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掲示板はじめました

1ひらい@BH:2004/01/02(金) 10:55
錬金術・自然魔術・占星術の歴史を真面目に研究する大人気
ウェブサイト bibliotheca hermetica の掲示板です。
どうぞ、よろしく。
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/9866/bh.html

2アダチカオル:2004/01/02(金) 18:40
開設おめでとうございます。
いやあ、なぜか31日のぶんを保存するのを忘れてしまったのです。
誰か保存してたらください(トホホ)。

3憂鬱なピサ大生:2004/01/03(土) 05:47
こんにちは。
いつも、楽しく拝見しております。
今後とも、ますますのご活躍を。

4日榮:2004/01/03(土) 11:05
明けましておめでとうございます。
年末のミーティング、楽しかったです。

ところで、年末年始はプロバイダがお休み(メールによると5日から営業するよう
です)しているので、自分の日記が上げられず、こちらに挨拶を残させていただき
ました。

5吉本秀之:2004/01/04(日) 18:48
8つのテーマ
 Lessico Intellettuale Europeo にならったものをいくらか取り入れるのは
いかがでしょうか?
 Spiritus (精気ではなく、スピリトゥスとしてもよいかもしれません。)
 キミア:近代初期の知の隠れた基底
 欄外注・脚注・引用:人文主義の作法

6吉本秀之:2004/01/04(日) 19:02
 キルヒャー@ウェブ
 ウェブでキルヒャーについて調べていたら、次の記事がありました。

 1)http://www.voynich.com/vletter.htm
 「Johannes Marcus Marci が Cronland で書いた自筆の手紙。
 ローマの Athanasius Kircher に Manuscript を贈った。」

 2)http://www.humi.keio.ac.jp/~matsuda/catalogue/emblem/comment/037c.html
 「フォルトゥーニオ・リチェッティはボローニャで医学と哲学を学び、
 ピサ、ボローニャ、パドヴァの大学で教えた。数学、哲学、医学、神学
 の分野で数多くの著作を残し、その博識ぶりはアリストテレス研究から
 1602年にボローニャ郊外で発見された燐光を発する鉱物に関する論文に
 まで及ぶ。発光石と呼ばれたその鉱物はおそらく硝酸バリウムと思われ
 るが、このリチェッティの著書はガリレオやキルヒャーの関心を集めた。」

7日榮:2004/01/06(火) 20:31
○2)につきまして、美しいサイトを偶然見つけましたので掲載します。
   ・http://www2.unibo.it/isbc/Files/10_SE_BoStone.htm

○リチェッティの著作を受けてキルヒャーが『マグネス(ピサの方に骨折
っていただいた版でしたね)』p.463に、光磁石について書いています。こ
の二者について、アマチュア蒐集家、ヨハン・ベックマンは意見を書いて
います。

   ・『西洋事物起原 4』ヨハン・ベックマン著/特許庁内技術史研究会/岩波文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4003347749/qid=1073388141/sr=1-4/ref=sr_1_0_4/250-4994222-0669843

8吉本秀之:2004/01/13(火) 22:06
 ○ボローニャ石
 サウスウェルという人物が1660年10月10日付けでボイルに宛てた
 手紙に次の記述がありました。
 「私は、苛焼ずみのボローニャ石を一つ持っています。しかし、それを箱に
  入れるを全く忘れてしまいました。そうでなければ、あなたは、ヴィヴァ
  ルディの本とともにそれを受け取っていたことでしょう。私は、苛焼され
  ていないきれいな石ももっています。それは、私がボローニャにいたとき
  アルドロヴァンディのキャビネットを見に行って、オヴィディオ・モンタ
  ルバーノ[ボローニャ大学数学医学教授で、アルドロヴァンディのキャビ
  ネットの管理人]からもらったものですが、ご入り用とあれば、あなたの
  望む場所にお送り致しましょう。」
  実際にサウスウエルがボイルに、ボローニャ石の標本を送ったかどうかは
  不明です。ただし、ボイルのような人のもとには、ヨーロッパの多くの場所
  から、珍しい鉱物の標本が送られていたようです。

9ひらい@BH:2004/01/21(水) 17:52
結構マニアックでディープな展開を見せているので
驚いています。お気軽スレッドも立てましょうか?

