。各地で検証実験が計画されたが、先月には
装置をつなぐケーブルに緩みがあった可能性が浮上。検証の一つで否定的な結果が出た
ことで、実験が誤りであったとの見方が強まりそうだ。(共同)

毎日新聞 2012年3月17日 0時31分
http://mainichi.jp/select/science/news/20120317k0000m040141000c.html


ニュートリノの光速超えにさらなる反証

ICARUSはOPERAと同様に、CERNの加速器から同じタイミング、同じ場所から飛ばされた
ニュートリノビームにより、OPERAの観測結果がエラーである可能性を検証。この条件のもとで
検出した7つのニュートリノのデータを測定した。

http://wired.jp/wp-content/uploads/2012/03/icarus-neutrinos.jpg
ICARUSの利用した実験装置(写真:ICARUS)

「ニュートリノが光より速い」という話題については、単なる実験上のエラーであったという可能性が
高まっているが、議論を呼んでいるこの観測結果について、エラーの可能性を先に発表していた
国際研究チーム「OPERA」に続き、「ICARUS」という別の研究チームからもやはりエラーの可能
性を示唆する新たな実験結果が出されている。

OPERAは、スイスのジュネーブ近郊にある欧州原子核研究機構(CERN)で発射したニュートリノを、
約730km離れたイタリアのグランサッソ国立研究所で観測した。ニュートリノのビームは実験地域
全体に行き渡るため、複数の計測者が同じニュートリノビームを計測することができる。そこでグラン
サッソの他の検出器の一つであるICARUSのチームが再びニュートリノの飛行時間を検証したところ、
光の速度を超えることはなかったという。

今回の一連の実験結果は、OPERAが観測結果を出したときとほぼ同じ実験装置と方法で計測
されている。ICARUSはOPERAと同様に、CERNの加速器から同じタイミング、同じ場所から飛ば
された短いニュートリノビームにより、OPERAの観測結果がエラーである可能性を検証。この条件の
もとで検出した7つのニュートリノのデータを測定した。

検出器以外は全く同じ条件下で行われたこの実験で、ICARUSは「今回の実験結果は光と
等速度の場合、出来事が同時に起こる現象に矛盾しない」と結論付けている(ニュートリノは
非常に小さい塊であり、光よりほんのわずかに遅い速度までは比較的容易に到達させることが
できる)。

一点、観測の際にOPERAは写真乳剤を用いた検出器を使用し、いっぽうのICARUSは液体
アルゴンを用いた検出器を使用していたため、この違いが結果の違いに変化をもたらした可能
性はあるという。

TEXT BY Ars Technica TRANSLATION BY 中村航
WIRED NEWS 2012年3月22日
http://wired.jp/2012/03/22/icarus-neutrinos/

関連ニュース
【物理】ニュートリノ超光速、CERNも間違い認める
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1330050631/

136名無しの物理学徒:2012/05/04(金) 20:45:55
【物理】ニュートリノ振動全体像が判明、宇宙誕生の謎に迫る[03/09]
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1331264122/l50

 素粒子ニュートリノの種類が変化する「ニュートリノ振動」という現象のうち、これまで唯一発見されて
いなかったパターンの振動を発見したと、米中などの国際研究チームが8日、発表した。

 今回の発見によって、ニュートリノ振動の全体像が判明した。

 この振動の存在は日本の高エネルギー加速器研究機構などが昨年6月、世界で初めて99・3%の
確率でとらえていたが、今回の実験では発見と言える確率で確認できた。分析をさらに進めることで、
宇宙誕生直後には同数あった物質と反物質が現在では物質だけになった「CP対称性の破れ」という
謎の現象を解明できる可能性があるという。

 ニュートリノには電子型、ミュー型、タウ型の3種類があり、飛行中に別の種類に変化する「振動」と
呼ばれる現象を起こす。その変化の仕方には3種類のパターンがあるが、うち1種類だけが発見されていなかった。

