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御本尊のご開眼について

1慎之輔:2004/03/27(土) 10:50
教えてください。昨年、私は一之江にて佐渡始顕の御本尊を
いただきました。その時のご開眼式では自分の名前を大曼荼羅
の中に書き入れていただきましたが、日蓮宗のお寺においても
同じくご開眼式で授与される御本尊には名前をいれていただく
のでしょうか?
自分の名前が入る事は非常に重要な事で、一念三千の一員と
なっていく感じがいたします。

2管理者:2004/03/27(土) 10:59
皆さん、お早う御座います。

慎之輔さん、お早う御座います。

>のご開眼式では自分の名前を大曼荼羅の中に書き入れていただきましたが
ご開眼の時は、授与者の名前を入れます。聯盟・宗門も皆同じです。
大聖人は○○之授与と、大曼荼羅ご本尊の左下に書き込まれてます。

3慎之輔:2004/03/27(土) 11:42
管理人さんおはようございます。(^○^)

やはりそうですよね。
正宗や学会の本尊授与はどうなのでしょうか?
なんとなく違うような気がしますが−−。

4直人:2004/03/27(土) 12:11
慎之輔さん、こんにちは。

>正宗や学会の本尊授与はどうなのでしょうか?

私の手元には日寛師書写本尊と日顕師書写本尊がありますが、日寛師書写本尊には
「授与之○○」という箇所が削除されているようです。この本尊は現在、正宗を離
脱した寺院にあった本尊で原本には「下野国小薬邑本如山浄圓寺大行阿闍梨本證坊
日證授与之」とあったようですが、学会はこの箇所を削除して下付しているので正
宗からはニセ本尊だと云われています。
日顕師書写本尊は「授与之○○」という箇所がありますが私が保有しているものは
開眼前のものなので「授与之」以下は空白となっています。

次は『興門本尊の研究』なんて書いてみたいなと思っています。

5管理者:2004/03/27(土) 13:45
慎之輔さんへ。

此の写真のように
http://www.city.gamagori.aichi.jp/kyouiku/museum/bun/c_58.html
お題目の真下に、日○花押と門下の上人が書いてますが、此は弟子曼荼羅で礼拝の対象とはしません。大聖人門下・大石寺系・学会もこの手を本尊として礼拝してます。

6慎之輔:2004/03/27(土) 17:59
直人さん管理人さんありがとうございました。
NOMAの掲示板で学会から移られた方が御本尊を頂いたと書いていらっしゃった
ので興味を持った次第です。大曼荼羅を眺めるたびに、ご聖人の深さを感じ
ます。また、御本尊が変節する宗派というか教団が多いに驚くばかりです。
御本尊が変っても、信者がついていくというのは、人に付いているということ
ですかね?

7みかん:2004/03/28(日) 01:51
>>5 管理者さん

> お題目の真下に、日○花押と門下の上人が書いてますが、此は弟子曼荼羅で礼拝の対象とはしません。大聖人門下・大石寺系・学会もこの手を本尊として礼拝してます。

これは誤りだと思いますが。
「主題 日●花押」という漫荼羅は他門流ではよく書かれますが、
日興門流では(大石寺系に限らず)このような書き方はしません。
「主題 日蓮」脇に「在御判」左脇に「(●●寺)何世 書写者名」です。
ですので、大石寺系・学会に限らず、日興門流ではこのような漫荼羅を本尊としません。

たとえば、大石寺の漫荼羅は次のようなものです。
http://nichirenscoffeehouse.net/NShoshu.html

8みかん:2004/03/28(日) 03:10
なんでそういうふうになっとるかといえば、日興門流の本尊相伝がそうなってるからですね。
御本尊七箇相承(これは、『富士宗学要集』版ですが、祖山学院の『本尊論資料』にも白文が載ってます)
http://nakanihon.net/nb/yousyuu/yousyuu1_1.htm

大石寺だけだとアレなので、たとえば、京都の本山要法寺四十世・日貫(本門宗初代管長)の漫荼羅
http://v.isp.2ch.net/up/ce962f207573.jpg

9管理者:2004/03/28(日) 11:00
皆さん、お早う御座います。

みかんさん、初めまして。

>日興門流では(大石寺系に限らず)このような書き方はしません。
学会を退会した人が「御炊きあげ」と持参した御本尊は、お題目の真下に大石寺何世の方か「日○」と有り、会員の人は此をご本尊としているとの事。又、元会員の方々も同じ様なことを以前聞きました。

本山の貫主猊下・各上人方の御本尊も、お題目の真下にご自身の日号をお書きになっているのを少なからず拝見しました。

>たとえば、大石寺の漫荼羅は次のようなものです。
>京都の本山要法寺四十世・日貫(本門宗初代管長)の漫荼羅
詳しく座配等は拝見出来ませんが、お漫荼羅の座配の通りであれば何も問題はないです。

