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最近読んで印象的だった本

244 藤原肇 :2016/02/21(日) 14:12:44
ニューヨークの世界貿易センターを襲った911事件は、世界に対してのアメリカの世界戦略が、非対称のテロへの戦争に転換した点で、大きな歴史的な意味を持つ事件だった。
これは情報革命が進展している中で、事件の推移が世界に衛星で同時放映され、何億人もの人が事件を目撃しており、米国政府のインサイドジョブと言われながら、迷宮入りになった点で画期的な事件だった。米国でそれに続くのがケネディ暗殺事件で、これも同じように迷宮入りになり、これも米国の歴史における転換点になっている。
それでは日本で911事件に相当する事件は、一体何だったかと考えてみた時に、私は冷戦時代に起きた「下山事件」だと考える。
その背景に朝鮮戦争や占領政策の終焉があるし、自民党の独裁政治と安保体制の中で、経済大国に脱皮する日本の社会が、満州人脈の暗躍と再軍備と共に、ヤクザ政治とカジノ経済に大変換を遂げ、その出発点に「下山事件」などの黒い霧事件が続発した。
そういった状況を活写した本として、柴田哲孝の『完全版・下山事件』は、副題に「最後の証言」とある通りで、一読に値するだけの内容に満ちている。
吉田茂と組んだ白洲次郎の存在や、満州人脈の岸信介が特務の矢板玄の周辺に集まり、右翼の三浦義一やCIAの手先として動く中で、日本が独立を装って米国の属領化して、それが現在の安倍政権にまで続いて行く。
しかも、その途中に小渕首相の不可解な死の背後で、密室の闇取引で森内閣が誕生しており、それ以降は極右の清話会政権が続き、日本が日本会議に制圧されてしまい、亡国の崖を転落する歴史が始まっている。こうした戦後史の転換点において、迷宮入りで終わった「下山事件」が如何に奇妙だったかについて、この本は考えさせるヒントを提供しているし、取材の仕方を学ぶ教材でもあると思った。


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