 研究チームは、中国南部にある大亜湾原子力発電所から数百メートルの距離と、1キロ・メートル以上
離れた距離に測定器を設置。昨年12月から今年2月まで、原子炉での核分裂に伴い放出される
反ニュートリノを観測し、その変化のパターンを調べた。

 その結果、これまで確認されている2種類の振動だけでは説明がつかない現象を99・9999%以上の
確率で見つけた。この振動が確認されたことで、CP対称性の破れの存在の前提条件がそろったことになる。

(2012年3月9日12時26分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120309-OYT1T00367.htm?from=top
関連スレ 【物理】ニュートリノ超光速、CERNも間違い認める
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1330050631/

137名無しの物理学徒:2012/05/04(金) 20:49:46
【素粒子】ヒッグス粒子存在の可能性高まる 米研究所も手掛かり
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1331133243/l50

 米フェルミ国立加速器研究所(イリノイ州)は7日、同研究所の大型加速器テバトロンで昨年9月まで
行われた実験で、万物の質量の起源となったとされるヒッグス粒子の発見の手掛かりを得たと発表した。

 フェルミ研の独立した二つの実験から得られた結果で、昨年12月に欧州合同原子核研究機関で発表された
結果との矛盾はなく、更にヒッグス粒子存在の可能性が高まった。米政府機関の物理学者は「ヒッグス探しの
終わりが見えてきた。テバトロン実験の画期的な成果だ」とコメントした。

▽記事引用元 朝日新聞(2012年3月7日19時49分)
http://www.asahi.com/science/update/0307/TKY201203070577.html

▽フェルミ国立加速器研究所プレスリリース
http://www.fnal.gov/pub/presspass/press_releases/2012/Higgs-Boson-20120307.html

▽関連スレ
【素粒子】ヒッグス粒子、発見の可能性高まる 国際2グループ、来年に結論
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1323788333/

138名無しの物理学徒:2012/05/04(金) 20:51:46
【宇宙】太陽の周辺に暗黒物質(ダークマター)はない?現行仮説と矛盾/ESO
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1335195683/l50

太陽の周辺に暗黒物質はない?現行仮説と矛盾、欧州観測チーム
2012年04月23日 19:57 発信地:パリ/フランス

【4月23日 AFP】銀河系の観測を行う欧州南天天文台(European Southern Observatory、ESO)の
チームは18日、暗黒物質(ダークマター)の存在を示す証拠が、太陽の周辺ではなぜか
発見できなかったとの観測結果を発表した。

暗黒物質は宇宙の約4分の1を構成すると考えられているが、肉眼や現在の天体観測技術で
直接観測することは不可能で、他の存在に与える重力の影響を調べることによって間接的に
しか存在を確認することができない。

今回、観測チームはチリ南部アタカマ(Atacama)砂漠にあるラ・シーヤ天文台(La Silla Observatory)の
全長2.2メートルの望遠鏡を用いて、天の川銀河(Milky Way)系内の400個以上の恒星の動きをマッピングし、
太陽の周りに存在しているだろう暗黒物質の証拠を探した。

だが、結果は空振りだった。

「太陽の周辺では、われわれが導き出した質量と、恒星やちり・ガスなどの目に見える物質とが、
ぴたりと一致した」と、チームを率いたチリ・コンセプシオン大学(University of Concepcion)の
クリスティアン・モニ・ビディン(Christian Moni Bidin)氏は声明で説明した。
「つまり、予想していた暗黒物質が存在しうる余地は残されていなかった。
われわれの計算によれば、数値として(暗黒物質の存在が)はっきりと示されるはずだったが、
何も出てこなかった」

しかし、目に見える物質の影響だけでは銀河系の回転速度の説明ができないことも確かだ、
とモニ・ビディン氏は指摘。「したがって、もし暗黒物質が存在しないのだとすれば、
そこにあるべき質量を説明するための新しい仮説が必要となる。今回の観測結果は
現在支持されているモデルと相反するものだ。暗黒物質をめぐる謎はますます深まってしまった」
と述べている。(c)AFP
___________