10sat☆:2004/03/28(日) 11:23
初めまして。

>学会を退会した人が「御炊きあげ」と持参した御本尊は、お題目の真下に大石寺何世の方か「日○」と有り、
会員の人は此をご本尊としているとの事。又、元会員の方々も同じ様なことを以前聞きました。

私は元学会員ですが、管理人さんのおっしゃるようなご本尊を見たことがありません。
大石寺ではご本尊を認める形式は決まっています。

『一、日蓮在御判と嫡々代々と書くべしとの給ふ事如何、師の曰く深秘なり代々の聖人悉く日蓮なりと申す意なり。』

大石寺に伝わる「御本尊七箇相承」という文書に書かれています。
http://nakanihon.net/nb/yousyuu/yousyuu1_1.htm

つまり管理人さんのおっしゃるようなお題目の真下に大石寺何世の名前が書かれたご本尊は
存在しないのです。

どこか別の宗派と勘違いなさっているのではないでしょうか。

11空き缶:2004/03/29(月) 18:02

新しいお客様もお見えのようで、私も一言。

みかんさん、sat☆さん、日興師も日目師も、この「御本尊七箇相承」の記述にそぐわない御本尊をかかれているのだから、「御本尊七箇相承」が後代の偽作であろう事は疑うべきでしょうね。(特に初期の御本尊)

ちなみに日蓮正宗本山讃岐本門寺本堂の日興師書写の御本尊は、主題の下が「日蓮聖人」となっています。日蓮宗本山小泉久遠寺所蔵の日目師書写の御本尊も、主題の下は「日蓮聖人」となっています。この点は身延山の第2祖日向上人の書写された御本尊と同じです。

また、日蓮宗本山弘法寺所蔵の日頂上人(六老僧の一人、後年に重須にて日興師とともに活動する)が弘安五年に書写された御本尊は主題の下は「日蓮 在判」となっています。

それから「御本尊七箇相承」の流出元は、保田妙本寺だと思いますよ。大石寺に伝わっている写本も、保田妙本寺のものをコピーしたものですから。

おそらく、後代の誰かが日興師の書写御本尊を例に御本尊書写マニュアルとして完成させたのが「御本尊七箇相承」じゃないでしょうかね。

12空き缶:2004/03/29(月) 18:29

でも確かに、みかんさん、sat☆さんのおっしゃる通り、日興門流では主題の下に自分の名前と花押を認めることはないですね。

勝劣派の中には主題の下に「日蓮聖人」あるいは「日蓮大菩薩」等と書き、さらにその下に図顕者の名前と花押を認める御本尊もあるようですが。興門と什門は主題の下は「日蓮 在御判」が通例だと思います。

13みかん:2004/03/29(月) 22:47
疑うべきもなにも偽書に決まってるでしょうね。相伝の類が真書であったためしを私は知りません。

単に、ある時期以降から現在の日興門流はこの相伝にしたがっている(厳密にはしたがってないが。大石寺は嫡々代々とか書いてないし)というだけの話で。

ちなみに、資料として、日興門流の本尊の写真をアップしたので参考までに。

日興筆本尊(佐渡世尊寺・蔵 『日興上人御本尊集』(興風談所)より)
http://www.geocities.com/highreturn85/nikko.jpg

現在の学会の形木本尊(大石寺二十六世日寛)
http://www.geocities.com/highreturn85/gakkai.jpg

大石寺の形木本尊
二十六世日寛(昭和三十年代に下付されたもの)
http://www.geocities.com/highreturn85/nitikan.jpg
六十七世日顕(1980〜85年ぐらいまで下付)
http://www.geocities.com/highreturn85/nikken.jpg
六十六世日達(1966〜80ごろまで下付)
http://www.geocities.com/highreturn85/nittatsu.jpg

要法寺の本尊(要法寺四十世日貫 『日貫上人』(本山要法寺)より)
http://www.geocities.com/highreturn85/youbouji.jpg

西山本門寺の形木本尊(本門寺日正  『西山本門寺本尊の考察』より)
http://www.geocities.com/highreturn85/nishiyama.jpg

14sat☆:2004/03/30(火) 10:41
>>11 >>12

「御本尊七箇相承」が偽書か真書かがいま問題なのでしょうか?
大石寺のご本尊の書き方は、偽書であろうと真書であろうと
「御本尊七箇相承」に則って書かれている。
ただ単にこれだけの話だと思うのですが。

