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日本の教育

76凡人:2011/10/21(金) 00:15:35
東海大、世界最大級ソーラーカーレースを連覇
(2011年10月20日20時25分 読売新聞)

 オーストラリアで16日から開かれている世界最大級のソーラーカーレース「ワールド・ソーラー・チャレンジ」で、東海大学(神奈川県平塚市)のソーラーカー「Tokai Challenger」が20日、優勝を飾った。

 同大は前回2009年大会に続き、連覇を達成した。レースでは、20か国・地域の37チームが北部の都市ダーウィンを出発し、南部のアデレードまで3000キロのコースでタイムを競った。

77凡人:2011/10/21(金) 07:41:30
定員割れ、国立で09年度3分の1 「教員質向上つながらず」
毎日新聞 2010年11月20日 東京夕刊

 教員の資質向上を目指して設置された国立の教職大学院で定員割れが深刻化している。文部科学省の調査では、08年度は15校中4校、09年度は18校の3分の1に当たる6校で定員割れしており、このうち4校は2年連続だった。私立大を含めた志願倍率は両年度ともに1・3倍と低迷しており、教員を目指す学生にとって教職大学院が魅力の薄い存在になっている。大学からは「大学院で学ぶメリットが明確でない」と制度そのものを疑問視する声も上がっている。【篠原成行】

 教職大学院は「力量のある教員養成」を目的に08年度以降、全国で開設され始めた。08年度は東京学芸大、京都教育大など国立15校が設置。09年度は国立18校になり、現在は私立を含めた計25校が1学年14〜100人の定員を募集している。

 原則、教員免許を取得した大学卒の学生と現職教員に入試資格が与えられ、2年間で修士課程を修了。最高位の専修免許が取得でき、給与は月額2万〜3万円程度加算される。

 2年連続で定員割れになった4校の08年度、09年度の定員充足率は▽上越教育大(64%、83%)▽愛知教育大(46%、56%)▽兵庫教育大(85%、88%)▽鳴門教育大(72%、82%)。09年度に定員割れになった2校の定員充足率は▽北海道教育大(83%)▽宮崎大(82%)。国からは各大学に大学院運営費が助成されるが、6校はいずれも運営費返納の基準となる定員充足率90%を下回った。

 2年連続で50人の定員の半数前後しか埋まらなかった愛知教育大は、学部から進学する学生は約1割だけ。大半は県教委からの派遣と、教員養成系ではない他大学の卒業生が占める。学部生の多くが現役で教員採用試験に合格するため、学費を負担してまで大学院に行く必要はないと考えるという。同大入試課担当者は「教員採用試験に落ちた学生や教職課程が充実していない他大学向けに募集をかけているのが実態で、教員の質向上につながっているとは明言できない」と話している。

 教職大学院は現在、中央教育審議会の「教員の資質能力向上特別部会」で主要テーマとして議論され、教員免許の取得には現在の学部教育に加え、教職大学院のような教職課程を課すべきだとの意見が大勢を占める。文科省大学振興課は「修了生が少なく成果が出ているかどうかは判断できない。各大学には資質向上に向けた制度のたたき台となるような実績を期待する」と話している。

78凡人:2011/10/21(金) 07:59:05
教員免許:国家資格化を検討 文科省が今年度中に方向性
毎日新聞 2011年10月21日 2時30分

 文部科学省は、都道府県が発行している教員免許について、医師などのように国家試験を経て取得する「国家資格」へ見直す検討を始める。教員の資質と能力の最低基準を国が保証し、信用を高める狙いがある。中央教育審議会(中教審)の特別部会に設置する有識者のワーキンググループ(WG)で実現の可能性を探り、今年度中に方向性をまとめる。

 現行の教員免許は、小学校や中学校など学校種別に区分。学生が教育の基礎理論や教育実習の教職課程(小中高は59単位以上)を履修すると、都道府県教委から免許状が授与され、採用試験に合格すると教壇に立てる。

 教職の単位認定は各校に任されているため、教育内容や履修の実態が見えにくい。さらに、08年度に小中高の教員免許を取得した学生らは計13万4470人(文科省調べ)に上ったが、09年度に教員に採用された新卒者は1万1951人(同)にとどまり、免許状の形骸化も進んでいる。国家資格になれば、教員免許を取る学生の質の向上が見込まれる一方、現行の免許との整合性や試験のレベル、実施の財源などハードルもある。

 WG座長の横須賀薫・十文字学園女子大学長(教育学)は「国家資格にすることで、教員の資質と能力の基準がよく見えるようになる」と指摘。医師など既存の国家試験を参考にし、全国共通の資格試験のあり方を探る。【木村健二】

79凡人:2011/10/22(土) 15:08:50
小沢征爾さんが指揮者コンクールで1位に
1959(昭和34)年9月12日 

 24歳の小沢征爾さんがフランス・ブザンソンのオーケストラ指揮者国際コンクールで第1位を獲得した。小沢さんは桐朋学園で故斎藤秀雄氏に指揮を学んだ後、フランスに渡りコンクールに参加。本選にはフランス3人、アメリカ、ドイツ、日本の各1人が残った。小沢さんは「曲目はフランス音楽が主だったので、慣れていない私はとても見込みがない」と思っていたが、予選結果の発表後、「お前は1等になる」「すばらしい」などの声を聞き、本選では気楽にできたという。その後、小沢さんはカラヤンやバーンスタインに師事、ウイーン・フィルやベルリン・フィルを指揮するなど世界的に活躍。ボストン交響楽団の音楽監督は30年近く務めた。

80凡人:2011/10/22(土) 15:09:22
チャイコフスキーコンクールで2位に藤川
1970(昭和45)年6月23日 

藤川真弓の2位入賞を報じる1970年6月24日の毎日新聞

 モスクワで開かれた第4回チャイコフスキー国際音楽コンクールのバイオリン部門で、23歳の藤川真弓(北海道旭川市)が2位に入賞した。同コンクールでは先にチェロ部門で岩崎洸(こう、25)が3位に入賞しており、相次ぐ朗報となった。藤川は音楽教師の父にバイオリンを学び、桐朋学園を卒業後、ベルギーに留学して腕を上げていた。同コンクールでは強豪のソ連勢の一角に食い込んだ。このころ、全盲のバイオリン奏者、和波孝禧(わなみ たかよし)がロン・ティボー国際音楽コンクールで4位、チェロの安田謙一郎がチャイコフスキーコンクールで3位に入るなど、日本の弦楽器奏者の活躍が目立っていた。

81凡人:2011/10/22(土) 15:09:58
仏・フォーレ国際ピアノコンクール:京都市立芸大院生・金田さん、輝く優勝 /京都
毎日新聞 2011年10月19日 地方版

 ◇日本人初の快挙 「2年間で成長」高評価
 ◇京都で来年2月リサイタル予定

 フランス南西部のパミエ市で今月7、8日に行われた第2回フォーレ国際ピアノコンクールで、京都市立芸術大大学院音楽研究科博士課程1年の金田仁美(かなたひとみ)さん(27)=大阪府豊中市在住、堺市出身=が優勝した。同コンクールでの日本人の優勝は初めて。【野宮珠里】

 同コンクールは「レクイエム」などの名曲で知られる作曲家フォーレ(1845〜1924)の生地パミエ市で開かれている音楽フェスティバルの一環として、09年に始まった。今回はCDによる非公開予備審査(参加人数非公表)の後、8人が7、8日の本選(公開審査)に臨み、フォーレなどフランスの作品で約1時間のプログラムを披露した。

 金田さんは仏留学中の09年にも、同コンクールに挑戦。その時は本選に進んだが入賞は逃した。金田さんは「1時間のプログラムを演奏するには集中力が大切で前回は後半で崩れてしまった。今回は最後に盛り上がる曲としてラベルの『ラ・バルス』を持って来た」と語る。

 結果は審査員5人のの全員一致で優勝する快挙。審査委員長を務めた国際的なピアニストのジャン・フィリップ・コラールさんは「ラ・バルスはエモーショナルな演奏だった。2年間で成長した」と賞賛。

 同フェスティバル総裁のジャン・ダルディニャさんも地元紙「ラ・デペッシュ・デュ・ミディ」に「この出場者は優れた技量で強い印象を与えた」と高く評価した。

 金田さんは、吹田音楽コンクール第1位、仏のイル・ド・フランス国際ピアノコンクール第3位などの受賞歴があるが、大学時代、「伸び悩み」を体験。「20代前半でコンクールに入賞し、デビューしていく人たちがうらやましかった」と振り返る。

 ベートーベンやバッハなどを得意とし、響きの微妙なニュアンスを追求するフランス音楽には苦手意識があった。特にフォーレのピアノ曲は「明確なメロディーもなくわかりにくい」。

 そんな難しいレパートリーだけに本場での優勝は快挙。「自分にまだ『伸びしろ』があることが信じられた。人には、それぞれのペースがある。私もまだ挑戦できる」と喜びを語る金田さん。これからの活躍が一層楽しみだ。

 来年2月下旬に京都市内でリサイタルを予定している。

82凡人:2011/10/22(土) 15:10:32
ビエニャフスキ国際バイオリン:小林美樹さんが2位入賞
毎日新聞 2011年10月22日 13時26分

第14回ビエニャフスキ国際バイオリンコンクールで演奏する小林美樹さん(RRスタジオ提供・共同) ポーランドのポズナニ市で21日まで開かれていた第14回ビエニャフスキ国際バイオリン・コンクールで、日本の小林美樹さん(21)=神奈川県鎌倉市出身=が2位に入賞したと22日、日本の関係者に連絡があった。

 小林さんは第54回全日本学生音楽コンクール東京大会小学校の部第1位。桐朋学園大を経て現在、オーストリア・ウィーンに留学中。

 ビエニャフスキ・コンクールはヨーロッパ楽壇への登竜門のひとつで、日本人では漆原啓子さんが優勝している。

83凡人:2011/10/26(水) 00:01:44
大学:AO入試入学者減る 文科省調査
毎日新聞 2011年10月25日

 今春の国公私立大入試で、書類審査や面接を組み合わせて選考する「AO入試」による入学者が前年度より1344人少ない5万1895人となり、00年度の調査開始以来初めて減ったことが25日、文部科学省の調査で分かった。実施する大学、学部数は増えており、同省は「入学者減の原因を知るため、今後も推移を見ていく必要がある」としている。

 AO入試入学者の内訳は、私立大が同1330人減の4万8654人、公立大が139人減の537人。一方、国立大は125人増えて2704人。

 国公私立大全体の募集人員57万1726人に対し志願者数は延べ379万4601人で、志願倍率は前年度と同じ6.6倍だった。

84凡人:2011/10/26(水) 13:22:09
本人との面接も適当で、書類選考をもって主に推薦入学の定員を埋めている、いい加減な大学にはいい薬だ。これは氷山の一角だとみていい。
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成績水増し:京都の私立高教諭が生徒24人の内申書
毎日新聞 2011年10月26日 10時06分

 私立京都共栄学園高校(京都府福知山市)は25日、男性教諭(58)が担任する3年生クラス(32人)の生徒24人の内申書の成績を水増しする改ざんを行っていたと発表した。17人はその内申書を大学の推薦入試や就職試験に提出し、うち12人が合格や内定通知を受けていた。教諭は「進路実績を上げて評価してもらいたかった」と説明しているという。

 泉良正校長は「教育の根幹を揺るがす不正行為で申し訳ない」と陳謝。対象の大学や企業に説明し、正しい内申書を送るという。

 同校によると、教諭は7〜9月、1〜4科目の5段階評価(絶対評価)を上方に書き換え、最大で平均0.4の水増しがあった。教諭は「全体を底上げするため、成績上位者を除いてランダムに水増しした」と話しているという。同校は「水増しがなくても合格、内定していた生徒がほとんど」としているが、1人は実際の成績は3.3だが、水増しされて推薦基準3.5の大学に合格していた。

 水増しのうわさが生徒に広まり、学校が教諭を聴取、改ざんを認めたという。教諭は「改ざんしたのは今回だけ」と話しているというが、過去の内申書も調査し、処分を検討する。【佐藤孝治】

85凡人:2011/11/03(木) 03:30:03
中高一貫校が17増の420校に 前年度比、文科省調査
(2011/11/02 17:02)

 今年4月現在の国公私立の中高一貫校は前年度より17校増えて420校となったことが2日、文部科学省の調査で分かった。

 内訳は(1)中高6年間を一つの学校として教える「中等教育学校」が49校(2)中学、高校段階で学校組織が分かれる「併設型」が288校(3)市町村立中学と県立高校などによる「連携型」が83校。2012年度以降は、新たに25校が増える予定になっている。

 公立では、岐阜県飛騨市などで5校が新設され、私立の新設は14校。一方で、石川県志賀町と香川県三豊市で、高校や中学が閉校したため2校が中高一貫ではなくなった。

86凡人:2011/11/04(金) 07:17:46
進学型商業高 校長を公募 都教委、英語に力点
2011年11月3日

 都教育委員会は、民間から進学型の都立商業高校の校長を公募している。英語教育に力を入れ、外国語学部のある大学への進学を目指す高校で、民間企業での経験を発揮してもらう。

 予定する高校は、ビジネスコミュニケーション科のある千早(豊島区)か大田桜台(大田区)。募集は一人で、来年二月に採用し、研修後、四月から校長として勤務する。対象は民間企業で管理職の経験がある人で、来年四月で五十八歳未満。同科では英語でのプレゼンテーションなどをしており、都教委は海外駐在経験のあるビジネスマンなどの応募を期待する。

 都教委は二〇〇〇年からこれまでに、既に退任した人も含め九人を民間人校長として採用。公募は〇九年から始めた。応募は九日まで。書類と面接で選考する。問い合わせは都教育庁人事部=電03(5320)6791=へ。

87凡人:2011/11/13(日) 06:09:17
ニュース検定:関東学園大で97人が受検 /群馬
毎日新聞 2011年11月12日 地方版

 ニュースを読み解く力を試す「2011年後期(第15回)ニュース検定」(日本ニュース時事能力検定協会、毎日新聞社など主催)の団体受検が11日、太田市藤阿久の関東学園大(上林邦充学長)で行われ、同大の学生97人が検定に臨んだ。

 同大は今年度から2年生にニュース検定の受検を勧めており、2〜4級の検定に臨んだ学生たちは、政治や経済、国際問題などをテーマにした出題に取り組んでいた。【亀井和真】

88凡人:2011/11/13(日) 10:29:04
教頭ら希望降格が211人 文科省の10年度調査
(2011/11/08 09:19)

 全国の公立小中高校で、校長や教頭・副校長、主幹教諭が一般教員などに自主的に降格する「希望降任制度」を2010年度に利用したのは、過去最多の前年度より12人減って211人だったことが8日、文部科学省の調査で分かった。

 依然高水準で、半数近くは健康問題を理由に挙げた。教頭や主幹教諭が大半で、文科省は「中間管理職的な立場で、多忙な上に責任も重く『耐えられない』という人は少なくない。今後も同様の傾向が続くのではないか」としている。

 子どもとのコミュニケーション力に問題があるなど「指導力不足」と教育委員会が認定した教員は前年度比52人減の208人。

89凡人:2011/11/14(月) 05:23:33
12年度TOEICに12月試験を追加 IIBC
2011年11月11日

 日本でTOEICプログラムを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(東京都千代田区、IIBC)は、TOEICの受験者数の増加に対応して2012年度からは12月の試験日程を新たに追加、TOEIC公開テストを年9回実施する。試験日は12月9日で、申込期間は同年10月1日から同月29日まで。11年度までは年8回(5、6、7、9、10、11、1、3月)実施していた。

90凡人:2011/11/18(金) 22:54:28
教育費、最高の37・7% 11年度、負担浮き彫りに
(2011/11/18 21:44)

 小学生以上の子どもを持つ家庭の教育費が2011年度に平均190万9千円となり、年収に占める割合が37・7%に上る見込みとなったことが18日、日本政策金融公庫の調査で分かった。比較可能な2000年度以降で最も高い負担割合となる。

 費用捻出のため節約しているのは「旅行・レジャー費」「外食費」と続き、家計の大きな負担となっていることが浮き彫りになった。

 授業料や塾代など在学費用は昨年の198万2千円から減少。ただ、不景気などのあおりで世帯年収も落ち込み、負担割合は昨年の37・6%からわずかに上昇した。

91凡人:2011/11/20(日) 06:14:26
中学でも大学でも受験生獲得に賭ける思いはみな同じ。
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地方の私立中、広がる「出張入試」 生徒集めに首都圏へ

「寮生活でりりしい若者に育ってくれる」。長崎日大中学の説明会で、担当者が保護者らにアピールした=東京都千代田区

首都圏で出張入試をする主な私立中学

 首都圏に入試会場を設けて「出張入試」を行う地方の私立中学校が増えている。少子化で生徒集めが難しくなり、地方より中学受験への関心が高い首都圏に活路を求めている。首都圏の中学が入試を始める前の「試し受験」として定着しつつある。

 「西の果ての小さな学校ですが、関心を持って頂ければありがたい」

 今月2日、長崎日大(長崎県)が東京都内で開いた学校説明会で、集まった約20人の保護者らに池内一郎教頭が呼びかけた。募集定員は80人。約1時間、寮の設備や英語重視の教育方針などを説明した。

 同校の首都圏での入試は2006年に始まった。初年度の受験生は400人ほどだったが、今年1月は約2千人が受けた。池内教頭は「回を重ねて知名度が上がり、日本大学の系列校という点も関心をもってもらえたのでは」とみる。

 来年1月にこうした出張入試をする地方の私立中は、大手進学塾などが把握する限りで16校ある。このうち5校が09年以降に始めたほか、2校が来年1月に初めて実施する。

 その一つ、盛岡白百合学園(岩手県)の担当者は「少子化で、地元だけでは生徒集めが難しくなった」。近年は定員割れした年もあるといい、「中学受験が珍しくない首都圏からの生徒に来てほしい」と期待する。

 ただ、小学校を出たばかりで、実際に親元を離れて入学する生徒は多くはない。今年1月に出張入試を実施した14校のうち、首都圏からの入学者数が2ケタに乗ったのは、函館ラ・サール(北海道)など数校。他は「数人」が大半で、ゼロの学校もある。入学者が1人だった西大和学園(奈良県)の担当者は「子どもを中学から寮に入れる親は多くはない」と話す。

 それでも、受験生側、中学側双方にメリットがある。

 今年1月の出張入試の受験者数は、14校で延べ約9千人に上った。募集定員180人に対し、東京会場だけで約2500人が受けた学校も。出張入試は大半が1月上旬にあるため、同月中旬にスタートする首都圏の中学入試に向けた予行演習として受験を勧める学習塾が多いという。

 受験料は首都圏の私立中よりやや安い1万5千〜2万円が相場だが、ある地方私立中の担当者は「500人集まれば収支はトントン。『試し受験』でもありがたい」。大手塾の関係者は「出張入試が増えた一因は、試し受験で得られる受験料収入にある」とみる。

 大手進学塾・栄光ゼミナール広報室の山中亨課長は「地方の私立中にとって、出張入試は『首都圏で入試ができる力量がある』と地元でPRできる材料にもなる。学校のブランド作りの狙いもある」と分析する。

 東京私立中学高校協会の近藤彰郎会長はこうした動きに対し「問題あり」という立場だ。「もし東京の有名私立中が地方で入試をしたとすれば、多くの受験生を集めるだろう。しかし、他の地域にまで手を広げる生徒の獲得競争が過熱すれば、私学経営は立ちゆかなくなる。教育内容で競うべきだ」(岡雄一郎)

92凡人:2011/11/30(水) 23:22:03
確定志願者は55万6千人 3千人減、センター試験
(2011/11/30 21:42)

 大学入試センターは30日、来年1月14、15日に実施するセンター試験の確定志願者数は、前年より3447人少ない55万5537人と発表した。

 志願者のうち高校などを来春卒業予定の現役生は43万9713人で、全体に占める割合は79・2%。高卒予定者に占める志願者の割合(現役志願率)は41・5%だった。

 既卒者は10万9748人で、高校卒業程度認定試験の合格者らは6076人。男子は57・1%で女子は42・9%。成績開示希望者は前年比0・9ポイント増の75・6%だった。

