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最近読んで印象的だった本
277
:
藤原肇
:2017/01/03(火) 23:47:21
昨年の年賀状の末尾に張り付けた記事に、モンテーニュと堀田善衛の本について、書いたことを思い出したので、それを読み直して見ました。そして、昨年暮れから今年の初めにかけて、似たようなことを試みようと考え、広瀬隆の三巻本の名著『持丸長者』を繙き、じっくりと読み込むことにより、日本の近代と現代の歴史を味わい直しました。
この三巻本は「幕末維新編」「国家狂乱編」「戦後復興編」からなり、日本の社会構造の本質を知る上で、最高の書籍であることは確実です。この本が出た八年前の段階で、私は傍線と書き込みをしてこの本を読み、大いに学ぶことがあり感銘したが、その時は台湾滞在中だったので、二千冊の本と共に農場内の日本語図書館に、寄贈して残し手元にはありませんでした。
そこでアマゾンに新たに発注して入手し、再び傍線と書き込みをして記憶を新たにしましたが、これだけ素晴らしい内容の本は、書棚に揃えて持っていたいものです。だが、中古でも残部が少ないようなので、注文して取り寄せておくことが、賢明な態度であると確信しています。
278
:
藤原肇
:2017/05/20(土) 10:30:36
30年も昔になるが『宋王朝』や『マルコス王朝』を読み、近隣諸国の現代史を学んだが、最近になって『ヤマト王朝』を読み、自分の生まれた国の現代史について、いかに無知だったかを強く感じさせられた。
この本はおそらく日本では禁書に近く、私の本と同じで書評もないたために、読んだ人は少ないに違いないし、私としての異論もあるとはいえ、読む価値が大いにあることは私が保証したい。
著者のシーグレープには拙著「Japan’s Zombie Politics」を贈呈したことがあり、今の安倍の亡国政治の成り行きによっては、それが役に立つ日もあるだろうが、果たしてそれは何時のことだろうか。
この本を読む前に読んで置いたら良いのは、ジョン・ダワーの『敗戦を抱きしめて』て゜あり、われわれの祖父や父親たちの世代が味わった,血と涙で綴った歴史を蘇らそうとしている、愚かな今の日本の政治家たちの浅ましさが、嫌というほど分かるに違いないと思う。
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