管理者さんの間違った認識に偽書か真書など関係ないと思いますよ。

15川蝉:2004/03/30(火) 11:42
みかんさん今日は。

13番で、せっかく、興師等書写の御本尊を拝見出来るページを紹介頂いたのに、クリックした後の手順がわからず、拝見することができません。
ご面倒でも閲覧の手順を教えて頂きたいのですが。

16慎之輔:2004/03/30(火) 12:03
川蝉さんこんばんは、サイト移動の警告が出ますが、一番上のアドレスを
クリックすればそのままサイトに飛び眺める事ができると思います。

みなさん私の質問にいろいろと参考資料を教えていただきありがとう
ございます。
sat☆の仰られることもわかります。
僕は教えていただくまで大石寺関連や学会の御本尊はもっと違ったご本尊か?
(*一行のお題目だけなのかな?と思っていたしだいです。)
と思い込んでいたものですから教えていただき助かりました。
詳細は別として、図配や足りない諸天神の難しい事は別としてご聖人が描かれた
大曼荼羅をモデルとされるなら、異体同心も夢ではなく可能性があるなぁと
思ったしだいです。私は難しいことはわかりませんので失礼いたします。

17管理者:2004/03/30(火) 12:19
皆さん、今日は。

sat☆さん、
>管理者さんの間違った認識に偽書か真書など関係ないと思いますよ。
此は、心外ですね。
元学会の方が20年ほど前に御炊ききあげで持参した御本尊(20数㎝)、お題目の真下に、歴代のどの方は記憶にありませんが書かれていました。

富士門流も、大曼荼羅勧請の事は知ってますが、元学会の方が持参した御本尊を観ますと、勧請形式が違う、明らかに弟子曼荼羅の様式です。

18sat☆:2004/03/30(火) 12:45
>>17

大石寺のご本尊は必ず
「主題 日蓮」脇に「在御判」左脇に「何世 書写者名」

と書かなければなりません。これ以外の書き方の本尊は大石寺の本尊ではない
と申しておるのです。
みかんさんがご紹介されている本尊の写真をよくご覧になって見てください。

元学会の方が持参されたご本尊は学会のものではなく日蓮宗のご本尊だったのでは
ないでしょうか。もしもそれが学会のご本尊ならば大問題です。

>>15
ご本尊の写真を見るにはURLをコピーしてアドレスバーに直接貼ってください。
エンターすると表示されます。

19みかん:2004/03/30(火) 14:28
川蝉さん

直接リンクだと写真が見えないようなので、
http://www.geocities.com/highreturn85/
ここから見て下さい。

20川蝉:2004/03/30(火) 15:26
sat☆ さん、みかんさん、ご助言有り難うございました。

ご両人さまのご助言通りに操作しましたが、同じく英文のページが表示されるだけで、写真は出てきません。

せっかく教えて頂いたのに、なにぶん万年初心者なので、恥ずかしい限りです。

早速の御返事有り難うございました。

21空き缶:2004/03/30(火) 16:50
sat☆ さん

>「御本尊七箇相承」に則って書かれている。

→ところが、「御本尊七箇相承」に則って書かれていないものもあるという事がいいたかったのです。

>大石寺のご本尊は必ず「主題 日蓮」脇に「在御判」左脇に「何世 書写者名」

→こちらも、みかんさんより提供していただいたお写真を拝見する限り、日寛師の書写された御本尊には「何世」の部分がないと思います。
 日寛師の書写された本尊は二幅とも右から「日寛(花押) 奉書写之」となっていますね。

管理人さん、私の勝手な憶測ですが「日寛」や「日達」・「日亨」など大石寺の歴代に、名を連ねる諸師と同様の日号を名乗られた日蓮宗および法華宗の管長もおられるみたいですので、そうした宗派より創価学会に改宗された方の家にあった御本尊では無いでしょうか?

22みかん:2004/03/30(火) 16:51
>>20 川蝉さん
では、こちらは見られるでしょうか。

http://www.geocities.jp/izumikyouryokuseirogan/

23管理者:2004/03/30(火) 17:01
みかんさんへ。
富士門流の資料の在所、有り難う御座います。

川蝉さん、直リンに設定しましたので、クイックすればその場所へ飛びます。お試し下さい。

24管理者:2004/03/30(火) 17:18
空き缶さん、今日は。

>「日寛」や「日達」・「日亨」など大石寺の歴代に、名を連ねる諸師と同様の日号を名乗られた日蓮宗および法華宗の管長もおられるみたいですので
うーーむ、御炊きあげで持参した人は、「学会の本尊」と云ってましたので、この様な御本尊を授与してるのかとその時思いました。

でも、みかんさんのご呈示の御本尊を観まして、弟子曼荼羅形態を授与した事がないとの事ならば、其の説を受け入れます。


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