 センター試験を利用する大学・短大は過去最高の839校。

93凡人:2011/12/01(木) 18:49:15
世界の頭脳:社民の福島党首夫妻 米誌で100組中29位
毎日新聞 2011年11月30日 10時48分

 米誌フォーリン・ポリシー12月号は、11年版「世界の頭脳トップ100組」のランキングを発表。29位に反原発運動を推進する社民党の福島瑞穂党首と日弁連の海渡雄一事務総長の夫妻を選んだ。

 トップには「アラブの春」に貢献した米ネット検索大手グーグル幹部のゴニム氏や国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ前事務局長、イエメンの女性人権活動家でノーベル平和賞に決まったカルマンさんら14人のグループが選ばれた。

 同誌は福島、海渡両氏について「過去30年にわたって国会と法廷というそれぞれの活動場所で日本の原発推進に抵抗を続けてきた」と紹介した。

 両氏は今年8月にも米紙ニューヨーク・タイムズで「日本で最も有名な反原発カップル」として取り上げられた。

 日本人ではこのほかIT実業家から転身した米マサチューセッツ工科大(MIT)メディアラボの伊藤穣一所長(73位)らが入った。(ニューヨーク共同)

94凡人:2011/12/11(日) 19:24:26
生活資金 「貸与制」に移行 司法修習生が“悲鳴” 【千葉】
2011年12月11日

給費制の復活を求めて、会見する司法修習生=千葉市中央区で

 司法試験に合格し、裁判所などで実務を学ぶ司法修習生が、“悲鳴”を上げている。裁判所法改正に伴い、1年間の修習期間中に国が給与として生活資金を支払ってきた「給費制」が11月から、返還義務のある「貸与制」に移行したためだ。修習期間中の生活費は自己負担で、副業は禁止されている。借り入れに頼らざるを得ず、奨学金と合わせて多額の借金を抱え込むことになる。給費制復活を求める法曹関係者の団体「ビギナーズ・ネット」県支部に所属する修習生が、窮状を訴えた。 (宇田薫)

 県支部代表の伊藤建(たける)さん(25)=船橋市=は、司法試験には合格したが、司法修習を受けることを断念した。

 理由は法科大学院時代の奨学金などによる一千万円超の借金だ。学生時代は勉強詰めでアルバイトの余裕などなかった。年収約五百万円ほどの両親は、祖父母の介護で手いっぱいで、手助けは頼めなかった。

 「この上借金を重ねても、就職難の時代に返済のめどが立たない」。結局、公務員の道を選んだ。

 司法試験合格者は最高裁により全国の各都道府県に配属され、各地域の裁判所、検察庁、弁護士事務所で八カ月間の実務研修をした上、埼玉県にある司法研修所で二カ月間学ばなければならない。この一年でかかる引っ越し代や家賃など生活費はすべて自己負担だ。

 修習生は研修に専念する義務が課せられ、アルバイトは原則禁止。その生活を保障するため、従来は月額約二十万円が給与として支給されていた。

 しかし、二〇〇四年の裁判所法改正で、一〇年十一月から給費制を廃止し、貸与制の実施が決まった。理由は、公務員の身分もない修習生に対する給与の支給が極めて異例なことなどが挙げられた。背景には、司法試験合格者を増やす国の計画に伴い、財政負担を減らそうとの狙いもあったといわれる。

 日弁連などの要請で昨年、実施は一年間先送りする措置が取られた。民主党内ではその後、今年十一月以降の扱いが検討もされたが、結論は変わらなかった。

 貸与制は月額十八万〜二十八万円を国が無利子で貸し、後に十年かけて返済する仕組み。最高裁によると、今年採用された司法修習生二千一人のうち、千六百六十八人(十一月二十八日現在)が申請している。

 八割超が貸与制を活用している計算になるが、将来的な不安を抱えながら現状を受け入れている。

 パニック障害を克服し、先月末から司法修習が始まった男性(37)は「この年では弁護士事務所の採用説明会の応募時点で切られてしまう。金にならないと言われる福祉分野の弁護を開拓したかったが、借金を抱えてはそれも難しい」と悩む。

 何かとお金のかかる就職活動にも貸与制は重くのしかかる。

 千葉県に配属された池内継史さん(27)は、地元香川県での就職を希望していたが、「貸与を受けても、面接に行くための飛行機代はとても賄えない」と、都内で弁護士事務所を回る日々。「貸与制によって、将来設計すら変更を迫られる」と憤る。

 伊藤さんは「これでは金持ちしか法律家になれない。多様な人材を確保する司法改革に逆行している」と訴えている。

95凡人:2011/12/13(火) 16:26:54
博士課程はアーティストを目指すのと同じ? 高学歴ワーキングプアの実態
12月12日15時59分日刊アメーバニュース

千葉氏「大学に『残る』なんてことはあり得ない」

 大学3年生を対象とした就職活動が例年より2ヵ月遅い12月に始まった。そんな中、2012年12月7日のニコニコ生放送では「高学歴ワーキングプア」の問題について大学関係者らが熱い議論を交わした。

 日本では1990年代、大学の研究基幹組織を大学から大学院へとシフトする「大学院重点化」が進められ、この20年間で大学院生の数は7倍に増加したととも言われている。大学は研究機関として充実した一方で、企業側が博士課程を経た学生の受け入れを避けるため、博士号を取得したのに仕事が無いという、いわゆる「高学歴ワーキングプア」問題が起きている。

■年に1万人の「博士」が職にあぶれている

 高崎経済大学・慶應義塾大学で非常勤講師を務める千葉雅也氏は、自身も常勤職を探さなければいけないという状況で「司会をする立場ではないが」と断りつつ、「特定の専門領域プラス、ビジネス的にアピールできる副専攻のキャリアパスが必要」と学生にアドバイス。大学自体は経営維持のために社会人学生などを受け入れつつも、若者に対して決断を迫るのも大事との持論を述べた。

 首都大学東京都市教養学部の西山雄二准教授によると、年間1万5000人が博士号を取得するのに対し、大学側の教員採用は5〜6000。つまり単純計算で毎年1万人あぶれているという。彼らはフリーターやポストドクター(博士課程終了の研究者)で生活を保ちつつ、論文執筆や学会発表などで実績を上げながら少ない大学採用枠に対して熾烈な争いを繰り広げている現状なのだ。

■「モラトリアムを永続化しただけ」の博士課程

 千葉氏は、「よく『大学に残る』という言い方をするが、実際に自分の出身大学に残るなんてことはありえない。(教員募集をしている大学に)何十通も書類を書いても就職は決まらない。いわゆる就活と同じ。その厳しさは知っておくべき」と、現実の厳しさについて声を荒らげて訴えた。博士を増やす施策はそもそも間違いだったという立場の千葉氏は、その理由を

「学生のモラトリアム期間を永続化しただけ。勉強している状態ならばいいとズルズル自分探しをひっぱっている」とバッサリ。社会人学生など、経済的に自立した人たちが生涯教育として大学に戻ってくるのは自己確立のためにも大学活性化のためにもいいとしつつ、学生がそのまま大学に残ることについては

「人文系はいわゆるアーティストと一緒。漠然とした最終目標に対して夢を見るのは危険。生きていけなくなる可能性もある。生涯教育の夢を見せてひっぱるのは大学の経営戦略として必要なのかもしれないが、若い人に対しては極めて残酷で、『ここまでである程度のことを学んだ』という区切りを示すことも大事」と、安易に博士課程に行こうとする学生および現状の大学経営に対して警報を鳴らした。年齢的に学生の本音と接する機会の多い千葉氏ならではの、学生を思いやるゆえの厳しい発言の多い討論会となった。

96凡人:2011/12/16(金) 07:30:16
教科書、原発の負の側面を強調 各社が訂正申請
2011年12月16日5時1分

 東日本大震災と東京電力福島第一原発の事故を受け、来年度の小中高校の教科書の多くが書き換えられる。文部科学省によると、中学の教科書では全体の3割で訂正申請が出された。原発については安全性の記述が弱まり、負の側面を教える記述が増えた。「シーベルト」などニュースでよく耳にする言葉も盛り込まれた。

 文科省によると、来年度発行予定の教科書は小中高で計約1300点。今月8日までにこのうち106点について震災・原発事故関連の訂正申請があり、認められた。

 とくに中学校用は全131点の3割近い37点に及んだ。検定作業が終了したのは3月末で、直前に起きた震災と原発事故は盛り込めなかったため、検定段階の内容から改めた。高校用の大半と小学校用は現行の教科書を書き直した。

 原発関連はこれまで効率の良さや温暖化への影響の小ささの記述が目立ったが、負の側面の記述を大幅に増やした教科書が多い。

 東京書籍は高校現代社会で「原子力発電の『安全神話』は根底から覆された。世界では『Fukushima』の事故を契機に、原子力発電所の全廃を決めるなど『原発推進』を見直す国が出てきている」とした。開隆堂出版は中学技術・家庭(技術分野)で「原子炉は、コンクリートなどでできた何重もの厚い壁で守られ」との記述を削除した。

 清水書院の中学社会(公民)も「(事故が起きれば)大きな被害が生じる危険性がある」を「とり返しのつかない大きな被害が生じる」と強めた。一方、太陽光などのクリーンエネルギーの記述は「石油や石炭をおぎなえるようにはなっていない」から「大きな期待がかけられている」へと前向きに書き直した。

 放射線への関心の高まりを受け、放射線の強さと体への影響の関係を示した図や「暫定規制値」といった言葉、「シーベルト」の説明などを書き加えた教科書もある。数研出版の高校物理基礎は、放射線の影響を「将来のがんの発症の原因となったり、被曝(ひばく)量が大きい場合には急性の障害を引き起こすこともある」と説明した。(花野雄太)

97凡人:2011/12/16(金) 07:52:23
小田急、学童保育事業に参入 代ゼミ系と提携
2011/12/15 0:18

 小田急電鉄は14日、SAPIX・代ゼミグループのジーニアスエデュケーションと提携し、沿線エリアで小学生を対象にした学童保育事業に参入すると発表した。来年3月、第1号の施設を同線喜多見駅の高架下に開設する。共働きでも住みやすい環境を整え、沿線に子育て世帯を呼び込みたい考え。今後5年で10施設程度の展開を目指す。

 喜多見駅高架下の「小田急マルシェ喜多見」内に「小田急こどもみらいクラブsupported byピグマキッズ」を開設する。小田急電鉄が運営し、学童保育「ピグマキッズ」の運営ノウハウを持つジーニアスエデュケーションが教材の提供やスタッフの教育などを担う。

 平日の午後1〜7時に小学1〜6年生の児童を預かる。最大で午後9時まで延長利用を可能にするほか、喜多見駅や成城学園前駅付近の指定の学校へは「お迎えサービス」も実施する。利用料は週1〜5日利用でそれぞれ1万円台〜6万円程度を予定。定員は1日あたり35人程度の予定で、16日に事前の募集を開始する。

 同社は子会社を通じ、高架下で、小学校入学前の未就学児向け保育施設をすでに9カ所運営するなど、沿線住民への子育て支援に力を入れてきた。学童保育事業では進学教室などを展開するグループとの提携で、手厚い学習面のサポートなどにも対応し、沿線のイメージ向上に役立てる。

98凡人:2011/12/23(金) 01:25:17
新人先生なぜ辞める……大半は「精神疾患」
2011.12.12 15:00

2010(平成22)年度に公立学校教員として新規採用された教員のうち、300人近くが1年以内に依願退職していたことが、文部科学省の調査でわかりました。正式採用前に辞める新採教員自体はほぼ横ばいですが、そのうち病気を理由に辞める者は増加傾向を示しており、文科省や都道府県教育委員会も問題視しています。新採教員に、何が起こっているのでしょう。

調査結果によると、公立学校(小・中・高・特別支援学校)に新規採用された教員2万5,743人のうち、288人が1年以内に依願退職しました。公立学校教員は1年間の「条件附採用期間」が設けられているので、これらの新採教員は、正式採用前に自ら教壇から去ったことになります。内訳を見ると、最も多い退職理由は「自己都合」で167人、次いで「病気」が101人、勤務成績などが悪く不採用になる前に退職した「不採用決定者」が20人でした。

採用から1年以内に依願退職した教員の数(※筆者計算による)と、全体に占める割合の推移を見ると、2004(平成16)年度172人(0.9%)、05(同17)年度198人(0.9%)、06(同18)年度281人(1.3%)、07(同19)年度293人(1.3%)、08(同20)年度304人(1.3%)、09(同21)年度302人(1.2%)、10(同22)年度288 人(1.1%)……で、数年前まで増加傾向にありましたが、最近ではほぼ横ばいとなっています。

新規採用教員全体から見れば、2010(平成22)年度の288人という数は、わずか1.1%にすぎません。この程度ならば問題はないという見方もできます。ところが、依願退職者のうち「病気」を理由に辞めた新採教員の数だけを見ると、04(平成16)年度61人、05(同17)年度65人、06(同18)年度84人、07(同19)年度103人、 08(同20)年度93人、09(同21)年度86人、10(同22)年度101人と、明らかに増加傾向を示しています。

このため文科省は、2009(平成21)年度調査から「病気」を理由とした者に対して、「精神疾患」の項目を追加しました。その結果、「精神疾患」を理由に採用後1年以内に依願退職した新採教員は、09(平成21)年度が83人、10(同22)年度が91人であることがわかりました。「病気」を理由に依願退職した新採教員のほとんどが、「精神疾患」だったのです。

文科省のほかの調査でも、精神疾患を理由に休職する公立学校教員の数が、年々増加していることが大きな問題となっています。精神疾患の問題は、新規採用直後から起こっていたことがうかがえます。

教育関係者の多くが理由として指摘するのが、子どもや保護者の多様化、予想以上の教員の多忙化などです。また、多忙化により、ベテランや中堅の教員が若手の面倒を見る余裕がなく、若手教員が孤立化していると懸念する声もあります。最近の若手教員はコミュニケーション能力などに欠けるという批判も、一部にあるようです。

いずれにしろ、教員採用の見直しと同時に、採用直後から、教員のメンタルヘルス(心の健康)対策が求められます。

(提供:Benesse教育情報サイト)

99凡人:2011/12/23(金) 01:26:00
「心病む先生」が18年ぶりに減少 対策効果も依然「高水準」 
2011.12.22 22:30

 鬱(うつ)病などの精神疾患で平成22年度中に休職した全国の公立小中高校の教職員は5407人で、18年ぶりに減少したことが22日、文部科学省の調査で分かった。過去10年間は数百人単位で増加し続けてきたが一定の歯止めがかかった格好だ。文科省は「各教育委員会の休職者対策の成果」と分析する一方、依然、高水準だとして、来年1月下旬に教職員のメンタルヘルス対策の専門家会議を立ち上げ、取り組みを強化する方針。

 調査結果によると、病気休職者の総数は、前年度比33人増の8660人で、過去最多を更新した。このうち、精神疾患の割合は62・4%で、前年度に比べ0・9ポイントの減少となった。

 精神疾患による休職者を年齢別にみると、50代以上が最も多く39・8%、40代33・8%、30代19・7%、20代6・7%と続いた。

 今回は転勤による影響を探るため、精神疾患で休職するまでの所属校での勤務期間の調査を初実施。それによると、1年以上2年未満が最も多く22・5%。6カ月以上1年未満が17・0%で続き、約半数が転勤後2年未満で休職していた。文科省の担当者は「人間関係など環境の変化でストレスを抱えるケースが多いのではないか」と分析する。

 文科省は同時に、教職員の懲戒処分件数も公表。22年度は前年度比38人減の905人で、処分理由は交通事故の349人(前年度比29人減)が最も多く、わいせつ行為152人(同14人増)、体罰131人(同19人減)などが続いた。

100凡人:2011/12/23(金) 21:24:22
科学十大成果に「はやぶさ」 大震災は“番外”に
(2011/12/23 04:04)

 米科学誌サイエンスはことしの科学十大成果の一つに、探査機はやぶさが小惑星イトカワから持ち帰った微粒子の分析を挙げ、23日付の最新号で発表した。東日本大震災は“番外”で取り上げられた。

 はやぶさは、発表記事の2番手に登場。度重なるトラブルを乗り越え地球に帰還した経緯が詳しく紹介され、ことし発表された微粒子の分析結果により、地球に落ちてくる隕石の起源が小惑星であることが確認されたとして「はやぶさの任務は完了した」とした。

 ほかに、植物の光合成を担うタンパク質の働きを解明した神谷信夫・大阪市立大教授や沈建仁・岡山大教授らの研究も選出された。

101凡人:2011/12/27(火) 01:11:11
荒れた高校 3年間で再生 元校長の体験記が人気
2011.12.26 15:12

著書「あねさきの風」を手にする白鳥秀幸さん=2日、千葉県市原市

 学力や生活に問題を抱えた生徒が集まる“教育困難校”に赴任し、3年で人気校に再生した元校長の体験記が人気を集めている。市原市の県立姉崎高校で校長を務めた白鳥秀幸さん(60)の「あねさきの風」(学事出版社)。学校再生の決め手は、小学3年の学習内容にさかのぼる基礎教育の徹底だった。

 「目の前が真っ暗になった。覚悟を決めるしかなかった」と白鳥さん。

 平成16年春、赴任直後の入学式は生徒が騒いで3度中断。生徒の3割は金髪や茶髪だった。校内にはごみが散乱し、トイレは鏡が割れて消火器が壊されていた。

 同校は昭和53年に開校。当初は陸上部やアーチェリー部がインターハイに出場するなど活気がみられたが、少子化で志願者数が減り始めると問題を抱えた生徒が集まるようになり、県内有数の「荒れた高校」に。白鳥さんは「授業に集中できない生徒が多いことに驚かされた」と振り返る。

 再生に向けて取り組んだのは基礎教育。小学校や中学校でつまずいた生徒のため、英数国理社の5教科を、一部は小学3年の内容までさかのぼって学び直し、大学進学率を大きく向上させた。

 生活指導にも力を入れた。午前8時の登校時から授業終了まで、教員が交代で校門に立ってあいさつを徹底、金髪や茶髪は1カ月で一掃された。遅刻や早退は減り、評判が次第に高まると、定員割れだった入試倍率が翌年には2倍以上に改善。県外から視察に訪れる教育関係者も増えた。

 白鳥さんは体験記をまとめた動機について「どんな生徒も、学びへの思いを内に秘めている。教員も何か一つうまくいけば、自信を回復できる。きっかけさえあれば、学校も生徒も大きく変わることを訴えたかった」と話した。

102凡人:2011/12/27(火) 01:15:35
私大初年度納付金、昨年度131万超…過去最高
(2011年12月26日21時04分 読売新聞)

 文部科学省は26日、2010年度に私立大に入学した学生の入学金や授業料など初年度納付金の平均は131万5666円だったと発表した。

 1975年度の調査開始以来、過去最高。同省は「経営努力による納付金の抑制を各私大に求めている」としている。調査には4年制の私大559校が回答した。授業料の平均は85万8265円(対前年度比0.8%増)、入学料は26万8924円(同1.2%減)、校舎建て替えの積み立てなどに用いる施設整備費18万8477円(同0.1%増)。合計した初年度納付金の平均額は対前年比0.3%増の131万5666円だった。

 学部別の初年度納付金の平均額は、文科系学部が115万5318円(同0.3%増)、理科系学部150万1833円(同0.1%増)、医歯系学部489万2648円(同1.8%減)だった。私大短大は前年度と同じ113万1011円、私立高専は65万7826円(同0.6%増)だった。

103凡人:2011/12/28(水) 00:01:40
「超光速ニュートリノ」に新たな反論 米ワシントン大[PR]
2011年12月25日19時58分

 米ワシントン大(ミズーリ州)の研究チームは23日、「光より速いニュートリノはできにくい」とする理論計算の結果を発表した。9月に発表された直後から、世界的に論争を呼んでいる「超光速ニュートリノ」に対する新たな反論として注目される。

