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最近読んで印象的だった本

18 尾崎清之輔 :2007/10/31(水) 00:46:13
個人的な話で恐縮ですが、前にも書き込みましたように、私の場合は多読性で且つ同時に数冊読み進めるケースが多く一冊読破するのに多少時間を必要とするため、今や拙宅は一種のライブラリーと化しております。
レンタルスペースや古書店などを利用してそれなりに整理したものの、それ以上増え続けているのが現状ですが、稀に似たようなテーマで同時数冊進める場合はあっという間に読了できるケースもございます。
今年になって読んだ本に河野司さん(二・二六事件の決起将校の一人であった河野寿大尉の実兄)の書籍群があり、河野司さん自身が仏心会の代表であったため、二・二六で散った将校のご遺族会の運営はもとより、
著作活動にも精力的にこなされておりましたが、そのような中で印象的な一冊をご紹介したいと思います。

●『私の二・二六事件』河野司(著)河出書房新社

この中には三島由紀夫氏との出会いを記した「三島由紀夫と二・二六事件」なる章があり、元は互いに面識が無かったものの、『憂国』と『英霊の声』の発表が切っ掛けとなり、河野さんから三島に宛てた手紙で互いが知り合うことになりました。
二人が実際に会うことになるのはその数ヶ月後のことでしたが、その際、二・二六事件後の河野大尉の自決までの経緯や『憂国』の件など数時間に渡って様々なお話が為されたようですが、以下の文章が最も目に留まった点でした。
(引用部分★)

★対談はすでに時余に及んでいた。ふと、三島氏は「二・二六の挫折の原因は何でしょう」と私の意見を求めた。私はややためらいつつも、「30年に亙る私の探求の結果は、口にすることは憚るものがありますが、最終的には天皇との関係の解明につきると思います」と答えた。
ふうと呼吸をのんだようだった。三島氏は「やはりあなたもそうですか」と、静かに椅子を立って、「河野さん。席を変えましょう」と、私を促した。

(中略)

この部屋での会談の内容は、事件と天皇の問題に終始した。細かいやりとりの経過は、今では記憶にさだかでないが、要は事件突発後の現象の推移をいくら解明しても、どうしても解けない謎が残る。つきつめればそれは天皇の問題に帰する、と三島氏と私の見解は同じであった。


さて、以上の引用箇所を見て、笠原和夫さんの『昭和の劇』を思い出されてピンとこられた方々は多いのではないでしょうか。


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