10おおはし:2004/01/24(土) 00:04
平井さま
アンチ・キミストってアンチ・キリストみたいで面白そうですね。
今後の展開をたのしみにしています。

11アダチカオル:2004/01/24(土) 08:54
抜き刷りの謎のナンバー14!! 笑いました。

12おおはし:2004/01/26(月) 00:18
ディオスコリデスは日本語版がありますね〔関係ないか〕。
高い復刻を買ったアグリコラのDe re metallicaが70エウロで新たに復刻されました。
がっくり。でも興味ある方は、どうぞこの機会に。
Giorgio Agricola, De re metallica e Bermannus, ovvero un dialogo sul mondo minerale
a cura di Paolo Macini ed Ezio Mesini, Clueb, Bologna 2003, pp.674.

13アダチカオル:2004/01/26(月) 09:19
皆の衆、今の日本ときたら、錬金術ブームの兆しありですぞ。
プレステのゲーム「錬金術師、○○のアトリエ」シリーズは第5弾まで来てるし、
アニメや漫画の「鋼の錬金術師」も大ヒット中。
週刊サンデー連載中の感動の傑作漫画「からくりサーカス」は、もろに錬金術と「生命」がテーマ!
あと、サンデーの「金色のガッシュ!!」にも、錬金術の金としろがねのイメイジャリーが垣間見えます。
平野啓一郎「日食」と佐藤亜紀「鏡の影」のような錬金術小説もありましたが、
今の世の中、アニメやゲームでちびっ子たちが錬金術を普通に楽しんでるのです。

・・・「鋼・・」全巻買ってみようかな。

14コグチ:2004/01/26(月) 10:25
おひさしぶりです。漫画の話題ということで私も一言。

最近の錬金術漫画で注目株といえばジャンプの「武装錬金」かと。オススメです。
「ハガレン」はゲームもDVDの売れ行きも好調なようで。「ハガレン」と同じスクエニ系では「ヴァルキリープロファイル」や「ヘルハウンド」あたりにも錬金術の要素があったりします。
「ガッシュ!!」の中のイメイジャリーというのは気づきませんでした。

では失礼致します。

15憂鬱なピサ大生:2004/01/28(水) 05:33
ディオスコリデスの邦訳は、確か、英訳からの重訳と聞いた気がします。
確か、プリニウス『博物誌』も、そうでしたよね。。。
アグリコラ情報、どうもありがとうございました。
さっそく、調べてみます。

16ひらい@BH:2004/01/30(金) 16:43
おおはしさん。ステウコを入手しました。特別郵袋で送った
荷物の中に入っているので、それが届き次第、ローマに
転送します。

17おおはし:2004/01/31(土) 22:21
ひらいさま
ご配慮ありがとうございます。
アヴェロエス問題というのは実に難解な翻訳問題を含んでいそうですね。
錬金術書で「量」を語らず「色」の変化を重視せよ、というのは何かそこら辺に関係ありそうな気がしています。
つまりマテリアというのが可能態をのみ指して使われるところと現実態における重さの「うつわ」としての質料(マテリア)との違い?
文脈が判りませんが、アヴィセンナ批判というのは巷間喧しい能動知性の規定に関する差異のことかも。
アジェンス「能作=試薬」、メディウム「媒介=媒薬」と金属のアニマの関係はほんと面白いですね。
偽書簡の伊訳をみただけで、その元版の研究論考のほう未見ですが、
The Epistle on the Possibility of Conjunction with the Active Intellect by Ibn Rushd with tha Commentary of Moses Narboni, ed. K.P.Bland, NY 1982.
あたりがその辺の事情に関連ありそう。
またはずしてるかしら。

18おおはし:2004/03/09(火) 05:24
アヴィセンナの『形而上学』イタリア版の表紙にはアラビア‐ラテンと書いてありますが、内容はほぼアラビア‐イタリア語対訳です。
そんな訳で購入を躊躇しているのですが...ラテン語の部分がどこなのかはまた立ち読みしてからお知らせします。
ところでアスクレピウスの開巻すぐ、3にreceptaculumという語が出てきますが、ひょっとオケーマ問題の中世的展開はこのヘルメス文書あたり
あるいはスコトゥス・エリウゲナの自然区分論あたりの羅語からアリアドネの糸がでてくるかも。ちょうどE.Jeauneau校訂のPeriphyseon, liber V,
Corpus Christianorum Continuatio Mediaevalis 165, Thurnhout, Brepolis 2003がでたところですね。高いので図書館で。

19ひらい@BH:2004/03/09(火) 06:27

そうなんですか。変な話ですね。イントロだけ伊語とか
そういう話じゃないのですか?