 「超光速」を観測した国際研究チームOPERA(オペラ)の実験では、超光速ニュートリノは高速の陽子を標的にぶつけてできる「パイ中間子」と呼ばれる粒子からできることになっている。しかしチームの計算ではこの反応は起きにくく、南極でのニュートリノ観測でも裏付けられるという。

 「超光速」を巡っては、OPERAに参加するイタリアの国立研究所の別グループの11月の論文など、異論・反論が相次いでいる。

104凡人:2011/12/29(木) 01:53:55
長野県初の公立中高一貫校、実質6・38倍
(2011年12月12日 読売新聞)

屋代高付属中で適性検査 510人受検

 長野県内初の公立中高一貫校として来春開校する県立屋代高校付属中学校(千曲市屋代)の1期生を選抜する「適性検査」が10日、同高で行われ、小学6年生510人が受検した。

 募集定員80人に対し、志願者512人のうち2人が欠席し、実質倍率は6・38倍。

 学力試験とは違う新たな形式の検査に、受検した小学生は「難しかった」と口をそろえた。合格発表は19日。

105凡人:2011/12/29(木) 01:54:25
科学、国際分野を重視 古河で開設の中高一貫校…茨城
(2011年12月28日 読売新聞)

 茨城県教育庁は27日、茨城県古河市で2013年4月に開校する6年制の県立中等教育学校について「科学と国際分野に秀でたリーダーを育成し、未来志向の学校を作る」との方針を示した。

 少人数で数学や英語の先取り授業を行うなど、中高一貫校の特色を生かすという。

 新中等教育学校は、県立総和高を再編して新設。校舎や校地は既存施設を活用するが、来年6月頃までに新校名を決める。

 校訓を「Create the Future 〜未来を創造しよう」、教育活動内容を「Σ(シグマ)ソフィア・プロジェクト」として「創造」「英知」などの言葉を英語で盛り込み、県立学校のイメージを変える特色を打ち出した。

 中学にあたる前期課程では、標準より3時間多い週32時間授業を実施。数学と英語は、高校の学習内容を一部先取りして週5時間ずつ行い、生徒全員が英検準2級の取得を目指す。

 6年間で大学の卒業論文形式の課題研究を仕上げるほか、大学や研究機関と連携した体験学習による科学教育の充実、英語のスピーチ・ディベート力の習得、海外語学研修など国際教育に力を入れる。

 県立の中高一貫校は、08年4月に並木中等教育学校(つくば市)が開校。12年4月に併設型の日立一高付属中(日立市)が開校する。いずれも注目度が高く、12年度入試では志願倍率が4・52倍、5・40倍となり、人気を集めている。

 県教育庁は来年1月21日、古河市下大野の市中央運動公園総合体育館で、午前9時30分、午後0時30分、同3時の計3回、各回定員1200人で新中等教育学校の説明会を開く。

 問い合わせは、開設準備室(0280・92・4551)へ。

106凡人:2011/12/29(木) 08:17:23
中高生の柔道事故 28年で114人死亡 【神奈川】
2011年12月28日

 来春から中学一、二年で柔道などの武道が必修化されるが、柔道事故は後を絶たない。名古屋大大学院(教育社会学)の内田良准教授の調査によると、一九八三〜二〇一〇年度の二十八年間で、柔道の部活動や授業中に、全国で百十四人の中高生が死亡している。

 全国柔道事故被害者の会は、再発防止を訴え、全国各地でシンポジウムを開いたり、文部科学省に提言を行ってきた。被害者の会によると、武道必修化を前に、指導に不安を覚える現場の教諭は少なくないという。

 文科省は今年八月、被害者の会の提言に背を押されるかたちで、体育活動中の事故に関する第三者委員会を発足させ、安全指導の在り方などを調査している。

107凡人:2012/01/02(月) 10:01:41
日本の小・中・高校教育がそもそも進学予備校なのに、そこを卒業する学生からノーベル賞級の科学者が生まれるのはごく稀だろう。だから本気なら全面的に教育の見直しが必要。それ無しにはただの冗談としか聞こえない。
*****
岐阜っ子からノーベル賞を 岐阜市、小学校理科教育充実へ
2012年01月01日02:40

◆新年度から中高大が連携、特別授業

 「岐阜からノーベル賞科学者を」―。理科やものづくりに関心のある子どもを増やそうと、岐阜市は新年度から「未来の科学技術創造立国」を支える人材育成として、理科の科目を重点とした小学校教育に力を入れる。教員の育成などで児童全体の学力の底上げを図るほか、中学、高校、大学などと連携し、理科好きの児童が高いレベルで学べる場を創出する。自治体として理科に特化した教育の充実を目指すのは全国的にも珍しいという。

 市によると、「サイエンス・アビリティアップ」と銘打ち、理科好きな児童に中、高校などが一貫して関わる体制を構築。具体的には、児童が、中、高校の特別授業や科学系のクラブ活動などに参加し、理科に触れる機会を増やす。

 すでに市は、アビリティアップの手法を一部のスポーツ種目にも取り入れている。中、高校、大学、社会人と連携した子どものクラブ活動「アビリティアップクラブ」では、高いレベルの環境でプレーすることにより、子どもの意識も高くなるという。市教育委員会は「中、高校が児童の受け皿になれば、そのクラブ活動や教師を目的に進学する子どもが増え、中、高校側にもメリットになる」と話す。

 科学学習の拠点となる市科学館でもノーベル賞受賞者の講演や科学講座の拡充などで、子どもたちの好奇心や興味を引くような仕掛けづくりに取り組む。

 学校単位では、小学校の中から研究指定校を選び、実験や観察を取り入れた理科授業の充実を図る。一方、理科の専任教師のいない小学校が現在13校あることから、教員研修などで理科に強い教師を育成する。

 市教委は「これまでの日本を支えてきたのは、ものづくりの力。理科離れといわれる時代の中で、将来のリーダーとなるような人材を育成したい」と話している。

108凡人:2012/01/03(火) 06:38:26
松山市の矢野さん 日本人初、ピザ世界一…愛媛
(2011年11月17日 読売新聞)

優勝トロフィーを手に、さらなる精進を誓う矢野さん(松山市内で)

 ピザ調理の腕前を競う世界大会「ピッツアワールドカップ2011」が今年9月にイタリア・ローマ近郊の町で開かれ、旧保内町(八幡浜市)出身で、松山市のレストラン経営会社社員、矢野浩一さん(46)が優勝を果たした。

 同大会で日本人が優勝するのは初めて。本格的なピザを焼き続けて18年の矢野さんは、「松山で本物の味を味わってもらいたい」とさらに腕に磨きをかけている。

 矢野さんは、松山を中心に全国で飲食店約40店舗を展開する会社の社長室長で、松山市衣山などにあるイタリアンレストラン「マルデナポリ」の総料理長。高校の頃にテレビに映るイタリア料理の盛りつけや彩りに魅了され、卒業と同時に調理師の道へ飛び込んだ。

 京都などのパスタ店で約10年働き、両親の病気のために29歳で帰省。松山で2店のレストランを経営していた米屋武史さん(47)と出会い、当時では珍しかったピザをかまどで焼く店の建設話が持ち上がった。調理担当を任され、本格的にピザの調理に取り組むことを決意。窯に合う生地の配合を何度もやり直し、開店後もピザの有名店で修業を重ねた。

 現在は新店の出店準備など経営に携わる仕事が主だが、「現場にいないと感覚を忘れてしまう」と、週末や平日のピークには調理場に立ち続ける。今年6月、ピザの研究のため訪れたイタリア・ナポリのピザ店で、生地にうま味のあるピザに出合い、同店での修業を志願。同店オーナーの前でピザを焼いて見せ、2か月の研修と今回の大会参加を勧められた。

 大会は今年で7回目で、現地メディアも注目するイベント。欧州各国から約280人の職人が参加し、矢野さんは、11部門あるうち創作性と伝統性を併せ持つピザを作る「ファンタジア部門」にエントリーした。

 「オーソドックスに競いたい」と、<サルシッチャ(生ソーセージ)とフリアリエッリ(葉物野菜)のD.O.C(水牛チーズ)ピザ>という、現地の食材を使ったメニューで挑戦。生地も材料も持ち込みのため、会場での調理時間に合わせて仕込んだほか、ヒツジのチーズをトッピングして塩気と風味を加えるアレンジも施した。審査員からは「生地のふくらみ方がちょうどいい」と評価を受けたという。

 矢野さんは、「気温や湿度によって生地の状態が異なる。粉など材料と会話をするように作るところがピザの魅力」と語る。来年1月には松山に薪(まき)窯を使った新しいピザレストランを開く予定で、「食文化としてのピザを松山に根付かせたい」と話している。(都築建)

109凡人:2012/01/05(木) 03:43:30
和歌山県立医大:前教授が民間2病院から290万円受領
毎日新聞 2012年1月5日 2時30分

 和歌山県立医大(和歌山市)の腎臓内科・血液浄化センター(医局)の教授(64)=当時=が02〜05年、和歌山市や堺市の二つの民間病院から計290万円の現金を受け取っていたことが分かった。2病院は正規の寄付金とは別に、病院幹部が盆暮れのあいさつで教授に直接、現金を渡していた。教授をトップとする医局は、関連病院への医師派遣などで強い権限を持っており、金銭が絡む不透明な関係が問題になりそうだ。

 教授は99年〜05年まで同医大教授を務め、現在は東京都内の私立大教授で日本透析医学会理事長。取材に対し、事実関係を認め「(現金を)持って帰らせるわけにはいかなかったので、医局への寄付金として処理した」と釈明。私的流用については否定した。

 医大や病院関係者によると、2病院は透析施設を運営。和歌山市の病院は医局から非常勤で医師派遣を受けている。堺市の病院は、透析施設の開設時に医局の協力を得るなどした。

 内部資料によると、和歌山市の病院は02〜05年、夏と冬の年2回、1回10万円を前教授に持参。堺市の病院は1回30万〜40万円を渡していた。教授はこれを医局費会計に「寄付金」として繰り入れていた。

 医局費会計は、所属する医師が月1万円支払う医局費が主な収入源で、懇親会費やお茶代などに充てる互助会的なもの。医大の公式な会計とは異なる。

 一方、医大の寄付金処理簿によると、2病院はこの時期、290万円とは別に正規の寄付金も医局に納めていた。当時、寄付金は医大内の財団法人「和歌山県医学振興会」を通じて各医局に配分する仕組み。和歌山市の病院は03、04年度に計40万円、堺市の病院は02〜05年度に計80万円を納めた。県立医大が06年度に独立行政法人に移行するまで、教授らは公務員だった。

 和歌山市の病院の理事長は取材に「医師を派遣してもらっているので、協力金を支払うという関係が以前はあった。今は正規の寄付金しか払っていない」と話した。一方、堺市の病院幹部は「医局費として出したと思う」と答え、詳しい説明を拒んだ。【藤田剛、酒井祥宏、近藤希実】

110凡人:2012/01/05(木) 16:19:11
防衛大教授、著作で無断引用か 白書に酷似
2012/1/5 12:25

 防衛大学校(神奈川県横須賀市)の太田文雄教授が昨年8月に出版した著書に、他人の学会の発表資料などをほぼ原文のまま無断引用した疑いのある記述が複数見つかり、防衛大が調査委員会で経緯を調べていることが5日、学校側への取材で分かった。

 防衛大によると、著書は元海将で安全保障問題が専門の太田教授が、別の教授との共著で出版した「中国の海洋戦略にどう対処すべきか」(芙蓉書房出版)。

 太田教授の担当部分に、昨年4月にあった「戦略研究学会」での個人の発表資料と酷似した内容が記載され、防衛白書や防衛研究所が発刊した「中国安全保障レポート」を書き写したとみられる箇所もあった。参考文献リストに、これらの出典を明示していなかった。

 同11月に外部から指摘を受け、防衛大が調査委員会を設置。教授本人から事情を聴くなどして事実関係や問題の有無を調べている。

 太田教授は海上自衛隊出身。2001年12月から05年1月まで防衛庁(当時)情報本部長を務め、退官後に防衛大教授に就任した。〔共同〕

111凡人:2012/01/05(木) 20:16:47
上司に土下座強要容疑で逮捕 兵庫教育大職員
(2012/01/04 22:05)

 兵庫県警社署は4日、上司を監禁して土下座をさせたとして、監禁と強要の疑いで同県姫路市花田町、兵庫教育大職員山本哲也容疑者(46)を逮捕した。

 社署によると、山本容疑者は図書館の事務を担当しており、勤務内容に不満を漏らしていた。容疑を否認している。

 逮捕容疑は昨年8月22日午後1時半ごろから約3時間、兵庫県加東市にある大学の図書館長室に鍵を掛けて上司の男性2人を監禁し、うち1人に「わびをいれろ」などと土下座を強要した疑い。

112凡人:2012/01/11(水) 10:37:20
技術者で初 知事特別表彰 技能五輪金 鹿沼出身・三品さん【栃木】
2012年1月11日

福田知事(左)に金メダルを見せる三品さん=県庁で


 世界の技術者が腕を競う昨年十月の技能五輪ロンドン大会で、金メダルに輝いた鹿沼市出身の会社員三品英則さん(23)が十日、県庁で知事特別表彰を受けた。過去に特別表彰を受けた二十七の団体・個人で、技術者が選ばれたのは初めて。 (石井紀代美)

 賞状と記念品を手渡した福田富一知事は「これからも精進して社会貢献してほしい」と激励。三品さんは「今後は生産ラインの設計などに携わり、世界中で活躍して仕事でも“金メダル”を取りたい」と笑顔を見せた。

 出場したのは二人一組で競技する「メカトロニクス」と呼ばれる部門。与えられた仕様書通りの生産ラインを四日間かけてつくり、作業の正確さとスピードを競う。三十二チームが出場した。

 三品さんは旧鹿沼農高を卒業後、県立県央高等産業技術学校(宇都宮市)で機械制御システムを学んだ。二〇〇九年に日産自動車に入社し、配属先の座間事業所(神奈川県座間市)で技能五輪選手に選抜された。

 技能五輪のための訓練では、どんな仕様書でも対応できるよう、さまざまな機器について学び、長時間集中力を維持するために、富士山登山などにも取り組んだという。

113凡人:2012/01/11(水) 13:41:42
面接で公立医学部…横浜市大が県内指定校推薦へ
(2012年1月11日13時26分 読売新聞)

 横浜市立大学医学部が医学科(定員90人)の指定校推薦入試の導入を検討していることがわかった。

 神奈川県内5〜10高校の進学校を指定し、面接などで合格を決める方向といい、実現すれば国公立大医学部では初と見られる。同学科は全国から受験生が集まり、学内には「入試の公平さを欠く」との反対意見もあるが、横田俊平医学部長は「数年以内に導入したい」と意欲を見せている。

 横田医学部長によると、〈1〉県内公立高などの進学校5〜10校程度を選び、高校から3年間の状況を見て「知力、体力ともに医師にふさわしい」と推薦してもらった学生を数回の面接などで合格者を決める〈2〉高校側に公正に選考してもらうため、推薦入学者は大学在学中の成績を追跡調査する――との方向で検討している。今後、学部内に設けた作業部会で、議論を進める。

 横田医学部長は「優秀という基準をどこに置くのか。一発勝負の試験や、知識が多いだけの学生で良いのか」と現状に疑問を投げかける。少子化時代に東大、千葉大などの総合大学と比べ、小規模な市大の生き残り策でもあるという。

 代々木ゼミナールによると、国公立大医学部で一般推薦入試を実施する大学は多いが、センター試験や何らかの学力検査を課す大学がほとんどという。横浜市大は首都圏で東大、東京医歯大、千葉大、筑波大と共に上位グループを形成する。

 同ゼミナール進学相談室・医学部情報室の鈴木誠部長は「面接対策が必要になり、受験生に敬遠される可能性がある。推薦枠で一般定員が減る懸念もある」とする一方、「指定校になった高校はメリットが大きい」と指摘している。(長谷部耕二)

114凡人:2012/01/13(金) 07:23:35
民間人校長に群銀行員の本多氏 宇都宮市内中学に配置へ
(2012年1月12日 朝刊)

 須藤稔県教育長は11日の定例記者会見で、宇都宮市内の中学に配置する民間人校長候補者として、群馬銀行勤務の本多洋治さん(55)=群馬県在住=を決定したと発表した。配置先は教員の定期異動に合わせて内示し、4月1日付で辞令交付する。任期は原則3年間で、その後の延長も可能だという。

 宇都宮市内の中学の民間人校長が本年度末で定年退職するのに伴い、後任を全国から公募。6人の応募があり、昨年11月に選考試験を実施して決定した。

 民間人校長は、学校教育の活性化を図る目的で、2004年度から宇都宮市内の小学校と中学校に1人ずつ採用している。

115凡人:2012/01/13(金) 07:24:41
カートレーサー 笹原右京選手(15)
2012.1.12 21:19

昨年は国際大会を初めて一人で転戦し「人間的にも成長できた」と語る笹原右京選手=沼田市内の自宅

 「F1への登竜門」といわれる自動車競技、カートレースの国際大会で活躍している少年がいる。沼田市在住の中学3年生、笹原右京選手(15)。2009年に次いで、昨年に2度目のジュニア世界チャンピオンになった。もちろん日本人初の快挙だ。

 「普段の生活で1秒というのはとても短く感じるが、カートレースの世界は1千分の1秒の勝負。そこが魅力ですね」と話す。

 昨年は絶好調だった。「ROTAX(オーストリアの自動車部品メーカー)ユーロシリーズ」では、開幕戦のベルギー大会、第2戦のドイツ大会、第3戦のデンマーク大会を制覇。

 11月にアラブ首長国連邦のドバイで開催されたROTAX世界大会で、世界チャンピオンに輝き、本場・イタリアのカート雑誌の表紙も飾った。

 東日本大震災の直後だったため「レースに出てよいのか」と悩んだ。しかし、「被災した人に明るいニュースを届けたかった」と、ヘルメットに「DON’T GIVE UP(諦めないで)」の文字を入れてレースに臨んだ。

 レーシングカートは、パイプのフレームにむきだしのエンジンやタイヤなどを取り付けただけの車だ。

 同大会では、主催者が同じ仕様のカートを用意して全選手が使う。このため、ドライバーの運転テクニックが勝敗を全面的に左右する。

 笹原選手が他の選手よりずばぬけているのは、横滑りしながらカーブを素早く曲がるドリフトのテクニックだ。

 レースでは、走り始めのタイヤは雪の上をノーマルタイヤで走るように滑りやすくなるので、カーブではどうしても慎重な運転になってしまう。しかし、笹原選手は序盤から持ち前のドリフト走行でコーナーを攻め、他の選手と大きく差を広げるのだ。

 実は、ドリフトをマスターしたのは3歳のとき。自動車整備工場を営む父、清俊さん(51)は、冬季に工場のスロープに水をまいて凍らせた。ここを足こぎの車で走り降りてドリフトして遊んでいたという。

 「今では最大の武器になった。寒い沼田市のおかげです」と笑顔を見せる。

 今年、カートレースのシニア部門(15歳以上)に参戦するか、F1に挑戦するか。笹原選手の決断にファンの注目が集まっている。ただ、F1への準備は着々と進んでおり、昨年末にスペイン・バレンシアでF1カーをテスト走行し、手応えを感じたという。

 「将来はF1ドライバーになりたい」。ゴールへの照準は合いつつある。(伊藤徳裕)



〈ささはら・うきょう〉平成8年、沼田市生まれ。市立沼田中学校3年。名前の「右京」は、元F1レーサーの片山右京さんにちなんでつけられた。平成15年に榛東村で開催された「ヤマハSLハルナシリーズ」の第4戦でレースデビューを果たした。

116凡人:2012/01/13(金) 17:27:33
民間人校長に群銀行員の本多氏 宇都宮市内中学に配置へ
(2012年1月12日 朝刊)

 須藤稔県教育長は11日の定例記者会見で、宇都宮市内の中学に配置する民間人校長候補者として、群馬銀行勤務の本多洋治さん(55)=群馬県在住=を決定したと発表した。配置先は教員の定期異動に合わせて内示し、4月1日付で辞令交付する。任期は原則3年間で、その後の延長も可能だという。

