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バイオ燃料・エタノール・新エネルギースレ

3259 とはずがたり :2018/05/15(火) 17:32:44

 実際に停止させる時刻については、事前に九電と打ち合わせており、9時より少し前、具体的には8時半から40分には停止作業を行うことになっているという。

 出力抑制は、土日や休日に実施されることも多く、担当者にとっては負担も大きい。ただ、「抑制指令への対応者も多くしてしまうと、人任せになって忘れてしまうリスクもある。二人に絞って着実に抑制作業を実施するようにしている」と丸米部長は言う。

 メガソーラーの運転を停止すること自体は、それほど時間はかからないという。抑制実施日の朝8時過ぎにはサイトに到着し、パワーコンディショナー(PCS)の筐体(エンクロージャー)を開けて中に入り、PCSを停止させる。

 その際の作業は3つ。まず遠隔監視用の通信端末をオフにしてから、PCS前部にあるタッチパネルから「停止」操作を行う。その後、PCSの扉を開けて、遮断器のレバーを操作して機械的に回路を遮断する。運転再開は、この操作を逆に行う。

 「壱岐ソーラーパーク」は、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製の定格出力500kW機を4台導入している。従って、1.96MWの連系出力をすべて停止する場合には、この作業を4回、行うことになる(図6)。

 実は、2016年春に「壱岐ソーラーパーク」に対して3回出された抑制指令では、4台のPCSをすべて停止させていた。だが、3回のうち2回の抑制指令では、需給バランス上、必要な抑制量は1MWに満たなかった。「そこで、九電に対して、必要な抑制量が小さい場合、4台のPCSのうち2台を停めるというパターンにできないか要望し、2017年春には、全停止のほか、半分の停止パターンも採用してもらった」(丸米部長)という。

 その結果、2017年春に同サイトに出された13回の抑制指令のうち、PCS・4台の全停止は3回だけで、残り10回はPCSを2台停止して、稼働設備を半減することで済んだという。

朝6時に解除される「島ルール」
 丸米部長は、「抑制指令は、実施日の早朝に解除されることも多く、実際に抑制した回数以上に、運転停止のために早朝から準備している」と打ち明ける。

 九電は、天気予報などに基づき電力需要と再エネから供給量を予測して、翌日の出力抑制の必要量を算出し、必要な場合、午後4時に再エネ事業者に抑制指令を出す。ただ、翌朝、その日の天気予報が「晴れ」から「曇り」や「雨」に変わったような場合、抑制不要と判断すれば、朝6時に「解除」を通知することになっている。

 丸米部長によると、午後4時に出された抑制指令の3回に1回程度は、翌日の午前6時に解除されているという。その場合、準備していた停止作業は必要なくなる。一方で、解除に気付かないと、売電機会を失うことになる。

 ただ、九電によると、こうした「直前解除」を、なかはらグループのように「手動で停止作業を行う再エネ事業者」に求めているのは、離島に限定しているという。

 太陽光発電に対する出力抑制の仕組みには、認定申請の時期や地域によって、「30日ルール(旧ルール)」「360時間ルール(新ルール)」「指定ルール」の3つがある。

 「旧ルール」は、定格出力500kW以上が対象で、年間30日まで無補償での出力抑制が課される。遠隔出力制御システムの設置が義務でなかったため、サイトに出向いて手動で停止操作を行う。「新ルール」は、500kW未満の事業者も含み(ただし、2015年3月末までの接続申請した住宅太陽光は対象外)で、年間360時間までの無補償の出力抑制が課される。遠隔出力制御システムが義務化されたので、稼働停止・再稼働はサイトに出向かずに遠隔で行う。「指定ルール」は、接続可能量(30日等出力制御枠)を超えた後に接続を申し込んだ事業者で、無制限・無補償での出力抑制が条件となり、遠隔出力制御システムの設置により、遠隔からの出力抑制となる。

 九電管内では、短期間で太陽光の接続申請が増えたため、離島も含めて新ルールの対象者はおらず、旧ルールと指定ルールによる出力抑制が実施されることになる(図7)

http://tohazugatali.dousetsu.com/news/zu7.jpg
図7●九州本土の出力抑制に適用されるルール
本土では旧ルール対象者は前日の連絡を受けた後、当日朝に解除されることはない(出所:九州電力)

 九電は、九州本土での出力抑制指令は未実施だが、今春にも本土初の抑制指令を示唆している。同社では、本土の太陽光発電所の場合、直前での抑制解除を適用するのは、遠隔出力制御システムを設置した「新ルール」「指定ルール」事業者に限定するという。「旧ルール」で手動停止する事業者に対しては、午後4時に「抑制指令」を出した場合、天気予報が変わったなどの事業があっても、翌朝に「解除」通知を出すことはないとしている。


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