▽記事引用元 AFPBBNews
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2873694/8837470

▽関連
ESO
Serious Blow to Dark Matter Theories?
New study finds mysterious lack of dark matter in Sun’s neighbourhood
18 April 2012
http://www.eso.org/public/news/eso1217/

▽関連スレッド(過去ログ)
【宇宙】研究結果:暗黒物質の謎がさらに深まる
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1319663095/
【宇宙物理】「暗黒物質は幻想」、新しい反重力理論
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1314871860/

139名無しの物理学徒:2012/05/04(金) 20:52:54
【理論物理】暗黒物質の粒子、1分に1個が人体に衝突?
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1335450235/l50

暗黒物質、1分に1個が人体に衝突? April 25, 2012

 数種類の暗黒物質(ダークマター)の検出実験から、平均的な人間の体にはおよそ1分に1個、暗黒物質の
粒子が衝突しているという計算結果が発表された。

 暗黒物質とは、宇宙に存在すると考えられている目に見えない物質。銀河や銀河団への重力の影響が観測
されることから、その存在が推定されている。科学者の推定によると、この謎めいた物質が宇宙全体の物質
の80%近くを占めるという。

 現在まで、暗黒物質を構成する粒子は特定されていない。最も有力とされる候補は、WIMP(ウィンプ)
と呼ばれる仮説的な粒子のグループだ。WIMPとは、“物質との電磁気的な相互作用がほとんど無い重い粒子
(weakly interacting massive particles)”の頭文字。

 名前が示すとおり、この仮説的な粒子は、バリオンと呼ばれる通常の物質に対して、ごく弱い影響しか
及ぼさない。人間の体も含め、宇宙のほとんどの物質を素通りしてしまうのが普通だ。

 ところが一定の質量を持つWIMPは、ときおり原子核と衝突することがある。そして、その衝突はこれまで
考えられていたよりも頻繁に起こっている可能性が出てきた。

 ミシガン大学のミシガン理論物理学センター(MCTP)教授、キャサリン・フリーズ(Katherine Freese)
氏は、「この研究を始める前は、WIMPが人間の体内の原子核にぶつかる率は、一生に1度くらいだと思って
いた。ところが1分に1回の可能性の方が高いことがわかった」と話す。

◆WIMPと通常物質の衝突

 WIMP理論によれば、WIMPはほかの物質と同じように、宇宙の誕生時に生まれた。通常の物質とはあまり
相互作用しないが、WIMP同士が衝突すると、両方とも消滅してすべての質量がエネルギーに変わる。

 今回の研究論文の著者の1人で、スウェーデンにあるストックホルム大学オスカル・クライン・センター
の研究員、クリストファー・サビッジ(Christopher Savage)氏は、「宇宙が(膨張して)冷えるにつれ、
(WIMPは)非常に広範囲に広がって、もはや消滅しなくなり、ただそこにあるだけになった」と話す。

 理論モデルによると、現在、地球とその住民たちを毎秒何十億というWIMPが通り抜けているという。

 ゲルマニウム結晶など特定の物質にWIMPが衝突すると見込まれる確率と、その衝突から発生するはずの
エネルギーの量に基づいてWIMPを検出しようとする実験が、いくつか考案されている。

 今回の研究でも、フリーズ氏とサビッジ氏はこのような計算方法を用い、何種類かのWIMPの質量と数を
調べ、その粒子が、人体に多く含まれる原子の核とどのくらいの頻度で相互作用するかを試算した。

「計算方法はわかっていたけれども、人間の体といった具体物について実際に計算したことはなかった」と
サビッジ氏は言う。

 計算の結果、酸素と水素は比較的WIMPと衝突しやすいことがわかった。人体は大量の水(H2O)を含んで
いるため、WIMPと相互作用をする可能性が高い。

 今回の研究によると、60GeV(600億電子ボルト、GeV=ギガ電子ボルト。1GeVは陽子1個の質量に閉じ込め
られているエネルギーにほぼ等しい)の質量を持つWIMPは、体重70キロの人の体に含まれる原子核に、年に
約10個ぶつかるという。