 宇都宮市内の中学の民間人校長が本年度末で定年退職するのに伴い、後任を全国から公募。6人の応募があり、昨年11月に選考試験を実施して決定した。

 民間人校長は、学校教育の活性化を図る目的で、2004年度から宇都宮市内の小学校と中学校に1人ずつ採用している。

117凡人:2012/01/13(金) 17:28:28
教員就職率2年連続1位の国立大は?
(2012年1月11日15時50分 読売新聞)

 全国44の教員養成を担う国立大・学部(教員養成課程)のなかで、昨年度の卒業生の教員就職率は徳島県鳴門市の鳴門教育大が77・9%で、2年連続1位だったことが分かった。


 昨年の文部科学省の調査で明らかになった。同大学は「これまで取り組んできたことが、着実に成果を上げている」としている。

 同省が、昨年度の44の国立大と学部の卒業生について、昨年9月現在の幼稚園や小中高校、特別支援学校への教員就職率を調査。同大は初めて全国1位となった一昨年度の78・3%から0・4ポイント下がったが1位。2位には兵庫教育大(兵庫)の74・7%、3位は愛知教育大(愛知)の71・8%だった。

 鳴門教育大では、昨年度の卒業生113人のうち正規、臨時を含めて88人の採用が決まった。

 同大では学生の就職支援として、現場の経験が豊富で、教員採用にも詳しい公立小中学校の元校長がアドバイザーとして各地の試験問題を分析し、指導にあたっている。論文対策や、実際の教員の現場について学生に知ってもらうため、卒業生の若手教員との意見交換の場を設けることにも力を入れている。

118凡人:2012/01/13(金) 17:29:15
看護科学大 芸文短大 県が中期目標 大分市
[2012年01月12日 10:11]

競争激化を踏まえて地域貢献に力を入れる方針を示した県立芸術文化短期大学

 県は県立芸術文化短期大学(大分市上野丘東)と県立看護科学大学(大分市廻栖野)の2012年度から6年間の中期目標を策定した。芸文短大は少子化による大学間競争の激化を踏まえて地域貢献に力を入れる方針を示した。看護科学大は看護基礎教育モデルの確立と情報発信を掲げた。

 芸文短大は「県立大として地域になくてはならない大学を目指す」(県政策企画課)ため、教育の目的を「大分県の芸術文化の振興および地域社会の発展に寄与する」とした。
 具体的には、研究活動や住民と学生らの交流を充実させる。地域で活躍する実践力を持った人材を育てるため、四年制大学卒業と同等の学士の取得支援をはじめとする学生の将来設計への支援を強化。学科やカリキュラムも社会ニーズに合う形に再編する。
 看護科学大は10年度に全国に先駆けて4年間の看護師教育と、保健師・助産師教育の大学院化のための新カリキュラムを構築した。これを踏まえて、学部では看護師、大学院では保健師・助産師の基礎教育モデルを確立する方針。看護職の専門性向上と地域医療への貢献を進める。
 このほか、県内でも問題になっている看護師不足の解消に貢献するため、県内就職の推進と卒業者のUターン支援に力を入れる。
 中期目標は昨年12月に県議会で可決。両大学はこれを受けて、3月までに具体的な取り組みを記した中期計画(6年間)をまとめる。

ポイント 
 公立大学法人の中期目標 大学を設置した自治体などに策定が義務付けられている。大学が中期計画を策定する際の指針や、業務実績を評価する際の基準として活用する。目標期間は6年間。

119凡人:2012/01/13(金) 17:29:52
少子化による大学間競争はなにも日本の国内の大学に限ったことではない。ハーバード大学は学費が日本の私学よりかなり高いだろう。アメリカの貧乏人は半分以上を奨学金で賄って入学する。それが出来なかったら、まさに高嶺の華。円高だから今がお買い得かもしれないが、お金に恵まれた家庭の才媛ということはたしかですね。
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広津留すみれさん ハーバード大に合格
[2012年01月08日 11:35]大分合同新聞

ハーバード大学の合格証書を手に「国際社会に貢献できる人間になりたい」と広津留すみれさん

 大分市の大分上野丘高校(南雅量校長)3年の広津留すみれさん(18)が、米国の名門ハーバード大学に合格した。「今まで知らなかったいろんな学問に幅広くチャレンジしたい」と、9月の入学に向けて夢を膨らませている。

 広津留さんは3歳でバイオリンを始め、アルゲリッチ音楽祭に出演するなど県内外でバイオリニストとして活躍。2009年、イタリアで開かれた国際音楽コンクールでグランプリに輝いた。副賞として10年、米国ニューヨークのカーネギーホールなどでの演奏会に招待され、「米国の風土や文化などに興味を持ち、留学して学びたいと考えるようになった」という。

 試験は昨年5月から日本国内で受けた。毎月行われている全米の大学進学適性試験を福岡市などで受験。小論文やインターネットを利用したテレビ電話などでの面接もあった。学習塾に通ったことはなく、英語は母親や知人の外国人指導助手(ALT)に習い、他の科目は放課後に高校の先生に教わりながら勉強を続けた。「英単語1万5千語を覚えなくてはいけないことが一番大変だった」と苦労を語った。

 合格通知は12月16日朝、メールで届いた。直後は「思ったより冷静でした。まずは世話になった人に伝えなくては」と思ったという。

 「大好きなバイオリンを続けながら社会学などを学び、国際社会に貢献できる人間になりたい。海外で日本や大分の良さを再認識したい」と将来の抱負を語った。

120凡人:2012/01/25(水) 01:42:25
相撲選択校に力士派遣へ 武道必修化で相撲協会
(2012/01/24 21:46)

 4月から中学校の授業で武道(柔道、剣道、相撲)が必修となるのを受け、日本相撲協会が相撲を選択した中学に現役力士や親方を派遣する企画を検討していることが24日、関係者の話で分かった。

 大相撲は昨年の八百長問題など相次ぐ不祥事の影響もあって新弟子が減り人気も低迷。相撲協会は2012年度の事業計画で、武道の必修化を「裾野拡大の好機と捉えている」と記している。

 文部科学省によると、教諭を対象にした指導者講習会は現在、アマチュアを統括する日本相撲連盟が主に担っている。相撲協会は学校側や教育委員会から要請があれば、新たな講習を行う方針。

121凡人:2012/01/26(木) 06:30:04
宇宙飛行士の星出さん 基礎作った中高時代 茨城
2012.1.26 02:08

 ■「チーム力で未来に貢献」

 5月からの国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を前に、25日、筑波宇宙センターで記者会見した宇宙飛行士の星出彰彦さん(43)は茗渓学園中高(つくば市稲荷前)の出身。“第二の故郷”での会見では、ラグビーや水泳など中高時代に親しんだスポーツを引き合いに出し、2回目の宇宙への抱負などを語った。(篠崎理)

                   ◇

 星出さんは東京都出身で少年時代を米国で過ごした。同校には中学から入学。宇宙飛行士になるため語学力を付けようと高校2年でシンガポールに留学するまで4年半、つくばで寮生活を過ごした。

 訓練のため先週末に一時帰国し、つくばを訪れるのは昨年10月以来という。「冬のつくばは久しぶり。寒く感じたが、(訓練している)ロシアのバイコヌールに比べれば暖かいかな」と笑顔を見せた。

 星出さんは前回、平成20年にISSに滞在した際、ラグビーボールを持参。ラグビーは同校の校技ですべての男子生徒の必修となっている。同校でラグビーの楽しさを知った星出さんは進学先の慶応大でも理工学部ラグビー部に所属した。

 「ラグビーはチームスポーツの中で一番人数が多く、それぞれの役割が明確で宇宙開発と同じ。地上スタッフとともにチームの一員として人類の未来に貢献したい」と抱負を語った。

 一方、中高時代は水泳部に所属。「前回(の宇宙滞在中)、ラグビーの話ばかりして水泳部の仲間に怒られた」と笑いを誘い、「小さい時は水が怖く、親が心配してスイミングスクールに入れた。それがきっかけで水泳部に入って泳げるようになり、プールでの宇宙遊泳の訓練で役に立った」と明かした。

 「子供好き」といわれる星出さん。現在、子供たちに分かりやすい実験などを考えており、「宇宙は決して遠いところではない。子供たちに宇宙や科学、冒険などに興味を持ってもらえるような実験をしてツイッターなどで発信したい」と述べた。

 今回の日本滞在は3週間ほどで、スケジュールはびっしり。「お好み焼きやラーメン、おすしなどの日本食は食べたい。つくばは昔の仲間も多いので、なんとか時間をつくって交流を図りたい」と、旧友たちとの再会に思いをはせていた。

122凡人:2012/02/05(日) 10:51:04
バレエ:ローザンヌ国際で高2の菅井さんが優勝

優勝した菅井円加さん(左)を祝福する審査員で世界的ダンサーの吉田都さん

 【ローザンヌ(スイス西部)伊藤智永】若手バレエダンサーの世界的登竜門であるローザンヌ国際バレエコンクールで4日、神奈川県厚木市出身で和光高校(東京都町田市)2年の菅井円加(すがい・まどか)さん(17)=佐々木三夏バレエアカデミー=が1位に選ばれた。現代舞踊賞も受賞した。

 DVDによる審査で19カ国から79人(日本は最多の19人)の15〜18歳のダンサーたちがローザンヌに集まり、4日間の合同レッスンに参加。21人(日本人は男1人、女4人)が4日の決勝に臨み、満場の観客を前に古典バレエと現代舞踊の両方の演技を競った。

 同コンクールの入賞者(1983年)で、審査員を務めた世界的バレエダンサーの吉田都さんは「菅井さんは練習の時から反応が早く、エネルギー、表現、ダイナミックな動き、音楽の使い方、古典と現代のバランスなど、すべてにおいてレベルが高かった」と絶賛。1位は9人の審査員全員の一致した評価だったという。

 菅井さんは「まだ踊りの夢の中にいるような気持ち。先生方やお父さん、支えてくれた人たちにありがとうと言いたい。初めての海外は何もかもが新鮮だった。吉田さんのようなダンサーを目指したい」と喜びを語った。

123凡人:2012/02/05(日) 15:14:18
世界ランキング下がった東大、秋入学は悲願
(2012年1月20日 読売新聞)

 全学部の入学時期を秋に移すことに関連して、東京大の調査では、学部に所属する1万4000人の学生のうち、海外へ留学した人数は過去10年間、年間30〜60人台に低迷している。

 留学をためらう主な要因は、海外の7割の国で大学が秋に始まるため、留学すると帰国してからの卒業が1年遅れてしまうことだ。

 学部で迎え入れる留学生の比率も、米ハーバード大が10%なのに対し、東大は1・9%。こうした現状は、東大の国際的な評価にも直結する。英国の教育・就職情報会社による世界の大学ランキングでは、東大は2005年の19位から11年には25位に下がり、香港大に抜かれてしまった。

 こうした事情から、東大の浜田純一学長にとって、秋入学は悲願だった。浜田学長は「欧米の有力大学でさえ世界全体を視野に置いた体力強化に乗り出している。東大が動くことで日本社会全体の意識を変えたい」と説いて回っていた。(社会部 伊藤史彦、石井正博)

124凡人:2012/02/16(木) 20:49:46
経済学者の伊東光晴氏倒れる 東京都内で講演中に
(2012/02/15 21:19)

 経済学者の伊東光晴京大名誉教授(84)が15日午後、東京都内で講演中に倒れ、病院に搬送された。

 伊東名誉教授は同日午後3時ごろから都内の日本記者クラブで、「原子力発電の経済学」というテーマで講演。開始から約40分後にいすに座って講演中に倒れた。関係者によると、搬送時には意識がなかったという。講演には約100人が出席していた。

 伊東氏は、ケインズ理論研究の権威。社会問題などにも積極的に発言している。

125凡人:2012/02/19(日) 09:06:19
日本の社会変革は可能か?-「日本の常識は世界の非常識」という一つの例がここにある。その言葉が肌で感じられる東大の動き。世界の激しい経済の動きや変化に、このままの日本では他のアジア諸国にさえ後塵を拝することの自覚と危機感の表われ。
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世界を目指した東大の入試改革
Reform means the world for Todai

Fall enrollment part of wider drive to lure foreign students, diversify
Saturday, Feb. 18, 2012
By MIZUHO AOKI Staff writer, The Japan Times

When Japan's leading university announced in January that it intends to shift undergraduate enrollment from spring to autumn in line with colleges worldwide, the plan created waves far beyond the academic world.

Hoping to blossom: High school students visit one of the University of Tokyo's campuses to take the unified college entrance examinations on Jan. 15. KYODO =写真

The University of Tokyo's move would have a far broader and deeper effect on Japanese society and force authorities to amend long-established practices, notably the season when companies recruit graduates and the timing of various national examinations, such as those medical students take in February to qualify for a medical license.

But the response from government and the business world has so far been favorable, with most officials welcoming the university's efforts to internationalize its operations. The proposed shift comes at a time when fostering a broader global perspective among the nation's youth is increasingly viewed as a priority.

Following the university's announcement, Chief Cabinet Secretary Osamu Fujimura instructed administrative vice ministers to ensure the issue is discussed in every ministry, demonstrating the government's support for the plan.

Keidanren, the nation's leading business lobby, also plans to discuss how companies should adjust their recruitment schedules, as well as ways to support high school graduates during the six-month break, or "gap term," that would be created between their graduation and the time they start university. At present, students enroll around two weeks after finishing high school.

The University of Tokyo, commonly known as Todai, plans to introduce the change within five years.

The move is intended to boost the university's global competitiveness against its international rivals and lure more outstanding foreign students, and also to develop a more global outlook among its Japanese student body.

Todai has also set a target of raising the number of overseas students to at least 12 percent of its total student body by 2020.

But some education experts say the enrollment shift alone will not be enough to realize these goals, arguing that Todai must carry out drastic internal reforms if it truly wants to become a more attractive option for overseas students and to change Japanese students' thinking.
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126凡人:2012/02/19(日) 09:10:00
"It's not like everything will be fixed if (Todai) shifts to autumn enrollment," Mineo Nakajima, president of Akita International University, told The Japan Times in a recent interview.

"The important things are its curriculum and factors such as credit transfers (with overseas academic institutions). . . . It also needs to radically change the current mindset of its faculty and employees," he said.

Nakajima suggested that Todai's leaders might benefit from taking a close look at Akita International University, which has made study abroad mandatory for all its students and enrolls new recruits in both spring and autumn.

His other proposals for Todai include adopting the international codes U.S. colleges use for each curriculum to indicate the subject and level of every class, keeping libraries open 24 hours a day so that students have a place to study at all times, and conducting classes entirely in English.

"In the age we live in, I think the key point is whether (a university) can disseminate information in English — the de facto international language," Nakajima said.

"And considering how many faculty members are able to communicate in English, I believe they have to thoroughly change (their current way of thinking). That means Japanese professors teaching Japanese students in Japanese," he said. "That's the first step to changing a faculty's way of thinking."

While Todai is considered the nation's top and most prestigious academic institution, its efforts to internationalize its campuses and student body have lagged behind the world's leading universities.

According to Todai's own data, only 1.9 percent of its undergraduate students were non-Japanese as of last May. At Harvard University the proportion stood at 10 percent in 2009, while 6 percent of undergraduates at Seoul University came from outside South Korea in 2010.

The same can be said of Todai's faculty, whose non-Japanese members accounted for only 2.3 percent of the total — just 88 teachers — as of May 2011.

By comparison, 20 percent of Oxford University's faculty were non-British and 14 percent of Massachusetts Institute of Technology's faculty were overseas nationals as long ago as 2006, according to a report by the Todai panel that recommended autumn enrollment.

To start catching up with leading overseas universities, Todai will kick off a new undergraduate course this autumn — titled "Program in English at Komaba (the undergraduate campus)" — and offering students the opportunity to take all classes in English.

But the course can only accommodate a few students, effectively diluting any real impact it might have on the Komaba campus, said Yuki Honda, a professor of education at Todai.

"The course has only a few dozen (places) for the 3,000 students in the same year," Honda said. "I really wish more foreign students from a wider variety of countries would come and make an impression (among Japanese students). . . . That would make (the academic environment) far more interesting."

Todai's planned reforms are not only being driven by internal panels and faculty members.
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127凡人:2012/02/19(日) 09:13:27
Japan's aging society and declining birthrate are shrinking the pool of potential new students, forcing universities to rethink the way they have traditionally done things and implement radical changes, Todai's Honda said.

In fiscal 2011, 39 percent of 572 private universities failed to meet their minimum enrollment quotas, according to a survey by the Promotion and Mutual Aid Corporation for Private Schools of Japan. Japan has 596 private universities in total.

But the University of Tokyo has yet to experience any such enrollment problems, thanks to its revered status.

"Although (Todai) is not ranked that high among universities worldwide, it continues to retain its high status and prestige in this 'Galapagos country,' " Honda said, referring to Japanese students' perception of the school.

"Todai is able to survive even though it is not very capable of sensing or perceiving changes in society, the economy and the international environment," she said.

But while some on Todai's faculty may not feel a sense of crisis now, such complacency may be jeopardizing the university's long-term future, Honda said.

Regarding the gap between terms until autumn enrollment, some experts have expressed concern that it may increase the financial burden on students.

Todai hopes high school graduates will use the extra free time to engage in activities that benefit society, such as volunteering for worthy causes, or take on new challenges to broaden their views, such as corporate internships.

It remains unclear, however, whether the university plans to create such programs or internships at companies, or would provide any financial assistance to those participating in them.

It is also quite probable that the new six-month break will highly confuse many students as it will effectively strip them of any official status and leave them in limbo, Ibaraki University President Yukio Ikeda said Jan. 30.

To discuss the specific details of shifting the time of enrollment, Todai intends to set up two consultative bodies in April — one comprising representatives from 11 leading universities, including Tokyo's Keio University, and Kyoto University, and the other involving members of business groups such as Keidanren.

In January, Todai President Junich Hamada said it will be crucial for Japan's leading universities to cooperate in order to realize the change, given the wider changes to society autumn enrollment would necessitate.

Following Hamada's statement, more than 40 percent of 81 national universities announced they plan to start discussions on whether to start autumn enrollment, a recent Kyodo News poll found. In addition, 10 out of 12 private universities surveyed said they also intend to hold talks on the proposed change.