20おおはし:2004/03/10(水) 05:29
すみません。いいかげんなことを書きました。ボンピアーニ社に陳謝。
見た瞬間、うわあ、アラビア語だと思ったままの錯覚でした。ちゃんと見てない...
アヴィセンナ本は左ページアラビア語、右ページイタリア語、左右ページ通し脚注方式でラテン語が載せられています。
本文注は巻末。アラビア語版は1960年のカイロ版(1885年のリトグラフ版を別にすると初めての印行本とのこと。六写本校合。そのうち最古のものは西暦1284/85年写本)に準じるテヘラン1983版の本文部分リプリント(rip.anastatica)。校注省略。
ラテン語版はLiber de philosophia prima sive scientia divina, I-II, (Avicenna Latinus, Simone van Riet監修)Brill, Leiden 1977,1980に準拠。
おそらくラテン語訳写本の方が古い?とはいえ校訂主義によって初期印刷本とどの程度異同があるのかしら。

つまりAvicenna LatinusとAnawati仏訳(Vrin,Paris 1978,85)があれば、平井さんには十分というわけですね。
ただコピーするより安い、というメリットがあるけど。
残念ながら人名、語彙とも索引なし。

21ひらい@BH:2004/03/10(水) 05:49

詳しい説明をありがとうございました。これで大分にも様子
が分かりました。

僕の方は、知りたい点が『霊魂論』ではなくて『形而上学』に
あることがはっきりしてきたところです。

お察しの通り、索引の詳しい Van Riet 版と Anawati 仏訳
の組み合わせで話は済むのですが、Anawati は結構高いの
で困ってます。

22おおはし:2004/03/12(金) 03:52
頁数記載についてはよく憶えています。というのも、伊語訳と羅訳部分に同じカギ括弧で数字が入っていたのですが、それが符合しなかったので気になったせいですね。
(アラビア語版はアナスタティカですからそのまま。)つまり見開きのアラビア語版との対照頁が伊語訳には入っていて、一方、羅語版部分はVan Riet校訂版の頁数が入っているのです。
それが同じカギ括弧で記載されているので、見た目には珍妙でした。

ところで散読のうちに久々にステウコの名に出会いました。そこにアウグスティーニ・ステウキ・エウグビーニと書いてあって、はたと膝を叩いたことです。
というのもエウグビーニというのはグッビオの人というくらいの意味なのですが、十年程前ペルージアから一時間ほど山越えしたその町で仕事をしたことがあります。
その折、なぜかグッビオの文人の著作の話になって、古文書館のおばさまが何かコピーしてくれたのを。
黄ばんだコピー(彼女はフォリオ版のその本をコピー機にかけた!)をごそごそ探り出して見ると、なあんとそれはステウコのデ・ペレンニ・フィロソフィア第十巻でした。
扉頁もなしに突然第十巻がはじまるこのコピーを見つけて、ちょっと感懐に耽りました。
内容は?希羅混交、おてあげですね、古代神学...

23アダチカオル:2004/03/22(月) 21:23
まったく雑談ですが、憂鬱のピサ大生は京極夏彦読者だったのねーw

24憂鬱なピサ大生:2004/03/29(月) 00:37
ふふ、世の中、不思議なことばかりですね。

25アダチカオル:2004/05/04(火) 08:57
このウィルスについては4月18日のWin Updateをやってれば防げます。
あと、ファイアウォールソフトでもOK。
日本ではすでにスルーされてますね

26アダチカオル:2004/05/04(火) 13:18
と思ったら、GWに会社とかに久しぶりに出て接続したり、新しいパソコンで接続した瞬間に被害が出るそうで、被害はこれから出てくるとのこと。
自分とか2chではしばらく前から知ってたので、勘違いしてました。すみません。

27ひらい@BH:2004/05/05(水) 06:27

アダチさん。その頁には、どうやって行くんですか?
直接行けるアドレス教えて下さい。


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