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最近読んで印象的だった本

30 藤原肇 :2008/09/22(月) 02:58:55
アメリカの議会図書館館長を歴任したダニエル・ブアスティンは、壮大なスケールで文明の中で貢献した人間を主人公にして、これまで「大発見」や「アメリカ人」という人間の歴史を書き込み、該博な知識と鋭い洞察によって知る人ぞ知る、二十世紀が誇る叡智の塊のような人である。
老眼で視力が衰え読書力が低下した私に、膨大な上下二巻の「創造者たち」(集英社)を読みぬけるかと心配だったが、これを読まずに人生を終えるのは情けないと思い、浩瀚なこの本に挑んだことは正解だったと痛感した。
(上)は文明の歴史の発展過程についての総括に相当しており、聖人たちが輩出した2500年前から中世にかけて、広いパースペクティブで展望した人類の歴史は、ヨーロッパの高校生たちの持つ歴史観と重なり、この本に高校生として出合えなかった自分の青年時代が、何か大切なものに出会えなかったような感慨が残った。
それにしても、(下)は近代を築き上げた人たちと個人的にめぐり合い、彼らの人間としての熱気と生き様に接したことで、近代の主人公たちの人間性を具体的に知ることが出来て、自分が幾倍も豊かになったと実感できて嬉しい。
褒めたいことや引用したい文章は幾らでもあるが、特に親切だと思ったのは「参考文献」の記事であり、それ自体が米国の議会図書館に何年も張り付いて読むときに、読者が味わう満足感を満たすように構成されていて、マルクスが大英図書館に通いつめた動機に共通した、知的好奇心を満足させる画期的なものだと思った。視力が衰えたのを補って余りある近来に稀な読み終わるのが惜しかった本である。


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