"I believe there are many problems in Japanese society, such as a narrow sense of values, a rigid way of thinking and intolerance. Internationalizing (universities) is desirable to address these issues and help to change society," Todai's Honda said.
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128凡人:2012/02/19(日) 12:54:09
震災描いたアニメを特別表彰 平林監督にベルリン映画祭
2012/02/18 10:38 【共同通信】

 第62回ベルリン国際映画祭で、特別表彰を受けた短編アニメ「663114」の平林勇監督

 【ベルリン共同】開催中の第62回ベルリン国際映画祭で、14〜17歳向け映画部門の授賞式が17日(日本時間18日)行われ、東日本大震災をテーマにした平林勇監督(39)のアニメ「663114」が短編の2席に当たる特別表彰を受けた。

 作品は、戦後66年間を過ごした土の中から出てきたセミが、地震や津波、放射線の被害を受けながらも土地に愛着を抱いて生きる物語。タイトルの数字は「戦後66年の3月11日に起きた4基の原発の事故」を指す。

 10代で構成された審査員は授賞理由を「シンプルな隠喩を通し、大惨事に直面しても文化は生き延びることを描いた」と述べた。

 ベルリン国際映画祭(2010年2月21日)フランスのカンヌ、イタリアのベネチアとともに世界三大映画祭と称される。1951年から毎年開催。市のシンボルのクマから名付けられた最高賞「金熊賞」のほか、現在は審査員大賞、監督賞や演技部門の賞などが設けられている。日本映画ではこれまでに今井正(いまい・ただし)監督「武士道残酷物語」、宮崎駿(みやざき・はやお)監督「千と千尋の神隠し」が金熊賞を、左幸子(ひだり・さちこ)さん、田中絹代(たなか・きぬよ)さんが最優秀女優賞を受賞している。(ベルリン共同)

129凡人:2012/02/19(日) 12:54:47
ドイツで鴎外生誕150年式典 生地、島根の高校生参加
2012/02/18 10:55 【共同通信】

 森鴎外の生誕150年の式典で、あいさつする島根県立津和野高校の生徒=17日、ベルリンのフンボルト大(共同)

 【ベルリン共同】明治・大正時代を代表する文豪、森鴎外(1862〜1922年)の生誕150年に当たる17日、ベルリンのフンボルト大で、生地の島根県津和野町の高校生5人も出席して業績を記念する式典が開かれた。

 ベルリンは、鴎外の留学経験を基に日本人男性の留学生とドイツ人女性の悲恋を描いた代表作「舞姫」の舞台となった。式典には約200人が出席し、ドイツ人研究者らによる講演のほか、「舞姫」の朗読も行われた。

 式典に出席した県立津和野高2年の山根駿介さん(17)は「ベルリンに鴎外もいたと思うと不思議な気持ち。ドイツでも評価されていることを知りびっくりした」と話した。

130凡人:2012/02/25(土) 03:53:25
大学生の数学力:24%が「平均」理解せず…初の学会調査
毎日新聞 2012年2月24日 20時04分

 数学の基礎学力や論理的思考力が十分身についておらず、24%の大学生が、小学6年で習う「平均」の考え方を尋ねる問題が分からなかったことが24日、日本数学会が実施した「大学生数学基本調査」で分かった。

 大学生を対象にした同学会の大規模な調査は初という。平均の問題は理工系の学生も18%が間違えるなど学力不足の現状が浮かんだ。

 同学会理事長の宮岡洋一東大教授は「『ゆとり教育』と学力試験を課さない推薦入試の増加が学力低下に拍車を掛けた」とみている。(共同)

131凡人:2012/02/25(土) 15:27:37
大学入試:国公立大2次試験始まる 被災地の福島大、志願者増 将来、復興の力に
毎日新聞 2012年2月25日 東京夕刊

 ◇まず携帯オフ確認 東大、京大ピリピリ

 国公立大の2次試験の前期日程が始まった。東日本大震災の東京電力福島第1原発事故の影響が懸念された福島大(福島市)では、受験料免除などの支援策が功を奏し、逆に志願者が増加。受験生は将来、被災地の復興に貢献したいとの思いを胸に、試験会場に足を運んだ。また、昨年のカンニング事件の舞台となった京都大(京都市左京区)では、試験監督を増やすなど、再発防止に万全を期した。【深津誠、榊原雅晴、林哲平】

 雪の朝となった福島大。受験生は激励に来た高校教員らに励まされ、試験場に向かった。福島県いわき市の荻田尚実さん(19)は「東京の私立大も受けたが、地元に残って震災を身近に感じながら勉強したい」と、同大の人間発達文化学類の受験を決意。「震災で母を亡くした友人の話を聞き、カウンセラーになって心のケアができるようになりたい」と話し、試験会場に向かった。

 同大は、東日本大震災と原発事故の影響で志願者の大幅減が懸念されたが、前後期日程を合わせ4学類(定員計670人)に計3543人(前年計2909人)が出願、倍率は5・3倍で、前年の4・3倍から上昇した。同大入試課は、すべての受験生の受験料を免除したことや同大の地域復興への取り組みが県内受験生の関心を集めたこと、放射線量などの情報公開で県外受験生の不安が払拭(ふっしょく)されたのが要因とみている。

 また、県内のほかの公立大では県立会津大(会津若松市)の志願倍率は前年から1・3ポイント減の3・1倍。県内の志願者は約1割増加したものの、県外は約4割減少しており、「原発事故の影響が大きい」と推測。県立医科大(福島市)は前年比0・3ポイント増の9・7倍だった。

 一方、昨年の2次試験で、試験中に受験生が携帯電話でインターネットの掲示板に問題を投稿するカンニング事件が発生した京大。会場では、監督者が「携帯電話は電源を切り、カバンに入れて足元に置くように」と指示。ぎりぎりまで参考書を見ている受験生に「しまってください」と注意する場面もあった。

 京大は「基本的には受験生の良心に期待する」とするが、監督者を増やし、受験生が“死角”に入らないよう巡回方法も変えた。募集要項には、疑わしい行為があれば無言で文書警告すると明記した。

 京都市の市立高3年、橋本拓磨さん(18)は「監督が強化されているようで、変に緊張してしまうかも。意識しないように頑張りたい」とやや硬い表情。横浜市の浪人生、高田慎悟さん(19)は「受験生にとってはもう過去の話。あれだけ騒がれて、カンニングしようという人はもういないのでは」と冷静に話した。

 また、東京大(東京都文京区)でも、試験開始時に受験生の携帯電話の電源が切れていることを確認した。

132凡人:2012/02/25(土) 15:58:07
特集ワイド:東大よ!秋入学考えてる場合か
毎日新聞 2012年2月8日 東京夕刊

「秋入学」移行で、東大はどう変わるか?=東京都文京区の東大安田講堂で=pic

 東京大(浜田純一学長)が本格的に「秋入学」の検討をリードし始めた。だが、東日本大震災からの復興や、人口減社会への対応が急務となる今、「秋入学」が本当に最高学府・東大がやるべきことなのか。他にやるべきことはないのか。識者3人と考えた。【中澤雄大、江畑佳明】

 ◇教育水準の底上げが先−−滋賀大学長・佐和隆光さん
 東大の主張は、「秋入学」が国際化、競争力強化の十分条件のように聞こえるが、それだけで中国や韓国などから優秀な学生が来てくれるかは疑問です。私の知る限り、彼らは将来良いポジションに就くために米国の大学の博士号取得を目指すのがスタンダード。それが無理ならばオーストラリアなど英語圏へ行く。韓国では日本の博士号を取っただけでは一人前とは見なされていないのが現状です。

 なぜ海外の優秀層が来ないのか。理由は明確です。日本の大学院は文系、理系いずれも、米国などと比べて高レベルの専門教育を体系的に施すカリキュラムが構築されていない。特に理系では顕著です。担当教授が関心のある研究テーマを選ばざるを得なかったり、論文を執筆しても指導教授名を必ず入れねばならないなど、昔ながらの“相撲部屋”に入るようなものです。

 「英語による授業だけで学位取得を可能にする」とのことですが、授業のうまさに定評がある日本人教員が、英語で同内容の授業をするのは大変。日本人学生には、英語になったばかりに内容的に物足りなくなる可能性もある。

 一方、日本人留学生が「減った」理由についても、「内向き志向」や「学年暦が違う」からではなく、単に実力不足が原因なのです。語学試験などが振るわず、中国人らとの競争に負けて入学できないだけ。過去10年の国際的な論文掲載数は中国、韓国の伸びは著しいが、日本は衰退傾向にある。まずは、受験勉強では身につかない論理的思考力など、教育水準の底上げが最優先課題でしょう。

 東大など一部の大学だけで秋入学とするのは不適切です。やるなら、全大学と小中高を変更すべきです。国家資格試験もそれに合わせて時期をずらせばいい。個人的には、韓国のように「3月入学」が最適だと思う。会計年度変更や「早生まれ」などの摩擦も最小限に済むし、後期が9月始まりとなるので、海外留学や日本への帰国編入にも切れ目なく対応できると考えます。

 ◇問題山積、一起爆剤に−−法政大教授・尾木直樹さん
 「秋入学」に対し、「ギャップターム」など幾つも懸念が指摘されているけれど、そんなことを言っている余裕はないのよ。東大をはじめとする国内の大学は国際社会で沈没している。今回の決断はこうした現状から、どう浮上させるのかという起死回生策なのね。

 英ロンドン・タイムズの「世界大学ランキング」最新版で、東大は30位。日本の受験勉強が昔ながらの知識詰め込み暗記型なのに、既に中国や韓国、インドは近年の教育改革で、自ら課題を発掘し解決する能力を伸ばす方向に転換している。相対的に日本の高校生のレベルが落ちる中、大学側にはグローバル化して優秀層を集めなければ、これまでの研究レベルを維持できないという危機感があるのね。

 かつて大学の「レジャーランド化」が指摘されたけど、今はむしろ学生はまじめで、閉鎖的な環境に引きこもりがちです。留学の機会があっても「不況時に留学したら就職に不利だ」と恐れて行かない。東大でさえ、海外留学する学生は、全学部生の0・4%に過ぎない。
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133凡人:2012/02/25(土) 15:59:56
 ところが実は、内向きは企業のニーズと合わない。それは既に新卒大学生の就職率低迷に顕著で、就職できない東大生も少なくないわ。国内大手企業で言えば、パナソニックの内定者の約8割は外国人。母国語はもちろん日本語と英語が堪能で、プレゼンテーション能力や協調性なども高いとなれば、結果は明らか。日本人学生は、「3K」職場に追いやられていく時代です。

 東大は外国人教員数も少ないし、海外の大学との単位互換や研究交流も遅れているなど問題が山積している。旧態依然の教育方針も改める必要があるわ。秋入学で、すべてを解決できるとは思わないけれども、一つの起爆剤になるのでは。同時にそれは、小中高の学力が全国学力試験で測れるものなのかといった、そもそも論に行き着くはず。今は各大学で温度差はあるけど、議論は動き始めた。極めて正常な感覚だと思う。

 ◇研究者の質上げよ−−NPO法人環境エネルギー政策研究所所長、飯田哲也さん
 「秋入学」は、国際的な標準に合わせる意味では必要だと思います。ただ、より根本的な問題として、大学の研究と教育のクオリティー(質)を上げることが一番大事です。残念ながら日本の研究者は世界的なレベルではあまりに低い。日本の最高学府である東大でさえ、少なくとも私の専門である環境エネルギー政策分野で、世界で通用する学者はほとんどいないのが実情です。

 また、国や政治の影響を受けやすい。国の審議会メンバーに選ばれるだけで満足する研究者もいます。福島第1原発事故以来、「原子力ムラ」の閉鎖性がよく指摘されましたが、例えば「万一事故が起きたらどうするのか」という一般常識に背を向け、専門的な研究にタコツボ的に打ち込んでしまう傾向も見られます。

 でも東大だけが悪いのではありません。この「東大的なもの」は日本の大学でどこにでも見られます。だから大学教員の選考過程をより厳格にして、さらに海外の優秀な研究者にもっと門戸を開く。また、教授になっても、その地位に安住しないように競争原理も導入すべきです。

 一方、学生の側で言えば、入試制度を根本的に変えることも必要です。現在は「知識詰め込み型」ですが、こんな試験で育った人間が、世界の舞台で通用しないのは明白です。だからこれをもうやめて、米国やフランスで実施されているような一定水準の学力が認められれば入学できる「最低水準型」にすべきです。今後日本で少子化が進めば、1人で2人分、3人分の価値のある仕事ができる人材が増えなければ、現在の国力は維持できない。クリエーティブな人材をいかに育てるかが喫緊の課題です。

 そうなると日本の初等教育から再編成することも考えねばならない。東大には、ここまで提言してほしいですね。

 秋入学で生じる「ギャップターム」が問題点として指摘されていますが、学生が課題を見つけて取り組めるようにすればいいだけで、大きな問題ではないと考えます。

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 ■人物略歴

 ◇さわ・たかみつ
 東大大学院経済学修士課程修了。東大経済学部助手、京大経済研究所所長などを経て10年から現職。69歳。

 ◇おぎ・なおき
 早大教育学部卒。早大客員教授。東京都公立中学教諭などを経て臨床教育研究所「虹」主宰。愛称は「尾木ママ」。65歳。

 ◇いいだ・てつなり
 京大大学院工学研究科修了。民間企業を経て、東大先端科学技術研究センター博士課程単位取得。53歳。
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134凡人:2012/02/26(日) 01:43:18
森鴎外:生誕150年 独・ベルリンで記念式典
毎日新聞 2012年2月18日 18時38分

森鴎外の生誕150年の式典であいさつする島根県立津和野高校の生徒=共同

 明治・大正時代を代表する文豪、森鴎外(1862〜1922年)の生誕150年に当たる17日、ベルリンのフンボルト大で、生地の島根県津和野町の高校生5人も出席して業績を記念する式典が開かれた。

 ベルリンは、鴎外の留学経験を基に日本人男性の留学生とドイツ人女性の悲恋を描いた代表作「舞姫」の舞台となった。式典には約200人が出席し、ドイツ人研究者らによる講演のほか、「舞姫」の朗読も行われた。

 式典に出席した県立津和野高2年の山根駿介さん(17)は「ベルリンに鴎外もいたと思うと不思議な気持ち。ドイツでも評価されていることを知りびっくりした」と話した。(共同)

135凡人:2012/02/28(火) 05:31:25
日本の幕を締めくくるかのような老いたアメリカ人日本文学研究家の日本愛。
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「北区のためなら死んでもいい」 ドナルド・キーン氏がトークショー
2012.2.27 16:40

トークショーで笑顔を見せるドナルド・キーン氏(右)=26日、東京都北区

 米コロンビア大学名誉教授で日本文学研究家のドナルド・キーン氏(89)が、東京都北区の区立中央図書館でトークショーを行った。キーン氏は日本国籍取得して日本に永住する意思を示しており、席上、国籍を取得できた場合の漢字表記を「鬼怒鳴門」にすることなどを披露した。

 キーン氏は昭和49年から北区西ケ原で生活しており、名誉区民でもある。トークショーの出演を断らなかった理由を尋ねられたキーン氏は「北区のためなら死んでもいい」などと冗談交じりに発言し、会場の笑いを誘っていた。

136凡人:2012/02/28(火) 17:34:17
科学技術立国の危機 大学生数学基本調査
2012.2.24 23:04

 グローバル人材の育成が求められ大学の秋入学が議論される中、交渉力に直結する論理力や科学技術の基礎となる「数学」の初歩が身についていない大学生の深刻な状況が明らかになった。識者からは「科学技術立国の危機」との声が上がっている。

 大学生の数学力低下は1990年代から指摘されるようになった。高校の補習をする大学も年々増え、文部科学省の平成21年度調査では約37%に当たる全国274大学で実施。さらに、最近は数学力の低下に拍車がかかり、入学試験や大学1年生の期末試験で全く意味が通じない解答が増えてきているという。

 今回、調査の対象となった大学生は、教育内容が大幅に削減された平成10年改正の学習指導要領で学んだ、いわゆる「ゆとり世代」。ゆとり教育では、授業時間を減らし基礎をしっかり身につけさせることが目的だったが、今回の調査で、基礎的な要素すらも習得できていないことが改めて裏付けられた。昭和大の小野博客員教授は「数学以前に日本語の文章力ができていない」とも指摘する。

 こうした事態を受け20年に改正された新学習指導要領では知識を定着させるため、授業時間を3割増やして繰り返し学習を実践。実際に「書かせる」授業も増やし思考力を養っていくことを目指すが全面実施は小学校で今年度、中学校で来年度からで、「成果」が表れるのは何年も先だ。

 「秋入学」の検討に代表されるグローバル化を目指す大学改革の流れでは、学生の質の向上が求められる。日本数学会理事長の宮岡洋一東大教授は「数学は科学技術を支える基盤であり、数学で育まれる論理力は国際交渉でも不可欠。資源に恵まれず災害の多い日本では知的水準を上げなければ生き残ることができない」と危機感を募らせている。

137凡人:2012/02/29(水) 04:34:43
講演会:「オール1の落ちこぼれ、教師になる」著者・宮本延春さん、藤岡で−−来月15日 /群馬
毎日新聞 2012年2月28日 地方版

 藤岡青年会議所は3月15日午後7時から藤岡市藤岡の藤岡商工会議所で、「オール1の落ちこぼれ、教師になる」の著書で知られる宮本延春(まさはる)さんの講演会を開催する。

 宮本さんは愛知県半田市出身で43歳。中学校を卒業後、大工の道に進み、地元の建設会社に就職した。24歳の春、地元の高校(定時制)に合格し、27歳で名古屋大理学部に入学。大学と大学院で宇宙物理学を専攻し、素粒子などを研究。36歳で母校の定時制高校の教師になった。

 講演会は、教育のあり方や挑戦することの大切さを考えてもらおうと企画した。内容は中高生の保護者や教育関係者に焦点を当てているが、誰でも入場可。高校生未満は保護者同伴。入場無料。問い合わせは同会議所事務局(電話0274・22・1230)。【畑広志】

138凡人:2012/03/02(金) 15:07:50
大阪府の教員採用辞退者、過去5年で最多
2012.2.10 11:29

 大阪府の平成24年度公立学校教員採用選考の合格者2292人のうち、12・4%にあたる284人が最終的に辞退したことが10日、分かった。辞退率は毎年9〜10%で推移しており、記録が残る過去5年では最高の辞退率という。

 辞退理由は「他府県の教員に採用」が57・4%で最多。そのほかは「大学院への進学」(25・4%)、「民間企業や官公庁への就職」(5・3%)だった。

 大阪府では、財政難から教職員の給与カットを実施しているほか、教員の人事評価を厳格化した教育関連条例案が今月から始まる予定の府議会に提出される見込み。

 こうした「待遇面」の辞退率への影響について、府教委は「分析していないので、分からない」としている。

139凡人:2012/03/18(日) 05:03:10
「数学の高校入試難しすぎる」 長野県教組が抗議声明
2012.3.16 19:54

 長野県教職員組合は16日、今月7日に行われた公立高校入試で数学の問題が全体を通して過去にない難解な問題だった、として県教育委員会に抗議する声明を発表した。

 県教組によると、数学の試験では学習指導要領を逸脱した問題が出されるなど全体的に難解で、試験中から多くの生徒たちが動揺。実態を把握するため中学校教諭を対象に緊急実施した調査によると、試験会場や廊下で泣き出す生徒が複数見られたほか、他の教科にも影響したとの報告が生徒たちから寄せられたという。

 市川昇書記長は「こうした声明を出さなければいけないこと自体が異例であり、初めて。難解な問題を否定するものではないが、すべての問題を難しくすることは不適切だ」として、県教委に問題の外部評価実施を求めている。

140凡人:2012/03/18(日) 05:06:14
桐生高入試答案紛失 試験監督、枚数確認怠る
(2012年3月16日 読売新聞)

校長「合否判定は公平」

 県立桐生高校の後期入試で、普通科を受験した生徒1人の英語の答案用紙が紛失していたことが15日、明らかになった。記者会見した尾池武校長は、9日の試験終了から12日に判明するまで、どの時点で紛失したか断定できないと釈明。県教委は、試験監督が答案用紙の枚数確認を怠るなど、同校のマニュアルに反した行為が紛失を招いたとした。

 紛失が発覚した教室では、38人が受験し、同校教諭2人が試験監督を務めた。同校によると、英語の試験終了後、教諭1人が複数の受験生に忘れ物を届けるため教室を離れ、残りの教諭1人だけで答案用紙を回収した。この教諭は、答案用紙の受験番号や枚数を確認せずに紙封筒に入れ、戻ってきた教諭とともに2人で校長室に持って行ったという。

 マニュアルでは、各教科の試験終了ごとに、受験生を教室から退出させ、試験監督2人で机上の答案用紙を回収、その後、教室で受験番号と照らし合わせながら、答案用紙の枚数を確認することになっていた。

 また、校長室の金庫で保管する前にも、再度枚数を確認することになっていたが、不十分だったという。 同校普通科の後期入試は、120人の定員に対し146人が受験し、122人が合格した。答案用紙が紛失した生徒の合否判定について、尾池校長は「可能な限り公平に」行ったとし、「ご迷惑とご心配をおかけしました。心からおわび申し上げます」と謝罪した。

 県教委の福島金夫教育長は「このようなことを二度と起こさないために、指導に万全を期したい」とコメントした。

141凡人:2012/03/30(金) 10:10:36
大阪府議会:「教育」「職員」条例成立 性犯罪者「住所届け出」も
毎日新聞 2012年3月24日 大阪朝刊

