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国際政治・世界事情(その2)

283チバQ:2015/03/05(木) 19:38:18
「口封じ」と批判

 こうした中、アルゼンチン政府は24日、ニスマン氏の捜査に協力していた元情報機関幹部、アントニオ・スティウソ氏を、密輸容疑で刑事告発した。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、スティウソ氏は、テロ事件当時からニスマン氏の捜査に協力していたという。ニスマン氏はこの捜査を進める中でフェルナンデス大統領らがイランの関与を隠蔽しようとした証拠をみつけたとされる。スティウソ氏の情報が「大統領の疑惑」を浮上させたのだ。

 フェルナンデス大統領は昨年12月、スティウソ氏を解任。ニスマン氏が大統領らを刑事告発したのはその約1カ月後だった。

 スティウソ氏は今回、情報機関幹部に認められている法律上の特権を悪用して、違法な電子製品などを密輸したとして告発されたが、「口封じ」との批判を声高にさけぶ国民も少なくない。

「大統領は関与」過半数

 地元紙クラリンによると、世論調査会社「マネジメント・アンド・フィット」が最近実施した調査で、回答者の55・2%が「大統領が隠蔽に関与したと思う」とし、「わからない」(26・6%)、「疑惑はでっちあげだと思う」(18・1%)を大きく上回っている。

 ニスマン氏が死亡してちょうど1カ月に当たる2月18日には、ブエノスアイレスの大統領府周辺の道路で、「大統領の疑惑」の追及を求める大規模デモが行われ、地元メディアは「40万人が参加した」と報じた。デモは検察関係者が呼びかけ、ニスマン氏の元妻と2人の娘も参加した。

 連邦裁判所が検察の捜査にストップをかけた2月26日、フェルナンデス大統領は、内閣の要、官房長官に側近の大統領府長官を充てる改造人事を断行。体制固めを図ったが、大統領への世論の視線が厳しさを増す中で、政権運営への影響を懸念する声は増えている。


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