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最近読んで印象的だった本

25 藤原肇 :2008/08/01(金) 13:50:54
小川洋子さんが著した「博士の愛した数式」(新潮文庫)は知的好奇心を満たす本として、高校時代の数学で習った記憶のない「友愛数」や「完全数」という興味深い数字が次々と登場したおかげで、最初に「フィボナッチ数列」に出会ったときに似た興奮を覚えた。
当然のことで「オイラーの公式」も登場していたし、「フェルマーの最終定理」も出てきてなつかしかったが、この数ヶ月にわたって千々松さんが「思考道」で頭の体操に案内してくれ、数学的な思考に慣れていたお陰もありスムーズにこの本を読み進むことが出来た。
それにしても190ページにあった「・・・分類の基準はただ一つ。サイズのみで、見た目にはすっきりしたのは間違いないが、長年に亘り見慣れてきた混沌の中の隠れた秩序は、すっかり破壊されていた」という記述が、女性によって書かれていたことにショックを受けた。
私の読みかけの本を家族の誰かが整頓したことによって、私の情報システムが完全に破壊された人生になり、そのたびに本は整理してはいけないと文句を言った過去の体験が、この隠れた秩序という言葉に封印されていたからであり、私はこれを男の世界だとすっかり思い込んでいたことに気がついた。、


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