教育行政基本条例案などが可決され、閉会後に退室する議員らを見送る松井一郎・大阪府知事(手前左端)=大阪府庁で2012年3月23日午後4時59分、大西岳彦撮影

 教育行政への政治関与を強化する大阪府の「教育行政基本条例案」「府立学校条例案」と、職員の処分を厳格化する「職員基本条例案」が23日、府議会本会議で賛成多数で可決、成立した。大阪維新の会、公明、自民が賛成、民主、共産は反対した。いずれも施行は4月1日。また、子どもへの性犯罪の前歴者に居住地の届け出を義務づける全国初の「子どもを性犯罪から守る条例案」も賛成多数で可決、成立した。10月1日に施行される。

 教育行政基本条例は、知事が府教委と協議して教育目標を設定できると規定。知事による教育委員の罷免権も明記した。府立学校条例は、14年度の府立高校の学区撤廃▽3年連続定員割れの府立高校の再編・整備▽校長の公募と権限強化などを盛り込んだ。

 また、教員評価に生徒や保護者の意見を反映させる仕組みを導入。不適格教員について保護者の申し立て権を明記し、研修を受けても改善しなければ、免職対象にできるとした。

 職員基本条例は、教職員の君が代起立斉唱を念頭に「同一の職務命令に3回違反すれば分限免職の対象とする」と規定。

 教職員以外の職員には5段階の相対評価を導入し、2年連続最低評価で「勤務実績が良くない」と判断された職員は指導・研修の対象とし、改善が見込めない場合は分限免職・降格できると定めた。

 子どもを性犯罪から守る条例は、18歳未満の子どもへの強制わいせつや強姦(ごうかん)などの前歴があり、府内に住む場合は出所後5年間、氏名、住所、生年月日、連絡先、罪名、出所年月日を府に届け出るよう義務付けた。違反すれば5万円以下の過料を科す。また、犯罪にならない13歳未満の子どもにつきまとったり、着衣を引っ張ったりする行為や、甘い言葉での誘惑など不安を与えるような行為も禁止する。

 一方、府は前歴者の居場所を把握し、カウンセリングなどを通して社会復帰を支援。支援対象者の情報が周囲に知られないよう配慮する。

 また、大阪都構想の制度設計をする「大都市制度推進協議会」設置条例案も賛成多数で可決し、閉会した。【田中博子、堀文彦】

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 ◆府立学校条例骨子◆

・志願者が3年連続定員割れし、改善の見込みがない高校は再編整備の対象
・14年4月1日から高校の通学区域を府内全域とする
・校長の採用は原則公募
・教員の評定は生徒や保護者の授業評価を踏まえ校長の評価に基づき行う
・校長は保護者の意見を踏まえ、不適格教員に必要な措置を講じるよう、府教委に申し立てることができる
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 ◆教育行政基本条例骨子◆

・知事は府教委と協議して教育振興基本計画を作成
・教育委員は目標達成に向けた取り組みについて、自ら点検・評価。知事はその結果に基づき罷免事由にあたるかを判断
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 ◆職員基本条例骨子◆

・任期付き職員(公募職員)を積極的に採用する
・部長その他任命権者が定める職は公募で採用
・人事評価は5段階の相対評価。分布割合は上から順に5%▽20%▽60%▽10%▽5%
・職務命令に違反した職員は戒告。違反の累計が5回(同一の職務命令は3回)の場合は免職とする
・懲戒処分を受けた職員に指導、研修など必要な措置を講じる

142凡人:2012/04/09(月) 17:29:46
個別補習やダンス教室、活況 中学の新学習指導要領施行で
2012/4/7 6:00

 中学校で4月から新学習指導要領の授業が始まり、授業を補うダンス教室や個別指導の塾が盛況だ。体育の授業でダンスが必修科目となり、小学生のうちからダンススクールに通う子どもが増えた。数学や英語など主要教科の教科書が厚くなることに伴い、補習をする個別指導の学習塾の需要も高まっている。

 ドン、パ、ドンドン、パ。壁一面が鏡張りで、床はフローリングの広々とした埼玉県草加市のとあるダンス教室。ヒップホップの音楽に合わせて子どもたちが機敏にダンスを踊る。インストラクターの動きを見る表情は皆、真剣だ。フィットネスクラブの運営会社、メガロスが始めた子供向けのダンススクールだ。

授業必修に備え

 週1回60分の授業で、基本的なリズムやステップを練習し、曲に合わせたダンスを覚える。「習っている分、みんなよりもうまく踊れると思う。中学の授業でダンスがあったら楽しみ」。小学5年生の菅原優美さん(10)はこう語った。

 子どもの付き添いで来た大野良行さん(39)は「ダンス教室でいろんな学年の子どもと接して、協調性が身についてきた」と目を細める。

 授業必修化の追い風を受け、メガロスのダンス教室「キッズファンクスクール」の利用者数は1月に420人と1年前に比べて6割も増えた。新店の立ち上げ効果もあるが、「既存店ベースでも15%の伸び」という。

 ダンス教室運営の裾野は広い。プロ野球の千葉ロッテマリーンズ(千葉市)も2006年からダンス教室を開いている。チームを応援するダンスチームを持っており、「ダンス教室は女子の野球ファン拡大につながる」と判断して新規参入した。

 さらに「新学習指導要領はダンス教室にとって追い風。ダンスを始める人が本格的に増える」(千葉ロッテ)とみて、現在7カ所で開いているダンス教室のうち、3カ所で中学生などを対象にしたクラスを新設した。今後もクラスの新増設を予定している。

 数学や理科、英語の学習内容も密度が濃くなり、難しくなったとの指摘は多い。城南進学研究社の個別指導塾「城南コベッツ」のある講師は「学校の授業の進度が速くなり、内容を理解していない生徒が増える」とみている。

教室数2割増

 学習塾の間では拡大が見込まれる補習の需要を捉えようとの動きが広がる。市進ホールディングスは来年2月までに、小中高校生向けの個別指導塾「個太郎塾」を今より2割多い約270教室に増やす。

 小中学校に続き来春には高校の学習指導要領が改訂される。私立高校のある職員は「授業についてこれない高校1年生に、中学3年までのカリキュラムを夏休みまでに復習させたい」と語る。学習塾は新たな需要を見据える。「基礎となる中学の学習内容を補習する教材を求める高校も出てきた」(城南進学研究社)という。

 新学習指導要領の商戦はまだ始まったばかり。子ども向けの「ジュニアダンススクール」を展開するルネサンスでは「この1年間で1割以上利用者が増えた」と説明し、「この春からさらに問い合わせは増えてきている」と囲い込み策を探っている。少子化の中でにわかに訪れた商機をつかもうと、各社の子ども争奪戦は一段と激しくなりそうだ。

143凡人:2012/04/10(火) 12:18:55
私大助成を見直し、統廃合促す 国家戦略会議で民間議員が提案
2012/4/8 2:00 日本経済新聞 電子版

 政府の国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)の民間議員が9日の同会議で示す教育改革の提言案が明らかになった。

 私立大学などに配る私学助成や、国立大学法人への運営費交付金について「抜本的にメリハリをつけて配分すべきだ」と強調。グローバル化や地域貢献を重点配分の基準にし、「統廃合の促進を含む大学改革」を訴える。

 私立大学などの人件費や事務費を補助する私学助成は、学生数や教職員数など大学の規模に応じて配分が決まる仕組みになっている。

 提言は産業界などの声も踏まえ、今年度中に大学の経営計画や教育・研究方針などを加味した新たな基準を作るよう求める。一方、成長産業の技術者を育成する高等専門学校は増設を求める。私学助成金の効率化で捻出した財源を活用し、大学や専門学校といった設置基準の垣根を越えた再編を促す。

 私立大学は昨年度で599校と、10年前から103校増えた。大学進学率は5割に達したが、私大の4割は定員割れとなっている。

144凡人:2012/04/10(火) 12:20:57
大学はリストラ、高専は増設を 国家戦略会議
2012/4/9 22:12

 政府は9日、国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)を開き、次世代を担う人材の育成策について議論した。産業界が求める人材と教育機関が育成する人材のミスマッチを解消するため、民間議員が教育システムの抜本改革を提言し、大学の統廃合や高等専門学校の増設を求めた。ただ大学のリストラには教育界の反発が予想され、改革は難航する可能性が高い。

 民間議員は「東大の9月入学導入を機に、教育システムの転換を図るべきだ」と指摘。統廃合を含む大学改革の推進に加え、小学校・中学校・高校の「6・3・3制」のあり方も見直し、小中・中高が連携した一体教育の充実を求めた。

 大学改革では、国立大学法人の運営費交付金や私立大学の私学助成の配分を見直す。私学助成は学生数や教職員数に応じて配分が決まるが、今後はグローバル化や地域貢献度を基準にメリハリをつけることを提言。今年度中に新基準を作るように求めた。一方で、成長産業の人材を育てるために高専の拡充を訴えた。今年春の高専卒の就職内定率(2月1日現在)は98%と高いためだ。首相は平野博文文部科学相に5月に対応策を報告するように指示した。

 会議では、生活保護を受ける人の自立支援策も検討。小宮山洋子厚生労働相が、働いて得た収入の一部を積み立てて、保護から脱却した時に受け取れる「就労収入積立制度」の導入を表明した。

145凡人:2012/04/10(火) 12:24:26
日本を衰退させたのは、教育の失敗
2012年04月08日 Saidani
http://seetell.jp/26399
翻訳:mkaga

もし日本の政府に「正直さ」などというコンセプトが存在すれば(残念ながら、無いけれど)、日本の教育システムは、「社員研修プログラム」や「社員洗脳システム」など呼ばれていただろう。なぜなら、日本の教育システムは、欧米の教育システムの多くと同様に、プロイセンの教育システムに習って作られたものだからだ。

近代の義務教育は1819年にプロイセンで、人類の歴史で初めて教育が国全体に強制された。 ゴールはシンプルだった:軍隊の従順な兵士、従属的な探鉱夫、政府に従順に従う公務員、おとなしい会社員、そして大きな問題に対して同じ考えをもつ市民。 結果は言うまでもなくプロセインの支配階級のエリートたちに受けが良かった。そして産業は栄え、戦争には強くなった。

プロセインでは、国民学校が92%の子供を教育した。 その目的は、知性の向上ではなく、子供たちに社会での服従と従属を教えることだった。 たった8%の子供たちが数学、自然科学、外国語などを中心としたレアルシューレに進学した。大衆が知的発育をすると戦いに負ける原因を作るとされた。

太平洋戦争以前、第一次世界大戦が起こり、日本で近代的な産業(概ね近代兵器の製造のためだったが)に政府が最も注力していた頃、人々に愛国心の素晴らしさを吹き込み、自分たちが神に等しい皇帝に率いられた特別な民族だと思い込ませるために、この教育システムが利用された。集中的なやり方で軍を創り上げるのは簡単だった。戦後、日本が公式に、平和のための戦争忌避を決めた後、政府にとって最大の問題は経済発展だった。 そして教育システムも、子どもたちを有能な働き蜂にするための訓練を行うものとして生まれ変わった。

だが、それは伝統的な意味での教育システムではない。日本の未来へ向けて知性を開かせるのではなく、閉塞的な思考で一本道を辿らせようとする。子どもたちそれぞれが持つ好奇心を満たしてやるのではなく、好奇心の芽を摘んでしまう。子どもたちに考え方を教えるのではなく、何を考えるべきかを教える。そして日本企業のために、権威に対して絶対的な敬意を払う様に教え込む。職場というグループ内の文化に溶けこむことの大事さを身につけさせる。そしてイノベーションと創造性は、権威のある一部の人々だけに許されるものとなった(その権威者たちも、もしさらに上の権威者たちが嫌えば、イノベーションと創造性に抵抗を示すだろう)。

戦後、日本経済が急速に発展し世界第二位の規模になるまでの20年間は、このシステムは上手く言ったようだ。だがその成長は終わり、効率的な教育システムという幻想も消えた。今、自分たちに都合のいいように教育制度を創り上げた日本企業が制度改革を望んでいる。ビジネス環境が変わったからだ。
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146凡人:2012/04/10(火) 12:25:42
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私大助成を見直し、統廃合促す 国家戦略会議で民間議員が提案
2012/4/8 2:00 日本経済新聞 >>143に転載
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政府の教育制度に対するやり方に賛同している人々はおそらく、今回の改革はビジネスのグローバル化に適応するための再編だと主張するだろう。だが、この動きを正当化しようとする政府の発言のほとんどは底が浅く、今の教育制度が子どもたちを本当に教育することに失敗している、という事実は無視している。

単純なことだが、過去2〜30年の間に日本の政府が効果的な政策を行えなかったのは、教育制度の失敗が直接的な原因になっている。今、政府に巣食っている政治家や官僚たちは、日本の誤った教育制度の中で教育を受けてきたからだ。彼らは大多数の日本人と同様に、イノベーションより共通認識を得ることを重視し、なによりも権威を尊重し、現状維持に務めるように訓練されてきた。このような教育で、政府の能力が上がるだろうか?しかも、日本企業ですら今の教育では有能な人材が育成できないと言っているのに。

とても悲しい問題だが、今の日本企業のリーダーたちも同じ教育システムで育ったのだ。そのため、全体的な状況は馬鹿馬鹿しい物になっている。さらに悪いことに、日本の政治家や官僚、企業のリーダーたちのほとんどは、能力ではなくコネで権威を手に入れてきた人々だ。世代が移る事に活力は失われ、さらに衰退していくことになる。

魚は頭からダメになる – よく知られたフレーズだが、おそらくアジアが起源ではないか。

日本企業は効率的に利益を出すために、自分で考えることのできない、よく訓練された働き蜂を創りだすシステムを欲しがったが、政府が同じ特徴を持つように成るとは考えなかった。いやひょっとすると、政府に対する支配権を維持するために、こうなることを望んでいたかもしれない。この無能な政府と、無感動で信じやすい(考える事ができない、のかもしれない)有権者たちは、市民を資源としか考えないような人々が行った事の予期せざる結果、といえるのではないか。

もし日本の教育制度が基礎的なことを教え、創造性と好奇心を刺激し、個人の創意工夫を褒めて、意見の一致を得ることは素晴らしいことを達成したり真実を発見したりするためには何の役にもたたないと教えていたらどうなっただろう?皮肉なことだが、きっと日本も日本企業もこれほどの赤字を抱えておらず、過度に補助金に頼ってもおらず、競争力も失っていなかっただろう。
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147凡人:2012/04/27(金) 18:15:24
教員15人「指導力不足」 都教委、93人を正式採用せず
2012年4月27日

 都教育委員会は二十六日、二〇一一年四月に新規採用した教員二千九百七十八人のうち九十三人(3・1%)を正式採用しなかったと発表した。このうち十五人は指導力不足と判断された。新規採用教員は一年間の条件付き採用期間を経て正式採用される。

 十五人のうち十二人は退職し、三人は退職を拒否したため免職になった。内訳は小学校七人、中学校七人、特別支援学校一人。不採用者のうち七十六人は家庭の事情や他県の教員採用試験に合格するなどして年度途中に自主退職。二人は盗撮などをしたため懲戒免職にした。一方、いったん教壇に立ちながら指導力不足と認定されて一一年度に研修を受けていた教員七人のうち四人は行政職に転職させる方針。内訳は小学校三人と高校一人。今後、行政職への転職試験を受け、合格すれば都教育庁の事務職とする。不合格の場合は退職か免職になる。このほか、二人は一二年度も研修を継続する。一人は病気療養中。

148凡人:2012/05/02(水) 22:29:08
高校入試:県立生浜高、合否判定を誤る 得点入力ミス、2人を追加合格 /千葉
毎日新聞 2012年03月10日 地方版

 県立生浜高校(千葉市中央区塩田町、百瀬明宏校長)は9日、1日に実施した入試の後期選抜(全日制普通科)で、得点の入力ミスから合否判定を誤り、2人を不合格にしていたと発表した。百瀬校長は9日、本人を訪ねて謝罪するとともに2人を追加合格とした。

 同校によると、採点を終えた教職員が合否判定会議に使う資料に数学の得点をパソコンを使って入力する際、誤って国語の得点を入力。受験生40人のうち38人の数学の得点が誤入力され、結果的に2人が不合格となった。

 受験生やその関係者は試験結果を情報公開請求できることから、受験生の関係者が合格発表後の8日に学校側に開示を請求。職員らが全受験生の判定資料と答案用紙を照らし合わせた結果、ミスが判明したという。また、同校は前期選抜とは異なり、後期選抜では採点した結果と入力後の資料との確認作業をしていなかった。

 百瀬校長は「前期選抜に比べ、採点後、判定会議までの時間が迫っていた」などと釈明している。百瀬校長は9日、判定ミスに至った経緯を2人に説明し、合格通知を直接手渡した。今後は複数の職員で確認するなどのチェック体制を整えるという。【荻野公一】

149凡人:2012/05/11(金) 03:46:02
予備校で大学合格者数水増し 消費者庁が再発防止命令
(2012/05/10 18:47)

 消費者庁は10日、大学の合格者数を水増ししてパンフレットに掲載していたとして、看護医療専門予備校「お茶の水女子アカデミー」(東京)に景品表示法に基づき再発防止を求める措置命令を出した。

 消費者庁によると、同校は2011年10月から今年2月まで、パンフレットに「平成22、23年度合格者」と題して267人の氏名を記載。しかし実際の合格者は97人で、ほかは過去の合格者だった。

 同校の担当者は「認識が甘かった。指摘を受け改善した」としている。

150凡人:2012/05/17(木) 10:59:44
市立中の校長59人飲食接待 大阪産業大付属高、処分も
(2012/05/16 20:28)

 大阪産業大付属高(大阪市)が大阪市立中と大阪府寝屋川市立中の校長ら59人を飲食接待していたことが16日、大阪府などへの取材で分かった。高校は飲食費計約419万円を渉外費として会計処理し、校長らから集めた会費の一部は、簿外処理し、土産代などに使っていた。

 大阪市教委は「会食は、市民から『受験生確保のためではないか』と疑念を持たれる」として校長ら45人に対し、文書訓告や口頭注意を行った。寝屋川市教委も6人を口頭注意した。

 私立高校を所管する大阪府は、高校に対し指導を検討している。

151凡人:2012/07/31(火) 11:44:49
質の高い教育を低所得層まで市民に幅広く平等に行き渡らせる。市民に質の高い教育を与えることは、民主主義を維持し育てるのに必要不可欠。だからネットやTVなど様々な手法が論議される。日本とは教育の内容が違うとすれば、民主主義を議題にした教材が日本では極端に少ないことだろう。
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Why the Online-Education Craze Will Leave Many Students Behind
Free classes from elite colleges like Princeton and Harvard have generated excitement, but they could actually widen the learning gap
By Noliwe M. Rooks | July 30, 2012 | Time誌

You have probably heard some of the hoopla about elite universities offering free online courses through Coursera, a new Silicon Valley start-up founded by Stanford University computer-science professors Daphne Koller and Andrew Ng. In just the past few weeks, Coursera has added has added 12 universities to its lineup, bringing its total to 16, including Princeton, the University of Pennsylvania, Duke and Johns Hopkins.

The company’s website says its goal is to “give everyone access to the world-class education that has so far been available only to a select few,” and, accordingly, much of the news coverage has focused on how this will democratize learning. Two weeks after Coursera announced its initial round of partnerships, Harvard University and the Massachusetts Institute of Technology announced a plan to invest $60 million in a similar course platform called edX, and then a third company, Udacity, announced that it too would join the fray.

Despite near universal enthusiasm for such projects, it’s important to take a few steps back. First, although the content is free now, it’s unlikely that it will remain that way for long. According to an analysis of one of Coursera’s contracts, both the company and the schools plan to make a profit — they just haven’t figured out the best way to do that yet. But more important, I am concerned that computer-aided instruction will actually widen the gap between the financially and educationally privileged and everyone else, instead of close it.