 質量が10〜20GeVのWIMPだと、平均的な人体の原子核に、年に10万個単位で衝突すると推定される。
>>2以降に続く)

▽ナショナルジオグラフィック ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120425001&expand#title
▽英語原文 Dark Matter Hits the Average Human Once a Minute?
http://news.nationalgeographic.com/news/2012/04/120424-dark-matter-collisions-humans-wimps-physics-space-science/
▽画像
http://images.nationalgeographic.com/wpf/media-live/photos/000/520/overrides/dark-matter-impacts-human-bodies_52084_600x450.jpg

140名無しの物理学徒:2012/06/03(日) 10:20:44
【物理】ニュートリノ「光速超えた」撤回へ ニュートリノ・宇宙物理国際会議(京都)で詳細を発表予定
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1338629952/l50

「素粒子ニュートリノの速さが光を超えた」との実験結果について、名古屋大などが参加する国際共同実験
OPERAのチームは2日までに、昨年9月に発表した結果を撤回する方針を固めた。

検証実験のデータからは、ニュートリノと光の速さに明確な差が出なかったとみられる。3日から京都市で
開かれるニュートリノ・宇宙物理国際会議で詳細を発表する。

昨年の発表は「光より速いものはない」とする相対性理論の前提を揺るがすとして注目された。その後、
ケーブル接続部の緩みなど装置の不備が見つかったため、チームは問題点を修正した上でことし5月に
2週間の検証実験を実施し、1日までにチーム内で結果をまとめた。

実験は、スイスのジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究所(CERN)から人工的に作ったニュートリノを
発射、約730キロ離れたイタリア中部のグランサッソ国立研究所で検出し、到着までにかかった時間を
計測した。昨年の発表では、ニュートリノは光より1億分の6秒速かったとしたが、同時に、結果が及ぼす
影響が大きいとして、さらなる検証を呼び掛けていた。

国際会議にはOPERAの代表のほか、CERN幹部も出席し、検証実験の内容を発表する。

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120602-961243.html

141名無しの物理学徒:2012/07/04(水) 19:58:02
【研究】 "神の粒子" ヒッグス粒子とみられる素粒子発見…欧州合同原子核研究機関が発表
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1341397498/l50

・全ての物質に重さを与える「神の粒子」と言われ、その存在が推測されながらも発見されていない
 「ヒッグス粒子」。これまで多くの研究者たちが、その存在を確認しようと挑んできました。
 それが今回、日本の研究者も参加する国際的な研究機関が「ヒッグス粒子とみられる新たな
 素粒子を発見した」と発表しました。

 物質を構成する最小単位の「素粒子」について研究している欧州合同原子核研究機関は、
 日本時間の4日夕方、スイス・ジュネーブで、「ヒッグス粒子とみられる新たな素粒子を
 発見した」と発表しました。

 ヒッグス粒子は、全ての物質に質量を与える素粒子と推測され、世界中の研究者が40年に
 わたってその存在を探してきました。

 東京大学の研究者などが参加する「アトラス日本グループ」は、今回、欧米の研究グループと
 ともに、ジュネーブ郊外にある巨大な加速器の実験装置で、99.99998%の確率で新たな
 素粒子を観測したということです。

 ヒッグス粒子の存在が確認されれば、ノーベル賞級の成果と言われ、宇宙の成り立ちの
 解明などにつながり、研究機関では、「さらに実験と検証を重ね、ヒッグス粒子かどうか、
 年内に結論を出したい」としています。

 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5072160.html

142アスナ:2012/10/13(土) 23:31:04
ブラックホールを使うとタイムスリップするってのは本当ですか?


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