This is what has been happening in K-12 public schools. Over the past 10 years, public school districts have invested millions of dollars in various types of online and computer-aided learning and instruction programs, yet few are able to show the educational benefit of their expenditures for a majority of students. Those who benefit most are already well organized and highly motivated. Other students struggle, and may even lose ground.
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152凡人:2012/07/31(火) 11:45:19
In terms of learning on the college level, the Department of Education looked at thousands of research studies from 1996 to 2008 and found that in higher education, students rarely learned as much from online courses as they did in traditional classes. In fact, the report found that the biggest benefit of online instruction came from a blended learning environment that combined technology with traditional methods, but warned that the uptick had more to do with the increased amount of individualized instruction students got in that environment, not the presence of technology. For all but the brightest, the more time students spend with traditional instruction, the better they seem to do.

Supporters of online learning say that all anyone needs to access a great education is a stable Internet connection. But only 35% of households earning less than $25,000 have broadband access to the Internet, compared with 94% of households with income in excess of $100,000. In addition, according to the 2010 Pew Report on Mobile Access, only half of black and Latino homes have Internet connections at all, compared with almost 65% of white households. Perhaps most significant, many blacks and Latinos primarily use their cell phones to access the Internet, a much more expensive and less-than-ideal method for taking part in online education. In short, the explosion of this type of educational instruction, though free now, may leave behind the students who need education the most.

It’s not hard to understand why the chance to watch lectures, pass tests and even get a formal certificate from an elite school would stir excitement. Until now, most students would never have the opportunity to experience any part of what happens on these elite campuses. But as the recently released Pew report on the American Dream makes clear, a four-year college degree is the only type of educational intervention that promotes upward mobility from the lower-middle class. If we really want to democratize education, finding creative ways to realistically open up colleges to different communities will do more to help than a model that, despite its stated intentions, is more beneficial for students who are already wealthy, academically prepared and highly motivated. We ought to make sure that everyone has access to the same opportunities, or we will further widen the opportunity gaps we mean to close.

Rooks is an associate professor at Cornell University. The views expressed are solely her own.
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153凡人:2012/09/10(月) 07:53:39
日本人がピアノで1、2位 ブラームス国際コンクール
2012/9/9 20:53

ヨハネス・ブラームス国際コンクールのピアノ部門で優勝した佐藤麻理さん=共同

 オーストリアのヨハネス・ブラームス国際コンクールで9日、ピアノ部門の決勝が行われ、横浜市出身の佐藤麻理さん(25)=オーストリア在住=が優勝した。2位には北海道出身の黒田佳奈子さん(30)=同=が入賞、上位2位を日本人が占めた。

 佐藤さんは、5歳からピアノを始め、東京芸大を経て、2007年からウィーン国立音大に在学中。黒田さんは桐朋学園大を卒業後、ミュンヘン音楽大大学院で学び、現在、ザルツブルクモーツァルテウム大大学院に在籍している。

 同コンクールは今年で19回目。欧州では権威あるコンクールの一つで、オーストリア南部のペルチャッハで毎年開かれる。〔共同〕

154凡人:2012/09/18(火) 13:34:44
日本と瓜二つのアメリカの韓国人移民の教育熱心。
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Korean students, parents do their pre-college homework
An Ivy League school? Or one in the UC system? Thousands of people of Korean heritage swarm the 2012 College Fair in Irvine, hoping to find the
By Anh Do, Los Angeles Times  September 16, 2012, 9:42 p.m.

He's only 11. Still, BJ Bae blended in with the thousands of people of Korean heritage who swarmed an Orange County college fair this weekend. He stopped to sign up for a concentration test so "I can know what job might be good for me."

Angela Kim, 10, headed straight for the Stanford University table, then UC Berkeley, then Columbia University. "We have lots of choices," she said confidently.

The mothers of both children tagged along, stuffing handbooks into their bags, promising to review them together when they get home.

"I'm just stunned by how early the parents are preparing their kids," said Jay Tsai, a recruiter for Yale University, as he surveyed the crowd at the 2012 College Fair in Irvine. The event, sponsored by the Korea Daily newspaper, drew more than 4,000 people — even in 100-degree heat.

Koreans and other Asians placing a premium on academic achievement and college preparation is not new. But to Tsai, the intense interest and the young age of some of those at the event seemed to signal something that is new.

"This tells me it's getting more competitive than ever before," he said.

Ed Johnson, a veteran admissions officer for the U.S. Military Academy at West Point, called it an "amazing gathering." He was eyeing students with top-notch SAT scores and "a motivation to serve," he said. "And, in fact, Korean families have so much motivation. They raise the standard."

Around him, participants were crossing off checklists, consulting a map of the event included in the Korean paper's 100-page guide and trying to figure out where to go. They fanned across the campus of Bethel Korean Church to chapel rooms, lecture halls and the gym, learning the nitty-gritty of financial planning and what's required by Ivy League schools as opposed to University of California campuses.

Private tutors and consultants tried to lure them with their services, including how to get college application essays exactly right.

"We give that extra push. Sometimes, kids have the grades already, but they're confused when they sit down to express their feelings," said Gina Kim, operations analyst for Flex College Prep, which has offices in Arcadia, Irvine and L.A.'s Koreatown. Buyers snapped up $10 copies of a guide written by her firm's chief executive: "Getting In: Insider Tips on College Admissions for Immigrant Families."
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155凡人:2012/09/18(火) 13:37:36
"A lot of Korean families want the brand-name school," Kim said. "We actually try to listen to the student's opinion. We want the student to thrive."

Anna Seok, who manages Admission Masters Educational Consulting Group, offers prep packages from $450 to $4,500. Among them: GPA management. Students and instructors can talk weekly and chart progress.

Students can join clubs devoted to subjects ranging from speech and debate to robotics and NASA — the kinds of extracurricular activities appealing to recruiters.

"We help Korean families find out what type of learner their child is," Seok said, "and from there we work with them to succeed."

Among those working the crowd was an overseas television crew taping a one-hour special on the fair, now in its seventh year. It's one of four such events in the nation.

"This is very important for Korean American society," said Jeongkie Kim, director of EBS America, an education channel. "While many people can be here, many more people can't be here, and parents from Korea aim to send their children to college in the U.S. That is the big goal."

In the cafeteria, Sukha Kim and his son, Ryan, ate $2 ramen sold by the Irvine Korean Parents Assn. "I want my son to have a broad knowledge of everything," said Kim, of Los Angeles. Ryan, a freshman at John Marshall High School near Griffith Park, said he does mental exercises between classes to refresh his memory. He also reads the New York Times, looking for words his doesn't fully understand. "I write it down on index cards to study," he said.

Outside, David Hong, a junior at Tesoro High in Mission Viejo, waited to meet celebrity guest Victor Kim, winner of "America's Best Dance Crew" on MTV. "It's hard to meet our parents' expectations," he said, "but I try my best." He has a 4.0 grade-point average and is tutored in biology, Spanish and pre-calculus. For college, he's leaning toward a chemistry major — or something in sports. "Not as a player," he said, "but analysis or commentary. My dad might like that better."

BJ Bae, the 11-year-old from Plaza Vista School in Irvine, said he handles homework on his own because his mother, Mina Yoon, is busy with her 3-year-old. "We came here to understand how college works," she said.

Michael Chen, visiting from Seoul, heard about it and made time to attend. His mission: Comparing music programs at Yale and Stanford. His daughter began playing the cello at age 5.

"Wherever she desires to go to school," he said, "we want to get her there."
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157凡人:2012/10/09(火) 16:58:41
Yamanaka wins Nobel Prize / 19th Japanese laureate honored for developing iPS cells
(Oct. 8, 2012)The Yomiuri Shimbun

Shinya Yamanaka, who developed induced pluripotent stem (iPS) cells, has won the 2012 Nobel Prize in Physiology or Medicine, which he shared with a British scientist, the Swedish Karolinska Institute announced Monday.

Yamanaka, 50, won the prize for developing and establishing reprogramming technology that can revert somatic cells to their undifferentiated, or embryonic, state.

The British scientist, Sir John Gurdon, 79, is known for successfully cloning frogs in 1962.

Yamanaka, the 19th Japanese Nobel laureate, will receive half of the 8 million Swedish kronor (about 95 million yen) prize money during a ceremony in Stockholm on Dec. 10.

Using a method of introducing certain types of genes into mouse skin cells, Yamanaka in 2006 developed iPS cells that rejuvenated to a state close to that of fertilized ova from mature adult cells. He successfully generated human iPS cells in 2007.

His groundbreaking work opens up possibilities in a wide range of fields, such as the development of regenerative medicine and treatments for intractable diseases.

iPS cells are highly versatile, and able to replenish every type of body cell except for those in the placenta.

Their capacity to multiply almost indefinitely has led to expectations they could have a number of practical applications.

It is hoped they will assist the development of regenerative medicine to replace tissue damaged through injury, such as damage to the spinal cord, or through illness, such as diabetes or Parkinson's disease.

They might also help clarify mechanisms that bring about the onset of intractable diseases and assist in the development of treatments for such illnesses.

Yamanaka is the second Japanese recipient of the physiology or medicine prize. The first was Susumu Tonegawa, a professor at the Massachusetts Institute of Technology, in 1987.

Yamanaka was born in Osaka Prefecture in September 1962.

After graduating from Kobe University School of Medicine, Yamanaka became an assistant at Osaka City University Medical School, then a professor at Nara Institute of Science and Technology.

158凡人:2012/11/08(木) 20:29:10
日本の経営者教育の“幼稚化” 世界相手に勝てるわけがない
2012.11.8 10:38

 日本企業の経営不調は経営者の戦略構築能力や実務能力の不足によるものである。その原因の一つに日本の教育・研修システムがある。

 日本のビジネス教育でよくみられる光景にこのようなものがある。講師が丁寧に解説し、参加者は熱心にメモをとる。質疑応答には「おっしゃる通り」と互いに褒め合って終わる。受講者に考えさせることはほとんどない。講師が答えを早くいえば、満足度が高くなる。ほとんど読まれない資料を多く配布するほど「サービスが良い」と評価される。

 だが、このような光景が常態化するなかで、一般的な学校教育と同様、日本における企業関係者の教育の在り方が幼稚化していることに気をつけなければならない。

 一方、競争力を持とうとする世界の経営者はむしろ競ってハードな研修プログラムに加わろうとしている。肩書に頼らない、自らの思考力と即応力を高めるための訓練である。

 ビジネススクールが開発した教育方法とそれに基づく教育研修の一例として以下のようなものがある。

 配布される資料は数ページだけである。一般的に、特定企業の事例が事実として簡潔に記されている。これをどう「読む」のか、実態にどう「即応」するのかが試される。

 この資料を見ながら、何を、何のために、どう調べるのか、をまず実践する。大量の情報が氾濫する現代社会において、自分にとって本当に必要な情報を獲得する能力を自らの努力によって身につけなければならないからだ。

 次は情報の整理と分析である。この時に欠かせないのが論理的な思考。そして、関連理論を応用する。現象から本質を読み取り、問題を抽出すると共に、解決策としての戦略を組み立てる。

 これも始まりに過ぎない。次はさまざまなバックグラウンドをもつ人々に自らの考えを説明し、激しく展開される議論の中で、その検証が行われる。

 このようなケースは数十から数百もあり、その一つ一つの答えを覚えるのが目的ではない。あらゆる状況に対して、瞬時の判断と的確な説明が随所に求められ、その訓練が繰り返される。

 自ら考えることなく答えを与えられてきた者、周囲から迎合ばかりされてきた者に、激変する環境に即応できる戦略を打ち出せるわけがない。(フジサンケイビジネスアイ/甲南大学教授・杉田俊明)

159凡人:2012/12/21(金) 10:46:26 ID:Tca0BEvk0
「大学倒産」の向こうにあるのは「日本の倒産」か
前屋 毅 | フリージャーナリスト

2012年10月7日 13時39分

コメントを見る(8件)■大学が潰れる・・・
大学が「倒産」する時代になってきている。東京女学館は2013年度の学生募集を停止し、在学生の多くが卒業する2016年には閉校する方針を示しているが、在校生や卒業生からの抵抗で紛糾している。しかし累積赤字はふくらむ一方で、具体的な改善策もないとなれば「倒産」は避けられないのだろう。

群馬県高崎市の創造学園大学などを運営する学校法人・堀越学園は、文部科学省(文科省)から解散命令を受けることになりそうだ。教職員への賃金未払いが続くなど経営が悪化する状況に、文科省もサジを投げたかたちだ。

少子化が叫ばれるなかで、小中学校の統廃合は急速に進んでいる。大学だけが安泰でいられると考えるほうが、おかしい。

実際、すでに私立大学の4割までが募集人数に対して入学者数が足りない「定員割れ」の状態に陥っている。これでは経営が成り立つはずがない。

大学も従来どおりの経営方針でやっていけるわけがない。とはいえ、頭ではわかっていても実践できない、改善の方法をみつけることができない、というのが現実のようだ。堀越学園にしても文科省から再三にわたって指導を受けていたにもかかわらず、改善策をみられないまま、解散命令を受けるような事態になってしまったわけだ。

東京女学館や堀越学園のようなケースが、これから増えくることはまちがいない。表面化していないだけで、かなり深刻な状況に陥っている大学が多いのも現実だろう。

■就職予備校化する日本の大学
もちろん、こうした事態に大学としても、ただ手をこまねいているわけではない。寄付を集めるのに奔走したり、広告宣伝に力をいれたり、努力の方向性が正しいのかどうかは別にして、それなりに努力はしている。

そして各大学とも力をいれているのが、学生に対する就職支援である。就職率の高さを誇示することで、多くの学生を集めようというわけだ。

早い時期からの就職指導で企業の選び方を教え、企業の採用担当者やOBを招いてのセミナーなどで企業とのコネクションづくりにも積極的に手を貸す。採用情報を細かく学生に伝えるのはあたりまえ、エントリーシートの書き方まで手取り足取りで教える、といったぐあいだ。

たとえば「就職に強い東京都市大学」を謳っている東京都市大学は、「キャリア教育については、1年生全員に『キャリアポートフォリオ』ファイルを配布し、大学生活の記録(財産)を蓄積させる取り組みや半期毎に『目標設定』、『振り返る』、『目標再設定』を行い、自ら行動するチカラを醸成させます」と就職に向けた徹底した体制をホームページ上で誇らしく力説している。同じ方向に向かい、多くの大学が走りはじめている。

大学は、まさに「就職予備校」化しつつあるのだ。すでに小中高の学校は「大学進学予備校化」し、その結果、大学で何を学ぶかではなく、合格することが目的になってしまっている。同じく大学の就職予備校化で、就職すること、しかも一流と呼ばれる企業に就職することが目的とされる傾向はさらに強まっていくだろう。
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160凡人:2012/12/21(金) 10:48:54 ID:Tca0BEvk0
■自分で自分の首を絞める生き残り策
企業で何をやりたいか、何をやるか、ではなく、採用試験に合格することを目的に学生たちは走っているわけだ。小学生からやってきたことを、大学でも繰り返すことにほかならない。

そういう大学生活を送った学生たちが、いまの企業にとって必要な人材といえるのだろうか。入学試験に合格することだけを目標にしてきた学生が、大学で何をして、どう大学の質に影響を与えてきたかを考えれば、答えは明白だ。

最高学府といわれる東京大学が、優秀な留学生を迎えて大学としての質を上げようと今年から始めた9月入学制度では、海外からの合格者の3割までが辞退するという事態となっている。東大でさえこうなのだから、日本の大学がグローバルにはどう評価されているのか言わずもがな、だ。

その日本の大学が、こぞって就職予備校への道をひたはしりつつある。それが、グローバルな評価を上げることにつながるとはおもえない。生き残り策として必死に取り組んでいるのだが、生き残りにつながるのかどうか疑問でもある。

なにより、そんな大学を卒業してくる学生たちが日本の企業と日本経済を引っ張っていく存在になれるのか、はなはだ疑問というしかない。日本企業と日本経済は危機に向かっているのではないだろうか。                      <終>

前屋 毅
フリージャーナリスト

フリージャーナリスト。1954年、鹿児島県生まれ。法政大学卒業。立花隆氏、田原総一朗氏の取材スタッフ、『週刊ポスト』記者を経てフリーに。経済、社会、教育の問題をテーマに取り組んでいる。著書に『シェア神話の崩壊』『グローバルスタンダードという妖怪』『洋上の達人-海上保安庁の研究-』『学校が学習塾にのみこまれる日』『日本の小さな大企業』などがある。
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161凡人:2013/01/02(水) 05:54:36 ID:SvolHPq.0
「逮捕するのが恐い」新人警官たち 大阪府警「新採用方式」は〝性根〟を叩き直せるか
2012.12.2 18:00

ユニークな作品が並ぶ大阪府警の警察官募集ポスター。左手前が平成24年度春のもの。選考基準は体力・熱意重視に変わる

 警察官は強くなければならない。この理念を体現するため、大阪府警は来年度から採用選考の基準を大幅に見直すことを決めた。必須条件は「熱意と体力」。腕立て伏せや腹筋の1回1回を重んじ、体育会系の実績を手厚く評価する。背景にあるのは一部の新任警察官の頼りなさ。規律や訓練に音を上げ「他の公務員が良かった」と研修中にバタバタ辞めていく。同じ悩みを抱える他県の警察からは府警の改革に問い合わせが相次いでいる。大阪発の骨太採用方式は果たして、全国的トレンドになるのか。

 「求む!体育会系」

 11月8日に発表された大阪府警の見直し案は、新聞やテレビで大きく取り上げられた。採用後の内情を知る府警幹部やOBたちは「よくぞやった」と称賛の嵐。他県警の採用担当者からも「詳細を知りたい」と府警本部に次々と電話が寄せられた。

 一般の反応はもう少し複雑だった。「警察なら、そんなの当たり前」と話すコメンテーターもいれば、インターネットの交流サイトでは「筋肉だけの警察官ばかりになれば冤罪(えんざい)が起きる」と辛辣(しんらつ)な意見もあった。

人文・科学を全廃

 見直しの柱は大きく4つ。志望動機を尋ねるエントリーシートを導入(警察では全国初)▽教養試験を変更▽柔・剣道の有段者に加点▽体力検査で腕立て伏せや腹筋、反復横跳びの実施回数を点数化−する。

 特にOBに歓迎されたのは「とにかく難しい」と言われてきた1次・教養試験の変更案だ。難易度を上げていたのは人文・自然科学の設問。出題範囲は(1)日本史(2)世界史(3)地理(4)哲学(5)物理(6)化学(7)生物(8)地学−と多岐にわたっていた。

 公務員試験の専門学校では、半年間をかけて教養試験の対策を行うほど。こうした勉強の手間をいやがり、府警を受験しない体育会系の学生も多かったとみられる。

 そこで来年度からは、人文・科学の8科目をすべて廃止。さらに英語の出題も取りやめ、国語・数学と時事問題などを通じ基礎学力のみを問う内容に変える。

 この国際化時代、英語の取りやめにはやや違和感があるが、大手専門学校の講師は「今の大学生の6割は英語のレベルが中学3年程度」と指摘。人文・科学のみならず、英語についても半年をかけて試験対策をしているのが現状という。

 最近の教養試験にトライしたというある府警幹部は「英文和訳の問題など、ちんぷんかんぷんだ」とため息。警察への熱意にかかわらず、受験生の前に立ちはだかってきた試験の壁を実感した様子だった。

「逮捕が怖い」新人たち

 府警の選考制度が平成8年に現行のものになって以来、今回のような大幅改正は初めて。思い切った改革を打ち出したのは、新任警官の退職に歯止めがかからないためだ。

 警察庁のまとめによると、府警の採用後1年以内の離職率は平成23年度で13・0%、数にして100人を超える。民間企業のように弾力的に臨時募集することもできず、辞めた人数はそのまま現場の欠員としてはね返っている。

 退職者のほとんどは、新人研修の場である警察学校で挫折する。入校期間は6〜10カ月。この間は全寮生活で、平日は外出ができない。携帯電話も自由に使えず、3歩以上の移動は駆け足だ。こうした規律の厳しさがドロップアウトの原因の一つとなっている。

 とはいえ規律は昔とそう変わらない。現代的な問題は規律に耐えられない新人の気持ちのあり方だ。

 「人を追及するのが嫌だから」

 「現場に出るのが怖いから」
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162凡人:2013/01/02(水) 05:59:17 ID:SvolHPq.0
 別の府警幹部によると、逮捕などの「権限行使」に恐怖を感じたり、職務質問や捜査で他人を追及すること自体に嫌気をさしたりする者が少なくない。こんな“弱腰”で警察学校の訓練や規律を乗り切れるわけがない、というわけだ。

 ではなぜ、警察官を志望したかといえば「本当は事務職に行きたかった」「公務員なら何でもよかった」と、安定志向が理由に挙がるという。幹部は「常識的な範囲でいい。警察官の仕事を理解してから受験してほしい」と切実に訴える。エントリーシート導入の狙いも、熱意を見極めるためだ。

他府県警のお家事情

 他府県警の事情はどうだろうか。

 兵庫県警の採用選考は、1次が教養・論文、2次が体力検査、3次が面接。採用担当者は「1次の教養が満点でも、2次の体力検査で基準未満なら不合格。そういう意味ではうちも体力重視だ」と分析する。

 だが、県警の23年度の離職率は全国ワーストの21・4%。従来は10%前半で府警と同水準だっただけに「理由を分析しかねている」(担当者)というが、県警では昨年から警察学校の入校生による窃盗事件が続発。必然として規律を徹底せざるを得ず、退職者の多さはその反動と見る向きもある。府警の今回の見直しについては「良い点は参考にしたい」との立場だ。

 一方、「これまでの採用方針を変える気はない」と話すのは、離職率1・1%の和歌山県警。3次試験までに2回行う面接の配点を高く設定しており、「これまでも警察官としての適性を一番重要視している」と胸を張る。新任警察官のタイプが昔と変わった印象もないとし、都市部との違いを強調した。

 京都府警も「体力だけあっても困る。やはり教養試験とのバランスをみたい」(採用担当者)と、総合的な人物評価に主眼を置く。

 ただ最近の受験生や新人の風潮は大阪と似通う。男性の場合、「警察官になりたい」というのではなく公務員一般の志望者が圧倒的。逆に女性は警察一本を志望してくる人が大多数という。「体力的にきつくても気持ちで耐えている印象」と女性の頼もしさが目立つ。

 今回府警が打ち出した人文・科学や英語の廃止をめぐっては、学校関係者から「警察官志望者の学業軽視につながる」との批判も。府警の担当者は「出題されないからといって、学ぶ必要がないわけではない」と強調。見直しの目的はあくまで受験生のすそのを広げ、採用のミスマッチを避けることだと説明した。

 刑法犯の認知件数が全国トップクラスの大阪では、一線に配属されれば常に危険と隣り合わせ。気力、体力に胆力を養う警察学校の卒業までが本当の採用試験ともいえそうだ。

 ある専門学校によると、今回の見直しで学生らがもっとも敏感に反応したのは腕立て伏せや腹筋の点数化。体力検査に一夜漬けは通用しない。「体を鍛えないとまずい。毎日少しずつでも筋トレをしないと」

 大阪府警の採用試験の申し込みは来年3月1日からの予定。マッチョな男女よ、来たれ。
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163凡人:2013/01/18(金) 06:45:34 ID:KTlLalZg0
東北6県、高校〜大学の教育費が平均16%増加
2013/1/17 23:32

 日本政策金融公庫が17日発表した東北6県の2012年度の教育費負担調査によると、高校入学から大学卒業までに見込む教育費は平均1075万円と、前年度に比べ16%増えた。高校の費用増が著しく、原発事故の影響が大きい福島県を中心に「県外に通学させたいとの相談が増えた」(日本公庫)という。

 高校の平均費用は386万円と45%増えた。大学も被災者向けの授業料減免制度が減り、平均費用は4%増の689万円だった。年収に占める教育費の負担は42%と前年度より3ポイント以上増え、全国調査の39%を上回った。教育費捻出の方法を複数回答で聞くと「奨学金」が61%で最多。「節約」が57%で続いた。

 日本公庫は国の教育ローンを取り扱っている。昨年2〜3月に融資を利用した人を対象に調査し、477世帯から回答を得た。

164凡人:2013/01/19(土) 00:53:47 ID:dGlotJkU0
四国の教育費、世帯収入の45% 12年度7.6ポイント上昇、年収減で
2013/1/19 0:25

 日本政策金融公庫がまとめた2012年度の「教育費負担の実態調査結果(四国地区)」によると、子どもの1年間の教育費用は219万円、世帯年収に占める割合は45.4%で、全国平均の215万円、38.6%を上回った。割合は世帯年収減を受けて前年度比7.6ポイント上昇し、地区別の統計を取り始めた09年度以降、最も高くなった。

 調査は12年7月、国の教育ローンを利用した四国内の勤務者世帯に郵送で実施。103世帯から回答を得た。

 子ども1人当たりの1年間の教育費用は大学で117万円、高校で108万円とここ数年は微減傾向にあるが、景気低迷に伴い世帯年収が43万円減の483万円と大幅に落ち込んだため、割合が大幅に増加。全国平均を6.8ポイント上回った。

 年収別では200万円以上400万円未満の世帯では50.1%と年収の半分以上を占めた一方、900万円以上では32.7%と、低所得世帯の負担割合が大きかった。

165凡人:2013/03/05(火) 04:56:00 ID:HRrVZgZo0
福岡県教委、体罰で教員処分「10倍」 従来は全件報告させず
2013/3/5 1:58

 福岡県教育委員会は4日、県内の公立の小中学校と高校(福岡、北九州の両政令市を除く)で今年度これまでに、体罰による教員の処分が52件あったとの調査結果を明らかにした。昨年度全体の約10倍に上る。昨年度まで、市町村教委に全件を報告させていなかったためで、実態のごく一部しか把握していなかった形。児童・生徒がけがをしたケースも17件あった。

 県教委によると、2012年4月〜13年1月に公立学校の教員が懲戒処分や訓告などを受けた体罰の件数(処分予定も含む)は、小学校で9件、中学校で36件、県立高校で7件。

 ところが11年度は5件、10年度は4件、09年度は2件。県教委は11年度まで、市町村教委から体罰での教員の処分について相談があった事案しか把握していなかった。大阪市立桜宮高校の体罰問題を受け、12年度分は全件の報告を求めた。

 県教委は「体罰の大半を把握できていなかった」と、従来の調査が不十分だったことを認めている。来年度以降も、市町村教委に全件の報告を求めるという。

166凡人:2013/03/05(火) 04:56:36 ID:HRrVZgZo0
名古屋市、教員11人が体罰 1週間の打撲も
2013/3/5 1:52

 名古屋市教育委員会は4日、昨年4月から今年2月20日までに、市立小中高校と特別支援学校(計390校)の教員計11人による体罰が確認されたと発表した。中には中学の体育の授業中に陸上競技の道具で男子生徒の頭をたたき、全治1週間の打撲を負わせた事例もあった。

 市教委によると、学校種別では、中学が最多の8人で、内訳は「授業中」と「部活動」が各2人、「その他」が4人。高校は部活動中の2人だった。

 市教委は3月末まで調査し、4月中に文部科学省に報告する。学校には保護者へのアンケートも実施するよう指示しており、「件数は増える可能性がある」(教職員課)という。

 名古屋市では今年度、体罰で処分された教員はいない。

168凡人:2013/04/26(金) 05:44:07 ID:bwiS95oU0
Authoritative Parenting versus Authoritarian Parenting
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Authoritative parenting is very different from authoritarian parenting. While authoritarian parenting can often have adverse consequences for a child, authoritative parenting is often considered by experts to be the best method of parenting.

What is Authoritative Parenting
Authoritative parenting is a parenting method in which you clearly establish yourself as an authority to be respected, but in which you are also responsive to your child’s needs and maintain a nurturing home in which your child feels comfortable making mistakes and questioning rules.

Authoritative parents set clear guidelines and rules for their children. However, these rules are set with their child’s needs in mind. Children are encouraged to question the rules in order to fully understand them, and arbitrary rules do not exist. Disagreements are handled respectfully, and children believe that punishments- when handed out- are fair and understand that their parents are enforcing the rules because they love them.

What is Authoritarian Parenting
Authoritarian parents, like authoritative parents, establish themselves as an authority. However, the key difference is that authoritarian parents are not responsive to their children’s needs. Rules are rigidly enforced, and punishment is often harsh and may include physical punishment such as spankings.

Children of authoritarian parents do not usually feel free to question or challenge, as unquestioned obedience is often required in an authoritarian home. Furthermore, authoritarian parents often set unreasonable expectations and children may begin to feel that they need to be perfect or fulfill these expectations in order to be loved.

Being Authoritative versus Authoritarian
It can be difficult to walk the fine line between being authoritative and authoritarian. The key is in the way you relate to your child. Authoritative parents lead by example, and hold themselves to the same standards as they hold their children. They speak respectfully to their children at all times and expect, rather than demand, the same in return.

Instead of trying to instill rote obedience, as authoritarian parents do, authoritative parents attempt to raise children who can think for themselves and make the proper decision. Like authoritarian parents, they set clear boundaries and rules and children understand that they must exist within these boundaries. However authoritarian parents may set rules ‘because I said so,’ while authoritative parents take the time to talk to their children, explaining rules, and rewarding positive behavior.

Authoritative parents too have high expectations for their children, but they work with their children to achieve these expectations instead of simply getting angry when a child falls short of the measure. This primary difference, between responsiveness and rigidity, is the key distinction between authoritative and authoritarian parents and can make all the difference in a child’s upbringing.
http://www.superpages.com/supertips/authoritative-parenting.html

169凡人:2013/10/09(水) 06:56:14 ID:bwiS95oU0
日本の大人、読解力と数的思考力トップ 3分野国際調査
OECDが初めて公表 2013/10/8 18:03

調査3分野の上位5カ国
(1)読解力 (2)数的思考力 (3)ITを活用した問題解決能力
1位 日本 日本 スウェーデン
2位 フィンランド フィンランド フィンランド
3位 オランダ ベルギー オランダ
4位 オーストラリア オランダ ノルウェー
5位 スウェーデン スウェーデン デンマーク
(注)(1)と(2)は平均得点、(3)は上位層の割合で順位付けした。日本は(3)で10位

 経済協力開発機構(OECD)は8日、世界24カ国・地域の16〜65歳を対象に、社会生活の中で求められる能力を測った初の国際成人力調査(PIAAC)の結果を公表した。日本は調査対象の3分野のうち「読解力」と「数的思考力」で1位となり、日本人のスキルが世界トップの水準にあることが国際的な調査で裏付けられた。

 残る1分野の「IT(情報技術)を活用した問題解決能力」はOECD平均並みの10位だった。調査によると、日本の大人はパソコンの使用頻度が参加国・地域の中で最低の水準にあり、学校教育の段階から積極的にITに親しむ環境づくりが急務といえそうだ。

 今回の調査は2011年から12年にかけて24カ国・地域の約15万7千人に実施。原則として専用パソコンを使った対面方式で、日本は男女5173人が回答した。

 各国の状況をみると、フィンランドが3分野でいずれも2位。ITを活用した問題解決能力はスウェーデンが1位。3分野とも北欧諸国が上位に並んだ。日本とともにアジアから参加した韓国はいずれもOECD並みだった。

170凡人:2013/11/01(金) 08:29:10 ID:bwiS95oU0
最優秀チョコ職人に辻口さんら フランスで受賞
2013年11月1日(金) AM 07:11

 【パリ共同】パリで開かれている世界最大のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で10月31日、東京都渋谷区の「ル ショコラ ドゥ アッシュ」のオーナー辻口博啓さん(46)と、パリに店を持つ青木定治さん(45)が最優秀賞「板チョコ5枚+☆」を獲得した。

 昨年まで2年連続受賞していた小山進さん(49)は逃した。

 今回が初出品の辻口さんの出品作はさんしょうやユズといった素材を使用。「日本人のレベルの高さを示すことができ最高にうれしい」と喜んだ。青木さんは一昨年に続き2度目の受賞。

171凡人:2013/12/04(水) 01:50:13 ID:bwiS95oU0
日本の15歳、学力向上 「読解力」8→4位
2013.12.3 22:42

 経済協力開発機構(OECD)は3日、65カ国・地域の15歳男女約51万人を対象として2012年に実施した国際学習到達度調査(PISA)の結果を公表した。日本は09年の前回調査に比べ、「読解力」が8位から4位に、「科学的応用力」が5位から4位に、「数学的応用力」が9位から7位に上昇。「脱ゆとり路線」の成果が着実に表れた結果となった。また、3分野とも1〜4位をアジア勢が独占した。

 PISAは3年ごとに行われ、学校に通う15歳の生徒が参加。日本では今回、無作為に抽出された約6400人の高校1年生が3分野のテストを受けた。

 公表結果によると、OECD加盟34カ国の平均を500点と換算したときの日本の得点は、読解力が538点で過去最高を記録。科学的応用力は547点、数学的応用力は536点で、いずれも前回調査の得点を大きく上回った。

 前回初参加で3分野ともトップだった上海が今回も1位を独占。2位と3位は香港とシンガポールが占めたが、OECD加盟国だけで比べると、日本が読解力と科学的応用力で1位、数学的応用力は2位だった。

 一方、同時に行われた数学的応用力に関する意識調査では、「授業についていけない」と心配する生徒の割合が多く、数学の苦手意識も浮き彫りになった。

 日本の順位はこれまで、00年調査ではトップクラスだったが、03年調査と06年調査で連続して急落した。このため文部科学省は平成19年から全国学力テストを実施するなど学力向上策に取り組み、2009年調査で読解力が15位から8位に回復、一定の成果を見せていた。

 今回のPISAは、脱ゆとり路線を掲げて平成20年に改定された新学習指導要領で学んだ生徒が初めて受けるテストで、文科省では「一連の学力向上策の成果が着実に表れている」と分析する。

 下村博文文科相は「きめ細やかな指導体制をさらに整備し、学力と規範意識を兼ね備えた世界トップの人材育成を進めていきたい」と述べた。

 ◇OECDの学習到達度調査(PISA) 15歳を対象に、義務教育で学んだ知識や技能を実生活で活用する力を評価するテスト。出題は「読解力」「数学的応用力」「科学的応用力」の3分野で自由記述式と選択式で構成され、解答までのプロセスや概念の理解が重視される。2000年から3年ごとに実施し、5回目の今回は65カ国・地域が参加。数学的応用力を重点的に調査した。

172凡人:2013/12/27(金) 04:33:37 ID:bwiS95oU0
大阪市の公募校長、7人が合格辞退 トラブル続発が影響も
2013/12/27 2:09 Nikkei

 大阪市教育委員会は26日、市立学校に来年度着任する予定の校長公募に合格が内定した民間出身者20人のうち、7人が辞退し、最終的に13人が合格したと発表した。当初35人の外部人材枠を設けたが、応募者が選考基準に満たず内定は20人にとどまっていた。さらに市の公募人材にトラブルが続き、批判を招いたことなどで辞退者が相次いだという。

 市教委によると、合格した13人(男性11人、女性2人)は42〜61歳で、元自治体職員や会社員など。来年1〜3月の研修期間を経て4月に校長に着任する。辞退者7人は40〜60代の男性で「勤め先を辞められない」「公募校長について厳しく報道され、尻込みした」などと説明しているという。辞退で空いた校長枠には、前年の公募で合格したが未配属の内部教員などを充てる方針。

 また市は同日、今年9月に始めた3つの局長ポストの内外公募について、外部人材46人、内部職員5人が応募したが、3局長とも内部職員が合格したと明らかにした。橋下徹市長は同日の記者会見で「外部人材に僕が求めている経験知識が集積された人がいなかった」と語った。

173凡人:2014/01/11(土) 07:40:10 ID:bwiS95oU0
私立中の学費、公立の2.9倍 12年度格差最大
2014/1/11 7:20 Nikkei

 子供が私立校に通う世帯と公立校に通う世帯の学習費総額の開きは、中学で2.9倍、高校で2.5倍となり、いずれも過去最大だったことが10日、文部科学省が発表した2012年度の「子供の学習費調査」で分かった。私立中の生徒1人当たりの学習費総額も過去最高の約129万5千円。文科省は「私立の授業料引き上げが格差拡大の背景にある」とみている。

 調査は、学校に子供を通わせる家庭が年間に支出した学習費を調べるため、1994年度から2年ごとに実施している。授業料などの「学校教育費」「学校給食費」、学習塾や習い事などの「学校外活動費」の3種類に分けて集計。今回は公私立の幼小中高計1130校に通う子供の保護者2万3753人が回答した。

 公立中は生徒1人当たりの学習費総額が約45万円(前回比約9千円減)。学習塾や家庭教師、参考書購入などにかかる「補助学習費」が約22万4千円で前回に比べ約5千円減ったが、47.9%の世帯が20万円以上を支出していた。

 一方、私立中は少人数教育の充実やIT(情報技術)機器の導入などにより、授業料が前回比約2万円増の約44万円となったほか、学習塾費も約12万9千円に増えた。同省の担当者は「少子化が進む中で学校間競争が激しくなっており、私立校が学習環境を充実させるため、授業料などを引き上げている」と指摘する。

 高校では公立を対象に10年度から高校授業料無償化が導入された影響などで、公立校の学習費総額は約38万6千円で過去最低を更新。私立校は授業料のほか、学校外のスポーツや教養活動の月謝なども増加した結果、前回比約4万4千円増の約96万6千円となった。

 幼稚園から高校まで全て私立に通った場合にかかる学習費総額は15年間で約1677万円(前回比約25万円減)。全て公立の場合は約500万円(同約4万円減)で公私間で3.36倍の差が開いた。

 文科省は14年度から高校授業料無償化への所得制限導入で捻出した財源で、年収590万円未満の世帯の私立高生に財政支援をする予定。同省は「公私間の格差是正につなげたい」としている。

174凡人:2014/02/03(月) 11:31:51 ID:bwiS95oU0
1、2位独占…日本バレエの実力、世界に示す
(2014年2月3日09時15分 読売新聞)

 【ローザンヌ(スイス西部)=祐成秀樹】日本のバレエの実力が世界に示された。

 1日に終了した第42回ローザンヌ国際バレエコンクール。日本人の二山(にやま)治雄さん(17)と前田紗江(さえ)さん(15)が1、2位を独占、計3人入賞と快挙を成し遂げた。

 二山さんは古典で「ラ・バヤデール」から古代インドの戦士のソロを披露。身長1メートル66と小柄だが、飛形の整った高い跳躍をリズミカルに決めた。「昨日の予選より、楽しく自信を持って踊ろうとした。失敗したところもあり、少し悔いが残る。将来はお客さんに感動してもらえるダンサーになりたい」と二山さん。審査委員長のケイ・マッゾさんは、「私たちは音楽性や動き、ダンスの組み立てをどう考えて踊っているかを重視する。審査員団は彼がすべてを持っていると判断した」と1位の理由を明かした。

 2位となった前田さんも「ラ・バヤデール」の幻想的な場面のソロを踊った。片脚で爪先立ちし、もう一方の脚を後方に伸ばすポーズで舞台を斜めに移動する難しい技を決めると、「おおっ」という歓声が起きた。「彼女の踊りは高貴で優雅で気品がある」と、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の芸術監督タマラ・ロホさんは絶賛。前田さんは「決選に出られたのも夢のようだったので、信じられません」と興奮気味に語った。

175凡人:2014/06/26(木) 04:59:55 ID:bwiS95oU0
日本の教員、仕事時間最長 OECD国際調査 
2014年6月25日(水) PM 06:20

 経済協力開発機構(OECD)は25日、中学校を対象に教員の勤務環境や指導状況を調査した国際教員指導環境調査の結果を公表した。1週間の仕事時間は日本が53・9時間で、参加した34カ国・地域で最も長かった。授業時間は参加国平均と同程度だったが、部活動指導や事務作業に費やした時間が大きく上回った。

 「日本の教員は忙しい」と指摘されて久しいが、今回の調査で国際的にも多忙が裏付けられた格好だ。文部科学省は「事務職員を増やすなどして教員の負担を減らし、教育に集中できる環境を整えたい」としている。

 1週間の仕事時間の参加国平均は38・3時間で、日本だけが50時間超。


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